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2021-04-25

映画館で本当にクラスターはなかったのだろうか(陰謀論

例のアプリそもそも機能していなかったあるいは劇場で電源を切っていた

最近そもそも感染源折ってはいないし

映画ファン映画館は空調が凄いからと一辺倒だが

どう凄いのか説明できる映画ファンがどれほどいるのか

しったかで喋っているだけ

 

飲食再開も全席再開も強気に行っていたのに

かきいれ時のGWに素直に営業休止にするなんてなぜだろう

 

黙っててやるから大人しく緊急事態宣言に従えというところだろうか

 

2021-04-24

タイトルに「☆」が入るアニメは「ザ☆ウルトラマンしかない

 

なぜ3週間以上たってからブクマされだすのか問題

東京大阪と同じことしても東京叩きは起きないあたり

やっぱ陰湿ネット民って関東人ばかりなんだろな

東京など4都府県に対し、3度目の緊急事態宣言が出されることが決まった。暮らしはどうなるのか。東京都の休業要請などの対象をまとめた。

無観客開催を要請

劇場、観覧場、演芸場集会場、公会堂、展示場、貸会議室文化会館多目的ホールホテルまたは旅館集会に供する部分、テーマパーク遊園地野球場ゴルフ場陸上競技場、屋外テニス場ゴルフ練習場バッティング練習

https://www.asahi.com/articles/ASP4S0CC8P4RUTIL05P.html

https://anond.hatelabo.jp/20210423230621

今期のSF枠は円城塔脚本ゴジラSPがぶっちぎっていると思う。怪獣と「時空を越えて存在する異次元物質」「特異点」を絡めたゴリゴリハードSF

数理SFとして極めてハードな一方で、怪獣モノとして(今のところ)スルっと見られる異色作。

ただ、いかんせん(文章は読みやすいが文系にはぜんぜんわからない話を書く)円城塔なので、外連味が難解さを越えずに最終回まで走ってくれるかちょっと危惧している。

ゼロ好きだからVivyも見てみるけど、ゴジラリアタイでめちゃくちゃ盛り上がってるので、「久しぶりの」って言われると違和感がある。

既出だけど「デカダンス」とか、最近だと野崎まどが「正解するカド」、劇場アニメで「HELLO WORLD」やってたし、SFアニメは近年そこまでレアでもないと思う。

しろSF作家が脚本書くアニメが続いてちょっとクワクしてる。

ウマ娘好きのオタクに競馬を好きにならないで欲しいって話

わかりやすく言うと、お前らは撮り鉄と一緒なんだよ。

意味不明自分達のコミュニティ理屈で、意味不明価値観で生きてて、それでいて群れる。

そんなゴミどもに自分達の文化圏侵入してきてほしくないわけ。

マナー悪くて、他人自分ルール押し付けて、自分達の邪魔されたら数の暴力で袋叩きにして人を土下座させるんだろ?

撮り鉄じゃん。

てかさ、馬は人じゃねーし、牡馬は雌じゃないってことすらわからなくなってるアホは競馬場にお呼びじゃないんだよね。

とか言うと、擬人化ってのはそういうもんで…とか、意味不明自分達の共通ルール押し付けてくるんだろ?

電車の撮る角度は決まってて…とか言う撮り鉄と変わらないじゃん。

一般的二次元の女に感情移入したり、二次元キャラでお人形遊びしたりして興奮してるようなやつは異常者なんだよ。

競馬ファンに受け入れて欲しかったら、まずそのウマ娘かいキモいゲームを辞めろよ。

競馬人気を俺達が高めてやってる!とでも思ってるのか?

そもそも競馬ファンってのは競馬場に儲かって欲しくねえんだよ。

ラブライブだかなんだかで、どっかの観光地が儲かったとかそういうレベル成功体験引きずって、

まるで消費するだけで偉いみたいな誇大妄想を抱いてるんだろ?

競馬ファンはてめーらの金なんかいらねーんだよ。元々、どうせ競馬の金は全部農水省天下り連中に吸われるようになってんの。

JRAとその関連団体なんて全部ゴミカスなわけよ。俺達の血肉を吸い取って、トヨタ並のキャッシュを抱えてるゴミカス金満企業なんだよJRAは。

馬主言わずもがな調教師から騎手、厩務員まで、仲良く競馬法に違反しながら俺達の生き血を啜ってる世界なんだよ。

そいつらを稼がせたい競馬ファンなんて元々いねーんだよ。

俺達はゴミカスを支えるカスだよ?

でもてめえらと一緒の空間はいたくねえんだ。

アイマスでもツイステでもいいけど、お前らのオタクコミュニティが突然撮り鉄の間で人気になって、ライブ撮り鉄が押し寄せてきました!

