はてなキーワード: 劇場とは
シンエヴァを見た。
ワクワクもドキドキもハラハラもしない、感動もない。ただ「綺麗に風呂敷畳んだね、見てる人に殴りかかるんじゃなくて、言葉で説明できるだけの理性はついたんだね、監督おとなになって偉いね」という意味で「良かった」と思った。EOEでぐちゃぐちゃにされた子供の頃の恨みみたいなものが成仏していたのに気がついた。シンを見て成仏したのではない。自分はとっくにおとなになっていて成仏していたのだ。そういう映画だった。
徹頭徹尾オタクが気にしてること、気にしそうなことを説明して潰しにかかっていたのは笑いそうになった。ミサトさんが無責任で酷いって気にしてたんですかね? 昔のエヴァならあんな違和感たっぷりの説明的なセリフ垂れ流さなかったでしょうよ。アスカやレイ、カヲルがベルトコンベアで流れてくる商品を選り分けるように、事務的に淡々と処理されていくのは本当に白けた。有名声優が何人も説明的なセリフを言うだけに参加してるのもシュールだ。
それでも終わっただけで「良かったよ」って言えたのは、多分今のエヴァに新鮮な楽しさや驚き、痛みや苦しみを描く力なんて無いとどこかでわかって、諦めていたからだと思う。ちゃんと終わらせること以外期待してなかった。
リアタイ世代で録画を何度も見て、映画もおこづかいをはたいて全部劇場で見た子供だった私も、大人になって見えてなかったものが見えるようになった。良質なエンタメにもたくさん出会った。少ない知識に狭い視野で、初めて見たショッキングなエンタメだったからのめり込んで、特別に思った時期があったのだろう。そういう期限は切れていた。期待しないようになっていた。
余談だが子供だった自分はアスカが生きたまま腸食い散らかされるのがあまりにも怖くて、ショックで眠れなくなったりうなされたりした。生きたまま食われるなんて考えたことも無かったので、本当に怖くて震えた。思えば初めて見たグロっぽい暴力的で悲惨なシーンだったのかもしれない。EOEまでは本当にいろいろと心に傷を刻んだ作品だった。
とにかくエヴァは畳まれた。シンエヴァは畳むために作られたものだ。物語として楽しくする気なかったでしょう? 嫌いなエヴァオタクと、終わってないことに言及されること消すために時間とセリフがあった。
監督ももうエヴァは見えないところにしまって、自由になりたかったんだろう。だから面白くなくてもファンやエヴァオタクががっかりしてもどうでもいいのだ。破まではエンタメとして良いものに作り変えようという気が見えたけれど、もうそんなのはどこにもない。
監督がエヴァオタクを嫌いっていうのは有名な話だ。インタで自分でも言っている。今も嫌いだろうと欠片も疑っていない。
でも彼の会社はエヴァの版権使用料がないとスタッフが食っていけなかったんじゃないかと思う。彼を慕い、憧れ、優しいスタッフと理解ある嫁を食わすには、大嫌いでもエヴァオタクからキャラクターで金を搾り取るのが一番儲かる。
ところがゴジラが当たった。ウルトラマンも撮らせてもらえる。もうエヴァがなくても稼ぐあてが出来た。だからエヴァはとっとと畳んで開放されても良い。というわけで前は急げで完成に至ったのではないだろうか。モチベ上がったでしょう。キャラクターをサクサクとエヴァオタクが金を払う気がなくなるような処理しをして片付けた。もうこっちくるんじゃねえぞってなもんで。
シンゴジの時はじめて心から嬉しそうな監督を見たからね。監督はあっちに行くし、エヴァオタには付いてきてほしくないのだ。ちなみにオタクにいちいち「エヴァ」ってつけるのは、監督は特撮オタに関しては嫌いではないし、彼自身オタクだから。アニメと特撮のオタク。エヴァに散りばめられたオマージュのおおさからして、けっこうディープなオタクだと思う。
シンエヴァの感想をいくつか読んだら、それぞれのキャラクターの処理について不満を漏らすと、案の定卒業しろよとかキモいと叩かれていた。まとめサイトに晒し上げられていた。流石にそれは酷いくないか?今までキャラ萌え的な商売しまくって、金を搾り取られた人たちが嘆いたって良いだろう。だって公式はそういう商売をしてたじゃん。中学生が脱衣する麻雀、ヒロインといちゃつけるゲーム、シンジをカヲルで落とせるゲーム。それを元にした漫画。同人作家にカヲルとシンジのBL描かせて監督が対談までしてる書籍もある。その他にも把握しきれないくらい色んなモノが出ている。エヴァくらい節操がなく金のためにキャラを売っていた作品も無いだろう。
キャラクター商品はキャラクターが好きだから買うものだ。キャラクターが好きだから金を出す人たちからずっと搾り取ってきた。それで飯食ってたんだよ何年も。Qから8年も食いつないでるんだよ。ゴジラがあっても、大半はエヴァの収入があったから8年完成させずにすんだんでしょう。もういらないからポイしたわけだが。所詮オタクは一方通行で金をつぎ込むだけで、優しくされるどころか捨てられたって文句は言えないものだ。でも悲鳴くらい上げても良いんじゃないの?25年前から根本的に変わらない作品にずっとついてきて、どんなにエグい商売でも金はらってきた猛者たちだぞ?流石に期待しなかったから文句もない私より愛があっただろう人たちが叩かれてるのは可哀想だ。好きじゃない人ほど簡単にさよならできるもんなんだから。
私は良かったと思ったから当初は否定的な感想や、点数の低い映画レビューを見ていなかった。けれど絶賛よりもTLに流れてくる苦言に、全部なるほどと納得したので見てみた。そうしたら感情的におかしくなって叩いてるとかアンチとかじゃなく、理路整然と嘆いていて、反論もなくそのとおりだと思ったものが多かった。ただ私にはそれに怒ったり悲しんだりする好意がもうエヴァにはない。良かったねー、終わったねーって流して終わった。
良かったで流した層、怒って細かく説明してる層が多くて、ほとんどの人が一回見ればリピートしない映画ではないだろうか。それでも何度かリピートしていろいろ考えてる人たちが少数いるけど、お金あるなあという感想だ。考察や小ネタ拾いは楽しくて好きだが、シンエヴァはそれをするには料金に見合わないと思ってしまう。そろそろ大抵の空白や説明のないところは、思わせぶりなだけでなんもない可能性が高い思いようになった。きちんと描けるなら描いてるだろうし、監督には無理だと思う。その上でエヴァは出来ないものはそれっぽく空白にしとけばファンが勝手に考察して想像して楽しんでくれるから、開き直って描いてないだけ。監督は25年かけても描けないものを描けるようにはならなかった。ピュアで傷つきやすく、作品が成功したために人間的に成長しなくても生きていけるようになった子供のままの人。それが痛いほどわかるのがシンエヴァじゃないか? 意味があるのかわからない考察をするなら、円盤をアマゾンで安く買えばいい。そもそも今回の映画、考察合戦する相手も少ないのでは。
監督とは反対に、声優は成長をひしひしと感じる人が多かった。声優の演技力にだいぶ助けられた映画だった。監督はそれに気がついただろうか。親子を多用するくせに父親も母親も描けないところに、それっぽい色を付けたのは声優陣だ。パンフのコメントは感慨深く読んだ。皆さんお疲れさまでした。緒方さん、宮村さん、山口さんは特にお疲れさまでした。シンジの声は最後まで緒方さんが良かったです。
貞本さんが参加されてなかったのは残念でした。彼の人間性とかは知らん。描く絵が好きだし、監督が投げ出したものを漫画版できちんと描ききったのを高く評価している。漫画版はキャラクターの心情もちゃんと丁寧に描いていたし、なによりきちんと完成させた。それが出来るか出来ないかが、本当のプロとアマチュアの差だと思う。貞本さんだってエヴァオタのいろんなものにさらされた人だったでしょうに、仕事を完遂した。傷ついたのは監督だけではない。エヴァの根本は監督の私小説だが、作品としてはたくさんの人の力で出来ているものなのだから、負の影響だって受けた人はたくさんいるでしょう。傷ついたからと膝を抱えて元気になるのを待ってても良いような環境にあった人は少なかっただけ。
Yahooやはてなブログでの高評価を見て期待して劇場に足を運んだ
でも自分としてはこれは単なる未完成か投げっぱなしENDにしか思えなかった
本当にこれがあの好きだったエヴァシリーズの最後の映画なのか?
納得がいかなかったのでここでぶちまける事にする
前半の村パートは分かりやすかったのに対して後半のネルフとの決戦は半分以上意味不明だった
知らない用語が次々と出てきては、はい次と進行していきぽかんと置いてきぼりを食らった
本当に熱心なファンであれば設定を熟知してなるほどと理解できているのかもしれない
でもTV版と旧劇と新劇を見た程度の自分にはとんとついていけなかった
ゴルゴダオブジェクトがどうのこうの希望の槍カシウスがとか一体何のことなのか
最終的に劇場の中で理解は諦めてなんとなくのストーリーを追うしかなくなったのである
勿論TV版や旧劇場版にもこういう訳の分からない用語と言うのはあったがこれほど酷くは無かったように思う
綾波とアスカ、どっちが好きかと言えば自分は断然アスカ派である
それを差っ引いて聞いて欲しい
ケンスケやトウジが年齢を重ねて落ち着いており、シンジに対して優しさを示したのに対する対比かと思えるほどの当たりの強さだった
シンジが突然未来の世界に目覚めたのに対してアスカはその間も生きていた訳である
ならその分の成長と言うかシンジに対する心情の軟化があっても良かったのではないか?
