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はてなキーワード: 鉢合わせとは

2023-09-04

増田のせいでビーチサンダルへの風評被害がすごい。

Bさん、Bさんってネガティブ話題しか登場しない。

そのせいで今日ビーサン通勤したら人事部長に鉢合わせして

社会人としての自覚を持って行動しろってめっちゃ怒られた。

もう増田のせいだろこれ。

2023-08-25

anond:20230825045917

兄と脱衣所で鉢合わせたことがあったけど別にガン見はされなかった。

普通の反応だった。目がいってしまうのは男の本能ではないと思う。

2023-08-04

お店の雰囲気に合っていない客について


関東田舎で働いてる。しがない機械工場勤めだ。話したいことがあって増田投稿する。

いま居るとこは、すげーのどかだ。ほぼ東京の隣であるにもかかわらず田んぼ結構並んでる。あと数か月で稲刈りだな。今週ぐらい、近くの神社夏祭りがある。嫁も子供もない自分は参加しずらいが、それでも毎年行ってフランクフルト焼きそばを買って帰る。のどか地域だと思う。地元なので思い入れはある。

それで、何か事情のある家族もいないし、二週間に一度は飲みに出る。安い焼き鳥の店で千円ちょっとだけ飲み食い(ボーナスが出たばかりだとやや高い店)して、それでスナックラウンジに行く。田舎から、そりゃあ安いもんだ。飲み放題で三千円の店とかもある。

自分が好きな店は、スナックラウンジを足して2で割ったようなお店(以降は「お店」とする)だった。婚姻的な意味を表す英語が店名になっていた。最初はなんとなく寄ってみて、「料金高いな」と思ったけど、スタッフがみんないい子ばかりで気に入った。自分はあまりお金持ってないから、いちばん安いウイスキーボトル(ニッカor角)を入れて、一時間四千円ちょっとでしみじみと粘る。でも、ごく稀には同伴だってしてやるんだぜ。いつもカウンターに座ってる。テーブルには座らない。

さて、そんな具合でお店を楽しんでいたんだが、ある時だった。『町内会長』が店に来たのだ。60過ぎたくらいの。初来店だった。今から1年ほど前。

最近の爺さんって若作りな人が多い印象だけど、この人は年相応かなって感じだった。清潔感というのか、そういうのはあった。スーツ私服を足して2で割った感じの服装だったと思う(追記 調べたらセミフォーマルというらしい)。薄緑?~ダークグレーの装いがお店のうす暗い照明に照らされてた。

この人がタイトルの人だ。店の雰囲気にあまり合ってなかった。自分はこれまで、町内会長という役職の人と会話をしたことはなかった。なんか地域代表者みたいなイメージしかなかった。一般雑誌とかアニメとか寝取られものエロ漫画あらくれ氏が描くような...)に出てくる町内会しか知らなかった。のほほんとした感じの爺さんで、腹に一物もっている感じの。。。

続きだ。見慣れない人が来たなあ、と思っていたら、出入口からそう離れていないところで立ち止まっている。スタッフ女の子数人(平均年齢は30~40)も神妙な雰囲気だった。

「どこに座ったらいいですか」と、その人が言うと、チーママが「どこでもいいですよー」と言いつつ、俺とふたつ離れたカウンター席を案内した。それで、自分に付いていた子が2人いて、うち1人がその人のところに行って、あとはチーママが付いた。

そこで、その人が「すいません。料金の説明をしてもらっていいですか」とチーママに言った。で、説明を受けると、「ボトルは入れません。飲み放題します」だって。※飲み放題の方がセット料金が高いが、ボトル代払ってキープすると安くなる。どっち派かは人による。

なんか、明らかにほかの客と雰囲気が違う。気になって、会話を聞いてみようという気になった......それで、おおよそ以下のようなキャラクターが判明した。

・お店の隣町の町内会

・町内の飲み会の帰りに寄ってみようと思った(※徒歩)

