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2024-11-03

日本プロレス史上最も重要試合10選【追記あり

試合の内容の是非というよりは、後世に残した影響の強さを重視して選出しました。

力道山vs木村政彦 1954年12月22日 蔵前国技館

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』でもお馴染みだが「プロレスとは何か」を深淵の底に落とした試合である。この試合真実に関しては諸説あるが、ともかく力道山木村シュートで潰したことは単純に眼前の事実である。「プロレスとは八百長ではなかったのか?」日本プロレス史における「プロレスとは何か」という問いへの解答がこの一戦で全て分からなくなってしまい、今もその謎が解けたとは言い難い。また、当時のプロレス界は柔道出身が多かったものの、木村がこのような形で潰されたため、もし木村が勝っていたら今のプロレス界は柔道系譜もっと強くなってまるで違う別物に変わっていた可能性が高い。当時の日本の強さの象徴といえば柔道であり、その柔道プロレスが上回ったのだから当時の衝撃たるや、である。少なくとも逆水平チョップという技がこれほどスタンダードな技として使われる(アメリカなどはナックルが主流)のは間違いなく力道山の影響だろう。

アントニオ猪木vsモハメド・アリ 1976年6月26日 日本武道館

わずとしれた世紀の凡戦であるが「猪木・アリ状態」が発生しただけでこの試合人類史に残す価値のある試合である。この辺はあらかた語り尽くされているので多くは書かない。また、試合を実現させる猪木マジックとも呼ぶべき「巻き込み力」はエネルギッシュだった昭和の世相を反映していると言えよう。

タイガーマスクvsダイナマイトキッド 1981年4月23日 蔵前国技館

初代のタイガーマスクデビューした試合で、今見ても全く色褪せない。漫画キャラクターが実現するメディアミックスという手法も新しかったが、マスクを被った佐山の才能は20年ほど時代を先取りしていた。四次元殺法とも評されたその戦いぶりは軽量級レスラーに偉大な影響を残した。

ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン 1982年2月4日 東京体育館

選手としてはピークを過ぎて会社内での立場も危うくなってきた馬場が、自身レスラー生命の生き残りを懸けて行われた一戦。ハンセンはこの当時、選手として全盛期であったため馬場は殺されてしまうのではとさえ言われていたが、試合開始直後に放った16文キッククリーンヒットし、会場の空気が一気に馬場一色となった。この試合引き分けという不透明決着に終わるも、馬場はその人気再沸騰で会社内でのイニシアチブを取り戻すこととなる。レスラーリング上でこそ輝きを取り戻すという、レスラーの原点を示した一戦。個人的には倒れているハンセンの左腕をガッツリ踏み潰すキラー馬場が滲み出た瞬間が一番アツい。

アントニオ猪木vsマサ斎藤 1987年10月4日 巌流島

公私ともに何もかも上手くいかず、自暴自棄になっていた時期の猪木が行った一戦(元々の発案者は藤波であったとも言われているが、なぜか猪木がやることに)。猪木巌流島に立てられたリング上で時間制限、ノールールレフェリー無し、無観客試合という前代未聞の試合に付き合えるのはマサ斎藤くらいしかいなかった。後年、この試合を振り返るマサ斎藤インタビューがあるのでこちらも読んで欲しい(https://number.bunshun.jp/articles/-/842688)。試合は2時間を過ぎたところでマサ斎藤裸絞めで失神し、猪木勝利した。観客を排して一切のしがらみを捨て、レスラー純粋に二人のためだけに試合をしたらどうなるのか、という後年でも見られない極めて前衛的な試合になったと言える。

武藤敬司vs高田延彦 1995年10月9日 東京ドーム

プロレスを守るためにプロレスをした武藤と、プロレスを強くするためにシューティングをした高田一騎打ち新日本UWFインターの対抗戦として行われたこ興行のメインイベントは、新日本4勝、UWFインター3勝で迎えられた。高田としてはこの試合に勝てば4勝4敗で終われるが、この試合武藤の保持するIWGP王座がかかっていたため、4勝4敗でもベルトが動いた分UWFの方が上を取れるという状況であった。お互いのスタイルをお互いが貫き合い、武藤の持つドラゴンスクリューという極めてプロレス的な技が、高田の多用するキックへのカウンターとして機能することが勝敗を分けた。最後も足4の字固めというプロレス代表する固め技で武藤ギブアップを奪った。戦いのスタイルが全く違っても、そのスタイルを両者がいかに主張できるかで試合面白くなる、ということを示した貴重な一戦。

橋本真也vs小川直也 2000年4月7日 東京ドーム

橋本の1勝3敗で背水の陣を敷くべく「負けたら即引退」を掲げて小川へのリベンジを臨んだ一戦。この二人のシングルマッチで一番面白いのはやはりこの5戦目である橋本ジャンピングエルボーを炸裂させて小川の肩を脱臼させるも、その後の三角絞めで腕を取った際に外れた肩を偶然嵌めてしまうという珍事も小川に味方し、最終的には小川がSTOの連発で橋本をKOした。完敗した橋本は本当に引退するも、折り鶴兄弟(詳細は省略)の助力もあり復帰。最終的には小川とタッグチームを組み、親友となった。戦いの末に友情が生まれるというジャンプ漫画でありそうな展開は現実でも起こるという、プロレスフェイク無しを魅せつけた一戦。

