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はてなキーワード: 首をかしげとは

2018-05-16

子育て成功記事ってなんで「年収」の情報を伏せるの?

共働きでもイクメンでもまあなんでもいいが「子育てこんな風にしてうまく行きましたよ」系記事ってネットで多いけどさ

大体「年収」というめちゃめちゃ重要な要素が伏せて語られるし、

読者もそこを疑問視してる人が少ないのが首をかしげる。

いや別に義務ってわけじゃないし年収書きたくないなら書きたくないで良いけどさあ。

年収」という重要情報排除した子育て論に意味なぞあるの?と思ってしまうのだ。

年収を開示して「低年収」ならば、なるほどじゃあ自分も見習おうかな、と思えなくもないが

「高年収」ならばいやそれあんたが収入高くて余裕があるからですやん…成功バイアスですやん…と思ってしまっても仕方ないだろう。

まさか拝金主義とか金の亡者とか言わんよな?

子育てにおいてめっちゃ重要だろ、カネ。

創意工夫すれば低年収でも子育てはできる!甘ったれるな!みてーなクソマチズモを振りかざすわけじゃなかろうな?

2018-05-13

anond:20180512151925

そもそも、この話で「ミクロ」とか「マクロ」とかの言葉を使うこと自体おかしくないかい?

当然のごとく、そこは突っ込まれているんだが、ブコメを見ると、無批判ミクロだのマクロだのと言ってる人達がいて、そういう人たちは言ってる内容も首をかしげるようなものが多いなぁ。

2018-05-06

改竄」を変換できない奴ってどういうIME使ってるのか気になる。

新聞が変なこだわりで漢字を開くのはもはや仕方ないが

個人が同じことやってるのには首をかしげる。

2018-03-16

初めて食べる食べ物増田旨さ舞う出す魔のノモベタル部縦目地は(回文

大草原の小さな家不可避は草の超最上級として

激おこスティックファイナリアティぷんぷんドリーム匹敵してもいいと思うの。

というか、

激おこスティックファイナリアティぷんぷんドリームなんて言ってる人、

たことないわ!

おはようございます

あのさ、

初めて食べるものの美味しさ、

それが美味しいか否かの判定って難しくない?

いやでも基本食材って、

人間必要必須アミノ酸ベースにした旨味成分のオンパレード

それの善し悪しだったりするじゃない。

初めて食べる料理とかでも、

にのった途端ダイレクトに旨さが伝わるはずよね。

でも先日行ったお店は

なんか首をかしげるような出来栄え料理が出てきたの。

明らかにこれギンナン火が入ってないわよね?

レアギンナンなんて聞いたことないし

食感もイマイチで素材の味もギンナンのあの風味が味わえない、

普通ギンナンって言ったらわりとプリンとした食感じゃない?

でもそれはシャクシャクと何かそういった歯ごたえ、

そして口の中に何かが残る感じ。

なんか残念と疑問と台無しさを覚える、

なんとも不思議な味だったわ。

そもそも食材の味すらも感じさせないぐらいの料理ってなによって思っちゃったわ。

あと食べて良いのかどうか分からない飾り的な食材

食べれる風を装ってるこれタケノコの皮じゃないって!

うーん、

なんか試されてるようだわ。

一番美味しかったのが土鍋で炊いた白ご飯!

これは間違いなく美味しかったわ。

ただただそれだけで、

それ以上でもそれ以下でもないお店。

なかなかこういう首をかしげるお店なんで巡り会わないから、

そういった意味では貴重な体験面白かったわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ファクトリーオートメーションで作られていくつかのおにぎり

これが一番美味しいだなんて、

なんとも皮肉ね。

でもたまに地元のお弁当屋さんがやってるおにぎりとか買うと

またそのファクトリーオートメーションの味とは違って揺らぎを感じることが出来るわ。

これもまたしかりね。

デトックスウォーター

そろそろ暖かくなってきたか

また水出しコーヒーの準備もしてもいいかもね。

あと水出し麦茶

私が何度頑張って挑戦してもあの伊藤園麦茶の味は超えられない。

これもきっと伊藤園麦茶ファクトリーオートメーション勝利だと思うの。

ファクトリーオートメーションの味の方が美味しいことがあるなんて、

なんとも皮肉ね。

ということで、

果物グレープフルーツを使いポンカンも混ぜた

柑橘ウォーラーよ。

春はもうすぐ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!おー!

2018-03-05

まさかトドメいらすとや

なんだか最近夫婦仲がギスギスしているなーと思っていた。

話題といえば子供のことだけで、子供が寝たあとはリビングふたりしてなにも喋らずにスマホぽちぽちして眠くなったら寝る日常

私はそこそこのオタク女なんだけど、オタク=悪、と刷り込まれてる世代で、今でいうマイルドヤンキー気質の姉からオタク臭いところを虫ケラを見るような目で蔑まれながら育ってきた。

夫はそこそこ漫画読んだりするんだけど、読むのはヒット作ぐらいで、最近ジャンプぱらぱらめくって「ジャンプ読むことねーなー」とか言うような人です。そりゃあんたは知らない作家漫画は読まないんだから、どんどん連載作品入れ替わってるんだから読むとこなくなるよね、っていう。

こないだ、「いらすとや」がフィギュアになるっていうネットニュースを見て「見てこれ、いらすとやフィギュアになってるw」て夫に見せたら、いらすとや知らないって言う。

いや、いらすとやだよ?そこらじゅうにイラスト使われてるじゃん、役所にもあるじゃん、見たことない?ほらこの絵とか…って見せても、首をかしげて「意識したことない 知らない」と。

ていうかこのくだらん話終わらせていい?って空気を出してきたので、あ、なんかしんどいなあと思った。

見てる世界が彼と私は全然違うのだなあ、興味の矛先が全然違うのだなあ、そして、知らなかったら「それはなんなの?」って聞こうともしないほど、私の話に興味ないんだなあ、と。私はこの先ずっと「いらすとや」を意識したこともない男と生きていくのかと思ったら、なんかもう無理じゃない?ていう気分になり。まさかトドメいらすとや。アホかと思うが、なんかもう人生しんどい

2018-02-19

論文不正事件以後の早稲田

小保方氏がSTAP細胞に関する論文やらかしから4年、博士号取り消しの処分が決定してから2年以上の歳月が流れた。

小保方氏がメディアを悪い意味で騒がせていたちょうどその頃、僕は東京大学受験したものの点数が足りず、合格を貰っていた早稲田大学の某理系学科への進学が確定的となっていた。

世間マスコミは小保方氏と早稲田をぶっ叩きまくっていた。ガバガバ博士論文を通した早稲田はクソ、コピペ改ざんの小保方氏はクソ、STAP細胞存在しない!( ー`дー´)キリッみたいな感じで、受験に失敗した結果早稲田への入学が決定していた僕にとっては追い打ち、死体蹴りでなかなかの真顔案件だった。

「うるせぇ有象無象共!このまま早稲田が叩かれまくって僕が就職するときに『ええ?あの小保方さんの早稲田?』みたいなこと言われて不利になったりしたらテメェら責任取れるのかクソが!!」と大いに荒れていたことを今も覚えている。

話の本流からは逸れてしまうが、バッシングの果てに尊い人命が失われているし、人権侵害級の話もあったのでそのあたりについては壁に手をついて俯いた猿のごとく反省して頂きたいとは思う。とはいえどうせ反省を促してもマスコミ絶対反省しないで今後も似たようなことを繰り返すし、叩いた民衆自分が叩いた自覚を持って無くて全く反省しないだろうから無意味だとは思うが。炎上している誰かを叩いているとき、それはそれはきっと気持ちがいいのだろう。大義名分自分にあり、多数のうちの一人であって責任ほとんどない。さぞ楽しかろう。そういう奴が無自覚に人を殺し、人生を壊したりする。

あの事件個人的な話だが、僕にそういう教訓を与えてくれた。

話を本筋に戻そうと思う。

あれから4年間を早稲田大学で過ごしたが、小保方氏の事件はまあそれなりに早稲田反省を促したように感じた。

いつ頃だったかは忘れたが、小保方氏の学部時代所属学科である応用化学科の実験レポート剽窃発見され、かなりの人数が罰則を受けたと噂で聞いた。

理系における実験重要度は他の講義の比ではなく、実験単位を1つ落としてしまえばその他全ての単位をきっちりと取っていても5年生コース早稲田では4年生を2回というようなことは無く、『留年』すると5年生とか6年生になる)が余裕で見えてくる。剽窃発覚だと半期の単位取り消しと停学がセットでひっついてくるので、ほぼ確実に留年である

応用化学科は小保方氏以来、随分とそのあたりが厳しくなったという話だったが、それを裏付けるように大量BANの話が出てきたのでなるほどなぁと思った。

卒業論文を提出する段階で知ったことだが、早稲田大学では過去早稲田内のレポートや様々な論文類似度を数値化し、ちゃんと自分の手で書いたレポートかをチェックするシステムが稼働しており、インターネット越しの提出窓口から提出すると自動でそのチェックがかかることになっている。このシステムに引っかかってしまうと随分まずいことになるらしいが、実際どうなるのかは分からない。ただ研究室教授が相当めんどくさそうに言っていたので、まあそれなりにやばいことになるんだろうなと思う。早稲田なりの再発防止策、なのかもしれない。実際いつ頃から稼働してるシステムなのか知らないので断定はできないが、今の早稲田では剽窃はなかなかにハードルが高い状態になってると思う。

データじゃなければなら余裕で剽窃できるという話はあるが、実際に応用化学科の実験レポート(基本紙で提出)で剽窃が発覚してる例もあるし、その後も似たような話をちらほら聞いているので、抱えるリスクと得られるリターンをまともに考える頭があれば剽窃はしないという結論に至るような状況だとは思う。

コピペ博論通った件も、「科学における論文」というのが多分に性善説的に構築されているところがありその穴を突かれた感じなので、今のように定期的な見せしめBANと性悪説的なシステムを稼働させて威圧するというのは効果的だと一学生としては感じている。

ただまあ、学生の間では過去レポが出回っていることは事実だしそれを参考にして文言や順序を大きく変えて要旨を保つという方法ならシステムには引っかからないようなので、もう何かNARUTOの中忍試験編であった「カンニングするならバレないようにやれ」の試験みたいになってきている感じがしないでもない。こういうのはもう原理的に防ぎようが無い。早稲田に限らず慶応だろうと京大だろうと東大だろうとムリだ。まあ自分言葉で再構築できる程度に理解してるならOK感がしないでもないし、難しいところだと思う。

今はもう存在しない器具名をレポートに入れてしまう、文言が同じ、データが完全に同一、誤字脱字のタイミングが同じ。そういう頭湧いてるレベルのアホみたいなことをやる奴は少なくとも排除されて、それなりに労力をかけた人が馬鹿を見るような状況ではないので、まあ良いのかなと個人的には思う次第。

早稲田は随分と頑張ったと思う。

追記2018/2/20

コメントを見て、大事なことを書き忘れていたことに気付いたので追記を。

あの事件を受けて学生剽窃パージに怯えつつ暗く沈んだ学生生活を送ったかというと全くそんなことはなく、この事件を時折ネタにしつつたくましく生きていた。

狩野英孝の「スタッフ~~~~!」のネタになぞらえて「スタップ~~~~!」と叫んだり。

明治大のサークル愚か者が酒に薬を入れてやらかした件や東大愚か者女性下劣暴行を働いた件などの折、「さーて、どこまでマスコミで騒がれるでしょうか!!目指せSTAP超え!!」などと騒いでみたり。

論文を読んで英語で発表するという課題で、STAP細胞やその後の懸賞論文を持ち出してきて発表してみたり。

STAP細胞コスプレをした者も居ると聞いた。上記の若干寒い内輪ネタの数々ならまだ理解できるが、こればかりはあまりにも意味不明過ぎて首をかしげたことを覚えている。

「小保る」等という謎の単語が生じていたが、どうも意味は「剽窃がバレて大学から罰則を食らう」という意味らしい。

その他にも、話の流れの中で自虐ネタとして使われたりもしていた。

かのスーパーフリー事件早大生「あー・・終わったー・・」捜査官「終わってねぇよ」で有名な早大生による大麻栽培摘発などと並び、早稲田の恥ずかしい歴史に名を連ねてしまたこ論文不正事件だが、『きちんと真面目に剽窃などせずレポートを書いている学生』にとっては話のネタ程度のもので終わりそうだ。

早稲田大学当局反省した。しか学生反省していない。当たり前である。一部を除き大多数の学生は丸ごと剽窃等というアホみたいなことはしないか関係のないことだ。僕に限れば、自分したことではなくかつて同じ学び舎に居た誰かと大学過去にしでかした件のせいで、大学以外の帰属コミュニティで多かれ少なかれ色々言われたことで、薄いながらもむしろ反感のような感情すら持っていた。「は? 僕関係ないんだが。自分入学した時点でとっくに卒業していた奴の話なんか知らんがな」という感じである現在に至っては特に何の感情も伴っていない。「そんなことあったね」と微笑みつつ日本酒を飲むだけだ。

