はてなキーワード: 間切とは
疲れてるので回答が殴り書きになる。申し訳ない。
料理あまり知らない方だと伝わらないかもだが、ひとまず書いてみる。
気分を上げるための料理Tipsの項目には⭐のマークを付けてみた。
レパートリーが増えると実利が得られ、気分上げる料理が作れると「俺Sugee」と自炊モチベが上がる。
どちらも大事だと思う。
・調理用ハサミ買おう
■パスタの類*
知られてる通り、専用容器とレンジがあればパスタを茹でられる。
IHとフライパンでパスタソースを作ればレトルトなんかとは段違いの美味い飯が食える。
美味いパスタソース作るのにまな板は必須ではないことも指摘しておく。
気分を上げたい場合は、ルッコラ、バジル、パルミジャーノ・レッジャーノを使う。
お高い店っぽい味、香りが楽しめ、笑えるほど手軽にQoLが上がる。
ちなみに、ルッコラ、バジルはちぎって生のまま乗せれば良い。包丁不要。
だから、もったいぶらずにじゃんじゃん削ろう。好きなだけ盛ろう。
■蒸し野菜*
シリコンスチーマーを買えば、蒸し野菜+お好みのソース※で一品できる。
麺に乗せても良いし、サイドメニューにしても良い。
これがあると、「具無しの素ラーメン」とか「ディナーはかけそば」とかがなくなる。文化的な生活っていいよね。
ソースはマヨ、味噌、焼き肉のたれ、食べるラー油の類でも良いが、ちょっと凝ったものを使っても良い。
私はハナマサの麻辣蝦醤を勧めておく。これを使うと、なんでも美味い。
外側から1枚ずつぺりっとはがして適当に手でちぎるだけで良い。
これら野菜を使うと、料理にまな板は必須ではないってことが良く分かる。
そのまま麺と一緒に鍋で煮ても良いし、フライパンで野菜炒めにしても良い。
何にでも合うのでとても使いやすい。
これらは手でむしるだけで良いんだ。他キノコと違い、石づきを切り取る必要がない。
野菜、キノコを適当に炒め、最後に焼き肉のたれをかけておけば、米がもりもり進む立派なおかずになる。
小間切れ肉も使えば、十分にごちそうになる。
大きめの調理用ハサミを買う。野菜でも肉でも、鍋やフライパンの上でちょきちょきすれば良い。
まな板スペースで美味い飯を諦める必要などない。自炊で美味いもの作ると最高の気分になれる。
■米*
間違いだ。実に簡単に試せる。
魚が嫌いでなければ、一度は挑戦してほしい。
アルミホイルさえあれば、フライパンでホイル焼きが簡単。王道の一品だ。
まずは鮭とキノコで試すと良い。キノコはエノキでもマイタケでもシメジでもなんでも良い。
鮭のホイル焼きはまず失敗しない、比較的万人受けする料理として有名。
ぜひ試してほしい。
一点注意を書くならば、鮭には「生鮭」と「塩鮭」とあるが、塩鮭を使う場合は辛口を避け、甘塩を使った方が無難ということくらい。
(辛口は昔ながらの塩鮭に近い味付けで、現代人には塩辛すぎるため。一敗)
レンジで焼き魚を作るシートがある。焼き魚は簡単で美味い。久々に食うと飛ぶ。
そんなものを自炊で食べた日には、「俺の自炊レベル、すごくない?」って誰かに話したくなる。
だが、こうしたたくさんのコツを、最初からやろうとすると途端にハードルが上がる。
慣れてから少しずつ挑戦で十分。
まずは上達したい料理一品を決め、手が覚えるまで何度も作る。すると上達が早い。
そのうち、びっくりするくらい美味いものを自分で作れるようになる。
自分でも感動する。人にふるまいたくなる。
家にひとり残された増田は一人でいることを利用してダラダラと過ごしていたんだけど、ふとYouTubeでカレーの動画が目に入ったんだ。
それは大食い系のYouTuberが特大大盛りカレーを食べるという企画の動画で、大食いだけど結構旨そうに喰うんだよ。
それで完全にカレーの口になってしまって、カレー喰いてぇ…てなった。
でも妻は出掛けてるし…どうしようか。
と、ここで「そうだ、作ってみるか」と思い立ったわけだ。増田は普段家事力ゼロで料理なんて全然したことがないから、そんなこと思うこと自体稀で、でも暇だったしたまにはいいかなと。
軽い気持ちでネットでレシピを検索。意外と簡単そうじゃん。台所を見てみると玉ねぎがあった。あとにんじんも。続けて冷蔵庫を開けると豚肉もある。小間切れって書いてあるやつで、まだ未開封。それにバーモントカレーを発見!!