新しいファンも増えてwin-winだね!なんか帰りの電車すごい撮ってるけど!ってなって嬉しいか

嬉しくねーんだよ。お前らはそういう存在なんだよ。

もうすこしわかりやすく例えると、「突然宝塚劇場撮り鉄の間でブーム劇場撮り鉄が押し寄せました!」

で喜ぶ原生宝塚ファンいるか想像しろよ。いねえんだよ。

違う価値観人間がいてもいいけど、元々いた人間の居場所侵入してくるんじゃねえって話だよ。

俺達はWINGで汚ねえジャンパー着て独り言ぶつぶつ言って、帰りは汚ねえラーメン屋に寄って、家族には何の尊敬もされず過ごしてるかもしれないけど、

お前らオタクと同じコミュニティには居たくねえんだよ。

1人1人は善い人間なのかもしれないけど、オタクっていう総体はそういう目で見られてるってだけの話しなんだよ。

撮り鉄の話と一緒だろうが。

ついでに言うと、「一部のマナー悪い人だけを見ないで」とか、「競馬ファンもこういう人だけじゃない」とか、中立気取って語りだす奴が一番のタンカス野郎だ。

お前の独善を押しつけるなという独善を押しつけるな。冷静な自分アピールしてマウンティングしてえだけだろ。

俺達は相互理解をする必要はないし、対話をする必要もない。

最近は、オタク共、ただただ消えてくれ。存在しないでくれ。と思う。

そこまでは言わないから、競馬を好きにならないでくれ。

お前たちはイナゴだろう。

お前たちが何かを好きになることは、蝗害なのだと知ってくれ。迷惑なんだ。お前達が何かを好きになって、それを語らうのは災害なんだよ。

数の力で俺たちに暴力を振るわないでくれ。俺たちは、お前たちが怖い。

どうせゲームなんて5年もすりゃ飽きるだろ。だから、俺達の平穏な5年間を奪うだけの存在なんだお前らは。

お前たちはイナゴどころか、犯罪者の群れだと感じる。

そうではないというのであれば、まずクソマナー撮り鉄どもに叡智を授けてみせろ。

できないだろ。だから、まず競馬を好きになるな。

それができなければ、せめて競馬について語るな。

何度でも言うが、お前らみたいなのに競馬を好きになられるのは迷惑だ。

お前の好きなものを、撮り鉄達が好きになる現象想像しろ

追記

本当に文章読めねえんだな

競馬ってのは、後ろ暗くて、卑賤な業界だっつってんの。俺は賭けるけどな。

競馬が盛り上がって欲しい何て言うやつはカスだっつってんの。

お前らが盛り上げてきたつもりの、歴史だとか、キャンプだとか、観光だとか、

そういうのとは種別がちげー賭博世界の話なんだよ。

既に肥太ってる悪人どもに、更に金を与えるかどうかって世界なんだよ。

新規が入らない?それが一番の望みなんだよ。

競馬なんてのはこの世から無くなった方が世の中のためなんだよ。

それでも俺は馬券買うんだけどな。

そういう世界なんだよ

追記

ごめん

WINS

2021-04-17

ネタバレ注意!】『劇場版名探偵コナン 緋色弾丸』最速感想

ネタバレ注意※


今年のコナン映画を早速見てきたので、備忘録も兼ねて感想を書くことにした。

ちなみに、増田コナン映画の中では「時計じかけの摩天楼」と「ゼロ執行人」、「紺青の拳」が好きな一般人だ(つまるところ、その映画カラーがはっきり打ち出された作品が好みである)。

以下ネタバレの為スクロール注意。













◎良かったところ


・灰原が終始可愛い

この映画最大にして最高のセールスポイント。「緋色弾丸」は灰原の可愛さを堪能するための映画と言っても過言ではない。今回の映画最初から最後まで灰原がコナン相棒ヒロイン。途中で襲撃された際もコナンの安否を真っ先に気遣い、随所で相棒らしいサポートを見せている。特にクライマックスで何度も「江戸川くん!江戸川くん!!」と叫ぶのはクール彼女の可愛さや健気さが珍しく露わになり、普段とのギャップに悶えた。


秀吉と秀一VS犯人カーチェイス

将棋で鍛えた頭脳犯人を追い込むシーンはまさに圧巻の一言最後ジョディのもとに犯人の車が辿り着いたときには鳥肌が立った。犯人の車が横転して爆発したのには本当にそうなるかなあと唖然としたが、フィクションなので良しとしましょう。



◎いいところでもあり悪いところでもある点


秀吉と由美のラブラブシーン

秀吉と由美がラブラブしているシーンは単純に可愛くて良いし、見ていて癒やされる。紺青の拳で園子と京極さんのラブラブシーンを上手に描いていた永岡監督らしく、純粋に微笑ましく楽しめた。

が、二人のラブシーンが事件解決につながることはなく、どうしても無理くり入れたシーンのようにしか見えなかった。櫻井さんはラブ要素の薄い作品では非常に面白い話を書かれる方(ゼロ執行人や純黒の悪夢面白かったと思う)なので、ラブを描きたい(?)永岡監督とはうまく噛み合わなかったのだろうか?



面白くなかった点、首をかしげた点


赤井家の出番にムラがあり、特に秀一・世良の活躍が少ない

 題名からして秀一が主役なのかと思っていたが、蓋を開けてみると赤井フォーカス映画ということだった。そこまではまあそうか、勝手に期待したこっちが悪かったなと思えるが、秀一の目立った活躍リニア銀の弾丸狙撃するだけというのはいかがなものか。

 タイトルを「緋色弾丸」と秀一を彷彿とさせるものにするのならば、秀吉ラブコメシーンを削って秀一の出番に当てた方が良かったのではないか?これならばまだ純黒の悪夢の方が安室との直接対決があった分格好良く見える。

 世良に対しても不遇な印象が否めなかった。秀一とジークンドーで対決したシーンは沖矢昴=赤井秀一という気付きを彼女が得るのではないかと期待したが、そのシーンは単純なアクションシーン以上の意味を持たされないまま、世良がコナンと連れ去られた被害者を見つけるまでの繋ぎとして終わってしまい、肩透かしを食らったような気持ちになった。

 特にクライマックスにおいては彼女コナン助手程度の役目しか果たしておらず、リニアに一緒に乗っている必然性を感じない。リニアを止める方法に関しては彼女の得意なジークンドーは何一つ生かされておらず、この映画における世良の役目はバイクに乗れる者であるなら誰でも代替できる(仮に彼女ポジション服部平次が担ったとしても物語の進行には何ら支障を生じない)のが非常に残念だった。


犯人動機犯人目線からしたら真っ当に思えるものだが、映画視点FBI側にフォーカスしているせいで犯人がかなり自分勝手に見えてしま

 今回の犯人は男女二組のぺアだが、どちらも偏った情報FBIを恨んで犯行に及んだ。話を聞いていると、「そりゃそれだけの情報しか与えられていなければ恨んで当然だろうな」という気持ちにさせられる背景事情だが、視点が終始FBI側に寄っている為「逆恨みしたお前らが悪い」といった印象にさせられてしまったように感じ、釈然としない部分があった。


主題歌と内容が合っていない

 主題歌担当したアーティスト東京事変ハード系の歌詞だったため、純黒の悪夢ゼロ執行人のようなかなり殺伐とした内容を期待していたが、実際見てみると少年探偵団が活躍するシーンや秀吉彼女のラブシーンがこまごまと挟まれており、主題歌と内容の雰囲気が合っていないように感じた。



総評

 一言で言うと「永岡監督櫻井さんの良さが上手く噛み合わなかった映画」といった印象。リアルハード志向を得意とする櫻井さんを脚本に起用するなら、ラブは削って事件のみに集中させてあげた方が面白かっただろうし、永岡監督に任せるならラブに振り切れる脚本家さんを呼んであげた方が「から紅の恋歌」や「紺青の拳」のような女子ウケする作品になったように思う。

 キャラ的には秀一ファンが行くと肩透かしを食らうだろうが、秀吉、灰原ファン一見価値あり。というか灰原ファンは全員行け。とにかく灰原の出番がてんこ盛りで、ツンとおすまししたシーンからコナン相棒としてクールに決めるシーン、犯人に襲われても健気に頑張るシーンまで全部詰まっていて最高に可愛い。灰原の可愛さに心臓を撃ち抜かれる。「灰色弾丸」に改称した方が良い。それぐらい灰原の出番が多い。灰原ファンは今すぐ劇場にレッツゴーだ!


