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はてなキーワード: 最果てのパラディンとは

2021-05-16

anond:20210512013126

最果てのパラディン勧めてくれて感謝。とりあえずなろうを読んだが。いい。

カドカワのサブスクで、1巻だけ読んで、なろうがあればそちらで続きを読むって感じが多いが、最果てのパラディンはなろうの途中で1巻を購入した。

完結させてほしい、応援したいと思う物語は近年まれ

筐底のエルピスはここ数年、続刊が待ち遠しい小説

2021-05-12

anond:20210511224717

最近ラノベ」がどのくらいの範囲かでけっこう変わってくるんだが、

とりあえずおまえを「2010年くらいまでラノベを読んでいたオタク」と仮定する。

現代ライトノベルの流れは大きく四つある。

なろう系

言わずもがなだな。

主に大きめサイズ単行本を中心に一大勢力を築いている。

母体が大きいだけあって様々な作品が揃っており、掘り甲斐のあるカテゴリーだ。

大雑把にジャンルを挙げると、

といったところか。

なろう系のオススメこちらだ。

最果てのパラディンアニメ化決定の鉄板ファンタジー

・亡びの国の征服者オーソドックス異世界転生もので読み応えがある)

・オーク英雄物語(「無職転生」の作者の新作。特に転生ものではない)

・目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい(タイトルは酷いが良質の転生スペオペ

エリス聖杯政治サスペンス色の強い悪役令嬢もの

現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変(バブル崩壊直後の日本経済史を題材にした現代転生もの

ラブコメ

主に文庫ラノベで数年前から流行しているジャンルだ。

2000年代ラブコメラノベとの違いとしては

といった要素が特徴だ。

漫画で言うところの「○○さん」系ラブコメTwitter漫画流行に影響されていて、

特徴のあるヒロイン特殊シチュエーションのワンアイディアから話を広げていくタイプ作品が多い。

また、少しシリアス要素の強い、いわゆる「青春ラブコメ」も人気だ。

こちらは「とらドラ!」や「俺ガイルからの流れが脈々と続いている感じだな。

ラブコメオススメこちらだ。

・継母の連れ子が元カノだった(迷ったらとりあえずこれでいい)

カノジョ浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています(上に挙げた要素をうまく消化している秀作)

弱キャラ友崎くんアニメ化済み、しゃらくさい感じもあるが「俺ガイル」の後継作として人気は高い)

・ぼくたちのリメイクアニメ化決定、クリエイターもの代表格)

声優ラジオウラモテ(二人の新人声優を描く微百合ラブコメ、巻を重ねるごとに面白くなるタイプ

探偵くんと鋭い山田さん(主人公たち三人でちょっとした「日常の謎」を解いていく学園ミステリラブコメ

ライト文芸

よく「ライトノベル一般文芸中間小説」と言われたりするが、

実際のところはラノベ編集部書店の棚を求めて一般売り場に進出したものが始まりだ。

とはいえ少年向けのラノベから隔離されることで、いまでは独自文化を築いている。

講談社ノベルスハヤカワ文庫JAを取り込んだことで本格ミステリSFも強い。

また衰退しつつあった少女ラノベライト文芸進出することで息を吹き返してもいる。

人気のあるジャンルとしては「妖怪」「ホラー」「後宮」「泣ける恋愛」「謎解き」「刑事もの」といったあたりか。

ライト文芸オススメこちらだ(ただし個人的にあまり読んでいないので少なめ)。

さよならの言い方なんて知らない。(「サクラダリセット」の河野裕が贈る特殊設定頭脳バトル)

探偵は御簾の中(平安時代舞台に癖のある夫婦主人公としたミステリ

・僕は天国に行けない(2000年前後のあれこれを彷彿とさせる厨二くさい青春ミステリ

・隷王戦記(チンギスハンバイバルスモチーフにしたと思われる戦記ファンタジー

その他

「その他」とか言ったら何でもありだろという感じだが、まあ簡単にはまとまらないので上記以外をまとめてしまった。いくつかオススメをしていく。

とりあえずこんなところか。おまえが実はここ数ヶ月ラノベから離れていただけで、俺が挙げた作品もだいたい知ってたらすまんな。

2021-04-21

[]最果てのパラディン漫画版よみはじめた

最初に思ったのは「これ鉄コミュニケイションオマージュじゃん」

主人公だけ人間で、周りがみんな人間じゃない

人間じゃないやつらに育てられた人間の話っていう

そんで2つのキーワードでぐぐった

なんと鉄コミュニケイションではじめて主役キャラ担当したのが堀江由衣で、

その堀江由衣最果てのパラディンにも出るらしい

ほえ~偶然だし堀江由衣はまったく覚えてないだろうけど面白い偶然だな、と思った

2020-07-31

なろうの犯罪者とか

愚痴です

  

