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はてなキーワード: こだまとは

2020-06-27

anond:20200627100402

ひかりこだまだけでいいとは思うけど、そのひかりこだまの本数が少ないのが問題なんだよ

それも結局かなりの部分で、静岡を通過する形での新幹線による移動需要が大きすぎることに起因するわけで

更新幹線自体を大規模に拡充とかできなくなった今となっては別路線に振り分けるって動きが出るのはある程度はは自然だと感じる。

2020-06-11

死んだ猫の重みを知る人へ

 この世界人間は二つに分けられる。死んだ猫の重みを知っている人とそうでない人である

 数年来の友人に向けてこの文章を書いている。あるいは、見せずにしまっておくかもしれないけれど。


 この話を始める前にまず記憶というものについて書いておきたい。人間にも二種類いるように、記憶もまた二つに分けられる。つまり、忘れても思い出せる記憶と、忘れてしまったきり思い出せなくなる記憶である

 どんな記憶忘却可能性を含んでいて、それがいか尊い記憶であれ、厳然と忘れられうるのである

 とは言え、尊い記憶は大体忘れた後でも思い出せるものだ。例えばそれは親愛なる友人に関する記憶だったり、あるいは情愛を抱いた誰かに対する記憶だったり――そういう類だ。

 これから話す記憶は――意外だと思われる人もいるかも知れないが――恐らく後者に分類されるものである。死んだ猫の重みに関する記憶は(少なくとも僕にとっては)、一度忘れしまえば二度と思い出せない記憶である。つまり、その記憶は僕の人生においてそこまで重要記憶ではないということになる。

 あるいは、死んだ猫の重みを人生最後まで引きずっていく人もいるのかもしれないけれど、僕がこの世界からいなくなる時に、多分、死んだ猫の記憶は僕の傍にはいない。


 人生というのはタフなもので、多くの場合予断を許さない。例えば、猫は前触れなく死んでしまう。そこに救済は存在しない。

 猫は突然死ぬ

 重要命題である

 だからこそ、我々はタフにならなければならない。タフな(きつい)人生に耐える為には、我々自身精神的にタフにならなければならないのである

 して、タフな人生を生き延びるために重要資質とは何だろうか?

 僕が思うに、恐らくそれは一種判断能力である。つまり重要もの重要でないもの区別する為の判断能力である

 この世界において、重要もの重要でないもの比較すれば、前者は圧倒的に少なく、後者は圧倒的に多い。これは考えるまでもなく当然のことである重要ものが我々の前に際限なく溢れ返っているのであれば、我々の人生もっと救済に満ちたものになる筈だからだ。でも、現にそうなってはいない。人生における重要事物は泥の中の砂金と同じである。それは、恐らくは多くの人が感じていることだろうと思う。

 そう、我々が人生を全うする為にもっと重要能力は、数少ない重要物事出会った際に、その重要出来事を迷わず掴み取る能力なのである

 タフな人生を本当に生き切る人間に備わっている素質は、恐らくはそれだ。彼らは汚泥の中の砂金を迷わず掴み取り、幸運の女神の前髪を毟り取らんばかりに握る。僕も、そういう人間になろうと日々心掛けてきた。この世界に溢れ返る物事の中に、ほんの僅かに存在している、かけがえのない事柄。あるいは、溢れ返る人々の中に存在している、かけがえのない人々。そういう人(もの)に出逢えば、できるだけそれを失わまいとしてきた。

 人物だけではない。記憶に関しても同様の態度を取ってきた。

 我々の心の中には無数の記憶存在している。その多くは、断言するに無意味記憶に過ぎない。病院記憶体育館記憶商店街記憶――はっきり言って、その殆ど無駄記憶だ。重要記憶というものは一握りしか存在していない。

 我々の人生には限りがある、その限られた人生の中で、無意味記憶無意味な情愛を注ぐことだけは避けなければならない。情愛を注ぐべき人を選び、情愛を注ぐべき記憶を選別すること――自分にとって重要ものを、重要でないものの中から選び抜くこと――それが本当に大切なことなのだ。だから、我々は、警戒しなければならない。一見重要であるように装っておきながら、実際には全く我々の人生無意味事物……そういうものへの執着を捨てなければならないのである

 書いていて思うが、幾分このような視点には屈折の気配がある。勿論、それは自分でも分かっている。でも、やはり我々の人生は貴重なものであり、貴重でないものと触れ合うことで、その輝きを鈍らせる必要はない――そういう視点が一抹の正しさを備えていることも、また事実なのだ

 はっきり言おう。

 これから語る記憶は、決して僕の人生重要ものではない。むしろ、どうでもいいものなのだと。

 

