2022-09-08

ありがとうスプラトゥーン2

あと数時間スプラトゥーン3が遊べるようになる。

もうプレイすることはほぼないと思うので、引退記念にスプラトゥーン2の思い出を書き残しておこうと思う。


増田アラフォー。初代プレステセガサターン以降はあまりビデオゲームに触れない生活を送っており、初代スプラも聞き及んでいたが実際に遊ぶことはなかった。

2017年の夏、発売から少し経ったころにひょんなことからSwitchのスプラ2セットが手に入って初めてイカ世界に触れ、めちゃくちゃハマった。


「塗り」が重要革新的ゲーム性

綻びのない3次元世界

キビキビとした操作感。

かわいいイカちゃん

素材の質感まで伝わってくるギアの数々。

音楽サウンドを含む演出ブラスターチャージャーが直撃した時の「パキン!」が特に好き)。

塗ってるだけで楽しいし、勝てばうれしい負けてもおもしろい。

ネットワーク対戦のゲームFPSTPSをほぼやったことがなかった増田には何もかもマンメンミ!だった。


3が発売される2022年9月まで、遊びも遊んだり2,875時間以上。

どうしてもウデマエXになりたくて、ほかのエンタメをほぼ捨ててやり続けた。

前線でキルを取りまくるのはさすがに無理だったし、塗れるブキが好きだったので最後はヴァリアブルローラーフォイルを握った。

年齢的にももう無理かと思っていたけど、2022年5月エリアでXに上がれた。

1ルールだけでもXになれたのは本当に本当にうれしかった。近年ちょっといくらいの達成感があった。

勝率のいいステージに絞って潜り、強ポジに立って勝ちパターン押し付けるようにしたのがよかったのかも。

その後、何度も降格したけどなんとかまた這い上がれた。


間違いなく人生いちばん遊んだゲームだと思う。四十路になってこんなに夢中になれるゲーム出会えるとは思わなかった。

ヒーローモードクリア率400%、サーモンランはたつじん100で満足してしまったので後半はほんとエリアばかりだったけど。

やり続けるにつれ、ブキの射程などゲームの中の距離感が手に取るようにわかるようになり、「これって身体感覚拡張だなー」とかよく思っていた。

どのステージ現実と同じ感覚でアタマなかに空間として思い浮かべることができる。


あとオクト・エキスパンションも最高だった。各ステージアイデア難易度も、ストーリー演出も。

特にラスト。ヒメとイイダイチャイチャを見て「尊い」ってこういうことか、と理解したりもした)

クリアしてから思い入れの強いタコちゃんでずっとプレイしていた。

心のなかの3号も倒せたよ。


ブキの特性、サブスペの組み合わせ、ステージ構造、強ポジ、センプク、裏取り、ルール関与、人数不利、打開、抑え、前線

プラ2にはいろいろなことを学ばせてもらった。こんなに深く作り込まれゲームがあるのか、すごすぎると思いながらずっと遊んでいた。

CPU相手じゃなく対人かつチームバトルだから飽きずにプレイしつづけられたのかなと思う。


初代から遊んでいた人には「2は爽快感がない」とよく言われてたようだけど、eスポーツ興隆もあってより競技的なバランスに調整されていたのかなと思う。

(4人揃ってから打開、スペシャルを合わせるなどチームとしての思考が行動が要求される感じ)

音楽も初代と比較されがちだが、多少は音楽に造詣が深くないと良さががわかりにくいタイプ楽曲が多かっただけかと。


最後に改めてお礼を言いたい。

ありがとうスプラトゥーン2。

人生いちばんハマり、人生いちばんイライラするゲームだった。

イライラの原因は不甲斐ない自分、クソすぎるマッチング、打開時にひとりで突っ込んでデスする味方とか)


かすみ目や反射神経のさらなる低下などとも戦わないといけないし、ウデマエのシステムもだいぶ変わるので2ほどやり込めるかは不明だけどスプラ3も楽しみたいと思う。

今度はオールX相当を目指したい。


最後まで読んでくれてありがとう。ではバンカラ街で会おう。

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