※このエントリ個人の感想です


2021-04-12

anond:20210412164838

大阪弁とかって無くなりつつあるらしいよね

コテコテ関西弁って劇場とか漫才の中でしかもう存在しないとか

イデオン発動編@劇場

『業』がみっちりと詰まってた。

いやー、すごかった。

2021-04-11

逆襲のシャア映画館でやってたから観に行ったんだけどね。

100回程度は観てる映画だと思うんだけど劇場では観たことなかったし、

今回はクソデカ大画面でやるというので行ったのだ。

観る前は大画面ならではの、今まで見逃していた何かを発見しようとか、

そんなことを考えたいたのだけれど、

いざ観始めたら普通に見入ってしまって、

いやーー面白れえなあ、で終わってしまった。笑

 

映画館で観ることの利点は、大画面迫力云々とかもあるんだけど、

それよりも、映画100%集中するということのほうが大きい。

具体的に言うと、スマホなりPCなりをいじること無く、映画を観続けることを強制されるということ。

これは自分にとっては大きな利点だ。

シン・エヴァときも思ったんだけど、これをアマプラで観てたら何度も中断を挟んでしまって映像体験が大きく違ったものになったろうなということだ。

今回の逆シャアでも同じように思った。

何度も観てるけれど、集中して通してみたのなんて何年ぶりのことだろう?

映画というのは、きちんとみると体感全然違ってくるものなのだ

とか書いてたら、もう一度観たくなってきたなあ。

2021-04-06

anond:20210406092229

ここまでくるともはや劇場匿名日記ソーシャルブックマークだよな

アニメ演出だけ云々えらそうにかたっとけばプロアニメ監督がはいはいってあしらってたのに

オタクの枠をはみだして

コウモリのごとく現実のこの先だの困ってる人とかどうなるかもかんがえずその場その場で文句をつけやすそうな側をみつけては

全力でゴネることにだけ存在意義を見出すタイプ人類(=増田)ってほんまクソいわ

anond:20210406163059

定期公演劇場持ってる事務所はもう少し息が長いと思うが、あくま事務所本体の生き残りで、劇場の数はどこかでごそっと減るだろうし、売れる人数も減る

映画館のお得な会員サービス

みんな、コロナなのに全席開放して鬼滅上映してた映画館に観に行ってる?オッチャン映画館好きだけど流石にアレは無いわ~って思ったわ。

愚痴はこの辺にして本題。みんな映画館の会員になってる?オッチャンが主要なシネコンの会員サービス紹介するから良かったら会員になってお得に映画観てよ。オッチャンは大概入ってるわ。

ちなみ順位とかは無いし、いくらお得でも遠くの映画館の会員になっても交通費とかで損するからよく行くシネコン映画館の会員になるのがオッチャンとの約束

シネマイレージ(TOHOシネマズ)

都市部王者デカ駅前ショッピングモールに入ってる。大作は上映されるしアニメもやる。4DXとかもあるので困ったらTOHO。

王者だけあってサービスはしょぼい。入会金500円、更新300円で火曜に安く観れるのと使いみちがポップコーン交換くらいしかないマイルが貯まる。6回観たら1回無料定番なので評価外。ちなみに無料クーポンは上映回毎に使用上限あるので観たい回を無料で観れないかもしれないぞ!ホントゴミ

ただネット予約一般より早いので人気作品や入場特典目当てで入会せざる得ない悔しさ。イライラマイルで交換したポップコーン食べて発散しよう。意外と盛りは良いぞ。

ワタシアタープラス(イオンシネマ

郊外王者イオンモールにある。むしろ他に無い。たぶん多くのキッズはここでプリキュアドラえもんを観る。最近椅子に衝立が付き始めた。

無料のワタシアターもあるがネット予約出来るだけなので無視。入会金400円、更新400円。過去はしょぼいスタンプカード半年に6回映画観たら1回無料と苦行みたいなサービスだったけど、今は他社同様の最終鑑賞日換算になったので神。

月1で1200円クーポン、2回観たら1300円クーポンor6回観て無料クーポン。あと偶に売店クーポンくれる。他と違ってデフォで安く観れるのが月1としょぼいけど曜日に縛られない強み。あとイオンカードあればお客様感謝デーとかに安く観れる。最近ネット予約が少し早く出来るようになってTOHOみたいになった。ポップコーンはそこそこ多い。

クラブスパイスユナイテッドシネマ

おしゃれでスカした感じのシネコン4DXとか多い。音響かにも力入れてる。ポップコーンはまぁまぁ。

入会金500円、更新500円。ここの売りは会員デーが金曜日なこと。公開初日に1100円で観れるのは神。その他の日300円割引は金券ショップの方が安いので除外。2回観たら1000円クーポンor6回観て無料クーポンイオンシネマよりお得。でも劇場少ない。

ここの問題ネット予約で前売り券とか前売り券+4DXとかが買えない事。平気でチケット売り場来い言う。スケジュール更新とかネット予約も他と比べて使いにくい。会員サービスはお得だけど小さいストレスを貯めやすい。

SMTメンバーズ松竹マルチプレックスシアターズ

影薄い松竹シネコン。でも会員サービスは良い。まず入会金100円。そしてクーポン爆弾開始。1回観たら次回1200or1300円クーポン誕生日クーポン売店でたまにクーポン不定期な会員デー。とりあえず観に行けるなら損はない。ポイント期限が最終鑑賞日から半年なのでサブ利用だと少しお得感は下がるかも。上記クーポン使用期限も短い。個人的売店商品の盛りはショボい。

