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はてなキーワード: ゲームセンターとは

2022-05-20

ネコチャン🐈ねー

あるキャラクターの新作ゲームをやりたくて置いてあるゲームセンターに行ってきたの

やってみた感想おもしろくなかった!!

土日はおうちでゲームして過ごすー

2022-05-06

anond:20220506135925

ソースになるか分からんけど、『ゲーム キレる』で国会図書館検索してみた。

テレビゲームのやりすぎで子どもが若年性痴呆になる!(2)「ゲーム」でキレる子どもをつくらぬために掲載誌 週刊文春 / 文芸春秋 [編] 44(38) (通号 2196) 2002.10.3 p.54~57

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000002-I6285548-00

テレビ画面の幻想弊害 : むかつく・キレル・不登校の彼方にあるもの

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000004151241-00

現代青少年の「キレる」ということに関する心理学研究(2)ゲームセンターおよびコンビニエンスストアの利用状況とキレ行動の関連

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000002-I5821251-00

2000年頃にそれっぽいのが3件。それ以前だと『キレる』という言葉が違うのかもしれない。

内容が分からないので、バッシング的な内容かどうかの判定は出来ないけど、少なくともメディア研究の一つとして選ばれる程度には『ゲーム子供がキレる』論は認識されてそう。

2022-04-17

ゲームセンターと3組の人と話した

①いらない景品がとれてしまったので、その前にチャレンジしてた男の人にあげた。

美人ぬいぐるみの取り方を聞かれたので何回かやったけどけっきょくとれなかった。台が悪いよ台が。

③もう少しで取れそうなところで苦戦してるカップルがいたので取り方を教えた。

普段知らない人と話す機会なんてないけど、一度誰かと話すと話しかけられたり話しかけたくなったりが続くなと思った。

2022-04-01

書き込みから約8年。ぷよぷよスコアアタック事件

https://anond.hatelabo.jp/20140601012957

書き込みから約8年。ぷよぷよスコアアタック事件このミステリアスな事件は今でも思い出すことがあり、不本意ながらワクワクしてしまうのだ。

ぷよぷよプロゲーマーである、くまちょむ(服部崇)氏の当時(2004年)の的確な分析を紹介しておきたい。MYK氏はもう少しくまちょむ氏の考えに耳を傾けるべきだった。

---

今回の騒動は実に不可解な点が多いように見え、MYKさん動画ERIさんを水無月愛理氏だと疑ってしまうのは当然の流れです。

私は、MYKさんがこの販売動画のある部分を見落としていて、それを考慮に入れていないためにこの問題と正面から向き合えていないのだと言わざるを得ません。

そう言うと、「なんで動画を見ていないのにそんなことが言えるんだ?」と思われてしまいそうですが、怒らずに聞いてください。

・・・と、その前に、皆さんは「ギガウイング2」というシューティングゲームをご存知でしょうか?

このゲームゲーセン用のAC版と家庭用であるDC版の2つがありまして、私はもう引退してしまいましたが、以前は必死AC版、DC版の両方でプレイしていたものです。

そこで私は引退記念に、家庭用でプレイを収録した動画来年1月販売しようと思い立ちました。

販売時の書き出しは以下の通りです。

ギガウイング2発売4周年記念! 究極のスコア出しをあなたに贈ります

ドリームキャスト版 ギガウイング

スーパープレイ】タッグモード

430627100796944027点

アーケード版に最も近いドリームキャスト版を使用

・全7面クリアノーコンティニュー、全面稼ぎ大成功

・各面のポイント解説

ダブルプレイ動画ほとんど存在せず稀少

私はかれこれ2001年1月より2004年10月まで途中休止した期間はあったものの、3年近くプレイをしてきました。

特にシングルプレイではなく、ダブルプレイで点数を狙うスコア出しに魅せられ、アーケード版を中心に点数と操作技術の向上に努めて参りました。

現在アルカディアという雑誌掲載されるハイスコア意識していたこともあります

ゲームセンターでギガウイング2に投じたお金は、3年間で200万円以上になります。まさに命を懸けてきたゲームでした。

今回ご紹介するプレイは、3年間の私の集大成とも言えるべきもので、最も高いスコアのものであり、かつプレイ内容にも自分自身納得できるものであります

たった1ゲームではありますが、皆様に胸を張ってお見せできる内容であると自負しております

既にギガウイング2が世に出て4年が経とうとしています

早いものです。この私のプレイを見て、こんな楽しみ方があるのか、ダブルプレイをやってみよう、そんなふうに思っていただければこれ以上うれしいことはありません。

以上の内容で、2005年1月ネットオークションにて一人の方に販売したのですが、その人からクレームが来たんです。

「この動画は明らかにリスタート機能』を使ってスコアを出していますね?」

動画編集して繋ぎ合わせているのは見れば分かります。」

「私はノーコンティニューと書いてあるからズルはしていないと思っていました。」

スコアラーとしてのプライドが無いんですか?私は失望しました。」

・・・という内容でした。

この『リスタート機能』というのは、進んだステージ最初から何度でもその面の開始時の点数でやり直せるという機能でして、この機能を使ってスコアを出すという行為は、ぷよ通の稼ぎにおける「途中乱入を使ってスコアを出す」のと同じこと。

とはいえ厳密には違うのですが、やっていることは同じです。

この時、購入者はこう思ったはずです。

「騙しやがって・・・。こいつは最低のヤローだな。」

・・・とまあ、私がギガ2の動画販売たらこうなってしまうかもしれません。

この物語のように、実際私は家庭用では練習で『リスタート機能』を使っていましたし、【引退記念】として最後に撮った動画も家庭用版のその機能を思いっき使用しています

そして私だけではなく、シングルプレイトップシューターでさえもこのゲームで『リスタート機能』を使用し、大筋はスコアを高めるために練習していると存じています

ちなみに、私のギガ日記には最後に撮ったものを「本番」と記してありますが、それは家庭用で最後プレイするという意味合いであり、やはり本番の本番はゲームセンターでのスコアアタックで、家庭用はやはり練習ということになります

で、私が何を言いたいのかというと、メガドラ(家庭用)のぷよ通で「途中乱入機能を用いてスコアを出す」という行為はアリだということです。

そして、マージン設定の変更もアリです。さらに、プレイ動画をその事実記載せずに売っても問題は無い(全くではありませんが)と考えます

やはり、ゲーセンでやっているわけではないので、どんなプレイスタイルを取ろうがそもそもアルカディア誌は全く関与していません。

そこで、「だったらせめて練習だと記載しておくべきだろ?それを明記せずに販売しているのはどう考えてもそれを意図的に隠して販売したとしか思えないぞ」

と、あなたは思ったはずです。

しかしですよ、私がこのギガ動画に堂々と「練習」と書いて出品すると思いますか?

しないでしょう。「練習」とも「本番」とも書きませんね。

「私は命を懸けてこのゲームをやりましたー!スコアには相当の自信がありまーす!でも練習でーす!」

それはさすがに

書 け ま せ ん

ですから動画ERIさんは何ら紛らわしい記述をしたつもりは無いはずで、それについては返信メールにて謝罪しています

やっぱり、私が動画ERIさんと同じような立場になってしまったら同等に近い答え方をすると思いますね。

自分が命を懸けてきた練習動画に対して「アンタ、最初から練習ということを記載しておいてくれよ。」「人を騙すのもいいかげんにしろ。」と私に言ってくるんですよさっきの購入者さんは(笑)

私はかなり怒りましたが、冷静になってメールを返信しましたよまったくもう。

「これはこちらの出品の仕方に問題がありました。端的には『最もアーケードに近い』というフレーズと、にもかかわらず『実際にはアーケードからほど遠いスコアの狙い方』という点が、誤解を招いてしまったようです。なので、『今回のプレイ正式スコアには全く匹敵しない』という記載があれば問題ないと考えます。弁解になるかもしれませんが、正式スコア匹敵することを強調するつもりはなく、ドリームキャストであることを全面的に言うことで非公式であるという認識を持ってもらえると想像していました。リスタート機能についてはもちろん認識していますドリームキャスト版ではリスタート機能を交えて練習することが多いのです。」

と、メールを送ったのですが、向こうの人はまだガミガミ言ってくるんですよ。

私はどうすればいいんでしょうねえ。

さて皆さん、今回の騒動の中で「マージン設定の変更」のほうへ目が行ってしまっているかもしれませんが、私が注目しているのは

「この動画は途中乱入機能を用いているのではなかろうか?」ということです。

マージン設定を変更しているのは明白なので、正確には途中乱入機能も、ですね。

その場合、29.97fpsの動画繋ぎ合わせた事実を立証できればこの第2のERIさんは限りなく水無月愛理氏とは別人ということにはなりませんか?

だってそうでしょう。「究極スコア」と記載していてマージン設定を変更し、さらに途中乱入機能を使ったわりにはあまりにもスコアが低すぎ(第2のERIさんごめんなさい)て、これはおかしいと思うはずです。

MYKさんはページの中で「この設定とこの技を使えばこれぐらいはスコアが出るんだよ」と言っていて、条件別でのスコアの高低がある程度予測できています

しかし、151万点が出されている動画で実際にそうだった場合でのスコア高低判断をMYKさんは怠っているように私は思います

そしてそのことが、動画ERIさん=水無月愛理氏 だという疑惑払拭しようニしない要因の1つになっているような気がしてなりません。

動画編集って、簡単そうに見えて結構難しいんです。

ちゃんとやったつもりが1フレームズレてたり、繋ぎ目に音声ノイズが入ったり、とにかく見栄えよくつなぎ合わせるのって結構難しい作業なんです。

それで、苦労の末にようやく究極スコアを出した動画を上手く繋ぎ合わせる事ができたんですよー。嬉しいなあ。

で、その動画オークションで1つ売ってみたんです。

そしたら購入者が「上手く繋げたつもりだったようだが私の目はごまかせんぞこの詐欺師がァ」とか言ってくるんですよ。

一生懸命繋げたんだけどなぁ・・・。私は何か悪い事をしたんだろうか??

