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はてなキーワード: プラットフォームとは

2019-12-13

anond:20191213111744

ツイッターDLsiteに直接問い合わせた人がいてバグじゃなくてNGワードとして明示的に設定されてるのは間違いないっぽいわ

https://twitter.com/kapuron/status/1204713945753255939

こういうのを機に新たなプラットフォームがでてくれればいいんだけど

しろ議論に適したウェブプラットフォームってどんなんだよ

anond:20191213075114

ネットユーザーはてブでも増田でもTwitterでも

すぐに「このサービス議論に向いてない〜」って言い出すけど

「このサービス議論やすいね」って話を聞いたことがない。

議論に適したサービスってどんなんだよ。

2019-12-12

催眠エロゲが終わった日

先日からFANZA(旧DMM.R18)で『催眠』と検索しても一作もヒットしなくなった。

どうやら作品名から催眠』という単語が一括置換され、なおかつカテゴリとしても削除するという改修が行われたようだ。

DLsiteでも似たような改修が行われており、警察指導なのかオリンピックへ向けた配慮なのかはわからないがとにかくエロゲ同人誌販売プラットフォーム倫理規程の大幅改定が行われたようだ。

自分子供の頃から催眠術が好きだった。

エロ概念なんて知る前の幼い頃に子供向けのバラエティ番組催眠術師に翻弄されて自分名前を思い出せなくなる女性タレントのお姉さんの姿にやたらドキドキしていたのをやたら覚えているし、ドラゴンボールGTビーデルが敵に洗脳され娘を裏切る回は理由もわからず何度も何度も繰り返し見た。

今考えるとゲイの人が生まれ持って男の人を好きだったみたいに、自分も生まれ持って催眠術が好きだったんだと思う。

世の中に催眠フェチシズムなんて概念があると知ったのは自分PCを買ってもらった後だった。

初めて遊んだエロゲBLACKRAINBOW催眠学園だった。

クラス嫌われ者主人公村越進太が催眠導入機を手に入れてクラスのマドンナや生意気女子を手にかけていく様は凄まじいほど興奮した。

前半は「ドラえもんの道具を手に入れたらどうする?」みたいなリアルで生々しい男の妄想をそのまま描き、後半は企画者のAVのような笑えるほどシュールシチュエーションを描くそ作品を遊んでから俺は催眠術に更にハマっていった。

社会人になってから学術的にも催眠術を勉強し、催眠とつく商業作品ほとんど手を出すようになった。

女にもモテずとりわけ友達と呼べる存在もいなかった自分にとって催眠エロゲの新作を遊ぶことは唯一の生きがいですらあった。

最近は『催眠』とタイトルにつく作品がやたら多くなったと思う。

これはぶっちゃけジャンル規制や締め付けが厳しくなったからその隠れ蓑エロ方向に展開を転がす便利アイテムとして催眠術が利用されて発展したような経緯もあったりからガチもんの催眠フェチコミュニティで受け入れられるような作品は割と少なかったりするが、最近愛上陸みたいな超画力の人も参戦してきて、ようやく本格的に盛り上がりだしたなという段階だった。

ただ、もう先日を持って催眠エロは終わった。

検索上ここまで露骨迫害されるということは売上にも大きく関わってくる、商売でやっている人達は方向転換を余儀なくされるのだろう。

露骨な陵辱物が倫理規定改定エロゲ市場から姿を消したように、催眠というジャンル市場からひっそり姿を消していくのだろう。

どこかが裏で糸を引いているとしたらもう既にソフ倫あたりにも働きかけているのかもしれない。

愛上陸催眠指導シリーズの新作も、催眠学園を作り上げたNATORI烏賊氏の新作も、ファンタジーとしての催眠術のみだけではなくリアリティも追求したおくとぱす氏の新作も、もう自分は遊ぶことができないのだろう。

ゲイの人は生まれ持って男が好きで、彼らは『正しさ』によってパートナーと愛し合うことを認められた。

俺のよう生まれ持って催眠術が好きなだけな惨めで哀れでモテない男はたかが絵を見ながらオナニーする権利すら『正しさ』によって奪われる。

なんて正しさなんてご都合主義で歪で勝手ものなんだろう。

こんなに簡単に1つのジャンルが潰されるのかと心底悲しいと思った。

ひっそり使う人のオナネタケチつける奴なんて政治家だろうとフェミニストだろうと米国だろうとオリンピックだろうとみんなくたばっちまえ。

恥を知れDMM。ふぁっきゅー正しさ。

こんな世の中でいいのか?俺は絶対に嫌だぞ。

すべてのエロ漫画家やエロゲ製作者に幸あれ。

2019-12-05

滋賀県公式サイトリニューアルの件のアレについて(議会編)

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000074-mai-sctch

このニュースがバズった後、ニュースにも出ていない問題議会で追及されていたので、滋賀県議会のページ(令和元年9月定例会議(第9号~第15号)-09月30日-04号)をもとに、一部読みやす編集してみた。

ウェブアクセシビリティ試験結果と公表

議員
8月1日新聞報道で、滋賀県ホームページ総務省各自治体に対応を求めているウェブアクセシビリティ試験結果が公表されていないとの指摘があり、専門家から検査結果が公表されていないのは目標クリアできていないからではないかとの疑問の声が上がっている、との報道がありました。これを受けて、県は3月28日リニューアルから5カ月おくれとなる8月28日に、ようやくアクセシビリティ試験結果をホームページ上に公開しました。(中略)このウェブアクセシビリティ試験について、これはい実施されましたか
知事室長
アクセシビリティ試験につきましては3月11日に開始をし、6月5日完了いたしております。まず公開する前の内部環境におきまして、つまり3月の時点で、対象とするページデータ抽出し、アクセシビリティ試験実施をいたしております。その際には、対象40ページ・全体4万件余りの項目のうち、一部の項目につきまして不適合となったため、改善を重ね、公開後も検査継続し、最終的には全て適合となったということで検査完了した。それが6月5日でございます
議員
(中略)3月31日にホームページの再構築の完了報告書受託業者から提出されております作業完了とあわせて、納品物・成果物としてこのウェブアクセシビリティ試験結果もあわせて提出する必要性があります。(中略)3月31日にウェブアクセシビリティ試験結果というものは出されていたんでしょうか。
知事室長
提出をされております3月31日に委託業者から成果物として試験結果を報告を受けた時点では、先ほども少し申し上げましたが、試験対象とした40ページの試験項目約4万件余りのうち、98.1%が適合、残りの1.9%が不適合という状況になってございます。その1.9%の不適合の内容といたしましては、注意書きの漏れでありますとか、あるいは添付ファイルグループ化することが望ましいという指摘などでありましたので、仕様書に基づきまして、見やすさなどを考慮し、一定の水準に達していると判断し、検収を行っているものでございます。その後、改善の上、継続して検査を行い、全ての項目で検査クリアしているということでございます
議員
ちょっと幾つかわからない点があるんですが。では、3月31日に提出されたものは、この(6月5日の)検査証明書とはまた異なるものを出されたということですか。
知事室長
3月31日に提出されておりますのはそれ(6月5日検査証明書)とは別のもので、委託業者から検査結果の報告という形で受けてございます。その後検査証明書につきましては、6月の時点で全部が適合した状態ときに改めて提出を受けているという状況でございます
議員
これとは別のものが提出されているというのもよくわからないんですが、であるならば、3月31日に出されたウェブアクセシビリティ試験結果をインターネットに公開するべきではないんですか。
知事室長
お答え申し上げます。今ほど申し上げました経過等につきまして、わかりやすいように、ホームページでの公開につきましては考えてまいりたいというふうに思います
議員
であるならば、この(6月5日の)検査証明書はいろいろ問題があるんですが。まず「検査実施期間:2019年3月1日〜2019年3月31日」と書いてあります。でも、今おっしゃったのは3月31日ではなく6月5日ですよね。(中略)また、それぞれ検査日時書いておりますけれども、(中略)ホームページというのは日々内容が更新されますので、どの時点でのページを検査対象としているのかというのを明確にするために、「Libra」というソフト抽出時点のソースコードを記録して、それがサーバーに保存されています。その内容を複数検査員で目視それからプログラム検査しながらそのページを検査しているんですが、(中略)実はこの(検査対象ページのURLとして記載された)「https:」、いわゆるSSL対応というのが3月28日時点では行われていませんでした。いつできたのかというと4月3日なんです。(中略)6月5日に県が受理しながら、3月31日に検査期間終了したかのような形に書いてますけど、この検査報告書でそのまま県は受理しているんですね。私もいろんな書類を県に提出しますけど、日付が間違ってたらチェックして返されます。でもこの間違った検査証明書を県はこのまま受理して、しかもこれが今ホームページ掲載されてます。「2018年度の検査結果、つまり3月31日までに検査を行いました、検査結果はAAでした」という形で。県もそのことをわかった上で意図的2018年のものとして掲載されている。(中略)矛盾するんですが、公室長、御説明をお願いいたします。
知事室長
業者から3月末の時点で一旦提出をされ、その後改善を重ね、全て適合した形で6月の時点でその証明書が発行され、そしてそれを県がホームページ掲載したというものでございます。この御質問検査証明書につきましては、検査機関により発行されたものでありますので、改めて確認をさせていただきました。その検査証明書検査実施期間につきましては、昨年度の再構築事業におきまして当初に検査を予定していた期間を掲載をしている。そして検査日時については、検査を開始した日時を記載をしたものであるということを確認しております
議員
はい、私も確認させていただきました。ここの検査責任者に直接確認をさせていただきました。「当初予定していた検査期間に作業が終わらなかった。結局完了したのは6月5日までかかってしまった」と。これ、(3月31日に検収された)ホームページの再構築業務に含まれ業務の一部です。見積もり額でいきますと80万円です。3月31日までに完了させなければならない業務完了していなかった。加えて言いますと、検査するだけでなしに、(中略)先ほど仰いました98.1%以外の部分の修正作業というのはそれ以降行っておられますが、それも本来3月31日までに完了しなければならない業務が、結果、完了していなかったということの裏づけとなるこの検査証明書だと思うんですが、公室長いかがですか。
知事室長
先ほど申し上げましたように、全体の項目のうち98.1%が適合、1.9%が不適合という状況でございました。この状況を受けまして、仕様書に基づき見やすさなどを考慮し、一定の水準に達しているもの判断し、検収を行っているというところでございます。その後におきましては、保守業務の中で改善をし、その上で検査を受け、全ての項目がクリアをされたということでございます
議員
議論が前へ進みませんので次行きますけど。(中略)前のホームページとき検査結果が以前はありましたが、リニューアルに伴いなくなってしまいました。これ、勝手に消してしまっていいんでしょうか。検査結果に限らず、今回リニューアルによって、この公文書とも言えるデジタルアーカイブ勝手に消されている部分がたくさんあるんですが、公室長、そのあたりの見解を伺います
知事室長
過去のものでありましても、やはりしっかりと公開すべきものというのはあるかというふうに存じますので、他の都道府県の事例なども参考にしながら、望ましい公開の仕方につきまして考えてまいりたいと存じます

