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はてなキーワード: 舞台芸術とは

2023-10-13

anond:20231013212555

ピングドラムはみた事あるよ。階段バタバタバタバタバタバターてなるとこが良いよね。というか、幾原邦彦仕事はちょいちょいつまんで見てるんだよね。全部見たのはウテナぐらいだけど、さらざんまいとかもちょっとだけ見たよ。年をおうごとにアングラ舞台っぽい演出が増えていくような感じがあってすごいなーってなる。なんかウテナの時のインタビューかなんかでセーラームーンで散々やったからもう少女アニメはいいかなーって思ってたんだけど結局やっちゃいましたみたいなこと言ってたのを読んだ事ある気がするんだけど、最近作品はもう少女アニメ文脈舞台芸術の文脈をフルに結合させててさ、なんか定期公演て感じだよね。

人狼って押井守のアレであってる?それだったら確か見たと思う。暴動の感じがすごく好きですね。あ、これはアキラとかメトロポリスでもそうなんだけど暴動いいよね。首都警の鎧もかっこいいしね。学生の頃にミリオタ友達がいて、この機銃の横からガスが光って飛び出すのがいいんだと行っていた覚えがあり、銃の良さとかあんまり考えてなかった自分はなるほどねえと思った思い出。あと藤原カムイマンガ持ってたな……お話は難しくて全然覚えてないんだけどね!!

2023-05-18

市川猿之助ゲイ差別国家

市川猿之助さんを追い詰めたのは誰か。

もちろん未だにゲイ面白おかし報道する日本マスメディアとそれに扇動され好奇の目で芸を消費する日本社会それ自体だろう。

  

猿之助さんは独身の成人であり、どのような恋愛性愛を楽しんだとて余人に後ろ指を指される筋合いはない。

共に舞台芸術を作り上げる人の輪というもの一種独特の熱をはらもの

稽古上がりや打ち上げの際にアルコールも入れば一般人には馴染みのない関係性も生まれる。

  

もちろんそれが嫌だったという人の声は聴かれなければならないが

殊更に猿之助さんだけ悪辣加害者として面白おかしく書かれる必要があったか

猿之助さんが痛ましい自死を図った原因は遺書を読むまでもないし

そこにゲイ差別を見出すなという方が無理があるだろう。

  

何度不倫をし家族を裏切っても社会から許され続ける人間梨園はいくらでもいる。

中年になっても老人になってもセックス相手に事欠かない理由はきっと肉体的魅力だけではない。

彼等のケースでも明らかに知名度社会的パワーや金銭が背景になっているのに、

それをハラスメントと呼ぶかどうかは暗黙の社会合意によって極めて恣意的運用されている。

 

結局は「猿之助ゲイ」ということが本丸だったのだろうが、

未だに同性婚を認めるの認めないのという地点で議論をしているような日本だ。

伝統芸能を背負って立つ猿之助さんは特定相手と会いを育むことも家庭を持つことも出来なかった。

 

寂しさに負けず仕事の場にパッションをぶつけたりクローズドな営みを持ったりしていても結局はこのように晒され自死を決意するところまで追い込まれしまう。

「〇〇ハラスメント」だ「加害者」だ「被害者」だという口実は沢山作るが、

まりは男が男を愛したというその一点を問題としていることは誰の目にも明らかだろう。

 

このように不気味で冷酷な全社会イジメ体質こそが2023年ゲイ差別国家ヘルジャパン実相なのである

2021-07-13

業界コロナ対策ガイドライン最新化状況(2021/7/13時点)

anond:20210710171633元増田だよ

予想以上の反響にびっくりしているが、せっかくだからいろんな業界コロナ対策ガイドラインの「最新化状況」を調べてみたよ。

元ネタは、内閣官房の「新型コロナウイルス感染症対策推進室」で紹介している各業界ガイドラインリンクから(https://corona.go.jp/prevention/ )。ただし、リンク更新が追い付いていないようで、リンク先が古いもの結構あったので、その場合は各業界HPに行って最新のガイドライン検索の上、「最終改定日」を調べた。最終改定日が昨年になっているものは今話題デルタ株どころかイギリス株、インド株、NY株など昨冬から出てきた変異株の考慮が抜けている「実態にそぐわないガイドライン」と思われるため、赤文字にした。

また、さすがに全量は無理なので、業界別にめぼしいものピックアップした。その結果エンタメスポーツ界が中心となっているのはご容赦願いたい。

ガイドライン最終改定
劇場音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/9/18
クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/12/1
舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン2020/12/2
合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン2021/6/7
映画館営業再開ガイドライン2021/5/18
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(有観客公演)2020/10/8
日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン2021/2/18
プロボウリングトーナメント(JPBA競技会)における 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン2021/7/8
新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(Jリーグ)2021/7/6
日本女子サッカーリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン2021/3/19
ボクシング興行再開に向けた新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/9/9
NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン(有観客開催)2021/3/8
新型コロナウイルス感染症流行下における同人誌即売会の開催ガイドライン2021/1/25
新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン(日本相撲協会)2021/5/27
2020-21V.LEAGUE新型コロナウイルス対策ガイドライン2021/2/10
B.LEAGUE新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン2021/1/29
新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン(日本ラグビー協会)2021/5/13
ゲームセンター」における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/5/14
パチンコパチスロ営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン2021/2/4
図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2021/2/26
動物園水族館における新型コロナウイルス感染対策ガイドライン2020/11/29
特定遊興飲食店ナイトクラブ)における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/6/10
社交飲食業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/11/27
カラオケボックス等の歌唱を伴う飲食の場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2021/6/4
ライブホールライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン2020/12/8
指定自動車教習所における新型コロナウイルス感染症感染防止のためのガイドライン2020/7/27
外食業事業継続のためのガイドライン2020/11/30
結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン2020/5/21

こうしてみると、エンタメ業界は総じてアップデートが遅れていて、スポーツ界は最新状況をアップデートしている。エンタメ業界映画館が今年5月と頑張っているが、あとは総じて落第レベルスポーツ界はほぼ最新状況を取り入れられていて、BリーグVリーグは今年1~2月が最終更新日とやや古いが、これは秋冬制で公式戦をやっており、今の時点ではまだアップデート不要からだろう。一方でボクシングは去年9月が最新のまま。お金問題かな・・・

他で目に付いたのはパチンコパチスロ業界図書館が今年2月と健闘している点と、カラオケボックス業界が今年6月と大健闘している点だ。後者賞賛に値する。一方で結婚式場業やゲームセンター業のように、昨年5月にとりあえず形だけ用意してあとはほったらかしという業界存在する。前者は業界が壊滅的だからもう更新体力が残ってないことが推察されるが、ゲーセンは何でだろう。

業界コロナ対策の力の入れようの評価軸として、このように「どれだけ最新化できているか」を評価してみるのもいいだろう。今回は最終改定日という誰でもわかる基準でやってみたが、中身が真に最新化できているかどうか、医療専門家から評価を聞いてみたい。

2021-07-10

オリパラ基本方針概要

オリパラ特措法に基づく閣議決定として、オリパラ大会関連施策立案と実行にあたっての基本的な考え方、施策の方向を明らかにするもの

1.はじめに

大会を契機として日本を再興し、成熟社会における先進的な取組を世界に示す。

パラリンピックの開催は、障害者の自立や社会参加を促す大きな力。参加国・地域数についても、オリンピックとの差が縮まるよう、過去最多を目指す。

国際テロサイバー攻撃の脅威の高まり等、セキュリティをめぐる情勢は時代とともに変化しており、安全安心対策必須

世界の注目が日本に集まる機会を活かし、「復興五輪」として、復興の後押しとなる取組を進める。

スポーツ文化クールジャパン等のイベントを通じたオールジャパンの魅力の発信、大会機運の醸成、外国人旅行者地方への誘客拡大等を通じて、大会国民総参加による日本全体の祭典とする。全国に大会効果を行き渡らせ、地域活性化につなげる。

「強い経済」の実現、日本文化の魅力の発信、スポーツを通じた国際貢献健康長寿ユニバーサルデザインによる共生社会生涯現役社会の構築に向け、大会遺産レガシー)を創り出す。

関連施策とその進捗状況は、「大会に向けた政府の取組」として公表する。

2.基本的な考え方

国民総参加による「夢と希望を分かち合う大会

大会効果東日本大震災被災地を含む日本全体に波及し、国民全体に参加意識が醸成されるよう努める。

パラリンピックオリンピックと一体的に運営することを通じて障害者社会参加の拡大を図る。

次世代に誇れる遺産レガシー)の創出と世界への発信

高齢化社会環境エネルギー問題等多くの先進国に共通する課題を踏まえ、有形・無形の遺産レガシー)を創出し、日本の力を世界に発信する。

政府一体となった取組と関係機関との密接な連携の推進

組織委、東京都、会場が所在する地方公共団体と密接な連携を図り、オールジャパンでの取組を推進するため、必要措置を講ずる。

④明確なガバナンス確立施策効率的効果的な実行

オープンプロセスにより意思決定を行うとともに、施策に要するコストをできる限り抑制する。

3.大会の円滑な準備及び運営

全てのアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、セキュリティの万全と防災・減災等の安全安心の確保、アスリート、観客等の円滑な輸送、暑さ対策環境問題への配慮新国立競技場の整備を進める。

