「ギリシャ神話」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ギリシャ神話とは

2020-05-30

飲食店の人も口をそろえて志村けんが死んだニュースで街の様子がガラッと変わったっていってるね

コロナを押さえた功績で志村けんを神として祀るべきでは?

ギリシャ神話なら天に引き上げられて星座になってるでしょ

2020-04-20

anond:20200420112936

ツイッターで見かけたけど

まりに展開が突飛なので、法学部学生向けの設問とかじゃなくて

もしドラマや漫画でこういう展開があったらあなたは誰のアンチになりますか?みたいなのを問われてるんだろうなと勝手に思って考えた

Aは嫌な女だな、Cもだいぶ駄目な奴

Bも浮気してるとはいえ闇落ちから復讐って感じだしそんなに気にならない

Dも妹を守るための復讐だしBの背景を詳しく知らないだろうしそんなに……と思いかけてクソのAをそこまでして庇うなんて微妙だな

というところでアンケでAを押したらDの圧勝、「悪いのはDだけ!」「Dしかなくない?」「D以外を選ぶなんて法治国家の住人として云々」と司法的に見てる人がかなり多いことを知って驚いた

復讐モノのフィクション司法も何もなくないか

しかもこれは元々は「あなたギリシャ神話で言うと誰に近いか」という心理テスト問題ひとつと分かり

それならDの神格が一番高そうな感じだからDは特に咎めなしだろうし裁きを受けるべきとも思わないしギリシャ神話なら一番罪深いのはBってことになって死後記憶を保ったまま草花とかに転生されそうだなと思った

勝手フィクションの話ととらえて個人的感情で罪を決めるなんて~と言われるかもしれないけどリアル価値観で考えてくださいとかあなた裁判員ならどうするなんてこともどこにも書いてないんだよなあ

2020-01-07

推しが2度死んだ話

人間は2度死ぬ

1つ目は、身体が役目を終えるとき。これを「物理的な死」としよう。

2つ目は、その人のことを皆が忘れてしまときこちらは「認識的な死」だ。

どちらが先に来るかは人それぞれだが、ほとんどの人が「物理的」→「認識的」の順番で死ぬだろう。

みんながその人のことを覚えていてくれるから葬式ではその人を悼んで泣くのだ。

身体は死んでも、誰かが覚えているかぎり、その人は未だ完全に死んではいない。暴君独裁者すらも例外ではない。

昔々あるところに、人間の子供を食べる恐ろしい怪物がいた。

民衆は、その怪物に怯えて暮らしていた。

それをある青年が名乗り出て、迷宮踏み込み、殺した。そして、青年英雄となった。

という神話が残っている。私の推しーーアステリオスもまた、皆に存在を忘れられる前に、物理的に死ねた。

もし、彼が物理的に殺される前に、皆から存在を忘れられてしまったとしたら?

それが、私のもう1人の推しミノタウロスだ。

2018年4月4日、私のもう1人の推しが死んだ。というか私が殺した。

FGOの第2部1章、『永久凍土帝国 アナスタシア』の配信

ロシアというギリシャ神話とは全く関係のない地で、私は彼に出会った。

同じようにアステリオス好きな人達と同じく、私も衝撃を受けたことを覚えている。

一般的に語られている神話通りの「怪物」といえる恐ろしい相手だった。

最期に「向こう側=主人公たちの世界が羨ましい」と呟きながらも、笑顔を見せて、死んでいった。

FGOでは大抵、こういうセンセーショナルな出番を与えられたキャラクターが、主人公の味方として召喚できるようになる。

私は、彼にまた会える日を待っていた。

ずっと待った。

ずっと、ずっと待った。

結局、彼は世の中の人たちから忘れられてしまった。

誰も彼の話をしなかった。

誰も彼の絵を描かなかった。

絵を描いた人も、「ネタバレから」と自粛ムードで絵を削除してしまった。

そして、公式からすらも忘れられてしまった。

雑誌に載った、2部1章のキャラクター相関図には、彼は載っていなかった。

公式アンソロジーの表紙にも、彼はいなかった。

実際、ミノタウロスがいなくても、ちゃんと話は回るのだ。

ならば、どうして出した?

そのうち、毎月増えていく可愛らしい☆5サーヴァントたちがプレイヤーたちから可愛い!」「好き!」と言われてチヤホヤされている様子を見るのに嫌気が差した。

ギリシャ舞台の2部5章「神代巨神海洋 アトランティス」に微かな望みを懸けていたが、新規実装サーヴァントはどれも私の心を惹きつけなかった。

エウロペがアステリオスから見て義理祖母にあたるのは知っていたけれど、そんなことはどうでも良かった。

アステリオスはモーション改修されなかったし、ミノタウロスも(いつも通りだが)いないことがショックだった。

読むのに十数時間かかる重厚シナリオにはもう興味がなくなってしまった。

でも、ギリシャ舞台だ。もしかしたら、万が一でもミノタウロスに関する情報が得られるかもしれない。だから私は、ネタバレだけ検索した。

宮本武蔵カルデアの者といった人気者や、実装されま新キャラに比べたら圧倒的に情報が少なかったが、なんとか事の全貌が見えてきた。

ミノタウロスは、誰かによって召喚されたサーヴァントではなく、ギリシャ異聞帯から「輸出」された、「まだ生きている怪物」だったこと。

現地住民は、とうの昔に怪物と関わるのをやめて、名前すら忘れていたこと。

そして、ある一つのスクショを見て、私はFGOを見限ることにした。

迷宮主人公とともに踏み入ったと思しきシャルロット・コルデーが、

「汎人類史ミノタ……アステリオスはどんなお方だったのですか?」

主人公に聞いた。

その台詞に対する主人公の返しの選択肢が私の精神を抉ったのだ。

「大きかった……と思う」/「優しかったよ」

簡単一言。自信のない一言

私はアステリオスのことを人一倍知っているつもりだったが、FGO主人公は違ったらしい。

そんな一言で、私の幸せだった時間を片付けないでほしかった。

私はアステリオスのことを忘れてなんかいない。勝手に殺さないでくれ。

主人公プレイヤーなのは重々承知だが、私はこんな主人公感情移入できない。

そして、サーヴァントの強さは、知名度で決まる。

まり公式から主人公からも現地住民からプレイヤーから存在を忘れられたミノタウロスは、サーヴァントとしては未来永劫召喚できないということだ。

それだけ知れて、私は満足した。

私が物理的に殺す前に、彼はすでにギリシャの人々から忘れられて「死んで」いた。

でも少なくとも、私が彼のことを認識し、覚えている。

それだけで、彼は生きている。

2019-12-05

なろう小説ってそんなにアカン感じなのかと思って読んでみた話

まあそもそもセレクトがこの前批判されてたやつと違うだろって思ったけど、悪役令嬢がアレをアレする話(あからさまにぼかす)を読んでみたのね。

なろう小説、他の読んだことないんだけど。アニメでほんの片手くらいだけ見たことはある。

ステマじゃないよ!宣伝でもないよ!感想から!!!