野盗に犯罪組織、国を乗っ取るための闇組織裏切り貴族など様々な犯罪者が出てくる。

一般的ギルドなどにもこうした輩のスパイがいることも少なくない。

特に組織については、自分たち邪魔したもの主人公だと分かると執拗に追跡して

襲い掛かってくる。その結果、主人公に壊滅させられることが多い。

  

筆者は、これらの組織の連中が主人公を警戒して襲い掛からないという選択肢を取らない

あたりが、どうにも傲慢、そして間抜けだと思ってしまう。

我々に逆らう者には死をみたいな危険思想な奴が多いのも分かるが、しか結構な頻度で

ごり押しというか組織の手練れを送ってきても撃退または死亡してしまうのだから

一旦距離を置いて様子を伺うべきではないだろうか。

  

しかし、そんなことは全くせずに主人公を無理に倒そうとして、被害が大きくなるという始末。

放っておくと被害が拡大するとか、面子に関わるとか色々あるのかもしれないが、

引き際を見誤る組織幹部が多すぎる。

暴力で全て解決できるという組織からこそなのかもしれないが、どうにも慎重で頭のいい犯罪組織

ほとんど存在していないので、主人公が手を下さずともこんな馬鹿ならいつか壊滅されたのでは

ないのかと思ってしまう。

  

名探偵コナン黒の組織を見習えとまでは言わないし、暴力に訴えかけるなとも言わないが

自分よりも相手の方が強いかもしれないというのを認めたがらないので、失敗するのではないだろうか。

野盗程度ならそういうことでも納得できるのだが、黒幕がどこかの貴族や元は手練れの冒険者だったとか

だと、なんて頭の悪い奴なんだと思ってしまう。

  

まぁここまで書いたが、ここまでは大きな問題ではない。

筆者は、なろうで犯罪組織の女というのが出てきた瞬間に魁!!男塾松尾鯛雄のように「悪い予感がするのう」と

言ってしまう。そしてその予感は的中する。

  

犯罪組織の女「うふふ。あなた、なかなやりますねぇ。うふふ。イイ。いいですわアナタ

主人公と戦っているうちにトリップしていくのはもう読み飽きてしまったが、これはまだいい。この後の展開が嫌なのだ

主人公は、この犯罪組織の女を倒すのだが、殺さない事も多い。その結果として、この犯罪組織の女がいけしゃあしゃあ

と仲間になる展開が大嫌いだ。

  

この犯罪組織の女はお涙頂戴の時がある。子供のころから仕込まれてとか、洗脳されてとか諸事情あるのだが

知ったことかー!と金番長のようにぶん殴りたくなってくる。

そんな簡単に仲間になることに強い不快感を持つのだが、主人公はすぐに絆されて仲間に加えてしまう。

当初の理由として監視を含めてなんて言い方をすることもあるが、そんなものはほぼ意味を成さない。

  

犯罪者なんだよ。お前そんなことも忘れてるのか。ふざけるなと思う。

勿論、ドラゴンボールなどのベジータなども人殺しなどもしており、のうのうと生きているわけだが

男なのとサイヤ人なので別にどうでもいい。

筆者が嫌いなのは、この犯罪者の女が主人公に媚びるようになり、最後は許されるところだ。

犯罪者の女「うっ…うっ…私はなんてことを…」

何がうっうっだ。そのうーうー言うのをやめなさいと激昂してしまう。

  

筆者は犯罪組織の女で良かったと思うキャラクターは、暗殺教室ビッチ先生くらいであり、大半は嫌いである。

  

