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2024-03-20

anond:20240320191033

女の平均身長158cmの国で「身長なんて私より高ければいいの」という女がゴロゴロ存在する。

それが事実なら、なぜ骨延長手術経験者や希望者は165cm〜167cmに集中してるのだろうか

研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

背景

ある研究室博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。

第一章:業績に基づく資本主義化が進むアカデミア業界

PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。

当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。

これは資本主義挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である

第二章:年齢制限を設けることの合理性

年齢制限を設ける理由について、その研究室Webサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。

1.過去経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったか

2.研究費の応募基準年齢制限があるから

3.若年の方がスキル獲得に有利だから

4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから

1.についてはあくま経験論であり、一般化には議論余地がある(注2)。

しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から研究室が受け入れ学生年齢制限を設けることには一定合理性が認められる。

第三章:研究室におけるマッチングの難しさ

大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力ミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業ベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達論文発表が求められる。そのため教育マネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかミスマッチを防ぐかがポイントとなる。

しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室マッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレート博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分研究室広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチング成功率を上げるためにも年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。

第四章:PI養成所としての大学院と、学問の自由としての大学院のせめぎあい

PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることからアカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的大学院でのみ取得できることから大学院PI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院PI素養の高い候補者選抜することは自然なことのように思われる。

しかしながら、大学院本来学問を行う場であり、学問自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPI素養の高さに繋がるとしても、それを理由年齢制限を設けることには議論余地がある(注5)。

最終章研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。

ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルド表現を心がける(注6)。候補者面談から受け入れまでのプロセス最適化させる(注7)。候補者研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチング支援する第三者機関設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。

研究室博士課程進学希望者のミスマッチ問題根深く、今回インターネットSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験もつ者としては、この問題解決を願ってやまない。

(注1)

業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である

(注2)

例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリア選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。

一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPI養成することだけが目的なのかについても議論必要である

(注3)

Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部卒業研究修士を通じて研究業界ノウハウキャリアパスを学ぶようであるが、医者卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。

(注4)

例えば同じ大学学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者卒業研究修士活動していれば、自分に合った研究室情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。

またポスドク助教以上の採用であれば前所属教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。

(注5)

同様の問題は、医学部入試女性浪人生差別記憶に新しい。医学部医者養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。

(注6)

研究者の研究以外の発言話題になることは、国内外でしばしば観測される。

(注7)

組織における採用については、Podcast経営中毒~だれにも言えない社長孤独~」に詳しい。

(注8)

給与を支払う一般企業ポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大大学でありながら学生給与を支払うシステムであり、応募資格年齢制限を設けている。

(注9)

医学部には卒業研究がないが、自主的研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部学生研究室一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。

(注10)

一般企業であれば転職支援サイトリクルーター仲介してくれて、候補者採用側のミスマッチリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービス存在しない。

anond:20240320172456

逆やね

一般女子スポーツにはトランスは参加不可

世界陸連や国際水連もこの方針やね

で、トランスピックには非トランス希望すれば参加できるようにすればええんよ

原口沙輔「イガク」ってモロに医療デマ皮肉る歌だよね。

誰も明言しようとしないからここに書き散らしとくけど。


https://www.youtube.com/watch?v=F38EuG2dAyM


そもそもこの曲、タイトルが「イガク=医学」で歌い出しが「ドクターキドリ=医者気取り」なんだからそれ以外にどう読み解けって話なんだけどな。

たぶんヘビロテしてる奴らはみんな気付いてる。気づいた上で誰も言ってないんだろう。そりゃこんなセンシティブな話その辺でできるわけねえもんな。分かる分かる。


勿論それ以外とのダブルミーニングもあるんだろうが、それは一旦置いといて。

ここらで一回「医療デマ、ひいては陰謀論全般風刺する歌」として「イガク」の歌詞解釈してみようと思う。


勘違いしないでほしいのは、これって別に他の解釈否定したいわけじゃない。

というかむしろ全然違う解釈を聞きたいんだよな。だから「こっちの解釈のほうがいい」とかあったらどんどん言及してほしい。


以下、本編。



ドクターキドリです 愛・爆破ッテロ

先にも書いたが「ドクターキドリ」とは「医者気取り」つまりデマ屋のこと。

「愛・爆破ッテロ」は「あいばくはってろ→あいはくばってろ→愛は配ってろ」じゃねえかな。

ここで言う「愛」は寄り添いとか共感とかそういう類のこと。嘆きに寄り添い優しい言葉をかけるのは詐欺師常套手段だ。


簡単になれば 埋まった マター マター

簡単になる」のは単純化するから。わざと間違った方向に単純化させてだまくらかすのもデマ屋の手法

「マター」は事例の「matter」であり再びの「また」だと考えると

「今回の事例もまた、単純化すれば埋もれていった」となる。

たぶん、「ドクターキドリ」の理論に疑問を持った奴がいたんだろう。

それを「ドクターキドリ」が単純化詐術でだまくらかして、デマの山の中に埋もれさせた。

そういう流れがなんとなく見えてくる。


ドクターキドリです 愛想良いか

「愛想良い」のは詐欺師重要資質の1つだ。


朦朧 オオトも 埋めた メタ メタ

前半は流石に分からん

メタ」ってのは俯瞰とか高次とかの意味

「埋めた、メタ」ってことは「客観視点を見えなくした」かな。

自身客観視させないことが陰謀論へ嵌めるコツらしい。


何処にも無いから寝ていたら
壊れて泣いてるユメを診たんだよ
次期には
嘘に診えてクルゥ

ここ、映像では一見リズムを取ってる」ように見えるけど、個人的には違うんじゃないかと思う。

「次期には嘘に診えてクルゥ」つまり「じきに嘘に見えてくる/狂う」で物を投げている=物に当たってること、それと異常な速度でスタンピングしているのを見るに、あれは苛立ちのメタファーなんじゃないだろうか。