シンジの親友二人の成長に対してアスカはよく言えば昔のまま変わらずであり悪く言えば何も成長していないと感じられた
セリフでは先に大人になったのとか言っていたが全くそうは思えなかったのである
そして最終決戦で使徒化してまで13号機を封印しようとしたのに失敗し、逆にゲンドウに利用されて取り込まれる
旧劇の様な八面六臂の活躍を見せる訳でも無く、本当にえっと思うような退場であった
その上シンジの事は好きだったと過去形でケンスケといい関係になっているのである
これはもう半分NTR物を見せつけられている気分になったしとてつもないショックであった
エヴァと言うのは極端に言うとシンジと綾波とアスカの物語である
100歩譲って加持さんならまだ分からなくもなかったが何故ここでケンスケなのか
ぽっと出の奴とまでは言わないがケンスケとそういう関係になったアスカは見たくは無かった
その上最後にシンジを迎えに行くのは綾波ですらなく謎の人物のマリである
本当にマリって言うのは誰なのか
しかし最後に重要な役割を果たす割にはこのマリという人物の人となりや目的、バックボーンなどの殆どが不明なのである
綾波はクローンで命令だしアスカは親に見捨てられて褒められたいと言う動機というかキャラクター性がマリにはない
最終盤でなぜかユイや冬月やゲンドウの近くに描かれていたりはしたが何故年を取っていない様に見えるのかの説明もなく余計に謎が増えただけである
分かる事と言えば何やら突然出てきてシンジの臭いを嗅いだと思えば若干寒いセリフを言い続けるエヴァパイロット
この掘り下げも何もない様なキャラが最終盤でシンジを迎えに行く重要な役に割り当てられ挙句に成長したシンジと仲睦まじい様子を見せられてもぽかんとするしかなかった
アスカはマリの事をコネメガネと呼んでいたがそのコネが何なのかすらも判明しなかった
そしてもう一度見ようだとか考察しようだと言う気力が湧いてこないのは何とも言い難い感情であった
何にせよこれで四半世紀続いたエヴァは終わったらしい
遅ればせながら『シン・エヴァ』観ました。個人的な感想メモ(ネタバレあり)。ちなみにTV版から観ている39歳男です。
・旧劇場版でシンジとアスカがお互い傷つけあったのは「二人は他者だから、触れ合えば傷つくのは必然なんだ」と受け止めてた。それに対する『シン・エヴァ』の回答は「あれは二人の相性が悪かったせい。それぞれ別の人とくっつけば幸せになれるよ」ってことだと理解した。マジか、と思いましたね。あまりに身も蓋もなさすぎて。しかし言われてみれば確かにそう。こうなってみると、もうこの終わり方しか考えられない。
・旧劇場版のアスカって、エヴァの全編を通してみてもトップクラスに酷い目にあってたと思う。肉体的にも精神的にも。見ていて居たたまれなかった。なので、浜辺のシーンで惣流のほうのアスカも救済してくれて嬉しかった。
・それにしても、まさか渚カヲルがゲンドウの分身(別人格)だとは思ってもみなかった。これが一番衝撃的だったかも。
・でもよく考えると、TV版の時点でカヲルはレイに「君は僕と同じだね」って言ってるんだよね。レイがユイのクローンだとして、じゃあカヲルは誰の分身なのかと考えれば、論理的にはゲンドウしかありえない。なんで俺は25年間その可能性に気づかなかったのか、ということのほうが今となっては不思議。
・カヲル君の「歌はいいねえ」という台詞とシンジ君のウォークマンが、25年の時を経てゲンドウというキーワードでひとつに結びつけられる展開は震えた。
・あそこに置かれていた鉄道車両は、庵野さんの故郷の山口あたりで昭和時代に走っていたやつが多かったと思う(あとは天竜浜名湖鉄道?)。あの村が箱根のそばに2029年ごろに存在しているとすると、明らかに時空が歪んでいる。この時点ですでに庵野さんの心象風景に片足を突っ込んでいると理解した。あの村全てが仮想空間とも受け取れる。
・作画もあの村の場面の一部だけ、なんか質感が違いましたよね?
・TV版から存在していた夕闇の電車の中での自分との対話シーン。あれはあの旧型国電の中でやってたのか。あの車両は庵野さんの地元の宇部線で長く走ってた形式。なので単に懐古趣味で旧い電車を出してたのではなく、自分の故郷の、おそらく青春時代によく乗っていた電車の中でずっと自問自答していたわけね。なんというか、本当にエヴァって私小説だ。
・村の人がレイを「そっくりさん」と呼び続けるの、普通に気持ち悪いよ! 初日だけならともかく、その後もずっと。同僚に対してその扱いは酷くないか。レイ視点だから悪意がないように受け取れるけど、実際にはあれは村社会の新人イビリなんじゃないの。エヴァは「誰が誰をどういう名前で呼ぶか」について極めて意識的な作品なので、こういう「気持ち悪さ」も織り込み済みでやってそう。
・レイはやっぱり個体によってかなり人格が違う。にしてもTV版の「ばーさんは用済み」のあの子だけは極端に性格悪かったな。あれは何だったのか。
・ミサトさんは「自分は大人じゃないけど、それでも大人の役をきちんと果たすんだ」と決めた人。TV版と旧劇場版ではそういうちゃんとした大人はミサトと加持ぐらいだったけど、新劇場版ではリツコとヴンダーのクルー達も付いてきてくれていて、そこが良かった。
・にしても生命種の種を満載した船で最終決戦に突っ込むのは、リスク管理としてやばすぎ。そいつらはどっか安全な場所に厳重保管しておくべき。
・ミサトさんが息子とずっと会わないと決めたこと。それってユイやゲンドウと同じ過ちを繰り返してるんじゃないの、と思えて複雑だった。ユイも「自分の選択を息子はわかってくれる」みたいなことを言って死んだけど、息子の側からしたら親に捨てられたと思っただろうし、その葛藤を描いてきたのがまさにエヴァという物語なので。これは「シンジの物語が終わっても全てが解決するわけじゃない。親子の葛藤は次の世代にも続いていく」というメッセージだと受け止めた。
・新劇場版の全体を通して、リツコさんの物語はほぼカットされちゃった。新劇から見た人にとっては、あの人はミサトさんの有能な副官というだけの存在になるのかな。まあ尺もあるし仕方ないか。
・新劇場版での冬月が何をしたかったのか全然わからない。旧劇場版まではユイとの再会だよね? 今回は違うの? あんた何なの?
・ゲンドウとシンジの取っ組み合いのケンカは笑った。庵野さんって、映画の前半で綿密にリアリティーを積み上げておきながら後半で暴走するよね。『シン・ゴジラ』の無人在来線爆弾のときも思ったけど。
・「ユイ、お前はずっとシンジの中にいたのか」って、そんなの当っったり前だろうがー!! そんな凡庸な結論に至るまでに人類を3回も滅亡の淵に追いやるんじゃねえよ。
・庵野さんはエンディングの巨匠だと思っている。「全ての子供達に、おめでとう」と「気持ち悪い」。観た人の記憶に刻み込まれるエンディングを2つも作ったのは神業。
・そして今回のエンディングも後世に語り継がれる素晴らしい出来だと思った。俺は泣きました。
・大人になったシンジ君、イケメンだなあ。声は神木君だしパートナーは素敵な人だし。この話って結局「ただしイケメンに限る」ってやつじゃねーの、という思いもよぎる。
・チョーカーを現実世界でもずっとつけてたのは、思春期の呪縛はそれだけ強いものなんだという意味合いかな。それとも単にマリがチョーカーを外す場面が撮りたかっただけ?
・マリは鶴巻和哉の色が濃いっていう評を見たけど、確かに『フリクリ』から飛び出てきたみたいなキャラ。『フリクリ』も大好きなので嬉しかった。鶴巻さんもありがとう。
・でもこの結末って言ってみれば「夢オチ」だよね。それでも自分も含めて肯定的な感想が多いってことは、要するにたいがいの人は登場人物の人間関係に決着がつくことを何より重視していて、そこに整理がつけば夢オチでも構わないと思ってるってこと…?
・「One Last Kiss」最高。天才の曲。宇多田ヒカルのエヴァ関連の仕事は全て文句のつけようがない。こんな荒唐無稽な物語にかっちりハマりつつ、なおかつ宇多田ヒカルらしさを失わない曲をよくぞ3曲も作ったものだと思う。宇多田ヒカルさんもありがとう。
・で、『Q』で出てきたトウジの制服は何だったの? とかそういうことを考えだすとキリがないので、もう考えない。
劇場で自分の前の席に高校生の集団が座っていて、終わった後で「どうだった?」「わかんねー(笑)」と、まさに自分が高校生で旧劇場版を観た時と同じような会話を繰り広げていた。そのことに何だか感動してしまった。
就職先の人間関係をよくして長く働くという程度のことではなかろうか?
はずれ(人間性ぶっこわれ)のおじさんやおねえさんばっかりだったけどそのうち同僚のシンジくん(まとも)と職場恋愛してみた
まあこのままだったら結婚する的な
じゃあなんで一人だけ老けてないの?
作内で明言されてないけどマリはLCLに最初から触れる機会があったのかね。
も在り得るね。アスカもTVでは親がいたけど映画は人造人間だっていうから。
カオルくんはループしてるみたいな話だったような気がするけどループしてるってどういうこと…?
Qで死んだカオルくんとは別のカオルくんも色んなところで死んで、また月みたいなところの棺桶から同じ姿で生えてきて、死んだあとの時間軸にカオルくんとして登場してくるってこと?
それだとアヤナミそっくりさんみたいに「覚えてない」ことになるので、TV版や漫画版EVA(=並行世界)の記憶があるくらいのことではないかと。
冬月先生は何がしたかったの?自分のとこの学生がヤバい道に進んで取り返しがつかなそうだから一蓮托生で最後に刺し違える気持ちだったってこと?