日本アスリート活躍を通じて国民を感動の渦に巻き込めるよう、メダル獲得に向けた競技力の強化に取り組む。

アンチドーピング対策の万全の体制整備を行う。

オリパラムーブメントの普及、ボランティア等の機運醸成を図る。

ラグビーワールドカップ2019と共通する施策について連携して準備を進める。

4.大会を通じた新しい日本創造

世界の熱い注目が集まる大会の開催を通じて、東日本大震災被災地復興した姿、全国の地域の魅力、日本の強みである環境エネルギー関連等の科学技術世界アピールし、地方創生・地域活性化、日本技術力の発信、外国人旅行者訪日促進を図る。

大会スポーツ立国の実現の好機。スポーツ庁が中心となって、競技力強化、アンチドーピング対策等、スポーツ基本法が掲げる諸施策の推進等に取り組む。

大会スポーツの祭典のみならず文化の祭典。伝統的な芸術から現代舞台芸術最先端技術を用いた各種アートデザイン世界中が注目するコンテンツメディア芸術ファッション和食日本酒等の食文化祭り伝統的工芸品、和装、花、木材石材、畳等を世界に発信する。

大会を弾みとしてスポーツ運動による健康増進、受動喫煙防止、公共施設等のユニバーサルデザイン化・心のバリアフリーによる共生社会の実現を通じて、障害者高齢者活躍の機会を増やす

平成27年11月 内閣官房オリパラ事務局

2021-04-02

anond:20210402102122

フランス人はストを支持するというのはリベラル出羽守によるバイアスあるよね。

https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2014_10/france_01.html

ストライキ開始後6日が経過した6月16日に行った世論調査(注4) によると、76%の国民SNCF職員ストライキに対して「反対」あるいは「どちらかというと反対」という回答を示した。逆に、ストライキに「賛成」あるいは「どちらかというと賛成」していたのは、22%に過ぎなかった(残りの2%は無回答)。これは、交通機関ストライキ国民生活への影響が大きいことや、恵まれ労働条件SNCF職員既得権益を守ろうとする姿勢に対する国民の反発がその背景にあるとされる。労働争議に対して、以前は国民の大多数の支持があったが、今日では支持されないことが多い。ほぼ同時期に実施された舞台芸術関係者(intermittents)の抗議行動に対しては、55%の国民が反対していた(Le Parisien誌)。国民の半数以上が舞台芸術関係者の抗議行動に対して批判的であったことになるが、SNCF職員のストに対する批判はそれよりも大きかった。政府対応も、舞台芸術関係者に対しては譲歩案を提示して理解を求める配慮があったのとは対照的であった(注5)。

2021-01-07

おっさんだが宝塚にハマりそう

アラフォーおっさんだが、宝塚にハマりそうでヤバい

理由は以下である

舞台の上に女性しかいないという空気清浄さが良い。

・全員スリム美女。立ち振る舞いが絵になる。

衣装とか舞台芸術が気合い入っている。(シャンデリアとか)

まずはユーチューブ4K映像などから入り、そのうち有料放送などを契約するかもしれない。

宝塚、この年でハマるとは思わなかった。

2020-05-08

anond:20200503023156

仮に当時の資金が彼の肝いり舞台芸術資金が流れ込んでいたとしたら、それはどこに入ったんだろうね?調べたらわかるのかな?何か劇場でもできたの?

2020-05-03

anond:20200503031555

平田オリザが著書で「失業したような人にこそ舞台芸術映画文化資源に触れてもらいたい」と書いていたから、俺は製造業事業者だけど齟齬はないなと思ったよ。これから演劇やってほしい。

2020-04-28

演劇関連のクラウドファンディング

新型コロナウイルスの影響によりあらゆる興行が中止となっている中、舞台業界希望を与えるためのクラウドファンディング5月1日より開始される。

舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックスプロジェクト

https://fanbeats.jp/collaboration/theater-complex

舞台を救え」をキーワードに、舞台作品専門の映像配信プラットフォーム架空劇場位置づけ、リアル劇場での上演ができない状況でも舞台を楽しめるものにすることが本プロジェクトの主軸らしい。

想定されているコンテンツは下記 ※現在公開されている内容

既存舞台映像配信

・公演のライブ配信

オリジナル番組配信

これらのコンテンツを通じてお客さんへの新たな楽しみの提供制作側(出演者/クリエイター/スタッフなど)に対する新たな仕事提供を目指すとのこと。

業界全体が落ち込んでる時にこうやって手を挙げプロジェクトを発足するのは立派だと思う。

立派だと思う反面、ただの新しい商売コンテンツじゃんとも思った。

というのも協賛企業に偏りがある。眺めてると2.5次元舞台匂いがプンプンする。

舞台業界希望というより2.5次元舞台業界希望なんじゃない。

舞台を救え」ってデカいこといってるわりに局地的じゃん。

2.5次元舞台が嫌いなわけじゃないけど業界全体のことを考えるとなんかモヤモヤする。

そんなこともあって支援するならこっちかなと思ってる。

(ネルケのほうは多分放っておいてもSUCCESSする)

新型コロナウイルス感染症被害対策舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund

https://motion-gallery.net/projects/butainomirai

名前が長い。

こっちは基金なので普通クラウドファンディングとは違い集めた資金寄付金になる模様。

受給側の申請要件は諸々あるようだが制作側へダイレクトに金が流れる仕組みっぽい。

今日から支援受付開始してるみたいだけど、HPの内容が把握しにくいか支援者向けと受給者向けにカテゴライズしてほしい。

詳細は出ていないが前者は支援に対するリターンがある。おそらく作品視聴権とかその辺り。

後者寄付金控除が使えるものの明確なリターンはなし。

支援に対する返礼含め、どちらの仕組みが自分思想にあってるかを見極める必要はあると思う。(当然両方支援選択もあるし)

どちらにしろ演劇業界に対して現時点ファンができる行動は金をだすことか。

2020-01-31

anond:20200131203517

ワイはこんなに表示されたやで

18~44 歳

男性

BMW

SF 映画ファンタジー映画

SF 番組ファンタジー番組

TV ゲームPC ゲーム

アウディ

アウトドア

アクション ゲーム

アドベンチャーゲーム

ウォー ゲーム

エクストリーム スポーツ

オーディオ機器

お笑い番組

カードあいさつ状

カスタム カー、高性能車

カメラ写真機

キャリア設計プランニング

クイズ番組

クーポン、割引サービス

クラシック音楽

グルメ食品特別

クレジット カード

コーヒー紅茶

コスチューム

コミックアニメーション

コメディ映画

コンピュータ ハードウェア

コンピュータ電化製品

ショッピング

ショッピング総合サイト

スポーツ

スポーツ用品

ソーシャル ネットワーク

ダンス電子音楽

テレビビデオ動画

テレビドラマ

トーク番組

トヨタ

ニュース

バークラブナイトライフ

ビーチ、島

ビジネス サービス

ビジネス ニュース

ビジュアル アートデザイン

ビデオカメラ

ファースト フード

ファッションスタイル

ブランド品、高級品

ペット

ボート

ホーム自動化

ポップ ミュージック

ミニゲーム

メイク化粧品

メルセデス ベンツ

ラグジュアリー カー

ラップヒップホップ

リアリティ番組

ロールプレイング ゲーム

ワールド ミュージック

引越し移転

飲食店

映画

音楽オーディオ

価格比較

家族向けテレビ番組

家庭

学歴: 学士号

環境に優しい生活環境問題

業種: サービス

携帯電話

芸術写真デジタル アート

芸能ニュース

仕事

子育て育児

子供の有無: 子供なし

自動車

自動車販売

内装飾、内装

社員数: 大規模雇用者従業員数: 1,000~10,000 人)

住宅所有状況: 賃貸

書籍文学

商品レビュー価格比較

食料品小売業

世界ニュース

世帯収入: 平均以下

政治

中古車

都市交

投資

動画編集ソフトウェア

配偶者の有無: 独身

美容フィットネス

婦人服

舞台芸術

分散コンピューティングクラウド コンピューティング

旅行

料理レシピ

2019-06-30

宝塚歌劇団花より男子」を見に行ったら盆と正月初恋が一緒にやっ

タイトルの通り。道明寺司に恋した。

いや、どうすればいい?

いや、もう、ほんと、どうすればいい?  

  

書いている人間属性

普段漫画ばっかり読んでるアラサー腐女子

宝塚舞台芸術に関してはほぼ予備知識なし。故に初恋

花男10年くらい前に読んだ。面白かったけど内容は忘れ気味。登場人物はわかる。

  

 6/29(土)、ライブビューイングにて宝塚歌劇団花組花より男子」を観覧した。

 そもそもの発端は6/26(水)、友人の誘いで同じく宝塚歌劇団花組「恋するARENA」をこれもライビュで見たことに始まる。

 横浜名曲にノリ、パロディに笑い、楽しくライブを見ていた私は、中盤に差し掛かった頃登場したある人物を見て衝撃を受けた。

  

 え、このイケメン、誰?

