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2024-03-14

NTT春闘感想

そもそも要求が5%と低いです。今までやってきた春闘プロレスの傾向から要求通り満額回答を得られたことはありません。

10%を要求して7%+一時金妥結が丁度いいでしょう。それなら文句も少なかったはずです。

ストライキ権を留保することに意味がなどないです。満額回答が得られない限りはストライキするというのがあるべき戦略の形でした。

グレードで給料の偏りがあるにも関わらず平均で結果を議論することは意味がないです。中央値を使ってください。

さて、今回の結果は組合が5%要求し、組合側が歩み寄って更に低い結果で妥結という、メンヘラしょうもない喧嘩を吹っ掛けたような落としどころでしたね。

もし定期昇給ベア結果に含めているなら、それは賃上げ定義とはまったく外れています。やめてください。

労働組合経営層どちらも異常です。心を燃やして働くことは馬鹿馬鹿しいのでもうしません。

明日以降やる気がなくなった社員、敵意を剥きだした社員に溢れることと思います

そりゃあ大きなニュースになったコールセンターインシデントも起きるよ。

そうでもしないと生活苦で死んじゃうんだろう。

本当に意味わかんねーよこの会社

2024-03-04

さらエヴァ序を見てるんだけど

今日連れてきた新人(中学生)をロクな説明も無くロボットに放り込んで起きたインシデントの数々に大の大人真剣にびっくりドッキリしているんですが、このNERVって組織大丈夫なんですかね?

2024-02-23

セキュリティオンラインで講座が起こす個人情報漏洩セキュリティインシデントとは?

この講座でなんのセキュリティを学べるのだろう

来期の講座の教材ではこのインシデント掲載されるのかね?

2024-02-19

子育てとかクソイージーだろ

子供も全員小学校卒業する歳になり、いよいよ「子育て」として苦労するフェーズは終わりつつあるような気がするので振り返りたくなった。

タイトルの通りだが、マジで全然大変でも何でもなかったので、みんなじゃんじゃん子供を作って欲しいし、さも大変かのようなアピールをしている人たちは何が大変なのか普通に教えて欲しいくらい。

前提として、うちは福利厚生の手厚い会社に勤める妻が仕事継続し、フリーランス仕事をしていた俺が家事育児をメインで担当していた。

振り返ってみて、強いて言うならやはり生後1年くらいまでは少し負荷が高かった気もする。

夜泣き対応に追われ、慢性的寝不足状態ではあった。基本は俺が対応していたが、妻の眠りも確実に妨げられており、妻の方にも支障は少なからずあったと思う。

とはいえ俺は家にいる間は好きに昼寝したりできたから、間違いなく仕事をしている妻の方がしんどかったと思う。

さらに言えば俺なんかは社会人時代の方がよっぽど寝不足通勤で削られていたので、それに比べれば全然マシだと思っていた。

普通にサラリーマンよりも大変だと主張している人たち、そのキャパティ社会に出たら終わってただろうから子育て従事する側の選択でまだ正解だったと思う。

そして夜泣きピークを超えるともうやることが本当にない。

もちろん食事オムツ対応に加えて、泣くたびにあやしたり、あとは(効果があったのかはわからないが)発育のためにコミュニケーションを取ったりテレビを見せたりしていたが、そんなもんだった。

誤飲とかは怖かったから目の届く範囲にはずっと置いていたし、誤飲するようなものは手の届かない場所に整理したりしていたので、結果として大きなインシデントはなかったと思う。

その頃には多少自分仕事も再開していたが、社会人時代を思えば暇で暇で仕方がなかったし、子育て過酷さを聞いていただけに、拍子抜けだった。

2人目、3人目がそれぞれ2つ違いでいたので隔年で新生児対応をしていたのはややしんどかったが、2人目以降はある程度手慣れてくるし、手の抜き方もわかってくるので3人兄弟でもそこまでハードではなかったと思う。

幼稚園やら小学校に入ればいよいよやることも無くなるし(保育所に入れないという問題はあった)。

あとはスケジュールが読めないという点は少し難儀したかもしれない。

本当にびっくりするくらいの頻度で体調を崩して熱を出すので、その度に病院へ行ったり看病をしたりする必要が生じていたのはちょっと面倒だった。

ただ、そこで生じるイレギュラータスクのものは大したことはなく、結局はこれも俺が仕事をしていたから、そのスケジュールが狂ってしんどいというだけだったので、専業主婦でこれを大変な理由に挙げる意味はやっぱりわからない。

全体として、本当に子育てはクソ簡単で、マジでしんどいことなんてなかった。

俺は怠惰からタスクを書き出して整理したり効率化のために何かを組んだりするのが面倒で、かなり場当たり的に(効率の悪い)子育てをしてきた自覚があるが、それでもこの感想なんだからちゃんと事前に対策を取れば本当に余裕で子育てを終えられると思う。

どちらかというと、子供の中受にかかる塾代やら学費やらがかなり重たくなっており、これからはまた仕事を増やさなくてはいけないのが憂鬱だ。

もっと子育て家事だけしてぬくぬく生きて行きたい。

2024-02-16

マジレスなんだけど

冗談かと思うけど平和日本でも、職場を出た後ではなくで会社内で殺傷事件傷害事件が起きることがあるんですね

これが零細企業親族経営特殊環境だけならばともかく、上場企業・万規模企業(売上兆規模)でも起こり、

職場を出た後の飲み会プライベート(?)ならこれらの問題もっとカジュアルに起こっており、

ワイくんもインシデント対応したり、地味に被害にあったりしてます

 

そういう意味での "危機感を持て" とか "悪意(害意)に気をつけろ" は至極真っ当な指摘なんですけど、

こんなんデフォではないことは言わないでもお分かりいただけますよね?

