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はてなキーワード: ソリストとは

2018-09-29

anond:20180929083005

音質を楽しんでるのはオーディオオタクな。

クラオタは音楽のものを楽しんでるし、ついでに込められたドラマとか、作曲家時代背景、指揮者楽団ソリスト等々…そういう事を楽しんでいると思ってる。

anond:20180929052431

これクソリストじゃね

ヨックモックなんか全国どこでも買えるじゃん

キルフェボンは日持ちしないしおみやげにむかない

舟和も賞味期限2~3日だろ

2018-05-06

アマオケの選び方

あくまでも個人的な考え方です。

特に首都圏では多くのアマチュアオーケストラがあります4月から就職、進学、転勤等で活動の場が変わった人は新しい団体を探す人もいると思います

また、楽器を習っていて始めてアマチュアオーケストラを始めたい、と思う人もいると思います

知り合いに直接紹介してもらうという手も無いわけではありませんが、特別理由(紹介してくれた人と活動したいなど)がなければ自分で探すことをお薦めします。

今時はHPを持ってない団体は少ないです。

まれHPがなかったり、更新が滞っているところもありますが。

こういう団体HPメンテナンスが出来ないほど人不足か、募集をしていない(内輪だけで活動したい) のだと思います募集をしていないような団体であれば知り合いのつてがなければ入団不可能でしょう。

アマオケの人不足は技術力不足と鶏と卵の関係にあります。人不足だけど技術力は高い団体があれば、それはもっと大きな闇を抱えているに違いありません。

例えば、指揮者が横暴であったり、一部の中心人物が牛耳っているなど。

さて本題の、自分にあった団体の見極めかたですが、まずはHP過去演奏会履歴を調べます。これによりだいたいの団体の規模(人数)が分かります。大きく分けて2管編成なのか4管編成なのか。

次に曲の選び方として弦楽合奏あるかないか協奏曲あるかないか協奏曲ソリストは団内か否か。

どのような曲が多いかロシア系ばかりを取り上げている団体北欧系ばかりを取り上げている団体などもあります

年に何回の演奏会があるか?

練習回数はどれくらいか半年程度の期間で20回程度の練習が組まれていると多い方で、少なければ4~5回という団体もあります

練習場所自分が通いやす場所であればラッキーです。

これで、自分の好みでなければ他を探します。

演奏会を見に行きましょう。

観点は、エキストラ割合プログラムメンバーリスト記載されている場合があります記載されていない場合は動態調査しかありませんが、慣れていないと難しいでしょう。

次に演奏方向性。これは好みになります演奏雰囲気が気に入るかどうかです。

次に問い合わせをします。

まず募集があることを確認して、入団検討しているという意思を表明し、質問します。

一回の演奏会あたりの費用チケットノルマの有無。その他必要となる費用

その他としては、団費といったり、合宿費であったり遠征費であったりします。

本来、これらをすべてひっくるめて演奏会費だとおもうのですがね。

一回の演奏会費用が引っくるめで3万円を越えるとかなり高い方だとおもいます。安いところでは2万円以下です。

しかし、高いところは有名指揮者が来ていたり、高額なソリストを使っていたりするならばありえます

ホール使用料は似たり寄ったりです。東京ではサントリーホールが飛び抜けて高い以外は。

団員の数とエキストラ割合

これが曖昧な答えしかこなかったり、先に見た演奏会と辻褄が合わなければ、怪しいです。

次に見学となります

見学といっても弾かされることが多いです。こちらが団を選ぶように、団側もあなた査定します。

これで(見学で)お断りされることは滅多にありません、オーディションでなく。私は一度経験がありますが。

見学に行った時期が次の演奏会の時期と比較して、完成度がどのようであるか?を見ると仕上げかたの方向性が見えます。このとき演奏会を見に行って完成度を確認してあることに意味が出てきますしかし、ほとんどの団体練習期間によらず、最後の2週間程度で一気に仕上げます

このようにすれば、入団前にだいたいのことが見極められます。お試しあれ。

2017-12-12

クラシック演奏会におけるオタ芸

地方におけるクソしょぼいコンサートであっても、わざわざ「ブラボー」と叫ぶ手合いがだいたい一人はいる。

最初の一人が叫んだのを皮切りに、後続がどんどん出てくるパターンにもしばしば遭遇する。

「こんなソリスト風情にブラボーとは片腹痛い。それはせめてbest everだと感じたパフォーマンスに対してするものではないのか?」

と思っていたが、ふと先日「あれは演者に対する賞賛行為ではないのでは?」ということに気づいた。

まり、クソしょぼいコンサートにおけるブラボーおじさんの叫び自己顕示欲自然な発露なのだ

基本は「誰よりも早くブラボーと声を上げる俺のなんと趣を解していることか……」であり、

すなわち「客席でサイバーファイバー(とかなんとか)って大声で唱える俺マジでイケてる……パネぇ……」の同類である

ほかの大多数がパフォーマンスを見に、聴きに、楽しみに来ている場所で、

きわめて稚拙かつ自己中心的独善的パフォーマンスを繰り出すことにいささかの躊躇もない。

人類におけるオタ芸は、我々が考えるよりもずっと早く誕生していたのだ。

2017-12-11

月蝕歌劇団をまた観に行った記録

なんか、ひょんなことから月蝕歌劇団(という小劇団が都内にあると思ってほしい)の公演を見に行って、それ以来なんか芝居づいている。

これまで演劇なんてぜんぜん興味がなかったのに。

いくつか劇場に足を運んだところで、もう1回くらい観ればもっと色々と見えてくるものがあるかと思い、また月蝕歌劇団に足を運んでみた。

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演目は『ねじ式・紅い花』と『盲人書簡−上海篇』の2本立て連続公演

(前回の観劇の記録は

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923 

 を参照のこと)

ということで、自分のログを兼ねて、また観劇記を残しておくことにする。

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを。

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ただし。

自分は舞台観劇についてはとことん素人なんで、これから書くのは、通りすがりの素人が見た印象批評くらいのつもりで、紹介文としての情報は期待しないでほしい。

(というか印象批評というワード小林秀雄みたいで偉そうだな。ほんとに感想文くらいの感じで、ひとつ

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■全体として

歴史の長い劇団というのは知っていたけれど、今回は公演100回記念とのこと。

で、旗揚げ時代からのライバル劇団その他のビッグネームが集結した大プレミアム公演だったらしい。

普段は若い女性主体の “少女歌劇団” っていう感じの劇団なんだけど、今回はキャストの年齢が大はばに高めだった。

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ちょっと変わった構成をしていて、1つのシーズンというか公演期間を前後に分けて、2種類の演目を上演する。

