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2021-10-13

鬱で会社休むまでの記録と考察

はじめに

 私は今年の8月から抑うつ症状および後述する諸症状の治療のため仕事を休んでいる。現在に至るまでのことを整理しようと思って書き出していたら、客観的に見ると楳図かずお漫画みたいでちょっとおもしろいため公開する。ゆえにテーマ自体は重いものの、記載の内容については笑っていただいて問題ないということを予め書き添えておく。

背景情報

 私…20代後半、独身とあるゼネコン現場勤務(正社員)。就業場所は北の方。

 経緯としては、本来3名程度で行う仕事担当に2020年04月から私1名が配属され、増員の予定をなんだかんだでうやむやにされ続けてきた、という感じ。

2020年12月 … オンオフの切り替えがパッカパカになる

職場工事現場)が1〜3月のあい豪雪のため作業できなくなると予想されたため、突貫でいろいろ仕上げることになる。毎朝5時台に出勤して雪かき仕事雪かきの日々が続く。

・これまでは休日にしていた日曜日作業が始まり、交代で1名が出勤することになる。が、事故等の発生時にもう1名控え選手を欲しがった上司が「毎週日曜日作業ある日はすぐ来れるようにしといて、電話するから」と私に指示する。

 →もともと土日関係なく連絡をよこす人ではあったし、そもそも私はこの会社に入ってから年間休日70日くらいの生活が数年続いていたのでそれほど違和感はなかったのだが、この辺りを境に自分の中で「仕事」と「休み」の境界がブッ壊れはじめる。考えてみればここが始まりだった。

2021年01月 … ヤミ残業がバレてブチギレられる

・私の職場では80時間以上残業すると産業医面談上司へのヒアリング(=その後、我々が「なんでそんなことしたんだ!」とメチャクチャ怒られる)があるため、職員全員が79時間までタイムシートにつけて残りは他人PCや紙に打ち出して手書きなどで仕事をする「ヤミ残業」という狂った文化があるのだが、パソコンタイムゾーン設定をブラジルかに設定して勤怠ソフトを立ち上げると勤務ログが巻き戻るというバグサバンナ八木方式と呼ばれていた)を知ってしまった私がそれを使って無限自分PCを使って業務をしていたところ、なんと同月にそのバグ修正されていて本当の残業時間(200時間前後)がバレてしまう。以降1週間ほど、17時になると「帰れ!」とブチギレられ、翌朝「昨日頼んだやつ出来た?」と聞かれる嘘みたいなループに陥る。

 →上司結果的自分の首が締まることを理解したのか、そのうち何も言われなくなった。

2021年03月 … 渡らなかった花束トラウマ

部署内ではかなりマトモに仕事をしてくれていたベテラン派遣社員の方が、上司についていけず退職。それだけでも小さくないショックだったが、職員有志で集金して花束を渡すことになり私が注文したそれを最終出勤日に渡すと、その場では受け取ってくれたが「邪魔なので」と駐車場でこっそり返されてしまった。

 →そのことは誰にも言わず私が自宅に持ち帰ったが、あまりにもキツ過ぎて花束を見て吐いた。この後も様々なキツい目に遭うのだが、精神的な傷としてこれを超えるものは1つも無い。花瓶がないのでコップに花を挿していたのだが、そのコップを見るたびに今でも心臓がキュッとする。

金銭感覚が狂い始め、去年購入したばかりの新車を買い換える。店舗に行く時間がないうえに狂っていたので、納車して初めて買った車の色がわかった。(変なローンを組んでしまい今になって苦労している)

2021年04月 … 完全におかしくなり始める

・雪が解けてきて仕事ピークが再来。とはいえ冬も150時間〜200時間残業が続いていたのであまり変わりはなかったのだが、この頃から鳴っていない社給携帯を鳴っていると誤認し(若手の間ではファントムバイブレーションと呼んでいた)いきなりビクッとなっては胸ポケットを触り確認する仕草オンオフわず繰り返すようになる。

手帳確認したところ、4月に1度も出勤しなかった日は25日(日)の1日だけ。

社員寮のお湯が出なくなった!みたいな意味のわからない理由で夜中に電話してくる上司ビビり倒しすぎ、夜も携帯が気になって眠れなくなる。

2021年05月 … 病院に行くが裏目に出る

・眠れなさが原因なのか手が震えるようになり、仕事ミスが増える。

・さすがにまずいかなと思い心療内科の予約を取るが、当たった医者から仕事?じゃあ辞めたらいいじゃない(笑)」、「みんな辛いんだよ、眠れないなんてのは気の持ちよう」、「若いのに薬に頼ってるようじゃダメだよ、出さないよ」などのありがたい言葉を頂戴し、逆に落ち込む。

・自宅⇔職場高速道路を含む約50キロ近い距離があるのだが、この頃にはもう早く捕まるか死ぬかしないと自分が止められないという思考回路に陥って160〜80キロくらいの速度を出して毎日通勤していた。自分はさておき、誰も傷つけることがなかったのは本当に良かった。