日本平和な国で治安べつに終わっていないです

 

そしてこれ以外での "危機感を持て" とか "悪意(害意)に気をつけろ" って一体なに対して?って話なんですね

ちょっと過敏過ぎると思います

でも、過敏過ぎると言ったところで気合いでどうにか出来るものでもないので、

自分が過敏であることを自覚した上で、ストレスを抱えないで安心して働けるよう、いろいろ頑張ると良いと思います

 

ワイくんは気が逸れると怒りの問題(でも最近怒ってない)があるので一緒に頑張りましょう

anond:20240216105953

2024-01-29

社内ニート仕事擬きを創出する10テク

社内のほぼ全員が社内ニートである会社で働いたことがあるだろうか。

俺の会社はそういう会社である

強制的にクビになるまで意地でもしがみつくそ根性、そして増やすだけ無駄仕事勝手に増やす愚かさ。

だが安心して欲しい。なんとか利益も増加させている。

利益を追求するチームと、社内ニートとして仕事っぽいことをしているその他のチームがいるのである

まあ滅ぶ寸前だったら転職すればよい。

しかである社内ニートの連中は暇な時間をなんとか仕事に変換したいらしい。

そこでここでは連中が駆使している暇つぶし創出のちょっとしたテクニック集を開陳する。

 

1. 議論

だれかが議論をするといい始めた時は、大抵暇な時だ。

社内SNSテキストベース議論し始めたり、誰か特定人間を集めて会議室議論したりする。

だがこれらの議論はあまり生産的ではなく、生産的であろうとするが、無能なので何も生み出さない。

ずれたことを言うことに慣れきっているので、こんな議論さえある:

「俺たちの目的社会貢献だ。社会に貢献するためには社会不安定要因を見つける必要がある。ハッタショが社会不安定化させているのではないか。もしそうだとすると、ハッタショを更生するには周囲のサポートがいるのではないか。もしそうだとすると、サポート要員を確保するために人件費を与える必要がある。もしそうだとすると、利益になるビジネスモデルがない限りそのような人件費は払われない。もしそうだとすると、利益に頼らない方法を見つける必要がある。」

こいつがハッタショについて議論し始めたのは、普段からハッタショにムカついていてスカッとしたい以外の理由はなく、ハッタショを更生するビジネスなどやる気は微塵もない。

「もしそうだとすると」が多すぎて、前提が崩れるとすべての議論無駄になるのである

まあ、こうやって仕事をするふりをするアホが一定数。

 

2. 調査

調査というのは議論の次に多い言葉だ。まともな調査をする人もいるが、大抵の場合は信頼できないソースを引っ張り出し、自説を補強する以外のことはしない。

そもそもググって情報を見つけることを「調査」と仰々しくいうほどのことではないだろう。だが、そういって仰々しくいうと、本格的な情報を調べるように見せかけることができる。

信頼できる調査とそうでない調査の違いは、その努力方向性である

一時情報源を見るために論文翻訳する人たちや、バグの原因究明のためにデバッグしている人たちはかなり努力しているが、ツイート引用するだけの連中は脳が足りない。

 

3. 発信

社会貢献世間に影響を与えられてこそであるといい、匿名アカウントを使って炎上工作活動を行う。

これを最も好んで「暇つぶし」にしている人もいる。会社目的合致していればまだしも、ただのインプレ稼ぎに成り下がっていることが多い。

 

4. 画像生成などのツールで遊ぶ

これも調査に近いが、より子供じみたものになっている。

例えば画像生成AIでどんな絵が生成できるか検証してみました、みたいな連中だ。

まだ未検証のうちはそれでいいかもしれないが、何度も生成してどういうものか分かった段階でまだ続けようとしても生産的ではないだろう。

そもそも画像生成のAIをどうやって利益に変換するつもりなのか。そういう根本的な発想が抜けている。

 

5. 不要おもちゃの開発

社員のほぼ全員が社内ニートというのだからそもそも会社としての仕事がなんであったのか誰もわからない状態になることがある。

そういう時に、誰かが暇潰しのための議論で「こういうツールがあったらなぁ」などといい始める。

それでエンジニアが実際にそういうツールを作ると、「なんかちょっと違うんだよなぁ、僕が研究してきた哲学もっと含ませて欲しいんだよね」と理解不能なことを言う。

からツールも作ったきりで発展しない。利益に繋げようという意欲がない。

 

6. インフラ監視

インフラ監視」といって、無理やり仕事を作り出そうとする人もいるが、インフラインシデントが常日頃から膨大に発生するようなことはない。

監視のための仕組みをもっと徹底して導入するだの、k8sを使うだのいって無理やり仕事を増やそうとするが、コストしかならない。

 

7. 暇だからイベントでもやろうぜ

イベントを開いて人を集めれば、確かに社の知名度を高めたり、イベントから収益を得たりは可能だろう。

ただ利益の決定打には及ばない。場合によってはコストの方が高くつく。

被災地プレゼントを、などと言うが、被災地が今欲しいのは水と食料であるという基本的な部分の認識すら欠如し、頓珍漢なものプレゼントしようとする。

 

8. PoC

会社にまともな仕事存在するのか?と疑心暗鬼になっているエンジニアがPoCをし始める。

これはこれで、後々役に立つことはある。実運用適用可能技術も多い。

しかし、一部のエンジニア漠然と「すごいこと」をやろうとしており、それが厳密に言語化されないので、PoCの方向性があちらこちらに行く。

 

9. 自動化ツールの開発

これはどちらかというとプラステクニックだ。

利益に貢献するようなサービス運用しているとして、その運用時にマニュアル作業が発生していることがある。

これらを自動化するツールを作る提案をすれば、暇つぶしもできるし、生産性向上によって時間的余裕を創出できる。

まあ、時間的余裕を創出するからこそ社内ニートがより深刻化するのだが。

 