帰属する組織やそのかつての構成員のうち何人かが何かをしでかしたことで、組織のみならずその組織人員までもが色々と悪様に言われたりする事例は枚挙に暇ない。

「そういう人間を育てた大学なんだから、お前もそういう風に見られて当然」と言う人が居る。

恐るべき暴論である。つまり早大生は全員スピリタス女性を酔わせ強姦大麻栽培革マル派に属し論文コピペで提出する人間として見られることを受け入れろということである。他の大学も同様に、例えば東大生は全員所属組織の講堂を実力で占拠し全員女性局部ドライヤーをあてる人間として見られることを受け入れろということであるし、慶大生は集団女性強姦父親を刺殺する人間として見られることを受け入れろということである名大生はもっと凄い。同級生タリウムを盛り女性を斧で殺害する人間として見られることを受け入れろということである。頑張れ名大生。

悪質な組織所属しているからその構成員が悪影響を受けるというのは、一部は正しい。暴力団ブラック企業というのはまさしくそ典型であろうし、もっと卑近な例で言えば毒親が居る家庭というのもその1つだろう。

大学はどうか。日がな一日遊び倒すような人間が育ったり一部のアホ共が増長する程度には大学名による謎の権威があることは否定できない。だからこの面で大学の悪影響というのは認めるところであるしかし、全員がそうではない。

暴力団を辞めて反省必死正業で生きていく者が居る。ブラック企業を辞め、新たなブラック企業を生み出しかねない染まりきったブラック企業思考を改めて新しい環境邁進する人が居る。毒親反面教師として良い親であろうと心がける人が居る。

大学も同じことで、愚か者テレビを騒がせる一方、真面目に勉強して真面目に研究して、世界通用する成果を生み出す人や、大きな企業就職して働いて社会に貢献する人や、新しいサービスを考え出して会社を起こし、新たな価値雇用創造する人が居る。

当たり前のことではあるのだが、人や組織が何かをしたとき、それだけがその人や組織の全てではない。良い面も悪い面も持ち、多面性を持つものだ。

かつて何かしらやらかし早大の名に傷を付けた人も居るが、長期的な目で見るとそんなことを歯牙にも掛けない程に早大の名に(結果として)箔を付けてくれた先人達が居て、今の早稲田がある。

早大生は今日も元気に学んで研究して、アルバイトして税金を払って、遊んで色んなところでお金を使って経済に小さいながらも貢献し、そして高田馬場ゲロを吐いて地域ネズミと鳩をせっせと育てるのである

2018-01-29

anond:20180128175147

しかに、能力順位付けの意味では差別はなくならないかと思います。ただ、1位の人と最下位の人にどれだけ差をつけるか、最下位の人の地位はどの程度か(ゼロではないだろう)という、疑問があって。

そこが極端になると不平不満が出る。議論はそれを検定して、可能なら解決手段を見つける、というものではないかと。その検定を進めるにあたり、「好き」「好きじゃない」「嫌」「嫌じゃない」は意見であるけど十分じゃない。「このくらいはどう」「いやこうで」みたいな具体的なのが出ないと話が進まない。

それから社会問題なので、議論の内容が個人でなく世の中のため(公共性みたいなの)であってほしいけれど、感情論には自己利益が目立つところもあり、会議場で言う発言かと首をかしげることがある。そういう発言にみんなの感情がまた引っ張られて、良くない方向に向かってしまうことが多々ある。

時間無駄会議は無くしたいよね、というのに似た願い。

あー、書いてて落としどころが無い話だというのを脳が感じてきた。

2018-01-10

娘がもった疑問

うちの娘は今度中学生になる。

半年ほど前からニュースに興味を持ち、いろんな事を聞いてくるようになった。

最近では、貴乃花問題正月にあった朝生ウーマンの村本の発言年金制度などに首をかしげている。

小難しいことを考えるようになったんだなぁと思った反面で成長したことに喜ばしく感じている。

今時の子供だと、小生意気そうな態度に背伸びをした服装な子が多い感じがするが、うちはそうでもない。

そういう服を着たいと言えば、あまり露出していなければ良いし、出来るだけのびのび育ってほしいと思っている。

とても真面目な子か…というと、そうでもないが、家事も手伝うし良い子だ。親ばか申し訳ない。

本題だが、娘が上記のような問題首をかしげているのは親の私としても普通に見える。

まず、貴乃花問題について娘がこう口にした。

「怪我をしたのだから救急車警察最初に連絡するのが何で悪いことなの?」

相撲協会最初に連絡してこなかったという報道相撲協会の言い分に対して疑問を持ったらしい。

まぁ、おかしくはない疑問だ。一般的な考えではないだろうか。

次に、ウーマンラッシュアワーの村本の言葉についてこう言ってきた。

自分大事な人が殺される時に自分が殺されるのを選ぶのは変じゃないかな。自分が殺された後に大事な人が殺されないって保証はないのに」

これもおかしくはない疑問だ。確かに自分が殺された後に誰が大事な人を守るのだろうかという話になる。

年金問題についても、こういう疑問だった。

「老後の為に貯金みたいなのが年金なんだよね、なんで税金でとられちゃうの?普段税金はとられているんじゃないの?」と言ってきたり

年金がもらえる年齢もどんどん上がっていっちゃったら途中で死んだ人のお金は国のものなの?」

「もらった年金生活不自由なくできるものなの?」

年金が一番小難しい内容の疑問ばかりだった…。


こういった事に疑問を持つという事は良いと思う。勉強になるし、良い経験になるだろう。

しかし、これらの疑問を見て思ったのは、今の若い子たちが悲観する内容しかないなぁ…と思うことだ。

相撲問題一般常識で考えれば救急車警察最初だろう。

ウーマン村本の話も先を考えていればたどり着く疑問だ。

年金別に税金を取っておいて積み立てたお年金から税金は取られるのはおかしい、

給付する年齢はもっと引き上げる、差っ引かれ終わった年金生活がまともにできるのかという疑問はもっともだ。

それら全てには理由があるにしても、素朴に感じる疑問としてはもっともだなぁと思う。

悲観という言葉おかしいかは別として、若者未来を…という話であると悲観したくなる気持ちは分かる。

娘はもう少し時間が経ったら、もっと考え込んでしまうのではないかなと感じた。

娘が将来どんな風になるかは分からないが、未来のある子どもに何か残せるようにと考えている。

今もいろんな思いが日々飛び交っている社会だが、もう少し若い人たちに明るい社会にしてあげたいね

久々に休みをもらったおっさんでした。

追記

相変わらず性格の悪い増田ばっかりだね…。

もう少しマシな言及でもされると思ったら関係ないものばっかりだとは…。

2018-01-09

ポリコレで「差別的な物は全部なくなっていい」っていう人は本気なの?

ポリコレとか表現規制論争の時に、ほぼ毎回反ポリコレから「これが駄目ならバラエティ冗談ポルノ格闘技スポーツ、○○な物語ほとんどなくなるんだけど」みたいな意見が出るじゃない。

それに対し、「なくなればいい。人を傷つけてまでそんなもの残す必要ない」とか「きれいさっぱりなくなったらそれから新しいものが生まれればいい」みたいなこと言う人が時々いるんだけど。

あれってどこまでマジなの……?

普段言動が反表現規制の人が、皮肉とか逆説みたいな、「ガチガチポリコレ主義者はこれくらい破滅的な未来に導こうとしてるよね」という意図で言ってるなら分かる。

でもポリコレ側、規制側で一貫してる人が言ってる場合もあって、あれはマジなの?

こんなテンプレファンタジー人類絶望して文化崩壊させようとする大魔王みたいなこと本気で言う?

それがよくわかんなくて見るたびに首をかしげしまう。

2018-01-02

世界が全て自分より愚かなんじゃないか

時々無性に、目上の人が自分より薄っぺらに見える。例えば私が適当で浅く古典引用すると首をかしげられたり、小さな知識を知っていなかったり。

正確には、大学に入ってから、周りの人が愚かに思えるのかもしれない。そこそこええ大学なんだけどな。

自分はちっぽけなので、大学出会う人が割と自分世界なのだ

もちろんこの考えは愚かで、間違いだとはわかる。私は無知だ。私の知らないことを、出会う全ての人は何かしら知っている。

だけど、それでも、支離滅裂理論を組み立てる人とかを眺めて、とんでもなく薄っぺらで愚かだと感じてしまう。

何でこんなつまんないことがわかってくれないんだろ、って、腹が立ってしまう。多くの人にそんなつまらない感情をどこかで抱いて、心のなかで小バカにしてしまうのだ。

学ぶことに貪欲人間が足りてないような。薄っぺらばかりで、何も私は盗めていないような。つまらない環境だ、とネガティブにばかり考えてしまう。

真に愚かなのは周りから学ぶことを諦めた私なのかもしれないけれど。そんな焦燥がじわじわ自分の身を焦がして、私は今日時間無駄にするのだ。

まらない人生だ。

2017-12-28

童貞というかそもそも言うほど恋愛したくない

30代童貞だけど、なんかよく「童貞であせりまくって恋愛できないのが怖い」という文章見るが、

あれが理解できないんだよなあ

というかそもそも恋愛なんてそんなしたいものなの?って思ってしま

恋愛したいという欲が起きないんだよね

から童貞文学(笑)とかで恋愛できない悲哀、みたいな童貞マインド、とか言うのにくだらねぇ~と思ってしまうんだよな

これって少数派な考えかなあ?

いや、昨今の成年童貞が増えてるのはこういう考えが増えてる、ってのもあるとは思う。

単純に「童貞恋愛できない→悲哀」という三段論法首をかしげる、という感じ

2017-12-24

はあちゅうさんに晒された人が、発狂してイエローに堕する。

晒された人です。Twitterで書くには長すぎるので増田で書きます

この文章だけ読むと、何がなんだかわからないと思うので、詳しくは下記リンクをご覧ください。

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2017/12/20/123000

始めに

ええと。なんだか面倒くさいというと不謹慎なんだけど、ここまでくるとラフにやった方がよいと思うので、ラフに書くことにしたよ。最初告発チーム(あえてチームと書きますよ)のそもそも理念に照らし合わせて、MeTooの機運の妨げになってもいけないしな、と思って、PCを意識した表現を取っていたのだけれども。

最初に、もうここ数日、必ず冒頭に入れないといけないテンプレになってるけど、K氏の行為は、彼が謝罪文を出している内容において、ダメ絶対です。弁護の余地はないです。そこに関して繰り返し強調しておきますはあちゅうさんのことは好きでないけど、告発内容そのものは支持します。

その上でね。もはや、今回の告発チームの経過ってグズグズになっちゃってるじゃん? 一言で言うと、

「残念です」

ていうか、こうなることをイメージしちゃったからニュースが出たときに、個人の雑感としてFBにコメントしたんだよね。

私のFBの投稿の動機について

友人限定の個人雑感だから、何を書こうと、著しい事実誤認とか名誉毀損とかない限り、そんなの僕の自由なわけ。で、その投稿を見て「こいつは他人の陰口を叩く最低な奴だな」となるか、「いやー、わかるよ」となるかは私の友人との関係依存するわけだ。試される大地ってやつだ。コミュニケーションデザインスキルが問われるところだ。もしはあちゅうさんが真っ当に活動してきているなら、前者になるところだ。

そもそも、僕の元投稿は、誰も名指ししてないわけじゃん? あの投稿で「わかる」人って、それこそネットで10年選手以上の人くらいなんだよ。さらには、元投稿の「バスツアー事件」なんて覚えている人なんて、10年以上も経った今、インターネッツ老人会くらいしかいないんだよ。

すでに知れ渡ってるけど、私とはあちゅうさんはFB上のつながりはなかったし、Twitterのつながりもなかったんだ。ブロックされる前のFBを覗きにいったら、はあちゅうさんと共通の友人はたった47人。おい、そういえば、このなかにユダがいるぞ! 誰だ! (思い出した)

そんな希薄関係のなか、名指しもしてない投稿で、それが誰かと特定できる人なんて、私と長いつきあいのインターネッツ老人会の人か、告発チーム関係者くらいしかいないわけですよ。

でね、誰でも若さゆえの過ちってあるものなので、当時を知っている人は生ぬるく見守っていたりするわけですよ。そんななか、ポリコレセクハラ絡みのネタなんて炎上必至じゃん。慎重に書くじゃん。いや、本当は個人雑感だから慎重に書かなくてもいいんだけど。

でもまあ、こういうご時世ですよ。友人限定で、基本的には消すかも前提で書いたりもしますよ。なんでわざわざそんなネタなんで書くかって? 「おお、あのときの娘っこがまたなんかやらかしとるのう。大事にならんとよいが」くらいの温度感ですよ。

そんなクローズド投稿をわざわざご本人に送ってさしあげる人なんて、基本的には面白インターネッツ大好き人間じゃないですか。だって、わざわざスクショ取って、ほっとけば知りもしない自分の噂をご注進してくるんだよ? フレンズセレクションにはケアフリーになった方がベタードンチュー?だよね。

しかも、放っておけば拡散しない自分黒歴史を、わざわざ自分で17万人に向けて発信するとか、バカなの死ぬの? おっと、ごめんなさい。口が過ぎましたね。これはネットスラングなので、脅迫とかじゃないんですよ。僕は誰も死ぬことなんで望んでいないんだ。わかってくれよハニー。ちなみに当該投稿が公開されてたのはたかだか2時間もないわけ。