都内商社で働いていて、定年退職した2年前に地元に帰ってきた

・珍しい店名だと思って寄ってみた

こんなところか。商社名前もどこかで聞いたことがあった。こんな田舎者でも知ってる会社だ。きっと金を持ってるんだろう。年寄りからな。

問題なのはこの後だ。会長飲み放題コース(1.5hで5,500円)にしていた。女の子ドリンクが1杯につき500円のはず。で、来店から10分くらい経った頃だった。会長に付いていた若手チーママ(34)の1人が、「私、一杯いただいてもいいですか」と言った。

すると、会長左手を前に突き出して、「どうぞ」と言った。問題はその数分後だ。もう1人付いていた別の女の子(31)が、「1杯いただきますね」と言って、焼酎水割りを作り始めた。

※上の括弧内の数字は年齢だ。オンラインゲームレベル表示とかではない。わかってるとは思うが……。

すると、会長が「ちょっと待って」と言った。俺がそっちの方を向くと、会長女の子(31)をちょっと睨んでいた。チーママ心配そうにしてる。

「その飲み物は、一杯につき料金がかかるんでしょう?」

はい。500円です」

「だったら、その前に私の了解を得ないといけないんじゃないの」

「あ。はい。ごめんなさい」

「お客さんの了解も得ないで飲み物を作るのは、それは泥棒と一緒じゃないか!?」

( ^ω^)・・・

女の子(31)は涙目になっていた。で、キッチンの方にすごすごと歩いて入っていった……。

こういうおっさんを見ると、本当にムカつく。わかってないのはあんたの方だろう。たかだか500円で、グチグチグチグチと。本当にケチ臭い人間だ。飲んでて気分が悪くなる。

あんた、金持ってるんだろ。俺と違って。別にいいじゃん。女の子に500円払うくらい。くれてやれよ。場の雰囲気壊してまでやることじゃないだろ。ああ、思い出し怒りがさく裂しそうだ。マジでイラついてきた。

その後は、チーママが謝ってたはずだ。会長が「ダメだよ。あんなことしていたら。ちゃんと教えてあげないと」みたいなことを言っていた。

何がちゃんと、だよ。気持ちが悪い。何様だ。金持ってんだろ。ケチ臭いこといってんじゃねーよ。みたいな思いがして、それから3、4杯だけ飲んで家に帰った(自転車を押して)。



何が問題かというと、この会長それからお店を利用するようになったことだ。けっこうな頻度でくるようになった。自分がお店に行く日と曜日が被っていた。

おそらく会長と3回目に鉢合わせた時だったか自分がお店に入った時は、さっきの女の子(32)とチーママがいて、カウンター席で話していると会長がやってきた。自分のふたつ隣りのカウンターに座って、「飲み放題焼酎(ウイスキーだったかも...)にします」と言ってたか。いや、確か焼酎だ。でかい梅干しをグラスに入れていた。その際、チーママに「(会長場合は)ボトル入れた方が明らかに安い~」と言われてたけど断っていた。

その時、会長女の子(32)に「この間は悪かった」と謝っていた。彼女は「いいです、いいです」みたいなことを言っていた。謝るくらいなら初めから怒ったりするなよと感じたけど、まあ世代が違うだけで、悪い人じゃない、いい人なのかもしれないと思っていた。

でも、やっぱり感覚が合わないんだよな。ほかの常連(一月に1回くらい会う)の人でさ、高齢のじいさんがいるんだよ。多分70くらいかな。細身だったと思う。で、その人がよくキレたりする。酒がまずいとか、今日はいい女がいないとか、カラオケがうるさいから黙らせろとか(※この爺さんも歌う人だから相手邪魔だったのかもしれない)、とにかくうるさい爺さんだ。ほかの客にもウザがられてる。

できれば、チーママにはこの人を出入り禁止にしてほしいと思っていたし、実際に「出入り禁止にした方がいいよ。お店のためになんないよ」と進言もしていた。しかし、返事ははぐらかされるばかりで、なしのつぶて状態だった。