10. 勉強

最新技術勉強をするといって、技術書を読む。場合によっては、勉強会を開く。

例えばマイクロサービスアーキテクチャを正しく運用するには、とかそういったことだ。

本来シンプル運用すれば勉強時間に何日も割く必要はないが、まあ社内ニート暇つぶしが欲しいと喚いているのである

大根正宗で切るような話ばかりをするので、勉強が終わらない。

2024-01-07

JFAS航空安全会議が出した説明裁判や法の基礎知識が無いと意義や動機理解出来ないぞ

JFASが出した声明文がブクマを集めていているんだが、

 

https://jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

ブクマページ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

 

ちょっと頓珍漢なブクマが多い。それは刑事裁判の基礎を忘れているからだ。

 

刑事被告人特別権利

ネットマスコミの皆さんは憶測で語るのを自重してね」の部分は刺身のツマだ。勿論ネットである我々の主体的行為としてその訴えを聞き入れるのは重要だが、その重要性は次点なのだ

一番のポイント事故調査刑事裁判対立する事にある。

 

被告人が己の身を守る事が出来るのは近代刑事司法の根幹である

被疑者被告人黙秘する事も出来るし、黙秘した事で「こいつは懺悔の念がなくて悪質だ」と加重処罰されたりもしない。

問われていない事実のうち、自分が不利になる事を明らかにするという動機もない。それは検事仕事である

己を有利にするために嘘の答弁をしても良い。勿論それが嘘とバレた際には心証は悪くなって情状の斟酌はされにくくはなる。これもその陳述が嘘であると見抜いて証拠を積み上げるのは検事責任である

 

勘違いされやすいがこれは刑事被告人のみに認められた権利で、検事証人には認められない。証人は呼ばれて出廷しないとなれば拘引状が発せられる。拘引状を執行するのは通常は警察官で手錠腰縄が掛けられる。裁判までは警察署留置場に入れられる。つまり逮捕と同じ扱いだ。数日間犯罪者と同室で過ごして裁判の日は法廷腰縄手錠警察官同伴で連行される。そこで証言を拒めばそれも犯罪となるのだ。

検事は嘘の立証の為に証拠捏造すれば逮捕され刑務所に入れられる。

 

刑事被告人は身柄の拘束もある上に相手国家権力であるから特別権利が認められているのである

 

犯罪者無罪放免約束する」事故調先進国アメリカ

だがこれでは事故原因の調査フィードバックという観点では困った事になる。労災原子力、航空、宇宙開発、その他技術では、事故原因を調査するだけでなく、それをフィードバックするという使命で動いている。フィードバック改善し、更に事故に至らないインシデント類型に分類する。インシデント収集すればその結果の事故に至る道筋が見える。

またその調査結果は秘匿せずに公開する。それは知識の共有の為であり、職業人の集まりであるからニュースレターで広めたり、資格更新研修で講習したり会社に定期的に講習を義務付けたりする。

 

でも刑事裁判ではこういう、緻密な調査結果がフィードバックされて安全性特にフェイルセーフ設計に帰すというような思想と折り合いが大変悪い。特に事故責任者は逮捕され、国家権力から身を守る為の法的な戦いに置かれている。己に不利な事、普段からの慣習や過去に似た事をしていたとか、過去には同様のケースで難なく乗り切ったとか、そういう事を言うというのはあり得ない。

また検事判事もその分野のスペシャリストという訳でもない。だからと言って被告人自分権利を守る事を止めろということも出来ない。

兎に角刑事裁判事故フィードバックの妨げである

 

そこでアメリカでは根本的な手段に至った。「事故責任者を訴追しない」という事にしたのだ。

勿論、飛行機事故ともなれば数百人が死ぬ事も珍しくない。それを無罪放免約束する形にしたのだ。

身の安全心理的安全を確保する。その代わりに親身になって己が不利になる事も話してくれ、それで技術進歩に協力してくれ。それが未来の数百、数千人の命を救う、と説得するようにした。

 

このやり方を採用している国はまだアメリカなど限られている。何しろ他国では業務上過失で数百人を死なせた人間極悪人犯罪者であって、それの無罪放免約束するというのはとんでもない事であってコペルニクス的転換だ。司法当局が許さないであろう。

 

チェルノブイリ原発事故の原因というのは未だ説がいつくか並立してある状態で、確定していない。今だその時の運転員に話を聞いても明白な答えは得られないそうである。身と心理的安全補償されていないかである

この点においてはソ連/ロシアアメリカでは後者の方が格段に技術文明的に優れていると言える。

 

事故調の利益とと対立する刑事司法無理解とそれに竿を差し扇動者たち

翻って日本での刑事司法理解はどうか?

例えば池袋飯塚幸三の起こした所謂「上等国民事故」ではこういう動画を恬としてアップする者もいる。

飯塚幸三被告無罪を主張しはじめた件について【池袋母子死亡事故

https://youtu.be/etBfbKb3Jbs?si=10vKskA-QUzpNZzW

この動画では飯塚被告人が「車に異常があり事故になった」と主張した事をもって、「これはトヨタ名誉棄損であり損害賠償される」と糾弾している。

これは被告人権利を解さない出鱈目なデマである自分利益無罪責任転嫁)の為にそういう主張をしてその責任を問われる事はない。情状が悪化するだけだ。この主張を覆す為に検察トヨタから証人招致したりデータシートを提出する必要があるがあるが、それは圧倒的権力国家代理する検事職務だ。

刑事裁判での主張の責任を問われたらそれは近代国家ではないし、近代国家では通常の弁護行為である

因みにこの投稿者運送会社で運管と法務をしていると言っているので、こんな事は全部判っていて言っているはずだ。ドライブレコーダー動画視聴者ヤフコメレベルに程度が低いので鵜呑みにして視聴数が伸びる。

この動画をわざわざ選んだのは、この投稿者俗流法的解釈で釣るような事を何度もしていて悪質であり、サムネイルクリックベイト多用と悪質なのに、ドラレコ動画見るような層には「真面目な業界人」と捉えられている為だ。

