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はてなキーワード: ユーラシアとは

2020-10-04

後宮大奥、あるいは役者アナウンサー

今年になってから破竹の快進撃を続け、今やVTuber大手事務所一角になった、ホロライブ不祥事が収まらない。

一番悪いのは事務所運営方針で、儲け話に目端が利く反面、コンプライアンス法務権利関係に対してあまりにも暗く、迂闊で後手後手というのを今まではツッコまれていたが、ここに来て配信者に採用方法にも少なから問題があるのでは?という状況になりつつある。


聞けばニコ生ツイキャス配信経験者や、最近だったら他の事務所でのVTuber経験者であれば、それを聞きつけたホロライブスカウトが来るらしい。

まり、「人気ある配信者」を一本釣りしていると。

これが一昨年くらいの、当時から大手だったにじさんじとかと比べたら小ぢんまりした事務所に過ぎなかったホロライブであれば、「弱者の戦略」として大いにアリと思える話ではある。

採用された配信者も、小さいからこそ色々自分のやりたいことを自由にやれただろうし、白上フブキはそんな環境頭角を現したタレントと言えるだろう。

あるいは大手に採ってもらえなかったとか、声優アイドルとして表舞台に立てなかった負い目や悔しさをバネに、ひたすら自分の強みを模索し、のし上がるモチベーションにした配信者もいるはず(おそらく湊あくあはそういうタイプだと思われる)。


しかし今や見事にブランドイメージ確立してしまったホロライブに入りたい人なんて、最初から稼ぐ気満々の「プロ勝負師」みたいな手合がほとんどだろう。

そして勝負師というのは、言い換えれば「勝つために不要ものを削ぎ落とし、捨ててしまった人たち」とも言えるのだ。

なぜ「クリーンファイター」などという単語があるのか、「芸人100点、人間0点」などと弟子にまで揶揄された落語家がいるのかという話でもある。

そういう今のホロライブが何に例えられるかと考えると、「美貌」さえあれば誰彼構わず召し上げた、昔の後宮が挙げられるのではないだろうか。

そんな女性集団女性だけで統率するのは困難だったためか、「女に手を出したくとも出せない男性官僚」すなわち宦官が大活躍する運びになったと。


そんな宦官は、中国からヨーロッパまで、いわばユーラシアに遍く分布していたのだが、日本にだけはなかった。

というのも、日本女官は平安の昔から江戸時代大奥に至るまで、「帝/上様の伴侶として恥ずかしくない、最低限の家柄と教養を持ち合わせている」こと、今風に言えば「上級国民女子であることが、美貌以上に絶対条件だったためである

いわば医者弁護士の娘しかいない私立一貫校みたいな、良い意味で均質化した集団なので、女性だけで十分まとまったのだろう。

からというわけではないが、今後ホロライブが生き残る道があるとすれば、そういう歴史に学ぶことが求められる気がしている。

とはいえ、それは結局、ナレーションアナウンスにおいて、高卒どころか中卒からでもなれなくはない役者殆ど参入できず、高学歴かつ徹底した社員教育を受けた局アナ系ばかりが仕事を取っていくみたいな話であり、また一つ格差を見せつけられる結果になるだけの気がしなくもないが。


そんなことを思わせる好例が、ほぼ同時期にデビューしたホロライブ5期生(ほろふぁいぶ)と、にじさんじ世玲音女学院(セレ女)である

今の所、チャンネル登録者数・同時接続数・そして恐らくはスパチャ総額のいずれもほろふぁいぶの圧勝なのだが、反面デビューから半月足らずでのメンバー脱退や残ったメンバー炎上により、相当にイメージ毀損してしまっている。

一方のセレ女は、一応「大型新人」というゲタがあるものの西園チグサがチャンネル登録者10万人を突破したり、他の4人も興味深いキャラ趣味嗜好で、地道にファンを獲得しつつある。

というわけで、ここまで読んで興味が湧いた人のために、比較用に双方の配信者の「みんなのリズム天国」実況配信リンクしておく。

両者を見比べると、人気最下位レース常連であることや優れたリズム感という共通点以外にも、色々考えさせられる。

見た人はとりあえず、感じたことをトラバブクマに書いてもらえると幸いである。

2020-10-03

アジア

どうしてアシアじゃないの?

もしくは、

どうしてユーラシアはヨーラジアじゃないの?

2020-09-28

ネムイ朝後期の柱、摂政王子カカナイ

 ネムイ朝第4代皇帝エーガミ帝の息子、王子カカナイ(400~455)はネムイ朝第6代皇帝エーカキ帝とその弟第7代皇帝ヤッパエーカキ帝の摂政を務めた。今日でも「ソシャゲイ」の渾名で知られる彼は人々に愛された統治者であった。

 1998年世界遺産登録され今もなお人々を魅了し続けている巨大神殿グ=グプレカードとアップ=ルカードは彼が建設を主導したものである。又公共事業雇用を生む傍、国の主要輸出産品を生産の安定しないクリップスタ塩、プロクリエ糸、アイビ酢から、安定生産・安定供給可能スクフェ酢、デレ鱒、シャニ鱒、バン鳥、マギレ粉等に変え貿易による経済の発展を促した。