それでまた、ある時だった。爺さんが、その会長に絡むんだよ。で、会長相手をする。「出身は?」とか「カラオケは何が好き」とか、あとは家族の話とか。ホステスよりも話してるんじゃないかという時もあった。

そういう時に限って爺さんがうるさい。でかい声で何かを叫んだりする。気が高ぶってるのかもしれんが、こっちはい迷惑だ。頼むからかにしてくれ。こっちはこっちで目の前の嬢と話したいんだよ。うるさくて聞こえん。

それからちょっとして、高齢の爺さんは店に来なくなったけど、それまでは本当にあの二人がうるさかったよ。不愉快時間だった。

で、ようやく静かにお店を楽しめる~と思ったら、今度は若者連中(といっても30代だが…)と会長が話をするようになった。これがまた輩っぽくてうるさい。こんなにうるさいのかと思った。会長は、調子に乗って若者連中におごっていた。ホステスにもな。こっちは端っこの方でちびちびとやるしかない。

やっぱり、調子こいてるんだよな。いい会社に勤めてたからって、インドネシアに行ってたとか、赴任先の国でクーデターが起きたとか、間違えて強盗徘徊してる列車で一夜を過ごすことになったとか、マジで自慢ばっかり。若者連中は一応は聞いていた様子だったけど、たぶん内心はつまらないに違いない。

なんで自分がこんなに会長のことを覚えてるかというと、それくらい嫌な奴だったからだ。一緒になったのは軽く10回は超えているだろうか。自分にも話しかけてきたことがあった。「男前だな」とか「無理にでも結婚した方がいい」とか「結婚したら人生変わる。大人になれる」とか「気分が暗そうだね。あなたカラオケ歌わないか」とか、こいつマジで○そうかと思ったくらい、それくらい失礼な奴だった。

こっちだってやりたくて未婚なんじゃない。したくても結婚できねーんだよ。いい人がどうしてもいない。こっちは工場勤めだぞ。出会いなんてねえよ。ゼロだ。あんたの会社だと、男社員に女をあてがってくれる部署があるんだろ。大卒でも専門卒でも、かわいい女の子いっぱい雇って、総合職の男社員とくっつけるんだろ。羨ましい。

ムカつくことが多くて、あの会長のことをよく覚えている。マイナス方向のインパクトが強すぎた。ポジティブな言い方をすると、俺には眩しかったのかもしれない。俺はずっと底辺近くをはいずり回ってきた。まともな親とか、家族とか、教師とか、上司とか、そういうのは知らん。友達には恵まれたかもしれない。今ではもうぜんぶ遅い。もうすぐ40になる。人生は取り返せないのだ...。



そろそろ終わりにする。

会長の初来店から半年が経った頃か。つい先日のように思える。ようやく最後にオサラバができた。

その日、ちょっと嫌なことがあって、イライラしていて、お店に入ってもあまり喋ることがなかった。※工場内の数少ない台車をどの部門が使うかでケンカをしたのだ。マジでレベルな争いだった。中学生かよってくらいに。

態度でわかるくらい気分が悪かった。チーママもほかのキャストも、ほかに3人いた常連さんも、遠慮のためか話を振ってくることはなかった。

そんな時に、会長が話しかけてきた。「増田さん、いつもより気分悪そうですね。大丈夫ですか」だったかな。

「まあまあですね」と答えたら、「いつもと顔が違いますよ。嫌なことあったんです?」って感じだった。

その時、キレそうになっていた。で、ただ一言、こんなことを俺は言った。「会長さんは、どうしてこのお店にくるんですか。ちょっと遠出すれば金持ってる人が入るような店ありますよ?」と聞いたら、「ここが好きなんだ」って返ってきた。