同様の事故では逮捕されるのに飯塚社会的身分がある為に在宅事件となり、それが上級国民批判されたのに、「被告人権利を使った」事で批判するという扇動である

 

こういう動画が上がってそれが好意的に消費されるように刑事被告人権利刑事裁判の仕組みの理解前近代的場合、JFASが言っている事も判る筈がないのである

身体的、身分的、心的安全性」が確保されないと事故調査の根幹である責任者の聴取が十全、それ以前に全く出来ない、刑事裁判が最大の障害になっている、という事が判らないのである

 

声明文の意味をもう一度確認してみよう

以上を読んだらもう一度声明文の最後の方を読んで見て欲しい。

日本では運輸安全委員会事故調査結果が刑事捜査裁判証拠に利用されています。これらの行為は、明らかな犯罪証拠がある場合を除き、調査結果を利用することを禁止する国際民間航空条約ICAO)の規定から逸脱した行為であり容認できるものではありません。

 今般の航空機事故において最も優先されるべきは事故調査であり、決して刑事捜査が優先されるものではないこと、またその調査結果が、再発防止以外に利用されるべきではないことをここに強く表明するものです

 

刑事捜査調査結果を使うなの意味が分かっただろうか?

アメリカ以外の国では重過失犯は訴追され裁かれ罰せられる。だから調査に当たって身の安全を十全には保証できない。

だが事故調の究極形態アメリカ型の訴追無しであり、それ以外の国ではそこに近づける必要がある。

それには事故調の結果を持って責任者が不利になる事は絶対ダメなのだ。だから事故調結果を刑事司法転用するな、と言っているのだ。 

 

ネットマスコミ犯人捜しするのは止めよう」と言う人も見受けられる。その態度は結構だ。

だがこの根本目的は「犯人がはっきりしている時でも責任を問うな」である。とんでもないミスで多数を殺した野郎でも責任を問わないことを約束し、未来事故回避する制度設計技術更新に資させる方を優先させろ、というのが主旨である

 

日本ではアメリカのように訴追しないという制度設計はまだ無理だ。

だが調査結果を刑事裁判証拠に使うというのではその目的の基礎の基礎の部分から間違えている。刑事裁判で使われるであれば責任者は不利になる事は言えなくなる。弁護士がそれを止める。その事故責任者の不利になる部分に事故再発防止の一番大きなヒントがあるのにだ。

 

から多くのブクマカ、特にメーデー民(増田は残念ながら同番組見た事が無い)なども基礎から間違えているコメントをしているので指摘させてもらった。

2024-01-06

羽田空港滑走路上での衝突事故

Facebookに投稿したものを転記しました。よかったら読んでください)

羽田空港での日本航空機と海上保安庁機の衝突事故ですが、事故調査捜査が始まりました。

それで、今わかっていることをまとめておこうと思います

長文になりますが、本論に入る前に4つ説明したいことがあります

 

前説明①

航空機事故調査捜査は、次の2つの目的があります

目的① 事故の原因を明らかにし、将来の事故再発防止に期する

目的② 事故責任を明らかにし、違法行為があれば刑事事件として立件する

①の調査国土交通省運輸安全委員会担当し、②の捜査警察(今回は警視庁)が担当します。

みなさんはどちらの調査捜査の方が重要とお考えになりますか?

私は①と考えていますので、この投稿は再発防止の観点中心に記述しています。私は誰が悪かったのかという責任論にはほとんど関心がありませんし、(故意でない限り)関係者全員刑事免責でいいと思っています。今回の事故では、日本航空海上保安庁被害者に対する民事責任のみ果たせばいいと考えています

 

前説明②

滑走路での衝突事故は、世界的にみると頻繁とまではいいませんが時々起こっています。原因はヒューマンエラーが中心です。

航空事故にはならなくても、事故になる危険が高かった事態インシデントと言いますが、日本で起こった重大インシデントのうち、かなりの割合が滑走路への誤進入(未然も含む)です。

日本での重大インシデント国土交通省が全件公表していますが、2023年は14件中3件、2022年は14件中6件がそうでした。特に私たちが乗る可能性が高い旅客機(小型飛行機ヘリを除いた飛行機)だと2022、23年とも2件の重大インシデントが発生しそのうち1件が該当インシデントでした。

事故にはならなくても滑走路への誤進入(未然も含む)という事態は繰り返し起こり続けていますヒューマンエラーはなくせないということです。

 

前説明③

羽田空港に限らず飛行機航路や使われる滑走路などは厳密に定められており公開されています

今回の事故は北風運用時のC滑走路上で17:47ごろ発生しました。

北風運用場合、A滑走路を(主に南/西からの便の)着陸、D滑走路を(主に南/西行の便の)離陸、C滑走路を(主に北方面と長距離便の)離発着に使います

C滑走路は離発着両方で使われますし、C滑走路への着陸経路は、D滑走路の離陸経路と交差しています

羽田空港場合北米方面への便が離発着する15~19時が離発着ラッシュとなります

また事故日の日没は16:38でした。

事故は、羽田空港の一番忙しい時間帯に、運用が複雑な滑走路上で、日没して既に真っ暗になった時に起こりました。

 

前説明④

飛行場管制には、離陸や着陸、滑走路横断などの許可を出す飛行場管制(タワーコントロール)と、飛行機車両が地上走行する許可を出す地上管制グランドコントロール)の2つがあります

本論で、(タワー)とか(グランド)とか書いていますが、それはどちらの管制が指示したのか明示したかったのでそのように記述しています

 

 

前置きが長くなりましたが、今までわかっていることを9つ列挙します。

列挙にあたっては、( )内に次の略号をつけていますが、列挙した事柄をどこから収集たかを示しています

報:テレビ新聞報道

ネ:SNS個人ブログ等の情報

A:ATC(航空無線

F:フライトレーダーという飛行機航路を表示するサイト

 

 

(1)

JAL機は着陸許可を得ていました。(報ネA)

ILS Z RWY34R Approachという経路を通っているように思います。着陸まで特に目立つ異変はありません。(F)

 

(2)

羽田管制海保機、JAL機へのやり取りがこの事故原因解明の重要ポイントであることは間違いなさそうです。

各種報道もありますが、鵜呑みにせず、やり取りについて自力で追ってみます。(ネA)

この情報は、特に次の2つの投稿を参考にしています。なお時刻については、1~2秒のずれはあります

https://www.youtube.com/watch?v=LP1xWcyKBDs

この投稿基準にして他の投稿等と突き合わせして確認しました。

https://www.youtube.com/watch?v=D8FHnIRwe_M

グランドとの交信があります。わかりやすいのですが一部私の解釈と違う部分もあります

17:42:29 JA722A, Tokyo Ground Hold short charlie.

