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2022-10-25

anond:20221025090703

リアルJKの喘ぎ声が楽曲に活かされてたんだなあ

ワイ、アイマスP。さすがにむせび泣く。

有名作曲家 田中秀和容疑者 強制わいせつ未遂容疑で逮捕

 

THE IDOLM@STER

「神SUMMER!!」(作曲編曲

自分REST@RT」(作曲編曲

自分REST@RT通称ジブリ

神曲オブ神曲である

 

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』

ラムネ色 青春」(作曲編曲

映画館で3回泣いた

 

アイドルマスターシリーズシンデレラガールズシリーズ

Star!!」(作曲編曲

「M@GIC☆」(作曲編曲

STORY」(作曲編曲

「ススメ☆オトメjewel parade〜」(作曲編曲

「EVERMORE」(共作曲・共編曲

「イリュージョニスタ!」(作曲編曲

アニデレの成功は「Star!!」「M@GIC☆」なしでは語れない

なぜかVtuberがM@GIC☆を歌って炎上した事件があったが

未だに何が悪かったのかよくわかっていない

 

「EVERMORE」は5周年記念楽曲

4thライブ「TriCastle Story」の最後の曲として初披露され俺は現地で泣いた

 

なぜアイマスは俺を苦しめるのだろうか

2022-10-24

JASRAC vs 音楽教室 最高裁判決が二審と同様「先生演奏使用料徴収対象にあたる。生徒の演奏徴収対象にならない」ということで決まったと話題でして、やはり案の定カスラック結局金とるのかよ!」のシュプレヒコール状態となりました。

ヤフーに載ったCX系「イット!」の書き起こしには「曖昧でわからない」とか中見出しがついて、取材に応じた(たぶん個人の)音楽教室の方が「レッスンじゃ弾けないってことですか?」とか言ってて、ヤフコメだと「未来音楽家を潰すのか!」などと書き込まれており、まあいつも通りの流れ

とりあえず「今JASRAC楽曲管理委託してる音楽家が、著作者として正当に権利行使をして『先生演奏ならちゃんお金払ってね』と言った」場合ちゃんお金を払うか、「感情論とか将来への投資論」以外の批判か、この仮定された音楽家の曲はレッスンで弾かないかという選択肢をとれないならば、結局カスラック批判もただの利権アレルギーに過ぎないのですがいかがでしょうかね

2022-10-19

anond:20221019102732

道具だから、ってのはつまり初音ミクは結局自分で打ち込んで鳴らす必要があるから、ってことかね

デジタルの絵具(ペンタブとかソフトとか)と同じ扱いなのかね

既存楽曲学習して作詞作曲するAIが出てきたら叩かれるだろうってことかね

2022-10-18

anond:20221018002226

漫画楽曲も量産され続けてるね東京◯◯

まだまだ憧れの街なんだね〜

2022-10-17

アニソンDJってハイコンテクストだよね

楽曲一つに色んな情報が詰まってい(るらしく)て、音楽単品で楽しみにしに行くと、なかなか面食らうばかりで正直楽しめない。

背景色々知って聞くと味わい深いのかもしれないけれど、聴くために知識を要する事それ自体自分にとっては不毛なので、

一生アニソンDJの良さを理解することは出来なさそう。

普段棲み分けているし、そのコミュニティで楽しんでる方はそのまま楽しんでもろて、と思ってるんだけれども、

たまにオールジャンル的なイベントで同席する場合があって、その時に『DJ良かったよ』の一言すら言えなくなるのが非常に困る…。

1番だけをクイックに繋げていける技術自体は凄いんですけど…、ハイコンテクスト過ぎてやっぱり楽しくないな…。

2022-10-03

最近VTuberの『ミリシタ』配信を見て思うこと

はじめに ~ミリシタ配信者が増えて嬉しいねって話~

延々とモヤモヤした状態が続いており、何とか言語化をして心を落ち着けるために筆を執った。

これを目にして気を悪くする人も多いと思うが、共感してくれる人も少なくないはずであるオタク戯言インターネットの海に投げ放つことを許してほしい。

2~3ヶ月ほど前からYouTubeにて主に個人勢のバーチャルライバー(以下Vと略)による『ミリシタ』のゲーム実況配信が急激に増加した。

ブーム火付け役となったのは、ミリシタ運営側が5周年に合わせ宣伝活動の一環として打診した、いわゆる『案件配信』を受けて下さった大手V事務所のライバー達であろう。多くのVファン達がミリシタの存在を知ると共に、ミリP側も「画面の中のかわいい女の子が、我々と同じようにアイドル達を愛でている」という光景に微笑ましさを感じ、「ミリシタの実況配信って面白いんだ」と思い知らされたはずである

しかし、彼女達が『ミリシタ』をプレイしてくれたのはあくまバンダイナムコ案件を投げたからで、完全なる『お仕事』なのであるそもそもリズムゲーム配信というのは楽曲著作権に引っかかり、発生する広告収益が全て音楽レーベル(ミリシタであればLantisコロムビア)に持っていかれてしまうため、職業Vが案件なしに実況を行うことにはディスアドしかない。この案件きっかけで「もっとVのミリシタ配信が見たい!」と思ったP達は、そのあまり供給の少なさから路頭に迷った事だろう。

しかし、ここで発生した需要に応えてくれたのが趣味配信活動を行っている個人Vである。多くは5周年から新規勢・復帰勢で、何故ミリシタ配信を始めたのか、これまでのアイマス遍歴などはそれぞれ異なるものの、皆一様にMVダンスクオリティに驚いたりトンチキなコミュツッコミを入れたりしながら楽しそうにプレイしてくれている。

そして、砂漠に現れたオアシスには、当然飢え渇いた民が雪崩の如く押し寄せる。それまで同時接続数1ケタほどで地道に活動を続けていたとある方は、ミリシタを配信した瞬間に突如現れた大量の視聴者爆速流れるコメントに驚く様子なども見せてくれた。「ミリシタをやればたくさんの人が見に来る」と感じたからなのか、ほとんどの方がそのまま継続してプレイして下さり、またその様子を見た他のVも同様にミリシタ配信を初め、そこにも巡回勢のミリPが押し寄せて……という好循環が生まれ、今ではVのミリシタ配信同士がバッティングし二窓or片方アーカイブ視聴という事態も珍しくなくなってきた。世はまさに大ミリシタ実況配信時代と言えるだろう。

本題

しかし、ブームが始まる前から細々とミリシタを配信してくれていた個人を追い続け、前述したVの配信も片っ端から見ている人間として、最近の盛り上がりの中でどうしても許せないと感じることが一つだけある。それは

コメント欄のオタク共がキツ過ぎる

ということである

キツい。いやーキツい。本当にキツい。Vの方の反応を眺めるのは楽しいのにコメント欄のせいで見る気が失せて途中でそっ閉じしてしまミリシタ配信のなんと多い事か。

ミリオンライブに限らずアイマス全体に言えることだが、Pという生き物は所謂「教えたがり」の連中が多い。それ自体別に悪い事ではないと思うのだが、「知って欲しい」という感情暴走してミリシタ始めたての新人であるVの方に対して与える情報としては明らかに不適切と感じるコメントを書き連ねる人間がどの配信に行っても散見されて正直不快である

では「具体的にどのようなコメントがキツいのか」という話だが、これは大きく3つに分けられる。

(1)間接ネタバレコメント

ミリシタ配信に限らず多くの視聴者が集まる配信でよく見られる、ネタバレダメだと頭では分かっていても書きたくなってしまいがちなやつである

コミュが始まる前に「次のコミュヤバいので涙腺注意」と言ってみたり、花ざかりWeekendのラスサビやオペラセリア求婚シーンなどの直前で「さあ来るぞ」と言ってみたり……本人はネタバレのつもりで書いているわけではないだろうが、何も知らないV側からすると「あ、この先なんかあるんだな」と分かってしまうことになるため、リアクションの新鮮味が薄れる。初見感想を吸いに来ている他のPからしても興醒めな事この上ない。何かすごい事が待っているのを知っていても黙って見守るのが筋というものである

(2)誤った情報を伝えるコメント

キャラクターの年齢や身長などの設定からゲームの細かい仕様に至るまで、とにかく知ったかぶり適当言う奴が多い。知らない事・間違って覚えている事自体が悪いとは思わないが、人に伝えるのは自信を持って確実だと言える情報だけにした方が無難である。その誤ったコメントと、それを訂正する他のP達のコメントバトルのせいで「へぇ~○○なんだ!え、違う?本当は××なんだ…そうなんだ…」ってなった時の空気の悪さや配信テンポの損ない方は尋常ではない。頼むからちゃんと調べた上でコメント打ってくれ。

(3)声優の話しかしないコメント

あえて最後の項目に回したが、これが一番多いし一番腹立つ。

「○○の中の人の△△さんは……」「この曲はこの間のリアルライブで□□さんが……」などなど。お前が声優さん好きなのは分かる。俺も好きだ。しかし、Vの方が今やっているのは『ミリシタ』というゲームの実況プレイである。そこにいるのはキャラクターで、声優さんが画面に出ているわけではない。ミリシタを始めたばかりの新人からすれば、アイドル達と対話をしている最中に突然顔も見た事がない3次元人間情報を伝えられてもポカンとする他ないだろう。