えっとまあなんだ、1部は順当にファーストアイデアかなって思いました。

そんで2部から少女革命ウテナとかネバーエンディングストーリーとか北欧神話とかギリシャ神話とか父親母親)殺しとかまあその他色々ひと通り盛り込んだ感じで、わかりやすライトノベルだったんだけど…

面白かったです。

巨乳出てこなかったよ!少女漫画男性経済的搾取表現出てきたよ!っていうかかなりそればっかりだったよ!がっつりイケメン搾取もしたよ!ヘテロ恋愛のみで同性愛表現冗談として扱われるのでポリコレ的にも問題なくはないよ!(でも多分よくわかんないのにLGBT出してもきっとドラクエ11シルビアみたいに悪いトランスヴェスタイト表現みたいな感じになっちゃうんでしょう…?)あと暴力と知力のバランス結構現代的というか女性向けだからかもしれないけど意味がわかるっていうか、よかったよ!

まあ…女性向けになろう小説書いてもそんなもんだよな…って思いました。

でも面白かったです。

まあ確かになろう小説問題が全くないかっていうと全然あって、それしか小説を読まなくてそれが全てだって思いこんだとしたら、その人の人生社会に悪影響はあるとは思う。

ただでもドフトエフスキーや太宰やニーチェを読んでも偏るもんは偏る…

なにが言いたかたかっていうと、食わず嫌いよくないね!けっこう、いやかなり娯楽として面白かったです!以上です!!!

2019-11-24

キメラって…

新しいポケモン化石ポケモン話題になっていて、ずばりギリシャ神話キマイラのことではなくて、普段からよく話題になる想像上の生き物で「複数動物の特徴を掛け合わせているやつがいたなぁ」って思ったりしてたんですよ。

そいつドラゴン」とか「龍」とかい呼び名でよばれているんですけど。

個人的な分類なのでそれが常識ということは全然ないので構えずに聞いていただければ幸いなんですが、ドラゴンって呼ぶ時は西洋伝承の竜、「龍」って呼ぶ時は東洋伝承リュウ意識しています西洋伝承との比較話題ときにはわざわざ東洋龍をドラゴンとかよんだりして自分からルールを破るので、本当にそこは私事ですよね。

ちょっと前にNHK特集ドラゴン伝説に関する番組があったりしたんです。

テロップに「人類学者」「歴史学者」「宗教学者」って表示される人の他には、古生物学者さんとか比較生物学者さん、気象学者さんなんかもコメントしていたのが印象に残ってます。あと世間話ドラゴンって話題に出すときには、地理学勉強している知人と話していることが個人的に多かったりもしますね。結構、色んな分野からドラゴン伝承というもの話題にすることができるってのは面白いなと思います

生物学的な知見から語るドラゴンとはずばり恐竜化石の話でした。僕たちの世代ともなると人間何人ぶんくらいの恐竜化石が見つかったとして、それは人類が成立する前の時代の、大昔の生き物の痕跡であって「こんな生き物がいまも生きて闊歩している」とは咄嗟にも思わない訳ですが、それは今日に至るまでの研究成果とそれを知識として普及できる教育の賜物であって、それがなかった時代の人たちはそうは思えなかったって話です。

番組ではルーマニアで有名な翼竜化石が見つかっていると言及されていましたが、ルーマニアドラキュラ伝承の元になったヴラド・ドラクル公の故郷ですよね。「ドラクル」という別名は彼の自称で「悪魔の子」って意味だとよく言われますが、本当は「竜の子」とかそういう自称だそうです。言語には明るくないのでもっと正確な意訳ができず恐縮でありますが、無知身上なので「音が似てますもんね」とか言います。どうしてそれが「悪魔の子」だなんて受け取られ方をしたかと言えば後述したいと思いますが「ドラゴンは当時の人々にとっておそろしい敵役で、悪魔に連なるキャラクター」だったからです。竜の子なんて自称するのはその宗教的事情考慮するならば自ら悪魔敵役を名乗る型破りなことだった訳ですね。かなり話が脱線しましたが、竜の子ヴラドの伝説的な話が根付ルーマニアで、空を飛ぶ恐竜化石が見つかっているという話がなんだか面白いなと僕は思う訳です。「無関係とは言えないだろう」とか僕なら思っちゃうし言いたいですし、当時の文献記録に化石の発掘らしき出来事記述とかあるならそれは想像捗るので素敵な話だと思います

比較生物学的な見地からはいまも生きている生き物、特に蛇が槍玉に挙がっていました。ずばりって感じがします。番組では「何故ドラゴンは火を吐く?」という疑問に対して、蛇がちろちろと舌を出す様子に触れつつ、この蛇の習性が「誤った情報伝達の仕方をして」ドラゴンに火を吐かせるようにしたのではないかという話をしていたのでこれが面白かったですね。

まずドラゴンという想像上の生き物が成立する。次に「ドラゴン想像上の生き物で、実物を人前に持ってきて伝えることができないから」人間想像を絵に描いて伝えようとします。この間に、ドラゴンというのは実在しない生物なので、かわりに実在する他の生き物の特徴を取り込んでイラストとして出力されてしまう訳です。無いものを描くことはできないので、かわりに実際に有るものの特徴を代用して想像を膨らませていく。会話で比喩表現を使うようなもんですよね、「奴は蛇のようにずる賢い性格なんだ」とか「鳩が鉄砲で撃たれたような顔してるぜ」とか。

