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2020-12-27

私の土日を返して!

もう、年末差し迫った12/25の夜7時を過ぎた頃、お偉方からセールスフォースの設定に問題がないか確認しろとのお達しが来た。

はぁ?私、もう仕事収めて帰りたいんですけど?!むしろ寝たいんですけど!

今まで、私がどんだけ仕事してたのか知ってる??

年の瀬の金曜の夜7時を過ぎてから言う?お前やれよ!と、心の中で毒付きながらも、何にも言えない社畜

弊社のブラックぶりに泣きたくなる。

そして、セールスフォースと、この時期に漏洩公表した楽天殺意を覚える。

芸能人離婚みたいに年末の土日に公開して有耶無耶にしようとしたんだろうけど、めじ勘弁してくれー!

自分なりに情報収集検証

まず、2016年の設定変更?そんなのあったっけ??

2016年リリースノートを見る。そんな変更どこにもない。英語版にもない。念のため2020年まで見る。ない。

偉い人の見てるニュースほんとなん?

そんな問題あったら、とっくのとうにアメリカ問題になってんじゃね?とか思いつつ調べる社畜

と、こないだペイペイでもあったアクセス権?もしかしてこないだJPCERT から来てた、アクセス権のアレ?

そしてセールスフォースドキュメントを見に行くわけだけど、コレは…。

なんて見にくい!もっと親切に画像入れてくれー!しかも回りくどくて何回も繰り返しちゃう

外人でなんでこう言うので平気なんだろう?ガイドブックとかも文字だけで全然わかんないよね。

文字だけで脳内画像が浮かんでくる特殊能力でもみんな持ってんのか?

そして日本語だとリンク切れてたり、英語の方にしか乗ってない情報盛りだくさん。深夜に英語読むのって辛いよね。もう文字アラビア文字みたいに見えて挫折しそうになるよ。

そして、問題アクセス権にあることを友人からアドバイスで知る。

おバカな私はここに辿り着くまでに2徹しちゃったですよ。

無駄ゲストユーザーに詳しくなったよ!

そして。改めて状況を見ると、こんな基本の設定間違えるやついるかー!バカにすんなー!そして私の睡眠時間土曜日返せー!と偉い人の頭を片っ端から引っ叩いて回りたい!

ゲストユーザオブジェクトの参照権限与えるなんて、そんなバカいるの??

つーか、いたからこんな大ごとになってんだろうけど。

おバカな人たちご愁傷様です。

念のため共有設定を見直したけど、もちろん外部共有なんてしてなかった。(フォームなどは除く)

楽◯だのPay◯a yとか大丈夫

こんな基本設定間違ってるなんて他のサイトの基本設定も間違ってんじゃないの?よく恥ずかしげもなく公開できたな。

もしかして設定全部rootでやってたり、フォルダ権限777だったりScot.taigerとか残ってるんじゃね?とか思っちゃうよ。

とにかく私の土日返してくれ!でも、楽◯ポイント10万点ぐらいくれたら許すw

もしくは今日やる予定だった大掃除代わりにしてくれー!

2020-12-22

anond:20201220022238

数年前にメートル原器が変わったとか、レーザー定義に変わったとか聞くけど。英語版PC自分アメリカにいると思ってるプリンタドライバでの紙の印刷だるいよなー。

2020-12-17

英国情報局秘密組織チェラブ

誰かこの本知ってる人いない?

大学入って6年経とうとしてるけどいまだにこの本を知ってる人に出会えていない

装丁こそ子ども向けだけど中身はとても面白い

英語版みたいにもう少し大人向けの外見してたら、そして文庫版でも出版してたら翻訳打ち切りなんてことにならなかったろうに。

ちなみにハリーポッターと同じくらい分厚いけど入試直前の時期に一日一冊ペースで読めるくらい面白い

そして自分の中ではハリーポッターより面白いと思ってる。

何でこの本が流行らなかったんだよ、日本・・・

2020-12-12

サイバーパンク2077、日本要素多すぎワロタ

まぁある程度はわかってたけど。

ゲーム都市支配してるのがアラサカって日本企業で、社長がアラサカサブロウ

英語版でもゲーム内で日本語でしゃべりまくるし、アラサカサブロウ声優英語版でも津嘉山正種だしで声かっこよすぎてワロタ

セキュリティロボットまで日本語しゃべってるし、武器名前日本語だらけだし。

TwitchでShroudの動画はすでに800万再生位されてるし。

シマしかし、ここ最近西洋圏で日本カルチャーブームでもきてんのかね。

2020-12-10

anond:20201210114651

反知性主義(はんちせいしゅぎ、英語: Anti-intellectualism)とは、知的権威エリート主義に対して懐疑的立場をとる主義思想[1][2]。言葉自体は、1950年代アメリカ合衆国で登場したとされ[3]、その後リチャード・ホフスタッターが1963年に『アメリカ反知性主義英語版)』で示したものが知られる[4]。

一般には「データエビデンスよりも肉体感覚やプリミティブな感情基準物事判断すること(人)」を指す言葉として思われているが、実際にはもっと多義的観点を含む[4][5]。また、その言葉イメージから、単なる衆愚批判における文脈上の用語と取られることも多いが、必ずしもネガティブ言葉ではなく、ホフスタッターは真っ当な民主主義における「必要な要素としての一面」も論じている[4]。むしろ知的権威エリート側の問題を考えるために、反知性主義立脚した視点重要だとも説く[6][4]。知性と権力が結びつくことへの、大衆の反感が反知性主義原動力にあり[2]、反知性主義否定するのは「知性」自体ではなく「知性主義」、すなわち「反・知性」の主義思想ではなく、「反・知性主義」の主義思想なのである[7]。

2020-12-07

ボディペインティングドラえもんことわざ辞典CFNMPETA

くどいけれども、ドラえもんCFNM

幼いころ、何かのイベントフェイスペインティングをやる機会があったのだけれども、当時の僕は顔に何かが付着するのが不快に思われて、断った記憶がある。

それ以来、身体に何かを塗ったことはない。皮膚科の薬くらいか女性場合ファウンデーションを使うので、フェイスペインティング男性よりも抵抗が少ないと思われるのだがどうだろう?

それはともかく、同様の理屈でボディペインティングはやったことがない。とはいえドラえもん学習漫画で、水着を忘れたのび太が絵の具を塗ってごまかそうとするが、前だけを塗って尻を塗り忘れて恥をかく場面があり、それが自分の野外露出CFNM願望とマッチしていたのを思い出す。気づいたしずちゃんが顔を覆って赤面しているのも高ポイント

実際に水着ショートパンツを描いて野外を全裸徘徊する女性動画は、各種動画サイトで閲覧可能だ。

身体に色彩をまとう歴史

人々が顔や身体を様々な色彩で飾ってきた歴史は長く、世界中で見られる。ブラックベリーサフラン粘土木炭などで様々な色合いが用いられてきた。つまり、赤、黄色、青、黒、茶色などが利用できたわけである

用いられてきた場は様々だが、代表的ものは次の通り。

現代欧米における大まかな歴史

欧米では、顔や腕を塗ることが多かったし、今でも大道芸人ピエロなどもそうだ。全身をカンバスとして用いるのがメインストリーム芸術ファッションに導入されたのは、1933年シカゴ万国博覧会でだった。Max Factorバーレスクの大女優Sally Rand映画のためのモデルにしたが、裸を公衆面前に出すのは同時としては当然挑発的に過ぎたし、社会的通念からは外れていた。そして、全裸アートは人気にならなかった。

これが60年代から70年代ヒッピー文化時代になってくるともう少し人気が出てくる。花やピースサイン、その他サイケデリックな模様を、大義を信奉していることを表現するために描いた。今でも海外ヌーディストたちがワークショップか何かで全身にそうした絵を塗っているのを確認できる。くすぐったそうである。この時代もまだ、カウンターカルチャー的なもので、主流ではない。

革新的であったのが1992年、Vanity Fair誌をDemi Mooreが飾った時だ。彼女は全くの裸であり、芸術的でかつタイトスーツを着ているようにみえペイントをしていたのである。今までこうしたものメインストリームの前面に現れたことはなかった。

一応、乳首が見えているので、直接のリンクは張らない。Demi’s Birthday Suitで検索してほしい。

現在欧米における用途実践

芸術

身体に名画を直接描いたり、人体の形を活かして生き物の姿を描いたりする。全裸も多いのでリンクが晴れなくて申し訳ない。中には会田誠作品のように、セクシーさというよりはシュールさで有名なものがある。漫画のすごい顔の絵を描いていて、おっぱいに目がある。たぶん現代美術好きな人だったら見たことあると思うのだけれど、ものによっては普通に割れ目までも見ているのでリンクしない。女性器は猥褻だとは思わないが、残念ながら規約違反になってしまうおそれがあり、ブルマー記事まで削除されてはたまらない。

商業

例えば「アバター」なんかの映画で用いられるメイクアップで用いられる。他にも、Playboy誌が時折ボディペイントを使うことがある。2005 年のカレンダーでは皆がビキニを着る中で、Karen McDougalやHiromi Oshimaはボディペイントだった。そのほか様々な広告でも用いられる。

