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2018-09-20

夫が浮気してからオナニーが止まらない

夫が浮気してたんだけど、

まあちんぽこはハメてないらしいがかなり性的LINEのやりとりをしていて私的浮気なので便宜上浮気と呼ぶんだけど、

まさかあの温厚な夫がそんなことをするとは思ってなかったので大変びっくらこいてしまった。

サブカルクソ女時代銀杏BOYZとか花沢健吾ボーイズオンザランとかに出て来るヤリマン女に絶望しながら勃起してる男たちを見て、「何をそんなに慌ててるんだ?女にもあんたらと同じ性欲があって、寂しい夜があって当然じゃん?」と思ってたんだけど、

まさにその男の心境なんだと思う。

あの温厚で優しい夫の性欲が、結婚相手以外の女にも向く…考えてみたら当たり前なんだけど青天の霹靂だった。私はバカから

それ以来仕事で遅くなると言われても不安釣りに行くと言われても不安で、家に監禁しておきたいくらいなんだけど、そんなこと言ったらますます嫌われるから「いってらっしゃい〜♪」とにこやかに見送る。そして自慰をする。不安不安で仕方なくて、でもできることが何もないので自慰にふける。悔しくてむなしいから夫のことは思い浮かべないようにして、逆に自分が別の男に寝取られて泣いている夫を想像する。オナニーが終わるとむなしくて仕方なくなる。現実は泣いてるの私だし…。

今日もおいしい牛すじ煮込みを作ったけど外で食べて帰るらしい。そうなんだ。飲み会いいね。楽しんできてね。私は圧力鍋放置して3回自慰をした。明日も早いからもう寝ようかな。ほぼ日手帳にはこんなこと書けないのでここに書く。お風呂に入って来る。

2017-12-28

もう童貞じゃない

24歳で童貞を捨てられて思ったのは、こんなもんかだった。

と書き出したが、書いていて嘘だと気づいてそこまで書いたものを消した。

かに大したことないや、だったが、それ以上に次いつ出来るんだろうと思っていた。

10代はむっつり性欲モンスターだった。当時は珍しいインターネットを駆使し、エロ画像を集めていた。どんな若い女の人には少なからず性欲を抱いたし、それを隠すのに必死だった。すごいコミュ障だった。

洋楽ばかり聴き、邦楽ガガガSPを愛聴し、ゆずや19なんてナンボのもんじゃいと思っていた(なぜかゴイステにはハマらなかった)

周りは童貞ばかりだと思っていた。だから下ネタを平気な顔をして、女子なんて関わらないようにしていた。

高校卒業して浪人した頃、周りがほとんど童貞じゃない事を知った。ショックだった。

残った童貞適当なところで風俗で捨てていた。

そんな状況で大学に入って、2浪コンプレックスから周りとはあんまり関わらず、童貞くさい連中と仲良くしていた。

大学時代童貞を捨てられなかった。

異性に対しては変わらずコミュ障だったし、なにより金がないことがコンプレックスだった(デートで金を使う事が凄い嫌だったのだ)。

そして、風俗に行く勇気もなかった。

風俗に行ける奴はまだ勇気がある。嬢に笑われたらどうしよう、ぼったくられたらどうしようなんとなく不安。そんなことでウジウジと自分は前に進めなかった。

大学卒業して、東京に出て行くとき、全てがうまくいき、仲の良い先輩が記念にと童貞をもらっていただいた。

刷り込み効果で、もうその先輩が好きでたまらなくなった(遠距離ですぐにダメになったが)

しばらくすると東京彼女も出来た。サルのように彼女を求めた。気づくと女性に話しかけるのも全然苦じゃなくなっていった。

童貞自分の中で美化されたのもこれくらいからだ。伊集院光みうらじゅん共感するようになった。童貞「くさい」ものが好きになった。童貞っぽい話を聞くとわかるーとか共感していた。