それで番組に出てきた絵なんですけど、たぶん火を吐いてなかったんですよ。イラストの横に難しいラテン語でびっしり説明文書かれていましたが、「これは火を吐いている絵ではなく、蛇のように舌をちろちろさせているドラゴンイラストです」って言われたら僕はそれで納得してしまます。そんな絵でした。

ところで遠い土地に住んでいる人に自分の描いた絵はこういうものだと事細かく説明できますか? 僕はそういうのが得意ではないので、しばしば伝言ゲームみたいになっちゃうんですよ。これが誰もが当たり前にまだラテン語を読めなかった時代で、聖書記述すら読み書きの技術を持つ教会神父様に読み聞かせていただかなればならなかった時代となると、もっと大変だったと思います。もちろん、そういう誤解が広がらない為にバチカンの偉い司祭様たちは色んな対策を立てたと思いますが、果たして悪魔の姿形まで全員の意見を一致させようと手を回す余裕があったのか」はわかりません。イラストというのは文字言葉より強烈です、写真の無かった時代ならそれは写真の代わりすらつとまったほどに。それでもやはり限界はありますよね。実際にあるものを観察して正確に描いたものなら兎も角、空想風景自分が見たことのある風景に喩えながら暗中模索で描きあげたらしいドラゴンイラストですから尚更。もちろんそれを見せる相手が目の前にいたなら言葉にして説明できたでしょうが、その絵が本に載って遠い土地にいる人たちの手に渡った時、そして彼らが字を読み書きできないとかそもそも違う言葉を喋っている人たちだったりしたら、蛇の舌の絵が火を吐いているように受け取られたりしても即座に訂正したりできないのでそのまま広がってしまますよね。

ここでちょっと本旨に触れていますが、空想上の生き物は実際にはいないのでそれが絵や銅像といった形にされる際、実在する動物の特徴をつぎはぎにして成立する時がある、というのが比較生物学的な知見で言いたかたこであるように思います

恐竜化石にしたって、伝説に語られるファブニールヒドラのものしか見えない代物が発掘されている訳じゃありませんからそもそも恐竜化石から想定した想像図が最近すこしずつ変わっているらしくて、僕が映画で見たティラノサウルスコモドドラゴンじみた堅そうなウロコに覆われた姿でしたが、いまは鳥のように羽毛が生えていたのではないかと言われているそうです。ここはもう少し言及すると、恐竜末裔はいまも空を飛んでいる鳥、特に渡り鳥である、なんて話にも波及していきそうですが、僕はそのへん浅学なので触るだけで容赦していただきたく思います

最後歴史学人類学宗教学、あとすごく恐縮なんですが地理学から見たドラゴンの話をしたいな、と思います。ここがすごく自分が興味ある分野になるので話が長くなりそうなんですが、そのほとんどが他の人から受け売り知識・聞きかじりの知識であることを先に明言してから話したいと思います。この話を僕にしてくださった皆様に限りない御礼と尊敬を。

まず、先程までドラゴンが火を吐くのは、蛇の舌の特徴を取り込んで描いた想像図を見た別の人が、その絵の様子を「火を吐いている」と誤解して広がったからではないのか、と話題にしていました。さらにここを掘り下げて「何故火を吐いている姿に見えた(誤解した)んだろう?」という話をしようかと思います

ラクル公の話にも戻りますが、西洋ドラゴン悪魔に連なる存在であり、人々にとっておそろしい敵役だったと言います。これは特に難しい理由がある訳ではなくて、人間より大きく、翼を持っていたり、人間の頭を咥え込める大きな口にずらりと牙が並んでいたり、ずばり「人間に噛みついて攻撃してくる蛇という生き物が人間よりでかかったら食べられそうで怖い」という恐怖心が、当時の宗教的道徳観で形成されている独特の恐怖心とつよく結びついた結果だと思います恐竜人間を食べそうだから怖い、ドラゴン人間を食べるから怖い、悪魔地獄にいて人間に悪いことをするから怖い、というのが全部同じ話になってしまった時、「ドラゴン悪魔の手先である」という話になるんですね。そこにバチカン神父様まで話を合わせはじめるともう誰も待ったをかける人間がいなくなる。恐怖とは使い方があるのです。「食べ物を粗末にすると目が潰れるからしてはいけない」なんて言い回し日本にはありますが、本当にそうなのか?といえば絶対にそんなことないですよね。それが本当の話になってしまうと、目が見えない障がいと向き合って生きている人たちはみんな「食べ物を粗末にした」罰でそうなったという理屈が通じてしまうので大変失礼な話になりますぶっちゃけこの言い回し、嘘か本当かで言えば嘘の話ですよね。でもいま食卓に並んでいる食べ物を、少なくないお金を支払い、少なくない労力を駆使して調理し、なんとか苦労して食卓提供し続けている親からすれば、それを子供台無しにされるのはひどくつらいことであるしその悪癖を矯正しないまま大人になっても子供のためにはならないからなんとかやめさせたいと思うのは当然なわけです。しかし、突然の家不景気に陥れば金銭交換ままならず明日にでもご飯が食べられなくなるという話を、お金単位すら知らない無知の子供に納得してもらうまで言い聞かせるのは大変な交渉スキル言語センス必要とされます。これが「何故人が人を殺してはいけないのか?」「何故人が人から物を強奪してはいけないのか?」というレベルから説明しなければならないとなれば途方もない気分になってきますよね。なのでそれを説明する側は、悪いことをしてはならないという理由として「悪いことをすれば怖い目に遭う」と方便…つまり一種の嘘を用いるという苦肉の策を導入することにしました。これが日本で言えば「目が潰れる」とか「人攫いにあう」とかで、キリスト教国教である場所では「悪いことをすれば悪魔のいる地獄に落ちるぞ」とか言われるようになる訳です。ドラゴンに食べられるのは誰だって嫌ですよね、僕はジュラシックパークティラノサウルスに食べられるレベルから嫌ですしサメだって怖いですから、悪行に対する応報としての悪魔地獄で罪人を責め苛む悪魔ドラゴンを操るなら当時の人たちにとって2倍の怖さになる訳で、時の宗教家たちはおそろしいドラゴン悪魔に与えることでみんなが神の御言葉もっと信じて慎ましく穏やかに生活する世界(=悪人悪魔ドラゴンをおそれて悪行を思いとどまったり、間違えてからでもそれを悪いことだったと反省して償いをする世界)が形成されることを期待したわけです。なので実は違う種類の複数の恐怖が、宗教道徳という枠組みの中で融合するのは全然難しい話ではないってことですね。ドラゴン英雄に退治される話が多いのも似たような理由です。人間勇者が悪いドラゴンを退治して財宝と美しい伴侶を獲得して幸せに暮らす…というのは敵が強いぶん本当にそれを乗り越えられるならば素晴らしい成功であるように思える訳ですね。実際に、ドラゴン退治の伝説宗教に組み込まれた結果、聖ジョージドラゴン退治など、有名な宗教説話としてたくさんの人々に親しまれています。強いドラゴンが悪であったほうが都合がよかった時代場所があったということです。