 大した記憶ではない。

 道の真ん中で白い猫が轢かれていた。静かな初夏の日和だった。

 その肉体の損傷は一見して分からなかったが、恐らく内臓が酷く傷ついたのであろう、鮮血が周囲には広がり、血溜まりを作っていた。既に絶命していた。絶命してからどれくらい時間が経ったのだろう? 正確なところは分からないのだけれど、多分一時間と経ってはいるまい。白い猫はまだ綺麗だった。制限速度の高くない、幹線道路から外れた細い道路だったことが幸いしたと見え、多くの運転手ゆっくりと車を走らせていた。つまり道路の真ん中で横たわる猫を、更に醜く変形させる前に、彼らはハンドルを切ることができたのだ。

 猫は口と目を半開きにしていた。その筋肉運動はとっくに停止している。

 僕は当時学生で、自宅への帰路にあった。青々と晴れた日だった。白い猫の横を自転車に乗って通り過ぎる時、僕は猫のことを横目で見ていた。

 通り過ぎる。

 川沿いの道を走り、こじんまりとしたアパートに辿り着く。駐輪場自転車を停め、アパートの裏手へと回り込むと、階段を上った。

 階段を上る度に、カンカンと乾いた金属音がこだまし、やがて僕は二階の自室の前へと辿り着いていた。

 鍵を開け、扉を開け、自室へと体を滑り込ませる。

 薄暗いアパートの自室はひんやりとしている。

 猫のことしか頭になかった。アパートからその猫のいる場所までは数百メートル距離があって、僕はあらゆる意味当事者ではなかったにも関わらず保健所に連絡をした。住所をある程度正確に伝えて、電話を切った後にキッチン棚を漁り、そこから掃除用のポリエチレン手袋を取り出した。

 再び自転車に乗って猫のところに向かった。数百メートル距離時間はそれほど掛からず、辿り着いた時にも猫は最初のままの姿勢を保っていた。相変わらず見える範囲には傷一つなかった。

 僕は歩道自転車を停めて、車列(鮮血を目の当たりにし、おっかなびっくりハンドルを切って迂回する車列)が十分に途切れたタイミングを見計らって、猫のところに駆け寄った。それで、僕は猫の脚を掴んで、車に轢かれる心配のない路端へと引きずった。

 そう、引きずったのである

 抱きかかえた訳ではない。単に引きずったのだ。鮮血が道路に擦れて跡を作った。猫の頭部がごろりと動いた。

 猫は筋肉が弛緩した所為か失禁――脱糞していて、その茶色の飛沫がポリエチレン手袋に付着した。

 そこには愛情は無い。僕の人生残留するべき温かい思念というもの存在していない。

 だから、この記憶は決して僕の中に残留し続けることはないだろう。人生のいずれかのタイミング忘却され、その後決して思い出されることはないだろう。

 僕は猫にそれ以上傷ついてほしくなかっただけである

 猫が道路の上でぐしゃぐしゃになっている姿を見たくなかっただけである

 ある種の同情みたいなものはあった。でも、それは決して愛情ではない。僕は見ず知らずの猫に、しかも既に生命の無い猫に、愛情を抱ける類の人間ではない。

 僕は猫を引きずって、車に傷つけられる心配の無いように、路側帯の辺りまで移動させると、手を離した。そして、そのまま保健所の車がやって来るのを待ち続けた。

 初夏の晴れた静かな日和である。時折、眼前を通り過ぎる車の運転手がギョッとした顔で、猫と道路中間辺りから続く夥しい血痕を見遣るだけである。僕は猫から少しだけ距離を空けて、たまに、盗み見るように視線を向けた。本来当事者である近所の主婦達が歩道で、遠巻きに何かを話している。さっきの僕の行動を彼女らは全て見ていた。

 やがて、彼女らの内の一人の若い主婦が僕のところにやって来て、保健所には一応連絡したんです、と言った。僕は短く返事をした。

 彼女は元の場所に戻っていって、相変わらず主婦達と何かを喋っていた。僕は、その場で保健所の到着を待ち続けた。


 やがてやって来たのは、ゴミ処理車であった。内部に回転する鉄塊こそなかったものの、それは紛れもなくゴミ収集車だった。

 この後の描写についてはあっさりしたもので、その車中からスタッフ二名降りてきて、主婦らに挨拶をした後に黒いビニール袋を広げ、手早く猫をその中に入れた。そして、車両収集スペースにその袋を入れると、瞬く間にその場から去っていった。

 僕はそれを見届けた時にやけに安心したのを覚えている。これで、道路の上にもんじゃ焼きのような物体が出現する可能性はなくなったのだと、そう考えていた。僕はそのまま自宅に戻り、猫の糞の付着したポリエチレン手袋を処理した後で、日常ルーチンへと戻っていった。


 多分、この記憶は僕の人生残留することはないと思う。単純に、この話の主旨は、僕が死んだ猫の重みを知っているという、そのことを主張する他にない。教訓と呼ぶべきものはそこにはない。

 しかし、それはあくま一般的な教訓に限っての話だ。僕個人の、個人的な教訓に関しては、少しばかりはあるかもしれない。


 多くの場合、我々の性向とか心の働きのバイタルな――欠くことのできないほど重要な――部分に作用するのは、僕がここまで延々と語った記憶の類ではなく、誰かへの愛情記憶であり、誰かから愛情記憶である