こうしたコメントを見るたび、お前は声優さんしかきじゃないんか?キャラクターゲームへの愛はないんか?その程度の熱量なんだったら今こうして真摯アイドルと向き合ってくれてるVの方の足下にも及ばんぞ。という怒りで視聴している機器破壊しそうになる。もっとミリシタを愛せよ声豚。それが出来ないならコメントするな。

最後に ~こういうコメ無くなるといいよねって話~

語気が強くなってしまったが、それだけ耐えかねているという事だと理解して頂きたい。折角の楽しい配信がお前等のせいで台無しになっている。

嫌なら自衛すればいいのでは?と思う方もいるだろうが、書く奴を逐一ブロックしたりコメント欄を閉じたりしても、多くのVさんは画面にコメントを出しているのでどうしても目に入ってしまう。剰え、普段コメントがそれほど多くなく捌き慣れていなさそうな方は(コメントをくれること自体が嬉しいからなのか)そうしたカスみたいなコメントを一つ一つ丁寧に拾ってしまったりもする。こうなると最早コメントを避けて配信だけを見る事は不可能である。本当に悔しい。

匿名投稿する卑怯な手を使っておいて恐縮だが、これを読んで共感してもらえる方には是非この記事拡散して頂きたい。馬鹿そもそもこの手の記事を読まないと思うのですぐに浄化されるなどとは思っていないが、この一オタク吐露きっかけに質の悪いコメントを書く人間が一人でも減って私の好きな配信が見やすくなってくれれば本望である

2022-09-29

ネット上で叩かれがちな物だけど自分好きな物リスト

プッチ神父

他のジョジョボスは好きってファンはよく見るけど神父好きは滅多に見ない。俺はジョジョラスボスの中で一番好き。荒木先生の筆が乗りまくってると感じる。

恥知らずのパープルヘイズ

賛否両論作というか五部ファンの中にはやたら嫌ってる人も居る。発売当時からずっと好きなんだけど、四部小説との対立煽りが酷かった。

西尾維新

最近は影薄いけど一時の叩かれ様は凄かった

舞城王太郎

ジョジョ小説を書いて以降目に見えてアンチ増えた。何なら本人のアンチよりこのジョジョ小説アンチの方が多そう

細田守

特に時をかける少女以後の細田守作品全部。自分は好きなんだけどねぇ

彼女、お借りしま

キャラ可愛いだけの駄作と呼ばれてる奴。これに限らずネットだとラブコメ作品は何やっても叩かれてる印象しかない

僕のヒーローアカデミア

匿名掲示板やそこのスレッド転載するまとめサイトだと親の仇のように叩かれてる作品

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

昔のガンダムって大体今は穏やかに語れるんだけどこれだけ例外的に今でも叩かれてる。ガトーデラーズとニナはキチガイテロリスト・紫豚とかジオニス監督オナニー作品とか好き勝手言われてる

カミーユ・ビダン

キチガイだのセックスだの言われてるけどエキセントリック暴力的な子だけど自分は好きなんだよ

カツ・コバヤシ

Zガンダム直撃世代から滅茶苦茶嫌われてるなって思う。吉田創のカツいじめ漫画とか有名だし、ことぶきつかさ平野耕太もカツ嫌い公言してた。やらかしと同じくらい活躍もしてるんだけどな

ビーチャ・オーレグ

クソガキって叩かれてるけど強かで逞しいビーチャ好きなんで。大人の都合で戦争に参加させられてる子供から可哀想だな、って印象が強い。

ハサウェイ・ノアクェス・パラヤ

逆襲のシャア視聴者に滅茶苦茶嫌われてる子供二人。自分はこの二人好きなので後に富野監督リメイクCG短編でこの二人の救済IF話を作ってくれて嬉しかった。

火拳のエース

欠点があるキャラなのは分かるけど何年か前に敗北者MAD流行ってからネットでの叩かれ方にはちょっとうんざりしてる。自分はその欠点の所が好きだし。

モーカ大佐

自分ワンピースを一番好きだった東の海~アラバスタ編くらいまでのルフィライバルキャラだったので、エースと同じように馬鹿にして良いキャラ扱いなのが正直かなり嫌。

猿飛アスマ

木ノ葉の上忍の中の数少ない殉職者だからという理由かやたらナルトファンコミュニティ雑魚雑魚煽られてる人。暁相手殉職しただけでそこまで馬鹿にするか?ってよく思ってる

カテジナさんとシャクティ

ここまで名前を挙げて来て自分ガンダムシリーズやらかしたからという理由で嫌われてるキャラを好き率が結構高いんだなって思う。17歳11歳のまだ子供のやる事にそんな怒らんでも良いのにな

けものフレンズ2

1に思い入れ無かったんで2もキャラ可愛いアニメとして楽しんでた。OPEDも好きだし。ビーストカバンちゃんの扱いについてはそりゃ賛否両論だろうなとは思うけど、ちょっと異常なコンテンツで怖い

HUGっと!プリキュア

ポリコレがどうの最終回出産がどうので滅茶苦茶叩かれてたプリキュア。倒した敵が仲間になるタイプの優しい作品だったんで自分は大好きだったんだけど、そこまで叩くか?って驚いてた

ふたりはプリキュア Splash Star

再放送からハマったんだけど主題歌も内容も初代やMHより自分好みだったか放送から10年以上経ってもまだ不人気だの爆死だの言いに来るアンチが多い事に驚いた。内容は面白いのに

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

SEEDちょっとした再来だな…ってくらい叩かれてる奴。自分は好きなんだからたまには肯定的に語りたいのにSEED並にどこからでもアンチがやってくる

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ

ZやGが昔どれだけ叩かれてるか知らないけど自分が知る中で恐らく最も叩かれてるガンダム。誰が何と言おうと福田監督作品自分に合うし俺にとっては滅茶苦茶面白かったんだよSEEDDESTINY

機動戦士ガンダム MS IGLOO

0083と同じようにジオニストのオナニーが~どうのこうので面倒臭い粘着アンチが未だに湧く作品OVAガンダムの中でもここまで短く熱い作品は他に無いと思うけどね

ルパン三世 THE FIRST

山崎貴監督作品から滅茶苦茶叩かれてたけど割と見れるルパンなのになぁって思ってる映画

アンドレイ・スミルノフ

劇場版公開前は00ファン死ね死ね言われて劇場版で掌返されてた人。そもそもTV版の時点で軍人職務全うしてただけでそんな悪い事してなかったのに

機動戦士ガンダムUCなど福井晴敏作品

SEEDの次はこれがターゲットなんだなってくらいここ10年叩かれてて辟易してる。自分OVA版はあんまりきじゃないけど原作小説11巻は滅茶苦茶好きなんで人格否定レベルで叩いてる連中は何様だよと思ってる

機動戦士ガンダムAGE

SEED並にどこからでもアンチが湧いてくるガンダムフリット編の序盤がつまらないのは認めるけど、作画も良いしアセムからはそんなに悪いガンダムじゃないのになぁって酷い叩き方をしてる人を見て嫌になる

ウルトラマンコスモス

この前の人気投票でやっと人気ある事証明されたけど、低予算番組だの偽善者だの主役の不祥事だの散々叩かれてたかファンとしては辛かったよ

ニュージェネレーションウルトラマン

RBからニュージェネレーションウルトラマン見始めたんだけど、ゼット以外は例外なく毎年ブッ叩かれてて驚いた。子供が楽しむヒーロー番組大人がそんなに叩くのかよって

ウルトラマントリガー

グダってたとは思うけど幾ら何でも叩かれすぎじゃね…?って思った奴。下手しなくても仮面ライダー並に叩かれてただろこれ

高校鉄拳伝タフ

数年前までネットだと空気寄りな漫画だったのに、まとめサイトが語録?を広めてから未読者にさえ愚弄されてる奴。割と格闘漫画として好きなのに

ピクルVS克己戦以降の刃牙シリーズ

そろそろ叩かれ続けて10年以上過ぎてんじゃねえかなって思う。単行本で一気読みする分には結構楽しんでるのに

はじめの一歩

最近休載と減ページが滅茶苦茶多いけど、多分纏めて一気読みすれば叩かれてるほどではないんじゃねえかなって思ってる

扇要

お前…マジで…?マジで今でも叩かれてんの…?ってなった奴。スザクウザク呼びされてたのもそうだけどあのアニメルルーシュクズ行為は称賛して他のキャラルルーシュ敵対すると狂ったように叩くファンが多すぎるんだよ