この長い前提があって、ドラゴンが火を吐く話が続きます。まず多くの宗教において死者の国・地獄とは地下世界に想定されます。そして程度の差はあれど、地獄とは炎の世界で、罪をおかして死んだ者はその炎に焼かれてずっと苦しむと説かれます。これはキリスト教例外ではないというか、悪魔が住む地獄とはその典型であるように思いますね。何故地獄燃えいるかと言えば、人間が火に焼かれる痛みを強烈に忌避する話の他に、古い時代の街並みが火災に弱いというのが挙げられます日本でも江戸時代の平屋づくりなんか想像してくだされば分かりますが、木材を含む家屋が道の両脇にずらりと並んでいるのは火災脆弱なんですよ。火災の真の恐ろしさとは「燃え移る」「燃え広がる」ことです。デマゴーグが人々の間であっという間に拡散して個人名誉毀損の度合いがもう取り返しがつかなくなってしまう様子を「燎原の火」などと喩えますが、あれは草原に火を放つと一瞬で更地になるほどの規模の火災になることのようだと言っています。この草が家に置き換わったようなことが頻発しやす都市計画というのが密集した家屋群にあたります。隣の家同士の距離が近ければ近いほど深刻だという認識で間違いないと言えます対岸の火事なんて言い回しもあるんですが、実は一つの川を挟んだ対岸で火事が起こっているとしても、風向きと風速次第では火の粉が飛び火してきて火事になることも珍しくないらしいです。キリスト教地獄の話をしているのでその圏内にある国の歴史話題にするなら、ロンドンテムズ川を挟んだ両岸の街々が飛び火が原因の大火事被害に見舞われたことがあるそうです(これはNHKドラゴン特集受け売りです)。時代が昔に遡れば遡るほど消火技術というのが未熟なので、燃え盛る地獄イメージが成立したほどの大昔となると一度家に火がつけば街一つ灰になるのも特に珍しくなくて、それが冬越し前ともなれば家の壁と屋根なしで厳しいヨーロッパの冬を耐えなければなりません。みじめなんてものではなくて、死にます火事から助かったとしても家も財産食べ物燃えしまっていて、最悪の場合助けてくれる隣人の家まで飛び火で火事になってて誰も助ける余裕なんかないとなれば、そういうのを「地獄のような風景だ」と言うのでしょう。これを避ける為に毎晩高台に見張りを立てるなどの習慣が根づいたそうです。ファンタジーでやぐらに立つ見張りといえば敵国の侵略者瀬戸際発見するだとか怪物が村や街に侵入しないようにする為だとかいイメージで、もちろんそういう意味での見張りもありますが、一番怖かったのは火事だそうです。というか、敵国の兵士に火付けされることだってあります火攻めとか言われる戦法で、この場合侵略者火事が同時にやってきます侵略者は火で街の財産がすべて灰になる前に大急ぎで火事場泥棒をはたらくので容赦する時間的余裕はありませんし、火をつけられた街の住人だって火に焼かれるか人に殺されるかの極限状態ですから狂乱しています。ただの火事より、もっと大勢死ぬでしょう。侵略者はまさに地獄からやってきた悪魔や化け物に見えたでしょうね。そうやって実際にあった大火災惨事記憶が、架空風景である地獄イメージを補強して、いまの地獄絵図というものがあるそうです。だから悪魔の手先であるドラゴンが火を吐く(操る)のは当然だ。地獄からやってきたのだから」と言われれば、なんだかすごく話の筋が通っているように思いませんかね?

その上で更に別の解釈を交えます地獄は地下世界にあると先述しましたが、地下にあると言えば何を想像するでしょうか。道具や芸術品の材料や貴重品そのものとして今でも生活の身近にある鉱石宝石も地面の下から採掘される資源です。しばしばドラゴンは財宝と関連づけられることを思い出させられますね。化石も地下から現れることが多いです。ドラゴン地獄に住まう悪魔ペットであることと、ドラゴンイメージ形成するのにひと役買ったらしい恐竜化石とがつよく関連づけられるような気がしますね。それで、マグマも地下には流れていますね? マグマによる火災被害、つまり火山噴火というのはそれほど頻繁に起こる訳ではありません。少なくとも、毎日地球のどこでも火山噴火しているともなれば人間生存圏はもっと狭くて、地球人間には住みづらい星だったでしょう。将来的にそうなるかもしれませんけどね。それはそれとして、噴火は頻繁に起こらないので毎日人間マグマに殺されているというほどではないと思いますが、それ故に今でも予測して対策が立てづらく一度起こってしまえばおそろしい被害規模となる天災でもある。邦画にもなった漫画テルマエロマエ舞台くらい昔のローマにおいては、伝説的な火山噴火によって当時の大国が大打撃を受けたらしい…そしてそれはただの伝説という訳ではなく、地質学考古学的な研究からも実際に大災害が起こっているという史実的な話だそうです。ところでテルマエロマエという作品に触れましたが、これはお風呂テーマにした漫画です。日本でも観光地各地が抱える温泉施設というのは間欠泉という自然現象を利用したお風呂であることは周知ですね。この間欠泉温泉というのが、地下の水源がマグマによってあたためられて地表に噴き出す現象で、多くの温泉はそのまま人間が入浴するには適さないほど高熱だったりします、死ぬような大火傷を負うほど熱いこともあります(程度の差はあり、中には最適な Permalink | 記事への反応(1) | 14:56