2021年06月 … 狂う

食堂で昼食を食べていたところ、上司に「よくもまあのんびり昼飯なんか食ってられるな」みたいなことを言われる。それ以来、職場ものが食べられなくなる。

・退勤後、夕食を買いにコンビニに入るも「何を買ったらいいのか指示されないと動けない」という今となっては意味のわからない思考に陥り、店内で30分くらいウロウロして、最終的に弁当を全部買って帰る奇行を繰り返すようになる。月末までに約20キロほど突然太る。

金銭感覚が前にも増してパッカパカになって、弟のPayPayに突然50万円振り込んだり、初見VTuberに5万スパチャするようになる。(よって今、貯金ほとんど無い)

・思い出せないが毎晩悪夢を見ていたらしく、自分の絶叫で起床するようになる。

2021年07月 … 限界

満腹中枢が前月にも増してブッ壊れはじめ、仕事中は何も食べる気にならず退勤後はヨダレをずっと垂らしてる状態、みたいな感じに。体重が100キロに近づき、お腹妊娠線ができる。

・ついに仕事デカミスをする。その叱責と尻拭いで発生した追加の仕事で更に時間を浪費する。これが原因でこの月は毎日のように「お前は傲慢だ」「信頼に足らない」などと毎日言われ続ける。(なお上司は私の右側に座っていた。後述する難聴が右耳に起こったのも、むべなるかなという感じがする)

大学生以来やめていたタバコを吸うようになる。仕事中は一切吸わず仕事が終わった瞬間に口の両端に1本ずつハイライトを刺して(キバみたいな感じ)、ものを食べているとき運転しているとき(車は禁煙にしている)以外は常に2本同時に吸っていた。

・車の運転中は1曲リピートX JAPANのRusty Nailを絶叫していた。タバコを再び吸うようになったこともあり、常に喉が枯れていた。

・朝5時くらいに起床し、「そろそろ行くか…いやまだいけるな…」と1時間以上ウジウジしてから仕事に行くようになり、さら睡眠時間が減る。

 →朝の時間もったいないから、という理由会社作業着orスーツを着たまま寝るようになる。

・何度やっても紙が詰まるコピー機にキレて「ヴァアー!」みたいなことを絶叫しながら頭突きし、頭から流血。(コピー機は無事)

7月29日 … 1日2回、救急車に乗る

作業中に突然「ブツン!」みたいな音がして右耳が聞こえなくなり、重力が無くなったみたいな強烈なめまいに襲われてその場にぶっ倒れ救急車。病名は突発性難聴とのことで、家に帰ろうとしたが救急車で来たため足がなく、病院からタクシー職場に戻る。

・あ〜、仕事も出来ねえしこんな太ってるしおまけに耳も聞こえないようじゃもうダメだなと思い、戻って上司謝罪したあと残された会議室のドアノブネクタイを結んで首を吊る。

・この先は覚えていないが、体重が重すぎたためドアノブが折れて死に損ない、本日2回目の救急車に乗る。コロナ禍で忙しいところ救急隊の方には申し訳ないことをした。

病院警察会社管理部に話を聞かれたが、あまりにも訳のわからないことばかり言っていたらしく、やばい薬をやっていないか尿検査される。

以降〜現在 … 無職休職中)

・8月の記憶は無い。

・9月の後半くらいから、自分の置かれている現状が理解できるようになってきた。

現在抗うつ薬を服用しながら復職に向けて相談中。


考察 および 今やばい状態にある人への引継ぎ事項

・誰かを傷つけたり、殺めたりしてしまう前に終わることが出来て本当に良かった。

心療内科医は軽率に人を追い込むようなことを言わないでほしい。なお今の医者はいい人なので、当事者にあってはハズレを引くことを恐れずに複数病院を当たってみることが宜しいのではないかと思う。

・かなり衝動的な行動が多いので躁鬱なのかと思っていたが、こういう類は抑鬱範囲らしい。

自分精神的にやばい状態にあるな、と認識できた時点で出社しないなどの判断必要。だましだまし続けてしまうと、周囲にも自分にも良くないことが起こるばかりか、自分場合経済的ダメージや肉体への健康的なダメージも被ってしまった(右耳の聴力は現在回復していない。が、贅肉に関していえば、結果からいうとそのお陰で死なずに済んだため良かったのかもしれない)ので、早めにストレスから離れることは精神衛生以外のためにも大事だとわかった。

たまたま接触することがなかったか大丈夫だったというだけで、どこかの地点で麻薬覚醒剤などの誘いがあったら確実に乗っていたと思うし、その場合は取り返しがつかなくなるまで依存していたと思う。あるいは救いになりそうな宗教なども同様。そもそも通勤に関しても約100日前後の間ずっとデスドライブを繰り返していて人を死なせなかった/自分も死ななかったことはたまたまに過ぎない。公共治安を維持するためにも気軽に適切な精神医療へのアクセスがあることが社会にとって重要なのではないか、と思った。

仕事しかしていなかった人間が突然休みになると何をしたらいいのかわからないため、趣味を持っておくことは人生リスクヘッジとして大事。私はキーボードに触っていないと不安になるけれど仕事は出来ない状況なので、9月下旬からpixivエロ小説を書いています。これぞ迷走




以上です。長くなりましたが、端的に言えば建設業には手を出さないほうがいいということです。

何かありましたらどうぞ


追記 (10/13夜)

思ったより反応が大きく、ビビっている。会社にバレそう。

・なぜ辞めないのか

   →給料が嘘みたいに高いから。あらゆる異常を札束で殴って解決する企業風土がある。

ネタじゃないんだとしたら登場人物が全員病んでる

   →正解!