長州力vs大仁田厚 2000年7月30日 横浜アリーナ

既に引退していた長州をなぜか大仁田ストーキングとも言える言動を繰り返すことで呼び戻すことに結果的成功し、大仁田お家芸である電流爆破デスマッチが実現した。プロレスは「ネバー・セイ・ネバー」(絶対に無いということは絶対に無い)という矛盾を孕んだ言葉まやかし大仁田の執念が証明してみせた一戦。試合長州勝利。なお、この大仁田長州へしつこく対戦を要求する様子は当時のプロレス番組で放映されており、それをレポートする真鍋アナウンサーとのやり取りも「大仁田劇場」として注目された。最初大仁田から理不尽な扱いに「サラリーマンって大変だなぁ」とファンに同情されていたほどだったが、最終的に真鍋大仁田へ「電流爆破、見たいです!」と直言するまで成長し、この試合の実況も大仁田に傾倒する内容で行った。

渕正信vs蝶野正洋 2000年9月2日 日本武道館

2000年はプロレス界激動の年だった。6月全日本プロレスから選手クーデター同然に大量離脱し、残った選手川田利明渕正信の2名だけとなった。全日本はなんとかして起死回生を図らなければならず、鎖国状態にあった同じ老舗団体である新日本プロレスとの交流に活路を見出した。8月11日、渕がスーツ姿で新日本リングへ上がり「(鎖国状態にあった)壁をぶち破りに来ました」と話し、新日本現場監督である長州力と固い握手を交わしたところへ抗議しに現れたのが蝶野だった。乱闘しかけようと興奮する蝶野だったが、渕は冷静に受け流し、蝶野が落とした帽子を「蝶野忘れ物だ!」と帰ろうとする蝶野へ投げつけるシーンが完全にプロレスファンの心を掴んだ。これを受けて行われたのが全日本リングでの二人のシングルマッチである。結果は蝶野勝利であったが、全盛期をとうに過ぎた渕が堂々とした態度とマイク第一線を張ったおかげで全日本は辛うじて生き残ることができた。いつ誰がどんな形で主役を張らなければならないかは分からない、運命の数奇というものプロレスにはあり、渕は突如訪れたその大役を果たすことができたから今も全日本という団体は存続している。

三沢光晴vs小橋健太 2003年3月1日 日本武道館

一方、全日本プロレスを大量離脱した選手たちによって旗揚げされたプロレスリング・ノアは、旗揚げして1年足らずで日本テレビの中継がつき、ほどなくして日本武道館興行が行われるなど、ハッキリ言って順風満帆だった。試合クオリティも高く、当時の2chプロレス板で「ノアだけはガチ」というフレーズも生まれた。この試合三沢小橋花道から場外マットへタイガースープレックスで投げ飛ばすという荒業を敢行。実況していたアナウンサーが「死んでしまう!」と絶叫した。しか最後小橋バーニングハンマーを繰り出して逆転勝利ベルトの価値、そして団体価値というものをどうやって高めるのか、を方舟に乗ったレスラーが探し求めて辿り着いたのがこの試合である。純プロ路線でありながらその究極系を突き詰めた結果という意味において、選出すべき試合であることは間違いない。

以下、選外

ジャックブリスコvsジャイアント馬場 1974年12月2日 鹿児島県体育館

この当時、最も権威のあったNWAヘビー級ベルトを日本人で初めて戴冠した試合

ザ・ファンクスvsブローザー・ブロディジミー・スヌーカー 1981年12月13日 蔵前国技館

全日本プロレスで開催されたこの年の最強タッグリーグ戦の優勝決定戦で、ブロディ親友であるハンセンセコンドに帯同。場外戦にもつれ込んだ際、ハンセン試合ラリアートで介入し、ブロディスヌーカー組の優勝をアシストした。この暴挙馬場が怒り狂い、試合終了後にハンセン乱闘を繰り広げ、前述のシングルマッチへ発展する。

三沢光晴vs川田利明 1999年1月22日 大阪府立体育館

故意事故か、川田三沢に対して垂直落下式パワーボム通称三冠ボム)を敢行した試合勝利した川田だったが、試合中に実は腕を骨折しており全治3ヶ月となった。

本田多聞泉田純vsハヤブサ新崎人生 1999年2月13日 後楽園ホール

ハヤブサFMW)、新崎人生みちのくプロレス)というインディー団体レスラーでもメジャー団体ベルトを巻けることを証明した試合。この当時のインディー団体立ち位置は非常に弱いもので、これを覆すのは至難の業だった。この両名はインディー団体の中でも頭2つ抜き出た存在で、全日本プロレスの至宝を獲得することに成功した。なお、このコンビは米マット界でも活躍しており、日本代表するタッグチームと呼んで良い。

ザ・グレート・サスケvsスペル・デルフィン 2003年11月2日 有明コロシアム

犬猿の仲となり、顔を合わせるのもNGであった二人のシングルマッチが、みちのくプロレス創立10周年という大舞台で実現。ホーム戦であったサスケが敗れ、試合後のマイクで弱音を吐いたところ、客席より「みちのくプロレス50年化計画はどうなるんだ!」という野次勇気づけられ、顔を上げたサスケは「みちのくプロレス永久に不滅です!」と改めて宣言した。客もまたプロレスを作り上げる1人であることを明示した試合である