単に自分の研究そのものやそれを引き継いだユイやゲンドウを完遂させたかっただけでは。世界の謎をいきつくところまで見てみたかったみたいな研究者にみえる。研究者ってのはマッドサイエンティストかどうかは他人が決めることで本人はとことん知りたいだけの人。
マリがエヴァをたくさん食べて、シンジくんを迎えに来たときにエヴァの姿が色々切り替わってたけどあれはどう言う意味があったの?
わからないけど、自分のEVAに8-12号機をたべさせてたんで食べたことでかわったんじゃないの?
アスカのシーンで、回想しながら沢山のアスカの写真が一枚ずつ消えてったのに、レイの説明の時には一枚しか写真が残らなかったのに、アスカの時には最後に2枚残ってたのはなんでなの?
惣流と式波で2枚?じゃあ惣流ってどこで何してんの?出てこなかったよね?
人造人間(クローン)だからもとになった人間がいるのかもしらん。TV版にはでてきてた。それをシンジが補完計画やめさせる程度のちからをもてたことで全世界を見渡す眼をもっちゃって知ったことで写真としてでてきたのかも。そもそも序破急シンとおして加持さんがかたりかけてくる知識もシンジの知識だけではありえないことなので、水先案内人として最も適した魂をだれでも呼び出せたみたいな。
Qでみた眼帯は破でエントリープラグごと噛み折られたときのダメージかとおもったけどよくかんがえたらLCLにとけた人間は全身再生できる(TV版)。
今回で眼から赤い模様のついた柱出してた。これはパリに立てたり農地を囲んでた柱の小型版。使徒や補完計画の赤い世界から人間を守る効果がある。アスカはこれを眼にうめこんでおくことで使徒としての暴走をおさえていた(けどどうしようもなくなったら暴走を手段としてつかうために自力で排出できた)ということがわかった。
加持さんがサードインパクトを止めたって言う話だったけどどうやって止めたの?なんか私が見てないだけでウィレ?ができるまでの映画とかアニメとか設定とかがあったの?
ないけど、強いて言えば破でゲンドウにようやく手に入れましたって差し出してたシーンがそれ。TV版ではゼーレとゲンドウのダブルスパイだったしミサトさんとの話もいろいろあるので見れば「こういう人物ならサードインパクトを命がけで停めるわな」「ミサトがいうんだからまちがいないだろ」と納得いくかもしれん。
みてない
なんかみんな満足とか不満足とか判断できるくらいには理解できてるみたいだし、アラサーアラフォーのオタクの共通言語的な雰囲気の作品みたいだし見てみるか〜って今年になってから見た私みたいなにわか知識では全然理解できないシーンばっかりだったけど、多分、シンジくんはお父さんと和解?できて、中学生の頃の初恋みたいなものにもケリがつけられて、自分が不幸にした世界でも頑張って生きてる同級生を見て立ち直る決心をして、ハッピーエンド的な感じで大団円ってことで良いんだよね…?
ok。TV版と旧劇場みてた人間からすると「ゲンドウとシンジ、本格的に狂ってしまったのはどっちだったんだ?メリバなのか?」って悩んでたので。
TV版では狂ってしまっても仕方がない扱いをシンジはずっと受けてた(それは冬月が仮説をたてゲンドウが実施しミサトらネルフにやらせてた計画すべてのしわ寄せを受ける立場で)とおもうんだけど、最後に真っ白な世界でみんなに拍手をうけておわる
そしてそこまで苦労して世界はもとには戻ったかというと戻らず破滅のままだったことが旧劇場版であかされた
となると拍手ってのは脳内妄想だけなのでは?ってならざるをえない
やはり限られた狭い人から承認をうけただけでは人は救われない(手術がおわっても入院生活が続くようなもの)
世界ごと祝福されていないといけない
お元気ですか?
昨日、僕は久しぶりに姐さまのことを思いながらトイレでオナニーをしました。
姐さまの白いプラグスーツ姿はとても素敵です。
と言いつつ劇場にはまだ足を運べていません。笑
今から、姐さまが大画面を所狭しと縦横無尽の活躍をされていることを想像して興奮しています(性的な意味ではありませんよ笑)。
ですから、ネタバレをひたすら避けている状況なのですが現代のインターネット社会ではそれも難しく、うっすらと姐さまがバカシンジに選ばれなかったらしいということがわかっています。
ああ姐さま、だから、あれほど……。
それにしても姐さま。
お互い遠くに来ましたね。
姐さまと出会った時は文字通り姐さまだったのに、あっという間に僕の方が年上になって、今ではおじさんです。
次に姐さまでオナニーする時には僕はおじいさんになっているかもしれませんね。笑
農村部分の押しつけがましい価値観、イマイチな演出、ストーリーの雑な回収に全然共感できなかった。
旧劇新劇全て観たけれど、今回はエンタメとしては特に楽しいものではなく、クソ映画とは言いすぎにしても、駄作ではあったと思う。
プロットには何の驚きも捻りもなかったし、わざとにしても前半の農村は書き割りというか単調というか、演技も大根だし、後半のSci-Fiも格好良くはなかったな。最後の親子の戦いだって、セルフオマージュにしても絵面的にきついものがあった。
振り返ってみれば、エヴァQはまだ新規性意外性やディストピアっぽさ、あと絵面の面白さはあったと思う。うろ覚えだけど。
庵野監督の私小説とかはどうでもいい民なので、もう少しエンターテイメントとして楽しめるものであって欲しかったです。
あるいは、「アニメ映画として楽しめない」ことを狙った映画なら事前に「これはつまらなく作った映画です」と言ってほしい。間違ってもそんなことはないと思うけど。
そんなわけで月曜日の「プロフェッショナル」は怖い物観たさで録画予約した。
今回のは、登場人物に対するキャラ萌えとか以外の楽しみ方をするものではないと思った。
あのアニメ映画を楽しみたいなら、少なくとも新劇場版を全て復習してから劇場へ足を運びましょう。
ネットではエヴァのネタバレに対してかなりシビアになっている節がある。
理由は簡単でそういう戦略だから。長年温めて来たエヴァンゲリオンというコンテンツに対して企業が取る最も効果ある宣伝手段だと思う。
これは何もエヴァに限らない。殆どのコンテンツは発表前までその存在は秘匿される。Appleやポケモンがいい例。新IPhpneや新ポケモンのお披露目は然るべきときに然るべき場所で行うことで最大限の広報になる。
エヴァが特殊なのは、その秘匿性を公開後も維持しようとしているからだ。それによって劇場に足を運ぶ人が大勢いるのだから大成功といえる。言い換えれば、拗れたファンの信仰心を試す儀式というのが正解だろう。プペルとは全く違うがどこか似ている。
現在のSNS偏重の日本では公開前に内容がバレることすらあるのに、エヴァは公開後も映画館に足を運んで自分の目で確かめたい層がいるため、ネタバレへの過度な反応が多い。尤も公開から1週間なので沈下しつつあるが。
ただしこのようなコンテンツはエヴァが頂点であり、今後はないだろう。なぜならネタバレという行為には、あらかじめ「ネタバレを良しとしない忌避感」が備わっていなければならないだらだ。知りたくない情報があるからネタバレがあり、誰でもしれるモノはネタバレとは言えない。
ここからは俺の個人的な考えだが、ネタバレを嫌う風潮自体が今後廃れていく、もしくは主流とは言えなくなると思える。ゲームで言えば、買い切りのソフトパッケージが主流だった時代から無料アプリ内の課金に移行したように、同じようなモノでも価値観が変わっていくはずだ。
今回のエヴァ騒動で思ったのはネタバレという行動自体がコンテンツになっているということ。
エヴァはプロモーションとして冒頭12分を無料公開するなど宣伝に多くの費用かけている一方で、肝心の本編は徹底的に伏せている。今もなお。
自分のようにエヴァ世代からやや外れた人間からしてみれば、公開後にもネタバレを秘匿することには違和感がある。そしてさらに考えると、そもそも多くの作品が公開後もネタバレに敏感な風潮に気づいた。なぜ世の中に放たれた作品にもネタバレを抑制する動きが働くのか。
例えばアガサクリスティのような有名作品であっても、殺人の犯人やトリック等はネタバレとして扱われる。それは推理小説やそれを扱った作品にとって重要且つ核心に至るものだ、というのがネタバレを阻む抑止力だろう。「このオリエント急行殺人事件の犯人は~」などと読もうとする人に告げたらかなりの確率で縁を切られかねない。
だけど世の中にはネタバレを知ることに忌避感を持つ人がいると同時に、ネタバレでもいいから情報が欲しいという人間が一定数いる。具体的には作品内で猫や犬が死ぬかどうかだ。ペットをもつ人間は犬猫の死の描写に敏感になる。もっと言えば推理小説の犯人を最初から知りたい人間もいる。そういう人は作品を読むに当たり、誰が犯人なのかをあらかじめ知っておかなけれ不安になる傾向があるらしい。推理小説をラストから読む人がいるが、まさにそういう人が身近にいる。
自分は推理小説の犯人まで知りたいとは思わない。だがその作品の核となる部分や面白さをあらかじめ砕いた上で自分に合う形で取り込もうとする考えには、決して嫌な気はしない。
例えば、自分の親はポケモンGoを一人で3台のスマホを常に操っている上に、雨の日は位置情報を任意で動かして楽しんでいる。それらはポケモンGo自体の面白さを消すことになるだろうし違反ではあるが、彼らからすれば効率性や安全性の確保が重要なのだ。作品の面白さに反してでも自分に合うモノを得たいという感情は尊重するのだ。
今までは、ゲームは自分の力で攻略するモノ、小説は自分で読破するモノ、アニメは最初から最後までみるもの、という考えが偉かった。しかし、ゲームは誰かのプレイを眺めることが増え、小説はあらすじだけで済ませ、アニメは途中の話を倍速で見る、という行為も決して珍しくない
何が言いたいかというと、劇場に足を運んで事前情報を得ていない状態で自分の目で作品を見る、という行為が面白いと感じるのはこの「シン・エヴァンゲリオン」が最後になるだろうと、ということだ。映画という舞台をキチンと使ったある意味で最後の邦画かもしれない。あらすじも匂わせもなく、純粋に作品を最初から連続して楽しむという体験は、かなり貴重だ。
今後はネタバレ自体への忌避感が薄い人がいることを世間が知る段階になるだろう。そういう人は主流にならないだろうが、無視するほどではない。そうすると必然的に「答えはCMの後で」戦法は通用しなくなる。
例えば同じ作品の宣伝で「この中の誰かが死ぬ」という予告では食いつかず、aとbが死にcが犯人、と伝えたほうが受けが良いかもしれない。
コンテンツがあふれる世の中では、結末を匂わせるのではなく、ストレートに伝える手法がドンドン出てくるのではないか?