さらに各演目について前座というか露払いというか、出演キャストの歌唱ショー、寸劇、詩の朗読その他をまとめたパフォーマンスとして “詩劇ライブ” というのがある。

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なので、フルで鑑賞すると1シーズンで合計4演目。

これを多いと思うか、アリだと思うか。

いろんな作品世界が見られてオトクだとも言えるし。

リハーサルシナリオ練り込み等々のリソースは分散されるから内容的に落ちるものになるかもしれないし。

自分が見たところ、器用な高能力キャストと、まぁそうでもないキャストでうまく仕事を振り分けて、不満を感じさせない作りにしている感じだった。

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順番に見ていってみると。

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■前半の前座『詩劇ライブ メメクラゲ』(11月19日

先に不満点を言わせてもらうと。

演目『老人と子供のポルカ』の歌唱。

左卜前役のベテランキャストカンペ片手に左右のキャスト(岬花音菜、慶徳優菜)を振り回して大暴れ。

休みなく次の曲『本牧メルヘン』が始まり、そのまま岬花音菜がマイクを握るが、息の上がった彼女にはキーが低すぎた。

おかげで貴重な戦力(岬)を空費。

トリの白永歩美キッチリと『バフォメット(と、あとなにか悪魔がもう一柱)の歌』(詳細不明)で締めてくれたのが、せめてもの救い。

それにしても、あの大狼藉は、ハプニングプロットか。

ハプニングなら再発防止策を取ってほしいし、プロットなら、申し訳ない、あれに快哉を送るハイなセンスは自分は持ち合わせていない。

しかし。

詩劇ライブというのがファンミーティング同窓会だというのなら。

いとしの大スターがいつにないハジケっぷりを開陳したほうがファンサービスとしてのお値打ち感は高いのかもしれない。

と、思って周囲を見回してみると、自分と同じか、あるいはさらに年配の観客がホクホク顔で舞台を見守っている。

ハテ、招カレザル客ハ自分ノホウデアッタカ。

うん、わかった。

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■後半の前座『詩劇ライブ 暗黒少年探偵団』

詩劇三傑(←たったいま自分が決めた。はるのうらこ、岬花音菜、そして白永歩美の3人)のパフォーマンスたっぷり見られたので実に良し。

はるの嬢は前回と同じギター伴奏かと思ったら、ギターからキーだけもらって、ほぼ独唱。それでいてピッチは正確、ハイノートも申し分なく出ていたし、なんというか、 “このヒト、ひょっとして劇団の隠れた屋台骨なのではないか?” という予感がさらに強まる。

(↑それは本編でガツンと証明されるんだけど)

なぜ合唱のときは控え(それはもう、あからさまな控え)にまわるんだろう?

リハーサルの負荷をソロに集中させるためか。

岬花音菜はカッパの舞。そして小阪知子を舞台に引き出してカッパの相撲。

あいかわらず、この人は歌って動いてが実に良い。

そしてトリは白永歩美

朗読、歌唱と大活躍。

いつ見ても、この人は安定しているなぁ。

はかなげで、あやうげで、その状態のままガッチリ安定しているという不思議キャラクター

そういえば『Those ware the days』に日本語歌詞をつけたものを歌ってたんだけど、受付で立ち読みしたセットリストにそんなのなかったぞ、と思って調べてみたら、『悲しき天使』なんていう日本語版があったのね。

知らなかった。

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さて本編。

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■前半の本編『ねじ式・紅い花』

つげ義春の原作、『ねじ式』『紅い花』『女忍』『沼』『狂人屋敷の謎』をまとめて1つのストーリーにしてある。

実を言うと、前回の公演を見たあとに、某氏から、

「なに、月蝕歌劇団が面白かったって? それじゃアレだ。主催の高取英のアレ読んどけアレ」

といって勧められたのが、『聖ミカエラ学園漂流記』(小説版と戯曲版)。

前回の公演を観たときに、

「この人の持ち味は “奔放に見えて実は緻密な複数世界のマッシュアップ” だろうな」

と感じていたのが、この本で確信に変わったのだけど。

原作が2作品や3作品なら、例えば2つの世界の登場人物呉越同舟で共闘する、みたいな展開もあり得るけど、さすがに5作品同時となるとメドレー形式にならざるを得ない、という感じ。

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さて、もう1つ、高取氏の特長と思ったのが、ストーリーに必ずクライマックスを用意する、という点で。

(それが、エンターテイナーとしての氏の本性によるものか、それとも “客にはなんとしてもカタルシスを持ち帰ってもらわないと次につながらない” という興行師としての冷徹な計算によるものか、そこまではわからない)

それが、つげ義春の茫漠としたアンチクライマックスな世界とどう折り合いをつけるのか、そこに興味があったんだけど。

これが『紅い花』を中心に最小限の改変を加えただけで、見事に全ての原作が一斉に収束に向かうオチといえるオチになっているのは、さすが。

最後にはねじ式青年が『パーマー・エルドリッチの3つの聖痕』(P. K. ディック)みたいに無限増殖するあたりの幻想テイストが高取氏らしい。

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あと、前回公演みたいな「身捨つるほどの祖国はありや」的な大きな主題は今回は抑制されている。

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助成金云々の楽屋落ちは生臭いので忘れたことにする。

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そして、この劇団特有の時間がゆがむ感覚をまた味わう。

今回は、サヨコの祖父の楽屋オチ的な台詞。

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「最近、嵐山光三郎が書いたんですがね、松尾芭蕉は忍者だったんですよ」

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えーと、嵐山光三郎の “芭蕉忍者説” は2000年代なんですが。

高取氏の作品世界が戦前、戦後、昭和30年代、1960年代1980年代みたいに複数の時代を放浪するように、劇団自体も、60年代80年代、そして2000年代の全ての時代に存在しながら、どの時代にも存在しないような不思議立ち位置