伊藤竜司vs葛西純 2009年11月20日 後楽園ホール

デスマッチの「やれるところまでやる」をやり切った試合。頭の中に引退がチラついていた葛西後楽園ホールバルコニーからテーブルダイブ攻撃を浴びせるなど、デスマッチ限界を攻めた試合となった。30分1本勝負のところを29分45秒で葛西勝利し、この年の週刊プロレス大賞ベストバウトを受賞した(デスマッチが受賞するのは極めて珍しい)。試合後のインタビュー葛西現役続行宣言したことからデスマッチというジャンルにおいて次の時代への扉を開けたワンマッチであったと言えよう。

前田日明vs坂田亘 1995年5月20日 控室

今もなお語り継がれる衝撃映像のアレだが、そもそも試合ではないことと、別に重要ではないため選外。

追記

10選じゃなくて10戦にすればよかったなぁ。でも検索に引っかかりにくくなるからいか

全日本プロレス軽視では?

⇒そういうつもりもなかったが、全日本は良くも悪くもプロレスというものを護ろうとして頑張っていた保守団体なので、地道な積み重ねをしていて変革が起きる瞬間というのが限られていたので仕方ない。逆に全日本があったか新日本ハチャメチャでも許されたのだと思ってるし、ハチャメチャし過ぎた結果、何度も会社ごとハチャメチャになりかけていた点をプロレスファンは忘れていない。選外には全日本が多いのでご容赦を。

最近試合/◯◯の試合が無い

自分最近試合を追いきれていないのもあるが、どちらかといえば後年振り返ってみて「アレがあったからだよなぁ……」と思わされる要素があるかどうかで選出した。タイガーマスクがいなければ今のジュニア戦線はヘビーの焼き直しかルチャのマネごとレベルになっていた可能性もあるし、渕があそこで全日本崖っぷちで踏みとどまらたから後々の団体交流戦の活性化が生まれたのだと思う。歴史を紐解いた時に外せないかどうか、って感じ。例えば「猪木vsホーガン」みたいな試合事件としてはとてつもなく大きなものだけど、じゃあアレが後年に何か影響を与えたかって言ったら、そういう種類の話ではないので。

総合格闘技戦について

自分桜庭和志には胸熱した世代ではあるものの、さすがにPRIDEリングでの試合を選出するのは違うだろうと思った。そもそもアレは総合格闘技という競技たまたまプロレスラーと柔術家がやっていただけである桜庭が勝ったのはもちろん嬉しかったが「プロレスラーは強いんです」と言われたのは複雑で正直、気持ちとしては受け入れ難かった。それは桜庭個人総合格闘技という競技に向かい合って努力した結果であって、プロレスラーというもの一般化してしまうのは危険なのでは……と思っていたら翌年、普通に永田ミルコに負けていた。

女子プロレスは?

女子女子で深いジャンルなので、もうそこまで踏み込んじゃうと10選じゃ足りなくなるので恐くなって考えるのを止めました。そもそも女子はそこまで詳しくないので。というわけで、これを見ている増田! 書かないのか!?しかないぞ、俺達がやるのは!

・信彦じゃなくて延彦な

正直すまんかった、正直ポカした。

2024-10-14

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選

ジャンプでやった増田(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)に触発されました。30年近く愛読…というよりはたまに頭を傾げながらずっと読んでいるビックコミックスピリッツから独断偏見漫画史や社会への影響を考えて5作品セレクト

同じくランキングではなくて連載開始順に並べました。

忌憚なき意見こちらも待ってます

1 めぞん一刻/高橋留美子 連載期間1980年11月号(創刊号)から1987年19号

高橋留美子最高傑作にして恋愛マンガにおける最重要作品。初期のスピリッツスピリッツという雑誌名よりも『めぞん一刻』で一般的に知られていたという。

最初の頃の響子さん、可愛くも何ともなかったのにねえ。回を重ねていくうちにルックスはかわいくなって性格反比例するように嫌らしくなるという。

2 美味しんぼ/原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ 1983年20号より連載開始 2014年25号より連載中止(というか終了だろう…)

こちらは料理漫画における最重要作品料理人主人公からあえて外すことで「料理以外の食べ物に対する多面的アプローチ」に成功した。

山岡士郎海原雄山という日本漫画イチ有名な親子で知られているが読んでみるとキャラクターより原作者の方がうるさいうるさい。しかも全く調べていないのがミエミエ。衝撃的だった現時点最終話雁屋哲限界が露呈してしまったんだろうなあと。

「この人は主義主張は全くなくて、趣味で話をしている」(いしかわじゅん/BSマンガ夜話男組』)

連載休止直後編集部企画花咲さんは『のぼうの城』のコミカライズ担当したが…。食べ物は上手い方ではあるが。

3 YAWARA!/浦沢直樹 連載期間1986年30号から1993年38号

柔道さらに格闘マンガといえば各スポーツマンガの中でも特に汗と男臭さが強いという伝統があったがそれを江口寿史大友克洋とのハイブリッドな画風で遥か彼方まで吹っ飛ばした。いきなり巴投げのパンチラというね。