 ネムイ朝第5代皇帝コンシューマーゲームシ帝の弟でもある彼は、先代の父の死後わずか7歳で即位し成人した2年後には精神を病んだ甥のエーカキ帝に代わって長期に渡り政治を執り行った。エーカキ帝が31歳で狂死し、ヤッパエーカキ帝が即位したのちにも民草の支持を得て摂政の職を続けることとなった。しか仕事中毒とも呼べる働きぶりであった彼は、54歳のある日、朝食のテーブルについた途端に脳の病で倒れ人事不省に陥った。その晩、家臣や侍女たちが見守る中突然起き上がり「モン・エナ(人生見つめ直せ)」のただ一言を発して息絶えた。この遺言解釈については諸説あるが、隣国シューカイのエフジ王(※注)へ向けた言葉という説が有力である。(※エフジ王は先の大戦占領したホーグバイソ区の住人へ苛烈な重労働を強いていた。)

 カカナイがこの世を去ってからたった一月後、不幸なことにヤッパエーカキ帝は後の第8代皇帝ネロ差し金により暗殺される。ネロはエーガミ帝の息子でありコンシューマーゲームシ帝とカカナイの異母弟であったが、政治手腕は兄達に似ずネムイ朝の崩壊の原因となった。

 そして時代はオキンノツレエ朝へと移り変わってゆく。



民明書房刊『何故トニカヤスミ帝がユーラシアを手にしたか』より

2020-05-05

2020年秋、ユーラシア国では全国民対象とした大規模な抗体検査が行

2020年秋、ユーラシア国では全国民対象とした大規模な抗体検査が行われた。その結果を元に、家族全員に抗体があると認められた世帯は「経済特区」への移住が認められ、反対に抗体を持たない者とその家族生活国家管理下に置かれることとなった。

半年ごとの抗体検査。そこで全員に抗体が認められた世帯から経済特区移住していく。経済特区は徐々に拡げられ、やがてユーラシア国全体にわたるだろう。国民は全員が抗体保持者だ。

もはやロックダウン必要ない。ウイルス感染して抗体を獲得すれば経済特区での自由生活が待っている。もしくは運が悪ければ死ぬだけだ。国家には国民生活支配するノウハウがあり、国民は強いリーダーシップの元でそれなりに悪くない生活をしていた。勤務時間きっかり8時間。1日3食の健康的な食事生活用品の支給保障された(支給品のマスクについては安全性に疑問が残るが)。経済特区にいる相手とも自由ビデオ通話が許された。当局に傍聴されていないか? その心配はないと聞いている。隔離され、管理されるだけの合理的理由があるのだ。そうそう、もうロックダウンが解除されて久しいというのに、映画コンサート、芝居、バレエといった娯楽は経済特区だけで認められ、抗体を持たない者は個人配信を楽しむしかない。パンデミックからのお作法だ。テレビ新聞経済特区内のことが報じられることは滅多にない。そもそもテレビ新聞の言うことなんて、誰もまともに相手にしていないのだが。

彼はパンデミックの数年前から夫婦レストラン経営していた。今は国が労働者支給する食事を作る仕事をしている。元妻は子供たちと経済特区にいる。どういう訳か彼にだけ抗体がなかった。妻が接客担当だったからなのか、社交的で行動的な性格が幸いしたのか、はたまた子供たちがどこかからウイルスを持ち込んだのか。はっきりした理由は分からない。妻は世帯分離を望んだ。自分子供たちだけでも経済特区に行って、「私たちの店」を続けたいと言った。あなた抗体を獲得してこちらに来るのを待っている、と。やれやれ。生きてあちら側に行ければいいのだが。

先日、店のもと常連だった男が妙なことを言っていた。元妻に似た女性を見かけたというのだ。医療システムを維持するため、あちら側とこちら側の出入りは厳しく制限されている。だいいち自分彼女から何も聞いていない。男の見間違いだろうか。