・読むのが辛い/真顔になってしま

   ①笑ってもらえないと逆にキツい。

   ②自分は半分狂っているので、麻痺しているところはあると思う。労災で人が死んでも香典領収書をもらう仕事です。

   ③同情を買うつもりはなく、注意喚起として書いた。「ここまでやられてないからまだ…」みたいなことを言っているブコメの方、「休みいかも」という気持ちが起こった時点で病院に行くべきだと思います

2021-05-17

anond:20210517034632

楳図かずおは、(あの頃は)若い頃だったし俺も偉くなりたかたから、といってたが?

今は大御所だな

2020-09-17

anond:20200916232048

昭和活躍した漫画家なら楳図かずおつのだじろうの両氏がホラーギャグ両刀使いの双璧かな。怖い作品は本当に怖いんだけど、登場キャラの口をあんぐり開けた表情とかは「あ、これギャグの方でも見たわ」というのもそれなりにあったなあ。あともう一人、古賀新一も挙げたいところなんだけど(奇しくも三方とも昭和11年生まれ古賀さんのギャグ作品は知らないなあ。(エコエコアザラクの話中にギャグっぽいシーンはあったはずだけど、それほどキレはなかったと思う)

2020-03-23

日本政府ってガキの使いなの?

日本政府っていま、なにしてんの? 「そんなお金の遣い方したこといからわかんないよ〜」って子供みたいに泣いてる状態なの?

ここまで、他の国のことや「仮定の話」をもとにしたケーススタディひとつもやってこなかったし、(仮にそれを一部の官僚の一部の部署がやっても)レポートなんて開いて読んだことないままだったってこと?

からこそ、野党批判にもずっと、「ちょっと何いってるかわかんない」て感じで、カエルの面に水だったってこと?

ガキのまま大人なっちゃった組織なの?

麻生さんなんていっつも偉そうにしてるけど。要は、ガキの使いなの? 狭い世界に生きていて、やれることがすごく少ないから、だからあんなにいつも満足そうな顔してただけなわけ?

まじかよ、それじゃ困るんだけど! って感じ。だって市民の方もガキなんだけど。でも、これからなんとか大人になるつもりだったんだけど!!

何も間に合わないね。どうしたら良いの?

楳図かずおの『14歳』でも読むかね…。

2020-02-03

anond:20200203195025

江口寿史先生はとにかく絵がキュート。いつまでたってもかわいいキャラクター

これは強いよ。

大友先生は、漫画っていうより、映画みたいダヨネ。

楳図かずお先生は、ホラー流行ってて、きもだめしにみんなが貸してくれて読まされた思い出があって、苦手です。

マンガ描いてないのに大物漫画家扱いの人

つげ義春

楳図かずお

あと一人は?