・・・と、いった感じです。

MYKさんの事を悪く言っているつもりはありませんよ。

しかし、やはりMYKさんは疑問をお持ちになられた以上、出来るところまでは様々な角度からこの問題を見つめ直し、再検証を試みてみるべきだと思います

今回起きた出来事は、数々の偶然が重なってしまっていて今のMYKさんに「冷静になれ」というほうが無理な話だということは重々承知しています

それに、私は「もっとこの話題肥大させていきたい」と思っていませんし、やはり即急に問題解決されていく事を望んでいます

MYKさんが、「どう言われようと俺は黒と言ってしまったようなものから、今更考えを変えることはできない。」という考えをお持ちであれば、それでもいいと思います

しかし、「10年間命懸けでプレイしたと書いてあり、名前が一緒で、しかスコアスコア、偶然が重なりすぎている、だからやっぱりこれはそうなんだ・・・」という考えを貫き通すのであれば、

その前にもう一度調べられることは調べたほうが良い気がします。

あのページには動画解説書を隅から隅まで見たというようなことが書かれていますが、動画繋ぎ目を調査したという記載がないので、私は今現在、MYKさんが少なくともその唯一の証拠品に対して1点以上の確認は怠っていると考えています

そして私は、そのことがとても気になっていています

ですが、それを調査して繋ぎ付近に明らかなフレームズレや雑音等が確認できた場合に「マージン設定も変更していてさらにこんな小細工を・・・ますます許せん。」と、思ったりしてはいけませんね。

だってこの人は悪い事をしているわけではないし、悪気があってやったことでもないはずですから

それでもし繋ぎ目が不自然で、やっぱり繋げていたという事実が明らかになったとしても、「最初からその事実記載しておけよ」と言って責めるのはおかしいと言えるでしょう。

それはなぜか?     ・・・私が書いた文章の中に答えが書かれています

今回私は、練習(家庭用)において設定の変更やその他の手段を用いてスコアを出す行為は全く問題ないと主張し、

さらに、それを記さずに動画販売を行っても問題ない(全くではありませんが)ということを私個人観点から明らかにしました。

そしてそれは別におかしな考え方ではないということが、私の書いた文を読んでもらえればお分かりいただけるかと思います

それを否定したら、「途中乱入マージン設定を使ってスコアを出したらしいが、服部スコアラーとしてのプライドをお持ちでないのか?家庭用とはいえ、お前は疑われても仕方がないぞ。」

と、私に言っているのと同じことになります

何度も同じようなことを書きますが、それを言われたら「練習でやってるだけです。」と答え、「どうして記載されていないんですか?怪しいですよ。」と返され、「はあ~??」という流れになってしまます

動画ERIさんは運悪くスコアネームの一致などの偶然が重なり、表舞台に現れていないだけでそのようなことを思われている可能性が高いと私は考えます

そして、やはり動画ERIさんはそういう稼ぎスタイル自分の中で確立させている人なんだなと私は断定しました。

それはゲームは違えど、「スコアラーでいて、同じようなことをやっている者」同士だからこそ言えることなのかも知れません。

皆さんはどう感じたでしょうか?

長くなってしまいましたが、以上です。

疑問などがあれば次回に答えたいと思っていますし、すでに答える準備ができています

それではまた~。

2022-03-15

事務処理早く終わらせといて増田よかったっ加代田素間亭と世良羽央句やはりょ氏無地(回文

おはようございます

私がポケモンアルセウスライドポケモンに乗ってパカラッパカラッってフィールドクスリソウ集めの旅に出て遊ぶのを我慢して先週とかに確定申告仕上げて提出電子提出してよかったわ!って安堵の息をため息でついたところでホッとしたところに、

データ上手く向こうに行っていたみたいで

還付金あるから確認してねって税務署からメールが来てたの。

だいたい還付金って付くメールタイトルとか内容のもの99.99パーセント除菌できるパーシャルデントのようにスパムメールだったりするじゃない。

だけど

ガチマジなそのメールが来て一応は確認しようかなって言うのが最後の仕上げだと思うけど、

またまた区民税とかが上がるからどうなるかわからないので、

わーいってその還付金で焼き肉行くわけには行かないのよねって

あってもなくても行かないけど、

あれは一応の念のための運転資金に置いておかないとまた大変なことになるからね。

まあとりあえず、

一見一件落着したのかしら?って見せかけて、

やっぱり足りない帳簿とかがあったんで出してねって言われた際に納税あったりする場合があるので、

人は雰囲気確定申告しているんだなって大半の人はそうなのかも知れないわ。

今年なんで還付金があるかよく分かってない手前、

かにあんまり利益は出てなくて全部経費に放り込んだ結果だったのかしら?

でも焼き肉にもし寺門ジモンさんと一緒に行ったら

焼けた絶好の食べるタイミングのチャンスで「今だ!今だ!」ってちょっとでも油断して良いタイミングで食べ損なったら怒られそうで仕方ないんだけど、

それと一緒で雰囲気私たちは焼けた焼き肉の肉を食べているのと一緒で

雰囲気で行っていた確定申告ちゃん理解しなくてはいけないのかしら?って思ったし

私の規模のぐらいの事業だと

税理士さんとかとても月額を払ってお願いするレヴェルでもないしね。

とりあえず6月ぐらいまでは大人しくしておくべきね。

確定申告怖いわー!

少し早めに終わらせておいてサーバーダウンしてるって話しだったし、

三大早めでいいのは

パブロン確定申告とあとは忘れたけど、

まりそう言うことよ。

私もこれで思いっ切りポケモンアルセウスでまた遊べるわ!

でさ、

またお勧め上手な動画カービーの新作出るよ!って見てしまったんだけど、

あれはさすがに低年齢の人がメインよね?

私はカービーは通ってないんだけど、

人としてやっぱりカービーも通るべきなのかしら?

プレイしたらプレイしたで面白いんだとは思うけど、

ディスカバリー気になるわ!

まあそう言う時の名言

死ぬこと以外はかすり傷についで

迷ったら行け!ってのがあるじゃない、

そうなると迷ってるからカービーディスカバリー遊ばなくちゃいけない!ことになるんだけど、

歯ごたえのあるアクションならやってみようかと思うけど、

なにかのブクマで読んで知ったバッジトレールセンターってのがあって、

ゲームセンター舞台ユーフォーキャッチャー的なゲームなんだけど、

その店員ウサギが可愛くて毎日起動するでやんす!って言うから

毎日行ってみたら、

基本課金ベースゲームだけど

1日2ゲームぐらいは遊べるみたいで、

課金したいんだけどギリギリ我慢できるゲーム内容で、

2回1日遊べるレヴェルの量で楽しめるのよね。

そもそもとしてユーフォーキャッチャー的なテクニックがないと取れないような修行必至必須ゲームって私苦手なんだけど、

これはなんか適当クレーンアームを行き来させても

取れちゃうから一緒に転がり落ちてくるバッジがたくさんゲット出来て楽しいわよ!

でも1日2ゲームなのよね。

無課金だったら。

でもウサギ店員がマジ可愛くて

いや課金するのマジでやんす!って言うときリアルウサギになるから

ああーまじかーって思うのよ。

ウサギ店員可愛いから

また遊びに行ってみようかなーって

あんまりDSの画面をデコるのには一切合切興味がないんだけど、

なんき気の効いたことを言って笑わせてくれるわよ。

秒でゲームは終わるから長引かずに健全だしね。

とにかく確定申告早くに終わらせておいてよかったわ。

うふふ。


今日朝ご飯

今日普通に朝家で納豆ご飯でササッと済ませて出てきたわよ。

ヒーコーもなんだか今日はナシね。

おうち時間が欲しいのよね。

優雅時間が欲しいわ切に!

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーラーしました。

お茶っ葉はあるときはあるけど、

無いときは無いから困っちゃうのよね。

買っておかなくちゃ。

朝の一服よ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-03-13

anond:20220313153244

いや、ストリーマーこそがプロゲーマーの源泉であり目指すべき目標だよ。

ゲームセンターゲーム上で高度なパフォーマンスをして聴衆を沸かせるのも、大道芸者が路上で高度なパフォーマンスをするのも本質は一緒でしょ。

からスパチャの文化を見習うべき」って書いたのに、君は文章を読み解く力が不足してるようだね。

2022-02-28

ゲームセンターあつし「プーチンウクライナ平和を賭けてミサイルコマンド勝負だ!」プーチン「望むところだ!」

プーチン「炎のコマ!」

あつし「うわー、核ボタンを!」

2022-02-20

プロゲーマー暴言問題になってるけどさ

ゲーム界隈ってずーーっと治安悪いよね

子供のころのゲームセンターなんてマジでひどかったし、

大学生の頃でも台パン暴言もよく見てた

ネットが生まれる前からずっと民度が低いんだよね

2022-02-19

ゲーセンってそんなに暴言が飛び交う場所なのか?

プロゲーマー暴言話題になってるけど、ゲームセンターでも暴言ってあるものなの?

けど、面と向かって暴言吐いたらそれこそ物理的に喧嘩にならない?

プロゲーマーってゲームだけじゃなくて、腕っぷしも強いの?

色々とよく分からん騒動だ。

2022-02-18

anond:20220217200516

ウメハラさんみたいに社会に接点を持つ考え方とゲームさえやればどうにかなるという考え方が明暗を分けたと思いますゲームセンターでの社会はそれはもう地方にいる社会性皆無、利他性皆無の乱暴言葉おっさんみたいな世界観が繰り広げたまま大人になってしまったのだなぁって思いました。ゲームを取り挙げられる、ゲームに興じる人物像が良くない印象を与えることは社会性の醸成に大きく寄与してるんじゃないかなぁって考えてますゲームキャラの強弱に向ける”人権”というスラング人間にあてはめるメンタリティは流石に攻撃対象になってしまうでしょう。ご愁傷さまでした。

anond:20220217212522

'80年代半ばまでは、あなたの言うことは間違ってないけど、風営法改定を受けて'80年代終わり頃から直営店の広がりによっていわゆるゲームセンターの「健全化」が急速に進んだんだよ。照明は明るく、クレーン機等が多数投入されて、ファミリー層も足を踏み入れられる雰囲気になった。ゲームセンターはその頃に大きく変わったんだ。

そして、その「健全化」したゲームセンター一角で「ゲームオタク」達が群がったのが格ゲー世界であり、彼らは'70年代ゲーセンにたむろしたヤンキー達とはまた異なる種族だったんだよ。ゲームの腕前があって、それなりにイキリ散らかす奴もいたけど、基本的には研究し修練し競い合わなければいけない実力主義世界であり、リアル生活とは別の価値観支配していた。ゲームさえ上手ければヒョロだろうがブサだろうが立派に一目置かれる世界だったんだよ。そんな彼らが今のe-sportsへと続く現在の「ゲーム文化」の基礎を築いたのは間違い無い。

から元増田が言うように、オレも、あのプロゲーマー言動ゲーム文化の「破壊者」ではなく「ルーツ」に近いものと感じるし、それだけに今回の結果には割り切れないものを感じるな。