社会的影響でいえばこの作品以上の作品はない。何せ谷亮子というモンスターがこの影響で出現してしまったのだ。あとこの後浦沢直樹ちゃん物語をたたむことができなくなるのは余談として。

4 伝染るんです/吉田戦車 連載期間1989年8号から1994年6号

そりゃ相原コージ『コージ苑』も偉大な作品である中川いさみクマのプー太郎』も名作ではある。とはいえ実際2コマ目に「ねたみ」というプラカードを持ったカワウソくんを見たときの衝撃が忘れられない。下ネタダジャレも少なくて笑いと恐怖の紙一重をずっと行き来する新しさ。

ファミ通の『はまり道』サンデーの『ちくちくウニウニときはそこまで感じなかったしその後の『ぷりぷり県』もそこまでの凄さはなかったが『伝染るんです』はやばい

5 ぼくんち/西原理恵子 連載期間1995年から1998年

今のサイバラを見ると悲しくなる。高須克弥の人となりが白日になった今、高須クリニックCMの痛い姿とか気持ち悪いし娘さんの事とか鴨ちゃんのこととかいろいろ足蹴にして今を生きているのも胸糞悪い。そんなクソババなのに『ぼくんち』はやはり歴史に残る傑作なのだ

時々一太のことを考える。連載が終わって25年ぐらい経ってもだ。そして誰もいなくなっても二太は笑ってくれた。この話は多分その事だけを描いた作品だけだったかもしれん。だけどこの頃のマンガの中で1番涙を流した作品だった。

次点作品が多すぎる。

一応5作品に厳選したが意外と異論が少ないのではないかと思う。というかこの雑誌これらの作品からちょっと惜しい」作品がやたらと多すぎる気がする。

今回除外した作品

気まぐれコンセプト/ホイチョイプロダクション

知名度社会的影響は大きいだろうがこれはマンガ単体の評価じゃないし最近どんどん画面が汚く下手になってるのが気持ち悪い

ギャラリーフェイク/細野不二彦

唯一無二のアート漫画とはいえ『猿飛』『ガンモ』ほどの知名度がない。村上隆に対する批判マンガ界でもアレが許せない人は多数いるんだなという感想に。

闇金ウシジマくん/真鍋昌平

ナニワ金融道』は偉大だなと読んでて思う。多分真鍋先生青木先生は合わないよなあ。

団地ともお/小田扉

悩んだ作品その1。国民アニメになり損ねたアニメも含めていろいろ惜しいし最終回唐突に終わった記憶がある。お姉さんに似てたお母さんが年月を経るに従って今のお母さんになるというシーンに腹を抱えて笑った記憶

じみへん/中崎タツヤ

悩んだ作品その2。とはいえここに書いておく事が中崎さんらしいと。定年迎えて連載辞めてもう絵の道具さえも捨てられていらっしゃると聞いて少し茫然としてた。

あすなろ白書/柴門ふみ

弘兼憲史より嫌いだし苦手。原作ドラマも含めてなんで受け入れられるのかが分からない。(『東京ラブストーリー』は坂元裕二が整えたので作品になった)それでもあすなろはまだ読める。しかし続編を最近描いたときはクソババアふざけんなという感想に至り。

F/六田登

レース真正から描いた黎明期の傑作。とはいえキャラクター造形の途中で削ってきたテーマを集めて煮込んだ『ICHIGO二都物語』の方が面白いのには…。

最終兵器彼女/高橋しん

初回が見事すぎたし、連載開始のときわざとタイトル載せなかったのは反則だよなあ。あと実は『いいひと。』の方が好きでフジテレビふざけんな。

追記

実は次点作を書いていた途中でUPしてしまったしトラバブコメ記述もあったので次点の続きと言われた作品言及があったものについて。

言及があったものについて

軽井沢シンドローム/たがみよしひさ

忘れてた(その1)ただし僕がなあばす派(学研派)だったことが主な原因かと。なあばすでの耕平ちゃんはすんごい丸くなっちゃったし。

サルでもわかるマンガ教室/相原コージ竹熊健太郎

こっちは次点として書く前にアップしてしまったので。しかしながら多分これがなければ実録系マンガエッセイマンガマンガ批評もなかったか歴史重要作品ではある。

入れ替わるなら『ぼくんちなのは激しく同意。好みの問題というかボクの責任

コージ苑/相原コージ

これは『伝染るんです』で言及した通り僕の思い入れの差で選ばなかったという。あと相原先生最高傑作は『ムジナ』だと思ってます

ツルモク独身寮/窪之内英策

江口寿史アンド望月峯太郎ミーツ島本和彦という鬼才。絵がキレイな人ほどかっこいいブサイクが描けるという証明。ただ僕より上の人の方が思い入れが強い気がする。

クマのプー太郎/中川いさみ

不条理ギャグブーム最中にあってその中でも素直な笑いを提供していた印象が強いし、最近マンガ製作マンガがすごい面白かった。歴史的ではないけどいいマンガです。

りびんぐゲーム/星里もちる

個人的感情で言えば大好きなマンガいずみちゃん性癖が壊れたしウチの妹は不破くん推しだった。あ、あと『結婚しようよ』もビターで好き。

ちなみに星里先生スピリッツから離れてさらに化けました。

月下の棋士/能條純一

哭きの竜』と『昭和天皇物語』のちょうど中間点に位置する作品中原誠のその後を予期したような描写谷川さんからクレーム出ないかなと思ったキャラ造形が良かったがその後に羽生善治が出現し現実が超えていったのには閉口