材料あるなら楽勝でしょ。そう思って、既に勝った心地でスマホ片手に料理を始めてみた。
まず玉ねぎの皮を向いてカット。流石に料理番組みたいにタンタンタンとスムーズに切れはしないけど、手を切らないように慎重にカットはできた。あと予想外に涙も出なかった。俺は料理に向いているのかもしれない。
そのあとにんじんを洗って、これは粗めに切って、それから再度レシピを確認。玉ねぎを飴色になるまで炒めろとある。
ふむ。
サラダ油を敷いて、弱火でじっくり炒めることにした。時間は…二十分!?
いやいや長過ぎんだろ…と思いながらも妥協はしたくない。仕方がないので弱火でじっくり炒め、その間退屈なのでYouTube観ながら炒めてたら焦げた!!
でもちょっとなのでセーフだよね。続けてにんじん、豚肉を加えて炒めてたら箱にかいてある分量の水を加える。これは500mlのタンブラーがあったので無事にクリア。それから少し煮る。
沸騰してきたら一旦火を止めてカレールウを投入。じっくりことこと煮込んでいけば…カレーの完成だ!
なんだ、カレーって簡単じゃんというのが第一印象。試しに味見してみると、悪くない。
どうせならとご飯も炊こうとお米を研いで…ってうち無洗米だったんだよ袋を見て初めて知ったけど。お米の計量カップあったから、それで何度か掬って、あとは水の量をググって入れて…あとは炊飯器のボタンを押すだけ!
そんな感じでカレー作って米炊いて、あとはそわそわしながらネットやって時間を潰した。
夕方になると妻と子供が帰ってきて、台所見てビックリしてた。俺は内心笑いながらも冷静を装って「ん?どうかした?」って聞いたら「これ、あなたが作ったの!?」だって。あまりに驚いてるからおかしくって、思わず吹き出した。
そのあと三人で晩御飯。息子は「おとーさん、これおいしーよ!」って言って、俺はもう得意顔よ。
そうかそうかお父さんはカレーのプロだからなって言えば妻も吹き出して「なにそれ」って笑い出した。
皆で食べ終わったあと、子供が席を離れてから妻が「美味しかったよ」と言ってくれたのが正直一番嬉しかったかもしれない。
「耳のくぼみに小指入れてな、入らん男は浮気せんで。」
いま調べたら「珠間切痕(じゅかんせっこん)」て部位らしいんだけど、ここが壺みたいに締まってて細い人は浮気しないらしい。
分かりやすいのはジグソーパズルのパチッてはめるところ。ああいう形だといいらしい。
そう言われて見てみると、不倫で仕事がなくなった俳優とか、奥さんの妊娠中に浮気した政治家とか、何股も掛けてた芸人とか
がばーっと開いてて、ああ・・て納得したわ。
それから付き合う人の耳の形とかよく見るようになったし、テレビに出てる人の耳の形が気になるようになった。
ちなみに締まってるなーと思ったのは所ジョージさん、オードリーの若林さん、麒麟の川島さん。
ただ、まだ疑問な点もあって
・左右で珠間切痕の形が違ってて、片方締まってるけど片方ガバガバな場合はどうなるのか
とか、わからないことは多い。
当初こそ面白いけどキッツ…な面があったが段々ちゃんと面白くなっていった意外な枠。
関係者の人が同窓会か文化祭みたいな作品と言っていたが正にそんな感じ。
終盤の超展開も00年代エロゲによくあったトンデモ展開のオマージュと考えればむしろ余程マトモに見えるという。後で見返すと例の手紙が途中でしっかり出てきてたりしてああこれはトゥルーエンドルートだけをアニメ化したんだねえっていう。
あとはメイドさんロックンロールを鼻歌とはいえ令和に聞くとは思わなかったというかよく歌わせたなとか。
エロゲパケを実名のまま出すとか久々っぽい気がするけど実物の画像取り込みにするとそこだけ文字通りの解像度が高くなり、画面全体として違和感が出るというよくある絵になるのはどうしたものか。これを違和感なくやろうとすると新海作品みたく背景まで超精細に書くしかないのだろうけど。
ひたすら暗くて重いやつ。
…だったようなという前シーズンの記憶で視聴。したらやっぱりめっちゃ暗いし重いし良いそうな奴から死んでいくやつだった。
円盤を売りたい勢や金出してる勢は美少女動物園に絶対したがるだろうに全部撥ね除け、ゲームの販促になるかも怪しいぐらいの暗い重い展開で完走。いくらドシリアス寄りの作風でもギャグ回とかお風呂回とか温泉回とかみたいな息抜きイベント皆無で貫き通すのはある意味凄い。