 そういうものを欠くと、我々のバイタルな部分は鈍化する。必要以上に鈍化し、何らかの問題を引き起こさずにはいられなくなる。記憶というものを二種類に大別した時に、我々の性向に最も強く、最も好影響を与えるのは、明らかに「思い出しうる」方の記憶だ。そのことに疑いはない。

 とは言え、最近の僕は少しだけその考え方を改めることになった。

 これまで僕が延々と語ったこ記憶は、凡そ間違いなく僕によって忘れ去られるだろう。そして、二度と思い出されることはないだろう。このテの予想が外れることは僕に限ってまずあり得ない。この記憶は僕のバイタルとは無関係なのだ。この記憶によって僕が行動を規定されたり、何らかの関連行動に走るということは――この文章を書いていることを除けば――まずあり得ない。僕にはそのことが手に取るように分かる。

 でも、と思うのだ。

 この記憶は、翻って言えば、忘れられるまでは僕の記憶に残り続ける(トートロジー的な文章だ)。僕は、そのことに少しだけ意義を感じてしまいそうになるのだ。

 記憶には二種類ある。忘れられた後に思い出しうる記憶と、そうでない記憶である。前者に比べれば、この世の中においては後者記憶の方が圧倒的に多い。この世界殆ど記憶後者、つまり他愛のない記憶によって構成されていると言っていい。それらは例外なく忘れ去られる運命の途上にある。

 それでも、と僕は思う

 その記憶は、忘れ去られるそのタイミングまで、じっと待っている。

 僕の記憶の中で息をしている。

 猫の視線の色を、僕は今のところ忘れていない。奇妙に硬直した、黄色い瞳。

 多分、僕の記憶の中に、未だ留まっているところの猫は、待っているのだろうと思う。

 僕が猫のことを忘れ去るその時を。

 じっと、誠実に、待っているのではないかとそう思うのだ。

2020-06-05

最近増田でもよく見るようになったエコーバーチャンって誰が流行らせたの?

から有る言葉なのは知ってるけど最近なんか流行ってるよね?増田から一人が言ってるだけかも知れないけどブクマカも使い始めてる。

そもそもエコーバーチャンってなんなんだ?エコーと聞くと音波とか反射とかそんなのを連想してしまう。ググったら「こだまやまびこ。更に広く、反響。」と出た。

そしてバーチャン。バーチャンはまあバーチャンだろう。チャンバー業界用語風の言い方という見方もできるがさすがにそんなアホな読み方が流行るわけはなかろう。

まりこだまするバーチャン。バーチャンの知恵袋世代を越え世にこだまするのだ。

バーチャから逃れることはできない。

2020-05-25

プロ野球無観客試合など生ぬるい

時代は無規則試合

すなわち、ルール無用悪党正義パンチをぶちかましてお前もルール破ってるじゃねーか的なカオス展開から前代未聞の無選手試合へと収斂し、球場審判の判定を叫ぶ声だけがこだまする謎の試合の果てにマジック点灯

2020-05-19

anond:20200519021342

直訳すると「こだまの部屋」。

自分の声に影響された誰かが発した言葉を聞いて、やはりみんなそう思ってるんだ!みたいになる現象ね。

はてなユーザー同士の相互影響が長く蓄積しすぎて、「異質な他者の声」を聴く装置としては機能不全になったるってこと。

2020-05-12

今更ながらコナンゼロ執行人(金ロー版)見た感想

名作傑作と言われている割には響かなかったなあという駄文

アニメにおけるCG描写が苦手

青山作品はかつてハマってコナンは50巻近く、まじ快は3巻まで、YAIBAは全8巻のうちの真ん中の一部以外は集めた。

劇場版コナンは全部見たわけではないが、こだま作品、銀翼、紺青が好き。確か水平線上、鎮魂歌、純黒は見た。

相棒科捜研の女は多分見たこと一度はあるとは思うけど、よく見てて好きだったシリーズとしては記憶してない。100の資格を持つ女や紅蓮次郎法曹系の女主人公のが好きだった。

警察組織については詳しくない。司法組織も詳しくない。

~~

 正直これコナンでやる必要あるかなと思った。ベイカー街の亡霊と同じくやりたい題材のために、名探偵コナンを利用した匂いがした。問題は、ベイカーはコナンファンホームズファンの中でも賛否わかれるところはあっても一般受けは良く対象あくま子供であるのに対し、執行人は対象大人で一応コナン推定ファンの年齢層だろう子供を捨て去っている節があった。正直良い意味で心動かされたのが、①毛利家(園子緑さんも含む)の描写、②少年探偵団がストーリー意味があって足手まといではない、③ポアロのお姉さんの変なジェスチャー、④カーアクション電車の側面を走るところ、⑤博士が有能(クイズだけや場所や道具提供だけではない)……くらいしか思い出せない。あと車のCG結構目に入った。