予め結末を知るか他者の言葉や感想を求めた上で自身で内容を確認する人々の声が高まれば、まず結末や誰かの死が先行し、そこにストーリーが入ってくる形が出てくるかもしれない
とりとめも無い話だが、身近にいる何人かを見ているとそうなって行きそうだ
エヴァのネタバレをタイトルでするなってコメントあるけど初日からネタバレタイトル記事がホットエントリーにはいってたやん。
https://anond.hatelabo.jp/20210314105214
上記の記事についてネタバレするなというコメントがあるし、スターもついてる。
ご丁寧にも2階立てにもされてる。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210314105214
エヴァ信者の俺から言わせてもらえば、初日からタイトルネタバレ記事がホットエントリーにはいってたんですよね。これな。
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20210308/1615192995
これだけでは重度のエヴァオタクにしか伝わらないと思うので補足する。
今回のエヴァは終わるかどうかっていうのは大きな関心ごとだったんですよ。
きっとエヴァに大きな関心がある人なら
「終わらせる雰囲気出してるけどやっぱり終わりませんってなるんじゃないの?」
もしくは
「今回で完結するのかな。どうかな。」
少なくとも俺は完結するかどうかを劇場で見届けたかったし知りたかったんですわ。
シロクマ氏について知らなくても平日の初日にエヴァを見に行くような人で、感想記事を出すような人はかなりのエヴァ好きであることはわかるし、「ありがとう」なんて感想つけられたら完結したなってわかっちゃうの。
さらにいうとエヴァの地上波の最後でシンジくんが「おめでとう」と言われまくって返したセリフは「ありがとう」なの。エヴァの感想でありがとうなんてつけられたら、ああ終りを迎えたんだなって感じちゃうの。
だからあの記事タイトルを見た瞬間頭が真っ白になったね。映画みるまで仕事の効率めっちゃ下がったわ。
自分は仕事があって水曜日に映画みるしかなかったんだけど、月曜日はTwitterとFacebookと5chは封印してた。ネタバレ絶対あるだろうから。
はてブは大丈夫かなーって思ってたんだけど、シロクマ氏のホットエントリーのタイトルを見て以降はてブも見なくなったわ。
これはシロクマ氏ではなく自分の危機管理能力が低さが問題。ホットエントリーに「エヴァ感想(ネタバレあり)」以外のものが上がってこないやろーなんて高を括ってたのが間違い。
管理職なのに、こんな危機管理ミスをしている自分が恥ずかしくなったわ。念押しで二回いうけどブログ書いてエントリーしただけのシロクマ氏は悪いとは思わない。
で、件の「宇部興産」記事だけど、個人的には宇部興産よりも「ありがとう」のほうがネタバレ度合いは高い。
今回の劇場版視聴前の自分が「宇部興産」のエントリータイトルをみても発狂してただろうけど、具体的な1つの宇部興産とかよくわからんワードより、「ありがとう」のほうがありとあらゆることがわかってしまうからキツイ。
ちなみにエヴァオタクからみて、ネタバレを意識した理想的な記事タイトルは以下のようなやつ。
https://anond.hatelabo.jp/20210311183312
結局ネタバレ基準なんて個人によるんだから、ネタバレを回避したい人はできるだけ社会とのつながりを立つしかなくて、ネタバレをしたくない人は、限りなく要素を削るしか無いのよね。
ssig33 書いた
加担したゴミ
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NobeeeNobeee
cockokcockok
scorelessdrawscorelessdraw 未見だが(この増田も本文読んでないが)、もう宇部興産しか頭に入らない。そろそろ宇部興産見に行くか、という感じである。
quitquietquitquiet
hobo_kinghobo_king https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4208.t 宇部興産(4208) 週明けチャートに火柱立つでこれ。 アニメ
ohjinil1124ohjinil1124 書いたじゃねーよゴミ
kanimasterkanimaster 同窓会には行けません。 animeネタ
abababababababaabababababababa マリやで
UtsumiMarkcityUtsumiMarkcity ネタバレに本気で怒ってるっぽい人、正気か?
s5rs5r ネタバレをバズらせるなといいながらはてブしてホッテントリにいれてる人たち
jinkaishitsujinkaishitsu 公開1週間だし、ネタバレを気にするような人はさっさと観に行ったほうが良いのでは...ネットメディアもSNSも、いつまでも配慮してはくれないでしょう
2021/03/14 15:12 リンク yellowyellowyellow
korosukentkorosukent ネタバレ最悪。この人何考えてるんだろう?
samu_isamu_i 死ぬんだとおもってた。世界を救った英雄になって讃えられるわけでもないのか。就職すると思いながら見る映画は最高だぜ
dokodoko あれあそこに住んでるわけじゃないでしょ
tantakatanZtantakatanZ 書いた。じゃないです。見たくなくても目につくんです。タイトル変えて下さいよ
kobito19kobito19 そうそう、ドラクエ映画とかクソ映画ならネタバレ許容されるみたいな風潮はおかしいよね
orbisorbis animecinemalocalneta増田
momoirotanmomoirotan
ytskytsk あとで読む
KAZ99KKAZ99K タイトルでネタバレしないでよーーー!!
workingmanisdeadworkingmanisdead
exciteBexciteB 「地元宇部興産で就職」は虚構と現実行ったり来たりするアニメ屋からすれば「汗水たらす枠」だろ。
tobetchitobetchi eva
demacsdemacs
kiyo_hikokiyo_hiko 宇部興産の株主として宇部興産が話題になるのうれしい。 ネタバレ
2021/03/14 14:32 リンク yellowyellow
Arturo_UiArturo_Ui その企業に思い入れがあるわけではなく、単純に「宇部には他に何もない」というだけの理由じゃないの? ピンと来ない
maketexlsrmaketexlsr “言いたいこととしては俺は宇部興産というか宇部興産専用道路が大好きなんだ。工場の配置の非合理を力業で無理矢理ぶちぬくその精神性”わかる
2021/03/14 14:24 リンク yellowyellow 8 clicks
umazura_factoryumazura_factory タイトルでネタバレすんなよクソ野郎が。
chunguschungus ネタバレ何とか言ってる人 観ろよ
2021/03/14 14:15 リンク yellowyellow
kita-tubakita-tuba なるほどわからん案件(未鑑賞
retire2kretire2k コンクリートで作った不動産が最強ってことやろ
sumoasumoa
beginnerchangbeginnerchang 草
juicyfragrancejuicyfragrance
roirrawedocroirrawedoc
ikioiamatteikioiamatte
nanako_csrnanako_csr あとで読む
llllllpllllllp あとで読む
MozhaiskijMozhaiskij
rocketboy_miyarocketboy_miya エヴァ
uza_momouza_momo ちょっと面白くないフェイクで目が滑って3行で諦めた。
2021/03/14 13:41 リンク greenyellow
readmemoreadmemo さっき見てきてよかった。笑った。
oktnzmoktnzm ネタバレ嫌な連中はそんなに好きならネット遮断するか、いの一番に見に行けよ。見苦しい。
2021/03/14 13:37 リンク yellowyellowyellowyellowyellowyellow
mnoxmnox クッソめちゃめちゃ観たくなったじゃないか。序破急みなきゃ、、、。 movie山口
2021/03/14 13:36 リンク yellowyellow 11 clicks
t-tanakat-tanaka 「宇部興産専用道路」https://www.ube-ind.co.jp/ube/jp/ir/personal/ube_road.html 知らんかった。こんなのあるのか。
2021/03/14 13:36 リンク yellowyellow
queeuqqueeuq マリのおっぱい描写がよかった。それだけで2時間やってくれ。月曜日のたわわ
onigoyonigoy あとで読む
ka5meka5me 一つだけ言いたいのは汗水たらすを狭く解釈しすぎてる。むしろ田植綾波と同じ認識に立ったという解釈が普通。
2021/03/14 13:23 リンク yellowyellowyellow
westerndogwesterndog アニメ
lily7lily7 id:skel マヤ?マリでは?気持ちはわかるが
2021/03/14 13:21 リンク yellowyellow
hobbiel55hobbiel55 evangelionmoviereview
atsuououoatsuououo
kukkykukky まあ作中コカコーラじゃなくペプシな時点で宇部興産礼賛だからな。昔は宇部興産がペプシの代理店やってたんで山口育ちはペプシ育ちよ。
2021/03/14 13:10 リンク yellow15yellow
sifuesifue
neet_modi_kineet_modi_ki タイトルも思いっきりネタバレやろ / ただ公開からこれだけ日数経てばネット空間にネタバレテロするやつはそりゃ出てくるか
ryokusairyokusai 「言いたいこととしては俺は宇部興産というか宇部興産専用道路が大好きなんだ。」よくわからんが就活してたとき役員面接(多分)まで行けたの宇部興産だけでしたね。勿論落ちました。
NSTanechanNSTanechan
kusunoekusunoe
nomukennomuken
qyosshyqyosshy 宇部興産ガチ勢。こういう感想は好きだ。
nnn06nnn06
aurelianoaureliano
2021/03/14 12:57 リンク 52 clicks
zakkichozakkicho
dmekaricompositedmekaricomposite 見てないけどそんなの世界一かわいい道重さゆみが宇部出身で父親が宇部興産に勤務しているからに決まってるでしょ。知らんけど。美人百花で最新のさゆを見るのだhttps://bijinhyakka.com/archives/999034先月号はさゆが表紙。
2021/03/14 12:53 リンク yellowyellow
laislanopiralaislanopira 就職社会animeeva地理山口
SHOWFKUPSHOWFKUP id:ssig33 タイトルでネタバレしてる増田を本アカでセルフブクマってやってること最悪なんでタイトル変更してから消してください