祝祭

フットボール試合レイヴパーティー、その他の祭りなのでボディペインティングが行われる。また、国際的なボディペインティングフェスティバルもあるようだ。World Bodypainting Festival(1997年より開催、50か国以上より3万人が参加)など。

Fantasy Festなるフロリダストリートパーティでも用いられるようだ。おそらく、全裸・半裸になりたいけれどもファッションは楽しみたい、という需要にボディペインティングは応えている。

抗議活動

PETA動物倫理的扱いを求める人々の会)が動物の模様を身にまとって抗議することがある。また、全身を様々な色で塗っている写真英語版ウィキペディア確認できた。

いい機会なのでPETAについての記事斜め読みしたのだが、増田ではよく叩かれているとはいえ、捨てられたペット保護や、ヒツジの臀部から皮を剥ぎ取るミュールシングの代替手段模索に向けての活動については知らなかった。もっとも、セクシーな抗議がフェミニストの怒りを買っていたり、殺人虐殺犠牲者と屠畜された動物を同列に並べて猛反発を受けていたりしてもいるようだ。

軍事

迷彩用。ご想像の通りの用途である

用いられる画材

水性

一番安全。すぐに落ちてしまう恐れがあるが毒性がなく、アレルギーほとんど引き起こさない。加えて、石鹸と水ですぐに落とすことができる。手入れが必要で長続きしないが、皮膚の敏感なひとや妊娠中の女性に適している。

アルコール

汗や水に強いのが特徴なので、夏の音楽フェスパフォーマンスに適している。落とすときには専用のリムーバーを使うか、アルコールで拭く必要がある。ただし、少し時間がかかる。

ラテックス

ラテックス油性画材は全身を塗るのに適しており、目を引く視覚効果を上げられるし、芸術的な目的にも使われる。取扱説明書を事前にしっかり読む必要があり、塗る前に全身の毛をとり除くひつようがある。毛が残っていると脱毛ワックス的になって痛いためだ。

クリーム

多くの化粧品に含まれているのと同じもので、前衛的な外観を作りやすく、長続きするが、割れたり摩耗したりしやすい。利点としてはアルコール系と同じように汗や水に強いことが挙げられる。しかし、完全に乾燥することがないので、仕上げのスプレーパウダーで駄目になるのを防がないといけない。

ヘンナ系

アジアアフリカの熱帯地域植物から採れる色素で染める。髪を染めたり、ボディペインティング材料にしたりするだけでなく、繊維を染めるのにも用いられる。落とせるタトゥーとしても使われる。

Brown henna基本的には天然素材で毒性はないが、black henna金属が含まれており、長期にわたって使われると皮膚を害する恐れがある。

実際、素っ裸になる必要ある?

多くの人がボディペインティングときに実際に何を着ていくか迷うらしい。特に野外で行うときには最低限、皮膚の色に近い紐パンや、ペイスティース(乳首の前貼り)だけを身にまとうことがある。トイレに行くときにはローブ必要であり、加えてペインティングスタジオ寒いことがあるとのこと。

WNBR(ワールドネイキッドバイクライド)なんかだと普通に全裸に人もいるし、そういうイベントでだったら全裸普通にOKだろう。

まとめ

今後の展望

今回は、野外露出目的ではないボディペインティングについて調査した。今後は、ヘナタトゥーなどについてももう少し情報を得たい。

また、ヌーディズムのもの歴史ストリーキングムーニング(尻を見せる行為)などについて調査予定である。すなわち、身体自然と触れ合う喜び、抗議・無防備さの象徴としての全裸宗教的全裸それから、祝祭としての全裸についても調査したい。

参考資料

Significance and Origin of Body Painting - Lynn Schockmel Body Art

History of Body Painting - Facts and Types of Body Painting

History of Body Painting - Ancient Body Paint Art

How Body Painting Works | HowStuffWorks

Body painting - Wikipedia

2020-12-02

anond:20201202160342

英語版日本語版も書いてあることは同じっぽいけど、世界で人気って言うには弱いだろ

2020-11-30

ベリーダンスマーニャふんどし

ベリーダンスとの出会い

幼いころに観た、「ドラえもん のび太ドラビアンナイト」には、ぜんまい仕掛けの舞姫が出てくる。しかし、まだ自分はそれに欲情することはなかった。パンツエッチもの認識はあったのに、しずちゃんのへそ出し衣装にも、それどころかオアシスでの全裸水浴にも何の感慨も抱かなかったのである

もう少し大きくなってからとある学習漫画で見たベリーダンスには、なぜかエッチ気持ちになった。確か、アラビアと聞いて半裸の女性が踊っている不埒妄想をしているシーンだったような気がする。性の目覚めとは不思議もので、その時に出会ったものタイミングによって、その後の性癖に多大な影響を与えてしまうし、パンツの向こうにある女性器に興味が出てきたのは、中学生以降になってからだった。

文学ベリーダンス出会ったのはオルハン・パムク2006年ノーベル文学賞作家を読んでいた時だ。結婚式などの場にベリーダンサーを呼ぶべきかどうかについて議論している個所が作中に出てきた。どうやら、ベリーダンスの持っているイメージ社会的意味が、ヨーロッパとはかなり違うのではないかと気づいたのはこの時である

イスラーム圏におけるベリーダンス

今回はかなり日英のウィキペディア記事が充実しているので、そこから抜粋しよう。

そもそもベリーダンスには二種類の社会的コンテクストがある。一つはRaqs BaladiまたはRaqs Shaabiと呼ばれる社交ダンスで、別に露出度の高くない通常のファッションで行われる。保守的地域では男女別に踊るものとされている。もう一つがパフォーマンスとしてのダンサーだが、社会的地位はまだ高くない。想像する通り、イスラームでは禁忌とされる肌の露出を行うからである

衣装はbedlahと呼ばれ、典型的なのはぴったりしたブラトップ、臀部のベルト、そしてロングスカートハーレムパンツの組み合わせでできている。ブラとベルトはビーズスパンコールクリスタルコインビーズ刺繍で飾られている。ベルトはスカートと一体のこともあれば、別々のこともある。

起源

ベリーダンス起源は諸説存在するが、地中海世界中東アフリカ関係があるという証拠が最も多く挙げられている。たとえば、紀元前5世紀のものといわれるエジプトの墓の壁画には、半裸のダンサー達が描かれており、その姿はベリーダンサーが鏡の前で行う柔軟体操姿勢に似ている。ウィキペディアにはこんなことが描かれているが、画像がないのがもどかしい紀元前14世紀のネブアメンの墓には、少女が帯だけを身に着けて裸で踊る姿が描写されているが、紀元前5世紀とは年代が合わない。紀元前13世紀のもので、トップレスのダンサーの姿を描いた陶片も出土している。

健全精神がどうたらという言葉で有名なユウェナリスや、風刺詩人のマルティアリスは、現在スペイン小アジア地方で波打つ動きやカスタネット、太ももを震わせて床に沈み込む所作のある踊りを記録している。

そして、12世紀から13世紀にかけてのペルシアの細密画の中においてもベリーダンス描写が見られ、その歴史の長さを伺わせる、とあるが、これもウィキペディアリンクを貼っていない。やれやれ

ちなみに、アンダルシア地方ロマ人の踊りと融合してできたのがフラメンコだという説がある。

エジプト

エジプトベリーダンス西洋人最初に見た様式とされる。ナポレオンエジプトに侵攻した際、ナポレオン軍は芸人音楽家としてられるガワーズィー族と遭遇した。フランス人たちは重たげな宝石髪型に飾り立てられた踊りに徐々に引き付けられた、という。

現在エジプトベリーダンスの多くはカイロで行われ、その起源ナイトクラブにある。多くのダンサーエジプト映画に出演し、エジプト様式ダンスの発展に寄与した。

プロダンスエジプト人に限られていないが、2004年当局外国人ダンサーパフォーマンをすることを禁止した。現在は解除されてはいるが、排他的雰囲気は残っているようだ。

エジプトでは、ダンサーはbedlahを着用している。また、メッシュで覆われた切り込みの入ったドレスを着ることもある。エジプトには、ダンサーが着用できるものとできないものに関する法律があり、文学作品検閲に関する法律第430号によると、ダンサー乳房や腹部を含む下半身を覆わなければならない。事実衣装については「Raqs sharqi」の項にも詳しいが、1950年代以降、エジプトではベリーダンサーが腹部を露出して公の場でパフォーマンスをすることは違法とされ、ワンピースガウンを着用することが一般的になってきている。

と、書かれているそうだが、一般的には、肌色の薄手のメッシュ生地で腹部を覆うだけで十分である、という記載もある。カイロの多くのダンサーはこの規則無視しているが、この規則はそこまで厳密に施行されておらず、腹を出してパフォーマンスをした場合は単に罰金を科されるだけであるしかし、外国人ベリーダンサー衣装を着て逮捕されるという事件が何度も起きているとのこと。

ブラとスカートを別々に着用する場合は、ベルトはほとんど使用されず、タイトでなめらかなlycra(?)のスカートに直接刺繍が施されている。腹をカバーするために、薄手のストッキングを着用しなければならない。

エジプトダンサー伝統的に素足で踊るが、最近では靴を履いてハイヒールを履くことも多い。また、抑制のきいた正確な動きでも知られている。

トルコ

子孫繁栄を祈る踊りでもあるため、中東各国では結婚式に欠かせないそうだ。なるほどパムクの小説に出てきたのもこれで説明がつく。

トルコベリーダンス衣装は肌を露わにしたものであり、ダンサーたちは腰より高い位置で留められたベルトに脚を完全に露出させるようなスリットの入ったスカートをしばしば身にまとっていた。

多くのトルコ衣装の特徴的な特徴は、V字型または三角形ベルトが含まれており、上端の周りに形を整えたり、輪郭を描いたりすることができる。また、ブラジャーベルトの両方に多くの装飾やビーズフリンジが含まれる。スカートは、しばしばエジプト対応するものよりも充実しており、lycraよりもむしろシフォンベルベットで作られている可能性が高い。

1980年代から90年代にかけては、両足をヒップまで露出させたスカートや、広く開けたブラジャーやはなはだしくはスパンコールのみなど、非常に露出度の高い衣装採用された。何があったのだろう?