そんな折、covid-21 という言葉を耳にした。

2020-01-06

これ他店で可愛い絵文字メニューに載ってたのを、絵文字の数=おすすめ度(★みたいな)と勘違いして真似たとかそんな感じじゃね

2019-10-23

ガンダムみたいな宇宙への棄民政策って実際に出来るのかな

例えば100万人が住めるスペースコロニーを作れるとして

作るのに十年かかってたら人口爆発に追いつかない

並行で作るにしても1基作るのに1兆円近くかかるだろうから国家予算破綻する

それよりはユーラシア中央部とかの誰も住まない土地に無理やり大都市作って強制移住の方が現実味がある

2019-06-14

大学研究力が衰退したたった1つの理由

先に結論を書く。

大学研究力が衰退した最大の理由は「教育改革である予算の減少が最大の理由ではない。

教育改革をやめれば、予算を増やさずとも研究力は向上する。

もっと平易に書けば、

教育を頑張りすぎたか研究力が落ちたのである

教育には手を抜いて、研究に力を注ぐべきである

過去研究成果が現代ノーベル賞受賞に結び付いている理由を端的に言えば、

「昔は教育適当にやっていたから」であり「時間たっぷりあったから」である

今は、産業界から圧力で様々な教育改革が強烈に進められている。

皮肉なことに、どんなに教育に力を入れて優秀な人材を育てても、その能力を十分に活かすだけの場所が今の産業界(とくに経団連)には存在しない。

そんなことは「退職しました」系のエントリでも読めば明らかだ。

改めて言うまでもないが、大学教員が持つリソースは有限である

教育リソースを割けば、その分、研究に割くリソースが減る。

各種の統計データから明らかになった我が国大学研究力の凋落は、教育に力を注ぎ過ぎたためである

今や経済界から圧力によって、グローバル教育、実務教育大学改革入試改革、成績評価厳格化、はてはAI人材育成と、

研究以外のことにエネルギーを投じてきた結果が今の惨憺たるありさである

どれだけ教育改革を進めようが、そこに終わりがないことは、現在の小中学校先生方の疲弊ぶりを見れば明らかである

道徳教育英語教育プログラミング教育、その他もろもろ、際限なく要求が出され、現場疲弊しきった今の小中学校は、文科省に振り回される国立大学の行く先を示している。

この根源となっている、助成金を餌にした教育改革競争文部科学省は今すぐやめるべきである

例を挙げよう。

文部科学省が立ち上げる奇異なプログラムは数多くあるが、

そのなかの1つ「平成31年度卓越大学プログラム」の申請状況を見るといい。

https://www.jsps.go.jp/j-takuetsu-pro/data/shinsei_jyokyo_31.pdf

大学提案しているプログラム名称をいくつか抜粋しよう。

東北大学システムインテグレーションを基盤とする社会実装イノベーション卓越大学プログラム

山形大学ソフトマターインダスリー創成スマートシステム卓越大学

筑波大学)138億年の進化相転移に学ぶダ・ヴィンチ人材成プログラム

千葉大学アジアユーラシアグローバルリーダー養成のための臨床人文学教育プログラム

信州大学ファイバー工学と異分野融合が織りなすスマート生活創造者育成プログラム

名古屋大学情報生命科学コンボリューション on グローカルアライアンス卓越大学

大阪大学)多様な知の協奏による先導的量子ビーム応用卓越大学プログラム

神戸大学メディカルバリュクリエーター成プログラム

今の大学の混迷ぶりを如実に示している。

こんな意味不明プログラム名称を掲げて、組織運営をいじり倒すことにどんな意味があるのか。

助成金欲しさのために、東大京大をはじめとするが一流大学たちが教育改革ごっこを強いられているのである

嘆かわし限りだ。

経団連の偉い人が言うように、大学レジャーランドで構わない。

これだけ教育改革が進んだ今でもレジャーランドと言われるのだから、いっそ昔の状態に戻すのがよい。

勉強したくない学生は、授業料だけ払って遊んでいればいいのである

そんな中で作り上げる人的ネットワークにも、自己と向き合う時間にも十分価値があるだろう。

勉強したい学生には、今の大学は十分に学べるだけの環境が整っている。

各分野の専門を極めた大学教授陣に意味のない教育改革ごっこをさせるよりも、研究に専念する時間を与えるべきである

柴山昌彦文部科学大臣には、上記の内容を是非読んでいただきたい。

2019-05-21

中国が分裂しない方法

中国共産党が打倒されるのは当然として

中国共産党支配じゃなければウイグルチベット南モンゴル香港独立運動が止まるのかという話なんだよ。

おそらく止まらない。

結局これらを力で押さえつければ共産党と同じだし、独立を認めれば分裂することになる。


そこで思いついたのは、分裂を防ぎたければ中国をやめるという方法だ。

中華帝国というものイメージはもはや地に落ちており、大帝国だったという歴史的イメージからこの国で権力を握ったっもの帝国主義を目指さざるを得ない。

外国から迷惑存在でありつづける。

ユーラシア共和国とか、中央アジア共和国とかそんな中華イメージ払拭した国名になればまとまるのではなかろうか。

2019-03-10

車輪の再発明って言葉には、敬意が含まれてることを意識して使うべき

車輪発明って、人類史上最もスゴい所業

言葉発明世界中どこでも起きた。

農業発明も、時期は違えど世界中10所以上で起きた。

ユーラシアだけでなくアフリカでも南北アメリカでも。

文字発明世界の数カ所でしか起きてない。南北アメリカオーストリアでは発明できなかった。

しかし、車輪発明古代メソポタミアで起きたきりで、長い間ユーラシア大陸にしかなかった。

全ての車輪の源流は1つで、国家法律車輪副産物といっても過言ではない。

車輪の再発明をするな」という言葉は「君の発明人類史上最もスゴい偉業になったかもしれないんだけどね、実はもうそれはあるんだ」

くらいの相手への敬意が含まれる。

追記

ネイティブアメリカン文字を独力創り出した男がいる。

白人文字を使ってるのを見て、

「よっしゃ俺も作ろう!」

と思い立ち、(白人に習うということなしに、作ってやろっかという発想が既に天才)まずはオリジナル記号で店の帳簿をつけ始め(やはり天才)、その勢いで漢字のような表意文字を作り始めるも数千作って挫折し(それでも天才。いくつ文字があっても足りない漢字とかシステムとして欠陥だらけだろ)言葉母音と子音の組み合わせで書けるということを発見して表音文字発明