~~ベイカーは「現実ゲームのように甘くない」っていう最後のが言いたかった題材と思う。今だったらアンチゲーム大人に都合よく使われそうな雰囲気がある。今の価値観でみるとゲームを軽んじているような説教臭さを感じる。

~~

 まず、ストーリー燃えるところがあまりない上に大人向けで暗い。公安警察が元警察官で、現有名探偵(背後のコナンという強力な協力者が目当て)とはいえ一般人を巻き込んで拘束するようなことはどうなんだろうと思う。警視庁地方警察所属警察官を好感の持てるキャラクターに描いてきた本シリーズにて、公安関係者キャラクターとして好感が持てなかった。公安歴史を考えれば好感を持てないキャラクターというのは考えられることではあるが、純黒の風見のあまり無能さにキュンとしただけに残念に思った。すべての元凶公安といってもいい物語であったが、燃えるところが少なく、対象大人だけに振り切らないでほしかった。犯人動機が協力者を失うことになった公安復讐するためであるが、犯人も協力者もコナン安室自身正義の上で行動している。正直安室登場後のコナンに関してはあまり正義を問われたくないが、正義は一つではなく難しいものであるだけにコナンでやるのならストーリー自体もう少しは明るくした方がいいのではないかと思う。公安という立場をメインに出してきただけに難しいものではあるが、あまり視覚物語的暗さになんだかなという気分でいっぱいだった。正直自家用テレビで見たが、夜設定とはいえ画面的にあまりにも暗いと感じた。またゲストキャラクター(いつもの芸能人枠)の弁護士の方のラストシーンで激昂するところがあるが、彼女もそれまでに公安の協力者として暗躍する中で監視していた対象に惹かれたものの、事件が起こり協力者に協力を頼んでいた中で自殺される。そのまま協力者を続けていたら実は公安によって、自殺していたとされていた恋人は生きてましたなどという自身判断によるものであれど公安人生を振り回されているのは、哀れみの感情をいだいてしまった。しか彼女も暗さを増長した一因である

~~

 次に犯人サイドの事情や処理に面白みがないなと思った。ここでは犯人の協力者は含むとする。推理モノやサスペンス個人的に楽しみにするのは、犯人動機が大きい。犯人犯行を起こす動機が、同情する余地があったりカリスマ性があれば正直娯楽として好きになってしまう。犯人の処理もそうだ。ただ今回の犯人周りはつまらなかった。犯人上司に対して火傷負わせ他のが犯人と分かったときはよくやったと思ってしまったが、協力者の生存を知らされて諭されてすぐパスワードを言ってしまったりコナン言葉にすぐ諭されてしまったりというのは、尺の問題が大きいかもしれないがやった規模や抱えていた自身正義に対して描写が薄いなあと思った。協力者の方は結局自分正義感に酔いすぎて就職できなかっただけで死んだと思ったらなんだかんだのうのう生きてたし、あと正直ミスキャスト演者に対してキャラが抱えているものが大きすぎて演者が頑張っている分ちょっとなあと思った。おそらくもっと丁寧に描写されていたら協力者の生存に残念だとは思わなかっただろう。正直犯人サイドのキャラクターとしての描写あんなに有名作なのだからもう少し掘り下げしていると期待していたために残念に思った。犯人よりも公安傍若無人さの方が印象に残り、それがクライマックス燃え上がるはずのところでうまく自分には火が付かなかった。

~~

 またクライマックス少年探偵団が活躍するところと安室コナン活躍するところがある。少年探偵団が足手まとい過ぎない(足手まといの例:水平線上)、灰原が原作スペックから考える必要以上に出しゃばらない(一応薬学が専門のはずなのに薬学以外で博士よりも活躍している場面など)、博士が有能(ただの見守るお爺さんや道具・場所クイズ提供者じゃない)など個人的には好きだと思った。ただ、何も知らされずに衛星探査機子供たちが迎撃するというのはどうなんだろうかと疑問には思ったが。目暮警部をはじめとするいつもの警察関係者ポーズに近いのもあるとは言えど、子供に危ないことをさせないために止めるのに慣れているだけに、博士以外ためらう姿が絵として見られないのが少々残念に思った。まあコナン・灰原以外の事情を知る大人公安関係者だけなことはあるために納得は行くが。今回は探偵たちの鎮魂歌のように実は危険な目にあっていたし、その状況を対処したのは少年探偵団という描写だった。彼らなら事情を知ったうえできちんと対処できる(例:天国)という期待があっただけに、実は自分たちで破壊した探査機を間近で見られなくて悲しむ姿に言ったうえで協力してもらってもよかったんじゃないかなと思った。