何処かの監督インタビュー記事で「息抜きシーンは入れてみました(^^」みたいなのを読んだ記憶があるがそんな明るいシーンあったっけ…。
自動車メーカーとのコラボとかスポンサーとか欲しいけど法律無視して公道レースする走り屋コンテンツなんてコンプラ的にアウト過ぎる→でも公道レースは譲れない→せや、色々あって公道がサーキットになった世界にすれば解決!!という理屈付けかは知らんがそういう感じの都合の良い設定によるレースもの(と理解した)。
レースものなので登場人物も多くてシーンが小間切れになってしまうので頭文字Dのと比べると迫力的にちょっと惜しい感じ。
「すげぇあのハチロク!完璧なブレーキングドリフト!啓介が突っ込みで負けてる!」
というのを見たいのだよな。
モータースポーツなのにヘルメットはしないんかとか超人気であるはずなのに全世界視聴者数3,000万人って0の数足りてないやろとかはさておき、女性キャラに対する描写が一番キツい。湯気だとか肌色だとかそういうのではなく、女性キャラに向ける視線がひたすらおっさん臭いというか昭和とか平成初期過ぎて気持ちわるっってなったので新しい発見ではあった。同じエロとかお色気描写としても爽やかさ?みたいなのが無いというか、ねちょぉ…っとした粘着さを感じるんよな。
派手さは全く無いものの、ライバル側含めて良い感じに綺麗に纏まった感。
青が好きですが紫も好きです(結論)。
二股してる時点でクズなんだけど三股以上のドクズにはならないこの絶妙なラインで面白い。
取り敢えず原作全巻買ってみた。
突っ込んだら負けなのでこういうのでいいんだよこういうので。
転生ループもの。
ただのはめフラでは?と思ったけど周りの人間が勝手に良い感じに勘違いして良い感じに進んでいくというところが面白いポイントか。
取り敢えずコミック全巻買ってみた。
1話だけ見るとやべー枠だと思ってしまったけど毎回見てると癖になって面白くなってくるギャグ枠。
毎回こういう枠はあって欲しい。
何故これを見続けてしまったんだ枠その1。
ちょっと死にすぎだろっていうハードモードの始まりのくせに、アイドルライブシーンを入れたりするギャグとの落差で風邪を引きそうな枠。
一応原作は全巻買ってみた。
ラップバトルとは…?な前シーズンと同じく、ターン制の違法マイクバトル。
新キャラが一気に登場してきたけどツッコミながら見る分には面白い。
どうして現実世界みたいな会社の嫌な話をアニメで見させられてるんだ…となる枠。
何故これを見続けてしまったんだ枠その2。abemaでコメ蘭を見ながらでないとなかなかキッツい。
主人公的には自由気ままなゆるふわスローライフが目標?みたいだけどやること成すこと全てが諍い事を振りまいてるし、わざとらしくやってる癖に「なんでぇ?」となるのが露悪的な性格の悪さも相まって見ててふぇぇ…ってなってしまう。
比較されがちな、ろうきん(老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます)は一応ちゃんと?してたんだなあ…。
一期丸ごと使ってプロローグみたいな内容なので二期で本番か。で、プラムは女の子じゃないんですか。
あーまたよくあるハーレムラブコメものかーって感じで見てたが、そんなチャチなものじゃなかった。
ギャグ寄りの作風だとは思ったが終盤の展開は流石に予想外過ぎたしあのEDは反則過ぎる。というかこれやるためにCDも円盤も発売日を遅くしたのでは。無駄に本気すぎる。
あとアップの作画が大変に良く、やはりキャラデザ総作監:矢野茜は強すぎるのだなと。
やはり原作全巻買ってみた。
タイトルロゴ、OP/ED、出てくる文字まできちんとローカライズされてるのは凄い。
主人公の喋り方とか雰囲気に物凄い既視感があったけど百合ものとして好き。原作も勢いで購入済み。
EDのバージョン違いが多数(各ソロと2番?)あったのも良き。
絵は可愛いけど重いよー。
だったけど最後には良い感じになったので良かった。
これ正体隠す意味あったんか?と終始思ってた。
史上初?のeスポーツアニメ。ゲーム画面がPS2とかPS3っぽい。
病んだ妹でダークホースと目されたが、なんか無理矢理良い感じにまとめてしまった。
ゲーム画面はずっと3DCGだったのにあのシーンでアニメになるのは有りなの…?