2021/03/14 12:46 リンク blueyellow14yellow
HamukoroHamukoro そうはならんやろ
afurikamaimaiafurikamaimai 見てないので増田が死にますように。
o-8u_s5u_k938o-8u_s5u_k938 アニメネタ
djent44djent44
BBQ_BBQBBQ_BBQ
city_hermitcity_hermit
pdfexcelpdfexcel ーをまら、ゎゎちままだなまたまわたわなたやたわとたてままたまわばやら
POPOTPOPOT 観てない人のためにタイトル変えてやって…
2021/03/14 12:37 リンク yellowyellowyellowyellow
phallusiaphallusia あとで読む
frantic87frantic87 あとで読む
mshotamshota タイトルにネタバレ要素書くのはダメよ
2021/03/14 12:35 リンク redyellow18yellow
sakazaki_dcsakazaki_dc
TakamoriTarouTakamoriTarou
John_KawanishiJohn_Kawanishi その解釈は無かった(焦 エヴァ
hurafulahurafula あとで読む
esbeeesbee タイトルネタバレ、いくない! エヴァンゲリオン
2021/03/14 12:29 リンク yellowyellowyellow
ttmtmyttmtmy
hiroyukixhphiroyukixhp
osugi828osugi828 ラストの宇部新川駅からのラストのくだりは、自分が宇部出身都民だからこそのカタルシスがあったし、でもそれを言語化するのはできてない。地元がいきなり聖地になる気持ちってこういうことなんだな。
2021/03/14 12:25 リンク yellowyellowyellowyellowyellowyellowyellowyellow
qp365qp365 まだ見てないんだからネタバレやめろ。悪いと思ってるならスターくれ
2021/03/14 12:22 リンク yellowyellowyellowyellowyellowyellowyellow
kozilekkozilek ブコメ、マヤとマリ間違えたらあかんやろ!マヤを紹介しに行くところ想像して笑ってしまった。
2021/03/14 12:21 リンク yellowyellow
gothicgirlgothicgirl タイトルだけで完全にネタバレでしょ バズらせんなよ やっぱ最初の土日を過ぎるとみんなガンガン遠慮なくなってくんだなー
2021/03/14 12:20 リンク redyellow31yellow
hatebu_aihatebu_ai なるほど、エヴァに影響を受けた人は実物大エヴァじゃなくて、可動コンクリート(可動コンクリート?)で第三東京市や箱根を再現しようとするのかもしれないな。まあ前者だとLCLとセットになるから物騒になっちゃうか
takamocchitakamocchi 「宇部興産専用道路」また一つ無駄に知識が増えてしまった。ググったらめっちゃ面白かった。ありがとう。
kiringokiringo あとで読む
ohnishiakiraohnishiakira
hashigohinanhashigohinan いやいやいやいや見てない人にとって宇部興産なんていう変化球すぎる情報は(ネタバレじゃなかったとしても)勘弁してほしいよ?
2021/03/14 12:17 リンク redyellow20yellow
anus3710223anus3710223 宇部興産専用道路、人生で1回でいいから走ってみたい
memorystockmemorystock あとで読む
youichirouyouichirou タイトルでネタバレイクナイ…と思ったがまさか未見者もこれがネタバレとは思うまい…
gunnyorigunnyori それを言われたら田舎として出てきた遠州二俣駅付近の人はどうすれば……(なんとなく気が付いてたけど気が付かないフリしてた)
GelsyGelsy 今の宇部興産はほぼ化学一般を扱う企業だし、セメント工場を稼働させるのに必要な正社員もわずかなもの。シーバンスからの出張なら空港 Permalink | 記事への反応(2) | 15:40
町山智浩が発した「女性差別発言」の一つとして有名なものが「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。 (2013-2-18 06:30:23)」と云うツイートです。
この発言からは、町山智浩の根底に「女性は主体的に何かを発見して選択する能力が欠如している」という考えが存在することが、如実に見て取れます。
柳下毅一郎との共著『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』を読むと「中身が空っぽの映画を、配給会社や広告代理店が薄っぺらいキャッチコピーで盛んに宣伝することで、それを鵜呑みにした女性観客が劇場に足を運ぶ」と云う類いの主張がなされる場面に度々出会います。例えば「『タイタニック』を観に来た若い女性観客は、レオナルド・ディカプリオの演じる登場人物がクライマックスで死ぬのを見て『ウソー!』とビックリする。予告編を観れば死ぬことぐらい予想がつくだろ!(=つまり町山智浩らは「女性観客にはそれを予想する脳味噌が無い」と言っている)」と云う具合いです。
要するに、町山智浩らは「配給会社や広告代理店に騙されるのは、いつも女」であり、「雑誌『映画秘宝』が気に食わないタイプの映画が世間でヒットしてしまうのは『馬鹿な女たち』が原因」であり、「男女や親子が一緒に観に行くデート映画やファミリー向け映画も、女の好みに合わせた結果つまらない作品ばかりになった」と、そう主張するのです。
その一方で「馬鹿な広告代理店や一般的なマスメディアを活動拠点とする評論家は理解していないが、映画『○○』は本当は✕✕なんだよ!それを指摘しているのは俺たち(『映画秘宝』)ぐらいなもんだよ!」とか「映画『○○』が流れている劇場にいるのは『映画秘宝』読者だけ(或いは、劇場に行ったら中原昌也とか藤木TDCに出くわした)」とか「周囲の観客が泣いている中で笑っているのはオレたちだけ(この逆に、周囲は笑っているのにオレたちは泣いていたと云う『少林サッカー』パターンもある)」と云う、典型的な「オレ(たち)ってフツウじゃないゼ」アピールも度々出てきます。「本当は✕✕!」という言い回しが好きですよね。
こうすることによって「『馬鹿な女ども』とは違い、『オレたち(=ボンクラ男子)』はモノが分かっている(=『映画秘宝』的な価値観を良く学習出来ている)」「オレたちは『本質』を見抜いている『仲間/同志』だ!」と云う「選民意識」と「自己陶酔」のカルト集団的な感覚を『映画秘宝』読者に与えていた訳です。
ところで、私がこの「雑誌『映画秘宝』の記憶」と題する一連の文章をはてな匿名ダイアリーに投稿したところ、或るブックマーカーからコメントで複数回「過去の『映画秘宝』で、そんなに自己陶酔している記述箇所が有ったか?」との疑義を呈されました。上で挙げたような町山智浩らの芸風と、それを熱烈に歓迎していた当時の『映画秘宝』ファンの姿と雰囲気。もしも、それをリアルタイムで見知った人に「あれは『自己陶酔』ではなかった」と否定されてしまうのであれば、これはもう私としては「見解の相違ですね」としか言えません。自己陶酔は「オレ(たち)は『スゴい』!」と云う直截的な形だけではなく「こんなボンクラ映画が大好きなオレ(たち)って本当に『ダメ』だよな〜」と云う、一見さも「へりくだった」ように見える『自虐』と云う形式を取って顕れる場合もあると私は考えています。町山智浩ら『映画秘宝』が行う「オレたちオトコってのはさ〜、『バカ』な生き物なんだよ。だから許してよ〜」と云う芸風と、それを支持した読者たちは、本人たちとしては「分かった上で『バカ』を演じている(いた)」つもりかも知れませんが、これも傍から見れば、立派な『自己陶酔』だと私は思います。「自虐」は「オレ(たち)はスゴい!」の裏返しなのです。しかし、一部とはいえ『映画秘宝』ファンらしき人から「自己陶酔は無かった」と言われたので、私は正直ビックリしました。自覚が無かったのですね。
それでも「『自己陶酔』と言われることには抵抗が有る」のであれば、代わりに『甘え』と言い換えましょう。「オレたちオトコは、ボンクラ映画好きだからさあ」とホモソーシャルな価値観と物の見方を持ち出して酔い痴れ(=『陶酔』)ながら「だから、オレたちのするバカを許してね」と「女性と云う他者」に甘える(=負担を強いる)ことを続けてきたのが、町山智浩ら『映画秘宝』及びボンクラ信奉者たちの真の姿です。そして、そんな風に「オレたちは『こんな感じ(=ボンクラ)』だからさ〜」と甘え続けて行き着いた果てが、前・編集長の岩田和明による恫喝DM事件の発生です。目を逸らしてはいけません。もう、これ以上『バカ』や『ボンクラ』を言い訳にして「女性に甘える」のは止めませんか?『自己陶酔』に気づかないふりをするのも『甘え』だから止めませんか?そうでないと、また恫喝DM事件のような大失態が繰り返されかねません。
それにしても、上で挙げた例に出てきた「ディカプリオが死ぬ場面にビックリする女性観客」は、実在したのでしょうか?何だか私には、町山智浩らが「女性観客は愚か者である」と主張するために、都合よく頭の中だけで拵えた『藁人形』なのではないかと思えます。
実際は、女性観客にも「馬鹿な映画、底抜け大作、広告代理店の嘘八百宣伝と百も承知の上で、わざわざ観に行く『物好き』な人たち」は少なからず存在するのではないでしょうか。彼女たちは、自らの意志でそれを選択しているのです。ただ、町山智浩らには「女性たち自身の意志」が存在することに我慢がならないのだと思います。
町山智浩らの言う「騙されるのは、いつも女」「それとは違い、オレたち男は『真実』に気づいている」と云う考え方や主張は、ひどく「古臭い」と私には思えます。と言うのも、これらの考え方は結局のところ、キリスト教の「エデンの園で蛇の誘惑に騙されたのは女であり、男を唆したのも女だった」や仏教の「女は悟りの障碍になる」と云う、古来の考え方を焼き直したものに過ぎないとしか思えないからです。
ご存知のとおり、恫喝DM事件が発覚した後に新体制となった『映画秘宝』では、のん(能年玲奈)さんの連載が終了することが告げられました。のんさんが誌上で『この世界の片隅に』の主人公すずさんの姿に扮したのはまだ理解できましたが、何の関わりも無い『ワンダーウーマン』の主人公のコスチュームに身を包む彼女の表紙を見て「何だか着せ替え人形みたいに扱われてるなあ。のんさん本人が喜んでやっているならば別に構わないけど」と私は思っていました。しかし、このたびの騒動でのんさんの連載が迅速に終了したところを見ると「やっぱり本当は彼女も、心の底では嫌がっていたんじゃないのか?」と穿った見方をしてしまいます。冷や飯を喰わされていた状況下で『この世界の片隅に』を大々的にプッシュして応援して貰ったという義理も有ると、なかなか断り辛かったことでしょう。のんさんみたいな大物女優がリクエストに応えてくれることは『映画秘宝』のボンクラ男たちにとって、さぞかし快感だったことでしょう。もしも仮に「オレたちはボンクラだからさ〜、こういうのが好きなんだよね〜」と、岩田和明らがのんさん相手に甘えていたとしたら?
