はてなキーワード: オールジャパンとは
政府1「中止の考えはない。強い警戒感を持って関西万博に臨む」
政府2「プレハブ方式で関西万博する。建設の遅れはないと認識している」
政府3「関西万博を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。関西万博に挑戦するのが政府の役割だ」
政府7「『関西万博するな』ではなく、『どうやったら関西万博できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
政府8「もしこの状況で関西万博がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて関西万博する為に僕だけじゃなく関西万博を目指す大阪維新の会はやってきている」
政府9「家族に感動を与えたい。関西万博はミャクミャク様収束の希望の光」
政府10「我々は関西万博の力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
政府11「(関西万博中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
政府13「関西万博が借金拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
政府14「(関西万博について)国民は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
政府15「関西万博することで、財政難でも関西万博できるということを世界に示したい」
政府17「関西で万博するという認識。関西万博するという認識ではない」
政府19「関西万博しないのはより悲しいこと。ミャクミャク様に負けたということは世界に知らしめたくない」
政府21「実際関西万博したら、関西万博に反対していた国民もやっぱり関西万博して良かったと言い出すに違いない。」
政府22「予見できないアルマゲドンでもない限り関西万博できる」
政府23「岸田文雄首相や大阪府の吉村洋文知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか関西万博できると思う」
昨日、ナチュラルボディメイク団体であるJBBFの中でも最高峰の大会の一つであるオールジャパンフィットネスチャンピオンシップス 2022が行われた。
その中でというか筋トレ系Youtuberでカメルーン国籍で黒色人種でもあるパトリック氏が
「エントリまでは受け付けられたが大会当日に日本国籍がないので大会に出場できないと言われる」
という事件が起きた。
これについて当日にパトリック氏は「エントリまでできたのに当日に言われるのはショック」という動画を上げ、その後、再度当日に「もっとわかりやすく書くべき」「日本語が怪しいので公認ジムで受付をした」「もっと早く撥ねられたのではないか」「命を削ってやってるのに」という動画を上げた。
これに対してTwitterやコメント欄で「外国人差別だ」だとか「JBBFは変わっていくべきだ」「こんな古臭い団体じゃなくてもっと先進的な団体の大会に出るべき」などという意見が噴出、一部まとめサイトにも取り上げられた。
さて、オールジャパンフィットネスチャンピオンシップスには出場資格というものが存在する。
マスターズ年齢別クラスの出場には、それぞれ下記のクォリファイを獲得する必要があります。
日本に継続して在住し、日本国籍を有し、2022 年度の JBBF 公認クラブ・ボディビル個人・フィットネス個人登録選手で、アンチドーピング講習会(有効期限 受講年を含む3年間)を受講済の選手。
本人の動画では「わかりづらいところに小さく書いてあった」とあったが、
実際には出場資格項目の一行目一番地に書いてある。
元々この大会は「日本一を決める大会」であり、同時に「世界選手権に出場する日本代表選手の選考会」でもある。
そういった大会に「外国籍」の選手が出られないことは果たして差別だろうか。
大会当日まで地獄の減量を行ってきて、それで当日に「やっぱ出られません」となったことに対して同情はするが、
「命を削って(本人談)」やってきたんならなんで募集要項を上から下まで穴が開くくらい読まなかったのか。
本人は日本語を話すことは堪能だが読み書きには自信がないとのことだったが、では動画で横に立って憤怒していたパートナーやYoutubeスタッフは何をしていたのか。
エントリできたこと自体がおかしいという意見もあるが、ほとんどの場合エントリ自体は誰でもできる。
いろんな試験や催し物で、当日前エントリで当日会場入りする時点で「必須の証明書等」を提示できなくて入場できなかったケースなんでなんぼでもある。
出場費の返還がなかったのはひどいという意見もあったが、開催要項に「※一度お支払いいただいた出場費の返金はいたしません。」と書いてあるし、こういうコンテストや資格試験において事前支払いの出場費や受験料の返還が行われないことはごく普通の対応である。
そして事前にパトリック氏の受付を止められなかったのかという点について。
これは非常に難しい問題だと思う。
パトリック氏はまぁ、言葉は悪いが外面だけ見ればバリバリの黒人だ。
だが、日本語はそれなりに堪能だ。Youtubeチャンネルでは基本オール日本語で動画を上げている。
公認ジムで受付した際に、彼に対して「日本国籍を所持していますか」と聞くべきだっただろうか。
下手すれば「日本に長く住んできて日本語で受付対応もしたのに日本国籍かと聞かれたのは差別的だ」ということになりかねない(パトリック氏がそういうことをするというわけではない)。
では応募時の提出フォームに「あなたは日本国籍を所持していますか」という項目を付けたすべきか?
出場資格にきちんと「日本国籍を有し」と書いてあるのに、そんな項目は必要か?
出場資格すらちゃんと読めない人間がそんな項目をちゃんと読めるのか?