2020-01-11

できることなら、頂き物にケチをつけたくはないのだが

2年連続で、上司から誕生日プレゼント

「大きなぬいぐるみ」をもらっている。

コストコで売っていそうな、全長1.5mはありそうなぬいぐるみだ。

昨年は、小さくまとめられて梱包された状態

自分の席においてあり、中身も一部分しか見えず

ラグマットか何かかな?」と思い、家で開封した途端

から空気を吸い込んで、みるみる膨らんだぬいぐるみが出てきて呆然としてしまった。

これが19,20歳くらいで

ダッフィーシェリーメイ大好き(はぁと)」とか言ってそうな

可憐女子なら、大きなぬいぐるみを持っていても可愛らしいのだが

私はアラフォーハリセンボン春菜似だ。

その大きなぬいぐるみを自室に飾ってはみたもの

もともとそんなにぬいぐるみに強い思い入れがないため

持て余した状態で1年が過ぎた。

そして今年の正月休み明け、いつも通り事務所を開けると

自分の席に大きなクマぬいぐるみが鎮座していた。

楳図かずお漫画女の子が顔を引きつらせ「ギャーッ」と叫ぶ場面があるが

まさしく自分がその状態になってしまった。

本気で頭を抱えた。

そのあとは数日間、仕事をしながら「どうやって持って帰るか」と悩みに悩んでいた。

結局、先輩後輩の協力を経て、ロープと布団圧縮袋でつぶして持って帰った。

現在2体目は実家倉庫に眠ってもらっている。

先輩にはこっそり「〇ルカリで売ったら?」と言われたが、すべてが面倒臭くなってしまった。

おそらくこのまま粗大ごみ行きだろう。

今まで

「人様から頂いたものケチをつけたらいけない」と思って生きてきたけれど、

もはやその思考は今溶けてなくなってしまっている。

ここまで、ずいぶん失礼なことを書いてしまっていることも

わかっているけれど、止められない。

お姑さんから変なものをもらって困っているお嫁さんの気持ちが、今なら痛いほどわかる。

「本当に、お気持ちだけで結構ですから」と言ってみても

「あと1,2体あったら寂しくないやろ」などと

本気なのか冗談なのか、よくわからないことを言われるだけだった。

上司と書いたが、代表者なのでその人より上の人は存在しない。

「いりません、迷惑です」と強く言えない。

どうしよう、来年が怖い。

2019-04-10

anond:20190410145841

スパイダーマンは置いてないだろうな...よっぽど古い漫画喫茶じゃないと

あの鬱々した感じはぜひ読んでもらいたいが



ついでにこれも薦めておこう(ラブストーリー部門

わたしは真吾(楳図かずお)」

日本発狂手塚治虫)」

87CLOCKERS二ノ宮知子)」

2018-10-22

オーバーイレギュラーなウェア着て、ビジネス成功させたい

クリスマスフェイズリリースするエクスターナルのポテンシャルダサセーター、一周回ってクリティカル可愛く見える化する。

楳図かずおせんせーみたいに年中しましまエシカルファッション着るとかさ、

キティちゃんの生みの親やご都合のよろしい場所ガール漫画家的にプープーの服で過ごすとかさ、

ジョブズみたいにタートルネックだけ飾るのではなく装うとかさ、

もっとLGTMに着たいよねえ。

でもさ、一緒に歩む彼氏のことも常識を疑うと変な服着れない、つまり成長がないんだよなー。

そのもしドラを読んだだけでドラッカー理論を分かった気になっているみたいな丸ヴィジョンの『見える化』やめて!って言われたし。

えー、昨今の社会の変化。また、変動の激しいこれから時代において…アラレマター的でかわいいのに…。

キーーン…でも、そんな考え方じゃこれから時代は生き残っていけない

anond:20181022152803

もっと変な服着てたい

クリスマス時期に出る外国のクソダサセーター、一周回ってすごく可愛く見える。

楳図かずおせんせーみたいに年中しましまの服着るとかさ、

キティちゃんの生みの親やどこかの少女漫画家みたいにブリブリの服で過ごすとかさ、

ジョブズみたいにタートルネックだけ着るとかさ、

もっと好きに着たいよねえ。

でもさ、一緒に歩く彼氏のことも考えると変な服着れないんだよなー。

そのバカみたいな丸メガネやめて!って言われたし。

えー…アラレちゃんみたいでかわいいのに…。

キーーン!

2018-08-31

anond:20180831123121

楳図かずおも横縞は着るくせに縦縞は着ないもんな

2018-04-13

anond:20180413151517

そんな楳図かずおみたいに俺はボーダーが好きだー!ってアッピールしている人のほうが少なくない?

そりゃ、ドラえもんが好きだとか、あのアニメが好きだって言う人は居るけれども。

ちょっと、見かけた水玉模様の傘をみて「水玉いいよね」って言っただけで、水玉模様好き認定されるの怖いんだけど

anond:20180413151012

いや、だからそれはおかしいだろ。

例えば、増田らしくパンティーの話題にするけど、俺は縞パンが好きなわけよ。

から「縞模様いいよね」って言ったら、楳図かずおみたいにシャツも縞模様の服が好きなのか?そんなわけないじゃん。

2017-05-27

伝説級じゃないんだけど好きな漫画家さらに色々追記

ブコメ800越えました。800人以上の方が、「これ面白いよ」とか、「こんなに面白そうな漫画あるのか、ブコメしとこう」とか、「伝説級の定義を教えてくれ(個人的にはポケモン種族値で説明していたコメントは『うまい』と膝を打った)」とか、たくさんのブコメトラバを頂きました。ありがとうございますコメントいただいた皆さんには感謝しかありません。


本文


手塚治虫とか鳥山明とか藤子不二雄とか、まとめサイトとか互助会ブログとかで「漫画の歴史に残ると思う漫画家」とか「好きな漫画家ベスト100」とか「天才だと思う漫画家」とか「おすすめ漫画ベスト100」とかに絶対挙がってくるような人いるじゃん?

そういう人じゃなくて、ニッチというか売れてないというか知名度が低いというか、とにかくあんましそういった所で名前を見ないんだけど、「俺は(私は)この漫画家好きなんだよおおおおおなんで誰も言わねええええんんんだよおお本当にお前ら漫画オタなのかよおおおお」ってのを教えてほしい。

俺も何人か挙げとくか。

鈴木みそ

おとなのしくみ」「オールナイトライブ」「銭」とかの人。最近はamazon電子書籍を出した時の話とかを漫画にしてた。色々とアイディア豊富だよなあと思う。

ルポ漫画が結構多くてどの作品も基本的ギャグ路線なのだが、「おとなのしくみ」に載っていた飯野賢治(故人)って言うゲームクリエイターとの対談漫画は読んでちょっと震えた。手元に本がないんでうろ覚えだが、飯野さんの作ったゲームがなんかスゲエクソゲーファミ通レビューが散々だったらしく、それに飯野さんがブチギレてしまったけどまぁちょっと色々お話しましょうよ、的な話だったと思う。あれは文字で対談記事読むより100倍面白いと思った。吉田豪でも文字で対談記事上げたらあそこまでのクオリティにはならんと思う。

