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はてなキーワード: 恋する乙女とは

2024-03-03

[]3月3日

ご飯

朝:朝マクド。昼:豆菓子チョコ。夜:ほうれん草にんじんきのこ豚肉の鍋。ネギポン酢のつけ汁。たまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみー。

ナイトハイク

携帯電話専用ゲームとして発売されていたADVニンテンドースイッチ移植版。

千羽鶴シリーズ第二弾と銘打たれているが、前作千羽鶴との関連は非常に薄く、小ネタが一つ二つある程度なので順番通りにプレイする必要はない。

システム的には似通っているが、既読スキップクリア済みルートにあらすじが付いたりと遊びやすくなっている。

前作は病院という閉じた世界舞台ホラーだったが、今作はタイトルの通り夜の登山を題材にしたアウトドアの開けた世界舞台だ。

アウトドア初心者ながら取材に来た新人ライター主人公慶太が、ツアーの案内人で山男の桧山メーンヒロイン健康的なアウトドア大好き女子こずえ、その友達恋愛脳なチカ、嫌味な態度ながらインテリ向井キャンプ場の管理人達と交流しながら、キャンプナイトハイクを楽しむのが導入。

陰鬱とした雰囲気も薄く、キャンプ飯に舌鼓をうったり、雄大自然を堪能したりと、アウトドアを楽しむ描写が沢山楽しめる。

キャンプ場の施設は充実しているので、かなり贅沢な食事が楽しめてて羨ましい限り。

選択肢によってリアルティラインが大きく変わり、伝記物、スリラーサスペンスホラーラブコメコメディなど色々なシナリオが楽しめるのは前作と同じ。

ただ、今作はホラーよりも伝記やスリラーサスペンスめいたシナリオが多めだった。

超常現象が起きるエピソードもあるにはあるが、どちらかというと人間の悪意が恐ろしいサイコエピソードなので、なんでもありのごった煮感は薄めだが、キャンプ場や夜の登山との雰囲気マッチしていて今作らしさに繋がっている。

さら一人称キャラ女性キャラこずえになるルートが全体の半分ほどを占めているため、ルート数は前作と同じだが、今作の方が文章の幅が広かった印象。

選択肢毎に世界観が大きく変わるため、慶太ルートと、こずえルートでのマルチサイト感が薄いのは少し物足りなくはあった。

個人的に好きなルートは、まずは慶太こずえの二人だけの関係値が積み重なるサバイバル編。

スリラー展開で右往左往せずにじっくりとこずえの魅力的なシーンが描かれていてラブコメとして面白かった。

次に今作屈指のサイコさを誇る、なかよし編。

勝手理由でめちゃくちゃなことをするキャラ大勢いるが、このルートのあのキャラの言い分は自分勝手にもほどがあり恋する乙女の無敵さを感じれて面白かった。

そして、コメディ大好きな僕としては秘密温泉編と秘密の森編も笑えて好きだった。

夏の登山で起こる事件なので、全体的に良い意味で明るく分かりやすい話が多かったは、かなり僕の好みにあっていた。

余談になるが、夏のアウトドアから女性キャラがそれ相応に蒸れるシーンがあるのはとても好印象で個人的には大好きな表現だった。

シャワー浴びるルートを通ると必ず主人公メーンヒロインが結ばれないのも、男女の恋愛には多少の香りスパイスであることの証明だろう。

携帯電話アプリという小さいゲームながら、文章の幅広さで様々な展開が楽しめて、ノベルゲームらしい良いゲームだった。

2024-01-27

恋する乙女は罪深くドジすればドジするほど恋する相手が構ってくれるからって頼む頼むからそこはイジらないでくれお願いだ、それをなおすのは係長じゃなくて俺なんだ

タイトルの通り。土曜出勤して月曜までに復旧出来ないなら明日も出勤

2023-11-14

anond:20231114160630

加藤いづみ

シャンプーするする恋する女の子はみんなシャンプーするするって言うし

平松愛理

部屋で待つ恋する乙女は毒入りスープ暗殺企んでいるし

相川七瀬

恋する乙女は夢見る少女じゃいられないし

世代っていいよね!ヤホー

anond:20231114124439

シャンプーするする恋する女の子はみんなシャンプーするするって言うし部屋で待つ恋する乙女は毒入りスープ暗殺企んでいるし恋する乙女は夢見る少女じゃいられないし私はなんたって重火器ハイドラントに恋しているのよ山脈に向かってヤッホー!って叫ぶぐらい忙しいのよ!

2023-09-07

anond:20230907213012

ジャニーズ事務所の会見さ、すっごい気になるんだけど、ジュリーさんが東山さんを見つめる回数多くない?

それと目がなんか恋する乙女みたいな?

あと顔を出せる状態じゃないって言ってからそんな時間たってないけど肌と髪綺麗ね。エステ病院?肌治療

もっとボロボロかと思ってた。

暇すぎんだろ

2023-08-23

これは脈ありなのかが分からない。

本当に駄文かつ長文なのだけれど、どうにか意見を聞かせてほしい。

今年で31となる、弱者男性である自分

これまで彼女らしい彼女が居たことがない。中高と男子校であり、親しい友人といえば男ばかり。大学でも男としかつるんでいなかった。

おかげで今の今まで「女性の友人」というものが皆無であり、職場女性と話していてもなんとなく目を合わせて話せない。

というか、社会人になってからというもの他人の顔色を伺う癖がつきすぎて誰と話してもそんなに親密になれないのだ。

そんな自分だが、先日職場の懇親会で隣席が女性になった。彼女20代半ばでかなり活発明朗な女性である

積極的に話しかける彼女になんとなく話を合わせていると、懇親会終わりにそのまま飲みに行くことになった。

正確には複数人で行く予定だったのだが、その複数人が皆々「家族が」「やっぱり」「面倒」などなどの理由で抜けてしまい、結局二人きりになってしまった。

これは申し訳ないなと思い、「どうしましょうか?」と聞けば、「え、行かないんですか?」と返される始末。

結局二人で終電の迫る夜中まで飲んだが、当たり障りのない会話をしたのみで、最終的にLINEを交換したのみの一夜であった。

きっと彼女もあまり楽しくなかったであろうと思ったのだが、それ以降ちょくちょくLINEが来る。

内容は「今日はどこどこを回る予定です」だとか、「今日は~部に寄ったのに居ませんでしたね!」といったものだ。

なんとなくで返事をしていると、先日「〇〇に行きたいんですが、一緒に行きませんか」と来た。

正直に言うと、こうした経験のない男性。もとい自分という生き物は女性に遊びに誘われたというだけで舞い上がってしまう性分であり、結局誘われるがままに遊び散らかしてしまった。

それはそれで楽しかったのだが、ここで大きな問題が立ちはだかる。


果たしてこれは脈ありなのだろうか。』というものだ。


彼女の事は明るく、一緒にいて楽しい女性だと思う。が、同時に自分彼女に一緒にいて楽しい経験をさせてあげられたという気がどうにも微塵もしないのだ。

というか、遊びに誘われたくらいで舞い上がって「え?これ脈あり?」とか考えている時点で自分おかしいのだろうか。

というか、活発明朗な彼女からしてこれは普通の男友達の一人なのであって、恋愛対象とかそういう話ではないのではないだろうか。

もしかして自分はとんでもなく気持ちの悪い勘違いをしてしまっているのではなかろうか。

この認識絶対に間違えてはならない。というか、仮に間違えたら私は恐らく後悔と気恥ずかしさの無間地獄に落ちるに違いないのである

現在でも何気ない日常会話のLINEは続いている。

飲み会で同僚に質問されていた彼女曰く、「恋愛とかしたことないんですよね。」とのことだ。

ここ数日、彼女からLINEが来るたびにドキッとしてしま自分のなんと年甲斐のないことか。これが30代前半とは泣きたくなる。

つの世も恋に恋する乙女は可愛らしいものだが、恋に恋する男は醜悪ものである

恋愛上級者、もとい女性陣。何卒ご指南よろしくお願いいたします。

2023-06-19

anond:20230618204547

期待を裏切られるのが怖いというか、「もしかして今回のFF面白いのでは?」という噂を聞いている時の感情ピークの可能性があるので、直接情報を見に行かないこの気持ち

恋する乙女おっさん)の出来上がりなんだぜ。

2023-05-15

anond:20230514141536

俺は男オタだけどこれが叩かれるのはわかる。

スレ内の>>1への批判として何度も書かれてるけど、本編準拠の展開予想なのか、

本編を完全無視したカップリング虚妄なのかでノリが大きく違って、

そのどっちなのかが分からないスレタイと>>1だからあんなに荒れたんだよ(ニュートラル考察っぽい口調で、内実がCP虚妄)。

カップリング妄想なら妄想とわかるように書いてくれればいちいち批判とかしないし、真剣考察おっ始めたらお前の考察おかしくね? っていう議論に発展するのは当たり前じゃんとしか言えないし、中途半端なんよな。

本気で本編内の描写から5号スレがあり得ると思ってるならこの程度の批判にたじろがず正面から自説を論じてほしいし(「実はスレ→5号の好意はこれだけ描写されててミオへの好意より上だぞ」っていう根拠を挙げてくれれば5号スレ妥当という結論でまとまるはずだからそこをサボらないでほしい)、

妄想なら妄想で「俺の妄想だけど」とか「誰にでも明るい子にドン引きされてる描写性癖」とか書いてくれれば生暖かい目で見守れるし、「スレッタが5号に引きつった笑顔を見せてる……これは恋する乙女の顔ですわ」とか書いてくれれば一目でネタだとわかって大喜利会場になるんだから書き方を工夫してほしい。

これが叩かれるのは残当オブ残当。だいたいそのスレ書き込んでんのだいたい男だろ(増田の呼吸 性別透視

2022-11-03

女性を誘惑するにはどうすればいいの?