CMSライセンス契約ライセンス料の支払

議員
県が行った座談会の中で、CMSライセンスについての質問が出たと聞いております。今回導入されたCMSライセンス契約はどのようになっているのか伺います
知事室長
CMSライセンスにつきましては、昨年度は再構築等業務委託契約、今年度は保守契約に基づきまして、委託業者から滋賀県提供するように定められているところでございます。このCMS著作権はもともと徳島県帰属しております現在ライセンス供与方法やそのライセンスを使ってCMSの利用・改修を行うことにつきまして、問題がないことを直接確認をいたしております
議員
それを書いた書面等は存在しませんか。
知事室長
ちょっと私の手元にはございません。あるのかないのかも少し私の段階ではわかりませんので、改めて確認をさせていただきます
議員
私が確認しました範囲では、ライセンス契約書という書類存在しないと聞いております。今公室長は「昨年度は再構築の中で、今年度は保守契約の中でライセンス契約を行っている」と仰いましたけれども、CMSに関するライセンス記述というのはどこにもございません。再度説明を求めます
知事室長
今、契約書・仕様書の中につきまして詳らかに全てを理解しているわけではございませんが、構築業務におきましてはCMS一般的に開発業務の中に含まれもの理解をしておりますし、保守業務見積もりの中にそのことは明記していると承知をしております
議員
私、確認しましたが、保守業務の中にも明記はされておりませんし、ソフトウェアに関しては明記されておりますけれども、そもそも過去の打ち合わせの段階の議事録を見ましても、ライセンスの話はどこにも出てこないんですね。先般の座談会で(話題に)出てきて、慌てて調べたらこライセンスの話が出てきた。じゃあ、これ一体ライセンス料って幾らなんですか。
知事室長
ライセンス料が幾らかということにつきましては、直接幾らと示すようなものはございません。先ほど申し上げましたように、業者徳島県との間で話がされているものでございます
議員
まり、本県においてそれは保守に含まれる、昨年度における再構築の金額に含まれるということなんですが、(中略)そういう状況であれば、これまでの打ち合わせ書類の中ですとか見積もりの中に、このライセンスというものが明確に書かれるべきなんですが、実態としては書いた書面も何も存在しない。業者との委託契約だけ。業者がいなくなれば、滋賀県ライセンス権利をどうやって主張するんですか。
知事室長
現在ライセンス活用方法等につきまして、先ほど申し上げましたように、著作権を有している徳島県に直接確認をし、問題ないということを確認をしておりますが、今ご指摘いただきましたような事態が生じたときにどうすべきであるかにつきましては、十分研究することが必要かというふうに存じます。しっかり研究してまいりたいと存じます
議員
契約プロセスもそうですし、その後のやりとりに関してもそうなんですが、非常に不透明な部分ですとか詰めの甘い部分ですとか納得のいかない部分、この(アクセシビリティ検査証明書に至っては全く意味がわかりませんし、今もこの状態ホームページ掲載されているんです。どういうつもりか知りませんけれども。

今後の対応

議員
今後の対応について、どのように考えているのか伺います
知事室長
県民の皆様からお寄せいただきました御意見専門家の助言を踏まえまして、まずは今年度におきまして、制度概要や各種申請などのいわゆるストック情報につきまして、時系列以外のよりわかりやすい表示方法検討するとともに、タイトルのつけ方や記事掲載場所掲載期間の設定などが統一されるよう、庁内で協議を進め、掲載に関するルールを定めてまいりたいと存じます。その上で、来年度にはストック情報等について時系列以外でのわかりやすい表示に改め、情報の探しやすさを向上させてまいります。また、スマートフォンでの閲覧、操作利便性を一層高めていくため、文字の大きさや行間の設定、メニューの配置など、ページのデザインをより見やすく、使いやすものにしてまいりたいと考えております
議員
今、大きく2つの要素があったと思います。まず前半部分で述べていただいたのは運用面で工夫しながら改善できる部分、後段の部分スマホ対応等々つきましてはシステムをさわると、そういった解釈をさせていただきました。ただ、いずれにしましても今仰った対応では、今後の対応改善できる部分と、なおかつ改善できずに課題が残り続ける部分それぞれ存在すると思いますが、その部分どう考えておられますか。
知事室長
現在の県のホームページをできる限りよりよいものにしていくため、今ほど申し上げましたように、今年度から来年度にかけまして、さら改善を図っていきたいと考えているところでございます。そのほかにも、もっと詳細な分析に基づく利用者目線に立った動線設定でありますとか、メニュー分類などに関する御意見があることは認識をしておりますし、この議会でもさまざまな観点で御指摘をいただいております。昨年度から進めました今回のリニューアルに際していただきましたさまざまな御意見をしっかりと受けとめ、先を見据えながら、ホームページの利用状況や世代ごとの情報入手動向等を可能な限り分析し、今後の再構築業務に生かしてまいりたいと存じます
議員
幾ら今のシステムを頑張っていじっていっても、解決しない問題解決しません。やっぱり構造上に欠陥がありますので、そこは努力で、あるいはお金を積んだところで改善できる話ではありません。(中略)今から新しいものをつくるとしても、1〜2年でできる話でもありませんし、かといって今のシステムは今後5Gがやってくる中で1020年使うシステムでもありません。であるならば(中略)今後の改善に向けて、明確なロードマップというものをお示しをいただきたいと思いますが、そのあたり、知事質問いたします。
知事
今の時点でロードマップを全てお示しすることはできません。まずは今年度から来年度にかけて改善をしっかり行います。その先に、今も議員から言葉として入れていただきましたが、5Gの時代の到来を見越して、より広報広聴のプラットフォームとして、例えば双方向通信をどのように可能にするのかといったようなことでありますとか、大体ホームページは5年に一度のペースで改修・改善をしてきているということもございますので、その先を見通した体制なり、また課題の整理をする必要があると考えております。そのため、庁内におきましても検討を行う仕組みを整え、専門家の方々の知恵等もおかりしながら、今回いただいた課題等もしっかりと議論を行いながら、入念に次に向けた準備を進めてまいりたいと存じます
議員
(中略)今、これ中途半端になっていますけど、この検査証明書の日付がおかし問題とか、まだこの場でクリアできてません。知事との政策協議会でほかの会派からも出てましたけれども、やはりわかった人を入れて第三者検証委員会なり立ち上げてしないと、非常に不透明な処理、不可解な処理が調べれば調べるほどたくさん出てまいります。(中略)そのあたりのお考えがあるのかどうか、再度、知事質問いたします。
知事
いただいたさまざまな課題等につきましては課題として受けとめて、改善のために取り組んでいきたいと思います

エンジニア職に就いたあと辞めたポエム

補足→ https://anond.hatelabo.jp/20191205212350


これは退職アドベントカレンダー2019 (https://adventar.org/calendars/4051) 5日目の記事です。最初自分ブログに書くつもりでしたが、書いてるうちにどこまで筆が滑っているのかわからなくなったので増田に投げることしました。そしたら余計にタガが外れたのはご愛嬌

What's this

よく見かける「未経験からエンジニアへ!」ストーリーの、あまりなさそうなルートです。よくあるルートのほうはなぜかTwitterで報告して「○○系エンジニア」的な命名をしてから入社その後の動向が闇に葬られているのをかなりの確度で見かけますが、まあ、なんか、いろいろあるんでしょう。逆にそういう成功(?)体験生存バイアスを強化する情報ばかりあふれていると情報として健全でないように感じます