あと、この人の3.11を描いた漫画「僕と日本が震えた日」はすごく良かった。


・穂積

式の前日」で結構バズってた人。「さよならソルシエ」もすげえ面白かった。

式の前日」はいわゆる短編集で、表題作式の前日」は、まんま結婚式の前日の話。これ以上言うとアレなんで気になった人は本編を直接読んでもらうとして、短編集なんで当然他の話も色々入ってる。俺はネットで「今度商業デビューする穂積って作家式の前日ヤバい」という書き込みだけ見て買ったんで、短編集だと思ってなかったんだ。表題作式の前日」は文句なしに面白かったんだけど、新人でこんだけの作品書かれると、読む側としては不安になる。「コイツ、これだけの一発屋じゃねえの?」って。

結論から言うと穂積先生は天才だった。式の前日の次のページから始まる…なんだっけ、幼女と親父のハナシとか、オッサン兄弟居酒屋でグチグチ言うハナシとか、話の運び方がスゲエうまくてグイグイ引き込まれる。しかも読後になんかちょっといい気持ちになれる。そんなもんだからもう俺の次作への期待値は上がる一方で、この人早よ連載書けよと思ってたら「さよならソルシエ」が出た。やっぱり面白かった。

未読の人は、「式の前日」を読むのがいいかな。かなりBLっぽい絵柄なんで、そういう絵が辛い人にはちょっと読みにくいかもだが、まずは我慢して1話読んでみてほしい。多分次の話が読みたくなる。


芦奈野ひとし

ヨコハマ買い出し紀行」「コトノハドライブ」とかの人。ブコメでも複数指摘されていたが四季賞好きなアフタ民は俺です。

とにかく「ヨコハマ買い出し紀行」がヤバすぎる。ヤバすぎて青い表紙の旧版と、愛蔵版?だかの白い表紙のやつと、両方買った。今って多分新刊で買うと白い表紙のほうしか買えないと思うんだけど、こっちには巻末4コマついてないんだよなあ。俺が電子書籍買わない理由に「こういうオマケ要素がない」ってのはそれなりにあるんだけど、最近の電子書籍だとちゃんと載っけてんのかな。「トライガン」とか、買ってきてまず最初にするのはカバー外して「ああ、内藤先生は今日も平常運転だな」って確認する事でしょ?

なんか話がズレてきたので戻すが、「ヨコハマ買い出し紀行」は横浜に買い出しに行く話…では無い。いや、横浜に買い出しにも行く時もあるが、1回か2回ぐらいだ。基本的には主人公の「アルファさん」が経営する喫茶店の日常が語られる。話自体は(ロボットとかのSF要素とかはあるが)そんなに突飛な話ではない。日常が淡々と描かれていく。では何がヤバいのか。芦奈野先生は「空気感」をコマに表現するのがメチャクチャうまい。夏の日差し、雨の匂い、草のざわめき、空の青さ…。そういった「なんでもない」風景や事象を切り取って描くのが本当にうまいと思う。サラッと書いたが、基本モノクロコミックで「空の青さ」ってなんやねん、というツッコミはあるかも知れないが、青いんだからしょうがない。(ちなみに、カラーページも結構多い。)はじめて読んだ時に結構衝撃を受けたので挙げた。本当はアフタ民として沙村広明先生を挙げようかなと思い、「おひっこs」ぐらいまでタイプしたような気がしていたが、いざ増田を書いたら芦奈野先生になっていた。超スピードとかそんなチャチなモンじゃ断じてねえ(以下略


オノナツメ

さらい屋五葉」「リストランテ」とかの人。最近は「ACCA13区監察課」がアニメ化された。

好きなんだけど「なぜ好きなのか」を言語化しにくいんだよなあ。友人に勧める時も「まぁ読んでみて」とか素っ気ない事しか言えないし。雰囲気かなあ…。

BL界隈では有名な方らしいが、増田はBLをほぼ読まないのでわからん。あ、俺が挙げてる作品にはBL要素ないから、「そういうのはちょっと…。」という男性増田諸氏も安心して読んでほしい。


よしながふみ

ここまで書いてて、BOOWYコピペの「ちょっと渋すぎるかw」を思い出した。ブコメでもさんざん指摘されてるけど、俺が挙げてるのって有名どころかつ第一バリバリの人ばっかだな。すまぬ…すまぬ…(丸太でボコボコにしながら)

「大奥」「昨日何食べた?」とかの人。よしながふみ先生レベルになると伝説っつってもいいような気もするが、とりあえず挙げておく。好きだから。

漫画好きな女性とよしなが先生について語るときに、「よしなが先生一般向け作品での最高傑作は?」でいっつも喧々諤々の議論になる。女性は「フラワーオブライフ」を推す人が本当に多い。次点で「ジェラールとジャック」かなあ。サンプル少ないけど。「大奥は完結してないか評価保留」って意見も多い。まぁそういう議論(というか、『俺は私はこんなにこの作品好きなんだぜ!』っていうただの自分語り)も好きだから互いに延々と自説を述べるんだが、本当のところは「人による」でしかない。俺も他人に勧めた漫画が「これ、あんまり面白くなかったよ」と言って返却された事は10や20じゃきかないし、俺自身も「これ超面白いよ!」っつって友人から借りた漫画がイマイチだった事は稀に良くある。