当方、30代初頭である自分で言うのもなんだが弱者男性だ。女性と話はできるが、恋愛的なやつの経験が皆無だ。デートだったら3回だけ経験があるが、交際経験は一切ない。もちろん童貞だ。素人童貞ですらない。俺性器の挿入一生できないぜ、みたいなノリで生きてる。

で、俺と同じ不動産会社(測量とか登記とかの法律寄りの感じ)で働いてる、同い年の同僚未婚男がいるんだが。こいつが女性を誘惑できるんだ。こいつと話してる最中女の子は、なんか目がキラキラしてる。漫画なんかで恋してる瞳とかあるだろう。あんなのは存在しないと思っていた。でもあるんだな、実際。

例を三つだけ挙げよう。【例1】がそいつの話で、ほかのふたつは違う人の話だ。



【例1】

去年の夏だった。職場の窓口にお客さんが来た。女の人で、見た目は20代後半ほどだった。マスクしなので推測に過ぎないが。

不動産仲介仕事をしていて、今度分譲地を売りに出す前に測量仕事相談がしたいという。ちなみにアポなしだった。

同僚Dは、その子相談スペースに座るように促して説明を聞いた。俺は近くの専用パソコン法務局から取ってきた登記簿謄本管理するシステムを突いていたよ。話はなんとなく聞いてた。

話が始まって何分か経つと、向こうの説明が終わった。で、Dは優しいから、本来は出す義務も何もない資料を何点か手渡してやってた。

の子職務経験が浅そうな印象なのもあったんだろうが、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」とDは話を振っていた。

偶然見てしまった。

の子が顔を上げた。コロナ対策アクリル製の衝立越しに、その子がDの顔を観ていた。ふんわりとした茶色パーマが印象的だった。

それでさ。その瞬間にその子の瞳が大きくなったんだ。目を見開いただけかもしれないが。両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、Dに向かって身を乗り出していた。まるで恋する乙女のような。

確認ですが、○○先生に当業務発注予定なんですよね」

はい、そうです!!」

女の人が恋する瞬間を初めて見た。すっげー目がキラキラしていた。綻んだ顔がマスク越しでもわかるんだ。いや、見えてないんだけど。

の子はDに名刺を渡してフルネームを名乗ると、「会社にいない時はこちらに」と、近くにあった付箋に携帯電話の番号を書いてDに手渡した。

Dは接客が終わって見送りを済ませると、職場入口にある来客用の名刺ボックスに付箋ごと突っ込んだ。それから、もう一度付箋に目をやると、「個人情報からまずいよな」といった顔つきで付箋を回収した。



【例②】

ちょうど1年前のこと。

同じ会社技術部門の人間なんだが、なんかこう、いかにもパッとしない見た目の奴がいた。英単語でいうとMossaryだ。Passaryかもしれない。パッとしない人間検定においては俺と同程度の腕前をもつであろうソイツは、机の島の奥でひたすら図面を引き続ける仕事をしていた(Z君とする)。

距離でいうと、俺の机と10mほどしか離れていない。見かけることはザラにある。で、ある日の昼休みだった。俺は給湯室にお湯を汲みに行こうとしていた。トマト味のサンラータンが好きなんでな。

すると、廊下に出ようとしたところでZ君が前の方から出てきた。さらにその向こうから、今年入ったばかりの女子社員(Z君と同期になる。年はだいぶ離れてるが)がこちらに歩いてくる。細身で背が高い子だった。髪をお団子みたいにまとめてる。

で、もうすぐZ君とすれ違おうとしていたその時。その女の子が何をしたと思う?

の子は、すれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げてZ君の前に躍り出たのだ。Z君が「ウオオォー」と驚いてのけ反り、こっちの方にホバリング飛行してくるのと同じタイミングで、小走りで後ろの壁まで下がって、にやにやしながら廊下の向こうに早歩きしていった――

「こいつはスゲエエエエエエエエエエエッ!!」

俺の中にいる春の修羅が目覚めていた。

こんなシチュエーションは見たことがない。Z君は、平凡な見た目ではあったが、きっと女性を誘惑する力をもっているのだろう。ちなみに既婚だ。左手の薬指に結婚指輪を付けている。新人の子も、それがわかっていてあんなことをしたのだ。

俺の中で何かが崩れた気がした。俺はあん体験したことはない。Z君は強者男性だった。既婚であることを証明するアイテムを装備した状態ですらモテる。それなのに、自分の惨めさが沸々と湧き上がってきた。

Z君は女にモテる努力をしていない。外見から明らかだ。相応の年齢になったヘテロ男性は、女にモテようとしてモテ仕草やファッションその他に時間お金を注ぐわけだろう。

でも、Z君はそんなのじゃない。純粋人間力を高めるための努力を続けてきて、その結果として異性にモテるようになったのだ。

見た目は本当に平々凡々だ。ルックスは俺と同じくらい。でも、仕事技術がやっぱりすごいんだろうなあ。すごくなければ、新入社員が机の島の一番奥なんてことにはならないだろう。



【例③】

よく行く近所のコンビニに、大学生と思しき女の子店員がいる。明るい性格でハキハキとしていて、快い接客をする。怖そうなお客にも物怖じしないし、夜9時くらいになるとチャッチャとした勢いで冷凍コーナーにアイス食品を突っ込んでいく。

見た目も可愛いピチレモンとかの女性向けファッション雑誌に載ってるみたいな。顔が小さくて、華奢で、人形みたいな女の子がたまにいるだろ。あんな感じだ。ルッキズムもあるだろうが、社会人として将来有望な子だと感じていた。

金曜日夕方だった。そのコンビニで夕飯の酒の肴を買おうとしていた。ほっけの焼き魚と鮭のグラタンを選んでレジに並ぶと、俺の前にツナギ姿の男性が立っていた。背丈は俺と同じほどだが、幾分かガタイがよかった。

それで、そいつの順番が来て、例の女子店員の前に入った瞬間だった。

「あっ、かわいい!」

そいつは、驚いた様子で「かわいい」と言った。相手女の子は「え?」という感じで、彼を上目遣いで見ていた(ような気がした。俺の位置からでは見えぬ)。

「○△さん、髪型変わった!?」

はい、変わりました」

「似合ってるね!」

ありがとうございます……ちょっとだけなのに。よく気が付きましたね」

以上がやり取りになる。ほかにもあったが忘れた。

女子店員の方は、恋愛素人の俺から見ても、そりゃあ幸せそうな顔だったよ。作り笑いかどうかって、目元を見ればわかるっていうよな。まさにそれだった。

ほんとに幸せそうだったな。今思い出しても口惜しい。今まで恋愛に取り組んでこなかったことが。俺も恋愛真剣に向き合っていたら、あの子が見せたような笑顔を向けてくれる女の子がいたのだろうか。それが何より口惜しい。



さんざん語ってきたけど、結局のところ恋愛をしたくてもやり方がわからないんだ。どうすればいい。

自分の顔を眺めてみるに、全くイケメンとかじゃない。女性を誘惑してメロメロにさせることなんてできない。

でも、努力を重ねてきた自信はある。辛いことはたくさんあったけど、もうすぐ社会人10年目になる。

女と話すのは普通にできる。上で挙げた同じ会社新人の子とも、会社行事バーベキューをした時に小一時間会話をしたことがある。

外見も中味もすげーいい子だなって思って、LINEも交換した。仕事のことで月に一度は相談に乗ってるけど、恋愛的なやつとは違う気がする。俺がアプローチをしたら迷惑になって仕事がやりにくくなるんじゃないかと思うと、鬱々とした気分になる。

でも、恋愛をしてみたい。どうすればいいのか。数をこなすのが正解だとわかってはいるのだが。第一歩の踏み出し方がわからない。

頼む。増田の諸兄の中には恋愛Junkyだって何百人もいるわけだろう。アドバイスをいただけないだろうか。必ずしも童貞を脱したいとは思わないが、恋愛童貞だけは脱したい。どうすればいいのか。ご教授をお願いします。

11/3 23:30

みんなアドバイスありがとう!!

ひとつひとつ読ませていただいております

ほんとありがとうございます...

2022-06-06

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

面白かった

あやかしトライアングル

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496856861013

ジャンプエロコメは昔から苦手でToLOVEるを一切スルーしていたんだ。

ついでにTS物も苦手で二重苦のこの作品もnotforme確定だろうなと無視していたんだけど…

めっちゃ面白かった。

第一印象は絵がうめぇ!!!!!

ToLOVEるなんかずっとやってたよね…そりゃ歴戦の作家だよねってぐらい絵が上手だし、大人気になるのが頷けるぐらい女の子が可愛かった。

んでもってストーリーがおもしれぇ!

「祓忍」って設定から広がるアイテムや技のギミックがワクワクするし見ていて面白い。

俺がエロやラブをメインに捕らえず読んでもあやかしっていうメインストリーラインがあるからそこを主眼に読んで行ける。

ハレンチ副菜。でもOK。って優し味を感じる。そういえばBLACK CATも書いてましたね…と懐かしくなった。

主人公の祭里が一貫して祓忍としてがんばってる。ここも大事で、俺がラブコメに堪えられるかの分水嶺である

祭里くんがそういう応援できる主人公から安心感がある。

そんな純情な主人公に対してヒロインのすずがハレンチ担当としてぐいぐい行くんだけど…

いやここまで性的に肉食なヒロイン一般紙では初めて見ましたわ…。恋愛積極的レベルを跳躍していて笑えるぐらい肉食。新鮮。

で、ここでTSなのが逆によくてですね。

これが仮に祭里が男のままならぐいぐい行ったあげくの絡みの絵が個人的NGになりそうだなと思った。

百合じゃないし男女の絡みでもないしのギリギリラインからあんなにガツガツエロく書かれていても受け入れらる土壌が己の中にあるんだろうなと分析してみるよ。

次にシロガネ。こいつが「俺がToLOVEるが嫌いな俺の代弁者」みたいになってクッションになってる。一応ハレンチ抑制するブレーキ係を演じている。

から読者の体裁として露骨エロが嫌いだから「シロガネがんばえー」から「あちゃーダメだったか~うん!エロい!」みたいなしゃーない感をかもし出せる。姉が居るから少女マンガを読んでる言い訳が立つ小学生理論である

ToLOVEるにもハレンチ指摘係の委員長が居たはずだがあっちも結局ハレンチ係なので非人間のシロガネがその役を買ってる今作は安心感がある。

あとはれおちゃんとかカゲメイとかも居るんだけど割愛してですね。

言いたいことは二ノ曲宗牙先輩が大好きだということです。

相思相愛の二人の間に居てこれほど応援したくなった男性キャラ過去に居ただろうか!(反語

しかTSした主人公とあわよくば付き合う程度はどしどし推したいと思えるキャラが!

ハレンチは嫌いですが祭里くんはどんどん先輩を誘惑していけと思っておりますはい

最初はすずに敵意→惚れるからの祭里にドギマギな書くだけだとブレブレキャラなのに嫌味もなんにもわかないすっきりとしたイケメンウブキャラなんだよ先輩!