シネポイントカード109シネマズ

東急沿線だけかと思ったら木場かにもあるよく分かんないシネコン。オッチャン、木場109フォース覚醒観たわ。帰り道に立ち呑み屋でベロンベロンに酔ったわ。

6回観たら無料なのはともかく安く観れるのが3回観たらなのはケチ。でもここの真髄はエグゼクティブシートを無料で予約できること。面白い映画は良い席で観ればより面白い。入会金1000円と要らん楽天Edyについては目をつぶる。売店はたいして良くない。

その他

シネマサンシャインリワードシネマサンシャイン)

アプリのみの会員。入会金500円、更新500円払って早期予約と2回で1100円or6回で無料。木曜も安く観られる。音響4DX等で鑑賞するには良いシネコン。あとアニメ系強い。ポイントの振り分けが事後出来るのも後発の強み。(TOHOとかは事前に同行者の番号知らないとポイント付与できない)

売店はオシャレで盛りの悪いユナイテッド的。

コロナッチョCARD(コロナワールド)

呪われた名前w ほぼ愛知県。なぜか小田原。でも3Dとか4DXとかだいたい早く取り入れるのココ。

入会金100円、月に3回1200円、常時300円くらい安くなる。6回観たら無料普通売店満足度は高い。

番外編

ティ・ジョイ

バルト9とかブルク13とかのアレ。会員サービスとか無い。そのくせ舞台挨拶とかやる。ネット予約全然良くならない。パスワードとかも弱くて心配レベルアニメとかの舞台挨拶とか多いのでマジで足元見ている糞シネコン。よほどの理由がない限りは行く意味のない場所

でもデートかには良い。売店も盛りは良くないが味はそこそこ。あと深夜とか狂ったようなタイムスケジュールも。マイナー作品も上映するので絶滅は困るが繁殖も困る。

散々書いたけど、年に8回以上映画観ないなら会員にならない方が良い。年8回同じ劇場で観ることは少ないし金券ショップで安く買って観ればいい。会社帰りや近所にあって、気になった映画はとりあえず観る人は会員になって映画観よう。あと入場者特典目当ての人は会員必須だ。年々会員のみ先行予約は増えているぞ。でも入場特典だけ貰ってどっか行く転売屋はオッチャン嫌いだからMOVIX三郷チケット取って新三郷駅前で途方にくれてしまえ!


2021/10/25 12:49 追記

おっちゃん何もしてないぞ?なんで半年前の増田がバズってんのよ!『DUNE/デューン 砂の惑星』観に行ってただけなのに…

ブコメとかで書かれた中で書き加えれそうなの書くよ

イオン オーナーカードについて

これはイオン商圏の住民なら一番のオススメ映画以外にも使えるので「買い物はイオン!近所にイオンしかない!イオン!」な人は30万払って今すぐ株主になろう。

5%還元だけど周りのスーパーより5%高いし味も5%落ちるとか思う人にはオススメしない。あとラウンジ無いイオンが最寄りなら価値の半分味わえないので考え直しましょう。

そもそもワタシアタープラスとの差分と1単元株の価格を冷静に計算するとお得度が凄く下がるのだが、ポップコーン貰うと大概忘れる。

配当金も入るのでトータルではお得だと思うが、最初に書いた通りイオン商圏の人以外にはオススメしない。

イオンカードミニオンズ)

WAON無くてゴールドカードにならないけど映画1000円で見れる近年まれに見る頭のおかしクレジットカード。年間50枚が30枚に減ったけどまだまだお得。

おっちゃんもイオンカード持ってたけど最近入ったわ。WAONとかイラネ。そもそもWAONWAON POINTときめきポイントの違いが分かんないんだよ!イオン

還元率とかも通常と同じなので、(ちゃんと調べてから)今のイオンカードぶった斬ってミニオンズに変えていいレベル。ほんと設定バグじゃね?TOHOも見習えよ。

かい部分だがVISAも選べるようになったのはおっちゃんには大きかった。

TCGメンバーカード

全国のテアトル系列信者さんすいませんでした。おっちゃんの中ではテアトル系ってミニシアター扱いでした。お得ですよね、大森所沢近辺に住んでたら良いと思う。

おっちゃんはシネ・リーブル池袋とEJアニメシアター新宿シネマート新宿しか行ったこと無いかポップコーンそこまで食べた事無いけど盛りは少ないけど価格は高かった。でもコーヒーはそこそこ美味しい。3箇所とも売店が狭い印象しかない。

シネシティズン立川シネマシティ

立川行ける人には良いんじゃない?ただ中央線南武線運賃払ってまで行く価値は?と思うと正直無い。音響映像が良いのは確か。

あとおっちゃんの思い込みかもしれないが応援上映や極音上映とかの新参の入り難さはある。もちろん通常上映で普通のお客にも門戸を開いているのでアレコレ言われる筋合いも無いと思うが、おっちゃんは気軽な映画館が好きだから名画座映画館の両方の側面を持っている感じのシネマシティには色々とショックを受けた。ファンの方、ごめんなさい。

福利厚生や、エポスカードとかのコンビニ等での鑑賞券発券

お得なのは分かるけど、おっちゃんは予約前に一度鑑賞券ゲットしておかないといけないのが苦手。あと多めに買って期限まで使い切れなさそうで焦るのも苦手。ひと手間惜しまない人には多分良い節約なんだろうけど、おっちゃんは分かりやすいのが好きなんで。

色々書いたけど緊急事態宣言解除されたし、みんな安く映画観てくれ!

