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はてなキーワード: ディックとは

2024-02-03

anond:20240203024539

フィリップKディック小説はすべて彼の社会不安テーマにしてるんだよね

電気羊はペット人間に飽き足らず、自分たち感情まで装置で置き換えられることへの恐怖を書きたかったと思う

それがデッカードアンドロイド殺しへの容赦なさに描かれている

これは映画との違いだよね

映画デッカードは生身の妻もいないしあの社会適応しているように見える

終わり方もどこか楽観的だ

2024-01-21

今のチンポもだいぶ飽きてきたしディックオフで売ってくるかな

2023-12-26

スパイファミリー監督がいつか爆発しないか心配

あの人は「殺人犯は報いを受けろ、生まれのせいとか時代のせいとか言い訳だろ」という確固たる信念を持つ

るろうに剣心の時はそれがわかりやすい形で爆発し、明治維新のため人殺しとなった剣心は妻子を顧みずに全国行脚で人助けの旅を繰り返し、息子はグレて家庭崩壊し、病人の世話をして梅毒感染ボロボロになって死ぬ末路を辿った

ハンター×ハンターの時はプロデューサーに反対されてやめたものの、絵コンテまで作られてメーターに配られた末にヤフオクに売られたシナリオでは、人殺しクラピカ人殺しのクロロ一騎討ちして両方とも惨死

人殺しを当たり前のこととして育った非道キルアは結局その血を断ち切ることができず、ゴンを捨ててゾルディック家に帰還、やがてハンターとしての依頼を受けたゴン正義のためにキルアを葬りに向かうところで物語は閉じる

そんでスパイファミリー、両親に先立たれた貧しい女が殺し屋をしているという設定

これは古橋倫理に触れるだろ

年を取って丸くなった可能性もあるけど

丸くなってなかったらまたやらかすんじゃないか

anond:20231226190019

キティ本質ミニマリズムだろう

人間可愛いと感じる要素だけを残して他を削ぎ落とした

余計な要素を足さずにはおれないディズニーには到達できない世界

もちろん元ネタディックブルーナミッフィーだけど

ウサギよりネコのほうが普遍性があった

ネコより可愛い動物はこの世にいないんだから

先にやったもん勝ちの世界

2023-12-05

anond:20231205174308

共産主義は完全無欠だから

命乞いのためにアメリカ様のディックをしゃぶった男の子孫がボスだった党とは格が違う

anond:20231205152518

アメリカ様のディックをしゃぶることと引き換えに命乞いした男の子孫が総理大事から

2023-11-27

anond:20231104095837

今の漫画家は、現代もので「バトル(暴力)」を作品に出そうとすると「殺し屋」「ヤクザ」「スパイしか設定が思いつかないのよ

ジャンプラとかで読み切り読んでても「また殺し屋か!」っての多いでしょ

ヤクザ設定はこのご時世だと主人公に組み込むことは回避したいし結局「殺し屋」か「スパイ」になる

ただし「殺し屋」と言っても、スパイ~のヨルは政府機関の末端で都合の悪いやつを暗殺する仕事から実質的にはスパイ秘密警察みたいなもんだし、サカモトデイズの「殺し屋」は国が免許交付していて傭兵みたいなもん

ハンタゾルディック家みたいなプロフェッショナル殺し屋稼業ではないし、青年漫画に出てくるアウトロー殺し屋でもなく、単に中二的にキャラの箔付けに「殺し屋」という肩書が使われてるだけ

2023-11-21

anond:20231121214858

宗主国アメリカ様にケツを差し出し、ディックにしゃぶりつけ

そうすれば最低限の衣食住をいただくことができる

2023-11-14

anond:20231114120445

SF好きだからフィリップKディック読もうとしたけど、翻訳調が苦手だから挫折した

読みやすいたぐいだけど、トライする母数が多くて挫折した人も多いと思う

2023-11-08

anond:20231108004144

設定と思考実験の部分。科学裏付けの厳密さに違いはあっても、イーガンでもディックでもその部分の面白さは共通してると思う。いや、SFでない純文学でも思考実験なのは同じだよね。

anond:20231108004144

グレッグイーガン提唱した定理がこの間証明されたらしいか俺様理論とも言えないけど

自分フィリップkディックのような、SF小道具を利用したサイケドラマの部分が好きで読んでて、真理に辿り着くとか正直どうでもいいね

その点は増田と同じだな

かに殆どファンタジーから

物理学者数学者が本当にScience fictionやってることもあるけど

凡人からすると星を継ぐ者レベルリアリティで十分で、学術的なリアルさとかは興味ないからな

2023-11-04

生成AI自分を信じて限界を超えてください!」GGBから飛び降りようとしている人「うん…」

これが真の未来か…

人の命を軽んずるレプリカントなんておらんかったんや…

つの間にか機械が人の優しさを持ち、

人が機械が持つに至った優しさを失い、

これって本当の意味アンドロイド電気鰻の夢を観てるんじゃないのか?