今日ダンサーエジプトスタイルを想わせる、淑やかなマーメイドスタイルスカートを穿いている。ダンサーたちはハイヒールプラットフォームシューズ(厚底靴)を履く事でさらに、ターキッシュスタイルである事を強調する。ト

トルコベリーダンスオスマン帝国スルタン宮殿にあるハレムに深いルーツを持ってはいた。しかし、今日トルコベリーダンスは、エジプトシリアレバノンと言った姉妹様式よりも、ロマ民族やローマ人様式により強く影響を受けている。現に、現在トルコダンサーの多くは、ロマ民族にルーツを持つ。トルコ法律は、エジプトのようにダンサーの踊りの様式衣装制限を課さなかった。

レバノン

エジプトトルコ様式中間であると言われる。レバノンダンスは、古典的オリエンタルダンスベースにしながらも、現代的でもある。大きなステップ体幹の後方への傾き、ヒップローテーションのねじれ、大きくて忙しい腕、そして多くのシミー(体自体は動かさず、肩のみを前後に動かす所作)がある。

衣装については、腹部を見せることを禁じる規定存在しないため、bedlahスタイル一般的であるスカートエジプトのものよりも透けている傾向にあり、ダンサー身体がよく見える。ヴェールエジプトと比べて広く用いられ、ハイヒール一般的レバノンダンサーエジプトよりも衣装自由享受している。

イラン

アラビア様式によく似ており、イランではベリーダンスのことをアラブダンスと呼ぶ。

tribal style

その他の伝統的な様式がある。興味深いのは、民族的スタイルのブラに着けられたコイン中近東のものとは限らず、日本や中後のものらしいものが含まれることだ。参考、ブラトップ。乾隆通宝とあるので、18世紀のものだ。当時からそこまで交易網が広がっていたことがありありと浮かぶインド洋交易歴史もっと古いが)。

欧米におけるベリーダンス

ベリーダンスという名称も、https://en.wikipedia.org/wiki/Belly_dance#/media/File:Jean-L%C3%A9on_G%C3%A9r%C3%B4me_011.jpg:title-ジャン=レオンジェロームの絵画]の俗称に由来しているという説がある。この絵画では腹部どころか乳房をあらわにして兵士たちの前で踊っているが、この画家空想を織り込むことで有名だ。たとえば別の有名な蛇使いの絵画]

の後ろにある青い壁と床の組み合わせも、確かどっかの宮殿モスク適当に組み合わせたもので、正確さに欠けている。異国情緒あふれていて魅力的だが、今ではたぶん許されない表現だろう。実際、ベリーダンスからイメージされるものは、元来その地域のものであったものとは異なる。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a9/Jean-L%C3%A9on_G%C3%A9r%C3%B4me_-_Le_charmeur_de_serpents.jpg

普通ベリーダンス衣装としてまず想起されるものは、1930年代エジプトダンサーたちが身にまとい、他の地域へと知れ渡った衣装で、たいていビーズコインがブラの周辺に飾られたブラジャー風のトップスで、腰のベルトにもビーズコインが飾り付けられている。下半身ハーレムパンツストレートタイプスカートサーキュラー・スカートパネル飾りがあしらわれたスカートである

20世紀バーレスク映画産業がこうした幻想を広めたのだが、当のエジプトダンサーたちもまたまたビーズで全面を飾り立てた衣装を身に纏うようになった。映画でも、セクシーな悪役のイメージとも結びつき、胡散臭いものとして見られることも増えてしまった。このイメージ払拭には時間がかかった。

今でもカイロにあるナイトクラブオーナー、バディア・マサブニは西洋人旅行者の期待に添うために露出度の高いドレス採用している。身体輪郭を覆い隠し、ダンスのたびに強調されるのはスカーフやお尻に巻かれたベルトくらいであエジプト民族衣装とは異なるのである

日本ゲーム漫画アニメベリーダンス

マーニャ

https://dic.pixiv.net/a/%E8%B8%8A%E3%82%8A%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%9C%8D]

踊り子と聞けば川端康成ではなくこっちを思い出してしまう人は多いだろう。

たぶん、日本ゲームベリーダンス的な幻想を多くの青少年に植え付けたもっとも古いものの例だ。今に至るまで踊り子といえばへそ出しであり、無数の同人誌で多くの人を悶絶させたはずである。ただ、中東ベリーダンス伝統的にはここまで脚を出さない。

ファンタジーの謎の前垂れの起源もこれだろうか?

マギ

【マギ】モルジアナさんの踊り【ぬるぬるな高画質】 - ニコニコ動画

現代漫画オリエント幻想を一番前に出しているのはこの作品だと聞いたのでリンクを張る。読書の傍ら、漫画も読もう読もうと思って全然読めていないのが悔しい。短篇ばっかり読んでいる。

ただし、書かれているのが謝肉祭とのことであり、結婚式の場ではないようだし、伝統的な衣装とは幾分異なる。

翠星のガルガンティア

https://www.nicovideo.jp/watch/sm21377022]

英語版ウィキペディアアニメの中のベリーダンスとして紹介されたのがこの作品だ。鳴子ハナハル作品については、エロ漫画ソムリエの友人から薦められて楽しく読んだ。大体、彼が進めてくれるのはストーリー重視で性欲があまり刺激されないものが多いのだが、それはさておいて、上の動画深夜アニメなだけのことはある。

しかし、衣装や腰の動きは半ばリオのカーニバルじゃなかろうか。未来舞台から文化が混交しているのかもしれないが。

イスラームと親密さ、異性に見せてもいい場所

Intimate parts in Islam - Wikipedia

で、実際イスラームにおけるへそ出しファッションってどのくらいのタブーに当たるのか?

上記記事によれば、身体のどの部分を覆うべきかについては大きな差があるようだ。主要な見方をまとめると次のようになる。

とはいえトルコのようにかなり世俗化しているところもあるし、特に教徒に対して顔を隠すべきかはかなり差があるようだ。

長くなったが、結論

実際のところ、イスラーム圏でへそ出しダンスって普及しているの? と思っていたので、意外と広まっていたのには驚いた。しかし、あれだけ広い地域に広がっている宗教なのだから戒律をどのくらい守っているかには地域差があって当然だし、都市農村では法の運用方法にも差があってもさほど驚くべきではないだろう。悪名高い女子割礼や名誉の殺人にしたところで、イスラーム本来の教えというよりはその土地部族の慣習が強化された面もあるようだ。海外に行くと善意から両手を合わせた挨拶をしてくれることがあるが、タイ人日本人を混同するような誤解を、きっと僕らもしていることだろう。

2020-11-28

英語が読めて良かった

輸入漫画翻訳版が待ちきれなくて海外公式サイト英語版を読んでる。

画像だと翻訳サイトも使えないし、こういう時英語が読めて良かったって思う。

伊藤さんのピアノバー就労

米国学生ビザで、大学の外で働くのは、かなりハードルが高いという。また、NYピアノバー報酬は足がつかないように現金払い、建前上は雇用契約を結ばずゲストとしてたまたまお店に来ているだけ、という扱いの業態殆どだそうだ。両者の需要が奇妙にマッチしている感があるが、ピアノバー勤務はやはり厳密に言えば不法就労になるのだろう。ピアノバーについて事実上売春斡旋の場であるかのような言い方をする者もいるが、それはさすがに根拠がない。

ただし、この手の留学生労働で成り立つ外食産業などもあるだろうから米国移民局がどの程度ガチなのかはわからないが。

伊藤さんからすれば、山口氏を実名告発するには、初対面の場であったピアノバー勤務の件を書かないわけにいかない。彼女米国当局(USCIS)ににらまれリスクをとって書いたのだろう。

ブラックボックス英語版出版来年に予定されているそうだが、ピアノバー勤務の件をどのように表現するのか気がかりではある。

BUYMA英語版から日本語メールが来るのは

日本語版でパーソナルショッパー登録を行っているかららしい?

