はてなキーワード: コンコルド効果とは
俺はホストやってたけど、人間的に騙しまくるのは無理だったので辞めた。
まずホストに来る女は全員病んでる。必ず病んでいる。初回というのがあって金額が安いので「物は試しに」などと言う輩もいるが、基本的に何かしら心に闇を抱えていることが多い。それを「ホストに来さえすれば解決する。こっちは客だぞ」と思っていることが多い。
色んなホストで初回ばかり来るやつは初回荒らしと言われる。こういうやつは基本わかる。まず金を持っていない。金を持っていないのにも関わらず頼み慣れている。観光のような形で来るやつらだ。こういう相手には基本的にホスト側も全力で行かない。ゴミ客のような扱いでとりあえず義務的にやる。
ホストは女の金を見ている。服装から風俗嬢か、一般人かなどを見ている。一般人で1人で来るヤツは比較的狙い目だ。普通は1人でホストになんか来るわけがないからだ。友達がいない・繋がりがないことを証明している。
ホストは、ブサイクな女の方が心置きなく騙せる。なぜかというと「お前みたいな女をまともに相手してやってるだけ感謝しやがれ。鏡見たことあるのか?」という感情が湧くからだ。だから金は等価交換だと認識する。したがって、悪いことをしているという感覚が無くなる。また、相手の性格が悪ければ悪いほどそれを感じやすくなる。良い女(良い女などホストには来ないが)に近いほど、罪悪感が湧く。
基本的にホストも全員病んでいる。まともな男はホストなどしない。ゲラゲラ笑っているように見えていても、1人で家でずーんとなっていることがある。これは結構な人たちがそうなる。平気そうにふるまっていても、自分の感情と真逆のことを言うのはストレスなのである。「好きだ」「愛してるよ」「本気だよ」とずっと言わなければいけない。「お金がたまったら辞めるよ」と、ずっと真逆のことを言わなければならない。ずっと一緒にいれば家庭環境や辛かったことなどもわかって情も湧いてくる。それを覚えてなければ客ではなくなるから正確に覚える。つらい、つらい、こんなにつらい、あなたのためにつらい思いをしてるんだよ、わたしを助けて、というサインを黙殺して、自分が生きるために女の人生を搾取する。
「俺はこんな酷いことをした」「俺なんてこんな酷いことをしたよ」というのが武勇伝のように語られる。武勇伝のようでいて、ストレスを発散している。客がクズだからだ。俺たちがこんな酷いことをするのは客がクズだからである。金はその対価だ。ありがたく思え。どうして俺が悪いと言われなければならないんだ。俺は救ってやってるんだぞ。
どれだけ言葉を取り繕っても現実は変わらない。「本当は好きじゃないんでしょ」と言う言葉に「好きだって言ってんだろ!!!」というキレ気味の言葉で返す。自分でも本当はどうなのかわからない。生活のすべては女のために尽くすためだけに存在することになる。月曜日はこいつ、火曜日はこいつ、水曜の午前はこいつ、水曜の夜はこいつ、木曜はこいつ、金曜はこいつ、土曜はこいつ、日曜はこいつ……
誰がどうなっているか覚えなければならない。間違えることはできない。絶えず監視されている。メモる。しかしメモも見られる。携帯は必ず漁られる。女はずっと自分が本当に愛されているかどうか不安なのである。女は女で「私が一番愛されてる」と言う。私が一番彼のことをわかっていると言う。誰も本当のところはそのホストをわかってはいない。ホストはただの集金マシンで、客は金蔓である。旬も短い。若さを搾取されている。生きるために仕方なくやっている。ホストは、ホスト自身が幸せになるためにやっているのだ。女を幸せにするためではない。女性不信になる。まともな恋愛をしようとしても、ホストのテクニックがちらつく。こうすればなびくというのがわかる。モテようと思えばモテるが、真にモテているわけではなく、ただ言い寄って来られ、無尽蔵の愛を要求されているだけだ。そんなものはない。