こんなキャラをすいとお出しできる矢吹は本当にすごいと思いました。

移籍で(個人的)悪いほうに転がって欲しくないなぁ。でも露骨エロは増えるんだろうなぁ。

ガチクタ

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496757736611

名前敬遠してましたシリーズ

あー絵がすきー

大きめグローブ萌え~

はい

Dr.STONEみたいな質感の絵が特徴的な作品。あと片岡人生を少し感じる。

書き込みがすごいってだけでOKなちょろい人間なので。それ見て。

バトルも一応2話のカサの武器の扱い方でよしっ見てやるか!と入れ込むことができた。

さらによくある固有能力ものなんだけど、初期に無能力者のモブっぽいサポート人員スポットを当てたのも好感度急上昇。いいよね…無個性だけど頑張るの…いいよね…腐らず鍛えた肉体だけで貢献するの…。「そういうのいいよなー超クール

ただねーキャラストーリーには今んところ全然引き込まれなくて、絵だけで食ってる。

漫画の絵のセンスがあってダークな雰囲気だけどのめりこめなくて読まなくなっちゃう。というのはアカメが斬る経験があるので、たぶんその経緯をなぞると思われる。

から摂取できるカロリーは高いので常食はしないが目に入ったら読む系か。惜しむらくはweb時代雑誌ザッピングは起こらないということ。

読まなくなるけど面白作品もあるよという変な感想です。

ラーメン赤猫

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496804659304

絶対読み返さないし絶対毒にならない漫画

わりとよくあるけど探さないとあまりない有象無象漫画ひとつ

絵も話も目を見張るものではないけれどネコである点で加点がすごい。

ネコラーメン屋」で上手くお話を転がしてるし各キャラも尖ってて面白い。

クリシュナちゃんのあざとさもいいけど僕はハナちゃん職業的ネコ被りや佐々木さんの上手く回してるスタッフ感が好きです。

ポスターの話も社ちゃんクリシュナちゃんスキルが活かされてよかたった~と非常にほっこりする話で好きなのです。

ただ「ネコラーメン屋」で目を惹かれたからには飽きも早くて、作中にも居そうなものめずらしいから一度だけ来店して堪能して二度目はない客。のような存在自分がなる。

癒しやかわいさで突き抜けるほどのパンチ力がないので最新話まで一気読みしたら連載は追わないタイプ漫画ですね。

面白いんだよ…でも応援したいほどの面白さじゃないんだよ…。

ぶっちゃけて言えばネコからギリギリ許されてるけど人間とかの画風が可愛い系じゃないよね…。昔の絵が上手い新都社漫画レベルに感じてつらみ。

ANGELIC LAYER

令和の時代!?唐突に読み始めてまだ10話も行ってない。

CLAMPのこってこてな関西弁いいよね…。

ちょっとボーイッシュな快活女の子いいよね…。

でもやっぱり黒髪ストレートも…え?5歳!?うーん…あり!

コメディたっちで崩し絵・SD、へちょい絵が多めで服が可愛くて現代舞台で…

と。熱心なCLAMPファンじゃないけれど好きだった「さくら-ちょびっツ-初期xxxHOLiC」の間を埋めるような位置作品でやっぱりハマりそう。

異様なハイテンポトントン進んでいくのでスルスル読めるのもグッド。

スターシステムでチラ見してたときもっと人形に没入するかヒカル意志を持って喋るかしそうと思ったのだが、結構ストイックにホビーな話になりそうでちょっとびっくり。

改めて考えてみると、CLAMP作品に引き込まれるのは世界システムが気になるからかなぁ。

×××HOLiC因果システムちょびっツの人型PCが普及した世界みたいに店で買えてエンジェルカードがあってトレーニングセンターがあって大会があってと「それがもうある世界」ができてることがすっと入ってくる。現代舞台だとたまにそこにつっかかってノりきれずなんでやねんで読まない漫画もあるんだよ。その点導入がすごくうまくいってる。

今後どういう流れになっていくかはわからないけど全5巻とちょうどいい長さで終わることがわかってるし楽しみに読んでる。

惜しむらくは自分レオタードフェチがないことかしら?

あともし最後まで楽しく読めたらガンダムガンプラアニメに手が出そう。

あげくの果てのカノン

https://www.cmoa.jp/title/114653/

https://spi.tameshiyo.me/AGEKU01SPI

なんだっけ、毎日かあさん?の娘が話題になってなんかその流れで「往生際の意味を知れ」がブコメで上がっていて、じゃあ読むかってなったときに前作があるじゃんとこっちから読みました。

表紙の第一印象は法条遥のリライトシリーズみたいだ。今見返すと誰だこの女!?てなる。

どうでもいいけど結構途中までタイトルカナンだと思ってました。

ジャンルは…うん…たぶんラブストーリー。なんだけど、SFな要素も強い。

まず始めに引き込まれたのは、女の子主人公カノンがかっわいー!

絵がすきーすきすきー。

と思ったらガチストーカーコイツキモイ!でも基本は陰キャストーカーから恋する乙女処女かわいいんだよなぁ。病みメンヘラ女だったら絶対ダメだったけど一途でちょっとしたことで舞い上がって赤面するカノン氏が可愛いすぎてはまっちまった。

で、最初は「雨と廃墟」「地上市民と地下市民」みたいなアンニュイ身分ものかなと思わせておいて、1話終盤からガラッとなんじゃこりゃとSFチックになってくる。もうビックリしてどうなるんだ!?ってなった。ここ最近では一番引き込まれ1話だった。

そのSF要素の「ゼリー」が軸にはあるんだけれど、話を悪~く一言で言うと「不倫モノ」のお話なんだよね。

女性向け漫画でありがちが話を比較女性向けではない画風と「ゼリー」含めた世界観の引き付け力でぐいぐい読ませてくるの。

んで不倫モノだからヒーローの男には妻が既にいて…これがまたむちゃんこ可愛いんだよね~。

第一印象は蹴落とされるための気位が高い当て馬身分婚女かぁ?とか思っちゃったんだけどもう…はぁ…努力家…すきぃ…。

話のテーマは「変節・心変わり」といったところで、男の境さんの心情とは!?本心とは!?…かな?いや全然核心をつけてない。読んでくれ!

普通女性向け漫画だったらこういうストーリーの話の転がしかたってすれ違いや誤解が多くて、「お前らもっとはっきり言えよ!」とか「お前らもっと話し合え!」ってイライラするんよ。

でもあげくの果てのカノンは「治療による副作用で心が変質してしまう」ということがメインで境さん自体も悩んでるんだよね。

このイライラしがちな「ふらふらする男」の原因を「治療による副作用」に他責することが成功してるからお話として気になる読めるものになってる。

そしてその原因の「ゼリー」が3人の関係に深く絡みついていて、あるいは「ゼリー」の解決が3人の結末にもからむかも!?3人の(というかそれに影響された妻の)行動しだいでゼリーがある世界にすごい影響があるかも!?という点で個人的な話かつ世界的・大規模的な話にもなっていて、いわゆるセカイ系な要素をはらんでいる。

こいつらどうなるんだ!?とずっとハラハラ、そしてずっとカノンかわいいなーで読み進められた。ダメ女とも思うけどね。本当に。

不倫モノだけどずっと恋する高校生カノン目線のせいでそんなにドロドロ感じない不思議作品だった。

終盤は流石に俺でもダメージを受けるんだけど、まああれもこれも必要だった。

ラストに関しては「お前が良いならそれもよし!」でした。ニヤニヤ笑顔でぼかぁ嫌いだな~と言えるようなオチね。

あと弟くんが微熱空間してるのでオヌヌメ

往生際の意味を知れを読むのが楽しみ~

アラガネの子

https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331748208168

3話途中。

絵が書き込まれますね。OKです。(ちょろい)

非転生・純ファンタジーで昨今貴重すぎる作品

私、デカくてなよっとしてるキャラに弱い部分があります。ついでに白抜き長髪だとか。

いなりこんこんいろはのうか様とか江戸前エルフとかですね。

まさかキャラでその文脈にヒットするとは意外でしたが。

ハガレンのような始まりにビクビクしつつも生意気みつあみおさげショタがでてらんまじゃん!とか思ったり。

振り返ればみつあみおさげが好きなようです。先のANGELIC LAYERおさげあげくの果てのカノンの妻もみつあみ編みこみ。うん、らんまが悪い。

宝石の特色を活かすという点では宝石の国どうなったかな…まだ休載か…とがっくりしたり、とにかく他作品がよぎってしま作品。すまん。

(というかオーバーヒートリバウンドを思い出させたり足が悪いだったりキメラがでたりとなるとレッドダイヤ賢者の石か?と今読み返すとなんかハガレン不安でしたが)

1話時点でストーリーにはあまり惹かれないけれど、キャラ世界観は良い感じです。(同じ感想を抱いたレッドフードは爆散しましたがこちらは30話オーバー)

ファンタジー世界で導くものと導かれるもののような関係の二人の話、といえばいくつか思いつきます

魔法使いの嫁

IT'S MY LIFE

ソマリと森の神様

グレンデル

どれもなんかとっつきにくいなあと感じてましたが、男二人組みでオリエントとなると手を出しやすかったです。

おさげ君がうだうだ暗く行くと不安でしたが意外とコロコロとした感情豊かで素直な面が多いので、犯人を捜してやっつけるよりはとにかく治療法を探す方面で進んで欲しいですね。

メインがまだ好きになってないけど周辺要素が好きの塊だから好きそうだ、みたいな作品です。

綺麗にしてもらえますか。

https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/kireini/

とりあえず1巻。

名前敬遠してましたシリーズ

彼女、お借りしま

みたいな語感のせいで避けてました。だってヤングガンガンだよ?

けど面白い!

絵が書き込まれてる!(くどちょろい)

隔月雑誌の月1連載枠らしいです。

ちょっと露骨健康的なかわいいエロちっくさが鼻につくけれど、全然OK範疇です。

絵は最近若木民喜とか荒井啓とかよりかな?

