はてなキーワード: 諭吉とは
かれこれ15年来の友人と会うことになった。
前に会ったのはコロナ前で、5年振りくらいになる。
久々に顔を会わせることに心弾ませながら、待ち合わせの居酒屋に向かった。
彼はすぐに分かった。少し輪郭がふっくらしたが、全体的な印象は変わらない。
ジョッキを傾け、いつぶりだと思い出話に花を咲かせた。
仲良くやってるのかと尋ねると、堰を切ったように溢れるのは相手への愚痴だった。
なるほど何か不安にしたのではないかと尋ねると、そういう正論はいらないと返された。
よくよく聞いていくうちに、私の顔はどんどん曇っていった。
それは倫理的にどうなんだと聞くと、自分は相手の浮気も公認している。俺も浮気するし、相手もすればよい。と。
妊娠、出産と大役を果たした相手に浮気する時間なんてないだろうと。アンフェア過ぎるし育児を手伝ったらどうだと。
ムッとした相手は
「俺は金を稼ぐ。相手は働いてないんだから家事を任せている。何が悪い」
と口調を荒らげた。
そして彼は矢継ぎ早に言葉をつなぐ。
「俺は年収1000万を超えていて、日本の労働人口の数%の上位層だ。妻として恩恵をありがたがったり、ねぎらったりして、多少の自由も認めるべきだ」
ほとほと呆れた。呆れたが、諭吉を財布から出してその場を後にするには、付き合いの長さによる情が足を引っ張った。
だが、非常に悲しくなった。
彼の年収が上がったのはこのコロナ禍の期間だ。転職に成功して、仕事で成果を出し、出世して、いまのポジションについたらしい。
しかし、それにあぐらをかいて家庭をおろそかにすることは、到底自分では理解できない感覚だった。
眼の前にいる友人が、まったく別人に見えた。倫理も道徳も通じず、年収と女だけが心の拠り所になっている哀れな人。
もともとそういう気質を持っていたのかもしれないし、今の環境や年収が彼を狂わせたのかもしれない。
諭吉を配れば喜ばれるやろうになあ(たちんぼを喜ばせたいわけではない)という話
はてなーが知的で今どきのカルチャーにも明るい人間としてふるまいたいのはお好きにすればという感じだが、日本語ラップへの適当な言及はやめてくれませんかね。
具体的にはこういうやつです:
https://b.hatena.ne.jp/entry/4740207123033680207/comment/tempodeamor
「反面、本邦ではいとうせいこう、ライムスター、ZEEBRAなど山の手のインテリ層が音楽的好奇心と共にヒップホップのローカライズに尽力したので、この傾向は薄い。」(id:tempodeamor)
「この傾向」というのは「抑圧された環境からの一発逆転の手段として金銭を追い求める傾向」のこと(雑要約)だが、現代日本語ラップにそういう傾向がない、というのは完全にフェイク。
一例として、今年の「ラップスタア誕生!」で優勝して注目を集めているShowyVICTORの「genzai!」から引用しよう。
「
その代わりに夢を見れてBingo!
周りの奴らにしてたよ嫉妬
でも真っ赤な愛で心 充満
待ってた この時 この順番」
今年上半期の話題作Lunv Loyal 「高所恐怖症(Remix) feat. SEEDA & Watson」よりLunv Loyalのヴァース。
https://www.youtube.com/watch?v=Ui92EzMDpp4
「
月に10万のWorks
シワくちゃな諭吉に
財布の中10万円もなかったけど
今は10万のKicks
金無きゃクソな日常
奥歯で殺した鬱病
誰も知らぬ間
首を吊って死んだBro
首を吊って死んだ
On the street, under the money
宇宙に上も下もない
彼はDrugを売る砂漠
彼女は体を売り捌く
また1人街のBoowyは部屋でDead
部屋の隅で1人Dead
誰かが生み出すこの貧困
彼らは味わった事ない貧乏
」
同曲よりSEEDAのヴァース:
「
口しなきゃ理解されない
見てた夢とか傷みでさえも
どこか遠くに消えてしまいそう
取調室 地下の地検
鉄格子と狭い窓
子供にねだられても買えなかった
セットどころかポテトさえ
うちにも現れてるサンタクロース
知ったのさ 俺にもう敵はいない
」
ここでは二曲しか挙げていないが、現代日本語ラップにおいて「貧しい環境から成りあがる」系の楽曲は枚挙にいとまがない。
そもそもANARCHYの登場以来、日本語ラップにおいて「貧困からの成り上がり」は中心的主題の一つとなっており、それからかれこれ15年以上になる。
「(「日本にゲットーはないのでヒップホップはなじまない」とされていたが日本も貧困化が進行しており)残念ながら、日本もヒップホップが似合う国になってしまいました」と宇多丸が語ったのもだいぶ前のこと。今や、貧しい環境からの成り上がりを、その激動の人生を売りにしているスターも多い。ANARCHY、KOHH、BAD HOP、SATORU、playsson、Ralph、Watson…
ついでに言っておくと、日本社会の多国籍化を背景に、これら「成り上がり」系のスターには団地育ちの移民二世・三世も数多い(KOHH、SATORU、playsson、Fuji Taito、Ralph、ShowyRENZO、ShowyVICTOR...)。
彼ら/彼女らのラップには、ラップで生計を立てて汚れ仕事から抜け出すのだ、という強い意志があふれている。
それで、インテリ層が何なんでしたっけ...?