極め付けは「モテキ」に共感しまくっていた。これは童貞モヤモヤしていた自分だと。

から自分童貞気持ちを持ち続けていると思っていた。

時代は過ぎ、結婚して、30を超えたあたりからすっかり元気がなくなってしまい、性欲も落ちてしまった。でも、童貞マインドはまだ持っていると思っていた。

しかし、今回の騒動童貞イジリはハラスメントだという言葉にまったくピンとこなかった。

かに童貞時代リアルでイジられたら本気で嫌だが、ネットでの言説である。あっちの世界の奴が何か言ってるとヒガミを拗らせるか、そっ閉じで終わっていたと思う。

しかし、この記事を見て気づいた。あ、俺はもう童貞じゃないんだと。

ボクがこれをRTした理由はあちゅう氏のセクハラ問題童貞いじりは別と考えます」|吉田豪・連載第五回

http://tablo.jp/serialization/news002670.html

ボクが漫画家花沢健吾先生インタビューしたとき童貞を引きずりつづけている花沢先生はこんなことを言っていたわけですよ。

「だから僕は正直言うと、みうらじゅんさんとか伊集院(光)さんの『童貞を笑い飛ばそう』的な、ああいうのはダメなんですよ。

ホント童貞はそれすら......たぶんモテる童貞モテない童貞の違いというか......。

僕の場合、本当に先行き不安童貞だったし、どこに言っても童貞じゃないかって思われるっていう、ゴールが見えない童貞にとっては、あれはホントに『ふざけるな!』なんですよ」

ホントバカにしてんのかと思って。何を思い出にしてるんだっていうような」

ノスタルジックに浸ってちょっとしんみりしちゃって、モテる側でクスクス笑うぐたいの感じなんでしょうけど、ホント現場人間もっと......」

「この苦しみをわかってほしいんですけど、そんなもの向こうは興味ないんですよね......」

あぁ、そういえば、そうだった。女の子に対して童貞告白すると、「すごーい。むしろ大切な事だよ。結婚するまでそのままでいてね!」という反応が返ってきて、すごい傷ついたんだ。

はいつまで童貞なんだろうと思っていた。もう24だぞ。30まであと6年だぞと焦っていた。

世の中にコンプレックスを感じまくっていたし、後輩は、イケてないアイツは、童貞くさいアイツが童貞じゃなかったらどうしようと思っていた。

いつも心にどこかで童貞を抱えていた。隠そうとし、童貞を捨てられる日を願っていた。

そうだ、そんないいもんじゃなかったんだ。自分にかけられた呪いだった。

童貞は捨てたときに、こんなもんかと感じるが、それまでに必要勇気だったりを童貞じゃない俺たちはすっかり忘れている。ブサイクで、コミュ障で、ケチ自分が凄く嫌だったんだ。変わった趣味を持つ事で目を逸らそうとしていたけども、やっぱり童貞は嫌だったんだ。

人間、いつかは子供の心を忘れる。子供の心を忘れないって言われる奴はいるが、それはまやかしだ。その頃に感じたことを同じように感じられるわけがない。

人はそれを成長と呼ぶんだ。

2016-10-29

久保ミツロウ浅野いにおなど、この辺を括るいい言葉ない?

正統派でないけれども世間一定の評価を受けている奴ら。

それが本人のセンスではなく時代に乗っかっちゃったというか。

久保ミツロウ浅野いにおSEKAI NO OWARI二階堂ふみ、森野マサヒコ、花沢健吾

サブカルで括るのもいいんだが、サブカルじゃない奴もいるし。

こういうあたりのやつらを纏めて括るいい言葉ない?

2016-10-18

[]

今回はモアイ

VS.爆弾魔(第32回イブニング新人賞 編集部特別賞)

流して読んでいたら分かりにくいが、読み返してみたら何となく分かった。

爆弾犯の部屋にあったヌイグルミに細工をしていたわけか。

もちろん、それはストーカー行為の一環だったわけだが、結果として功を奏しているわけね。

自分ストーカーをしていることがバレたくないのと、ストーカー相手警察突き出したくないのと、爆弾犯ではない潔白を証明したいという葛藤などを考えれば、作中の主人公言動にも納得がいく。