グランドから海保機へ:誘導路上Cで待機してください)

17:43:11 Japan Air 516, Continue approach 34R.

(タワーからJAL機へ:34R滑走路へ進入を継続してください)

17:44:13 JA722A, Continue charlie.

グランドから海保機へ:誘導路上Cで待機を続けてください)

17:44:53 JA722A, Contact Tower 124.35.

グランドから海保機へ:周波数124.35でタワーへコンタクトしてください)

17:45:00 Cleard to land 34R Japan Air 516.

JAL機からタワーへ:34R滑走路は着陸に支障ありません)

この直前にタワーからJAL機へ着陸許可が出ているはずですが、LiveATCには残っていないようです。

17:45:13 JA722A, Tokyo Tower Good Evening number 1 taxi to holding point charlie 5.

(タワーから海保機へ:JA722A、東京タワーです。こんばんは。ナンバー1(離陸順1位)です。C5地点へ移動し停止してください)

この後のタワーと海保機、JAL機の交信は私が探した範囲では残っていませんでした。

 

(3)

交信記録については、国土交通省日本語訳したもの公表したという報道があります。(報)

それによると、17:45:13の交信の後、「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」と海保から返答があったということなのですが、ライブアーカイブでこの交信を聞いたという人は、私が探した限りいません。私が聞いたアーカイブにもありません。

ここがもやもやします。

国土交通省はせっかくATCを公開したのだから日本語訳だけでなく原文を公開してほしいと思います

この部分は、海保機がどのような認識をもっていたか理解するうえでとても重要だと思います

 

(4)

この後、タワーから海保機に対して、滑走路進入許可(Line up)が行われた交信は見つかりませんでした。(報ネA)

タワーは滑走路進入許可も更にその先の離陸許可(Cleared for takeoff)も行っていないと報道されていますが、信憑性は高いと思います

一方、海保機側は、滑走路進入許可を得たと認識しているという報道がありました。(報)

事実、滑走路に進入し、そこで待機していたため衝突事故は起こったわけですから、タワーと海保機側で認識の相違があったのはほぼ確からしいと思います

問題は、なぜこのような認識相違ができたのかということです。

この部分は推測ですが、ナンバー1(離陸順1位)という表現を誤解したのではないかという指摘があります。(報ネ)

一方、2010年までは「taxi into position and hold (from charlie 5)」という指示が使われていました。この意味は「(C5地点から)滑走路に入り待機せよ」となりますが、これと「taxi to holding point charlie 5」を混同したのではないかと推測する意見もありました。(ネ)

いずれにせよ、なぜタワーと海保機との間に認識相違ができたのかという点はもっと調査が進まないとわからないと思われます

 

(5)

海保機は、C滑走路に進入しそこで40秒ほど待機していました。(報ネ)

その間、離陸許可を待っていたと考えられますが、離陸許可を得ようとする交信があったかどうかは明らかになっていません。

また、JAL機にはパイロット3名体制だったと報じられていますが、3名とも滑走路に進入した海保機を視認できていませんでした。

既に夜になっている状況で、多数の灯火が光っている滑走路に、わずかな灯火した持たない航空機が進入しても視認は難しいだろうとは思いますが、検証する必要はありそうです。

 

(6)

羽田空港には、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合管制画面に注意喚起をする機能が備わっていました。(報)

このシステム故障していたという記録は残っていません。

もしこの機能が正常に動作していたのであれば、タワーはなぜ海保機の滑走路誤進入に気づけなかったのかという疑問が残ります

 

(7)

滑走路に進入しようとする飛行機誤進入を警告する航空機接近警告灯(REL)というシステムがありますが、羽田空港には導入されていません。(ネ)

代わりに、羽田空港には可変表示型誘導案内灯(VMS)が設置されていますが、C滑走路には設置されていないという情報があります。(ネ)(これはまだ確認できていません。すみません

両方とも滑走路を横断する飛行機に対する警告を発する灯火システムなので、滑走路横断のないC滑走路には設置する考えがなかったかもしれませんが、離陸着陸の混合運用を行う滑走路についても、警告システムを導入すべきなのではないか、少なくとも検討は行う必要はあるのではないでしょうか。

さらに、先進型地上走行誘導管制システム(A-SMCS)の研究を促進し、将来的に滑走路誤進入が生じにくいシステムを導入してほしいと思います

 

(8)

海保機は、能登地震支援物資を運ぶ任務についていました。

1/1には羽田新潟基地の間を4往復、事故の起こった1/2も2往復しています。(報ネF)

もし能登地震が起こっていなかったら、この事故もきっと起こっていなかったでしょう。

犠牲となった乗員のご冥福をお祈りします

 

(9)

JAL機の乗客乗員379人、一人も死者を出さずに脱出できたことは奇跡的と思います。(報ネ)