2022-02-17

https://anond.hatelabo.jp/20220217200516

今の若いゲーマー歴史観ではそうなってんのね。

ゲームセンターがはみだし者を受け入れてきたんじゃない。

ヤンキーゲームセンターを独占してエンジョイ勢排除した。

インベーダーゲームが出始めた頃は小金を持ったサラリーマンが主な客層だったんだが、数年もたたない内に強盗盗難などが多発する無法地帯になってまともな人間が近寄れない場所になってしまった。

地域にもよるだろうが、当時 (1970年代後半) にゲームセンターが不良のたまり場とレッテルを張られたのは実際に不良 (というか強盗恐喝犯) の巣窟だったからだ。

結果として一旦は急激にゲームセンターが衰退した。

今の若いeスポーツプレイヤーはその時代とは無関係なのは承知しているんだが、ワイみたいなじいさんにしてみればああいう荒い連中はむしろゲームする場所を奪ってゲーム文化破壊したやつに見えちゃって印象が悪い。

それがゲーム文化代表みたいな面をして世に出るのは勘弁願いたい。

でもまあ口が荒いだけなら暴力が有った昔よりずっと良くはなってるんだろう。

女性プロゲーマーのことは、積極的活動を追いかけてたわけじゃないけど、結構好きだった。

かわいいからじゃない。

対戦相手キャラクターにキレ散らかす様が、完全に格ゲーやってるやつの「それ」だったから。本物だな、と思った。強さとか弱さじゃない。格ゲーと本気で向き合ってるな、と。

暴言の質が女性特有(これも女性差別になってしまうんだろうか?)の「男が引く」タイプのものだったことを考えると、本当の意味で「ゲー○ングお○様」を体現していたと言えなくもない。

そんな氏のことをなんとなく受け入れてしまっていた格闘ゲーム界にも反省すべき点はあったのかもしれない。

もっと早めに「人前に出るプロとしてそういうことを言ったらアカン」と注意すべきだった。もっとも及び聞くところによると先輩プロゲーマーが手を焼くレベルで気が強かったという彼女が素直に注意を聞き入れていたかどうかは怪しいが。もしくは既にそのような注意は裏でなされていたのかもしれない。

あるいはそんな氏の姿を見て、どこかで痛快さを覚えていた格闘ゲーマーも多かったのかもしれない。

かつてゲームセンターは、社会からはみ出した人たちを受け入れる場所だった。

そこに集まる人達は大体において当然のようにトガリ散らかしていた。悪言暴言当たり前。多少の蛮行も「強者正義」という風潮によって一定程度肯定されていた。ちなみに自分はそういう文化を横から眺めてニヤニヤしているだけの暗いオタクだったがそれはそれとして。

そしてそんな時代は過ぎ去ってしまった。「eスポーツ」の波が洗い流してしまった。なにもeスポーツが悪いわけじゃない。あらゆるアンダーグラウンドカルチャーが同じような道を辿ってきたわけで。

氏は、そんな過ぎ去った時代の残り香を感じさせてくれる存在だったのかもしれない、と捉えるのはあまり感傷が過ぎるだろうか?いや、それはさすがに感傷すぎるな。大げさだ。

単に「俺らも昔はやんちゃだったしなぁ」という負い目があったがゆえに氏の放言が温存されていた、というのが個人的想像

今のところ今回の件についてなにかしらの発言をしているのは、同じ女性プロ格闘ゲーマーや、元々格闘ゲーム界隈で活動していた女性プロゲーマーが主だ。

あんたたち、単に元々あの人のことがキライだっただけちゃうの? 女ってこわ」と思わないでもないが、思わぬところで獣道がガチだったことが証明されてしまう形になった。というのは単なるゴシップ

スポンサーやチームが営利団体であることを考えれば今回の処分は致し方ないものだと思う。

一方で、たったひとつ発言で一人の人間生計の途が突然全て奪われてしまうことにはついては残酷だと感じずにはいられない。

例えばどこかのゲーミングチームの裏方として顔を出さずに一定期間働き、折を見て復帰、という形になれば丸く収まるんじゃないかなあ、などと妄想している。不祥事をした芸人が突然介護施設で働き出す、みたいなノリで。

なんにせよ、いち格闘ゲームファンとして物事が良い方向に進むことを願わずはいられない。

2022-01-25

anond:20220125171233

ゲーム歴史文化への推測で物が書かれてそうだったので補足したい。

こういった攻略情報を見ないで遊ぶプレイヤー可処分時間時間尊重しているとはとても思えないゲームが増えた

ゲーム攻略情報を見ないでプレイしないプレイヤーちゃんと楽しませようとしていない。

昔よりも今のゲームの方がギミックが複雑になっていたり、プレイ時間が長くなったのには理由がある。

こういった物が積み重なり、ユーザーゲームに慣れていった結果、今の複雑なゲームがある。

そもそもゲーム開発において、ゲームを難しく作るのは簡単。易しいゲームを作ろうとすると沢山の知識技術要求されるので、難しいゲーム必然と増えていく。

難しくておもしろゲームは生まれるし、難しくてつまらないゲームも生まれるので、すべての難しいゲームを一辺倒に悪と切り捨てるようなイチかゼロかの話ではない。

今はネットなんて皆使えるし、ネットがないなら攻略本があるわけだから攻略情報はいくらでも集まる。

結局さ、攻略情報見ないこと至上主義プレイヤー時代に取り残されているだけなんだよね。

たとえばスト2遠征先で戦った強敵情報交換し合うことでそれぞれの地域だけじゃ見つけられなかった知識を深めることでゲームをより深く楽しめてたわけじゃん。

そういう攻略情報の交換はとっくにゲームという文化の一部なんだよね。

攻略情報の交換がゲーム文化の一部になっているのはその通りだと思う。

昔のゲームセンターには白紙攻略本が置いてあり、ユーザー攻略情報を好きに書き込み情報交換をしていたし、雑誌攻略情報投稿をしていた人もいる。

今も同様に、ネット攻略情報書き込み情報交換するのはそういった文化の発展があるから

自力ゲームクリアーを目指す人が時代に取り残されている」というのはかなり疑問。

ゲーム配信者が高難易度ゲーム自力で解いて配信が盛り上がるような例もあれば、ひとりでコツコツと頑張り楽しんでいるユーザーごまんといるはず。

2021-12-15

アニメ吸血鬼すぐ死ぬ最終話でどこがアニメ化されるんだろ

とりあえずメインキャラのサンズちゃん下半身透明は出すだろうし、ヒヨシとロナルドのアニキサーガ回もすっ飛ばすわけがないと思ってたんだけど、残り3話だしどこやるんだろう。

1巻

3.スラミドロのハナコと飼い主登場

11.ドラルクがフクマさんの依頼でクソゲーレビュー連載を開始する

2巻

18.ドラルクとゼンラニウムが漫喫の狭い個室に閉じ込められ花葬危機

19.ラルク家出して帰れなくなる

20.武々夫がロナルドに女紹介してもらう

21.締切間際なのにネタが出ないロナルドのために吸血鬼たちが集合

22.ロナルドとドラルクキックボードのガキを筆頭とした邪悪小学生軍団から逃げる

3巻

23.ジョンの一日

24.ハンターギルド忘年会

27.半田とロナルドが吸血コタツに捕まる

★30.ドラルクがオータム書店に迷い込む

サンズちゃん登場

31.ヒナイチがへんな動物から豊胸マシンを貰う

★34.サンズちゃんクマさんから担当の座を奪うため憧れのロナルドに会いに行く

4巻

36.キックボードのガキがロナルドに学級新聞取材する

吸血鬼熱烈キッス登場

37.ドラルクロナルドジョンが製菓工場バイトする

40.ドラルクがロナルドに催眠術をかける

42.ジョンのお留守番

43.オータム書店地獄運動会

44.吸血鬼死のゲーム登場

45.サギョウが半田命令でロナルドのクローゼットに閉じ込められ吸血ゴボウ出会

★46.ロナルドがアニキサーガを語る

★47.ヒヨシがアニキサーガ執筆を止める

5巻

48.変な動物記憶喪失

両親のデッケーナ・ドゥーブツとチジョーナ・ドゥーブツ登場

49.ラルク死んだふりをする

★50.ロナルド半田カメ谷が病院跡地で心霊スポット探索

吸血鬼下半身透明とおばけのあっちゃん登場

51.ボサツが逃走を企てオータム書店

53.ロナルドが豪雨の中暗渠で一人バーベキューをしてナギリが怯える

57.ドラルクがロナルドの執筆妨害する

58.メビヤツがロナルドの帽子半田から守る

吸血ゴボウがサギョウのペット

59.吸血鬼ゲームセンター荒らし登場

2021-12-01

現時点でのVRは俺の妄想してた物ではなかった件について

いや単に今流行ってるVRがnot for meだったってだけの話なんだけども。

もうちょっと詳しく言うと、VRっていって俺が思い浮かべてたのは映画マトリックスとか、一昔前のなろう小説によく出てきてたVRMMORPGとかみたいな、自分の体は動かないままで意識か何かだけを仮想現実世界に没入させて、普段自分ではありえないような身の軽さやなにやかやで色々な世界を楽しむ、って物だったんであって、自分の動きを他人に見せたいわけではないんだよなぁと気づいたという話。

ということでここより下は単なる確認なので特に読む必要は無いです。まぁここより上も読む必要全然無いけど。

今日見かけたニュースだけでも、VRというと例えばこんな感じのニュースが出てきてた。

これらはVR世界における自分をよりよく見せる方法として、現実世界自分の動きを取り込む形の技術だ。

まり、カッコイイ動きでBeat Saberをクリアしたいなら自分がそのように動かねばならないし、可愛く首を傾げながら瞬きしたいならJINSメガネをかけてそのように動かねばならない。

いやいやいやいやそうじゃないでしょ。俺はベッドに横になって頭の中だけで体を動かすとSAOキリト君みたいな超絶スゲェ剣技が繰り出せるってのがやりたいんだよ。Devil May Cryみたいにコントローラをそれらしく動かしているだけでキャラクターとしては超絶スゲェ動きでバッタバッタと敵をなぎ倒している、みたいな事がしたいわけ。俺のクソみたいな腕の動きやら瞬きやら首の傾け具合とかを他人に見せたいわけじゃないんだよ。カッコイイ動きやかわいい仕草は俺がやるんじゃなくてシステムがやってくれないと駄目でしょ。