そうすれば前半の意味も読み解ける。

「ユメ」とは睡眠時の夢じゃなくて将来の夢。

未来展望か今のやりたいことかできる仕事か……とにかく何か大事ものが今はもう「何処にも無いから寝ていた」ら、「将来の夢が壊れてしまったので泣いている子供の頃の自分」が見えた』。

「じきに(現実が)嘘に見えてくる/狂う」──つまり、「デマ陰謀論にハマる人間」の、典型的パーソナリティである


カオが→鈍器になっちゃうヨ

「顔」とはシンボルであり旗印のこと。顔役や作品の顔なんて表現はよく聞くと思う。或いは誰かのプロフィールアイコンのことかもしれない。

SNSで「鈍器」と言えば叩き棒のこと。「ポリコレ棒」のような、「他人批判非難するのに便利な思想理論」を指す。

作品事件他人思想を振りかざして誰かを非難しようとするやつ、割とよくいるよな。


偽が→権利を取ったんだ

ニセ科学医療デマ市町村政治マンション自治会ルールに入り込む、なんてのは最近よく聞く話だ。


無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

自分の受けている評価が不当に低い」「もっとお金をかければもっと良い治療が受けられるはずだ」といった「煩悩」を社会から排除しきれず(=生き延びてしまった)、結果それらが陰謀論医療デマの温床になった。


足が→タガメなっちゃうヨ

なるわけないやろがい……!

と、普通なら思ってしまうようなことを上手く騙して信じさせてしまうのが詐欺師の恐ろしいところ。


嘘が→動機になったんだ

デマ陰謀論(=「嘘」)を信じた人は自身の行動指針を変える。


疑ってほしい本能
ウヤ本心だと思った
本心だと思ったんだ!!

直感(本能)的には正しくないように見えることでも科学的には実は正しかったりする。疑うべきだった直感的な視点デマ陰謀論肯定してしまった。


クチョォ

韓国語で「そうでしょ?」の意味、という説を見かけたのでそれを採用


「彼は夢破れて希望もなくして現実を全部嘘だと思いたくなった。だからドクターキドリ」になって今日デマを吐いている。でしょ?」

というのが前半の歌詞なんだろう。


ドクターキドリです 全部辞めろよ

ここに来て「ドクターキドリ」に否定的な言葉が出てくる。

良くも悪くも客観的というか「ドクターキドリ」に近い視点だった前半から、ここから視点が交代しているように見える。


ティチュードが
動物に届く猛毒

ティチュード=態度。

動物(を現実にも求めるような騙されやす人種)には、詐欺師の人の良さそうな態度はまさしく「猛毒」だろう。

ここで「猛毒」なんて強い言葉が出てくるところも、視点の変化を感じるところだ。


損得の得の方ダケ
回った 割った 割った

メリットデメリット、利点と欠点の前者のみを(触れ)回った、までは読み解けた。

「割った」は割れ厨(正規料金を払わないフリーライダー)のことなのか孤立者(立場が「割れ」て無くなった人)のことなのかそれ以外なのか、いまいち判断がつかない。


カオが→鈍器になっちゃうヨ
偽が→権利を取ったんだ
無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

繰り返し部分


音が→機能になってしま

音楽芸術ではなく、主張のための道具になってしまう、という意味だと思う。

嘆かわしいことだけど、創作者が身を崩して陰謀論に染まるのは定期的に発生する悲劇の1つだ。


人が→偽りに集まる

ここからの一節は他にもまして直接的だ。

ここは「人々は陰謀論に惹かれる」ぐらいの理解で十分だろう。


塞がってしまえよ耳
ウヤラ届いて居ない診たい
届いて居ない診たいネ゛

「『耳を塞げ=あいつらの言うことを信じるんじゃない』という家族や友人の言葉も、どうやら届いていないようだ」


クチョォ

「そうでしょ?」



マニア考察記事で「(この曲は)とても論理的歌詞が作られている」と言っている方がいたが、確かにこうして読み込んでみると納得感がある。

……ところで、氏はこの次にどのようなアングラ題材を持ってくるのだろうか。正直、既に怖いのだが。

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動、最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをアジアアフリカ中南米でしばしばみてきた。

かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

アウェイといえば、ドラマおしん」(1983年)。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、このドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしんが、過去を振り返るために原点である山形への旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。(補記:特におしんの夫は軍組織に尽くし、結果として多くの命を亡くした責任を感じて自殺したという筋書きだが、拠り所となる国家、軍などのホームベース敗戦により瓦解したことのショックが実際のところの引き金だろう。)

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じる女性エネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

一方で、男性は芯がないくせに保守的で臆病だ。外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームグラウンドにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものが仕組みとしてもっていた。だからその範囲しか外に出歩かないのだ。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。逆に成功を収めれば、故郷側が自分をほめてくれる。【故郷に錦を飾る】というのは男性的な価値観だ。

女性はというと、嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧されてきた女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

山崎ハコの「望郷」で歌われる故郷は、帰る家もない、戻るに戻れない場所としてうたわれた。これは失敗すれば帰って慰めてくれ、成功すれば褒めてくれる男性故郷観とは対照的だ。これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀の話だ。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、ホームからかい視線旅人である自分に向け続けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。ボヘミアンを気取って出て行っても、いざとなったらただいまといって帰れる場所がある。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。フーテン寅さんのことを考えていたら、そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、さら時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。「おもいでぽろぽろ」の主人公少女時代1970年代)は、都会の夏休みラジオ体操に二人しか参加していないほど、ふるさと田舎そもそも持たない世帯が少なかった。今では想像もできない光景だ。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、(都会で活躍するキャリア女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