~~

 毛利家の描写(園子緑さん含む)は結構好きだった。近年のコナン映画は蘭にとりあえずアクションさせ、雑でも新一と叫ばせればいいという個人的偏見がある中新一を必要とする理由おっちゃんの逮捕)がわかりやすく、コナンから蘭への愛情ちゃん尊重している(安室コナンから蘭への感情言及している)など、蘭の扱いがラブコメ中心ではない映画にしては良いと思った。純黒の蘭の存在意味が無に近いのを最近見返したので、思っていたよりはよかった。コナン映画といえば蘭に精神デバフをかけるのが恒例ではあるし、よくそれで叩かれている(空手強いのに騒ぎすぎとか)のを考えると新しい精神的負荷のかけ方だと思った。小五郎を蘭が疑うというのは14番目の標的でもあったが、今回は異例の起訴という事態に陥っているため精神的に弱っても不自然ではないと思う。妃さんも身内には弁護できないという状況でおっちゃんのことを考えているのが伝わってきてよかった。エンディング毛利夫妻はやっぱりこうでなくちゃと思った。園子は不安な欄に付き添ってあげているいいやつだし、緑さんも毛利家のことを思っている(正確には妃さんのことだろうけど)し、色々と手助けしてくれたりしてよかった。正直毛利家がこの映画視覚的にも物語的にも癒しとなっていたところあった。

 あと途中で車が泣き顔に見えるほどズタボロになっているのがかわいそうだけど、頑張ったねって感じで好き。カーアクション電車と真っ向から衝突し、電車の側面走ったりと本当お疲れ様だった。最後はもう廃車確定なのかもだけど、MVPは君だったよ。

~~まとめ

 総括すると、「名探偵コナン」の傑作として持ち上げられていた割には基本的物語が暗くてスンって気分でいた時間が多かった。ベイカーみたいに「名探偵コナン」としては異色という認識だとしても、それまでの認識していたコナン像と違ってたぶん困惑しただろう。これがコナンでなければもうちょっと先入観に踊らされることなく、楽しめたのかな。正規駄作とまでは言わないけど、公安警察方面に明るくもなく、コナン知識に自信があるわけでもない身としてはもうちょっと説明が欲しいなと思った。例えば、なぜ犯人共犯者を選んだのか、共犯者自殺した()あとどうしていたのか、コナンスマホに盗聴アプリを仕込まれいたことを博士に調べてもらって知っていたのなら調べてもらう際にバレなかったのか、NAZUは侵入された後に犯人によってパスワード変更されるまで(された後も)何もしなかったのか、警察公安)以外の省庁のお偉方が無能に見えたけど本当に何もしてないのか、犯人上司公安検察の人)が結構嫌なだけの不美人に描かれていたけど何か信念とかはあったのか、あのあと女弁護士はどうなるのか、あたりの説明は欲しいなと思った。小説を読めばいいのかもしれないけど、こだま時代の疑問点はあっても雰囲気とかでだいたい満足みたいなのに慣れすぎてて手を積極的に出す気にはなれないんだよなあ。世間評価のわりにあんまり響かなくて残念だった。安室というよりも公安の降谷を見るための映画だなと思った。だけど映像アクションごまかすんじゃなく、降谷という人についての描写をもうちょっと色濃くやってくれたら今よりも好みの作品になってくれたかもしれない。

2020-05-09

今日の雑ポエム

から星を奪ったのは私です。

Wi-Fiが張り巡らされた街中で生きたいと願った私と、誰かのせい。

どんな夜でも、薄絹の白いヴェールを被せたよう。

心にも止まれ標識があればいい。

胸中に溢れるものどもを、止める事などできやしないのに、

何かを願って、今日も顔を上げ空を見ます

安らぐときなどひとかけらも無いこの街の中で、プロパガンダは人の熱量を感じるのは今では無いと説き伏せる。

人が消えた街で、誰かの声がこだまする。

私も、いつ自分叫びだすか、もうわからない。

明日も見えぬ日々の中で、確かなもの心音だけ。

拍動する自分。鼓動する、私。

私は、在る。

明日消えても良いと嘯きながら、

生きようとかじるトーストは、

どこか苦くてそれでも美味しい。

2020-04-30

医療現場が大変だ」というけど

こちらは、しがない看護師をしててさ。

当科は最前線の科じゃないと思うけど、それでも仕事煩雑さは増し、プレッシャーは強くなっている。

モノはない。本当にない。

リロードしても弾が装填されない状態

そりゃ、まあ、確かにヤバい状況にはなっている。

でも、そこまでなんだよ。

たぶん、我々より、飲食業の人たちの方が大変なのではないかと感じる。

私達医療者より、彼らの方が「生きるか死ぬかの状況」に追い込まれているのではないか

「お互い、辛さを抱えながら、やりすごそう。辛抱しましょう」とか、私は医療者同士では言える。

だけど、とても飲食業勤務の友人には言えない。

緊急事態宣言の延長が決まって、いよいよ。

コロナでなく、お金が足りないことできっと多くの人が死ぬ

私はこの看護という商売しか知らない。

自分が生きるためには、この仕事をするしかないと思っている。

危なくてもしょうがない。

逃げろなんて言われても逃げられない

だって、この商売しか知らないから。



私は、自分よりも、もっと悲惨なひとを思い浮かべて、辛抱する。

辛抱できるように工夫する。


私の頭の中には、間黒男が言った「それでも私は ひとをなおすんだっ 自分が生きるために!!」というフレーズが、こだまして。

岡村を責めるときは「女性から無関係なわけない」といい

あるときは「女性からと一緒にされては困る」という

こだまですか?