  

 そう。その人物こそが、現在花より男子」で主演を務める柚香光さんだった。

 「花より男子」の休演日に特別出演しにきたという彼(彼女か……)は、トップスター明日海りおさんと軽妙なトークを繰り広げ、チームを引き連れ躍動する。

 黒髪の映える華やかな顔立ち、様になって響く気障な台詞、キレッキレのダンスキラキラ笑顔、跳ね回るような軽快な動き。

 なんだ、この人は、と思った。

 ぶっちゃけると、黒髪柚香光さんのルックスがツボすぎた。この魅力的な人をもっと見てみたいと思った。できれば黒髪のうちに。

 何と言っても彼女タカラジェンヌ。多分この機を逃したら、また役に合わせて金髪に染めたり茶髪に染めたりするだろう。勿論彼女はどんな髪の色でも素敵だろうが、でも黒髪彼女がめちゃくちゃかっこいいと思った、それも事実

 だったらどうする。

   

 今見に行くしかない!

  

 とは言っても、「花より男子」のチケットは勿論持っていない。

 当日券に並ぼうにもトライできるのは土日のみ、そもそも観劇初心者にいきなり当券並びは厳しい。

 諦めかけていたところ、6/29(土)にライブビューイングが行われるという情報が入ってきた。

 そ れ だ!!!!!

 即座にライビュのチケットを購入。ぼっちが三度の飯より得意なので一人で映画館Go。上映が始まると、

  

 いや、あのね、

 すごいイケメンがいた。(語彙)

  

 幕が開くと、イケメンだった。

 学園ハンサムしかねえと思っていた事態現実に起きている。脳が混乱する。というより今でも混乱している。なんなの、あれ?

 柚香光さん演じる道明寺司のっけからパンピが着たら服に着られすぎて溶けそうなバチ強い服(語彙)を着こなして現れる。

 強力な服が似合いすぎる。やっぱり思った通り黒髪が映えすぎる。顔がよすぎる。顔が小さすぎる。背が高くて足が長すぎる。手が大きくて綺麗。何?

 もう、一目見た時点で大混乱である

 だが勿論、この混乱は序章にすぎない。

  

 柚香光演じる道明寺司

 F4リーダー。超大金持ち、超イケメン。気に入らない生徒をいじめては学校から追い出して遊んでいる。改めて書き出してみると酷いな。

 この設定の通り道明寺くん、最初はやることなすこと酷い。しかし爆発的にいいルックスと、気障な悪役じみた演技のかっこよさで受け入れられてしまう。見かけと演技の案配の勝利だと思う。

 そして彼は徐々に自分の思うようにならないつくしちゃんに心惹かれていき、一幕のかなり早い段階で、恋に不器用青年が現れる。

 このさ!!!!!!つくしちゃんに恋をしてから道明寺司がさ!!!!!!!!!!!死ぬほどいいんだなあ~~~~~~!!!!!!!!!

  

 恋した道明寺司は、等身大男の子だ。バカで、不器用で、意地っ張りで素直じゃなくて、俺様わがままで、でも一途に深くつくしちゃんを愛している。

 その全ての感情が、柚香光のひとつひとつの立ち振舞いからガンッガンに伝わってきた。

 つくしちゃんの一挙動一倒足に一喜一憂してみせる、表情の移り変わり、小さな挙動台詞的外れなことではしゃいだり強がったりして、F4のみんなに宥められる絡み。要所でマシンガンのように放たれる女心殺しのキラーワード。なにより、つくしちゃんを「こんなに愛しい女がいるものか」とでも語りたげな眼で見つめる、その視線と、蕩けそうな笑顔

 恋を知った男の人の、カッコ悪さやダサさも含めた魅力、全部載せ。私は柚香光の作った道明寺司を、そういう風に受け取った。

 そしてそれは、あんまりにも魅力的すぎた。

 あんなに、あんなに、ルックスがかっこいい人が。その演技・歌・ダンススキルを存分に用いて、男の人の魅力全部載せを全力で見せてくれる。こんな凄まじい興業がこの世に存在するのか? 私はこれを見ていいのか? マジで? 見せられているものの余りの素敵さに、私は本気でパニック寸前になった。

 途中で道明寺の余りの魅力的さに、涙が出てきた。更に途中から萌えオーバーヒートし、最早訳がわからなくなった。

 もう一幕前半時点くらいで、前菜スープが美味しすぎて既に満足してしまったフルコースのような感じだった。まだ!!! まだメインもデザートもある!!! 美味しい!!! 美味しい!!!(混乱)

   

 一幕ラストキラーワード連続(それまでの演技の積み重ねがあるから、殺し文句破壊力ヤバイ)、二幕のこっちまで胸が痛くなるシリアスな演技、それが解決してからはまたフル回転で恋するソワソワ男子、……

 万華鏡のような柚香光=道明寺司の魅力を堪能し、フィナーレの頃には「もう助けて!!! これ以上ときめかせないで!!! 死んじゃう!!!状態になり。

 フィナーレの柚香光さんのキレッキレのダンスと、デュエダンでの愛おしいものを見る蕩けそうな笑みに止めを刺され。

 上映が終了した頃には、無事アラサーオタクの抜け殻が完成していた次第である

 あらゆるオタ友に「死んだ」「助けてくれ」「息してない」とLINEを送りまくり、語りまくり、それでも整理がつかずにこの記事を書いている。

  

 花より男子原作面白く読んでいたが、あまり魅力的だとは感じなかった(私は西門さん派)道明寺に、見事に恋をさせられてしまった。

 これは一重に、演出演者の力だろう。

 同じ作品を目撃しているはずなのに、原作を読んでいたときと、全く違う世界が見えた。舞台演劇って、宝塚って、すごい。

 そして、「チケット一枚じゃ足りない」ってこういうことか! と実感している。足りるか!!!!!!!!!!! あんなすごいものを見せられて一度で理解できるか!!!!!!!!!!!

 既にもう一回見たい。だがもう無理だし、おとなしく円盤発売を待つことにする。次からは、もっと真面目にチケット戦争に参戦するんだ……

  

 まとめる。

 柚香光の作り上げた道明寺司という、あんまりにも凄まじいものを見せられてしまった。

 萌えの総量がキャパを大幅に越えており、まだ混乱している。

 早くもう一度見返したい。また死ぬことになるとしても。

 そして、柚香光さんご自身についても、これから演じられる役を注目して見ていきたい。あれだけのものを作られる役者さんだ。また素敵なものを見せてくださるに違いない。あとお顔がとても素敵です。

 他の演者の皆様も本当に素敵だったけど、如何せん道明寺に殺されすぎてライフゼロなのでちょっとまだ言語化ができない。許して。いつかどこかでやる。まだ人の形っぽいゾンビくらいまでしか回復できてないんや……

2018-01-30

「新しさはいつも否定と拒絶を生む」2.5次元作品について思うこと

2.5次元作品が狂ってしまった、と嘆き憤る方の言葉を読んだ。

そのことについて思うところがある。

誤解のないよう、まず初めに私の立場を表明しておこうと思う。

私は、ペンライトうちわなどを持ち込んで応援のできるスタイル作品が、正直に言って苦手だ。「うちわ」が苦手なのである

作るのが面倒とか、視界に邪魔だとか、そういうことではない。

ピースして、ウィンクして、というような「要求型」の応援が得意ではないからだ。

ただし、くだんの記事で書かれていたように、こういう客席参加型の作品を狂ったとは思わないし、舞台ミュージカルではないとも思わない。

うちわさえなければ普通に、というかハチャメチャに楽しく観劇するだろう。

客席に降りてきたキャストファンサを貰ったら嬉しくて飛び上がるし、この色と決めていたペンライトカラーはすぐに揺らいで、軽率ブロマイドを買ってしまう。

界隈にはよくいるオタクだ。

ただ、気持ちは分かる。痛いほど分かる。

あれほどの感情は持ち合わせていないが、理解共感ができてしまうのである

例の記事にはもう少し冷静に、悪感情だけを振りかざさずに話をしてくれればよかったのにと思ってしまう部分が少なからずあるが、何言ってんだコイツ、と切り捨てられてしまうばかりではあまりに悲しいので、今回筆を執るに至った次第だ。

なんだよ老害が、と思った方も、時間が許すばら話を聞いてもらえると嬉しく思う。


先ほど、この応援スタイル作品は苦手だが、舞台ミュージカルではないと思わない、と申し上げたが、それはおそらく2.5次元より先にそのスタイル出会っていたのが根源にあるのではと思う。

舞台だけれど、歌って踊ってファンを振りまき、客はペンライトを振ったり声援を送ったりする。そのことに対しての違和感あるかないか。そこが私と彼の方との大きな差であろう。