それが、この劇団の持ち味でもあり。

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あ、あと、狐舞の意味がやっとわかった。

なんのことはない、 “ここから現実感見当識がゆるんで、心象風景と象徴劇が始まりますよ” という演出効果だ。

多色発光LEDを掲げた葬列も、夜光塗料の試験管をもった少女たちも、おそらく同じ。

少女漫画で「なんでクライマックスに花びらが飛び回ってるの?」とか訊かないでしょ? アレと同じだ。

そういえば、最近の子供は漫符(怒りの青筋とか緊張の汗とか)がわからないケースが多いらしい。

つまり自分は月蝕の鑑賞において子供だったわけだ。

というあたりで。

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そして、問題の↓

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■後半の本編『盲人書簡−上海篇−』

あー、うん。

むかし『草迷宮』(寺山修司)を観て途方に暮れたことを思い出した。

あるいは、さらにむかし『原始人』(チャーリー・ミンガス)を聴きながら、

「これは良い音楽なんだ、良い音楽なんだ、みんながそう言ってるから良い音楽なんだ」

と歯を食いしばっていたことを思い出した。

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はっきりしたこと。

自分に “前衛” を受け止める感受性はない。

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それでも、なんとか受容を試みてみる。

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(1)1930年代の第二次国共合作を背景にした不穏で混沌とした上海共同租界。

(2)明智小五郎小林少年という、戦前・戦後の言ってみれば “陽のヒーロー” をどす黒く改変したキャラクターと、堕落した母親としての小林少年の母。

(3)白痴の少年と娼窟の姉妹がからむ、不快にユーモラスな人物群。

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この3つの人物群を主なストーリーラインとして、失明した小林少年を中心に “目明きと盲(めしい)、世界が見えているのはどちらか” という問いを主題として話はすすむ(ように見える)んだけど。

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途中、影を喪失した少女、みたいな挿入話をはさみながら、ひたすらグロテスクストーリーとも言えないストーリーの断片が続く。

クライマックス小林少年と恋人(?)のマサ子の再開を中心にしながら、全てが虚構の中の虚構、悪夢の中の悪夢、という入れ子の構造をあからさまにするところで、唐突に終わる。

最後の最後には第四の壁も突破して現実のキャストの名前まで出てくる。

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うーむ、書いておいてなんだが、なんの説明にもなっていない。

ねぇ、寺山修司って、ホント70年代80年代青少年カリスマだったの?

(今度、『書を捨てよ云々』でも読んでみるか……)

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可能性としては、今どきの若者がP. K. ディックやら筒井康隆やら読み慣れてるせいで、 “崩壊する現実” やら “虚構の中の虚構” を普通においしく摂取しているのに対して、当時はその種の超現実的な幻想悪夢ワールドが知的にトガった青年だけの愉悦であったとか。

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ま、さておき。

これ以上はどうにも言いようがない。

自分にとって確かなことは。

高取氏オリジナルの作品、脚色作品のうほうがずっと面白い

ということ。

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さて。

キャスト、演出その他については、以下の通り。

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白永歩美

女忍コジカの息子、宗近と小林少年を好演。

このヒトが、登場するだけで舞台が猟奇的ビザールな空気になるような、言ってみれば “嶋田久作” 的な怪優でありながら、それでいて結構な美人サンである、というのは劇団にとって大きなアドバンテージなんじゃなかろうか。

劇団のカラーを一人で体現しているような。

ビジュアル、演技、歌唱、トップの名称は伊達じゃない、って感じ。

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というか。

実のところ、トップというネーミング自体はどうでもいい。

それがプリマドンナでもソリストでもエースでも四番でも同じことで。

その種の人に求められるのは才能でも鍛錬でも、ましてやプロデューサーディレクターの寵愛でもなく。

それは「いつ、いかなるときでも、自分が前に出ていってなんとかする」という思考形態だと思う。

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例えば才能、というか生まれつきの資質なら。

前回の公演には高畑亜美という彼女に負けず劣らずのビザール美人さんがいた。

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例えば技能なら。

前回の公演で、白川沙夜というキャストは、ストーリーテラーコメディリリーフ、仇役という3つの仕事を3本の腕で同時につかんでブンブン振り回して大暴れしていた。

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でも、彼女たちは今回はいない。事情は知らない。

いっぽうトップには「事情により今回は出演しません」という選択が無い。

脚光も浴びる、注目もされる、そのかわり劇団の出来が悪ければ矢オモテ、火ダルマ、槍ブスマと。

群像劇主体の劇団で、ある程度は負荷が分散するにせよ、あの細っそい体にかかっている重責を想像すると、なんというか、なんというか。

長くなった。

ともあれ、健康にお気をつけて。

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■川合瑞恵

前回までは “作りようによっては、いかめしく見える” ビジュアルを活かしたワンポイント役だったのが、今回は『女忍』パートのキーとなる女忍コジカに大抜擢。

これが大根だったら目もあてられないところを、実に器用に演じきってしまった。

本職はモデルさんだと思ってたんだけど。違うの?

芸能関係って器用な人が多いのよね。

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■岬花音菜

演技はさておき、まずは狐舞。

今見ているのがカラダのオモテなのかウラなのか、腕なのか脚なのか分からなくなってくる超絶変態空間機動がひっさびさに大炸裂!!

これだ! これが観たかった!

いや、じつは、このところモヤモヤしていた。

「いや、たしかに踊りも歌も演技も良いけど、ここまで追っかけるほどか?」

でも、たしかに思いちがいじゃなかった。

ほんのちょっと前のことなのに、忘れかけていた。

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そこには、たしかに岬花音菜がいた。

およそ2ヶ月前、片目の猫の舞で自分の脳味噌をブチ抜いた岬花音菜が。

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ちなみに。

あとから取材を試みたところ。

あの一連の動きは、ボランティアアルバイト?)のダンス教室で子供たちに最初のウケを取るために編み出した動物踊りがオリジナルだとのこと。

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するとなにか。

自分の鑑賞眼は子供レベルか。

まあいいけど。

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というか、彼女の狐舞に視線をもぎ取られ、ねじ式青年と女医のベッドシーンの大半を見逃していたことに、劇場を出てから気がついた。誠に申し訳ない。

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さて。

キャストとしては『紅い花』パートのシンデンのマサジ、『盲人書簡』で白痴の少年を担当。

この演技、周囲の評価はウナギ昇りだろう。

じっさいTwitterを中心にネットを見ると、彼女と慶徳優菜の評価はウナギ昇っている。

ただ。

自分としては評価は保留としたい。

なぜって?