「この場末のお店のどういうところが好きなんですか?」と聞いたら、「若い人が多くて、スタッフみんなが仲いいところかな」と返答があった。

「でもここ、あんたが来る店じゃないよ!?」

頭に血が上っていた。いつもは言わないであろう言葉が出てきた。ぜんぶこのおっさんのせいだ。

「客層見てみろや。あんたは恥ずかしい!!」

会長は急に黙って、でかい梅干しが入った焼酎のグラスに手をやってた。

「すまない会長。でも、みんなそう思ってるよ……」

最後に言ったら、「すまんね」とだけ言って、会長トイレに行って、お会計を済ませてお店を出て行った。

周りを見ると、スタッフ常連さんも自分の方を見ていた。そうか、そうだったんだよ、みんなあのおっさんのことがウザかったんだな。でもお客さんだし、金払いもいいみたいだから何も言わなかったんだな、と合点がいった。

そう思うと気分が晴れて、イライラしてたのがすっとんでいった。目の前にあった安いニッカの水割りを一気に飲み干してグラスを置くと、チーママが俺の方をじっと見ていた。確か、こんなやり取りがあったかな。

・気分が悪そうなのに飲んだらだめ

・もうその一杯で帰った方がいい

健康のことを考えて、安い酒はやめた方がいい

それからもう、会長が来ることはなくなった。

で、俺もだんだんその店に行くことがなくなった。というのも、自分がお店に行くと、ボトルが切れる度に、スタッフひとつ壱万円以上のやつばかり勧めてくるようになったからだ。健康のためだという。

断ると、これがまた営業トークがしつこいんだ。高い酒飲めって。いや、もう嫌になってきたよ。あの安いウイスキーボトルが好きだったのに。

今ではふたつ隣の別のお店に行っている。やはり、安いニッカや角が置いてある店がいい。こういう店では、安い値段でゆっくりするのが好きだ。

老若男女問わず大はしゃぎの夏だというのに、嫌な話をしたな。申し訳ない。

でも、どうしても気になってるんだ。これは、関東にある一地方都市の話だ。東京都内など、真の都会暮らしの人には縁が薄い話だったろう。お目汚しを。

やっぱり、あの時、あんなことを言わない方がよかったんだろうな。町内会長さんには悪いことをしたな。後悔してる。もう謝る機会はないけど、胸の中にしまって生きていくわ。

ごめん。

2023-07-23

親父がブリーフ派で恥ずかしかった

何も恥ずかしがる必要なんてないけどガキだった俺はとても恥ずかしかった

このご時世にトランクスじゃなくてブリーフ

例えるなら今どき髪型ちょんまげにされるようないたたまれなさがあった

近所のスパに連れて行ってもらった時は同級生鉢合わせないことをひたすらに祈っていた

ダサいからトランクスにしてくれと何度も思ったけど、そのお願い自体ダサい気がして飲み込み続けた

2023-07-18

Coc身内の愚痴悪口

人間関係よりの愚痴。長い。

Coc6版の話。

話すとこが無いから長々吐き出す。

身内にどうしても致命的に合わない人がいた。

仮にAとしよう。大手同人作家少女漫画系)で、すぐに病みツイし、ワーに吉牛されている。

・男女と見ればバディだのカプだのにせずにはいられない。

「この二人は男女だけど恋愛感情とかじゃなくて特別な結び付きで~」とか口では言いながら、少女漫画的、オリキャラ夢主的な視点しかPCを見られない。

女の子ってそれだけで可愛い~!それだけで大事にしなきゃいけない」って異性愛規範が強い。あわよくば付き合ってない状態で周りにはやし立ててほしがるし、付き合ってない男女にラッキースケベ起こしたがりの発情狂。

主は、現状のメディア流れる異性愛規範結婚制度が嫌いだ。ルッキズムも嫌いだ。たとえ誉めてても、人の外見に言及するなんて卑しいなぁと、品性を疑う。

まあ、これは割と少数派だし過激意見だって自覚はある。だから口には出さない。

でもAが♀PCや♀NPCに優しく接する時、いちいち女の子なんだから、って理由付けするたびに、血管キレそうだった。PCNPC性格、信念、感情をまるきり無視した取り扱いじゃん。