ディック原作の方が正しかったんだ

それなのに、ぼくらはシド・ミード未来世界に魅了され、ワイヤーで吊るされる実物大ポリスピナーに興奮し、

ヒゲガンダムに興奮していた

2023-07-06

anond:20230706151026

SFアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダー重要なのであって、

さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない(ギブスンやディックも同様)。

同意しかねる。

アイデアの新奇性が重要ジャンル作品価値理解するには、先に刊行された文献への理解必要になるため、新しい作品の方が難しい。

から、たくさん読むわけではない人向けには(仕方なく)古臭い作品を勧めることになる。

「そんなことはない」と言うなら、ここ数年に出た作品で(ヴェルヌもウェルズギブスンもディックも読んでいなくても)アイデアの新奇性が理解できるものを挙げてみせて欲しい。

夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください

SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング、という記事話題だ。

ホコリの被った旧作(「古典」ではない)ばかり挙げられていて本当に辟易する。

SFアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダー重要なのであって、

さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない(ギブスンやディックも同様)。

そしてこういう「オススメSF」の話題になると必ず出てくるので『夏への扉』を薦めてくるやつだ。

はっきり言えるが『夏への扉』を薦めるやつは見る目がなく、センスに欠けていて、信用できないってことだ。

私もその手合いに騙されて、貴重な時間無駄にしてしまった。

夏への扉』は読まなくて結構。今からその理由を端的に3つ述べる。

 

夏への扉』は決して猫小説ではない。

夏への扉』は猫好きなら読んでおくべき、みたいな薦め方もされる。

読んでみて驚いたのだが、これはまったくもって猫小説ではない。

なぜなら猫はストーリーの本筋とまるで関係いからだ。

夏への扉』は共同経営者に裏切られた主人公が、

冷凍睡眠未来ジャンプして復讐を果たそうとする話だ。

では、猫は何なのかというと、主人公が猫を飼っていて、たまに触れられる程度。

一緒に行動するし、『夏への扉』というタイトルは猫の行動から来ているが、

猫が作品テーマだったり、猫の行動が何かストーリーに影響を与えるわけでもない。

ただの添え物であり、これを「猫小説」だと思ってしまうやつは、どうかしている。

最近、『世界から猫が消えたなら』という小説20万部?かそのぐらい売れていたが、

これもとんでもない愚作で、主人公消失物について浅い思弁を展開するだけの小説とはいえない代物だった。

どうやら世の中には猫が出ていればほかはどうでもいい連中がいるようだ。

猫好きは『綿の国星』でも読みなさい。こっちは掛け値なしの名作です。

 

プロット杜撰すぎる

主人公復讐を果たすために未来に行くのだが、

しかし、想像した未来と違い、不可解な点が散見されるので、

その理由を正すために過去へと舞い戻ることになる。

主人公未来にきたのは「冷凍睡眠」によってなので、過去に戻ることはできない。

じゃあ、どうやって戻るのか・・・というのが肝になるはずだが、『夏への扉』は驚くべき処理をする。

たまたま未来世界で知り合った男が、たまたま時間旅行を研究しているマッドサイエンティストと知り合いなのだ

そして、マッドサイエンティストを紹介してもらって過去に戻る・・・なんじゃそりゃ?

ほかのも「たまたま」で処理される部分はいくつかある。たまたま通りがかったとか、たまたま見逃した・・・とか。

それに未来過去へと行ったり来たりするが、そこでタイムトラベルらしい伏線を張ったり、解消したりということはない。

例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なら、「過去でのあの行動が未来にこう生きてくるのか!」という驚きがあるが、

夏への扉』では一切そういうのはない。時間移動というより、単なる舞台移動にしかすぎないのだ。

夏への扉』はタイムトラベルものとしても優れていない。プロット杜撰復讐ものなのだ

 

ロマンスご都合主義すぎる

夏への扉』のなかにヒロインと呼べる人物がいて、

最後はそのヒロインと結ばれて物語は終わる。

夏への扉』において、それは一緒に会社を興した男の義理の娘だ。

このヒロインは幼い頃に主人公なついていて、未来世界主人公と結ばれる。

仲のいい少女がずっと思っていてくれて、未来で結ばれる、というロリコン白昼夢のような展開だ。

しかし、それでも合理的説明がなされていてれば文句はない。

ヒロインがなぜ主人公なついているのか、なぜずっと主人公を思っていてくれてるのか(何十年も!)、その説明がなされればいい。

だが、驚くことにそこら辺の理由が一切説明されない。

ヒロイン理由なく主人公なついていて、理由なくずっと待っていてくれるのだ。

これをご都合主義と呼ばずしてなんと呼ぶ。私は読み終わって背筋が凍った。

こんな展開を「感動のラブストーリー」だと思っているやつもいるようで、SFファンはどうりでモテないはずだと合点がいった。

 

聞けば、海外では『夏への扉』の評価は決して高くない。

オールタイムベストの類では上位には入ってこないという。

夏への扉』が人気なのは日本特有ことなのだ。それを知ってはは~んと納得がいった。

夏への扉』はJ-POP歌詞みたいなものなのだ

中身はないが、何だか心地よい。日本にはそういうものに騙されるやつが多い。

なんていったって『負けないで』みたいな中身空っぽな歌がミリオンになる国だもんな!

『負けないで』に励まされるやつってどんだけ寂しい人生を送っているんだろう。可哀想だ。

うん、おれも仕事がつらいときたまたまラジオから流れてきて、泣きそうになっちゃったけどな。

お前ら、他人評価に惑わされるんじゃねえぞ。お前にとって何が面白いのか、知っているのはお前だけだ。

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