胃も壊れる。酒ばかり飲むからだ。酒は、飲まなければいけない。客が高い金を出して買った酒だ。こぼせば最悪になる。
キラキラした世界ではない。順位を上げるために売掛金とかいうのを作る。要はあとで自腹を切るということだ。ナンバーワンなどになると箔がつく。「ナンバーワン出して」という、ナンバーワンばかり狩る女がいるからだ。こういう女は金を持っていることが多い。痛客ほど金を持っている。初回なのに意味不明に酔っ払った状態で来るガキほど、意味不明に風俗で働いて精神状態がマッハになっていることがある。
俺は性病は2回なった。店に来る女だけじゃなく、自分で開拓しなければいけない。死ぬほどヤッた。ナンパしてそのまま路上でヤるとか、ナンパしてネカフェに行ってヤるとか、声掛けしていけそうだと思ったらキスするとか、そういうことを別にやっても問題ないような感覚になってくる。自分でもなぜモテていたかわからないが、とにかく俺はモテるのだという謎の自信があった。一般人になった今は誰にも言っていない。ホストをやっていたことすら伝えない。
金を多く得ている人々は、風俗に行かせることに慣れていた。風俗に行かせるのは「風俗に行ってくれ」と言うわけではない。ホストが困っているのを暗に示す。だんだん気軽に会えなくなってくるのだ。これはわざとやっている。それでもホストは必死に "時間を作って" 会いに来てくれる。ホストは「ほんとごめんね…会いたかった……」と言う。女は寂しくなる。ホストはそうやって頑張って会いに来てくれるのだから、少しならお店に行ってもいいかなと会いに行く。「来ちゃった」と言う言葉に、ホストは「ごめんね。 "ありがとう"。でも無理はしないでね」と言う。これは "無理をしろ" という意味だ。客は、店に行ってもお金を払わなければまともに相手をされない。そして別の女がシャンパンを頼む。「◯◯さんからシャンパンいただきましたー!!!」などと言われコールが始まる。そうすると担当がそちらの客のところに行く。
「あいつか。あいつが苦しめているのか…!!!!!! 私の彼を苦しめているのはあいつか!!!!!!!!!」
そして金を作らなければならないと思い始める。客は最初は風俗に行くことなど考えない。一生懸命働く。足りなくなる。貯金も底をつく。風俗ぐらいしかないと考え始める。冗談めかせてホストに言うのだ。「お店にあんまりいけないし風俗に行こうかなー……なんて」と。ホストは怒り狂う。「お金は確かに助かるけど、風俗になんていかなくていい!!!ごめんね…俺がちゃんと会いにこれれば…」と。これは "風俗に行け" という意味だ。
だんだん本当に会えなくなっていく。私の彼が、苦しめているあの女のものになっていきそうに感じる。風俗に行く。しかしひとたび風俗に行けば、もう取り返しがつかない。
「なんのために私は風俗にまで行ったのか」
あとはひたすらコンコルド効果である。金を貢げば貢ぐほど、あとに引けなくなる。誰に何を言われようが辞めることはできない。もう「辞めなよそんなホストなんて」という友人の言葉は耳に入らない。むしろ友人は敵になる。「この有象無象らは私のことを理解してはくれない。どれだけ私が苦しんでいるのかわかっていない」となる。もはや愛がほしいのではない。意地である。止められない。ホストもホストで、止められない。
