はてなキーワード: ヒップとは
夏風邪をこじらせて肺炎になった我が子の入院に付き添ったので備忘録を兼ねて
夫は激務で毎日平日はワンオペなので今回の入院でも影は全くありません。一応聞いたけど急に休めない仕事らしい。仕方ない。
一週間だったので私と私の母で何とかなったけど、これが2週間3週間と続くようならさすがに夫にも代わってもらっていたと思う。
今は元気に家中をハイハイで練り歩いているから、もうなんでもいいや~。のきもち。
水曜日、なんとなく朝から顔がぽやんとしていたので、いつでも迎えに行けるように在宅ワークに切り替えていたところ、案の定14時ごろに電話でお呼び出し。
迎えに行ったところ、クラスでRSウイルスに罹患している子が出たと教えてもらい、その足で小児科へ。
のどに水泡ができていたらしく、このまま手足にもぶつぶつが出れば手足口病、出なければヘルパンギーナだろうとの診断を受ける。
保育園に連絡すると、感染病の場合、しっかり病名を診断されないと通園許可を出せないので、もう一度受診して確定診断をもらうよう要請される。
薬をもらったのでいったん自宅で看病。
月曜日、自分の咳で目覚めてしまうほど咳がひどくなってきたので、再度受診を決意。(ヘルパンギーナや手足口病の割には熱が長引いており(この時点で5日目)、ご飯もパクパク食べていたので、正直RSウイルスの誤診ではないのか?という疑いをかけはじめる)
準かかりつけだった総合病院の小児科に受診したところ、このころにはのどに水疱は見当たらなく、聴診器でゼロゼロ音を確認したため、CTと採血。
RSからコロナ、インフルあらゆる感染症の検査をするもののすべて陰性、肺が白くなっていたため、夏風邪をこじらせた形での肺炎と診断。即日で入院の案内を受ける。
10歳までは24時間付き添い入院を推奨とのことで、着の身着のままで病室へ。小児病棟のないほぼジジババだけの総合病院だったため、病院都合での特別室への入院となる。
ぐるぐる巻きにされての採血や点滴処置により子供が泣き疲れてぐったりしており、熱も一気に上がって39度に。かわいそうで涙が出てくる。(小児科医をはじめ医療従事者の皆さんありがとうございます!)
熱でのぐずぐず、また慣れない環境に完全に抱っこマンになってしまい、寝ていない時間はすべてヒップシートで抱っこしたまま縦横にゆらゆら揺れ続ける私。(最終日まで抱っこマンは治らず、24時間中10時間抱き続けることになります)
取り急ぎ私の母に病院へ来てもらい、入院準備のため交代で帰宅。めぼしいものをすべて積み込んで夜逃げのような大荷物を抱えながら再度病院へ。
看護師さんに聴診器を当てられるのも鼻を吸われるのもすべて嫌なようで、先生や看護師さんを見るとフニフニ泣くようになってしまった。
また私と看護師の間で話がすれ違う。吸引してほしい、という要望が私は鼻水の吸引、看護師さんたちは喘息の薬を白い煙にして吸うやつやつ?になっていて、初日からずっと「鼻水が詰まってそうなのが気にかかるので吸引をしていただきたいのですが…」と伝えるもののなかなか噛み合わず…結果この日は鼻水を吸ってもらうことはなかった。この白いやつ吸い終わったらしてもらうのかな?と思っていたらされず、もしかして吸引器自体が病院にないのかも?と母親に家の吸引器を持ってきてもらうように連絡。
結局この日は熱が下がらないまま就寝時間へ。
深夜3時ごろに酸素濃度が一時80台まで下がり酸素マスクをつけることになる。
酸素が安定してきたのでマスクは外す。というより子供用マスクも小さすぎて全然嵌っていなかった。まぁパルスオキシメーターでの酸素濃度をずっとナースセンターでチェックしてもらっていたので、来なかったということは安定していたのだろうと認識している。
比較的ご機嫌ではあるものの熱は変わらず38度~39度をいったりきたり。
また、両耳が中耳炎になっていた。鼻水が耳に行っちゃったね…本当に申し訳ない…。母親にお願いして家から持ってきてもらった電動鼻水吸引器で吸いまくる。
しかし午後の体温チェック時に初めてお会いしたベテラン看護師さん(のちに師長さんと分かった)の「あら~!?鼻水すごいわね!お母さんこれ吸い出したほうがいいわ!」という一声で鼻水吸引の処置をしてもらえることに。あんのか~い!!!!!