アクエリオンロゴス

俺は嫌いじゃないんだけどスゲー叩かれてたなこれ。多分今でも話題になると叩きで埋まりそう

エガオノダイ

これ本当に時々俺は好きだよって人見る。俺以外だと2~3人くらいはネット好きな人居そう。

ドラマデスノート

基本ネットだと叩かれてた印象が強い。原作映画に触れた事前提のトリックとかあって嫌いじゃなかったんだけどなぁ

くまみこ

都会怖いしずっと田舎で暮らせばいいじゃん!って最終回が滅茶苦茶叩かれまくってたなこれ。

甲鉄城のカバネリ

映画化までした人気作だし自分最後まで楽しんでみたけど否一色ってくらいアンチが多かった

ハイスクール・フリート

無責任艦長とかアンチに言われてた奴。これもネットだと賛の声を見なかったのに映画化するくらいは人気があった

マクロスΔ

色々とモヤモヤする所がある作品だったのは否定しないが、それでも人気がある事もアンチ否定して叩いてたなこれ

宮崎吾朗作品全般

山賊の娘ローニャとか俺は好きだったんだけどねぇ

映画デビルマン

ハードルがとにかく下がってたから実際見てみたらCGレベルとか悪くないしもっと酷い低予算映画なんて幾らでもあるじゃん…ってなった奴。寺田克也デザインデーモンとか原作より救いがある終わりとかは好き

SHIROBAKO以降のPAWORKSの作品

クロムクロとかサクラクエストとか俺は好きだし楽しんでたのに

高梨太郎

何でこいつ以上の問題児居るのにこいつばかり叩かれてんの…?って思ってた。悪意無いしポジティブ楽しいから自分は好き

Fate/Zero

今となってはもう全くそんな事無いけどFGOリリース前は酷い叩かれ様だったなこれ

Fate/Apocrypha

Zero叩きが収まってから型月ファンに「こいつは叩いても良い奴だから」と作者共々サンドバッグ扱いにされてた作品

Zeroランサー

良い奴なのにZeroファンからZeroアンチからも良く殴られてた

虚淵玄

まどかFate/Zero仮面ライダー鎧武が連年でやってた一時ネット上の虚淵叩きがヤバい事になってた覚えがある。監督ならともかく脚本家が後にも先にもあんなに叩かれたの他に見た事無い

NAOKI

この人設計で好きなガンプラもあると言っただけで病的なアンチに滅茶苦茶叩かれる奴。一昔前のカトキハジメもこんな扱いだったしまた同じ事繰り返してんなあと思う

レクリエイターズ

前半に視聴者が期待していた物が後半出て来なかったのはあるだろうが好きな面も結構あるので

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

放送オタク執拗に叩いていたのが印象深い。金ロー映画放送したらオタク以外にも叩かれてたけど

銀河英雄伝説 Die Neue These

これの叩かれ方についてはOVA版のファンが多すぎるから仕方ないのかもしれないとは諦めてる。OVAより原作小説に忠実な面もあるのにOVAと違う原作レイプだ!ってキレてる奴にはお前小説読んだ事無いだろ?ってなるけど

ゾイドワイルド

子供受けは良かったけど昔からゾイドファンフルボッコされてた

続編が従来のゾイド路線になって「俺達のゾイドが帰ってきた!」とかファンが喜んでたのはこれが人気出たから続編やれた事は無視するのかよ…って嫌な気分になった

とある魔術の禁書目録

最近ではもうコアなファンしか読んでないマニアック作品だけど、アニメ一期二期やってた頃はジョジョとか人気ある能力バトル物と比べて貶されまくってたなあ…

覇穹封神演義

フジリュー絵の再現度の高さは評価されても良いと思う奴。それとキャスティング結構好き

はねバド!

原作と内容が違う?とか何とかで滅茶苦茶叩かれてた奴。アニメしか知らない分には作画主題歌も良い熱いアニメだった

火ノ丸相撲

駆け足だなとは思ってたけどアニメは嫌いじゃなかった。OP曲もそれだけでお釣りが返って来る名曲だったし

ブギーポップは笑わない2019年

キャラデザ出た段階で原作ファンに叩かれまくってたけど、最初の笑わないの出来が微妙なだけでそこからどんどん良くなっていったから俺は好きだ

文豪ストレイドッグス

原作者が昔やらかしたとかで嫌われまくってるけど、単純にガンガンっぽいバトルアニメとして好き

神様になった日

KEY泣きゲー的展開って今こんなに叩かれんの…?ってなった作品。一昔前のオタク障碍者ヒロインとやらかす主人公の話で盛り上がってたのに

トミカ絆合体 アースグランナー

叩かれてる所もあんまり見ないけど、時々話題になってるのを見ると大抵「シンカリオン大人気だったのに露骨子供受け狙って爆死したクソアニメ」とか言われててぐぬぬ…ってなる奴

トータル・イクリプス

この前再放送観たら唯依中尉可愛い戦闘も悪くないし中々面白くね?って思ったかマブラヴアニメ化の失敗作みたいに叩かれてるのが理解出来ない奴。作画が崩れてるのは俺は気にしてない

GODZILLA ゴジラ(1998)

モンスターパニックホラー映画としてはそんなに嫌いじゃないから、日本でも向こうでもゴジラの失敗作と今でも貶されてるのがちょっと可哀想になる。地上波放送してたら二時間楽しめるくらいの映画だと思うのに

回復術士のやり直し

作者がパクリ常習犯らしいしどこかで見たキャラや設定ばかりだけど、それ込みで俺は嫌いじゃないよこれ

究極進化したフルダイRPG現実よりもクソゲーだったら

結構笑えて良いアニメなのにアンチしか見なかったなこれ

境界戦機

機体のデザインとか一部の戦闘とかは好きな所もあるんでネット上のありとあらゆるコミュニティで叩かれてるのを見るとどこでも俺は感想吐き出せないな…ってなる

古見さんは、コミュ症です。

ラブコメ系のアニメマジで基本全部叩かれてる。俺は一期も二期も楽しく見てたのにアンチが常に暴れてた

スーパーカブ

見ていた層からは勿論の事見てない層にまで叩かれてた。気になる点にしてもそこまで叩くか…?って思ってた

テスラノート

CGアニメって時点で脱落者多いんだと思うが、牡丹ちゃん可愛いスパイ物ってだけでかなり楽しんで見れるんだぞこれ

ひぐらしのなく頃に

卒が叩かれるのは仕方ないにしても、業で久々にひぐらしが盛り上がってた事まで無かった事にすんのはどうなのよ?って思ってる

ワンダーエッグプライオリティ

AIが出てきてからつまんねえのは認めるよ。でも10話までは面白かったじゃんこれ

雪代縁

縁の事好きなるろ剣ファン俺以外に見た事無いかもしれないなぁ

真月譚月姫

正直ネロ・カオス戦の改変とかどうなんだよとは思うが見てもない奴に貶されてんのがムカつく

DEENFate/stay night

放送当時は監督が士郎を理解してないだのボンテージ桜だの言われて、それ以降はZeroとの作画比較でクソアニメだの散々叩かれてたな

漫画Fate/stay night

鍛えないとだのweightだのネットに張られた画像だけで馬鹿にされてる漫画10巻以降の画力は凄まじいんだぞ

PS2ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド

容赦せんせんせんとか言われてる奴。問題点も多いけどキャスティングや波紋無双アクションが俺は好き

間違ってるのは俺じゃなくて世界の方だよ

これは割とマジで

question_marker ワイはGレコ好きなんやが割と叩かれてるから増田がどう思うか聞いてみたい。

好き!うわー富野アニメ見てんなーって感じの雰囲気と、楽曲と、キングゲイナーエウレカでお馴染みのキャラデザも好き!デレンセン教官殿が今の所一番好きなキャラかな

santenroku これネットで称賛されがちだけど自分は嫌いなものリストも並列しないとフェアではないのでは?

かに。その内書くかも

ブコメへの返信書いたよ

anond:20220929210449

逆張りとかキチガイとか言われて傷付いた。俺は自分好きな物を好きなだけ好きだと言っただけだ。

俺今吊るし上げられていじめターゲットみたいになってるよな。こんな日記書いただけなのに。

普段叩かれがちだけど俺は好きなんだという物をぶちまけて鬱憤晴らしをしたかっただけなのに、ブコメトラバを読んで辛くなったよ。

好きな所を詳細に書けよって言われても、これ単に好きな物名前一覧を挙げただけのリストだぞ…?詳細書くなら別に書くよ

2022-09-27

音楽ってすべからくかましいな

振動は好きだし振動を全身で感じたいけど音はただ邪魔

楽曲振動だけ感じられるウーハーないか

それかい話題のサブスクの月50円だけで全楽曲振動だけ味わえるやつとか

一時は骨伝導イヤホン持ってて振動気持ちいいってだけで音楽サブスク入ってた

今は失くしたし聞かなくなったけど

2022-09-26

anond:20220926233755

リコリコはBD特典のカバーソングCDが一番新しい楽曲が25年前という懐古厨ホイホイな特典つけてる

主に金持ってる老害扱いされそうなオタクターゲット層にしたオリジナル


これ分からない奴は令和についてこれない老害というのなら若い層(特に女性層)には受けて主に高齢から酷評される竜とそばかすの姫ではなかろうか?

細田も50代のベテランではあるけど

おっさんには理解出来なさそうな楽曲ってある?