ホストは客に別の客の悪口を言う。「愛してる」と言ったその次の日に「まじであのブスのせいで最悪」などと別の女に愚痴り、その女にも「愛してる」と言う。それを全員にやる。「俺は苦しめられているのだ」と思っている。事実苦しんでいる。女は「私と一緒にいるときぐらい休んでなよ」と言う。これは決して「休んでいい」という意味ではない。いい女・優しい女でありたいのだ。ホストは「いや、せっかく会えたんだから一緒にいたいよ」と言う。「休ませろ」という意味だ。こういうやり取りが限界まで続き、「私のためにこんなに無理してくれるなんて、私は本当に "愛されている" んだなあ」ということを実感する。そして携帯を確認するのだ。無尽蔵の愛を要求し、確認する。
タダで女を獲得するのは比較的容易だ。しかしお金が絡むと段違いに難しくなる。実証するには、彼女に「ほしいものがあるから5万円ちょうだい」などと要求してみればよい。相当な抵抗をされる。「なんでそんなことをしなければいけないの」「はあ?結局金目的ってこと?」というようになる。お金で買えるすべてのものがライバルになる。セックスというのは安いものだ。
こんな状態で大量に稼げるホストというのはどこか割り切っている。客の人生を抱える気でもいる。どちらかといえば嫌ってほしいのだ。ホストは辞めておけ。愛がわからなくなる。そして、クズの仕事である。
あまりにも虚しいのでひとまず娯楽に逃げつつ心を殺して生きてきたが時間が人生に対してのネガティブな意識を癒やすことはなく、結果として続ければ続けるほどに「こんなにも虚しい人生を生き続けてそれに何の見返りもなく終わって欲しくない」という気持ちが強くなっていく。
だが同時に「余りにも虚しい人生だから早く終わって欲しい」という感情も年々強まっている。
「人生に意味があった」なんてクッソどうでもいい感情を味わいたいのではなく、「ここまで生きてきて良かった」と思えないまま死ぬには人生というものから受けた傷が深すぎるというただそれだけの事だ。
いつか報われると信じて生きてきたが、その見返りは全く返ってこない。
世の中の出生主義者は「こんな時はパコパコして子供を作るんだべよ」と言うが、俺からすれば「生まれてきて良かったな!いいことがあるぞ!じゃあまずは社会に適応するための努力を毎日頑張ろうか!」と騙されて今日ここまでやってきてしまって「で?いいことって?酒に酔うと気持ちよくて、棒アイスは100円で買えるけどめっちゃ美味いってこと?その程度のことのために学生時代はイジメに耐えて会社では無力感に悩まされ続けてんの?マジ?虚無じゃね?」となってしまった人間がそれを次の世代に引き継ぐくことで救われる気はしない。
それならまだ「俺はもう騙されねえ!だから俺のガキも騙さねえ!生み出さねえ!」の方がまだ気分的にはシックリくるものがある。
遺伝子と社会に騙されて今日までダラダラと繰り返されてきた我が一族のの苦しみをここで断ち切ることに使命感を持ったほうがまだなんぼか気持ちは癒やされるだろう。
だが、そんなもので癒せる量では俺が人生から受けた痛みに対して支払われるべき報酬としては全く足りない。
こういう時に宗教なんぞをやっていれば「まあ頑張れば天国に行けるからね」と希望があるんだろう。
というか、宗教がこんなにも流行っていて、どこもかしこも極楽浄土で不老不死でハーレムだと確約して見せているのは、それだけ現実というものが苦しくて逃げたくてしょうがなかった連中が多かったということだ。
「じゃあ皆同じように辛いから大丈夫だよね^ー^」とはならんけどな。
他人が痛くても自分は痛くないが、じゃあ自分の傷が癒えるのかと言えば別にそんなことはない。