使い勝手がよすぎてあっという間に部族に広まり、その部族識字率白人を超えた、という話。

アルファベット発明した人の記録なんて当然残ってないが、文字発明はこういう凄まじい天才仕事

そして、車輪はそれ以上。

2019-02-01

日本好戦的な国だってことにしたい連中ってなんなん

はてなブックマーク - 日本サハリン北方領土急襲も」 元ロ軍高官主張、主要メディア一斉に報道47NEWS

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/463499364229923937

日本他国侵略したのなんて大日本帝国の時だけだろ。

秀吉朝鮮出兵は負けたし。

2600年の歴史の中で明確に外国に攻め入ったのこの2回くらいじゃねえか。

他の国見てみろ。ヨーロッパユーラシアも年中攻めたり責められたり

アメリカ大陸オーストラリアをまるごと侵略してるし。

しろ日本なんて外国との戦争ほとんどしてない平和国家じゃんかよ。

そもそも第二次大戦以前はどこの国も覇権主義が当たり前でスキあらば領土権益の拡大を狙ってた。

それが国際連合ができて、一応表向きはもう戦争はやめましょうってことになった。

でもアメリカソ連ロシア)も中国戦争しまくってたし外国への権益拡大を隠さなくなった。

イギリスフォークランド紛争とかあったし。フランス核実験したし。

世界的に見て日本こそが戦争を避け続けてる国じゃんかよ。

それでホントにいいのかって考えが出てきたから「普通の国」論とか出てきた。

ことさら日本戦争したがってることにしたい人たちは何が言いたいん。

日本自衛力さえ縛って外患誘致したいんか?

2016-12-16

オタベックアルティンにかこつけて話をしたい

ユーリ!!! on ICE 、見てる?

オタベックアルティン、どう?

カザフ英雄」っていう字面を見て以来、ソワソワしていたものが、ユーリ・プリセキー友達になったあの瞬間に全てが弾けた。

カザフスタンを含む中央ユーラシア・テュルク系諸民族が持つ「民族英雄」の姿をはっきりと感じ取ったからだ。

カザフスタンは、歴史的にテュルク系諸民族が多く暮らしてきた土地である

遊牧騎馬民族繁栄した土地であり、彼らはテュルク系の言語と、それに基づく言語文化を持つ。

彼らの文化信仰あるいは歴史は、口承文芸によって伝承された経緯があり、口承文芸のうちの一大ジャンルとして数えられるのが「英雄叙事詩」と呼ばれる物語形態だ。

カザフに限らずテュルク系諸民族の中で広く伝播した『アルパムス・バトゥル』や、キルギス英雄叙事詩マナス』は邦訳出版されており、母語によって英雄叙事詩世界観に触れることができる。中央アジアを題材とした創作物でおそらく現在もっとも有名なのは森薫の『乙嫁語り』だろうが、作中に登場する馬などの名は、先述の英雄叙事詩にて確認できる。アルパムスやマナスとは叙事詩中での主人公にあたる英雄名前であり、英雄たちは作中でもっとも強く、激しく、時に美しい。

英雄叙事詩」の歴史形態などについては省略するが、重要なのはカザフの地に育まれ文化には「英雄」の存在を待望し、受容する姿があるということである

彼らは街や、施設などに英雄叙事詩中に見られる名付けをし、また街中では英雄の像を見ることもできる。余談ではあるが、キルギス首都ビシュケクに立つ騎馬マナス像の馬には、立派なちんちんがついている。あと動物園の馬もなかなかのブツをボロンしてる時がある。

さて、その英雄についてである

英雄叙事詩の主なテーマの一つに「外敵との戦い」がある。英雄が戦う相手は「異民族」や「異教徒であることが多い。たまに超自然的な怪物と戦うこともある。

敵対する異民族や異教徒を、英雄苛烈に打ち倒していくわけだが、全ての異民族や異教徒が敵となるわけではない。

英雄は、時に異民族友達になる。

英雄(オタベック)は、異民族(ユーリ)と友達になるのだ。

盟友となった異民族とともに、英雄さらなる敵を打ち倒していくのである

(英雄叙事詩中に現れる異民族は大抵がモンゴル系の遊牧騎馬民族な訳だが、細かいことはいいんだよ)

敵についても、少し話をしたい。

英雄異民族敵対し、彼らを倒して強さを示す。異民族の長との一騎打ちはしばしば物語クライマックスとなり、もっとも盛り上がるシーンであると言っても良い。

敵の王との一騎打ちである

YOIにおける王といえば、J.J.ルロワに他ならない。

11話でオタベックアルティン対峙したJJの姿は各位の記憶に新しいことと思うが、ここでもオタベックアルティンが持つ英雄性を感じ取ることができる。

そうして「勝利」を得た英雄は、やがて自集団を束ねる長となり、後世へと名を残す偉大な存在となるのだ。

英雄叙事詩はその他様々なエピソードによって構成されているので、興味を持った皆さんには是非読んでいただきたい。

ここまでの参考文献は以下の通りである

 坂井弘紀2002『中央アジア英雄叙事詩:語り伝わる歴史東洋書店

 坂井弘紀訳2015『アルパムス・バトゥル:テュルク諸民族英雄叙事詩平凡社

 若松寛訳2001『マナ少年篇:キルギス英雄叙事詩平凡社

 若松寛訳2003『マナ青年篇:キルギス英雄叙事詩平凡社

 若松寛訳2005『マナ壮年篇:キルギス英雄叙事詩平凡社

我々は幸運にも日本語でテュルク系英雄叙事詩に触れる機会を持った。最大の感謝をここに表す。

以下、蛇足

オタベックアルティンサマーキャンプを経てバレエからは離れたようだけど、彼はその後どこに行ったのだろう?