で、はあちゅうさんは、僕がはあちゅうさんの仕事先にデマを撒き散らして迷惑から晒したんだってニュアンスで書いてるよね。わざわざ僕の所属する組織の名前を上げて。どこの業界ゴロですか。

FB投稿のもともとの内容、ツアーについて

そもそも、非公開でコメントした雑感に根拠を説明するのナニがアレなんだけど、そんなにお望みなら、なぜ僕がああいったコメントを書いたか説明しますよ。

バスツアー。15,000円だったね。主催はSIFE慶應。当時、大学生地域に貢献するって名目で、特定非営利団体としてSIFE慶應とういう組織があった。はあちゅうさんはそれの代表だったよね。オフィシャルサイトには慶應義塾大学ロゴが入っていたもんだ。で、そのSIFE主催でブログセミナーってのがあった。名目は「ウケるブログセミナー」だ。後に大ヒットを飛ばすM野さんも講師として招かれていたんだ。

ところが、いざセミナーの段になって、セミナー料金の取扱いについてのトラブルが起きた。豪華メンツが登壇するから売り切れ必至! 参加は抽選制! と謳って、集客をやった。ところが、当選者に出発のギリギリまで入金方法が示されず、しかも送られてきたメールに書いてあった口座番号が二度に渡って間違えてた。結果としては入金期日の3日前にようやく正確な入金先が知らされたって状況。

参加者は入金しようにもできない。そこに「もうあなた当選したから、お金を払わない場合は、はとバスの規約に則ってキャンセル料をいただく!」というような内容(超訳)が送られてきたものだから、大騒ぎになった。デマカセいうなって? 下記がそのときに送られてきたメールだ。一部抜粋しておく。相当数の参加者に送られたメールなので、匿名性はないよね。というか、インターネッツ探せば出てくるから

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ウケるブログセミナーは明日(25日)となっておりますが、お客様のご入金を未だ確認できておりません。セミナーにご参加頂けるのであれば、至急ご入金をお願いいたします。振込みが困難な場合は今回のみ当日現金払いも受け付けますので、ご連絡下さい。

今回すでに当選確定後ですので、私どもでお客様のお食事バス・その他すでにご用意させていただいております。万全の体制お客様をお迎えできるよう、お待ち申し上げております

また大変恐縮ではございますが、万が一、キャンセルされる場合も必ずご連絡いただけるようお願いいたします。今回、お客様の参加キャンセルは想定していなかったため、HP、告知文にもキャンセルについての記載はございませんでした。

ご案内が遅れてしまったのは大変申し訳なく思っております。しかし抽選形式で行っているツアー性質上、当選確定後のキャンセルは承る事が大変難しい状況となっております

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入金したいのにできない。けれども入金期日は迫ってる。一部の参加者不審に思って、各所に問い合わせた。そうしたら、慶應義塾大学からは「それは慶應義塾大学オフィシャルじゃない」。SIFEの上部組織からも、「それはSIFE慶應の自主的な判断」という回答だった。

なので、不参加組からキャンセル料の扱いについて、皆が首をかしげ始めた。

一方で参加組。もともと

・通常◯◯◯◯◯氏の講演は2時間1万円!!

・高級旅館◯◯◯でのお食事日本でも貴重なキジ料理

みたいな煽り文句で集客してたわけだよ。それも、こんな豪華な料理が出ますよ! みたいな写真付きで。そもそも特定非営利団体文言じゃないよな、というツッコミはさておき。

その写真は、その旅館が他の一般パックツアーでも使ってた写真だったので、「あれ? このツアー、実はすごく安いんじゃね?」ってなって、特定非営利団体であることもそうだし、キャンセル料の扱いもあったので、収支を出せ! みたいな流れになったよね。覚えてる? 結局収支は出なかったけど。さらにははあちゅうさん、「文具メーカースポンサーも取れました!」って書いてたよね?

ちなみに、これは旅館側もどうかと思うけど、あからさまに実際に出てきた料理と写真が違ってて、「写真はイメージですってレベルじゃねえだろ!」ってなったよね。今でも写真は手元に残ってるよ。

まとめると、

慶應義塾大学公認じゃないのに、ロゴ出してあたかも公認のようにしていたこ

・振込先口座番号間違えてる上に、キャンセルポリシーも書かずに、キャンセル料は取ろうとしたこ

料理セミナー集客要素のひとつだったのに、出てきた料理が残念すぎたこ

SIFEの活動内容である地域貢献などが十分に告知されていなかったこ

セミナーではなぜかウケるブログの話とは別に唐突地域貢献ネタが出てきたこ

・その流れで、参加者は泊まった温泉宿のプロモーションを考えさせられたこ

ということが重なって、総じて「これ、ともすると、意図はともかく、結果として詐欺まがいじゃね?」って話になったわけだよ。金銭関係真実はわからないよ? でも宿のプロモーション企画があったら、なんらか宿からの利益供与があったんじゃないかって考えるのが普通だし、はとバス側のパックツアーも「コラボ」ってくらいだから、通常のパックツアーよりもなんらか有利な条件になっているって考えるのが普通じゃない

結果として、キャンセル組とは話し合いが持たれることになり、はあちゅうさん側も弁護士相談したよね? 特定商取引法からどう捉えるか。で、これでキャンセル料取るのは無理筋だって結論になったよね? さらにはその話し合いにあたってのメールには、

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ご同席に関しては、今回は◯◯様への謝罪と説明を目的としておりますので、第3者のご同席はご遠慮頂きます様お願い致します。また、面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様お願い致します。

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って記述もあったよね。なんですか。最後の「面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様」ってのは。録音/録画されたらマズい内容が含まれてるってことですか?

まあ、そんなこんなで、この騒ぎはキャンセル料なし、はあちゅうさんが謝罪という形で終わったんだけど、そもそも、このセミナーはあちゅうさんが受け持ったパート

ブログトラブル解決法」

だったという壮絶なオチだったわけじゃん。しかも、ブログに載せた謝罪文(本人は謝罪文ではないと後日話してたけど)にはアフィリエイトが仕込まれてたって、面白いにもほどがあるだろって話だったよね。

世界一周の件について

次に世界一周旅行の話をしようか。僕たちおじさんはね、青春時代オールナイトフジとか見てたの。でね、80年代には「女子大生ブーム」というのがあったの。「女子大生」という言葉商標登録されていたりもしたの。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E7%94%9F

その流れで、女子大生を使って話題づくりをするのはおじさんたちの間では一定常識だったんだよ。いろいろな企業を回って、断られたり、スポンサーになってもらったり、という行動力ガッツは認めるよ? でもね、それはあなた女子大生だったからなの。30過ぎのおっさんが同じことしても、話題にならないの。悲しいけどこれ、現実なのよね。

誰もが黒歴史なんてあるわけで、いつまでもそれをほじくり返されるのって、キツいじゃん? それに、過去の黒歴史をもとに、今回みたいな告発相殺されるのもダメな話じゃん? もともと非公開のスタンスだったのは、そういう意味があったわけだよ。別に僕が公開してやましいことを書いているからじゃないんだよ。

でも、もはや現在進行形で、はあちゅうさん自らが、告発の意義を削いでいっているよね。だから今回、このエントリを書くことにしたんだよ。

はあちゅうさんが書いていた記事について

告発メディア側の担当者さんや、はあちゅうさんがとあるメディアをディスってたけど、はあちゅうさん、その昔、同じグループメンバーと一緒に記事書いてたんだよ。担当者さん、そのあたり、どう思います? ぜひ五反田あたりのスナックで話聞きたいです。

どんな記事書いていたかって? せっかくだからみんなにも読んでみてほしいよ。

まずははあちゅうさんが指南する【アクセスアップ4箇条】

その1 2ちゃんブログ板で自作自演する

その2 自慢する

その3 権力にたてつく

その4 脱ぐ

抜粋するよ?

「これは女の子限定だけど、困ったら、乳出してみYO!!乳でダメなら毛も出してみYO!!ついでに出会い系掲示板にも貼り付けておけば、OK牧場だよー!!めくるめく素敵なブログライフの始まりまり。」

http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/17_01/

そのつぎは【ネットトラブル編】だよ

http://www.tanteifile.com/baka//2005/09/19_01/

ネットトラブル編なんか、セミナーというより、単なる「いや、それをどう防ぐかって話すのが君の仕事なんじゃないの?」って内容だよね?

その次は、もう一度【アクセスアップ編】

コツ1 日記の場合:本音を書く

コツ2 食べ物の場合:とにかく写真をたくさんアップすること

コツ3 女の子の場合

http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/21_01/

抜粋するよ?

「『奇跡の1枚』をプロフィールに載せた上で、毎日写りのいい写真をアップしよう。勇気のある人は、首から下を、工夫しよう。ちなみにプロフィール看護婦とか女子大生とか書くと、食いつきはいいのかもね。興味ある人多そうなので。

……と、この記事の通り、女子大生ネタになるなんてことは、はあちゅうさん知ってたじゃん。

で、最後はあちゅうさんはこう書いてるんだ。

最後に言いたいんだけど、このセミナーで私が紹介してきたことの一部は、実際にやったらキチガイと思われるのがオチですから、皆様本気にしないでくださいましね。あくまで、ブラックジョークだと受け流して下さると嬉しいわ」

そうだよね。実際にやったら、キチガイだと思われるよね。僕も本当にそう思うよ。だから僕のこのエントリブラックジョークとして受け流してほしいな!

最後に、それでも僕は、ただはあちゅうさんを批判したいわけじゃない

エントリも後半に入ってきたよ。

公開されたインターネットに何かを発信すると、こうして13年近く経っても消せない過去として残っちゃうんだ。だからね、多くの人は露悪的にふるまったり、顕名で活動することに躊躇するよね。だから、結果として過去をほじくり返されても構わない無敵の人しかそういうことをやらなくなる。だからアクセスが集まるって理屈なの。

組織に属していて自由に発言できなかったり、あるいは上下関係や受発注関係、男女関係で抑圧されるシーンというのは多々あるんだよ。そのなかで、本当に深刻な被害を受けた人が、そうした抑圧によって黙殺されるのを防ごう、というのが今回の告発の意義でしょう?

今回の告発ってプライバシーもものすごく関連の深いトピックスじゃん? それから、強いものが弱いものを抑圧する、というのも今回のテーマの核心じゃん? 数の暴力を使って、非公開の投稿改変して、あたかも公開投稿かのように見せて晒し上げたり、個人宛の私信を晒したり、僕の所属する組織をわざわざ名指しして、仕事に絡めて僕の組織がセクハラ擁護しているから関わるなっぽい印象操作をしたり、それって、まんまKさんがやっていることと同じだよね? セクハラパワハラの違いでしかなくて。

それでも僕ははあちゅうさんは3重の意味被害者だと思っているよ。ひとつめの加害者はもちろんKさんだ。そしてふたつ目の加害者は、はあちゅうさんを使って、別の目的で利用しようとしているメディアの人たちだ。そして、最後学習する機会がないまま、それを許して、あまつさえマネタイズできちゃう社会だ。

からね、ほんの少しだけ年長者としてアドバイスさせてほしい。誰かに乗っかるのではなくて、ちゃんと自分で立とうよ。自分を利用しようとする人にもう少し気をつけようよ。それと、批判的な立場であれ、ちゃんといい方向に議論をしていきたい人たちはたくさんいるんだ。それを十把一からげに「誹謗中傷だ!」というのはもうやめようよ。

あとね、普通の人の感覚を教えてあげる。自分炎上しているときに、自分の著書とか宣伝するのは、普通は控えるものだと思うよ。

追記:おじいちゃんだから、手直ししてたら元記事消しちゃった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171224021418

2017年12月27日追記:質問があったので、追記しておきます。この記事に書かれている事実関係は、私の記憶をもとに、全てインターネット上で今も存在している公開情報によって構成されています。それと、私はこの騒動のときに、かなり近い場所にいましたが、私自身はセミナーの申し込みも参加もしていません。

2017-12-22

anond:20171222100740

2017-12-24

はあちゅうさんに晒された人が、発狂してイエローに堕する。

晒された人です。Twitterで書くには長すぎるので増田で書きます

ええと。なんだか面倒くさいというと不謹慎なんだけど、ここまでくるとラフにやった方がよいと思うので、ラフに書くことにしたよ。最初告発チーム(あえてチームと書きますよ)のそもそも理念に照らし合わせて、MeTooの機運の妨げになってもいけないしな、と思って、PCを意識した表現を取っていたのだけれども。

最初に、もうここ数日、必ず冒頭に入れないといけないテンプレになってるけど、K氏の行為は、彼が謝罪文を出している内容において、ダメ絶対です。弁護の余地はないです。そこに関して繰り返し強調しておきますはあちゅうさんのことは好きでないけど、告発内容そのものは支持します。

その上でね。もはや、今回の告発チームの経過ってグズグズになっちゃってるじゃん? 一言で言うと、

「残念です」

ていうか、こうなることを最初イメージしちゃったからニュースが出たときに、個人の雑感としてFBにコメントしたんだよね。

友人限定個人雑感だから、何を書こうと、著しい事実誤認とか名誉毀損とかない限り、そんなの僕の自由なわけ。で、その投稿を見て「こいつは他人の陰口を叩く最低な奴だな」となるか、「いやー、わかるよ」となるかは私の友人との関係に依存するわけだ。試される大地ってやつだ。コミュニケーションデザインスキルが問われるところだ。もしはあちゅうさんが真っ当に活動してきているなら、前者になるところだ。

そもそも、僕の元投稿は、誰も名指ししてないわけじゃん? あの投稿で「わかる」人って、それこそネットで10年選手以上の人くらいなんだよ。さらには、元投稿の「バスツアー事件」なんて覚えている人なんて、10年以上も経った今、インターネッツ老人会くらいしかいないんだよ。

すでに知れ渡ってるけど、私とはあちゅうさんはFB上のつながりはなかったし、Twitterのつながりもなかったんだ。ブロックされる前のFBを覗きにいったら、はあちゅうさんと共通の友人はたった47人。おい、そういえば、このなかにユダがいるぞ! 誰だ! (思い出した)

そんな希薄な関係のなか、名指しもしてない投稿で、それが誰かと特定できる人なんて、私と長いつきあいインターネッツ老人会の人か、告発チーム関係者くらいしかいないわけですよ。

でね、誰でも若さゆえの過ちってあるものなので、当時を知っている人は生ぬるく見守っていたりするわけですよ。そんななか、ポリコレセクハラ絡みのネタなんて炎上必至じゃん。慎重に書くじゃん。いや、本当は個人雑感だから慎重に書かなくてもいいんだけど。

でもまあ、こういうご時世ですよ。友人限定で、基本的には消すかも前提で書いたりもしますよ。なんでわざわざそんなネタなんで書くかって? そりゃあ老人だからですよ。「おお、あのときの娘っこがまたなんかやらかしとるのう。大事にならんとよいが」くらいの温度感ですよ。ビバ老人!