似非中国もの。名前は全部漢字があるのだろうけど、音だけ聞くと想像しにくいので名前が全く覚えられん…。
やや癖のあるキャラと悠木碧の演技の上手さで普通に楽しんで見てたのに、「猫猫は女性版キリトさん」という言説を見て以来「猫猫かなーやっぱりww自分は思わないんだけど周りに猫猫に似てるってよく言われるwww」という幻聴が聞こえるようになったのでインターネットは罪深い。
一応コミカライズは全巻買ってみたけど2種あるってどういうこと。
あ、こういうのめっちゃ好きなんでもっと早く教えて欲しかったんですけど?と言いたくなる作品。
原作は多分表紙ぐらいは見たことあるはずだけど、フリーレンが少年に見えたのか何なのかピンと来なかったっぽい。
正直初回の拡大枠とか優遇されてるのを見ると、あーへーふーんと逆に警戒してしまうのだけど優遇されるだけのことはあるのだなと。
当然原作全巻買ってみた。
俺たちの戦いはこれからだ!なところで終わってしまった…。
決して悪くはないのだけど前シーズンが物凄く良かっただけに難しい。
キャラが多い…。
アイドルっぽいアイドルアニメではなく、少年漫画っぽいのを作ろうとした感じはする。
一応全話見たのだけピックアップしたので途中までのは端折っちゃった。というか端折っても23秋は十分多いよ… 基本リアルタイム派なので一度見逃したり枠が被ってると積み録画行きなりがち。
4話ぐらいまで。シリアスギャグな感じで面白いけど一度見逃してしまったので配信で見ようと思ってそれっきりに。舞台が神戸とかマジなんか…
3話ぐらいまで。なんか1話が話題だったので急遽。返信すると若返るんかーいというところを確認して満足してしまった。
ジャンプ大好きそうな癖に講談社なんかよと突っ込んだ記憶。謎の外国人忍者の正体は…なあたりの記憶はあるのでこれも3話ぐらいまでか。面白かったけど見逃してしまった。
そういえばこれもあった。特に可もなく不可もなく…だけど見続けるほどの吸引力は足りず。3話ぐらい?まで。時間帯的に、ポーションやおっさんみたいに他のついでに見るという感じでもなかったのでお流れに。
豚レバーは最果てと被ってしまってたので積み録。陰実は1期見逃し、盾は1期面白かったけど2期で見逃し、SPY×FAMILYも1期途中で見逃しでこれらまとめて積み録。シーズン丸ごと見逃すと消化が追いつかない…。
婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込むは1話見たはずだけど、上手く言えないけど自分向きじゃなかったっぽい感じでお流れ。
シャンフロは評判良かったっぽいので後で見ておきたいところ。
女神聖女叡智聡明!なハッピーエンドプリンセスは名曲だけど、すみぺ曲枠としては今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよねで上書きされてしまったので…申し訳ない。
MFゴースト見てる人多いのが意外というか揃っておっさん臭いと思われるぐらいにはやっぱりアレなんか、小綺麗な現代的CGとのギャップで余計に悪目立ちしてる気がする。
そして逆に僕雨見てる人はやっぱりいないか、まあ少ないよね。abemaのコメ蘭では「遅れて来た今期ダークホース!」「お兄ちゃんどいて!そいつ○せない!」と(局地的に妹が)大好評だったのだが。やはりeスポーツものなのにeスポーツ要素が無い時が一番面白いというのが課題だった。
100カノは十分すぎるほど楽しんでしまったというか「幾ら美少女動物園ものでもそれは無いやろ」と無意識に可能性を否定していた自分の浅さに気付かせてくれた(ラスボスは本当に予想外で完敗)良い作品だったので冬コミで設定資料集セット(10,000円)買いました。