個人的に、例の演技終了時のポージングからコサックダンス(ホパーク)の匂いを感じた。

12話で明らかになるのだろうか、期待は大きい。

あと、「サマルカンド序曲」っていうタイトルも気になる。

2016-11-20

[]

 掛川花鳥園に行ってきましたわ。鳥最高でしたわ〜!

 こちらではフクロウケープペンギンインコなどの鳥と熱帯の植物、魚が

触れ合える距離で展示されています

猛禽のフクロウミミズクとふれあうには限定の枠に入らないと

いけないのですけど、他の鳥さんは普通に触れる場合が多いです。

常連さんなのか、インコ止まり木と化している方を何人もみました。

 でも、わたくしには高貴なオーラのせいで、なかなか鳥さんが寄ってきてくれませんの。およよ。

掛川花鳥園アイドルオニオオハシさんに近づいてもらうのに有料の餌のブドウ1/4粒、

手に乗ってもらうのに残りの1/4粒を使って、やっと止まってもらったのですけど、

餌を食べたら用済みとばかりに、瞬時に飛び立たれてしまいました・・・・・・

 そんな傷心のわたくしを慰めてくれたのがハイイロエボシドリさんです。

近づいて写真を撮っていたら、いきなり肩に飛び乗り、

背中側の死角に回り込んでわたくしを乗り物にしてくださいました。

 そこから左腕に移動して、また右腕、背中とわたくしの上を2周半ですわ。

見た目はやや地味な鳥ですけど、なつかれない中こんなことをされたら

贔屓になってしまますわ。メロメロでしたわ。

 まぁ、餌をもった他のお客様が近づくとハイイロエボシドリさんは

そちらに移動してしまったのですが、

ベンチに座っている間、ずっと肩に留まってくださいましたので満足でした。

 その後はコガネメキシコインコさんにも留まっていただきました。

垂直の金網に留まって体勢が厳しそうなところに腕を出したことが、

功をそうしたようです。

腕ではなく指に来たので、ちょっと痛かったですけど、

認められた気がして痛みも喜びになってしまますわ。

マズローの三段階ですわ。

危ない施設ですわ。

 簡単には触れないフクロウの仲間では、ベンガルワシミミズクルチカさんを魅力的に感じました。

ゴルゴ13のごとき鋭い視線からあくびの連発まで表情ゆたかですっかりファンになりました。

 フクロウ類は瞳が大きく前を向いているため「表情」を読みとった気になりやすいのですわ。

でも、ユーラシアワシミミズクさんの展示室の壁に空いていた弾痕みたいな

くぼみのことは忘れない方がよさそうです。

 また、オナガフクロウの首のスムーズで素早い回転は戦車の砲塔を連想させました。

これだけ首が回るなら経営安心ですわ。

あと、三羽同室のフクロウが手前の止まり木に2羽、奥の止まり木に1羽の形で留まっていて、

フィリピンのエアボ兄弟のevery bodyの配置と完全に一致していたことが

面白かったですの。

 フクロウやホークの部屋が狭いことや足に鎖がついていることに痛々しいものは感じましたが、

職員説明からはそれぞれの個体への深い愛も感じられました。

夜行性ですし、飛び回れる調教やショーがストレス発散になっているのかもしれません。

 ペリカンフラミンゴの餌にお魚はありましたけど、鯖はなかったと思います

ホッと鰭で胸をなで下ろしました。

2016-05-20

お焼き屋で隣の女子高生が言っていたこ

私が住んでいる場所北海道士別市という場所で、そこにはくら寿司はおろかマクドナルドさえない。

から「隣りの女子高生」の会話メソッド作文をなすには、学生がよくいくお焼き屋に舞台を遷さねばならない。

北海道田舎はどこもそうだろう。

お焼き屋に行くと、富川という私より25歳ほど上の男が店番をしている。

元来、私の学生時代富川の母が店主であった。私たち富川のばばあだとか、富川のばあさんと呼んでいた。

富川の息子、今店番をしている男は、若いころから数年前まである政党党員として、近隣の名寄市旭川市活動していた。

富川のばばあが高齢になったから、今は店を手伝ってよくいる。それまでは市議道議なんかと活動を共にして走り回っていた。

富川お焼き屋は、お焼きはもちろんそれなりだが白玉善哉が美味いことで知られている。

私もそれを頼む。それとアイスコーヒー

私は旭川高校から北海道大学経済学部に進み、沼田町役場に奉職した。

