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2023-05-17

こどおばになってからビアンカに肩入れするようになった

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.inside-games.jp/article/2023/05/16/145936.html

ドラクエ5ビアンカ独身を貫いた理由って話で。

私は昔は(単純に見た目が好みだったから)フローラ派だったんだけど、自分自身がこどおばと呼ばれる立場になってからは、ビアンカ派という程でもないけれどビアンカに肩入れしがちになってしまった

個人的には、初恋男の子を忘れられずに生涯(といってもエンディング時点でまだ30歳くらい?)独身になる女性って

そんなに言う程リアリティいか…?って思う

いや、だって、かく言う自分自身がそうなんだよね。

自分自身最後恋愛的な意味で人を好きになったのは小学生の時で、同級生男の子だった

それ以来、恋愛と言える感情を他の誰かに持った事はない

別にそこまで一途に熱烈に思ってるっていうよりは、ただ他の縁がなかっただけとも言えるけど

女性にはそういうふうに、アセクシャルではないけれど恋愛や性欲はそれほど強くないってタイプ結構いると思うんだよね

ビアンカがどうかは知らないけれど、主人公よりも好きになれる相手が見付からなかったなら独身って、そんなに変だとは思わない

ブクマ米では進撃の巨人ミカサとかタイタニックローズとかを引き合いに出して、

女は引き摺らない、女はあっさり他の男と結婚するって意見が多いけれど。

それって人それぞれじゃない?

ミカサローズ調査兵団だったり冒険家になったりして、他の出会いのチャンスも多かったんだろう

ビアンカにはそれがなかったんだろうけれど、そんな女性現実だって大勢いると思う

女性多様性を認めろと言いつつ、特定男性に一途な生き方は男の願望と決め付けて、

そういう女性主体性は認めないって変じゃない?

リメイクはやってないんでデボラは知らない。

2021-12-15

算数のかけ算順序問題に決着をつける

皆さんはじめましてTwitterで「レンタル数学教える人」を名乗っている者です。つい今月の初めに、「そうか!だから小学校算数においてはかけ算順が大切なんだ」と目からうろこが落ち、そのことを夜中のうちにTwitterに書いたところ、朝になったら見たこともない数のリプや引用がついて驚いた。その内ほとんどが「バカ」とか「アホ」とか「クズ」とかの類の言葉でした。それで怖くなりました。「この程度」とか「周回遅れ」とか誹謗中傷まで酷いものでした。

その中でいくつかやり取りするうちに、これは一人一人返信してもらちが明かないから、カリキュラムの順番含めて整理してTwitter内に投稿しよう、と思いつきました。

何でかけ算導入時において順番が大切なのかを教えてやる

2年で「乗法意味」→「乗法の場面を式に表す」→「乗法交換法則

と段階を踏んで学ぶ。ポイントは「乗法の場面を式に表す」だ。この単元を学習中に式の順番が問われるわけだろ。その後に交換法則計算やすければ交換してもよいという話

勝手交換法則使って計算しろよ。ただし場面に合った式を書きなさいと言われている所に、一つ分×いくつ分の順番を無視した式を書くんじゃねえ!という話。途中式間違ってるけど答えはマルもらえるって中高生でも普通によくある話じゃない?

「場面を式に表す」が課題なのよ。段階的ってこと考えよう。

3年で「整数乗法」だ。数を抽象的なものとして計算するわな。結合法則分配法則も習うから計算の工夫をしてスマートに解いてみやがれ!かけ算に慣れてきた頃に「除法の場面を式で表す」をやる。何を何で割るかよく考えろ。割られる数、割る数っていう区別(順番)が理解スムーズにしてくれる。

ここでワケも分からず前から数字を順番に入れて式を立てる奴がいたらどうなる。解答欄の「□÷○=△」穴ポコに順番に入れたらどうなる。かけ算だったら答え合ってて良かったね。

それ習慣ついてたら割合の単元で地獄を見ることになる。ったゆうか現実としてすでに地獄だけどな。

4年で「長方形正方形の面積」だ。お待たせしました。なんか知らんけどかけ算順番の話してるとすっ飛んでくる輩が「縦×横と横×縦は違うんですか?」ってドヤ顔で聞いてくる。うるせえ。交換法則しとけよ。場面を式で表すとは状況が違うんだから好きにしろこちとら「卵10個が3パック」の話してんだよ

この前spaceで聞いた知見を共有する。面積ってのは「1㎝×1㎝の□が何個分」ってところから考える。縦に3個、横に5個、なら一個ずつ数えてもいいが3×5で出してもいい。「1つ分はいかようにも取れるんですよ?」のドヤ顔勢が言いたいのはそれだろ。勝手に5×3やっとけよ。

あのさ、面積ってのはそうやって丁寧に学習していくんだよ。「そもそも面積とは〜積分の考え方を使っているのであり〜」とか言う自称理系人間。アタマおかしいと言わざるを得ない。お前小学生相手に何言ってんの?中学生ですら錐の体積や球の体積を厳密に理解できない。そうやって積み上げていくんだろ

僕がずっと違和感を持っているのは、なぜ掛け算順を認めない人はこのように必死Twitter内を警備し、いきなり引用リツして人格否定的なことを繰り返してしまうのかということです。バカとか洗脳とか悪影響とか「理由説明してください」という謎のエンドレス質問。そしてそのような人はいつも同じメンツで、仲間同士でコメントを付けあっている。「井超算数」というタグをつけるのが彼らの仲間を呼び寄せるシグナルのようです。以後、この一派のことを「超算数警察」と呼称します。

逆に、いつも虐められている(ように見える)人は言葉使いが丁寧で、明らかに教育現場にいる率が高い。誠実な教育者であることが見受けられた。懇切丁寧に掛け算順の必要性説明しているのに、いくら必死説明しても聞かないうえに暴言を吐かれる、謎のエンドレス質問返しで、いつの間にかダンマリになっていく。この誠実な教育者たちを「掛け順派」とします。

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恥ずかしい告白します。僕は半年ほど前まで「掛け算順序否定派」でした。くだらねえ理由で減点して子供可哀想と思っていました。「バカな慣習だ」と暴言を吐いたこともあります。ただし、ここから重要。耳かっぽじってよく聞け。Twitterで「掛け順必要派」の人に対して凸撃とかしなかった。極めて一般的に、まともな大人は、フツーの人間は、Twitter自分と反対な意見の人をわざわざ見つけて攻撃したりしない。時間的なヒマもない。

だってその人にリプを飛ばして考えを改めさせるなんてことができると思うか?まあ出来なくはないんだけど、現実的じゃない。しかし超算数警察は平気でやる。まあしつこい。相手ブロックするまでやめない。結局は見下してバカにしていい気分になりたいだけだろう。同調者が表れて良いキモチ。ちなみにこの人たちは「ブロックされたこと=論破した」と定義している。世間一般的にはそうではないが、超算数警察の中ではそうなのだスクショ付きで「逃げやがった」「やっとブロックたか」が決め台詞である

実は僕がTwitter意見を投下し始めて、あまり暴言がひどいので反論意味で多方面暴言を吐いてしまったところ、ある方に批判された。対話を重ねていたら、その方はスマート教育をされ、学校に期待しすぎないで家庭と学校で協力していけばいいという考えの持ち主だった。

あなたスマート教育をされていることは分かった。学校先生必死でやっているんだ。掛け順間違いでバツされたことなど、学校ってそんなもんだよなと受け流してくれればいいのに

と伝えたら、そこで衝撃の一言「とっくにそうしている。はじめから掛け算の話などしていない」と。僕は冷や汗をかいた。

そうなのだ。始めからそうだった。そしてそうやってある種諦めの境地でもって受け流し、家でも教育しておけば良いというバランス感覚こそ僕が求めているものだった。それこそ思想転向のずっと前から

テスト不本意ながらバツをもらってきた子供に対して、親としてもし、その採点に納得がいかないのなら「これは学校テストにおいてのみ守っておかなければならないルールで、数学的には答えが合ってるから、まあ気にするな」と教えてやればいいのだ。僕だったらそうする。

実際、社会に出たら本当にどちらでもいい問題だ。よくある例としては「個数×単価」のような書き方がある。英語圏では「〇倍した□」といった言い方が一般的だ。だから僕はあくまでも日本国内での「算数ルール」「小学校ルール」と言っても良いと思っている。

冒頭の固定ツイと内容が被るが、僕自身は掛け算の順序を丁寧に教えていくのは極めて有用だと思っている。それは日本語的な感覚という意味でもだ。「●個が〇セット」、割合の単元なら「▼の□倍」という語順がしっくりくる。まだ抽象理解言語運用いまいちな低学年にとってはなおさらだ