補記

上記の書きなぐりをAIが次のように要約したので感心した。ここまで断言できないからゴチャゴチャ書いてたのに。

旅行好きの女性の特徴と男女差

旅行好きの人々は、事前に訪問地の情報をチェックし、SNSでの共有を楽しむ傾向がある。これは、日常からの脱却と、新しい体験への憧れを表している。特に女性は、旅先での関係性を持続させることに価値を見出すことが多いようだ。

歴史的に見ても、男女間で旅行に対するアプローチに大きな違いはないものの、女性はより積極的に新しい環境文化に飛び込む傾向があると言える。これは、社会的な役割や期待に対する反応として、女性自己実現のために旅行を利用していることを示唆している。

一方で、男性はより保守的で、旅行を通じて得た経験故郷に持ち帰り、地域社会に貢献する傾向がある。これは、男性社会的なリーダーシップを担う役割を果たすことが期待されているためかもしれない。

故郷と都会の関係性の変化

現代日本では、故郷と都会の間の伝統的な絆が薄れつつある。かつては、人々は故郷を離れて都会で働き、定期的に帰省することで地方とのつながりを保っていた。しかし、今では都会で生まれ育った世代が増え、地方への帰属意識が低下している。これにより、都会の人々が地方に求める価値は、失われつつある関係性そのものになっている。

この変化は、地方と都会の間の人口流動の安定化を示しており、それぞれの地域価値見出し生活を築く傾向が強まっている。結果として、地方への憧れや関係性の再構築は、新たな形での自己探求や社会的な動きに影響を与えている。これは、女性旅行を通じて自己実現自己探求を行う動機に影響を与えていると考えられる。

旅行は、日常から一時的な脱却を提供し、新しい環境文化に触れる機会を与える。特に女性にとっては、旅行自分の居場所を見つける手段となり、故郷とは異なるアイデンティティを探求するプラットフォームになることがある。

あなたが死んだあとに、次になりたい生き物アンケートがあります

希望する生き物をどうぞ

シャチ

困窮した弱者のための合法的安楽死施設を作る方法・概略

安楽死ができる宗教施設を作ろうとすると、どうしても警察と金問題が付きまとう。

姥捨て山な精神科病院を作ろうとすると、キチガイ老いぼれしか絞り取れず需要や長期利益が先細りしてしまう。

精神科病院の傍ら内部は、死を崇拝する宗教を作ってしまえばいい。つまり精神科医教祖になる事だ。

精神科病院入院期間は世界日本ダントツで長い。これは日本人は他人の顔を窺い保身的な国民性であるから気違い余所余所しく事勿れと利己を貫くのである

それを逆手にとって、患者や崇拝者を水面下で精神マインドコントロールさせ、自分意志安楽死を選んでるように既成事実を作ってしまえばいい。国民は見て見ぬふりをするし、たとえ世界から糾弾されても巧妙に隠蔽をする。

まず合法的な姥捨て山な精神科病院を作るには、滝山病院などの合法的強制収容してる精神科病院手法模倣する事(勿論、精神科医同等の知識習得してる事が前提で)。例えば有名どころではNHKの滝山病院ドキュメンタリーなどを参考にして、どこが違法にならない抜け穴かを隅々まで分析する。

その次に宗教の部分は、死神を崇拝する宗教を作ること。死に対して希望を縋らせる思考になるように体系立てていく。共同幻想論ナチス思想狂気的な群衆心理、何が人を没頭させるのか?とか人の弱みから依存させていくプロセスを、困窮者を取材したルポや旧統一教会などの悪徳新興宗教の手口からも参考にする。オウム真理教のように死の巻き添えを良しとする思考を植え付ける事ができたら十二分である

そして一見精神科病院宗教施設でもない、外来や入所型の「精神ケア施設」という建前で運用していく。

安楽死させる方法は、ジャックケヴォーキアン手法や、安楽死マシンサルコ」を参考にしたり幾らか確立している方法がある。

いざとなったら臓器を密売して儲けることも可能

言わばハードウェア精神科病院で、ソフトウェア宗教である

これから日本テロは常に水面下で、似非精神科医覇権を握って独占するのである現代ホロコーストを早く作れるかが勝負である

anond:20240320090015

試用期間6カ月の間に馬脚を露したらどの会社簡単に試用期間満了とともにクビにできると思うけど....