散々「美少女アニメは、オタクの幼稚な性欲を満たす為のポルノ!」と攻撃していたくせに、その実は『映画秘宝』自ら、自分たちのボンクラ願望を満たす為に、本物の女性を使って着せ替え人形遊びに耽っていたとするならば、それは美少女アニメ趣味よりも遥かに幼稚で醜悪な姿ではないでしょうか。真相は如何に?
冒頭に挙げた町山智浩の「女の子が急にマニアックなことを言い出したら、たいてい男の影響」という発言は、町山智浩の自己を勝手に他者に投影したものに過ぎないのでしょう。おそらく、町山智浩自身に「自分は女性の影響で何かマニアックなことを急に言い出した」と云う経験と自覚が有るのだと思います。町山智浩にとっての「マニアックな事」は何でしょうか?そういえば、一時期から町山智浩は、熱く「恋愛論」を語るようになったと記憶しています。何故か今はパッタリと語ることを止めたようですが、結局あれは何だったんでしょうね?まさか「女性の影響」だったんでしょうか。
舎弟の高橋ヨシキやてらさわホークも近年、付け焼き刃っぽいポリコレ的な言動を見せるように変化しましたが、あれも「女性の影響」でしょうか?高橋ヨシキとてらさわホークも、自分たちよりも年齢の若い、女性のアメコミ翻訳家と一緒に仕事をするようにもなりましたから、仕方が無いですね。でも、高橋ヨシキなんか『チーム・アメリカ』の「ポリコレなんぞクソ喰らえ!」的な内容と姿勢を称賛していたはずなんですけどね。まさか、過去の振る舞いを無かったことに出来ると思っているのでしょうか?
もちろん「他者から影響を受けて変化すること」自体は、別に構わないと私も思うのです。ただし、それが「相手の歓心を買う」ことを目的とする「表面だけの底の浅い変化」でなければ、の話ですが。
しかし、古株の元『映画秘宝』読者の目から近年の町山智浩や高橋ヨシキを見ていると「単に女性の歓心を買うのが目的なんじゃないか?」という疑念が拭えないのです。だって、彼らの言動からは滲み出ているでしょう?「自分たちボンクラのコントロール下に置けない女性に対する怖れや侮蔑」の感情が。
増田はインターネット老人会の名に相応しく、テレビ版や旧劇に呪われた連中の安堵、あるいは呪詛で溢れている。
もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。
見終わった感想は、「本当に終わった」だった。
すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。
それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。
きちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画を象徴しているといっても良い部分。
復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。
忘れてならないのは、これは劇場4部作ではなくて、エヴァンゲリオンの最終作ということ。
だから、題名からして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」であって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」でないところで主張してる。
そして、「まごころを君に」「世界の中心で愛を叫んだけもの」ときて、「未来からのホットライン」で落としているところに、本当に最後なんだな、という気概を感じる。
NOTでも(NOT)でもなく、今までの否定でも追認でも無い、終わりが来たんだなという予感は正しかった。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破QはTVシリーズみたいなもんで、今回が劇場版」みたいな位置づけっぽくみえる。
冬月副指令側はネルフパリ支部を守る陽電子砲側で、ヴィレは侵略する側。
派手なアクションシーンであるとともに、赤いヤツって戻せるんだアレというのをこれ以上ないほど明確に見せる場面。
直接の描写が牧歌的なだけで、薄氷を踏むような生活というのが描かれずに表現されているように思う。
トウジは「医者の真似事」だし、ケンスケは「なんでも屋だが風車のメンテはできない」。
食事は配給制で、一軒家はトウジの医者という特権性に由来する特別扱いになっている。
綾波型初期ロットはそのトウジの客人ではあるが、農作業にわりとしっかり従事させられている。
そしてそこにいるのは老婆が中心。
若い男女や男性は、綾波型の心の触れ合いのような農作業には出てこない。
銭湯や図書館も牧歌的ではあるが、つまりは個別の風呂や嗜好品が持てない生活を、直接の描写なしに示唆している。
でも、並行複発酵である日本酒を飲める程度には豊かさがある。衣服も残ってる。(心の余裕はまず生活の余裕から)
でも、味噌汁に口をつけないことで激昂する大人がいる程度には食料に余裕がない。
たぶん、ココを受け付けるかどうかはその人のエヴァンゲリオンへの思いによる気がする。
第四話の「雨、逃げ出した後」だよねココ。
ひどい経験をしたシンジが家出をして、ケンスケとキャンプする。
TV版では、その後無理やり連れて帰られるけど、ネルフから出ていこうとして、自分の意志では電車に乗らなかったと言う流れ。
ケンスケの描き方はあの時からある意味で一貫している。自身の興味には忠実だが、相手の心情には過度に踏み込まず、黙って見守る。
「なんでみんな僕にやさしいんだよ」という嗚咽がほぼすべてだけれども、誰にも強制されることなく、しっかりと時間をかけてシンジだけで結論を出すのが良かった。
今までのシンジくんって、口ではみんな色々言うけど、それほぼ強制じゃんってのが多かった。
あなたが決めなさい、とか。それシンジくん考えられる状況か?その環境作るのが大人だろうっていう。
あの農作業をしていたのがシンジで、みんなの優しさに触れてこの村を守るために戦うんだ、だったらたぶん流石についていけなかったと思う。
で、今までのエヴァだったら絶対にあのアスカの「泣くだけ泣いてスッキリしたから家出は終わりか」みたいなセリフ入れなかったと思うんだよね。
その後の、ケンスケとの見回りと治水の管理で「基幹産業たる農作業を免除されてる」とか「池が村の生命線」とか言わなかったような気がする。
村が赤く浸食されてない理由とか、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったさみたいなのは、察しろよ、みたいな描写になってたんじゃないかな。
プラグスーツを着ていないと体を保てない綾波型が、その短い生の間に、様々な感情を駆け抜けていったのも象徴的だったように思う。
その一方で、加持さんの子供がしっかりと「世界をもとに戻す」実験に従事しているというのも、良かった。
ミサトさんは、スイカの種を見るだけなんだよね。種をまいて育てるのじゃなくて、種を残す方。
あの村のシーンこそが、シン・エヴァンゲリオン劇場版の急所だと思う。
シンジに好意を持つように設計された綾波型が感情を受け入れるも、なお運命の通りになる。
シンジは誰からも放っておかれる状態で、本当に自分がかけたいだけの時間をかけて、やっと決断する。
最初こそアスカに無理やり食わされるけど、シンジくん自分でレーション食ってんだよね。そして食うことに対して泣く。
自分で食い、自分で泣き、自分で時間をかけて、最後に無垢な問いかけに返す形で結論を出す。本当に良かったと心から思った。
アスカが途中で言ってたけど、そんなシンジくんみるの相当しんどいと思う。
で、そこは委員長の異様なほど優しい言葉や綾波型初期ロットとのやりとりでカバーされてる。
TVシリーズだったら赤木博士に「村での摩擦は死に直結するわ。学習性無力感の一種ね」くらいは言わせたと思うんだよねマジで。
落ち着いた後で、トウジと会話をしてお前は十分やったって言われたり、ケンスケからは親父とは話しとけよって言われたり、加持と出会ったり。
時間計ってないけど、かなり丁寧に時間をかけてあの一連のシーンが描かれてたと思うし、相当な比重じゃなかったのかなアレ。
でもなあ、序破ときて、Qでのカヲルくんとのやりとりって、アレまんま洗脳だろ。そらシンジくんでなくても壊れるよ。
親しい人と引き離して孤独にし、信頼を得てから既存の価値観を壊し、そのショックが大きい間に新しい方向性を示す。
で、洗脳が解ける前に、信奉した教祖たるカヲルくんが自分のせいで目の前で死んだら、そら壊れるよ。
それをきちんと作品内で比重を置いて向き合って時間をおいてくれたの本当に良かった。
アスカのDSSチョーカーみて吐くシーンは象徴的過ぎてインパクト強いけど、マリもアスカも対爆隔離室内に自室があって爆薬増やされてるってことは、シンジくんと同じよね。
シトと一緒だからじゃなくて、エヴァに乗る適性がある人間に対しての強い警戒心。
あと、振り返って考えると「ワンコくんとの進捗どうだった」のあと、「年頃の男には興味ないか」みたいなことマリがアスカに言ってなかった?