まあ、最後オチからすると恐らくその後の展開は、主人公含めて全員がそれぞれ罪に問われることになりそうだ。

評価としては、まあよかったんじゃないかな。

特に間の取り方や、セリフややり取りのチョイス、それらのリズムは好み。

ただ絵が、特に人物の表情が固いのと、ちゃんと読んでいないとストーリー理解しにくい構成なのが難点かなあ。

箱の中(第32回イブニング新人賞 奨励賞

短いページ数の中で、見せたいものを最低限表現できているストーリー構成なのがいいね

ただ、必然的な短さではないと思った。

キャラ人格を読み取る背景とか作中でのやり取りとか、そこに至るまでの言動を読者に伝える描写がないから、出来事だけ描かれてもピンとこないんだよね。

キャットファイト(第32回イブニング新人賞 奨励賞

おー、タイトルに偽りなしと感じた。

格闘シーンもそうだが、物語テーマキャットファイト収束していて、高い構成力があると思う。

画力は上手いと言い切れるものではないんだけれども、安定感のなさや野暮ったさがかえってキャットファイトの妙さを滲ませている。

それでもイマイチ絶賛する気が起きないのは、単に私の趣味じゃないからなのか、言語化できないだけで致命的な欠点があるからなのか。

野ばら(第32回イブニング新人賞 奨励賞+花沢健吾特別賞)

作中の相互作用する独特の関係性や、それに伴う嗜好や劣情といったものテーマなのかね。

WEBコミックを中心に色々と読み漁っている私からすれば、このレベル変態的な描写凡庸範疇だと思ってしまうなあ。

ただ、逆に言えばこれ以上やると読者の大半は引いてしまって物語を追う所ではなくなるかもしれないから、これくらいが丁度いいのかもしれないね

読者が理解しにくいであろう箇所に関しては登場人物に心情を吐露させることで、付いていきやすいようにしていて、配慮しているんだろうなあ。

盆栽(第32回イブニング新人賞 優秀賞)

構想の時点で目をひくが、それを通じて心理描写をちゃんと展開させているのは好感持てる。

その上で起承転結ちゃんと描いているから、読後感では今回の新人賞の中では一番かなあ。

ただ、タイトルにもなっている盆栽の絵が物足りないと感じた。

そこが美麗にかつ圧巻に描かれてこそ、テーマに漂う歪さを表現しきれると思うので。

流刑の空(第32回イブニング新人賞 準大賞)

なんだろう、すごく理屈っぽい作品だという印象。

「そこまで言語化しなくてもいいのに」と思ってしまう。

丁寧というか、真面目というか。

なのにタイムスリップしてきた人物と大して絆を育むやり取りをしていないせいで、なんだか舞台装置的だと感じる。

主人公の悩みがフィクション世界では月並みなのに、それを解消する存在が大層すぎる設定なのもあるんだろうね。

2016-09-07

新海誠の背景ってすごいんか?

写真レタッチしてるだけやん。

花沢健吾やいにおが江口寿史批判されてたことをやってるだけやん。

写真よりも彩度が上がって美しく見えると言ってもそれラッセンと同じやん。

しか自分で描いてるぶんラッセンのようがマシやん。

お前らラッセンを買う人を馬鹿にしながら新海はベタ褒めなんか?