でもオリーブ吸引管?という鼻に充てるガラスでできた先っちょ部分が死ぬほどでっかい。普段小児科で吸ってもらうやつの3倍くらいある。もしかして本来はジジババののどの痰吸引のやつか?当然赤ちゃんの鼻の穴より先がでかいので取りにくそうで、看護師さんが数多挑戦していってくれたが結局最後まで師長さんくらいしかまともに扱えなかった。なんだか申し訳ないのでこっそり一人で羽交い絞めにしつつ自宅の鼻水吸引器でいつも通り吸引。
この辺、小児科病棟があるタイプの病棟ならもう少し疎通ができて器具もしっかりあったんだろうな~と思う。
急に平熱に下がる!入院時からつけっぱなしの抗生剤の点滴がうまく体に入って行ってくれたようだ。
本人も比較的元気そうだった。その分点滴のチューブの届く範囲しか動けないのが窮屈らしく何度も「ん!ん!」と包帯で巻かれた点滴針を指さしていた。取ってほしいんだよね、わかるよ…。
今まで家じゅうハイハイで歩き回っていて、アンパンマンカーにつかまり立ちでよちよち歩いていた子の活動範囲がベッド内だけというのはそりゃしんどいよね。
この日は起きている間はとにかくお菓子をモリモリ食べて抱っこしてゆらゆら揺れ続けていた。
また、病院の離乳食が口に合わないのかほぼ食べず。結局健康になってきても退院日でもあんまり食べてくれなかったな…。今家ではモリモリ食べてるんだけど…。
平熱のまま。
点滴は今日までは続けることに。これで様子を見て明日退院でOKとのことに。4日ぶりに娘がお風呂にも入れるとのことで、私がルンルンになる。無造作にごはんに手を突っ込んだりしてだいぶ汚れていて、娘の包帯のところから酸っぱいにおいがしていて抱っこしていたら地味にきつかったのでうれしい。
朝の抗生剤の投与以降に防水シートを張って看護師さん2人と3人体制でシャワーへ。結局ビッチョビチョになって点滴は外した。これ以降飲み薬での抗生剤に変更。
また、病棟の一定の箇所までは歩いてもいいとのことで、(禁止部分からコロナ等の感染病室になるらしい)ぐるぐるとひたすら散歩をする。
部屋に飽きているのか5分に一回ドアを指さされるのでそのたびに散歩タイムに。
退院日
中耳炎はまだ治っていないとのことで、追加で抗生剤を処方してもらい、退院。
血液検査の結果全く異状なしで、明日まで自宅で安静にしていたら来週の月曜からは保育園に行って大丈夫らしい。
本当におめでとう!
さすがに有給もきついので、お医者さんのお墨付きもあって月曜から保育園へ行ったところ、2日くらい楽しく通園していたが3日目に鼻水が出て咳をするように。
ジェンダーレス水着、もとい男女共用セパレート水着という商品が物議を醸していた。小さい頃に水泳を習い事にしていた筆者はこの水着のトレンドの変化が気になっていた。
まずは「男女共用水着を着たことがあるか?」ということに興味を持った。
男女共用水着を採用する学校が多いことは報道でアピールされる一方、プライバシーを考えれば妥当であるが、その着用姿が公開されることはない。そこでよく調べると、あの水着のサイズ展開はとても幅広い。小さいものから、大人サイズまである。たとえば大人のコスプレイヤーだって今着れば炎上商法でバズれること間違いないのに、動画を探しても出てこない。
あの水着を賛成している人も反対している人も、まずは着てみようと思わないのだろうか? 恥ずかしさのために水着としての機能が損なわれていたとしたら批判もあるかもしれないが、メーカーも老舗ゆえきちんと対策しているだろうし、水着として機能性も問題ないとしたら不満もなくなるのではないか。
筆者はこの水着を着用してみることに興味がある。しかし興味があってもオフィスと家を行き来する生活。そこに泳ぐというシーンがないためこの輪に入れずやきもきしているのだ。そこで、いつか着る機会があった時に注目したいことを書いていこうと思う。
まず、「露出を減らす」という水着のコンセプトに対する筆者の個人的な思いは複雑だ。
「学校教育の現場ではそうしたほうがいい」という感想だ。競泳やビーチでは好きなようにすれば良い。しかし学校水泳は客船の沈没事故をきっかけとした命を守る授業として始まった以上、見た目の恥ずかしさによって授業への意欲が妨げられてはならない。