ということで、今年あった自分体験談を残すことにします。

といいつつ後日しれっと消えてたらInternetArchivesか魚拓で会いましょう。

この話はここから先はフィクションです。剣も魔法労基法も出てこないファンタジーです。

who are you

地方に潜むフリーターです。好きなvirtual beingsはロボ子さんと東雲めぐさんれいきらさんです。

これまでは自分のためのプログラムを書き散らすだけで、ITとは無関係バイトをしてきました。玉掛フォークリフトなら任せろーバリバリ

入社の経緯

会社にもぐりこんだいきさつはやや特殊なのでぼやかします。とあるきっかけで知り合った人から誘われました。リファラルです。なお、とあるきっかけはなにかと炎上しがちないわゆるプログラミングスクールなどではないことを防火剤がわりに書いておきます。そんなもんに使う金など無い。

その人のことはあんまりよく知らなかったのですが、CTOとして手伝っている会社システム部門で人手を探しているとのことでした。会社ホームページにはリクルートページなど無く、何をやっているかいまいち要領が掴めなかったのですが、ざっくりと自社製のWebアプリ開発をやる感じらしく、内容も聞いた限りでは(自分スキルと照らし合わせて)そんなにどえらいわけでもない印象でした。ちょうど金もないし無職だし、少し経験でも積んでみるかという気になったので、この際ホームページDreamWeaverサンプルを流用したまんまといった細かいところは観なかったことにしました。

面接にいくと社長から「いつからこれるの?」と言われたので「あっこれは」となりましたが、金がなかったので是非もなくそのまま入社の運びとなりました。この頃はプログラム書いて金もらえるなんてサイコーとか思ってました。ちなみにgithubatcoderアカウントを書いた職務経歴書は一顧だにされませんでした。

やったこ

地方製造業システム部門を切り出して別会社にした形態の、創立数年ほどの会社です。自分のほかにもうひとり、社内情シスのようなことをしている方がいましたが、基本的にはサポートが専門な感じでした(ただし肩書自分と同じでしたが)。紹介してくれたCTOは週に一度のMTGに顔を出すだけということで、実質的に常駐している人間プログラムが分かるのは業界経験自分だけというチャレンジングな環境からスタートしました。なお入社して社内の平均年齢を大幅に下げることになりました。

レスポンシブ化

ちょうど入ったタイミング情シスの方が抱えている仕事があり、とくにやることもなかったので手伝いました。グループ会社サイトスマホ対応させるもので、事情はわかりませんがそれまで他社に制作委託していたものを自社で運用することにしたとのことです。みてみるとWordPress4でPHP5が動き、Bootstrap3を使ったオリジナルカスタムテーマ運用してきた様でした。もちろん仕様書ローカル環境もあるはずがないのですが、どうせ自分Webデザインなど知らんのでとりあえず直にheader.phpにviewportを書いてmain.cssメディアクエリを設定して、ザ・web制作初歩みたいなレスポンシブ対応しましたが、デザインについて当事者との意見のすり合わせの機会なんかの開発手順はなかったので良しとしました。

新規Webサービス

入社して2周間ほどのち、社長についてこいと言われた打ち合わせの後日、MTGで「昨日のアレの進捗はどんな感じなの?」と聞かれたこから、いつのまにか新規案件自分に一任されていることに気づきました。仕様は前日の打ち合わせがすべてだった模様です。要件定義技術選定・検証のような工程など決まってないので好みで揃えました。趣味と関心からExpress+Mongo+Reactのセットか、触ったことのあるDjango/Railsでざっくりやるか、どうせならDockerも使い時か、こんなとき相談できる同僚やメンターが欲しいなぁなどと考えていたら、CTOがそれまで作っていたやつをみるとPHP+ES5+MySQLだったのでなんだかんだでそうすることになりました。PHPを初めて触り、「これがペラ1のphpjscssもなにもかも書いていくといういにしえのスタイルか…!」と新鮮な感じでやってました。

既存システムの移行

Windows Server 2012で動いていたサービスLinuxに移行しました。これは自分が入る前から情シスの方が任されていたのですが、マニュアルに沿ってコマンドを打ちこんではどこかで転け、エラーは読まずにあきらめてCentOSインストールからやり直すということを繰り返していたのを見るに見かねて手伝いました。SSHPowerShellからマニュアルコマンドコピペして実行する方法を教えてあげると目を丸くされました。shellファイルを書いてあげると魔法をみるのような顔で驚かれました。自分が入ってなければどうなっていたんだろうか...

自分ツール作成

毎日出退時間規定EXCELフォーマットに記帳する必要があり、これが非常にめんどくさく無駄に思えたので、自動記述するpython/Goスクリプトを書きました。これは入社して2日目とかだった気がします。しかしここを自動化しても「印刷して人事に提出し、それをもとに人事の方がまたEXCELに書き込む」と知り虚無になったりしました。

FE取得

これはやったことというか思うところあってプライベートで取り組んだことです。自分想像していた開発現場との乖離を感じたので、こういうのはFE勉強すればわかるのかもしれないと思って1ヶ月くらいやって取りましたが、得られた知識会社に活かせそうなものは何一つありませんでした。

チーム開発などという概念存在せず、「1案件を1人で上流から実装運用保守サポートまですべてやる」という進め方でびっくりしました。手持ちの技術スタックでできる範囲ギリギリなんとかやった感じです。よく転職サイト上で見かける文言で「お任せします」がありますが、これとかも要するに「丸投げ」の換言なんでしょうか。わたし気になります

とりくめなかったこ

自分のように途中からジョインした人に対しての業務移行のシステムがないことから感じていましたが、案の定「誰かが抜けたあとの引き継ぎの機能」も整備されてないことに気づきました。もともとオンボーディングや研修概念などありません。えらいひとは「そのへんは現場で協力してうまくやって」と丸投げし、すべての作業を自宅でやっているCTOは社内のこうした事情については放任で、いちおう情シスの方がいつのまにかメンター代わりになっていたものの、不明点を尋ねても頓珍漢な返答が多くもどかしかったです。どのサーバでどんなサービスが動いているのかやSSH情報を聞き出すのに苦労しました。こうした不幸と無駄時間をなくすためにドキュメントを整備しようとしたのですが、頓挫しました。これから物理フォルダーと社内サーバ散逸した各種の情報混沌を深めていくのでしょう。gitも無いし。

サーバオンプレでした。自分クレカをもっていないためパブリッククラウドを試す機会がなく、ぜひとも触ってみたかったのですが、承認を得るための説明がうまくいかず、結局VBoxでやることになりました。唯一、それまで使われていたVBoxではなくVagrantを導入したのは少しだけ救いでした。どうせ自分しかいじらないのですが。

余談ですがオンプレ面白かったのはHDD増設のために初めてデータセンターなるものに入ったことです。インフラ/ネットワークはまったく分からんしなかなか個人で試せない領域だし縁がないかなと思っていたのですがやはりそこに見える物理層が存在するというのはテンションがあがりますね(断層みたいに言うな)

イキってカイゼンジャーニー情熱プログラマーを買って読んだりもしました。目につくように共同図書のつもりで「ご自由にどうぞ」を添えて自分ロッカーに置いておいたら「私物は持ち帰れ」と言われてしまったので持ち帰りました。

退職経緯

さてお待ちかねメインディッシュですね。

もともと技術コンテンツ会社ではなく、技術畑の人間がまったくいないことのインプレッションが次第に違和感として強く響いてきました。ITエンジニアとしてやっていくつもりの観点でみると、学習や成長の土壌は無いように思えました。協調関係や信頼がうまく築けず、自分のすべき道筋不明瞭のままやっていけるほどタフなYATTEIKI精神ではなかったのです。

これは地方の、それもIT気質のあるわけではない、ワンマン経営中小製造業ならばどこにでもあることかと思われますが、随所に感じるレガシーさに疲れてしまいました。一例を挙げると、毎朝30分に亘り行われる全社清掃(もちろん業務時間外)、社是の復唱、『感謝言葉をみんなで味わうポエム』の輪読、その感想大会、頻繁に行われる中身のない会議日報エクセルで書いてメールで送ったり、出退勤表を毎日エクセルに書いて印刷して事務方に持っていくなどのルーティンがけっこう苦痛でした。

社内のコミュニケーションツールLINEだったので使い勝手も悪く、会議chatworkslackを使いましょうと提案しても誰一人としてそれらの存在を知らず、「勝手にやってくれ」と言われてしまったり。LINE WARKすら知らんやんけ。説明しても「skypeじゃ駄目なの?」と言われたので諦めました。

えらい人の思いつきのたびに方向性が変わり、当人発言したらそれで全て完了した気になってしまったのか、会議終了後の10分後に「さっき言ったやつまだ出来てないの?」などと言われた時はギャグかと思いました。会議議事録も誰も見返さないので果たして意味があったのか疑問です。誰かひとりでもmarkdownが書けたり、少なくとも書く気があれば勉強会を開催してHackMDなどを推せたのですが。議事録機能していないエピソードとしてひとつ思い出しました。開発中に機能追加を下された際に、その挙動は完全にプラットフォームネイティブであり今の技術選定だと作り直しになり、結果納期に間に合わない(し、自分技術スタックからも遠く外れていたので学習コストも加算)と発言したらその場は収まったのですが、会議終了後に個人メールで「やはり機能マストだ」と伝えられました。当然それは議事録に反映されることなく、なんかしらんけどそういうことになっているという感じになりました。