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算数警察は厄介なことに、叩ける相手だと認定したらとにかく他のどんなことでもツッコめる穴は無いかと探し始める。たとえば僕は連ツイの最後に「面積の学習は丁寧にやっていく。そもそも面積は積分の考えを使っているので~とか言うな。中学生ですら錐の体積や球の体積を厳密には理解できない」と書いたら、まあそこに食いつく食いつく。一言わずにいられない馬鹿どもが。

「おまえ数学講師なら中学生積分くらい教えてやれ」

中学生に球の体積の理屈くらい教えてあげないのは怠慢、講師失格」

小学生でも球の体積なんか理解する。小学生を甘く見すぎ」

などという酷い言われようだった。まったく現実を見ていない、好き勝手意見だなと思うわけだが、一方でそんな教え方ができるのであればすごいことだ(たとえ受け手側に理解するポテンシャルがなかったとしても)と思って、全員に「中学生でも理解できる球の体積の考え方を教えてくれませんか?」と聞いた。

もう大半がヘンなリンク送ってきたり、有名な説明からさらする必要なしとか繰り返すだけで、何の益もなかった。30人くらいいたかな。そんな中で2人だけ実際に説明を書いて送ってよこしてきた。2,3分でササっとかける代物ではない。余裕で中学生で習う範囲を超えている。しかし素晴らしいと思った。

からするとそもそも僕が主張したいことと話がズレているし、それを活用できるほどの力量もないので、それをどうこうはできない。それは2人にとって肩透かしだったと思う。そもそもこちらは煽られてスタートしているのだ。「できるものならやってみろ」とは言ったが、本当にやってきたのならば敬意を表するほかない。そう。これなのだ数学を愛し、数学を嗜んでいるのなら、自分の手を動かしてみろっていうんだ。超算数警察みたいに「数学は答えがあってればマル、ウソを教えるのは迷惑」とかいってTwitter内でクソリプ飛ばしてないでさ。んでマウンティンググルーミング。それの繰り返し。

算数警察は、小学生学校先生も、そもそも全部ひっくるめて公教育というもの人間社会のなかで行われているということを忘れている。自分の大好きな数学の美しさに惹かれて、極めて抽象的で、この世界中どころか宇宙全体に通用する法則をはやいと小学生にも教えてやれと言っている。んで「合ってるのにバツされるのは可哀想」という。だからもう一回思い出してくれ。こちとら小学校低学年を相手にしているし、そもそも算数」の授業をしているんだって!教科名が「数学」じゃないことに注意。段階を踏むってことが彼らには理解できていない。

算数警察は「美しさ」にこだわっているんだと思う。掛け算は順序を問わないのだから、式が逆なくらいでバツされている答案が目に入るのが耐えられないんだ。現実には日本中小学校で丁寧に式の立て方から指導している。「一つ分×いくつ分」も「○○の□割(倍)」もとても重要視されている。だって最初に「3+3+3+3+3のことを3×5だって説明しているんだから。そりゃ5×3って書いたらバツでしょ。お前思いついた順に数字を書いてんじゃねえよ!って言いたくなるでしょ。「一つ分」を先に書けと言われているのだから

Twitterで見かけた例を拝借すると、二つの倉庫があって「右の倉庫にはボールを、左の倉庫にはバットを入れてな」と決めてそれを周知したのに、逆に入れるヤツがいたら説教したくなるでしょ。右がボール、左にバットなんていう必然性なんかない。ただそう決めただけなんだが、決めなきゃしょうがねえだろ。そのきめたルールが無くなることはないと思うぞ。調べたら100年近くやってるらしいじゃん。じゃあお前らは永遠に不満を持ってTwitterで吹き上がるだけの人生だぞ。超算数警察たちは、ごく普通人間たちの営みを否定している。だってようやく数字という概念を学び始める準備段階の子供を相手にしているんだぞ。ムチャ言うな。

なあ、そんな理論通りの、全てが数式通りに記述された、超算数警察理想とする美しい世界が実現するにはどうしたらいいか教えてやる。「この世界から人間がソックリいなくなる」しかないんだよ!

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から30年ほど前に超絶ヤバ集団いたことを覚えているな。「オウム真理教」っていうんだけど。ムチャクチャへんな主張をするカルト宗教メディア面白がって、バラエティ番組なんかにも出ていたな。あれのトップが何て言っていたか知っているか

近いうちに日本人口が十分の一になる」って言ってたんだぞ。これが何を意味しているか分かるよな。それがどうだ。東京のど真ん中の地下鉄サリンがまかれた。彼らの母数が大したことなかったから、同時多発的にってところまではいかなかったけどな。

そりゃ今だって地球環境を壊さないためには」とか「埋蔵資源を枯渇させないためには」とか「海や山の生態系を守るためには」とか考えると、人間がいなくなるしかねえ!って結論になるよな。ま、それを言っちゃおしめえなので・・とスルーされるのが常識的な流れなんだけど。

しかし超算数警察よ!お前らがやっていることはそれに近い。すべての人間が「極めて忠実に数学の美しさを体現するためには」なんてことをやっている。無理だよ。この世界にはとんでもなく計算が苦手だったり、日本語が通じなかったり、中学生の半分が教科書を読めていなかったり、高校生で「数学を捨てる」なんて発言がまかり通っているんだから中学卒業したら数学というものから離れる人だって多い。そういう人がどれくらい数学が苦手か分かるか?そういう多くの人たちをとりあえず一斉に教えるために作られたカリキュラムだ。ちょっとやそっとじゃ揺るがねえよ。

掛け算を逆に書いてしまったものを慈悲深い心でマルにしてもらえたら、彼らは数学を好きになれただろうか。小学校カラーテストで、本来だったらもらえてた(とおまいらが主張する)5点を取り返したところで、その後の人生に1ミリも役に立たねえよバカ

んで超算数警察の口癖、「掛け順教」。数学的に正しくないウソを教えている宗教って言いたいんだろうけど。あのなあ。宗教って言葉相手バカにする言葉に使えると思っているところが人間のことを分かってねえっていうんだよ。もしかしてお前らって「もともと存在しない神とかいものにすがって、科学否定してきた宗教というもの信じてるヤツってバカ」ってシンプルに思ってない?でなきゃ「掛け順教」なんていう言葉が気軽に出てこないと思うんだけど。

それこそ人間社会のことを分かってないってことの証左なんだよ!人間はこの世界のよく分からないもの暫定的な解を与えるために宗教というものを生み出した。それがよりよく生きるための術だったからだ。もちろんそれが命の奪い合いを引き起こすこともあるがな。現代日本だって神様にお願いしたり、クリスマスを祝ったり、葬式したり、全部宗教だろが!そのことを分かってないで「自分無宗教なんで」とか言ってる。んでここ100年とかで明らかになってきた科学的な知見をかってに借用して、「今どき宗教にハマってるなんてプギャー」とか喚いてんだろ。お前たちは人類の先輩たちが大切にしてきた偉大な宗教というものコケにしているんだよコラ!

この世界のことが科学的に説明できるようになっていることは事実だろう。それと、人間認知機能が一気に進化するってことは話が違うだろが。お前らは数学の美しさ(数式は場面を捨象するからこそ美しい、程度の知識)を知ったからと言って強化人間にでもなったつもりなんだろう。んで科学知識を得た我々は、次から次へとニュータイプが生まれてくるとでも思っているんだろう。そして、現行の算数教育はそのニュータイプの育成をジャマしていると。

バカ言ってんじゃねえよ。そんな簡単人間進化してたまるか。お前らなんか強化人間にすらなり切れていないし、だいたいジャレドダイアモンド先生が言う「認知革命」が起こって以来、人間なんか大して成長してねえわ。ホモサピエンスは昔も今も、ちょっとずつ日常の数的感覚自然数から抽象的な理解に至っていくんだろうが。小学校6年間は、まず数学に入る前の準備段階だって決まってんの!それを数学的な知識を先取りしたうるさい大人たちがエラそうに・・・

俺たちは真っ当に義務教育の中で算数指導をしているだけなんだよ!

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お前らが何と戦っているか教えてやる。

僕は超算数警察を見ていると「進撃の巨人11巻で「敵は何だ!」と喚いてユミルにたしなめられているエレンをいつも思い出すよ。

お前らには見えていない。お前らはお前らが言うところの「掛け順教」と戦ってんじゃねえ。Twitter内にいる「掛け順教」をやっつけて終わりだと思ってんのなら・・そりゃ・・大きな勘違いだ。

お前らは「敵は何だ!」と問うだろう。

そうして僕はこう答える。「そりゃ言っちまえば・・世界だ」と。

あるいは「人間社会」とか「人間世界」と言ってもいいかもな。

お前らが数学が得意で数学が好きでその魅力にヤラれちまっているのは認める。そしてそれは素晴らしいことだ。んでハッキリ言うとくけど、世の中の人はそんなに数学が好きじゃないし、数学に興味がない。

数学が好きならお前たちそれくらい分かんだろがよ。数学列伝とか読めば明らかだろうがよ。数学を専攻する人間なんてのは奇人変人だと相場が決まってんだよ!