まずは、JALの乗員がしっかりと訓練していたことは賞賛に値すると思います

パニックにならないように乗客を落ち着かせたこ

安全な扉と安全でない扉を選別し、正しい選択を行ったこ

・後部ではパイロットとの通信が途絶え、CA自らが判断して扉を開けたこ

乗客荷物を取り出すことな脱出させたこ

パイロット最後まで機内に留まり、全員が脱出したこと確認してから降機したこと

また乗客パニックにならず荷物を取り出すことなく整然と脱出したことも、賞賛に値すると思います

JAL機側に死者がでなかったことは、本当に不幸中の幸いでした。

 

 

以上が、1/5現在で私が調べた情報分析(推測含む)です。

ちまたには、海保機を犯人と決めつけ、責任を問う声も上がっているようですが、航空機事故が生じるのはそんな単純な原因ではなく、さまざまな不運が積み重なって起こるということをわかってもらえればと思います

私は、誕生から幼稚園に入るまで、大分の大空団地(おおぞらだんち)という旧大分空港に隣接した団地で育ちました。

毎日飛行機離発着を見ていました。飛行機を見るのが大好きでしたし、今でも大好きです。

大人になってからは、飛行機に乗るのも大好きになりました。

航空機事故はとてもインパクトの強いものですが、それでも他の乗り物に比べれば安全乗り物と思います

そしてその安全は、航空関係者努力のたまものと思っています

そんなわけで、ちまたの単純な犯人捜しの声にはとても心を痛めています

 

 

最後に、私は専門家ではないので、できるだけきちんと調査し、正確に記述するように努めましたが、もし誤った認識等があればご指摘ください。

再調査して修正いたします。

 

anond:20240106031607

最後に書いたように基本的姿勢調査結果が出るまで事故の原因・要因はわからないということに尽きるよ。

この文章

「着地前ならゴーアラウンド回避できた」とか言ってる奴がいて目眩がする。日没後に数キロ先の海保機が目視できるわけないし、目視できる距離になってから回避動作しても間に合わないでしょうが。。。
について、もしかしたら着陸機側で回避できた可能性もあるかもしれないから、間に合わなかったと言い切ることはできないよ、ということを言いたくて過去事故インシデントについて書いた。

まり海保管制・着陸機のいずれかにもしくは複合的な問題があったか調査が終わるまでまだわからないよという自説を補強するために書いたものであって、直接今回の事故原因を予測したものではないことは読み直していただければわかると思う。

調査が終わるまでわからない」ということすら、調査が終わるまで発言してはいけないという趣旨なら、意に沿えなかったのは残念に思う。

2024-01-05

日航衝突事故記事に対するブコメへの補足

[B! 事故] 【随時更新】羽田空港事故 海保機長 “離陸許可”認識食い違い | NHKに対して以下のコメントを書いた。

Listlessness 2024/01/03例えば着陸機から滑走路上海保機がいたことが充分手から見えていたはずだ、ということになれば復行で事故回避できたことになり、着陸機の操作事故の要因の一つになる。断片的な情報から事故の全体は分からない

いくつか星をいただいたので、これに対するコメントだと思うのだが、以下のようなコメントがあった。

id:skel 2024/01/03 「着地前ならゴーアラウンド回避できた」とか言ってる奴がいて目眩がする。日没後に数キロ先の海保機が目視できるわけないし、目視できる距離になってから回避動作しても間に合わないでしょうが。。。

これが結構星を集めているので、上のコメントについていくつか補足説明をしたいと思う。

ブコメ100文字なのでコメントでは十分な説明ができなかったのだが、「充分手前で」というのは、復行操作が間に合う程度に手前でという意味であり、「見えていたはずだ、ということになれば」というのは、日没後なので航行灯や閃光灯で機体の存在認識できればという意味で書いた。

また、仮に視認できていれば復行で回避できたはずだというコメントは主に2つの航空事故インシデント念頭に置いて書いた。

一つは事故ロサンゼルス国際空港地上衝突事故 - Wikipedia、もう一つはインシデントエア・カナダ759便ニアミス事故 - Wikipediaである

どちらも日没後の時間帯に起きた事故インシデントである

ロサンゼルス国際空港地上衝突事故について

この事故は滑走路上にいたスカイウェスト航空5569便に着陸機であるUSエアー1493便が衝突した事故である

事故の主な原因は管制官ミスであり、滑走路上スカイウェスト機を待機させているのを失念してUSエアーに着陸許可を出したこと事故引き起こした。

事故調査は直接的な原因を見つけて終わりではなく、事故引き起こした様々な要因をできる限り多く見つけ、再発防止に役立てようとするものである

であるから、仮に管制ミスがあったとして、着陸機側の判断事故を防ぐことはできなかったのかというところまで調べられる。

事故調査では着陸機は滑走路上にいるスカイウェスト機に気づくことができなかったのかどうかも調べられた。これを調べることになったのは、気づくことができていれば復行で事故回避できたはずだと考えられたからに他ならない。

Wikipediaでは次のように解説されている。

また事故当時は日没後であり、管制官が滑走路上の機体を探した際、滑走路の照明が眩しく機体を見つけることは困難だった。またUSエアー1493便から見た場合、滑走路上の照明と5569便の衝突防止灯や航法灯が直線状に重なっていたため、着陸前に機体に気付くのは困難だった。

メーデー!」ではスカイウェストマニュアルでは離陸許可が出てからストロボライトを点灯させることになっており、滑走路上で離陸許可を待っていたスカイウェスト機はストロボライトを焚いておらず、点灯されていたストロボ以外の航行灯も滑走路のライト同化して見えなかったという話になっていたはずである

まり、この事故場合、着陸機側から(地上機がストロボを焚くなどして)見えていれば回避できたが見えなかったのでノーチャンスという話になる。

エア・カナダ759便ニアミス事故について

このインシデントエア・カナダ機が着陸許可された滑走路ではなく、並行している誘導路に誤って進入したために、誘導路上で待機していた4機の機体と衝突寸前まで近づいたが衝突はギリギリ回避できたというものである