あまりに、あまりにもハマり役すぎて、いま見ているのがキャラクターなのか、それともキャスト本人なのか、観劇素人の自分には判然としないから。

(これ、自分の中では笠智衆と同じ位置づけだ)

大竹しのぶアニーを演じたり、同じ劇団でいえば白永歩美ピーターパンを演るのとは、意味が違う。

『紅い花』ではプレ思春期の少年のいら立ちを、『盲人書簡』ではスケベなアホの子を、と、いろいろ打ち出しているのは分かる。

分かるけど、いずれも、まずは本人あっての効果であって。

このあと彼女は “月蝕きっての永遠の少年役” として存在感を増していくのだろうか。

それもアリだと思うけど。

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■慶徳優菜

『紅い花』キクチサヨコ役。

昭和の山村、思春期の少年の心に思い描くマドンナ

うん。もうずばり田舎のマドンナそのもの

だけど彼女の評価も保留。

理由は岬花音菜と同じで本人そのものだから。

その意味では、娼窟の妹と小林少年の想い人のほうが、本人のポテンシャルがよく分かる気がする。

そっちの方はというと、うん、悪くない。

ただ、これは自分の思い込みかもしれないけど。

なんというか彼女は “月蝕、次世代プリマドンナ育成枠” というのに完全に入っている気がする。

この直感が正しければ、それはおそらく本人の十分な資質と劇団の目算があってのことだろうけど。

なんかモヤっとする。ほかの新人も若手も、ひとしく頑張っている(ように見える)のに。

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はるのうらこ

なんというか、詩劇ライブのときは “ひかえめな、でもシャレのわかるおねーさん” というオモムキの彼女。

キーとなる配役のキャスティングが多いから、信頼の厚いキャストなんだろうな、という以上の認識はなかったんだけど。

(そしてそれは、ねじ式青年という大役を見ても動かなかったんだけど)

これが。

『盲人書簡』娼窟姉妹の姉役。実にすごい。

あのフワっとしたキャラが、女の嫌なところを全部集めて煮詰めたようなキャラクターに大変身。

慶徳優菜をサポートに娼窟パートカラーというか空気を完全に支配していた。

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あと、些細なことだけど。

キーアイテムとなるタバコチャイナドレスに入れ忘れたか、取り出せなくなったか。

取り出そうと悪戦苦闘して2秒。

見切りをつけてアタマの中でプロットを切り替えるのにコンマ2秒。

架空のタバコをふかして場面転換の決め台詞につなげるまでの時間の空費がわずか2.2秒。

はるの氏にとっては迷惑な賞賛かもしれないけど、ここの所作の切れ味に地味に鳥肌が立った。

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■宍倉暁子

彼女が登場すると、そこだけ別の照明があたってるようだった。

さらに今回の千本桜ホールより少し大きめの劇場向けにチューニングされた、よく通る発声。

今回集結した “夢のベテラン勢” の中では、彼女が出色だった。

彼女だけは気になって調べたら、舞台を中心にTV、映画と活躍の現役大ベテラン

たしかに分かる。

自分の外見と所作が人にどう見えるか、何十年にもわたって掘り下げていないと、ああは行かないと思う。

『紅い花』では漂泊の釣り人。すこし困り顔の茫漠とした旅客でありながら、マサジのカウンターパートとして要所を締める。

『盲人書簡』では軍人と密通する小林少年の母として、実に汚ならしい堕落した母親像を体現。

教科書的に言えば寺山修司の作品世界に通底するコンプレックスというかオブセッションというか、ともかく “その部分” を実に彼女一人で背負って担当していた。

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大久保千代太夫

今回最高の当たり役の一人。

犬丸は尾張織田と敵対している設定だけど、人物造形はおそらく美濃のマムシこと斎藤道三ベースだと思われ。

自分に襲いかかった刺客を手籠めにして側室にする一代の梟雄らしい悪太郎ぶりと、戦国武将の透徹した死生観が、もう全身からみなぎっていた。

『盲人書簡』の方は。

うーん、自分の中では “生ける舞台装置” としての黒い苦力(クーリー)の集団は、なんというか、全員が均質な筋肉質の没個性の集団だったんで、あの巨躯が逆にマイナスにはたらいた気がする。

こればっかりは、いたしかたなし。

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■小阪知子

影の殊勲者にして功労者

前説とカッパ相撲のときから(自分の見立てでは)この人は切れ者だろうな、と思ってたんだけど、今では確信に近い。

馬鹿をやる、それもビビッドに馬鹿をやれる人間は、なんというか、切れる。これは自分の持論。

自分が見るかぎりでは、月蝕歌劇団キャストベテラン高位職者(?)には2つのカテゴリがあって。

1つは白永歩美、岬花音菜のように “スタア” 役を仰せつかってスポットライトを浴びる職種。

もう1つは、前回公演の鈴乃月葉や今回の彼女のように “ひとり10役をこなしてストーリーラインを維持する” という重責の担当者

月蝕歌劇団は後者の高能力キャストがいないと成立しない。

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■若松真夢

薄い眉、暗く沈んだ眼。白永歩美が陽のビザールだとしたら、彼女は陰のビザール美人。

もっといろんなキャストで見てみたいと思った。できれば和装で。

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城之崎リアン

詩劇ライブのみに登場。OGか。

男装の貴公子然とした男装の貴公子。うん、貴公子

そりゃ、男女問わず固定ファンガッツリと付いたことは想像にかたくない。

問題は、貴公子以外にどんなキャストをやっていたのか、想像がしにくいことで。

もっと昔から見ていなかったことがくやまれる。

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■登利忌理生

前回の中村ナツ子に続き、今回の「なにものだ! このひと!」ワクに期待のダークホースが登場。

自分は茶髪に偏見があるようで、「えっとぉ、学校卒業の記念にぃ、オーディション受けちゃいましたー!」みたいなハスッパな外見と、そこから飛び出す恐ろしい長セリフと演技巧者ぶりのギャップに舌を巻いた。

本当に何者だ! と思って調べてみたけれど、月蝕以前の芸歴がまったく引っかからない。

あれか。学生演劇出身か。

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■音無ねむ

今は、まだ大部屋女優といった立ち位置

(たぶん。自分が調べた限りでは、まだ無名)

何者でもない。

何者にも、まだなっていない。

だけど、あの男に引けを取らない長身とキリっとしたマスクには、絶対に活きる使いみちがあるはず。

実際、『盲人書簡』の “新聞朗読笑い男” には何とも言えない味があった。

キャスティングの認識、間違ってないよね?)

陵南の田岡監督ふうにいえば、「体力や技術を身につけさせることはできる。だが、彼女をでかくすることはできない。立派な才能だ」ということ。

まずは、その長身を恥じるような猫背をやめて、胸郭を開いてまっすぐ立つところから、カンバレ!!

.