2016-06-27

クジラックスがさっぱりわからない人にもお勧めの一冊

クジラックスとは

ロ○エ○漫画家

Wikipediaにやたラ詳しい

短編「ろりともだち」で一躍有名になった

中学校教員免許を所持していると判明したとき世間震撼させた

体調や精神を崩しがち

母親バレしている

オススメの一冊:ろりとぼくらの

収録作「ろりともだち」はレーティングを超えて多方面に影響を与えた。

詳細はWikipediaに詳しいが、東浩紀アイアムアヒーロー花沢健吾も絶賛している

個人的には少女マテリアル以来のでかいニュースだったと思う

また、さら個人的なことを言えば、そういった七面倒臭いテーマ性はともかく、いろんな女の子が出てくるのがとてもお得感があって好きだ

通常エ○漫画1話につき一人、多くても二人がほとんどであり、読み切り1話複数キャラと~というのはなかなか難しい

それをテーマ性にからめて昇華し、キャラとのカラミのクオリティも高い※個人的感想です

夢と現実希望絶望が交じり合いながら描写される逃亡劇は、その最後を見届けた後に、2時間映画を見たような満腹感をもたらしてくれる

さら単行本では表題作についての描きおろしもあるため、お得感半端ない

また、ネット2chまとめブログを見る人なら一度は見たことがあるであろう「ふくしのだいがく?にかよってるんですけど!」の話も収録されている。

あの場面しか話題にならないが、是非結末を見届けて欲しい。

なんだかんだいっても所詮ロ○エ○漫画なんだろうぜってーよまねーよこのロリコン

と言う人もいるだろう

上に上げたもの以外は、ごく普通テーマもクソもない話だったり、ちょっと凝ってるくらいでしかないと思うかもしれない(現に自分がそうだった

その感想はそれはそれでアリだと思う

無理に読めとも言わない

からおすすめというと語弊はある

ただ語りたかっただけだ


つーか商業単行本これだけだし。

まり大きな声で言えないが、ロ○エ○、獣姦等々、amazonからはじき出されているなかで、

まだamazonで取り扱いがされているのが奇跡に等しい

商業以外の同人だと、やはりがいがぁかうんたぁであろう

放射能チェックを装って・・・311放射能話題も冷めやらぬときにこのようなネタで書くというのは、ロ○エ○漫画家として「尊い」以外の感想が思い浮かばない


元ネタ

iteクラシックなんて普通単語クジラックス空目したなんて言えないよ絶対

2010-12-16

やだ

最近情緒不安定すぎる。

どこで誰に吐き出していいかわからんから増田で垂れ流す。

人生ってうまくいかんのがデフォってのはわかってるけど、それでどうやってモチベーション保てというんだろう。

花沢健吾の「アイアムアヒーロー」って漫画の一巻で、漫画家目指してる主人公が絶叫したあと泣くんだ。

「またネーム全没だったよ」って。

同じく漫画家志望の仲間が、

「ふん、そんなの日常茶飯事じゃねーか」って吐き捨てるわけ。

「成功したらマンコが寄ってくるわー!」って。

そりゃ俺だってもてたいし、マンコが寄ってくる生活はいいなって思う。

でも、そんなのが人生モチベーションになるか?

何をやってもうまくいかない人生の中で、それでもなんとか頑張れば、マンコが、マンコが、って、そんなやついるか

じゃあやっぱり、マンコ以上に、漫画家として成功したいって気持ちが強いから、そういうわけだろ。

しかし、そんな夢って、どの程度持続するんだ?

なにやってもうまくいってないからって投げ出すようじゃそれはだめなんだろう。

投げ出さないやつだけが成功するんだろう。

そういうやつって、いったい何がモチベーションなんだろう。

ただ気持ちが萎える前に成功してしまっただけ?

夢以外の部分で成功したり、支えがあったりしてるから萎えなかった?

俺には何もねーんだよ。

何ももってねーんだよ。

才能も、成長も、気力も、精神力も、技術も、なんもない。

彼女はいるけど、彼女承認欲求を満たしてくれる存在じゃない。

何にもない。

あれじゃあ猫飼ってるほうがましだ。

でもそうじゃないんだよ。

構ってほしいんだよ。

支えて欲しいんだよ。

俺にはあまりになにもないから、お前がいないと生きてけないんだよ。

いい仕事できないんだよ。

なんでこんな弱くなったんだ。

不安定なんだ。

もう死ぬしかないのか?

メールの一通くらいほしいよ。

2009-09-08

コミックギア買った

 ちまたで賛否両論、9割否定、と大変話題の雑誌コミックギア」を購入いたしました。遅きに失した感がありますが、ここでダラダラと感想を述べさせていただきます

 このマンガ雑誌の特徴は、漫画家さんだけで雑誌を作っていく、ということ。互いに互いの作品に対してあーだこーだを繰り返して、各々が漫画製作に励むというわけです。では「編集者がいないのか」というと実はそうではなく、公式ブログによると「漫画家全員で意見を出し合って出来たネームを、まとめて編集者に見せる」という形をとっているようです。なんだか詐欺にあったような気がしますね。

 まぁ、そんな作り方などどうでもよいのですよ、読者にとって。ようは、面白ければいいのです。とかく厳しいマンガ世界。あるものは巨万の富を得、またあるモノは借金まみれで放り出される。このマンガ砂漠で生き残れるのは、「面白いモノ」を描いたものだけなのです。あとのモノは砂漠にて自分のひり出しか糞を食いながら水分を補給するような人生を歩むだけなのです。