いやまぁわかるよ?デビルメイクライみたいなテキトーコントローラガチャガチャやってるだけでもそれなりにカッコイイ動きができるようになったとしても、他人に見せる事が前提になった途端に俺のような下手な奴よりも上手い奴のプレイの方がさらにカッコイイ事になるっていうか、そもそもそういう上手い奴の超絶プレイプレイ動画は見られるだろうけれど俺みたいな下手な奴のプレイ動画は見られることはないって事は。でも俺は俺が体感したいだけで他人にそのプレイを見せたいわけじゃないんだ。単に俺がカッコイイと思うプレイをして、俺が楽しめればそれでいいんだ。

また、VR仮想空間自分が入っていくという体験重要で、今のVR機器は目の位置と方向が現実世界の顔の向いている方向と一致していることや、手に持っているコントローラ位置現実世界の手の位置と一致している事が没入感を与えているわけなので、その動きを無視して動かれると酔ってしまったりするって問題があるのはわかる。

でもさー、やっぱり俺が妄想してたVRってなんかそうじゃないんだよ。運動なんて全然やってない俺がゲーム内のキャラみたいにカッコイイ動きやかわいい動きができるわけないっていうかそれを俺がやってどうするんだよ。そういうのを実際の体をつかってやらずにレベルを上げたりアイテムを手に入れたり、訓練するにしても指先の動きでなんとかするだけでできるようになるのが楽しかったのであって、やっぱり俺が実際の体を使って表現たかったわけじゃないんだよ。それができるなら現実世界でもやってるよっていうか現実世界ではできない動きがしたいんだよ。現実世界での動きに縛られてどうするんだよ。

そういう方向では例えばゲームセンターにあるガンダム戦場の絆みたいな奴はそういう方向っぽいよな。あれはモビルスーツコックピットに入ってモビルスーツを操縦するって事になってて、それっぽい操作でそれっぽくモビルスーツが動いてカッコイ攻撃とかを繰り出してくれる。

VRでやってるそういうのだと例えば最近やったのではIRON REBELLION(https://store.steampowered.com/app/1192900/IRON_REBELLION/?l=japanese)てのがあるんだけど、これは指先だけでメックの移動と攻撃ができるのでカッコイ攻撃とかをやってくれて良さそうかなーと思ったけどすっげぇ酔うのよ。俺は10分位耐えながら遊んでその後3時間位は気持ち悪くて何もできなくなった。

なので、少なくとも現時点で存在しているVR機器を使った場合、俺の思ってる事をやろうとすると酔うって問題があって難しいだろうなぁというのは身にしみてわかっているというかわからされてる。なのでしょうがないんだろうなぁという感じ。

それで、そういう俺の思ってる事はやりづらいVR機器を使ってできる事で、楽しんでる人がいっぱいいるのが多分冒頭に挙げた「自分の動きを他人に見せるための仕組み」の方向であって、そういうのは俺が望んでいる方向ではないのだけれど、俺の望んでいる方向の物は現在VR機器ではまぁ難しいだろうなぁというのはわかるし、その現在VR機器で楽しんでる人達のための技術が色々と出てくるのは当然だしそういう方向にしろ発展していく事は喜ばしいと思う。どんどん進んでくれると良い。

けどなー。俺の期待してたVRってそうじゃないんだよなー。ということで、少なくとも現時点でのVR機器にまつわるあれやこれやってのはnot for meなんだなーと思ったよって話でした。まる。

2021-11-26

ゲームセンターニモ

糸井重里の『MOTHER』を解き終わった。ラストでは泣いてしまったさ。けれども僕の気持ちがほんとにキュンと来ちゃったのは、最後流れるスタッフロールの、その最後最後に書き込まれ名前を見たときだった。きみがまだゲームを解き終わってないと、それが誰の名前だか言っちゃつまらいから、ここでは伏せておくよ。

でも、僕は泣けたな。ラストとは違う感じで。そして、あの人のことを思い出したんだ。僕が昔ゲームセンターでよく会ったあの人のことを。

1

その頃、僕はあるビデオゲームに熱中していた。どうしてもクリアできないエリアがあって、いつもあと少しのところで、僕のシップは大破してしまうのだった。くやしくて、ありったけの百円玉ポケットに、ゲーセンに通う日が続いた。

レバーを力まかせに動かすだけじゃだめだよ。もっと敵の動きを冷静に見るんだ」

あの人は、僕の後ろから声をかけてきた。

「きりもみ回転する敵の軌跡を見てごらん。ほら、最初に現れた無人円盤と寸分たがわない動きをしているじゃないか。あのきりもみは、きみを驚かせてあせらせて追いつめるための見せかけの回転にすぎないんだ。怖がらないで」

そのとおりだった。画面に、高速回転する敵機が一挙に来襲すると、僕はただあせってしまって、自分自分を隅に追いつめていただけたった。

「画面に映ったものよりも、形や動きのおおもとを読むんだよ」

あの人のひと言で、クリアできなかった危険エリアを通過したときの僕のうれしさときたら、そうだな、あれに似ていたよ、初めて自転車に乗れたとき声をあげたくなる感じに。その日から、あの人と僕はゲーセン友だちになった。

2

あの人は20歳くらいに見えた。僕はまだ中学生で、2人はいつもゲーセン出会った。

あの人は、ちょっと気取ったところがあった。僕に名前を明かしてくれないのだ。どうしてもと、しつこくたずねると、

「そうだな。じゃあニモニモ艦長ということにしておこうか」

と言って笑った。ゲーセンニモ艦長。もちろんそのとき、僕はニモ艦長活躍するお話を知らなかったし、ニモって言葉意味もわからなかった。

名無しの」といえば、そうそう、あの人は不思議なことを言っていた。

「僕がこうしてゲーセンにやってくる理由がわかるかい?それは、ここがまだ名前の付けられていない場所からだよ」

そんな、と僕は言いかけた。あの人は口に指を立てて、「しっ! そんなに大きな声を出しちゃ、オヤジが起きるぜ」

店番のオヤジ両替台に座って居眠りしている。あの人は続けた。

「ここには、『UFOハウス』って名前があって、ほかにも『ゲームセンターヤマト』とか『パンプキン」とか、そしてそれをひっくるめて、ゲーセンって呼ぶ名前がある。でもそれはすごく不確かな呼び方なんだ。大人たちは、どうも名付けたがるくせがあるからね。ほんとうは僕ときみがいま会っているこの場所に、名前は未だ無い」

そして、

名前が無いってことは、歴史も未だ無い。それはとても素敵なことだ」

とつけくわえた。

「でも、あいつらは名付けられないものに恐れを感じて、必ずやってくるんだ。もうすぐ、ここも追いつかれてしまうよ。夜の12時になると、たとえきみがゲームの途中でも、オヤジ申し訳無さそうに言うんだ。百円玉は返すよ、って。そして台の横にあるスイッチをいきなり切ってしまう。画面の真ん中に小さな輝点が残ってそれで終わりだ。きっと、あいつらが言いたいのはこういうことさ。12時を過ぎたら、魔法の馬車はただのかぼちゃに戻る。どうだい、少年、やっぱりかぼちゃだったろう、って」

僕は、なんだかその話を聞いてむしょうに悲しくなって、レバーから手を離してしまった。僕のシップは敵弾の雨あられのなかで、4パターンの書きかえの小さな爆発を起こした。

3

それからしばらくして、新風営法でゲーセン12時に閉まることが決まったと、友達に聞いた。あわてて僕はゲーセンに走った。もしかしたら、まだ間に会うかもしれない。でも、その期待はやっぱり甘くて、僕はあの人と会えなくなってしまった。

あの人が、ゲーセンで僕に教えてくれた事は多すぎて、とてもここには書ききれない。あの人は、なにもかも知っているようだった。でも、教師のようにふるまったことはけっしてなかった。たとえばある日、あの人は、ゲーセンの目立たないところに置かれた古いキャビネットのほうを見て、「あそこに白雪姫のお付きの精が降りてきているよ」

と言った。

パックランドの追っかけモンスターインキーピンキープリンキーたちは、白雪論姫に登場する七人の小人気持ちを託して名付けられたものだ。そのことを僕が知ったのは、ついこのあいだのことだ。ニモ艦長はいつも答えを教えないで、真実やそれに近い何かを伝えてくれたのだ。

4

MOTHER』の最後最後スタッフコール最後に書かれた名前。それに関することを、ニモ艦長が話したときがある。

映画トロン』を観て興奮気味だった僕が、あんな素晴らしい映画はない、とあの人に話したとき

「ほんとうに、そう思うかい?」

いつになく神妙な顔をされた。やがてそれは気難しい顔に変わって、やりかけのゲームが終わるまで沈黙支配した。そしてニモ艦長は話しはじめた。

「あの映画のすべてがいけないとは思わない。たしかに、あの映画機械のなかで起こりつつある事件を見えるようにしようとしている。でも、プログラムユーザー関係きみにわかやすいように言えば、ゲームゲーマー関係あん撮り方じゃ不十分なんだ。ゲームは、もっと素敵なものだ。そしてそれはプレイするきみが素敵を目指してプレイするからなんだよ。とても大切な事でいちばん目に見えない部分を、あの映画はバッサリ切っている。そしてそれは、どうじ同時にとても危険なことでもあるんだ」

僕はギクッとした。あの人がこんなに説明口調になったことは無かったし、艦長は怒っているようにさえ見えた。僕があの映画でひっかかりながらも放っぽらかしていた暗闇に向かって、あの人は矢を引いたのだ。一気に話しすぎたことを後悔したのか、あの人はちょっと照れくさそうにした。そして

「……だったら」

と誰にも聞こえないような声で、つぶやいた。その……の人の名前を、僕は聞きとることができなかった。(でも、今の僕にはあなたが呼んだ人の名前を言いあてることができます艦長。「ウォルトだったら」とあなたは言いたかったのですね)

「もうすぐ、3つの夢の時代がはじまる。いいかい、まず最初の夢は生きものならばみんな見る眠りの夢、ふつう夢と呼ばれる夢がいちばんめの夢だ。それから最後のは、きみの現実、つまりみっつめの夢は現実という夢だ。そのあいだに入るふたつめの夢、それはいままでもあるにはあったんだけれど、ひとによっては大きくなかったりした。この、ふたつめの夢の力が増して、3つの夢を平行して見る世の中がはじまる」

ふたつめの夢いは僕がみているゲームのなかの夢も入るんですね、と僕は心のなかでうなづいた。

「ふたつめの夢がコンピュータビデオ信号でやりとりされると、時間場所を超えて急に勢力を伸ばしはじめる。ほんとうは、このふたつの夢は、類人猿が骨を空中に投げ上げた瞬間に生まれた夢、すばらしい力を持っている夢なのだ。同時に、コンピュータビデオを通じてコピーされたこの夢の力は、ときに他の二つの夢をねじふせてしまうような恐ろしいことを起こしてしまときがある。大切なのは3つの夢のあいだを自由に飛び回れるきみの勇気だ。画面にうつったものは、画面の外部にあるもの投影に過ぎない。画面は直接光を発しているが、それを救いの光だと勘違いしてはいけない。それでも、勘違いやすいんだな、人間は。なんていうか、そそっかしいから」