アサシンクリード ヴァルハラの流血規制についての推測

 アサシンクリード ヴァルハラの流血規制についてバタバタしている。

 11月28日時点の状況は、ユービーアイソフト株式会社(以後UBIJと略す)が「バグが原因で修正する」と発表したが、バタバタで不信感や怒りで燃え上がったユーザー(大声なごく少数だと信じたい)は収まら匿名掲示板などで怒り声は上がり続けている。

 発表時点で信頼度がかなり低下していたためか嘘と断ずる人も多いが、バグだとすれば個人的に腑に落ちなかった点に色々納得できた。

  

 事実UBIJ(およびUBI本社)が間違った情報を発信したのは確かだし、バグも多いのも確かだし、CEROという日本レーティング機関が(たぶん海外とかから苦情が来て)声明を出したのも確かなんだが、「UBIJが悪の企業で、ユーザーを騙すために嘘をついた、詐欺意図していた」というのはちょっと現実的じゃないと思うので、ここに残しておく。

  

・発売前の規制に関する項目漏れ

  

 ことの起こりはUBIJが発売前に発表していた規制に関する項目に流血規制が無かったのが発端だと思う(ヴァルハラに関しては)。

 「いざ発売してみたら、聞いてない流血まで規制されてるじゃないか! 詐欺だ!」という怒りの声が沸き上がった。怒りからこういう流れになるのはわからないでもない。

 でもUBIJが悪意を持って日本ユーザーを騙したとか、発売本数を伸ばすために詐欺的に情報を隠したというのは考えにくい。

  

 そう考えるのはUBIJに好意的からじゃなくて、彼らの目的は売り上げを上げるためだからだ。

  

 切断された首の表現や、ヌード規制をかけると発表していて、流血だけ黙っていてどれだけ売り上げが変わだろうか?

 本当にユーザーを騙すつもりなら、規制について全部黙っているのが一番だ。

 彼らは残酷表現規制とまとめて書いてもいいところを、細かく項目を出して伝えているし、事前にネット動画放送を行って製品販促を行ったりしている。真摯な態度で売り上げを上げようとしているのに、急にユーザー馬鹿にして詐欺を働くメリットが無い。

 ヴァルハラだけ売り逃げても、次に出すゲームの売り上げに響くのは馬鹿でもわかる。

  

 もう一つ、流血規制についてはオプションに項目がありオンオフできるのだ(現時点ではバグ機能してない)。

  

 じゃあ、なんで流血について黙っていたのかは、UBIJの発表通りバグ可能性が高いし、納得もできる。詐欺企業案寄りの考えでUBIJやUBIの考えた巧妙な言い訳可能性ってこともある(数パーセント?)けど、事前に動作しないオプションを残しておくのは、準備が良すぎる・・・普通ユーザー馬鹿にするためにあらかじめ用意した仕掛けというより、バグ機能してない方が妥当だと思うよね?

 UBIJの発表は、本社から「こういう規制をしたよー」という文章翻訳して出したという流れだと思うけど、バグだとすれば本社側も流血が規制されているなんて思いもしないわけなので、それは漏れる。

 バグは良いものではないけど、どうしても出てしまう。非が無いわけじゃないけど、悪意はない。もちろん、詐欺を行う意図もない。

  

 ゴア表現規制の部分で、検証甘いなぁという思う部分がある。トドメ演出で血が飛び散って首が飛んだり、手足が飛んだりする部分、これ規制かかって無くない? という感じがする。オプション機能してないし、規制も不徹底だし、流血規制バグというのも悪い方向で信ぴょう性が高い気がする。まぁ、進行不能バグが残っているのに、一部地域規制検証が十分なはず・・・経験則でいわせてもらうと、初期に出てくるのはわかりやすバグだ。この時点でこれだけでるなら、まだまだ規制に関しても出てくる可能性はある。

  

 昨今、規制に関する内容は結構センシティブというか話題になりやす問題から、UBIJはもう少し海外版と比較したり、オプションオンオフを行い自国発売版を確認してみるべきだったかもしれない。まぁ、ギリギリまで英語版しかもらえないとか、プレイできたバージョンバグが埋め込まれる前の版でしたって可能性もDay1パッチが当たり前のいまの開発事情だとありうる。

  

 購入者側としては色々混迷した結果の「バグでした」という発言は、なんか言い訳っぽいと感じるのは仕方ないけど、そこを一歩踏みとどまって冷静に考えてみると、説明が付く点が多い。

 嘘つき、詐欺って叫んでいる人、間違った情報を元に買わされた怒りに支配されて、本当に詐欺等ならどういう動機でどういう経緯だったか考えること放棄してるでしょ、ぶっちゃけ

  

CEROおよびアジア問題

  

 発売後、UBIJやアジアの各支社が規制に関して発表を行った。

 日本では関係機関相談してこのような規制になったというような説明をし、日本以外のアジアでは日本CERO準拠したと発表した。

 例えばヌード規制のいらない国で規制がかかっている妥当性はCERO名前を出さないと説明できないので仕方ないのよ。日本だけCERO名前を出していないのは、CERO準拠しているのはあえていうことでもないからか、名指しを避けたのかだろう。

  

 この件は日本以外の国で不要規制をかけたUBIアジアに怒りを向けるのが正しく、CEROに腹を立てるのは筋違いユーザーが間違っているだけ。まぁ、UBIアジアが下手を打ったといえばそうなのだが、UBIがCERO責任なすりつけたは間違いだと思う。この辺がUBIJ憎しな解釈でどんどんねじ曲げていく人への自浄作用が働かないのは炎上の悪いところ、それなりに「いや、そこは違うだろ」という人はいるんだけど、UBIJ擁護的な意見は一部否定でも認められん! という力学が働くことが多い。

 そもそも日本ユーザーは「俺はCEROの味方だからCEROへの攻撃はゆるさん!」という人でもない限りこの傾向に対する危惧はあっても、怒るようなレベルでの実害はない。

  

 そうなるとアジア各国でCEROに対する非難が出る(そもそもCERO非難すること自体不当だと思うけど)、日本の今の炎上を思えば海外ユーザーCEROに怒りを抱くものがでるのもさもありなん。

 色々苦情があったのかはわからないが、ここでCEROが「UBIJとは協議も行っていないし、流血ありで審査通してるけど?(怒)」という声明を出す。CEROが喋った! という驚きの声が上がりつつ、UBIJに怒りを抱いているユーザーCEROの反撃に拍手喝采普段ゲーマーからマイナス感情を向けられがちなレーティング機関CEROユーザーの側に付いた歴史的瞬間かもしれない。

  

 とにかく「ここでUBIJがまた嘘をついた!」という声が上がる事態になるのだけど、最初UBIJ側が流血ありでCERO審査を通して、発売版で規制していた意味がわからなかった。この時点ではUBIJ側からバグという発表は無かったから。

 嘘をつくにしても、詐欺をするにしても、この動きは説明できないように思える。

 なのでこの時点でCEROを通した後に、さら残酷表現CEROへの報告漏れが発覚したので過剰に表現規制したのかも、なんて考えていたがスッキリしなかった。

  

 これも流血規制バグであれば、流れは理解できる。

 流血以外の首切断やヌードに関する規制に関してはCERO準拠させたため、アジア全体でCERO準拠と発表したのだろう。

 ここで資本である中国に合わせたけど、それが言えないかCERO責任を擦り付けたのだろう! という説もあるけど、正直中国規制事情がわからないので、私は判断が付けられない。

 まぁ、中国レーティング機関に合わせたっていっても中国資本は意に介さない気もするし、中国に気を使ったなら、アジア全体のレーティング考慮したってぼかして言えば良いだけでCEROスケープゴートにする必要はない。流血に関してはバグであれば、そもそも規制対象ではない。

  

 中国っていうけど、香港とそれ以外で事情ことなるよね。香港以外ってバイオハザードも発売できなくて、なんか名前変えて売ってなかった? まぁ、中国云々はわからない。

(中国販売禁止されている『バイオハザード RE:2』を売るために、売り手は「隠語」や「暗号」を使う)

https://automaton-media.com/articles/newsjp/20190127-84042/

  

 (追記)調べてみたらバイオハザードに関する記事は見つけることができた。

  

 それを置いておいて、日本関係機関って何? CERO相談受けてないって言っているよという問題別にある。

 関係機関というのがCEROを指すのか、SONYなんかのコンシューマーメーカーなのか、いやいや各アジア支店相談しただけなのかが明確じゃないので困る。

 個人的にはアジア支社全体で相談してCERO基準で通せば各国でも売れそうだからCEROに通るようなこういう規制にしようと相談したということじゃないかと考えている。

  

11月30日追記

 CERO基準に逸脱する表現での販売があったとCEROが発表。UBI側は今発売している版では修正済みと報告したらしい。

 週末ぐらいに無規制版(流血規制云々ではなくみんなが望んでいた完全な無規制)がUBIのストアで発売されていた件を言っているのだと思う。他にもビデオカード付属版だと規制が無いという話もあったからそれを指すのかもしれない。