今の時代、サブスクとかYoutubeとかあるから最近の曲もいろいろ聴いたりしてるけど、

好き嫌いはあるにせよ、これ全く理解できない、って曲はないんだよな。

2022-09-24

anond:20220924170714

あい楽曲ジャンル分けってリアルタイム逃すと体系的に学ばないといけない学問になるからまらないんだよな

管楽器チューニングの音が生理的ダメ

オケオーボエでも吹奏楽クラリネットでもいいけど、アマチュア団体だと、チューニング基準となる音がやたら無味乾燥で、とても楽曲では使えないような音だったりする。

言うなればチューニング専用の音」というのだろうか。

そりゃチューナーにらめっこして吹いているんだろうからピッチは正確なんだろう。

でも音色が全く受け付けないというか、音色に全く気を使っていないせいでピッチが合っているように聞こえない。

具体的にはヌラっとした音色で吹かれると自分の耳には低く聞こえるし、キンキンした音色で吹かれると高く聞こえるんだよね。

てか、なんでチューニング専用なんて、そんな口先だけみたいなイケてない音で吹くんだよ。

基本的ソロ吹く仕事持ってる奏者が吹くんだからソロと同じ音色で吹いてくれよ。

言い換えるなら、ベストリードで最高の音をくれってこと。

それさえやってくれればなんの文句もないのに、ここらへんのデリカシーがない奏者ばっかりなのが残念。

2022-09-23

サブスク

2千円とか3千円とか払ってやっと一枚のCDアルバムを聴けてたのが

それより安いか、下手すると無料で世の中のほぼすべての音楽が聴き放題になるんだから

昔のようにアーティストに払うお金なんてものが発生するわけがない。

日本場合CDレンタルという特殊ものがあったが

それにしたってレンタル店は定価でCDを購入した上で行っていたわけだし。

 

CDバカスカ売れて大いに儲かっていた時代

ギャラの安いテレビ出演をアーティストがしていたのは

すべて宣伝のためであったらしいけれど

今やアーティストがサブスク楽曲を流すというのは

そういうことと同じかそれ以下の行為しかなくなったのだな。

もういっそアーティスト個人としてだけで考えたら自分YouTubeチャンネルだけで新譜を発表したほうが儲かるのかもしれない。

から最近の若者YouTuberへと一直線へと流れていくのか、と納得する。

 

三大主要コンテンツ動画音楽の牙城は崩れサブスク化をほぼ完了した。

残るは本(漫画)だけだ。

この業界は古臭い慣習に囚われていたがために

世の中のデジカル化に一番遅れた分野であったとも言えなくもないが

今となってはそのことでサブスク化の流れに飲み込まれるのが一番遅くなったというのは皮肉だ。

あとAmazonのUnlimitedという仕組み。

あれがもしもサクサク動作して大量のコンテンツを消費できる仕組みになっていたら

もう少しサブスク化の流れは早くなったのかもしれないとは思う。

何にしろコンテンツ著作者になって財を築くというのは最早過去儚い夢になってしまうのかもしれない。

anond:20220923034305

自分楽曲という強い武器を持ってるくせに、それにあぐらをかいて、CD という不便なもの(というか皆持ってないから使えないものだぞ)を押しつけるしか能が無いのが悪いだろ。

何を言おうとも、Spotify音楽へのアクセスを楽にして、世界中音楽ファン生活をより音楽中心に変えたし、音楽に触れる時間も人も増やしたぞ。

文句があるなら、CD に拘らずに Spotify よりも先にミュージシャン側が積極的に主導してストリーミングサービスを始めるべきだった。

CD に拘り続けたから現状があることを反省すべき。

そして、今の新しい音楽業界で生きていけないなら後進に道を譲れば良い。

ストリーミング時代に合った戦略をもって成功しているミュージシャンが残ればいい。

分かってると思うが、Spotify だってミュージシャンがいなかったら商売にならないから困るんだぞ。その Spotify が現状を放置してるってことは、それらのミュージシャン評価はその程度ということだ。

まずは古いミュージシャン達には自省を促したいね

地獄へ落ちろ、とか逆恨みして呪詛吐いてる暇なんか本来無いはずなのにな。

2022-09-21

タクティクスオウガと俺の半生

11月リメイク版が発売されるので思い出話を書いてみたい。

から25年前の1997年ののこと。当時小学生だった自分の1歳年上の従兄が、夏休みにお婆ちゃんの家にこのゲームを持ってきていたのが全ての始まりだった。

タクティクスオウガっていうゲームがあるんだ。すげーから一緒にやろうぜ。」

従兄に勧められるままゲームを始めたのだが、タクティクスオウガが『すげー』ことはすぐに分かった。

中世ヨーロッパ風の権謀術数渦巻く世界観重厚BGMの中で敵味方がターン関係なく立体的なマップで繰り広げるリアル戦闘

背中に翼の生えたキャラクターが民家の屋根の上に移動して弓を射ると放物線上に矢が飛んでいくわ、ふわふわと宙に浮かぶ幽霊魔法を唱え敵が炎に包まれると足元の草が焼けるわと細部までこだわったビジュアル

とにかく衝撃的なゲームだった。いてもたってもいられなくなり、従兄がお婆ちゃんの家から帰った直後にお小遣いを握りしめて町のゲーム屋さんに走った。

お店のレジ商品を買うときにすごくドキドキしたのを今でも覚えている。スーパーファミコン版のタクティクスオウガ商品パッケージ英語タイトルが書かれており、フォント英語旧字体みたいな形だったので、読み方があっているかな、間違って別のソフト買っちゃうんじゃないかなとすごく緊張したのだ。ぜんぜん自信が無かったが、店員さんにタイトル合ってるか確認して無事に買うことができた。

クワクしながら商品を持ち帰り、ゲームを始めたが小学生にとっては、難易度が高く難しいゲームだった。初回プレイ時にはキャラクターの強さを表すパラメータが多すぎてさっぱり分からなかった。

だけど作りこまれチュートリアルオンラインヘルプ等の親切な機能がたくさんついていたおかげで何とかゲームを進めることができた。一番助かったのは戦闘中の中断セーブ機能だ。小学生の時には、1日ゲームは30分までというルールがあったので非常に助かった。

さて、ゲームを買ってから2週間くらいの時のこと。難しいながらも俺はどうにかChapter1の終わりまでシナリオを進めていた。このゲームプレーヤーが会話中の選択肢を選ぶことでシナリオ分岐するんだけど、途中で出てきた選択肢が衝撃的だったのは今でも忘れられない。ネタバレになるので詳細は伏せるが小学生には重たすぎる内容だった。無茶苦茶悩ましい選択だったが、片方を選んでゲームを先に進めてみた。だが、すぐにゲームに行き詰った。キャラクター育成をよくわからずに進めていたので自軍ユニットが弱く戦闘で勝てなくなったのだ。このまま先に進めないのも悔しかったので攻略本を買うことにした。

ここで話は少々脱線するのだが、俺の生まれ育ったのは日本海側の田舎町だ。町の本屋さんはあまり大きくない。なので、地元本屋さんの攻略本コーナーにはメジャー作品のものしか置いてないわけだ。ゼルダの伝説とか、ドラクエとかFFとかまあそれくらい。それらに比べるとタクティクスオウガマイナーだった。苦労を重ねて隣町の古本屋さんで偶然攻略本を見つけて手に入れるまで1か月かかった。その後は攻略本を熟読してゲームシステムの理解を深めて1から再挑戦したのだが、家の方針で1日のゲーム時間が30分に制限されていたので、クリアするまでにはさらに2ヶ月ほどの時間を要した。だけどその分クリアしたときの達成感は大きかった。興奮冷めやらぬ俺は、小学校同級生たちにタクティクスオウガのすごさを布教したが上手くいかなかった。俺がタクティクスオウガ出会った1997年当時、家庭用ゲーム機の主役はスーパーファミコンからプレイステーションに移行しつつあり、同級生たちはファイナルファンタジー7ファイナルファンタジータクティクスといったスクウェアの大作ゲームに夢中になっていたのだ。

同級生のN君に、「タクティクスオウガってファイナルファンタジータクティクスパクリでしょ?」と言われたのは傷ついたなあ。なんていうか、自分イケてると思ったゲームをディスられるという経験がなかったので。残念ながら、うちの地元では最初タクティクスオウガを紹介してくれた従兄以外に周りでタクティクスオウガファンを見つけることができなかった。

それから2年後の1999年。俺は中学生になり、田舎町の我が家でもインターネットが使えるようになった。ネットが使えるようになってすぐに、以前はまっていたゲームタクティクスオウガ攻略情報を調べてみた。地元田舎町にはいなかったタクティクスオウガファンは、ネットの向こうにはたくさんいるようだった。ファンの集めた情報は膨大で、攻略情報にとどまらゲーム舞台背景の考察クリエイター音楽趣味までカバーしていて、中学生の俺の知的好奇心ガンガン刺激された。ディレクター松野氏の名前もこの時に知った。余談だが、「タクティクスオウガファイナルファンタジータクティクスは主要な開発スタッフが同じ」というのも同時期に知ったので、小学生の時にパクリ呼ばわりしてきたN君に対して「両方同じ人が作ってんだよ、適当言うなざまあ」という気持ちが芽生えたのはここだけの話である

ネット情報から刺激を受けた俺はゲーム世界観もっと味わいたくなって、前作の「伝説のオウガバトル」もプレイしてみた。ディレクター松野氏が好んでいたらしいQueen楽曲を聞いてみたくなり、生まれてはじめて洋楽CDを買いにも行った。コーヒーを飲めるようになった時のように、背伸びして少し大人になった気分がした。