そんなクローズド投稿をわざわざご本人に送ってさしあげる人なんて、基本的には面白インターネッツ大好き人間じゃないですか。だって、わざわざスクショ取って、ほっとけば知りもしない自分の噂をご注進してくるんだよ? フレンズセレクションにはケアフリーになった方がベターなドンチュー?だよね。

しかも、放っておけば拡散しない自分黒歴史を、わざわざ自分で17万人に向けて発信するとか、バカなの死ぬの? おっと、ごめんなさい。口が過ぎましたね。これはネットスラングなので、脅迫とかじゃないんですよ。僕は誰も死ぬことなんで望んでいないんだ。わかってくれよハニー。ちなみに当該投稿が公開されてたのはたかだか2時間もないわけ。

で、はあちゅうさんは、僕がはあちゅうさんの仕事先にデマを撒き散らして迷惑だから晒したんだってニュアンスで書いてるよね。わざわざ僕の所属する組織名前を上げて。どこの業界ゴロですか。

そもそも、非公開でコメントした雑感に根拠説明するのナニがアレなんだけど、そんなにお望みなら、なぜ僕がああいったコメントを書いたか説明しますよ。

バスツアー。15,000円だったね。主催SIFE慶應。当時、大学生地域に貢献するって名目で、特定非営利団体としてSIFE慶應とういう組織があった。はあちゅうさんはそれの代表だったよね。オフィシャルサイトには慶應義塾大学ロゴが入っていたもんだ。で、そのSIFE主催ブログセミナーってのがあった。名目は「ウケるブログセミナー」だ。後に大ヒットを飛ばすM野さんも講師として招かれていたんだ。

ところが、いざセミナーの段になって、セミナー料金の取扱いについてのトラブルが起きた。豪華メンツが登壇するから売り切れ必至! 参加は抽選制! と謳って、集客をやった。ところが、当選者に出発のギリギリまで入金方法が示されず、しかも送られてきたメールに書いてあった口座番号が二度に渡って間違えてた。結果としては入金期日の3日前にようやく正確な入金先が知らされたって状況。

参加者は入金しようにもできない。そこに「もうあなた当選したから、お金を払わない場合は、はとバスの規約に則ってキャンセル料をいただく!」というような内容(超訳)が送られてきたものから、大騒ぎになった。デマカセいうなって? 下記がそのときに送られてきたメールだ。一部抜粋しておく。相当数の参加者に送られたメールなので、匿名性はないよね。というか、インターネッツ探せば出てくるから

——————————————————

ウケるブログセミナー明日(25日)となっておりますが、お客様のご入金を未だ確認できておりません。セミナーにご参加頂けるのであれば、至急ご入金をお願いいたします。振込みが困難な場合は今回のみ当日現金払いも受け付けますので、ご連絡下さい。

今回すでに当選確定後ですので、私どもでお客様のお食事バス・その他すでにご用意させていただいております。万全の体制お客様をお迎えできるよう、お待ち申し上げております

また大変恐縮ではございますが、万が一、キャンセルされる場合も必ずご連絡いただけるようお願いいたします。今回、お客様の参加キャンセルは想定していなかったため、HP、告知文にもキャンセルについての記載はございませんでした。

ご案内が遅れてしまったのは大変申し訳なく思っております。しかし抽選形式で行っているツアー性質上、当選確定後のキャンセルは承る事が大変難しい状況となっております

——————————————————

入金したいのにできない。けれども入金期日は迫ってる。一部の参加者不審に思って、各所に問い合わせた。そうしたら、慶應義塾大学からは「それは慶應義塾大学オフィシャルじゃない」。SIFEの上部組織からも、「それはSIFE慶應自主的判断」という回答だった。

なので、不参加組からキャンセル料の扱いについて、皆が首をかしげ始めた。

一方で参加組。もともと

・通常◯◯◯◯◯氏の講演は2時間1万円!!

・高級旅館◯◯◯でのお食事日本でも貴重なキジ料理!

みたいな煽り文句で集客してたわけだよ。それも、こんな豪華な料理が出ますよ! みたいな写真付きで。そもそも特定非営利団体文言じゃないよな、というツッコミはさておき。

その写真は、その旅館が他の一般パックツアーでも使ってた写真だったので、「あれ? このツアー、実はすごく安いんじゃね?」ってなって、特定非営利団体であることもそうだし、キャンセル料の扱いもあったので、収支を出せ! みたいな流れになったよね。覚えてる? 結局収支は出なかったけど。さらにははあちゅうさん、「文具メーカースポンサーも取れました!」って書いてたよね?

ちなみに、これは旅館側もどうかと思うけど、あからさまに実際に出てきた料理と写真が違ってて、「写真イメージですってレベルじゃねえだろ!」ってなったよね。今でも写真は手元に残ってるよ。

まとめると、

慶應義塾大学公認じゃないのに、ロゴ出してあたかも公認のようにしていたこ

・振込先口座番号間違えてる上に、キャンセルポリシーも書かずに、キャンセル料は取ろうとしたこと

・料理もセミナーの集客要素のひとつだったのに、出てきた料理が残念すぎたこと

SIFE活動内容である地域貢献などが十分に告知されていなかったこと

セミナーではなぜかウケるブログの話とは別に唐突に地域貢献ネタが出てきたこと

・その流れで、参加者温泉宿のプロモーションを考えさせられたこと

ということが重なって、総じて「これ、ともすると、意図はともかく、結果として詐欺まがいじゃね?」って話になったわけだよ。金銭関係の真実はわからないよ? でも宿のプロモーション企画があったら、なんらか宿から利益供与があったんじゃないかって考えるのが普通だし、はとバス側のパックツアーも「コラボ」ってくらいだから、通常のパックツアーよりもなんらか有利な条件になっているって考えるのが普通じゃない

結果として、キャンセル組とは話し合いが持たれることになり、はあちゅうさん側も弁護士相談したよね? 特定商取引法からどう捉えるか。で、これでキャンセル料取るのは無理筋だって結論になったよね? さらにはその話し合いにあたってのメールには、

——————————————————

ご同席に関しては、今回は◯◯様への謝罪と説明を目的としておりますので、第3者のご同席はご遠慮頂きます様お願い致します。また、面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様お願い致します。

——————————————————

って記述もあったよね。なんですか。最後の「面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様」ってのは。録音/録画されたらマズい内容が含まれてるってことですか?

まあ、そんなこんなで、この騒ぎはキャンセル料なし、はあちゅうさんが謝罪という形で終わったんだけど、そもそも、このセミナーはあちゅうさんが受け持ったパート

ブログトラブル解決法」

だったという壮絶なオチだったわけじゃん。しかも、ブログに載せた謝罪文(本人は謝罪文ではないと後日話してたけど)にはアフィリエイトが仕込まれてたって、面白いにもほどがあるだろって話だったよね。

次に世界一周旅行の話をしようか。僕たちおじさんはね、青春時代オールナイトフジとか見てたの。でね、80年代には「女子大生ブーム」というのがあったの。「女子大生」という言葉が商標登録されていたりもしたの。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E7%94%9F

その流れで、女子大生を使って話題づくりをするのはおじさんたちの間では一定の常識だったんだよ。いろいろな企業を回って、断られたり、スポンサーになってもらったり、という行動力ガッツは認めるよ? でもね、それはあなた女子大生だったからなの。30過ぎのおっさんが同じことしても、話題にならないの。悲しいけどこれ、現実なのよね。

誰もが黒歴史なんてあるわけで、いつまでもそれをほじくり返されるのって、キツいじゃん? それに、過去黒歴史をもとに、今回みたいな告発相殺されるのもダメな話じゃん? もともと非公開のスタンスだったのは、そういう意味があったわけだよ。別に僕が公開してやましいことを書いているからじゃないんだよ。

でも、もはや現在進行形で、はあちゅうさん自らが、告発の意義を削いでいっているよね。だから今回、このエントリを書くことにしたんだよ。

告発メディア側の担当者さんやはあちゅうさんが、TwitterであるメディアをDisってたけど、はあちゅうさん、その昔、同じグループメンバーと一緒に記事書いてたんだよ。担当者さん、そのあたり、どう思います? ぜひ五反田あたりのスナックで話聞きたいです。

どんな記事書いていたかって? せっかくだからみんなにも読んでみてほしいよ。

まずははあちゅうさんが指南する【アクセスアップ4箇条】

その1 2ちゃんブログ板で自作自演する

その2 自慢する

その3 権力にたてつく

その4 脱ぐ

抜粋するよ?

「これは女の子限定だけど、困ったら、乳出してみYO!!乳でダメなら毛も出してみYO!!ついでに出会い系掲示板にも貼り付けておけば、OK牧場だよー!!めくるめく素敵なブログライフの始まり始まり。」

http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/17_01/

そのつぎは【ネットトラブル編】だよ

http://www.tanteifile.com/baka//2005/09/19_01/

ネットトラブル編なんか、セミナーというより、単なる「いや、それをどう防ぐかって話すのが君の仕事なんじゃないの?」って内容だよね?

その次は、もう一度【アクセスアップ編】

コツ1 日記場合本音を書く

コツ2 食べ物場合:とにかく写真をたくさんアップすること

コツ3 女の子場合

http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/21_01/

抜粋するよ?

「『奇跡の1枚』をプロフィールに載せた上で、毎日写りのいい写真をアップしよう。勇気のある人は、首から下を、工夫しよう。ちなみにプロフィール看護婦とか女子大生とか書くと、食いつきはいいのかもね。興味ある人多そうなので。

……と、この記事の通り、女子大生ネタになるなんてことは、はあちゅうさん知ってたじゃん。

で、最後はあちゅうさんはこう書いてるんだ。

最後に言いたいんだけど、このセミナーで私が紹介してきたことの一部は、実際にやったらキチガイと思われるのがオチですから、皆様本気にしないでくださいましね。あくまで、ブラックジョークだと受け流して下さると嬉しいわ」

そうだよね。実際にやったら、キチガイだと思われるよね。僕も本当にそう思うよ。だから僕のこのエントリブラックジョークとして受け流してほしいな!

エントリも後半に入ってきたよ。

公開されたインターネットに何かを発信すると、こうして13年近く経っても消せない過去として残っちゃうんだ。だからね、多くの人は露悪的にふるまったり顕名活動することに躊躇するよね。だから、結果として過去をほじくり返されても構わない無敵の人しかそういうことをやらなくなる。だからアクセスが集まるって理屈なの。

組織に属していて自由に発言できなかったり、あるいは上下関係や受発注関係、男女関係で抑圧されるシーンというのは多々あるんだよ。そのなかで、本当に深刻な被害を受けた人が、そうした抑圧によって黙殺されるのを防ごう、というのが今回の告発の意義でしょう?