 ストアの件はゴタゴタの最中だったから「問題たから、日本版一旦差し止めて!」と慌ててストアで操作して差し止めたら、そういう仕様なのかバグなのか、操作ミスなのか海外で売っている版が買えるようになったとかじゃないだろうか。無くはないだろうけど、設定後にちゃんと動いているか購入をトライして確認するということを誰もしなかったのか? という腑に落ちない点は残る。

 CERO説明を求めているようだから説明あるといいね

  

 先の海外CERO準拠発表のお返しかどうかは・・・疑わしきは断ぜずの精神

 とはいえ、このCEROの発表も無規制販売のことを指していると明言していないので、購入者というかUBIJとCERO以外の者には説明不足だったりする。

 たぶん、騒動になっている流血規制のことかな考える人だったり、規制されているはずなのになぜか描画される首切断から出血ドバッのことかなと思う人いると思う。ユーザーには知らされていない他の何かについてかもしれない。

 こういう説明不足の点にUBIJ憎しのバイアスのかかった「事実」が生み出され、まことしやかにそれが積み重なっていくのがネット炎上な気がする。

    

・UBIJの二転三転する公式発表

  

 UBIJ側の発表が迷走した。

 最初関係機関相談して流血規制をすることになったと発表して、次はCERO発言の直後、やっぱり社内の問題でしたテヘペロと報告したのだ。

 ユーザー側としたらそりゃ怒るのもしょうがないし、信頼できないのも確かだけど、騙すつもりなら目的もなくユーザーを混乱させて喜ぶ愉快犯だし、詐欺だとしたら効果が無い。

 混迷しているし、正しくもなかったけど、騙すつもりでも詐欺でもないことは明白(いや愉快犯説っていったけど、本気であると思う?)。

  

 じゃあ、内部で何があったんだろう? となると流血規制バグなら予想ができる。これまでの推測より想像に近いけど。

 UBIJは日本支部でおそらくマーケティングチーム主体だ。開発の本体は無い。

 そうなると規制内容の詳細とか、バグの有無は本社確認するしかない。ただしバグというのはやっかいもので、特定しないと「調査中」程度しか開発チームは言えないのだ、だとしてもマーケティング部門はいつまでも調査中というわけにもいかず、色々確認しつつ回答するのだ(本当にユーザーの方を向いていない、馬鹿にしている態度なら何も言わず放置しておくんじゃないかな。結果誤報を出したけど、ユーザー真摯な良いマーケティングチームだと思うよ)。私もプロダクトに関しては開発よりなので、もうしわけないという思いを抱いている(でも、まだわからないとしかいえない)。開発側のバグなどで迷惑をかけた(まぁ、新しい事実がわかって開発からの回答が二転三転することもあった)が、信頼して矢面で対応してくれるマーケティングチームやユーザーサポートには神と崇めんばかりの感謝をしている(UBI内に信頼関係があるかは知らん)。

 そして、アサシングリードヴァルハラはお世辞にもバグが少ないゲームではなかった。世界全体で発生している進行不能に関する問題と、アジア規制に関する問題、どちらを優先して対応するかは推測するに難くない。

 何かがおかしいという思いはあっても、本社に問い合わせても「調査中」とか「仕様通り(バグは見つかってないかねこの時点で、そんなもんよ)」という回答ぐらいしかもらえない中。UBIJは何かしら発表はしなければならない(バグ特定できない場合は数か月かかるかもしれない。そんなもんよ、優先度低そうだし)。各支社と相談したけど「CEROに合わせるって話したよね。規制があるなら日本準拠しかありえないよね(バグは見つかっていない)」なんて話があったのちの、

  

日本で発売可能となる表現修正を再度検討した結果、流血表現の削除も修正項目に含まれることとなりました」

    

 という発表をしたのかもしれない。結果、続くバグという発表と矛盾することになるし、どちらかが間違っているのだから批判も信頼低下も起こるのは仕方ない。

  

追記)読み直していて勘違いに気が付いた。「再度検討」したのか、元々の規制がかかっていた原因ははっきり言えない(まぁ、バグだしこの時点ではわかってなかった)けど、発売後のこの発表をする少し前に再度検討して流血に関しては規制としたってことか、どちらにしろ後で撤回するから、早まった発表だけど、その時点の動きがより理解できた。できるだけ正確に伝えようとするユーザー向きの姿勢だよ。

  

 けども、日本馬鹿にして騙したわけでもないし、詐欺という批判ちょっと考えにくい。悪気はないんだよ。海外本社企業アサシングリードヴァルハラほど大規模なオープンワールドゲームを発売した当初に、日本の1支社が常に正しい情報を発信できなくても当たり前だと思う。間が悪かったり、CEROに飛び火したりとかあったけど・・・

 UBIJに落ち度が無いとか、UBIJが正義というつもりも無い。

 意図がある無しにかかわらず、迷惑をかけたし、間違った情報を発信している! という声に関しては、その通りだと思うしそれを否定する気は無い。悪気はないって言っているだけ、悪気が無ければ良いというのもではない! という意見に関してもその通りだと思う。ただ詐欺といいたいなら、詐欺を行う意思の立証が必要から詐欺とは言えないねというだけ。

 景品表示法は発信者意図関係なく成立するから、これを主張するなら訴えてみて欲しい。有罪が確定したら犯罪呼ばわりすればいいし、それまでは犯罪者呼ばわりは不当な決めつけだろう(容疑者?)。

  

・推測終わり

  

 まぁ、事実はUBIJのみ知るなので、推測しかできないけどバグとか、本社支社の連携の難しさとか、良く調べないで焦って発表した結果である可能性は高いと思う。

 ユーザー馬鹿にした詐欺企業ってのより現実味はあるんじゃない。

 

 嘘の定義を調べてみた(Wikiで)が「嘘とは事実に反する事柄の表明であり、特に故意に表明されたものを言う。」とある特にってところが絶対ではない感じがするけど、嘘つきと罵倒するのも罵倒する側が狭量な感じ。

 詐欺詐欺を働く意図を立証しないと駄目だから詐欺って呼ぶのは明確な悪意の証拠でも出てこない限り正しくない。まぁ、UBIJ悪意無いよきっと。

  

 というわけで、みなさん「詐欺!」とか「嘘つき!」という発言を、「UBIJは悪意は無いけど間違った発表をしてしまった!」に置換しましょう。怒り舞い踊る炎上もずいぶんマイルドに鎮火しそうな気がしますよ。

  

 炎上って現実としてどうかより、罵倒できて鬱憤を晴らせるかで正誤を決めている気がするから、彼らにはこの声は届かないだろうなぁと思いつつ。ネット発言炎上一色というのも良くないなぁと思い書いてみた。

 というか、エスカレートしすぎて広報の人への個人攻撃とか、ヴァルハラプレイ動画信者への批判にまで至っているのはひど過ぎる。よく言われるように、ネット炎上は0.5%論が正しいことを祈る。本気でUBIJが悪意を持って嘘をついたとか詐欺を行ったと思っている人が大半だとするとネットは中々絶望的な環境だ。

 自分たち普段そういう発想だから相手側もそう見えてしまうというのはあると思う。匿名煽り、煽られる世界から少し離れてみてはどうだろう。

  

 最後にUBIJは翻訳品質もいいし、色々販促もがんばっている(オデッセイの時に藤村シシンさんを呼んだのはグッジョブでした)し不当に貶める評価は無くなって欲しい。サポートは別の件で以前お世話になったけど、いかにも大企業的というか、型通りの対応改善して欲しい。商品バグも多いし、値下げも早いから発売日に買って悲しくなるから改善して欲しい。

2020-11-27

小川洋子さんの文章

博士の愛した数式薬指の標本などの代表作を持つ小川洋子さんの文章が好きだ。

ある日、とある翻訳者エッセイをよんだら、小川洋子さんの文章が褒められていた。いわく、非常に翻訳やす文章だそうな。すごく気になった

いつか、英語版とで読み比べてみたいな

anond:20201127195629

日本語は訳わからなかったけど英語版読んだら分かった。英語のが読みやすい。

2020-11-18

anond:20201118123348

同じ趣味のリプあざっす

たまにパンティーがブリーフちゃーん?みたいなこといってるとこあったような気がした

英語版入ってるならもっかいブルーレイかけるか

2020-11-16

ラインダンスレオタード少女ブルマー追記

宝塚レオタード

鉄腕アトム「透明巨人の巻」という話がある。若き天才である花房博士物質伝送機のせいで、ウサギ、魚、ロボットの融合した怪物になってしまエピソードで、「ハエ男の恐怖」が元になっている。その最終部で、博士悪党を罰するために物質伝送機であちこち飛ばしてヒーヒー言わせるドタバタがあるが、その中でラインダンスの真っただ中に飛ばす。悪党どもが冷や汗をかきながら一緒に踊ってごまかす横で、レオタード姿の女性が並んでいる。

また、これはどこで読んだのか忘れたのだが、手塚治虫宝塚劇場を訪れ、レオタードというか舞台衣装女性に囲まれて興奮のあまり卒倒しているコマのある漫画があったと記憶している。

つまるところ、こういうスカートレオタードラインダンス宝塚起源なのだろうか?