今回のJBBF批判には、元々JBBFが非常に古臭く適当な運営を行っているので
例:出場費を現金で普通郵便で送らせる、役員が大会出場費を横領しているのが発覚し出場者に再送金させる、順位をつけ間違える、前年時点では問題なかった大会を今年になって突然出場差し止めを行う、不明点を大会運営に確認したら電話で罵倒される、大会会場で会長が出場者を揶揄する、大会開始が2時間押す、個人審査の提出楽曲が流れず急遽共通曲で審査を行う、などなど
それに対する鬱憤が爆発した部分があるのはもちろん理解できるし、実際JBBFは変わっていくべきだとは思うが
それと出場者個人の確認ミスとそれを当日に差し止めた大会の対応は別問題だと思う。
今回大会運営は「出場者としては認められないが特別にステージでポージングを行うことはできるがどうするか」という特別対応を提案している。JBBFとは思えない柔軟な対応である。
今回は黒人がハネられたのでちょっとした問題として取り上げられたが、
区民1「中止の考えはない。強い警戒感を持って盆踊りに臨む」
区民2「バブル方式で盆踊りする。感染拡大の恐れはないと認識している」
区民3「盆踊りを中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。盆踊りに挑戦するのが区民の役割だ」
区民7「『盆踊りするな』ではなく、『どうやったら盆踊りできるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
区民8「もしこの状況で盆踊りがなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて盆踊りする為に僕だけじゃなく盆踊りを目指す区民はやってきている」
区民9「家族に感動を与えたい。盆踊りはコロナ禍収束の希望の光」
区民10「我々は盆踊りの力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
区民11「(盆踊り中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
区民13「盆踊りが感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
区民14「(盆踊りについて)政府は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
区民15「盆踊りすることで、緊急事態宣言下でも盆踊りできるということを世界に示したい」
区民17「ご先祖様の魂を供養するという認識。盆踊りするという認識ではない」
区民19「盆踊りしないのはより悲しいこと。COVID-19に負けたということは世界に知らしめたくない」
区民21「実際盆踊りしたら、盆踊りに反対していた区民もやっぱり盆踊りして良かったと言い出すに違いない。」
区民22「予見できないアルマゲドンでもない限り盆踊りできる」
区民23「岸田文雄首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか盆踊りできると思う」
区民24「安全、安心な盆踊りを実現することにより、希望と勇気を区民の皆さまに届けられると考えている」
区民25「(盆踊りの意義について)コロナ禍で分断された家族の間に絆を取り戻す大きな意義がある」
区民26「盆踊りを反対している区民を見返したい。そういう人たちに思い知ったかと思ってもらいたい」
区民27「地方と東京が世界中の人々に対して、日本人がどのように頑張ってきて、この状況でも頑張って盆踊りしているのか示してもらおうと思った」
区民28「日本はこの程度の『さざ波』。これで盆踊り中止かというと笑笑」
区民29「不要不急の盆踊りであるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」
区民30「区民としては、(盆踊りが)現在の感染拡大の直接の原因になっているわけではない」
区民31「皆様には感動させて頂きました。盆踊りの魔法を皆様は作り上げたのです。盆踊り2022夏は希望と連帯と平和の祭りです。皆様のような世界最高の区民が盆踊りの夢をかなえることができたのは、区が輝ける盆踊りを用意してくれたからです」
区民32「この状況での盆踊り。人によっては反対する人もいる。基本コンセプトは『先祖供養』。それを言えない段階でだめ」
区民33「盆踊り前は問題もあったが、盆踊り後は反対の声はそれほど多く聞かれない」
区民34「盆踊りは1年に3回。この時期にやらないでいつやるんだ」
区民35「(盆踊りを)この時期にやらないでいつやるんだということではないかと思います。」
区民36「盆踊りすることが私の責任で、私はできると思っている」
区民37「盆踊りについて色々な意見がある事は承知している。しかし決定権があるのは私ではなく区だ」
区民38「盆踊り前には問題もあったが、盆踊りが始まってからは家族の見せる活躍で、多くの親類が盆踊りの力に感動し、元気づけられた」
区民39「前回の盆踊りの時、私は高校生だったが、印象は今も鮮明に残っている。私は、今の家族と親戚たちに、夢と感動の機会を与えたかった」
区民40「我々は成功裏な盆踊りを経験した。正しいタイミングに盆踊りできたと自信を持って言える」
国民2「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
国民7「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8「もしこの状況で帰省がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて帰省する為に僕だけじゃなく帰省を目指す国民はやってきている」
国民9「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」
国民10「我々は帰省の力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
国民11「(帰省中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
国民13「帰省が感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
国民14「(帰省について)政府は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