算数警察一般人相手に「それ数学的に間違ってますけど!」とか言ってないで、自分数学的な真理を突き詰めたらどうだよ。ただしそれは生きるか死ぬかのイバラの道だと心得よ。フェルマーの最終定理証明したアンドリューワイルズ先生10年間誰とも連絡を取らずに、生きてるか死んでるかも分からないような状況に追い込んで偉業を成し遂げた。ワイルズ先生必死こいてTwitterクソリプ飛ばしてたらとか考えると笑えるよな。あ、コイツ生きてるなって安心できるよな。やってるわけねーよな。

まり人のことを気にしてる暇があったら、自分のやるべきことやっとけってこった。だから僕に対して自筆証明を送ってきた二人以外のお前らは、どっかからリンク引っ張ってきた以外になんか生み出したか

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君たちは三重の壁の外に、バカ天才秀才も凡人もひっくるめた人間社会が営まれているということを忘れちまってる。Twitterの中でお仲間を見つけて、自分たちだけが世界真実に気づけていると思って正義感燃えているんだろう。それをあの頃のエレンだって言ってんだよ。

エレンは壁の外にいる巨人をすべて駆逐すると誓った。そして裏切り者だった同期生を許さねえと言った。しかしやがて真実にたどり着いたエレンは全てを理解したよな。そしてそんな風に怒り狂っていた自分を恥じた。そうか、みんな同じだったんだって。それは壁の外に出たからだ。外に出るという強い意志を持ったからだ。

算数警察よ。君たちはいつまでも三重の壁の中に閉じこもって、つかの間の楽園享受しているんだ。とことんまで抽象世界にもぐりこむのも良い。ただそれは浮世離れした人生を歩むことを意味する。それがイヤだったら、人間たちの世界に戻ってこい。人と心を通わせることを選択しろ三重の壁(心の壁)を壊して外の世界に出るんだ。

算数警察よ。これより配属を言い渡す。

君たちを、人間社会調査兵団に任命する。

2021-11-14

anond:20211114192722

発達障害でもやってけそうなぬるい仕事って言い換えたらホワイト企業仕事ってことだよね

ホワイト企業仕事は優しいがそこに入るまでが難関

進撃の巨人憲兵団みたいなもん

ホワイト企業に入れる優秀な人材調査兵団仕事こそすべきなのに

そういや進撃の巨人どうなったんだろ、20数巻まで読んでたんだが読まなくなって数年

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧2

anond:20210911084446の続き

進撃の巨人

大人アニメ進撃の巨人の三期。確かこの時はリヴァイ兵長のおじさんケニーと調査兵団達の戦いがメインの話だったような記憶がある。

やっぱり人気シリーズだけあって面白い毎回先が気になると思いながら見ていた。それにしてもジョジョもそうだけどグロくてエグい作品が人気って凄いなぁ…と思う。日本は定期的にエログロ作品大人ブームが来るのだろうか。

深夜!天才バカボン

おそ松くんおそ松さんとして大ヒットしたので、今度は天才バカボンも!という感じで始まったであろう作品おそ松さんから一部メイン声優を続投していたのにこちらはイマイチ話題にならず人気も出なかったのが残念。

古田新太氏のバカボンのパパ結構ハマっていて好きだった。実松さんに似た「リアル天才バカボン」という話もあったけどあまり受けなかったなぁ。ケツメイシEDが良い曲でお気に入り

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない

鉄血のオルフェンズの設定考証を担当した鴨志田一原作ライトノベルアニメ作品。1クール放送後に劇場版アニメまで製作されたあたり中々人気があった事が窺い知れる。

内容としては主人公男の子が何らかの特殊能力を持った女の子と知り合い事件に巻き込まれる…という涼宮ハルヒの憂鬱シリーズに少し似た雰囲気だった。ハルヒよりはSF作品臭薄めだけど。

いかにも「萌え」な男性向け作品かと思いきや、純粋恋愛物として楽しんでいる女性ファンが意外と多くて驚いた作品。咲太くんみたいな彼氏が欲しいという気持ちは分からなくも無いなぁ…。

ゾイドワイルド

前作から12年振りに製作された久々の「ゾイドシリーズ」新作。ワイルドタイトルにある通り、とにかくワイルドに行こうぜ行こうぜ騒いで行こうぜな作品コロコロタイアップしていた事もあり、基本的には低年齢児向けな作風だった。

OPED挿入歌ととにかく音楽がよくそれだけで最後まで視聴決定した。4クール作品という事もあって戦闘シーンはガンダムシリーズマクロス7並にバンクが多かったので気になる人も居るかもしれない。新技も中々出て来ないし。

国同士が思想信条を掲げて戦う訳ではなく、ゾイド銃火器武装せず自前の爪や牙で戦い、前述した通り作風も低年齢児向けという事もあって従来のゾイドファンからとにかく叩かれた。恐らくGガンダムガンダムSEEDくらい。

1クールの終盤にあるメインキャラが退場してから少しずつシリアスな要素が増えていき、特にラスボスや敵幹部周りの描写は本当に低年齢児向けかこれ…?と言いたくなるほど凄惨な物もあった。これが朝放送してたのか…。

批判も多かったけど快く受け入れる従来のファンや初ゾイドとしてワイルドを楽しんでいる子供も相当数居たらしい。放送終了後にゾイドワイルドZEROという続編が作られた事もあり、ゾイド復活一作目として中々受けたみたい。

宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所南極を目指して女子高生達が色々と頑張る話。花田十輝氏がシリーズ構成を務めるという事で当時話題になっていた気がする。男性キャラ殆ど登場しないという事でGL好きに受けていた気がする。

メインの女の子達は友達が居なかったり、周囲から嫌がらせにあっていたり、浮いている子同士で友達になった感じだったと思う。1クールで良く纏まった良い作品だったと思う。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

あのグレンラガンキャラデザ、作画監督を務めた錦織敦史監督による完全新作ロボットアニメ2018年一発目のロボットアニメは確かこれだった気がする。

OP耽美官能的な雰囲気だった。異性の子供達がパートナーになり、女子の臀部から生えた操縦桿を男子が握りロボットを動かす操縦法など比喩などでなく割と直球で性を意識した描写が多かった。

ロボットアニメではある物のロボット擬人化された少女のような容姿である恋愛要素も多いという事でロボットアニメに興味が無い人でもそれはそれで楽しめる作品ではないかと思う。

2クールからは展開が駆け足になり、終盤は意味深に登場したキャラが次々死ぬなど何だか消化不良な印象を受けた。それでも主人公メインヒロイン恋愛を描いたボーイミーツガール物とすれば、悪くないような気もする。

だがしかし2

15分アニメになっただがしかし。一期は正直30分という尺を持て余しているような印象があったのでこれくらいで丁度良かったと思う。キャラデザが微妙に一期と異なるけど、どっちもいいと思う。

多田くんは恋をしない

月刊少女野崎君のスタッフが送るオリジナルアニメ。少しの間だけ日本留学してきた外国人女の子日本人の男の子交流(?)が描かれる。タイトルでは恋をしないと言われてるけど、普通に多田君恋してるよね。

主演の声優さん二人は後にフルーツバスケットでもかなり親密な関係キャラを演じていてちょっとニヤリとした。このアニメの収録中に梅原裕一郎が急病を患い、終盤代役になっていたのは残念だった。部長は良いキャラしてたから。

主人公の恋敵キャラ性格の良いイケメンで、ヒロインと結ばれなかった後にヒロイン侍女と結ばれるのは誰も不幸にならない感じで良かったと思う。そういうところ少女漫画っぽいなぁとも思ったけど。

DOUBLE DECKER! ダグ & キリル

TIGER & BUNNYスタッフが送る新作アニメベテラン刑事新米刑事のバディを主人公にした人情SF刑事アニメタイトルダブルデッカーは「二人の刑事」と「2階建車両」のダブルミーニングらしい。

洒落雰囲気で良い感じのアニメだったけどタイバニほどのヒットには至らなかった。病気が末期の父親のために息子が自分の花婿姿を見せようと頑張る話が特に好きだった。

明らかに続編を作る事を前提とした意味あり気なラストだったけど、放送から3年経った今も特に続編が製作される気配が無いのが残念。バカボンもそうだけど、二匹目のドジョウを狙おうとした作品は受けない法則あるのかな…。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