The Worst Crash That Never Happened - YouTubeこの動画最初5分ほどでだいたい何が起きたのかのあらましはつかめると思う。

原因は、パイロット疲労NOTAMにあった滑走路閉鎖情報の見落とし、それによる滑走路と誘導路の誤認、ILSを用いずVisual Approachを採ったことなど様々あるが、このインシデントでは実際に衝突を回避しているので回避までの様子を中心に話をしたい。

時系列でいうと次のように事態は進行した。

午後11時55分46秒、エア・カナダ機が空港まで0.7マイルの地点に来た時、機長は滑走路28R(と誤認している誘導路C)上に航行灯があることに気づき管制に「And Tower, just wanna comfirm. It's Air Canada 759, we see some lights on the runway there. Please, confirm we are cleard to land?」と確認を求めた。

同56秒、管制は「Air Canada, comfirm. Cleard to land runway 28R. There is no one on 28R but you.」と滑走路28R上に待機する機体がないと応答した。地上の4機が待機していたのは誘導路C上であり滑走路28R上ではないため当然の回答である。この時エア・カナダ機は空港まで0.3マイル位置に接近していた。

確認を受け着陸を続行するエア・カナダ759便について午後11時56分01秒に待機列にいたユナイテッド航空から「Where is this guy going? He's on the taxiway.」と誘導路に着陸しようとしていることが無線で伝えられると、同10秒に管制から復行を告げられた。

この時エア・カナダ機は誘導から1/4マイル、地上高81フィートまで降下していた。待機列航空機まであと29フィート(8.8m)というタイミングであった。

エア・カナダ機のパイロット違和感に気づいており、管制から復行を告げられる直前、地上高85フィートの地点でスラストレバーを押して復行の動作に入っており、その後2.5秒間降下を続け、地上から59フィート(18m)の位置から上昇に転じた。

このインシデントでわかるのは、(誘導路上と滑走路上では状況が異なるが)待機列上にいる機体の航行灯は0.7マイル(約1.1km)手前からでも視認できたことと、違和感に基づいて400mほど手前から衝突前数秒というところから復行操作をしても地上の機体を回避できる程度の高度は維持できるということである

この事故の原因についての考え方

基本的にはこの文章最初引用したコメントの後段の通り「断片的な情報から事故の全体は分からない」ということに尽きる。

この事故についてつけた私のコメントは以下の3つである

JTSBの調査が入るだろうから詳細な原因については報告書待ちかな。航空機は乗客が乗員の指示に従えば非常口の開放から90秒以内に全員脱出できる設計になっている。 - Listlessness のブックマーク / はてなブックマーク

直感的には管制か海保かその連絡に原因がありそうに見えるけど、こういう事故はたいてい複合要因なので着陸機側に責がなかったかどうかは調査が終わるまでわからん。 - Listlessness のブックマーク / はてなブックマーク

例えば着陸機から滑走路上に海保機がいたことが充分手前から見えていたはずだ、ということになれば復行で事故回避できたことになり、着陸機の操作も事故の要因の一つになる。断片的な情報から事故の全体は分からない - Listlessness のブックマーク / はてなブックマーク

コメントで例え話をしたのは、海保管制だけに原因・要因があると決めつけるのは時期尚早だと思ったから。まだしばらくはわからないよ。

2024-01-04

人はどうしてひろみちゅ先生セキュリティで噛みつくのだろうか

反撃でぶち殺されるに決まってるのに。


書きぶりからしてChatGPTとかAIに聞いてそうなんだよな。

ChatGPT特にセキュリティ周りの情報がクソで。なんで買って言うと世の中にはセキュリティ企業のクソアフィ文章が溢れててそれで学習情報汚染されてんのな。

セキュリティ煽るのが仕事で、嘘とか紛らわしいエッジケースとか、この世に存在しない机上のインシデントとかの文章web汚染されてるせいで、ChatGPTもクソみたいなセキュリティ知識の応答してる気がする。

全然セキュリティ要件満たしてない妄想産物みたいなのが多い。

完全には防げない。とか、とはいい切れない。みたいなエクスキューズかマシまくるんだが、完全に防げないケースや言い切れない場合はどういったケースが考えられるか?みたいなのを激詰めすると、最終的にそのようなセキュリティインシデントへの到達プロセスはありません。みたいに謝るんよね。

Web自体がすでにセキュリティ情報錯綜しているせいで学習情報汚染されてて狂ってる感じがある。

同じように健康情報とか美容についても、ChatGPTとかのAIゴミ応答よくする。

悪く言えば汚染されてる。よく言うなら一般人並みの知識はある。

2023-12-31

メンヘラが健常者と交際することによるトラブル

当方メンヘラ

相手:至って健康

まず理解ある彼くんとかそんなもんじゃない。理解ある彼くんの定義自体理解できてないが多分あれだろ?ドシタンハナシキコカ?ヨシヨシ……の無限ループみたいな感じなんだろ?

しかしながら特に先方の対応が良くないとかもない。辛いなら無理しないで休んでor物を渡して機嫌を取る、これが向こうのデッキだ。たぶん目の前の相手(私)が何かについて不満を吐く=自分(相手)がどうにかしなくちゃ!の思考回路があるんだと思う。当然そんなの望んでないし、逆に自分強請ったみたいで余計具合悪くなる。そんなん続けてたら絶対嫌われるじゃんね。これらはすでに一回発生したインシデントなので、同じ轍を踏まないために今回は「連絡不精になるかもしれないがそれは体調不良に由来するものなので、特別気にしないでほしい。期間はわからないが休めば治るので」と伝えてある。これで大丈夫なんだろうか?やっぱ自分が何かしたんじゃ……とか考え始めない?そもそも頻繁にメンタル終わらせてダウンするようなやつだって愛想尽かされない?心配だ。向こうは友人が多いから寂しいってことはないだろうけど。少しのネガティヴ10倍にも20倍にも膨れ上がる。もっとたくさん薬を飲まないと。苦し過ぎる。早く楽になりたい。死以外の解放の道がわからん、どこがゴールなんだよこれ。誰か助けてくれ。