ラインダンスとは、というか、そもそもあれはラインダンスなのか?

まずは基礎的な情報を手に入れるために、ウィキペディアで「ラインダンス」を検索した。すると、意外な事実に行きあたった。

ラインダンスLine Dance)とは、ダンスフロアに整列し、全員が一斉に同じステップを踏むダンス。主にカントリー・ミュージックポップスなどの曲で踊られることが多いが、音楽ジャンル特に限定は無い。

また日本ではポンキッキーズという番組知名度を上げている。本番組場合では、主に小中学生女子椅子を一列に並べた状態で、ポンキッキーズれていた[ママ]曲や洋楽を流しながら座ったり立ったりしてラインダンスを行う形だった。それに加えて普通ダンスを混ぜて行う為に非常に難易度が高かったが、成功すると非常に見た目がよく、放送当時はこのダンス学芸会体育祭で取りあげる学校も多かった。

ひらけ! ポンキッキから視聴していた自分のような人間からすると非常に懐かしい。しかし、あの女子たちの踊りは確かに脚を上げるものではなかった。

それならば、あの踊りの名前は何か? 散々探し回った結果、次のことが分かった。横に並んで脚を上げる踊りはロケットダンスと呼ぶそうだ。なるほど、このキーワードで探すとたくさん見つかる。リンクが多いと投稿できないので、冒頭のhを抜く。

ttps://www.youtube.com/watch?v=4i7y6XE7sz8

ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm31659056

宝塚だけでなく、松竹歌劇団映像も見つけることができた。

ttps://www.youtube.com/watch?v=fVewBno93RA&list=RDfVewBno93RA&start_radio=1&t=137

名称は、米国ダンスカンパニーロケッツからだろうか?(後ろの男性諸君笑顔がいい)

ロケッツは、1925年セントルイスで、「ミズーリロケッツ (Missouri Rockets)」として結成された。創設者ラッセル・マーカートは、1922年ブロードウェイの「ジーグフェルド・フォリーズ」で見た「the John Tiller Girls」(英国ダンスグループ)にヒントを得て、「もし、もっと背が高くてもっと脚が長いアメリカ人女の子たちに、複雑なタップダンスと目の高さのハイキックをさせることができたら...イチコロだ!」と確信した。

だが、ここから名前が来ているとすれば、ラインダンスフレンチ・カンカンではなくアメリカ起源ということになる。

宝塚レオタードはいからか?

第二次世界大戦終結後の1946年に、宝塚音楽舞踊学校宝塚音楽学校と改称し、4月22日から宝塚劇場で公演を再開した。再開第1作は『カルメン』『春のおどり』の二本立てで、大戦中に入団した計3期69名がラインダンス披露した。

とある。ここまでは想像がついた。宝塚ではなく松竹であるが、おおよそ同時代写真がある。

しかしながら、こんな記述もある。

1927年、岸田辰彌が欧米遊学から帰国。岸田はこの経験を活かして、日本初のレビュー『モン・パリ 〜吾が巴里よ!〜』を日本人の世界旅行記テーマにして制作する。同年9月1日から上演され、画期的な内容で大ヒットを記録した。主題歌レコードがヒット、当時としては露出の高い豪華な衣装話題となった。ラインダンスを初めて演目に取り入れ、16段ながら(現在は26段)大階段も登場した。以後、少女歌劇レビューに欠かせないものとして定着する。

まりラインダンス1927年にまでさかのぼるのだ! 実際問題、当時としては露出の高いと書かれているが、それがどの程度かはよくわからない。ウィキペディア写真はあるが不鮮明だからだ。歯がゆい

しかし、1930年の「パリゼット」の写真はあった。確実なことは言えないが、ほぼレオタードだ。日本国内で初めてバレエが演じられたのは1911年帝国劇場であり、レオタード的なものに対する抵抗は、わずかながらも減っていた可能性がある。

もちろん、戦時中はこんな派手な衣装ではない。

宝塚松竹カラーの違い

今まで、同じ少女歌劇団としてこの二者を併記したが、それぞれカラーは大きく異なる。長くなるが、「松竹歌劇団」の項から引用する。

宝塚歌劇との比較では、松竹歌劇の方がよりスピード感大人男性の嗜好(色香)を優先した演出を行っていた。これは片や下町浅草、片や山の手日比谷東京宝塚劇場)という、両者が拠点とした土地柄の違いによるものともされるが、前述のように、東京松竹が発足する以前から松竹レビューの基本要素には「エロティシズム」が含まれていた。青地晨は次のように述べている。「昔はズカファンにとっては松竹下品でみられなかったし、SKDファンには宝塚は気取って鼻もちならなかった。だが、二派に分れてシノギを削るほど、本質的な違いはなかったにせよ、宝塚松竹と、それぞれのカラアと伝統があったこはいうまでもない」。戦後占領期には松竹宝塚両方を取り上げる雑誌複数刊行されており、ある程度観客層の重複もあったとみられるが、戦前からファンには、両方を愛好するファンを「節操がない」と批判する向きもあったという。

こうした説を補強する、次のような画像がある。

1932年松竹の「らぶ・ぱれいど」公演の様子。 明確にレオタードを確認できる

また、個人ブログだが、こういう画像がある。

ここでは年代不明だが、ビキニ姿も確認できる。

報道姿勢問題

スポーツ新聞ではラインダンス撮影するとき、たいてい脚を上げているところを映しており、これってどうなのか、と思わなくもない。最近女子スポーツ写真をことさら性的撮影することを阻むため、JOC対策に乗り出すことにしたそうだ。いいことだと思う。女性スポーツを思い切り楽しむとともに、写真を撮る楽しみも守られるよう明確なガイドラインを望む。それと同時に、スポーツ新聞のこういうチアアンスコばっかり撮っちゃう傾向にも一定の歯止めがあってしかるべきだろう。ついでにノーバン始球式という表現ギャグが滑っている気がする。

しかし、自分も同罪かもしれない。ある程度読んでもらうためにはタイトルを工夫せねばならず、レオタードで読者を釣ってしまっている。

関係ないけど意外な事実

上記松竹歌劇団動画が含まれているリストをたどっていると、驚くべきものを見つけた。

https://www.youtube.com/watch?v=BVKkNAf1ruI&list=RDfVewBno93RA/

なんと、1940年代にはすでにチアの見せパンのようなもの存在していた! こうなると、見せパン歴史サーカス衣装などにまでその調査を広げないといけない。もっとも、これは見せパンなのかスカート付きレオタードなのか判然としない。一瞬お腹は見えてるけど……。

関係ないけど意外な事実その2

英語版ウィキペディアのshortの項には、bun huggers(ショーツみたいなブルマー)について次の記載があった。

In 2008 it was noted that the International Volleyball Federation used to require that female volleyball players wear such garments while playing.

2008年、国際バレー連盟女性バレー選手はそうした衣装ショーツブルマー)を協議中に使うように要求されていた。

なんと、ブルマータイプ衣装強制21世紀になっても行われていたのであるにわかには信じがたい。以前にはビーチバレー衣装強制について調べたが、問題はここにもあったのである

さいわい、こうしたことは昨今になって改善され、好きなものを着ていいことになった。動きやすいようにショートパンツが多いが、ブルマー強制されなくて本当に良かった。

僕はブルマーが好きだ。だが、強制は大嫌いだ。ブルマーが好きなら嫌がる女性にはかせて喜ぶなどもってのほかだ。

それとは別に「Short shorts」と呼ばれる短パンがあることも知った。自分が以前の記事1930年 The Women’s League of Health And Beauty=The Woman’s League of Health and Beautyブルマーのものナチス時代ブルマーカウントしていたのはこれだったかもしれない。やはり写真だけではわからないことが多いが、念のため訂正しておく。ブルマー世界的な分布についても、再考を要する。

結論

今後の展望

今回は、フレンチ・カンカンへの興味から派生して、ラインダンスについて調べた。1930年代にまでさかのぼることが分かったが、それがフレンチ・カンカンからの影響を受けているとはっきり示すには至っていない。彼がパリにいたのは名高いMistinguettが活躍した時期のことで年代矛盾はないが、証拠は不十分である

また、追加調査により、ブルマーや見せパンの広がりの年代がかなりずれる可能性が見つかった。今後も調査に役立ちそうなキーワードが見つかり次第、記録していきたい。

2020-11-10

フレンチ・カンカンの穴あき見せパントップレスのショー

カンカンとの出会い

フレンチ・カンカン、というかラインダンスとの出会いは、おそらくは文明堂のCMだ。それからドレミファソネットどしたらできるの」で有名なso-netのCMだ。なぜかこのCMではおじさんの脚線美を見ることになるのだがそれはさておいて、Youtube検索すると今でも天国と地獄に合わせて踊る動画確認できる。