 ちょっと言い過ぎのような気もしますが、とりあえず個々の作品の感想を述べさせていただきます。べんべん。


ヒロユキ著「スーパー俺様ラブストーリー

 このマンガの凄いところは作者が頭蓋骨の奥に秘めた人類の宝物である脳味噌を一片も使った形跡がないことです。

 「一挙2話、94ページ掲載!」と表紙に銘打ってありますが、94ページも使って進んだのは起承転結の「起」くらい。四コマで言えば一コマ目です。ヒロユキ氏は自作四コママンガドージンワーク」がアニメ化されるほどの人気作家ですが、どうやら同じ手法でストーリーマンガを描こうとしているようです。画期的です。インディーズコミック(?)で活躍なさっている大橋浩之さんの作品に「音楽」というのがありますが、こちらのページ数は100ページほど。その100ページで1時間半の映画ほどのストーリーをやっておられる大橋氏に対してのこのプロの仕打ち。さすが、プロは違いますね。

 あと、これはコミックギアに載っている全ての作品に言えることで、ほかでもさんざん指摘されていることですが、見開きや1ページぶちぬきが実に多い。通常、見開きなどというものは、一つにマンガ作品に一回くらいあればいい様なもの。それをヒロユキ氏は、とにかく乱発しまくっています。しかも、絵はうまいが構図が下手なので、全体的に書きこまれているのにスカスカ感を味わってしまいます。コップ一杯分のカルピスドラム缶で薄めたような味わいが口の中に広がり、さわやかな水を飲んでいるかのような錯覚を味わってしまいます。カルピスなのに。二次元美少女ぶっかけるのに不可欠な白濁色はどこに行ったのでしょうか。

 見開きと云うのは使いどころが難しいもので、例えば現在ビッグコミックスピリッツで連載されている花沢健吾著「アイアムアヒーロー」では、見開きが異常に多用されているシーンが出現します。しかし、スカスカでないどころか、迫力と恐怖がこれでもかというくらい倍増されている。また、「ディエン・ビン・フー」などで知られる大西大介さんも大ゴマ、見開きを多用する作家さんですが、こちらもそれらが見事に活かされています。要は使い方を誤らなければ連発してもよいのですが、ヒロユキ氏のそれは、先ほども言いましたように、「連発」ではなく「乱発」です。これが銃なら大変なことで、マイケル・ムーアドキュメンタリーネタを一本提供してしまうことでしょう。実に恐ろしい結果となります。

 つまり、基本的なマンガの描き方をヒロユキ氏が一切把握していないどころか、そのことに対してなんら疑問も抱いていないのです。実に自信満々に作品を提供しておられる。ヒロユキ氏はインタビューで「自分がつまらないマンガを描くわけにはいかない」という旨の発言をしておられますが、残念ながら収録作品中、一番つまらなかったです。


じゅら著「マシンガンソウル

 ヒロユキ氏の作品をずいぶんと長く言及してしまいましたので、あとのは軽く流していきます。疲れてきましたので。

 この「マシンガンソウル」という作品はダメ傭兵が主人公で、そいつが頑張る、という内容なのですが、こちらも絵はうまいのですが構図の取り方が下手です。79ページの一コマ目などは、あまりに下手過ぎて映画デビルマン」のうんこ演技を思い出してしまいます。「おれ・・・でーもんになっちゃったよ~」とか「ぐわわぁぁ」とかいう、あれです。観ていない人はレンタルして後悔して下さい。

 物語の途中で主人公は負傷した上官と、助けるべき人質を抱えて敵陣をひたすら疾走します。その猪突猛進ぶりや凄まじく、足を撃ち抜かれても崖から飛び降りても止まりませんし、最終的には頭突きで壁を打ち砕きます。その理由が、すべて主人公が持っている「根性」。凄いですね。「元気があれば何でもできる」という某アゴプロレスラー名言を地でいくような主人公です。

 しかし、やはり「根性だけでそんなことできるわけねーじゃん」的な思いを読者に抱かせてしまう。ここはひとつ、次回にて「実は主人公には謎の力があって、それを狙って謎の組織が…」と言った感じに、謎だらけな感じにしてしまうのはどうでしょうか。そうすれば何とか連載も続けられると思いますが、その前に雑誌が終わりそうな気もするので、やはりこのままでいいような気がします。