なお完全な余談として、冬コミで見かけたアークナイツのアーミヤとドクターのコスプレが完成度高くて良かった。アーミヤのウサギ耳可愛い。あんなに可愛いのにどうしてアニメはドシリアスなの…。そしてドクターはアニメに寄せると完全に不審者の出で立ちだった。
アニメ終わって面白かった続き気になるな?ってなっても次のシーズンのアニメ見始めると忘れてしまう(おっさんの記憶はFIFO)ことが多いことに気付いたので、好み的に面白いかなと思ったら忘れる前に買うようにした。まとめ買いは基本Bookwalkerの50%還元とか全巻セット20%オフとかのタイミングで買ってるので、1シーズンに数作程度ならそう多くはならないし。
ファイナルファンタジーXIVというゲームがある。
いわゆるオンラインゲームだ。インターネットを通じて、世界中のプレイヤー達と一緒に冒険を楽しむことができる。
ファンの多い「ファイナルファンタジー」のシリーズ作、ということもあって、プレイヤー数は現在、2700万人もいるらしい。
昨年、私は一児の母となった。
初めての妊娠、出産、育児と、怒涛の日々を駆け抜ける中、このff14がいつも自分の側にいてくれた。
母親なのにゲームなんてして、と、眉をひそめる人も少なくないだろう。
けれど、自分がいま穏やかに楽しく娘と過ごせているのは、ff14の恩恵がとても大きい。
14で出会ったフレンド達、サービス運営チーム、そして吉Pへの感謝を綴りたく、
とある一人の「光のお母さん」の話を、ここに残させてほしい。
私はコロナ禍の最中、職場の同僚に誘われて始めた。プレイ歴としては3年ほどになる。
3年の間にいろいろな出会いがあり、いまは20人ほどいるギルド(ゲーム内コミュニティのこと)を拠点に遊んでいる。
自分が妊娠していることを初めて報告した相手は、夫でも親でも友達でもなく、このギルドメンバーのひとりだ。
その方は4児のママで、大変そうながらも(実際絶対大変……!)育児もゲームもとても楽しんでおり、
「素敵なお母さんだなあ」と、ずっと思っていた。
自分にとって、妊娠したことはあまりに予想外で、当時、妊娠出産の知識はほぼゼロ。
お恥ずかしい話なのだが、いつ病院に行ったらいいのかすらもわからなかった。
陽性をくっきり示す検査薬を前にして、途方に暮れた時にふと浮かんだのが、そのフレンドの顔(アバターだけど)だった。
「妊娠しているかもしれないんだけど、どうしたらいい……?」と恐る恐るメッセージを送ると、
いつ頃病院に行くのがベストかとか、体調は大丈夫かとか、右も左もわからずオロオロしている自分に、とても優しく寄り添ってくれた。
ff14は10年以上サービス運営されているのもあり、ママパパユーザーが結構多い。
その後しばらくして、自分が妊娠していることをフレンド達に打ち明けると(体調が悪いと不在がちになっていたので、大きな病気なのではと心配されていた)
「実は自分もパパ(ママ)だよ〜」という人が続々と現れ、あっという間に、周囲は強力な先輩だらけになった。
妊娠初期は、万が一のことがある。
だから、不安で不安で仕方ないにも関わらず、なかなか身内には話しづらい。
そんな中「オンラインのみでのつながり」という絶妙な距離感の友人達は、こうしたセンシティブな内容も話しやすく(聞いてくれてありがとう)
かつ、どこよりも頼れるコミュニティだった。
毎月の妊婦健診、つわりのしんどさ、急遽決まった帝王切開……続々と押し寄せる不安の種を一緒に受け止めてもらい、
人生初めての経験を、落ち着いて乗り越えることができた。本当にありがとう。
(本筋とズレるので多くを語るつもりはないが、自分のこどもってほんとーーーーーーーにかわいい!!!)