2021-04-01

anond:20210401130545

オチがもう少しだったけど、ネタ全体は実際に劇場とかでやってそうなクオリティーw

今日シン・エヴァンゲリオンを観に行く

タイトルの通りである。今更感のあることを偉そうにと思われるだろうが、自分気持ちの整理のためにも映画を「観る前」の記録として残しておきたかった。もちろん本作については、何のネタバレも含まない。

私は30歳であるエヴァンゲリオン第一話はリアルタイムテレビで見た。見たが、なにせ当時5歳である。新しいロボットアニメが始まるんだ、という程度の認識しか無い子供が観て楽しいお話しでは全くなく、なんかこわい、という感想とともに一話でドロップアウトした。私はあまり子供のころのはっきりした記憶はないのであるが、これについては、不思議と覚えている。そこから時が流れ、大学生になってようやく本格的にエヴァを観始めた。そういう意味で歴は浅いし、リアルタイム熱狂した人間ではないかも知れないが、アニメ版、旧劇場版漫画版など様々な作品を何度も観て、いろんな考察を考えたり見たり、サウンドトラックフィギュアも買ったりと、一つコンテンツを深く楽しんできたという点において、自分にとっては、かけがえのない作品の一つである

その中でも何か一つ取り上げるとすれば、私は旧劇場版Airまごころを、君に」が好きである。鬱々とした展開であり、非常に難解、いや難解というより、もしかしたらそもそも解は不在なのかも知れないが、それでもこの映画を観た後の心の感覚が好きで、何度も観てしまうのである一般的には、謎を解き明かすことな抽象的な展開とともにぶん投げた、後味が悪い、観客にダメ出しするなんて何様だ、などと酷評も多いが、この映画自分には響くのは事実である。もしかすると、決められたレールの上で、常に自身を大多数の側に置くことで安心してきた自分が、周囲の人間の声とは無関係自分はこれが好きでいいんだ、と声を大にして言える作品出会たことが嬉しかったのかもしれない。

そういう思い入れがある作品だけに新劇場版ももちろんチェックしてきた。破については劇場で3回ほど観た。旧劇場版とは確実に別のベクトルの話であるが、これもまた自分の大好きな作品であるしかし、そこから急にエヴァンゲリオンに対して、距離ができた。Qが公開されたとき大学4回生で、公開日から1か月ほどは海外におり物理的に見れなかったが、帰国後もまだまだ上映期間中だったし、お金時間も余裕があったので観ようと思えばいくらでも観れた。しかし、この時は世間のあまり酷評に足が向かなかった。勢いで公開と同時に観てしまえばよかったのかもしれない。しかし、破があまりに好きすぎて、その続編に対して勝手に抱いていた自分の「こうなって欲しい」という期待を大幅に下回ってそうだ、ということを受け入れられなかったのである。この子供じみた感情によりそれっきり観ることがなくなってつい最近まで至ってしまった。仲の良い友人と些細なケンカをしたとき、どちらともなくすぐに謝ればまた仲直りできるのに、どっちも意地を張って謝らないと、どんどん謝るタイミングを失っていき、ついには口も利かなくなってしまう。そんな風にして、エヴァンゲリオンに触れることもどんどん少なくなっていった。さすがに漫画版の完結は見届けたが、それでもQを観る気にはならなかった。

そんななかでついにシン・エヴァンゲリオン劇場版が公開されることになった。「これでエヴァは完結」という点だけで観に行くしかない、という気持ちになった。大仰に言うと、自分の中で大切な作品ちゃん区切りをつけるにはちゃんと見届けるしかないと感じたのである。今や家族がいるので好きに観に行けるわけではないが、許しを得て序から復習を始めた。まだ自分一人暮らしだったら、アニメ版の一話からだらだら総復習したのだろうな、などと思いながら。序、破、ときて、いよいよQである。完結作続いていて、もうすぐ観れるのだ、という心の余裕もあり、落ち着いて観ることができた。結果、旧劇場版とは別の意味難解な展開であったが、思っていたほど支離滅裂とは感じなかった。むしろこれまで気になっていた新劇場版世界観に対し、ある程度の解が提示されたことで、次が期待でき、悪くない、いやむしろ良い、と思った。同時に、自分としてもエヴァンゲリオンの完結にちゃんと近づけたような気がした。もちろん今日シン・エヴァンゲリオンを観るまで話は完結していない。ただ、それまで勝手喧嘩別れした気になっていた作品に対して、自分があれから歩んできた人生でもって改めて向き合い、理解し、申し訳ないという気持ちになり、整理をつけた、ということである。これで心置きなく物語の結末を観ることができるのだ、という思いになれて嬉しかったのである。そしてそれをここに記したかった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観終えた後は自分の中でゆっくり咀嚼して、完結した事実を受け入れていくのだろう。今はただその時が楽しみである。30歳にもなって楽しみで眠れないことがあるだけでも、幸せというものだ。

2021-03-30

映画を倍速で見ること

またしても映画を倍速で見ることを批判する奴がいる。

個人的には倍速視聴の趣味はないが、批判する奴はそろいもそろって初歩的な理屈立てもできていない馬鹿ばかりなのだ

それで映画好きを騙っているのだ。

辟易とする。最悪だと思う。


曰く、「作者の意図を棄損している」「演出音楽計算が狂う」だそうだ。

この理屈は単体で見れば、言わんとすることはわかる。

だが、倍速を否定してみせる奴に限って、同時に「地上波で〇〇を放送しろ」「○○放送記念!」「金曜ロードショーふるさと」などと言っているケースが多い。あまりにも多い。

少なくとも、同じ勢いで地上波放送否定する人間は見たことがない。

頭が悪すぎないだろうか?