2019-11-09

寂しいとき深海のことを考えると心が落ち着く

自分深海で生きていることを想像する。

―――――

私はマリアナ海溝の最深部、チャレンジャー海淵で生きている。

水深は1万メートルを超え、太陽の光とは完全に無縁な暗黒の世界だ。

ギリシャ神話の冥界の神ハデスになぞらえて、Hadal zoneと呼ぶ者もいる。

――――――

高水圧・低水温・暗黒・低酸素状態過酷環境生存できる生物は少なく、

白い砂ばかりの殺風景場所は静寂に包まれている。

ここには敵も味方も居ない。

私は緩やかな水流を感じつつ、日がな一日じっとしている。

極僅かなデトリタスが私の糧だ。

たまに小さなエビや白くブヨブヨした魚と出会う。ゆったりとした動きで、いつの間にか暗黒の中に消えてゆく。

―――――

膨大な海水の層に守られているため、ここは地上の環境の変化とは無縁だ。

黄泉世界の如く、極めて穏やかな場所だ。

私はこの環境の変化が少ない場所で、一人で、悠久の時を過ごしている。

2019-10-09

anond:20191009181307

本人に「今日は(今日も)座って見学してて」っていって「それはちょっと・・」っていうやつがいたら「じゃあ今日あなたが教えて」を繰り返せ

ちなみにギリシャ神話渡し船逸話でもこのやり方

2019-10-08

アフロディはなんで韓国人にされたんやろなぁ

アズールレーン炎上をぼーっと見ててふと思い出した。

イナズマイレブン1にアフロディと言うボスキャラが居た。

彼が居たのはギリシャ神話モチーフにしたゼウス中で、アフロディアフロディーテをモチーフにした金髪ロン毛美形のキャプテンだった、本名亜風炉照美だ。

そのキャラが何故かワールドカップ韓国人にされていた。

2の中ボス二人も韓国チームにいたが、アフロディ韓国を我が母国と言った為に嫌韓がわっと押し寄せて大炎上した。

外国人にするならギリシャだろどう考えてもと思ったが、韓国にもファンいるからその辺へのサービスで人気キャラ3人突っ込んだのかと、勝手大人の事情を感じ取り納得していた。

でも考えてみたら韓国版では主人公達が韓国人なのだ、調べてみたらアフロディ韓国では朝鮮人にされていたらしい。

どこへのサービスにもならないのに、何故彼はいきなり韓国人にされたのだろう。

初期に前作までのボスキャラとぶつけたかったのだろうか。

あれから大分経ったが未だに理由がよく解らん。

2019-10-04

anond:20191004102329

そんなもの腐るほどあるがな。

エルフドワーフが出てくるファンタジーは、トールキン指輪物語やそれに触発されたD&Dの世界設定の子孫たちだ。

トールやらオーディンやらの北欧神話大人気だ。ウルズ、ヴェルダンディスクルドかいつの作品に出てきた?

日本だと戦国時代史実無視して利用されまくる「世界設定」になっている。信長なんか異世界に転生するは魔王になるは女の子になるは、ひどい扱いだけど。

かにコナン・ドイルシャーロックとか西遊記とかギリシャ神話とか。いくらでも出てくるだろ。

2019-09-27

黒人を見て『黒人ホントに肌黒いんだな。』って心で思うのは、心の中でとどまってるから多分セーフ。

黒人の人に直接屈託のない笑顔で、例えばなんやこころくんみたいに「黒人ホントに肌が黒いんですね!」って言ったらそれはアウト?

であるものを白くしろっていうのはアウトだったらしい。

差別って難しい。

私は、身長160cm体重105kgのなかなか日本では見れないデブなんだが、「うわっ、コイツデブだなぁ。」って思われてるんだろうな。と思いながら街を歩いてる

誰も口にすることはないから、周りからはそれは「被害妄想だ」と言われる。

でも、思ってるよね。全員でないにしても7~8割の人は思ってるだろう。

実際、自分自身デブでもマツコ・デラックスオカリナゆいPを見ると「太ってんなー。デカイなー。」と思うわけで。

これは差別

でも、太っててなんぼとされる職業の人、相撲なんかで、「いやー、太ってますねぇ!」と言ったところで差別にはならない?

要するにどういう場合差別で、どういう場合差別じゃないんだ?

黒人に対して差別があったのは植民地正当化をするためだからであって、そもそも黒いことへの因縁はそんなになかったんでは…?ギリシャ神話だか、ローマ神話かに黒人美女の神がいた気がするし。

固有名詞をだして、必要もの漂白剤。っていうのは知性に欠ける表現だとは思うけど、それって差別なのかなぁ。

たまたま時の人だったから、あのテニスプレイヤーが出てきたわけで、これがM崎しげるだったらニュースになってただろうか?

差別してるのは、芸人ネタではなくて、そのネタを見て差別だって思った人が深層心理のなかで、差別してるんじゃぁ…。

2019-09-23

anond:20190923120843

ギリシャ神話とか読んでるじいさんでごめんね。

あれから、もう2000年ぐらい経つのか。

2019-09-15

anond:20190915132833

悪魔とか鬼とかなら異能もののほうが良さげな気もするが(まあ一応ローファンタジーか)。

ギリシャ神話北欧神話英雄物語を読んでみたらどうだろう。

ヘラクレスとかテセウスとかジークフリートとかディートリッヒとか。

2019-06-25

夜廻り異能学生モノの元祖って何?

月姫ペルソナ、夜が来る、ブギーポップみたいな、真夜中の街で異能の力を持った学生たちが世界の闇と戦う系の作品って、大本はどこにあるん?

ギリシャ神話だって、暗闇の中で学生が戦う話は出てこなかったはず。

吸血鬼ハンターとかも、多種多様異能をもってもいなけれは学生でもなかったと思う。

夜の闇に紛れて不思議な力を使う者たちって所までなら忍者がかなりいい線いくんだよね。

学生忍者がそれぞれの個性的な技を駆使して夜の闇に紛れて人知れず世界の秩序を守ってるような作品があったら、それが主体元祖と言えそうだね。

でもそんなのあったかな?

私を凍らせて ※プロメアネタバレ

ネタバレ

映画やばかったから、見てほしい※

面白いかは人それぞれだが、やばいことは間違いない※

ビームビーム!!!