それ以上いた場合業務遂行能力が不足していることを立証しないといけないので、そう簡単ではないと思うけれど、できなくはないと思う。

あと、元増田会社の人事制度不明瞭なんだろうなと思った。

元増田は昇進が遅れるみたい話をしているけれど、昇進の話の前に人事評価の話なのかなと。

人事評価の前に今の職級、昇進後の職級で期待される仕事レベル説明、本人の希望聞き取り、期待される業務レベルの設定があると思うんだけれど。

面談では期待される業務レベルの達成度を客観的事実をもとにこんこん説明し、人事評価見積もりについても説明するものなのかなと。

それらをすべて記録にとっておいたほうがいいよね。

他の人は昇進しているのに自分は昇進していないみたいな話をされても、期首の期待される業務レベルの設定でそこを設定することから始めようと話すことだね。

昇進とは職級を調整する作業から、次のレベル仕事を持続してこなせる確信があるなら昇進するし、そうでないなら昇進しないってことだよね。

今のレベル仕事遂行をできないことが長い期間続いているなら、会社を辞めてもらうことになるだろうね。

から、「長年働いても大した事も出来ない」人はそのことを立証する資料を集めたうえで人事とも話をして、辞めていただくことになるかと。

男でも女でもそういう人はいるけど、職級のレベル仕事ができないのに昇進して人の上に立った人の部下がマジしんどいのは知ってる。

そういう意味で言うと、クオーター制はマジ糞だと思ってる。

二次創作政治的利用云々

私はしないかな、する時は皮肉パロディ目的架空の主張かもう歴史の中のものだと思う。

以下は私がそんなにしない理由です。

そういうことがしたいと思う他の人は勝手にしたらいいと思います

別に政治的表現が含まれるだけで嫌いになるわけでもないですし、

あったら意識高さが伝わって来て嬉しいとかもないです。

(1)二次創作でやることによるデメリットがでかい

例えばキャラクターナチスの格好させたりウクライナ

国旗踏ませたり地震原発をいじってるような創作物見たら、

「うわー、この作者やこのコンテンツやばいかもしれん。

ちょっと気を付けとこ。」と思うじゃないですか。感覚としてはそれ。

もちろん思想の内容面では全く異なり、もっと人道的なものだと思います

特定国家民族宗教を持ち上げるのではなく、

社会正義を代弁させやす世間の関心や共感

また同情を集めやすい側面があるのかなと思います

社会的弱者を救済する旨の思想それ自体には私も賛成です。

他人自由にできるはずのことが、

自分はできないとされたら理不尽ですもんね。

さて多くの場合オリジナルに比べて二次創作キャラクターの方が知名度があります

キャラクターを知ってる人にある思想が、

思想を持ってる人にキャラクターコンテンツの素晴らしさが伝われば素敵ですよね。

キャラクター知名度を利用して関心を集めることができます

しかし、寄ってくるのがいい人もしくは同調してくれる人だけとも限りません。

政治運動に限らず二次創作でも、解釈違いの奴や意図を汲み取らない奴、

最後まで見ない読まないって奴どこにも絶対いるじゃないですか。

キャラ公式も悪くないし、社会オタクくんもそんなことは望んでないだろうに。

例えば古風なキャラ先進的な思想の持ち主に改変してあるファンアートを見て、

「このキャラって、保守的封建的で考えが古くて、時代錯誤なところが魅力

だったのに、なんか現代的な価値観に染まっちゃったんだ。なんか残念だな。」

と思われることもあるかもしれません。意図的にそういう改変してるならともかく。

ぶっちゃけ私自身も、雑な社会運動してる二次創作イメージが悪くなったキャラ作品もあります

残念ながらインターネットに一度アップした以上、悪意があろうとなかろうと、

二次創作の作者の手を離れて拡散無断転載意図せぬ解釈などされてしまうことがあります

自分の知らないところで、自分二次創作他人を喜ばせたり不快にしているって、

ちょっと怖くない?私だったらちょっと不気味だと思うかな…。

そういった不幸なすれ違いを防ぎ、自分管理下に置ける、法的にも問題がない

と言う意味ではキャラクターを使うよりもオリジナルの方が少しは安全なのかな、と思います

そもそも公式の温情で二次創作という犯罪行為をお目溢ししてもらってる立場なので、

社会との接点を持つような創作物は扱いが難しいのかな、と個人的には思います

揉めた時に間に企業が入って対応してくれるのも個人匿名性が守られて安心から

やっぱり公式に任せるかなぁ。

(2)二次創作では現実よりも虚構を楽しみたいか

昔、エロBL同人に「実体験に基づいた描写です」って書いてあるのに近しいもの

を感じますエロ漫画の作者の顔を知りたくないとか、絵師自我出すな、

みたいな気持ちとも近いかもしれません。私は知ってても抜くが…。

せっかくのお休みなのに仕事の話をずっとされるような感じとも言えます

個人的体験で恐縮ですが、数年前に虚構現実区別がついてない人間

「私はメンヘラロリコンレズだ」と思い込まれ、あたかも私がそのオタク性的な目で

見ているかのように振る舞われたり、粘着されたりするという不快出来事があり、

無事トラウマになりました。虚構現実創作活動を行なった結果なので、

完全な虚構としての創作物というもの存在しないのかもしれない。

から狂ったように女体化ロリ同性愛二次創作などを描く私を、彼女ロリコンレズだと思い込んだのかもしれない。

それは勘違いさせてごめん。それはそうとして顔も知らん会ったことのない人間

セックスしたいとか心中したいと思うかよ!舐めんな!

あと、LGBT理解があることと趣味腐女子やってることを混同する奴いるよな。

あれ嫌い。愛知県出身って言ったら勝手名古屋出身だと勘違いされるみたいな…。

(3)個人的に「結婚」にロマン希望を感じず、問題重要性の理解が不十分だから

なぜか私個人身の回り離婚率が異様に高く、友達も知ってる限りで片親や毒親の方が

過程環境問題のないご家庭と比べて、比率が高い状況です。未婚率も高い。

私自身も片親です。結婚をすることによって税金年金免除などの多少のメリットがあるにせよ、

親戚付き合いや介護など、結婚することによって生じるデメリットが大きいのでは?

と思っています。どうせ配偶者所詮他人なんだし、死ぬ時は一人なんだからその過程はどっちでもいいかな。

このように終わった結婚観なので、結婚が実現した後二人はどのような幸せ生活を送るのでしょうか?

現実の話でもフィクションの話でもいいけど、オタクくんがどういう社会を築きたくて

頑張ってるのかわからないので、そこは教えてほしいかも。

何を目指してるのかわからないことを応援しようがないから…。

あと恋人友達などに紹介する文化があるんですか…?

なんで?なんのために?気まずくない?

恋人や友人との距離感関係性がギクシャクしたら悲しいし、

品定めや口出しされるのも腹立つし。

(4)現ジャンルがすでに政治的すぎるから

ジャンルは、アイドルゲームなのになぜか政治軍隊革命君主その他犯罪行為

かかわるキャラクター構成されており、今はお腹いっぱいだから

まとめ


私は二次創作啓蒙的な役割を求めてないので、現実性や政治的メッセージ

過度に入れ込むことはないのかな、と思いますデメリットもでかいし。そういう

実用的な知識問題提起はオタクくんの描いた創作物しませてもらってからゆっくりしていい?