例を挙げるなら、宝塚なんかが有名ではないだろうか。

1部と2部で分けられた構成で、似たようなもの存在している。観たことのある方も多いのではないだろうか。

それから四季マンマ・ミーア!なども、近いものがあるだろう。

カーテンコール熱狂ぶりは、一度体感して欲しい。

2.5次元作品名前をお見かけする俳優さんたちが出演しているものでいうなら、私は数年前に上演された「ボーイ・バンド」が分かりやすい例ではないかと思う。

劇作家であるピーター・キルター作品だが、世界中で初めての公演を日本で行ったものだ。

これは2.5次元作品ではないのだが、ミュージカルではなく、けれど歌があり、客はその歌に合わせてペンライトを振る。

ペンライトを持ってくることについて公式からアナウンスがあった)

少し時間が経ってしまったためよく覚えていないが、演者が客席に降りてのファンサービスもあったように思う。

歌われている曲は大ヒットしたJ-POPだ。(興行主側が曲を決めるらしく、作品として固定の曲はないようである。)一緒に歌ってほしいなどという煽りもあった気がする。

例の定型にはめるのなら、これらは舞台ではないということになるのかもしれない。

こういった作品は、知らないだけで、きっとずっと前から数多く存在しているはずだ。

ただ、昨今の2.5次元作品という界隈で、アイドルコンサートと一体化しているようなものが乱立している。

からとても目立つのだ。

2.5次元作品をかじっていればどうしても目についてしまう。それを苦手だと感じる人がいれば、極度の嫌悪感を抱いてしまうくらいには多いと思う。

おそらくだが、嫌悪までいかずとも、僅かばかりもやもやとしてしまう人にとって、そしてくだんの記事を書いた方にとっても、舞台コンサートイベントなどの種別に関わらず、興行というものは全て「参加するもの」ではなく「観るものなのだ

ただ、作品を観賞したい。それに尽きるのだ。

から舞台上の出来事を受けて起こる笑い声は演出ひとつと受け入れることができても、客席側から舞台上に向かって存在要求を主張するようなうちわや歓声は必要ないと感じてしまう。

少々暴力的言葉を使うなら、邪魔なのだ。余計なものだと感じてしまう。

要は、酢豚パイナップルなのである

あれが許せるか許せないか。あったほうが美味しいか、入っている意味すら分からないのか。

けれど、公式的にそれが認められ、あまつさえもっともっと要求までされているのものから困惑するのだろう。

どうして、と思う。

そして、自分が好きだったジャンルが「どうして」で溢れかえってしまう。

パイナップルの入っていない酢豚が食べたいのに、流行のせいで中華料理店パイナップル入りばかりを提供しているのだ。

こんな酢豚は要らない!私の思う酢豚はこんなものじゃない!と感じるのである

私自身、この手の舞台にっついては冒頭に書いたように苦手な部分があるので、チケット代分をしっかり楽しめる気がしないから近寄らないでおこう、くらいのスタンスでいるつもりだ。

2.5次元作品も好きだけれど、他にもオリジナルなり古典なり、全然関係ないアーティストライブなり、あちこち手を伸ばしているというミーハーな側面があるからだろう。

パイナップル酢豚しか見つからないなら仕方ない。

回鍋肉でも麻婆豆腐でも何かおいしそうなものがあれば、気が向けば食べる。

けれど、私が好きで好きで仕方ない漫画アニメ作品が、うちわを持って応援するスタイル舞台になってしまったら。

楽しいと思うしそういうのがあってもいいと思うよ、私は行かないけど」という立場を貫けるのか。正直わからない。

きっとあの記事を書かれた方は、一足先にその憂き目にあってしまったのだと思う。


とにもかくにも、最近このドルステタイプ作品が多いのは紛れもない事実だ。

少なくとも私が2.5次元作品を観るようになったばかりの頃は、ミュージカルストレートかといった分類だったように思う。

それを証拠に、ある作品舞台化するという情報が出たときは「ミュなの?ステなの?」なんて疑問文をよく見かけた。

最近では、うちわは有りなの?なんて言葉をよく見る。

新たなジャンルが生まれているのだなあ、と感じる一端だ。

この新たなジャンルは、確かに舞台作品範疇ではあるが、独特な応援スタイル存在しており、それを楽しめる人もいればとんでもなく苦手な人もいる。

2.5次元ミュージカルの先駆けのひとつと言われ、多くの動員数を誇るテニスの王子様だって、初めは観客もぽかんとしていたという。

テニミュに触れたことがあれば、知っている人も多いのではないだろうか。あの最初の曲。You Know?

はじめの台詞を言っとき、お客さんが「???」という反応だった、と演者の方が話していた。

そんな始まりだったが、千秋楽の頃には満員御礼

けれど、2.5次元ミュージカルがここまでの台頭を見せていなかった当時、「何で急に歌いだすの」「ミュージカルでやる必要ある?」と感じていたファンは一人もいなかったのだろうか。

決してそうは思わない。思わないが、徐々に受け入れられ、ファンが増え、公演数が増え、途絶えることな3rdシーズン

その折り返しをすぎた今、世の中には同じように漫画原作とするステージが数多生まれ、『2.5次元ミュージカル』という言葉自然発生的に生まれ、すっかり市民権を得ている。

今この時代チケットを握りしめて劇場にいった人の中に「何で急に歌いだすの?」「ミュージカルでやる必要ある?」なんて疑問を感じる人はいないと思う。

そうとわかった上で、私はそういう作品が好きで観にきているのだ、という人が殆どだろう。


先日放送されていた情熱大陸松田さんが仰っていた。

映画などとは違い、舞台初日の幕が上がるまでどんなものなのか分からない。

当たり前だが、その通りだ。

先ほどのテニミュ初めての公演のもそうであるし、刀ミュが初めて上演されたときなんかも記憶に新しい。

実質ドルステ。そういうような単語がいくつも踊っていた。分からないのだ、幕が上がるまで。

私が知らないだけで、もしかしたら公式サイトのQ&Aなどで、内容が予想できるようなものがあったのかもしれない。

公演前の宣伝番組で、内容が示唆されていたのかもしれない。

だが、そこまで下調べをし予想についての情報収集をしていく客の割合は、そう多くはないだろう。

出演者ではなく作品ファンというなら尚更だ。

少なくとも「ミュージカル刀剣乱舞」のタイトルフライヤーだけでドルステだろうなんて、よもや想像がつくまい。

そして、とても現金な話ではあるが、決して安くないチケット代を払い、宿泊先を押さえ、はるばる新幹線に乗って都市部へ足を運んで観る。どうせなら、心から楽しめる演出作品のものを選びたいと思うのが人の心理というものだ。

苦手だなと思う私の立場とは逆に、うちわを作ってペンラを振って推しキャラキャスト応援するスタイルが大好きで仕方ない人だっているはずだ。

知人にも数えきれない程いる。舞台には行ったことがなかったけれど、評判を聞いて2.5次元アイドル応援しにいった女の子。いつの間にかうちわ制作プロになっていて、自分の住んでいる県でも上演があるのに、このスタイル舞台なら!と言って、うちわを持ってあちこち飛び回るようになったお姉さま

舞台を観たことがない人を、いか劇場に来させるか。そんなことを、制作から聞いた。これまた情熱大陸だ。大成功である。そして、すっかり確立された演出方法にもなった。

きっと今、文化の変遷と定着の、まさに過渡期に立っているのである

からそろそろ、この新しいスタイル演劇名前つけませんか。

そうとわかった上で、私はそういう作品が好きで観に行くのだ。

これを当たり前にするために。

オペラから派生し、最初は格下だと思われ、あんもの芸術じゃないなどと言われてきたであろう、そして現代ではすっかり格式市民権を得たミュージカルのように、いつかこスタイル演劇も一つの舞台芸術の形としてウィキペディアに載る日がくるかもしれない。

2.5次元も嗜むしがない舞台ファンからの、ただひとつの願いである。

2017-07-24

おやこ劇場こども劇場)の評判について

おやこ劇場という団体があります簡単に言うと、親子での観劇などの活動をする為の団体です。が、活動観劇に限りません。

ウィキペディアを参照してください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%82%84%E3%81%93%E5%8A%87%E5%A0%B4

おやこ劇場(おやこげきじょう)(こども劇場(こどもげきじょう)という名称場合もある)は、親子で舞台芸術を鑑賞し、また他の親子とともに色々な活動をすることなどを通して子供たちの感性を豊かに育てることを目的とした団体である。全国に、同様の団体が多数存在し、基本的団体存在する地域名前に含んでいる。任意団体であるものが多いが、NPO法人格を取得している団体もある。基本的には毎月親子で会費を払って加入し、2ヶ月に1回程度、舞台鑑賞の機会を持つことが多いが、それぞれの地域特性に合わせて会費、運営方法は異なる。運営参加者自身の手によって行われており、特定宗教政治団体との関係性はない。略称は「おやこ劇場」「こども劇場」「劇場」など。

googleでおやこ劇場検索すると、「勧誘」「宗教」「共産党」というキーワードサジェストに登場します。

調べてみると、このような観点でおやこ劇場を見る人もいるのだなあと思いました。

私も、とあるおやこ劇場と関わりがありますが、こちらでは特に宗教」とか「共産党」という雰囲気はありませんでした。

ただ思い出すのは、子ども関係のチラシに混じって、戦争戦争法案?)反対的なチラシが恐らく一種類、事務所に置かれていたのを思い出しました。場違いではありますが、それにしたって、一種類程ですし、劇場の入会の時や普段活動で貰った事は無かったので、おやこ劇場特定政治主張や活動に結びついている感じは受けませんでした。仮に、週刊金曜日でも置いてあれば話は別かもしれませんが、そんな物は当然置いてありませんしね。朝日新聞毎日新聞新聞赤旗も置いてありません。