すぐに状態お茶を濁してしまうところも、艦長にはあった。

「また、ふたつめの愛は、森にたとえられるだろう。深くて暗い森のなかで、とき地図やコパスは役に立たないことがある。迷わないためには、パンくずをちぎっていく方法だ。だけど、パンくずにたよりすぎると、鳥が食べてしまうこともあるから気をつけなくちゃいけないよ」

僕は、とても幸せ気持ちになった。ゲーセンには30台くらいのビデオゲームがあって、それぞれがそれぞれの夢を反復していた。サーカスの玉乗りの夢、第二次世界大戦飛行機乗りの夢、迷路怪物に追いかけられる夢、未知の惑星の上空を飛ぶ夢。それぞれのキャビネットゲームミュージックを奏でている。なにも知らない大人たちには、騒々しくて不快空間だろう。でも、僕にとっては、ディズニーランドエレクトリカルパレードなのだ。これはやっぱり美しいシンデレラの馬車だ。たとえ、意地悪な大人たちが寄ってたかって、かぼちゃだと言いふくめようと。

5

MOTHER』を最後まで解いた人は、『MOTHER』のストーリーとはまた別の、でもどっかで『MOTHER』とつながっている、僕とニモ艦長ストーリーに興味をもっていただけたと思う。

この夏、『インディ・ジョーンズ3』を僕は見た。そして、きみも知っている不幸な事件に心を痛めた。

「Both You and I have FUTURE.」

その男は、中学卒業するときの色紙に、そう書いた。「君と僕には、未来がある」それは僕とあの人の、ゲーセンでの暗黙の取り決めと同じだった。

艦長、どうしてあなたは、あの男に話しかけなかったのですか。それとも、僕が大きくなるにつれてあなたのことを忘れがちになったように、あの男も昔は艦長とよく話をしたのですか。色紙に書かれたメッセージは、艦長とあの男の合い言葉ではなかったのですか。

僕はそこで筆を置こうと思って、引き出しを開けた。そこにはブルーの便せんに書かれた手紙が。僕は急いで開封した。

インディ3を観た親愛なる君へ
君は成長したことと思う。インディ3は、人類最大の隠された宝物、聖杯をめぐる物語だったね。聖杯は、とき場所を変えて現れる。今日までたくさんの騎士冒険者たち聖杯を求める旅に出た。聖杯を、悪い考えの者が手にすると恐しい災いが身にふりかかる。そして探索の旅に出る者はみな自分が正しいと思っているから、誰にも災厄がふりかかるかはわからない。その人たちの前を、意外なとき聖杯は横切っていくんだ。
そこで質問をしよう。聖杯には及ばずとも聖杯に敬意をささげてプログラミングされた宝物が、初期のコンピュータゲームなかにある。

ウィザードリィの名刀ムラマサですね。「艦長!」と僕は、机の前で声を上げた。サムライにとって聖杯匹敵する名刀、迷宮の最下層にあって誰も手にしたことがないと噂される名刀ムラマサ。だから、ムラマサの噂は画面を越えて僕たちのあいだを活き活きと駆けめぐったんですね。パックマン世界白雪姫小人たちが棲んでいたのと同じで、気をつけなきゃいけないのは、聖杯はいつも聖杯のかたちで現れるのではないと、あなたはおっしゃりたいのですね。

君はもう立派な若者だ。君は、君の聖杯を探す旅に出なければいけない。君がプレイヤーなのだ。そして、忘れてはいけない。3つの夢の時代に入るとき、あの不幸を繰り返してはいけないんだ。インディの父を思い出してごらん。斎にこもりながら、あの人は古文書と向き合うことで時間空間を旅していたんだよ。あれが、ふたつめの夢の力の正しい使い方だ。ヴェニスにあるテンペラ画を、あの人はアメリカの片田舎に居ながらにしてスケッチしていたじゃないか。そして、インディアナの実際の冒険も、あの人の正しい力が守ってくれたんだ。
そして、僕も旅に出よう。きみの言うとおり、僕は臆病者だった。ふたつめの力が予想以上に強くなったので、虚無と手とつなごうとさえ考えたこともあった。あやうく過ちを犯すところだった。また。探索の旅のとこかで、僕ときみは出会えるだろう。

Summer,1989
Nemo.

出典『マザー百科』マザーゲーム論 / 野々村文宏 https://summer1989nemo.tumblr.com/

2021-11-22

ゲームセンターってどういう役割になってるの?

昔はそれこそ家庭用のゲーム機より性能が良かったから、

ゲーセンリリースされるのが原点みたいなところもあったけど

今はゲーセンハードより家庭用ゲーム機の方がスペックを超えてしまったので

正直ゲーセン価値はなくなってしまっているのでは?と思う。

レトロアーケードゲームだって、ほぼ100%出来栄え移植されるし、

昔は移植度も善し悪しあったから、本番はやっぱりゲーセンで遊ぶものだよね!って流れも今はないと思う。

昨日ちょっとゲーセンに行ってみたけど、

なんかぜんぜん魅力を感じなかった。

今のゲーセン事情って正直どうなってるの?もうヤバくない?

2021-09-24

3分で1000円稼げる」小学生男児下半身触る 多目的トイレ撮影も 48歳男を逮捕

https://news.livedoor.com/article/detail/20917593/

石田尾督樹容疑者(48)は8月八王子市内のゲームセンターで、小学生男の子に「モデルになってもらいたい」、「3分で1,000円稼げる」などと言い、多目的トイレに連れて行き、男の子下半身を触り、写真動画撮影した疑いが持たれている。

多目的だな

はじめて風俗に行った話

スペック



9月ともいうのに真夏のような日差しが照り付ける日だった

私はこの日、その場所に向かうために徒歩を選択したこととても後悔していた

流れゆく汗は私の視界を奪い、それを抑えるためにコンビニポケットティッシュを買ったほどだ

それでも時間には少し早く到着してしまったため、一度ゲームセンターに赴き、「機動戦士ガンダムエクストリームバーサス」をプレイする

……メイン横特射特射後BD格闘CSメイン、そんな単純コンボさえもう当たらないこのゲームを私がいまだにやる意味があるのだろうか、そんなことを考えながらいつもプレイする

せっかくだから追加された特格のアシストも使ったり、もうちょっと下サブのフィンファンネルバリアをうまく扱えればよいのだが、私の脳では、もはや無理だ

2プレイほど終わらせた後、急いでラブホに向かう

約束時間を経過しようとしているためだ

この向かっている間にも燦燦と照り付ける太陽がにくましい

ラブホに入り、受付で部屋を用意してもらう

受付のお姉さんが安い部屋と高い部屋のどちらにするかと訊いてくる

200円ほどしか違いがない、それなら別に高いほうを選んでもよいだろう

適当会計を済ませ、部屋の鍵とレディース用のポイントカードを貰って部屋に向かい、お店へ電話する

その女性は、すぐ向かうそうだ

女性が到着するまでの20分ほど、私はいろいろと考えた

このままの恰好でお会いしてもよいだろうか

そもそも今日については男装をするべきではなかっただろうか

この二の腕のムチムチ感はいつになったら消えるのだろうか、はたまた消えるようなことはあるのだろうか

部屋にファミマ入店音が鳴る、どうやら女性が到着されたようだ

私は部屋の鍵を外し、扉を開ける

こんにちは

第一声はそんなものだったと思う

その女性は、ひどく驚いた顔をして言う

「え、女性の方ですよね……?」

この最初の反応も、私はもう慣れている

この声のほうが理解いただけますか?」

あえて作った、輪るピングドラム渡瀬眞悧のようなテイストの声で返す

その方が、シビレるだろう?