クリーニング屋という本業がありつつもメインは地元民との交流というハートフル物語です。

ARIAふらいんぐうぃっちが好きなら好きになる…はずっ。

とにかく絵が、背景が、描かれてるんで!めちゃくちゃ漫画摂取してる気分になれる。

目にも心にも滋養たっぷり作品イチオシ

あと読み始めたのはちょっと前だけど好きな作品名だけ

ジャイアントお嬢様

https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508303

煩悩西遊記

https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508634

レッドブルー

ttps://www.sunday-webry.com/episode/3269754496660551554

勇気あるものより散れ

ttps://www.younganimal.com/title/?id=11

忍者極道

ttps://comic-days.com/episode/10834108156722664318

あと、「鍵がない」もよかったよね。

まらなかった

ToLOVEる

双子登場回まで。

あやトラを読んで避けてたのはもったいなかったなと読み出したけど、ギブアップ

昔の、ジャンプ特有というわけではないけどなんでモテるのかよくわからない主人公ラブコメダメだった…

いちご100%やぱすてるやニセコイラブひなみたいな…

話もやや面白いし女の子可愛いけどやっぱ主人公が好きになれないと連鎖的にヒロインたちの心情にも乗れなくてどうあがいてもラブコメダメだなと再認識

もっと妖を狩って平和を守ってるとか貧乏から勉強バイトを頑張ってるとかギャルゲーを極めてるとか芯を持った主人公でおなしゃす…

それと主人公スタートから好きなヒロインが他と比較して可愛いと思えなくて辛いという現象ニセコイでも経験しました。

イヴじゃなくてヤミちゃんはとても可愛かったです。ヒロインはヤミと蜜柑だけでもよい。

地味にキョウコちゃんが出てたのもうれしかった。

勇者ミーリは58歳

anond:20220603170344

元増田先入観があったことは否めない。

読めるけど。面白いといってもよかったかもしれないけどたしかに不相応な反響あいだなと感じた。

その「面白い」も漫画をよく読むから見出せる典型的(陳腐な)面白さ、あるいは全然読まないなら素直に感じるであろう面白さであって、引いて見るとダメな類のもの

多少の不自然さを書きたいことのパッションで帳消しにする漫画って確かにあるけれど、この内容でネーム大賞といわれると「えー」っと言いたい気分にもなる。

まあ元増田以上に言える事はないです。

スペシャル

これは先に断っておくが自分が悪いし読み方も最悪。

「成程」を堪能し連載初期に追っててなんかちゃうなと離脱

最終回がひどいと話にのぼり最後の数話を読む。

というキセルっぷりだけど…絵も話もどうしてこうなったしか言いようがない。

個人的ジェネリック位置原光Zな人だったんだけど位置原光Zがほぼ読み味そのままで居てくれているだけにこの方はもういいかな…と。絵の魅力もなくなってるのが辛い。

炎炎ノ消防隊

完結記念に読もうとしましたが。

ソウルイーターを途中リタイアした人間には結局合いませんでした。

2巻でさっそく闇落ちを誘ってくるキャラが出てきてまたか…となりリタイア

絵もキャラも嫌いじゃないんだけどとにかく話が面倒くさいんだよね…。

デッドマウント・デスプレイ

群像劇作家っぽくて避けてた作者の作品を読んでみたら群像劇になりそうだったのやめた。

ひでー言い草…。

ファンタジーな雰囲気で読めそうな流れから現代に行っちゃって人が増えそうな雰囲気が流れ出して…

よし、女の子が死んだ!この子が死んだままなら読み進めよう!と思ったらやっぱり復活したのでやめておくことにした。

次の作品にも言えるけど主人公が極端に悪人だと辛い。

はめ Permalink | 記事への反応(6) | 12:24

2021-12-15

今日読んだ非BL

鎮魂歌レクイエム)』(馳星周

 馳星周先生デビュー作『不夜城』のシリーズ第二弾。ゴリゴリノワール小説だが、某BLレビューサイトによれば、本作を読んでBL沼にハマったという姐様もおられるようだ。

 私は確か二十年前に本作を一度読んだ記憶があるんだけれども、面白かったという感想けが残り、内容はほとんど覚えていなかった。闇落ちした劉健一クズさ最高潮ぶりはぼんやり記憶していたのだけれど。郭秋生のキャラがかなり立ってるのに存在ごと綺麗さっぱり忘れていた、私の記憶力は一体……。

 ろくでなし警察官崩れ滝沢と、凄腕の殺し屋郭秋生のダブル主人公で、物語は秋生視点滝沢視点が交互となって進行する。


あらすじ

 郭秋生は、楊偉民の子飼いの殺し屋だ。暗殺の依頼を請負い、秋生は一年ぶりに歌舞伎町に戻った。いつものように卒なく仕事を片付けた秋生。ところが、楊偉民はいものように秋生に逃亡先を用意してはくれず、歌舞伎町に留まれと命じた。そればかりか、楊偉民は秋生を歌舞伎町支配する二大勢力のうちの一つ、上海の老板・朱宏と引き合わせた。朱宏の情婦ボディーガードとして雇われる事になった秋生。いつもとは違う仕事に戸惑い、不安を覚える秋生だった。

 その少し後、滝沢誠は彼のボスである北京の老板・崔虎に呼び出された。崔虎の直属の部下である四大天王の一人・張道明が殺されたという。おそらくプロの犯行だった。だが、張道明の居場所を知るものはいなかったはず。すなわち、内部に裏切り者がいて、プロを雇い張道明を暗殺させたに違いない。崔虎は滝沢裏切り者を探せと命じた。

 初恋に囚われ続ける美貌の殺し屋と、ろくでなし変態サディスト警官。交わることのないはずだった二人の運命が、交差しようとしていた。



増田感想

 BL描写のある面白小説を読みたいと思ったらむしろBLレーベルから探せって事で、二十年ぶりに手に取ってみた本作。何となく面白かったなという記憶しか残っていなかったのだけれども、いざ読んでみたら本当に面白い。ものすごいページターナーっぷり。次はどうなるんだろうと気になってしまい、つい夜更ししてまで読んでしまった。

 一般レーベルでのBLっぽい作品ということだけど、お互いに相手に恋し合ってイチャイチャするっていう訳ではなかった。まあ、非BL作品なんだから当たり前だけれど。

 しかし、滝沢が秋生に恋に落ちるシーンとか、秋生の声を聞く、秋生に視線を向けられる、秋生と会話をする……その時々の滝沢の反応がめっちゃ乙女チックなピュアラブさかげんで、エモいの通り越して面白かったなw 複雑に絡み合う欲と謀略、大陸にまで及びそうな意外にもスケールデカい話、とか、最終的にはどうでも良くなって来るくらいの一方通行ラブロマンスだったー! なにこれ。ごめんなさい、こんな時どんな顔すればいいのか、わからないの……………。笑えば、いいと思うよ……………。

 滝沢は秋生をどうしようもなく好きなんだけれども、秋生は「正直どうでもいい(早くリタイアして犬飼って暮らしたい」っていうスタンスを崩さない。っていう、無情感が最高すぎる。実に萌えた。滝沢恋する乙女モードの目で見た秋生は本当にカッコよくて、つられて恋しそうになる。

 が、秋生が史上最悪のピロートークをする場面(無論相手滝沢ではない)で、「日本にいてわかったんだ。おれはホモにもてる」と断言したせいで、脳内に固まりつつあった秋生のイメージ画像に亀裂が入った。ちょ、ちょっとまって。滝沢乙女チックな秋生描写世間一般日本人の乙女に好かれる美男子描写は大体一致すると思うけど、ゲイモテるとなるとだいぶ違くなる気がする。一体、どのようにイメージ修正したらよいの!? 女にもゲイにもモテる優男とは、どんな風な奴のことを言うのだろうか……。例えば昔のケイン・コスギみたいな人とか? いやでもそれはマッチョ過ぎないだろうか。てか、ケイン・コスギことなんて、十五年ぶりくらいに思い出したな、私。

 かなり脱線してしまった。ともかく、ストーリー展開の面白さを楽しみつつ滝沢純愛についニヤニヤしちゃう感じで、感動して泣いたりとかはしなかった。

 

2021-06-10

神字書きを見つけたのに見つけられない

これは一介の腐女子ラブレター兼迷走日記なので、暇な人だけ読んでほしい。



10年前に女性向けとして爆発的に流行ったジャンルがあり、私は当時リアルタイムでその作品を追っていた。

この間久々にその作品を思い出し、再履修に至った。今でもコンテンツが続いてることをこの時知ったのだが、当時の推しキャラは今も変わらず可愛かった。

何となくpixivで、当時は特に好きでもなかったABというCP小説に手を出した。


そこに、神様はひっそりと在らせられた。



小説投稿数は10ほど。ほとんどがABのカップリングで、そのジャンルのために作られたアカウントなのだと分かった。

人を選ぶ描写価値観も含まれているため、ブクマ数はまちまちといった感じだが…文章レベルの高さからかなり読まれているようだった。

文体は…目の前にそのものの形が浮かんでいるのかと疑うほどリアルで、それでいて詩的であまりにも美しい。二次小説にしては珍しい、少し古めかしい言葉遣いが含まれているのがまたそそられる。言葉ひとつひとつキャラクターに対する愛とリスペクトがあり、愛しさに胸が苦しくなる。

(文章からなんとなく夢野久作を思い出したが似てないかもしれない)

作品説明欄のコメントが、本文の丁寧さとはギャップを感じさせる可愛らしさなのもまたよかった。(ABちゃんマイスイート十字架絵文字…みたいな感じだ)

ひとつ目を通しただけではその多大な魅力に気づかなかった。

ふぅん、読みやすいな。他のも読んでみようかな。程度の気持ちだった。



これが、もう、ふたつみっつ読むと、目が字の羅列を追いかけるのを止められない。一つ読み終わるたびにベッドに突っ伏し、もうだめだ…と呟いてしまう。そして放り出したスマホを手に取り、無意識のうちに次の作品URLタップするのだ。

麻薬が如し、神様が織りなす二人の生活を、営みを摂取することをやめられない。

とんでもない人を見つけてしまった、と私の心臓は破裂しそうなくらい暴れていた。

ジャンルを超えても追いかけたい、この活字と共に生きこの活字と共に死にたいという最早恋する乙女になってしまい、どうにも止まらない。暴走機関車だ。

こんな気持ちは初めてで、pixiv投稿した絵がブクマ万超えした時もこれほど気持ちが高揚したことはなかったと思う(これは少し自慢も入っている、申し訳ないがこれ以上の喩えが思いつかない)


しかしだ。

作品の最終投稿は、約9年前である

そしてやはりというか…プロフィールにはTwitterID記載はなく、作品説明に「壁打ち垢作りました」と載せられていたIDは既に消滅していて、他の人がそのIDで取得し直したようだった。


焦った。

当然pixiv記載された御名前Twitter検索したり、ABと併せて検索したり、ググったりしたが全くヒットしない。

作品欄には同人誌サンプルなどもなかったため、他の御名前サークルから攻めるという選択肢も消えた。


この神様が、愛情を注いで作り上げたABがひっそりとpixivに横たわっているという事実けが残った。

垢分けとは、こういうことなのだ。

私は泣いた。

こんなにも他人の心を衝動的に情熱的に動かすような字を書けるのだ、恐らく他のジャンルでも活動をしているか、もしくはしていただろう。


でも、確かなことは分からない。

神様、またあなた文章にお会いしたいです。

Twitterの140字という短さでもいいのです。

春の訪れを告げる紋白蝶のように清く柔らかくそれでいて色気のある、小さな奇跡に再会したい。

攻と受の、狂おしいほどの慈しみ深い愛をもう一度あなた文章で拝見したいのです。



けれどどうすればその願いが叶うのか、本当にわからない。




pixivメッセージ突撃すべきなのだろうか。「あなた文章が好きなのですが、今現在何か創作活動アカウントなどはお持ちですか?是非フォローしたいです。」

9年前のpixivアカウントを見てくださるとも思わない。



悲しい。

ABの小説という、一生枯れない美しい造花と生きていくしかないのだろうか。


それもまた、幸せなのだろうか。

2021-06-03

神字書きを見つけたのに見つけられない

これは一介の腐女子ラブレター兼迷走日記なので、暇な人だけ読んでほしい。



10年前に女性向けとして爆発的に流行ったジャンルがあり、私は当時リアルタイムでその作品を追っていた。

この間久々にその作品を思い出し、再履修に至った。今でもコンテンツが続いてることをこの時知ったのだが、当時の推しキャラは今も変わらず可愛かった。

何となくpixivで、当時は特に好きでもなかったABというCP小説に手を出した。


そこに、神様はひっそりと在らせられた。



小説投稿数は10ほど。ほとんどがABのカップリングで、そのジャンルのために作られたアカウントなのだと分かった。

人を選ぶ描写価値観も含まれているため、ブクマ数はまちまちといった感じだが…文章レベルの高さからかなり読まれているようだった。

文体は…目の前にそのものの形が浮かんでいるのかと疑うほどリアルで、それでいて詩的であまりにも美しい。二次小説にしては珍しい、少し古めかしい言葉遣いが含まれているのがまたそそられる。言葉ひとつひとつキャラクターに対する愛とリスペクトがあり、愛しさに胸が苦しくなる。