そういや、冷酷っぽくふるまってるアスカが、劇中ほぼ唯一恥じらってるのがケンスケにカメラ向けられたときなんだよな。
シンジくんって、ヴィレ判定で精神的に安定してるって言われてるから、綾波型初期ロットとの直接のお別れを経験後なわけで、親父すでに超えてるんだよな。
たしかその前後で、冬月副指令が、「自分と同じ喪失を経験させるのも息子のためか碇」とか言ってなかったかな。
あと、どのシーンでもマリって劇中で誰かと相対するときには、相手のパーソナルスペース内に入ってんだよね。
破で、シンジくんの匂いを嗅ぐ、引きこもってるシェルター内のシンジくんを引きずり出す。
アスカには抱き着く、後ろに回って髪を切ってあげる。シンジくんの後ろから手を回してだ~れだって問いかける。
古今東西の書物を読み漁り、相手の懐に入り、どのタイミングでも余裕たっぷりなのは、イメージとしては「魔女」だよな。
アスカが死に装束でしょと返したスーツを着た後、シンジにわざわざ会いに行ったのはどう考えても最後だと思ったからで、
わざとだよなあの艦隊戦とあの曲。
そういや、エヴァで誰を殺せば世界が平和になるかって言ったら真っ先に冬月副指令だと思うんだよな。
Q以降、ほぼ単独で組織的な攻撃に対応してるのとか、そもそもの研究室の件と言い、このオッサンが元凶だろう。
舞台を整えるの全部やり切ってるしな。
セカンドの海の浄化、サードの大地の浄化だったら、フォースって空の浄化じゃないんかい。
あとゲンドウがきっちり葛城大佐、赤木くんって呼んで反論しててちょっと面白かった。
ミサトさんに息子の話をするシンジくんは、はっきりあいつのこと好きだよって言ってるんだよね。
自分が人を評して、それを他人に伝えることに躊躇しない最初の相手がミサトさんなのは結構グッと来た。
アレなニュアンスの旧劇ではなく明確に母親ポジションとして描かれているので安心した。
ゴルゴダオブジェクトの上で、マイナス宇宙でヒトが認識できる形を記憶からLCLが作ってるんだっけか。
きっちり旧劇っぽく親子喧嘩をメタっぽく描いてるのがエヴァだよねって感じで良かった。
よくよく考えると、わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。
息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。
聞けば答える、本当にコミュニケーションが苦手な親父として描かれている感が最初からあったけど、まあそうなるかなーという。
やるべきことを完全にやり切って、マリの必要なものも全部集めておいて、見届けずにL結解密度が高い中で無茶してLCLになる冬月先生。
やっぱこの人が完全に元凶な感じがしてならない。
ただまあ、ユイさんってこうサークラじゃないけど、なんだろうこのワールドクラッシャーな感じ。
ゲンドウが大人の理解力と表現力で、内面をきっちり吐露していくシーン。
「ユイと出会い、楽しかった、ユイだけが受け入れてくれた」みたいなところで、どの場面でもマリがちょっかいかけてるのに一切触れられてなくて草生える。
あの流れだけ見ると、昔ちょっと好きだったゲンドウくんの息子のシンジくんを迎えに行く女みたいになるんで、それはちょっとという気にもなる。
新しく作られたガイウスの槍のシーン、シュワッキマッセリーって流れてて、聖☆おにいさんを思い出しました。
ただ、ミサトさんの死と思いを受け取れるシンジくんはほんとにゲンドウじゃないけど、大人になったなって感じた。
最後に息子から歩み寄られて謝っておそらくは和解したゲンドウが、息子の中にユイを見出すの、
繰り返しになるけど、死を否定したり無かったことにするのではなくて、受け入れたうえで先に進もうとするメッセージ性を強く感じた。
狂言回し、なんだろうな。ゲンドウが降りたらもう確かに誰もその位置に立てないしな。岸辺露伴ポジション。
旧劇の場所でアスカに思いを伝えるシーン、マリが出てくるのバグってるっぽいなー
カヲルくんと加持さんが出てくるシーン、ゲンドウとシンジとの両方の位置にカヲルくんが居るんだよね。
シンジくんに依存しない世界でのカヲルくんの理想の世界は、加持さんと接してたところになるのかなー
加持さんは、ヒトの存続よりも種の多様性を残そうと尽力したって位置づけなんだろうな。神の使徒に愛される男。
時間も世界も戻さずに、エヴァに乗らなくて良い世界に書き換える。
時間の巻き戻しではなく、違うパラレルワールドでも無くて、継続したまま治そうとする。
たしか、マリさんも迎えに来るからって綾波に伝えて別れを告げる。
てことは、アノ世界はなかったことにはならずに継続したまま、シンジくんにエヴァを消された世界に作り替えられるけれども、シンジくんは戻れないってことだよな、と思った記憶がある。
あれだけゲンドウがユイの胸で泣きたかったって言ってたのに、母さんを送りたかっただけなんだねって納得するのは、シンジくんの理解力が大人で成長したなあと。
それを、アニメーションのセル画っていう低次(二次元)の存在に落としたうえで、マリに迎えに来てもらって元に戻すっていうのは、すごいな。
マリに相変わらずいい匂いって言われたあと、相変わらず可愛いよっていうシンジに対して、
いっぱしの口を利くようになってといって、DSSチョーカーを外すのって、あれシンジの主時間で時間経過してない表現だよな。たぶん。あれが入らないと、何年も経ってるように見えるし。
そのために甲板でDSSチョーカー嵌めたのかなあ、自ら進んで嵌めるって演出にも見えたんだけどヴィレ的には必然性ないよなアレ。
最後、シンジから手を引いて階段を昇っていくのが、ああ、終わったんだなって。
というか、ぶっちゃけると、シンジくんが緒方恵美さんの声から声変わりしていた瞬間の衝撃が強すぎて、あとは流れるように見ていた。
ハッキリと明確に、彼が大人になったと感じた瞬間だった。
ああ、エヴァンゲリオンのアニメーションとしての作品は終わったんだなと思った。
一人一人に引導を渡していって、最後にあまり知らないが好意を持ってくれる女と手を繋いで階段を昇っていく。
この先どうなるかはわからないけれども、しっかりと大人になったシンジを見て、ああ、本当に良かったと思った。
鏡を見ろ現実に帰れみたいな突き放し方じゃない、同じ意味でも伝え方の違うアニメーションの力。
加持さんは裏で我儘を通し切ってた。ミサトさんは意地を押し通した。ペンペンはきっと殖えてる。
仕事→飽きた
セックス→飽きた
酒→やめた、飽きた
人付き合い→本を読み漁って努力した時期もあったけど自分は雑談や人にさほど興味がないと気付く
結婚→(上の過程で自分は明確に他人に興味ないということが分かってしまったので)どうでもいい
出産→退屈凌ぎでやるレベルのことではない(コスパ的にも道徳的にも肉体的にも)
ファッション→中国通販を知ってからユニクロすら高級に思うようになった
メイク/コスメ→ 美人のプチプラ>>(越えられない壁)>>ブスの諭吉と理解してからこだることをやめた
美容全般→50万のエステより5万のプチ整形と理解してから馬鹿らしくなった
趣味だった映画鑑賞→劇場の没入体験は魅力だがサブスク見放題(月額1000円ちょっと)を知ると一回1900円の娯楽は自分には分不相応だと思った。以来足が遠のく
趣味だった観劇→最前列から見切れ同然の席まで同額とかありえんだろと思った時点から純粋に楽しめなくなった(というかコロナ禍で行かなくても平気だったと気付く)
趣味だったひとり旅→観光客向けのぼったくり店があまりに多くて萎えた、飽きた。(国内のどこも然程景色は変わらないと知ってしまったことも理由)
アウトドア・スポーツ→目的が人付き合いではないのでどれも何回か経験したら単純に飽きた
食→健康志向にこだわるのも飽きた。ただ現代人は食い過ぎだという話はごもっともだと思う
SNS→人の食った飯などどうでもいい
YouTube→上に同じ、教養系は見るが同じ内容が多くて飽きつつある
健康管理→できる範囲の努力はするがそれでも人の致死率は100%だと思うと虚無を感じる
こいつ生きててつまらなそうだなと思われそうだけど実際つまらない。ハマると猿のように夢中になってここまで生きてきたのでこれまではある程度楽しかったのだけど、なんかもう全てに飽きてしまった。
人生は暇つぶしというけれど、これから何で暇をつぶせばいいんだろう。
スポーツ(観戦)→人に興味がないのでどうでもいい、他人の祭り
ギャンブル→一通り経験したがなにがおもろいのかわからなかった、時間と金の無駄という思いが強い
宝くじ→上に同じ
習い事→体系的に知識や専門技術を学ぶ場所ではないと理解してやめた。習い事って『教室』という名前を借りた社交場なんだと気付く、それを求める人たちの集まり(なんでそんなに人は人と交流したいんだろう)
家庭菜園→プロの栽培する大葉の方がずっと美味しいと気付き飽きる
自炊→ある程度できるようになり飽きた
創作→上に同じ、やればやるほど才能の限界を知り飽きる、おそらく承認欲求も薄いので他人に評価される喜びもあまり感じない
宗教→説法にはテンプレがあると高級時計を腕にはめた寺の息子に酒の席で聞いてからこんなもんかと思った。親の葬儀を仕切ったことで本格的に冷めた(布施の内訳を知りたい)。自分は戒名も墓石もいらない、できれば海洋散骨がいい。(八百万の神という概念の懐の深さは気に入っている、だから宗教は一応神道と答えるようにしている。新興宗教にハマる理由がわからない)
人の悩みを聞く→具体的な解決策を提示するなり行動し解決に導く人より、相手の気持ちを肯定し寄り添うポーズを取る人に対して人間は感謝すると知ってから馬鹿らしくなった、なにそれ怖いとすら思う
はてな及びSNSの炎上に参加→人に興味がないのでどうでもいい