・若林稔弥著「大魔王ザキ」

 よく作品を評価するのに「主人公にまるで共感できない」などと言った言葉をよく耳にしますが、主人公に共感できない=ダメ作品、というわけではないことを、ここに記しておきます。そもそもまるで主人公に共感できない作品など有史以来、大量に存在し、しかもそのうちの多くが評価を得ていることを考えれば、その一点でもって作品すべてを否定することなどできないはずです。映画ドーベルマン」や山本英夫さんのマンガ殺し屋1」など、どうしようもない人間ばかりでてきますが、高く評価されていることからも、そのことが判るというものでしょう。個人的な好き嫌いはともかくとして。

 この作品「大魔王ザキ」もそうした「主人公に共感できない作品」の一つとして挙げられると思います。しかし残念なのは、作者がそのことを理解していないこと。読者に対して「こいつ(主人公)に共感して下さいねぇ~」と言った感じのオーラを放っています。「どうしようもない悪党が主人公なのに、最後はそいつに同情してほろりと涙してしまう」作品として映画「マーダー・ライドショー2/デビルズリジェクト」がありますが、これは実は高い演出力がないととてもじゃないけど出来ないことなのです。作者のじゅら氏はおそらく何も判らずにその壁にぶち当たって行った。結果、何も判らないまま崩れていったようです。素直に悪党は悪党にしておくか、最初から共感を得やすいような主人公にしておいた方が無難だったと思われます。

 一つ疑問なのですが、物語ラスト。主人公の師匠は主人公を山から降ろさないようにしようと画策していたのに、なぜあっさりと降ろしてしまったのでしょう?「けがをして動けない」と言った描写もないですし(けがはしてるけど、日本の足で立っているのだから、止めることくらいは出来るはず)。どうせだったらベッドにでも縛り付けておけばよかったのではないかと思います。


・ユーゴ著「ゴーストラッシュ

 怪物退治をする潔癖症な主人公とその使い魔のお話。どうでもいいけど、なんで扉に作者の名前がないのでしょうか。名無しですか。としゆきですか。覆面座談会でコミックギアの内情を暴露ですか。ぜひやっていただきたいところです。

 ちょっとホラーな雰囲気を醸し出そうとしていますが、ものの見事に失敗しています。犬を吠えさせ、カラスを啼かせておけばアトモスフィアが形成されると思ったら大間違いなりよ、キテレツコロッケ食べたいなりよ、キテレツ。私、ボディーだけ病気なりよ、キテレツ。言いたいことが他の作品とかぶるので(コマ割りが下手、構図の取り方が下手、主人公に共感できない、それを作者が判っていない)、適当に埋めておきました。

 あ!女の子触手に襲われているのに、えっちぃ絵を描かなかったことは許せませんね!えっちぃのは嫌いか!金髪ぶってんじゃねぇ!俺は大好きなんだよ!えっちぃのも金髪もな!


友吉著「GOOD GAME」

 もう少し少ないページ数でまとめられたのではないかと思うのですが、ヒロユキ氏の作品に触れた後では、ちょうどいいような感じがしてしまいますから厄介ですね。もしかしたらヒロユキ氏は、他の作品を引き立てるためにわざとあのような作品をお描きになったのかもしれません。涙がちょちょぎれますね。嘘ですけど。


・とりねこ。著「ヒヨコ道化不思議な町と」

 タイトルから林静一さんの「アグマと息子と食えない魂」を思い出してしまいましたが、全然関係ありませんでした。

 柔らかくゆったりとした空気感を醸し出す絵柄に、ほんわかとした話。天野こずえさんの「ARIA」を想起させるような作風で、コミックギアの中では比較的読める作品に仕上がっております。「比較的」ですが。

 途中で繰り出されるトリックの謎解きが、いまいちよく分かりませんでした。私がバカなせいでしょうか。いやいやまさか、そんなはずは…


佐藤ユーキ著「デスハート

 女に振られたら死ぬ話。明らかな構成ミスが目立つ作品です。

 主人公は心臓病気を持っているらしく、女に振られるたびに激しい痛みに襲われます。主人公はそれを「失恋の痛みだ」と解釈していますが、いけませんね。異変を感じたらすぐさま病院に馳せ参じないと。手遅れで死ぬかもしれません。

