24.2.29
何度目かの冷静期に入っている。それは自分の外見的醜さ、内面的な価値のなさを見つめている(見据えてはいない、目はうっすらとしか開けない)時期だということで、つまり鬱々としている。自ら定義づけた自分の気持ちというものは、結局言い聞かせるための繰り返しが必要で、それは行為としてルーティン化していき、その空虚さが実は自分を傷つけているだけなのではないか、と思う。寝る前に彼女のことを想う行為や、もっと下世話な行為や、現実に彼女とやりとりする行為さえも、本質的な無意味さ価値の無さを際立たせているように思える。換言すると「楽しくない」ということに尽きるのだが、じゃあ何が楽しいのかというと、彼女から必要とされることなのだろう。しかしそれは期待できないし、そもそも期待することでもない。というような出口のない鬱々感を彼女に見せるのは迷惑なので、という当たり前のことをわざわざ確認しておかないと彼女に気にしてほしいあまり鬱々感をアピールする可能性すらある人間でそんな自分が本当に嫌になるが、まぁ元気そうにしていようと思う。楽しくはない。でもそれは自分で引き受けるしかない
23.11.29 久しぶりに長く話す機会をもらう。事前に話したい話題を頭の中で整理している自分が微笑ましかった。やはり好きだと思う。でも、欲しいではない、気がする。欲しい方面の欲...
23.12.12 既に経験的に知っていることだが、明日は特に何も起こらない。俺が生み出す大きな盛り上がりはなく、同席する人に助けられて彼女ら同士の話を聞くような体でじっとしながら...
23.12.27 もう少し明るい話題もすれば良かった、などと家に帰ってから気がつくのは俺の通常運転ではあるが、やはり後悔はするのだった。年末年始に読む小説の話などすべきだったのか...
24.1.11 「結局のところ誰も責任など取れないのだ」というのはふと俺の口をついて出た言葉なのだが、それなりの真理だと思う。後輩アナウンサーの自死について後悔の念を滔々とテレビ...
24.1.19 「尖ってた時はないのか」と訊かれて思い返して「内向きにしかない」と割と正直に情けない告白をする。あまり正確には伝わらなかったようだが、本当に言いたかったのは「尖り...
24.2.29 何度目かの冷静期に入っている。それは自分の外見的醜さ、内面的な価値のなさを見つめている(見据えてはいない、目はうっすらとしか開けない)時期だということで、つまり鬱...
24.3.18 体調の最悪期が続いていて、そうなると言葉も出てこなくなるので本当にどうにかしないといけないが、立ちあがろうとすると何かしら厄介事が降り注いできて、自分を甘やかした...
24.4.5 ある特定のトピックについての相談相手という名の鏡(自問自答用の装置)、それが彼女にとっての俺ということなのだろう。それ自体は望むところというか、光栄であり、実際に...