そのうち自分でも似たゲームを作りたくなって、おこづかいVisual Basicを購入したりもした。プログラミング入門書片手にそれらしい画面までは作ったが、しょせんは中学生。体系だったプログラミング言語の知識がないためサンプルコードコピペに終始し、1年くらいかかって紙芝居のようなものが出来て終わった。その後は、高校入試大学入試で忙しくなったのでしばらくゲームから遠ざかっていた。

そこからさらに時が流れて俺は社会人になった。中学生の時のゲーム作りの経験からソフトウェアエンジニアの適性は無いなと思ったのでハード系のエンジニアとして就職した。タクティクスオウガから受けた影響は俺の人生を変えたのであるゲームから遠ざかっていた俺だが、2010年タクティクスオウガの1度目のリメイクニュースを聞いて再び情報を集めだした。そこでたまたま開発者松野氏のプロフィールを見つけたのだが、なかなかの衝撃だった。

まずはスーパーファミコン版のタクティクスオウガ開発時の年齢。発売日の時点で29歳なのであるゲームの開発期間が2年くらいだとすると、開発開始時は27歳くらいだろうか。その若さであの革新的ゲームの開発指揮を執ってたのかよ!松野氏と面識のあるゲームクリエイターインタビュー記事天才という理由が分かった気がする。次に出身地新潟県妙高市となっている。地方出身であのゲーム重厚シナリオを描くだけの知識を身に着けたのか!というのがもう一つの驚きだ。

先に俺の出身地日本海側の田舎町だと書いた。地方で育ったからわかるのだが、地方ゲーム攻略本に限らずあらゆる情報が都会に比べて乏しい世界だ。タクティクスオウガ世界観形成している中世ヨーロッパ歴史文学知識松野氏はどこで得たのだろう?世代的にインターネットが無い時代なので、俺が田舎で育った時よりもさら情報は手に入れにくいはずである。これは今でも気になっているので、今度出る予定のリメイク版の開発者インタビューでだれか聞いてみてほしいところである

最後になったが、今回出る2回目のリメイク版もすごく楽しみにしている。なんていうか2回もリメイクが出るだけでもすごいのに、2回ともオリジナルの開発メンバーがかかわっているのがまた驚きなのだ

発売元スクウェア・エニックスはFFドラクエ等の過去作品をよくリメイクしているけど、オリジナルスタッフが何度もかかわるケースは珍しくないだろうか?しか開発者松野氏はリメイク前にスクウェアを退社しているのだ。それでも声がかかるのだから、本人のカリスマ性がメチャクチャ高いのだろう。過去会社を辞めた人が2回も開発現場に呼ばれるって相当なことだと思うんよね。

2022-09-20

差別区別配慮

昨日、ナチュラルボディメイク団体であるJBBFの中でも最高峰大会の一つであるオールジャパンフィットネスチャンピオンシップス 2022が行われた。

その中でというか筋トレYoutuberカメルーン国籍黒色人種でもあるパトリック氏が

エントリまでは受け付けられたが大会当日に日本国籍がないので大会に出場できないと言われる」

という事件が起きた。

これについて当日にパトリック氏は「エントリまでできたのに当日に言われるのはショック」という動画を上げ、その後、再度当日に「もっとわかりやすく書くべき」「日本語が怪しいので公認ジムで受付をした」「もっと早く撥ねられたのではないか」「命を削ってやってるのに」という動画を上げた。

これに対してTwitterコメント欄で「外国人差別だ」だとか「JBBFは変わっていくべきだ」「こんな古臭い団体じゃなくてもっと先進的な団体大会に出るべき」などという意見が噴出、一部まとめサイトにも取り上げられた。

 

さて、オールジャパンフィットネスチャンピオンシップスには出場資格というもの存在する。

以下が、その「共通出場資格」をまとめたPDFである

https://www.jbbf.jp/attachments/32f7571a63db968f1f58240e5254f0932ca0a68c/store/60b3cd1417b5f73f3c5590592df73e109a66b2cf4b5841514d1305e5ac49/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9_%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9_%E5%87%BA%E5%A0%B4%E8%B3%87%E6%A0%BC2022_OK.pdf

マスターズ年齢別クラスの出場には、それぞれ下記のクォリファイを獲得する必要があります

日本継続して在住し、日本国籍を有し、2022 年度の JBBF 公認クラブボディビル個人フィットネス個人登録選手で、アンチドーピング講習会(有効期限 受講年を含む3年間)を受講済の選手

本人の動画では「わかりづらいところに小さく書いてあった」とあったが、

実際には出場資格項目の一行目一番地に書いてある。

元々この大会は「日本一を決める大会」であり、同時に「世界選手権に出場する日本代表選手選考会」でもある。

そういった大会に「外国籍」の選手が出られないことは果たして差別だろうか。

 

大会当日まで地獄の減量を行ってきて、それで当日に「やっぱ出られません」となったことに対して同情はするが、

「命を削って(本人談)」やってきたんならなんで募集要項を上から下まで穴が開くくらい読まなかったのか。

本人は日本語を話すことは堪能だが読み書きには自信がないとのことだったが、では動画で横に立って憤怒していたパートナーYoutubeスタッフは何をしていたのか。

エントリできたこ自体おかしいという意見もあるが、ほとんどの場合エントリ自体は誰でもできる。

いろんな試験や催し物で、当日前エントリで当日会場入りする時点で「必須証明書等」を提示できなくて入場できなかったケースなんでなんぼでもある。

出場費の返還がなかったのはひどいという意見もあったが、開催要項に「※一度お支払いいただいた出場費の返金はいしません。」と書いてあるし、こういうコンテスト資格試験において事前支払いの出場費や受験料の返還が行われないことはごく普通対応である

 

そして事前にパトリック氏の受付を止められなかったのかという点について。

これは非常に難しい問題だと思う。

パトリック氏はまぁ、言葉は悪いが外面だけ見ればバリバリ黒人だ。

だが、日本語はそれなりに堪能だ。Youtubeチャンネルでは基本オール日本語動画を上げている。

公認ジムで受付した際に、彼に対して「日本国籍を所持していますか」と聞くべきだっただろうか。

これってかなりきわどい判断になるのではないか

下手すれば「日本に長く住んできて日本語で受付対応もしたのに日本国籍かと聞かれたのは差別的だ」ということになりかねない(パトリック氏がそういうことをするというわけではない)。

では応募時の提出フォームに「あなた日本国籍を所持していますか」という項目を付けたすべきか?

国籍証明ができる証明書写真提示を行うべきか?

出場資格にきちんと「日本国籍を有し」と書いてあるのに、そんな項目は必要か?

出場資格すらちゃんと読めない人間がそんな項目をちゃんと読めるのか?

 

今回のJBBF批判には、元々JBBFが非常に古臭く適当運営を行っているので

例:出場費を現金普通郵便で送らせる、役員大会出場費を横領しているのが発覚し出場者に再送金させる、順位をつけ間違える、前年時点では問題なかった大会を今年になって突然出場差し止めを行う、不明点を大会運営確認したら電話罵倒される、大会会場で会長が出場者を揶揄する、大会開始が2時間押す、個人審査の提出楽曲が流れず急遽共通曲で審査を行う、などなど

それに対する鬱憤が爆発した部分があるのはもちろん理解できるし、実際JBBFは変わっていくべきだとは思うが

それと出場者個人確認ミスとそれを当日に差し止め大会対応は別問題だと思う。

今回大会運営は「出場者としては認められないが特別ステージポージングを行うことはできるがどうするか」という特別対応提案している。JBBFとは思えない柔軟な対応である

 

今回は黒人がハネられたのでちょっとした問題として取り上げられたが、

そのうちトランス女性はどうするんだ、トランス男性はどうするんだという話になりそうな気がする。

女子大会だけど女性ですか?」と出場受付時に確認する行為

果たして配慮が行き届いているのか配慮に欠けているのか、どっちなんだろうか。

2022-09-18

今期話題沸騰中のオリジナルアニメへの小さくない疑念

競技の設定・キャラ設定ストーリ構成演出楽曲

全てにおいて、それなりにそれっぽく、それなりに粗が目立つ

ふと最近目にした何かとの類似性がよぎった

そう、AIによる画像生成だ

このアニメはひょっとしてAIの手で作られたんじゃなかろうか

そう考えれば、こういうシーン入れとけば感動するやろ? みたいなシーン等は

安易手段に逃げたわけでも手抜きでもなかったのだとすっと理解が進んだ

アニメとは何なのかを1mm理解してないが、アニメっぽいものは作れるAIによってそれっぽく生成されたシーンだったのだ

もちろん現状完全にAI任せというわけにはいかないだろうから、最低限の体裁を整える人の手による修正は加えられているだろうが

この仮説が浮かんでから、すべてのとんちきさに納得がいった

この事実についていつ発表するのか、あるいは公表せずに終わるのか

公表するとしてひょっとして作中でしれっと公表してしま可能性もある

今後の展開に目が離せない

anond:20220909155931

anond:20220902224413

2022-09-15

anond:20220915084855

嵐 "How's It Going?"全楽曲MP3が欲しいんですけど揃えるにはどうしたらいいですか?