初めてのエンジニア職でしたが、社内に開発をる人やマネージャー職は不在で、いわゆる開発現場での流れを学ぶことはできませんでした。少なくとも技術を知らないえらいひとが「俺がスケジュールを立てたからこれに沿ってやれ」と、”開発”と”広告作成しか書かれていない2週間の計画表をもってくるような現場システム開発として正しいのか、 と本能が警告を発していました。

もともと会社製造業から始まったため、えらい人たちとの見解齟齬があったのは体感としてあります。同じものづくりといえど設備マンパワー時間線形的に結果に結びつく工場業務と異なり、システムエンジニアリングはかける時間見積もりも容易でなく、かかった時間が必ずしも結果に結びつかないものである、と言う事実は受け入れられ難く、知識ドメインマインドセットが異なれば説明も困難です。しかしながらえらいひとは一様に「経営視点を」の号令で、経営誌を配り、その感想文の提出を義務付けるなど、現場視点を欠いた行動で現場(というか私)を疲弊してました。気づいたらSEO対策や別部署MTGのためのプロジェクター設定、全PCwindows updateに伴うドライバ更新の役も同一の職掌として役付けられそうになっていたり(一部は実際に情シスの人がやってた)、It’s not my workなシーンがみられるようになっていました。

そして、よくあることですが、理念実態乖離していたことです。世界をよりよくと言いつつ、目先の掛け算を考えてばかりのように思えました。グロースする中で発生しそうなあれこれをすっ飛ばし利益だけを皮算用するのはいいとして、データ量やトラフィックを指摘すると「そこは現場努力でしょう」となるので、世界を良くする前に精神を悪くしてしま人生で初めて心療内科にいったりもしました。一応グローバル展開を目指しているとしながらサーバからMailerDaemonが飛んできたら「ギャっ英語っ!」と言って読まず捨ててたり、急にサービスが止まった時には激怒して責任所在の追求を求められたため、草創期にえらい人の個人アドレスで取得してほったらかしにしていたドメインが失効したことが原因と伝えたら「あれはもう読んでいないアドレスだし仕方ない。こういうピンチときこそチャンスにしようぜ」という謎理論を出されたこともありました。

違和感が確かなものになったのは、外部に提出する資料で社内の数字が異なっているとを指摘すると「こういうのは見栄が大事なんだ」と暗に公文書偽造をほのめかされたことですが、これ以上は闇っぽいので書きません(たぶんどこもやってて罷り通ってる範囲だと思うけど)

総じて、心理的安全性の低さ、そこからくる身動きのとれなさ、ロールモデルの不在、前時代的な風潮、社内文化へのミスマッチと不理解、成長の実感が沸かない不安と不満、それらに伴う摂取アルコール量の異常な増大と過食、といった要因の積み重ねが、ネガティヴな形での退職へと駆り立てることになったのだと思います。まあ、よく知らんうちにリファラルしてるところからして「採用教育コストを考えてないのでは?」の念はあったのですが。中身がまったく不透明状態で飛び込んだらそうなるよなぁ、の好例かもしれません。誘われた時はわりと藁にも縋る思いだったのでしかたないね

これから

現在スキー場住み込みバイトしてます。無考えに退職すると年を越せないことに気づきました。

可処分所得可処分時間いずれも今の方が上なのはちょっとウケます賃金ふつうに生きていければいいので前職程度でも気にしなかった程度なんですが。いまは映画をみたり積ん読を消費したり、在職時は深いところまで触れなかったPHPをいじったり、生PHPしかやってないことに気づいたのでcakeやったり、あとはweb周辺も久しぶりにキャッチアップしたりしてます。nodeネイティブおじさんなのでFWはangularしか知らないんですよね。vue/nest面白そうな感じです。あと寮のwifi談話室限定で窒息しそうだったので、持ち込んでいたラズパイルータにして部屋まで飛ばしたら隣室の同僚から感謝されたりと活動は多岐に渡ります

先のことはなにも決まってませんが、ちゃんエンジニアリングしている組織で開発してみたいなという気持ちがありますレビュースクラムアジャイルなんてのはひとりだと不可能ですし。ですが、やはりそういった会社日本では都市部にばかり集中しているのでしょう。自分空気の悪いところには住めないし、案外また辺鄙なところでtechとは無関係のことをしているのかもしれません。ワーホリでも使って海外大麻栽培でも始めようかなぁ。

いかがでしたか

巷説に流布する「未経験からエンジニアへ」の言説のたぐいは、どちらかというと技術力よりもコミュ力が偏って高いタイプ生存しがちな雰囲気を感じます。たまにTLに流れてきたのを見かけますが、ああいった立ち回りは自分にはできないしやりたくないなぁと思ってきました。社会要請ならばそれまでですが。

自分は体系的な情報教育を受けていないどこにでもいる地方高卒で、下手の横好きで趣味プログラムを書いてきたし、続けてるってことはそれなりに好きなんだと思います。得意じゃないけど。んで、こんなのがITエンジニアをしたサンプルというのは見かけないかもなぁと思って投稿しました。光あるところに闇あり。

といいつつ、やっぱり好きなことの結果がおかねになるのはいいよなぁと思った次第です。プログラムを書くのは楽しいけどエンジニアリングは超絶むずい、が雑な総括ですが、今回のことを顛末次第にはする気はないので、どこかに拾ってもらえるよう精進するきもちになりました。

ぼくのポエムはこれでおしまい。じゃあね。

2019-11-29

Hagex事件の流れの記録

なぜ殺意を向けられたのがhagexなのかを説明する(答え合わせ編)を書くために事件の流れをざっと知りたかったのでまとめた。なんかぐぐったら勝手松本氏を神格化してるアレな人をいっぱい見かけたので、参考にしてもらえると幸い。

松本氏が犯行に及ぶまでの流れ

〇 初期

匿名ダイアリーエントリー(他人投稿)にひたすら罵倒を繰り返す。

・会話らしきものが成立するとすかさず罵倒しに来るので増田達が盛大に迷惑をこうむる。

とある増田に徹底的にやりこめられたことをきっかけに、「低能」と連呼するようになる(うろおぼえ)

罵倒が特徴的すぎて匿名でも一発でわかることから、「高能様」「低能連呼くん」などの呼び名がつくが、最終的に「低能先生」に落ち着く。

松本自身も気に入っていたのかはわからないが、「低能先生」呼びで気を悪くすることはなかった。(あくまで印象)

はてなブックマークというサービスの仕組みそのものが気に食わないようで、ブクマユーザに噛みつき始める。(開始時期あいまい)

匿名ダイアリーで、ブックマークコメントにヤジを飛ばす活動を開始。

〇 中期

はてな運営から匿名特定ID罵倒してはいけない(規約)」と言われる。

・「IDなど、いくらでも取れるのだから匿名と同じ」という理屈適当IDを取って活動開始。

罵倒行為のもの問題となりアカウント停止。(ここは松本氏の言い分が正)

運営が気に食わないという理由でここからしばらく運営罵倒に執心。

とある個人ブログ有名人ではない方)が炎上し、ブログ記事批判コメントを付けている人を対象とした一斉IDコール(罵倒)を行う。

・次第にターゲットトップコメントに載っている人にシフト

・定期的にIDがBANされるようになる(低速)

IDを取り直せば実質黙認だから意味がないと、運営あおりネタにしはじめる。

ブックマークコメントインポート機能を使えば、過去煽りを一括IDコールできると気づき、実行。この辺りから、たがが外れてしまう。

IDコールを飛ばされた有志は、何かがあった時のためにID収集を開始。

・この辺りではてな社が松本氏のアカウントを削除するペースを加速させる。(中速)

松本自身も「ネットリンチ」の被害者である発言しだす。

〇 末期

匿名ダイアリーでも継続的問題になっていたが、消されたIDがあまりにも多いということで面白みがでてしまい、IDの一覧表が作られる。

松本氏の振舞いに対して、匿名ダイアリーで「ネット弁慶」と揶揄されていて、松本自身ネット弁慶卒業しないと」と漏らしていた。

・この時点で松本氏は完全におもちゃになってしまい、立場的に詰みかける。(4年間周りを罵倒し続けた呪い返しのようなものだと言える)

Hagex氏が匿名ダイアリー記事発見し、自らも被害者だったので乗っかり記事を書く。

とあるから松本氏への情報開示請求が通ってしまう。これによって請求者が書けば素性がいつでも流出する状態になった。(身バレフラグ成立)

IDが3~5時間で消されるようになる。(高速)