J・A・シーザー(と音響)

ふむ。ふむふむ。

エンディング、こんな感じかにゃ? 間違ってるかもだけど。

(いま手元にGarage Bandしか無いんで大変)

.

Bm....................BmM7(←Daugかも)

寺 の 坊 ん さ ん 根 性 が 悪 い

.

Bm.............Bm........F#m..GM7

守 り 子 い な し て 門 し め る

.

F#m.........Bm........F#m......Bm.E

ど し た い こ り ゃ き こ え た (か)

.

(間奏2+4小節)

E.................Bm.......Bm.......Bm.......Bm

+--------+--------+--------+--------+--------+--------+

.

Bm.......D/A...GM7..........Bm.D/A..E..

守 り が 憎 い と て 破 れ 傘 き せ て

.

Bm.......D.....GM7.......Fm#......GM7

か わ い が る 子 に 雨 や か か る

.

Fm#.........GM7.......Fm#......GM7

ど し た い こ り ゃ き こ え た か

.

(間奏4小節)(以下同じ)

.

※各コーラスの7、8小節目のメロディが元の民謡と違う。

 メジャーセブンに合わせて変えたか。

※地味に1コーラス目と2コーラス目以降でコード進行が違う。

 採譜するまで気が付かなった。

.

えー、日本のニロ抜き音階(いわゆる田舎節)で作られた民謡/童謡に、7th、9thがタップリ乗ったモダンコードをあわせて。

さらに、それを流行りのリズムパターンに乗せると、こう、実にカッコいいニューエイジワールドミュージックになるのは皆さんご存知のとおり。

(今回はハードロックリズムビート

.

こういう音楽はみんな大好き。ボクも大好き!

この種の音楽の嚆矢は自分が知る限りYMO(実質、坂本龍一)で、80年代ではあるけど、このスタイルが「教授(坂本)のパクリじゃ〜ん!」と言われなくなったのはEnigmaやDeep Forrestが日本でワサワサ紹介されて一般化した90年代のような感じがしていて。

(“姫神せんせいしょん” や喜多郎については、当時ノーマークだった自分に語る資格はない)

問題は、J・A・シーザー氏が、何故この時期にこの種のスタイルをぶつけてきたか、だ。

.

.

  • ここで急遽訂正!!-------

本公演エンディングの『竹田の子守歌』はJ・A・シーザー氏の手になるものではないとの指摘がありました。

お詫びして、訂正します。

以下、上記の誤りを前提にした言及をカットします。

.

.

でも、今回のエンディングが実にイイ感じだったことは確かで、これからもこの路線はアリなんじゃないか、と思った次第。

うん、自分に言えるのはそれだけ。

.

最後に音響について。

なんか、今回の殺陣は斬撃の効果音タイミングがやたらと良かった。

何か条件が変わったんだろうか。

ただ、いつもながら思うのは、客席一番奥にコントロールブースを置かないで、それでもあのレベルの音響を維持できているのは、それ自体が奇跡に近いことだ。

.

プロップ大道具の印象は前回と同じ。

ただ、生きている動物の仕込みはさぞかし苦労しただろうな、と。

.

んー、今回の月蝕歌劇団はこんな感じでした。

全体としてどうなのかって?

うん、良いところもあれば、首をかしげるところもある。

.

まずは。

自分はもともと聖子ちゃんキョンキョンのころから、それほどアイドルが好きではないので、フレッシュキャストライブ感、というのにはそれほど重きをおかない。

なので、(おそらくは)キャストのものに入れ込んでほしい、という劇団の方針には同意しかねる。

.

しかしながら。

高取英氏の作品世界。これにはどーしても、どーしても不思議な引力を感じでしまう。

結果として、スケジュールが合って演目の印象が良ければ、これからも足を運ぶような、そんな感じがしている。

というあたりで。

.

また機会があれば。

2017-09-30

赤レンガにビール飲みにきた

こういう場で気後れせず楽しく飲めるのが真のソリストなんだろうか

荷物に気を付けつつ周りがカップルばかりの中で一人を楽しむのは難しいな

ソロプレイには慣れてたつもりだが俺もまだまだのようだ

2016-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20160710232919

文化バイアス掛かり過ぎでなんにも役に立たんクソリストよく持ってくる気になったな。その凡庸アイデア無駄な行動力に脱帽する。

2014-09-18

つのまにかホットエントリーを見なくなった

ホットエントリーにあまりにクソ記事が多すぎるので見なくなった。

改善案というか、何がダメなのか考えたことがあるので書いておく。

こういうはてな言及系の記事自分場所でやるには関係ないし反応があっても面倒なのでここで書かせてもらう。

ホットエントリーの問題点ほとんどは「はてなブックマーク」という機能が、別に良い記事ピックアップする為のツールではないのに

その数値を評価指標として用いているところにあると思う。

はてなブックマークを人が使用するとき、そこにはどんな意図があるのか?