国民15「帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できるということを世界に示したい」
国民17「実家を訪問するという認識。帰省するという認識ではない」
国民19「帰省しないのはより悲しいこと。COVID-19に負けたということは世界に知らしめたくない」
国民21「実際帰省したら、帰省に反対していた国民もやっぱり帰省して良かったと言い出すに違いない。」
国民23「菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか帰省できると思う」
国民24「安全、安心な帰省を実現することにより、希望と勇気を政府の皆さまに届けられると考えている」
国民25「(帰省の意義について)コロナ禍で分断された家族の間に絆を取り戻す大きな意義がある」
国民26「帰省が感染拡大につながっているとの考え方はしていない」
国民27「地方と東京が世界中の人々に対して、日本人がどのように頑張ってきて、この状況でも頑張って帰省しているのか示してもらおうと思った」
国民2「バブル方式でデモする。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3「デモを中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。デモに挑戦するのが国民の役割だ」
国民7「『デモするな』ではなく、『どうやったらデモできるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8「もしこの状況でデモがなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけてデモする為に僕だけじゃなくデモを目指す国民はやってきている」
国民9「政府に感動を与えたい。デモはコロナ禍収束の希望の光」
国民10「我々はデモの力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
国民11「(デモ中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
国民13「デモが感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
国民14「(デモについて)政府は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
国民15「デモすることで、緊急事態宣言下でもデモできるということを世界に示したい」
国民17「官邸を訪問するという認識。デモするという認識ではない」
国民19「デモしないのはより悲しいこと。COVID-19に負けたということは世界に知らしめたくない」
国民21「実際デモしたら、デモに反対していた国民もやっぱりデモして良かったと言い出すに違いない。」
国民23「菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とかデモできると思う」
こんな感じか
球児2「バブル方式で開催する。感染拡大の恐れはないと認識している」
球児7「『野球をするな』ではなく、『どうやったらできるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
球児8「もしこの状況で高校野球がなくなってしまったら、大げさに言ったらデッドボールかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて試合する為に朝日新聞だけじゃなく試合を期待する高野連はやってきている」
球児9「視聴者に感動を与えたい。高校野球はコロナ禍における新聞社の収入源」
球児10「我々は野球の力を信じて今までやってきた。別のファウルラインから
見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
球児11「(高校野球中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。
そういう形でキャッチさせていただく」
球児13「高校野球が感染拡大につながったエビデンスはない。敬遠のサインは出さない」
球児14「(高校野球について)国民は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
球児15「スイングすることで緊急事態下でも得点されるということを視聴者に示したい」
球児17「野球をプレイするという認識。ベースボールをするという認識ではない」
球児19「試合しないのはより悲しいこと。COVID-19に負けたということは
国民に知らしめたくない」
球児21「実際大会をしたら、大会に反対していた国民もやっぱり実施して良かったと言い出すに違いない。」
球児24「安全、安心な大会を実現することにより、希望と勇気を視聴者の
皆さまに届けられると考えている」
国民2「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
国民7「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8「もしこの状況で帰省がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて帰省する為に僕だけじゃなく帰省を目指す国民はやってきている」
国民9「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」
国民10「我々は帰省の力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか」
国民11「(帰省中止要請は)自主的な研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」
国民13「帰省が感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」
国民14「(帰省について)政府は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」
国民15「帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できるということを世界に示したい」