オタクくんの絵や小説、魂籠ってて好きだから…。

とりあえず今回は活動的で声の大きい方々が暴れて悪目立ちしただけだと思っている。

もちろん主張し続けること自体大切なことだと思うのですが、私はやらないかな

 

氷河期おじの末路

多分氷河期おじ最後希望インデックス投信積立が一番金が要る年代どん底になって死ぬんだと思う

2024-03-19

新しいことにチャレンジすることがとにかくこわい

業務委託入力業務を四年続け、病んでいた精神もなんとか普通状態に戻せたので再就職正社員希望)を決意。

で、転職活動中なんだが、アドビ認定アソシエイト(今はアドビ認定プロフェッショナルというらしい)という未だ役に立つの不明な国際認定資格しか持っていないことに危機感を抱いている。

世の中にとって本当に必要なのは普通自動車免許MOSだと思うんだ。自分はそれを持っていない。

illustratorPhotoshopが使える、使えるが、世間は未経験はいらないんだ。企業は実務経験者のみ、つまり即戦力が来てほしいからって素人illustratorPhotoshopが使えようがいらねえんだよ。普通自動車免許MOS必要なんだ。必要だったんだ。つうか金な、資格って金が必要だよな。30万とか、一回1万とか、ゲロ吐く。

illustratorPhotoshop使えるなら新卒とき企業潜りこめばよかったんじゃね?とおれのなかの山田(ガヤ)が言っているが、就活時は鬱で無理だったんだよ。就活時に鬱になると本当に詰みます。正しい判断力も気力も体力もないので自分に合っていない会社内定説明会とき内定もらえたかバリバリブラック風味だったんだけど内定しかたからどうでもよかった)、研修五日目で辞めた。池袋西口のすごく綺麗になった公園のベンチ(?)に座って泣きながら求人検索した。一か月に今の業務にありつけたけど…。

本当はいろいろと書いていたが自分の身の上話はどうでもいいのでカットする。生きてる。それだけで素晴らしいと思う。そう思わないとやってられない。

で、本題。資格が欲しい。とりあえずすぐ取れそうなMOS。あとITパスポート普通自動車免許も取りたいよな……取りたいです…。平行して複数のことを行うのがほんと苦手だから転職活動中に自動車免許取れる気配がしねーよ。つうかこわい。MOS試験の予約したいのにこわくて指がそのさきにいけないし、自動車免許もやだやだこわい。なんでみんな普通運転してんの?ばあちゃんが平気な顔で運転してんだから自分もできる、できる、できる……(必死自己暗示

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

究極の選択絶対私語できる雰囲気じゃない職場」「無駄にでかい声で独り言なり鼻歌なり何かしら口から音を出してくるおじさんがいる職場

私は前者を希望です

anond:20240319093325

「いつかは」の話で希望を語ると「今の」AIの話でそれを下げにかかる。

しかし「今の」AIダメな点を語ると「いつかは」の話でそれを否定する。

これが自称AI詳しい勢の特徴。

anond:20240229111160

24.3.18

体調の最悪期が続いていて、そうなると言葉も出てこなくなるので本当にどうにかしないといけないが、立ちあがろうとすると何かしら厄介事が降り注いできて、自分を甘やかしたくなってまた不健康にというループ彼女とは「いいね」でなんとなく繋がっている感を味わっているが、俺が週末旅行していたことを知られていないように、俺のアップしたものは念入りに見られているわけでもなく、礼節の範囲内でのいいねであり、ただそれが単純に嬉しいという微笑ましさ、いや気持ち悪さか。自分が今あらゆるものに興味を持続させられないように、他者も俺に興味などないのだという当たり前の思考ができないバランスの悪さはおそらく生まれ付きで、唯我独尊を唱えながら弟子もいない悟りもしない釈迦。悟れないというのはつまり執着を捨てられていないということだが、問題は俺が何に執着しているか自分でわかっていないところで、叶えようも捨てようもない極度に抽象化した希望けが耳元から首の後ろをフワフワと周回していて落ち着くことがない。それがなくなった時に訪れるのが自由悟りか諦めか死なのか、希望を弄んできたようでいて弄ばれながら夜に沈んでいる

2024-03-18

どっちも見てない印象での話

けいおん」の女の子はみんな夢と希望にあふれた輝いている上流階級女子高生達で、

それ故に底辺にはワンチャンすら無いって印象だった。

それでもたくましいオタク達は彼女らをオナネタにしていたものだ。

 

ぼっち・ざ・ろっく!」は、才能はあるけど承認欲求暴走している陰キャ主人公で、

周りは毒親持ちとか、鬼殺し飲んでるような酒カスとか、金にだらしない大人とかで、

ひょっとしたら底辺でもワンチャンあるかも知れないと勘違いさせるような弱さが登場人物に設定されているように感じた。

 

今は、そうやって女の子に明確な弱さを設定して敷居を低くしないと、

二次元キャラですらオナネタにできない程、オタクは弱くなってしまってる気がする。

anond:20240319162806

喜劇悲劇か、安倍晋三のみぞ知る。

運命の日、Dappiのラッパが鳴り響き

大地は揺らぎ、海は逆巻く。

死せる者たちよ、墓より這い出でよ!