地上波は当然「テレビ」で放送される。

本来映画劇場の大スクリーン音響を想定して演出しているものだ。作者の意図無視しているのは明白である

日本語吹き替えは、オリジナルの音声を削除して別の音声に置き換えている。

CMの挿入に至っては、映像作品自分たちの都合で切り刻んで編集し、別の映像を追加しているのだ。

どう考えても演出家や演者への冒涜である

オリジナルの棄損だリズムが崩れるだとほざいてるアホどもは、なぜ地上波のこれらの要素は無視するのだろうか。

そしてさらに、地上波放送はそれを一人の個人的な視聴ではなく、公共電波を使って「何百万・何千万人間に」見せているのだ。

少し頭を使えばわかる。

これ以上のオリジナル冒涜もそうそうない。

倍速視聴で「作者の意図が~」「演出が~」と知ったかぶる前に、真面目に考えればすぐわかる話だ。

ニワカ映画通が言うように「映画を倍速で見る個人」がそんなに「悪」なら、地上波放送なんてテレビ局が焼き討ちにあうレベルの「巨悪」のはずである

だが、奴らは地上波放送批判しない。

なぜなら、奴らは「そもそも映画別に好きではない」からだ。映画について考えたことがないのである

から自分のしゃべっている理屈すらも理解できていないのだ。

奴らにとっては、映画についてあれこれ考えるよりも「安易に叩けるだれか」を攻撃する方が楽だし、好きなのである

奴らにとって「映画」というのは、誰かを叩くツールしかないのだ。

映画に対する知識情熱もないけど「他人へのマウントだけは絶対に取りたいカス」だから、こんな浅はかなことを言えるのだ。

「最悪」以外の何物でもない。

これを読んだ心ある映画好きの方は、安易に倍速視聴を叩くことをやめてほしい。

もちろん、倍速視聴への是非はあると思う。

しかし、あなた映画にはまるきっかけになったであろう「地上波放送」の方が、「よほどオリジナルを棄損した歪な映画体験であるということは念頭に置いてほしい。

倍速視聴を否定することは、地上波放送をすべて否定することなのだ。

まず、それくらいの理論武装をしてから批判することをおすすめする。

頭が悪い人のために一応言っておくと、地上波放送否定する話をしてるわけじゃないからな。

シン・エヴァンゲリオン劇場版IIを見た。

庵野さん、本当に本当にお疲れさまでした。

庵野さんの描く世界観に惹きつけられたスタッフの皆さんも、お疲れさまでした。

巷に流通するネタバレブログでさんざんストーリーについての感想は書かれているので、今更私が書くこともない。

NHK番組も見た。NHK側がどんどん庵野さんのワールド汚染されていくのが心地よかった。

言えることは庵野さんがエヴァンゲリオンという自分投影させたアニメーションを世に出した功罪に26年間悩み続けて、なんとかして終止符を打ちたかったわがまま作品がシン・エヴァンゲリオン劇場版IIだったんですねと。

NHK番組庵野さんのわがままを受け入れ協力し自分能力を注いでいるスタッフの姿は本当に美しかったです。

不完全な世界微妙調和で進んでいく時間軸に、あまりにも不調和だったエヴァンゲリオン世界がどんどん吸い込まれて行った時、自分自身のエヴァ世界観との決別をせにゃならん時がついに着たのだと理解劇場で泣きました。

安野モヨコ存在庵野さんの不完全な世界を終わらせたのだと。

2021-03-28

「東アジア反日武装戦線」の初心と過ち

韓国発の映画『狼をさがして』は何を描いているか

太田昌国 評論家編集者

 韓国発のドキュメンタリー映画『狼をさがして』が間もなく日本で公開される。金美禮(キム・ミレ)監督2020年作品で、原題は『東アジア反日武装戦線』という。映画が描くのは、1974年から75年にかけての出来事――「東アジア反日武装戦線」(以後、「反日」と略す)を名乗る人びとが「連続企業爆破」を行ったこと――とその背景である

歴史像と世界像が一新されてゆく時代のただ中で

 描かれる時代は、アジア太平洋戦争日本帝国敗戦してから30年近く経った時期に当たる。活動を担ったのは、敗戦から3~5年経った頃に生を享けた、当時は20代半ばの若者たちだった。いわゆる「団塊の世代」に属する。その彼ら/かの女らは、敗戦以前に日本がなした植民地支配および侵略戦争責任を問うた。同時に、戦後過程はすでに30年近い長さに及んでいるにもかかわらず、日本がその過去清算することもないままに、改めて他民族に対する加害国と化している現実に警告を発した。手段として使ったのは爆弾だった。

 その標的はまず、戦前絶対無謬の存在として日本帝国を率い、戦後は「平和」の象徴となった昭和天皇に向けられた。だが、「お召列車」の爆破計画が実現できなくなった後は、戦前戦後を貫いて繁栄する大企業に的を絞った。

 戦後日本象徴する言葉は、長いこと、「平和民主主義」だった。それは新憲法を貫く精神でもあると多くの人びとが考えていた。

 天皇戦争責任が問われることも裁かれることもなく始まった戦後は、「一億総無責任体制」となった。この体制の下では、日清戦争以降、断続的にではあっても半世紀もの間(1894年1945年アジア太平洋地域戦争を続けた近代日本実像を覆い隠し、この戦争全体像を、最後わずか3年半の「日米戦争」に凝縮して象徴させることが可能だった。広島長崎の「悲劇」を前面に押し出し米軍占領下の沖縄辺境ゆえに無視して、日本全体があたか戦争の「被害国」であるかのようにふるまった。「反戦平和勢力」の大勢も、そのことに疑いを持たなかった。

 1960年安保闘争の時にも、1965年日韓条約反対闘争の時にも、戦前日本帝国がなした対外政策と関連づけて現在分析する言動ほとんど見当たらなかった。すなわち、日本社会総体として、近代日本が持つ「植民地帝国」としての過去をすっぽり忘れ果てていたと言える。

 1960年代後半、この社会思想状況はゆっくりとではあっても変化し始める。日本は、高度経済成長過程で目に見える形での貧困は消え失せ、急速に豊かになった。この経済成長最初の基盤となったのは、1950~53年の朝鮮戦争による「特需景気」だとする捉え方が常識となりつつあった。

 時代はあたか米国ベトナム侵略戦争の渦中で、沖縄を軸に多数の米軍基地があり、インドシナ半島輸送される米軍物資調達地でもある日本は、再度の「特需景気」に沸いていた。近くに住むアジア民衆が苦しんでいる戦争によって自分たちの国が総体として豊かになっていく――この際立った対照性が、とりわけ若い人びとの胸に突き刺さるようになった。

 加えて、米国でのベトナム反戦運動は、黒人先住民族インディアン)の権利回復の動きと連動していた。植民地主義支配人類史に残した禍根――それが世界じゅうで噴出する民族問題の原因だとする意識が、高まっていった。

 「東アジア反日武装戦線」に所属した若い人びとは、それまでの歴史像と世界像が一新されゆくこのような時代のただ中にいた。彼ら/かの女らは、日本近代史と現在が孕む問題群に、「民族植民地問題」の観点から気づいたという意味では先駆的な人びとだった。

