延々とモヤモヤした状態が続いており、何とか言語化をして心を落ち着けるために筆を執った。
これを目にして気を悪くする人も多いと思うが、共感してくれる人も少なくないはずである。オタクの戯言をインターネットの海に投げ放つことを許してほしい。
2~3ヶ月ほど前から、YouTubeにて主に個人勢のバーチャルライバー(以下Vと略)による『ミリシタ』のゲーム実況配信が急激に増加した。
ブームの火付け役となったのは、ミリシタ運営側が5周年に合わせ宣伝活動の一環として打診した、いわゆる『案件配信』を受けて下さった大手V事務所のライバー達であろう。多くのVファン達がミリシタの存在を知ると共に、ミリP側も「画面の中のかわいい女の子が、我々と同じようにアイドル達を愛でている」という光景に微笑ましさを感じ、「ミリシタの実況配信って面白いんだ」と思い知らされたはずである。
しかし、彼女達が『ミリシタ』をプレイしてくれたのはあくまでバンダイナムコが案件を投げたからで、完全なる『お仕事』なのである。そもそも、リズムゲームの配信というのは楽曲が著作権に引っかかり、発生する広告収益が全て音楽レーベル(ミリシタであればLantisやコロムビア)に持っていかれてしまうため、職業Vが案件なしに実況を行うことにはディスアドしかない。この案件がきっかけで「もっとVのミリシタ配信が見たい!」と思ったP達は、そのあまりの供給の少なさから路頭に迷った事だろう。
しかし、ここで発生した需要に応えてくれたのが趣味で配信活動を行っている個人Vである。多くは5周年からの新規勢・復帰勢で、何故ミリシタ配信を始めたのか、これまでのアイマス遍歴などはそれぞれ異なるものの、皆一様にMVのダンスのクオリティに驚いたりトンチキなコミュにツッコミを入れたりしながら楽しそうにプレイしてくれている。
そして、砂漠に現れたオアシスには、当然飢え渇いた民が雪崩の如く押し寄せる。それまで同時接続数1ケタほどで地道に活動を続けていたとある方は、ミリシタを配信した瞬間に突如現れた大量の視聴者や爆速で流れるコメントに驚く様子なども見せてくれた。「ミリシタをやればたくさんの人が見に来る」と感じたからなのか、ほとんどの方がそのまま継続してプレイして下さり、またその様子を見た他のVも同様にミリシタ配信を初め、そこにも巡回勢のミリPが押し寄せて……という好循環が生まれ、今ではVのミリシタ配信同士がバッティングし二窓or片方アーカイブ視聴という事態も珍しくなくなってきた。世はまさに大ミリシタ実況配信時代と言えるだろう。
しかし、ブームが始まる前から細々とミリシタを配信してくれていた個人を追い続け、前述したVの配信も片っ端から見ている人間として、最近の盛り上がりの中でどうしても許せないと感じることが一つだけある。それは
ということである。
キツい。いやーキツい。本当にキツい。Vの方の反応を眺めるのは楽しいのにコメント欄のせいで見る気が失せて途中でそっ閉じしてしまうミリシタ配信のなんと多い事か。
ミリオンライブに限らずアイマス全体に言えることだが、Pという生き物は所謂「教えたがり」の連中が多い。それ自体は別に悪い事ではないと思うのだが、「知って欲しい」という感情が暴走してミリシタ始めたての新人であるVの方に対して与える情報としては明らかに不適切と感じるコメントを書き連ねる人間がどの配信に行っても散見されて正直不快である。
では「具体的にどのようなコメントがキツいのか」という話だが、これは大きく3つに分けられる。
ミリシタ配信に限らず多くの視聴者が集まる配信でよく見られる、ネタバレがダメだと頭では分かっていても書きたくなってしまいがちなやつである。
コミュが始まる前に「次のコミュはヤバいので涙腺注意」と言ってみたり、花ざかりWeekendのラスサビやオペラセリアの求婚シーンなどの直前で「さあ来るぞ」と言ってみたり……本人はネタバレのつもりで書いているわけではないだろうが、何も知らないV側からすると「あ、この先なんかあるんだな」と分かってしまうことになるため、リアクションの新鮮味が薄れる。初見の感想を吸いに来ている他のPからしても興醒めな事この上ない。何かすごい事が待っているのを知っていても黙って見守るのが筋というものである。
キャラクターの年齢や身長などの設定からゲームの細かい仕様に至るまで、とにかく知ったかぶりで適当言う奴が多い。知らない事・間違って覚えている事自体が悪いとは思わないが、人に伝えるのは自信を持って確実だと言える情報だけにした方が無難である。その誤ったコメントと、それを訂正する他のP達のコメントバトルのせいで「へぇ~○○なんだ!え、違う?本当は××なんだ…そうなんだ…」ってなった時の空気の悪さや配信のテンポの損ない方は尋常ではない。頼むからちゃんと調べた上でコメント打ってくれ。
あえて最後の項目に回したが、これが一番多いし一番腹立つ。
「○○の中の人の△△さんは……」「この曲はこの間のリアルライブで□□さんが……」などなど。お前が声優さん好きなのは分かる。俺も好きだ。しかし、Vの方が今やっているのは『ミリシタ』というゲームの実況プレイである。そこにいるのはキャラクターで、声優さんが画面に出ているわけではない。ミリシタを始めたばかりの新人からすれば、アイドル達と対話をしている最中に突然顔も見た事がない3次元の人間の情報を伝えられてもポカンとする他ないだろう。
こうしたコメントを見るたび、お前は声優さんしか好きじゃないんか?キャラクターやゲームへの愛はないんか?その程度の熱量なんだったら今こうして真摯にアイドルと向き合ってくれてるVの方の足下にも及ばんぞ。という怒りで視聴している機器を破壊しそうになる。もっとミリシタを愛せよ声豚。それが出来ないならコメントするな。
語気が強くなってしまったが、それだけ耐えかねているという事だと理解して頂きたい。折角の楽しい配信がお前等のせいで台無しになっている。
嫌なら自衛すればいいのでは?と思う方もいるだろうが、書く奴を逐一ブロックしたりコメント欄を閉じたりしても、多くのVさんは画面にコメントを出しているのでどうしても目に入ってしまう。剰え、普段コメントがそれほど多くなく捌き慣れていなさそうな方は(コメントをくれること自体が嬉しいからなのか)そうしたカスみたいなコメントを一つ一つ丁寧に拾ってしまったりもする。こうなると最早コメントを避けて配信だけを見る事は不可能である。本当に悔しい。
匿名で投稿する卑怯な手を使っておいて恐縮だが、これを読んで共感してもらえる方には是非この記事を拡散して頂きたい。馬鹿はそもそもこの手の記事を読まないと思うのですぐに浄化されるなどとは思っていないが、この一オタクの吐露をきっかけに質の悪いコメントを書く人間が一人でも減って私の好きな配信が見やすくなってくれれば本望である。
まあ癖の強いコメントとか厄介オタクのコメントとか嘘コメントにはVTuber側も慣れてるので
委員長をきっかけにVTuberの中で流行りまくってたシャニマスの配信はどういう気持ちで見てたんだよ
三番目についてはへたするとV自身が声豚だったりするパターンもシャニマス流行の時はあったなあ……
サイスタでも似たようなことがあったわ 案件だけど楽しく遊んでくれてたら良いなと思って見に行ったらコメント欄で内輪ネタ言いまくるし何も質問してないのにこうした方がいいよ!...