贖罪永遠の罰か、その身に受けん。

義人(よしひと)よ、喜び勇んで光輝く王座に近づけ。

悪しき民主党支持者よ、震え怯えて硫黄の炎に落ちよ。

善悪、正邪のすべてが白日の下に晒され

安倍晋三正義宇宙に満ちる時。

されど国民よ、希望を失うな。

慈悲深き安倍晋三は、悔い改める者を受け入れ給う。

さればこそ生きよ、美しい国を精一杯、

愛と善意の炎を胸に、最後の瞬間まで。

天地創造の冒頭に在りし如く

新たなるニッポンが、そこに広がるだろう。

涙はすべて拭われ、苦しみも悲しみも消え去り、

永遠歓喜の中で、人は安倍晋三と共にあらん。

2024-03-17

anond:20240317210811

働く女性いるか専業主婦になれなくなったのではなく、高度成長期に比して中流階級の求める生活水準が上がったのが一番大きいでしょ。

専業主婦だと「まともな」暮らしができないから、一部の金持ちトロフィーワイフになれるような女以外は頑張って働いてるというのが実情

子供を中受させて良い大学に入れたいとかタワマンに住みたいとか言い出さな田舎ヤンキー家族普通に専業主婦が多い

とにかく都会に住みたいというだけで生活コストは上がる

物価も上がったけど、普通生活レベルが上がりすぎてる

昭和40年代みたいに、2Kの団地とか旦那実家の一室に同居、子供高校まで公立卒業後は就職する前提だったら、旦那年収300万台でも専業主婦できるけど、現代社会でそれやると「虐待」「子供のために働け」って言われる。

あと、どうしても専業主婦がいいなら転勤可って条件で婚活すればいいと思うけど、専業主婦希望の人って、転勤は嫌、都会(または実家の近く)から離れたくないってのとだいたいセットだよな。

アラフォー独身子なし借金持ち女だが夢を持っていいか

追記

トラバ!!!性別詐称疑惑かけるな!!

マジで最近はてな「これ書いたの女だ男だ」みたいな書いてないことを探ろうとするのよくないと思うわ

更年期アラフィフじゃね?設定甘いぞっていうのもマジでなんなんだ……

つーか「兆候がみられた」って書いただけで「閉経した」とは書いてないんだわ ちゃんと読んで

あとプレ更年期とかで調べて欲しい

ある日突然閉経した!終わり!じゃなくて順序があるんだよ

追記終わり】

追記2】

なんでアラフォー子なしなの借金持ちなんですか?

それは過去ブラック企業で働いていて生活費が足りてないのをクレカでどうにかして、しかリボ払いとかしたからだよ そして転職じゃなくてキラキラ女子セミナーみたいなので救われると思ってそういうところにお金入れちゃったからです!自己破産じゃなくて個人再生やってるけど今なら自己破産でもよかったかもしれないとか思ってる。ブラックリストに入ってることには変わりないし。で、今は転職したけどらそこもやーやーってなってる!人間欲望は尽きない。

あとホルモンバランス精神が〜とあるけど一応メンタルクリニックには行ってる。効果不明

親が食材くれるのは哀れみじゃないかもよ?

というのは単純にその視点がなかったから救いになった。そうかも。まあなんかイベント毎にLINEとかしてるけど顔見せる機会は年1とかだしなあ。

なんか兄弟は家買って子供作ってまともに生活してるのに自分だけこんなんだからなー!すまんな親!って思ってたわ

追記2 終わり】

最近更年期兆候が見られた。ついに来てしまった。老い。他にも老化はあるんだろうけれど、子なし希望なし独身女でも閉経が見えてくることへのショックはでかいのだなと感じた。(個人差はもちろんある)

そしてタイトルにも書いたけれど借金があり、毎月汲々としていて、資産形成?何それ?貯金すらままならないんだが?といった感じの生活で、はてなーの皆様の資産形成ハイソな話を聞くとやさぐれしまうが、しかしこうなったのはまあ自分のせいのでムカつくことに自分を殴るしかないんだよな。これが。

で、ずっと「自分はこうしてみすぼらしく一生を終えるんだ、それがお似合いなんだ、せめて姪たちに溶けた死体とか汚れた部屋は見られないようにしたい」とは思っていたんだが、更年期が来て、「本当にそれでいいのか?」ってなったんだ。

別にキラキラした生活がしたい訳じゃないし、ボロ儲けしてウハウハになりたいわけじゃない いやなりたいけど なんかもうちょっと夢見てよくないか?と思い始めた

今いる職場正社員でぼーっとしていても給料は入るけど、ずっと20年陰口に耐えなければいけないと思ったらすごく嫌になってきた。転職してるからどの仕事も苦労するって分かってるんだけど、仕事が大変!で愚痴じゃなくて「あいつのあい趣味キモいよね」みたいな中学生かな?みたいな陰口に耐えなきゃいけない、少なくとも5年10年、そしてそのコピーたちに囲まれなきゃいけないと気付いて普通に嫌気がさした。

別に陰口叩いても人並みならいいじゃん?と思われるかもだけど、普通に都内一人暮らし厳しい!世間賃上げ満額回答!だけどむしろ引き下げにかかろうとしてる会社だしいる意味とは……ってなるんだよね

で、自分には何もねえ手に職もマネジメント力も営業でこうしたクライアントと何かしたみたいな経験かいの。仕事内容言えないけどすげーニッチでさ

からしょぼくれた自分にはこんな仕事がお似合いだーってずっと思ってたんだよな 借金返しながら服一生買えないみたいな アラフォーでも実家が憐れんでたまに食材送ってくれるのマジで精神にキツいわ

なんだけど更年期入って自分の終わりみたいなのがちょっとだけ見えて、「このままじゃいや」って思い始めたんだよ 遅いか

正直20代でやっておけという感じたけど

まずはもっと人並みの生活できるところに転職したいし

海外行きたい 移住とは言わなくても いや一応夢はでっかく1年くらいは住んでみたいかもしれん カスみたいな経験でもやっておきたいわ 一応昔旅行とかプチ留学笑で差別とかあったし、単純に「やっぱ第二言語で話すのきちー!日本サイコー!」みたいなのあったけど 大人の今なら多少は受け流せそう