いいえだれでも

2020-04-26

anond:20200426011913

そもそも社会主義って、自由主義との対比であるのなら社会主義ケインズ)と社会主義マルクス)がある。

自由主義1929年世界恐慌とその後の議論で一度否定され、社会主義ケインズ)と社会主義マルクス)になった。

そして、1980年代以前までは日本社会主義ケインズ)だった。

社会主義マルクス)は否定されたが、社会主義ケインズ)もオイルショックにより完全じゃないと言われて否定された。

けど、自由主義バブル生成崩壊が起きたらその後長期不況継続しっぱなしだ。

バブル崩壊リーマンショックなど、多数の企業危機に陥る状態の後は、企業は高貯蓄、低設備研究投資資金過不足統計資金余剰に移るということもある。

日本だけ一足先に1990年バブル崩壊で高貯蓄、低設備研究投資になったため、1990年以降に勃興したITにおいて日本競争力はない。

かつ不況ベースなので起業も起きずイノベーションも起きない。

うるさいやつの掛け声だけが虚しくこだまするだけ。

社会主義ケインズ)が正解なんだよ。

2020-04-15

在宅勤務3日目だけれど辛い仕事と楽になった仕事がある

いつも使っているPC会社に置いてあって、それを、自宅に持って帰った別のPCからリモートで動かす形で在宅勤務をしている。

一応会社に総務の人だけは残っているので、万が一シャットダウンしてしまったり、スリープ状態になってしまったりしても、電源ボタンを押してくれる人はいる状況。

家でやってて楽なのは一人で黙々やる作業資料作成とかは結構はかどる。頭を使わない単純作業なんかもいい感じに休憩とか勝手に挟んでうまくこなしている。

面倒くさいのは複数人で進めてる作業。とにかく連携してやるのが面倒くさい。隣に座っていればすぐに適当に聞けることも聞きにくいし。

もっと面倒くさいのは、1画面を複数人で見ながらやる作業zoom使って画面共有して一緒に見ながら作業するんだけど、リモートデスクトップ経由でzoom開くとマイクがなんか使えなくて、しょうがいか電話しながら作業してる状況。電話も画面もちょっとずつ遅延するし、電話相手イヤホンとかしないでそのままスピーカーかにしてると、スピーカーの声を向こうのマイクがまた拾ってこだましてすげえ話しにくいし。普段の倍くらい時間かかる。

これ平常作業からいいけど、トラブったらどうするんだろうな。すぐ直せ! ってのにはこの状態だと対応しにくそう。

2020-04-07

テレワークビデオ通話いる?

普段紙とかアナログ媒体処理しかしてないか

対面でハイって顔合わせてるだけであって

会議のもの資料共有さえ出来てれば顔いらんくない?