何故かいきなりゲームに似た異世界召喚されたプログラマーが、ふとした事で莫大な経験値を得て最強になり異世界フラフラするという話。主人公CV堀江瞬に惹かれて見始めた。

内容はあんまり覚えてないけどそんなに嫌いじゃなかった印象はある。作画キャラデザも中々悪くない、人並に優しい主人公女の子達を助けながらハーレム形成していく感じの作品だった気がする。

デビルズライン

現代舞台吸血鬼物の話だった気がする。吸血鬼物の話が好きなので視聴決定した。主人公人間吸血鬼ハーフ純粋吸血鬼よりは吸血衝動が薄い…という割とお約束な設定だった気がする。

吸血は性行為暗喩という事もあってか、中々エロティック雰囲気だった気がする。ヒロインの声が進撃の巨人ミカサと同じ石川由依氏なんだけど、ミカサとは全然雰囲気が違うおっとりぽややん系で驚いたような気がする。

この作品原作が連載中の漫画という事もあって中途半端な所で完結してしまったのは残念だった。月刊モーニングtwoで連載されている漫画からか、全体的に女性向けな雰囲気だった。吸血鬼系はそういうのが多い。

転生したらスライムだった件

大人WEB小説アニメ作品現在も三期が絶賛放送中で、人気の高さが窺い知れる。放送開始当初は丁寧にやりすぎてテンポが悪いとか色々文句言われてたけど、結果的大成功だったのであれで良かったんだと思う。

現実世界で突如通り魔殺害されたおじさんが異世界スライムとして転生するという話で、「蜘蛛ですが何か?」など後発の人外転生系の作品にも影響を与えたらしい。転生した時声が可愛らしい女の子になったけど。

スライム形態主人公が青いパワプロくんみたいという印象が強い。途中で人間形態に変身する能力を得るんだけど、元になった人間美人からか明らかにヒロイン達より可愛らしい美少女として描かれている気がする。

意外だったのが男性というよりはむしろ女性大人気で、鬼滅以前は女子に一番人気がある漫画と言えばこの作品コミカライズだった。イケメンが多い事もあってか二次創作主人公愛され精神BL物が非常に多かった。

とある魔術の禁書目録III

二作目から8年振りの禁書アニメ三作目。原作小説14巻目以降の話が描かれる。原作未読だけど、それでも駆け足にアニメ化している事だけは伝わってきた。1作目から10年経っている事もあって、懐かしい声優さんが多かった。

七つの大罪 戒めの復活

大人漫画七つの大罪アニメの二期。確か一期の戦いの後で潔白を証明された主人公達が復活した新たな敵と戦いを繰り広げる話だった気がする。七つの大罪最後の一人、エスカノールが初登場するのも確か二期だったような。

お世辞にもあまり作画が良いとはいえず、話も毎回あまり進んでいないような気がするのは往年のジャンプ作品という感じがする。マガジン作品だけど、原作者の鈴木央さんは元ジャンプ作家しまあ似たような物だと思う。

ハイスコアガール

以前SNK著作権云々でアニメ化が一度お流れになった漫画が改めてアニメ化された作品。作中でSNK作品が出ず、主にカプコン格闘ゲームが題材になっているのはそういう事なんだろうなぁ…。

1990年代前半のゲームセンターが主に舞台という事で、当時主人公達と同世代ゲームセンターに通っていた層に特に刺さる作品だと思う。ゲームに興味が無くても甘酸っぱいボーイミーツガール物として楽しめると思う。

直視聴前に想定していた以上にメインヒロイン大野さんが可愛く、終盤で主人公にデレるあたりでもう堪らなくなった。ツンデレはツン期が長いほどデレた時の破壊力が高いのはマジだと思う。良い作品だった。

バキ

大人気格闘漫画グラップラー刃牙」の続編のアニメ作品。前作グラップラー刃牙は既にTVアニメ化されているという事で二作目がアニメ化されたのだと思う。

黒塗りで隠されていたとはいえ地上波アニメにしてはかなり残酷グロテスクなシーンが多かった。とにかくベテラン声優を揃えたキャストが豪華なアニメで、非常に力を入れて作られていた事が分かった。

作画は極端に良い回とそうでもない回があったけど、良い回は原作漫画再現度が高く非常に良かった。OPグラップラー刃牙最大トーナメント編の名シーンをアニメにしてくれたのもファンとして嬉しかった。

作画負担を減らすためか時々CGが使われていたけど、手描きと比べるとあんまりだった。バキの次にアニメ化されたケンガンアシュラではCGの出来がとても良くなっていたので、バキの時は過渡期だったんだなと思った。

覇穹 封神演義

久々にTVアニメ化された封神演義。2クールで全23巻の漫画アニメ化するなど無理な企画しかなく、ダイジェストにもなっていない原作の場面をその場その場で再現する飛び飛びアニメになっていた。

それでも作画はそれほど悪くなかったので色々と惜しいなぁ…と思った。新キャストは割とハマっていた方だと思う。OPEDは割と好きだった。素直にVS聞仲編かVS妲己かVSジョカ編をアニメにしておけば…と思わずはいられない。

HUGっと!プリキュア

リアルタイムで初めて見たプリキュア。近年のプリキュアの中では特に恋愛色が強い方かな?5とか恋愛要素が強いプリキュアが好きだった自分には特に刺さった。歴代プリキュアの中でもかなり好きな方だと思う。

プリキュアの敵勢力会社という所も5に近い気がする。5の名敵役のブンビーさんもゲスト出演していたし。敵の女性キャラが追加プリキュアになるのだけど、そのタイミング歴代プリキュアの中でもかなり早い方だった。

倒した悪役が消滅せず改心して人間世界生活を営んでいるというのもシリーズの中でも珍しい方だと思う。プリキュア恒例の敵が味方になる展開が好きな自分としてはそういうところも性に合ったかな。好き嫌いは別れると思う。

それでも敵キャラを増やしすぎたせいか、敵のハリネズミキャラが終盤改心する所はかなり駆け足で急だったと思う。そういうところは明確な欠点だと思うけど、まあそういうところも込みで全体的には好きな作品

ラスボスの正体が主人公未来の○○で、愛故に悪になり、最後には愛で救われる所も好きだなぁ…未来改変系のお話であるいか改変前の未来から送られてきたあるキャラ存在が不可解になったけど。

バジリスク ~桜花忍法帖~

山田風太郎小説甲賀忍法帖」のコミカライズ作品バジリスク」の続編漫画アニメ作品。前作後に伊賀甲賀和解した時代に新たな敵が現れて…という作品

主人公兄妹が前作主人公の子供という事で設定的に無理があるのではないか?とよく突っ込まれていた。前作主人公達に瓜二つで兄妹で恋愛感情が仄めかされている事もあってちょっとインモラルな感じだった。

基本的外国スタジオへの外注で作られた作品という事もあって作画あんまりな感じだった。それでも女性キャラだけで何とか可愛く描こうとしていた所に何らかの意地が感じられてそういう意味では嫌いになれなかった。

アニメの結末は漫画版とも異なるとの事だった。名作の続編としては割とガッカリ作品なのは否めない。まあ初めから原作小説との繋がりは無いし漫画版の作者も異なるという事で、よくある別物続編と解釈すれば良いかもしれない。

BANANA FISH

往年の名作少女漫画アニメ作品現代舞台という事で30年以上前に描かれた原作とは異なり作中にスマートフォンなどが登場し、原作ファンに突っ込まれていた気がする。そういう所も込みで、評価は中々高かった。

主人公ギャングボス愛人という設定で、同性すら魅了する美少年というあたり萩尾望都竹宮恵子などの流れを汲む「少年愛」的な少女漫画だったんだろうな、とは見ていて感じた。

原作漫画男性が読んでも面白い少女漫画とはよく言われていたけど、ストリートキッズ同士の抗争や派手な銃撃戦などはアクションが目当ての男性が見ても楽しめるのではないかと思う。

全19巻のアニメを2クールアニメ化したという事で、原作ファンからカットされた部分についていろいろと文句を言われていた気がするけど、アニメから入った自分はそういう所をあまり気にせず最後まで楽しめた。

石塚運昇さんの遺作もこの作品だったと思うけど、最後まで声も演技も衰えていると感じず本当に凄い声優さんだったんだなぁ…と思った。King GnuEDがとにかく良い曲でお気に入り。でもこの世界の男はゲイ多すぎだと思う。

はねバド!