「重大な過ち」の根拠を探り続けた歩み

 「反日」はこうして獲得した新たな認識を、すぐ実践に移そうとした。当時刊行された「反日」の冊子『腹腹時計から鮮明に読み取れるのは、次の立場だ。「そこにある悪を撃て! 悪に加担している自らの加害性を撃て! やるかやらないか、それだけが問題だ」。政治性も展望も欠いた、自他に対する倫理的な突き付けが、行動の指針だった。「反日」が行った、1974年8月30日東京丸の内三菱重工ビル爆破は、8名の死者と385名の重軽傷者を生み出す惨事となった。

 「反日」にはひとを殺傷する意図はなかった。事前に電話をかけて、直ちに現場を離れるよう警告した。だがそれは間に合わなかった。しかも、なぜか「反日」は三菱爆破の結果を正当化し、死者は「無関係一般市民」ではなく「植民地人民の血で肥え太る植民者だ」と断言した声明文を公表した。映画の前半部で、この声明文がナレーション流れる

 多くの人びとはそこで「引く」だろう。半世紀前の当時もそうだった。それゆえに、彼ら/かの女らは、日本では「テロリスト」や「血も涙もない爆弾魔」の一言で片づけられてきた。

 その責任の一端が、「反日」そのもの言動にあったことは否定し得ないだろう。だが、実はそこにどのような内面の思いが秘められていたのかということは、路傍の小石のように無視されてきた。そんな渦中にあって、獄中の彼ら/彼女らは初心を語ると同時に、自らが犯してしまった重大な過ちの根拠を探り続けた。獄外には、その試行錯誤を〈批判的に〉支え続ける多様な人びとの存在があった。映画『狼をさがして』は、これらの獄中・獄外の人びとの歩みを74分間の時間幅の中に刻みつけている。

過去を振り返ることをしない社会は、前へ進むことができない

 画面には登場しない「主人公」のひとりは、「反日」狼部隊大道将司である。彼は2017年5月、長らく患っていた多発性骨髄腫で獄死したが、死刑が確定してのち、彼はふとした契機で俳句に親しむようになった。生前4冊の句集にまとめられたその作品は、人間関係自然とのふれあいも極端に狭められた3畳間ほどの独房にあっても、人間はどれほどの想像力をもって、ひとが生きる広大な世界を、時間的にも空間的にも謳うことができるものかを証していて、胸を打つ。それは、ひとを殺めたという「加害の記憶悔悟」を謳う句において、とりわけ際立つ。

 映画でも紹介される「危めたる吾が背に掛かる痛みかな」もそうだが、他にも「死者たちに如何にして詫ぶ赤とんぼ」「春雷に死者たちの声重なれり」「死は罪の償ひなるや金亀子」「ゆく秋の死者に請はれぬ許しかな」「いなびかりせんなき悔いのまた溢る」「加害せる吾花冷えなかにあり」「秋風の立ち悔恨の溢れけり」などの秀句がある。

 「反日」のメンバーの初心と、結果としての重大な過ちを冷静に振り返るこの映画制作したのは、韓国映画監督キム・ミレとその協力者たちである。ふとした機会に「反日」の思想と行動を知ったキム・ミレ監督がこの映画制作したのは、「人間に対する愛情、その人間を信じること」からだったという(「『狼をさがして』――金美禮監督に訊く」、東アジア反日武装戦線に対する死刑・重刑攻撃とたたか支援連絡会議=編『支援ニュース』420号、2021年3月6日)。社会正義のために、加害国=日本搾取され殺された東アジア民衆の恨みと怒りを胸に行動した結果、数多くの人びとを死傷させてしまった、つまり自らが加害者になったという事実に向き合ってきた「反日メンバーに対する思いを、かの女はそう語る。

 だが、その裏面には、次の思いもある。彼らは「長い期間にわたって、自らのために犠牲になった人々の死に向き合って生きねばなりませんでした。苦痛だったかもしれませんが、幸いにも『加害事実』に向き合う時間を持つことができたのです。8名の死と負傷者たち。それがこの作品制作過程の間じゅう私の背にのしかかってきました。しかし、彼らと出会うことができて本当に良かったと思います。この作品は、私に多くのことを質問するようにしてくれたからです。どう生きれば良いのか、今も考えています。」(キム・ミレ「プロダクション・ノ-ト」、『狼をさがして』劇場パンフレット所収)。

 74~75年当時の「東アジア反日武装戦線」のメンバーからすれば、韓国の人びととの共同作業は「見果てぬ夢」だった。日本自分たち戦後の「平和民主主義」を謳歌している彼方で、韓国および北の共和国の人びとは、日本植民地支配を一因とする南北分断と内戦、その後の独裁政権の下で呻吟していたからだ。

 そんな時代が40年近く続いた後で、少なくとも韓国では大きな体制変革が起こった。表現言論の自由を獲得した韓国新世代のなかから、こんな映画をつくる人びとが現われた。キム・ミレ監督は、この映画日韓関係の構図の中で見られたり語られたりすることを望まないと語る。過去を振り返ることをしない社会は、前へ進むことができない。日本韓国も、どの国でも同じことだ、と(前出『支援ニュース』および2021年3月18日付「東京新聞」)。

脈打つフェミニズム視線

 最後に、もうひとつ、肝心なことに触れたい。この映画を際立たせているのは、女性存在だと思われる。

 刑期を終えたふたりの女性が、生き生きとしたその素顔を見せながら、獄の外から窓辺に寄ってきた猫との交友を楽し気に回想したり、かつて自分たち闘争に大きく欠けていたものを率直に語ったりする。前者の年老いて元気な母親は、娘が獄に囚われてから、娘と自分たちを気遣う若い友だちがたくさんできたと笑顔で語る。二人は自宅の庭を眺めながら、「アリラン」を歌ったりもする。

 キム・ミレ監督らが撮影する現場に付き添う姿が随所に見える女性も、長年「反日」の救援活動を担ってきた。撮影すべき風景、会うべきひとについて、的確な助言がなされただろう。

 死刑囚の獄中書簡集を読んで、あん事件引き起こしたひとが自分と変わらぬ、どこにでもいるふつう青年だと知って、縁組をして義妹となったひとの語り口もごく自然だ。女たちの運動を経てきたと語るかの女の言葉を聞いていると、獄中の死刑である義兄とは、媚びへつらいのない、上下関係でもない、水平的なものだったろうと想像できる。