・時期を同じくしてHagex氏今後の展開を模索する一環としてセミナーを開催する。

事件発生。

はてな社、事件を受けてIDコール機能廃止を発表。

注釈

※大半は当時増田松本から直接聞いたことで、evernoteに保存されているログからのまとめです。

※中期の直前辺りで「匿名ダイアリーから特定ID批判する行為禁止」が規約に追加されていたはずですが、前後関係不明なので記載していません

※中期のどこかのタイミングで、はてなブックマークインポート機能廃止になっているはずですが、この件との因果関係があるのかわからないので記載していません。




ざっと読むとわかる通り、この事件の不幸な点は、松本氏が詰むタイミングHagex氏の進出タイミングかぶってしまたことに尽きる。

どちらかがずれていれば、恐らくこうはならなかった。単に被害者が別の人になってしまうだけかもしれないが。

はてなブックマークシステムに対しての補足

はてなブックマーク炎上松本氏が言う「ネットリンチ」)を扇動している。

という意見松本擁護意見では多いが、

それを言うならtwitterは更なる巨大装置であり、もっと言えば新聞テレビさらに巨大で一方的装置であると思う。

炎上問題は、はてなブックマーク問題ではなく、人間問題なのだと思う。

怒りを娯楽にする人が消えない限り、はてなブックマークがあろうとなくなろうと問題は消えない。

今回の事件に関してのざっくりとした説明と、間違った理解に対しての思い

この事件インターネットにおける壮大ないたずら電話のようなもので、

松本氏は、気に食わないめぼしい人の家に片っ端から電話をかけて罵倒

電話回線が止められると、新たに回線を取得して罵倒を再開する。

といったもので、実にたわいない下らない行為であることは前提としておきたい。

また松本氏は、自身行為を「お互い様」と称しており、

決して自分正義とは名乗っておらず、自分も悪であることに自覚的であった。

事件から1年が経過して、当時の事情を知らない一部の浅い人たちが松本氏を自らに重ね合わせて

一方的いじめられた人」

という評価を下して擁護しているが、これはとんだ勘違いであるとともに、松本氏に対しても大いなる侮辱となるので、勘弁してあげてほしいという気持ちでいっぱいだ。

追記

watarux "はてなブックマークというサービスの仕組みそのものが気に食わないと思う。" うーんこれ本当なのかな。だとすれば狂人の真似をしているうちにはてブよりもBANしてくるやつが憎くなったって変わってしまったわけだが

なるほど、これは説明が分かりにくいですね。

はじめ、松本氏の定義する「ネットリンチ」を行っている人が気に食わなかったわけです。

で、その内自分がみんなの通報でBANされるようになり、自分もまた「ネットリンチ」の被害者である認識するに至ったわけです。

行動としては一貫しています

一覧に項目を増やしました。ありがとうございます

初期の方がすっぽ抜けてると指摘してくれた増田

マジ感謝

nashirox 最後長野県松本市になってた

知ってるか、匿名でも恥ずかしさで死ぬことはある。(修正しました。ありがとう

mn112hr 主語がないから、何も知らないと加害者被害者のどっちがしたことなのか分からない

見出しに加えました。ご指摘感謝

azumi_s インポートIDコールが飛んでたのは事実です。被告からアタック喰らってる時期に追いかけてたので、新アカウントに凍結前のブクマが完全に復旧されてるのを何度も見ています。土日はBANされないから追っかけ可能だっ

ありがとうございますリアルタイムコールをもらってる人の感覚なら、信頼度が高いと思います

abortion さん

コメントの指摘で、IDコール爆撃を行うきっかけの部分が抜けていたことに気づきました。ありがとう

(URL引用されていないのは、茶化しコメントをしていたのがHagex氏のみではないので、バランスのため引用していません。もうしわけない)

tekken8810 直前に、別の増田から低能先生は引きこもりネット弁慶から何もできないだろう」と煽られていたことにも触れてほしい https://times.abema.tv/posts/4440615

かにそれも重要トリガーでした。ありがとうございます

言われていた時期が結構長いのでどこに入れるか悩みましたが、言われ始めた末期の最初の方に追記しました。

追記2(雑談)

Yoshiya そもそも匿名ダイアリーなんて廃止すべきものでは無かったのか? それと、火に油を注ぐネットウオッチャー存在もいらない

ならば、日々テレビに向かって愚痴を言っている人は問題ないのでしょうか。訳知り顔で知りもしないでコメントするテレビコメンテーターは?

臭いものに蓋をするだけでは、別の場所に移るだけで何の解決にもなりません。

世の中にはいろんな人がいますが、

自分とは関係ない人の居場所無意味に奪うような考え方には賛成できません。

あなたのような考え方が、今回の犯罪を生むきっかけを作ります

tachisoba どんなに正しいことを言おうとしていても「あなたのような考え方が、」という表現を使うのは、それこそが恨みもしくは逆恨みを買って、犯罪を誘発するんじゃないのかなー。流れの記録自体は参考になるのだが。

そうですね。どんな発言でも自分から遠い人間からすれば共感の呼べない頭にくる発言になりうると思います

あなた発言事件に関わりのない人間無責任なことを言っているようにしか思えないので、こちから見れば恨めしいと言えます

corydalis 大抵の犯罪者がいざ裁判になると罪のがれのために罪状否認する連中ばかりなのに、松本、かなりの部分を素直に認め、本当にそうするかどうかわかんないが控訴もしないという。それ見て水に落ちた犬を棒で叩く増田

上告期限は12/4です。まだ上告するか否かが確定していない時期に書いています記事を書くタイミングとは何の関係もありませんし、関連性が見出せません。

なんでもいいから叩く材料が欲しいだけなのは丸わかりですが、言いがかりはやめてもらえますか。

tk_musik これ言うほど運営責任って大いにあるか?仕様変更してたら防げたかまさか殺すと思うか?

法的処置を行うなどすればよかったのではとは思いますが、1ユーザにそこまで動けたかというと正直無理なんじゃないかと思いますね。

このエントリ書いてみて思ったのですが、かなり対応に苦慮していたのだなと今では思います

deamu この犯人悪用が原因ではてなインポート機能廃止したような気がしたんだけど、時系列確認したいが分からん

そもそも匿名ダイアリーから特定ユーザ(id)を批判することの禁止」も、松本氏の影響でできた規約なのでは…と、このエントリを書いていて思いました。同じく時系列がわからないので入れていません。

QJV97FCr えらい早業で飛ばしてくるなとは思ってたがインポートでやってたのか。その探求心を違う方向で活かせなかったのか。

ot インポートだったのか。復帰する度に毎回「低脳罵倒付きでIDコールくるので、来る度に通報&ブロックしてた。IDコール飛ばない仕様ならこんなことにもならなかったのかもしれないよな。雉も鳴かずば撃たれまいに。

lli インポート機能IDコールがかかる仕様放置した運営責任も大いにあると思う。

lastline 同じコメントバンバン来るなぁと思ってたが、インポート機能だったのか

インポートIDコールが飛ぶ」というのは、松本氏本人から聞いただけなので、実際に飛ぶのかは実はしらないのですが、新規IDブックマークしたのと同じ扱いなのだろうなぁ、と…

zaikabou コピペみたいだな、と思っていたけど、本当にコピペだったのね…。そして、増田ではそれなりにコミュニケーションは成立していたのだな

neo_Neutral 事件発生後のブクコメで「初期の頃は会話が成立してた」ってのが有ったんだよなぁ。どの辺まではコミュニケーションとれてたんだろ

接していた身からすると、結構末期まで会話はできてましたね。

何がトリガーで「低能連呼を始めるのかわからないので、基本話にならないんですが。

松本氏の行動の流れのうち、半分ほどは本人から直接聞いていたものです。

cartman0 この事件スタートがわかりにくいのよね

同感。恐らく現実のうさばらしに罵倒していたらやり返されて意地をはるうちに後に引けなくなったくらいのつまらない理由だと思ってます

gui1 流れるような流れですね。5年間もやってたのか(´・ω・`)

本当にまずい感じだったのは最後2年ほどかな。

最初の方は社会とのつながりもまだ残ってたのか、余裕そうだった。

enemyoffreedom フォロワーを煽って論敵にけしかける手法は、むしろ彼が擁護するはあちゅう氏らの常套手段と思っていたので一度はてぶで尋ねたが応答はなかったっけ(あるいは垢もろとも消えた?)。増田で聞くべきだったか

あー、全然です。全然答えてくれないです。何回か聞いた。

zeromoon0 ネットリンチを「松本氏を集団が寄って集って叩く」と誤読やすいけど、実際のところは「とある定義により松本氏が気に入らないアカウントに対してゴミ死ねリプライを飛ばす」だったことは明確にしておきたい

はい、その通りです。確実に松本氏のエゴだったと、こちらの立場としては思っているし、変わることはないです。

日本法律に反しているから罰は受けるが、俺は正しい」などという理屈、飲むつもりはありません。

elephantskinhead 現在も元気に特定ジャンルにいるメタブして絡んでくる御仁たちとあんまり変わらんかったって事やな

hiby 某ゲーム話題罵倒し始める例の人、初期のムーブが一緒なんだよね…

似たような人めちゃくちゃいますからね。逮捕されてはい終わりじゃ全然ないです…

pero_pero この事件たまたまハゲ子氏と会うチャンスがあったから起こったわけで、オフ会とかはてなセミナーとかがターゲットになった可能性は十分あったんだよな

napsucks 下手するとはてなガソリン撒かれてた恐れもあるわけで犠牲者が誰になったかはほぼ運不運でしかない印象

九州など、一時期人材確保のために各種IT企業がこぞって説明会を開いたほどなので、下手したらよりどりみどりだったのではと恐ろしくなりますね。

celaeno_w 最近otsuneさんとかあんましブクマで見ないじゃん?会社立ち上げて露出したら止める、そういうバランス感覚大事だよなーと思うんよ。

Hagex氏もゆくゆくはそうするつもりだったのでしょう。

現にハッカージャパン時代ほとんど表にでてません。タイミングが悪すぎたというか、事件にあうタイミングにさしかかっただけというか…

aienstein “炎上問題は、はてなブックマーク問題ではなく、人間問題” でもはてな全体で「理が正、情が誤」「手斧を投げ合う」って感じでコミュニケーション攻撃性を正統化するエクスキューズ文化としてあると思う

はいtwitter政治ジェンダーテレビワイドショー報道バラエティにもありますね。ありふれた文化なんでしょう。

から、根絶できないことが悪いとはいいづらいです。努力すべきという意味なら同感です。

valinst 低能先生からIDコールもらった記憶がない、その手のブクマコメントしてる人だけの話?