から3年前、仕事を辞めた。仕事は嫌いではなかったし熱意もあったのだが、書いていた小説がかなり売れるようになって、家族とともに故郷士別引っ越した。

妻の実家はこれまた近くの秩父別町にあるから、まぁ親孝行なもんだ。

富川の店に2人のJKがやってきた。そしていよいよ、彼女たちの会話が始まる。

平成金時価格低すぎない?」

「やんぬるかな」

「それときらら8087xの取引価格がまた小樽相場師によって引き下げられとるわ」

「え、とーさん大丈夫だべか?」

「やんぬるかな」

士別でも組合つくらんとならんと思ーよ」

旭川の方では軍が言って組合作って自分らで検査しとるそうだ」

「うっちじゃそれ無理っぺよ! まとめんの出来る人居るの?」

「やらんといつまでも小樽相場師の言い値さ」

「折角景気も天気もいいのにこれじゃいつまでも銭こはいらんやね」

「わややわ! やんぬるかね!」

「すったこ~」

2089年に勃発したモンゴル神聖ローマソヴィエト第三二重帝国民主主義人民共和国との抗争は、この北海道の小さな町にも好景気をもたらした。

内地敦賀鳥取長崎代表される人体機械製品・生体兵器CBM生産による圧倒的な戦時景気ではない。

戦争の際は、北海道のこの土地生産物ユーラシア兵士の食料になる。今も昔もそうだ。

どちらの陣営にも食料は必要から、豆やコメの値段はだいたい五倍くらいになる。

CBMの景気の良さには到底及ばないが、片田舎にも相応の贅沢をもたらした。

ただし、一つ問題点があった。

士別市田舎すぎて、自前の公定検査組織を持たず、経済都市小樽相場師がやってきて買い付けて行く。

憎き小樽相場師は、それを時にため込み、時に吐き出し、戦争に支えられる好景気とはまた別の次元で儲けを生み出していた。

どこにどういう価値の変動があるのか巧妙に隠されている。

しかしどうやら、士別の人々が幾ばくかの損をしていることは間違いないようだ。

北海道農協制度2050年代に崩壊し、ほとんどの自治体は後継機関を持たなかった。

私はJKちゃんに話しかける。

「それならば君らが組合を作ればいい」

「ふぇえ、無理無理無理ぺよ」

無理なことはない、かもしれない。彼女たちの世代は全く新しい教育体系を得た世代で、理論を建てる訓練や説得力のある思考に関する訓練をを相当積んでいる。

かつて明治という時代近代的な学制が施行された際、子どもたちの多くは親よりも文字が読め、文字が書けた。かつてそういう世代があった。

いま彼女たちはそれと同じような時代を生きている。閉鎖的な親たちの社会、見識、学識をネット社会成熟が打破したわけだ。

糞みたいな田舎でも、都会の清廉な学生が受けるような学習の「効果」が期待できるようになった。

それを一身に受けた世代彼女たちだ。先ほどの経済の話もかつての世代高校生ときにやる話ではない。


彼女らと富川を引き合わせた。

私の役割は多分ここまでだろう。あとは記録し100年先にこの出来事を記そうと思う。

富川の店は若い世代地域政治地域経済議論する場になるだろう。

富川は母の様子を気にしながらも、この士別政治を考え、次世代に伝えることが出来るだろう。

外国のカッフェのようだ。

JKたちはまだ自分能力に気付いていない、だけだ。


こうして、あの富川のしがないお焼き屋が、士別農協が復活するとき拠点になったわけだ。

2014-05-10

険悪な関係を広げる中国ではあるけれど、かつては「中華」にふさわしく、東アジアのみならず、東南アジア西アジア方面制度文化を発信していた。

特に、「漢」は、同時代にある「ローマ帝国」と同じように、東ユーラシア大陸システムの基礎を作ったと言っても過言ではないだろう。

ローマ帝国」が地中海地域ヨーロッパの基礎を作ったように。

伝統の「漢の文化」は、いかなる異民族に侵入されようとも、異民族文化を「漢化」した。

優れた制度を持ち、華やかな文化を持ち、数千年に渡り威光を放っていた大陸国家は確かに存在していた。

からこそ、中華人民共和国の振る舞いはすこぶる悲しい。

共産主義の下、さまざまな伝統破壊され、今では巨大なマーケットか、トラブルメーカーとしてしか認識されていない。

(それでもなお凄みを見せるのは、共産主義でさえ、中国化(あるいは「漢化」)していることだ)