赤信号を皆で渡って皆で車で轢かれたら皆揃って死ぬだけであって、とくに何かが解決することはない。
俺の中にある虚しさはもう俺個人の虚しさであり、それを解決する手法は俺個人がそれを乗り越えることであって、誰かが同じ地獄でのたうち回っているかはどうでもいいわけだ。
つまり俺はどうにかして現世利益が大幅マイナスになっているこの状況から、せめて納得の行く程度のマイナスまで回復させ、そのタイミングにおいてなんとかして人生を売り抜いてしまいたいのだ。
とにかく俺が今生きている理由は単にそれだけであって、心の中には常に「早く死にたい」が渦巻いている。
この話は誰にしても理解されていない。
大差のついた試合をさっさと終わらせたい気持ちと、少しはまともな点差に持っていきたい意地のようなものだ。
この話をすると「割りと元気ですよ」みたいに言われるし、実際なかなかに元気なんだろうと思う。
だが間違いなく「死にてえ」んだよな。
4クールもあると序盤は面白いけど終盤失速が多いじゃないですか。
だから最後の評価が出るまで撮り溜めておいて一気に見ることにしてるんです。
でもいざ番組が終わるともう見る気がしないんですよね。
自分が見てないだけで皆の感想はSNSで流れてくるわけで、ストーリー大体ネタバレされているのもあるし、なにより次のシリーズに皆の熱が移ってるんですよ。
次のシリーズが2クール目とか入ってる時に、皆の感想で評価高かった前作見たら面白かったって話しても誰も聞いてくれないじゃないですか。
感想スレとか言っても終わってから1クールず~~~っと粘着してきたアンチと、そのアンチに粘着し続けてる信者しか居ないんですよ。
感想言うために作品見るわけじゃないけど、世界の中でもうとっくにブームが去っている状態になっているのを感じるわけですね。
やっぱ流行ってるものってそれ自体がなんか魔力を持っていて、人間の本能的な部分に働きかけてくるんですよ。
なんだかんだ人間って集団じゃないと弱い生き物なので、集団の流れていく方に行ったやつが生き残ってきた結果、そういう流され癖のある奴のDNAを皆受け継いでる。
でも完全に流されると全滅するから、唐突にここだけは譲れないって頑なになる瞬間もある。
そういった流され9:拘り1ぐらいの本能に対してビビって来させるためにはリアルタイム性が必要というか。
じゃあリアルタイムで見ろって話なんですけど、でもそれやると後半でコケたときに悔しいというか、最初から見なきゃよかったってなるわけでして。
んでまあ録画して後から見るってやり方を取ってるんですけど、自分としては3クール終わってもコケてなさそうなら追いかけようって気持ちがあるんですよ。
でもその時期って年末に向けてスパートかけていくじゃないですか。
だったら2クール目終わったぐらいで見極めて夏休みに追いつけよって思うでしょ?
でも2クールまで調子良くて3クールで一気に駄目になる作品って凄く多いと思うんですよ。
大体の作品が2クールラストに前半・後半を切り分けるプチフィナーレを持ってきて、そこで第一部完みたいになるんですね。
そこから再スタートして更に大きなラストに向かう流れが難しくて結構皆コケるんですよ。
今まで近くにあったゴール一つずつ片付けてきたら、今度は凄い遠くのゴールを目指すことになって、そうなると目標を見失ったみたいにフラフラして時間を無駄にしてしまったりする。
逆に新シゴールへの意識が強すぎて唐突に生やした設定の博覧会だったり鬱展開乱発だったりで見てる側がついてけなくなったりする。
エヴァの序破Qシンがまさにそんなだったでしょ?