女子バドミントン漫画アニメ作品美少女が緩く部活をやる所謂萌えアニメ…ではなく、スポ根物というかスポーツが全てという価値観人間の負の面まで描いている思ったよりシリアスで重い雰囲気作品だった。

アニメ化の際に原作から結構展開が変更されているらしく、原作ファンからは別物だと文句を言われていた。やっぱり原作漫画を読んでおらずアニメしか知らない自分最後までそれなりに楽しめたけど。

スポーツ物のアニメだけど作画はそれなりに良かったと思う。OPがとにかく元気で前向きな気分になれる良い曲なので一度は聞いてもらいたい。

2021-08-23

anond:20210820215935

結局、社会組織をどのように統治すべきか という意識が強くなってる

民主党政権の瓦解なんかが象徴的だけど、結局単に体制批判するだけではだめで

如何に統治していくべきか?

って言うのが社会から注目され始めて、最近漫画だとそれを踏まえたテーマが大きくなってきてる。

もちろんそうじゃない作品も多いけど。


体制の外側から文句を言ってとりあえずてきたおして終わりじゃ読者側が納得しなくなってんのよね。

一体体制の何が問題で、どこをどうするべきなのか?に焦点が移ってて、単に反体制側だとそれが描けない。

物語視点となりやす主人公側が体制の一部となって、一体何が問題なのか?

っていうのをまず炙り出すには反体制側に属して体制撃退するだけじゃ描写として焦点がぼやけちゃう

進撃の巨人なんかは典型例だけど、クーデターを起こして体制を倒したはいもの調査兵団は結局情報隠ぺいを図ってファシズム助長してしまった。

ヒロアカなんかも一人のカリスマに頼った治安機構組織いかにもろくて歪な状況を作り出すのか描いてるよね。

オールマイトが強力な比重を占めていた状況からジャンプらしく組織・チームで対処すべきでは?という方向性に話がなってる。

呪術廻戦も五条のように体制所属しながら、上層部と反目しつつも決して 物理的に倒したりはしない(五条なら本来はできるはずだよね?)

なぜなら上層部社会の一員だから

そして羂索と九十九由基の間で、呪術社会がどのようにあるべきなのか、という思想がはっきりと示される。


そういう統治の難しさを描く方向性にすでにフェーズが移ってる。

なので社会の中でアウトサイダーや一匹狼が主役足りうる時代では既になくなってる。

単に悪い部分を指摘して満足するんじゃなくて自分たち民主主義の一員であることを踏まえて

社会組織とどのように関わり、どのように行動すべきなのかを描いてる作品が増えてるから個人的はいい傾向だと思うけどね。

2021-03-06

物語の筋を理解できてない感じがする

たとえば今、進撃の巨人ファイナルシーズンアニメを観てて、結構楽しんでるんだけど、どういう流れで今に至ってるか?っていうと全然わからん

漫画は読んでたんだけど、全部実家に置いてあるから手元にない つか、アニメも観てるはずだから理論上全体を2周してるはずなんだよな

 

・壁の中に人類暮らしていて、外敵として巨人というもの存在する

主人公エレンは壁の外に憧れる少年で、なんやかんや平和日常を送っていたが、ある日壁を破ってきた巨人に親を食われ、家をなくす

エレン巨人への復讐を誓い、壁の外を調査する調査兵団という軍隊みたいなところに入る

 

この辺まではまあまあ覚えてる

ここら辺から記憶が混濁し始めるんだよな

エレン巨人になれる謎の能力を持っているとわかる

 ・その力を使って岩を持ち上げ、壁に空いた穴を塞ぐ

女型の巨人という中ボス存在と戦う

 ・その正体は兵団の同期だった

・城みたいなところで籠城する

人類最強部隊みたいなところに所属する

ひとつの村の人間がまるまる巨人化する事件が起きる

クーデターを起こす?

 ・対人戦をしばらくやってた記憶

最初に襲ってきた超でかい巨人の正体が判明

主人公親友が死にかける

なんやかんやで壁の外の象徴として憧れていた海にまで行ける

 

こういう、細かいイベント単位では思い出せるんだけど、全体の流れが全然わからん

壁の上で衝撃的事実が明かされ、エレンくんが攫われるあのシーンは覚えてるが、それが王都で対人戦やってた時期より前か後か覚えてない

そもそもなんで王都で対人戦みたいな流れになったのかも覚えてない

海に行く前後がどんな話だったのかも全然わからん

 

ももたろう程度の複雑さの話しか体系だって思い出せない気がする

べつにいいんだけど、皆こんなもんなのかな

何周もしてたら全部頭に入るんだろうか?

2020-11-11

ブラック対決 鬼殺隊 vs 調査兵団

調査兵団は入隊の段階で、死にまくるけど覚悟のあるやつだけ残れって選択肢を与えてたけど、鬼殺隊はなんの説明もなく生存率の低い入隊試験に放り込んじゃうな。

2020-08-05

[][]作戦40日目

本日の主な戦果

アタイのE6-2調査兵団は、今回の出撃で…何の成果も得られませんでしたァァ!!アタイ無能なばかりに徒に基地航空隊熟練度を剥がされ、奴らのボスを倒すことが出来ませんでしたァァ!!



もう、友軍の到着を待ってもイイわよね?

2020-07-14

anond:20200713220631

たとえば進撃の巨人では

かにエレンは「調査兵団兵士」としてはリヴァイにもミカサにも劣るが

主人公側で唯一、巨人化できる特殊能力者で

主人公側の軍隊じゃ壁の穴をふさぐ作戦とかで切り札扱いされてるやん

……と思ったのだが

ほかの巨人化能力を持つ人間ふつう野良巨人ではない敵)には

ずいぶん何度も負けてるな

ただまあ

話としてはユミル主人公ぐらい(巨人化してもふつう野良巨人と同程度)の方が

話の緊張感、スリリングさは失われない気がする

この作品世界観では、それでは生きのびられないだろうけど…

2020-05-16

anond:20200515175851

昔は風来坊寅さんみたいな主人公ばかりだったのが

今は調査兵団入団とともに特別作戦班だったり

海賊料理長だったり

ハンター協会の会員だったり

すごく身分階級を重んじる漫画になった

昔の漫画身分重視の人は魔軍司令くらいしかいないぞ

2019-08-05

調査兵団ランジェリーセット

https://www.super-groupies.com/product/4845

関係ないけど、あの時代設定だとまだブラとかないだろうし、女性兵士おっぱいもっと揺れてもいいと思う。

2019-07-07

野党がだらしないという人へ

選挙シーズンだ。

今日日本民主主義国でなく、独裁国に足を向けていると言っても、ほとんどの人はピンっと来ないと思う。

そもそもの話、独裁制の何が悪いかすら、論じれる人は少ないだろう。



そして、ネットでよく見る言説。「野党がだらしない」

他にも民主党と聞くだけでアレルギーのように怒り出す人とか、共産党ダメだという人もいるが、まあ、それは置いておこう。

野党がだらしない、とよく言うけれど、国会システムをご存じだろうか。

国会は、多数決物事を決める。

衆院自民党公明党で約300、他党で約150だ。倍の人数がいる、君ら、多数決で勝てるのか?

実のところ、負け戦で戦っているんだよ、野党は。進撃でいう調査兵団だよな。

負けるとわかっていても、ずっと国民を信じて、戦ってくれているんだ。

これって、それだけですごいことだと思う。少なくとも、僕は真似できない。

どんなに論理的相手を説得しても、安倍さんの言うことしか聞かない自民党には梨の礫なんだよ。

人の説得って難しいでしょう?営業やったことある人はわかると思う。凝り固まっている人は特に



野党はずっと、悪法が成立する時間を遅らせようと頑張ってきた。

秘密保護法安保働き方改革も、全部、野党は、負けるのがわかっているから、時間を遅らせようと必死だった。

なぜって?僕らを信じてくれているからだよ。

一緒に自民党与党から蹴落として、日本で働く人たちを法律幸せにするために、頑張ってるんだ。

僕らを待ってくれているんだ。



このまま自民党与党だと日本は終わってしまう。

簿記会計統計やってる人なら、公文書不正統計不正がどれだけひどいことかわかるでしょう。

説明責任アカウンタビリティーなんて言葉流行たことがあったね。

さなければならないということは、悪いことが潜んでるってことはわかるでしょう。



今、この選挙は岐路だと思う。

日本先進国から転落し、没落するのか、それとも、自国政治に対する見識の甘さを反省して、正しい選択をするのか。

選挙いかない、与党投票する、与党に加担してデマを流す、それらすべては日本貶める行為だ。

でも、あなたたちには自由がまだある。権利がある。その権利が、明日にはなくなるかもしれない。



その権利を失わないようにするためには、野党に票を投じるしかない。少しでも、自民党与党の戦力を削ぐしかないんだよ。



本当は野党投票しろなんて、指図なんかしたくない。

自分の信念を信じて、どこに投票しても、大丈夫な国であってほしかった。

でも、日本はそうじゃない国になってしまったんだよ。

僕は後悔したくないから、どんなに野党が嫌いでも、野党投票する。

どうなるかはわからないけど、これ以上ひどい国になる、自分の国が没落していく姿や、同胞が苦しむ姿はもう見たくないんだ。



このまま、安倍政権が続けば日本が没落することだけは間違いない。

それを阻止できるのは、野党だけなんだ。

自身を守るために、君の大事な一票を野党に、どうか投じてほしい。

2019-02-09

進撃の巨人114話

ジークの幼い頃が凄く美少年で、小さい頃は妖精のように美しいけど成長が早く老け顔になりやすいってところが白人っぽいと思った

クサヴァーは大人の中では優しい人に思うしジークに両親を告発しろと言ったのは致し方ないけど、ジークに直接「君の両親は君を愛さなかった」と言ってしまったのは「ああ…」と思った。