と、肯定的に言いながらも、筆者の本心は揺れている。なぜならば筆者自身、異性に目覚めるきっかけが競泳水着だったからである。
思い出を話せば、スイミングスクールにはだいたい指定水着とよばれるものがある。筆者が幼い頃は男児はビキニパンツ、女児がワンピースタイプであった。そもそも二次性徴前の男女に大きな体格差はない。しかし着る水着は違う。女子は全身を覆うような変わった形の水着、かたや男子はパンイチである。
なぜ男女で着用する水着が違うのか、というある種社会的な視点が、筆者の中で男女の体格差を明確にした。ほどなくして精通を迎えるのでお年頃的に興味を持つ頃だったのかもしれないが、同年代に対する興味の目も、10年経てば自分だけが老ける。そうやって行き場を失うからこそ2次元が充実しているジャンルなのだろう、とも思う。
一方で、ワンピース水着が好奇の対象とされていることも事実であることを知っているからこそ、露出の少ない水着が必要というのことは、頭ではわかっている。だが次世代の男児の性の目覚めはどこから始まるのだろう、という不安もある。せめて性教育がスタートラインになるよう、両輪のケアがあってほしいと願うばかりだ。
つぎに水着の機能として。身体のラインを見せない、ゆとりのある水着というは脱げやすく、すこし運動するとすぐ半ケツになってしまうというイメージを持っている。その点、従来のスパッツ型水着の方に安心感を抱いてしまうで、その効果が如何程のものなのか興味がある。もし着用する機会があれば半ケツなりにくさを5段階評価したい。筆者の独断と偏見でランクをつけるとすれば、スパッツが4でサーフパンツは1である。
ここまでは「泳ぐ機能が十分発揮されていれば、身体のラインが出ない水着を着用することで、異性からの好奇の目に晒される機会は減る。」とまとめた。しかしセパレート水着もセーラー服のようにいずれは性癖の対象になってしまうことも否定はできない。人の価値観は変わってゆく。たとえば筆者はブルマを生で見たことのない世代で、ブルマには欲情しない。少なくとも世代が一回りするまでは安泰であろう。
などと様々な妄想をしつつ、次に設計思想を確認しようとカタログを読んでみる。するとサーフパンツにラッシュガードという男性向けの組み合わせを女性向けにカスタマイズしたという設計思想のせいなのか、公式のセールスポイントが主に女性向けという点が気になる。よく読んでいくと男性から見て機能的に優れた、嬉しい点が明文化されていないのである。男性側のメリットってなんだろうというのがカタログスペックからも利用者のレビューからも読み取れないのだ。
たとえば男性部のサポートに関して。これは思春期に気になる機能だと思う。思春期の始まりは、女性の場合乳房が膨らみ始める時と言われているが、男性の場合は精巣が4mlより大きくなった時というよくわからない定義となっている。その成長に本人が気づくことはほぼ無いと思うが、上下級生と同じ更衣室を使うと、この上級生との違いはとてもはっきりしている。同級生間だとこの成長にムラがあって、早い方も遅い方も苦しむことになる。そしてこのコンプレックスを異性に見られることも強く意識してしまうのだ。大人になって冷静に考えれば女子がそんなこと気にしているわけはないだろうと思うのだが、思春期男子とはそういうものなのである。
そういう事情もあって、男子のスパッツ型水着は一枚下にサポーターというブーメランパンツのようなものを履くことがある。これが股間をガッチリ押さえているために身体のラインが出にくくなるのだ。サーフパンツには裏地が既にあるので、通常ではサポーターは不要なようだが、しかし男女共用となると、利用者の半分は股間を意識しないとなる。いったいどこまでカバーしてくれるだろうなどと興味を持ったりした。
さて、ここで「男女共用」というネーミングにした背景が見えてきた気がする。水着のハラスメントというのは、プールサイドで起こるものと、更衣室で起こるものに大別されると思っている。今回は前者のケアとして女性用水着にテコ入れを図ったのではないか、とカタログを読み取った。いっぽう「ジェンダーレス」と銘打ってしまうと、おそらく後者のケアまで考えた設計をしなくてはならないのではないか?という気がしたのだ。