序破までは王道の中間ゴール地点に向かって順調に進み、Qからは最終ゴールにたどり着くための道がよくわからなくなって迷走していましたよね。
前半はエヴァ破ぐらい盛り上がって今年めっちゃ強いぜと思った所から急転落して終わってみたら2クール目まで面白かったのもこれからもっと面白くなる期待値込みだったし結局全部駄目だったんだよみたいな言われようにさえなる。
これが嫌だから出来れば4クール終わるまでは追いかけたくない。
せめて3クールの終わりまでくれば大体方向性は見えるのでそこまでは撮り溜めしておく。
途中から糸の切れた風船みたいになっていく平成ライダーとか、平気でワープしまくるようになった大河とか、そういうのをリアルタイムで4クールちゃんと見てからコンコルド効果ってこういうのかなって自嘲する羽目になった苦い思い出から得た戦訓なんです。
ゆーてまあ最後の最後でコケるパターンあるので、基本的にはきっちり終わりまでですね。
それで結局消してますよ。
最近は配信サイトに全話あったりするからそもそも録画しなくていいから助かってますね。
今はキングオージャーが伸びてるのを尻目にドンブラ見るかを悩んでます。
まあ5年周期ぐらいで過去作品ちょっとずつ入れ替わるだろうし5年後に見るのもありか……でもドンブラって絶対ライブ感系だよなあ……。
昨日、20年来の友人と絶縁してきました。
原因は、友人(独身女性)による不倫の相談という体の愚痴に付き合いきれなくなったから。
私は本当に友人のことが好きだったから、不倫という地獄から抜け出して、幸せになってほしかった。私は不倫自体には正直そこまで嫌悪感はないのだけれど、不倫で病んでリストカットしている友人はどう見ても異常だし、つらそうだったから、絶対に不倫をやめてほしかった。
だから時間の許す限りいくらでも相談にのったし、一人でいるのがつらいならいつでもうちに来てもらうようにしたし、自分なりに最良の解決策を提示してきたつもりだった。
といっても問題は大変シンプルで、彼女が相手に別れを切り出せばすべてが解決するのだが、友人はその選択肢だけは「でもでもだって」と言って絶対に流してしまう。
友人の話を聞いていると、残念ながら友人は不倫なのに全く相手から愛されていないし、金も搾取されているし、すごく惨めだ。そしてそれを友人もわかっているから、リストカットがやめられないのだと思う。なのに不倫相手を切るという決断ができずにいる。
何度か友人が目を覚ましてもいいタイミングはあったはずだった。二度の慰謝料請求(支払済)、別の真面目そうな男性からのアプローチ……
それらをもってしても、友人の目は覚めることがなかった。もうすでに20代後半〜アラフォーを不倫に捧げてしまっているから、コンコルド効果もあって、抜け出せなくなってしまっているのかもしれない。
私のアドバイスを「でもでもだって」で蹴散らされてる頃はまだよかった。
最近は、私と話しているときは「そうだね、増田ちゃんの言うとおりだよ!まずは不倫相手のラインをブロックします!!」と威勢のいいこと言った後、私へのラインで「でも別の人に相談したらそこまでしなくてもいいんじゃない?と言われたのでやめました」ということが続いていた。
さらにイラッとくるのが、こういうことがあるときまって友人は「私は主体性がなくて、なにひとつ自分で決められなくてごめんなさい…」と私に謝ってくるのだが、実際は全くそんなことなくて、ひたすら不倫相手との縁が切れない道を自分でちゃんと選び続けているのである。
私は友人の不倫相手について、何度も何度も言い続けてきたことがある。それは、「私は口だけの人が大嫌い」だということ。「相手を判断するときは、相手が何を言ったかではなくて、何をしたか(してくれたか)を見た方がいい」ということ。不倫相手の男の口からでまかせに縋っている友人に何度も言ってきたことである。
ああ、友人も口だけは威勢のいいこと(不倫相手宅に凸する、今度の話し合いでは包丁持ち出すとか)を言っても、結局なんにも動く気がないんだ、と心底理解した瞬間、私のなかで完全に終わってしまって、切った。
後悔はあまりしていない。
主にDXとかノーコード(ローコード)周りについてコンサル目線で書いておく
表でこんなことを書こうものなら会社クビになる可能性あるのでここに書いておく
(なんでこんな世の中になっちまったんだよw)
DXって別にIT化するだけの意味じゃないんだけど、それすらできてないからIT化って意味で以下注意点かいておく
というより、DXやりたいって言ってる人のほとんどがDXができる状態じゃない
床が見えないほど散らかってる部屋でルンバが使えないように、前提となる条件をクリアできてない
それがもう絶望的にできてない
体感としては8割以上できてない
多分自分たちのやってる仕事が良くわからないし、行き詰ってるからDXという魔法の言葉に救いを求めてるんじゃないかな
まず自分たちがやってる仕事に対して、「どんな仕事をしていますか?」「その仕事をやる理由は何ですか?」という質問に答えられるようにする
人が増えて、長くやってる会社は目的がわからないルール、意味のない仕事が増えていく
これを整理できないと何も前に進められないです
収入印紙を貼る理由なんて良くわからない人がばかりなのにルールだからと貼っている
程度問題ではあるけれども、なんでこの仕事やる必要あるんだ?この会議に出る意味はなんだ?