エレンジーク境遇の対比のためのシーンなんだろうけど、あまりにもジーク可哀想すぎるだろ

マーレ自体現実世界少年兵とか戦争とかを風刺してるソリッドな話だけど、ここ最近のエグさのキレが益々研ぎ澄まされてるように思う

ヒストリア妊娠もすげえと思ったけど、ジークの「これ以上繁殖させなきゃいいじゃん(いいじゃん)」は諌山よくこんなネタ思いつくなぁと感心する

なんかわかんないけど、岩明均ヘウレーカって漫画最後のページ

『やがて全ての目撃者は死に絶え二千年が経過した……』って文章を思い出した

グリシャの父親としての生き方マーレにいる時と島にいる時とで全く違うように見えるけど、これはグリシャが改心したとかカルラと出会たからというよりも、環境が全く違ったというだけなんだろうな

周りから差別を受けないから、差別受けまくってた時に比べてストレスが減ってヒステリックにならなくなったってだけ

差別も受けないし新しい家族ができてのほほんと平和に生きてたら、昔のトラウマ思い出して

ヒステリックに始祖の巨人奪いに行って息子に自分呪い押し付けるという、昔の悪い癖をそのままやっちゃったっていうね

まぁあんだけえぐい差別受けてたら、嫁ができて子供ができても性格を変えることなんてできないと思う

それアッサリやってたらご都合主義だし

感想見てたら結構カルラage言葉が多かったけど、カルラという個人性格よりもやっぱ環境教育と周りの大人子ども倫理観価値観を左右するって話だと思う

マーレの教えてる歴史とグリシャ達が信じてる歴史のどっちが正しいかは、作中だと確定しないのか、それともまた別の歴史真実なのか、気になる

エルディア安楽死っていうのも、マーレ軍と実の父グリシャ達復建側の板挟みになっていたジークからこそ、強い意志で実行しようと思えることなんだろうな

「クサヴァーさん見ててくれよ!」っていうのになんか泣きそうになった

ジークがやろうとしてることは、端的に言えば余計なお世話なんだけどあんなに親や軍から抑圧を受けてればそういう考えになるのも仕方ないわな

私が神の視点で見てるし所詮漫画世界の話だから、「ジーク余計なお世話だろ!馬鹿じゃねえの!」って突き放すことはできるけど、収容所暮らしていたジークとか他エルディア人の心労を考えるとあまりジークのことをとやかく言えない

というか今の調査兵団クーデター編の貴族みたいに情けないくらい頼りないから、ハンジ達になんとかできると思えない

エレンジークと組もうとしているけど、エレンジークのこの目的承知して組もうとしてるのかな?

エレンキーからカルラから愛されていたって話を聞いていたけど、2年も経ったし状況も変わったしそれはそれってことで過去の美しい思い出ってことにしちゃったのかな

エレンジークと組みつつ別の(なるべく幸せな)方法人類を救おうとしていると信じたいけどなー

でもエレンは「この海の向こうの奴らを殺せば自由になれるのか?」っていうくらいだから何とも言えんな

ジーク過去回想とか意思は今月で終わりかな

エレンがああなった過去回想が全くないけど、やっぱ主人公は焦らすな~

あと最後のページの兵長の飛び方ちょっとギャグ入ってるように思う

2018-06-11

anond:20180611190320

わかってない

そういうのが苦しい人は冒険してないよ

右往左往するのが楽しい

の子わからんのだろうが40が子供のころは風と共に生きていくアニメが主流だったんだ

調査兵団だのハンター協会だの海賊団だの組織じゃなくて身一つが格好いいとされていて今も信じている

2017-09-05

anond:20170904204648

ブコメトムとジェリーSSで思い出したが、昔飼ってた猫は我が家に長く飼われていた老犬ととても仲良しだったんだけど、私の弟か妹のどちらかが拾って来た駄犬に、仲良しの老犬に対するノリで甘えに行って咬まれたというか、下半身を飲まれた。

進撃の巨人巨人に喰われる調査兵団みたいな絵面だったが、猫は噛み千切られる前に逃げ出したので無傷だった。でもあの時はもう死んだって思った。

2016-08-11

進撃の巨人20巻 ネタバレ

エレン 超大型巨人からベルトルトを引きずり出す大手

ミカサ 鎧の巨人からライナーを引きずり出す大手

アルミン 超大型巨人の熱風で真っ黒コゲの焼死体になって死亡

エルヴィン隊長 獣の巨人の投石攻撃で腹に穴があいて死亡

リヴァイ 獣の巨人中の人を引きずり出す大手柄 でもうっかりミス中の人を取り逃がした上に自身も平地で多数の巨人に囲まれて大ピンチ

ハンジさん 生きてた ミカサナイスアシスト

ジャン アルミンより的確な判断をする手柄

憲兵団から移籍してきたオカッパ 見せ所もなく投石攻撃で死亡

調査兵団ほとんど、ベテランも新兵も投石攻撃で死亡

サシャ ミカサアシストを失敗するという失態のうえに瀕死の重傷

コニー ミカサアシスト成功させる手柄

ベルトルト 巨人の中から引きずりだされて手足チョンパされる

ライナー 新兵器でふっとばされる。死んだ?

獣の中の人 リヴァイにヤラれたけどかろうじて逃げる

2015-08-03

進撃の巨人を見てきたので、φ(..)メモメモ

原作と設定が違うなぁ。

壁で囲われた面積が狭くないか?壁が人類建設したことになってる。そりゃ規模も小さくなるわな。

憲兵団駐屯兵団調査兵団の説明が劇中でないな。

馬・馬車じゃなくて、車があるってどうなの。撮影原作の規模の馬を用意できなかったんだろうけどさ。

巨人の表情って原作では変わらないよな。なんか巨人感情があるような変化が見える。

とにかく、巨人さんのお食事映画だ。人体ってあんなに汁が垂れるの?

原作だと、訓練兵団でみっちり訓練されて、各兵団に配属。んで壁外調査なのに。

爆薬で穴開いた壁の上部を崩して埋めますって……瓦礫じゃ巨人が乗り越えてくるでしょうに。

なんで、おっさんはなぜ、巨人うなじエレンが埋まってるって知ってるのだ?原作だとどうなってたかな。

えーっと、エロシーンってあれだけ。足らん、足らんぞ~!

リンゴを食うのは……インド映画のあれですか?だからあんだけエレンが叫ぶの?

サーシャが餌付けされとる。

ハンジさんはよかったぞ~。

後編って、同じ時間伏線回収できるのか?