(文章からなんとなく夢野久作を思い出したが似てないかもしれない)

作品説明欄のコメントが、本文の丁寧さとはギャップを感じさせる可愛らしさなのもまたよかった。(ABちゃんマイスイート十字架絵文字…みたいな感じだ)

ひとつ目を通しただけではその多大な魅力に気づかなかった。

ふぅん、読みやすいな。他のも読んでみようかな。程度の気持ちだった。



これが、もう、ふたつみっつ読むと、目が字の羅列を追いかけるのを止められない。一つ読み終わるたびにベッドに突っ伏し、もうだめだ…と呟いてしまう。そして放り出したスマホを手に取り、無意識のうちに次の作品URLタップするのだ。

麻薬が如し、神様が織りなす二人の生活を、営みを摂取することをやめられない。

とんでもない人を見つけてしまった、と私の心臓は破裂しそうなくらい暴れていた。

ジャンルを超えても追いかけたい、この活字と共に生きこの活字と共に死にたいという最早恋する乙女になってしまい、どうにも止まらない。暴走機関車だ。

こんな気持ちは初めてで、pixiv投稿した絵がブクマ万超えした時もこれほど気持ちが高揚したことはなかったと思う(これは少し自慢も入っている、申し訳ないがこれ以上の喩えが思いつかない)


しかしだ。

作品の最終投稿は、約9年前である

そしてやはりというか…プロフィールにはTwitterID記載はなく、作品説明に「壁打ち垢作りました」と載せられていたIDは既に消滅していて、他の人がそのIDで取得し直したようだった。


焦った。

当然pixiv記載された御名前Twitter検索したり、ABと併せて検索したり、ググったりしたが全くヒットしない。

作品欄には同人誌サンプルなどもなかったため、他の御名前サークルから攻めるという選択肢も消えた。


この神様が、愛情を注いで作り上げたABがひっそりとpixivに横たわっているという事実けが残った。

垢分けとは、こういうことなのだ。

私は泣いた。

こんなにも他人の心を衝動的に情熱的に動かすような字を書けるのだ、恐らく他のジャンルでも活動をしているか、もしくはしていただろう。


でも、確かなことは分からない。

神様、またあなた文章にお会いしたいです。

Twitterの140字という短さでもいいのです。

春の訪れを告げる紋白蝶のように清く柔らかくそれでいて色気のある、小さな奇跡に再会したい。

攻と受の、狂おしいほどの慈しみ深い愛をもう一度あなた文章で拝見したいのです。



けれどどうすればその願いが叶うのか、本当にわからない。




pixivメッセージ突撃すべきなのだろうか。「あなた文章が好きなのですが、今現在何か創作活動アカウントなどはお持ちですか?是非フォローしたいです。」

9年前のpixivアカウントを見てくださるとも思わない。



悲しい。

ABの小説という、一生枯れない美しい造花と生きていくしかないのだろうか。


それもまた、幸せなのだろうか。

2020-10-05

ファントム初恋

このまえ新幹線に乗ってたら突然知らない女性に話しかけられた。

増田くんだよね?」

中学とき(もはや何年生だったかも覚えてない)しばらく席が隣で、それなりに仲が良かったことのある人だった。

動揺しつつも俺はウェ、アア、ソウス、オヒサシブリス、というような声を発した。

彼女はこのようなことを言った。

「やっぱり!すごい奇遇だね。……じゃあ、よい旅を!」

そして俺がまごついている間にサッサと去っていった。

べつに話したいこととかなかったし、下の名前すら思い出せないような間柄だったわけで、あのアッサリさに文句はない。

でも俺は生粋非モテとして30年近くやってきてるわけで、そんな奴が「新幹線中学同級生バッタリ再会」なんてシチュエーションに出くわしたら惚れるじゃないですか。恋に恋する乙女みたいなモンですからね。

彼女のこと全然きじゃなかった(嫌いでもなかったが)のに、今や中学の思い出として彼女の顔ばかり思い出される。初恋の人だった気さえしてくる。恋愛遡及している。

なんなんだこれは。どうしたらいいんだ。

どうもしなくてよく、落ち着くのを待てばいいんだろうな。

でもさあ!1分に満たない会話で俺の心をこんなにかき乱しているという自覚彼女にはあるのか?

いや、自覚しろって方が酷なんだけども、しかし俺としてはやはり、突然切りつけられたような感覚があることは否めない。

同級生に話しかけるな!「よい旅を」なんていい感じのフレーズを投げつけるな!

クソ〜〜〜ッ

2020-09-10

anond:20200909235528

ドットでいいんじゃね?

ドット恋する乙女ゲーとかあったろ?

お前はあれに行き着け

2020-07-31

大阪大学って頭が悪い人でも入れるの?

うちの会社問題社員がいる。Y子とする。

年齢は30代後半で、痩せていて、ルックス普通な方だ。いやブサイク

大阪大学を出ているらしい。

仕事は致命的にだめってわけじゃないんだけど、いかんせん頭が悪い

具体的にはこんな感じ。

学習意欲が足りない。

 1年前のフォルダを見たらわかるよね?みたいなことをしきりに聞いてくる。

 その業務で扱う計算中学校レベルだ。私を人間ウィキペディアみたいに考えてる節がある。

 それでいて、自分はすごいみたいな自慢話をよくする。周りはニコニコして聞いている。相槌はほとんどない。

 でも、飲み会ではY子の悪口は出ない。これでもかってくらい出ない。

 たぶん、ネタにしにくいんだと思う。あまりにも可哀そうで。

 Y子がどういう見た目や雰囲気かと言うと、「あの子結婚できないよ」って飲み会発言したら、その人が周りから無言で責められる感じ。見た目がすごく不憫なんだ。卑怯なくらい。『あん不憫な子を馬鹿にする人は悪い奴』みたいなオーラ自然と出ている。 

責任回避かつ責任転嫁の気がある

 同じようなことを何度も聞いてくる。上司に何か聞かれた時の予防線を張ってる?

 とにかく、ちょっと考えれば結論出るよね?ってことでも聞いてくる。計画書と報告書の誤差が100円違ってもダメなの?みたいな。友達のガム1個を盗んだら窃盗罪で捕まるって考えてる小学生みたい。

 Y子は、偏差値38の大学を出た私が2年間も務まった業務をやってるんだけど出来がよくない。さんざん述べてきたように、頭の回転の悪さが主な原因だ。

 おかしくない?あなた新卒で誰もが知ってる会社に入ったんだよね?今は中小企業で働いてるけど、そこまで実力がないの?キヤ〇ノンって、いい大学出てたら誰でも入れるの?

想像する力がない。

 例えばAさん→Bくん→Y子とでコミュニケーションがあったとして、Y子がAさんと再び話をする時に齟齬があった時、脊髄反射でBくんのせいにする。

 「話が違ってます!」って感じで怒る。でも、真相はAさんがいつもどおり適当なことを言ってただけだったりする。しかもAさんがそんな人間であることに気が付いてない。人を見る目がない。理性で物を考えられないからだ。

・人によって態度を変える。

 イケメンには恋する乙女。例えば隣の部署のA君が近づいてきたらわざとらしく席を立つ。ブサメンには淡々とした態度。道端で死んでいるタヌキみたいな目で見る。

 可愛い子には辛く当たる。こないだ遠くの部署新卒の子資料見せてって言ってきて、これはどんな契約内容なんですかって聞いてきたんだけど、あいフツーに断りやがった。

 その新卒の子は、債権管理系の部署で姫というあだ名がついてる子だった。嫌味な子じゃない。見た目も性格もいい子だ。年上で一緒に昼ご飯を食べる子が何人もいる。

 

最近、疲れてきている。親には相談した。向精神薬も買った。

でも、そろそろ限界かもしれない。

職場ではすこぶる元気そうなY子だけど、もう相手をしたくない。でも、大きな事件も起こしてないからどうしようもない。

正直、異動を申し出たいけど、こんな状況で上司相談したら私の方が不利になる。仲間想いじゃないって絶対言われる。

はてなブログで有名な人に相談メールを送ったけど、一か月が経っても返信がない。

私のネタでは良い記事が書けないのだろうか。私の話はそんなに価値がないの?こんなに苦んでるのに。今も心臓がぞわぞわしている。喉も痛い。コロナじゃないよ?

はてなブログの読者って、人が苦しむのを見るのが人生の喜びなんじゃないの?

自分で考えてもわからない。

私はあの女にどう対応したらいいのだろう。

心理学の本とか買って勉強したら何とかなるのかな。

もし、とんでもない社員に囲まれ社会人生活を送っている増田の人がいたら対策を教えてほしい。

心療内科には行きたくないよ…

2020-07-13

書き留めておきたかたこ

好きな人がいたんです。初恋といってもいい。

もう記憶あやふやなくらい遠い昔、同じゲームが好きで話すようになった女の子のことをひたすらに大好きだったんです。

その女の子が他の子と遊んでいたらその子達が死ぬほど憎くなるくらい、その女の子プール自由時間に一緒に遊んでくれなくてガチ泣きするくらい、それを気に病んで髪をハサミで切るくらいには大好きでした。当時の幼い恋ですから自分勝手気持ちです。ただただ彼女が好きというだけで、特段彼女側の視点に想いを馳せない身勝手な恋をしていました。

あの頃を思い返してはっきり仲が良かったと言える子はもうひとりいました。その子に対してはフラット友情を抱いていたのです。今でも親友、盟友と自負しています。お互いに。だからこそ、初恋の子への想いはくっきりと友情から区別されるものだとわかったのです。

何故この恋が特別だったかというと、これを10年くらい引き摺ったからです。中学別になったので、彼女と一緒に過ごしたのは2年ぽっちでした。それでも中学の頃はやたら長い電話をかけたり地域お祭りで会ったりしていましたが、高校生になると私も部活で忙しくなり接点はなくなりました。あの頃はLINEがなく電話メールしかないし、そうなると連絡は自然億劫になります。それでも心の奥底で好きだったんです。ずっと。毎日最低一度は彼女名前を思い出しました。時には彼女の顔や言葉を思い返してきゅんと締まる胸を押さえました。事あるごとに彼女名前を呟いては思い返していました。今思えば執着みたいなものだったのだろうと思いますが。

人生色んなことがあります中学の頃は部活の女の先輩が大好きで年中ひっついてましたし、大学生の時は短い期間ながら彼氏がいました。だから初恋は執着に形を変えて心の奥底に寝そべっているような感触であったのです。大きなかたまり感情はあれど、彼女名前毎日思い返せど、それでも終わった恋だと思っていました。