愛しのアイリーン/新井英樹

この人ここでも大きな足跡を残してた。『宮本』『ザワールド…』に比べると知名度は薄いがキャリアを決定づけた名作。ばあさん描かせるとエグいよなあこの人も。

編集王/土田世紀

忘れてた(その2)『あしたのジョー』の模写もすごいが『キャンディキャンディ』を完全模写したのには戦慄が。

アフロ田中シリーズ/のりつけ雅春

長期連載化し始めて逆に評価が難しくなった気がするのは俺だけか?ダレないのがただただすごい。

あさひなぐ/こざき亜衣

近年のスピリッツを支えていたと言っても過言ではない極めて真っ当なスポーツ漫画

ただ『セシルの女王』でさらに化けたぞ、この人。

チ。/魚豊

ロードス島戦記と間違えて塩野七生の『ロードス島攻防記』を読んで、そのままズブズブとヨーロッパ史へと行った人向け。このあと阿部謹也ハーメルンの笛吹き男』が待っておる。

数が多すぎて選べない

極めてかもしだ、あさってDANCE、僕らはみんな生きている、ありがとう/山本直樹
わたしは真悟、神の右手悪魔左手14歳/楳図かずお
ZERO花男鉄コン筋クリートピンポン/松本大洋
おたんこナースチャンネルはそのまま、Heaven?/佐々木倫子
鉄腕バーディ薄暮クロニクル、新九郎、奔る/ゆうきまさみ
ルサンチマンボーイズ・オン・ザ・ランアイアムアヒーロー/花沢健吾

いやだから例えば『まことちゃん』と『漂流教室』どっちがすごいか選べるか?というと。

アイアムアヒーローはその中でも抜け出すかなあと思ってたがなあ…。

さすがにヤングサンデーの功績

土竜の唄/高橋のぼる
クロサギ/原作:夏原健 作画:黒丸
おやすみプンプン/浅野にいお
イキガミ/間瀬元朗

土竜ちょっと続きすぎた気もするし他はそのままヤンサンで全うできたはずマンガからスピリッツ評価に繋がる訳ではない。

ちなみにスピリッツが死に水を取ったマンガとしてはクロサギイキガミ以外に『ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰』がある。

エターというかグダったというか

昴-スバル-/曽田正人

シャカリキ!』『め組の大吾から読めばこの人が本当に描きたいもの天才なのは分かる。ただ同時連載には向いていない。他連載の犠牲になったような終わり方。

やったろうじゃん/原秀則

じっくり野球を描くというタイプではないことに気づくのが遅かったなあ。『冬物語』『部屋においでよ』の方が資質だったと今思えば。

20世紀少年/長崎尚志浦沢直樹

大塚英志長崎尚志ならどっちの方が害悪なんだろうか。Happyだって話を途中で下方修正してたぞ。

七人のシェイクスピア/ハロルド作石

着眼点は早く『恋に落ちたシェイクスピア』よりだいぶ前。結局話をまとめ切れずヤンマガに復帰。ただいまは休載

東京大学物語/江川達也

こういうテーマときに真っ先にダシにされる作品しかも終わり方が『代紋take2』と全く同じという。その後『坂の上の雲』のトレースに失敗する。

個人的には立教大への風評被害が酷い。

2024-06-04

anond:20240603153655

TBSに出演していた真鍋さんはほんもの真鍋さんではない。耳の位置がちがう。DS派遣したゴム人間にちがいない。

ゆりこが推進するプロジェクションマッピング宇宙人との通信から全力で阻止しないと。

蓮舫日本で唯一の光の戦士蓮舫落選したら日本DS支配下に入って日本人が選別されてしまう。

2024-02-23

anond:20240222020745

https://nokuo.blog.jp/archives/51198695.html

転載されたぞ

アイマスリー情報をできるだけ正確にまとめる(画像はない)

https://anond.hatelabo.jp/20240222020745

真鍋くんの代わりにリークまとめてる人おったぞw

>この人も偶像大師CHINA PROJECTとアイマス学園を混同してるから全然正確じゃないのがウケるけど

かに中国展開とアイマス学園混同してるな

シャイニーカラーズは他ブランドと比べてもプロモーションが強力に推し進められていて、

>大きな宣伝費が投じられていることは明らかだ。

品質の高いの絵とシナリオ高山Pの手腕もあり、その宣伝費に見合うだけの評価シャイニーカラーズは得ている。

🤔

この文章ってあずメア成海瑠奈騒動を笑っていたところにフェスツアーズとかいう特大のクソを持ってきてスレ民を真顔にさせた以前に書かれたって認識でいい?こいつエアプだろ