2015-08-01

映画進撃の巨人」観てきたよ!話はアレだけど、特撮が最高

映画進撃の巨人」見てきました。監督は「平成ガメラ」の特撮監督である樋口監督脚本は「あの」町山智浩さん、ってことで、かなり期待して見に行ったんですが…

話は突っ込みどころ満載

脚本というか、話は突っ込みどころ満載で、正直、調査兵団間抜け集団しか見えない描写が多々あって、かなりキツかったです。

エレン君、ミカサにゾッコンLOVEモード

映画では、原作以上にエレンは「ミカサミカサ!」とミカサに夢中です。たとえば、兵士ミカサの肩を掴んだだけでミカサに触れるなぁ(# ゚Д゚)!!(マジギレ)」と殴りかかるくらいミカサに執着してるんですね。

でも、「なぜエレンミカサにこんな恋心を抱いているのか?」が劇中で全くといっていいほど描かれていないし、二人が絆を深めるシーンもないので、エレン可愛い幼なじみに盛っている思春期童貞しか見えてなくて(実際にエレン童貞設定だと思いますが)。

原作では、「共に人殺しをしている」という特別関係があるからミカサエレン関係特別ものになっていますが、映画ではそれをパージしていますパージする事自体は悪いことではないと思うのですが、「人殺し」にかわる何かの要素を入れないと、「何でこんなに執着しているのか?」がわからず、単に盛っている思春期しか見えなくて、かなり残念な感じになっています

謎のNTR(ネトラレ)要素

エレンミカサへの恋心はかなりしつこく描写されるんですね。でも、第一回目の巨人の襲撃でエレンと生き別れになった後、ミカサは、立体機動を教えてくれたシキシマ隊長映画オリジナルキャラクター)と出来てしまっていて。

で、シキシマ隊長エレンに見せつけるように、自分のかじったリンゴを「お前も食べるか?うまいぞ」とミカサ差し出して、ミカサリンゴをかじるんですね。その間接キッスを見たエレンは「うわぁあああああああああああ!」と発狂いや、お前は童貞か!調査兵団の仲間が巨人踊り食いされてもそれなりに落ち着いていたのに、間接キッスで発狂する男、エレン。この男、童貞である

で、このNTRシーンがその後のシーンのカタルシスにつながるなら、ありだと思うんですよ。でも、全くつながってきません。正直、まるまるなかったとしても話は通ります

主人公を成長させるために主人公精神的に追い込むのは、少年漫画ではよくある手法ですが、NTRで追い込んでも仕方ないだろ!個人的には、NTRてズタボロになった男が自分の使命に目覚める話、大好きなんですけど、それは日常劇の話で、進撃の巨人みたいな話でそれをやられても「人が死んでんねんで!」しか思えません。

脚本家町山智浩さんは、早稲田大学時代に、彼女サークルの先輩に寝取られ経験があるそうで、podcastでも何度も語っていたんですが、それが関係しているんでしょうか。

巨人の前で乳繰り合うエレン

失意のエレン君。でも、すぐに調査兵団シングルマザーキャラクターが「あら、意外と子供なのね♡」「歳上は嫌い?」と迫ってきて、おっぱいを揉ませてくれます(この間、実に3分

エレン君もなし崩しにおっぱいをもんでしまう。いや、緊張感ゼロか!人が死んでんねんで!

まず、このシングルマザーキャラクターエレン君の関係それまで全く描かれていないので、「歳上は嫌い?」と迫ってくるのが、かなり唐突です。なんですかね、巨人が襲ってくる未来では、人類全員発情してるんでしょうか、そのくらいの盛りっぷり。

で、誘われるままにおっぱいを揉もうとすると、そこで巨人襲来。シングルマザーは服をはだけたまま踊り食いされてしまう。もうね、調査兵団が油断しまくりの間抜け集団しか見えないんですよ。

調査兵団間抜け集団

原作でも描かれていた「爆薬で開いてしまった穴を塞ぐ作戦」が映画の中でも実行されます。で、その爆弾は「人類最後爆弾」とされていて、これがなくなると、永遠に穴をふさげなくなるってしろものです。

けれど、その爆弾を積んだ車を謎の覆面男(非武装)にアッサリ奪われてしまう。なぜ奪われたかって?兵士が誰も車にのっていないからセキュリティどうなってんだよ!真面目に仕事しろ

覆面男に車を奪われたことがキッカケで作戦を失敗してしまうんですけど、なんていうんですかね「詰めが甘いってレベルじゃない」ので、正直、見るのが馬鹿らしくなりました。

序盤の巨人襲撃でミカサエレンは生き別れになってしまうんですね。で、再開すると、ミカサエレンにそっけない態度をとる。

ところどころのシーンが死ぬほどダサい

あと、脚本問題をいうと、ところどころのシーンが死ぬほどダサい問題があります

たとえば、壁に囲われたつかのまの平和辟易しているエレン君が不発弾を何度も蹴り飛ばすシーンがあって。そこで、最後不発弾を見てエレン君が「俺もこいつと一緒だ…」って言うんですね。いや、それ口で言わなくてもわかるよ!口で説明しなくても、意味ありげに不発弾にあたりちらす、現状に不満を抱えた男がいれば「俺もこいつと一緒だな」なんて言わなくていいから。こういう「説明過剰」の脚本町山智浩さんは何度も批判してきたと思うんですが、忘れちゃったんでしょうか。

あと、悶絶したのがミカサとシキシマ隊長リンゴを食べるシーン。シキシマ隊長サタン意識していると町山智浩さんがおっしゃっていたので、ミカサリンゴをすすめるシーンは「エデンズアップル」のメタファーでしょう。(町山智浩さんは失楽園構造物語を語るのが大好きだから

いやさぁ…いまどきリンゴを「エデンズアップル」のメタファーとして描くって、ダサすぎるよ!手垢つきすぎて垢太郎をつくりだせるくらいじゃないですか。そこをドヤ顔リンゴをシャキッと噛むカメラ目線のシキシマ隊長が出てくるもんだから、もう悶絶ですよ。

原作ファンは憤死する可能性があるので見ない方がいいかも

事前にアナウンスされたように、原作とは「壁に囲まれていて、巨人が襲ってくる」「キャラクター名前」くらいしか一致していないので、原作の「あのミカサ」「あのアルミン」を見たい人は、本当に行かない方がいいです。

エレン巨人に変身できる理由などの重要設定も、原作とは大分変わっていて、原作真理教の人は「原作とちがう!」のラッシュで憤死すること確定なので、「巨人が出てくる映画」として見ることができない人は見ない方がいいと思います

でも、抜きどころがあればOK

で、色々と突っ込んできたんですけど、上のようなことなんて、全部どうでもいいことなんですよ。リアリティ詰将棋をやっても映画面白くなるわけじゃないし、矛盾がなければいい映画かっていうと違う。

突っ込みどころがあっても人の心を掴む映画はいくらでもある。たとえば、ブルース・リードラゴンシリーズなんて、映画としての出来はイマイチだけど、ブルース・リーアクション一発で、世界中男子の心を掴んだわけじゃないですか。

から、どんなに突っ込みどころがあっても、映画としての「抜きどころ」があればOKなんですよね。

じゃあ、この映画の抜きどころはどこか?もちろん、「巨人人間踊り食い」「立体機動装置アクションシーン」「エレン巨人vsモブ巨人」じゃないですか。

この3つがよくできていれば、エレン君が嫉妬深い童貞野郎でも、調査兵団職務中に乳繰り合う間抜け集団でも、何でもいいんですよ。この3つがよくできていれば。じゃあ、この3つはどうだったか

巨人人間踊り食いはかなり頑張っていた

序盤のシーンで、人類の築いた壁が超大型巨人によって破壊されて、その穴から巨人が侵入してきて、人類踊り食いされます

進撃の巨人といえば、このシーンですよね。このシーンはかなり頑張っていた

特撮CGを上手く融合させた巨人ビジュアルは、原作巨人が持っていた「妙なゆがみ」をしっかり再現できていて。人間ではあるんだけど、人間の理とは違う生き物である巨人の不気味さを、実在感を持って表現できていて、心を掴まれました。

あと、踊り食いですね。PG12指定なので、残酷表現には限界あるかな‥と思っていたんですが、しっかりグロをやりきっている。人間が噛みちぎられたり、引きちぎられる、原作絶望感が映像でも再現されていて、持ってかれます。血もバンバン出るし、身体もバンバンちぎられるので、オジサン、大満足!

立体軌道は「CGの上でワイヤーで動いてます」感がすごかった

みんなだいすき、立体機動装置アクション。これはどうだったか

個人的には「かなり残念」だと思いました。なんていうんですかね、巨人CGを背景にワイヤーで移動しています感が凄くて、実存感や浮遊感が足りないというか。

製作陣は「スパイダーマン」の飛翔アクションくらいのクオリティ意識したそうですが、映画スパイダーマン」の跳躍シーンほどの、躍動感、スピード感、開放感は全然ないです。

CG合成が上手くないのか、背景から動きが浮いていて、スパイダーマンのような「市街地蜘蛛の糸でかけめぐってる!」ってリアリティ全然伝わってきませんでした。なんだろう、「ツィーーーー」と移動している感じ。

もちろん、邦画としては頑張っている方なんでしょうけど、満足のいくものでは到底ないと思います

エレン巨人vs巨人だけは最高

でもね、でもね、これだけDisってきて、僕がこの映画を嫌いになれないのは、ちゃんと抜きどころがあるからなんですよ。

この映画原作のように、エレン君がハイパー巨人化してモブ巨人駆逐するシーンがラストにあるんですが、このシーンが最高で。さすが平成ガメラ樋口監督、素晴らしい仕事ぶり。

エレン巨人も他の巨人特撮中心に使ってとってあるので、「存在感」「重量感」がある。ここを安いCGだけでやってしまうと、どうしても「ペラい感じ」「ゲームムービー感」が出ちゃうんですけど、特撮なので、パンチやキックの重み、衝撃がスクリーンを通じてビシビシ伝わってくる。