先にそっちなんとかしてください
次に問題になるのは誰がやるかってこと
「IT部門の若手にやってもらう!」とか気軽に言う人が多いんだけど
これできる人って
ウルトラスーパー超絶優秀な人です
いやマジで
1000人にひとり見つかれば良い方
この業界に20年以上いるけどこれちゃんと出来る人、今まで一人しか会ったことない(その人はさっさと起業してしまいました)
ある程度大きな会社だと一人じゃできないから、仕様策定、運用、試験だったりを分割して誰かに任せる必要があるんだけど
責任感を持ってやってくれて、業務をよく理解している人を選定して説得する必要があります
これすごい難しいです
対人スキルが全方位カンストしてるような人じゃないと務まらないです
IT界隈だとプログラミング能力に秀でた人が優秀な人とイメージされやすいですが、この手の仕事ができる人も同じくらい評価されても良いと思うんすけどね
間接部門だからと出世コースに乗れない閑職扱いになってませんか?
もしそういう認識ならはっきり言って無理です
現場で活躍できなくてもITで活躍出来る可能性もゼロではないかと思いますが、
現場でNG出された方は要領だったり対人スキルに難がある場合が多く、その人がITツールを導入しても混乱を生んで余計な費用がかかるだけです
業務整理が出来て、IT化に着手する場合(まあ実際は役員のメンツとかそういう理由で、業務把握もままならないまま突き進むんでしょうけど)
「やらなくても良い作業を止める」、「SaaSで出来ないか検討する」、「ノーコード開発で頑張る」の順で検討してください
当たり前ですが、やらなくても良い仕事を止めるのが開発もなく、運用費もかからない即効性があって一番良いです
無駄な会議や書類、これらを探して削るところから始めてください
どこもやってる勤怠管理や会計処理等は既存のサービスで充足するはずです
SaaSで実現できなくて、ノーコードで開発する必要がある場合(ほとんどないと思いますが)
ノーコード開発をやってみるとわかるんですが、結構細かいところは出来ない場合が多く100%カバーするようなシステムを作る場合は
すげー大変になることがあります
結局の所ノーコードとは言っても形を変えたプログラミングなので複雑にすればバグも多く発生します
テストしにくい分コードを書くよりも悪くなるケースもあると思います
なので70~80%くらいカバーできれば良い
エッジケースだったり発生頻度の低いオペレーションはバッサリ切る
そんな感じでシンプルになるように努めてください
ノーコードの想定するユースケースを無理やり捻じ曲げてプラグインだらけの独自システムは地獄です
(そうは言っても、こだわりが強いのか、冷蔵庫をエアコンとしても使えるようにしたいみたいな人が多いんだよなぁ・・・・)
ここまで言うと、ノーコードって微妙なの?流行らない?って思うかもしれないですけどノーコードは流行ります
プログラミング言語もセキュリティも覚えることが多すぎて、みんなノリでやってます
セキュリティ対策なんて意味わからんチェックシートを大して理解してない人がYES/NOつけてるだけで実装はボロボロ
たくさんのライブラリは毎日のようにアップデートされ、膨大な工数をかけてアップデートしてます
誰も触れなくなります
というわけでフルスクラッチ開発で内製化とか現実的じゃなさすぎます(金が有り余ってるならやってもいいですが)
ノーコードでも属人化して、ブラックボックス化するのは一緒ですが
セキュリティアップデートとか、セキュリティ対策は幾分楽になるので、まだマシです
ちなみに今SIerにシステム開発頼むのは悪手なので止めときましょう
プログラマーの腕に激しく依存していて、プロダクトの品質が同じ会社でも全然違うみたいな状況はいずれ改善されていくと思います