セルラン500位のゲームを立て続けに排出したシャニマスから何が見えてんだよこいつは

セルラン見ずに雰囲気で物喋ってんのかよ

>一方でミリオンライブも、強固なファンベースを持ちながらも、分かりにくいタイトルであるために"765プロ"であることが対外的に伝わりづらい。

強固なファンベースガチャ更新12時間以内にセルラン圏外

恒常ガチャが毎度セルラン500位行くわけないだろ

だって

2023-06-08

昔の自殺報道

会社やめさせられ自殺

 【水戸】十五日午後九時五分ごろ、茨城県取手市谷中二五三の国鉄常磐線取手藤代間の旧陸前浜街道踏切警報機、遮断機付き)で、男の人が上野土浦行き下り普通電車(十五両編成、****運転士)にひかれて即死した。

 取手署の調べで、この人は土浦真鍋****、会社員****さん(三五)とわかった。背広の内ポケットに「会社をやめさせられた」と遺書のようなメモがあったこから自殺とみている。

 同電車は現場に十六分間停車。後続の下り電車四本が三十五ー二十分間遅れた。

2023-05-09

眞鍋かおり炎上してたけど

俺も真鍋と同じ感覚

犬や猫が行方不明になったら大ショックだけど、鳥にそこまで感情移入できんわ。

2023-02-07

掲示板に以下の引用文を書いたらいろいろ文句を言われてむかついた。

句読点や文の区切り意識すると読みやすくなるといったって、お前らが書いてる文章と比べて読点の量やタイミングや文と区切り方と差なんてねーじゃねーかと大概的外れに感じたが、なにに比べても圧倒的にむかついたのが「頭の中と文字が上手く繋がらないんでしょ。よくある発達さん」というもの。まあとにかく引用する。

気象予報するには予報士受かった程度じゃ全く足りず大学気象学なり地学専攻してないときついと前スレにあったけど、逆にそのあたりの学士どころか博士さえ予報士資格を確実に取れるかといえばかなり微妙なところあるんじゃないの?と思う

大学で学べば解析学なりテンソルなりの知識を授かるから物理現象の数式化によって数値予報モデルを作れるようになる、つまり機械に予報させるスキルは身に付くことになるだろうけど。

それと、実技試験で問われることは全然重ならないよね。

まあ衛星画像から雲の存在高度や厚さを答えろみたいな問題ならさすがにパターン化できるけど、時系列ごとに並べた予想図を使って予想を答えろ的な問題全然無理。

この日時までの部分を含めていいのかとか、微妙にこの県も含まれてる気がするけど含むべきかとか、そのあたりかなり曖昧で、少なくとも私は解くごとに間違える

しろ物理現象の数式化というスキルと比べても予想図の解釈かいうのはチャート式みたいに言語化して教えられない主観的センスによるところが大きすぎる。たとえるなら株のチャートを見てこの株は上がるか下がるかみたいなデイトレスキルに似てる。あれもだめなやつはどんなに練習しても次の一回で大損する選択しかねない。

実技の参考書持ち込み可でも50点も取れる気がしないから、大学行ってりゃ受かるとかいものじゃないと思うんだがどうだろう?真鍋叔郎氏でもある意味で落ちるんじゃね?

「頭の中と文字が上手く繋がってない」などと言うからには、批判先の文章日本語として体をなしてないはずだ。

しか別にそんなことなかろう。むしろ山田悠介より全然ましだと思う。これがたとえば日本語学びたての外国人が書いたかのような文章に見えるだろうか?

頭の中と文字がつながらないとはやや専門的に言えば、内言を同じ意味を持つ文法等がまともな日本語変換できないということを意味するが、俺自身が発達だから知らんが別に字面からそんなふうなことが起こっているようには見受けられない。

結局こいつらは自分主観価値観に基づく文章の好みで脊髄反射的にケチつけてるだけなんじゃとしか思えない。

2023-02-06

気象学者でも予報士試験の実技を突破できるとは限らない

優劣の問題じゃないのよ。

大学研究者がやることはある現象が数式に則って振る舞っているとしてそれを解くというのが代表的仕事の一つだろうが、こういったものはそれが同様の法則に則っているかぎり、ある厳密に論理化された方法論を理解しさえできれば誰でも解ける。

でも実技の勉強は具体例に対する方法論を学んでそれを活かすというやり方しかできない。実際問題を解くときはその方法論に対して「行間」を自分で補って目の前の問題対処できるように加工しなければならない。

厳密な論理理解して活用するのと、あいまい方法論に基づいて良い具合に図を読み解いて出題者が満足する論述をするのとではそもそも能力として別物だと言うことだよ。話題気象共通なだけで実は別の技能