運です。松本氏が見ている記事ブクマしていたか否かです。あと、松本氏の理屈に合うか合わないかですね。

chikoshoot ”怒りを娯楽にする人が消えない限り、はてなブックマークがあろうとなくなろうと問題は消えない。” これを技術や仕組みで解決するのがプラットフォーム提供者の使命なのだと思う。

まさに。悪意が介在しても、必要以上にヘイトをためさせず、悪意の応酬を続けることがばからしくなるように改修できれば…ただの願望ですが。

kingate コイツ永遠に低能先生でいいよ。

まあ、「低能先生とよぶのはネットリンチだ」とか言い出す人もいるので、

そういう人達よりはまともで居たいという気持ちの表れという事で。

anmin7 そういやはてな運営の誰それを罵倒してたな

そう、それですよ。

匿名顔隠しとはいえ証言に立ったみたいで、よくぞそこまでと思いました。

2019-11-28

普通に、当たり前みたいに善意で動けない時点で、寂しい国になってるのかもね。

恥ずかしいのかもしれないけれど。

プラットフォームでたぶん腰抜かしてしまったお爺さんがいたけどみんな無視してて、

凄く爽やかな学生さんたちもいるし、いい服を着た奥さま方もいたのに、誰も助けない。

こんな国だっけと思って駅員さん呼びに行ったけど。

anond:20191127201601

任天堂ではありませんが、某大手ゲーム会社に勤める者です。任天堂とも仕事したことがあります

任天堂ブランドゲームは、社内で作っていないといったようなことを書かれてる方がおりますが誤りです。

内製してることもあれば外注してることも両方あります

これはどこの大手ゲーム会社比率は違えど同じです。

そのうえで任天堂内でも当然様々な部署があり、多くの職種があるのも事実です。

デザイナーなどクリエティブな仕事は様々なものがあり、ゲーム制作もあればハードプラットフォームプロモーション…などなど色々です。

他の方も書かれてますが、任天堂採用エントリーする方は学歴が良いというのは普通で、それほど出身大学重要ではありません。

それより、「任天堂に入って何をしたいか」を明確にビジョンを持っていることの方が大事です。

ビジョンはより具体的であればあるほど良いです。

また、そのビジョン達成のための技術力や発想力、行動力や実現力といったスキルの方が重要です。

そういったスキルを伸ばすために環境の良い大学に入るというのは、戦略として良いと思います

しかし極端な話、明確なビジョンや高いスキルを持てるのであれば、良い大学を出なくても構いません。

実際に、専門卒の任天堂社員を何人も知っています

中学三年生という話聞いて、若いうちから高い意識を持っていることに感動し、今回書き込んだ次第です。

あなたの作ったデザイン、産み出したもの世界ユーザーをワクワクさせる日を楽しみにしています

2019-11-26

中小ゲーム実況者や一般プレーヤーが買う妬みや嫉みに関する考察

2019年国体競技にもなったグランツーリスモSPORT。やり始めて約1年(オンライン対戦自体も約1年)たったのでその感想をまとめます。以下は元々ゲームSNSに書き込もうと思った文章を改変していますので、プレイしたことがない方には分かりにくい部分もあることを申し上げておきます

ときどきゲーム実況されている、フレンドではない方(以下、Aさんとする)とデイリーレースマッチングする機会がありました。

レースでは、自分はAさんの真後ろを走っていて、コンマ5秒差が数周続く展開から自分ホームストレート終端で追いついてしまったので、第1コーナーで車両1両分空けながら外側からオーバーテイクしました。

終了後に自分が映っていたのを確認しようと(自分インタビューされたTV番組を見たくなる心理です)Aさんの動画をみたら、そのチャンネル視聴者の方(以下、Bさんとする)も含め、自分に対し

公式戦でよく一緒になるが荒くてよく自滅する

運転が雑

・直線さえ速ければいいという考え方をしているのだろう

などなど、散々な言われようでした。

これを見てまず少し凹んだのは事実です。そして続いて思ったのは、至極もっともだなということです。DR(ドライバーランク:ドライバーの力量の相対的評価指標)がランクAとランクBの間を行って来いの広島カープ状態である自分の、今後の課題をわかりやすく端的に言語化して頂いたことは、大変ありがたく、感謝しています自分はBさんのことを存じ上げなかったのですが、何回か公式戦などでご一緒したことがあるようで、そんな場末相手の走り方まで子細に記憶していて下さるものなのかと軽い衝撃を受けました。

しかすると、その数回のご縁の中で自分がひどい接触をしてしまったのかもしれません。自分公式戦で事故が多い(下手な)ので、あり得るなと思います(もちろん故意ではありません)。そうだとすればこの場で謝罪いたします。申し訳ありませんでした。

この文章を見てお分かりかと思いますが、GT SPORTオンライン対戦は、ゴルフくらいマナーにうるさく、コミュニティも狭いので一種の「村」のようになっています(笑)

ところで、お二方のこれまでの動画を拝見するに、Aさんは対戦相手接触した相手レースチャット「くず」と言ったり、またBさんもチャンネルを所持しておられ、いくつか動画を拝見したところ、言葉遣いが少し乱暴な方であったり、そのせいで、いわゆる引き寄せの法則なのか、逆恨みのような荒らしが発生していたこともありました(「○ね、声がキモいんだよ」といった暴言を吐かれるなど)。

AさんBさん共に、チャンネル登録者数は相対的な数値としては小規模ですし、趣味ストレス解消が目的配信をされているのでしょうが、こうした敵を作りやすスタイルは、いつか本格的に炎上するのではないかと、差し出がましくはありますが、懸念を抱いています。少し話は逸れまして、最近ではネット上で起きたイザコザで「hagex」さんという、はてなでは有名なブロガー殺害された事件もありました。こちらも湧いた粘着アンチに対し皮肉を言った事で起きた痛ましい事件でした。

先に触れたようにBさんの動画ではすでに荒らしが出ており、また、ご本人もチャンネル概要に注意書きを記載するほどです。こうしたニアミスヒヤリ・ハットが増えていつか大事件に、ともなりかねません。そうなれば自動車メーカーともコラボしながら、eスポーツ推しているGT SPORT自体への風向きが悪くなってしまうでしょう。

反対に、動画配信チャンネルコミュニティ運営の仕方で好感をもてるGT SPORTゲーム実況の方も多いです。有吉ぃぃeeeee!みたいなまったりワイワイ系のKさん、O杯主催のNさん、最近チャンネルを立ち上げられたUさんらの動画配信ポジティブですし、とても勉強になります自分リアルレースでの経験がないので、リフトアンドコーストタイヤのデグラデーションピットイン戦略などをこれらの動画から学び(?)ました。

動画プラットフォームにおける一般視聴者の特徴として、ネガティブ要素が多い動画よりは楽しかったり、クリエイティブだったり、情報収集可能な、ポジティブ動画日常的に繰り返し観る傾向があります。それは、例えばユーチューバーランキングを見ればわかりやすいかもしれません。もちろん視聴者人間ですから時々は暴言喧嘩批判系のネガティブ動画も見たくなりますし、過激動画配信者もいます。けれども、基本的には丁寧でポジティブ動画づくりが長期的にはファンを集めやすいです。ネガティブ動画は、とくに小規模配信者の場合、将来的なチャンネル運営を自ら厳しくするのではないかなと、今回の一件で感じました。

さてGT SPORTから大分脱線しましたので(笑)自分の走りに立ち戻ると、さしあたっては、

絶対接触はしない

・先行車がいるときは勘に頼らず必ずリフト・アンド・コースト

・立ち上がりでのアクセルオンタイミングを早める(スローイン・ファストアウト)

レコードライン以外の走行に慣れる

接触しにくいところでオーバーテイクする

これらを徹底したいと思います

FIAレギュレーションも読み直したほうがもしかしたらいいのかもしれませんが、「実際、たかが(されど)ゲームにそこまでする?」という億劫さもあります

運営ポリフォニー・デジタルさんに対しても一つ思うところがあり、書き留めておきます

とても面白いゲームを作っていただいて、ありがとうございます。1年継続して遊べたゲーム自分の中で初めてです。グラフィックもきれいですし、毎月の無償アップデートはとても大変なことと思いますスポーツモードインシデント(SR)判定AIも、理由表記も加わり、以前よりよくなっていると思います

一点、要望というかご提案がありますスポーツマンシップについて、ドライビングスクールでもミッションチャレンジでも構いませんが、他車のオーバーテイクの仕方や運転マナーの良し悪しをFIAレギュレーションを元に体験できるセクションを作ってみてはいかがでしょうか。初心者プレーヤーも、中上級プレーヤーも新たな視点を得られると思います

ここまで読んでいただいた方がもしいれば、こんな便所の落書きにお付き合い頂き、ありがとうございました。

2019-11-25

Web小説プラットフォーム『BookBase(旧:BOOKPORT) 』は大丈夫

誰もが最高の物語をつくり、出会える世界をつくりたい(https://camp-fire.jp/projects/view/190315?utm_campaign=190315&utm_medium=stepmail&utm_source=4remind

 9月に新しいWeb小説プラットフォームを立ち上げよう! というクラウドファンディングがあった。私もWeb小説書き手なので、少々入れさせてもらったクチだ。結果は予定の213%成功、見事なものだ。そのリターンの中に「あなた小説作品、本気でレビューします!」というものがあった。

 五千円で五万文字、一万円で十万文字の2コースがあり、両方のコース支援すれば十五万文字ぶん、小説本文を読んでレビュー! というものだ。

 長年小説を書いていると、「信用できない相手作品を渡して、感想を求めてはならない」という経験則がしみつく。作品を渡した途端、なぜか居丈高になるやつ、異様に文章の読解力がないやつ、的はずれな説教をしてくるやつ、などなどがいる。

 だがこの場合、金を払う。有償ならば、その金が信用を担保してくれるだろう……と。

 そう思った私は、まだまだ甘かったらしい。

 2019年11月24日、「本気レビュー第一弾(https://note.mu/noraentrepreneur/n/n6ae15892151d)」がnoteにて公開された。

 対象作品は49万文字を超える長編作品で、全て読んでもらうとしたらクラウドファンディングで五万円ほどの支援必要だろう。私は作者ではないので、この対象者さんがどの程度つぎ込んだのか、知るよしはない。だがまあ、支援の設定から最低で五千円かかっているはずだ。

 いくら払っていくら読んでもらったかはさておき、ここで出てきたレビューは「約400文字である

「4000文字」ではない。

 一つ桁が足りない。たった400文字原稿用紙一枚ちょっとはみ出す量だ。

 その大半は作品概要紹介で、ちゃちゃっと軽くおすすめですよ! 読んでね! とまとめているが、正直内容がスカスカである。真面目な話、私が「五千円出すから五万文字小説読んで、レビューして」という案件を引き受けたなら、どんなに短くても2、3000文字記事にする。

 BookBaseさんがあまり人手がなさそうなのは知っている。Twitter確認している社員は現状二人だけだ。そしてクラウドファンディングの際、レビュー系リターンを取っていた人は2~30人はいたと思う。

 日々の生活仕事起業への準備に追われつつレビューすることは、大変多忙だろうと思う。

 だが、それを踏まえても、有料で出した400文字レビューを「本気」と言うのは嘘だろう?

 リターンの多くはプラットフォームが実際に立ち上がる来年から実行されるものが多い。

 そのうち、現在進んでいるのが「オンライン通話」リターンで、TwitterRTされてくる感想では満足したような反応だが、クローズドな場であり、私はそちらのリターンを選んでいないので、難しいところだ。

 社長オタクペンギンさんのnoteには、自分たち事業や、小説に対する思いを何千文字もかけて綴った記事がある。

Web作家のための新しい出版プラットフォームを!」と言って、Twitterでも様々なWeb作家を集めていた人間が、「本気レビューです!」で中身がスカスカの400文字レビューを渡されたら、相手がどう思うのか、想像がつかなかったのだろうか? そしてそれを渡す相手は、これからその事業の中で客となる人間のはずなのだ。釣った魚に餌はやらない、というやつだろうか。

 もし、自分がこれから商売相手にすることを何も理解せずこれをやっているなら、起業実業でやっていくのはやめたほうが良い。

 そうでないのなら――「詐欺では?」。最初から、新しい出版プラットフォームを立てる気などなく、クラウドファンディングで集めた数百万を持ち逃げする気でいるのでは? と不安になった。

 仮に……今回のレビュー対象がよっぽど読むのが苦痛作品だとしても、「有償で」「本気で」と言って400文字はやはりないだろう。軽く紹介された作品を読んでみた限り、「本当に作品を読んだのか?」という疑問すら感じる。

 なろう、チートハーレム異世界転生、そのように揶揄されても、多くの作家にとって、作品大事自分の子供だ。それをわざわざ金まで払ったのに、こうも投げやりで、中身のない、誠意を感じられないものを「本気でレビューしました!」と言って出されるぐらいなら、私ならいらん! とすら思ってしまう。正直、この作者さんは怒らないだろうかと心配になってくる。

 そして前述のように、私も一口支援しているので、「損したな」と思った。……そういえば、どういうわけか三十万も支援を入れた太っ腹な人がいたが、あの方は大丈夫だろうか(支援の中に三十万円コースがあるが、そちらは支援0人なので、どれかのコースで三十万円ぶん何か支援されたのだろう)。

 ともあれ、Web小説とかそういうことは一旦抜きにして、金を受け取ったならば、ちゃんとそれに見合った仕事はしてほしい。最低でも5千円受け取って、わずか400文字を「本気」のレビューと言い張るのは無理がある。

 もしオタクペンギンさんに物凄くWeb小説界隈での起業センスが無くて、悪意なくこれをやってしまったというだけなら、今後改めてしっかりしたレビューやリターンを行って欲しい。だが彼が悪意ある人物だった場合……まあ、私は訴訟を起こして返金を迫るほどのものでもないが、三十万つぎ込んだ人は、その金額無駄にならないよう、祈ります

2019-11-23

募集】就寝用ネットラジオオーディオブック

寝たいけど寝れないときに、よくオモコロラジオユーチューブ適当動画を聴いて寝落ちしている、が、飽きてきたし、最高ラジオは終わっちゃったし。

面白い音声やプラットフォームのおススメがありましたら是非教えてください

地球歴史みたいなユーチューブ動画最近面白かった

2019-11-22

特定言語しか使えない人って

プログラミングをどう理解してるんだろうね。

発言語は基本的PHPJavascript職場

大昔に作られたVB6製のツールを見てくれって頼まれた。

かにVBのわかる人がいないからって。

別に複雑なコードでもないし、PHPJSでも、まがりなりにもコードを書いてる人なら見ればわかるでしょって感じなんだけど。

スマホアプリ作るときも、JSならだれでもメンテナンスできるからってmonacaかいJSアプリが開発できるやつを採用したけど、Webとはアーキテクチャが違いすぎるから結局一部の人間にしか触れなくて、そんなマイナープラットフォーム採用した意味なかったし。

ちょっとしたツールを作るときも、Windowsアプリとして作ったほうが使い勝手いから、VB.NETかC#で作ろうって話になってもベテラン勢が猛反対して、無理やりPHPWebアプリとして作ることになったし。

サーバーで使うシェルスクリプト(.sh)も未経験の俺が、ネットチョコチョコとググって改修して、すごいびっくりされたことがあるけど、こっちからすればなんであんたらは触れないかっていう感じだし。(黒魔術的な書き方もあるらしいけどもちろんそんな書き方ではない)

Windowsサーバーで使う .BAT ファイルを書くときに、.BATファイル仕様では黒魔術的なテクニックを使わないと実現できない仕様だったからほかの言語しませんかって提案したけど、.BATでないとほかの人が保守できないからと却下

無理に.BATで書いて、逆に変なテクニックを駆使した保守性皆無のコードになってたし。

どの言語を使うかって話題になると、自分の使ってる言語以外を使うとアイデンティティ崩壊するかのような勢いで反対する。

Haskellみたいにまったく思想の違う言語ならともかく、似たような言語で、かつifとループ配列サブルーチン概念を把握していたら理解できるような書き方しかしてないコードでも、普段使ってない言語って時点で理解不能に陥るんだよな。

2019-11-20

anond:20191120011418

iPhoneについては今でもそう思ってるぞ。一社けが使ってる特殊プラットフォームに何の意味があるんだよと。

国産品を使え」とは思わないが。

2019-11-18

宗教勧誘プラットフォームみたいなサービスないのかな

○○教

教祖:△△

教義:1.必ず挨拶すること

2.…

みたいなのがホットペッパーみたいに並んでる感じのやつ

比較した上で1番自分にあった宗教を見つけられる仕組みあるといいと思う

2019-11-08

メルカリは2年後には潰れる

株がストップ安となった。

メルカリ株がストップ安、見えない「メルペイ」の針路

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/110800848/

こんな犯罪の温床となっている安倍政権級の詐欺だらけの無法地帯プラットフォームを作る会社なんてさっさと潰れてほしいのだが、潰れる理由はやはり勝ち目ゼロ投資にある。

US法人にもバカバカ金を投入してるけど、無料で出品できるサービスがある中、10%もマージンとられるメルカリなんか使うわけねーだろ。文化を知ってから出直してこい、潰れる前にな。

こんな無法地帯アプリを作って喜んでいる奴らの道徳なんか怪しくて仕方がない。どうせ社員は前職でソシャゲみたいなクソビジネスを展開している会社仕事してたんだろ?儲かればなんでもありの倫理ゼロ土人精神だ。

こんな会社、誰が信用するの?信用できない会社がメルペイなんてアプリ作ったって絶対使いたくない。信用ゼロやで、メルカリさあ。そんなサービス投資すればするほど無駄人件費かかるだけやで。

大量リストラの日も近い。

2019-11-06

募集】就寝用ネットラジオオーディオブック

寝たいけど寝れないときに、よくオモコロラジオユーチューブ適当動画を聴いて寝落ちしている、が、飽きてきたし、最高ラジオは終わっちゃったしなー。

面白い音声やプラットフォームのおススメがありましたら是非教えてください

地球歴史みたいなユーチューブ動画最近面白かった

2019-11-05

anond:20191105110635

CatalystiOS アプリmacOS 化が簡単になったし Arcade もスタートした

macOS はゲーミングプラットフォーム下地が整いつつある

ついでに言うと PC ゲームの主戦場ネイティブから HTML5 へ移行しつつあり Steam未来は暗い

anond:20191102151637

PCゲームを想定して余裕で論破する。

(1)値段はクソ安い

ゲームプラットフォームSteamって知ってる?

小売店で買ったら店のマージンが入って値段が高騰するけど、Steamならネットからゲームダウンロードするだけなので安いし、年に数回セールして40~50%オフなんてザラ。80~90%オフも珍しくない。

更にジャンル・品揃えも豊富海外無名作品から15年ぐらい前の作品もある。

もっと通向けに言うなら、鍵屋って知ってる?

Steam(だけとは限らないが)のゲームの鍵だけ売ってるサイト総称。ここはもっと安くてSteamの更に30~40%オフ普通ってレベルの安さw

さっき、とあるところでリメイクバイオ2の値段チェックしたら3000円ちょっとだったわ。今日ちょっと高かったなw

(2)プレイ時間全然からない

クリアするのに時間が掛かるのはRPG殆ど

今の時代ゲームオンライン対戦ゲーム主流。オンライン対戦ゲームなんてやや乱暴な言い方をすればストーリーなんて無い。

単にオンライン上のプレイヤーと集まって1マッチやるのを繰り返すだけ。1マッチに掛かる時間はPUBGなら20~30分ぐらいか、Dead by Daylightなら10~20分か。1マッチが長めのDota2でも1時間程度か。

こういう対戦ゲーム廃人の如くハマった奴らが何千時間プレイしてるだけ。

(3)話題を共有できる範囲が広い

前述のSteamには同じゲームプレイする人とフレンドになる機能や、当該ゲームに関する掲示板コミュニティ(主に英語)もある。

これらの機能によって全世界対象として話題を共有できる。

今の時代、対戦ゲームなら賞金が掛かった大会もあるし、日本人が出場してるのもある。こういうのはゲームサイトでも話題になる。

ある程度知名度あるゲームなら当然5チャンネルでもスレが伸びる。

(4)実生活へのフィードバックがあることもある

しか殆どゲームについてはいくらやり込んだところで実生活への利益はないが、あることはある。

1:ゲーム内でレアアイテムを集めて、それをオークションに出して、誰かに買って貰って、お小遣い稼ぎが出来る。

2:e-スポーツゲーマーなら大会に出場したり好成績を残して金をゲットできる。つい数ヶ月前に14,5歳の子供が大会で優勝して数億獲得したニュースたか

以上、論破完了

お前は今の時代ゲーム全然知らずに批判してんだろ?

お前の認識10年前でストップしてる。

2019-11-03

https://blogos.com/article/413806/

フェミVSキモオタという対立構造になっていることについてはキモオタとの接点のなさ、理解不可能さが大きく影響しているのではないか


この騒動で対抗している自認キモオタ/オタが本当に一定キモオタ要素を持った人なのかも不明だけれど、

どのフェミ分類であれ共通する「女性人権改善を考えるなら、この対立構造問題解決にあまり役立たない気がするんだよな。

なぜなら女性社会進出の妨げになっている慣習や無理解キモオタ層ではなく、その真反対の世界で生きるメインカルチャーで影響力を持った人達によって主にもたらされているものであるため。


キモオタ世界表現二次元プラットフォーム上で発達して伝達するから部外者にも認知やすく、

一方メインカルチャーの基本プラットフォーム三次元で、二次元プラットフォームを駆使したコミュニケーション理解使用が受容されるようになってきたのはせいぜい最近のこと。差別者間の表現部外者には認知しにくい。


また、戦うフェミキモオタ基本的メインカルチャーから軽視された存在としては、同類じゃないかと思うんだ。

遠くで、弱者同士が言い争いをしているのを酒のつまみにしている人間がいると思う。いや、無関心か見下しか

2019-10-31

身の丈

身の丈にあった生き方をする、これは格言的であり、立派なように思えるが、文科大臣発言への反応を見るに、教育ということになれば話は違うようである

私はどのような生き方にも価値があるように思えるし、人生のどのような瞬間にもある種の価値を認めたい。しかし、この考えが危険なのはアフリカで今まさに死んでいく子供生命をも肯定してしまう点である。そして、それは自明に間違っており、ここに私の思考矛盾する。

この矛盾社会個人を丸々包摂できないことを原因とする。どのような人生でもその一瞬一瞬意味があるが、主観を離れた社会的な観点から見れば、社会を成立させるために無意味であると捨象しなければいけない要素になってしまう瞬間もあるのだ。

最近まどかマギカを見たのでそれに照らし合わせてみる。キュゥべえ視聴者から毛嫌いされているらしく、それは地球少女をこの宇宙というプラットフォームを維持するための捨て駒としてしか見ていないかである

私たちアフリカの子供の存在社会問題だと考えることは同様の構造に当てはめられる気がする。アフリカの子供が死んでいくのを肯定でいないのは、社会根底人権という概念が支えているからだ。アフリカの子供はそんな概念存在しないことをあからさまにし、私たち社会に対する疑念を抱く。いや、抱くべきなのだが、社会という存在なしに生きられない私たち社会ではなく、アフリカの子供達の存在に疑問を抱く。果たしてそんな命あっていいのか、いいはずがない、と。

アフリカまどマギがどう一致するのか。まず、結果において、まどマギでは少女は消費させるが、アフリカ場合には救われつつある。一見相反するようにも見えるがそれはyes/no、on/offのどちらかということであって構造は一致している。魔法少女が消費されてしまうのは、宇宙という社会のためであり、キュゥべえ少女を消費することを躊躇わないのは少女主観に重きを置かないかである。そして、アフリカの子供が救われるのは、ひょっとすれば当人のためというよりは我々の社会のためであり、子供を救うことが完全に肯定されるということは、子供主観人生否定することである

果たして上記文章構造が一致していると説明できているかも、果たして本当に一致しているのかも不明であるが、ここで一つ加えておきたいのは、アフリカの子供の命を救うことはその子本来主観的生を否定している、故に子供を救うのはやめろと言いたいのではないし、私の主観ではそのような活動は勇ましいものであると思う。最近netflixで公開されたビルゲイツ映像面白かった。今年のノーベル経済学賞もそんな感じだったしね。

話をアフリカから比較平和日本に移すと、私たち生活には当たり前に人権が備わっている。まあ虐待されている子供や、台風でも避難所に入れてくれないホームレス存在はあるが、アフリカとの比較対象ではないだろう。そしてその人権は、政府私たち生存させ教育を施すことを要求するわけだが、果たしてそれはどの程度が妥当なのだろうか。

アフリカに関しては上記のように、子供を救うことはその子供の主観人生を損なわせるものだと私は主張した。社会というものが守られるべきものであるとすれば、個人主観を損なうことは、少なくとも生命を維持するというレベルでは非難されるべきことではない。しかし、それを推し進めていった人権私たちにとって幸せなのだろうか。

人権担保する領域が増えるに従って、我々は主観的な存在領域社会的な存在に明け渡す。人権肥大化極値に達せば人は単なる社会歯車であり、キュゥべえ非難されたように、おそらくこれも望ましくはない。

人権肥大化させる仮説もアフリカの例も極端である。前者は極端に社会的であり、後者は極端に主観である

落合陽一が何かで、プラットフォーム個人より優先されるということを言っていた気がする。これはキュゥべえ発言である。この発言肯定できるか否かは、各人が、その存在社会的な領域主観的な領域にどのような割合で分割しているかによるのではないだろうか。

疑問は、私たちはどれほど主観的で、どれほど社会的であればいいのだろうか。

2019-10-29

anond:20191029175542

マイナーものでも電子書籍化される可能性が高いサイトはありますか?

いまだと一つのサービス配信されたなら他のサービスでも配信されるでしょ。

背表紙」「そで」「裏表紙」が見れる電子書籍サイトはありますか?

プラットフォームよりもコンテンツ側の問題であることが多いんじゃないの。

出版社によって、あるいは作品ごとに、どこまで収録されるかはまちまちだよ。

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