今回の告発ってプライバシーもものすごく関連の深いトピックスじゃん? それから、強いものが弱いものを抑圧する、というのも今回のテーマの核心じゃん? 数の暴力を使って、非公開の投稿改変して、あたかも公開投稿かのように見せて晒し上げたり、個人宛の私信晒したり、僕の所属する組織をわざわざ名指しして、仕事に絡めて僕の組織セクハラ擁護しているから関わるなっぽい印象操作をしたり、それって、まんまKさんがやっていることと同じだよね? セクハラパワハラの違いでしかなくて。

最後に、それでも僕ははあちゅうさんは3重の意味被害者だと思っているよ。ひとつめの加害者はもちろんKさんだ。そしてふたつ目の加害者は、はあちゅうさんを使って、別の目的をしようとしているメディアの人たちだ。そして、最後学習する機会がないまま、それを許して、あまつさえマネタイズできちゃう社会だ。

からね、ほんの少しだけ年長者としてアドバイスさせてほしい。誰かに乗っかるのではなくて、ちゃんと自分で立とうよ。自分を利用する人にもう少し気を配ろうよ。それと、批判的な立場であれ、ちゃんといい方向に議論をしていきたい人たちはたくさんいるんだ。それを十把一からげに「誹謗中傷だ!」というのはもうやめようよ。

あとね、普通の人の感覚を教えてあげる。自分炎上しているときに、自分の著書とか宣伝するのは、普通は控えるものだと思うよ。

2017-12-13

anond:20171213122506

「いえ、おいしいです」 のところを

「何の魚なのかな、と思って」 と受け答えすれば何の問題も無かったケースか

首をかしげるくらいなら問題なかろう

眉をしかめてたなら失礼な態度だとは思うけど

anond:20171213122506

感想を聞かれるぐらいのことは、割とある

まるっと残したりすると、お口に合いませんでしたか?とか聞かれたりすることがある。

お好みでない食材がありましたら遠慮なく言ってくれみたいに言われたこともある。

店員が美味しくなかったんだろうあと心配するぐらい、首をかしげるのはちょっと変。

嫁さん、なんか辛気臭い性格だね。

2017-12-11

月蝕歌劇団をまた観に行った記録

なんか、ひょんなことから月蝕歌劇団(という小劇団が都内にあると思ってほしい)の公演を見に行って、それ以来なんか芝居づいている。

これまで演劇なんてぜんぜん興味がなかったのに。

いくつか劇場に足を運んだところで、もう1回くらい観ればもっと色々と見えてくるものがあるかと思い、また月蝕歌劇団に足を運んでみた。

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演目は『ねじ式・紅い花』と『盲人書簡−上海篇』の2本立て連続公演

(前回の観劇の記録は

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923 

 を参照のこと)

ということで、自分のログを兼ねて、また観劇記を残しておくことにする。

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを。

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ただし。

自分は舞台観劇についてはとことん素人なんで、これから書くのは、通りすがりの素人が見た印象批評くらいのつもりで、紹介文としての情報は期待しないでほしい。

(というか印象批評というワード小林秀雄みたいで偉そうだな。ほんとに感想文くらいの感じで、ひとつ

.

■全体として

歴史の長い劇団というのは知っていたけれど、今回は公演100回記念とのこと。

で、旗揚げ時代からのライバル劇団その他のビッグネームが集結した大プレミアム公演だったらしい。

普段は若い女性主体の “少女歌劇団” っていう感じの劇団なんだけど、今回はキャストの年齢が大はばに高めだった。

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ちょっと変わった構成をしていて、1つのシーズンというか公演期間を前後に分けて、2種類の演目を上演する。

さらに各演目について前座というか露払いというか、出演キャストの歌唱ショー、寸劇、詩の朗読その他をまとめたパフォーマンスとして “詩劇ライブ” というのがある。

.

なので、フルで鑑賞すると1シーズンで合計4演目。

これを多いと思うか、アリだと思うか。

いろんな作品世界が見られてオトクだとも言えるし。

リハーサルシナリオ練り込み等々のリソースは分散されるから内容的に落ちるものになるかもしれないし。

自分が見たところ、器用な高能力キャストと、まぁそうでもないキャストでうまく仕事を振り分けて、不満を感じさせない作りにしている感じだった。

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順番に見ていってみると。

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■前半の前座『詩劇ライブ メメクラゲ』(11月19日

先に不満点を言わせてもらうと。

演目『老人と子供のポルカ』の歌唱。

左卜前役のベテランキャストカンペ片手に左右のキャスト(岬花音菜、慶徳優菜)を振り回して大暴れ。

休みなく次の曲『本牧メルヘン』が始まり、そのまま岬花音菜がマイクを握るが、息の上がった彼女にはキーが低すぎた。

おかげで貴重な戦力(岬)を空費。

トリの白永歩美キッチリと『バフォメット(と、あとなにか悪魔がもう一柱)の歌』(詳細不明)で締めてくれたのが、せめてもの救い。

それにしても、あの大狼藉は、ハプニングプロットか。

ハプニングなら再発防止策を取ってほしいし、プロットなら、申し訳ない、あれに快哉を送るハイなセンスは自分は持ち合わせていない。

しかし。

詩劇ライブというのがファンミーティング同窓会だというのなら。

いとしの大スターがいつにないハジケっぷりを開陳したほうがファンサービスとしてのお値打ち感は高いのかもしれない。

と、思って周囲を見回してみると、自分と同じか、あるいはさらに年配の観客がホクホク顔で舞台を見守っている。

ハテ、招カレザル客ハ自分ノホウデアッタカ。

うん、わかった。

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■後半の前座『詩劇ライブ 暗黒少年探偵団』

詩劇三傑(←たったいま自分が決めた。はるのうらこ、岬花音菜、そして白永歩美の3人)のパフォーマンスたっぷり見られたので実に良し。

はるの嬢は前回と同じギター伴奏かと思ったら、ギターからキーだけもらって、ほぼ独唱。それでいてピッチは正確、ハイノートも申し分なく出ていたし、なんというか、 “このヒト、ひょっとして劇団の隠れた屋台骨なのではないか?” という予感がさらに強まる。

(↑それは本編でガツンと証明されるんだけど)

なぜ合唱のときは控え(それはもう、あからさまな控え)にまわるんだろう?

リハーサルの負荷をソロに集中させるためか。

岬花音菜はカッパの舞。そして小阪知子を舞台に引き出してカッパの相撲。

あいかわらず、この人は歌って動いてが実に良い。

そしてトリは白永歩美

朗読、歌唱と大活躍。

いつ見ても、この人は安定しているなぁ。

はかなげで、あやうげで、その状態のままガッチリ安定しているという不思議キャラクター

そういえば『Those ware the days』に日本語歌詞をつけたものを歌ってたんだけど、受付で立ち読みしたセットリストにそんなのなかったぞ、と思って調べてみたら、『悲しき天使』なんていう日本語版があったのね。

知らなかった。

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さて本編。

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■前半の本編『ねじ式・紅い花』

つげ義春の原作、『ねじ式』『紅い花』『女忍』『沼』『狂人屋敷の謎』をまとめて1つのストーリーにしてある。

実を言うと、前回の公演を見たあとに、某氏から、

「なに、月蝕歌劇団が面白かったって? それじゃアレだ。主催の高取英のアレ読んどけアレ」

といって勧められたのが、『聖ミカエラ学園漂流記』(小説版と戯曲版)。

前回の公演を観たときに、

「この人の持ち味は “奔放に見えて実は緻密な複数世界のマッシュアップ” だろうな」

と感じていたのが、この本で確信に変わったのだけど。

原作が2作品や3作品なら、例えば2つの世界の登場人物呉越同舟で共闘する、みたいな展開もあり得るけど、さすがに5作品同時となるとメドレー形式にならざるを得ない、という感じ。

.

さて、もう1つ、高取氏の特長と思ったのが、ストーリーに必ずクライマックスを用意する、という点で。

(それが、エンターテイナーとしての氏の本性によるものか、それとも “客にはなんとしてもカタルシスを持ち帰ってもらわないと次につながらない” という興行師としての冷徹な計算によるものか、そこまではわからない)

それが、つげ義春の茫漠としたアンチクライマックスな世界とどう折り合いをつけるのか、そこに興味があったんだけど。

これが『紅い花』を中心に最小限の改変を加えただけで、見事に全ての原作が一斉に収束に向かうオチといえるオチになっているのは、さすが。

最後にはねじ式青年が『パーマー・エルドリッチの3つの聖痕』(P. K. ディック)みたいに無限増殖するあたりの幻想テイストが高取氏らしい。

.

あと、前回公演みたいな「身捨つるほどの祖国はありや」的な大きな主題は今回は抑制されている。

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助成金云々の楽屋落ちは生臭いので忘れたことにする。

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そして、この劇団特有の時間がゆがむ感覚をまた味わう。

今回は、サヨコの祖父の楽屋オチ的な台詞。

.

「最近、嵐山光三郎が書いたんですがね、松尾芭蕉は忍者だったんですよ」

.

えーと、嵐山光三郎の “芭蕉忍者説” は2000年代なんですが。

高取氏の作品世界が戦前、戦後、昭和30年代、1960年代1980年代みたいに複数の時代を放浪するように、劇団自体も、60年代80年代、そして2000年代の全ての時代に存在しながら、どの時代にも存在しないような不思議立ち位置

それが、この劇団の持ち味でもあり。

.

あ、あと、狐舞の意味がやっとわかった。

なんのことはない、 “ここから現実感見当識がゆるんで、心象風景と象徴劇が始まりますよ” という演出効果だ。

多色発光LEDを掲げた葬列も、夜光塗料の試験管をもった少女たちも、おそらく同じ。

少女漫画で「なんでクライマックスに花びらが飛び回ってるの?」とか訊かないでしょ? アレと同じだ。

そういえば、最近の子供は漫符(怒りの青筋とか緊張の汗とか)がわからないケースが多いらしい。

つまり自分は月蝕の鑑賞において子供だったわけだ。

というあたりで。

.

そして、問題の↓

.

■後半の本編『盲人書簡−上海篇−』

あー、うん。

むかし『草迷宮』(寺山修司)を観て途方に暮れたことを思い出した。

あるいは、さらにむかし『原始人』(チャーリー・ミンガス)を聴きながら、

「これは良い音楽なんだ、良い音楽なんだ、みんながそう言ってるから良い音楽なんだ」

と歯を食いしばっていたことを思い出した。

.

はっきりしたこと。

自分に “前衛” を受け止める感受性はない。

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それでも、なんとか受容を試みてみる。

.

(1)1930年代の第二次国共合作を背景にした不穏で混沌とした上海共同租界。

(2)明智小五郎小林少年という、戦前・戦後の言ってみれば “陽のヒーロー” をどす黒く改変したキャラクターと、堕落した母親としての小林少年の母。

(3)白痴の少年と娼窟の姉妹がからむ、不快にユーモラスな人物群。

.

この3つの人物群を主なストーリーラインとして、失明した小林少年を中心に “目明きと盲(めしい)、世界が見えているのはどちらか” という問いを主題として話はすすむ(ように見える)んだけど。

.

途中、影を喪失した少女、みたいな挿入話をはさみながら、ひたすらグロテスクストーリーとも言えないストーリーの断片が続く。

クライマックス小林少年と恋人(?)のマサ子の再開を中心にしながら、全てが虚構の中の虚構、悪夢の中の悪夢、という入れ子の構造をあからさまにするところで、唐突に終わる。

最後の最後には第四の壁も突破して現実のキャストの名前まで出てくる。

.

うーむ、書いておいてなんだが、なんの説明にもなっていない。

ねぇ、寺山修司って、ホント70年代80年代青少年カリスマだったの?

(今度、『書を捨てよ云々』でも読んでみるか……)

.

可能性としては、今どきの若者がP. K. ディックやら筒井康隆やら読み慣れてるせいで、 “崩壊する現実” やら “虚構の中の虚構” を普通においしく摂取しているのに対して、当時はその種の超現実的な幻想悪夢ワールドが知的にトガった青年だけの愉悦であったとか。

.

ま、さておき。

これ以上はどうにも言いようがない。

自分にとって確かなことは。

高取氏オリジナルの作品、脚色作品のうほうがずっと面白い

ということ。

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さて。

キャスト、演出その他については、以下の通り。

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白永歩美

女忍コジカの息子、宗近と小林少年を好演。

このヒトが、登場するだけで舞台が猟奇的ビザールな空気になるような、言ってみれば “嶋田久作” 的な怪優でありながら、それでいて結構な美人サンである、というのは劇団にとって大きなアドバンテージなんじゃなかろうか。

劇団のカラーを一人で体現しているような。

ビジュアル、演技、歌唱、トップの名称は伊達じゃない、って感じ。

.

というか。

実のところ、トップというネーミング自体はどうでもいい。

それがプリマドンナでもソリストでもエースでも四番でも同じことで。

その種の人に求められるのは才能でも鍛錬でも、ましてやプロデューサーディレクターの寵愛でもなく。

それは「いつ、いかなるときでも、自分が前に出ていってなんとかする」という思考形態だと思う。

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例えば才能、というか生まれつきの資質なら。

前回の公演には高畑亜美という彼女に負けず劣らずのビザール美人さんがいた。

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例えば技能なら。

前回の公演で、白川沙夜というキャストは、ストーリーテラーコメディリリーフ、仇役という3つの仕事を3本の腕で同時につかんでブンブン振り回して大暴れしていた。

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でも、彼女たちは今回はいない。事情は知らない。

いっぽうトップには「事情により今回は出演しません」という選択が無い。

脚光も浴びる、注目もされる、そのかわり劇団の出来が悪ければ矢オモテ、火ダルマ、槍ブスマと。

群像劇主体の劇団で、ある程度は負荷が分散するにせよ、あの細っそい体にかかっている重責を想像すると、なんというか、なんというか。

長くなった。

ともあれ、健康にお気をつけて。

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■川合瑞恵

前回までは “作りようによっては、いかめしく見える” ビジュアルを活かしたワンポイント役だったのが、今回は『女忍』パートのキーとなる女忍コジカに大抜擢。

これが大根だったら目もあてられないところを、実に器用に演じきってしまった。

本職はモデルさんだと思ってたんだけど。違うの?