真鍋教授ができないならよっぽど難しいみたいな皮肉を叩くのは一流バッターと一流ピッチャー比較するようなもの

もっと真鍋教授ほどの御年なら筆記スピードもだいぶ落ちてると思うしもっとメタ的な事情でも合格点に達しない可能性は十分あると思うんけど。

2021-11-14

anond:20211114162307

そういう日本人はたくさんいるけど、みんなすでに海外に出てるよ。真鍋さんみたいに。

そういう意味では日本はいない。

2021-10-26

日経サイン2021年 12月号』の表紙と目次

ノーベル賞決定 真鍋淑朗氏ら 気候モデル温暖化予測

物理学賞 乱雑さに潜む法則を解明
生理学医学温度受容体と触覚受容体発見
化学金属を使わずに不斉合成

特集 新型コロナ 次の良薬は

パンデミックを見越した2000年代から研究が、新型コロナ中和抗体薬実現に繋がった。

将来の変異ウイルスにも効果
強力な抗体デザインする

藤田自己組織化で作るナノ空間

創刊50周年企画 進化を続ける分子の精密合成

目的の形が最も安定になるようなパーツを設計すれば、分子は自ら汲み上がる。

ネットワーク相転移の数理

理科学 大規模なつながりは突然に ネットワーク相転移を語る数理

様々なネットワークの振る舞いを明らかにする「パーコレーション理論」を解説

神経科学 感覚警官は脳のどこでうまれるのか 電気刺激で意識を探る

意識的な感覚警官は皮質よりも深い脳領域からまれてくるようだ。

宇宙物理学 宇宙膨張の歴史を明かす銀河地図

宇宙史の110億年をカバーする数約万個の銀河地図が公開された。

気候変動 熱くなる極北のるつぼ スヴァールバル諸島からの報告

永久凍土がゆるんで建物道路崩壊、一歩では新たな経済発展可能性も。

持続可能性 賢い農法で地球を救う

温暖化食料問題解決につながる新しい農業手法提案されている。

BOOK REVIEW 特集

自然史の楽しみ

地球進化46億年の物語』『人類進化 大図鑑』『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『ピーグル世界周航記』『バッタを倒しにアフリカへ』

エビデンスをめぐって

健康医療情報の見極め方・向き合い方』『RCT大全』『マンガエビデンスでわかるプラセボ効果』『新医療経済学』『「健康から生活まもる

人と社会自然をつなぐ化学

『脳はこうして学ぶ——学習神経科学教育未来』『リスク心理学——危機対応から心の本質理解する』『NEO HUMAN ネオヒューマン究極の自由を得る未来』『つながり過ぎた世界の先に』

連載 森山一道の読書日記

沈没船博士海の底歴史の謎を追う』『「木」から辿る人類史』『発明は改造する、人類を。』『極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか』

2021-10-08

ノーベル賞物理学賞受賞の真鍋淑郎氏が妻を犠牲にしたとか叩かれているようだが

アメリカに行って有名大教授の奥様として良い生活をできてるのを「犠牲になった」とは言わんだろ

もっと底辺移民現場仕事でもして苦労してたなら別だけど

こういうのって普通に妻も得してるんだから別に同情するような事じゃないと思うんだよな

こういうふうに上級国民で妻の方も夫の威光を利用する事により豊かな生活が出来てWin-Winなのを

さも可哀相な弱者みたいに扱うフェミニストってどうかと思う

2021-10-07

日本出身米国籍真鍋さんがノーベル物理学賞を受賞

日本が合わなくてアメリカにいるんだから

日本人が喜んでる場合じゃないだろ

馬鹿な奴らが自慢げに日本人凄いって言ってるのは間違い

ノーベル賞真鍋さん

研究者流出象徴だし、どうも一度日本に帰ってきたけど失望してアメリカに戻ったっぽいからもう報道無くなっちゃったなー。

一方で研究者流出のことが再び騒がれ始めた。

来年も「流出した日本研究者」がノーベル賞を取ってほしいものだ。

ノーベル物理学賞真鍋さんって、言うならアメリカリソースで賞取れたんでしよ?

日本が嫌で出て行ったのに、こういう時だけチヤホヤして本当勝手で都合の良いよね。

真鍋さん苦笑いだよね。

2021-10-06

anond:20211006143111

ノーベル物理学賞 真鍋淑郎さん  「日本に戻りたくない理由は、周囲に同調して生きる能力がないからです」

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4375717.html

さすが学者先生だな

自分自身客観的に見ることができる

俺らとは違う

ノーベル物理学賞さんさあ

つのテーマ、受賞者最大3人、に授与するというルールだったと記憶してるけど

ワンテーマから3人の時と、隣接領域から受賞者詰め込んだのかな、みたいな時があるよね。

なかでも今年は飛びぬけて関連性なくない?なくなくない?

文句なし同一テーマ

1997年 レーザー冷却法[スティーブン・チュー、クロード・コーエン=タヌージ、ウィリアムダニエルフィリップス

2014年 青色ダイオード赤崎勇天野浩中村修二

関連性はわかる

2008年 自発的対称性の破れ発見南部陽一郎] CP対称性の破れ説明するクォーク理論小林誠益川敏英

2009年 光ファイバー通信チャールズ・カオ(高錕)] CCDセンサー発明[ウィラード・ボイル、ジョージ・E・スミス] ←ちょっとこじつけっぽい

2018年 光ピンセットの開発[アーサー・アシュキン] 超高出力・超短パルスレーザーの生成方法[ジェラール・ムル、ドナ・ストリックランド

2020年 ブラックホール一般相対論ロジャー・ペンローズ] 銀河系中心いて座A*発見ラインハルトゲンツェル、アンドレア・ゲズ]

広い意味では同じ領域といえなくもない?