1.あとで見ようと思っている記事、いつか参照するであろう記事ブックマークしておく。

 ⇒これは本来的なブックマークの使い方で、だからこそ「オススメの10選」みたいなクソリスト記事がたけのこみたいにいくらでも生えてくる。

  面白さや有用性など関係なく「リスト系」であるというただそれだけで上がってくるから本当に邪魔。でもこれもブックマーク本来機能から仕方がない。

2.記事に対するコメントを書くため

 ⇒アホみたいな記事に「こいつはアホか」と非難するコメントが積み重なってホットエントリーに上がってくる。

  「こいつはアホか」と言及したがるアホどものせいでクソみたいな記事がみんなにクソだクソだと言われながらホットエントリーにあがってくる。

  アホだと思うなら頼むからコメントしないで放置して欲しいが、はてなブックマークにはコメント機能があるんだからしょうがない。

  なんで東京から出て行った人の記事や、よくわからん精神切り売りして承認欲求満たしているような気持ち悪いヤツの記事を見なけりゃいかんのだ。

3.複数人ブックマークすると新着リストに載る。

 ⇒このクソみたいな仕様のせいでたとえばいつだったかにやったはてなブックマークオフ会みたいなことをやると、人の繋がりが出てクソみたいな記事

  ただの親善ブクマでガシガシあがってくるようになる。いったん人の繋がりみたいなものが出来てしまうとあとはクソだろうがなんだろうが

  「どうも。ご無沙汰です」みたいなノリでホットエントリーにあがってくるからブックマーカー同士は隔絶して孤立していないと有効機能しない。

  だがそんなこといったって仕方ないだろう。知人や顔見知りならたいして面白くなかろうが、ブックマークしたくなる気持ちもわかる。システムのものが悪い。


あとはまあはてなブックマークはてな自体言及する記事は内容がいくらクソでも言及された人達ピックアップするので

どうしたってあがってきてしまうけどまあこういうのはある程度しかたないでしょう。

はてなブックマークは「ブックマークリスト機能」と「コメント機能」と「記事評価しているか否か」というおおまかにわけて

全く別物であるつの機能が渾然一体となっているのに、それを無理矢理評価指数としているところに無理があると思う。

じゃあどうしたらいいのか? もうみてないし興味が無いからどうでもいい。

2014-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20140616141203

そりゃ酷い理屈だ。

オタクは絶対に「感動した」とか「素晴らしかった」とか

逆に「退屈だった」とか「気持ちよくなかった」みたいな感覚的な批評はしない。

彼らは実際の技術は全く習得しないが、評論知識だけはたっぷり持ち合わせて

ソリストもびっくりの技巧的な批評をしたがるものだよ。

奏者の技術云々に関わらずどんなジャンルでもオタクってそうだろ。

それはそれで決して悪いことじゃないんだろうしね。

2014-03-14

http://anond.hatelabo.jp/20140314222858

単にボーカルは分かりやすいけど他の楽器はお前が理解してないだけかと。

俺も分からんけど。

クラッシックとかの楽器でもその辺の高校生で一応習いました、って人が弾いてようが

世界的なソリストが弾いてようがはっきり行って分からん

音のハズレとかも技術なのかなんなのかすら知らんし。

別に素人が聞く分には不快なほどおかしくなければ十分だし。

2014-02-20

フィギュアスケートは誰を評価したいの?

これがはっきりしないから評価に不満が出る。


例えば、クラシック演奏の評価をするとする。

この場合選手オーケストラスタッフ作曲家(及びその段階で関わっていた人物)だ。

この時、曲を評価するのか、オーケストラを評価するのかで評価基準は大きく異なる。

オーケストラの評価をするなら、曲の解釈、一体感技術面などを見るだろう。

自体の評価をするなら、曲の構成、アレンジなどを見るだろう。


フィギュアスケートで謎なのはどっちを評価したいのかよく分からないという点。

私には、オリンピック性質上、選手オーケストラ)を評価しているのだと思っているが。

だったら、演出自体に関する評価は、極力排除するべきであるはずだ。

出自体が点に影響するのであれば、事前に演出自体の点数を公表するべきだ。


と思ったぴょん。

追記

意外と「ぴょん」に反応があってワロタ

え?これは既にあるのでは?

各技や較正に対して技術点とかは明確に決まってるよね?

構成できちんと出る。

http://anond.hatelabo.jp/20140220110846

deneb-y

スノボハーフパイプスキーモーグルと変わんなくね?ジャンプステップスピンといったような「技」の完成度・出来栄えを見るってのが大基本→それが出来た選手を評価する。

文章力無くて申し訳ないが、ここで言ってる「演出」というのは、あくまでもPCSの一部の話。TESの話ではない。

表現する人(選手)を評価するのであれば、音楽とか振り付けとか自体(これを文中では「演出」と呼んでいた)の質(芸術性)が点数に影響するのはおかしいよね、ということが言いたかっただけだ。

極力選手以外の人の手による部分は排除するべき、あるいはそこにも基準を設けた方がいいと思うわけだ。水着にしてもスキー板にしてもボブスレーの乗り物にしても選手以外が関わる部分には基準あるわけで。

TESの評価についてはフィギュアも他の評価競技と同様。綺麗に高くジャンプした方が点数高くなるのは当たり前。

歩夢君の完璧ダブルコークテンよりもiPod完璧なキャブダブルコーク1440の方が評価が高いのは当たり前。

しろモーグルとかハーフパイプとかより、技術ジャンプとか)に明確な基礎点が決まってるフィギュアの方が厳密といえる。

Harnoncourt

音楽関係にたとえるのはイマイチ適切でないぴょん。フィギャーには楽譜に相当するものがないぴょん。音楽にたとえるならピアニストなどソリストコンクールだぴょん。流派や派閥があるあたりも同じ構図だぴょんw

うむ、完全にその通りだ。オケでの例えは間違ってた。

そう考えると、折角ショートフリーで2回もやるんだからショートは全員同じ曲同じ構成(個々の技の難易度は演技者次第で変わる)でやるか、あるいは大会側で事前に吟味して用意した幾つかのプログラムから選ぶ形にするのが正解かもしれないと思ったぴょん。

2013-04-19

イメージから求められているのか

アマオケヴァイオリンを弾いていると、フォルテシモ以上の箇所で「もっと出して!」としょっちゅう言われる。

自分がただでさえ少ない男のヴァイオリン弾きだからなのか、まず第一に力強い音を求められるのは閉口する。

自分にとってヴァイオリンは「世界一綺麗な音が出るモノ」という位置づけなので、それを壊すような力技の演奏はしたくないんだけどなあ。

もちろんそういう演奏を売りにする、ハイフェッツみたいなソリストは嫌いだったりする。


ヴァイオリン楽器性格上、ちゃんと弾けばいくらでも綺麗な音が出る反面、少しでも油断すると容易にけたたましい音や汚い音が出てしまう。

なので騒音発生器状態だとたちまち周囲から「なんだアイツ中途半端な腕で無茶しやがって」という目で見られるので、とにかくまずは余計な力を抜いて、そして出来る限り艶やかに・・・ということに腐心するわけで。

それに力強い音でとか、お前それメンコンバッハシャコンヌでも同じ事言えんの?という感じ。


というか、そんなにフォルテシモで音の厚みを出したいならもっと人集めればいいじゃん、一人ひとりに無理させんなよって思う。

2013-03-03

ニコ動ハイフェッツ

ネットというかニコ動にいるクラシック好きの間では、どうやらハイフェッツヴァイオリン演奏が大人気らしい。

確かに現代的で切れ味鋭い演奏だ。

でも決して綺麗な音ではない。

少なくともヴァイオリン経験者は嫌がる音だと思う。

そもそも西洋楽器は、ノイズを除去し純粋倍音を追求する方向で発展してきたので、擦れる音まで味にしてしまうのは明らかに異端というか。

それに、世界の有名ソリストが使っている楽器も、甘く柔らかくシンプルな音で定評があるストラドが多数派で、華麗で力強い音のガルネリが少数派という現実を加味しても、世界的傾向として、ヴァイオリンで好まれる音色しっとりした優美さだと思っていたのだが、ニコ動だけ違うというのが興味深い。