犯罪組織の男キャラで仲間になる者は少なく感じている。なろう作品では特に

覚えているのは、聖者無双の襲撃者だったケフィンくらいだろうか。

最初から敵対していた奴が仲間になったのは最果てのパラディンのメネルドールなどがいる。

男の犯罪者で仲間になるというのは滅多にいない気がしている。

※いる場合は教えていただきたい。

  

筆者が見たいシーンは、女の犯罪者が仲間になろうとした瞬間に、味方の誰かから首をはねられるというものである

なぜならきちんと人の死を描いて欲しいと思っているのである

なろう系では、仲間が死ぬということは非常に少なく、特に初期に仲間になった者が死なないので、そこに不満がある。

ゆえに、せめてこういう犯罪者はとりあえず死ぬくらいでないと、命が軽すぎると感じる。

  

うそう、犯罪者どもが甘いことをしているのも嫌いである。

人質をとったのなら、指を何本かはねとばすくらいあってもいいと思うのだが、そういうのがない。

主人公が助けに行こうとしても、既にボロボロにされており、助かっても苦しんだ事実は二度と消えないというレベル

傷ついて欲しいと思うしあるいはそこで死んでいてくれればベストと思う。

  

最後になるが、筆者は、幻想水滸伝2のルカ・ブライトや新桃太郎伝説のカルラ、

そしてファイナルファンタジー6ケフカが好きである

以上。

  

貴族編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200706225819

王族編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200707102749

奴隷編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200707174539

竜編   :ttps://anond.hatelabo.jp/20200708062743

商人編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200708131233

馬編   :ttps://anond.hatelabo.jp/20200708203845

獣人編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200709092800

エルフ編 :ttps://anond.hatelabo.jp/20200709173538

勇者編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200710134123

ドワーフ編:ttps://anond.hatelabo.jp/20200710201957

神編   :ttps://anond.hatelabo.jp/20200711222724

悪役令嬢編:ttps://anond.hatelabo.jp/20200730063046

猪編   :ttps://anond.hatelabo.jp/20200730172612

病人編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200731072847

孤児編  :ttps://anond.hatelabo.jp/20200731174859

2020-04-06

自粛生活のお供に、おすすめWeb小説を教えてください

この自粛期間に、読みたい作品を見つけだせず困っております

みなさま、おすすめWeb小説を教えてくださると嬉しいです。

面白かった作品

無職転生

本好きの下剋上

幼女戦記

人狼への転生、魔王の副官

・ラピスの心臓

蜘蛛ですがなにか?

薬屋のひとりごと

駆除

異世界料理

異世界居酒屋のぶ

辺境の老騎士

死神を食べた少女

まおゆう

ハマらず、途中で挫折してしまった作品

転生したらスライムだった件

オーバーロード

盾の勇者の成り上がり

八男って、それはないでしょう!

異世界カボチャプリン

幻想再帰のアリュージョニスト

自分の好みの傾向として、オタクオタク趣味ゆえに転生先で無双してしまうようなものダメみたいです。

特にゲーム世界舞台になるようなものダメのようです。

なにか、面白おすすめ作品があればぜひ教えてください!