2021年 気候モデル温暖化真鍋淑郎、クラウス・ハッセルマン] スピングラス[ジョルジョ・パリージ] ←地球規模に適用できる複雑系研究

日本では真鍋さんの人物エピソードだけ報道され解説が少ないであろうスピングラスは、統計物理学が専門だったヨビノリの解説を見るといいと思う。

俺は見たけどよくわからんかったわ。ジョルジョの研究分野が多彩で広い分野に影響を与えたすごい学者なのはWikipediaの受賞歴からも感じられた。

同一テーマの受賞がほとんどだけど、その中から1997年レーザー冷却法をピックアップしたのは、レーザー冷却法にアーサー・アシュキンの考案した技術が使われていて

受賞したチューもアシュキンが先駆者だと言ってたことが2018年のアシュキン96歳当時最高齢ノーベル賞受賞につながったのかなあ、とか思って入れました。

ペンローズも「2020年に、ブラックホール相対論で受賞するのが、ちょうどいいのか?」という点に、光電効果アインシュタインみを感じて入れた。

ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎さんのニュースに関して

①「日本人」と大々的に表するマスコミ

、それを見て日本人すげー、日本すげーと言う人達・・・馬鹿

②興味なし、もしくは良かったねと思う人達・・・普通

③この人アメリカ国籍から日本人ではないと騒ぐ人達・・・発達障害

日本人アメリカ人?そんなの関係ないじゃん、この方の功績が認められて良かったねと思う人達・・・有能

ちなみに自分は③でした

日本人」の定義ってなんだろうね

ノーベル賞受賞の真鍋さん(米国籍)を「日本人だ!」って言うのは確かにおかしいと思う

でもかといって「日本人ではない!」って言い切るのは正しいのか?と俺は確信が持てない

日本人」を「日本"国民"」とするなら該当しないのは確実

じゃあ「日本人」を「日本"民族"」としたらどうか?といえば該当するかもだけど、そのくくりを許すならアイヌの人とか諸々少数派は日本人じゃないのか?ってなってしまうし

日本出身かどうかを条件にするなら小泉八雲とか以下略

究極的には本人がどう自認してるか次第かなって俺は思う

でもってそれは日本国籍かどうかだけじゃ断定できないよね

例えば猫ひろし自分のことカンボジア人だと心の底から思ってるかどうか疑わしいと思うし

anond:20211006025318

もともとは敗戦国日本を復活させるために海外からキャッチアップしないとならなかったからだと思うよ。真鍋先生博士を取ったのが1950年代だったかポストもなかっただろうし。

だけど、成長して、一時期は本当に自力で様々な産業を作る力を持っていたが、バブル崩壊と近視眼的新自由主義科学衰退国になった。でもどこかよそをパクったりとか、隠れたものをおだてて引きずり回したりしたらすぐ儲かるものがあるって幻想のまま暴れてる。

いい加減すぐ確実に成功し儲かるものがあるって幻想が間違いじゃないか?って危機感研究者流出が叫ばれてるのだと思う。

まあ、豊田長康先生毎日新聞日本科学技術衰退と、ガチデータで基礎研究と、数年後のGDPとの関連などを調査した本を出したのがあると思う。

一方○売新聞日本を捨てた科学者は裏切り者だ!すぐ確実にもうかるテーマじゃないか海外に移ったのにすぐ軍事技術に応用できる!なんてデマ本を出版する。あまりデマ本臭くて自社系の出版社に相手にされなかったからよその出版社つかって。

ノーベル物理学賞真鍋淑郎先生

東大博士を取って即アメリカに行ってそのまま向こうで研究してたとか、1990年代に一度日本に帰ってきたけど、日本官僚組織絶望してアメリカに帰ったとか、そのくせ元日本人が受賞したからといって日本は素晴らしい日本の成果だと言ったりとか、衰退国日本暗喩するために通した人のような気がしてならない。

後、たぶん日本の若手研究環境1950年代まで戻ってるのかもなぁと。海外に行ったほうがマシだって感じで。

2021-10-05

血統国籍、どちらが日本人であるのかを決めるのか

ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏はアメリカ国籍だけど日本人認定されているので、

その流れで言えば日本人かどうかを定義するのは血統ということになる

でもその定義で考えると国籍日本でも外国日本ハーフである

大坂なおみ氏や八村塁氏がいくら活躍しても日本人はその半分しか喜んじゃいけない

当然、日本血統ではない帰化日本人がどれだけ活躍しても喜んではいけないということになる

日本人定義づけるのは血統国籍か、どちらなんだろう

2021-08-24

医療従事者はヘイト対象になってるわかってないよね

2021/3

日本医師会中川会長、“噂の女性”と高級寿司デート 3密の店内でシャンパンを飲み

2020/4

集団での会食を機に、初期研修医18人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染が発生したことを受け、慶応義塾大学病院4月6日病院長の北川雄光氏の名前声明文を公表。「ご迷惑、ご心配をおかけした関係の皆様、社会全体に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

2021/3

政府新型コロナウイルス感染拡大で国民に外出や会食の自粛要請している中、厚生労働省職員23人が深夜まで送別会を開いている事が分かり、会合企画した真鍋馨・老健局老人保健課長(1995年、旧厚生省)が更迭された。減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けた真鍋氏は医系技官の「エース」として知られ、省内からは「こんな時期に何をやっているんだ」と、怒りとも失望とも取れる声が漏れる。

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