まぁそれでも俺は大奥超好きだし、俺に大奥のレビュー書かせたら多分余裕で2万字行くよ。そんぐらい好き。(実は「2万字はよ」のブコメが妙に伸びてるので、内心ヒヤヒヤしている)

2万字レビュー、少しづつですが書いてます。多分この話題も風化したころにシレーっと増田に上げおきますので、ご笑覧頂ければ幸甚です。(そういえば昔「ご笑覧下さい」て新井先生の漫画があったが、面白かったなあ。)


・(追記)岡田あーみん

ある意味伝説だな。こいつら100%伝説だし。EじゃんGじゃん最高じゃん。よしながふみが2万字なら、この人なら5万字書ける。ウソつけお前、絶対書けないだろ。いやいや5万字でしょ?400字詰の原稿用紙で125枚でしょ?小学校の時に読書感想文で80枚出したことあるしヘーキヘーキ。(なお80枚中50枚ぐらいあらすじと本文引用だったもよう)ブコメの「2万字はよ」の方のスターが50ぐらい行ったら書くわ。俺、書くよ…。頑張って書くよ…。

えーっと、何の話でしたっけ、そうそう岡田あーみん先生ですね。劇中のセリフをアンキパンで暗記したのかってぐらい読んでた。昔は「何巻の何ページ」と言われれば、コマのセリフを暗唱できるぐらいだった。


・(追記)桜玉吉

トップブコメだったので。

ゲーム系?の人なのかな。作者自身が作中に登場する作品が多い。自分アフタヌーンの「なあゲームをやろうじゃないか」という漫画でファンになった。またアフタヌーンかよ。そうだよまただよ。アフタヌーン出身の作家ってクッソ面白い人多いから皆にもオススメしたい。まあ玉吉先生はファミ通Loginゲーム雑誌の出身だった筈だが。

「なあゲームをやろうじゃないか」が面白かったので、そっからすぐ玉吉先生の全作品を買った。最近は「日々我人間」「伊豆漫玉日記」とかの作品で作者自身の日常話が多いが、俺は「幽玄漫玉日記」とかの昔の漫画のほうが楽しめたな。

「なあゲームをやろうじゃないか(今は「なげやり」という傑作選が出てる)」では毎回1本ゲームを紹介するのだが、ゲームは全然紹介せず、タイトルギャグアナグラム等でひたすらゴリ押ししていく。(例:ペルソナ2罪→なるぺそ堤、とか言って堤市まで行って「なるぺそ!」とか言うだけ、とか)

「北へ~ホワイトルミネイション~」→「鍛えねえと生きてる意味ねえでしょ」は爆笑した。

未見の人は、「防衛漫玉日記」ってやつの文庫版があるんで、とりあえずそれかな。桜玉吉自身が代アニの漫画科に(漫画家としての身分を隠して)一般生徒として潜入する回とか、2017年じゃ絶対成立しねーだろ。オチとか含めてクッソ面白いし、他の話もメチャクチャ面白い。読んで面白かったら、「〇〇漫玉日記」って作品名のやつと、上で挙げてる「なげやり」あたりをオススメしたい。きっとアナタもぺそみちゃんに恋するはずだ。


・(追記)楳図かずお

俺の書き方が良くない事は百も承知の上で、「俺は伝説級だと勝手に解釈していたがブコメ名前が挙がっていた人」。挙げてくれた人、なんかすいません。怒られる前に謝っておきます。

最初に楳図作品に触れたのは「まことちゃん」って言うギャグマンガで、これは残念ながら俺にはあまり合わなかった。当時は若かったせいもあるが、「なんかキモい絵だなあ」ぐらいの感想だった。

そこから状況が一変するのは数年後、たまたま漂流教室」を読んだ。…いや、表現を変えよう。「読んでしまった」だな。頭をハンマーでブン殴られた感じっていうか、とにかく全ページからのオーラがすごくて、気づいてたら全巻読破していた。「なんで学校が漂流するのか」とか、「なんで空き地で交信できるのか」とか色々あるんだが、そんな事は些事である(断言)。

正直、あれだけの漫画体験は俺の漫画人生の中でもそうそうない。俺のこれからの人生で、あと何回こんな体験ができるんだろう。そう考えると、なんだかオラわくわくしてきたぞ!!

…で、楳図先生の作品だが、そっから「14歳」「わたしは真悟」「神の左手悪魔の右手」と読んでいくことになるのだが、当時思っていたのは「この作者は頭がおかしい(誉め言葉)」だった。「トリ頭の天才科学者(パッと見、鶏の被り物をつけているように見えるが、本当にトリの顔をしている)」とか、普通思いつくか?