新生児期は、3時間に一度の授乳や、多いときは1日10回以上のオムツ替えなど、文字通り「まったく休めない生活」が続く。
配偶者が3ヶ月育休を取得してくれたので、交代交代で睡眠を取ることはできたが、それでも、1日4時間程度寝られればいい方。
何もかもが初めてで手探りで、やっていることが正解なのか間違っているのかわからないし、娘が泣いている理由もちっともわからない。
産育休中の親は、こうして家を中心に過ごすことが多いため、社会とのつながりを失いやすく、孤独になりがちだ。
その結果、産後うつといった重篤な問題を抱えてしまうことも多い。
だから、「自分の時間も大切です。たまには周りを頼って休んだり、気分転換をしましょう」と、
役所でも産院でも、リフレッシュすることや、社会的なつながりを持つことを助言される。
が、しかし、身も心もへとへとな新生児親にとって、そういった外出は非常にハードルが高い。
布団に入ったまま人と会うわけにもいかないし。
でも、ぼさぼさの髪の毛、どすっぴん、くたくたのパジャマでも、オンラインゲームなら誰にもバレない。
我が子が寝ている間にログインし、景色のいいところをぼーっと眺めたり、
フレンドとチャットでなんでもない会話をする時間は、とても心が癒やされた。
「あ、娘っち泣いた!行ってくる!」
「がんばって〜〜!」
この一息ついた時間の後は、自分に無敵バフがついて、「夜泣きでもゲロでも何でも来い!」という気持ちになれたものだ。
(実際はぜーんぜん寝てくれなくて、また涙目になってしまうのだけれど)
1歳になったいまも、日中は娘につきっきりのことが多く、なかなか友達とリアルで会うことは難しい。
娘が寝た後ログインして、「今日も育児おつかれ〜〜」と、互いを労いながら飲む酒は、とてもうまい。(※私はすでに卒乳している)
我が子は、本人の特性か、新生児期から行ったネントレの効果なのか、生後3ヵ月から夜通し寝るようになった。
私も未だに信じられないのだが、1歳になった現在も、夜の19時から朝の6時半までぶっ通しで寝る。
この娘の安定した睡眠のおかげで、親側の生活も人間らしいものに戻っていき、私も新生児期よりは、自分の時間を持てるようになった。
あれ、思った以上にゲームできる……?と、気づいた瞬間、どうしてもやりたいことが浮かんでしまった。
「やっぱ、煉獄零式踏破したいなあ……」
ff14は様々なコンテンツが用意されているが、その中でも人気が高いのは「高難易度レイド(=零式)」だ。
これは平たく言うと「攻略するのがめっちゃ難しいボス」で、8人で協力して倒すことが求められる。
この8人は身内の仲間を集めてもいいし、野良(まったく知らない人と一期一会でパーティを組む)で挑むこともできる。
「零式」が始まる時期は、もうお祭り騒ぎだ。ものすごい数のプレイヤーがクリア目指して一気にひた走る。すごく楽しい
この「零式」、ベテランプレイヤーであれば1〜2週間程度でクリアできるが、私はプレイスキルが高くないので、2〜3ヵ月程度かかってしまう。
でも、毎日コツコツと練習し、試行錯誤しながら攻略していくので、クリアしたときの喜びはひとしおだ。
2022年8月、「パンデモニウム零式煉獄篇」という高難易度レイドが提供された。
当時は妊娠8ヶ月あたりで「どこまでやれるかわからないけど、やってみるか〜」という気持ちで参戦し、
7割くらいまで攻略(4層前半時間切れ)したところで臨月に入り、さすがにお腹が重くなりすぎて、途中断念した。
「零式」を遊ぶときは、短くて30分、長いと2時間程度拘束される。
こどもの夜泣き等で途中離脱をすると、一緒にプレイする残り7人に非常に迷惑をかけてしまうので、
産後ff14に復帰しても、この「零式」だけには手を付けなかった。
ただ、あとちょっとでクリアだったのになあ…という心残りは大きく、
続々と届く「クリアしたよ〜〜!」という友達の報告を嬉しく思いつつも、ちょっとだけ歯がゆい気持ちにもなっていたのだ。
娘の睡眠が安定し始めて2ヵ月ほど経った頃、お世話にも慣れてきたので、夫と交代でワンオペをし、
それぞれの一人時間を時々設ける取り組みを始めた。
麻雀を終えて帰ってくる夫の笑顔と、その後の育児への頑張りを見ると、やっぱり人間にとって好きなことって大事だよな〜〜と実感させられた。