ちなみに個人的にはパールマンの、聴いていてとろけそうになる極上の音が好きなので、ハイフェッツ凄さは認めるけど、演奏する参考にはちょっと・・・という感じ。

2013-01-11

東大院卒就職率56%、はある意味、当たり前の話だということ

ホッテントリにこんなのが入ってた。

高学歴ワーキングプア問題・・・東大院卒就職率56%、京大院卒は非常勤講師ゴミ収集バイトを掛持ちしている現実

http://hamusoku.com/archives/7674931.html

学歴武器、どころか足かせとなった。名だたる大学院を出ても非正規雇用、あるいは無職となってしまう者たちが続々と生まれている。京都大学大学院博士号を取得したAさん。30代前半で他の大学の授業を週に2科目担当する非常勤講師だが、同時に毎朝の「ゴミ収集アルバイト」も続けている。生活を維持できないからだ。」

元ネタSAPIOだし、マジレスするのもあれなんだけど、当事者としては「当たり前の話じゃん」というのが感想

東大京大さら博士号なんだから、超高学歴じゃん」と人は言う。

 けれど、それは大きな誤解だ。日本企業における高学歴は「受験歴」、院卒で得られるのは「研究歴」なんだから受験歴っていうのは高校までのお勉強がそつなくこなせることの証明で、研究歴っていうのは問題を発見し、情報を集め、新しい知見を得る能力証明だ。終身雇用を前提とした日本企業が求めているのは前者だけ。読み書きソロバンの能力が高ければ、それでよし。あとは入社してから育てるから、というのが日本企業採用方針。というか社畜には「問題を発見し、情報を集め、新しい知見を得」たりされちゃ困るのかもしれない。

 研究者っていうのはある意味音楽家なんかに似ている。その分野でしか通用しないスキルをコツコツと磨き続けるという意味で。企業からしたら、大学卒業して何年も音楽活動だけに没頭していた人間を、普通の職種で採用する理由がないのと同じように、大学研究を続けていた人間採用する理由もないのである企業からみたら、そういう人たちは、無駄に年をとっているだけだ。

 たとえばヴァイオリニストが、オーケストラでの職を得るまでは、フリーターとして食いつないで行かなければいけないのと同じように、研究者だってごみ収集のバイトをしながらでも食いつないでいくしかない。博士号をとったらすぐ大学先生になれるかっていうと、そうではなくて「教歴」というもの必要になる。いわゆる「助教」のポストがどんどん経済的な理由で減らされている今、記事にあるみたいに、非常勤を掛け持ちして、バイトしながら「教歴」をつけていくしかない。学振とかの援助をもらえない場合ね。こういう、「博士をとって教歴をつけている途中の人」というのは統計上「無職」になるので、就職率56%というのは決して低い数字ではないと思う。(まあ、理系が押し上げているんだろうけど)

 「博士100人いる村」というのが出ていたけれど、「音大出のヴァイオリニスト100人いる村」でも似たような結果になるんじゃないか。16人がソリストになって、14人はオーケストラ就職、20人はバイオリン先生…といった具合に。ヴァイオリニストに対する社会需要は、もちろんないとは言えない。でも医師に対する需要よりはきっと少ない。研究者だっておなじくらい需要の少ないところで、戦わなきゃいけない。

 数年間、ワープアして耐え忍んで、その先に大学教授ポストがあればいいけど、運がなければ一生ワープアなので、どこまでしがみつくかは、とても慎重な判断を要するところだ。この0か100かっていう感じはすごいよね。ギャンブルのものだ。でも、まあそれは研究者に限った話ではなくて、音楽家でも、美術家でも、俳優でも、なんにせよ専門性をもとめられるプロフェッショナルになる場合には似たようなものなんだと思う。

 研究者っていうのはそれだけリスキーな商売で、社会からもそんなに必要とされていないんだっていう認識を、学生に持たせることは必要かもしれない。あとから「こんなはずじゃなかった」ってならないように。

2012-09-25

いくらなんでも手書きはやめよう、な?

以前、某管楽器と弦楽合奏のための協奏曲演奏したことがあったが、これが今までのアマオケ経験で最もキツかった思い出だ。

それは楽譜に起因するものだった。


実はその曲をやることが決まった時点では、出回っているのはスコアのみで、ソロパート譜ピアノ伴奏譜以外のパート譜存在しなかった。

それが出版社からアナウンスによると、練習開始時期までには正規のパート譜一式がリリース予定だから大丈夫ということで、ゴーサインが出たのだそうだ。

しかし予定は未定であって決定ではないという言葉のとおり、必要タイミングになってもパート譜出版されなかったわけで。

慌てていろんな所のアマオケからコピー譜をかき集めることになり、それで練習予定は遅れに遅れ・・・

どうにか用意できたパート譜も、自分とこのパートだけ「ベートーヴェンモーツァルトよりはマシかも」というレベルの、超汚い手書きの楽譜だったと(当然コピー欠けやミスプリもバッチリある)。


お陰で何回練習しても音符を拾うのに難航して落ちまくりパートのほぼ全員が苦しみ、まともに弾けたものではなかった。

楽譜の手配遅延で短くなった練習期間はあっという間に過ぎ、結果ソリストに大変な失礼を働いてしまったことが一番申し訳なく、それだけ取ってもこの演奏会は大失敗だったと、今でも思う。

あと、この曲はソロをやる管楽器ににとっては貴重なレパートリーらしいけど、伴奏する方にしてみると曲想からして微妙すぎる曲で、それに楽譜の件も合わさって「もう二度とやるか」というのが個人的な感想

もし今いるオケで万が一選曲候補に上がったら強硬に反対してやろうと思う(IMSLPにもソロとごく一部の弦パートしかアップされていない)。


ちなみにこの曲の録音や映像は、一応いくつかある。

ということは、プロにはきちんとしたパート譜が出回っているようだけど、楽譜作成ソフトが普及した最近はともかく、昔はどうやって用意したんだろう。

スコアからコピーしたものを切り貼りしたくらいでは読みやすパート譜が作れると思えないし、手書きするにしても大バッハの清書並に綺麗なものじゃないと演奏に支障が出そうだ。