国民17「実家を訪問するという認識。帰省するという認識ではない」
国民19「帰省しないのはより悲しいこと。COVID-19に負けたということは世界に知らしめたくない」
国民21「実際帰省したら、帰省に反対していた国民もやっぱり帰省して良かったと言い出すに違いない。」
国民23「菅義偉首相や東京都の小池百合子知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか帰省できると思う」
オリパラ特措法に基づく閣議決定として、オリパラ大会関連施策の立案と実行にあたっての基本的な考え方、施策の方向を明らかにするもの。
1.はじめに
大会を契機として日本を再興し、成熟社会における先進的な取組を世界に示す。
パラリンピックの開催は、障害者の自立や社会参加を促す大きな力。参加国・地域数についても、オリンピックとの差が縮まるよう、過去最多を目指す。
国際テロ・サイバー攻撃の脅威の高まり等、セキュリティをめぐる情勢は時代とともに変化しており、安全安心対策は必須。
世界の注目が日本に集まる機会を活かし、「復興五輪」として、復興の後押しとなる取組を進める。
スポーツ、文化・クールジャパン等のイベントを通じたオールジャパンの魅力の発信、大会機運の醸成、外国人旅行者の地方への誘客拡大等を通じて、大会を国民総参加による日本全体の祭典とする。全国に大会の効果を行き渡らせ、地域活性化につなげる。
「強い経済」の実現、日本文化の魅力の発信、スポーツを通じた国際貢献、健康長寿・ユニバーサルデザインによる共生社会、生涯現役社会の構築に向け、大会の遺産(レガシー)を創り出す。
関連施策とその進捗状況は、「大会に向けた政府の取組」として公表する。
2.基本的な考え方
大会の効果が東日本大震災の被災地を含む日本全体に波及し、国民全体に参加意識が醸成されるよう努める。
パラリンピックをオリンピックと一体的に運営することを通じて障害者の社会参加の拡大を図る。
高齢化社会、環境・エネルギー問題等多くの先進国に共通する課題を踏まえ、有形・無形の遺産(レガシー)を創出し、日本の力を世界に発信する。
組織委、東京都、会場が所在する地方公共団体と密接な連携を図り、オールジャパンでの取組を推進するため、必要な措置を講ずる。
オープンなプロセスにより意思決定を行うとともに、施策に要するコストをできる限り抑制する。
全てのアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、セキュリティの万全と防災・減災等の安全安心の確保、アスリート、観客等の円滑な輸送、暑さ対策・環境問題への配慮、新国立競技場の整備を進める。
日本人アスリートの活躍を通じて国民を感動の渦に巻き込めるよう、メダル獲得に向けた競技力の強化に取り組む。
オリパラムーブメントの普及、ボランティア等の機運醸成を図る。
ラグビーワールドカップ2019と共通する施策について連携して準備を進める。
世界の熱い注目が集まる大会の開催を通じて、東日本大震災の被災地が復興した姿、全国の地域の魅力、日本の強みである環境・エネルギー関連等の科学技術を世界にアピールし、地方創生・地域活性化、日本の技術力の発信、外国人旅行者の訪日促進を図る。
大会はスポーツ立国の実現の好機。スポーツ庁が中心となって、競技力強化、アンチドーピング対策等、スポーツ基本法が掲げる諸施策の推進等に取り組む。
大会はスポーツの祭典のみならず文化の祭典。伝統的な芸術から現代舞台芸術、最先端技術を用いた各種アート、デザイン、世界中が注目するコンテンツ、メディア芸術、ファッション、和食・日本酒等の食文化、祭り、伝統的工芸品、和装、花、木材、石材、畳等を世界に発信する。
大会を弾みとしてスポーツ・運動による健康増進、受動喫煙防止、公共施設等のユニバーサルデザイン化・心のバリアフリーによる共生社会の実現を通じて、障害者・高齢者の活躍の機会を増やす。
google で、新型コロナウイルス ワクチン 統計情報 を検索して出てくる統計情報によると、
5/6 の時点で日本は 1日 35万回の接種ができているらしい。
つまり、目標の100万回の三分の一は既に達成できているのだ。
神戸市は歯科医にワクチンを打ってもらう施策を行う予定だが、これを全国区で行えば、
6万か所で1日10回ワクチンを打てれば、60万回増やすことができる。
たったこれだけで、現状の35万回と合わせて 95万回まで可能となる。
次にネックになるのは、ワクチンの物流だろう。mRNAワクチンは低温輸送が必須だが、
最後は、ワクチン接種の予約システムだが、下手な企業に依頼するとまともなITシステムが作れないので、
嬉しくてたまらない。
私は匿名ダイアリーで人の悪口を書いたり読んだりするのが大好きな暗い暗い人間だ。
こういう性格になった原因の一端は、私が「体育」が苦手だったことに間違いなく起因している。
そもそも体育=いわゆる「体錬」なんていう、本来近代日本の強兵政策に基づく「国民を使い勝手の
いい兵隊にするため」の科目を戦後にきちんと潰しておかなかったGHQが悪い。
日本の多くの子供たち(おそらくはどこの国もそう大差あるまいが)が「体育の授業」と「体育会系の部活」で
植えつけられるのは、「集団の利益が第一義であり、〈和を乱す者〉〈足を引っ張る者〉は散々叩かれパージ
されねばならないし、保身のためにはそういう者になってはいけない」という同調圧力と自己責任論、
そして、「絶対的な上下関係のもと、〈下は上に逆らってはならない〉というシステム」だ。
すなわち、汚職・癒着・不正の隠蔽・内部告発への圧力・ブラック労働・やりがい搾取・パワハラ・セクハラ……
この社会の「生きづらさ」の原因となる諸問題の根には「体育」がある。
(「諸問題」と私が呼ぶのは私が一市民であるからで、為政者にとっては素晴らしい「美徳」なのだろう)
オリンピックなどというのは、「体育」的価値観に諸国民が疑問を抱かないようにするためのプロパガンダ装置だ。
アスリートへの礼賛と神聖視。彼らの人生を感動ポルノとして消費する報道。「オールジャパン」なんて
空虚な言葉で飾り立てた同調圧力の奨励。「コーチや監督、団体から言われたことを唯々諾々と受け入れ、
疑問を抱かない思考停止」は「ストイックなプロ意識」となり、「体を壊してでも試合に参加する無計画と
自傷行為」を「尊い自己犠牲」と呼ぶ『1984』ばりの欺瞞に満ちたレトリックが何をもたらしたか?