たとえば、この水着は一枚で着れるものだが、女子にはオプションとしてトップスインナーと呼ばれる胸当てがラインナップされている。水着の機能としては学校で習う通りプライベートゾーンを隠せれば良いというところでだが、気にする人だけつければいいという裁量を本人に委ねてしまうと、胸当ての有無によって、なにかしら事情を抱えた人を炙り出してしまうのではないかと思う。
もう少し踏み込めば、男子が胸当てを欲しがる時代までは予測できないだろうか。筆者が見たものでは、同級生の太った男子が体育で胸を揺すりながらランニングしていた時「もうおっぱいじゃんw」と嗤った女子を見たことがある。自身はプライベートゾーンに守られておいて随分と軽く見るものだと呆れた記憶がある。心身ともに男性でもそんな扱いなのだから、内に女性らしさを秘めているとしたら相当の苦痛だろうと思う。ここが男女共用とジェンダーレスの分かれ目ではないか、というのが今の所の筆者の持論である。
とまぁ、あれこれ妄想を続けてきたが、着用したことのない水着についてあれこれ批判しても限界があるのでこの辺りにする。そして筆者の思想は、そもそも今回槍玉に上がっていた従来の女性用スクール水着を着用した経験がないから、ワンピース水着のデメリットを完全に理解しているとも言い難いというところに辿り着く。まずはそこを着用していかに既存のスクール水着が恥ずかしいのかを検証するところからではないか。そうすれば、いろいろな言い分について解像度が上がるのではないか、という気もする。ただ、いざ実際にやろうとすると、課題がいくつか挙げられる。
ひとつは水着の調達方法である。まずスクール水着に身長170cm越えの男性にあうサイズなど存在するのだろうか。仮にあったとしてもサイズを考えるのは難しい。メンズ水着のウエストだけの数字ではなく、レディースはヒップやバストといった数値も必要になる。当然試着などできないのだから測るしかないのだが、そんな聞いたことのない数値を測ることが難しい。とはいえ布面積のせいか値段もメンズより高いので、当てずっぽうで購入することは避けなくてはならない。
次に、仮に着用できたとして、泳げるプールをどう調達するか、という困難が立ちはだかる。下半身だけ女装したおっさんが泳げるプールなど手軽に調達できるであろうか。試しに貸切プールを簡単に調べたが、時間3万円に加え監視員を配置せよとある。値段はともかく監視員も筆者も狂ってしまう。別の手段として、プライベートプール付きホテルというのもあるが、車を運転できない筆者には高嶺の花である。同じ理由で海や川で自由にというわけにもいかない。悩ましい限りだ。
とりあえず、あらゆる体型の人が満足する水着の形を考えるだけでも大変な苦労があることは想像がつく。その着心地とはいかがなものなのだろう。そんなことを考えているうちに、連休が終わりを迎えるのだった。
最近、女性用トイレの列の長さを解消するために女性用小便器を導入しろという話が燃えているのを見た。
「体の構造が違うってことをわかっていない」と猛反発にあっていたが、そんな体の構造の違いなんて知る機会がないのだから一方的に攻め立てても仕方がないだろうと思う。
筆者は身も心も男である。証明することは難しいが、男子トイレに「もう一歩前へ」みたいな張り紙があることを知っている。逆にちんちんを使わずに小便をする人々の存在をいまだに受け入れられずにいる。性教育で身体の違いは教えられても、生活の違いを男が知ることはない。いくら身体を交えた経験があったとしても、そこに何も生えていないとしても、排泄は生殖の先にある謎であり、法を犯さぬ範囲ではAVを教材とするほかなかったのだ。
そんなとき、とあるweb広告で「女装用シリコン性転換パンツ」というものが存在することを知った。これなら自分で実験できるではないかと思い、ついamazonにあった商品を購入してしまった。きょうはこの性転換パンツについてのレポートを書き残しておこうと思う。
〜はじめに〜
性転換パンツとは、男性部を目立たない形に収納することで、女性のボディラインを再現することのできるコスプレ用ボディスーツの一種である。今回購入したシリコンパンツには尿道がついており、導尿管というチューブに自分の息子をはめるとそこから擬似性器から排尿が可能だ。
