俺が9歳の頃に離婚した
母と逃げる様にして別居になり、そこから裁判所を経て離婚が成立した
離婚にいたる運びが穏やかなものではなかった為に、これまで親父と話し合う機会もなく、現在では俺も20代の立派な大人になった
親父は既に還暦を迎えているのでこの先二度と生きて再会することのないまま死別する可能性も高まってきた
当然母は良い顔をしないだろうが、息子としては例え自分を虐待した親父だろうと父親には変わりないわけで、やはり死ぬまでに一度、お互いに成熟した大人として向き合ってみたい気持ちがある
親父は個人事業主でホームページを開設しているからそこから連絡を取ろうとすれば取れる
しかし、親父から拒絶される可能性を考えると尻込みしてしまう自分がいる
なぜ好かれようとしない
「汚れたる者はさらに汚れたることをなせ」か
勝手に想定を変えるんじゃありません。想定は最初から"満腹"です
でも『隙あらば氷河期』と『繊細ヤクザ』の世界観の一端を見れた気がするわ
anond:20210314134933 もそうだけど満腹の客もいるんですよ!
満腹の客からはどんな感想が出ても仕方ない考慮していないメニューがいけなかったって
あのさぁ
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***
地平線を見つめて
(恐怖に震えることなく生きていくことができるんだろうか?)
*
この泡沫を共に味わおうじゃないか
*
しかし、しかしだ そこに彼らの魂に見合う価値があるのだろうか?
あなたはもう気づいている 彼女は殺さなければならなかったということ
さあ彼女を殺すんだ!
*
ああ、決して色あせることのない、私の汚れた手
どうかもし私達が去ったら、あなたもここを出てほしい
私達の魂の値打ちについて考えよう
私達は自由に生きよう
そのために考えるんだ
自由に生きよう
自由に生きよう
私達は壁なんかなくたって生きていけるよ
ああ
**
どれくらいの時間、闇の中を歩いていたんだろう
どうかこのまま、私の人生で輝いていてよ
すべてを失ったんだ、家族も
何もかも混乱の中で
誰かが私に話しかけようとしている
ほんとうの道しるべ
それは私のなかの獣
壁の向こうに行くためなら
獣なんていくらでも飼い馴らすことができる
*
しかし、しかしだ そこに彼らの魂に見合う価値があるのだろうか?
あなたはもう気づいている 彼女を殺さなければならなかったということ
さあ彼女を殺すんだ!
*
ああ、決して色あせることのない、私の汚れた手
どうかもし私達が去ったら、あなたもここを出てほしい
私達の魂の値打ちについて考えよう
私達は自由に生きよう
そのために考えるんだ
自由に生きよう
自由に生きよう
*
しかし、しかしだ そこに彼らの魂に見合う価値があるのだろうか?
あなたはもう気づいている 彼女を殺さなければならなかったということ
さあ彼女を殺すんだ!
私達、壁なんかなくたって生きていけるよ
ああ
シン・エヴァ観た。楽しく鑑賞できた。いやー庵野監督のクリエイター魂すごいなあ。お見事、とまで思ったところで、ふと我が身を振り返る。
エヴァがはじまってから25年、俺も、クリエイターであろうとしていたんじゃなかったっけ? クリエイティブなことがしたいんじゃなかったっけ?
物語や、強い印象や感動を作りたいんじゃなかったっけ?
でも気がついたらどうだ、庵野監督はあんな重責をこなしているのに、自分はなんだ。クリエイティブなことをしたいって気持ちはどうした? 今の自分はなんだ、たまにクリエイターっぽい仕草をするだけのビジネスマンに過ぎないじゃないか。
クリエイティブなことをしなくてもいいのか? このまま人生が終わってもいいのか? でもわからない。「こういうものを作りたい。こういうクリエイターになりたい」という思いが消えてしまった。昔明確にあったイメージは、今ではダサくて恥ずかしく感じる。そしてそれに代わるビジョンはない。
25年分の重さを持ったトンカチで頭を殴られたような気がした。自分は少しずつ道を外れてしまい、気がついたら取り返しのつかないところまで来てしまっている。25年のロスは大きい。今から頑張っても……いや、そもそも何を頑張るかから探すのか?
無理だ。
自分の人生においてクリエイティブと世間的に言われている箇所が、決定的に損なわれてしまった。これからどうやって、人生を充実させていこう? あるいは、せめて悲しみにくれない程度にやり過ごしていこう?
なんだか、思いもよらない角度から、とても重い課題を突きつけられた。シン・エヴァのせいで、しばらく鬱々として暮らすと思うが、それはシン・エヴァの出来に問題があったからではない。完全に僕の失態であり、怠慢だ。