無数のアスリートの死体と、自浄作用に欠いたクソみたいな社会だ。
私は体育が嫌いだ。体育会系が嫌いだ。体育会系的価値観に染まった、自分の脳みそでものを考えられない
馬鹿が嫌いだ。私を見下し、自分が何か特別な「許された」人間のようにふるまってきたあいつらが嫌いだ。
そしてそれを許してきた社会が嫌いだ。
私は嬉しくて仕方ない。ツイッターを開けば。ヤフーコメントを開けば。オリンピックへの罵詈雑言が読み放題だ。
テレビではオリンピック内定選手が、もはや自分たちがパブリックエネミーとなったことにも気づかずに、
「自分たちが頑張る姿を見て感動と希望を与えられれば」なんて上から目線のどうしようもないコメントをしている。
燃えろ燃えろ。アスリートたちよ自身の特権意識と、偉い人がやる気なら逆らえない風通しの悪さを晒して炎上しろ。
「ピンチをチャンスに」なんてクソくだらない不謹慎な言葉を使うつもりはない。
だが、夢見てしまう。
「なんで、たかだか『体を動かすのが他人より上手い』ってだけの連中があんな偉そうな顔できてるんだ?」
「上の顔色と周りの視線を慮って誰も何も言えないような、体育会系的価値観が蔓延した社会って危険なんじゃないか?」
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 84 | 14276 | 170.0 | 56.5 |
01 | 52 | 8853 | 170.3 | 51.5 |
02 | 41 | 4207 | 102.6 | 39 |
03 | 30 | 8222 | 274.1 | 65.5 |
04 | 13 | 1887 | 145.2 | 87 |
05 | 26 | 3353 | 129.0 | 57 |
06 | 70 | 4511 | 64.4 | 30 |
07 | 45 | 3653 | 81.2 | 38 |
08 | 95 | 7101 | 74.7 | 41 |
09 | 104 | 11624 | 111.8 | 42.5 |
10 | 118 | 9554 | 81.0 | 41.5 |
11 | 140 | 17321 | 123.7 | 62.5 |
12 | 220 | 20947 | 95.2 | 53 |
13 | 244 | 20286 | 83.1 | 37.5 |
14 | 144 | 18280 | 126.9 | 43 |
15 | 170 | 15799 | 92.9 | 45 |
16 | 178 | 19192 | 107.8 | 55 |
17 | 171 | 16878 | 98.7 | 49 |
18 | 160 | 10532 | 65.8 | 36.5 |
19 | 173 | 15935 | 92.1 | 36 |
20 | 187 | 20800 | 111.2 | 41 |
21 | 119 | 17302 | 145.4 | 52 |
22 | 211 | 19596 | 92.9 | 37 |
23 | 167 | 19263 | 115.3 | 37 |
1日 | 2962 | 309372 | 104.4 | 44 |
普通学校(5), 呉座(15), lupin(3), 三股(3), nobori(3), 呉座勇一(8), 見苦しさ(3), アテレコ(4), 午後7時(3), 席替え(7), 北京五輪(3), ウマ娘(26), 弱者男性(22), 陰口(8), 焼肉(8), 反撃(10), インセル(7), 馬(18), シン(9), 倫理(18), 庵野(9), アイデア(11), 強者(16), キモオタ(13), 白(13), 差別主義(15), 同一(9), キャリア(16), 障害者(21), ポリコレ(29), 豚(17), 思い込ん(18), 隣(25), フェミニスト(38), オリンピック(16), 垢(15), クラス(18)
■「キモイ」男の隣の席に座りたくない女が涙を流す /20210321094643(25), ■ウマ娘が怖い。 /20210320184518(24), ■ /20210321002452(23), ■ /20210321221337(18), ■昔、年上の人妻とセックスして童貞喪失した時の話 /20210321123354(14), ■障害者の手助けをしたくないと思った話 /20210321005812(12), ■「意識高い系」が死ぬほど嫌いな話 /20210321140244(12), ■渡辺直美の存在がイデオロギー化している /20210321105958(10), ■座席が隣で泣かれてた子供って本当に不細工だったか? /20210321154532(10), ■ブスが活躍する漫画が見たい /20210320203100(9), ■安全基地を持たなかった人間はどうしたらいいんだろうな /20210320225809(9), ■新たなツイッタラーへの悪口 /20210321082609(9), ■おたくめんどくさいよ〜 /20210321165858(9), ■anond:20210321094643 /20210321095213(7), ■なんで男性ですら避ける弱者男性を女性が救わなきゃいけないのか /20210321131244(7), ■ /20210320213148(7), ■呉座勇一 @goza_u1 @R2g3Oie7XDeAhHR はほぼ間違いなく謝る気がない /20210320211611(7), ■はてな匿名ダイアリーって、運営が一般人のふりして書き込んでる気がする /20210321164317(7), ■ /20210320072521(6), ■バンダイ「ガンプラだけは!ガンプラを撮った写真だけはネットにアップせんとって下さいよ!」 /20210320184259(6), ■Kindleじゃない電子書籍屋に自信ニキちょっと来て /20210321131011(6), ■ /20201029094538(6), ■【怪文書】『機動戦士ガンダム端末』日本国産オールジャパンで開発する /20210321132004(6)