かつ、最新の編集技術で、とろくなりがちな特撮バトルがスピーディーになっているし、血しぶきのエフェクトクール。それまでのイライラが溜まっていた分、「やれ!駆逐しろ!」とアドレナリンどくどくですよ。

重みだけでなく、スタイリッシュさもあわせもつこのシーンは、新しい和製怪獣映画の名シーンとして、平成ガメラ渋谷崩壊レベルには語り継がれるくらいの出来だと思いますラスト怪獣映画としての出来はすさまじいので、特撮映画ファンなら絶対劇場に足を運ぶべき。

文句を言うのは見た人だけの特権

たぶん、これから進撃の巨人について、「突っ込みどころ満載!」とか「原作崩壊!」みたいなレビューがわんさかあがってくると思うんですよ。でも、それで「ふーんクソ映画なんだ(鼻ホジホジ」とわかった気になるのは、人として本当にダサいし、やめた方がいいと思う。

あのな、オレは1800円払って見たか文句言ってんだ。貶してんだ。1800円も払わずに、ネットレビューだけ見て、見た気になってこの映画を貶す奴は俺がぶっ殺す。あと、こういう特撮映画DVDで見て「なんか迫力いまいちだったね」とか言う奴も俺がぶっ殺す。

進撃の巨人若い人なら誰でも知っている超人作品だし、「意外と健闘してた」でも「クソ映画だった」でも話のネタにはなるし、議論できるので、それだけでも劇場に見に行く価値はあると思います。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

2014-12-21

めざせ憲兵団

親会社が抜殻方式事業持株会社と吸収分割の子会社に分かれた。

当然、後者移籍した人たちはおもしろくない。

それをもともと子会社にいた私にこぼすのも変だけど、ぶっちゃけざまーみろなわけです。

親会社子会社待遇の間には深い谷があるわけで、給与賞与福利厚生もその他もろもろもガッツリ違う。

どのくらい違うかというと、親会社の3年目と子会社10年目で基本給が変わらないとかそんな感じ。

子会社過去最大の利益を出しても親会社利益が出なかったからと賞与を据え置かれ、

親会社が増収増益で景気のいい配当を出していても子会社利益が少なかったからと賞与を据え置かれ。

そもそも子会社役職クラスはほぼ全員親会社の出向者とか。終わってる。

進撃の巨人を見て笑ってしまったけれど、親会社憲兵団子会社調査兵団駐屯兵団ですかねーw

から就活生はがんばって親会社に入れ。

ものすごく出来のいい人はベンチャーとか起業とか頑張ってもいいけど、

レールの外を走るのは、レール以外のところを走れる人に任せておけ。一般人には難度が高い。

ものすごくでもないと思ったらできるだけ上層の会社に入れ。

入るとき給与はそれほど変わらないかもしれないが、そのあとがぜんぜん違うから

あと、B2CよりB2Bは見えにくいが規模は大きい。自分生活から見える企業だけを相手にしていないか?

私はまた週明けから愚痴を聞き流す修行だ。心の中ではざまーみろと思いながらw

2014-09-12

進撃の巨人元ネタネタばれ注意>

都市と星」アーサー・C・クラークなんですね。

あらすじ

遙か未来銀河帝国崩壊によって地球に帰還することを余儀なくされた人類は、誕生・死さえも完全管理する驚異の都市ダイスパーを建造、安住の地と定めた。住民都市の外に出ることを極度に恐れていたが、ただひとりアルヴィンだけは、未知の世界への憧れを抱きつづけていた。そして、ついに彼が都市の外へ、真実を求める扉を開いたとき世界は……。20世紀SF界の巨匠が遺した、『幼年期の終り』と並ぶ思弁SFの傑作、待望の完全新訳版。

http://www.amazon.co.jp/dp/4150117241



巨大な壁に囲まれ都市

都市の外への恐怖を人工的に埋め込まれた住人たち。

都市成立以前の過去歴史記憶から自然に断絶された異常な世界

外の世界へあこがれ閉ざされた街から脱出を企てる主人公

都市ダイスパーが極度に科学技術が発達した永遠都市であるというSF要素をひとまず脇に置いておけば

ほとんどそのままじゃないか、という印象すらあります

決定的な点がもう一つ「都市と星」の主人公名前、「アルヴィン」です。

この名前は「エルヴィン」と「アルミン」に分裂して進撃の登場人物に引き継がれていますから、作者にはこの二人に仮託した何かがあるんじゃないでしょうか。

考えてみればエルヴィンとアルミン、共通点が多いです。

  1. トリガー

作中で外の世界へ行きたい、という強い憧れと自分の欲望に周りの人間を引きずり込んだのが彼らです。

アルミンがいなければ、他の主要登場人物エレンミカサが外へ行く動機付けはなかったし、アニメにも出てきたあのシーンで外に出てきたりもしなかったでしょう。

エルヴィンに至ってはさもあらんや。調査兵団が何人彼に連れられて壁の外に行き文字通り帰らぬ人となったでしょう。

  1. 目的を達成するために人間性を捨てる

エルヴィンの一番の理解者はアルミンとまでは言いませんが、(解説役として)真っ先にエルヴィンの非人間性を見抜いたのはアルミンでした。

59話の童○卒業展開も含めてアルミンはどんどん成長してエルヴィンに近づいていく様子。

  1. 中央への反発

アルミンは憲兵団の主導で巨人侵攻の翌年に敢行された領土奪還作戦に従軍した両親が死んでおり、エルヴィンも父を中央憲兵に殺されているという共通点があります

実際のところ、二人とも他のキャラクターと違って敵は巨人ではなく中央政府だと初めから考えていた感があります



都市と星の主人公アルヴィンは故郷地球を遠く離れた銀河の中心で、自分の帰る場所はやはり地球である悟り自ら脱出した星に帰ってくるわけですが、

エルヴィンとアルミンは果たしてどういう結末にたどり着くのかどうか、というのが終盤にさしかかる進撃の巨人の注目ポイントではあるかも知れません。

個人的にはエルヴィンはどこかで死んでアルミンがその意思を継ぐ展開ではないかと思います

話的にはアルヴィン役が二人いたら片方死んでも問題ないですからね。

追記

巨人存在はその作品の何が該当するの?」

肝心なこと忘れてました。

都市と星には巨人は出てきません。

巨人に該当する存在としては「侵略者」というのが出てきます

都市と星」の都市ダイスパーでは「侵略者」は銀河系に進出した人類駆逐地球に追いやったということが伝説として言い伝えられており

その伝説によると、地球に逃げ帰った人間と「侵略者」は契約を結び、地球から出ないのなら人間を滅ぼしはしないという協定を結んだということになっています

そうであれば都市からでることは問題なさそうですが、侵略者への恐怖から都市の外を見ることさえ忌避しているというのがこの話の普通都市生活者です。

侵略者あくま伝説であり、その「侵略者」の正体が何だったのかというのもお話ポイントにはなってきます

個人的には「侵略者」は都市の外部へ行くことへの恐怖の象徴、として物語に配置されている印象があります

「他にも似たようなのたくさんあるのでは?」

個人的には「僕と君の間に鈴木 央とかを思い出してました、

「大きな壁の中と外」は読んだことがないです。面白そうですね。

ほか考えたんですけどあんまり思いつきません。

星真一とかが書いてそうだなあと思いますが、だとしても星真一が都市と星を知らないわけがないので、その元ネタということになります……

ていうか閉鎖系ユートピア(デストピア)物で「壁」に囲まれた街って設定って有名どころが全然思いつかないんですが、そういう設定のものって全部元ネタ都市と星」じゃないですかね。(宇宙船物で起源の失われたユートピア的な話は調べたらハインライン元ネタじゃないかと)


古典だと、必然的に似たとか孫引きってことも良くありますが、読んでみたらわかりますがこれについては「それはないです」

進撃の巨人元ネタガリバー旅行記だ」みたいなレベルじゃないということです。

ありきたりな設定がしかしいくつも一致しているということと、都市と星の主人公名前の類似した進撃の登場人物志向の一致と物語中の立ち位置の完全な一致。

少なくとも作者が参照していることは間違いないでしょう。

2014-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20140305212004

進撃のいばらぎ

調査兵団に入って・・・

 とにかくいばらき

 ぶっ殺したいです

今度はオレたちの番だ

 今度はオレたちは・・・

 いばらきを食い尽くしてやる!!

私はとうに

 いばらぎ復興の為なら

 心臓を捧げると誓った兵士!!

 その信念に従った末に

 命が果てるのなら本望!!

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