この取り組みが思いのほかうまく回ったので「もしかして零式やれるのでは…」という気持ちは、さらに大きく膨らんでしまった。
そして再び、あの育児もゲームも楽しむ4児ママフレンドの顔(アバターだけど)が浮かんだのだ。
(絶対大変なんだけど)毎日を楽しむ彼女の存在に、妊娠中の自分がどれだけ勇気づけられたかを。
そこでベビーモニターを傍らに置き、もし夜泣きがあったときは夫に見てもらうという了承を取り、
フレンドたちに「やっぱりクリアしたいから、一緒に来てほしい」と頼み、再び零式に足を踏み入れることにした。
バトルコンテンツは本当に本当にご無沙汰だったので、最初は全く指がおぼつかなかった。
ゲーム特有の反射での判断も、随分と鈍っていて、リハビリに随分と時間がかかったが、
フレンドたちが根気強く(本当に根気強かった、本当にありがとう)付き合ってくれて、無事クリアすることができた。
クリアした瞬間は、本当に本当に嬉しくて、いい年してポロポロ泣いてしまった。
ゲーム攻略のいいところは、努力した結果がその通りに実るところだ。
試行錯誤を繰り返し、なぜクリアできないかを振り返り、見つけた課題をひとつひとつこなしていく。
どんなに頑張ってもうまくいかないこともあるし、すんなりと乗り越えてしまうこともある。
それは、非常に面白いことでもあるのだが、「自分はうまくやれている」を実感することはほぼ皆無だ。
常に「私はいい親になれているだろうか?我が子によい環境を提供できているだろうか?」という、答えのない問いと向き合わされ続ける。
そうした日々の中で、私は「自分はやればできる」という気持ちを、完全に失いかけていた。
大げさなのかもしれない。
でも、育児という正解のない道を、自信を持って歩んでいくことは、本当に本当に難しい。
誰もが悩みながら、自分のこどもと向き合っていると思う。
突然話は変わるが、ミシェル・オバマが2022年に上梓した「心に光を」という本の中で、ミシェルが、
「途方もなく大きな壁を感じ、不安になってしまったときは、小さな達成感を得て、自分自身を取り戻すことが大事」と語っていた。
ミシェル自身、コロナやトランプ大統領の登場によって、絶望のさなかにいたという。その時、ミシェルを救ったのは「編み物」だったらしい。
私にとっての「編み物」は、「零式」だったのだと思う。
いや、お前何いってんだよ、って感じだと思う。(私もそう思うよ)
でもいま、育休を終えて復職をし、育児と仕事の両立には悩むことしかないが
「でも私、零式が頑張れたのだから、たぶんきっと大丈夫」と、謎の自信を携えて、日々を過ごしている。
顔も名前も知らないけど世界でいちばん心強い仲間、どんなボロボロな自分でも迎えてくれる場所、自分に自信を取り戻させてくれるコンテンツ。
ff14は、産前産後の自分のメンタルを守ってくれた偉大な存在だ。
これからも一プレイヤーとして、この世界を楽しんでいきたいと思う。
※追記1 煉獄のあと、「やっぱいけるのでは」という気持ちが更に高まり、性懲りもなく天獄も参戦し、パッチ内に踏破。そしていまは絶アレキ固定をやっている。娘は相変わらずよく寝てくれている。感謝。
※追記2 娘のネントレは魔法の時間割というの本をそのまま踏襲した。ちなみに自分は不快性射乳反射(D-MER)に悩まされ、生後2ヶ月で完ミ移行している。(断乳前後は精神的にだいぶやられた)娘はよく寝てるからか、機嫌もいいし、保育園からの呼び出しも少ない(有給余った)。ネントレは賛否両論あるけど自分はおすすめするよ。
まあ、今の環境も起業だのスタートアップに比べりゃ、責任も金が切れるかの期間に比べりゃ、単に期間切れになるだけで天国みたいなものだからなぁ。
そして、万が一成就するなら今の系譜でしかできない。本当に素人にはまじで真似できない。真似できるのは超極幸運か実家が太くて信頼できるやつだけだろ。
とかほざいてたら、今度は実家が太いと子供が安心だから起業しろなんて新たな手口か。本当に起業あおり連中は詐欺師と同じだな。いやまあ詐欺と起業なんざ紙一重だが。
しかし、ほんとにイノベーションだのは「無理」ですな。日本では。僕も諦めるギリギリのところでもうだいぶ嫌になってるがこんなうんこみたいな世界だ。ましてや、起業だイノベーションだなんて反吐が出る。