都知事は都民の有権者の付託しか受けていないわけだが「オールジャパンで」などと勘違いしているよ
多分「気分は総理大臣ルンルン」なんだろう
「暑がりません勝つまでは」「非国民は排除しろ」「一億総玉砕」
「一億総懺悔」「2020年には神風が吹くので涼しくなる」(森元首相は「日本は神の国」と発言した)
といったところだろう。
ローカルな行事をナショナルな行事にすり替える、特殊詐欺レベルの詐術にまんまと引っかかったわけだ
あと「ファースト」が日本で広まったのは、イギリスでEU離脱投票の直前に、賛成派が反対派の議員を射殺した際に
本来ネガティブな意味合いのこの「ファースト」は都知事の排除発言と軌を一にする。
とにかく勘違いが多すぎる
と
を書いた増田です。すいません、この2つですが、書いたのは実は同じ増田です。
どのくらい反響があるかを前の増田の影響がない状態で見てみたかったので、2つめはあえて文体を変えて書いてみました。
ばれるかなと思ってドキドキしていたので、今のところ同一人物じゃないかという指摘がなくて良かったです。
今回、東京医大の事件によって、医療界が抱えている大きな歪みが一般の人の前にも明るみに出たので、いい機会だと思って普段なんとなく考えていることを文章化してみました。
読み返してみると2つとも無駄に長いですね。
現代の医者の性かもしれませんが、できるだけ状況を丁寧に説明して相手に選択してもらうような考えが染みついてしまっているので、ぐずぐずまとまりのない文章になってしまいました。
まぁ、もともとまどろっこしい性格なのですが。
こんな長い文章なのに、多くの人に読んでブックマークしてもらってうれしかったです。
あんなにたくさんの増田がある中で拾われるなんて、増田ウォッチャーの方は本当にすごいですね。
たくさんいただいたブックマークのコメントを読んで感じたのは、やはり医療現場の外にいる人に医療現場のことをわかってもらうのは難しいということです。
別にすべての人にわかって欲しくて書いた訳ではないですが、中にいる人間としては、そんなに単純な話ではないんですと思うコメントもたくさんありました。単純に私の伝える力がヘボいだけかもしれませんが。
その現場の中にいる人にしかわからない空気感があるというのはどの分野でもある程度同じだとは思いますが、病院はどうしても病気の人と病気を治す人という特殊かつ閉じられた環境になってしまうので難しいです。
風通しを良くするために、他力本願で大変申し訳ないですが、こうすればいいという考えを持たれている、他の分野、特にはてなユーザーに多数いらっしゃるであろうITエンジニアの皆様におかれましては、ぜひ病院という環境に飛び込んで、自分の分野を活かした医療環境の改善プランを提案していただきたいものです。
ニーズは非常に高いので、ビジネスチャンスはたくさん転がっていると思いますし、なにより実際に環境が改善されれば現場の人間に非常に喜ばれると思います。
さらに、現場の環境の改善はそのまま患者さんに提供する医療の質の向上につながります。
みんな大喜びです。
可能であれば医師側から何か提案したいところなのですが、医師、特にマネージメントに関わるような立場にある医師は、結局その技術で何ができるのかと言うことまでキャッチアップできていないことが多いので、そもそも活用法を思いつきません。「IT活用して何とかして」とか言われたらみんな困るでしょう。
医療者がAIも含めたITリテラシーを高めるのと合わせて、IT側もビジネスチャンスと考えて積極的に医療に関わり、その高い技術力を活かしてもらいたいものです。
偉そうなこと言ってないでお前も何とかしろよと言われそうですが、卒後10年弱で中堅に入りかかった程度の小児科医としては、増田を書いて少しでも理解の裾野を広げることと、自分の周りの環境を何とか良くする程度しかできることがないのがつらいところです。
最後に、前2つの記事ではできるだけフラットな立場で読んで欲しかったので、自分の考えをあまり書きませんでしたが、「結局増田は解決法についてどう考えるの?」というコメントをいくつかいただいていましたので、自分の考えを書いておきます。
前もって断っておきますが、例のごとく非常に長いです。すいません。
今回の事件に限らず医学部入試に黒い噂がつきものなのは、大学の医学部医学科に入学した人のほとんどが医者になるという現状が原因で、これが諸悪の根源です。
つまり、入試不正をなくすためには、ほぼ入学ゴールという現状を変えなければいけません。
すなわち、医学部入学者を増やして医師教育の入り口である医学部入学の門戸を広げて、代わりに国家試験という出口で医師の数を調整する、という方法です。
大学医学部に入れたところで医師になれるかどうかはその後の自分次第なので、不正をしてまで入学するメリットは大幅に減ります。