大学何年生だったか彼氏なる存在と別れてしばらくした頃、ふとLINE友達を整理していて心臓が飛び出そうな感触を味わいました。電話番号による自動追加か、友達欄に「彼女」の名前があったのです。震える手でメッセージ作りました。なんでもないような感じで、「やっほー!もしかして○○ちゃん?」と。そんな些細なメッセージを作ったはいいが、いざ送るのにはまる1日かけて悩みました。軽いノリで行くべきか丁寧に行くべきか、怪しまれない言い訳をどう盛り込むか、そう考えている時点で下心ありありなのではなどと、様々な思いが去来していました。

ええいままよとLINE送信ボタンを押した時の手の震えと、返信が来た時の高揚感をまだ覚えています。「彼女」と現状の話をぽつぽつと送り合うたびにときめきが胸を吹き荒れていました。まだ、好きになれたんだなと実感されました。

雑談を続けていたらトントン拍子に「今度の休みに遊ぼう」という話になっていました。しかも向こうからの持ちかけで。もう有頂天でした。色々と忙しい時期だったのですが、テンションMAXで浮かれていました。

遊ぶ日の当日は、めちゃくちゃ服を悩んだりメイクを調整したりと、恋する乙女のものでした。ハイテンションにこれまでの年月について語らい、私にとってのデートを心から楽しんでいました。私より背の高い彼女を隣から見上げる時の、甘酸っぱいような感覚をまだ忘れていません。

このような浮かれ方をしていたので、まさかその日のうちにこの恋が冷めるとは思ってもみませんでした。2人とも少し歩き疲れ、お茶にしようと喫茶店に入りました。様々な話題をぽつりぽつりと話すうち、人生の話がちらほらと混じり始めました。何故かこの年頃の女性と長く話すと、なりがちな話題です。私は当時学生でしたが、彼女はもう働いていました。かなりハード職種、悩まされる人間関係、今後の人生方向性。話を聞いているうちに、恋愛観の話題になりました。「好きな人に男も女も無いんだよね」と彼女自然に言った時、私は踏み込まれたような気持ちになりました。彼女のことを一方的に好いている自分に後ろめたさを感じるような、そんな感情です。私は彼女の眼中に入らないからこそ、好きでいたのでは?とまで思考が回るほど、私は混乱していました。ただ、彼女言葉を続けました。「でも女の子は『やりたい』って気持ちになれない。そこが大事だと思うんだよね。だから恋愛では無いかな」と。

ドライアイスが溶けて昇華されるような、心臓の奥にたまっていた愛着の塊が、10年かけて作られた塊がその一言で一瞬のうちに消えました。

自分でも動揺するくらいあっさりと、彼女に対する恋愛的な「好き」の気持ちが消えたのです。

ああ、相手範疇にないなら、その可能性すらないなら私は色恋として好きにならないのだなと、瞬間的な悟りを得ました。「そうなんだね」とあくまストレート(用語)のふりをしながら、私は相槌をうっていました。バイの私にとって「恋愛対象の」女の子全然「やれる」相手であることも、そう彼女を思ってきたことも、ひた隠しにしてただ当たり障りのない会話を続けました。

決定的な溝を前に恋愛的な「好き」が消え、彼女に対する気持ちにはもう1人の親友とまったく同等の「友情」だけが残っていました。

また遊ぼうと軽く言い交わして別れた後、私は全くフラットになった自分の心のうちに困惑していました。これまでの毎日、本当に、彼女名前を忘れたことはなかったのです。10年以上執着を持ち続けて凝り固まった感情が、こんなにもあっさりとなくなってしまうとは。このようなことを人生の中に予測したことはありませんでした。たった一言で私の見る世界は一転し、拠り所のないふわふわとした気持ちで、帰路を歩んでいました。

こうして私の初恋は終止符を打たれたのでした。

構ってもらえなくて泣くくらい、LINEの返信を心臓の高鳴り抱えて待つくらい、10年以上その想いを抱え込むくらい大好きだった彼女への恋愛的な「好き」が、一瞬で跡形もなく消え去りました。

未だにその子に対して恋愛感情を持っていた記憶は残っています。未練のようなものではなく、さっぱり消え失せてしまいはしましたが、思春期青年期にかけて私の心にぽたぽたと垂れ続けて形作られた雨だれが作ったあとが、埋めるものもなくその形が残っています彼女を愛した記憶ごと、最早私の人生であったわけです。

今後、私が生き続ける限り、彼女を愛した年月は人生の中に占める割合を減らしていくことになります。それでも私を形作るにあたり基礎の部分に混ぜ込まれたことに変わりはありません。石を穿った雨だれはもうなく、ただその跡を残したまま、その上に今後の人生を積み上げてゆくのだろうと思います

彼女への想いが消えて暫く経って、私の人生の半分を形作ってきたこの思いについて書き留めたくなったため、ここに記します。

今はただひとりの友人として、彼女の前途に幸あらんことを祈ります

2020-07-09

恋を手放しま

この場を借りて恋を手放させてください。



短い間でしたが、ありがとうございました。

今思い返すと、デートらしき事は1度もしませんでしたね。ピクニックとか水族館とか美術館とか、そういった場所に行きたいと思っていましたが、結局言い出せませんでした。

コロナ世間が騒いでいる時に人が集まるような場所に行きたいと言ったら、引かれてしまうと思ったのです。

それに、例えば蔦屋書店制限時間内にお互い相手に読んでもらいたい本を購入した後、どこかのカフェで紹介し合うなんて、子どもっぽいと思われそうで言えませんでした。今冷静になってみれば付き合ってもいないのにそんな事するの、変ですね。



それに、LINEが全く来ないのも寂しかったです。

返信が来ないのが気になって、ネットで色々な記事動画を見ました。

そこには「好きなら睡眠時間を削ってでも返信する。よって脈ナシ。」という見解と、「LINE業務連絡手段としてしか見ていないのが男性なので恋愛感情既読スルー無関係。よって脈アリの可能性も十分にある。」という見解の大きく2つがありました。

私はどちらも説得力があると思いました。そして自分の状況を当てはめては、落ち込んだり、気長に待ってみようと思ったりを繰り返していました。

でも迷いを繰り返すうちに、結局はケースバイケースだという事に気付きました。

画面の向こうの知らない人が「これは脈アリ!」と言ったって、何の意味もないんです。大切なのはあなた気持ちであって、世の中の意見とか、傾向とか、ましてや私の希望なんてどうだっていいんです。


ただ、そのあなた気持ち、それを知らせてくれない事にはどうしようもないんです。

私はそれを知るために色々模索しました。

目を見つめてみたり、軽く腕にタッチしたり。どんな人がタイプなの?と聞いてみたり、私の好きな人は何を考えているかよく分からなくて…と本人に相談してみたりもしました。

自分としては結構グイグイいったと思っています。世の中にはもっと大胆な方もいると思います。だけど私はお酒の力を借りてもこれが精一杯でした。

あなたの反応は、拒否する訳でもなく、むしろ好意的とすら捉えられるものでした。

そう、会っている時のあなたはとても楽しそうに見えました。思い切って言えば、私に気があるんじゃないかと思うほどでした。

それなのに、まだあなた気持ちが分からないんです。

だってLINEが来ないんです。

私はあなたの話を聞きたいって思うんですけど、次の約束はしてないじゃないですかLINEは来ないじゃないですか。……

こうして書くと、私はあなたの事を一日中思っているような恋する乙女に見えるかもしれません。

まぁ間違いではないかもしれませんが、私だっていい大人です。

あなたからLINEを待ちながらも、仕事ちょっと丁寧に仕上げてみたり、遠方の友人とZOOM遊んだり、旅行計画を立てたりと思いのほか充実した余暇を過ごしているんですよ。




私は、あなたの真面目で紳士的でどこか謎めいている所が好きでした。手が届きそうにないくらい、背も高くて頭が良くて、大人っぽくて。

正直、なぜ私じゃダメだったのか分かりません。でも、思いつく限りの反省をして次に活かします。

次、誰かに好いてほしいと思ったら、

グラスの水を注ぐ係を死守します。

前の恋人の話はしないし、聞きません。

お化粧は薄めを心がけます

私が頑張った話をするよりも、相手の頑張った話を聞き出すようにします。

食事終盤でお化粧室にたたないようにします。

鬼滅の刃アニメを見るだけじゃなくて漫画を買います


もっとあなたの事を知りたかったです。

あなたが挫けそうな時に傍で支えたり、全部ぶっ壊したくなった時に静かに見守って落ち着いたら一緒にやり直したり、あなたを傷付ける人がいたら先陣を切って殴り込みに行きたかったです。



さよなら

とてもいい片思いでした。

2020-01-27

[]ミケちゃんシロちゃんの性知識問題

増田を見ている皆さん、こんにちは。皆さんは1月18日から劇場公開されている『劇場ハイスクール・フリート』を何回見ましたか? 私はまだ4回しか見ていないのですが、きっと皆さんはそれ以上に『はいふり』を堪能しているのでしょうね! 羨ましいことです。

さて、『ハイスクール・フリート』で多くのカプ厨を沸かせたシーンといえば、やはり「本屋晴風」でモモちゃん……もとい青木先生薄い本を読んだときシロちゃんとミケちゃんの反応の差が挙げられます(それにしてもナマモノ本を当人たちに見せるってなかなか肝が据わってますよね青木先生)。

青木先生薄い本を読んだシロちゃんが真っ赤になる一方で、ミケちゃんは「シロちゃん、これって何してるの」などと尋ねており、明らかに内容を理解していない様子です。

しかし2人は同じ高校1年生のはずなのに、どうして青木先生漫画理解度に差が生じているのでしょうか。ミケちゃん無知すぎるのでしょうか、それともシロちゃんが性知識豊富すぎるのでしょうか。

この増田では、いくつかの仮説を検討して結論を出したいと思います

ミケちゃんは保健の授業で居眠りしてた説

青木先生薄い本の内容がエッチではあるがさして突飛でもない常識的プレイだった場合シロちゃんの性知識は年相応のものだがミケちゃんのそれはそうではない、という仮説が導かれます

おしべとめしべも知らずに艦長が務まるのかという疑問はあるでしょうが別に航洋艦女郎宿でも何でもないわけで、船の動かし方についてよく知っていてさえいれば子供ができる仕組みについては理解していなくても問題ないということなのでしょう。