2023-12-15

anond:20231215114606

現場にいると、フェイルセーフが働いてよかった……って思うけど、フェイルセーフが働いてるからヨシ!とはならんよ

そのうち重大なインシデントが発生するぞ、それ

2023-12-11

anond:20231211005911

むかーしむかし

スモトリ崩れの巨大ヤクザがいました

スモトリ崩れの巨大ヤクザ繁華街用心棒をしていました

ある日、巨大ヤクザサンニンジャサン出会ってしまいました

するとニンジャサンはこういいました「ドーモ、ニンジャです」

巨大ヤクザサンは言いました「なんたる修羅場インシデント!」

失禁!小便をスプリンクラーめいて吹き飛びながら放出!壁にめり込み活動停止

アイエエエエエエエエエッ!」

巨大ヤクザサン叫び声が寒い冬の空にこだましました

2023-12-08

二回もインシデント起こしといて隠蔽までかましたのに仕事デキる自分アピしてくる先輩女社員が怖すぎておしっこチビりそうになった

仕事がいそがしくて~とか上司が信用できなくて報告できなかったんだよね~とかの責任転嫁を「カッコよくて頼れるデキる私」のポーズのままやってくんの純粋に恐怖だからやめろ

いや、マジで大丈夫? 本気で言ってる? え???

2023-10-30

anond:20231030205506

🤡ワイは毎日のようにインシデント起こしてるけど同じ部署上司や同僚に説明することはないやで

インシデントを起こしたら朝礼で説明することになった

いつもはリーダー説明を回してくれるのに、今回は自分説明することになった

きついなー

もちろん自分が悪いんだけど

これってパワハラにならないのかしら

ミスっても報告するインセンティブなくなるな

2023-10-26

anond:20231026143541

性風俗性風俗まがい産業および実在人物性的魅力を売りにする芸能ジャンルをぜんぶなくすか微小産業にまで零落させることによって

あまねく現代人を二次元萌えオタクないし推しピープルにアップデートすることができる

それによって三次元の異性への性的衝動によって理性的でない伴侶の選択をする機会が激減することで不幸な家庭環境が発生することがなくなり

すべての人間が異性を自分と対等かつ尊敬すべき人間として冷静かつ丁寧に扱うことができるようになるのである

まり世界人口増加もゆるやかに抑えられるだけでなく世界平和でより精神的に豊かな落ち着いた世界になるのである

人間もつ恋愛感情由来の熱狂混沌といった負の要素を二次元キャラクターないしコンテンツが引き付けてくれることで

理想的二次元イデアのまがい物にすぎない現実人間に対しては清らかで誠実な付き合い方ができるだけの余裕が生まれるのである

この知見を可及的速やかに人類に周知せしめることこそ、最先端にいる我らがインターネットシティズンの使命であると言えよう

事実としてディープオタクカップル同士の結婚ではDV離婚といった家庭内問題が発生する率が極めて低く

相手に対する許容や尊重意思を互いに持とうとする人間が多いため、問題に遭遇しても互いに建設的・生産的な態度を取りやす

これは日常的に二次元コンテンツ摂取をしていることで異なる個性の人々が交わる場での感情思考のありように対して嗅覚想像力が養われているがゆえの特性である

ただしマスメディア喧伝するような漫画大手の大ヒット作品などだけ触れている表面的なオタク気取りピープルについてはその限りではなく、家庭内インシデント率は低下しない

オタクならではの様々な衝突・対立やらかしの場面を数々目撃してきて人の振り見て我が振り直すくらいの境地に達するディープオタクでなければ十分な思慮能力は育まれない

インターネットは「人のふり」から学ぶべき場面にふれるチャンスを加速してくれる面では便利な道具である受動的にフィードから流れてくるものを消費しているだけではなく

能動的・主体的に何かを掘り下げていく経験なくしてオタク領域および思慮能力の真髄に至ることはないだろう

知らんけど

2023-10-04

WEBエンジニアだけどなんで5ちゃんねる運営がここまでスクリプト対策に手こずってるのかよくわからん

前提として、今の5ちゃんねるってグロ画像やら支離滅裂書き込みを連投しまくるスクリプトによってガチでここ数ヶ月以上機能停止するほど荒されまくってて

んで運営全然対策できてない状態なんだけど、エンジニアリングとかインシデント対応方針とかの観点から見てなんで運営がここまで対応できないのか教えてほしい

技術的に専ブラでもCookie使えるなら別URL挟んで簡単CAPTCHA認証しないと書き込めなくするとか、忍法帖みたいに書き込みできるまでのインターバル必要にするとか、VPNを弾くとか、そもそも業務妨害警察の協力を仰ぐとか、

なんかいろいろやりようがある気がするし、なんなら諸々の対策方法は本職のユーザーから他にもいろいろ提案されてたりするんだけど

それらの技術対策が行えない技術的な理由が何かあるんだろうか

それとも、やり方はわかってるけど例えば対応能力があるエンジニアがいないとか技術負債が大きすぎて誰も本番環境をさわれない状態とか、そういうのがあるんだろうか?

こういうのに詳しい人見解を聞かせてくれ

2023-08-14

今日のびっくり個人情報インシデント

退職した人のPCが返却されたので別の人に回す為、PCリフレッシュしたら

「なんで消しちゃう!?」、と。

総務→総務だったのでそのまま使わせるつもりだったみたいだ。

総務的にその認識どうよ?

2023-08-08

インシデントリブンというリスク管理放棄

この対応だとセキュリティ問題があるからしましょう → 無視

問題が発生しました → じゃあこういう対策をしよう(前に提案した対策、もちろん報連相提言あったことも非公表)



これでDXとかいってんだからホント笑えるわ

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