 

 

 

差別の描き方が甘い。最後リオたちが被差別者である原因の炎なくすのどうかと思う」っていうプロメア批判読んじゃったんだけど、

いや差別系のことは詳しくないが、別に最後彼らは被差別者じゃなくなってなくない??って思いました。

 

でなきゃ敵は同じバーニッシュのクレイじゃない。そこだけ見れば、被差別者同士の殴り合いだし。

 

バーニッシュだから被差別者」なのではなく、「被差別者、抑圧される人が『炎』をあげる。それがバーニッシュと呼ばれる」の方が近い。

そうなると、少し見方が変わると思う。

 

プロメアは、抑圧された人間被差別された人間が炎を出しちゃう話。

ストレススイッチになる。

 

あの炎は「僕らは人間だ!」という暴力的叫びで、だからリオくんは「燃やすが人を殺さない」ことを誇りにする。

バーニッシュの炎は、誰かを傷つけるために存在してるんじゃない。ただし発現が破壊につながりやすい。

 

バーニッシュは確かにマイノリティとして描かれてはいるけど、クレイを見ていると擬態可能

 

代わりにクレイ自分を抑圧して、バーニッシュを抑圧して、地球(スケールでかい…)の怒りも抑圧する。

バーニッシュと地球噴火が連結してるって、ゴリゴリ暗喩ですよね。

 

リオもクレイも、名前を呼ばれないことが嫌で、あれは「俺を人間として扱ってない」ですよね。『属性じゃなく個体名で呼べ』

 

クレイがそれを言わないのは、ガロ人生を変えた過去のせいで罪悪感があって、たぶん箱舟計画ってガロへの罪滅ぼしなんすよ。

から余計にバーニッシュの弾圧に踏み切る。あいバーニッシュを弾圧したいからやってるとこあるんですよ、箱舟計画

 

博士殺害クレイは「最初からプロメアエンジンのために近づいたわけじゃないんです。

おそらくガロの家を燃やしてしまったあとに決意した。

 

しか自分の罪の根源がいつもとなりにいるから、ウワー!!!!!ってなる。さらガロバーニッシュへの偏見がある。

だけど、バーニッシュへの偏見をなだめることはクレイには出来ません。

「死んでほしい」は本音だけど、彼はずっと殺さずに傍に置いており、マッドバーニッシュを捕まえた彼を表彰する。

 

からこそ、「バーニッシュへの態度があんまりだ!」というガロ牢屋にぶちこみます

あれ多分ちょっと私情入ってるぞ。だーれの為にやってやったと思ってんだ!?ってやつな。

「罪滅ぼし」と「疎ましい」気持ちがぶつかりあったストレスかな…。

 

燃えたい気持ちが分かるというのは、「人間として認めてほしい」って気持ちを、徹底的に抑えつけてたんだな、と。

自分属性否定して生きているから、中盤まであの貼りつけたような笑顔なわけで。

 

冒頭では炎をそのまま使うリオだけど、ガロの「燃えていいのは魂だけ!」でロボット動力にリオくんがなって、

最後の場面では炎は燃やし尽くし、ガロが「お前の火の粉を俺が払ってやる」になる。

 

どうして炎をそのまま利用しなくてよくなったって、自分人間扱いしてくれるガロが隣に立ったから。

そして「炎を燃やせよ」とガロが言うから。お前の誇りだろう?と。

 

ガロクレイのことも名前で呼び、そして自分人生を変えてしまたことを責めない。クレイも助ける、という。

 

この時、ガロにはバーニッシュの炎が完全悪ではないことが分かっているんだと思う。 

そして炎はようやく笑い声をあげる。

 

この炎は、破壊象徴でもなく、「生きる」ことだと思う。

からチュー(ヒロインさしおいて!?(゜△゜)ってびっくりした。いやいいんだけど)で炎を移したとき相手は生きられる。

 

踏みつけられれば、恐怖や怒りで燃え上がり、弾圧されれば泣き声となり、自分人間と認めてくれる人間の隣では、そして地球を助ける時には笑い声になる。

宇宙生命体がとりついたことにより、バーニッシュたちは自分生命に対する外部へのアクションが炎に変わる。

 

炎がガロを守ったこと、命を分け与えるところから見て、炎自体は悪いものではないんです。

 

差別された人との共生って観方もせやなと思うけど、

被差別者暴力性にどう向き合うかってお話でもあると思うんだよね。それが共生だと思う。

 

弱者可哀想ってよく言われるけど、代わりにその怒りは軽々しく扱われがちだと思う。でも、抑圧された人間が怒りを抱かないはずがない。

被差別者が注目を浴び、可哀想って言われるようになる時は、大概が取返しのつかない事件とセットで、声をあげるには暴力という手段が取られやすくなる。

そして声をあげたリオくんたちはテロリストとして社会の敵になる。

 

でもそれってどう考えてもヤバい

から人生バーニッシュに変えられたガロ主人公に選ばれ、彼はバーニッシュを倒すことではなく、火消しを目的とする。

火消しってつまり、『火』と付き合うスペシャリスト

 

そしてガロいるから、炎の抑圧と、炎の解放と二極端に振れていたクレイとリオに、別の道筋提示される。

 

マッドバーニッシュの登場シーンを見ても、五感意味ダイレクトに結び付け、感情的に響かせるこの映画はすごいと思う。

アニメの強みに完全に振り切っている。つまんないことを付け加えるなら、言語部分で足りないところは劇中歌で補強してるんですよ。

 

現実マイノリティへの配慮が足りないとしたら、それは選択した表現方法問題であり、というより象徴化の最大の問題点がそこにある。

オペラ座の怪人の怪人が醜く描かれるのは、内面表象した、という説をみたことがあります。でも、そんなことあってたまるか!って話じゃないですか。

効果的だからこそ、時代の流れによっては廃れていくもの、そして変えなくてはいけないものだと思う。

 

でもこの映画自体の中身は、ストレートであり、決して不誠実でもないと思う。

 

そもそも抑圧された人間マイノリティとは限らない。

女性なんて国の半分いるのに、被差別者なのは医大ニュースが教えてくれるじゃないですか。

冒頭の満員電車で足踏んづけられて大炎上、も、心のなかでは皆ごうご燃えてるでしょ?……燃えない?そっか…。わたし燃え()

 

ただし、少数派に差別が集中するのは、えげつないことになりがちだから、優先的にガンガン叫んでいかないといけないとは思う。

 

