はてなキーワード: 着メロとは
納得できないのではない、納得してやらんのだ。
北海道の人口100人にも満たない集落にある漁師の家に生まれ、将来は家を継いで世間知らずであり現金収入は少ないが食うのに困らない一生を過ごす。
そんな選択が俺にはあった。
だけれど、そんな人生に納得できなかった俺は中学卒業と共に実家を飛び出した。
小学校は同級生3人、自転車で2時間先にある中学校は何とか1学年2クラスを作れるという少子高齢が進む地域。
中学では腕っぷしの強くヤンチャな生徒、つまりは不良が幅を効かせているような文化圏、はてブで都会住みの連中がイメージするステレオタイプなド田舎と言って良い。
その当時の大人の世界では義務教育でパソコンを習わせたほうが良いという機運が高まり、各校へパソコンが配備されるようになってきた時代。
しかしながらド田舎の公立高校でそのような先進的な機械が活用されることはなく、暇を持て余したガキだった俺のオモチャへとなるのがせいぜいだった。
田舎には田舎のルールがある。
それは例えば「中学では後輩は先輩に喧嘩で勝ってはいけない」というのもルールの1つだが、クソ真面目にも早朝から起きて実家の漁を手伝い、授業が終われば部活動の野球へ日々精を出していた俺の身体能力は、年上であっても体育の授業をサボるような不良連中より劣っているわけもなかった。
ド田舎の古い価値観を持った父親のありがたい教育方針であった「男がナメられるんじゃねぇ」のもと、先輩たちが売ってきた喧嘩を買いまくり、不良の先輩たちを不登校へ追いやってしまった結果、晴れて俺は学校中からハブられ中学野球の試合にも出られなくなってしまった(野球部には所属してて毎日練習はしていた。先輩たちは卒業まで学校に来なかったが)。
ハブられてしまったため日々暇な時間を過ごすようになった俺が出会ったのが図書室の本と、前述したパソコンだった。
最初はプリインストールされていたソフトで遊んでいるだけだったが、教員も書類はワープロ専用機で作る時代だったのでパソコンの知識がなく管理がザルで、俺はそのパソコンがパソコン通信とインターネットへ接続できることに気が付いてしまった。
Yahooからリンクサイトを経由し、電子掲示板という存在を知った俺は日々電子掲示板サイトへアクセスし、誰とは知らない人たちと会話をして時間を潰した。
話題には事欠かなかったし、専門性の高い話題が出ると「ちょっと待ってね。ここ図書室なんだ」と言ってソレ関連の本を引っ張り出して、パソコンの先に居るお兄さんなのかお姉さんなのか知らないが、興味深い話を日々聴くことが出来た。
「増田クン、これからはPerlの時代だよ」
「いやボク最近やっと思い通りBASIC書けるようになってCの勉強中なんですけど」
「もちろんCは大事だよマイコンに使えるし。でもさサービスを提供するならPerlが向く。DoCoMoのiモードだって裏ではPerlだよ」
「ボクの住んでるとこピッチ圏外ばっかり、田舎だもん」
「iモードはピッチじゃないよ周波帯が違う」
特にコンピュータ関連の話は面白かった。
ゲームは自作できると教えて貰い、プログラミングを始めるようになり、BASICやC、Perl、PHP、Javaをよく触るようになった。
図書室が我が王国のようになり、問題児が図書室に籠もっていてくれているし、図書室通いの結果からか試験の成績も悪くないどころかトップクラスであり教員たちもずっと放置してくれた。
そんな生活の中で知れたのは学区に依存しない高校の存在だった。
寮もしくはアパートなどで一人暮らしをしつつ通える高校が世の中には存在することを知ったのだ。
これだと直感的に思った俺は親父へ直談判することにした。
俺の故郷に未来はないと薄々勘付いていて、正直なところ青二才だったため「じゃあ俺がいい大学入って故郷へ錦を飾れば良いじゃん」と出稼ぎ感覚でいた。
親父は俺の話を無言で最後まで聞いていた。
今思えば何をアホなこと話してるんだと思ったが、一応は国立高校だったため学費はそこまで高くなく、何だかんだで小さな頃から家業を手伝っていた俺がバイトしながら高校へ通うことに関しては古い価値観の「苦労は買ってでもしろ」的な面から了承されたのかなと思う。
おそらく一番困らせたのは高校入学祝いに当時の最新パソコンと引越し先でインターネット回線を引く費用を求めたことくらいだったのではないかと思う。
右も左もわからない状況から一人暮らしを始め、訛りのひどさにクラスでイジられ、バイト先に勤めている大学生の兄ちゃんたちに世話してもらいながらも毎日新しい体験をして過ごした。
世の中は広く世間の移り変わりは早い。着メロは和音が鳴るしディスプレイはカラー。携帯電話の電波は田舎にまで届く。
甲子園を目指したが強豪校はやっぱり強く負けてしまい、人生で初めて望んだ結果が得られないことを経験した。
しかしそれでも俺は何となくコレは真理なんじゃないかと思い始めていた。
そして国立大学へ合格したことを期にコレは真理だと確信したんだ。
今の俺は別に故郷へ錦を飾れたわけでない。
しかし俺は不良が風を肩で切るようなド田舎出身で脳筋な漁師の子だ。根本は変わってないと思っている。
それが今やG社に勤めているって言うんだから人一倍の努力は裏切らねぇなと。
自分が持ってないものが欲しいならば努力するしか方法がない。
学歴が欲しいならば年収が欲しいならば地位が欲しいならば努力するしかないんだよ。
誰もお前のために人生なんかかけてくれない。
お前の人生にかけてくれるのはお前自身しか居ないんだよ。
やっほー 元増田だよ!