ミケちゃん魔性の女説

ミケちゃんはあえて理解した上で無知を装ってシロちゃん質問することで天下の大通り羞恥プレイを楽しんでいるという解釈ももちろんありえます

しかしだとすればミケちゃん性格的にはむしろ

漫画の中だと、わたしたちここまで進んでるんだね……現実には、まだ××もやってないのにね。ね、シロちゃんちょっと△△してみよっか?」

みたいな感じでシロちゃんに仲良しすることを誘った挙げ句家族しそうですよね。好意ストレートに伝えてきそうというか。なのでこの説も惜しくはあります却下です。

シロちゃん恋する乙女

別名、青木先生少女漫画がお好き説。

そもそもモモちゃんが描いていた内容には特に性的描写はなく、いたって普通恋愛漫画に過ぎないのだが、恋する乙女シロちゃんが過剰に興奮してしまった……という仮説です。

正直シロちゃんはかっこいい表情でシロちゃんに迫るミケちゃんイラストを見てドギマギちゃうレベルシャイガールだと思うので、青木先生ちょっと気合の入った全年齢ミケシロイチャラブシーンを描いただけでも真っ赤になってしまうのはもう火を見るより明らかです。

この場合、ミケちゃん別に知識が極端に乏しいとかではなく、特殊な生育環境ゆえにポッキーゲームを知らなかったとか壁ドン意味がわからなかったとか、そういうレベル無知だった可能性があるのではないでしょうか。

このレベル無知ならありえる話じゃないか個人的には思います

シロちゃんはムッツリ説

別名、青木先生エロ同人がお好き説。

青木先生の描かれたシチュエーションもといプレイがあまりにも特殊であった場合、あるいは同じ業界の人にしかからないような隠語メタファーが散りばめられていた場合、平均的な性知識しか持っていなければ内容を理解できない、という可能性は十分にありえることでしょう。

もしもミケちゃんが保健の授業をちゃんと聞いていたにもかかわらず青木先生薄い本で描かれているもの理解できなかったとするならば、その内容は極めて特殊性癖リーチした内容のものである可能性があります

ではそれをどうしてシロちゃんが知っていたのか? という問いに対し、「それはシロちゃんがムッツリだから」と答えるのがこの仮説です。

ムッツリであるシロちゃんは日頃から特殊性癖隠語に親しんでおり、それゆえに青木先生の描かれる特殊な内容の薄い本完璧理解することができてしまったのでしょう。

しかシロちゃんがムッツリだとするならば頬を赤らめながら熟読するはずで、正視に耐えないとばかりに目を逸らしているあたり別にムッツリではないのではないかという疑念が湧いてきます

そうであるならば、いったいどうやって彼女特殊な性知識を得たのでしょうか。その疑問への答えとして、次の説が提出されます

真冬姉さんは下級生男子から尊敬されてそう説

劇場版でのシロちゃん回想シーンで、ご幼少のみぎりに部屋に入ったところ真冬姉さんがホラーを鑑賞していたため、怖くて一人で寝られなくなってしまったというエピソードが語られます

姉の見ていたホラー映画をうっかり見てしまうことがあるのなら、姉の持っていたエロ本をうっかり読んでしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、真冬さんはTVアニメ漫画はいふり』の描写では尻! 胸! という感じのなんというか非常にわかやす即物的性癖の持ち主であり、そこまで特殊性癖をこじらせているようには見えません。

ですが、姉ならもう一人います。それについて次で説明します。

真霜姉さん腐女子

この件について友人と熱く討論をしていたところ出てきた説です。

劇場版などでかなりのSっ気の持ち主であることが衆目に晒された宗谷三姉妹の長女宗谷真霜さんですが、彼女が実は割とディープ腐女子であり、その蔵書をうっかりシロちゃんに見られてしまったと考えれば、色々なことの説明がつきます

漫画版を見る限りでは、彼女私生活はかなりだらしなく、シロちゃんはしばしば彼女の部屋に立ち入っています。そのような関係姉妹ですから、うっかり秘蔵の薄いブックを目にすることもままあったのではないでしょうか。

そして真霜さんの蔵書によって植え付けられた一般の方があまりご存知ないような営みについての知識を持っていたからこそ、おそらくは真霜さんの同好の士であろう青木先生のミケシロナマモノ本に反応することができた、と考えれば辻褄が合います

個人的には宗谷真霜さん腐女子説に一番説得力を感じるのですが、はてなの皆さんはいかがでしょうか。

他にも、「モカちゃん上下関係を叩き込まれた説」「ココちゃんブルーレイを見せられた説」「クロちゃん夜這いしてる説」「ミーちゃんダンダンケされた説」「リンちゃん下剋上された説」「タマちゃんに撃ち抜かれた説」「メイちゃん魚雷発射された説」「サトちゃんにピロピロされた説」「まゆちゃんどん底に堕とされた説」「まりこおじさんの薙刀が一閃説」「実はシロちゃんマッチの女説」「みなみさんの保健体育実習説」「古庄薫は夜の教官説」「真雪母さんが4人目に向けて活動中説」「宗谷家に伝わる因習説」など様々な説がありますが、蓋然性が低いことからここでは採用しませんでした。

なお、増田はミケモカ前提のミケシロと宗谷真霜×古庄薫を応援しています。いやだってモカちゃんはどう見てもシロちゃんナチュラルに見下してるしシロちゃんシロちゃんでミケちゃんモカちゃんがいちゃつくのを眺めながら「まあ正妻さんですから仕方ないですね」みたいな一歩引いた二号さんの表情をしてたじゃないですかそんなんだから正妻戦争で敗北するんですよわかってるんですかシロちゃん! リンちゃんにも岬さん呼びでマウント取られてるの理解してるんですかシロちゃん! 仕方ないかシロちゃんのことは大親友心の友であるわた納沙幸子さんに面倒を見てもらうといいと思います

2019-12-07

anond:20191207114556

5chで言ったら一つのスレフェミだのニートだのオタクだのゲイだのバイだのレズだの腐女子だのKKOだのエンジニアだの恋する乙女だの右翼だの左翼だの父親だの母親だの学生だのオナニストだの犯罪者だの精神障害者だの身体障害者だの

雑多な人間が集合して雑多な話題を話して壁に向かってブツブツ呟いてる人間いるか人口密度は中々のもんだと思う

2019-11-29

ジャンプには「大人責任」を果たしてほしい←マジでクソ

俺のフェミニズムと、JJジャンプに聞きたいこと

https://www.gentosha.jp/article/14318/

上記を読んで。

おれは映画は好きだし、アメコミも多少は読む。

海外ドラマあんまり見ない。

漫画は、最近あんまり読まないけど相当読むほう。

といった前提で、まあ、言うけどさ。

ジャンプ差別偏見と戦う象徴になってほしい」?

大人責任果たしてほしい」?

マジでマジでマジでマジで最近ジャンプ読んでないな?

ていうか漫画読んでないな?

例えばジャンプで連載してるワンピースっていう日本で一番売れてる漫画があるんですけどね、

その中に「魚人島編」っていうのがあるんです。

そのなかで

人間から差別されている魚人という種族英雄が、

差別されてきた魚人の仲間たちや奴隷となっている他の人々を救うために蜂起する」

英雄は戦いの中で命を落とす。死因は『人間から献血を拒んだから』」

っていうくだりが描かれるんですよね。

だいたい10年前に連載されていた内容なんですよ。

直接的に「黒人差別」「奴隷」を描きはしないけれど、

差別」だけでなく「被差別者とされる者の中にある差別心」まで踏み込んで、

寓話化したかたちで描いています

このシリーズが連載していたのはだいたい10年前。

つい先週のジャンプでも「異形を恐れるは己の無知ゆえ!」って台詞がでてきましたね。

ステレオタイプにげんなりすることが無いとは言わないけれど、かなり前のめりなことをしていると思いますワンピース

ブリーチって漫画には主要キャラクターなかに茶虎っていうメキシコ人クオーターがいます

他にも「半分死神半分人間」とか「半分クインシー」とか「半分人外」とか、とにかくハーフ・クオーター祭り

ブリーチは「ハーフであること」「クオーターであること」

「(あらゆる意味で)マイノリティこと」を物語の核の部分において、

繊細に扱っている漫画です。(それらの試みが、全てうまくいったか別にして)

下記のブログにおいて、それらの試みが読み解かれています

http://hoasissimo.hatenablog.com/entry/2019/02/04/000200

鬼滅の刃って漫画最近人気ですね。面白いですよね。

鬼滅の刃には目立つ女性キャラクターが2人出てきます

1人は「才能には恵まれているが、男性に比べて体が小さくてチカラが弱い。だから毒をつかう」

もう1人は「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」

どちらもサポート役ではなく、前線で戦います

とても魅力的なキャラクターです。

現代バリキャリ女性生き方のようですね。

「生まれつき筋肉量が多くて、男性よりもめちゃくちゃチカラが強い」キャラ

めっちゃ恋に恋する乙女(髪ピンク)なところも最高だと思います

とりあえず売れてる漫画に絞ってざっと書いてみたんだけどねー、まじで、

「『X-MEN』初の黒人かつ女性リーダーストーム誕生させた。」とか

ジーン・グレイを、フェニックスという最強の女性ヒーロー進化させた」とか

新時代ヒーロー誕生させた。16歳のパキスタンアメリカ人少女」とかね、

これが「大人責任を果たした」例なんだったら、

ジャンプは十分「大人責任を果たし」ている』ことの反例なんてなんぼでも書けるよ。

ヒロアカでも書ける。約束のネバーランドでも書ける。

ジョジョでだったら、どれぐらい書けるだろうね?

ヘイト広告ミスマーベルの絵で隠す?

鬼滅の刃の伊之助がなぜかチリ暴動シンボルになってる話、する?

ていうか、最近幽遊白書の仙水以降、読み返した?

もし読み返してたら「ジャンプ差別偏見と戦う象徴になってほしい」

なんて書けないと思うよ。

ていうかもし今のジャンプを読んでいなかったとしても、

往年のジャンプ読んでて幽遊白書の終盤の見事さに思い至らないなら、

マジでマジでマジで何を読んでたのってはなしだよ。

たぶん、本当はわかってたんでしょ?

ジャンプも頑張ってるって。

でも、論旨がブレるから書かなかったんでしょ?