会誌を読んでも、左翼的というかその様な活動実績も、政治的書籍紹介も見た事がありません。

誰かが持ってきた日の丸の置物があった事もありました。

というわけで、割とネット右翼寄りの私でも感じるのはこの程度でした。

本棚こち亀だったか電車男だったかが置かれていましたが、あれについてはどういう経緯で置いてあるのか分かりません。

私が関わっているおやこ劇場は、県か県知事から表彰されているおやこ劇場ですから運営が変であれば問題になるかもしれませんね。

2014-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20101211164927

君の定義だと即時性、同時性が求められるperforming artsは芸術たりえないことになるんだが。

(舞台芸術はたとえ映像で残してもそれは単なる記録であり、その場で観客が経験するものは時と場所を越えて持ち出せない)

まあ、そういうものを俺は芸術とは認めん、という立場を取るっていうならそうですかとしか言えないけどね。

2011-09-06

http://q.hatena.ne.jp/1315289567

歌舞伎のように「型」に意味がある舞台芸術別にして、

芝居ってのは「形」をまねることでは無いから。

泣くのも「涙を流して泣く」という行為をなぞるのではなく

「なぜ泣いているのか」人物の心を理解することによって、

結果として泣くという行為に至る。

2009-10-29

http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20091025/1256479650

こういった匿名の場で反論めいたことを書くのは非常に気が引けるし、また申し訳なく思うんだが。

一言。

芸術ってのは、たんなるエンターテイメントの一種なんだ。

現在では「高尚」とされている音楽だって、元をたどればただの「ダンスミュージック」だったりする。

もともとはただの「コメディーショー」がいつのまにやら「高尚な舞台芸術」に化けてしまったりもする。

だからクラシックをきいて「なんとなく感動した」とか、絵画を見て「なんとなく綺麗」ってな評価をした人がいても

なんの問題もないんだ。ただの娯楽作品なんだから。

芸術」のファン層ってのはは2種類の人間で構成されているようにみえる、

それは「オタク」と「権威主義者」ね。

世の中にはさまざまな物に関心を持つ「オタク」たちがいる。

たとえばマンホールの蓋の写真を撮って集めている人がいたりする。

それと同じように、ある特定の時期、地域音楽や絵画を集めて楽しむ人もいる。

それは問題ない。 多様なものに関心を持つことこそが人間らしさだと思うし、

そのオタクたちがあれこれ薀蓄を言うことも問題ない。

ここでオタク叩きをするつもりもない。

問題なのはその「オタク」たちの周りを取り囲むように存在する「権威主義者」たちのほうね。

かれらは単純にエンターテイメントを楽しめない。

その作品の背景にある思想を理解しろだとか、歴史を理解しろだとか、いろんなことを言う。

たしかに、そのバックグラウンドを知ることで新たな発見があったりすると楽しいし、自慢したくなったりもする。

でもそれは決して芸術本質ではない。 本質エンターテイメント・娯楽作品なんだ。

ただ「なんとなく楽しい」って感じることを大切に、もっと肩の力を抜いて楽んだらいい。

{なんか、まとまりのない文章になっちゃったけど(゚ε゚)キニシナイ!! }

2009-09-30

舞台芸術系の助成金の話。

舞台芸術系の助成金の話だが、かなり腐敗している。

約10数年に渡って、一部の集団にしか助成金が受理されなく、しかも、

それ以降は、その一部から派生した小さな集団にしか渡されていない。

そもそも一般的に考えて、舞台芸術なんて食べていけないだろうと思われると思うが、

この一派は、法人評論家芸術家連携し、自分達だけで私腹を肥やし、”客が入らない”

舞台を延々と作り続けている。

本来ならば、舞台芸術系は客が入らなければ、集団として解散しなければならないところまで陥るのに、

客が入らなくてもかまわない構造になっており、赤字を垂れ流して、官と癒着して、自己満足の公演を

税金を使って作り続けているのだ。

本当に、手売りでチケットを販売している、ごく普通アーティストは悲しくなる。

なんとかならないのか?

そういう舞台を作って表現しようと思うが、

それに対する危機感を持っている同じ業界の人が、誰一人もいない。

孤独だ。

2009-07-31

ワッハ上方の闇1

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成8年度スポーツ・文化振興特別委員会-01月28日-02号 】

◆(塩谷としお君) そういうふうな御答弁であれば、あえてちょっと申し上げておきたいと思うんですが、ワッハ上方、いただいた資料によれば、既に大阪府が出しているのは展示室の内装費で約四億九千万円、それから演芸ホール設備関係も含めれば五億円を下らないだろうというふうに思います。それから、年間の経費で言うたら家賃、共益費が年間約三億四千万、それから運営管理費が約二億八千五百万、合計六億二千五百万、これから毎年出していかなくちゃならない。これは今の財政状況の中で相当なワッハ上方の運営に大阪府お金が使われるわけですね。

 一方ですね、私、ごらんになった先生方も多いと思いますが、あのワッハ上方のあるところは吉本ビルの中の一角をいわゆる借りているわけですね。あの辺に行ったらいかにも吉本の中の一施設だという思いを、感じを受けるのは、私だけではないだろうというふうに思うんです。何か吉本のためにあるんじゃないかという感じが非常に強くするわけですよ。

 だから、そういう印象を持たれないためにも、やはり大阪府として府立の上方演芸資料館としての、やっぱり私は何といいますか、襟度というのか、プライドというのか、あるいはグレードというのか、そういうものを兼ね備えたものをつくっていくというのは、これはやっぱりこれから大いに求められるんじゃないかというふうに思いますよ。

 だから、あえてきょうの特別委員会で貴重な時間をいただいて質問をしているんで、この点はぜひ今後検討する課題として考えていただきたいというふうにこれは強く要望しておきたいと思いますし、また別の機会に改めて尋ねていきたいと思います。

 最後にもう一点、私はそれと関連して非常に強く思ったのは、入場料金の問題なんです。

 ワッハ上方の入場料金は大人八百円です。これは、一つには大阪府立の他の博物館、資料館と比べると、やっぱり際立って高いと言わざるを得ないと思います。内容的に言うても、私は八百円は高いなというふうに率直に思いましたけども、他の館と比較して高い。例えば、府立弥生文化博物館それから近つ飛鳥博物館、これは常設展の場合は一般は三百円です。それから、リバティおおさか--人権博物館ですね、それからピースおおさか--平和センター、これは二百五十円です、大人がね。だから、それと比べると随分高い。

 それからもう一つ、五階の演芸ホール、これは私は実際驚きましたけども、一月いっぱいまでで大体五十六回公演が行われて、また行われる予定になっておりますが、三千五百円が一回、それから三千円が四回、二千五百円が十二回、二千二百円が一回、二千円が三十四回、あとは千八百円とか二千円以下なんですけども、これは一般の劇場と変わらない、あるいはそれより高い入場料金です。

 ワッハ上方の資料館とそれから演芸ホールを同時に見に行ったら、高い場合は三千円以上優に一人かかるんですよ。私は、ワッハ上方演芸ホールというのは非常に中も立派な劇場ですし、例えば落語を聞く場合に普通グランド花月とか、あるいは角座とか行ったら、たくさん出演者がおるから落語を聞きに行っても一人十五分から十分ぐらいで終わってしまうと。本当の落語という芸能を堪能しようと思うたら、ワッハ上方なんかが非常に活用されてしかるべきだと思うんです。しかし、同時に入場料金ももっと下げて、もっと多くの府民が気軽に行けるようなそういうものに改めるべきだと思います。

 聞けば、この演芸ホールの入場者というのは非常に少ないというふうに聞いているんですね。これは新聞にも関係者の投書が載っておったのを私も見ましたけれども、その一つに、やっぱり入場料金の問題もあるだろうというふうに思います。これはぜひ、今後安くするということを検討するということが私は大事だと思うんですが、その点はどうでしょうか。


【 平成8年度企業会計・一般・特別会計決算特別委員会-05月11日-09号 】

◆(西脇邦雄君) 私の方は、ワッハ上方の運営の現状と課題についてと、それからこの国会で成立いたしました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法案が成立をいたしましたので、その認証の問題について、二点にわたって質問をいたしたいというふうに思います。

(略)