人に興味がないことが全ての原因なのかもしれない。どうすればいいんだろう
サブスクじゃあかんのか→Netflixも見るが劇場通いが好きだったから少し趣旨がちがう
投資→ 生活防衛資金以外をインデックスに入れてるから基本やることない、投機に興味なし(マネーリテラシーの勉強はした)
子供/ペット→ どちらかと言えば反出生寄りなので命を自身の成長や暇潰しの目的にする感覚はちと理解に苦しむ。とはいえ子供も動物も好きなので寄付はしたい、将来マインドが変われば養子も大いにありだとは思うし、自分が死んでも世話をしてくれる人間がいるならペットもあり
小説→上手くはないが書ける、上と同じ
整形→した、飽きた、やめ時肝心
アナル開発→男だったら確実にやってた、らんまみたいにお湯をかぶったら男になりたい
俺が悦びを教えてやんよ→たのむわ
倒幕に立ち上がれ→すき
亡き前妻は、それで逝ってしまった→かなしいね、月並みだが奥様の分まで生きてくれ
通院/病気→大病経験済、以来肝が座ってしまった、鬱じゃないよ多分
転職→労働者から労働者にシフトするなら海外移住か起業(後者は向いていない気もする)
出家→前述の通り
ストリップ劇場→楽しそう、行きたい
歌舞伎→一幕見は経験済、コロナが落ち着いたら花道横を体験したい(大向を生で聞いた時は感動した)
「試しにやってみたけど何が面白いのかわからなかった」では? →ギャンブルや不倫はこれにあたるね
ただの三日坊主→経験値0と1は全く違う、三日坊主自体は悪いことじゃない、忘れていたような知識や経験が思わぬところで役立つこともある(Tedのマルチ・ポテンシャライトの概念は救われた)ただ今は三日坊主にすらなれないという話
プロと比較するから悪い→とはいえ餅は餅屋という分野はある、経験した上での見極は大事(香り高い大葉を作るプロ農家はすごい、私にはむりだ)
素人がプロに勝る唯一の武器が時間と愛だろが!→そうだよな、お前みたいな人が近くにいてほしい、すき
お遍路→やりたい
エクストリームアイロニング→なにこれおもろすぎる、やりたい
たくさん釣れてよかったね→前半に下ネタと不倫を書いたら皆読んでくれるかなとは思った(事実だし)にしても伸びすぎだよね
友達いなそう→ははは
捨てるならその命くれ→やだ
■※お礼
哲学やれ2→ 反出生主義を抱えながら脱出するにはどうしたらいいか、というスタンスもあると知った。個人的にこれは考える価値のあるテーマだと思った。あと飽きかけていたYouTubeの教養ジャンルに哲学史が増えたよ、ありがとう
海が山に行け→車飛ばして海眺めてきた、癒
映画館通い再開した方がいい→見る予定のなかったエヴァ行ってきた、(にわかの癖に)綾波の村暮らしやゲンドウの独白が今の自分に刺さりまくってボロッボロ泣いた、映画はいいねリリンが生み出した文化の極みだよ
海外行け→とりあえずTOEICの試験申込むときめたコスパ主義の欠点を生かして受験料を取り返すために勉強に励む(そうしないと飽きるので)
あの日はマジで空っぽになって書き殴ったけど、想像以上に多くの視点から意見が聞けた、ネガティブなコメント含め感謝してる
とりあえずまだ学べることもやれることはあんるだと分かった、ありがとう。
飽きることに飽きたました、人間の致死率は100%なので死ぬまで自分の祭りを楽しもうと思います
こんどこそ終わり
TV版リアタイで当時高校生で、テンプレのような機能不全家庭で生まれ育った俺の視点なんだけど。
シンジは親として接してくれない親父がいて、その代わりに安心できる場所を提供してくれるミサトという大人がいる。
アスカは仲は良いけど心が開けない育ての親がいて、気丈に振る舞っていて、綾波はネグレクトを受けた子みたいに思っていた。
大人組だと当時リッちゃんが強烈で、母親と同じ人を愛してしまい同じ道を辿り、母親をエヴァのシステムに組み込むことで一緒に居られると思うなんて…とゾワゾワした。
「僕はここにいていいんだ!」
と叫んだら世界に色がついておめでとうと言われるの、結構羨ましかったんだよね。
俺は親に認められようとしてもどうも叶わなくて、でも認められることにメンタル全振りすると自分が壊れるのもわかってるからしんどくて、あーこのシンジみたいに何も考えなくても認められる世界に行って、悩みがなくなったことにおめでとう言われてーなーと思った。
そして時は流れて。俺は今人の親をやってて、機能している家庭を構築していると思う。絶対という自信はないけれど。
で、諸事情で劇場では見られないから、ネタバレ上等で新エヴァの色んな感想を見てみてさ。
俺が我が子が成長するに従ってエヴァに対して感じていたものが詰まってるっぽいと思った。
子にとって俺らがゲンドウやユイになりたくないし、ミサトが必要になって欲しくないし、リッちゃんみたいな不倫相手要らない。てか、リッちゃんの母親への執着怖い。
子の同級生に綾波みたいな子がいたらどうしたの?くらい声かけて家で飯食わして包帯巻き直して親に連絡つけようとするし、アスカは多分心に何か抱えてる子だと良くも悪くも思わない。
「僕はここにいていいんだ!」
と気づくまでもなく、いていい場所と世界は色を持っていると感じて欲しいし、そのために子にとって我が家や両親が心地の良い存在であって欲しいと努力をしてるつもりではある。子にとってどうかはわからんが。
そういう俺のエヴァのTV版+旧劇(序破Q見てない)への気持ちが少なからず昇華されると思う。
だから俺は
「変わって完結したエヴァンゲリオン」
を喜んで受け取るんじゃないかな?
なんかこう書くと、お前に家庭や子どもができたからだって言われるかもしらん。
書きたいところだけ。
旧劇のラストでは、世界を滅ぼして融合させても、他人の心は一体化できないし、拒絶されるときは拒絶される。しかも突然それはやってくる。ということを高い映像技術と滅茶苦茶な演出センスと訳の分からない熱量で伝えられた。と思ってる。見た人の解釈が沢山あるから、言いきれないけど、そう思ってる。
それが当時の監督の失恋の表象だったとしても、ディスコミュニケーションの表現としてはある程度昇華されていたし、共感を呼べた。だってみんな思ったでしょ。「そんなの酷い!」って。
そんなの、が「キモチワルイ」って言われたことに対してなのか、受け入れられなかったことに対してなのか、説明もなく終わったことに対してなのか、は視聴者ごとに違うのだけど、世界は自分を受け入れないまま唐突に終わる酷い場所だっていう気持ちを共有して、世界の底を見せたところでエヴァンゲリオンは完結した。
底を見てしまったからには、各々自分の世界に戻って自分のやり方で上っていくしかない。テレビ版と旧劇はそういう話だった。と思う。
だから続きをやるには、今度はコミュニケーションの階段を上がっていくしかないのだけれど、エヴァンゲリオンは上がるため物語ではなく、底を覗くための物語なので、エヴァに上る方法を期待しても仕方がない。
仕方がないと思うんですけど…エヴァの物語の中にコミュニケーションの成就を望む人が多いんだな、ハピエン主義って結構根強いんだな、というのが「序」が始まった時に感じたことでした。そこに無い物語を望んでも、無いものは無いのに。(結局劇場では「序」しか見てなくて、「破」と「Q」はレンタルになってから見た。)
今回は本当に終わり、ということなので卒業の意味で公開初週に見に行った。
シンエヴァの終わりはハピエンだった。崩壊しかけた、ハピエンだった。
成長と生殖と日常を肯定し、現実へ行こうとしていたけど、映像としてイマイチだったな…。
だから、まあ、エヴァはコミュニケーションの成就を描くための物語じゃなかったんですよ…狭いところで悲しい気持ちになるための物語。そういう役割の物語も世の中にはある。ハピエンだけじゃない。
でも、監督は、カラーを作ったから、エヴァを再起動したし、エヴァを終わらせないといけなかったんですよね。シンエヴァは奥さんの影響はあるだろうけど、カラーを守りたいっていう気持ちの方を強く感じました。
カラーを存続するっていう意味での成長と生殖なんじゃないかね…。シンエヴァが100%監督とシンクロしている話だったら、監督には子供いないじゃんおかしいじゃん、とは思う。
震災を経て、Qを経て、病気を経て、さあついに終わろうってなった。しかも前向きに終わろうって。
ポジティブに考えられるものを作ろうとなって、監督にとっての前向きで成長していく大事な何かってカラーのことなんだな、と。
監督も同人で作ったガイナックスを卒業して(せざるを得なくて)、自分の国を作ったから、カラーを守りたい、育てたいっていう気持ちを第三村やミサトさんの子供に託すのは分かるんやだけどやな。
「うちの国、わりといいところだよ」っていう気持ちを、エヴァにのっけて終わらせようとしてしまったのが監督の残念なところだな…エヴァはそういうことを言うのに適した器ではない…いろいろ考えると仕方ないけど…。
ところで、監督は群像や組織を描けないという批評もあって、それを読んで納得しかけたけど、いやいやシンゴジはまあまあ上手くいってましたやん。巨災対を視聴者のみんなは愛したし、政治家パートには議論が巻き起こった。映画としては普通の人間模様になっていたし、そのうえで最高に格好良い怪獣と戦闘機がのっかったから、世間一般も巻き込んでブームになった。ポジティブな人間関係描写が一番うまい監督ではないけど、全然駄目でもない。
私は思春期にナディアに出会った人間なんですけど、ナディアの人間関係は若い子向けの前向きさで一貫していて、その背後に大人や世界の薄暗さが垣間見えてとても楽しかった。
単にエヴァが群像向きではなく、徹底してシンジとゲンドウの話だったから、無理に全員の幸せを描くとおかしくなっちゃったんでしょう。