ストーリー展開も超絶で、多分いくつかの漫画フォーマットはこの人が作ったんじゃないかと(勝手に)思っている。まとめブログとかでさんざん言われているような気がしないでもないが、本当に現代の漫画家さんはしんどいよなあ、と思う。なんか面白そうなハナシを思いついても、だいたい先人が似たようなネタやってるんだから。


BL出身の作家さんが多くなったが、これを書いている増田自身は男である。一応来年入籍予定なのだが、嫁(になる予定の女性)が大奥全巻(当然初版のみ)は新居に持ってこないでとか早くメルカリでいらない漫画全部売ってよとかずっと言われてて、どうやって説得しようか迷っている。女性増田諸氏にはそちらのアドバイスもできればお願いしたい。


嫁と漫画の追記

こちらの「嫁と漫画問題」のほうにも様々なブコメがついた。つけてくれた方々に感謝したい。嫁は大奥に限らず、漫画をほぼ読まない。「逆ハーレムものの本を置かれるのが嫌なのでは」というブコメもあったが、そもそも嫁はBLという概念理解しているかどうかも怪しいレベルである。例えドラゴンボールでも嫌がるだろう。「なんでそんな人と…」というのは思わないでもないが、漫画以外の部分では本当にいい女性だなと思っている。漫画以外では性格的にもあってると思うし、付き合いも長い。ついでに料理もうまい。…そう、本当に「漫画以外は完璧」なんだよなあ…。

実家に置く…のは無理だ。察してくれ。俺の実家は結構な田舎にあって、実家敷地面積もまぁそれなりにあるんだが、たまに実家に帰ると確実に言われるのが「漫画捨てていいかである実家の俺の部屋(だったところ)は、漫画と本で埋まっている。比喩表現でなく、埋まっている。俺は実家に帰ると、居間で寝ている。

本当に捨てられかねないような場所に漫画を置いておくのは嫌だし、何より大奥クラスの本は手元に置いておいて読みたい時にサッと読みたい。

自炊…は、単に好みの話で、俺が紙の本が好きなので辛い。kindleも買ってみたが、結局買ったのは「野望の王国」だけだった。買った理由も「紙の本がどこにも置いてなくてしょうがなく」だし。あ、ちなみに野望の王国は柿崎が大好きです。次点で疋矢。

交渉…は数年に渡り接触を図っているが、全く進展がない。勇午(←プロの交渉人)でも状況を打開するのは難しいだろう。

多分、レンタルスペースを借りるか、潔く電子書籍に移行するかの2択だと思っている。自炊するヒマは無さそうなので、もう一度全部買うとなると蔵どころか家が一軒建ちそうなので、厳選しないとなあ。


追記

ブコメくれた皆さんありがとうちょっと俺の言い方が悪かったかも知れない。マイナー漫画家じゃなくても全然いいんです。アナタが!好きな!!作家なら!!

自分はこの手の質問を周囲によくするのだが、昔とある友人に「藤子不二雄」って回答されて「あのさあ…。」って返したら「ミノタウロスの皿」をスッと差し出された事があって、なんじゃこれと思って読んだら俺の中の(勝手な)藤子不二雄像がブッ壊されたという、「漫画オタあるある」な体験がある。そんな体験をまたしたくてこの増田を書いた。だからもう、あんまし気にせずに面白いと思った作家さんを挙げてくれるだけで嬉しい。皆のブコメトラバは何回も読み返した。こんなクソみたいな聞き方した失礼な奴に真摯に対応してくれてありがとう


あと、こんな事書いてるとマウントされるのでは?という気づかいをしてくれた方(sukekyo氏)、ありがとう。心遣いに感謝する。迷惑だと思うのでidコールはしないが、増田書いてて親切なアドバイスをもらったことがないので、とてもうれしかった。

でも俺はマウントされてボコボコにされようが、プロファイラーにケツの毛の本数までプロファイリングされようが、とにかくクッソ面白い漫画が読みたい。大爆笑したいし、ふむふむ言いながら感心したいし、号泣したい。「アニメとか映画とかゲームとかは?」とかよく聞かれるが、俺の興味対象は何故か漫画だけなんだ。このへんは自分自身でもよくわからない。プロファイルに自信ニキの分析待ってます。


追記その2

起床してブコメ見たら驚愕な伸びでビビってる。みんなありがとう。本当にありがとうコメントくれた皆と俺のオゴリ飲み会やって漫画の話を延々やりたいと思った。「お前あれだけ偉そうな増田書いといて〇〇先生知らないとか正気?」とか言われつつ、その先生や作品に対する愛をたっぷりと拝聴したい。当人が愛をもって存分に語るハナシって、何であれ大抵面白い。俺はジャニーズってあんまし好きじゃないんだけど、「ジャニーズファン(特に嵐)の書いたライブレポ」は毎回楽しく読ませてもらっている。っていうか嵐のライブ行った事ある(なんか男性だと優先して入れるやつがあるとかでジャニオタの女性に1枚融通してもらった)。楽曲とかに興味がないので今一つノリきれなかったが、エンターテイメント性はメチャクチャあった。超!エキサイティン!!そりゃあれだけ熱狂的なファンがつくわ、と思った。男性増田諸氏には「女性と会話で盛り上がる為のネタとしてジャニーズのネタは結構使える」と言っておこう。逆に漫画の話をすると、経験上ドンビキされることが多いかな。何年か前のコンパで「ときめきトゥナイト好きなの」と言ってくれた女性がいたから、乗っかろうと思って「何部が一番好き?」って聞いたら「は?」って言われた事がある。(彼女はアニメ版の話をしていた)あの時の女性、本当にすまなかった。