 それでは、ワッハ上方の運営についてお伺いしたいと思います。

 まず最初に、大阪文化振興財団管理運営をされておるということでございますので、ちょっと全体の財団の現状なり四つの組織と八年度の決算状況について、まず伺いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 大阪府文化振興財団は、昭和六十三年に大阪府が策定いたしました文化振興ビジョンに基づきまして、ビジョンが目指す文化首都大阪の一翼を担うため、行政機関や民間団体と密接な連携のもとに多様な芸術文化事業を行うため、平成元年五月に設立いたしました。

 大阪文化創造の十年と位置づけられました昭和六十三年度から平成九年度までの十年間の文化振興財団の主な事業といたしましては、国の内外で高い評価をいただいております大阪センチュリー交響楽団の運営、二十一世紀大阪世界に対する美術の発信拠点とするための国際現代造形コンクール--大阪トリエンナーレと申しておりますが--など先導的な事業を実施しております。

 また、すぐれた舞台芸術府民が身近で鑑賞する機会を提供いたします府民劇場の開催、それから芸術劇場府民芸能芸術鑑賞会の実施、文化情報誌の発行など多彩な文化事業を展開しております。

 文化振興財団の本部は北区中之島ビルの中にありますが、同じフロアに文化生涯学習の拠点であります府立文化情報センターと府立現代美術センターそれから難波にございます府立上方演芸資料館--ワッハ上方と申しますが--の管理運営を行っておるところでございます。

 平成八年度の決算で申し上げますと、本部管理費及び事業費が二億九千四百万円。交響楽団の運営費が八億八百万円、府立文化情報センター及び府立現代美術センター管理運営費が三億二千八百万円、府立上方演芸資料館管理運営費が二億二千八百万円となっておりまして、合計で十六億六千万円でございます。

 文化振興財団組織につきましては、大きく分けまして四つございまして、一つは財団本部、それから大阪センチュリー交響楽団それから文化情報センター現代美術センターそれから上方演芸資料館でございます。

 財団の職員でございますが、プロパー職員が五十八名、そのうち楽団員が五十二名でございますが、それから府からの派遣職員が四十二名、非常勤職員が十三名の合計百十三名で運営を行っております。

 以上でございます。

◆(西脇邦雄君) 大体総額十六億強のうち、二億数千万というのが管理費だと、こういう説明であったと思います。振興財団の四つの柱の一つの事業であるということがワッハ上方の事業でありますけど、実はこれと別に平成九年の資料を見せていただきましたら、やっぱりこれ吉本ビルへの家賃だけで三億四千万円弱かかっておると、こういう現状だというふうに思っております。

 もちろん、難波千日前の一等地のビル借りてスタートしたという状況があるわけですから、これだけかかるんだと、こういう説明でありましたけど、開館から一年半なんですけど、これだけの負担をといいますか持ち出しがありながら、ちょっとどういう現状になっておるのかということで、何点か伺いたいと思います。まず、現在の状況について伺いたいと思います。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-01月14日-02号 】

◆(平野クニ子君) 次に、展示室の運営について、私は思うんですが、私も何度かその展示室を拝見さしてもらいましたし、すばらしい貴重な資料というのがたくさん並べられていますし、私なんか値打ちはわかりませんけれども、本当にきっとこれすばらしいもんだろうな、府民の皆さんが大事になさってて、またそれぞれが大切になさってたのを御寄贈をいただいたりしたんだろうな、こう思いながら拝見はいたしますけれども、一度ずうっと見て、またやっぱり同じところを見ようかという気にならないのは何でやろうな、これがやっぱり歴史というか文化というか心の肥やしなんだけども、引き込まれるものがないんですね。きっと私の勉強が足りないから引き込まれるものがないんだろうな、こう思っていますけれども……。

 あの周りには、ワッハ上方のあの立地条件からすると、ミナミですよね。きっと、ここがええよと、ワッハ上方って大阪府がやってんねんて、あっこへ行ったら絶対おもしろいでってなったら、若者は周りにうようよしてるんですよ、あのミナミのかいわいは。一度でもいいから一遍のぞいてみよう。のぞくと、おもろかったで、漫才やってたでと、こんなん並んでたでと、そやけどおれら見たことないわと、こんなんというような、きっと私だって見ても、これはどんなふうに使うてはったんやろうなって、何に使われてたんだろうなと思うようなものがあります。

 そういうときに、若手の今修行をしてますとかギャラのうんと安い皆さんにでもワッハ上方に来ていただいて、これ何やねんと、これ何に使うもんなんかと、おまえ漫才目指して頑張ってんのに我々の先輩が使いはったこんなん何も知らんと来てんのかいというような、若い人たちにも何か心を揺るがすような方法は、興味を引いてもらうような方法はないもんだろうかな。私、じゃあんた考えてまっかと言わはったら、今これという、今ちょこっと言うたぐらいでしかないんですが、このあたりはいかがなもんかなと、このように思っています。

 例えば、展示室の中に上方亭というお部屋ありますね。あそこなんか上手に使いはったらいいのではないかなと、せっかくあれだけの建物であれだけのお金をかけてしているわけですから、ぜひ上方亭なんかを使って、私が今言ったような、古いものを新しい人たちにも覚えてもらい、そして歴史を広めていく、文化を広めていくというような、そういう一工夫はできないものかなと、このように思っています。

 どうぞ、そういうことというのは、できるのかできないのか一遍頑張ってみまひょと、まだ舞台にも立ったことのないような人が、ちょこっとしたあの上方亭の中でも、そういうおけいこにもなりますし、またその持つ演芸場ベテランの皆さんが漫才をなさってたら、きっと励みにもなるなと思いますけど、このあたりは、どんな使い方というか、今後何かお考えですか。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-02月02日-07号 】

◆(平野クニ子君) 民主党府民連合平野クニ子でございます。

 私は、本委員会で論議をされました平成九年度一般会計及び特別会計にかかわります決算報告に関しまして、議員団の意見と態度を明らかにしたいと存じます。

 この間、本府の決算につきましては、いわゆる昨年、一昨年の--この年の前ですね--二年間というものは、あの裏金問題などで不認定という二年連続の異常事態がございました。九年度決算におきましては、こういたしましたイレギュラーな事態こそ発生しなかったものの、この未曾有の財政危機の中での予算編成、執行という状況、すなわち予算総体非常事態であると言っても決して過言ではないと思っています。このような現状下であります。

 どういうその科目の予算であれ、これは府民から預かっている大切なお金でありまして、このまた議会の厳しいチェックをお受けになり、それこそ悩みに悩んで予算編成されたものと私ども思っています。その執行に当たっては、細心の注意と、そして緊張感を持って臨むべきではないか、このように私は考えておりますが、しかしながら本委員会の議論の中で明らかになったことは、そうした大切な予算でありながらも、必ずしも納得のいく使われ方ばかりではなかったと思っています。

 例えば、何度も申し上げるようでございますが、あのワッハ上方平成九年度で六億一千八百六十三万四千円が支出をされています。その中で、入ってくるお金が一億百六十六万四千円。そして、この中での家賃ビル賃貸料が四億四千万弱。というのは、半分以上がこのお家賃になっている。そして、平成十年度を見てまいりましても、これだけ厳しい財政再建の中で、ここは手つけはれへんかったんかな、そうでもないんだろうか、これは十年度のまた決算の中でお話があろうかと思いますが、私はそのように感じました。

 すべての職員のまた模範とならなきゃいけない一部幹部職員の行動に問題点があったことも明らかになったのは、事実でございます。確かに、過年度のような不正支出はございませんでしたが、現下の厳しい財政下のもとで、このような緊張感が欠如した仕事、対応の仕方で事足れりということには到底私はならないと思っています。

 もっとも、私が数年前この決算委員会で御議論をされた印象と、そして今回この委員の一人として加わらせていただいた印象というのは少々変わっております。各部において、非常に不用額が相当あることにまずびっくりをいたしました。数年前というのは、何ときれいにお使いになってるな、これびっくりしたんですよ。でも、この不用額が残ってる方が、私はこれの方が正しかったのではないか、この行き先がなくなったのは非常によかったと、このように思っています。

 なぜそうなったのかという、この不用額が残ったということは、なぜそうなったのかということがまだもうひとつわからない部分がたくさんございました。それでは、事業、業務の必要性の精査に不備があったのか、事後仕事の進め方に問題があったのか、そしてこれはやはり説明をしていただく責任があるのではないかと私は感じました。

【 平成10年度スポーツ・文化振興特別委員会-02月10日-02号 】

◆(阿部誠行君)

 あと一点だけ、ワッハ上方の問題についてですけども、ワッハ上方の入場者数が非常に特徴があるということで、展示室とそれから演芸ホールとレッスンルームという点で入場者数の推移ですね、これは特徴だけ、平成八年から平成十年までの推移ですけども、一日当たりの入場者数にしてみるとどうなっているか、その点だけわかりやすく。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方につきましては、展示室と演芸ホールとレッスンルーム、この三つの三本柱というような形でやっております。

 展示室につきましては、一日平均でしますと、今オープンして三年目でございますが、平成八年度は一日平均八百四十五人、それから平成九年度は三百八人、平成十年度は百七十一人という、これは途中でございますが、こういう形になっております。