出口を国家試験にしてしまえば試験による不正は基本的には起こらないはずです。(このご時世なので何があるかはわかりませんが)
現行のペーパーテストのみの国家試験をより実践的なものに変更する改革と合わせれば、現場に出る医師のレベルもある程度保証できるはずです。
国家試験が受験者の大多数が合格できる試験でなくなり、さらにより実践的なものになれば、各大学間で合格率に大きな差が出ることになると思いますし、大学間での競争も活性化されて問題のある大学は淘汰されていく流れになるかもしれません。学生も競争にさらされてしっかり勉強するようになるでしょう。
さらに、医学教育の出口で医師の人数を調整することにより、入り口で調整している現在より速いスピードで医師の需要の増減に対応できるようになります。
問題点としては、医師になる教育を受けたのに医師になれない人が多く発生することです。タイミングによっては、氷河期みたいな現象が起きてしまうかもしれません。
医学生にとっては、大学に入ってしまえばほぼ医者になれる現状に比べてかなり厳しい状況ですが、世の大学生や大学院生たちは、就職においてかなり熾烈な競争を行っているようですので、現状が甘やかされすぎです。
ただ、医師になれなかった学生の受け皿は必要です。医師に準ずる知識や技術を持った非医療職というのはある程度の需要があるとは思いますが、どこまで一般の企業などがそういった人材を、しかも国家試験に落ちてしまった人材を欲してくれるかは疑問です。
準医師みたいな資格を作って病院で働くというのも一つかもしれませんが、どういった制度設計にするかは十分な議論が必要です。
とにかく、国家試験に落ちてしまってもすべて自己責任としてしまうのは今の日本ではちょっと受け入れ難いと思いますし、この辺りは検討の余地が多数残っています。
他の問題点としては、やはり大学の負担が増えることでしょうか。
大学時代によく言われたことですが、医者を一人育てるのにはお金を含めた莫大なコストがかかっているそうです。
国公立大学は言わずもがなで多大な税金が投入されていますし、私立大学でもある程度は学生の授業料でまかなわれているものの、少なくない税金が投入されています。
その税金を、医師教育として医者にならない(なれない)人のために払うべきなのかというのは議論が分かれるところだと思います。
国公立大学でも学生の負担を増やすのは一案だと思いますが、結局お金持ちしか医師になれなくなっては本末転倒ですし、アメリカのように借金してでも大学に入ったのはいいものの、最終的に医者になれなかったのでは救いのかけらもありません。
現状では大学の教員は診療・教育・研究を一手に引き受けており、学会活動なども含めて多忙を極めています。
ただでさえ手薄な教育なのに、これ以上にリソースを割けと言われると行き着く先は地獄です。
解決策は大学教員を増員して診療・教育・研究のうち得意な分野に専念させることですが、そんなことができるお金のある大学は日本には存在しないでしょう。
やっぱり先立つものは金です。
最初の増田に書いたように、医師の労働環境改善は女性だけの問題でなく、今後は男性医師にとっても重要な問題となってきます。
特別に女性が働きやすい環境を作る必要はなく、性別関係なく医師が働きやすい環境を作れば、その結果として女性もあまり無理なく働ける環境になると私は考えています。
そのためには、賢明なるはてなユーザー諸氏と同様に、医師の数を増やし、医師の業務を他の職種に移譲できるものは移譲し、病棟業務については複数主治医制にすることが基本的には必要だと思っています。
この3つのうち根本的かつ最も強力な改善策は医師の増員だと思うのですが、いかんせん現在の制度では増やそうと思ってもどうしても10年近いタイムラグが生じてしまいます。
軍隊みたいに予備役みたいな制度があればいいんですが、医師に関してそんなバッファーを用意できるほどこの世の中に余裕はありません。
増えた頃にはAIの進歩によって劇的に医師の業務はスリム化されていて、既に多くの医師が用なしになっているという未来も想定しておかなければいけないことを考えると、現実的には、今から医師を増やすよりはAIの進歩を待つ方が良いのではないかと個人的には思います。非常に悩ましいところです。
また、医師を増員する場合は、増員した医師の診療科と勤務先が偏ってしまうと増やす意味がないので、国家試験の成績など何らかの形でそれらを制限する仕組みが必須です。
むしろ医師を増やさない場合でも、今後の医療においてこの仕組みは必須になってくる可能性が高いでしょう。
これから医師を目指す学生諸君にとってはこれも厳しい話ですが、医者が好きなように診療科と勤務地を選べる時代は終わったと諦めるしかありません。
業務量の減少に合わせて個々の医師の給与は減ることになると思いますが、総量規制で「人数を倍にしてやるから給料半分な」というのはさすがに厳しいですし、それなりの人件費の増加は免れないでしょう。
また、上にも書いたように医師を増やすことで大学の育成のコストも増加します。
やっぱり先立つものは金です。
私の給料が減ることについては生活に困らない程度までは我慢しますので、国民の皆さんにも納得していただいて、増税のうえ健康保険料の値上げと医療費の自己負担割合を上げさせてもらうしかありません。
医師の業務を他の職種に移譲することについては、現在も徐々に進んできていると思いますが、現在既に忙しく働いている医療者に業務を移譲しても仕方ないので、やはり追加の人員を確保することが問題となります。