ボディスーツには、胸部に着用するシリコンバスト、全身を覆うボディスーツ、そして臀部を覆うシリコンパンツの3つに大別できるようだが、今回、シリコンパンツを選んだ理由は一つ。「バレずに実験したいから」である。今回実験する公衆トイレというのは、当然男子トイレを利用するので、下半身だけならゆとりのあるズボンを履けば誤魔化すことができるためである。
〜道具の取り扱い〜
隣の大陸からの輸入品に日本語の取説はない。ここでは後学のために道具の買い方と使い方を書き記す。家族に見せられないひみつ道具には受け取りに工夫が必要だ。備品の購入は全てAmazonを利用した。ユーザー名は匿名、受け取りはコンビニだ。対面で受け取りたくないのでロッカー対応の店舗を選んで、わざわざ電車で受け取りに行った。
性転換パンツはシリコンのため、着用前にベビーパウダーで滑りを良くすることが推奨されているが、理由はそれに限らず、シリコンへの汚れの付着や加水分解を防ぐためでもあるらしい。まぶしておかないとベタついてしまうので注意だ。ドンキの乳児用品コーナーで入手したが、パフで塗る固形タイプではなくボトルでサーっとかけられるタイプの方が適していたと後悔している。
次に排尿を試すためにレディースの下着を買う。尿道口の位置が違うので、メンズ下着だと万一漏れた時のリカバリーが難しい。とりあえず使い捨てのつもりで、ニッセンの徳用品を買ってみる。余談だが下着泥棒を演じる動画で似た下着を見かけるので同じように手頃に買う人がいるのだろう。シリコン越しなので着用感を気にする必要はないとは思うが、女性のヒップが大きいことを考慮してもLLがきついと感じる。特に大きなサイズと書いてあるものが良いようだ。
今回は、ネカフェを拠点として着替え、近隣を散歩してみる。ネカフェの良いところは着替えができ、シャワーもできるところだ。
導尿管部分についても、特に取扱説明書はないが、コンドームをはめる要領で巻けばフィットしてくれるので、これでシリコンパンツを履いたまま排尿することができる。
散歩を終えたら、ネカフェでシャワーを浴びる。体に塗り込んだベビーパウダーを洗い流さないと、実家の風呂に浮き上がってしまう。そしてシリコンパンツも入念に洗う。特に尿道と疑似膣はぬるま湯でよくすすいでおく。そしてタオルに包んでおき、ドライヤーで乾燥させ、保管用のジッパー付き袋に入れてロッカーに保管する。
〜実験〜
装着が終わり、鏡越しに見た自分の体は、男性部がなだらかな丘になって、少し柔らかい印象を受けた。しかしズボンを履けばなんの変哲もない男性が出来上がり、ちんちんのない生活を試しているとは誰も気づかない。さっそく公衆トイレに入って排泄を試してみることにした。
最初はなかなか尿を出す勇気がなく、尿がでない。なんとか腹筋に力を入れて尿を押し出し、やっと出すことができた。それでも初めての座り小便は勢いが足りず、ただ下に垂直落下するだけであった。AVで仕入れた知識なら、女性にはもっと勢いがあると思っていたが、パンツの構造上こうなってしまうのだろうか。何もかもが新鮮で頭が真っ白になった。
この身体は尿路をコントロールできないどころか、そもそも尿道口を目視できないため、きちんと排尿できているかどうかは、もう祈るしかない。不安なのでスマホのインカムを車のバックモニターごとく、鏡の代わりに様子を見ながら用を足したが、失敗してトイレを汚したら大変であるからとても緊張した。
洋式の他に和式便器も試してみたが、これも下にチョロチョロと垂れるだけでコントロールが難しかった。
そしてパンツの構造上、残尿がどうしても生ずる。トイレットペーパーで股を拭くという行為を初めて体験したが、凹凸を拭くのはかなり手がかかる。そして尿道の周りに残尿があると立ち上がった時に垂れる。ここをきちんと拭かないと下着が濡れてしまうので不快感も大きい。我々のようにブンブンと振って解消するものではないのだ。
とくに困るのは、大きな排尿音である。水たまりに尿が落ちる音が個室のブースに反響してしまう。男性用トイレの個室でも、あんな音がしたら異常事態だと思うだろう。いくら個室でも恥ずかしい。音姫というものが女性から支持される理由がわかった。正直なところ、筆者もたかだかトイレの音で何を恥ずかしがっているのかと考えていた側だったので反省した。
〜感想〜