 ただ、演芸ホールとレッスンルームにつきましては、年を追うたびにふえておりまして、ちょっと一日当たりでは出ませんが、平成八年度では演芸ホールにつきましては百三十二回の延べ入場者が二万二千人、平成九年度は二百二十三回の延べ入場者が五万人、平成十年度は、これは十二月まででございますが、百七十一回の延べ入場者が三万八千人ということでございます。

 また、レッスンルームにつきましては、平成八年度は五十三回で延べ二千七百八十三人でございましたが、平成九年度は二百四十六回で延べ入場者が一万人、平成十年度も十二月まででございますが、既に二百七十回になってまして、前年度をオーバーしておりまして、延べ入場者でも一万人を既に達成しているというところでございます。

◆(阿部誠行君) 時間が来てますので、もう手短に一つだけ。

 結局、ワッハ上方--上方演芸資料館は、演芸ホールとレッスンルームはにぎわっているけれども、上方演芸の展示、これは年を追うごとに大変な状況になってきている。本命であるこの--これだけが本命とは言えないかもしれませんけど、しかし演芸資料館として資料を展示しているこの展示室の入場者が激減をしてきているという点については、これは展示の内容だとかあるいはその中身、あるいは展示の仕方、さまざまな面で問題を持っているんだろうというふうに思うんです。

 実はね、私のところに手紙をもらったんですけども、この手紙の中で、たくさんの資料を一般の人たちから提供、あるいは貴重な資料もその中には含まれている、こういった提供されている資料が本当に有効に使われているのか、またきちんと大事な資料として整理もされ、保管をされているのかどうなのか、この点非常に危惧した投書が私どもに参っているんです。その点についてだけちょっと。

◎文化課長田中寛君) 先ほどの御質問の資料につきましては、今府民の方々からいろいろいただいておりまして、現在三万点を超えているということでございます。これは常設展示ということで、展示コーナーがございますけども、その一部に特別展等をするスペースがございますので、その中で例えば上方演芸殿堂入り特別展だとか、曽我廼家五郎八追悼展というような特別展活用しております。

 また、そのいただいた資料につきましては、ワッハ上方の資料室というところで保管しておりまして、今現在十分な整理をし、かつその分析とか活用方法も検討をしておりまして、整理をしたものから順次こういう特別展等で府民の方々に見てもらうようにしております。

◆(阿部誠行君) ワッハ上方のこの維持運営費というのは決して少なくない、府の文化予算の中に占める比率としてもかなり高い比率であると。こうした予算が計上されているわけですから、それにふさわしい、本当に上方演芸の資料館として府民が十分活用できるというんですか、値打ちのあるそういった形に、ぜひ運営あるいはその他の管理の問題でも改善をしていっていただきたい。

 その点で、私ども日本共産党の委員から、これまでも先日も入場料の問題で高過ぎるんと違うかという点で、ぜひこれを検討してほしいという点を御要望していたわけですけども、ぜひそれは検討してみましょうという委員会での答弁もいただいているわけですけれども、こういった入場料の問題を含めて、ぜひワッハ上方の運営について抜本的な改善を進めて、経費に見合うということは言えませんけれども、本当に耐え得るそういった展示等に改善していただけるように最後に要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

【 平成11年2月定例会文化労働常任委員会-03月03日-01号 】

◆(小林徳子君) 次に、ワッハ上方の件でありますけれども、今、年間四億円ものビルの賃借料を使っているけれども、資料を見せていただくと、入館者は年々減少をしているということでありますので、私は一考を要するのではないかと思います。私も三回ほど参りましたけれども、やはり入場料八百円というのは高過ぎるんじゃないか。もっと子供たちにも見せていく、あるいは多くの働いている人たちも見てもらうということでは、八百円というのはちょっと高過ぎるのではないかなと思いますし、特に中身の展示だとか内容、これらをやはり魅力あるものにしていかないと、利用率というのは低下する一方だと思います。そういう意味で、ワッハ上方の運営について一考を要するのではないかと思っております。

 あわせて、文化団体もそうですけれども、一般府民も文化に親しむという上では、公共文化施設を低料金で使いやすくする。あるいは入場料はもちろん安くしていく、使用料も安くする、そういうための大阪府としての措置、補助していくとか、そういうことが今非常に大事ではないか、そうでなければ大阪の文化というのはなかなか大衆文化としては発展しないと思いますが、その点ではどのようにお考えでしょうか。

◎文化課長田中寛君) ワッハ上方につきましては、平成八年十一月にオープンいたしまして、四階が展示室、五階が演芸ホール、七階がレッスンルームという形になっております。演芸ホールにつきましては、徐々に利用がふえておるというような状況でございますし、レッスンルームにつきましては非常に利用者がふえておりまして、ほぼ毎日の貸し出しを実施しているところでございます。

 しかしながら、お示しの展示室につきましては利用人数が少しずつ減っておるという状況でございまして、この利用率といいますか、利用状況を回復するために入館者確保対策といたしまして、老人クラブなどの団体を訪問いたしましたり、市の交通局とタイアップいたしまして、一日乗車券の割り引き施設に入れていただくというようなこともし、入館者の新規開拓の努力を続けております。

 今議会におきまして、ワッハ上方を一層魅力ある施設にしまして入館者を確保するための事業予算の御審議をお願いしておるような状況でございまして、何とか入館者の確保をこれからも図ってまいりたいと考えております。

 それで、入場料八百円は高過ぎるのじゃなかろうかとお示しのところでございますが、二十人以上の団体割引制度を設けて料金に柔軟性を持たせましたり、障害者の方や留学生の方々を無料にするなど、府立の施設としての特性は出してきたというところでございます。ただ、料金の値下げにつきましては、ワッハ上方管理運営費の積算--先ほど管理運営費の中でビルの賃借料につきましては三億三千九百四十五万七千円ということでございますので、御理解いただきたいと思いますが、そういう管理運営費の積算とも関係することでございますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。


【 平成11年  9月 定例会本会議-10月04日-03号 】

◆(奴井和幸君) 次に、府立上方演芸資料館の運営についてお尋ねいたします。

 上方演芸の振興について知事は府政運営方針の中で、上方文化や芸能を初めとする大阪文化は国内外に誇り得る文化ブランドであり、府民の皆様とその大阪の誇りを再発見し共有していきたいとのお考えを示されました。長引く不況の中で、最近大阪の町は明るさがなくなってきたように思われます。バイタリティーあふれる大阪、元気な大阪を取り戻すためにも、上方文化や芸能などの文化振興が不可欠であると考えます。

 平成八年十一月、上方演芸を時代の変遷によって風化させないようその保存と振興を図る拠点施設として府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方が華々しくオープンし、早いもので間もなく三周年を迎えます。上方演芸専門の施設としては全国唯一のものであり、大阪が誇り得る施設であると私は考えておりますが、残念ながら展示室への入場者は減少の一途であります。さらに、平成十年度の収支状況を見ましても、二億円近い持ち出しとなっております。

 昨年九月に策定した財政再建プログラム案や行政評価において、府民ニーズに合わないもの、また府民利用が少ない公の施設は廃止の方向さえ出ている状況であります。少なくとも府民税金で運営している以上、その負担は最小限にとめるべきであると考えます。

 また、ワッハ上方が立地する難波周辺は、上方芸能の発足の土地であり、エンターテインメント性の高い地域でありますので、その一翼を担えるようそれぞれの役割分担を明確にしながら、ワッハ上方の特性を十分発揮していただきたいと思います。

 入場者数の減少は、公の施設としては博物館美術館に比べて入場料が高いことや、若者が集まる場所柄にしては、若者などに魅力のない展示内容にも原因があるのではないでしょうか。そこで、こういう厳しい時代だからこそ、上方演芸、なかんずくその拠点施設であるワッハ上方は、我々庶民の生活にとって元気の源として極めて重要なものと考えます。知事御所見をお伺いいたします。

 また、ワッハ上方の抜本的改善策について今後どのように進めていこうとされているのか、生活文化部長の御所見をお伺いいたします。

2009-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20090723001546

違う違う。

何見たか知らんけど、カーテンコールは出演者の為のものじゃなくて、客の為のものだ。

舞台芸術、っていうかまあ演劇系だな、しかも四季とか東宝松竹なんかの大手だと特にそうなんだけど、演者にファンがついてるから、演者の役をはずれた姿を堪能させる為に何度も出る。

あんなの、客がアンコール拍手しなけりゃ一回で終わるんだよ。金払ってる客が要求するから何度も出なきゃいけないだけ。

自分がもう満足したな、こいつらもう出てこなくて良いなと思ったらそこで拍手やめればいいの。

拍手が鳴り止まないってことは、その人達はまだ演者を見足りないわけ。演者じゃなくて客の満足な。「これだけあなたの出ているお芝居を愛しましたよ」のラブコール。名作だと演目にも固定客ついてるから長くなる傾向はあるね。