まあそれは置いといてインタビュー見てないから知らんけど、被差別者との共生ってテーマを語ってるとしたら、おそらくマイルドに包んでる。

リオくんの登場シーン見たら、まあ分かるじゃないですか。はっきり言えないじゃん、それ。

 

まあ映画の尺の都合上、さらに外に話を広げられnおっとこの話はやめようか。

 

からEDで「私を凍らせて」と歌われる。

 

ED、とても切ないんですよ。

あのラストのあと、どうしてこの歌が選ばれたかって考えたら、もう決して手放しのハッピーエンドとは思えない。

 

ご覧になった方はお分かりかと思いますが、バーニッシュと市民の深い関わりは、ほぼ主人公ガロを通してしか描かれないんです。

「きみがいなくなると灰になるの」「燃え上がる思いが焼き尽くすの」「もう一度夢がかなうなら、幸せに還りたい」「待っててもいいから」

 

リオくんはガロ出会って、炎とさよならします。自分を燃やし尽くして、灰にならなくてよくなったんです。

灰になることに対し、「どうせ死ねばそうなる」とリオくんはクールですが、ガロは複雑な顔をしています

その表情の意味は、リオの言葉鵜呑みせず、もっと考えてみてもいいんだと思う。

 

物語終盤、バーニッシュたちの炎の発現は終わっても、ガロの魂は燃えています

そして、最後にリオくんたちはおそらく、氷の鎧を身に着けることにするんだと思う。

 

歌の最後は「最後まできみを待ってる」で締めくくられます

差別被差別者の働きかけだけで終わらないからです。被差別者暴力は終わり、次は相手の働きかけをまつ時代が始まるんだと思う。

 

本当に一粒の希望を描いて終わっている、実現不可能とも思える、祈りのようなラストわたしには思える。

 

 

プロメア被差別者暴力性に着目したあたり、けっこういいと思うけどな。

可哀想人間が助けられて幸せになりましたって話より、ずっとリアリティがあると思う。

 

まあ、つい語っちゃったけど、開墾ビームに勝てるものなんかねえよ……全部持ってかれるだろあれは……

 

 

 

 

 

 

※すいません、ひとつだけ追加します。

 

物語市民バーニッシュが互いに被害者であり、加害者であることを語りますガロの生い立ちからしてそうです。

ガロは何度も言う。「燃えていいのは魂だけ」彼は怒りに任せ、悲しみに任せ、炎を燃やしません。多分、人格者として接したクレイに目をかけられ、育ったから。

 

この物語の壮絶さは、劇中では「たった一人の人間しかバーニッシュたちに対し変化していることが描かれていないところにあります

しかし、そのたった一人の人間の男の中に、確かに炎は燃えている。

 

プロメアプロメテウスというギリシャ神話の神から取られたのでは、という考察散見します。

プロメテウスは人類文化の火をもたらした神です。

 

まり前進」を示す神です。

ガロが己の内だけに炎を燃やし、火消しとして働くのを見ると、プロメアというタイトルは、もしかしたら物凄い意思の籠ったタイトルでは…という気がしてきます

実はかなり悲惨な結末にも捉えられるこのラストが、爽やかに見えるのは、一種反吐を吐くような意思があるからかもしれない。

 

そして火である以上、燃え移すことも可能なんじゃないかな…と思う。

 

追加おしまい

 

2019-04-29

anond:20190427142002

ギリシャ神話の神さまはおっぱいの下に紐をつけた謎衣装だったりするし、古代日本ぽい、かつ歴史とな何の関係もないデザイン採用すればよいのでは。

と思ったけど、古代日本ぽさって、子供の頃読んだ卑弥呼歴史マンガイメージが強くて……。それが巫女服だよね。

あと何着てたんだろう。毛皮とかでワイルドにキめれば良いだろうか。

2019-04-09

ドラゴンが火を吐きはじめたのっていつごろなの?

ギリシャ神話のテューポー

今日ギリシア神話として知られる神々と英雄たちの物語の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。物語は、その草創期においては、口承形式でうたわれ伝えられてきた。紀元前9世紀または8世紀頃に属すると考えられるホメーロスの二大叙事詩イーリアス』と『オデュッセイア』は、この口承形式神話の頂点に位置する傑作とされる。

巨体は星々と頭が摩するほどで、その腕は伸ばせば世界東西の涯にも達した。腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているという。底知れぬ力を持ち、その脚は決して疲れることがない。肩からは百の蛇の頭が生え、火のように輝く目を持ち、炎を吐いた。

半人半蛇だけど「炎を吐く邪悪な蛇」のイメージにはなっているかも。

ギリシャ神話怪物はだいたいテューポーの子孫だし。

ギリシャ神話ラードーン

ラードーン(古希: Λάδων, Lādōn)は、ギリシア神話に登場する、林檎園の黄金林檎を守っていた、100の頭を持つ茶色ドラゴン

(中略)

から炎を吐き、一説では顎の関節が尾にある為、体全体が口のようになっており、百の首を持つといわれている。

と、Wikipediaには書かれているが、ラードーンが火を吐くかどうかは定かでない。

何が出典なんだろ?

旧約聖書レヴィアタン

ヨブ記』(ヨブき、ヘブライ語:סֵפֶר אִיּוֹב)は、『旧約聖書』に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。ユダヤ教伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされているが、実際の作者は不詳。高等批評に立つ者は、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろにパレスチナで成立した文献と見る。

ヨブ記』によれば、レヴィアタンはその巨大さゆえ海を泳ぐときには波が逆巻くほどで、口から炎を、鼻から煙を吹く。

(中略)

その姿は、伝統的には巨大な魚やクジラやワニなどの水陸両生の爬虫類で描かれるが、後世には海蛇や(それに近い形での)竜などといった形でも描かれている。

サラマンダー

プリニウス著作で唯一現存しているのが、自然芸術についての百科全書的な37巻の大著博物誌である自然界の歴史網羅する史上初の刊行物であった。

(中略)

最初10巻は77年に発表され、残りは彼の死後おそらく小プリニウスによって公刊された。

プリニウスの『博物誌10巻には、サラマンドラは斑点を持つ小さなトカゲで、雨が降ると現れるが晴れると姿を消し、体が冷たく火に遭うと溶けると記録されているが、これはサンショウウオに関する記述と考えられている。