環境整えてないお偉いおっさんパソコン本体スピーカーから返ってくる音声がこだましてるだけでもうんざりするのに

ビデオつけて遅延&細切れ通話

で聞き返して時間かかるパターン

なんで他の営業さんとは社用携帯からって通話オンリーでやりとりできて

パソコン持ち帰りのリモートの私だと顔が必要になるのかわからない

お偉いおっさんたちはそのへん考えてから通話飛ばしてください

ちゃんとした企業ならお偉いおっさんでもパソコン熟知しててそんな心配無用なんだろうなあ

2020-03-05

クソガキ追悼記

中学生の頃の僕は、雪が降ったんだから、何かするのは当たり前だと思っていた。それは僕の中の常識で、誰かの背中を見て学んだ訳でも、道徳時間に教えてもらったわけでもなく、産まれた時から既に僕の脳内インプットされていたんだと思う。絵に描いたようなクソガキで、とにかく楽しい事がしたかった。当時の僕は、楽しい事と面白い事はイコールで繋がると信じていた。クリスマスの夜に、ちょうど雪が降ったので、当時仲の良かった同級生三人組とLINEをして、夜中の11時ぐらいに駅前ロータリーに待ち合わせた。僕は、家の中にある服の中で、一番あったかそうなものを選んだ。防寒対策はばっちりだったが、友達の一人は、真冬にも関わらず、パーカー一枚を羽織ってきた。僕は何も言わなかった。何故なら、彼は、全くそれを不思議に思っていなかったから。ボケてないのに、ツッコむという野暮な事はしたくなかった。僕達は、中学生の頭で思いつく限りの事をした。雪合戦もした。下半身けが異様にデカ雪だるまも作った。無人道路の上を、ソリに乗って滑った。当時「メリークリスマス」の「メリー」の部分の意味がよく分からなかった僕は、とにかく楽しい気分になって欲しかったというのもあって、道中すれ違う人達に、「ハッピークリスマスハッピークリスマス!」と訳の分からない文言を叫んでは、ゲラゲラ笑っていた。頭がおかしかった。今思うと、何が楽しかったのかは分からないが、あの時は確かにしかった。楽しかったという漠然した感情けが記憶の中に残っている。そんな中で、「ハッピークリスマス!」とノリ良く返してくれるサラリーマンもいれば、ナチュラル無視を決め込むOLもいた。でもそんなのどうでも良かった。誰かの迷惑の一部になろうと、自分存在一心不乱にアピールする事が、きっと重要で、こんな事が許されるのは今だけだと焦っていた。僕の人生ドキュメンタリーじゃなく、絶対コメディにしようと思った。途中、スーツをビシッと着こなした30代ぐらいのサラリーマンに、「そのソリ、どこからとってきたの?」と聞かれた。僕は素直に「そこの団地!」と答えた。するとサラリーマンは、深夜の住宅こだまするぐらいの声で、ゲラゲラと笑っていた。あの時のサラリーマンの笑い声も、今でも覚えている。断片的な記憶ではあるけど、あの瞬間の僕は「貴方は癌です。もって1ヶ月の命です。」と言われてもゲラゲラと笑っていたと思う。純粋である事は、人生を楽しむ上で一番楽なツールだと思うが、純粋なだけじゃ、質の良い人生をおくることも出来ないんだと今になって気付いた。22歳になった僕は、フリーターで、毎日ブラブラしている。もしあの時に戻れたら、「そんな事してないで勉強しろ!」って言うんだろうか。僕だけは、僕の今までを否定しない方がいいのか。まだ取り返せる。楽しい事は暫く止めて、資格でも取ろうか。ユーキャンユーキャンマイナビバイト南無阿弥陀仏

2020-02-14

ますだは パルプンテの じゅもんを となえた

パルプンテ!…パルプンテ!…というこえがあたりにこだました

2020-01-08

彼女ゲームと僕と結婚

「ねえ、もっとこれからのことについて考えようよ」

ヒロコはそう言って僕の手からNintendo Switchコントローラーを奪い取った。


「これからのことって?」

僕は少し苛立ちながらも、ことを荒立てるのは得策ではないと思い、返事をする。

以前、オンライン対戦は味方に迷惑がかかるからゲームを続けたとき

「私よりゲームの味方が大事なの?」と怒らせてしまたことがある。


視界の端でゲーム画面が動いている。

顔も知らない味方たちが、動かなくなった僕を急かすように「カモン!」と連呼する。

申し訳ないが、夕食の有無に関わる問題なので許して欲しい。


結婚とかさ」

ヒロコは震えていて、そのくせ力強い声でつぶやいた。

まるで何年も掃除していない排水口の汚れのように、耳にこびりつく。


ついにこの時が来たかと、僕は身構えた。

結婚したいという気持ちはあるが、自分時間がなくならないか経済的大丈夫か、そんな不安が消えずにずっと先延ばしにしてきた。

今も、決心がつかずヒロコの本心を探ろうと質問する。

「それって、プロポーズ?」


ヒロコは一瞬なにか言いたげに口をモゴモゴとさせたが、やがて不満そうな顔で「もういい」とだけ言い放って自室に戻っていった。

何か不味いことを言っただろうか。

ヒロコとの会話は、いつも正解がわからない。


僕は急いでコントローラーを拾い上げ、絶望的な戦況のガンガゼ野外音楽堂へと意識を戻す。


前半でカウントを稼いでいたので、ギリギリのところで持ちこたえていた。

僕は謝罪意味も込めて「ナイス!」と味方に声をかけヤグラを止めに走る。


試合時間延長を告げるブザーが鳴り響き、ステージに緊張感が走る。

カウントリードしている、ヤグラを奪えば勝ちだ。


やがて味方と息を合わせて敵を全員倒し、「ナイス!」と連呼しながらヤグラを奪った。

即席の一体感快感を覚えながら、噛み続けて味のなくなったガムのような薄い勝利を噛みしめる。


ゲームは正解がある、わかりやすくていい。


結婚か……どうしようかな……)

まだ耳から離れないヒロコの言葉を思い出す。

今のままの関係も心地いいじゃないか同棲してるし結婚しても何も変わらないんじゃないか、頭の中で言い訳こだまする。


僕は答えを出せないまま、出すつもりもないまま、何度も押してきた「つづける」のボタンを押す。

2019-12-07

anond:20191207133254

「冬は寒くて嫌」と書いたら

「どうして冬は寒くて嫌だと思う?」

アメリカは強い」と書いたら

「どうしてアメリカは強いと思う?」

こだまのように返してくる増田やで。

2019-11-09

anond:20191109233454

東海道線東京から静岡まで3時間はかかるよ。

新幹線ならひかりで1時間こだまで1時間半、片道6000円弱。

近いとは言えないなー

2019-10-31

仕舞ったら日の目を見ない増田クリアファイルいぁ不あり苦だ住まい並を目の平田っ増し(回文

おはようございます

ファングッズでクリアファイルとかってあるじゃない、

あれって日常使いじゃ写真が大きく載ってたりするから使いにくいのをむしろ越えて使うこそファン魂じゃない。

そう生きたいけど、

日常ではそうそうはそうは行かなくて、

結局大事仕舞ってるだけのクリアファイルなのよね。

かといって、

じゃ何のファングッズが喜ぶんだろうという案は?と言われても何が井の頭なのか?って思っちゃうわ。

結構そこ悩みどころの落としどころがないところよね。

ポスターも嬉しいけどデカいか春場所も限られてくるし、

せっかくポスター貼るんだから額縁に入れたいじゃない?