かつての存在感を取り戻すための示威行為なのか、たんなる資源獲得なのかはわからないが、まるで遅れてやってきた帝国主義の国のようだ。

列強帝国主義時代こそ、中国清国)は東ユーラシア盟主として立ち上がらなければならなかったのにも関わらず。

たぶん、日本にとって中国、というか海の向こう側にある大陸先進国はあこがれであったと思う。

孔子儒教北側経由で回ってきた「道教」の影響を受けた仏教は、日本人生き方に影響を与え、

律令制度や、孫子兵法近代まで日本制度を構築し、

茶、歌などはその後、独自の文化的発展を築く礎となった。

からこそ、大陸の後継国の中国に対して、日本人だけでなく、多くの東ユーラシアの国々の人は複雑な感情を抱いているのではないか。

確かに、昔は輸送手段が乏しく、中国のあるところにいた人を実際に見る事ができなかったからこそ、書物で伝えられる聖人君主が素晴らしく彩られていたのかもしれない。

アヘン戦争では、あの清国が敗れたと日本で大騒ぎになり、国家としての改革が急務となった。

当時の日本の中に、清国連携し、ヨーロッパ対峙しようとした人々がいると聞いた事があるが、

それはなされず、脱亜論代表されるように、日本は東ユーラシアから抜け出していく。

そして、大日本帝国清国にとどめをさした。

この時、それまであった不文律の東ユーラシアルールが変わった。

かつての超大国は列強に食い尽くされ、その輝きを失った。

アヘン戦争列強の支配、そして日本軍事侵攻中国の大きな傷になった。

近年の経済発展と共に「中華」を認識し始めたこの国は、東ユーラシア覇権を再度、力によって取り戻そうとしている。

「力」による支配はすでに時代遅れのものになっているが、大きな傷を癒すように、暴力的な行動が後を絶たない。

また、過去最大の領土を誇る事が、共産党の大きな統治理由になっているようであるが、その中で、各民族独立の機運が高まっている。

今まで中国投資をしてきた最大の貿易である日本は、足場を大陸から南に移し始めており、経済成長も徐々に陰りが見えてきた。

強烈な貧富の差の拡大は、歴代の大陸の王制の崩壊要因にもなっている。

この国がやるべき事は、張り子の虎の様な振る舞いではなく、栄光ある後継国として腰を据えて国家を「再興」させていくことではないのだろうか。

駄文長文失礼

2014-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20140328112525

ロシア文化モンゴルとかイスラムの影響があるかっつーと、あんまりない。

欧州の中心から見たら、ロシアは東の方にあるよく分からない蛮人の国で、それは最初から現在まで終始一貫してる。

ユーラシア中央部のただっぴろい草原地帯をどう見るかは人によって評価が分かれるが、「使いにくい海」ぐらいに思っておくのが簡単。

シルクロード」って言葉バズワードになったあとに「海のシルクロード」って言葉が後付けで出てきたけど、量的には今も昔も海路の方が優勢なのは変わってない。

たまたま草原ルートが使いやすかった時期」にフォーカスした言い方がシルクロード

誇張すれば、海は航行技術があったら誰でも使える。少々治安悪い場所があっても、普通スキップ可能。

陸はそうは行かない。海よりも陸上の方が隘路が多い。例えば、乾燥地だと要衝オアシス都市がすべて維持されてないと隊商の通行が不能になる。

船は風さえ吹けば船員の水食料だけでどこまでも行けるが、陸路は馬だの駱駝だのを食わせないとなにもできないのでどうしても高コスト&膨大なインフラ必須

モンゴルは史上最大の陸上帝国と言うよりは、「使いにくい海」を(唯一)使いこなせた帝国、ぐらいに思っておく方がいい。

2014-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20140328014411

そもそもロシアは騎馬でユーラシアを制覇したモンゴルイスラームから分裂して出来た国だと思うんだけど

馬の時代の話もお願いできませんか

http://anond.hatelabo.jp/20140327233218

あんまり学校教育に馴染まないと思う。

左方向からの拒否感が凄いし。

一応概説すると、海上交通輸送コスト陸上輸送コストの100分の1が相場

なので海洋国有利というのは大前提トラバに書いてる通り、内水交通も超重要だけどね(どっちもほぼないインカは明らかに謎文明。アレは本当におかしい)

戦争もそれは同じ。西欧諸国があれだけの植民地を取れたのは、船で軍隊派遣するのが一番効率的な手段だったから。

それが覆った、かに見えたのが鉄道発明鉄道の集中速度が速いので、ユーラシア大陸の中枢部、直接海軍で脅かすことができない地域ハートランド)の勢力が、鉄道で外縁部に攻めてきたら海洋国では対抗できない、という疑惑が出た。これが地政学の祖となったマッキンダーハートランド理論

よって鉄道発明以降、島嶼国家の最大の懸念は、ドイツロシアが合体した超大陸国家ユーラシアを制すること。

逆に言えばドイツロシアが別々の勢力ならなんとかなる。第一次世界大戦第二次世界大戦冷戦もこれで解釈できる。正しいかどうかは別にして。

クリミア問題というかウクライナ問題もそういう文脈で読み解くと面白い現実分析には役立たないが。

江戸幕府問題は関東平野をどういう土地解釈するかによって大分変わる。

分析すると長いし、寝る時間なので省略

2012-09-20

昨今の中国韓国日本との間における緊張の高まり

 日本ユーラシアの間に綺麗な境界線が引かれつつある

2011-04-21

北米プレート「いよいよ今夜だね。待ちに待った11話と12話・・・もう身震いしそう」

ユーラシアプレート「ちょっとなんでCBCは3日遅れな訳!?怒りで体が震える」

2010-07-21

アクション書評 梅棹忠夫文明の生態史観」 (1966)

①まず読んで、これはずるい、と思った。

第一にこれはきちんとしたかたちの「論」なんかではない。

著者自身がくりかえしそのことを強調している。「文明の生態史観」は今後の研究のための作業仮説であり、デッサンであり、研究計画、である、と。つまり研究者にとって、もっともしんどいけど絶対に必要な、史料や文献によって自分の仮説を検証したり補強したりするという作業をすっ飛ばしている。記者が、裏をとらずに想像で書くようなものだ。政治家が、公約だけで政治を行うようなものだ。