確かにソフトウェアは00年代(てか90年代)からアメリカが多かったね。
僕もADOBE、MAYA、3DSMaxあたりはお世話になったよ。
ただエンタメだとMixi(日)はまだ残ってて、Mobage(日)でゲームや出会いがおこなわれてて、その他国産の出会い系サービスが沢山あって、
iMode月額サービス系がアホかってくらい超絶儲かってて、着メロもあったりして、ニコニコ動画がぐっと来てた。
Twitterは2011年以前はギークのものだったし、CGソフトはサブスクがなく職人しか買わないし、YouTubeはニコニコに負けるレベルだったよね。
今よりもずっと、特殊な職業じゃなきゃ使うサービスじゃなかったんだよなぁ。2019年の今とはまるで違うと思ってるよ。
学業成績優秀で新卒として大企業に入社するような人は性格が従順すぎて勢いのある仕事ができない傾向は確かに感じるけど、重要なのは実力とモチベーションであって、「社会人としては完全にアレ」である必要はまったくないよ。特に最近のゲームやITはもう馬鹿でも仕事ができる規模ではないので、生き残って成功している人には社会人としてもしっかりしている人の方が圧倒的に多いし。
ドワンゴの場合問題なのは、「社会人としては完全にアレ」な上に、実力もない人間を大量に雇ってしまったことでしょう。10年近くも居たのに一番の実績がメインターゲットではないマイナーデバイスのサポートとか、オープンソースプロダクトのセットアップ&運用とかだよ?正直新卒か学生のレベルだよね(実際mstdn.jpを起ち上げたnullkalは学生だったし)。
https://meg-nakagami.hatenadiary.org/entry/2019/10/31/202455
https://gist.github.com/masarakki/510f77fa1e0cd602241b577f212f8bc5
川上量生元会長にはたぶん、実力はあるけど性格の激しすぎる清水亮みたいな人間を雇って上手くいったという成功体験があったんだと思う。そこで、実力を見極めた上で性格に多少難があっても目をつぶるという方向へ行けばよかったんだけど、実力を見極めるのには手間がかかるし、着メロやニコニコで儲かっていたし、表情やしゃべり方なんかにも現れがちでわかりやすい性格のおかしさを過剰評価する方向へ安易に進んでしまったんだろう。
結果として性格がおかしい上に実力もない人間がのさばって組織が停滞するに至るんだけど、これってバブル期に安易に人を採りまくってあとで困るっていうありがちなパターンだよね。教科書に載ってる平成バブルだけじゃなく、ITバブルやWebバブル、アプリバブルなんかでも繰り返されてきた。そういう形で停滞してしまった組織に実力とモチベーションのある人間は寄り付かないか入ってもすぐに辞める(そういえば上記のnullkal氏もドワンゴに入ったけどすぐ辞めてたね)ので、うっかり入社してしまった優秀だけど従順すぎる下の世代が人生をすり潰されるというのもありがちなパターン。
結局のところ、ドワンゴの一連の騒動は、退職バブル組と現職氷河期組の闘争に見えるんだよね。だから、就職氷河期世代の自分としては、どちらかとしては現職組の方を応援したいかな。ニコニコがなんとかなるにしてもならないにしても、これからも引き続き関わってゆくのは現職組の方だし。性格がおかしい上に実力もない人間が順当にクビになっているようなので、思ったよりも早い時期に再生しそうな気もするし。
偉そうなことを言いながら着メロで当てた金で20年近くに渡って放蕩の限りを尽くしたのに、結局たいした結果を出せなかった中高年だよね?
それが会社が傾きだしたとたんにトンズラこいて、後ろ足で砂をかけるような退職エントリを公開するとか印象悪すぎなんですが?あー、調子の良いときだけすり寄って上手いことやったろうってタイプなのねー。エンジニア(笑)。
ドワンゴが好調な頃のゆるゆる選考で採用された人たちだから能力的にも怪しいもんだし、転職先もよくそんなのを雇うよな。まぁ選考は退職エントリが公開される前だったんだろうけど、転職先の若手のモチベーションに影響しそう。
https://gist.github.com/masarakki/510f77fa1e0cd602241b577f212f8bc5
https://anond.hatelabo.jp/20190701083530
https://meso.github.io/post/farewell-dwango/
http://kmizu.hatenablog.com/entry/2019/06/28/223313
着メロで当てた金で20年近くに渡って放蕩の限りを尽くしたのは確かに川上や夏野だけど、その結果として元社員らが厚遇を受けていたのは確かだし、ニコニコ動画リリース後に入社したとすれば結果を出せていないという意味ではもっと悪いよね。あと、35~40歳はもう中年だぞ!
いや、嫌みじゃなくほんとにそう思う。
カラオケ作ったり、今や懐かしい着メロ16和音作ったりしてきて
なんだかんだ何とか安定してメシ食えるほどになれた。
仕事にするほど音楽好きなのでもちろん昔はライブに行ったりフェス行ったり
結婚して子供が生まれてもこんなことずっとしてたいなーと思ってた。
が、30代後半からその熱意がするすると落ちていき、
若い頃の夢を叶えたはずだが、単なる音楽を生業にしてる普通のおっさんになってしまった。
頻繁に行ってたライブも1アーティスト1回行けば十分になった。
行ったら行ったで楽しいけど、なんか消費してる気分。
新しい趣味もなんぼか試して楽しんでるけど、全部人生捧げるほどじゃない。
あんまり深く考えてなかったけど「趣味大事にしたいから子供いらんわ」
言ってたら今どんな闇に沈んでたかと思う。
んで、話を戻して、歳食って趣味だけに人生捧げてる人ほんますごい。
だって自分だけで楽しんで自分だけで立って生活してるんだもの。
もちろんこんなこと友達には言えないのでここにかき捨て