だけど取り沙汰にはしなかったよ。いい大人だしね、単に価値観のちがいなんだし言っても何も改善なんかしない。空気悪くなるしね、ただのゲームだしね。

正気度ロールとロスト

曰わく、ロストするようなシナリオには行きたくない、怖い。つまり絶対にロストしないって保証されたシナリオでカッコつけたい。

シナリオ通りの処理で、ダイスでAのうちよそ相手♂を殺したら「やだやだやだやだ」って駄々こねてさ。どうにもなんなかったから、無理くり生還させてやったよ。涙涙の感動イチャイチャ後日談ながなが。もうこいつらに回さねえってなった。

そのくせ、「CocなんだからSANチェックがなくちゃ!」とか言う。じゃあってそういうシナリオ発狂処理に入っても、AのPCはカッコつけたまま。意味が分からない。なんなんだよ。主の発狂RPは笑うくせに。

すごいダブスタ

自分以外のPLを一個人だと思ってない(たぶんNPCだと思ってる)

で、↑みたいな不満があっても口にしないと、Aは主のこと感性100%合ってるマブダチ、みたいな距離感で来る訳よ。

んな訳無いじゃん。まあこっちも言わないのは悪いんだけどさ。

A、他PL・PC発言しても、スルーして「私(自PC)はこうします」みたいな感じ。あるいはAのええカッコしいRP踏み台

Aと一緒だと本当に色々食われるので、なるべくPC探索箇所やシーンが別れたところでRPとかやってた。でも割って入ってくんだよな。

廊下と部屋の中に別れてから、他PCタイマンちょっと深い事話してたら、「でもそれってこうじゃない???」とかさ。

同じ廊下にいると思ってた、だってさ。ほんと人の話聞かねえし空気読まねえな。

別シでさ。AのPCが♀NPCとお風呂入ってる時に、主がちょっと様子がおかしかったNPC荷物を漁る、みたいなシーンでさ。Aより先に上がったNPCと主が鉢合わせして、誠意RPでなんとか心開いてもらおうとするみたいな展開になってさ。

最後NPCから手を伸ばしてもらうの待ってたら、Aが「NPCを後ろからハグして『私たちは味方だよ(イケボ風)』って囁きます」とか割って入ってきてさ。すべて持ってかれたよね。

ここ、待てなかったの?そんなに自分がなキメなきゃ気が済まないの?

A以外の他PLにも、見せ場をキメたい、って気持ちがあるのが分かんないかー。

コミュニケーションって、相手言葉を聞き入れて何か影響を受けたり、あるいは与えたりが発生しえなきゃ、虚しくない? 彼女の中であらゆる事は決定事項で変化が無いので、言葉を交わす意味が感じられなかった。

他人言動や心情に興味無いんだろうね。NPCやPL・PCが秘めてる想い、みたいなものにまったく想定がいってない。口にされなきゃ分かんないというのはそう。だけどそういう境遇に置かれたらどんな事考えるだろうどん気持ちになるだろう、って想像も慮りも無い。自分が見聞きして思った事がすべて。

・離れようとしました

何年かご一緒したが色々耐え難く、フェードアウトしようとした。

面と向かって全部言ったら、Aは主を悪者にしてワーに吉牛されて延々病む+身内を切って、居場所から追い出された、私かわいそうな被害者!みたいな形にしかねないから。

Aはメンタル弱々だし、タイミングメンバー関係で一人だけ誘われないとかに当たると、「私なんて…」と病み出す。逆に、投げられる誘いにはまず全部挙手する。自分がいないとこで人が楽しんでるのが不安なんだろう。普通に心配だ。

そんなんに何かの拍子で死なれても寝覚めが悪いし、主を一方的加害者にされるのも気分が悪い。

主がフェードアウト、が一番気持ち的に良い&楽。

が、身内に暇や一人の時間がとにかくイヤ!この中の誰かが釣れたら御の字!と、いつメンにお誘いを投げまくる人がいる。仮にBとしよう。

AがいるGrミュートしてたが、あんまり無視してても声かけされる。不自然に思われない頻度で反応してたが、それも限界

Aとは同卓したくないんだ、顔も名前も見たくない。一緒になりかねないお誘いは遠慮願いたい。まとめて投網漁するBには、いちいち班分けとか配慮も面倒だろう。主は放っていつメンで楽しんできてくれ、とお話した。

結果、身内はAをハブってしまった。

主はそういうつもりでお誘いを遠慮願った訳じゃない。

そもそも、この身内には、Aの↑みたいなモロモロを許してきた土壌がある。Aの他PL食い独走うちよそ全開セッションを、KPもPLも見学者ヤンヤと囃してた。諫めもしない。

セッション中はKPが世界だ。世界がAを肯定するなら、この世界は主にとって息しやす場所ではない。

からそもそもその世界ともちょっと距離を置きたかっただけなんだよ…。

・その後

定期的にAの垢を見に行ってしまう。もう身内用垢は消してしまたから、新垢で。

新垢ではAの事をブロックしといて、絶対に主の投稿が見られないようにして。

何がAの「私かわいそう!」棒になるか、分かったもんじゃいから。

「信じられないほど粗雑に扱われた」「ひどい」「傷ついた」と主を責めては、ワーに吉牛してもらっている。

どの口が、と思う。主と主のPCNPC扱いしておいて。粗雑に扱って、AのRPやうちよその踏み台にしておいて、どの口が。

本当に、自分の発想に無いことは世界存在しない人だから。Aは自分加害者かもとか、誰かを不快にさせてたかもとか、まったく考えもしないんだろうね。

捨て垢でも作って言いに行ってやろうか、と思う事もある。そういう悪意や衝動が、そろそろまずいな、となってきたからここに吐き出し。

おいA、これ見てまた泣き言投稿して、ワーにAさんは悪くないよこいつ酷いヤツだねヨシヨシしてもらうか?お得意の私かわいそうな被害者(笑)ってさ。

もうAの垢見に行かないですむようになりたいな。

2023-06-16

ランボー2

敵兵から泥の壁にピントが移ってぎょろりと目玉が現れるとこ

スターウォーズ ep6

ルークライトセーバーを投げ捨ててジェダイになるとこ

ゴッドファーザー

粛清シーンで警官に扮した殺し屋が膝立ちで狙いをつけて撃ち殺すとこ

エヴァAir

バッハBGMに弐号機と量産機が戦うとこ

ラストアクションヒーロー

現実世界で窓ガラス割ったシュワちゃんが痛がるとこ

カラテキッド

箸でハエ捕るとこ

桐島、部活やめるってよ

ロメロだよそんくらい観とけ

ベンチを空けられても橋本愛の横に座れない神木隆之介

ソナチネ

雀荘の店主沈めるとこ

ロシアンルーレット

エレベーター高橋鉢合わせして撃ち合いが始まるとこ

真っ暗なホテルで銃撃の光に照らされてたけしの顔が浮かぶとこ

高橋の乗った車に手榴弾投げ込んで「車燃やしちゃってどうすんだよ」ってどやされるとこ

ダークナイト

昔服を交換した浮浪者に"nice coat"って声かけるとこ

パイレーツ

ボートかぶって水中をトコトコ歩くとこ

ブルース・ブラザーズ

オープニングの出所で抱き合うとこ

逃げ回ってる内にGTAみたいになってくるとこ

税務署員のスピルバーグがひょこっと出てくるとこ

エイリアン2

川北後光でパワーローダーが出てくるとこ

・Vフォーヴェンデッタ

ナタリーポートマン丸刈りにされるとこ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

ラストデニーロアヘンでキマってトロトロになってるとこ

愛のむきだし

ゼロ教会西島隆弘が空洞ですを合唱してるとこ

グッドフェローズ

ジョー・ペシの"Funny how?"でヒエヒエになるとこ

スカーフェイス

アルパチーノがパラノイア発動して札束を一枚一枚勘定するとこ

チャーリーとチョコレート工場

お出迎えの人形が発火して溶けたのをねっとり映すとこ

パトレイバー

長屋の残る下町イングラムがポップして野次飛ばされるとこ

ヒッチコックみたいなとこ

ヘレディタリー

・妹が死んだ後青ざめまくった兄貴が取り敢えず寝るとこ

グリーンブック

ケンタッキーKFC食って車窓から骨を投げ捨てるとこ

アンタッチャブル

アンディガルシア乳母車を受け止めつつ狙いをすますとこ

バグダッド・カフェ

ドイツのおばちゃん勝手掃除して主人のおばちゃんにブチギレられるとこ

イエスマン

ジムキャリーが華爛漫踏むとこ

トイストーリー

バズがCMに出る自分を見てヤケになるとこ

モンスターズインク

マイクバカデカコンタクト入れるとこ

ノーカントリー

アントンシガー笑顔キモいとこ

マトリックス

弾避け

避けきれなかった後にトリニティエージェントの脳天にゼロ距離でぶっ放すとこ

手荷物検査コートガバッと開いた時に警備員が驚きすぎてすぐに反応できないとこ

スタンド・バイ・ミー

ちんちんヒルが張り付くとこ

・リトル・ショップ・オブ・ホラー

feed me

千と千尋

カエル男が厨房の窓開けてタバコ吸うとこ

BTTF

栓抜きの使い方をパパに教わるとこ

ママが車で酒とタバコやるとこ

2023-06-14

ソロ男性のジェントル

腹にグサリと来た………。気をつけていたつもりだけど、改めて反省する。俺は、40代おひとりさま男性だ。彼女どころか女友達もいないし、女性と手を繋いだことさえない、いわゆる弱者男性別に何も特別なことじゃない。

あなた

この日記を今スクロールしてる、あなただって弱者男性でしょ。ならば共感してくれると思う。

❶ 俺は昔バックパッカーだったので、小型のマルチフューエルストーブチタンのコッヘルを携行してキャンプに行くことがある。ただし、大人になってからはゆったりとした大型のテントパイプチェアを持ってく。で、近くに女性ソロキャンパーと思しき人が設営してるな… と思ったら、俺がストーブ類を出した瞬間に速攻で撤収して行った………。なるほど、この装備では多人数調理はやりにくい。他の同サイズテント夫婦だが、ソロ男性の俺には当然女性の同伴はない。それを確認したんだ……。

ジェントル❶・ソロ男性は一人だとすぐわかる装備で。

❷ 夜中の電車漫画スクロールしてると、ガタガタと音がした。ふと顔を上げると隣に座ってたはずの女性車両を移動しようと焦ってドアを開けようとしてた。そのときトイレに行きたいんだろう……と納得してたけど。電車の車内は最初こそ人はチラホラいたが、だんだん下車して行き、いつの間にか俺と彼女の二人になってた…………。

ジェントル❷・ソロ男性電車に乗るなら、人数管理に注意して。

❸ 数年後、夜中にマンションエレベーター女性と二人きりになった。すると彼女が突然ボタンを連打し始めた。ビックリしたけどすぐ降りて走っていったので、きっと部屋バレしたくなかったんだろう。夜中に鉢合わせ男性に部屋番号なんて知られたくないだろうから

ジェントル❸・ソロ男性女性と二人きりにならないで。

弱者男性への一般的アドバイスに素直に従って、ヒゲ鼻毛は常に剃り、夏の終わる頃に服は煮沸消毒している。それでもソロ男性電車ソーシャルディスタンスが発生する——…電車で隣に座ってた女の子がそっと腰を浮かして離れる現象は、よくある。今回のアドバイスが優れているのは、「男である自分女性からゴキブリハイエナを足して二で割ったような存在に見えてるはず」と自省することで、これらのジェントルただちに導出される点だ。他人からどう思われてるか? を意識すると自然と取るべき行動がわかる。俺も自室でゴキブリに遭うと真っ青になるよ。キモいはただの感想じゃなくて、キモい心理的安全性を奪われた悲鳴 なんだな。勇気を出して教えてくれた彼に、ありがとうと言いたい。