「あ、なるほど……」と言ったような顔をし、そのままその女性は部屋に入ってくる

入室後から、まず決済を行い、そこから女性はお店へ連絡する

そして、他愛のない会話が始まる

私が昔ニューハーフヘルスの嬢だったことも話したし、私の肌がきれいと褒められたり

あるいは、女性洗顔方法をこだわっている話をしたと思う

私は女性と話すたびに、いろいろな美容の話が聞けるのが好きだ

少なくとも私は能動的にそのような情報を取り入れに行ったりはしないが、他人からそういう情報を取り入れて、自分の中でアッセンブルしていく……

そういったインプットからアウトプットまでの一連の行為が好きだ

今日、どうなさいます?こんな風にしゃべって終わりにします?」

女性がそう尋ねる

私は正直、こんな風にダベって終わりでもよかった

でも、「せっかくだから」と魔が差し

私は、弱い

せっかくだから、お風呂入れますね」

はい

私はその辺はどうでもよかった

でも、大きく脚が伸ばせるお風呂というのはい

「それにしても本当に綺麗ですね」

この女性、いろいろと褒めてくれる

正直、照れる

「でも、二の腕とかもうプロレスラーみたいになってしまっていて、どうにかしようと、今ダイエットしているんですよ」

そんな話をすると、いろいろとダイエット美容知識を授けてくれた

ジムに週3通って、食生活も見直すこと

それがしんどいなら、「オートファジー(16時間断食ダイエット)」をすること

アトピー性皮膚炎がひどいなら、小麦のようなグルテン性の食べ物よりも、白米を食べること

どれもすべて、わかっている

わかっているけど、改めて指摘されると、そんなこともできていないんだなぁという気持ちになる

私は、弱い

一緒にお風呂に入る

さすがに二人並んで入るには狭いお風呂だったので、私が下で、女性が上になる

私は、純粋に、女性を抱きしめる

私が求めていたのは、純粋にはこれだけではあったのだから

きっと、寒かっただろう、なるべくお湯をかけてあげる

ひとしきり湯舟に浸かったあと、洗体に入る

洗体とは重要だ、その人の性感帯を簡単にチェックすることができるし、使用することになるであろう性器のものにケガなどがないかをチェックできるためだ

少なくとも私はそう教えられてきたし、彼女もまた、おそらくそれにならって洗体している

風呂から上がった後、そのままベッドに入る

女性は部屋の電気を消していく

一つずつ、その灯りを落とす照明たち

そのまま、私はその女性身体にすべてを委ねていった……

私は行為中、何度も女性に「これして大丈夫ですか?」「痛くないですか?」と確認していた

とうとう、それにその女性が笑い出した

私もそれにつられて笑ってしまったが、そのまま行為を続けていく

女性が達した後、こんなことを言われた

あなたは優しいから、人以上の気配りをしようとしてしまう、それがあなたのつらさの原因じゃないの?」

そう言われてハッとした

私は表面上でしか優しくないのだと思っていた

から、私の手のひらは焼けるように熱いのだと

そして、私は、やはり達することができなかった

今に始まったことじゃなくって、男性相手でも女性相手でも、達したことほとんどない

それについては諦めていた

私は、ハグさえあれば、ほんとうはそれでよかったのだ

終了の電話が鳴る

気の毒なように私を見る女性

でも、私は主目的を達成できたので、もはやそれについてはどうでもよかった

ラブホを一緒に出て、先ほどのダイエットの話の確認と、今晩の鬼退治アニメ特集の話をして、別れた

私はもう一度、この女性時間を買うことができるだろうか、そんなことを考えながら私は家路についた

私は俗にいうスケベの部類だと思う

主原因は父親にある、と私は思っている

朝起きてリビングに行けばテレビではAVが流れていたし、それを勝手に止めると父親が何を言うかがわからなかったため、そのままにして朝食を摂ることもしばしばだった

から父親と同じ巨乳女性性的趣向を持ったし、しかし一方で、ち〇この大きい、細マッチョ男性にも惹かれた

そして、父親母親も私を愛さなかった

私の妹は昔から文武両道を地で行くような女だった

おそらく、私が父方の祖父母に贔屓されていたからだと思う

そんな妹のことを、両親は厚く応援した

私に渡された昼食が、500円玉だけのこともあった

妹が旅行に行くといえば両親はついていき、私がペットとの留守番を行うだけの日もあった

父方の祖父母の元から離れて引っ越しをした後、それらは顕著になった

しかたらこのころからかもしれない、私が女性であればと強く思うようになったのは

破綻した夫婦関係も、もしかしたら私が父親とヤれば、なんとかなったかもしれないとさえ思った

はいつのころからか、他人を抱きしめ、抱きしめ返されないと心が疲れるようになってしまった

今、確信をもって言うとすれば、私は両親からそれをして欲しかったのだと考える

でも、私にはそんな両親はもうどこにもいない

私はこのハグ無償で受けられるようになるまで、きっと月一程度で今回のようなことを繰り返すのだろうと思う

私は、弱い

でも、誰かを傷つけるよりはマシなのだろうと思えればこそ、この選択を行うだろう

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧2

anond:20210911084446の続き

進撃の巨人

大人アニメ進撃の巨人の三期。確かこの時はリヴァイ兵長のおじさんケニーと調査兵団達の戦いがメインの話だったような記憶がある。

やっぱり人気シリーズだけあって面白い毎回先が気になると思いながら見ていた。それにしてもジョジョもそうだけどグロくてエグい作品が人気って凄いなぁ…と思う。日本は定期的にエログロ作品大人ブームが来るのだろうか。

深夜!天才バカボン

おそ松くんおそ松さんとして大ヒットしたので、今度は天才バカボンも!という感じで始まったであろう作品おそ松さんから一部メイン声優を続投していたのにこちらはイマイチ話題にならず人気も出なかったのが残念。

古田新太氏のバカボンのパパ結構ハマっていて好きだった。実松さんに似た「リアル天才バカボン」という話もあったけどあまり受けなかったなぁ。ケツメイシEDが良い曲でお気に入り

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない

鉄血のオルフェンズの設定考証を担当した鴨志田一原作ライトノベルアニメ作品。1クール放送後に劇場版アニメまで製作されたあたり中々人気があった事が窺い知れる。

内容としては主人公男の子が何らかの特殊能力を持った女の子と知り合い事件に巻き込まれる…という涼宮ハルヒの憂鬱シリーズに少し似た雰囲気だった。ハルヒよりはSF作品臭薄めだけど。

いかにも「萌え」な男性向け作品かと思いきや、純粋恋愛物として楽しんでいる女性ファンが意外と多くて驚いた作品。咲太くんみたいな彼氏が欲しいという気持ちは分からなくも無いなぁ…。

ゾイドワイルド

前作から12年振りに製作された久々の「ゾイドシリーズ」新作。ワイルドタイトルにある通り、とにかくワイルドに行こうぜ行こうぜ騒いで行こうぜな作品コロコロタイアップしていた事もあり、基本的には低年齢児向けな作風だった。

OPED挿入歌ととにかく音楽がよくそれだけで最後まで視聴決定した。4クール作品という事もあって戦闘シーンはガンダムシリーズマクロス7並にバンクが多かったので気になる人も居るかもしれない。新技も中々出て来ないし。

国同士が思想信条を掲げて戦う訳ではなく、ゾイド銃火器武装せず自前の爪や牙で戦い、前述した通り作風も低年齢児向けという事もあって従来のゾイドファンからとにかく叩かれた。恐らくGガンダムガンダムSEEDくらい。

1クールの終盤にあるメインキャラが退場してから少しずつシリアスな要素が増えていき、特にラスボスや敵幹部周りの描写は本当に低年齢児向けかこれ…?と言いたくなるほど凄惨な物もあった。これが朝放送してたのか…。

批判も多かったけど快く受け入れる従来のファンや初ゾイドとしてワイルドを楽しんでいる子供も相当数居たらしい。放送終了後にゾイドワイルドZEROという続編が作られた事もあり、ゾイド復活一作目として中々受けたみたい。

宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所南極を目指して女子高生達が色々と頑張る話。花田十輝氏がシリーズ構成を務めるという事で当時話題になっていた気がする。男性キャラ殆ど登場しないという事でGL好きに受けていた気がする。

メインの女の子達は友達が居なかったり、周囲から嫌がらせにあっていたり、浮いている子同士で友達になった感じだったと思う。1クールで良く纏まった良い作品だったと思う。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

あのグレンラガンキャラデザ、作画監督を務めた錦織敦史監督による完全新作ロボットアニメ2018年一発目のロボットアニメは確かこれだった気がする。

OP耽美官能的な雰囲気だった。異性の子供達がパートナーになり、女子の臀部から生えた操縦桿を男子が握りロボットを動かす操縦法など比喩などでなく割と直球で性を意識した描写が多かった。

ロボットアニメではある物のロボット擬人化された少女のような容姿である恋愛要素も多いという事でロボットアニメに興味が無い人でもそれはそれで楽しめる作品ではないかと思う。

2クールからは展開が駆け足になり、終盤は意味深に登場したキャラが次々死ぬなど何だか消化不良な印象を受けた。それでも主人公メインヒロイン恋愛を描いたボーイミーツガール物とすれば、悪くないような気もする。

だがしかし2

15分アニメになっただがしかし。一期は正直30分という尺を持て余しているような印象があったのでこれくらいで丁度良かったと思う。キャラデザが微妙に一期と異なるけど、どっちもいいと思う。

多田くんは恋をしない

月刊少女野崎君のスタッフが送るオリジナルアニメ。少しの間だけ日本留学してきた外国人女の子日本人の男の子交流(?)が描かれる。タイトルでは恋をしないと言われてるけど、普通に多田君恋してるよね。

主演の声優さん二人は後にフルーツバスケットでもかなり親密な関係キャラを演じていてちょっとニヤリとした。このアニメの収録中に梅原裕一郎が急病を患い、終盤代役になっていたのは残念だった。部長は良いキャラしてたから。

主人公の恋敵キャラ性格の良いイケメンで、ヒロインと結ばれなかった後にヒロイン侍女と結ばれるのは誰も不幸にならない感じで良かったと思う。そういうところ少女漫画っぽいなぁとも思ったけど。

DOUBLE DECKER! ダグ & キリル

TIGER & BUNNYスタッフが送る新作アニメベテラン刑事新米刑事のバディを主人公にした人情SF刑事アニメタイトルダブルデッカーは「二人の刑事」と「2階建車両」のダブルミーニングらしい。

洒落雰囲気で良い感じのアニメだったけどタイバニほどのヒットには至らなかった。病気が末期の父親のために息子が自分の花婿姿を見せようと頑張る話が特に好きだった。

明らかに続編を作る事を前提とした意味あり気なラストだったけど、放送から3年経った今も特に続編が製作される気配が無いのが残念。バカボンもそうだけど、二匹目のドジョウを狙おうとした作品は受けない法則あるのかな…。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

何故かいきなりゲームに似た異世界召喚されたプログラマーが、ふとした事で莫大な経験値を得て最強になり異世界フラフラするという話。主人公CV堀江瞬に惹かれて見始めた。

内容はあんまり覚えてないけどそんなに嫌いじゃなかった印象はある。作画キャラデザも中々悪くない、人並に優しい主人公女の子達を助けながらハーレム形成していく感じの作品だった気がする。

デビルズライン

現代舞台吸血鬼物の話だった気がする。吸血鬼物の話が好きなので視聴決定した。主人公人間吸血鬼ハーフ純粋吸血鬼よりは吸血衝動が薄い…という割とお約束な設定だった気がする。

吸血は性行為暗喩という事もあってか、中々エロティック雰囲気だった気がする。ヒロインの声が進撃の巨人ミカサと同じ石川由依氏なんだけど、ミカサとは全然雰囲気が違うおっとりぽややん系で驚いたような気がする。

この作品原作が連載中の漫画という事もあって中途半端な所で完結してしまったのは残念だった。月刊モーニングtwoで連載されている漫画からか、全体的に女性向けな雰囲気だった。吸血鬼系はそういうのが多い。

転生したらスライムだった件

大人WEB小説アニメ作品現在も三期が絶賛放送中で、人気の高さが窺い知れる。放送開始当初は丁寧にやりすぎてテンポが悪いとか色々文句言われてたけど、結果的大成功だったのであれで良かったんだと思う。

現実世界で突如通り魔殺害されたおじさんが異世界スライムとして転生するという話で、「蜘蛛ですが何か?」など後発の人外転生系の作品にも影響を与えたらしい。転生した時声が可愛らしい女の子になったけど。

スライム形態主人公が青いパワプロくんみたいという印象が強い。途中で人間形態に変身する能力を得るんだけど、元になった人間美人からか明らかにヒロイン達より可愛らしい美少女として描かれている気がする。

意外だったのが男性というよりはむしろ女性大人気で、鬼滅以前は女子に一番人気がある漫画と言えばこの作品コミカライズだった。イケメンが多い事もあってか二次創作主人公愛され精神BL物が非常に多かった。

とある魔術の禁書目録III

二作目から8年振りの禁書アニメ三作目。原作小説14巻目以降の話が描かれる。原作未読だけど、それでも駆け足にアニメ化している事だけは伝わってきた。1作目から10年経っている事もあって、懐かしい声優さんが多かった。