ってそもそもあんな大きなポスターの入る額縁ってあるのかしら?

からないけどあったら入れて飾ってみたいわ。

まあポスターも結局はそうなっちゃうし、

丸まったままの飾ってない涙だけの中森明菜さんだってそういうに違いないわよ。

かと言ってそのアーティストさんの文字だけのロゴって言うのも取り分け私はそうグッとこなかったりハッとしてグーなのよね。

よく車で某HとAを組み合わせたステッカー

もうあからさまに矢沢っちまった車を八街市で見かけたときにはもうやっちまったな!って近寄りがたく思っちゃうの。

そこまでもアピールしたいって訳じゃないんだけどね。

テレホンカードだって今やもう使える電話機すらないって話しよ

少年誌雑誌の全員応募で当たる!と言いながら小為替送らないパターンじゃなくて、

これってもはや当選と言うより購入って感じだわ。

それから中野ブロードウェイテレホンカードを売りに行っても

ぜんぜんプレミアムじゃなくて、二束三文四銭にもならないから五めんよ!なんちゃって言いたくなるわ。

テレフォンカード価値なんてもはやiモード以下でもあるしポケベル以下でもあるかも知れないし、

私のベル打ち入力は一体これから何処で発揮アンド披露したらいいの?って路頭に迷ってしまう。

ファングッズのペンライトにしても

かに唯一明るく灯して杉の梢で見つけた一番星みたいだけど、

私はまだライブコンサート内でペンライト振る勇気はないわ。

オタ芸の技のロマンスばかりするから脇腹の筋肉ロマンス筋ばりに発達してきて、

まったくその技ばかりやってるからよ!って

みんな技均等になさい均等に!って言ってしまいたいところでもあるわ。

そうなったときに初めてロマンスの神様は広瀬香美さんだってことが分かるはずよ。

でも一瞬揉めたとき芸名あれからどうなったのかって続報、

まさか新広瀬香美さんになるって訳じゃないでしょ?

まるでそれ新幹線こだましかまらなさそうな駅の名前じゃない!ってツッコミを入れちゃうわ。

まったくよん!

これからジャックオーラタンばりのパンプキンケーキでも焼くわ!

うふふ。


今日朝ご飯

ミックスサンドイッチをヒーコーと一緒にいただいたわ。

一緒にいただくと美味しいわね!

やっぱり朝は好きなもの食べてションテンあげたいじゃない!

デトックスウォーター

今日の今朝の朝はリアルになんだか寒かったので、

ホッツパンプキンウォーラーしました。

ガチ白湯マックスにホッツにしなくて、

ちょうどいい飲み頃の温度のホッツが美味しいわ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-10-25

「確かに、叢雲の剣により雨が降り、即位の礼の時は一瞬雨が止み虹がかかった……」

「そして台風は進路を逸れ、世の中は平穏を取り戻した」

そう教授は言うと、コーヒー一口飲み息を吐いた。

「と、いう事はですよ!?やはり天皇陛下によってこの日本の人心と天候の調和は保たれたんですね!平成に変わる時も、大きな台風が来て、同様の事が起きたと聞きました!」

生徒は興奮した面持ちで、矢継ぎ早に言葉を連ねた。

暫しの沈黙が、教授と生徒の間に流れる。間を置いて、教授は口を開いた。

調和、というのは人間本位のものだ。自然本位じゃない。逆に言うと、叢雲の剣が出される時、天は荒れる、と考えた方が自然じゃないか

まり……今回の水害も、叢雲の剣を持ち出したことによるもので、我々があの巨大な台風を呼び起こしてしまったと。

天皇陛下とあの儀式は、確かに人の為のモノであるが、それによってこの日本の天候と人心を支配しているとは、

いささか冒涜が過ぎるのではないかと思う」

生徒も教授も黙る。強い雨の、研究室の窓に打ち付けられる音がただこだましていた。

2019-10-15

公務員だけど貧乏すぎて辛い

「なんでやらないんですか?」

予算が厳しいので」

聞き慣れた窓口対応が、黄ばみきった壁紙こだまする。

役所のお窓に集うオッサン達が、今日天使のような無垢な頭で、やけに高いハードルを投げつけていく。

汚れを知らない心身を包むのは、納税者という肩書

(中略)

彼――、福沢諭吉もそんな平凡な組織支配者だった。

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