2022-09-12

anond:20220911160425

「いい作品」かは分からないけど「人にはおすすめしないけど俺は好きなアニメ」には間違いなく入るなZガンダム

逆にZガンダムを「名作だから絶対見ろ」とか他人に薦めてる奴とか、他のガンダムを叩きながら持ち上げてる奴とかは絶対信用しないわ

このアニメ説明不足だという指摘は正にその通りというか、

ジャミトフ・ハイマンが何を考えていたのか?」「終盤カミーユZガンダムで起こした超常現象は何なのか?」とかアニメ以外の媒体フォローしないとまるで理解不能なのマジでどうかしてるわ

でもはっきり言えばそんな絶対人にはおすすめしない作品だけど好きなんだよね…

元増田が挙げてる宇宙を駆ける~ゼータの発動以外も三枝成彰氏の楽曲が本当どれも最高で…Zガンダムの魅力の3~4割はあの楽曲にあると思ってる

カミーユのあのラストとか、精神的にはもう死んだも同然だし一種主人公死亡エンドと言っても過言じゃないと思ってる。小説版Zだとマジで死ぬしね。

ジェリドもジェリドで高慢で嫌な奴なんだけど、それは置いといて親友クリコン師匠ライラ恋人のマウアーも次々カミーユの手にかかっていくの歴代ライバルの中でもあん悲惨な奴居ないよな…ってなる

シャアは初代の不敵な悪人って感じが抜けて、ニュータイプ相手どころかライラブランみたいな腕の良いベテランオールドタイプにも苦戦する程度の強さになってるのがマジで前作ラスボスかよ…ってなるのが本当悲しい

百式も登場が早すぎて途中から全然活躍してなかったって思ってたのは俺以外もそうなのね…Zのシャアがパッとしなかった理由百式の性能がティターンズの新型と比べて低かったのも大いにあると思ってる

初代の後に初代の続編って事でゼータを見たら、作風が違うわブライトさんがボコボコ殴られるわ前作であんな強かったシャアがパッとしないわで、そりゃ当時機戦士ガンダムの続編を求めていた層から叩かれたのも納得でしか無かった

そういう事情を知らずに「Zガンダムは名作だから絶対見ろ」とか軽々しく言えちゃう奴は宇宙世紀信者富野信者かZ信者かそのどれでも絶対話が合わない事が分かる

ちなみに俺はZガンダム破滅したカミーユが後輩ニュータイプ達を救い最後には自分の足で走るまでカミーユ回復した所を描いてくれたという理由ZZが大好きです

甲斐甲斐しい看護が報われて良かったね、ファ…本当にお疲れ様でした

2022-09-08

ありがとうスプラトゥーン2

あと数時間スプラトゥーン3が遊べるようになる。

もうプレイすることはほぼないと思うので、引退記念にスプラトゥーン2の思い出を書き残しておこうと思う。


増田アラフォー。初代プレステセガサターン以降はあまりビデオゲームに触れない生活を送っており、初代スプラも聞き及んでいたが実際に遊ぶことはなかった。

2017年の夏、発売から少し経ったころにひょんなことからSwitchのスプラ2セットが手に入って初めてイカ世界に触れ、めちゃくちゃハマった。


「塗り」が重要革新的ゲーム性

綻びのない3次元世界

キビキビとした操作感。

かわいいイカちゃん

素材の質感まで伝わってくるギアの数々。

音楽サウンドを含む演出ブラスターチャージャーが直撃した時の「パキン!」が特に好き)。

塗ってるだけで楽しいし、勝てばうれしい負けてもおもしろい。

ネットワーク対戦のゲームFPSTPSをほぼやったことがなかった増田には何もかもマンメンミ!だった。


3が発売される2022年9月まで、遊びも遊んだり2,875時間以上。

どうしてもウデマエXになりたくて、ほかのエンタメをほぼ捨ててやり続けた。

前線でキルを取りまくるのはさすがに無理だったし、塗れるブキが好きだったので最後はヴァリアブルローラーフォイルを握った。

年齢的にももう無理かと思っていたけど、2022年5月エリアでXに上がれた。

1ルールだけでもXになれたのは本当に本当にうれしかった。近年ちょっといくらいの達成感があった。

勝率のいいステージに絞って潜り、強ポジに立って勝ちパターン押し付けるようにしたのがよかったのかも。

その後、何度も降格したけどなんとかまた這い上がれた。


間違いなく人生いちばん遊んだゲームだと思う。四十路になってこんなに夢中になれるゲーム出会えるとは思わなかった。

ヒーローモードクリア率400%、サーモンランはたつじん100で満足してしまったので後半はほんとエリアばかりだったけど。

やり続けるにつれ、ブキの射程などゲームの中の距離感が手に取るようにわかるようになり、「これって身体感覚拡張だなー」とかよく思っていた。

どのステージ現実と同じ感覚でアタマなかに空間として思い浮かべることができる。


あとオクト・エキスパンションも最高だった。各ステージアイデア難易度も、ストーリー演出も。

特にラスト。ヒメとイイダイチャイチャを見て「尊い」ってこういうことか、と理解したりもした)

クリアしてから思い入れの強いタコちゃんでずっとプレイしていた。

心のなかの3号も倒せたよ。


ブキの特性、サブスペの組み合わせ、ステージ構造、強ポジ、センプク、裏取り、ルール関与、人数不利、打開、抑え、前線

プラ2にはいろいろなことを学ばせてもらった。こんなに深く作り込まれゲームがあるのか、すごすぎると思いながらずっと遊んでいた。

CPU相手じゃなく対人かつチームバトルだから飽きずにプレイしつづけられたのかなと思う。


初代から遊んでいた人には「2は爽快感がない」とよく言われてたようだけど、eスポーツ興隆もあってより競技的なバランスに調整されていたのかなと思う。

(4人揃ってから打開、スペシャルを合わせるなどチームとしての思考が行動が要求される感じ)

音楽も初代と比較されがちだが、多少は音楽に造詣が深くないと良さががわかりにくいタイプ楽曲が多かっただけかと。


最後に改めてお礼を言いたい。

ありがとうスプラトゥーン2。

人生いちばんハマり、人生いちばんイライラするゲームだった。

イライラの原因は不甲斐ない自分、クソすぎるマッチング、打開時にひとりで突っ込んでデスする味方とか)


かすみ目や反射神経のさらなる低下などとも戦わないといけないし、ウデマエのシステムもだいぶ変わるので2ほどやり込めるかは不明だけどスプラ3も楽しみたいと思う。

今度はオールX相当を目指したい。


最後まで読んでくれてありがとう。ではバンカラ街で会おう。

Alexa楽曲再生で、目当ての楽曲がなかった時の「かわりに、◯◯に似た楽曲再生します」って封じることできないんだろうか

目当ての楽曲がなくて、似た曲が聴きたいやつなんて存在するんだろうか

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(前編)〜

僕たちのiPod

中華ポータブルオーディオがすごい。
有識者に言わせれば、それこそ「何を今さら」な話題だと思うが、2000年代日本国内で興きたポータブルオーディオブームから数えて二十数年離れていた筆者からすると今の中華ポータブルオーディオは本当にすごい。

ここでさっそく筆者の年代を挙げれば現在30代であり、青春10代を振り返れば「iPod」が登場し、日本国内で大きなシェアを持っていた「MiniDisk(MD)」が徐々に斜陽化していっていた。
筆者も例に漏れMDプレイヤー、そしていわゆるiPod代表されるMP3などを中心に扱った「シリコンオーディオプレイヤー」という遍歴を辿る。
ただ、筆者と同年代であり同時期に青春時代を過ごした者であるならば、Webメディアで語られるポータブルオーディオ歴史とは些か違った遍歴を歩んだという者も少なくないのではないか?(※HDD搭載iPodは厳密にはシリコンオーディオプレイヤーではない)

世の成人したアーリーアダプターたち(主にAppleコミュニティの人たち)がiPod熱狂するそのとき日本青春時代を過ごした我々が熱狂したのは「Playstation Portable(PSP)」だったのだ。

しかしたら年代10前後離れているだけで当時のPSPの勢いを肌で感じることは難しかたかも知れない。
一部の成人ゲーマーなどは「モンスターハンターポータブル」あたりでPSPを頻繁に持ち出していた可能性はあるが、実はそのとき学生世代の間ではPSPiPodと肩を並べ、用途によってはiPod凌駕するポータブルデジタルメディアプレイヤーとして運用がなされていたと聞くと驚く人も居るかも知れない。

何せ「当時のPSPゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生存在した」くらいなのだ
これは当時のiPodでは起き得ないことであり、陰鬱としたオタクというイメージ現在オタクイメージへ転換していく過渡期の中でPSPは少なからず影響を与えたハードウェアとして記録していく必要があるように思う。