芸能関係って器用な人が多いのよね。

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■岬花音菜

演技はさておき、まずは狐舞。

今見ているのがカラダのオモテなのかウラなのか、腕なのか脚なのか分からなくなってくる超絶変態空間機動がひっさびさに大炸裂!!

これだ! これが観たかった!

いや、じつは、このところモヤモヤしていた。

「いや、たしかに踊りも歌も演技も良いけど、ここまで追っかけるほどか?」

でも、たしかに思いちがいじゃなかった。

ほんのちょっと前のことなのに、忘れかけていた。

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そこには、たしかに岬花音菜がいた。

およそ2ヶ月前、片目の猫の舞で自分の脳味噌をブチ抜いた岬花音菜が。

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ちなみに。

あとから取材を試みたところ。

あの一連の動きは、ボランティアアルバイト?)のダンス教室で子供たちに最初のウケを取るために編み出した動物踊りがオリジナルだとのこと。

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するとなにか。

自分の鑑賞眼は子供レベルか。

まあいいけど。

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というか、彼女の狐舞に視線をもぎ取られ、ねじ式青年と女医のベッドシーンの大半を見逃していたことに、劇場を出てから気がついた。誠に申し訳ない。

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さて。

キャストとしては『紅い花』パートのシンデンのマサジ、『盲人書簡』で白痴の少年を担当。

この演技、周囲の評価はウナギ昇りだろう。

じっさいTwitterを中心にネットを見ると、彼女と慶徳優菜の評価はウナギ昇っている。

ただ。

自分としては評価は保留としたい。

なぜって?

あまりに、あまりにもハマり役すぎて、いま見ているのがキャラクターなのか、それともキャスト本人なのか、観劇素人の自分には判然としないから。

(これ、自分の中では笠智衆と同じ位置づけだ)

大竹しのぶアニーを演じたり、同じ劇団でいえば白永歩美ピーターパンを演るのとは、意味が違う。

『紅い花』ではプレ思春期の少年のいら立ちを、『盲人書簡』ではスケベなアホの子を、と、いろいろ打ち出しているのは分かる。

分かるけど、いずれも、まずは本人あっての効果であって。

このあと彼女は “月蝕きっての永遠の少年役” として存在感を増していくのだろうか。

それもアリだと思うけど。

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■慶徳優菜

『紅い花』キクチサヨコ役。

昭和の山村、思春期の少年の心に思い描くマドンナ

うん。もうずばり田舎のマドンナそのもの

だけど彼女の評価も保留。

理由は岬花音菜と同じで本人そのものだから。

その意味では、娼窟の妹と小林少年の想い人のほうが、本人のポテンシャルがよく分かる気がする。

そっちの方はというと、うん、悪くない。

ただ、これは自分の思い込みかもしれないけど。

なんというか彼女は “月蝕、次世代プリマドンナ育成枠” というのに完全に入っている気がする。

この直感が正しければ、それはおそらく本人の十分な資質と劇団の目算があってのことだろうけど。

なんかモヤっとする。ほかの新人も若手も、ひとしく頑張っている(ように見える)のに。

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はるのうらこ

なんというか、詩劇ライブのときは “ひかえめな、でもシャレのわかるおねーさん” というオモムキの彼女。

キーとなる配役のキャスティングが多いから、信頼の厚いキャストなんだろうな、という以上の認識はなかったんだけど。

(そしてそれは、ねじ式青年という大役を見ても動かなかったんだけど)

これが。

『盲人書簡』娼窟姉妹の姉役。実にすごい。

あのフワっとしたキャラが、女の嫌なところを全部集めて煮詰めたようなキャラクターに大変身。

慶徳優菜をサポートに娼窟パートカラーというか空気を完全に支配していた。

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あと、些細なことだけど。

キーアイテムとなるタバコチャイナドレスに入れ忘れたか、取り出せなくなったか。

取り出そうと悪戦苦闘して2秒。

見切りをつけてアタマの中でプロットを切り替えるのにコンマ2秒。

架空のタバコをふかして場面転換の決め台詞につなげるまでの時間の空費がわずか2.2秒。

はるの氏にとっては迷惑な賞賛かもしれないけど、ここの所作の切れ味に地味に鳥肌が立った。

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■宍倉暁子

彼女が登場すると、そこだけ別の照明があたってるようだった。

さらに今回の千本桜ホールより少し大きめの劇場向けにチューニングされた、よく通る発声。

今回集結した “夢のベテラン勢” の中では、彼女が出色だった。

彼女だけは気になって調べたら、舞台を中心にTV、映画と活躍の現役大ベテラン

たしかに分かる。

自分の外見と所作が人にどう見えるか、何十年にもわたって掘り下げていないと、ああは行かないと思う。

『紅い花』では漂泊の釣り人。すこし困り顔の茫漠とした旅客でありながら、マサジのカウンターパートとして要所を締める。

『盲人書簡』では軍人と密通する小林少年の母として、実に汚ならしい堕落した母親像を体現。

教科書的に言えば寺山修司の作品世界に通底するコンプレックスというかオブセッションというか、ともかく “その部分” を実に彼女一人で背負って担当していた。

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大久保千代太夫

今回最高の当たり役の一人。

犬丸は尾張織田と敵対している設定だけど、人物造形はおそらく美濃のマムシこと斎藤道三ベースだと思われ。

自分に襲いかかった刺客を手籠めにして側室にする一代の梟雄らしい悪太郎ぶりと、戦国武将の透徹した死生観が、もう全身からみなぎっていた。

『盲人書簡』の方は。

うーん、自分の中では “生ける舞台装置” としての黒い苦力(クーリー)の集団は、なんというか、全員が均質な筋肉質の没個性の集団だったんで、あの巨躯が逆にマイナスにはたらいた気がする。

こればっかりは、いたしかたなし。

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■小阪知子

影の殊勲者にして功労者

前説とカッパ相撲のときから(自分の見立てでは)この人は切れ者だろうな、と思ってたんだけど、今では確信に近い。

馬鹿をやる、それもビビッドに馬鹿をやれる人間は、なんというか、切れる。これは自分の持論。

自分が見るかぎりでは、月蝕歌劇団キャストベテラン高位職者(?)には2つのカテゴリがあって。

1つは白永歩美、岬花音菜のように “スタア” 役を仰せつかってスポットライトを浴びる職種。

もう1つは、前回公演の鈴乃月葉や今回の彼女のように “ひとり10役をこなしてストーリーラインを維持する” という重責の担当者

月蝕歌劇団は後者の高能力キャストがいないと成立しない。

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■若松真夢

薄い眉、暗く沈んだ眼。白永歩美が陽のビザールだとしたら、彼女は陰のビザール美人。

もっといろんなキャストで見てみたいと思った。できれば和装で。

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城之崎リアン

詩劇ライブのみに登場。OGか。

男装の貴公子然とした男装の貴公子。うん、貴公子

そりゃ、男女問わず固定ファンガッツリと付いたことは想像にかたくない。

問題は、貴公子以外にどんなキャストをやっていたのか、想像がしにくいことで。

もっと昔から見ていなかったことがくやまれる。

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■登利忌理生

前回の中村ナツ子に続き、今回の「なにものだ! このひと!」ワクに期待のダークホースが登場。

自分は茶髪に偏見があるようで、「えっとぉ、学校卒業の記念にぃ、オーディション受けちゃいましたー!」みたいなハスッパな外見と、そこから飛び出す恐ろしい長セリフと演技巧者ぶりのギャップに舌を巻いた。

本当に何者だ! と思って調べてみたけれど、月蝕以前の芸歴がまったく引っかからない。

あれか。学生演劇出身か。

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■音無ねむ

今は、まだ大部屋女優といった立ち位置

(たぶん。自分が調べた限りでは、まだ無名)

何者でもない。

何者にも、まだなっていない。

だけど、あの男に引けを取らない長身とキリっとしたマスクには、絶対に活きる使いみちがあるはず。

実際、『盲人書簡』の “新聞朗読笑い男” には何とも言えない味があった。

キャスティングの認識、間違ってないよね?)

陵南の田岡監督ふうにいえば、「体力や技術を身につけさせることはできる。だが、彼女をでかくすることはできない。立派な才能だ」ということ。

まずは、その長身を恥じるような猫背をやめて、胸郭を開いてまっすぐ立つところから、カンバレ!!

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J・A・シーザー(と音響)

ふむ。ふむふむ。

エンディング、こんな感じかにゃ? 間違ってるかもだけど。

(いま手元にGarage Bandしか無いんで大変)

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Bm....................BmM7(←Daugかも)

寺 の 坊 ん さ ん 根 性 が 悪 い

.

Bm.............Bm........F#m..GM7

守 り 子 い な し て 門 し め る

.

F#m.........Bm........F#m......Bm.E

ど し た い こ り ゃ き こ え た (か)

.

(間奏2+4小節)

E.................Bm.......Bm.......Bm.......Bm

+--------+--------+--------+--------+--------+--------+

.

Bm.......D/A...GM7..........Bm.D/A..E..

守 り が 憎 い と て 破 れ 傘 き せ て

.

Bm.......D.....GM7.......Fm#......GM7

か わ い が る 子 に 雨 や か か る

.

Fm#.........GM7.......Fm#......GM7

ど し た い こ り ゃ き こ え た か

.

(間奏4小節)(以下同じ)

.

※各コーラスの7、8小節目のメロディが元の民謡と違う。

 メジャーセブンに合わせて変えたか。

※地味に1コーラス目と2コーラス目以降でコード進行が違う。

 採譜するまで気が付かなった。

.

えー、日本のニロ抜き音階(いわゆる田舎節)で作られた民謡/童謡に、7th、9thがタップリ乗ったモダンコードをあわせて。

さらに、それを流行りのリズムパターンに乗せると、こう、実にカッコいいニューエイジワールドミュージックになるのは皆さんご存知のとおり。

(今回はハードロックリズムビート

.

こういう音楽はみんな大好き。ボクも大好き!

この種の音楽の嚆矢は自分が知る限りYMO(実質、坂本龍一)で、80年代ではあるけど、このスタイルが「教授(坂本)のパクリじゃ〜ん!」と言われなくなったのはEnigmaやDeep Forrestが日本でワサワサ紹介されて一般化した90年代のような感じがしていて。

(“姫神せんせいしょん” や喜多郎については、当時ノーマークだった自分に語る資格はない)

問題は、J・A・シーザー氏が、何故この時期にこの種のスタイルをぶつけてきたか、だ。

.

.

  • ここで急遽訂正!!-------

本公演エンディングの『竹田の子守歌』はJ・A・シーザー氏の手になるものではないとの指摘がありました。

お詫びして、訂正します。

以下、上記の誤りを前提にした言及をカットします。

.

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でも、今回のエンディングが実にイイ感じだったことは確かで、これからもこの路線はアリなんじゃないか、と思った次第。

うん、自分に言えるのはそれだけ。

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最後に音響について。

なんか、今回の殺陣は斬撃の効果音タイミングがやたらと良かった。

何か条件が変わったんだろうか。

ただ、いつもながら思うのは、客席一番奥にコントロールブースを置かないで、それでもあのレベルの音響を維持できているのは、それ自体が奇跡に近いことだ。

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プロップ大道具の印象は前回と同じ。

ただ、生きている動物の仕込みはさぞかし苦労しただろうな、と。

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んー、今回の月蝕歌劇団はこんな感じでした。

全体としてどうなのかって?

うん、良いところもあれば、首をかしげるところもある。

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まずは。

自分はもともと聖子ちゃんキョンキョンのころから、それほどアイドルが好きではないので、フレッシュキャストライブ感、というのにはそれほど重きをおかない。

なので、(おそらくは)キャストのものに入れ込んでほしい、という劇団の方針には同意しかねる。

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しかしながら。

高取英氏の作品世界。これにはどーしても、どーしても不思議な引力を感じでしまう。

結果として、スケジュールが合って演目の印象が良ければ、これからも足を運ぶような、そんな感じがしている。

というあたりで。

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また機会があれば。

2017-10-31

日本人金銭感覚は狂っている

ソシャゲ

これにありえないほどのお金をつぎ込む人は絶えない。

電子データにつぎ込んで何が楽しいのかがわからなかった私は、課金というシステムが世に広まってからずっと思っていた。

「消えたら終わりなんだよ?」

この言葉首をかしげコアゲーマーたち。

一人のコアゲーマーは言う。

「愛を注ぎ込む事に仮想現実に違いがあるのか?」

そう言われてみれば、なんとなく納得できる。

要は愛の方向性が違うだけだ。

が、金銭の使い方に関してはどうしても理解できない。

お金をつぎ込まないと愛は持続できないのだろうか?