…えーっと、何の話でしたっけ。ジャニーズの話じゃなかったですよね。そうそう漫画の話。


俺、漫画だけは死ぬほど読んでる自信あったけど、そんなチンケなプライドをガタガタに崩壊させるぐらいに知らない作家さんが多かった。まあ、↑で俺が挙げてるのがメジャーどころばっかってので色々察してほしい。

でもそうだよ、なんか忘れてたよ。俺は「オバカミーコ」読んで「片山まさゆきって面白いよな」ってやつに「ノーマーク爆牌党こそが至高に決まってんだろうがよおおおお」と居酒屋でクダを巻きながら爆牌理論のすごさとか八崎の伝説とか色々語ってたんじゃないのか。大同人物語を読んで「切り餅3ツ」とかホントに使うのかよでもあのヒラコーが言ってるし俺の知らない同人界隈ではみんな使ってるんだろうとか思ったりしてたんじゃないのか。

はじめの一歩って面白いよな。ボクシング漫画最高峰だよな」ってやつに「はじめの一歩面白いベストバウトは鷹山vsホーク、次点で過去編のvs米兵戦だろう。だがな、『ボクシング漫画ベストバウト』はシュガーのリンvsキンジだ。でも続編のRINは読まなくていいぞ」とか居酒屋でジョッキ片手にブチ上げて、そっから頼まれもしてないのに同じ作者の「ザ・ワールドイズマイン」の話を延々してたりしてたじゃないかワールドイズマインボクシング漫画ですらないが。

サッカー漫画ってキャプつば以外に面白いのないの?」ってやつに「お前がサッカー好きならジャイキリだが、俺は「リベロの武田」がサッカー漫画では突き抜けてると思う」とか語りだして、「サッカー漫画には必殺技が必要不可欠だが、ジャイキリにはそれがない。いや、最近の椿はスーパーサイヤ人化が激しい部分もあるが…。それはさておき、リベロの武田には必殺技がいっぱい出てくる。」「例えばどんなやつ?」「うーん、『いじめっ子の結界』とか?GKエリアに入れない。入ったらモンゴリアンチョップされる」「それ本当にサッカー漫画?」とか言われたりしてたじゃないか


…しかしこうして見ると、他の客から見て俺はただの「うるさい端迷惑な客」だし、友人もよくもまあ俺のクソどうでもいい話を聞いてくれたもんだ。友人たちよ、ありがとう

2017-01-05

作品とのギャップがすごい作者

漂流教室」や「わたしは真悟」を読んだ時、作者のイメージは物静かで哲学者のような荘厳な人かと思ってたけど、実際にテレビ楳図かずおを見た時あまりイメージが違い過ぎてびっくりした記憶がある。

他にも「古畑任三郎」と三谷幸喜、「13モンキーズ」とテリーギリアムもギャップが大きかった。

そういう人って他にもいる?

2015-09-02

遠ざかる黒

20歳の頃、黒い服ばかり着ていた。

モノトーンファッション流行していたこともあって、黒い服は無難な選択だった。

黒を中心にグレー、白などをあわせて少しおしゃれな大学生を気取っていた。

そんなある日、確か雑誌の表紙だったと思うが、全身黒い服をまとった緒方拳さんの姿を目にした。

黒で統一しながらも、質感の違う黒を見事に組み合わせて着こなす、その姿に私は釘付けになった。

当時、緒方さんは60歳くらいだっただろうか。髪は全体的に白くなっていたが、経験と自信とほんの少しの茶目っ気を感じさせる彼の魅力を最大限に引き出しているのは間違いなくこの黒い服だった。

これだ、と思った。

これこそが自分の目指すべきスタイルだと、私は天啓に打たれたような気持ちになった。

と、同時に思った。

これからずっと死ぬまで黒い服を着続けるのだろうか。それはそれで何かつまらない。

そうだ、黒い服は自分の中の北極星にしておこう。昔の船乗り道標としたように、自分も道に迷ったときはこの黒い服を思い出したらいい。そして年齢を重ねた頃に戻ってくればいいのだ。

こう考えると、今、黒い服を着ていることがなにやらもったいないようなことをしている気持ちになってきた。どうせいつかは黒い服を着るのだから、今は様々な色合いの服を着たほうがいい。

こうして、私のクローゼットにはベージュやカーキや紺の服が徐々に増えていった。一方、黒い服はどんどん減っていき、やがて一枚もなくなった。

あれから20年が経った。

今、私のクローゼットは赤や緑や黄色の服で溢れ返っている。先日は赤地に白のストライプスキニーパンツ古着屋で買ってしまった。

私の北極星はどこか遠くに行ってしまったようだ。

夜空を見上げても星の姿はどこにもない。

目に入るのは色とりどりのネオン

「グワシ!」とポーズを決める楳図かずおの姿だけである

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