七つの大罪 戒めの復活

大人漫画七つの大罪アニメの二期。確か一期の戦いの後で潔白を証明された主人公達が復活した新たな敵と戦いを繰り広げる話だった気がする。七つの大罪最後の一人、エスカノールが初登場するのも確か二期だったような。

お世辞にもあまり作画が良いとはいえず、話も毎回あまり進んでいないような気がするのは往年のジャンプ作品という感じがする。マガジン作品だけど、原作者の鈴木央さんは元ジャンプ作家しまあ似たような物だと思う。

ハイスコアガール

以前SNK著作権云々でアニメ化が一度お流れになった漫画が改めてアニメ化された作品。作中でSNK作品が出ず、主にカプコン格闘ゲームが題材になっているのはそういう事なんだろうなぁ…。

1990年代前半のゲームセンターが主に舞台という事で、当時主人公達と同世代ゲームセンターに通っていた層に特に刺さる作品だと思う。ゲームに興味が無くても甘酸っぱいボーイミーツガール物として楽しめると思う。

直視聴前に想定していた以上にメインヒロイン大野さんが可愛く、終盤で主人公にデレるあたりでもう堪らなくなった。ツンデレはツン期が長いほどデレた時の破壊力が高いのはマジだと思う。良い作品だった。

バキ

大人気格闘漫画グラップラー刃牙」の続編のアニメ作品。前作グラップラー刃牙は既にTVアニメ化されているという事で二作目がアニメ化されたのだと思う。

黒塗りで隠されていたとはいえ地上波アニメにしてはかなり残酷グロテスクなシーンが多かった。とにかくベテラン声優を揃えたキャストが豪華なアニメで、非常に力を入れて作られていた事が分かった。

作画は極端に良い回とそうでもない回があったけど、良い回は原作漫画再現度が高く非常に良かった。OPグラップラー刃牙最大トーナメント編の名シーンをアニメにしてくれたのもファンとして嬉しかった。

作画負担を減らすためか時々CGが使われていたけど、手描きと比べるとあんまりだった。バキの次にアニメ化されたケンガンアシュラではCGの出来がとても良くなっていたので、バキの時は過渡期だったんだなと思った。

覇穹 封神演義

久々にTVアニメ化された封神演義。2クールで全23巻の漫画アニメ化するなど無理な企画しかなく、ダイジェストにもなっていない原作の場面をその場その場で再現する飛び飛びアニメになっていた。

それでも作画はそれほど悪くなかったので色々と惜しいなぁ…と思った。新キャストは割とハマっていた方だと思う。OPEDは割と好きだった。素直にVS聞仲編かVS妲己かVSジョカ編をアニメにしておけば…と思わずはいられない。

HUGっと!プリキュア

リアルタイムで初めて見たプリキュア。近年のプリキュアの中では特に恋愛色が強い方かな?5とか恋愛要素が強いプリキュアが好きだった自分には特に刺さった。歴代プリキュアの中でもかなり好きな方だと思う。

プリキュアの敵勢力会社という所も5に近い気がする。5の名敵役のブンビーさんもゲスト出演していたし。敵の女性キャラが追加プリキュアになるのだけど、そのタイミング歴代プリキュアの中でもかなり早い方だった。

倒した悪役が消滅せず改心して人間世界生活を営んでいるというのもシリーズの中でも珍しい方だと思う。プリキュア恒例の敵が味方になる展開が好きな自分としてはそういうところも性に合ったかな。好き嫌いは別れると思う。

それでも敵キャラを増やしすぎたせいか、敵のハリネズミキャラが終盤改心する所はかなり駆け足で急だったと思う。そういうところは明確な欠点だと思うけど、まあそういうところも込みで全体的には好きな作品

ラスボスの正体が主人公未来の○○で、愛故に悪になり、最後には愛で救われる所も好きだなぁ…未来改変系のお話であるいか改変前の未来から送られてきたあるキャラ存在が不可解になったけど。

バジリスク ~桜花忍法帖~

山田風太郎小説甲賀忍法帖」のコミカライズ作品バジリスク」の続編漫画アニメ作品。前作後に伊賀甲賀和解した時代に新たな敵が現れて…という作品

主人公兄妹が前作主人公の子供という事で設定的に無理があるのではないか?とよく突っ込まれていた。前作主人公達に瓜二つで兄妹で恋愛感情が仄めかされている事もあってちょっとインモラルな感じだった。

基本的外国スタジオへの外注で作られた作品という事もあって作画あんまりな感じだった。それでも女性キャラだけで何とか可愛く描こうとしていた所に何らかの意地が感じられてそういう意味では嫌いになれなかった。

アニメの結末は漫画版とも異なるとの事だった。名作の続編としては割とガッカリ作品なのは否めない。まあ初めから原作小説との繋がりは無いし漫画版の作者も異なるという事で、よくある別物続編と解釈すれば良いかもしれない。

BANANA FISH

往年の名作少女漫画アニメ作品現代舞台という事で30年以上前に描かれた原作とは異なり作中にスマートフォンなどが登場し、原作ファンに突っ込まれていた気がする。そういう所も込みで、評価は中々高かった。

主人公ギャングボス愛人という設定で、同性すら魅了する美少年というあたり萩尾望都竹宮恵子などの流れを汲む「少年愛」的な少女漫画だったんだろうな、とは見ていて感じた。

原作漫画男性が読んでも面白い少女漫画とはよく言われていたけど、ストリートキッズ同士の抗争や派手な銃撃戦などはアクションが目当ての男性が見ても楽しめるのではないかと思う。

全19巻のアニメを2クールアニメ化したという事で、原作ファンからカットされた部分についていろいろと文句を言われていた気がするけど、アニメから入った自分はそういう所をあまり気にせず最後まで楽しめた。

石塚運昇さんの遺作もこの作品だったと思うけど、最後まで声も演技も衰えていると感じず本当に凄い声優さんだったんだなぁ…と思った。King GnuEDがとにかく良い曲でお気に入り。でもこの世界の男はゲイ多すぎだと思う。

はねバド!

女子バドミントン漫画アニメ作品美少女が緩く部活をやる所謂萌えアニメ…ではなく、スポ根物というかスポーツが全てという価値観人間の負の面まで描いている思ったよりシリアスで重い雰囲気作品だった。

アニメ化の際に原作から結構展開が変更されているらしく、原作ファンからは別物だと文句を言われていた。やっぱり原作漫画を読んでおらずアニメしか知らない自分最後までそれなりに楽しめたけど。