ここまでの実験の結果、女性の排尿が男性に比べいかに難しいかを学んだ。これをもとに回転率を上げる方法について考察する。まずは経験から問題点を挙げる。
・排尿音が大きい
・尿路がコントロールできない
・残尿を拭かなくてはならない
SNSの一件で、回転率を上げるために個室をなくすという案があったが、轟音を響かせながら周囲に顔を見せるのはとても恥ずかしいと思うし、失敗を周りにみられるのも恥ずかしいと思う。
また、男性が丸出しの小便器を利用する理由として、見られても恥ずかしくないからという意見が多く上がるが、一方で男子小学生の間では「ウンコをしていると思われる」という理由からプライバシーのある個室すら嫌がる意見があるともいう。これはもしかすると、見られるよりも音を聞かれることの方が恥ずかしいと言うことを示しているのではないか。
尿路のコントロールは、尿道口から伝う尿が問題なので、サニスタンドのようなかがむ非接触便器では困難かもしれない。
最近では、女性の防災用品として立小便を補助するアイテムが販売されているとも聞く。これなら密着して利用できるので安全に利用できるように見えるが、紹介動画を見ると実際の男性に比べて勢いがないように見受けられる。これには今回の性転換パンツと共通点があり、一度尿道から出た尿をチューブでコントロールすることは難しいのだろう。
局部を拭く問題は、便器だけではどうにかなる問題ではないだろう。海外には宗教的な事情から男性用小便器にもペーパーとゴミ箱を置いたり、シャワーを置いたりする例があるらしい。小便器は紙を流さないので、拭くとなると処理が大変だ。サニスタンドは紙を流すだけでなく吐瀉物の処理にも使えたと言うが、水たまりを作れば騒音の元になる。インフラ整備を考えると姿勢の問題よりも紙の問題が課題になる。
女性用トイレには小便器がないので気軽に試すことは難しいと思うが、立小便補助デバイスで排尿音を軽減でき、コントロールも確保できるとすれば便利ではとも思う。もちろん何十年も自身の体に慣れていれば、わざわざこんなものに頼ろうとは思わないだろうが。
難点はデバイスを持ち歩かなくてはならない点と、洗うための水栓または使い捨てデバイスを捨てるゴミ箱を配置しなくてはならない点だろうか。少し手や金がかかるインフラにはなるが、利用者が短時間に集中するイベント会場のトイレに設置するのであれば、せめて漏らすリスクに対しては保険になるのではないかと考えた。
では、性転換パンツと立小便デバイスを組み合わせて男性用小便器を使ったらどんな困難があるのか。これを試すことは男にしかできない、最も男らしい行為である。シリコンパンツは汗を吸ってくれないので夏は封印して、涼しくなる季節を待って実験してみようと思う。
〜結論〜
女性の体で立ち小便をするのは困難であることがよくわかった。本物の女性なら勢いよく出せば解消するのかもしれないが、性転換パンツには陰唇がないのでより複雑な問題を知ることができない。ただ少なくとも、残尿レベルの排尿で事故になる可能性があることは示されたと思う。つまり体の構造上、洋式便器とトイレットペーパーの組み合わせが手放せないのだ。この構造を保持したまま、他の改善でなんとかやりくりするしかないのだろうと言うのが筆者が体感した上での感想だ。
しかし実験を経て巷の意見を読んでみると、色々疑問が出てくる。そもそも何故トイレに安心感やプライバシーと言う概念を持ち込むのが重要なのだろう。
そんなにトイレで尻を出すのが恥ずかしいのか。我慢ならず駅のホームで漏らしてしまう方が恥ずかしいに決まっている。電車で化粧することが迷惑だろうか。電車で小便する方が迷惑であることに議論の余地などない。安心や快適の前に、漏らさずに済むトイレという本来の役割を、近頃のデザインや居住性を重視したトイレは見失っていないだろうかと思った。
災害時におけるスフィア基準があったところで、同じものを男女平等に食べれば同じものが出る。そしてトイレに使えるスペースは限りがあるのである。公共施設における小便器とは、そうした限られたスペースにおいて、竿を出すことで失禁から人を解放する便器である。したがって女性も小便器を使えと言う思想が「女性を悪い待遇に合わせること」だとは筆者は思っていない。ただ今は体の制約とうまくマッチしないだけで、フェムテックと呼ばれるような分野で技術革新があるかもしれないからだ。