追記とお礼

おすすめありがとうございます

さっそく、教えていただいた各タイトルの、あらすじと第1-2話を読んできました。

どれも面白そうでしたが、特に自分が「ゲーム舞台が苦手」と言っているところへ、あえてオススメいただいた「くま クマベアー」に興味津々です。

1,2話を読んでみた手応え+興味の順で、

勇者クズ > くま クマベアー > 異修羅最果てのパラディン

という順番で読んでみたいと思います

ありがとうございます

2019-03-15

anond:20190316135724

いまのところラノベレーベルは大雑把に三つに分かれています

以前からラノベを扱っている文庫レーベル

少年向け:電撃文庫富士見ファンタジア文庫スニーカー文庫MF文庫Jファミ通文庫ガガガ文庫GA文庫講談社ラノベ文庫HJ文庫ダッシュエックス文庫

少女向け:コバルト文庫ビーン文庫ビーズログ文庫一迅社文庫アイリス講談社X文庫ホワイトハート

主にWeb小説書籍化を扱っている新興の大判レーベル

MFブックスカドカワBOOKSHJノベルスGAノベルガガガブックス・アーススターノベルGCノベルズ・レジェンドノベルス…

ライト文芸」と呼ばれる青年向けの文庫レーベル

メディアワークス文庫富士見L文庫集英社オレンジ文庫新潮文庫NEX講談社タイガ

「あえて突拍子もないファンタジーラブコメを読みたい」ということなら、最大手電撃文庫から探すのが無難だと思います

ガガガ文庫なんかは、いわゆるマニア受けする作品が多くて、変わり種を読みたいときに良いですね。

逆に「やはり落ち着いた恋愛小説などを読みたい」ということなライト文芸系を漁るのが良いと思います

既存ラノベレーベルのなかで言うと、ファミ通文庫あたりは青春もの恋愛ものに力を入れていたりします。

個人的オススメ作品はこのあたりですね。



読者の人気投票企画を二つ。

ひとつめは「好きラノ」。

Twitterを使って大々的にやっているもので、幅広く票が集まっています

https://lightnovel.jp/best/

もうひとつは「マニラノ」。

あえて投票条件を絞ったもので、マニア寄りの投票結果になっています

http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2019/01/06/190911

参考にしてみてください。

ついでにラノベの便利サイトを二つ。

ひとつめは新刊情報サイトラノベの杜」。

ラノベの杜

まあこちらは本格的にラノベにハマらないかぎり必要ないとは思いますが。

もうひとつニュースサイトラノベニュースオンライン」。

ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン – ライトノベルに関するニュースを紹介

人気投票を毎月やってたりするので、そちらを参考にしてもいいかも。

2018-08-19

anond:20180819000500

ダンまちと同系統で「インフィニット・デンドログラム」。

冒険譚ということで「最果てのパラディン」。

つい最近完結してボリュームもあるということで「天鏡のアルデラミン」。

個人的オススメとして巻数はまだ少ないけど「ウォータービスケットテーマ」と「ストライクフォール」。

2016-10-01

最近ラノベトレンドはむしろ努力をする物語」だと知らない人

 例えば、ライトノベルの分野で言うと、今は売れるための絶対方法があるんです。

――軽いタッチで描かれた、若年層向きの小説ですね。

 ライトノベル主人公努力しちゃダメなんです。読む側が自分投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている。今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。

――恋人能力努力して勝ち取るのではなく、何もしなくても、いつの間にか恋人能力を手に入れているという設定でないと売れないということですか。その努力過程こそが、今までは物語の根幹だったはずなのに。

 そうです。今は努力できる立派な人物主人公だと、読む側が気後れして感情移入できないんですよ。主人公は読者と同じ等身大人間。そして、主人公に都合のいい物語を求める傾向が進んできた。文学世界でもそうなってきていると思います

 

http://www.yomiuri.co.jp/yolon/ichiran/20160923-OYT8T50010.html

散々話題になってるけど、ちょっと驚いたね。あまり時代錯誤すぎて。

しかに「主人公努力しちゃダメ」論、聞いたことあるよ。2ちゃんねるとかまとめブログコメント欄とかでよく見る。

けどその認識って、あまり時代遅れっていうか、昨今のライトノベル情勢について、言い訳のしようがない勘違いがあってさ。

だって、今この時代――2016年ラノベ業界って、「努力しちゃダメ」どころかむしろその反動カウンター時代突入してるんだから

とりあえず、まずこの辺を見てほしい。

好きなライトノベル投票しよう!! - ラノベサイトが選ぶおすすめライトノベル

http://lightnovel.jp/best/

これはネットラノベ読みがみんなで投票してその半期ごとのベストライトノベルを決めるっていう企画で、

参加サイト数はブログTwitter含めて296個とそこまで多くはないけど、積極的ライトノベルを読んでいるいわば「最先端の層」にいる人たちが作ってるランキングだ。

ちなみに俺は2016年上期にランクインしてるもののうち、まあ全部は読んでないんだけど、上位の4作品は全部読んでる。

そこでまず、言わせてもらう。

これは、川上さんにとって、とても残念な発表なんだけど、その上位4作品のうち、なんと、3作品が。3作品が、だよ。

「ちゃんと努力する」ってことを、大きなテーマとして掲げてる物語なんだ。

あーあ、やっちゃった、って感じだろ?