カンナとノコギリを使って家建てる大工が少なくなって、プレカットの建材を運んで組み立てる家ばかりになったように
(つーか実際もう、ID管理とかメール送信は外部サービス使うのが主流になってきていて、どんどんコード書かない方向にシフトしてる気はしてる)
前述の内容と少し被りますけど、半分くらい作ったらさっさとユーザーに使ってもらったほうが良いです
負荷テストとか、UIとか拘るのは良いんですけど、方針レベルで間違ってた場合は全部やりなおしになるので、
早い段階で使ってもらうようにしてください
多少バグがあっても良いので早めにイメージを擦り合わせたほうが結果的に早く終わります
バグってるものをユーザーに使わせたら怒られるとかいう人いるんですけど、
使う人と作る人が気兼ねなく話せるような関係じゃないと開発はうまく行かないので撤退しましょう
席を隣にして談笑できるくらいには仲良くしてください
いきなりbubble, outsystemsみたいなガチなやつから入らないほうが良いです
kintoneとかairtableみたいなやつから使ってみるのをオススメします
あと選ぶ際に、営業にいろいろ聞く前にまず自分で使ってみること
最初から営業に聞いちゃうと、「頑張ればできます」みたいな回答しか返ってこない
実際に使ってからセミナー行くとか、営業と話して聞いてみるの方が良いと思います
システム作ったあとに、効果があったのかきちんと検証してください
大学受験して合格発表を確認しないようなことあるのか?と思われるかもしれないですが、
ということなのか単にめんどくさいのか分からないですが、ちゃんとやりましょう
いい加減な検証もやめてください
コンコルド効果で捨てられなくなって負の存在として生き続けます
そうならないように作る前から、効果検証の方法と撤退ラインを決めておくと良いと思います
保守なんて誰もできないです
10年もすれば、担当者も業務も変わってドキュメントは不整合だらけ
20年に一度作り直す式年遷宮は技術継承の意味合いが強いと聞いたことがありますが、それと同じでシステムを10年以内に作り直す気持ちでいた方が良いです
最低限のドキュメント更新とかアップデートは必要ですが、維持に多大な工数がかかるとか、修正に時間がかかるようになったら作り直してください
色々書きましたけど、業務把握が一番大変でそれができれば割となんとかなります
自分たちの仕事を管理できないから、システムを作って解決しようとするからおかしいんです
それって業務整理とシステム開発という2つの大仕事を並行してやることになるので、そりゃ混乱もします
あと業務整理を自分たちで出来ないからコンサルにお願いしてやってもらうっていう事言う人いますけど止めたほうが良いです
コンサルからしてみれば他人事ですし、あなたの会社について世界で一番詳しいのはその会社に属している人です
その人たちがお手上げだと、外部の人間だって十中八九うまくできないです
仕様さえ明確に作ることが出来るなら、ツールの違いやら、プラットフォームの違いなんかは些細なことなんですよ
まあそれはそれで、大変ですけど仕様さえ決まってるなら何とかなります
というわけで各位頑張っていただければ
金銭感覚がおかしくてキャッシングなんて仮想拡張された銀行口座みたいな気持ちだった。
なかなか治らない。ブラックになってクレジットカード作れないとか、大きな買い物でローン組めないとか、彼の過去の負債を結婚したら背負うことになるよ。
一緒に居て楽しいだけなら生計を共にする必要はないし、将来結婚を考えるなら止めた方がいい。
誤っても彼を自分の愛で変えてやろうなんて思わないことだ。膨大なコストがかかり、貴女が疲弊する。関係も悪化するので勧めない。