ニコニコ動画PSP

筆者と同世代オタクであれば「2ちゃんねるニュー速VIPブームを経て、YoutubeからBANや動画違法アップロード祭りなど古今東西どう考えてもアウトな「ニコニコ動画」のローンチなどを経験したと思うが、怒られ叱られ叩かれ裁かれ逮捕者を出しながらも独自と言って良い文化形成できた。
当時の動画違法アップロードで一番の被害者であった角川書店ドワンゴが今では同じ会社になるとは時代の変化とは恐ろしいものだ。

そういった独自文化の中心にあったのは「東方」「アイマス」「ボカロ」のいわゆる「ニコニコ三大ジャンル」ではあるが、それらとほぼ同時期に萌芽するのが「歌ってみた」「踊ってみたである
そして歌ってみた踊ってみた興隆を後押しするのが「涼宮ハルヒの憂鬱」であり「ハレ晴レユカイなのだ

先に挙げたPSPが当時の若い世代に支持された理由MP3のほか、大画面でMP4動画再生できたからで、しかPSP動画プレイヤー機能コマ戻しコマ送りが物理ボタン可能だったこともあり、特に踊ってみたジャンル練習するためのハードウェアとして選択された。
更にPSPには別売のRCA(赤白黄)変換ケーブルによってPSPの画面をTVなどのディスプレイモニターへ出力することも可能で、アニソン電波ソングボカロソングゲームソング同人ソングなどの配信が乏しかったカラオケ店へPSPを持ち込んでカラオケ機材へPSP接続カラオケ配信楽曲以外を歌うという手法が現れた。
これへ呼応するように登場したのが勝手字幕を付けてカラオケ動画とする「ニコカラ」だ。
特にアニソンゲームソングでは無許可版権素材を活用した高クオリティで手のこんだニコカラ動画存在しており、JOYSOUNDがその需要に気付くまで人気を博していた。

稀に「なぜあんなにPSPが売れているのかわからない。モンハンだけじゃ説明付かない」というガジェット好きが居るが、ニコニコ動画を中心としたサブカルという背景があり前述したように「当時のPSPゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生存在した」ほど売れていたのだ。
PSPは当時のSONY夢想したマルチメディア戦略の中でほんの一部界隈(ほぼサブカル界隈)でだけ成功を収めていた事実は周知されておくべきだろう(UMDPSP Goとかで失敗してるけど)。
そしてその需要iPod Touch、iPhoneが奪っていくというのは知られたとおりだ。

憧れのバランスドアーマチュア

多くの人々が音を聴くようになれば良い音質で聴きたいという需要が生まれるのは必然
iPod登場当初その付属イヤホン品質の低さが取り沙汰され、MD Walkman派やアジア系ポータブルオーディオプレイヤーから揶揄されるたびApple信者が「あのイヤホンは音が鳴るか確認するためのオマケ欧米ではそれが普通付属品にまでケチ付けるのは日本人だけ」などと言い訳擁護していたらAppleが競合他社と同等品質まで付属イヤホン品質を引き上げるというお家芸梯子外しがあったこともあり、その煽り合いが起きた前後で音の良いイヤホンへ注目が集まり始めた。

最初期に評価されたのはバランスドアーマチュア(BA)型ドライバー本家本元であるEtymotic Researchからリリースされていた「ER-4」だった。
BAドライバーは従来のダイナミック型ドライバー(DD)と比較して小型軽量に製造することが可能で、音を発生させる振動板の質量も小さかったため慣性の法則的に非常に反応が良く、iPod付属イヤホンの低品質さも相まって高い評価を受けることになる。

続いて注目されたのがマイクで有名なShureの「E5c」だ。
こちらもBAドライバーを何と2基も搭載したリッチモデルで、BAドライバーはその構造上音域が狭くなりがちなのを高音域〜中音域用と中音域〜低音域用に2基とすることで欠点カバーした製品だった。
更にER-4は現在主流の耳栓型イヤーチップとは形状が違う長めのイヤーチップ採用していたこともあり装着者を選ぶ傾向にあったが、E5cはSONYが売り出して大流行を果たす現在主流の形のイヤーチップ採用しており広い範囲の装着者をカバーできた。

しかしこれら評価の高いイヤホン学生の懐には大変厳しいという問題があった。
ER-4は約4万円、E5cに至っては約6万円でとてもとても学生には手が出ない高級品であり、着メロの打ち込みから端を発したDTM小僧だった筆者はなけなしのお年玉をはたいて有名ミュージシャンレコーディングでよく装着しているヘッドホンSONYの「MDR-CD900ST」を約2万円で購入し愛用していた(ちなみにこのMDR-CD900STは修理しながら今でも現役)。

しかし流石にいつでもどこでもMDR-CD900STを常用というのは辛くあり、当時評価の高かったSONYイヤホンMDR-EX90SL」を常用するようになる。価格は約1万円。
しかMDR-EX90SLはBA型ではなく従来どおりのDD型、無論MDR-EX90SLには評価されるだけの音質があり十分に満足していたのだが、BAイヤホンへの想いは募るばかりであった。

中華イヤホンに驚く

それから二十数年、社会人としてもそこそこ経験を積み、ちょっと頑張ればBAイヤホンも買えるようになりBAイヤホンをいくつか購入した後にポータブルオーディオから距離を置いていたが、何故かふと近年話題中華ポータブルオーディオへ興味を持った。
調べてみると本当にすごい。技術進歩大量生産により当時憧れだったBAイヤホンが当時のMDR-EX90SLと同等価格どころか下回る価格販売されているではないか
これはもう実際に入手して試してみる他ないとさっそく動いた。

KZ AS16 Pro

最初に入手したのがKZの「AS16 Pro」で、これは以前に「AS16」というイヤホンがありブラッシュアップして登場した製品価格は約1万円。

AS16 Proはこの記事を懐かしく読んでいて今まで中華ポータブルオーディオへ触れてこなかった読者は驚くはずだ。
なにせAS16 ProはBAドライバーを搭載しているが、その搭載数は片側8基、LR両側で合計16基というとんでもない搭載数を誇っている。
これが約1万円で買えるのが中華ポータブルオーディオ世界

その音の傾向はBAドライバーのみを多連装しているだけあり全音域がハイレスポンス、機敏に発声無駄な余韻なく消音する。音と音がよく分離しており違いをはっきりと聴き分けることができる。
低音域と高音域が少々強調された弱ドンシャリ型のチューニングがなされていて現代イヤホンでは派手な鳴りが好まれる傾向にありAS16 Proも例に漏れず弱ドンシャリの派手な鳴りだ。
ハイレスポンスで音の分離感が良いと言っても音楽制作用のMDR-CD900STのような分析的な鳴りではない元気でエネルギッシュ、タイトサウンドの多い電子音楽を聴きたくなる鳴りだ。

ただ逆に言えばレスポンスの良さは空間表現の苦手さにも繋がっており、MDR-CD900STでは継続する余韻がブツ切りするかのように消えてしまうことがあるのは気になった。
ホール残響感も音楽の一部と捉えるようなオーケストラなどは少々苦手な音楽ジャンルと言って良いだろう。

本当に鳴りがハイレスポンスタイトなので筆者はボカロソングが多数収録されるリズムゲームプロジェクトセカイ」や、電子音楽も多数収録される定番の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」、なぜサ終してしまうのか「東方ダンマクカグラ」をプレイし、思った通りリズム隊がよく聴こえる事を確認
現代ポピュラー音楽リスニングに、リズムゲーム用のイヤホンとしてAS16 Proは非常にオススメだ。

TRN VX Pro

ハイレスポンスBAドライバーだが欠点がないわけではない。
その構造上の制約でBAドライバー単体ごとの音域が狭くなりがちで結果としてBAドライバー複数基を多連装することで欠点カバーしているのだが、音というものは低音域ほど大きく空気を動かす必要がある。
小型軽量のBAドライバーは小型軽量であるが故に低音域になればなるほど鳴らすのが苦手という制約を持っており、非常にタイトな低音域を持つが深く沈むような表現が不得意なのだ

それをAS16 ProとMDR-CD900STの比較でしっかりと認識した筆者が次に手に入れたのがTRNの「VX Pro」だ。
AS16 Proと同様に片側8基、LR両側計16基のBA型を多連装しつつ、従来のDD型を片側1基、両側2基を搭載する、全ドライバー18基ハイブリッド多連装という化物スペックイヤホンである
このスペックでVX Proも価格は約1万円。とんでもない価格破壊。

VX Proは高音域から中音域にかけてまで非常にハイレスポンスでありながら、低音域を担当するDD型のお陰で低音が発音する際に大きく空気を動かせてAS16 Proと比較して低音域がよく沈む。
耳が従来のDD型に慣れているというのもあるだろうが、この低音域の感覚は非常に好ましく、万人へAS16 Proとどちらをオススメするか?と言われると筆者はVX Proを推す。
AS16 Proのハキハキとしたタイトな低音域を好む人も少なくはないだろうが、迫力ある豊かな低音域のほうが万人に好まれる傾向があるのは確かだ。

VX Proも現代イヤホンらしく鳴りは派手、高音域と低音域が少々強調された音楽的な弱ドンシャリ型のチューニング
キラキラと分離感のある高音域と、しっかりと空間を感じられる低音域はあらゆる現代ポピュラー音楽を聴きたい衝動に駆られる。
昔話も絡めて話しているのだからココは様々な楽器音が飛び交って音域も広い「ALI PROJECT」はどうだろうか?もちろん最初再生するのは「禁じられた遊び」「聖少女領域」だ。