前60代の女ホームレスの人が頭殴られて死んだ事件あったけど、正直他人事みたいに思えなくて

自分もいつか家失って知らない人間に頭かち割られるかもしれない

まあ明日突然知らん人に刺されたり事故にあったりする可能性も普通にあるけど

でもなんかもっと夢やって死にたい

頭かち割られてもそれなら納得できる気がする

これ単なる躁鬱の躁みたいなのかもしれないけどネットに吐き出しておくね

これが中年の狂いかもしれん

女性専業主婦になれない今の日本おかしいと思う


別にフェミニストの人たちが自分権利を主張するのはいいんだけど、その結果として多くの専業主婦希望する女性専業主婦になれなくなったことをどう思ってるんだろう。

女だからといって、みんなキャリアウーマンになりたいわけでもないし、良き母として専業主婦がいいという人もいる。

押し付けは良くないと思うんだけどな。

anond:20240316120035

小学生の時に担任教師から言われた言葉思い出したわ。

「お前、中学受験するらしいけど、中学受験するのはこんな汚い字を書くような子供じゃないよ」って。

本当に意味が分からなかった。

中学受験する程度には発達が進んでいた子供なので、言いたいこと自体はなんとなく分かっていた。

「お前の字マジで汚くて読みづらいからいつも迷惑してる。とりあえず一言文句言いたいから、お前が傷つきそうな言葉必死に選んでとりあえずぶっ放すわ。40人のテスト答案を見るこっちの身にもなれよ。頭クソワリーガイジはまだ諦められるけど、お前みたいに考える頭持ってるやつにまでこんな他人を舐め腐ったようなことされるとこっちはマジで苛つくんだよ」ってことだろ?

分かるよ。

大変だよな。

でもこっちだってどうしたら字が綺麗に書けるのかよく分かんなかったんだ。

小学1~3年生ぐらいの期間、後に中学受験をさせるような教育熱心な両親の元で色んな方法で字を綺麗に書く練習をさせられた。

半透明の矯正器具鉛筆の先につけ、指の握り方を何度も指導されたよ。

なんとなく形はあってるんだけど、力の入れ方がなにか違うらしい。

それを伝わるように表現してくれた教本に出会うことが出来ず、ただただ変な握りのままひたすら文字を書き写していた。

上手くなることはないと親はいしか諦めたし、俺も「どうせ20年後にはみんなキーボードで字を打つから手書きなんて完全に消滅してるだろ?」と未来技術発展に希望を託して全てを終わらせた。

今はもうそこそこまともな字が書けるようになっている。

ある日図書館出会った小学生向けの教本がドンピシャにハマった。

そこに書かれていたのは習字における技術を徹底的に分解して、一つ一つの要素についてのコツだったよ。

小学1年生の頃に与えられた教科書にも同じことは書いてあったのかもね。

でも教師は「とにかくひたすら書き写しましょう」と言ってた気がする。

俺に必要なのは丁寧に一つずつの技術に向き合ってひたすら脳を経由して身につけることだったんだよ。

まれつき運動神経が悪くてさ、身体感覚で覚えろって言われても上手くいかないんだ。

逆上がり卒論が上手くいかなすぎて夜道を散歩してたとき公園自棄糞気味にやった出来るようになったが、スキップは未だにやり方がよく分かってなくて5年に1度ぐらい人に笑われている。

最初技術を丁寧におしえてくれる人にあっていたら俺は最初から字が綺麗にかけてたのかもなあ。

教本との相性もあるけど、『とめはねっ! 鈴里高校書道部』や『ばらかもん』で習字に対しての苦手イメージが薄れていたのも効果があったように思う。

俺にとって習字の授業は、「なんでこんなことも出来ないの!増田くん!いい加減にして!」と怒られる時間だったから。

なまじっか他の勉強スイスイ出来るせいで、習字が出来ない理由を「やる気がない。舐めてる」で片付けられがちだったんだよな。

結局さ、字を綺麗に書くために必要なのは「どうやったらキレイに書けるか」を知ることだと思うんだよ。

体で覚えるのが得意な人は体で覚えればいいけど、頭で覚えることしか出来ないようなら頭の中にコツを入れてもらわないと始まらないんだ。

字の良し悪しなんてコツを理解しているかと、正しいイメージ練習をどれぐらいしたかだ。

間違ったフォーム素振りを繰り返したって、ボールに上手に当てることなんて出来ないよ。

感覚的にしろ理論的にしろ、正しいやり方ってのを知る機会に出会必要がある。

それは運で決まる。

教師との相性、教本との相性、たまたま見かけた動画や本、そういった所での出会いの中で自分の持って生まれた器に会うやり方が身につけられるかだ。

字が汚い人は、「字を綺麗に書くために必要な運に恵まれなかった人」だと俺は思う。

字の上手い下手ってよりはあらゆる分野に言えるんだろうね。

コミュニケーションが下手な人も、その人にあったコミュニケーション技術を身につける機会に恵まれなかっただけなんだろう。

わざわざ罵倒されるような程のことなのかなあ……「お前の運が悪いせいで俺たちは大迷惑だ」なんてさ。

世の中は相も変わらず狭量が過ぎるように思うねえ。

みんな、なぜ結婚したいと思ったの?

絶賛婚活中のアラフォー男の増田

 

大抵の男性子供ほしさで20,30代前半を狙うそうだが、自分は同年代希望子供大学に行く頃に自分定年してるじゃん。気軽に子供欲しいとか言える?