また、『博物誌11巻にはピュラリスというキプロスの炉の炎の中でしか生きられない動物が登場しており、精霊サラマンダーこちらに近い。上記の通り、炎を操る特徴からファイアードレイクと同一視され、ドラゴンとして扱われることもある。

「ベーオウルフ」のドラゴン

『ベーオウルフ』が成立した時期は、作品内部にも外部の言及としても成立の時期を特定する記述存在しないため、必ずしも明らかではないが、8世紀から9世紀にかけての間に成ったと考えられている[3]。

第一部でベーオウルフは巨人ドラゴンとも言われている)グレンデルとその母親と戦い、第二部では炎を吐く竜と死闘をかわす。 なお、インパクトが強くかつ謎の多いグレンデルとその親に関しては言及されることが多いが、炎を吐く竜に関してのものは少ない傾向にある。だが、同時にいわゆる「ドラゴン約束事」(財宝を蓄え守っている、翼を持って空を飛ぶ、火を吐くなど)をほぼそろえている珍しいドラゴンでもある。

スラヴ神話のズメイ

スラヴ民族文字を持たなかったため、伝えられた神話民族独自に記録した資料存在しない。スラヴ神話存在した事を記す資料として、9世紀から12世紀の間に行われたキリスト教改宗弾圧の際の「キリスト教」の立場から記された断片的な異教信仰を示す内容の記述が残るのみであるスラヴ神話地方により様々なバリエーションがあったことが近年の研究により明らかになっている。

ズメイ・ゴルイニチ(「山の息子の竜」の意)の場合、3つ首以上、多ければ12体幹を持つと表現され、火や毒を噴くなど、歴然とした一般の「竜」のイメージで描かれる。

アングロサクソン年代記ファイアードレイク

アングロサクソン年代記』はアングロサクソン史を古英語で綴った年代記集大成である編纂9世紀後半のアルフレッド大王の治世に、恐らくはウェセックスにおいて行われた。

火の竜」を意味する名前の通り、炎をまとい、口からも炎を吐く。空を飛び、それが現れる時は辺り一面、昼のように照らされる。曇天の空に不思議な光が走る時はファイアードレイクが飛んでいるのだとされた。

隕石という説があるらしい。

獅子騎士イヴァン」のドラゴン

イヴァンまたは獅子騎士』(イヴァンまたはししのきし、Yvain, le Chevalier au Lion)は、1170年から1181年頃にかけてクレティアン・ド・トロワにより著作された散文騎士物語であり、アーサー王伝説主題にした5作品ひとつである

イヴァンは旅の途中で火を吐く大蛇獅子が戦っているところに出くわす。イヴァンは問答のすえ獅子に加勢し、大蛇を倒した。これに恩義を感じた獅子は、イヴァンと行動を共にするようになり、イヴァン獅子を連れた騎士とだけしか名乗らなくなる。

黄金伝説」のドラゴン

黄金伝説』(おうごんでんせつ、羅: Legenda aurea または Legenda sanctorum、レゲンダ・アウレア)は、ヤコブス・デ・ウォラギネ1230頃 – 98)によるキリスト教聖人伝集。1267年頃に完成した。

その時代エチオピアの町では一人の魔術師権力を持っていた。彼は常に恐ろしい二匹のドラゴンを連れていて、自分にはむかう者にけしかけていた。あまり大きなドラゴンではなかったが、口や鼻から火や燃える硫黄を噴出し、人や家を焼きつくしたので誰も魔術師に反抗できなかった。その噂を聞いたマタイ魔術師の元を訪れた。魔術師マタイドラゴンをけしかけたが、マタイが十字を切るとドラゴンは地面に倒れて眠り込んでしまう。

同じく「黄金伝説」に書かれている、有名な聖ゲオルギウスが退治したドラゴンは、毒を吐くが火は吐かない。

マルタが退治したタラスクは、「燃える糞を撒き散らす」と言われているけど、これ英語版では確認できなくない?

タラスクは、レヴィアタンボナコンの子なのだが、ボナコンの特徴である燃える糞」が、日本語訳されるとき混同されたのでは。

といったところから考えると、5世紀くらいまでは「火を吐くドラゴン概念は薄かったが、

8〜9世紀から伝承として語られはじめて、1012世紀頃にはすっかり定着していたという感じだろうか。

なぜ火を吐くようになったのか?

候補1:サラマンダーとの混同

サラマンダーは、火をより大きく燃え上がらせる能力があり、火山溶岩の中に住んでいるという伝承もある。

ズメイや、ヤコブドラゴンは、吐く息から硫黄臭いがするといい、火山連想させる。

候補2:雷や隕石などの自然現象に由来

ドラゴンには「地を這うドラゴン」と「空を飛ぶドラゴン」の二種類のイメージがあるが、

蛇や蜥蜴からは空を飛ぶイメージしづらいことを考えると、隕石から連想には説得力がある。

候補3:「身体が灼けるような猛毒から「火」に転じた

古典的ドラゴンはやはり「蛇」「毒」のイメージであり、

そこから火を吐くように変わっていったことを考えると、これも自然解釈に思われる。

うーん、わかんね。

anond:20190408143752

追記

というか最初、つまりギルガメシュ叙事詩(フンババ)の時点で『その口は火で、その息は死』と形容されてる。強力な怪物が火や死を吐くのは有史以前からの常識で、「最初から吐いてたが記録に残ってなかっただけ」では - cider_kondoのコメント / はてなブックマーク

フンババの咆哮は洪水であり、彼の口は火を意味し、吐息はまさに死である」というのは単なる比喩なのでは。

まあ比喩として記述されたものが、後に「そのもの」として受け取られるのは、この手の伝説ではよくあることだけれども。

仮にフンババが火を吐くとしてもそれだけで「もともと怪物は火を吐くのが常識」というのは飛躍ではないかと思う。

2019-01-17

[]剣とサンダル

屈強な肉体を誇るギリシャ神話英雄や、古代ローマ剣闘士などを主役とし、

荒唐無稽ストーリーも許容される、ある種の古代劇映画のこと。

特にマカロニウエスタン流行する以前のイタリア映画において量産された。

ベン・ハー』『グラディエーター』『300(スリーハンドレッド)』などが有名。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん