はてなキーワード: 常套手段とは
宇佐美典也(本物)
@usaminoriya
バカだなー
【速報】
のせいなのか
海の色がとんでも無い事になって
しまう......
これを30年間垂れ流していくの
か.....
海洋放出開始よりも前の時点で海の様子が画像と同じようになっていることが確認できます
youtu.be/eV1eK2c7jjg?si…
日テレNEWS LIVE 8/24 11:50放送開始の1:06:50時点(12:57頃)の様子
news.yahoo.co.jp/articles/f3fc9…
海水で薄めてから放出しているのでありえない。むしろこれで反原発がおかしいとか印象付ける点でプロパガンダなんだわ。
コメントでいろいろとあるので追記してやったら、いつの間にか更に増やせだとかあったからもっと増やすことにしたゾ(8月7日以降は編集しない)
またこれの水泳版として別の増田(anond:20230806211219)もあるからそっちも見てくれよナ
布などを球状にくるんだ何かを用意すれば、土に線を掘って人を集めたらそれだけでプレイできる
サッカー同様で、しかもこちらはコートを必要としないバリエーション(地域によって「てんか」や「三度ぶつけ」などと呼ばれるやつ)を使えばサッカー以上に遊ぶことができる
サッカー版やきう、ただし人数を必要とするのでリアル野球BANみたいなことをする必要もあるかもしれない
またスーパーキックベースをやる場合でも名前に森とついた人物が居なくても問題はない(というか匿名の増田で言うことか?)
イッテQで有名な祭りと同じ方式と広場でチーズを転がす方式の2つがあるが、どちらも「食べ物を粗末にしてはいけません!!!」という声で終わる
基本的に位の高い人(上級国民)ぐらいしかやらないので、鞠も専用のものが多いが、同じようなものをやるなら別になんでも構わない
ドリブルなどをする関係でどうしてもボールの種類が限定される、またサッカーなどと比べてルールがややこしい
バスケはハンドボール以上にボールの種類が限定される、またロリでもゴールできる高さのカゴが必要になる
丸い球体ではなくちょっと特殊なボール形状をしている、またタックルするという問題もある
ボールの種類もそうだが、アタックやブロックの時にネットがないと困ることが多い
こちらはネットだけ用意すればなんとかなる場合もあるが、競技の難易度そのものが非常に高い
川でやるにしてもゴールをどこにするかが大変すぎるのと、プールを用意するにも割と建設費がかさむ
バドミントンに至っては通常のボールではなく羽が無いといけないので作りにくい
人数分の棒が必要になる、ラクロスは単なる棒だけでは済まなくなる
アイスホッケーはホッケーの一種ではあるが、これよりもはるかに難易度が高い(通常はユニフォームも専用のものが必要なので)
ボールと数本程度の棒が必要、長く転がすためにはボールだけじゃなく地面にも左右される
また修正前のボーリング(地質調査とかするやつ)という表記で美翔舞のような警察が出張ってくるので人気は少ない
クリケット、ソフトボールにすべて言えることは1つのボールに様々な道具を使いすぎているという点である
ましてや人数も必要とするためどうにもならない
一応Wikipediaの球技にはビリヤードも含まれていたのでカウントしている(それでよいのかどうかはノートで聞いてください)
これに近いペタングやボッチャ、カローリングについても複数のボールなどが必要となる
道具だけじゃなく馬も必要になり、戦闘機に乗ると確実に戦死する
最低限を追求するとフリッパーとボールがあれば良いが、大抵はバンパーだとかは必要だし、それを扱う基板(Not基盤)が必要になる
パチンコも同じようなことが言える
一応「タマ」(弾丸)を使うので球技と言えなくもないが、一般的にそう認識されない
増田「そうやってまんさん登場させるのがクソなんだよ」
雪があれば何も必要としない、なので南国でそれができるのか保証はない
由来については不明なのでググレカスしたらよくそれが出てくるのでそうした
後に三度ぶつけも出てきたのでそれも入れておいた
他競技や水の競技と比べても専用にしないと難しすぎるのでそうした
今回は「球技」の定義がかなりあやふやで、ホッケーやビリヤードも含んでいるのでパチンコもピンボールも含めることにした
なお必要な道具の難易度であって、ルールや運動量についてはあまり考慮はしていない
運動量を考えるとペタングやカーリングはかなり少なく、考えることもないパチンコは最強ではあるが、「ギャンブルじゃないですかやだー」で終わる
ましてやロシア・ウクライナが現在やっているのは球技とでも言いたいのか
球技ではございません
ガッポイをどうぞ
ゲンナリしたやつも居るけど結局注目されるには常套手段だとはっきりわかんだね
自分で「その辺で友達と遊びでやりたいならボールだけで出来る」と言ってるように、最低限の装備のみを想定している
野球やポロは最低限ですらバットやグローブ、馬を必要としているからダメだゾという意味だヨ
一応ピックアップしているのはWikipediaに乗っているかどうかがベースとなっている
なのであまりにも含めすぎるとダーツベースボールだとかビアポンなども追加しないといけないので難しい
「相手が嫌がったらやめる」だけじゃ解決にはならないし、不幸は広がり続けるばかりだぞ
もちろん、すべての人間関係において常に百点満点であることは不可能で、相手が嫌がったら即座にそれをやめるのは損切りという意味で絶対のルールだ
でもそれだけを繰り返していたら、必ず一度は相手に不快な思いをさせることになるわけで、それさえ守ればいいと考えるのは、新規参入が極端に少ない閉じられた環境内での長期的な人間関係での話だ
常に不特定多数の新参が押し寄せて、そのうちの1%が以前に誰かが犯した同じミスを繰り返していたら、ダメージは積み重なっていく
それが同じ人間によるものかどうかなどは実際は関係なくて、単純な事実として総合ダメージ量が増えればいつかは潰れる
その事実から目を背けて、個々人の意識の問題に矮小化してお茶を濁そうとするのは、あまりに不誠実だし、なんなら別の方法で加害行為を繰り返すだろうよ
だって言ってることは結局、「対象を切り替えつつヒットアンドソーリーを繰り返せば、いづれは自分のノリと合う誰かが見つかる」って言ってるのと同じだからな
個人の問題に落とし込んで、それ以上の議論をシャットアウトするのは、本当の意味で相手のことなんて何一つ考えてない人間の常套手段だよ
https://twitter.com/May_Roma/status/1673456540479627264
いじめを煽り、日本の社会を混乱へと貶めようとしている工作員に違いない!!!
発言ひとつひとつが過激、かつ、日本人(特に男を)をおちょくり、馬鹿にしている。頭くる。
あんたが見てるのはネット界隈の一部分であるのに、ものごとを大きく切り取りすぎ。って言いたい。
そして、武士道がどうの愛国心がこうのと言い出す始末。お前がそれを語るな!!!とにかくこいつは日本人サゲ。
まだRSSリーダーを使っているのは少数派かもしれないが、これを辞める時は暫くは来ないと思う。
色々と情報を収集するタイプの人間なので、各サイトを回っているとキリがないから使いだしたのがきっかけで2006年からくらいかな。
スマートニュース系もあるけれど、トレンドの偏りと網羅性に乏しいと思い、そっちにシフトできなかった。
暫く前からFeedly使っているが、ざっと並んだ見出しをVimキーバインドで捌いて既読にしたらスッキリ。
(いつか恩返しに有料版使います)
朝と午後の隙間時間にこれやるだけで、必要な情報は逃していないという精神的な安定が得られる。
1日の見出しフィード数はだいたい500~600くらいで、営業日が240日として、500x240=120,000 というとんでもない情報量ということになる。
インプットだけ多すぎって思われるかもしれないが、慣れると特に何てこともない。
今後何でもAIに聞いとけっていうムーブが常套手段になると思うけど、聞くにあたっては自分の知っている色んなことを整理した上で尋ねた方が、まともな答えが得られるしその答えを検証できると思うんだな。
地道な蓄積があるから、まだまだ取り残されなくてすみそうだ。
暇空茜
@himasoraakane
売り方や売ってる相手(若い女性)から、共産党の中年女性ズより若い女側にここはついとこ!っつうポジショントークにしかみえん
入管法反対!とか暇アノン!(ってなんですか?)とか言ってたやつが仕事のためにポジトークしてることくらい見て取ろうよ
辻愛沙子|arca |
@ai_1124at_
·
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プール撮影会の件、未成年の出演を良しとしないのは当然分かる。
公営の場所に民営より比較的厳しい利用規約が設けられるのも分かる。
けど、"開催前なのに"過激な水着やポーズが利用規約に反するから中止、と断じるのは流石に無理があるように思う。開催前に水着やポーズなんて分からんやろ…… さらに表示
自家製なめたけ
@mucin_pectine
個人的には、新しい制度の設計やゾーニング厳格化を既定路線にしたいドアインザフェイスのような印象も受けました
れいせい
@7UACUYb6KGupPXW
19時間
@kain_F1_NFL
19時間
たかわん
@Lv4SbHRQpbDm1yz
19時間
ゾーニングとか言ってる人が入管法反対とか言ってるんだとすれば、余程自分の持ち場がほしいんだろなと
ちゃそ/ファイザー4回目済
@shinchaso
·
18時間
自分の周囲や仕事先に向けてのポジショントークそのものっすねえ
@SarKaura
18時間
未成年の出演を良しとしない→それってヤングジャンプやマガジンとかも良しとしないのだなと
ポジショントークというのは出版社や大手事務所の逆鱗に触れないようにという一面もあるのかなと。
のぼっさん
@nobocooknobo
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ペラペラに薄いっすね、最後にフォトグラファーとの友人との話に持ってく下りもあの界隈の常套手段。
@kcniyeseelibuj
辻氏
たかわん
@Lv4SbHRQpbDm1yz
19時間
返信先: @himasoraakaneさん
すずもと
@aruto250
これはすごい。モデルの女性の自由意思があっても男性の眼差しが性的だからけしからん、撮影会場は貸し切りなのに普段は子供も利用する施設だからけしからん、ときた。自由意思に基づくクローズドな場所での遵法的な行為でも認められないと。超パターナリスティックに社会の風紀を取り締まりに来たな。
@fd_kawagoe
明らかに女性の「性」を営利の対象としている。このようなイベント自体が性搾取であると考える。水着の女性たちは自分の意志で参加するのかもしれない。しかし高額な参加費を払って撮影する(恐らく殆どは)男性たちは何を目的に、あるいはどういう目で女性たちを撮影するのか。
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すずもと
@aruto250
21時間
この方たちはグラドルに対してどう評価しているのだろう。「性的搾取」を憂いて見せてはいるが、おそらく彼ら彼女らの中で「搾取」されているのは「女性一般の性的尊厳」であって、グラドルには「あなた方のような人がいるから女性の性的モノ化がなくならないのだ」くらいのスタンスなのではないか。
すずもと
@aruto250
21時間
そして「男性たちは何を目的に撮影するのか」という辺りに、「(女性によって)適切に選別されていない男性が脱法的に性的資源にアクセスすること」への反発が見え隠れしているように思う。これはやはり女性の性的資源カルテルであって、グラドルはカルテルの協定違反者という扱いなのではないかな。
ymils(イム)⚡
@ymils_y
15時間
これは明らかに県議会議員団の暴走であり、その手続きが横暴である事に恐れを抱いている話だ。
苺畑カカシ🟩⬜🟪🦕🦎
@ichigobatakekak
トランスを自称する女性自認男性が女子施設に入れないのはトランスだからではなく男性だから。男女を身体の性で区別することは差別ではないので、この場合も差別とはみなされない。男女を区別することが違憲だというなら、その証明の責任は笹沼氏の方にある。
笹沼 弘志
@sansabrisiz
8時間
差別者というのは、勝手にあらぬ理由をつけて差別して、それの反証を求めるもの。
存在しないものが、あたかも存在するかのように言い募り、反証を求めることで、存在しないものを存在させようとするのが差別者の常套手段。
https://twitter.com/ichigobatakekak/status/1666088072990306310?s=20
柴田英里
@erishibata
使えなくなった背景は、Colaboの事業があまりに杜撰だったから。その上被支援者を政治活動に動員する疑いも(著書を見ても)強く、Gotoトラベルには「女の子」の個人情報を流すのに都とは連携できないなど、言っていることが無茶苦茶。こうした団体を権威あるフェミニストが野放しにしていたことも問題。
@ueno_wan
わたしも都民だ、住民税を支払っている。こういう事業を支援しなくてどうする。あれこれの制約をつけて使えなくしていく、行政の常套手段だ。「公募しなかったのは団体の責任」と。汚い。 twitter.com/asahi/status/1…
柴田英里
@erishibata
アカデミックフェミニズムは、社会運動系・活動家系フェミニズムがめちゃくちゃな主張をしても、都合の悪い事実を隠蔽しても知らん顔してきた。上野さんの時代は隠せたかも知れないけれど、現代では改竄データはすぐバレるし、エモいアジテーションだけでどうにかするのは完全に無理ですよ。
https://twitter.com/erishibata/status/1665675260115681280?s=20
歴史修正乙
当時未成年の女性芸能人がお色気シーンのある少年漫画を擁護したことに対して「さんざん叩かれた過去から学んだ保身」なる妄想をもとに発せられた誹謗中傷ツイートが起源でありコンテキスト含め擁護の余地はない
コンテキストを無視するお前のような男が差別を助長させてるんだろ
ちんよし とかは、ミソジニストの女性に対する差別攻撃への反撃としての言葉なんだから、差別ではないし、むしろ反差別のための言葉だってことは分かるでしょ
もちろん漫画を擁護することはミソジニーとは関係がないし発言者によるtogetterまとめでの更なる中傷を見るに差別攻撃に対するカウンターではなく単なる嫌がらせでしかない
参考
今週号の『ゆらぎ荘の幽奈さん』に物申す!! (週刊少年ジャンプ2017年31号) #wj31 - Togetter
はるかぜちゃんに対する中傷を告発する事はジャンプ批判者の攻撃になる?ジャンプ巻頭問題提起者の新たな問題提起 - Togetter
Twitterに書こうとしたら字数制限でめちゃくちゃ嘘っぽい文章になったので、こちらにお邪魔することにした(場所を変えたところで書き手は変わらないのだから、まともな文章になるかは微妙だが)。
大阪の街の中にはバスと電車で1時間ちょっとの、中途半端な田舎で生活中。
うつ病発症以来、趣味はほとんど楽しめなくなったが、それまでは生活費以外のお金をほとんど趣味に使ってしまうタイプのオタクだった。
2023年4月13日、大学の同期生(以下A子)からLINEのメッセージが届いた。近々お茶でもどうだという、遊びのお誘いだった。
4年制の私大(女子校)を卒業したのが2014年3月。確か入学時が1学年1学科100名程度だったので、一般的な私大よりは学生数は少なめだったのではないかと思う。
A子は学科こそ同じだったが学籍番号(名前順)が離れていたので、座席や授業グループといった講義での接点は少なめ。ただ、私もA子も生息する沼は違うが推しグッズを持ち歩くタイプのオタクだったので、講義で顔を合わせた時には軽く会話するようになり、校内の食堂で昼休みを一緒に過ごしたこともあったと思う。
その程度の関係性だったので、卒業後は「また会おう」なんて言いながら、一度も連絡を取り合ったことはなかった。
Twitter、Facebook、InstagramといったSNSでは繋がっていなかったので、卒業後の進路や近況は一切知らなかった。LINEだけは交換していたようだが、それまでにメッセージをやり取りした履歴は残っていなかった。昨年末頃に連絡していない人をLINEの友だち一覧や電話帳アプリから削除した際、トーク履歴も削除していたためだ。
幼少期から交友関係は狭めで、誰かと遊びたい時は自分から(かなりの葛藤の後にそれ以上の勇気を持って)誘わなければならなかった。学生時代、誘われるのはプレミアがつくくらい超レアだった。
なので、卒業から時間が経ってるのに私の存在を覚えていてくれたのね、と脳がしあわせを感じていたのである。
冷静に考えればこの時点で9割なにかあると怪しむべきなのだが、私は舞い上がっていた。直近で都合がつく日を伝え、何も疑っていなかった。疑うという感覚すら持っていなかったと思う。
4月14日、私は祖母の付き添いで地元の理容室にいた。店内には壁掛けのテレビが設置されており、昼のワイドショーが流れていた。店主や祖母との会話が途切れた時、ちょうどワイドショーのテーマが変わった。
「○○社(マルチの社名)は明日15日、6ヶ月の行政処分期間が明け、新規会員獲得ができるようになる」といった内容で、言葉巧みな勧誘や押し売りに注意を促す報道だった。
その社名は聞き覚えがあった。
20歳になったばかりの頃だ。幼稚園の時から知っている、最終的には高校の同級生だった子(以下B子)が、誕生日のお祝いをしたいからと大阪のカフェに呼んでくれた。
喜んで行ってみると、サプリメント等の健康食品や化粧品を購入しないかという、勧誘活動だった。
カフェのお手洗いで戻すくらいショックだった。そういう会社があり、会員が多くいるのは、インターネット経由で知っていた。でもそれは外の世界の話で、自分がそういう目に遭うとは考えていなかった。それが幼稚園の時から優しかったB子からなんて、想像もしていなかった。
挨拶もそこそこに飲食代を置いて逃げ帰り、B子と関わった全てのSNSをブロックし、着信もメールも拒否し、疎遠になった。
高校の同窓会を断り続け、グループLINEにも入らないのは、この一件の衝撃が大きすぎたからだ。B子にとって私はカモだったのか、それとも純粋な善意だったのか、今となっては知る由もない。善意だったとして、救いだったのはB子が一人で来てくれたことくらいだ。彼らの常套手段である囲い込みを最初からされていたら、上手く逃げられたかわからない。
※ちなみにこれらを思い出した後、B子がどうなっているのか、怖いもの見たさでSNSを覗いてみた。旦那さんと子供がいる幸せいっぱいな母親像と共に、チャクラを開眼した精神世界の住民になっていたので、そっ閉じした。
しばらく連絡のなかった相手から、突然会いたい等の連絡があった時は、身を守るためにまず疑いましょう。と、特集は締めくくられた。ニュースキャスターは次の話題に移る。
どこかで聞いたような話である。
A子からもらった連絡を読み直した。「久しぶりだね、元気だった?コロナに負けない、健康にいいものがあるの。よかったら近いうちに会えない?」近況語りを省いて要約するとこんな感じだった。もっと早く気付けよ私。でももう会うと言ってしまったしな…、それに万が一A子がシロだったら申し訳ない。と、この期に及んでまだそんな淡い期待を抱いてしまっていた。
だが、少し冷静さを取り戻した私は、保険を用意することにした。探すのに手間取ったが見つけ出し、明日のカバンに忍ばせた。
4月15日。朝から夕方にかけては別件で動いていた。大阪まで往復1000円以上出しているので、用事はなるべく一度に済ませたいのだ。哀ちゃんはあまりに可愛く、ミリオタには組織の懐事情が恐ろしかった。気づいたらパンフレットを購入していた。
そして待ち合わせの時間。
やってきたA子は、仕事帰りだからかパンツスーツだったので、別人のように感じられた。記憶の中の彼女は、当時の大学生が好んでいた「森ガール」の姿だったからだ。
挨拶を軽く交わし、場所を百貨店内の喫茶店に移す。大学時代の、講義で印象に残った話や友人関係なんかを話してくれたが、私の記憶はうつ病を機にぶっ壊れていたので、曖昧な返事しかできなかった。20〜30分ほど話して、A子はお手洗いに立つ。本当にただ会いたがってくれただけだったらしい、なんて油断が生まれかけたが、本題はA子が戻ってからだった。
会話が私の話題になる。自分のことを開示するのは気が引けた。慎重に言葉を選び、私のSNSのフォロワーなら知っている内容を話した。
A子は私の「うつ病」というワードだけを拾い、苦労しているねと言った(そういう話ではなく、周りに支えられていると話していたのだが)。
そして始まる。予習していた通りの、営業トーク。このサプリメントを飲んでいたからコロナに罹らなかった、この化粧品で細胞から健康になった等々「怪しい」が笑顔でパレードしている。時折、私の身に起きた事象を織り交ぜながら、巧みに購買欲を刺激することも忘れずに(この頃私は呆れを通り越して飽きていたので、映画の感想を思い出したりしていた。哀ちゃんは可愛い)。
極めつけはブラウスの袖ボタンを外して見せてくれた、パワーストーンの珠数ブレスレットだ。これを身に付けてから会社での評価は鰻登りで、恋愛も上手くいき結婚秒読みその他諸々。あの日のB子と重なる。同じだった。キラキラした純粋な笑顔は、こんな欲にまみれた営業トークと共に見たいものではないのだ。話が一区切りした時、私はにっこりと微笑みながら、カバンのポケットから「保険」を取り出した。そして「保険」をそっとA子側に差し出す。
「成功してよかったね、本当に嬉しいよ。いかなる時も、神は見ておられます。」
噛まずに言えたことを褒めたいと思った。
保険とは、名刺サイズのカードである。なんとなく捨てづらくてとっておいた、以前某宗教の宣教師さん(という肩書きでいいのだろうか?詳しいことはわからない)からもらった、コンタクトカードという名称のものだ。表面には「人生の疑問の答えは何処にありますか」という問い。裏面にはこの宗教法人のホームページのQRコードと、手書きで宣教師のものと思しき電話番号が書かれている。
A子は私とカードを見比べては、しまったと言わんばかりの顔をしている。掛かった。
「私が現在、病により仕事が思うようにできなくなっているのは、神が試練をお与えになったからです。私には乗り越えられると、神は言っておられるのです。」
「私には幸い、よき隣人がおります。神が与えてくださったよき出会いに感謝し、彼らと共に歩むのです。」
「A子、あなたも私のよき隣人に違いないのです。何故ならばあなたは私が試練に耐えているこの時にやってきて、私の身の上を聞いてくださいました。理解を示し、体に良いものを勧めてくれました。あなたは本当に善人なのです。さあ、共に祈りを捧げましょう。A子と共に安息の地へ行ける日を楽しみにしていますよ。」
大体こんな内容のことを言った。もう少し長かったかもしれない。興が乗り、舌もよく回ったので、思い返せば支離滅裂で古今東西の宗派が入り乱れた最悪な内容だったが、A子は瞬く間に青ざめた。顔色が悪くなるって、彼女のことを言うんだろうなと納得できるくらいに。
ダメ押しで家のポストに入っていた某宗教の勧誘チラシも渡しておいた。勉強会に来ませんか的なやつだ。一刻も早く離れたかったのだろう、A子は自分のお茶代を出すと、明日は用事があるからと言って、逃げるように帰っていった。多分チラシのことを言っていたんだと思う(読んでないから中身は知らなかった)。
まとめ
9年ぶりに連絡を寄越してきた元学友は、やっぱりマルチの勧誘だった。ここまで読んでくださった方は察してくれていると思うが、私は宗教に関して言えば不勉強である。信仰心は全くないことはないけど、私は(だいぶ落ち着いたとはいえ)血の一滴までオタクなので、そんなことに金を使う余裕があったら、推しに貢ぎたいのである。
そんな私の推し(FBIの腕利きスナイパー)も活躍する「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」をぜひ劇場で観てください。
私は元学友がマルチかシロか考えなくていい状況でもう一回観たいと思います。
「見ておられます」ってコメントに、自分で発言したのに「怖っ」って口から出ていました。
宗教観に関してですが、付き合いのある親族が多かったため、その分永遠のお別れもありました。その都度(関わったのは全て仏式だったので)読経があり、法話があり、最後のお別れがあり、お棺が閉じられ焼かれ、故人が骨壷に収まり、その先も月命日だなんだと法要がたくさんあり、墓への納骨を終えて、ようやく一区切り、という流れを子供の頃から何度となく見てきました(親戚付き合いの良し悪しの話ではなく、個人として貴重な経験を積ませてもらったと思っています)。この流れを何度か見ていると、幼いながらも生きること死ぬことに対する価値観が形成されてきました。葬儀、祭儀は生きている人のためにあるのだと感じるようになりました。その後、宗教とは生きている人が生きていくために縋ることがあってもよいのだろうと考えていくようになります。法話により心が軽くなった喪主を見てきたからです。救いを求める方向は人それぞれなのだろうと感じました(今問題視されている宗教の事案を軽視しているわけではありません)。
何が言いたいかと申しますと、私は宗教に大して明るくもなければ知識もないのに、神を騙り軽々しく利用した点に関して、時間がたった今猛省しております。ご不快に思われる方も少なくないと思います。真っ向から買わない付き合わないとB子に宣言した際、しばらく執着されていたので、この時はこれしか逃れる方法を思いつけなかったのです。
もし本当に神様がいらっしゃるなら、アホな方法を取ることしかできなかった愚かな人間を笑い飛ばしてくれるような存在であってほしいと願うばかりです。
最後になりましたが、この話はマルチへの賢い対策法ではありません。マルチはすぐそこにいたよ、というだけの話です。賢い対策法は会わない、これに尽きます。誉めてくださったコメント、嬉しかったです。ありがとうございました。映画はスピッツもすごく合ってたので観てください(笑)