レ・ミゼラブルであまりのカーテンコールの長さに子役がぶーたれた顔をしたのとか見たことあるよw

あとこれはお笑いだけどラーメンズ地方公演で、3,4回目のカーテンコールあたりでコバケン半笑いで「もうね、なんにも出すものはありませんよ」っつって拍手強制終了させたりとかもあったな

「片付けが大変なんだ!」とかも言ってた。こういう笑いに誤摩化した切実な叫びはでもやっぱり笑える

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622023903

メディアに注目されると集客力が強まるので

収支は改善されるけども

今度はTV映画スケジュールがぎっちぎちになって

本公演ができなくなったり、劇団自体を辞める人も出てくる罠

大人計画はがんばってると思う)

日本は娯楽に占める舞台芸術の地位がとんでもなく低いので

演劇見に行くんですか? すごいですねー」

なんて発言がふつーに出てきちゃう始末

まずは演劇がもっと身近で大衆のもんだってことを

世間一般に知らしめたい

和服だのおしゃれだのしなくていい

芝居はジーンズスニーカーで観ていいもんだ

気軽に観てもらうためにもまずはチケット代を安くしたいんだけれど

ああ以下ループ

ネットを始め、気軽に楽しめる娯楽が山ほどあるんだもの

わざわざ決められた時間に高い金払って行く

しかもどれくらい面白いか保証が一切無い演劇の地位が低くなってるのも当たり前だと思う

大きい公演は大概、文化庁から助成を受けています

あとセゾン財団とか

それでも収支は赤字だったりする不思議

なんか愚痴っぽくなってすんません

2009-01-25

かつて電気街

これらの図像は複製された異性または異性の複製。絵画が複製技術を得て写真画集になるなり、舞台芸術が中略映画になるなり、音楽が中略CDファイルになるなり、しばしば複製技術によって新たな分野が誕生したり大衆化したりということが起こるが、要するに価値を消尽するための消費財になったということで、例えば録音産業の没落などにそれは明らかだ。この地で起こっていることもまた、異性を複製可能と見なし、かつ消費財と見なすということであり、複製によって手に届きやすくなれば、マスターに用がないのは善悪ではない。店頭に溢れる図像の数々はその力強い宣言だろう。ところで宣言と言えば、間もなくマリネッティ未来主義創立宣言より記念すべき百年を迎えるが、恐らくここにいる大半の人々にとってそれはどうでもよく、複製物の爆発的増殖を素直に喜んでいる。

2008-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20080417234519

あのさあ、「一般的にはこういうことが言われている」ということを主張したら、いつの間にか俺が「こういうこと」を主張していることになってるのはなんでなんですか、とさっきから何度も聞いてるんですが。「そうとしか思えないから」って、あんたの主観でしょ。しかもあんたが俺のことを色眼鏡で見てたことはあんたが自分で言ったことだし。

民主主義自由主義自然科学も、キリスト教論理的に直結はしていない。

ほう、その辺の本には「神」なんて言葉が乱舞しとるがな。じゃあ日本古典がどう宗教価値に直結しとるんだ?

それが「一般人レベル」か? 高校で教える価値があるかどうかは微妙だが。

これは確かに読み飛ばした、失敬。

日本古典の話をしてるんだが。とりあえず便宜的に日本言文一致体以前以後で区切ってみようか。

なんか、今でも一般人が学ぶ意義のあるような文献がそれ以前にある?

しつこいなあ。食い下がってるのはどっちだよ。「意義」の定義によるだろ。「一般人レベル」でいうのなら、欧米先進国様の古典を学ぶ意義と同程度のものは間違いなくあるよ。日本文化のうち文学美術舞台芸術に優れたものがあることは君も否定せんだろうが、それらの趣味思想だのなんだのに劣ることはあり得まい。

欧米政治思想の本なんかはそれこそニュートンの時代のとか普通に今でも重要でしょ。

グレコ・ローマン文化の話じゃなかったのかよ。近代以降ならそりゃ当然だろ。フランス革命1789年明治維新1868年の差が今更どれほど重要だとあんたが思ってるのかは知らんが(明治維新は不完全な革命とかいうなよ。そんなこと言えばロベスピエールとかナポレオンってのはどうなるんだ)。ただその意味で言うなら欧米であってもドイツなんかは後進国なんであって、あんたが言ってるのは「イギリスフランス」の話でしかない。「欧米」ではないぞ。

君の言うステータスシンボルのような意味での「役に立つ」自体を俺は批判し否定してるんだよ。まやかしだってな。で、撤回したんじゃなかったか? やっぱ食いさがってんじゃんww

一方で、海外のほとんどのライブラリドキュメント英語で書いてあるから、英語はとても役に立つなあ。

ほら、君は「??だとすれば」という仮定が読めないんだよね。背理法とか理解できてないんじゃないの?出来の悪い中学生とかで、「もし√2=p/qと既約分数で書けたとするとpもqも偶数になるが」とかいうと、「pもqも偶数なわけないだろ!」とか言って聞かないガキがいるよね。

あとさあ、まやかしまやかしで構わないけど、そういう意味なら俺は英語の「役に立つ」もまやかしだと思うがねえ。

とりあえず、「まやかし」と「役に立つ」をあんたはどういう基準で使い分けてるのか明示してくれ。でないと話にならん。

えーと、そういう主張をしたいのならまずソースよろ。

はあ?何のソースだよ。俺は君の主張を自然演繹しただけであって、敢えて言うならソースは君の発言だが。

俺の言ってるのは、ただの東大卒程度でエリートなんて呼ぶ必要ないだろ、ってことなんだが。毎年数百人も生まれるのに。

東大卒は毎年数千人だ。それで、MIT卒は何人いるか知ってる?ハーバードは?プリンストンは?スタンフォードは?オックスフォードは?ケンブリッジは?

本当に新天地を切り開くようなエリートってのは、せいぜい数人程度だろ。その数人にどういう教育をするかと考えた場合、国内でまかなおうなどと無駄な縄張り意識を発揮するよりは、とりあえず世界トップレベル大学に送り込めばいいんじゃないの、と。

天才信仰ですか。まあいいや。仮にそうだとしても、「年に数人」レベル人間「教育」なんておこがましいと思わんか。そんな人間はほっといても自分に最適な場所を探してくるし、そこが日本である可能性もあれば海外である可能性もある。

国を背負うほどのものでもない普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンすることに金を使うよりは、普通大学を出る普通の何万人のレベルを上げるほうが安上がりだし価値があるんじゃねえの、と。

誰も「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」なんて言ってないし、そもそも東大生の中で「教育制度がもっとよければ俺はもっと偉くなれた!」なんて言ってる奴は落ちこぼれだけだよ。だから「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」という発想自体がそもそも無意味

俺はFORTRANを主流だとは言ってないと思うがね。スタンダード(標準)だとは言ったが。主流と標準の違いは分かるよな?

いや、主流の座から滑り落ちたものを普通スタンダードとは呼ばないだろう。そう言えるからには、後続のものがスタンダードを一つの目標に据えて設計されたとかそういう事情が必要だ。ちなみに釘をさしておくが、別にこの主張に固執するつもりはないから反論は不要。否定してくれてかまわん。

でも、コアの計算部分がライブラリに分離されちゃうケースが増えると、ますます低水準処理がどうこういう意味がなくなるような。

出来合いのライブラリを使ってない研究者だって沢山いるし、そもそも計算アルゴリズム自体に工夫をする人だっているわけでな。その辺は計算の規模と計算機リソースの兼ね合いと、あるいは本人が計算機を好きか嫌いかなんていう、実に卑近な事情によって決まってくる。それこそ情報工学の研究者であっても、俺が例に挙げたパターン認識待ち行列研究者の中には計算機の実践的側面なんかに興味がなく、Cを使ってアセンブラまがいのコードを書き、新しい言語なんて覚える暇があったらもっと他のことをするとかなんとか言ってる人だって一定の比率で存在する。おわかり?あんたの言ってる「情報工学」は「コンピュータ工学」でしかないことに気付いてほしいな、いい加減に。そこだけ理解してもらえればあとはどうでもいい。そうすれば、あんたが噛み付いてる点自体が枝葉末節だってことにも気付くだろうし。

自分の書いたコード計算機のなかでどういう風に動くかというイメージを持っておけば見通しがよくなるだろ

前にも書いて綺麗に見ない振りされたけど、それ言語の選択と無関係だよね。

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元々の話覚えてるか?「低レベル寄りの言語を知識としてだけでも知らない人間に」云々という話だっただろう。どうも話が巧妙にずらされてる気がするんだが。たとえばいきなりJavaを覚えさせられた人間がそれがわかるとは到底思えない。ライブラリソースを読めるレベルになってはじめてわかることだろう、それは。

C++の話も同様。敢えて「C++らしい」処理を書けば計算量はどんどん増えて、例えば行列カプセル化して演算子オーバーロードしてなんてことやってたら計算時間が倍ぐらいになってもおかしくはないだろう。一晩で終わる計算が翌日の昼までかかるということになったら作業効率には歴然たる差が出るぞ。

2007-02-22

[]Ver. 0.35

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以下、未発達ネタ

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