カンカン歴史、当時の見せパン

本題に移ろう。Can-can dressについてはウィキペディアではおおよそこのように述べている。ドレス基本的に何層にもなった大量のフリルがついていて、当時の下着の上に縫い付けられていた。脚は黒いストッキングや網タイツで覆われていた。つまりレオタード姿のソネットCMフレンチ・カンカンではないのである。足の動きの速さからしてまるで違う。

衣装ではなく、カンカンダンスのものについては、日本語版ウィキペディア英語版ウィキペディアで書いてあることが若干違う。おそらく英語から訳したときの版が違うのだろう。

両者の記述を比べてみたが、フレンチ・カンカンにおける見せパン起源はかなり曖昧らしい。足を思い切り上げてスカートの中が見えてしまう動きは、ショーの場では1820年代にアクロバット的な動きで知られるCharles Mazurierがバレエの大開脚を取り入れたことにさかのぼるようである。初期のダンサー娼婦セミプロ役者だけであったのだが、1890年代になるとムーラン・ルージュではトゥールーズロートレックの絵で知られるLa Goulue(食いしん坊さん、的な意味)やJane Avrilなどの高給を取るスターが生まれた。La Goulueのページでは当時の衣装とセットの見せパン確認できる。これらのスター生活は華やかだが晩年は不遇であることもあった。この二人もビジネスの失敗や大恐慌財産を失い、寂しく亡くなっている。

さて、カンカンは足を高く蹴り上げるので、当然スカートの中身が丸見えになる。しかも、それや当時としてはよりスキャンダラスであった。というのも、当時の下着であるpantalettesは衛生上の理由からロッチ部分が開いていたからである。要するに性器丸出しになるわけであるもっとも。そのあとにこんな記述がある。カンカンのための特別下着を用いていたという記録はないが、ムーラン・ルージュでは下着露出は禁じられていたことになっていた、と。どうもこのあたりの記録は曖昧というか[要出典]をつけたくなる箇所が多い。ウィキペディア普段自然科学記事を読むことが多いが、そこよりも曖昧記述が多い印象だ。文体もなんだか違う。

ところで、今のフレンチ・カンカンとして知られる、大人数の女性10分以上高度な振り付けを続けるスタイルは、1920年代アメリカで人気が出たスタイル逆輸入したものでそうである

実際、19世紀から20世紀初頭にかけては女性の脚部を見せるということでかなりスキャンダラスものとしてみられていた。また、陰部を覆う白い生理用(?)下着と黒いストッキング対照エロティックだとして見られていた。さらに、体を折り曲げてスカートを後ろからまくり上げ尻を見せる動作もあったという。先述のLa Goulueはこの芸で知られていたとのこと。また、前の席の客の帽子を蹴り飛ばすほど近づいて、スカートの中身を見せることもあった。もっとも、顔を思い切り蹴られる危険もあったのだが。

結論から言うと、当時のフランスに見せパンのものであったかどうかはわからないが、パンツが見えることは覚悟の上だった、ということになりそうだ。女性器が見えていたかどうかまでは根拠が怪しい。もっとも、今ほど表現自由でなかった当時のこと、そんなことを文学絵画で記録に残せたかどうかは怪しいものだ。ちなみに女性器を堂々と描いて当時の偽善的風潮に反発したクールベの「世界起源」が1868年ヌードスキャンダルを生んだ「草上の昼食」が1863年である

著名なキャバレーについて

パリはいくつも有名なキャバレーがあり、それは近現代芸術芸能に多大な影響を与えてきた。たとえば、ムーラン・ルージュ活躍した人物としてFrank SinatraやCharles Aznavourがいる。それらのすべてをここで述べるのは大変なので、地球の歩き方広告が載っていたと記憶しているものピックアップして簡単に述べる。子どもの頃、トップレス女性旅行ガイドに載っているのを見てドキドキしていたものだ。もっとも、その女性の姿はせいぜい五ミリくらいの大きさしかなかったのだけれども。

学生時代パリを訪れたときには、そこには寄らなかった。一日中美術館で過ごしてぐったりしていたし、まだ女性経験がなくて図々しくなれなかったからだ。今となってはいい思い出である

ムーラン・ルージュ

赤い風車で名高いキャバレーで、ここを舞台にした映画は数知れず。トゥールーズロートレック作品群でも有名。著名なダンサーも多く、全員を紹介するのはとても無理だし、別のキャバレーにも出演していて、キャバレー別に紹介するとややこしくなるので端折る。

ところで、ウィキペディアだけからヌードがどの程度ショーに盛り込まれていたかはわからないが、1893年舞踏会に裸の女性いたことがスキャンダルになったそうである。なんでもヌードモデルが活人画として周囲を歩き回り、裸の女性が深夜にテーブルに立っていたとのこと。一方、英国劇場のように活人画、すなわち生きた人間絵画再現する目的としてならヌード猥褻ではない、という意識もあったようである。例えば英国では劇場ヌードが現れたとき当局1930年代に裸の女性が動くことを禁じた。この禁令をかいくぐるために、モデルたちは活人画のように止まったままとなった(ストリップ記事を参照)。また、戦後日本でも「額縁ショー」と呼ばれるストリップのさきがけのようなものがあった。動かなければ猥褻ではないという謎理論がまかり通っていたのである。当時のGHQが何を意図していたのかはよくわからない。

これまたよくわからないのがゾラ1880年小説「ナナ」では、ヒロインがヴェリエテ劇場でほぼ全裸披露して観客を魅了するという場面があるのだが、実際のところどうだったのだろう? 本記事カンカンについてなので劇場ヌードについては語りつくせないので、今後の課題としておきたい。

1889年開業1915年に一度焼失するも再興し、ドイツ占領時代にも営業を続けて今に至る。

フォリー・ベルジェール

モネ絵画「フォリー・ベルジェールのバー」舞台としても知られる。また、黒人系の女性Josephine Baker活躍したキャバレーとしても知られる。バナナ型のスカート以外はほとんど身に着けていないエキゾチックな姿がオリエンタリズム流行した当時ヒットしたのだが、後にその恰好人種差別的だとされるようになり、そこからネグリチュード黒人意識の発展にも寄与した。また、彼女黒人人権活動家としても知られている。最近グーグル彼女の生涯を記念するドゥードゥルトップにした。

1869年開業1872年に今の名前になる。けばけばしい衣装で知られ、時としてヌード披露されることで知られる。

リド

映画「ファイアbyルブタン」で有名。セミヌードを含む映画公式予告がyoutubeに上がっている。身体をやわらかな特殊素材のように扱ったショーは性欲やエロスの向こう側に行ってしまっており、すごいものになっているとしか言えない。リンクを貼ったら怒られそうなので検索してください。もちろん、そこまで独特なものではなく、もっとわかりやすいショーもある。

ユニークなのはそのショーの一部をyoutubeの公式チャンネルで公開していることだろう。かなり古い白黒のものである。それと、公式ホームページ見ていたら驚いたのだけれども、リド自体には12歳以下の子どもでも入場できるそうであるヌードトップレスがないショーならOKなのか、それとも芸術ヌードならOKなのか。フランス映画年齢制限がないやつでも割と普通におっぱい出てくるし、表現規制の国ごとの温度差を示す実例であるのかもしれない。

1946年開業1920年代の人工的な砂浜をその前身とする。

クレイジーホース

ストリップティーズ」の項目によれば1960年代全裸のショーが行われた、とある

現に、創業者であるアランベルナルダン芸術性を伴った女性ヌードショーを見せるという着想に至ったそうで、要するに最初から全裸である

とはいえ、ただの全裸ではなく、巧みな照明技術により女性の裸体をキャンバスのようにとらえ、万華鏡のようなカラフルかつシャープな模様をダンサーの肌に映し出していることに特徴がある。ただ脱いだだけではないそうだ。1951年開業

余談

天国と地獄の曲を初めて聞いたのは文明堂CMと、音楽ファンタジーゆめでだ。後者CG黎明期であったせいかサイケデリック表現が多く、当時の感覚としても幾分薄気味悪いと同時に、今から振り返ってみると技術の未熟さ(失礼!)から来るアルカイック芸術のような独特の魅力があったように思われる。

ところで、この曲は地獄オルフェとしても知られている。タイトルからすると、ギリシア神話オルフェウスが死んだ妻を冥界から取り戻そうするとする話のはずだ。なのに、なんでこんな軽快な曲なのだろうと思って調べたら、ギリシア神話パロディ的なオペレッタからだそうだ。なるほど。

まとめ

今後の展望

こうしたレオタード姿のラインダンスカンカンではないと述べたが、それではこれはいからあるのか調べたい。おそらく日本国内では宝塚歌劇団関係している。また、バーレスク的なものとの関連について知りたく思う。そもそもバーレスクとは何か、僕はよくわかっていない。日本語版ウィキペディアバーレスクの記事には、乳首と陰部に前貼りを貼っただけの姿でパフォーマンスをする女性写真がある。リンクは張らないが、鍛えられたきれいな体だなあ、僕も筋トレ頑張らなきゃなあ、とは思う。しかし、欲望はそこまで感じなかった。隙がないのである

また、劇場において全裸が許容されたのはいからか、それも調べねばならない。

だが、まずはラインダンス調査に移りたく思う。

2020-11-09

Sorry! Japanese only

https://www.wdic.org/w/WDIC/Japanese+only

必要性について

そもそも、このような事を書く必要はない。Sorryなどと謝る必要は、尚更ない。

日本語Webサイトを作ってはいけない、英語版のページも用意しないといけない、などという決まり不文律でさえも存在しないし、こんなことを書かずとも、外人アクセスしてきて読めない言語だと判断したら自主的に立ち去るか、Googleなどで翻訳して読むだけだろう。

ッカー!!!日本語で全世界HP公開しちまったわー!!!よめねーひとすまんな!ここは日本語しかねーんだわ!