それとも、あの汚い手書きの楽譜であっても数回のリハで仕上げてしまうのがプロということなのだろうか。

2008-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20081206112122

http://s01.megalodon.jp/2008-1206-1134-19/www.asahi.com/

試しにasahi.com魚拓を取ってみた。

この中に一次情報と言えるものがどれほど含まれているのだろうか

○がちゃんと記者が取材したと思われるもの

△は不明

×は他人の発表の横流し

ニュース

○ 新配備の原子力空母一般公開に人・人・人… 横須賀写真付き記事(11:20)

× ドコモ携帯49台盗まれる 神奈川大和の販売店(11:18)

三味線弾き語りなどで活躍 音楽家桃山晴衣さん死去(11:11)

× 15分で不審火3件、車炎上 4??8月も12件 大阪(10:46)

× いきなり暴行路上強盗相次ぐ 名古屋など(10:36)

ノーベル賞3氏がストックホルム入り 10日授賞式写真付き記事(10:14)特集:ノーベル賞

タクシン首相の前夫人がタイに帰国(10:04)

× たばこ増税社会保障目的にしない」 自民税調(09:03)

× 消費増税率、明記せず 中期プログラムめぐり政府自民(08:26)

×「イブの恵み」食べてみて イノブタ肉をPR 和歌山写真付き記事(06:44)

ビジネス

× バンカメとメリル、株主総会合併承認 資産全米1位に(09:18)

レギュラーなんと97円 高知ガソリン安売り抗争写真付き記事(06:12)特集:金融危機

× 米就業53万人減、34年ぶり落ち込み 失業率6.7%写真付き記事(23:17)特集:金融危機

× 「支援なければ今年中に破綻する」ビッグ3救済で公聴会写真付き記事(22:58)特集:金融危機

× 関西経済3団体「追加対策、一刻も早く」 財務省に訴え(22:47)特集:金融危機

マイタウン

岡山:琴国関に化粧まわしを(12/6)

神奈川:「横浜舞台に夢のバンド誕生アンケート(12/6)

関西倒産会社に5カ月「籠城」 元社員たちがバザー開催(12/6)

スポーツ

スケートST長野W杯開幕 寺尾500で準々決勝へ写真付き記事(22:19)

中日立浪、来季限り 「最後に力振り絞る」(22:17)

ロッテ長野獲得を断念(22:13)

全日本新体操開幕 女子個人、日高が前半首位写真付き記事(22:13)

東洋大箱根駅伝に出場へ 学生陸連認める(22:12)

エンタメ

○ 躍動の舞台 引き込む、パトリツィア・コパチンスカヤ(15:15)

○ 「ウォーリー」に黒沢かずこ自分投影日刊スポーツ〉(15:09)

欽ちゃんvs松坂上地軍、22日に再戦〈日刊スポーツ〉(15:09)

○ 米CGアニメ「ウォーリー」 29世紀の地球宇宙舞台写真付き記事(15:05)

○ ボリショイのソリスト岩田 振り付けにも意欲的写真付き記事(15:03)

ライフ

岐阜の「冬ソナ」 2人の並木写真付き記事(08:59)

○ ニセ医者30年、なぜバレず?免許はコピー、独学で診療写真付き記事(03:03)

法科大学院9割が定員削減を検討 「質の低下」議論で(03:02)

住宅展示場がアートギャラリーに変身 横浜みなとみらい写真付き記事(23:33)

△ 140万人雇用創出めざす 与党が追加対策、2兆円規模(23:22)特集:働けど貧困

ショッピング

× ヨーカ堂、第1土曜日を「キッズデー」 金券配布(12/5)

× 「ユニー」の名廃止 イメージ刷新狙い「ピアゴ」に写真付き記事(12/5)

× 昭和演歌240曲 レコード5社シリーズ化(12/4)

スーパー値下げ大作戦 他店チラシと同額・現金バック写真付き記事(12/4)特集:金融危機

× レノボ低価格ノート発売 HD搭載で10インチ液晶写真付き記事(12/3)

その他

× 天気

× 番組表

× 日経平均

× ドル相場

間違いの指摘をよろしく

2008-11-17

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質より量に学ぶ - Radium Software

ある陶芸クラスでのこと,最初の授業において,教師は生徒をふたつのグループに分けた。

一方のグループ作品の「量」によって評価を行うとし,もう一方のグループ作品の「質」によって評価を行うとした。

あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則 | Lifehacking.jp

音楽学校バイオリンを学んでいる生徒を、

ソリストになりそうなグループと、

プロオケでやっていけそうなグループ

そしてプロオケは無理でも音楽先生になりそうな

グループにわけて練習量を比較するという調査を行うと興味深い事実がわかる

コアスキルに1万時間注ぎ込め

中谷巌のページ:雑誌記事等「日経キャリアマガジン プロになるならこれをやれ!」2001/12号

Amazon.co.jp : 中谷巌の「プロになるならこれをやれ!」 (日経ビジネス人文庫) : 中谷 巌 : 本

イチローに学ぶ「天才」と言われる人間の共通点 - 電子書店パピレス

イチローに“偉大《いだい》な才能”を与えたのは、名古屋空港の近くにあるバッティングセンターである

イチロー小学三年から中学三年までの七年間、そこに毎日通いつめた。

 それも一週間に一日くらいは休むといったレベルの生易《なまやさ》しいものではない。

一年間に三六三日通いつめたという。休んだ二日は、バッティングセンターが休業した、正月の二日間だけだった。

 世の中を見渡せば、天才はどこにでもゴロゴロ転がっている。

才能は、成功するための一つの要素にすぎない。

天才と言われる人間であっても、絶《た》え間ない精進《しょうじん》を繰り返して、初めて彼らは成功者の仲間入りをすることができる。

 イチローが一流選手としての称号《しょうごう》を得たのは、二一〇本の安打を打ち、打率三割八分五厘で首位打者に輝いた九四年の秋である

本格的に練習を始めた小学三年のときからすでに一三年経過している。

http://kokokubeta.livedoor.biz/archives/51030990.html

何事にも閾値はある。そこに至らなければ、意味がないという数字だ。

「頭のいい人が成功しない理由」という本に、閾値の話があった。

だれもが中途半端にやめてしまう。それでは足りない。閾値を越えない。

閾値を越えない限り、やっても意味はないのだと。

徒然草 第百五十段

なぜ失敗は「すればするほどいい」のか~脳研究者・池谷先生の新たな研究  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

努力と天才

すごい物を見てもへこたれない人

[トレードオフ][機会費用][選択と集中]人生はトレードオフ

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http://anond.hatelabo.jp/20110120022852

http://anond.hatelabo.jp/20130927175059

 
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