現実女性は一部を除けば、そんなに金銭を求めるような浅ましい存在ではない。

しかし、ソシャゲソシャゲキャラに愛を注ぎ込む時にコアゲーマー大金を注ぎ込む。

月に1万程度でも多いと思うが、それでもその程度ならば可愛い

だが、コアゲーマーは違う。

5万ですら微課金という。

どこが微課金なのかが分からない。

金銭感覚が狂っているとしか思えない。

5万で微課金ということは、100円200円程度の金額はすでに1円にも満たないほどなんだろう。

ソシャゲという存在は、そういったゲーマーたちの金銭感覚を狂わせてしまったような気がする。

甘い汁をすするだけの日本ゲームメーカーは、もはやコンシューマーよりもソシャゲソシャゲと日々作り出している。

同じシステムで絵が違うだけのものコアゲーマー金銭をかける。

どのゲームも見た目が違うだけで、ガチャシステムは変わらない。

違いが有るのは大雑把に言って、「そこに天井あるかないかだけ」だ。

それでも大金をつぎ込むユーザーが居る。

海外では日本ソシャゲプレイヤーは、尋常じゃないという意見も出ている。

そのとおりだと思う。

日本人ソシャゲ狂いは、確実に金銭感覚麻痺させて狂わせている。

2017-10-20

[] #39-5「タオナケの正義

≪ 前

「なあタオナケ……まさか明日貧困街を通ったりしないよな?」

あんた達に言う義理はないわ」

「やめときなよ。危ないよ」

あんた達が決めることじゃないわ」

タオナケの怒りは放課後になっても納まらず、俺たちと意図的距離を空けて接する。

事情を把握していないシロクロは首をかしげるばかりだ。

「なあ、なんかタオナケのやつ、ちょっとこじらせてないか? 風邪か?」

「違うよ、シロクロ」

まあ、完全な予防が困難という意味では似たようなものかもしれない。

タオナケのやつ自意識が強く働いて、かえって自衛必要性を見失ってる」

俺たちはほとほと困り果てていた。

俺たちが間違っているのならタオナケに謝ってそれで終わりでいいんだけど、別にそういうわけでもない。

それでは何も解決しない。

そもそも俺たちが優先すべきは、タオナケとの関係修復じゃないからだ。

「まあ……しばらくしたら戻るさ」

「しばらくじゃ遅いよ。このままじゃタオナケが意地になって、またあの場所を通るかもしれない」

そう、今回は他に解決しないといけない問題があるんだ。

次にまた何かあったとき、今回みたいに俺たちがフォローできるとは限らない。

けれどもタオナケのあの様子を見ていると、俺たちではとてもじゃないが説得できる気がしなかった。

まり猶予はない、明日までに何とかしないと。


事情を知っている兄貴にまず相談した。

兄貴が言うには、まずタオナケを説得することは難しいだろうということだ。

人間意志なんてそう簡単には変わらないし、頭ごなしに押さえつけても反発が強まるだけ。

から貧困街に行っても大丈夫なよう、警護をつけるべきだと考えた。

市民団体中途半端に介入すれば、必要以上に場を荒らす。

だが俺たちでは力不足だし、タオナケ自身それを望まないだろう。

なので個の力が強い第三者にそれとなく警護してもらうのが、ひとまずの応急処置だと兄貴分析した。

そこまで分析してもらえれば、俺たちが思いつく選択肢はだいぶ絞られる。


俺たちは魔法少女に頼み込んだ。

とある一件で正体を知って以来、俺たちはたまに魔法少女に絡むようになった。

まり知り合いである。

「うーん……そーいう個人的問題魔法少女管轄内だっけ?」

魔法少女肩に乗った謎の小動物に話しかける。

すると小動物は抑揚のない喋り方で、淡々説明を始める。

そもそもの話をしますと、我が社の魔法少女試験の一環として都市に配属された操作アンドロイドです。有志を募って参加していただいております

「駄目ってこと?」

魔法少女になってやることは、主に自分の住む町の自警活動や、イベントなどの参加。後は定期的に報告書の提出や、魔法少女たちの集会に参加していただくことです。後は、良識範囲内で魔法少女になることは自由となっております

「つまりコンプライアンス上は問題ない範疇、ってこと?」

「そうなります

無駄説明が多すぎる。

「それじゃあ、タオナケをさりげなく警護してあげてよ。ついででもいいからさ」

「うーん、駄目ってわけじゃないけど、そういうのって際限がないしなあ」

「そんなこといって、ほら、あるだろ……マジックワードが」

「そんなものないよ」

パワーワードでもいいよ」

パワーワードもないし、そんなのでどうにもならないでしょ。そもそも、どうしてタオナケちゃんはそんなことをするの?」

そういえば、まだ事情説明していなかった。

次 ≫

2017-10-17

anond:20171017013803

このブログは色々なズレを感じた。

希望の党排除された旧民進リベラル勢力というイメージだった枝野立憲民主党弁士小林よしのりという取り合わせはそれ自体事件だった。

さらには「小林よしのりが何を言うか」という素朴な興味が群集を新宿に参集させた。

そして新宿南口アジ演説薬害エイズ事件の際に厚生省を取り囲んだ時はこんな感じだったんだろうなあと想起させるほど迫力あるものだった。

単純に小林よしのりのあの演説は広範な人の胸を打ったのだ。

小林よしのり安倍政権に真に怒ってる、そしてそれを伝えるアジテーション能力がある。

現役感を感じたからこそ増田氏は筆を執ったのではないか

「わりに無批判小林よしのりを受け入れる立憲民主党支持者は、若い人が多い」わりに「若い人は小林よしのりなんて知らない」というのも当たっているのかどうか。

田舎町の高校だったからなのかは知らないが、たまたまクラスで数年遅れで流行った」そうだが、今も『戦争論』が出版から20年経とうとしているのに増版・増刷を重ねている事実を知っているだろうか。

ゴー宣シリーズ自体出版社を変え今は文庫化されているはずだ。

このことは出版不況現在においてさえ新規読者が参入していることを意味している。

過去の人残照ではない。

今だバリバリインフルエンサーアジテーターとして機能している。

グローバリズム安倍政権の軋みの中でそれとは違った方向性ナショナリズムを訴える小林よしのりの年来の言説がわりあい素直に受け入れられているのではないだろうか。

小林よしのり本人の批判も大いにすればいいと思うが、そのことが世代闘争立憲民主党評価に直結するなんてことは考えにくい。

西田氏のツイートもTLに上がっていたので見たことは見たが、この日記投稿で「官能小説家」だということを初めて知ったくらいだ。

SNSを主戦場にしてる限り記名性も存在感もその程度。

小林よしのり評価を巡るSNSでの世代バッシングなどはたとえあったとしても若い世代に何がしかの影響をもたらすだろうか、と首をかしげしまう。

要らぬ心配しか思えない。

2017-09-20

中学生3年生の秋、幼馴染とバス停で雨宿りしていた。、

「私達だけの秘密だよ?」

首をかしげたその仕草がかわいかった。

そして僕と幼馴染の唇は一つになった。


なんてそんな思い出あるわけねーだろ!!

中学3年生の時は手淫常習犯下男トロハイムでした。

2017-09-15

[] #36-5「幸せな将来」

≪ 前

そうして映し出された子供人生ハイライトは......なんというか、“ビミョー”だった。

どん底というほど不幸でもないが、かといって成功や華やかさとは無縁に近い。

上手く表現できないが、しみったれ人生だ。

「ねえ、ガイド......このアイテムシミュレートって、どれくらいの的中率?」

「そうだなあ、今回だと75%ってところかな」

100%だと言ってこないだけ良かったと思うべきなのか、それでも高い確率だと落胆すべきなのか。

「ん、どうしたんだい?」

シミュレートのことを知らないノムさん夫妻は、俺たちの沈んだ表情を見て首をかしげる。

結果が何であれ、ノムさんたちにシミュレーションのことは言わないとガイド約束している。

だが、俺は質問せずにはいられなかった。

「もしも、もしもですよ。産まれて来た子供が不幸な人生を歩むとしても、それでも子供が欲しいですか」

「おい、マスダ!」

ガイドに制止されるが、どうしても俺は聞きたかった。

未来に関わることだからってのは分かる。

それでも、俺はノムさんたちの口から答えを聞きたかったんだ。

未来のことは分からないけど、それでも子供は欲しいかな。幸せになってくれるよう善処するよ」

奥さん言葉に続くように、旦那さんも小さく頷く。

シミュレートのことを知らないからそう言えたのかもしれないけど、俺たちはその言葉何だか安心感を覚えた。


「深く詮索はするなって言ったじゃないか。キミはかなり危険な行動をしたんだぞ! あの夫婦選択が変わらなかったか未来に大きく影響は及ぼさなかったものの......」

帰りの道中、ガイドはご立腹だった。

しかし彼らの選択も不可解だ。子供が将来幸せになれるか分からないのに、なぜあん選択ができるんだ。自分達の都合だけで子供を産むなんて、エゴもいいところだ」

俺のせいとはいえ、こうもまくし立てられるとウンザリしてくる。

ガイドにいい加減にしろ、と言いそうになったその時だ。

「だからこそ、ではないかな」

ガイド言葉に応えたのは、意外にもシロクロだった。

子供を産むというのは、その選択をした人間側のエゴ存在する。そのエゴはどう取り繕っても逃れられるぬ。だからこそ、人はより良い未来に子を導く努力をするのではないかエゴが子を産み、エゴが子を育むのだ」

いつもの調子とは違った、精悍な顔つきに落ち着いた佇まい、まるで別人だ。

そんなシロクロの様子に俺たちは戸惑いを隠せなかった。

「し、シロクロ......?」

不安になったミミセンが、シロクロを軽く小突く。

「ふがっ......アイ! ワズ! ボーン! アイ! ワズ! ボーン!」

すると変な声を出して、あっという間にいつものシロクロに戻ってしまった。

いや、それともさっきのシロクロこそ元の状態だったりするのだろうか。

謎の多いヤツだが、ますます謎が増えたな。

エゴこそが原動力......か。なるほど。ボクの時代でも形は変われど、本質は変わらないってことか」

そんなシロクロの突発的な言葉に、ガイド勝手に納得してしまった。

俺たちはまるでついていけない。


こうして俺たちの“取材”は幕を閉じた。

子供の将来が幸せかなんて本当のところは分からない。

漠然とし過ぎているし、自分以外の人生なら尚更だ。

けど、それでも幸せになれると信じて、前向きに決断することが求められる時もあるのかもしれない。

(#36-おわり)

2017-09-13

2.5次元いまいち食指が動かない理由考察してみた

最近2.5次元の勢いはすごい。

人気のジャンルを見ていると自分がハマっているハマっていないに関わらず舞台化いつだろうな、と思います

しかし、私は2.5次元に全く興味がないのです。

周りの友人や仲の良いフォロワーがどんどん2.5次元沼に吸い込まれているのを何となく眺めている状態です。

こんなに多くの人がハマっているのに、逆に何でだ?と思って自分なりに考えてみました。

※ここから言っている事はあくまで私個人の考え方で、2.5次元否定する内容では決してありません。が、気を悪くされた方がいたらごめんなさい。




とりあえず、私と同じく2.5次元に興味がないと言っている人たちの間でよく言われている事に対して自分意見を述べてみます。。

現実人間から2次元しか興味がない。→ジャニオタだし好きな俳優もいるので違う。2.5次元に出てる俳優さんかっこいいと思う

そもそも舞台とかミュージカルに興味がない→小さい頃からよく見ているので違う

実写化するなら声優がやるべき →声優が歌って踊るタイプライブは好きだけどキャラと同一視はしていないので違う

・↑と関連して、声がキャラと違うから→それはちょっとあるかもしれないけど根本的なところではない気がする

2.5次元を生で見たことがないから興味があるない以前の話→それはあるかもしれない・・・

他にもいろいろあるとは思うんですが大体こんな感じです。

「実際に見たら絶対ハマるよ!」というのはいろんな人から言われているのですが、「そっか~じゃあ見に行こうかな」とも思わないんですよね。

どこでその線引きをしているのかと思い返してみると、大体Twitterでその作品公式アカウントが流すビジュアル公開とか、撮影現場とかの動画ツイート

現実世界で一番そのキャラを演じるにふさわしいビジュアル演技力のある人」が集まっているのすごい。

すごいんだけど、キャラ台詞を言っているのを見るとなんだか首をかしげる。キャラの歌っている曲とは違う声が聞こえる。

俳優さん本人はかっこいいのに、キャラ恰好をするとなんだか違う。

ここらへんはもう個人のこだわりのふり幅の問題だと思うので、そう思ってしまった時点で私には向いていないんだろうなと思います

プロアマチュアを同列に語るべきではないとは思いますが、私はコスプレという文化に興味がありません。

まり2次元3次元に持ってきてほしいとは全く考えていない、ということなのかもしれません。

私が2次元で好きなキャラと、現実世界で好きになる人のタイプ真逆です。つまり、私の中では2次元3次元の間に互換性は存在していないんじゃないかと思います

2次元推しはどうやったって生身の人間表現しうるものではないし、現実で大好きなアイドル俳優はどうしてもイラストより本人の方が魅力的です。

かっこいいなと思った俳優さんたちも、もし2.5次元ではない作品で見ていたら熱狂的なファンになっていたかもしれません。

ここまでに語った事は2.5次元舞台に限った話じゃなくて、漫画の実写ドラマ化とか映画化でも同じように思っているので普段から見ません。例えば評価がすごい高かった某明治時代剣客実写映画も、原作が大好き過ぎて一度も見てません。