医師を雇うよりは人件費は抑えられると思いますが、日本全体で考えれば結構な人件費の増加になるでしょう。
また、処置にせよ事務仕事にせよ、医師の負担を減らせる程度までの業務を移譲するためには、相手にもそれ相応の医療知識や技術が必要です。
その教育や育成にも金銭的・人的コストがかかります。やはり先立つものは金ですね。
カネカネ言い過ぎて、賢明なるはてなユーザー諸氏に「医療現場の問題は放っておこう」と思われないか心配になってきました。
とは言え、退院サマリを書けるくらいの医療知識と高い事務能力を備えた人材がいれば、病院においては引く手数多だと思うので、そういった人材を育成して派遣する会社を作れば儲かりそうです。実はビジネスチャンスなのかもしれません。
複数主治医制についても基本的に賛成です。医師がある程度安心して病院を離れるためには必要な制度だと思います。
「主治医団のメンバーすべてが同様の能力を持っている訳ではないこと」、「チームのメンバーのうちA医師にはできることがB医師やC医師にはできないこともあること」、「緊急時を始めとして常に望む相手の診療が受けられるわけではないこと」。
理性的なはてなユーザーの皆様には理解しがたいことかもしれませんが、この当たり前とも思えることを納得して受け入れてもらうことすら難しいのが医療現場の現状です。
2つめの増田に書いたシチュエーションはほぼ実話で、同じようなことは重症度は違えど年に数回は起こります。複数主治医制での別の主治医とではなく、当直医との間においてですが。
もちろん、実際の状況はあんなに単純ではないので、自分が主治医側の場合もあれば当直医側のこともあります。
私は小児科医なので、実際に起こっていると言うことは、あの場で急変しているのは子どもです。生後1ヶ月に満たない赤ちゃんのこともありますし、中学生のこともあります。
いずれにせよ、急変した我が子を見て、このまま我が子が死んでしまうかもしれないと言う状況で「これも運だから仕方ない」と冷静でいられる人はいません。A医師を呼んで状況が改善する可能性があるのだったら「A先生を呼んで!」と言わない親は現実にはいません。そんな親はみたことがありません。
別にそれが悪いと言っている訳ではありません。自分がその親の立場だったら言ってしまうと思います。
ただ、その希望が常に叶えられるものではないことくらいは理解して受け入れてもらうのが、複数主治医制が根付くために必要な前提条件だと思っています。
簡単そうに思えるかもしれませんが、現場においては本当に難しいことです。
患者さんやその家族が、多くのはてなユーザーの皆さんのように、正しさのためならC先生で我慢するか、と思える方ばかりならいいのですが。
この前提条件が成り立たない状態で複数主治医制を実施すると、前の増田に書いたようなことになって、優秀な医師が病院を離れられない空気感ができあがりA医師が疲弊するだけです。
また、複数主治医制を機能させるためには、どうしても1つの医療機関にそれなりの数の医師を集めなければいけません。
上にも書いたように、医師の増員にはどうしても時間がかかるので、さし当たっては医療機関の集約化を行うしかありません。
中規模の病院を中心に統廃合が行われた結果、中規模以上の医療機関へのアクセスが悪化し、患者さん側にはご負担をおかけすることになると思います。
医師の労働環境改善のための患者さん側の理解という点では、医師の時間外の仕事を増やさないように協力していただくことも重要です。
夜間・休日の不要不急の受診を控える、平日の日中以外に病状説明を求めない、この2点で小児科医の労働環境は結構改善すると思います。
子どもの医療費の自己負担額は多くの自治体でただ同然なので、その受診で人件費を含めてどれくらいのコストがかかっているか無頓着な方が少なからずおられます。
金銭的・時間的にアクセスが容易だから夜間・休日でもとりあえず受診しておこうという姿勢は、上に書いたように医療費の高騰や医療機関の集約化を通してその容易なアクセスを崩壊させ、結果的に自らの首を絞めます。
もちろんどうしようか非常に迷った上で受診して、ひどく申し訳なさそうに診察室に入ってこられる保護者の方もたくさんいますし、小児科に関しては子どものことなので、もちろん心配であれば夜間でも日曜でも受診してもらったらいいのですけどね。
<AIについて>
AIは将来的に医療の様々な分野において医師の業務を助けてくれる存在になると思います。しかもAIの素晴らしいところは、いったん開発してしまえば計算機に電気さえ食べさせていれば文句を言わずに働いてくれるところです。もちろんメンテナンスは必要ですが。
上に何度も書いたように、先立つものは金というこの世知辛い世の中において、人件費がネックにならないのは非常にありがたい存在です。
咽頭の画像を撮影して、その画像からインフルエンザかどうかを診断するAIを作っているベンチャーの記事をどこかで読んだ気がしますが、そういった特定の疾患かどうかを診断するようなAIは実現が間近のようです。
一方で、多くの人がAI診療と言われて思い浮かべるような、患者情報をインプットすることで自動的に診断や治療法などをアウトプットしてくれる夢のようなAIはまだまだ実現は遠そうです。
そういったAIを実現するための最大の課題は、我々医師が診察の現場において収集している情報のうち数値化や言語化が難しい情報を、どのように計算機に Permalink | 記事への反応(10) | 23:00