っつーミサワなだけなのにマジレスしてもね・・・

2020-11-02

手塚治虫ブッダ」とおっぱい20世紀おっぱい

ラーマヤーナ」ではインドラの火とも伝えているがね

特に理由はないのだが、最近通勤時間で「ラーマーヤナ」を読んでいる。特にインド旅行する予定はないのだが、しいて言えば大学時代の友人二人がインド哲学科出身だったからかもしれない。そういえば、冒頭のムスカ台詞では長母音場所が間違っている、みたいな話にもなった。

それはさておき、「ラーマーヤナ」である英雄ラーマが囚われの妻シーターを仲間の助けで救いに行く話で、要するに古代インドスーパーマリオなわけだが、そこで出てくる美人形容が興味深い。たとえば「美しく黒ずんだ肌」という表現が出てくる。美白という美意識はやはり時代地域によっては必ずしも自明ではないのだ。

また、ほっそりした腰つきや豊かな乳房の美しさを表現する箇所もある。

「二つの乳房はそれぞれの先端がむっちりと盛り上がって魅力的で、つやのあるヤシの実のように美しく、最上宝石の装飾品をつけて輝いている」

この個所を読んで僕は首を傾げた。ここまで乳房の美しさを形容するってことは、シーターは上半身裸だったのか? 実際、インド東南アジアの神々の像では女性たちは上半身裸だ。以下はエローラの石窟の姿である

女神ガンガー

女神パールヴァティ

しかし、近現代インド叙事詩を描いた絵画では、上半身普通に覆っている。

追放されたシーター姫

シーター姫を攫ったラーヴァナが助けに来たジャータユを返り討ちにする図

それを見て思い出すのは手塚治虫の「ブッダ」だ。正直なところ、みんなおっぱい丸出しで小学生の頃はエッチすぎて読めなった記憶しかないのだけれど、それはさておいて、あれは歴史的に見て正しいのだろうか? それとも、単なる手塚治虫性的空想だったのだろうか?

頼むぞグーグル先生

そういうわけで僕は「ancient india topless」と検索した。すると、肯定的証言をするサイトが数多く引っかかった]。特に英語版ウィキペディアのtoplessの説明がわかりやすかった。

In many parts of northern India before the Muslim conquest of India, women were topless. ……(中略)……Toplessness was the norm for women among several indigenous peoples of South India until the 19th or early 20th century……(以下略

ムスリム征服以前のインドの多くの地域では、女性上半身裸であった。……(中略)……上半身裸は19世紀20世紀初頭の南インド先住民女性の間では普通のことであった……(以下略)。

そういうわけで、古代インド女性おっぱい丸出しだった。手塚治虫変態だったかもしれないが、古代インドの服飾史については、嘘をついていなかった。

また、「古代インド おっぱい」と日本語検索すると、次のようなツイートが見つかった。

https://twitter.com/tenjikukitan/status/1093099586778853378

古代インドに詳しい方が日本語情報発信をしてくださると、大変助かる。

よく、東洋舞台とした作品ブラトップ同然の格好をした女性が出てくることがあり、しばしば批判されるのだが、これは実際には上半身裸だったのを攻めておっぱいだけは隠しておこう、という配慮だったのかもしれない。

実際、いわゆる熱帯地域だけではなく、古代クレタ島でも乳房は見せていたし、それこそ以前記述したように、日本海女さんもかつては上半身裸が普通であった。

おっぱい税、巨乳税、その非人道性

ところで、英語版ウィキペディアを読んでいたら、気になる記述を見つけた。

The Breast Tax (Mulakkaram or mula-karam in Malayalam) was a tax imposed on the lower caste (Shudra) and untouchable (Dalit) Hindu women by the Kingdom of Tranvancore (in present-day Kerala state of India) if they wanted to cover their breasts in public, until 1924. ……The tax was evaluated by the tax collectors depending on the size of their breasts.

乳房税(ムラカラム)とは、現在の(南インド)ケーララ州で低カーストシュードラ)と不可触選民ダリット)に属するヒンドゥー教徒女性が、公共の場乳房を覆いたければ支払わなければならなかった税である。……税金を集める役人女性乳房の大きさによって額を決めていた。

なんとも非人道的で、正直なところ読んでいてかなりのショックを受けた。身体の大きさを申告・検査しなければならない恥ずかしさ、支払えなかった女性苦痛いかほどのものであっただろうか。個人的には野外露出系のポルノは大好きだが、これが強制されたものだとなると不快だ。裸とは恥ずかしいものではなく、人間が生まれながらにして持つ、何物にも束縛されない自由意味する気持ちのいいものであってほしい。それにこれはフィクションではない。歴史的事実だ。

これについて日本語資料が見つからいかどうか探したが、幸いにしてナショナルジオグラフィック誌の記事があった。

古代ローマにトイレ税、世界5つのヘンな税 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

乳房税が廃止された経緯もまたショッキングである。ある女性が収税に来た役人に抗議するため、乳房を切り落として見せたことがそのきっかけだ。言葉もない。ローマ公衆便所から税を取り立てたケチで名高いウェスパシアヌス帝が単に合理的でまともに思える。

ナショナルジオグラフィック誌の姿勢、僕の姿勢

そのナショナルジオグラフィック誌だが、2018年に同誌は人種差別的であったことを公式謝罪した。国内有色人種無視していたし、外国文化過去の姿をやや好奇の念をもって眺めていた。そして、異民族過去の姿である上半身裸をピックアップしすぎた、と。

とても誠実な姿勢だと思う。確かに異文化への関心は、はじめのうちは興味本位小ネタから始まるかもしれないが、それだけで終わってしまってはもったいないし、現在の姿を誤解したままでは失礼だ。それに、欧米日本オリエント人間を過度にセクシャル表現してきた歴史があり、それを是正することはまったく正しい。

それは欺瞞だ。伝統的に上半身を見せる文化を改変するのは子どもたちに嘘を教えることになる。乳房を恥としない相手価値観や服飾文化破壊ではないか、という意見もあり、それももっともだと思う。とはいえ、今のところ乳房は隠すものデファクトグローバルスタンダードになってしまっている。歴史的正確さと表現のふさわしさと、これもまた正解のない問いである。

シーター姫のおっぱいが気になった僕もこの罪とは無縁ではない。今を生きる人々の人格と彼らの先祖文化伝統、どうすれば両方に敬意を払えるかを考える日々である。できる限り正確性に努め、通説が誤っていれば訂正をするように心がけているが、それでも異文化への関心が性的好奇心とは無縁ではないことを意識しないではいられない。

今後の研究課題

今回は古代インドではトップレス普通であったことを示した。また、乳房隠蔽キリスト教だけではなく、イスラームの影響もあることも明らかになった。

今後は、世界の中で乳房がどのような文脈を持っていたかを調べたい。例えばシチリアの聖アガタ乳房を切断され、かつては形の似ているパンや鐘の職人守護聖人であったが、いまでは乳がん守護聖人ともなっている。また、戦時中日本を含め、多くのプロパガンダでは、乳房母性記号として国土の豊かさを意味してきたし、しばしば女性を母としての役割に閉じ込める役割も担ってきた。逆に、女性自身が抗議の意味露出することもある。私の身体は私のもので、勝手意味を担わせないで欲しいという奪還の意図もあるのだろう。

加えて、世界各地ではどのような形の乳房理想とされてきたのか、その変遷もいつかはたどりたい。

実際、「ラーマーヤナ」ではほっそりした体を(乳房の重みで)曲げて、と形容されるターラーという猿の夫人がいる。今も残るインド彫刻から判断すると、古代インドには細い腰とそれに対する豊かな乳房への明確な好みがあったのではないかと推測される。また、この彫刻の特徴は東南アジアにも受け継がれている。その辺が知りたいのである

このあたりは西洋絵画からたどるのがいいかもしれないが、芸術個人自己表現となった時代以降は、画家自身の好みも反映されて難しい。

また、逆にトップレス世界の標準であった可能性についても検討したい。すなわち、ユダヤ教キリスト教イスラームの広がっていない地域の服飾史について検討し、トップレスでいることの自由がどのように失われていったかについても調査したい。

2020-10-23

スーパーセルフレジ初めて使ったら

領収書」「レシート」っていう二つのボタンがあったんだけど

これ英語版だと「Receipt」「Receipt」になんのかな

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