②そうはいっても、このビジョンはすごい。

 なぜ世界(ことユーラシア大陸内)には経済が発展し豊かな国々がある一方で、貧しい国があるのだろうか。なぜ他ならぬ日本けがアジアの中でこれほどまでに高度な経済発展を遂げているのか。まずこの問題意識がいい。こうした問題意識は、こんにち「グローバルヒストリー」として、世界史の1つの重要研究テーマになっている。著者は50年前の早くからそれを予見し、問題提起をおこなっていた。この先見性には、正直舌を巻く。

 また、その問題意識のもとで提示した仮説も面白い。とくに著者が両者を分け隔てたものとして強調するのは、西洋日本はともに封建制で、それ以外のユーラシアの国々は、独裁制専制君主制をもっぱら、敷いてきたという指摘だ。前者は1人当たりの富を育成する方向に進むが、後者は特定の為政者に富が集中したまった富がおりていかない。(ただ、一口封建制と言っても、日本西洋封建制は実はかなり違うものであることが専門家から指摘されていることには注意したい)。

③ただ、さすがに時がたったな、と思う記述もある。

 それは、この本で扱われる日本ポジションだ。西欧社会に唯一肩を並べる、ユーラシア大陸でも特別な存在、として描かれている。日本が今繁栄しているのは、(後進国中国はなく)先進国西欧社会文明史的な共通点があったためだ、と主張する。「日本とそれ以外のアジアでは交通、通信など密度がぜんぜん違う。決定的な違いは工業力だ」とまで言い切っている。梅棹先生がも50年後にこれと同じテーマで本を書いたとして、日本について同じような見方をできるだろうか。興味深い

2010-06-20

英語という欧米優位固定装置

どうかな。カルロスゴーンはブラジル生まれでフランス教育を受けているが日産経営手腕を発揮している。

フランス語ポルトガル語を使わず英語を使って従業員とコミュニケーションしているはずだ。

英語重要なのは世界共通語で、英語ネイティブの人以外とコミュニケーションするにも大事だからだ。

だから、日本で問題なのは通じるレベル英語ができないことで、ネイティブのように使えないことではない。

http://anond.hatelabo.jp/20100620162106

まず、ポルトガル語圏・フランス語圏と英語圏文化的・言語学的距離を日本語とのそれと比べてみることだな。どちらも、日本語韓国語以上に近い殊はあっても逆はあり得ないよ。

俺はポルトガル語など全く学んだことないし、ロマンス語全体まで拡げてもフランス語を少しかじっただけだが、ポルトガル語新聞記事をなんとか読めてしまうし、フランス語に至ってはほとんど抵抗ない。なぜかというと、英語からの類推でほとんどできてしまうし、新聞記事のような堅い調子のものに至っては語彙のほとんどが共有されているからだ。特にフランス語文と英文が並んでいたような場合、切り替わったことが気づかないことさえある。むしろ、言語学的によほど近いドイツ語の方が、ポルトガル語イタリア語と同じぐらい手こずる。

立場を逆にしてみるといい。韓国語世界共通語だったと想像してみればいい。色々な母語人間が大勢集まって韓国語を本気で勉強すれば、集団としては絶対日本人が圧倒的優位。礼儀作法のような文化コードも含めて、日本言語・習慣からのマイナーチェンジで全部できてしまう。漢語経由で高級語彙まで共有してるから、敬語やら助詞やら礼儀作法やらの基本的考え方すら身につけられずに苦労する欧米人などから見れば日本人は半ネイティブのようなものだ。

要するに、カルロス・ゴーン英語圏の標準にさしたる苦労なく適応できるのは当たり前なのだ。その辺のことを全く指摘せず、「オランダ人はほとんど誰でも英語ペラペラだ、オランダ英語教育に学べ」などと力説する馬鹿が後を絶たないのだから呆れかえる。オランダ語はおそらく地球上で英語に最も近い言語で、本土の人間琉球語を覚えるのとほとんど同じ程度の労力しかかからずに奴らは英語を学べるのだ。たとえば本土の人間は「めんそーれ」とか「てーげー」と聞いて「見え候え」とか「大概」だと簡単に類推して直観的にこれらの語彙を取り込めるが、それ以外の人間はにはこんなことは無理だ。

はっきり言って、日本という場所は世界一英語学習に向いていないと言っても過言ではない。そもそも文化的に外国語を話すことが必要とされたことがほとんどなく、漢文という名の訳読と作文だけで済んでしまっていた土地柄で、「外国語を学ぶ」という文化自体が極めて薄い。そして日本イギリスユーラシアの東と西の外れの島国で、言語学的にも文化的にも接点を見出す方が難しい。

つまるところ、「英語共通語」の流れに乗っかるというのは、

英国米国>加・豪・NZ>(越えられない壁)>その他ゲルマン語圏>その他ロマンス語圏>>その他スラブ語圏>その他ヨーロッパ>(越えられない壁)>その他旧英米植民地>(越えられない壁)>セム語圏>(越えられない壁)>その他

という序列の末席に日本を位置づけて、それでよいとすることになるわけだが、なんでそんなことがわからんのか?

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