「私もそうだったけど見に行ってみたらハマった!」という人は、好きな作品から、好きなキャラが出るからという時点ですぐにチケットの申し込みをしている人が多いのですが、私はそこまでフットワークが軽い方でもありません。好きな作品キャラなら全部見たい!欲しい!という考えではないので、実写以外でも自分に向いてなさそうなものは適宜距離を置いてます

あと、「興味ないけど試しに見に行ってみるか」みたいな気持ちだと、本当にその舞台を見たいと思ってる人に申し訳ないし、俳優さんにも失礼な気がして申し込むことすらやめようと思ってしまます

「そんなこと言ってもお前中の人キャラ衣装着て歌うライブは行くじゃん」と言われますが、多分その声で歌われる曲が大好きだから、としか言えないです。

その声優さん推しと同じタイプイケメンだったとしても、推し本人だとは思いません。

結局何が言いたかたかというと、私にとってはキャラ「本人」が全てだということです。

他にも同じような思いの人がいるかわかりませんが、自分なりに考えてみた結果でした。

2017-09-11

昨今の艦これユーザーに思うこと

かれこれ、艦これを4年近く続けている。

ガチ勢ではなくエンジョイ勢だ。

ランキングに載るための周回なんてやってられないと思ってるし、遠征だって1日13回やらないことだってザラにある。

嫁艦と呼べるほど好きな艦娘もいないので、指輪も使わずじまい。

そんなこんなしていたので、最初の内はイベントでは甲勲章を取っていたが、

つの間にか勲章は6つから増えなくなっていた。

今回のイベントもキツいと言われたE-4とE-7は難易度乙でクリアしたが、それ以外は甲でクリア出来た。

久々に楽しめたイベントだった。

一つ楽しめなかった部分と言えば。

私はTwitterで状況を呟きながら艦これを行っている。

勿論フォロワーフォローしている人にも艦これプレイしている人がいるわけだが、

その中でイベントの際にしか艦これログインしなくなっている人が何人か存在している。

普段艦これの事を喋らず、イベントの新艦目当てで参加するわけだが、

その人達は、漏れなく、イベントに対するヘイトツイートしまくるのだ。

曰く、輸送作戦がクソ。

曰く、PTがクソ。

曰く、ギミックがクソ。

この辺はまだ分かる。私だってめんどくさいと思ったことがなんどあった事か。

だが次第に。

曰く、艦娘が足りなくなるからクソ。

曰く、勝てないからクソ。

曰く、資源足りないからクソ。

次第に首をかしげたくなるような事にまでケチをつけてくる。

そして攻略をやめて、「今回のイベントもクソだった」という評価をする。

これが前回もあった。前々回も。

なぜこの人達は、イベントの前に準備しないで攻略できると思っているのか。

百歩譲ってイベント初参加で勝手が分からないなら仕方がない。

だがこの人達は、過去に何度もイベントだけは参加してきた人達だ。

艦娘が足りなくなることは前回のイベントでわかっていた。ならば使ってない艦娘レベルを上げて使えるようにしてやればいい。

勝てないなら装備や編成を見直さなければならないだろう。

資源が足りないなら、最低限遠征を回さなければ。連合艦隊基地航空、支援部隊など、イベントは消耗が激しくなるし、堀を考えると、余計に資源の確保が必要になる。

私もめんどくさいと先に述べた、輸送作戦や対PTだって、大発を装備できる艦娘を増やすなり、装備改修で命中を上げることだってできるのだ。

分かりきっていることなのに、彼らはやらない。

そして艦これというゲームのもの非難する。

そして次のイベントを待つ。なにもしないで。

漠然と次のイベントもクソなんだろうなと思いながら、なにもしないで待つのだ。

はたしてクリックしているだけで自分目的が達成されるものを、ゲームと呼べるのだろうか。

自動で旗を取りクッパを倒すマリオ

パンチボタンを押しているだけでベガを倒してしまスト2を、彼らは神ゲーと評するのだろうか。

たかゲーム、挑む姿勢は人それぞれであっていいと思う。

だが、彼らの、努力をせず、うまくいかいかゲームのもの酷評するスタンスは、

そんなゲームを真面目にやっている私たちを、どこか馬鹿にしているようにしか感じられない。

実際クソゲーと言われる部分は、艦これには沢山ある。

だが、その前に。

やるだけの事をやってからクソゲーと叫べ。

クソゲーと叫んでいいのは、万全の準備をした上で、無駄時間と労力を払い、もしかしたら課金たかもしれない、艦これを楽しもうとした我々だけなのだ

文句を言う前に、楽しむ努力をしてほしい。

そんな事を感じた、夏イベントでした。

2017-08-07

しかった彼女

10年前、私が高校生だったころ、同級生にとても美しい子がいた。

入学から地元紙などに載っていて、彼女が歩けば街がざわめくと評判だった。

私も初めて彼女を見たとき、こんなに目を開けたことがないと言うほど目を開いたので、しばらく瞼の辺りが筋肉痛になったほどだった。

そうしてでも目に焼き付けておきたいほど彼女は美しかった。

肌は、中国陶工人生を捧げて作るあの白よりも甘い白だったし、目は、星くずを集めて作る装飾品より輝いていた。彼女が笑えば花が咲いたし、彼女が憂えば花は散った。

もし今ぐらいSNSが発展していたら、彼女写真を上げればTwitterを使っている全員がRTしていたので、500万RTくらいいっていただろう。いや、彼女写真を見るために皆がTwitterを始めただろうから、70億RTはいっていたかもしれない。まあとにかく彼女は美しかった。

私は彼女と仲良くはなかったが、同じクラスだったので何度か口を聞いたことがあった。彼女の美しさに私は引け目を感じていたので、いつもどこかへりくだった感じだった。

私が地味なグループだったということもあるけれど、彼女クラス女子全員とそんな風な関係だったと思う。

誰も休みの日に彼女遊んだことは無かったし、彼女が大きな声で笑ったり泣いたりするところも見たことがなかった。彼女はいつもどこかぼんやりしていた。

私は彼女を見てから美というもの存在を知り、ファッションメイクを好きになり、大学進学のため東京に出て、卒業してから美容に関わる仕事に就いた。

その間、何度か整形をして、酔った男たちから美人と言われるぐらいにはなった。けれど彼女には遠く及ばなかった。仕事モデル女優といった、国中から集めた美女達と幾人も会った。彼女たちはみな美しかった。けれどみな彼女ほどには美しくなかった。

先週地元彼女と会った。

有名な待ち合わせ場所広場を横切っていると何かが目について、ん?と思ってじっくり周りを見てみると彼女がいた。

私が彼女を見ていると彼女も私に気づいた。彼女笑顔で私に駆け寄り、すごい!久しぶり!と笑った。

彼女と私はそんな関係ではなかったし、彼女もそんな性格ではなかったから私はとても驚いた。

しばらく近況を話したあと、何か変わったね?というと、彼女はそうかな?と首をかしげた。

「前ってもうちょっとふわふわしてたっていうかさ、なんか明るくなったっていうか、いや、前が暗かったってわけじゃないんだけど」

あはは、そうかも。あの頃って何か気を張ってたからさ、それより○○こそ変わったよ!すごくきれいになったね!」

「そんなことないよ、○○こそ相変わらずきれいだね」

嘘ではなかった。周りの男たちはみな彼女のことを振り向いてから去っていった。彼女は美しかった。けれど昔ほどではなかった。あの頃の彼女が街を歩けば振り向いた男たちは皆石化したように永遠にその場を動かなかっただろう。

何が彼女を変えたのかはわからない。誰にも平等に降り注ぐ時という試練か、生活というぬるい毒か。

それか、私の方が変わったのかもしれない。東京美女に眼が慣れたのか、整形したことで美に対する憧れが薄くなったのか。

もし私たち2人が並んで、男性10人にどちらを選ぶかと聞いたら、あの頃なら10人が10彼女を選んだだろう。だけど今なら3人くらいは私を選んでくれてもおかしくはない。

私は少し嬉しかった。

私は少し悲しかった。

「あの頃はさ、色んなことに気をつけなきゃいけなくて、あんまり余裕がなかったんだ。雑誌に出て少しだけ有名になっちゃったから、大変なこととかが割りとあって」

彼女が笑った。花が散った。

2017-08-02

Gateboxに期待しているが、むしろあれの未来は +VR にあるんじゃないか

http://gatebox.ai/

Gateboxは未来のあるデバイスでいいなと思っている。「初音ミク暮らしたい」まではいもの日本技術オタク御用達という感じだったけど、LINEに買収されたところでいっき現実世界に受け入れやすデバイスへの道が拓けてきたんじゃないかな。初音ミク逢妻ヒカリ拒否感を示す人はたぶん多いだろうけど、コニーブラウン投影すれば日本人の大多数には拒否感なくとらえられるだろう(LINEとしては最近宣伝してるAIプラットフォーム Clova とやらを載せることを考えていても全く不思議ではない)。

が、あれをただの音声認識対応ホームロボット(あるいは音声コマンド端末)にしちゃうことは非常にもったいない気がしている。

あとちょっとデバイス追加で全く違う世界が見える。VR用コミュニケーション端末としての世界だ。端的に言うと、360度カメラを付けて全周動画ライブストリーミング可能にする + それをVRゴーグルをかぶった誰かに届けることで通信端末にする。ただの360度カメラと異なるのは、アバターを映し出す機能があることだ。これでVR空間経由で接続した人のリアクションリアルタイムに映し出すことができる。デバイス周囲の人に(VRゴーグルなしに)直接見える現実世界アバターだ。新世代のテレイグジスタンスとも言える。

いまや道具として360度カメラはだいぶ普及してきたし、それをライブストリーミングとしてVRゴーグルに映し出すことも技術的にはほぼ障害はない。これをリモート会議などに応用しようというのはおそらく星の数ほどの人が考えるだろうが、いくつか問題点がある。

360度カメラ+VRゴーグル経由での「その空間」への人間ダイブユーザにその空間に参加している感覚をもたらすが、その一方で、カメラ周囲の人に「誰がそのカメラダイブしてきているのか」を認識させてくれない。カメラ周囲の人もVR/ARゴーグルかぶることでカメラ自体アバターを重ねる手もあるが、そうすると今度はカメラ経由の人の視界はゴーグルをかぶっている人で埋まることになる(VR/ARゴーグルの上にその装着者の顔あるいはアバターを重ねる手もあるが、これは現状あまりうまくいかないと思う)。

しかしGateboxのアバター表示ディスプレイがあれば、少なくともダイブしてきている人の簡易アバターを表示することはできる。ブラウンでも逢妻ヒカリでも他の何でもいいけど表示させることにより、ダイブ中の人が「どの方向を向いているか」を明確に示すことができる。これができるだけでその場の人と会話をしている感覚は大きく改善するだろう。

加えてダイブと併用するコントローラか何かで簡単リアクションコマンドを送ることにより、アバターに頷かせたり、質問時の挙手をさせたり、疑問を持ったとき首をかしげさせたりできればいい。この程度のジェスチャーあるいはリアクションでも大きく会話に影響することはMMORPGなどをやっている人なら実感できるはずだと思う。

簡単に言うと、MMORPGにおける他ユーザアバター現実世界召喚し、現実世界映像と音声をその人に見せる、ということだ。その上、多対1のボイスチャットもできる。

これは様々な応用が期待できる。ごく簡単に思い付くだけでも以下のようなものがある。

なによりこれは、実際の技術的にはほぼ実現可能なところに来ているというのがよい。360度カメラもその映像VRゴーグルで受け取ることも実現しているし、今となってはそう高価でもない。アバターを映し出すディスプレイ(およびその小型化)はGateboxの独自技術だ。自宅外での運用については通信量が気になるところだが、LINE MOBILE に専用のプランでも用意すればよい。

先にも書いたが、おそらくこれはテレイグジスタンスという名前研究されている分野の応用だと思う。ただし遠隔ユーザ身体性がなく、そのかわりにディスプレイ投影アバターを用いるところが少し異なる。(わかる人には、SAOマザーズ・ロザリオ紺野ユウキアスナ肩に乗ったときのアレ、というと近いかもしれない。ただし肩に乗ることはできず、そのかわりにアバター投影が得られる。)

思い付く範囲問題点というと、それでもひとセットの値段がまだそこそこする((Gateboxの360度カメラ付きバージョンで8〜12万くらい? もっと? とVRゴーグル、およびアプリケーション通信費))、というところか。しかし、たとえば入院患者向けみたいな用途についてはリース会社を挟むとかすれば、だいぶ扱いやす価格になるだろうと思う。

技術的な問題点については、たとえば現Gateboxの上に360度カメラを載せるとして、VR経由でダイブしている人の視座はそのカメラ位置になるだろうけど周囲の人はカメラ下にあるアバターを見るだろうから視線が合わない、ということかな。これはカメラ映像補正で、ダイブしている側の(仮想的な)視座をアバターに合わせてやる、とかできそうな気がする((素人なので本当にできるかどうかは知らん))。

Gatebox、すばらしい技術アイデアだと思うんだけど、Clovaとかで素晴らしいAIを載せる方向で頑張るより、こっちのほうが未来があると思うんだよなあ。

今のと別バージョンでこんなのの開発、どうでしょう

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