自分結婚に対するモチベは、誰かと一緒にいて楽しいとか、帰ったら家族がいる安心感とか、そういうのが幸せ単位だと思うから

 

でも、「一緒にいて楽しい」をよくよく考えてみると、趣味が合わなくても話していて楽しい人もいるし、でもそれだと時間が経つと話すことも減って、つまんなくなるのでは…。

お互い高め合えるというか刺激のある関係だといいのだろうけど、果たしてそれでいいのか。

何回か会って、最初箸にも棒にもかからないけど、段々喋るようになってくれて楽しく話せる人もいるし。

 

どう進めていいのかちょっと分かんなくなってきた。

色々ぐるぐる考えて結局は、

・なぜ結婚したいのか

結婚に何を求めているのか

をきちんと見定めないといけないのかな、と思ったりしてる。

 

自分場合、上に書いた理由子供絶対に望んでいるわけではないけど。

カウンセラー氏に相談もしてるけど、何だかうまく考えがまとまらない。

いや、カウンセラーはいい人なんだけどね。

 

お見合い申込みは結構来るからお見合い自体簡単に組めるのだけど、

就活と同じで自己紹介微妙アピールっぽく盛られてるから(それ自体悪いことではないけど)、

会ってみないと分かんないし、しかも何度か会わないとよく分からないし。

路線バスは終わり

残念ながら、個人自由に移動したいときに移動できる時代は終わりました。

路線バス事業者や国、自治体はそれぞれ頑張っていますが、構造的な欠陥から立て直しは既に不可能です。

これから数年で都市部田舎を問わず無くなります。(残ったとしても、利便性は著しく損なわれます。)

足が不自由だったり免許を返納した高齢者など、いわゆる「交通弱者」の方々は、今後は自力で(公共交通に頼らずに)移動する手段を確保してください。

確保できないのであれば、移動しないで生きていってください。文句を言っても解決しません。

また現在、車を運転できたり健康で移動手段に苦労しない人は表面上問題ありません。

しかし、あなた自分で移動できなくなったとき、もうあなたを運んでくれる手段は恐らく残っていないので、今のうちに覚悟しておいてください。

契機となった「2024年問題」とは?

路線バス運転手は昔から労働時間が長く、休みもあまり取れないため労働環境が良くありません。

そこで、2024年4月から、働く時間規制することによって運転手の労働環境改善したり、しっかり休むことによって運転時の事故を減らしたりすることを目指しています

これだけ聞くと、運転手の労働環境改善されるだけで、何が「問題」なのか良く分かりません。

働く時間規制するということは、昔は1 日14時間働いていた人が10時間しか働けなくなるということです。

(これは例えで、本来規制時間もっと条件があり複雑です。詳しく調べたい人は「改善基準告示」で調べてください。)

しかし、今の路線バスは1 日14時間働く前提でダイヤが決められているため、4時間運行できなくなります

4時間分を運行するためには、もう一人運転手を雇用して運転してもらえば問題ないのですが、そもそも労働環境が劣悪であったためなり手がおらず、運転手の確保もままなりません。

運転手が確保できなければ、4時間分は運行できないため、減便や廃線となります

「なら減便で少なくなるだけで、終わったりはしないのでは?」

運転手のなり手がずっと居ないため、運転手の高齢化が深刻化しています

更に、1日14時間働けたのが10時間まで減るため、時給としては「稼げなく」なってしまます

労働環境改善しても、賃金が上がらないため、そもそも運転手になりたい人がいないのです。

今後は、退職者が常に多い状態が続くため、そもそも路線バス運行させることができず、路線バスはなくなります

「なら賃金を上げてなり手を増やせばいいのでは?」

路線バスに乗る運賃は非常に安価です。

これは、国が厳格に運賃の決め方を定め、市民の足として高価にならないように制限しているからです。

故に、例えば運賃を2倍にして収入を増やすといった方策簡単はいきません。

これまでは、どこの路線バス事業者も、赤字路線バス事業観光業や別の事業補填することで、体制を維持してきました。

ですが、昨今の新型コロナウイルス禍で環境需要蒸発し、新しい生活様式で移動需要も激減しました。

これによって、赤字補填する事業の存続すら危うくなり、そもそも赤字路線バス事業は成り立たなくなりました。

路線バスに救いはないのか。

実は、救われる方法が3つあります

(1)完全官営化する

民間では究極的は赤字では運行できません。

しかし、税金運営される国や自治体運行するならば、赤字はさほど問題なくなります

路線を維持するため交通税のようなもの必要になってきますが。)

問題は、全国にある民間路線バス事業者を全部官営に転換するのが事実上不可能民主主義国家なので)ということです。

(2)税金をじゃぶじゃぶ投入する

民間路線バス事業を維持してもらうには、赤字補填してかつ運転手の賃金が上昇するぐらい税金を投入すれば解決します。

(1)と同様に、交通税のようなものを創設し、それを原資に路線バスを維持します。

問題は、路線バスを維持しなければという機運を日本全国で高め、国のトップが舵取りして決定していかなければ実現は難しいということです。

事業者や一政治家、一市民が騒いだところで大きなうねりは作れないでしょう。

また、「なぜ路線バス事業者だけに税金を投入するの?」という問題も発生します。タクシー事業は救わなくていいのでしょうか。

** (3)完全自動運転に転換する

技術ブレイクスルーが起き、路線バスが全て完全自動運転になれば、運転手も不要であり、また労働時間問題解決されるため、路線バスは生き残れます

問題は、いつ完全自動運転が実現するかが不透明である点です。

また、少ない運転手の再雇用についても問題になるでしょう。

結局、諦めるしかない。

夢物語を語っていても、終わるものは終わります

希望があるとすれば、今の若者高齢者になったときに、完全自動運転が実現しているかどうかです。

それ以外の今を生きる人は、路線バスによる移動は諦めてください。

もう解決できる限界点は超えました。

今日だけは無理させてください 漢みせたいんで あしたのてっぺんであるいたるわ うっそぴょーん 

努力努力 昨日の自分を超えろ 笑いどころなんてないよ ただ愚直に自分を信じて努力してるの

りりぷみたいにちょっと転んだら消毒液かけられたかたかわ おまえらコメントうるさいねん マジで置いてくぞ

一日一日をただ積み重ねることやりなさい 努力努力努力この先に希望があるから

俺の成長につながる 

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