日本でのトイレの平均的な利用時間は、大しか使わない男性に比べて女性の平均値のほうが短いとされている。今回の実験で小便器の配置が混雑緩和に寄与するとは考えにくいと言う結論に至ったが、不適としても、たとえば洋式便器を大小に分離して2列に並ぶだけで混雑緩和に有効かもしれないとか、体の違いを踏まえた改善を試みるべきではないだろうかと思う。筆者が知らないだけですでに女性用トイレがそういう作りになっているのだとしたら申し訳ないが、トイレを拡張するのはそれからでも遅くないだろう。
そしてここまで読んでもサニスタンドを女性に勧めたい男性諸君は、ぜひこのシリコン性転換パンツを履いてみてほしい。1万円ほどで不便な座り小便ライフを体験できるので、そこらの雑学本を送料かけて取り寄せるより良い教材になるだろう。それでもサニスタンドを勧めたいだろうか。現代人にとってこれはもう、外国人に和式便器を強要するようなものなのである。
増田は男。時短勤務。4歳娘と2歳息子がいる。二人とも保育園児。
よって育児時間は増田のほうが妻より長い。土日に出掛けるときは増田+子2人。移動は息子ベビーカー+娘手つなぎか、息子ヒップシート+娘手つなぎのいずれか。
Xで時折議論になる男児の女子トイレ利用について、意見を言っているのはほぼ女性な気がする。
反対派は
・男児も性加害をする
・男親がトイレに連れて行け
賛成派は
・子供は性加害なんてしない
・性加害をすると考える女はおかしい
…みたいな感じだ。
増田の場合、2歳1ヶ月息子はオムツが外れていないので、息子のおむつ替えの時はベビールームか多目的トイレのおむつ台を使う。
4歳娘がトイレの時も多目的トイレを使う。そのついでに増田も用を足す感じだ。
というわけで外出時には多目的トイレを使っているが、特にトラブルはない。多目的トイレから出た時に誰かが待ってたこともない。外出時に多目的トイレが無かったこともない。ちなみに東京在住ではない。政令指定都市でもないので都会ってわけでもない。
増田は息子が生まれる前も、娘を男子トイレに連れて行ったことはない。ずっと多目的トイレ。何の不自由もない。
たまに風呂問題でも議論されているが、娘は女湯に母親が連れていき、息子は男湯に父親が連れて行く、で良いと思う。それが出来ないなら部屋風呂のある旅館に泊まればいい。
それ以外の選択肢はないだろと思う。
つまり内臓脂肪でメタボの基準を作っていた日本肥満学会が無能だったってこと?
ウエスト周囲径の基準値は、日本肥満学会がCT検査で測定した日本人の内臓脂肪面積のデータに基づいて設定されていますが、なぜ体の小さな女性のほうが、男性より太めの値なのでしょうか?
理由は、女性のほうが男性より皮下脂肪がたまりやすいからです。男女ともに同じ量の内臓脂肪がある場合、女性は皮下脂肪が多い分だけウエスト周囲径も大きくなるようです。ただし、WHO(世界保健機関)の基準では、ウエスト周囲径が男性は84cm以上、女性は80cm以上となっており、諸外国ではいずれも男性のほうが太めの基準値になっています。これは諸外国では内臓脂肪ではなく、BMIやウエストとヒップのサイズ比などから基準値を設定しているためなのだとか。日本人女性のウエストが諸外国に比べて太いわけではないので、ご心配なく。
「女性の腹囲は90センチ→77センチ」 メタボ基準を新たに提案 - ライブドアニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.livedoor.com/lite/article_detail/26014572/
現行の腹囲の基準だと、心血管疾患の高リスク集団が見落とされてるよ。77cmのほうが適切だよ、という研究結果が出たというニュース。
論文はおそらくこれ
以下ブコメ
なん…だと…。世の中に溢れてる洋服、ほとんどウエスト大きめで、細いサイズって少ないから70センチ台の人がボリュームゾーンなのかと思ってたのに…え…
腹囲77cmだとかなりの人がひっかかるのでは。ウエストではなく腹囲でしょ? アンダーバスト75cm、ヒップが90cm〜100cmくらいの人もいるのにバランスおかしくない?