元増です。前も少し経過を書いたのだけど、さらに記載させて。しつこくてごめんな。
投資した株がコロナ関連だったからか値動きが激しくて、かなり増減あった。一時は資金が半分以下になったりしたのだが、盛り返してただいま8桁ジャスト。
ちな元増は医者な。勤務医でそれなりに高給だけど、小遣いは毎月諭吉5人。結構つつましいだろ?
もちろん嫁には話していない。
近頃は保守的に考え始めて、隠れ資産をより堅実な投信などに振り替えるか悩んでる。株価の上げ下げでヒヤヒヤするのに疲れた感じ。こういうのを、ヤレヤレ決済というのかな?配当が5%ぐらいで、なにかいいのはないだろうか。
嫁に内緒の小遣い稼ぎ、みんなはどうしてる?
同人誌を先に何冊も買っており、せっかくなのでと本体に手出ししてみたのだが現状LV50程度まで辿りついたもののプレイ意欲やガチャ意欲がわかない
ここのところ忙しいのもあるにはあるが、どうにもYostarと相性が悪い
アズレンもアークナイツもインストールはしてみたものの触ってみて割とすぐ消してしまった
理由は思い当たる。トップ画面その他のUIが魅力に乏しい、ゲーム部分がバランスや演出等で微妙に手抜き感を感じる、アイテムなどの小物に作り込みを感じないなど、
要するにキャラクター以外が貧しく見えるのだ。
他の似たようなソシャゲと差異あまりないだろうと言われるかもしれないけど、サイゲは何やかや(引用パクリ部分を覆い隠せる程度には)キャッチーな独自性を打ち出しつつ細かい部分の作り込みがしっかりしているし、艦これは貧乏運営だけど尖っていたし、艦これフォロワーでアークナイツと因縁があってブルアカのゲーム部分の直接の参照先みたいなドルフロも尖ってるなーと感じたし、「アークナイツみたいなホーム画面」という比喩がよくされてた白夜極光もデザインの尖り方が気に入ってた。このへんは全て諭吉突っ込んでいる。
ブルアカはそれでもアズレンやアークナイツよりは続いているので、どこかは改善されているのかもしれない。
が、ガチャ欲に至らない。
ウマやFGOみたいに「あんま遊ばないけどガチャ回したくなる時あるから、とりあえず石買っとくか」にならない
メインストーリー読んで「あーなるほどギャルゲーシナリオのキャッチーさが上手いこと取り込んであるね」とは思う
シナリオの手短かにテキパキと進むあたり現代ソシャゲとして優れてると思う
ゲーム部分だって、新キャラ投入のたびバランス調整が面倒くさいソシャゲ運営なのだから最初から程々に手を抜くのは正しい作りだと感じる
そういえば私も貸した金一部しか返ってきてないなあ。↓こんな理由とか言われた
・就活で東京いくけど交通費がない(本当は就活ではなくアーティストのMV出演するだけ)
・地方だから車の免許がないとまともな働き口がない。親は病気で頼れない(姉と妹がいたのに相談せず他人を第一に頼ってきた)
・親の治療費でスーツ買うお金がない。あなたしか頼れない…(他の人にも同じ内容で金の無心)
.
最初は応援の気持ちだった。実際親御さんは病気だったろうけど、途中でおかしくね?って気付いて仲間内に打ち明けたら、みんな同じような理由で数万貸してたらしい。草。全員合わせたら50万以上借金してたんじゃないかな。
結局16万貸して片手で数えるくらいしか諭吉戻ってきてないけど諦めた。明らかに衝動的な行動ばかりの発達障害でバイトもクビになってる感じだったし期待してない。
てか仲間内に「彼女のプレゼントで高めのバッグ買った😊」とか報告してて、踏み倒してる借金返せよとツッコまれてるの馬鹿すぎて呆れた。
ほんの数日前まで、こいつは海に生きていて、その腹に宿した子をどっかに産み落とすつもりだったのだろう。
茹でられてすっかり濁った緑色のつぶらな瞳が妙に可愛らしい。だからさっさと裏返す。
親指をかけてカニの顎をゴキッっとやって、胸元から引きはがして、つぶつぶとした食感の卵を味わう。
左右の足をまとめて持って内側に折り曲げ、根元からむしる。
箸に持ち替えて内蔵の赤いのと緑のと白いのをごちゃまぜにして頂く。
脚をばらして、その根元を歯で噛みきり、ふくらはぎを太ももに突っ込んでその身を堪能する。
なにもなくなった甲羅の中に脚の残骸をぽいぽい放り込んでいく。
脚の根元の固いところを歯で噛み砕いて、中の身をカニの親指の爪でほじくる。
時期になると、毎年カニを食べる。
命を頂いて生きているということを、そういう生臭いところを見なくて済むように社会の分業はなされていて。
諭吉が樋口が野口がひた隠しにする、命を裁かない労働で得た金で、誰かが捌いてくれた切り身を買って。
カニ、今年もうまかったよ。ごちそうさま。