この段階で、「主人公努力しちゃダメ」なんて、少なくとも2016年には時代遅れだってことがわかるじゃんか。

ちなみにその3作品っていうのが、「りゅうおうのおしごと!」「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」の3つな。

1位の「りゅうおうのおしごと!」は別の記事http://anond.hatelabo.jp/20160928053429)で語られてたからここで語るまでもなく。

じゃあ残りの「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」になるけど、まずは後者の方に、典型的なシーンがあるから抜粋する。

負け犬の遠吠えって言ったのよ。リア充みたいな人生は嫌い? リア充人生を送ったことがないのに? バカみたい。なんで嫌いだってわかるのよ? リア充の楽しさを味わった上で、でもそれは楽しくない、って言うなら筋は通ってるわ。けど、あなたは味わったことない。だったらそんなのただの酸っぱい葡萄負け犬の遠吠えね」

(中略)

「私はね、負けたくせに努力せず、それを正当化する奴が一番嫌いなのよ」

これは「弱キャラ友崎くん」の序盤のシーンで、ヒロイン日南葵が主人公に言い放つ言葉なんだけど、このセリフ以降、

この作品根底には常にこの考え方が通底してる。この物語主人公は、ここから表情筋を鍛える」「人と話す話題を暗記する」みたいな

クソみたいに地味な努力を積み重ねていって、リア充を目指して人生攻略していく。マスクを付けて、その下を常に笑顔でいることで、根暗っぽい表情を消したり、

単語カードに人と話す話題を書いて暗記して、雑談を得意にしたり。とにかくそんな感じの話で、総じて言えば「努力賛歌」だ。

そして重要なのはこれがきちんと、いま、注目されて、売れている、ということ。

言うまでもなく、「主人公努力しちゃダメ」論の真逆だよな?

 

さてさて、それだけじゃない。お次は「最果てのパラディン」だ。

この作品はいわゆる「なろう」から書籍化した「なろう小説」で、例に漏れ主人公ウィル現実世界から世界へ「転生」する。

しか重要なのは、「転生」によって生まれ主人公モチベーションだ。

どうしようもなく曖昧で、混濁した生を送り。その靄のなかで、そのまま死んだ。

なぜだか、じわりと涙が滲んだ。こらえようとして、唇を引き結ぶけれど、それでも涙はぽろぽろとこぼれてきた。

(中略)

失敗してもいい。無様でもいい。泥にまみれてもいい。

僕は、今度こそ。今度こそ、生きるんだ。この世界で、生きるんだ!

こんなふうに、今までニート(?)として曖昧暮らしてきた自分を恥じ、「今度こそちゃんと生きる」ことを心に誓う。

そして、前世知識、というアドバンテージはありながらも、地道な剣術練習、魔術の練習を繰り返し、

大きなドラマを乗り越えながらも旅に出る、という物語を、なんとまるまる1巻を使って描く。

0歳から主人公が成人するまで、地道に筋肉を鍛えたり、座学を受けたり。もちろんそれが物語にはなってるんだけど、

1冊ほぼ半分が「特訓」の描写であると言っていい。特訓はキツイことだけど、「ちゃんと生きる」だめに、そこから逃げない。そんな話だ。

そしてこれももちろん売れてる。となると、おかしな話になってきましたね。

これも言うまでもなく、「主人公努力しちゃダメ」論の真逆なのにな?

ちなみに、上記の抜粋シーンはいずれも、1巻の50P以内に出てくる。

こういう価値観が、そもそもの前提として物語られてるってことがそこからもわかるよな?

 

さて、つまりだ。

積極的ライトノベルを読んでいるいわば「最先端の層」にいる人たちが作ってる2016年上期のランキングの、

上位4作品のうち「りゅうおうのおしごと!」「最果てのパラディン」「弱キャラ友崎くん」の3つが、

明らかに意図を持って「努力」のシーンを丁寧に描いているってことになる。しかも、どれもちゃんと売れてるんだ。

川上さんはそれでも、「売れるため」には「ライトノベル主人公努力しちゃダメ」なんて言えるのか? って話だよ。

取材記事文章の中身やニュアンスについて文句を言われても困る」なんて言い訳にすらなってない。

だって、これはもうニュアンスってレベルの話じゃない。むしろ逆、いま「売れるため」には「ライトノベル主人公努力しないとダメ」なんだから

 

と、そういう話。

 
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