筆が滑ったんでしょ?あるよ。あるある

ラッキースケベ無くしてほしい」が本当に言いたいことなんだったら、

もっと適切な例を持ってきてほしい。

あるでしょ、ほら。

『「ダーティーハリーおっぱいシーン」とか

暴力脱獄の洗車シーン」とか

バタリアン墓場でのストリップ」などの

主な視聴層として男性が想定されていたある種のアメリカ映画存在した、

話の本筋からまり関係のないスケベシーンは現代において駆逐された』

みたいな話のもっていきかたとか。

(まあ暴力脱獄の洗車シーンには、物語上の必然性があるけど)

とにかく、あんまよく知らんアメコミの話を無理やりマクラに持ってこなくてもいいと思うよ。

といいつつ、おれもあんまりよく知らん映画レーティングの話をしているけれど。

ところで、おれには娘がいる。

娘が見たがるから、よくnetflixドラえもんを見せている。

ドラえもん面白い面白いけど、時折出てくるのび太しずかちゃん風呂のぞくシーンは、あまり見ていて気分がいいもんじゃない。

できることなら改変してほしいねマジで

2019-09-07

女子校時代に出来なかった片思いの恋バナを5年経った今だから

私は中高が一貫の女子校で、その間ずっと恋する乙女だった。恋した相手の数は4人。すべて片想いだった。それでも楽しかった。しかし女でありながら女の人を好きだと言うのを周囲にバレるわけもいかず、恋バナなんてしたことがなかった。高校卒業してから何年も経ち、多くの友人は共学の大学に通うようになったり、バイト先や職場で新しい出会いがあるらしく、日々好きな異性のことを沢山話してくれるようになった。聞いていて楽しいけれど、自分も中高の頃隠さずにこんな風に片想いの話を彼女達と共有できていたらさぞかし楽しかっただろうなと思うので覚えている思い出を放出する。前置きが長くなってしまって申し訳ない。とても長い内容のうえに素人文章なのでご注意

中学の時に好きになったのは、同じ陸上部の三個上のA先輩だった。一年生でまだまだガキだった私はそれが恋とは知らなかったけれど、校内で見かけるたびにドキドキしてしまうのでうまく挨拶ができなくて先輩方に叱られた。一年として学年全体で怒られた後に、私に「うちらも怒りたくて怒ってるわけじゃないよ。悲しまないでね。現状を良くしたいだけなの」とフォローしてくれた。一年は居残り時間が30分短く、先輩よりは下校時間が早くて一緒に変えることはできなかった。何かと理由をつけて部活後も校内に残って待ち伏せしたけど話しかけることはできなかった。きもいな。恋だとはわからないままでも自分はすごく乙女だった。部活の汗の匂いが気になって近寄って欲しいけど近寄れなかったり、少しでも可愛くなりたくてスキンケア用品もお小遣い貯めて買ってみたりした。(とはいっても洗顔料化粧水だけ)。部活中は一つ結びしか許されていなかったから、無礼講の部内クリスマスパーティでは髪型を少し変えて気づいてもらえるか試したりした。気づいてはもらえなかった。

中2の時に好きになったのは当時仲が良かった友達Bちゃん体育祭の時に疲れた愚痴ると膝枕をしてくれた。その子自身は体育の男性教員が好きだったからいつも胸がモヤモヤしていた。夏休み家族ハワイ旅行に行った時に友達用にお土産を大量買いしたけれど、彼女にはちょっと特別ものを他の子にバレないようにあげた。その時の笑顔が忘れられないほど綺麗だった。でも恋だとは自覚しないまま終わった。

高一の時に好きになったのは同じクラスのcさんだった。すごく仲がいいわけでもなく、勝手に好きになっていた。席替えで隣の席になれた時にすごく嬉しくて、夏休みに入る目前、恋だと自覚した。自覚してしまうといろいろ早くて(思春期なのもあって)キスしたい、ハグしたい、裸で触れ合いたいとか思うことが増えたけど、そんなことは顔に出すわけにはいかない。夜1人で妄想して、朝になったら忘れて何事もなかったかのように隣の席に座った。挙動不審にならないようにわざと冷たく当たってみたりもした。それでも彼女は優しくて、廊下とかですれ違っても「よっ!」と肩を叩いたりしてくれた。久しぶりに私からしかけると、「やっと話しかけてくれた…無視されて辛かった」と言ってくれたけれど、彼女のそれが恋愛感情からくるものじゃないのは明らかだった。誰にでも優しくて、他人に注意を払うのがとてもうまかった。夕暮れで視界が悪いのに下校途中で私に気づいて手を振ってくれるのはすごく嬉しかった。

高3になってもcのことが好きだった。毎年クラス替えがあったけれど、また同じクラスになった。すごくすごく辛かった。クラスの中心的なその子と話す機会は減った。でもまた奇跡的に隣の席になれた。天にも昇る心地だった。脳内お花畑だったからこれはもう運命では?とさえ思った。調理実習で作ったクッキーを食べて欲しかったけど、スムーズに渡せなくて、席が近隣の子達におすそ分けって苦しい名目で周りに配ったら別の子Dに全部食べられてしまってCの手に渡ることはなかった。Dには怒りが湧いたけれど「美味しかったご馳走さま」と言ってくれたので許した。

しばらくして漫画みたいな出来事が起こった。Dが同じ町内にひっこしてきた。歩いて五分くらいの距離に。私の高校私立で、近所に同じ学校の人がいるという感覚がこれまでなかったので純粋に嬉しかった。これによって謝恩会の準備や話し合いが放課後に近所でできるようになって純粋に楽だった。実は、もともとDの印象はすこぶる悪かった。Dは中3のとき、離れ離れのクラスになったBが新しいクラスで仲良くしていた子だったから。当時Bが好きだった私は勝手にBを取られたような気でどうしてもDを好きになれなかった。

高3になるとみんな受験で忙しくて、委員会なんてする人はいなくなった。でもクラスに必ず数人いなくてはならない卒業式後の謝恩会委員というポジションがあった。これがなかなか決まらないため、ホームルームが終わらない。Dが一緒にやろうと言ってきた。お前は受験はいいのか、と思いながらほかに立候補者もいないし、なんとなくすることにした。私のクラス私たち2人だけだった。謝恩会委員はやることが意外に多くて、Dの受験純粋心配になった。私はAO推薦でほぼ確定だったので積極的作業していた…と思う。ある日、Dの分である作業をなんとなく勝手に進めているととても感謝されて腰のあたりに抱きつかれた。cの前だったから恥ずかしくて腕を振りほどいた。CとDは髪型がとてもよく似ていた。うちの高校キリスト教だったので、全員強制参加の式典が年に何度かあった。秋のある日の式典で、私はどうしても暇でCを目で追ってしまった。それに偶然気づいたDが小さく手を振ってきた。お前じゃない、と思いながらも実はちょっときゅんとした。

ある日の放課後雑談をしながら謝恩会作業中、何気もなしに部活の後輩が好きだったことがあると言ってきた。とてもびっくりした。自分女子校内で片恋ばっかしている人間だったけれど、それを他人に話すということが異文化すぎた。気が動転してそれからしばらくはDのことを避けてしまった。

冬になってまた別の校内式典があった。それは義務ではなくて、行きたい人が行くものだった。99.9%の人が大学進学を希望するのでクラスの中では本番の迫る受験のために欠席する人、気休めと文字通り神頼みのために参加する人の二分だった。CもDもとても頭が良かったから参加するかどうかなんとなく気になった。Cは来ないというのを教室内の会話で知ってがっかりしたが、Dは来ると言っていた。なぜかとても嬉しかった。もしかたらこれが終わって三学期になれば自由登校で友達に会えなくなるからかもしれないと勝手に納得した。

それからしばらくしてDに放課後に呼び出された。理由は私が避けすぎたためだったらしい。Dは私が最近は目も合わせてくれないと言って泣いた。とても驚いた。避けている自覚はあったけれど目を合わせていないなんて自覚はなかった。だから今度は目を見て話を聞こうと思った。でも出来なかった。そこで初めて私はDが好きなんだと自覚した。目を合わせられないのはあの有名な歌詞通り、見つめ合うと素直におしゃべりできないからだった。急に恥ずかしくなって帰りたくなった。でも帰ったら一緒にいられないと思うとどうすれば良いのかわからなくなって、とりあえず適当に謝ってから家が近所なこともあって一緒に帰った。

謝ったと言ってもそれでまたDとおしゃべりなんてできるようになるわけがなく、言いたいことは全部紙に書いて伝えるようになった。本当に恥ずかしくて会話ができない。でもDと交流したい。Dは手紙にして返事をくれたりした。とても嬉しかった。それから冬休みに入って、三学期になって学校に行くことがなくなっても手紙のやり取りは双方にとって近所の公園に貼り付けるという約束になって続いた。

バレンタインになった。何か渡したいけれども渡す時間を取らせるのも申し訳ない。公園手紙と一緒に食べ物を置くのも憚られる。代わりに手作り学業成就のお守りを使って置いておいた(重い上にキモい)。お世辞だろうとも喜んでくれた旨が手紙に書かれていた。嬉しくて家でニヤニヤしていたら家族キモいと叱られた。

その後、彼女第一志望の受験前日は3つも神社をお参りしてクジを引いたら大吉だった。うれしくなって、おみくじのことと、明日受験頑張れと書いた手紙を貼った。結果発表の日が過ぎてもDから連絡は来なかった。催促するのもよろしくないのでそれから次の登校日まで待った。

合格者発表から日経った次の登校日、学校に行くとほぼ全員受験ストレスから解放されていた。教室ではDが他の子達となんと恋バナをしていた。他のクラスメートたちが、受験期中に同じ塾の男の子相手に密かに恋をしていたこととかを話していた。D自身はどうなんだろうか、不安になった。聞きたいけど怖くて聞きたくないので「いいなぁ楽しそう。もっといろいろ聞かせて?」と他の子に聞いた。するとDが「じゃあ〇〇も恋バナすればいいじゃん。好きな人いないの?」と聞いてきた。胸がとても痛かった。その日のうちにD本人から、実は第一志望に合格していたと聞いた。嬉しかったけれど、どうしてすぐに伝えてくれなかったんだろう。そんなこと話す間柄とすら思ってもらえてないのかと、また胸が痛くなった。

卒業式の帰り、謝恩会も無事終わり、クラス打ち上げ解散に近づいた頃、Dに、今日は一緒に帰ろうと言ってもらえた。とても嬉しかった。私の大学地方だったから多分これがDに理由もなく会える最後だと思うと泣きたくなった。帰り道は何も話さなかった。誤差の範囲だけれどDの家に先についた。お別れの時だ、と思ったら、Dがマンションの共有スペースまで上げてくれた。一緒にケーキを食べた。告白するべきかしないべきか、すごく悩んでケーキを食べ終わってもずっと無言で泣いてしまった。Dは私が何かいうのを待っているようだった。その時、母親からもう帰って来いと電話が来たので仕方なくさよならを言った。Dは地方でも頑張ってと応援してくれた。私は泣きながら短い距離を帰った。

本当のところはわからないけれど、おそらくDは私がDを好きだと気付いていたんだと思う。でもわたしには告白する勇気もなければ、このあと地方自分は行くのに、Dが大学彼氏を作るのを見ているのは辛くて無理だった。大学に入ってしばらくして、私は、自身では記憶にないが飲み会で盛大に酔っ払ったらしく、ライン電話でDに泣きながら告白していたらしい、というのは飲み会に参加していた別の友人に聞いた。Dのリアクションはわからない。電話口だったので私にしか聞こえていなかったし、私本人が酔って忘れてしまった。そのうち、私が1回目の帰省をする頃には風の噂でDに年上の彼氏ができたことを聞いた。私は泣いた。多分もうDとも関わることなんて、同窓会以外ないだろう。私はいつまであの時に囚われているのかわからないけれど、あれ以来人を好きになったことがない。もう22だけれど、中高で経験した以上の恋愛ができる気がしない。それでもいいと思っている。後悔もない。充実した青春だったし。これが私が学生時代、仲の良かった友人としてみたくても出来なかった恋バナの内容。

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