 主人公は友達の女性のことを「まさか俺に気があるのでは」と童貞丸出しな妄想で突進するのですが、実は彼女にはすでに恋人がいます。そのことが序盤で明らかになるものですから、主人公がその女友達に告白して振られることを読者は分かり切っている。それで引っ張るというのは、土台無理な話です。実は作者は「序盤で明らかにした」つもりはなく、「伏線を張った」つもりだったのかもしれませんが、だとしたら伏線の張り方が下手過ぎます。しかも、その女友達彼氏は主人公の友達なのですが、その友達が最初にちょっと出ただけ。一回もアップになってないので、全然印象が薄いです。

 物語の構成の仕方がまるで分かっていない作者だったのでした。いや、コミックギアは掲載作家全員で作品のネームを回し読み、意見を出し合っているのですから、むしろコミックギア作家全員が物語の構成を分かってないといった方が正しいような気もしますが、私はとても心優しく繊細な人間なので、そのようなひどい事は言わないようにしておきます。罵詈雑言は、人の心を荒んだ物にしますからね。


桜井マコト著「アシュラ」

 いきなり盗賊の頭になった女の子の話。これも比較的読める作品だと思いますが(「比較的」、な)、これで連載はちょっと厳しいような気がします。個人的にはコミックギアの中で一番好きな作品なのですけどね。


・九品そういん著「プリンセスサマナー

 カードゲームで闘う話。最近テレビアニメを観てますと「おれのターン!」とか「場に出ているカードをすべてケツに突っ込んでターンエンド!」とかそんな叫びばかり聞きます。流行ってるみたいですね、カードゲーム

 これもその流行に乗っかった作品なのでしょうが、「負けたい」人間と「勝ちたい人間」を闘わせて、それがうまくいかない、という展開は結構面白かったです。コマの使い方も比較的順当で(「比較的」、な)、読みやすかったのもポイント高し。そういえばポイントたかしさんって、まだエロマンガ描いてるんですか?結構好きだったんですけど。

 ただ面白かった要素がこの一話で使い切られているような気がしますので、今後どうなるのか不安です。まぁ、コミックギアの今後の方が不安なのですが。


総評

 「プリンセスサマナー」と「アシュラ」と「アグマと息子と食えない魂」だけは他の雑誌に移行して、あとは全部打ち切り廃刊ザッツオール、みたいな感じです。ヒロユキさんはコミックギアのために自腹を切って仕事場を借りたそうですが、競馬で負けたと思って、大人しく四コママンガを描いておいてください。うまくいけばまたアニメになるかもしれませんしね。知りませんけど。

 しかし、ネットでの評判でシコタマダメ」を喰らったこの雑誌。それによって世間では「コミックギア=面白くない雑誌」という見方が定着してしまったような気がします。一度そういう印象が付いてしまうと、次回でよほど頑張らないと挽回は不可能。次は11月に発売だそうですが、その頃にはどうなっているのか、とても楽しみです。

 がんばれ!コミックギア!負けるな!ヒロユキ先生

2007-03-22

[]ここ数ヶ月漫画ばっか読んでたので列挙してみた

矢沢あい     NANA

業田良家     自虐の詩

鈴木みそ     おとなのしくみ

伊藤悠      皇国の守護者

ひぐちアサ    ヤサシイワタシ

石田敦子     アニメがお仕事!

花沢健吾     ボーイズオンザラン

武富健治     鈴木先生

林田球      ドロヘドロ

PEACH-PIT    ローゼンメイデン

きづきあきら   ヨイコノミライ

武梨えり     かんなぎ

きらたかし    赤灯えれじい

こうの史代    長い道

藤田和日郎    からくりサーカス

須藤真澄     アクアリウム

しけたみがの   鋼鉄の少女たち

時系列じゃなくて、思いついた順に書いていったら何か凄くカオスリストになったような。

俺自身がそこそこ以上に面白いと思った漫画しか挙げてなくて、

実際は他にも色々読んだんだけど、普段それほどでもないのに短期間にこんな量を読むと

「さすがに時間を無駄にしたかな」って気持ちと、

漫画に囲まれて幸せ」って気持ちがごちゃ混ぜになって押し寄せてきて

何ともいえない怠惰幸福感を得られるね。

 
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