 そして、もちろん、韓国人のキム・ミレ監督女性だ。弱い立場にある労働者現実を描いてきたかの女は、男性の姿ばかりが目立ち、男性優位の価値観が貫いている韓国労働運動の在り方に疑問を持ち、スーパーで働く非正規女性労働者が大量解雇に抗議してストライキでたたかう姿を『外泊』(2009年)で描いた。日本でも自主上映されたこ作品に脈打っていたフェミニズム視線が、『狼をさがして』でも息づいていることを、観る私たちは感じ取るだろう。

2021-03-26

anond:20210325161920

田舎住みだけど、俺には君の方が頓珍漢に見えるな~

本屋新刊の入荷時期気にするくらいならAmazon使うし映画だって映画館に見に行くという発想自体がないんじゃね

高校生クレカもないし、そんな簡単Amazonポチれないのよ。自分がいないとき荷物届けば、親に全部見られるし。

それにね、雑誌パラパラ立ち読みしたり、友達と一緒に行ったり、ネットではできないことが本屋にはあるのよ。

映画館に見に行く発想がないというのも意味不明

家で映画見るのと、友達彼氏劇場映画体験するのは全く別だから

いくらサブスクが発達しようと映画館に見に行くという発想はなくならないぞ。

 

更に言えばアクセス方法として「車」が出てくるのも高校生としては違和感で、そこはバスとかじゃね?

いやいや、一時間に一本走るかどうかのバスなんか移動手段として使えるかよ

普通に考えて親に車出してもらうか、チャリかの二択だろ

首都圏都市バスじゃねーんだぞ

 

谷間の村とかならケーブルとか、衛星放送ネットのサブスクなんかで無料映画見てるよ。

Youtube違法視聴ならともかく、ケーブルCSもサブスクも全部月額料金かかるの、知ってる?

家が契約してるならともかく、小遣い3000円で自分でサブスク契約するのは大変だよ。

できたとしてせいぜいアマプラだけど、それだって高校生には勝手契約するハードルは高い。

 

そもそも田舎学校」で四階建てなんて見たことねえわ

田舎がどの程度かわからんけど、ウチの中学は1学年5クラスあって4階建てだった気がする

パチンコの立駐は俺の地元にはなかった気がするけど、土地が余ってるとはいっても農地ばっかりだしパチ屋敷地が広いとは限らないだろ

 

夜空が汚い街、数分に一本電車が来る、すれ違う人間他人ばかり

これのどこに細部のリアリティがあるんだよ

典型的田舎民が想像する都会じゃん

 

まあ俺とこは言うて村じゃなくて町だったし、そこまでのド田舎ではないけども、元増田の言ってることがそんなにリアリティないとは思わないぞ

2021-03-23

庵野秀明氏や宮崎駿氏らへの目の悪い感想に関して。

長文じゃないので安心してほしい。

最近シンエヴァ劇場で公開され、つい先ほどNHK庵野秀明氏への特集(という言い方で良いのか)が放映されたらしい。

エヴァTVから現役リアルタイムで見始め、劇場版はQまでは全て劇場で見ている。

ただシンエヴァNHK特集もまだ未見である、という前提で。

庵野氏や宮崎氏などを始め人格がアレだとか命を懸けてどうこう、などという感想

twitterで延々流れてきていてなんというかもやもやイライラとなんとも言えない感情が混ざって

仕方ないのでここに吐き出す事にする。

宮崎氏などはよく言われているがプロダクトの為に酷い事をする、無計画で人を犠牲にする、などと

言われ作り上げるものは素晴らしいが人間としてはどうなんだ、というような事がよく言われている。

庵野氏も方向性は違えどそういう面はあると思う)

でこれに関して毎度思う事なのだ自分エゴを最大限投影し、人を生贄に捧げる事を酷いと

世間はいうが何が酷い事なのか、と。

優れたプロダクトの為に自分や人を生贄にしなければ作れないからそうしているだけなのだろう。

もっといえば宮崎氏や庵野氏(他にもそういう人はいると思うが)ですらそこまで生贄を

積上げないとそれだけのプロダクトは作れないという事が現実としてあるだけだろうに。

人格がアレだとか酷いとか言う奴はそもそも何かどうしようもない大事な事の為に

自分他人も生贄にする事が出来ないのだろう。

もっといえば「本当に大事な事の為」という瞬間をまだ知らない、見た事がない、

多分見えない目が悪い連中なのだと思う。

どうしようもなくコレ!というものが目の前にあった時に自分他人を数人生贄に

ブラック労働的な意味合いで)

捧げる事でそのプロダクトが完成するぞ、と確信を得られたとしてその選択を取らない

人間がどれだけいるのだろうか。

更に言えばそこで生贄を積めない人間プロダクトに対して果てしなく不誠実な人間だと自分は思う。

人生においてこれだというものを作れる機会、作れる人がどれだけいるのか。

それが見える人間と見えない人間絶望的な差がそこにありそれが見えない人間

草を生やしながらやいやい言っている姿を見るのが辛い。

止めろとは言わないが辛い。

自分はそこまでの能力は当然ないが「そうあるべき」という姿自体は見た事があるので

それを強く思っている。

必要な時は自分を、周囲の人を生贄に捧げてでも目的を達する人間であってほしい。

そういう人がもっと増えてほしいなと思っている。

2021-03-22

anond:20210320203100

タエちゃん最初こそ不美人に描かれてたけど回が進むにつれてどんどん可愛くなってきたじゃん

あれレベルでいいならいくらでもあるだろうよ

そもそも日本名劇場シリーズ主人公なんてほぼ全員不美人設定の少女しょうが

2021-03-20

漫画雑誌派だけど映画ソフト化・レンタル化派

自分の周り、所属するコミュニティだと漫画単行本派に合わせて雑誌派はネタバレ自粛雰囲気が強い

映画は(っていうかシン・エヴァは)はよ劇場で見てこいって圧力強い

ずるい

anond:20210320052221

劇場という拘束具も眠気はいともたやすくすり抜けてしまうのである

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