音楽制作ミキシング経験がある者ならばわかるだろうが、別々の楽器であっても担当音域が被ると両方とも目立ちにくくなってしまうことがある。
例えばそれが現代ポピュラー音楽では重要ボーカルと、そのボーカルを支えるバックで流れる楽器の音域が被るとボーカルも聴こえにくくなってしまう。ミュージシャンはそれを経験則的に知っているのでミキシングの時点でイコライジングして聴感上のバランスを取る。
それと同様にミュージシャンが例えイコライジングしていても音域の分離感が悪いイヤホンだと各々の大事な要素が被ってしまい聴こえにくくなるのだが、VX Proはそれがほとんど無い。
ボーカルボーカルブラスブラスストリングスストリングスとしっかりと"書き分け"ており、オーケストラサウンドフューチャーしたプログレッシブロックALI PROJECTが誇るバックバンドを聴かせつつ、宝野アリカ表現力のあるボーカルを損なうことがない。
特にDD型によるベースラインの深さは特筆に値する。底がしっかりしているおかげでALI PROJECT全体の音楽世界観が明確になる。単に目立つ派手な高音域ばかり推せば良いわけではないのだ。低音域の支えによる相対的コントラストが輝くような高音域を演出するのだとVX Proは教えてくれる。

欠点がないわけでない。
やはりDD型の宿命か、タイトさが求められたときフルBA構成であるAS16 Proの歯切れの良さが勝る。まさに得手不得手の問題だ。

KZ ZAS / CCA CA16 Pro

同時に2つ紹介しているのはKZの「ZAS」とCCAの「CA16 Pro」はハウジング筐体デザインが違うだけの姉妹製品から。CCAはKZのサブブランドのような立ち位置であるらしい。
実際に購入する場合ハウジング筐体デザインの違いや販売価格吟味して購入すると良いだろう。
ちなみに1万円以下8千円前後くらいの価格の安さも魅力だ。

筆者が購入したのはKZのZAS。
箱出しで早速聴いてみたが何と音がスッカスカ。事前のレビュー調査では低音域が非常に豊かであると触れ込みだったのだが・・・
実はZASには罠がありZASの性能を十分に発揮するには付属のイヤーチップが低品質過ぎる。これも多くのレビューで触れられているので筆者も先人の導きによって神奈川県所在株式会社Final販売しているイヤーチップ「TYPE E オールサイズ」を別途購入した。
ZASの優れたコストパフォーマンスサードパーティイヤーチップを別途購入することで少々損なわれるのは口惜しいが、自身に合ったイヤーチップサイズ感を調べるきっかけにはなったので良しとする。

Final TYPE Eイヤーチップへ交換し再度ZASで聴いてみると派手を通り越した大げさと言って良いチューニングだ!事前のレビューで読んだ通り低音域は前へ出ており深く深く沈んでいく。
ZASのドライバー構成BA型が片側7基でLR両側計14基、DD型が片側1基でLR両側計2基、合わせて16基ハイブリッド多連装構成で当然ながら低音域はDD型が担当し、BA型が高音域〜中音域を担当するという仕様だ。

前述した通り、もう本当に低音域がすごい。
試しにTVアニメアイドルマスター XENOGLOSSIA」のオープニング曲微熱S.O.S!!」を聴いてみる。
冒頭一発目から入る超重低音が特徴で、曲中もキックベースが非常に目立つのだがZASで聴くともうブルンブルンだ。
BA型よりも大きく重いDD型の振動板がこれでもかと震えているのが感じられ、そのせいで耳たぶも一緒に振動してるんじゃないか錯覚してしまいそうになる。これは笑うしか無い!
続いてはアニメ魔法先生ネギま!からオープニング曲ハッピー☆マテリアル」だ。
冒頭のバスキック三連打が気持ちよく、そして低音域だけど思われがちなZASだが14基のBA型がタイトにハキハキと高音域〜中音域を発音し、豊かな低音域を更に深めてくれるように感じた。ZASは低音マニアへ是非とも奨めたくなる非常に面白いチューニングになっている。

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(後編)〜へ続く】

2022-09-05

ONE PIECE FILM RED感想

なんかシナリオ夢小説だってのばっかり言われてるけど、そもそもシナリオ自体の作りもかなりまずくないか

いきなりウタのライブを見にきてバーベキューしてる、いかにも日本フェス()満喫してますみたいな麦わら海賊団のシーンから始まるんだけど、なんでグランドライン進んでたはずのルフィがあの場所にいるのかも説明がないし、いきなり全員が知っていてファンだってことにされるのが意味不明

いや、なんでああい場所いるかってのがそもそも伏線になってるでしょ?って言いたい人がいるのもわかるよ。でも表現稚拙すぎてそう機能してないんだわ。

あと、あのバーベキューシーンを書きたかったんだろうね。「こんな特等席で見れるなんて」みたいなセリフが出てくるんだけど、ルフィたちがいるのはステージ前に謎にある離れ小島だよ?ほかの観客はみんなその小島ステージを取り囲むように配置されてるの。なにその晒し台。しかも一応指名手配犯だろ。マジでどうなってるんだ。ファンみんな海賊嫌いって設定なんだから、秒で気づかれるだろこんなの。

あと、ビッグマム生きてるのなんで?時系列意味不明すぎるんだけど。

まあ、原作準拠してないって話はパラレルワールドからいいよってことにしよう。そういうアニメ映画結構あるしね。


あと、ライブシーンな。

まず、最初の「新時代」を歌うライブシーンと思われるシーンなんだけど、マジで最悪。

ライブというからには演者は観客の方に向かってないといけないけど、この映画では四六時中カメラに向かって歌う。それはライブじゃなくてPVなんだわ。舞台で歌ってるシーン自体もかなり少ないし、ウタの能力のせいもあって、本当にワンピースキャラソンPVって感じなんだけど、ライブシーンって銘打っていて、キャラクターライブアクトを見せますよ!みたいな映画なのに肝心の歌唱シーンがこれって酷くない?とりあえず監督アイカツプリパラを1億回ぐらいみて、タツノコプロトイレウンコでも食ってろって感じ。

そのあとに「私は最高」って歌で「あーここはディズニーヒロインっぽいのやりたいのね」ってのもわかるんだけど、ああいうのはストーリー上でのキャラクター描写とそれに沿った作詞あってこそであって、Adoから上がってきた楽曲に宛書でコンテ書いてるようなメインストリー全然整合性の取れてない歌唱シーンぶち込まれても、一切感情移入できないのね。

それ以降の歌唱シーンも全部本編の間にある異物て感じ。なんか、ワンピースアニメYoutubeで見てたら、合間合間にAdoの曲の広告まれる感じみたいな映画なんよ。


もう見てる間中ずっとクソクソクソって心の中で思ってたし、人生で初めて映画中退席しようと思ったわ。

後半歌のシーンが減ってきたら嫌悪感も薄れてきて反笑いで夢小説的なシナリオを眺めてたんだけど、シナリオ抜きでも相当ひどい映画だったと思うよ。


追記コメントで「逆張り」って言うけどさ、根拠なく批判してるわけじゃない分からないの?売れてても売れてなくても知らねーよ。見に行った映画がクソだったから書いただけだろ。

「何に対しても反論してそう」って言うけど、批判意見根拠のないレッテル貼ってること自体が「何に対しても反論してそう」って感じなんだけど。ブーメランじゃないの?

というか、具体的な反論もないし、お前らもあれがクソだってことは薄々気づいてるんじゃないの?

2022-09-02

おうた歌うVtuberさんの勢力

anond:20220902101026

やっぱり神椿プロジェクト(花譜等)が圧倒的に抜けてる感じがある。武道館ライブもしたし文句ないんじゃないかな。

Vだけじゃなくて作曲から演出まで気合の入り方が尋常じゃないグループ

それ以外はにじさんじやホロライブ歌ってみたに負けてしまうくらいの規模感だけど、

箱ならRIOT MUSIC(道明寺ここあ)、Re:AcT(花鋏キョウ)、VALIS

個人企業のVだと星街すいせい、AZKi 、燦鳥ノム、MaiR、天神子兎音、ヒメヒナ周防パトラ、花奏かのん富士 葵、HACHI、BOOGEY VOXX、KMNZ、somunia、yaca、ぼっちぼろまる、VESPERBELL、MonsterZ MATE、エルセとさめのぽき、memex

引退済みだとアメノセイ、ココツキ(3人→1人)、波羅ノ鬼

有名なVは大体オリ曲持ってるから分類が難しいけど歌メインで自分が耳にしたのはこれくらい。

個人だと規模は小さくても何年も活動している人がかなりいて、それがかなり良い。

そういう個人勢的な人たちを中心としたフェス楽曲リレー?も時々行われていて、

直近だと花奏かのん主催のVおうちフェス(今年のアーカイブなし、去年のアーカイブは残ってる)とか

https://youtu.be/nkJZHj7pD0M

毎年AZKi主催音楽を止めるな(三日間ノンストップ配信)とかが良かったのでぜひ。

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