スポーツ物のアニメだけど作画はそれなりに良かったと思う。OPがとにかく元気で前向きな気分になれる良い曲なので一度は聞いてもらいたい。

2021-09-10

ガチャ

在日韓国人の家に生まれた。

父親は気に入らないことがあるとすぐに手を出す性格で、幼少の頃は止めて入った母親まで殴られて一緒に泣いている記憶ばかりだった。

祖父から継いだ仕事財産を築くも、それを自分の商才と勘違いした父親は引き継いだ仕事を辞めて趣味の延長である雀荘経営を始めた。

母親夕方から深夜まで手伝いに駆り出され、学校から帰ると家には誰もいなかった。

前の仕事で築き上げた財産で、家だけは無駄に広かったが、お化け屋敷に住んでいるみたいで落ち着かなかった。

両親は決まって夜中に酔っ払って帰ってきた。

大体の場合、帰ってくるなり怒鳴り合いの喧嘩を始めた。

今日接客がどうだとか、作った料理がどうだとか、売上とか従業員給料とかそんな話ばかりだった。

とにかく布団の中で聞かないふりをした。

たまに母親が泣きながら上がってきて、化粧と酒くさい顔を近づけて頭をなでながら何かをぶつぶつと言っていた。

その時もやっぱり寝たふりをしていた。

そのうち父親は朝方まで帰ってこなくなった。雀荘営業時間を伸ばしたらしい。

家での両親の喧嘩は減ったが、夕方近くまで眠って明け方に帰ってくる父とは会話をすることがなくなった。

見栄で通わされた私立小学校は家から遠く、地元同級生たちと馴染めないままいつも一人遊びをしていた。

誕生日プレゼントも買ってもらえたし、サンタも家に来た。

何か不自由を感じたことはなかったが、何かいつも足りないものを感じていた。

ある日公園で一人で砂場遊びをしているときに、近くの小学校に通う同級生たちに囲まれ砂場に首から下まで埋められたことがある。

家に帰ると母親が忙しそうに仕事に向かう準備をしていた。

砂まみれの自分に気がついたが、怒ることもしなかった代わりに、何かを聞かれることもなかった。

一人でそのまま風呂場に向かい洋服ごとシャワーを浴びた。

びちょびちょの洋服をそのまま洗濯機に投げ入れたが、そのことについても母親から何かを聞かれることはなかった。

毎日一生懸命に働いている母親を困らせるのは悪い子供がすることだ。

自分自分を責めた。

次の日に公園に向かうと、その時の同級生たちが野球ごっこで遊んでいた。

もう一度砂場に埋められるわけには行かない。そう思って、公園で遊ぶことはその日以来やめて、誰にも会わなそうな空き地や少し離れた河川敷で遊ぶようになった。

見栄で通わされた進学塾は、毎日終わり際にタイムカードだけを切りに行って、それ以外の時間は近くのゲームセンターに入り浸った。

夕食は塾の近くにあるファーストフードで食べなさいと、毎日500円をもらった。

そのうちの大半をゲームでつかった。

志望校は当然全て落ち、受験する3日前まで名前も聞いたことのないような私立中高一貫校に文字通り滑り込んだ。

ほぼ定員割れ名前が書ければ受かるような学校だった。

小学生までは頑張って起きて朝の支度をしてくれた母親も、自分中学生に上がると昼まで起きてこなくなった。

その代わりに、一日の昼食代500円が毎日テーブルに置かれるようになった。

からバス電車を乗り継いで1時間かかった。

途中にいくつかの繁華街がある駅を通るが、制服ゲームセンターに行くには邪魔だったおかげで、遅刻常習犯ながらも、日中は流石にサボることはできなかった。

昼食は甘ったるい菓子パン1つと甘いジュースだけでしのいで、残りは放課後ゲームセンターで使った。

作りおきの夜食栄養バランスをなんとか保ちつつも、それが理由かわからないが身長は165cmで止まった。

人付き合いというものをろくにしたことがなかったが、この頃一緒にゲームセンターで遊ぶ友人が何人かできた。

なんとなく、生まれてはじめて人間らしい営みを手にれた気がしたが、それも長くは続かなかった。

中2の初め頃、親が新しく始めた飲食店の手伝いのために、放課後部活も許されず店にまっすぐ向かって日付が変わるまで無給で働かされることになった。

雇われた店長父親の前だけへこへこして、溜め込んだ憎悪ストレス自分にぶつけてきた。

裏表のある大人を間近に見てこんな大人になるくらいなら死んだほうがマシだと思った。

放課後を奪われた学校生活無味乾燥のもので、授業の大半を寝て過ごし、夜は脇目もふらずに仕事に向かう生活を繰り返した。

高校2年のときバブル経済崩壊した。

家族内緒で行っていた父の株式投資負債によって、雀荘飲食店どころか家まで失うことになった。

荷物ほとんどを捨てて、親戚が管理人をしているワンルームアパート母親引っ越した。

その時は住むところを失った悲しさよりも、店の手伝いから開放された嬉しさが勝った。

負債家族に背負わせないために両親は離婚をして、その後父はどこにいったのかも聞かされなかった。

最後父親とどんな会話をしたのかも覚えていない。

母は親戚のパチンコ屋で換金所仕事を始めた。

親族のうち、以前から換金所で働いている人間はたんまりお金をもらっているのに、自分は足元を見られて少ししかお金をもらえていないと嘆いていた。

生活できるだけでもどれだけありがたいことか。母親の欲深さにうんざりした。

それでも贅沢はせず、母親は少なくとも高卒じゃなきゃ働き口なんてないという理由で、意地でもわたし卒業させてくれた。

この頃、親戚のおじさんが相次いで自殺をした。バブル崩壊で抱えた借金で首が回らなくなったからだという。

父親は生きているのだろうか。どちらにしても、お金が原因で命を失うなんて馬鹿げていると思った。

お金様の何が偉いのか。そもそも人の幸せとは何か、そのときに眠れなくなるくらいに考えたことを覚えている。

相変わらず夜の帰りは遅いものの、交代制シフトで働くようになった母親は、朝に起きて夜に眠る生活に戻った。

この歳になって面と向かって甘えるなんてことは流石にないが、学校でのくだらない出来事や、一緒に見ているテレビの内容のことを話す機会が増えた。

小学生ときにできなかった時間を取り戻しているような気がして、毎日が楽しかった。

たまにお酒が入ると、母親は決まって過去のことと今のことをわたしに謝った。

仕事の忙しさを理由全然世話をしてやれなかったこと、それなのに全ての財産を失って辛い生活を強いていることを、何度となく謝ってきた。

母親にそんなことを言わせてしまっている自分申し訳なくなった。

今がどれだけ満たされているか、どれだけ言葉にしても母親は首を横にふるだけだった。

別にお金がなくても、今が幸せと思えるならよいではないか

しろ自分にしてみれば、お金があった時代のほうが不幸だったのではないかと思えた。

在日韓国人である自分にとって、この頃はたとえ大学卒業したとしてもまともに就職できる企業なんてものはなかった。

から、その時には当たり前のように大学進学はせずに働くものだと決めていた。

高校卒業してすぐに建築業に進んだ。

親方の送迎で一度に現場に向かうために寮生活だった。

から原付きで30分ほどの床も壁も筒抜けのボロアパート引っ越しをした。

建築現場にはフィリピン人パキスタン人で溢れていた。

言葉の通じない相手に、いい年をした職人たちが代わる代わるいじめを繰り返していた。

在日韓国人であることを隠して働いていた自分は今で言うパワハラだけで済んだが、それこそ一歩間違えれば現場死亡事故にでもなりかねないようなことも行われていた。

自分はいじめに加わることも助けることもできなかったが、できるだけ彼らの話に耳を傾けるようにした。

いじめについて聞いたこともあるが、ここで稼いだ仕送りで国で待つ家族笑顔になることを考えれば何でもないと、全員が口を揃えていた。

少なくとも、自分からは彼らは幸せそうに見えた。

外国人いじめて楽しそうにしている職人と、いじめられても家族幸せを思って幸せを感じている外国人とを見比べて、幸せとは何かを再び深く考えた。

収入は確かに良かった。

とある事故きっかけに、2年ばかりで建築会社倒産してしまったが、使う当てもないままに親に仕送りをしながらも300万円くらいの貯金をすることができた。

実家(といっても親戚が管理人アパートだが。)に戻ると、その貯金でまずはパソコンを買った。高校時代ゲーム仲間のパソコンが詳しい人間に教えてもらいつつ、当時出たばかりのインクジェットプリンターと併せて全部で100万円くらいかかったと思う。

教習所短期コースに通いながら、一緒にもらった違法ソフトで本を読みながらウェブデザインを独学して、車の免許ウェブデザインの最低限の知識を2ヶ月位で詰め込んだ。

その後、貯金を切り崩しつつ就職活動をして、ソフトウェア開発の会社アルバイトとして入社した。

もともと大手通会社で勤めてから独立した社長がなかなかのやり手で、パソコンサポートのセット販売や、当時はまだ珍しかった個人ホームページ制作代行など、次々と事業を拡大していった。

世にいう就職氷河期の頃だったが、当時、個人パソコンを持つ人間はまだ少なく、また、車の免許や力仕事職人に鍛えられた物怖じのなさが気に入られて、その会社正社員として働けるようになった。

入社して数年、立場も順調に上がっていき、社宅手当をもらえるまでになったのをきっかけに、母親をつれて小さいながらマンションに引っ越すことができた。

これで母親に少しは惨めな思いをさせないで済む。そう思っていたが、母親はそうではなかった。

一度は財産を築いて豪邸(とはいっても本物の豪邸には程遠いが)に住んだ身にとって、マンション暮らしは惨めなのだという。

まだデザイナーマンションだとか億ションだとかタワマンという言葉が生まれる前の話だ。

戸建てを買えなかった人間が、渋々住むのがマンションだという思い込みが強かったのだろう。

一度は地に落ちた生活をここまで取り返すことができたのだから喜ぶだろうと思っていたが、そうではないという母を見て、素直に可愛そうだとおもった。

社長経営手腕のおかげで、今もその会社で、気がつけば重要立場を任されるまでになった。

母親は別のマンションに住まわせ、自分結婚して二人の子宝に恵まれた。

自分の親ガチャがあたりかはずれかなんて、今になってみればわからない。

羨ましいと思える親子関係も山のように見てきたし、両親がもっとまともだったら良かったと思うことなんていくらでもあった。

だけど、こんな親だったおかげで、自分幸せとは、お金とは何かを考える切っ掛けがたくさんあったし、そのことについて世間に流されるようなこともなかった。

未だに大学進学までしておいて定職につけないままの同級生もたくさんいる中で、自分は、本当にたまたま運が良かっただけなのだろう。

そんな自分がいうのもなんだが、親ガチャなんて人生の数多くのガチャの一つでしかないし、その一部分だけ切り取って見たところで何の意味もないのだと思う。

ゲームみたく課金でやり直せるものでもないのだから問題は、そのガチャの結果とどのように向かい合っていくのかなのだろう。

気に入らない結果をすぐにリセマラするのではなく、そのまま始めてみがほうが実は楽しいこともあるかもしれない。

なんだかとりとめのない文章を書いてしまった。

ガチャの結果くらいで、人生のものに悲観する必要なんてない。多分、そんなことを言いたかったのだと思う。

2021-08-29

イギリスブックメーカーのようなサイトを作りたい

でも逮捕されるのよなぁ。賭博対象になるからブロックチェーンのようなツールにして、最終的には「換金できないで、計算力をエネルギーとして放散するもの」にするというのでも、犯罪だろうか?要は、ゲームセンターコインのようなもので、整合性のチェックにハッシュを使い、「俺は、これに『いくら払った』よ」というのを保証する仕組みを作りたい。CAP理論では、A がない CP分散ストレージをね。そんでもって、自分は「勝者の判定を司る」サイト解説して、営業したい。

2021-08-05

メダルかじり

小学校の2-3年生くらいまで、平日の午後はよく姉とゲームセンターに行っていた。ゲームセンターといっても、ショッピングモールの奥の方にあるゲームコーナーだ。うちは母子家庭母親は働きに出ていた。夕方母親が帰ってくるまで、年の離れた姉がよく自分放課後ゲームセンターにつれていってくれた。といってもうちにそんなにお金はなかったから、1回行くたびに遊べるのは100円分だけだった。レースゲームをやると1回で終わってしまうので、高嶺の花だった。お金を入れずにコックピットに座っていると怒られたので、忙しく移り変わるデモ画面を下の方から眺めていることが多かった。

いちばんよくやったのはメダル落としの台だ。いまでもあるのかどうかわからないけど、当時はどこのゲームセンターにもあったゲームだ。大きな透明カプセルの中にメダルが敷き詰めてあり、中心に2段か3段くらいの台があってつねに左右にゆっくり動いている。台の側面にある細い差し込み口からレバー操作してメダルを投入すると、中に置かれたメダルの幅だけ他のメダルが押し出されて、うまくいけば複数枚のメダルが落ちてくる。ほかにこれといった仕組みはない、単純なゲームだけどなかなか奥が深かった。なによりも1回あたりの料金が安かったかいちばん長く遊べた。姉としても、ずっと同じ台に自分が張り付いて中を眺めていることになるので、楽だったのかもしれない。メダルが取り出し口にカチャカチャンと落ちてくる音を思い出すと、今でもちょっとクワクする。

思い出すのは、何の気なしにメダルをかじった日のことだ。取り出し口から取った銀色メダルを掌において眺めているうちに、なんとなくかじりたくなってしまったのだ。今となっては自分でも理解できない行動だけれど、昔はそういう「なんとなく」があったわけだ。姉はそれを見つけて、汚いよといった。自分はおなかが減ったんだとかなんとかいって返したのだと思うが、詳しくは思い出せない。けれど姉はなんだか寂しそうな顔をして、ショッピングモールの同じフロアにあったファーストフード店自分の手を引いていった。マクドナルドでもロッテリアでもない、今では思い出せない店だ。そこでポテトメロンソーダを買って自分に食べさせてくれた。たぶんあれは姉が自分の小遣いで買ってくれたのだと思う。

それだけの話だ。

小学校中学年くらいになると自分児童館に入ったり友達と遊びに行ったりして、姉の手をかけることはなくなった。姉は高校卒業と同時に地元を離れて看護学校に行って看護師になった。姉が結婚してからまり会うことはなくなったが、姉の子供と一回だけゲームセンターへ一緒に行ったことがある。メダル落としの台がまだあったことに驚いた。そのとき自分メダルを甥に買って一緒にメダル落としをやった。それだけの話だけど、なぜか思い出す。

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