あのさ、心血管疾患の発症予測に腹囲を用いるにあたって77cmがボーダーとして最適であると統計的にわかりましたという研究結果に向かって「77cm以上の人はたくさんいる!」とかいわれても困るよ。
特定健診(メタボ健診)・特定保健指導のための基準なのだが、この基準を超えてしまうことがなんとなく不名誉に感じられるという気持ちはわかるよ。でもこれは「どういう基準で保健指導を実施すると成果(心血管疾患の減少)を得られるか」を突き詰めた数値なんだよ。もっと基準が緩くていいという主張なら、その根拠を出さなきゃ。
あえてブコメは引用しないが、「こいつら商売のために基準を厳しくしてるんだ!」とか誹謗中傷だよ。反ワクチンと大差ないよ。そんなに健康寿命を延ばしたくないなら無視して構わないからさ。特定保健指導にはなんの強制もないですよ。なるべく健康を保ちたい人のために有用な基準を作ろうとしてるんです。
ちなみに美容の話もしてないよ。これを超えたから「デブ」とかそういう話じゃないんだよ。心血管疾患の発症予測と予防の話だよ。
おまけ
ウエスト、ウエスト/ヒップ比、ウエスト/身長比、BMIの4つの身体指標のなかではウエストが最もよく「リスク重積」と関連することがわかりました。しかし、この4つの身体指標間の違いは統計的に意味のある差ではありませんでした。とはいえ、簡便さを考えるとウエストが最もよい指標といえるでしょう。
国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト
日本の若い女性の平均身長は158cm程度であり、従ってこの身長前後だと書かれないことも多い。では身長何cmから書かれるのかを調べてみた。
調査方法はfanza→通販→DVDより○cmでひたすら検索し、明らかに女優の身長でないものを除外していった結果である。
先に言っておくが、120~129cmは女優の身長で引っかかった作品は無かった(全部バストである)。191より上は基本何も引っかからない。
身長 | 作品数 |
---|---|
130cm | 3作品 |
131cm | 0 |
132cm | 2 |
133cm | 2 |
134cm | 10 |
135cm | 15 |
136cm | 4 |
137cm | 1 |
138cm | 30 |
139cm | 33 |
140cm | 114 |
141cm | 14 |
142cm | 36 |
143cm | 126 |
144cm | 56 |
145cm | 244 |
146cm | 68 |
147cm | 173 |
148cm | 348 |
149cm | 336 |
150cm | 266 |
151cm | 33 |
152cm | 59 |
153cm | 59 |
154cm | 32 |
155cm | 37 |
156cm | 16 |
157cm | 12 |
158cm | 22 |
159cm | 2 |
160cm | 37 |
161cm | 1 |
162cm | 15 |
163cm | 7 |
164cm | 18 |
165cm | 65 |
166cm | 44 |
167cm | 80 |
168cm | 80 |
169cm | 52 |
170cm | 544 |
171cm | 112 |
172cm | 176 |
173cm | 105 |
174cm | 41 |
175cm | 199 |
176cm | 41 |
177cm | 49 |
178cm | 69 |
179cm | 10 |
180cm | 131 |
181cm | 30 |
182cm | 20 |
183cm | 12 |
184cm | 2 |
185cm | 5 |
186cm | 2 |
187cm | 0 |
188cm | 2 |
189cm | 0 |
190cm | 14 |
・130cmの3作品は「130cmC学生(名前不明)」と「130cm前後」と「130cm台」である。同様に(?)140cmがやたら多いのは「140cm台」のせいである。
・名前と身長が明記されている女優のうち最低身長は綾瀬千佳で132cmである。133cmは中居玲奈、134cmは雪野りこ。身長132,133,134は彼女らの出演作が全てである。135cmから複数女優が引っかかる。