余裕がある女性ソロ男性弱者男性諸氏は、普段気を付けてるあなたジェントル(男として女性を脅かさないように注意してること)を教えてほしい。

2023-06-12

街中の狂人を陰ながら応援している

俺の地元私鉄や最寄り駅には、よく狂人が現れた。

電車の中で大声で独り言を叫んだり、セルフ車掌したり、すごい勢いで車両間を移動してるアレだ。

それも一人ではなく数人いた。というのは、養護学校作業所沿線にいくつもあったからだと思う。

部活とかで少し早めに駅に着くと、大体同じ時間鉢合わせしていた。帰りの時間にも、スーパーマーケットなどにいたりする。

彼らは知的障害だったり精神障害だったり強迫性障害だったりいろいろ背景があるはずだが、ここでは狂人とよぶ。世間はそうとしか見なしてないのだから

俺は彼らを応援していた。

電車の中で狂人が行動を始めると、車両から次々と人がいなくなる。大声で広告を一つ一つ読み上げたり、虚空に向かって何か漫画?の台詞を叫んだりする。

下手すると、十数人いたはずの車両からみるみる人がいなくなり(すっと隣の車両に移動したり、駅で一旦降りて別の車両に小走りで移動したり)、車両には座る俺と大声で単調に話す狂人の二人だけになることもあった。

また、所謂汚言癖というのか、有名人名前卑猥言葉を叫ぶおばさんと鉢合わせることもあった。一見そうとは見えないただの主婦みたいな女性が「○○、ちんぽなんだろ!」みたいなことを叫ぶ。ますます周囲から人がいなくなるが、それを自覚しているらしく、「目を逸らすんじゃない!」と叫んでいた。その叫びを聞いたのは俺だけだ。

この二人は、叫ぶほかに身体的な他害性はなかった。二人きりになっても、俺にかかってくることは無かった。

ジャージを着た、丸刈りの二十代くらいの男性がいた。丁寧かつ単調な口調でいろいろな人に「○○ですか?」「○○(アニメキャラ?)っていいですよね」と話しかけたり、大声で独り言を発する。もちろん狂っている。たまに介護者?が横にいることもあったが、その時はずっと介護者に話し続けている。

観察していてわかったのだが、彼が話しかけるのは、女性が多かった。最近、ぶつかりおじさんという言葉流行ったが、彼はそれに近いのかもしれない。

ある時、このジャージ男が駅のホームに現れ、ある私立女子高生に話しかけ続けていた。執拗かつ、延々と。女子高生は移動できない理由があるのかそれとも逃げちゃダメだと思ってるのか、白線の内側のレーンから動かず、微妙しかし鬱陶しそうにうなずいたりしていた。周囲に人はいるが、誰も助けに行かない。俺も、時刻表板の後ろでそれを観察しているけど助けない。助ける必要を感じない。そして電車が来て、やっと女子高生解放されるかと思ったら、ジャージ男も同じ電車に乗っていった。多分電車の中でもずっと話すのだろう。

読んでもらえればわかると思うが、俺は何か清い心とか、福祉的な精神狂人を見守ってるわけではない。最近、「公共の場で大声を出してしま障害の人もいます。見守りましょう」みたいな啓発ポスターがあるが、そんな生暖かい見守り心ではない。

ただ、彼らのような存在が、好き放題する。既存コミュニケーション破壊する。自分が健常で正常で普通だと思い込んでいる連中に突撃する。そういったことでしか既存の、閉塞し続ける社会破壊できない、と思っていた。だから応援していた。

卑猥言葉を吐き続けるおばさんや、女子高生に絡み続けるジャージ男を見て、俺は興奮していた。彼らの様に一線でも百線でも超えて社会撹乱する行動はとらず、ただ応援する俺は卑怯かも知れない。ただ、ずっと彼らを邪魔せず、社会普通の人たちの人生意識しようがしまいが攻撃し続ける彼らを邪魔しないことが、変革に繋がるんだと思っている。

最近会社に馴染めず、相談しに行った心療内科で、WAIS3などを受けたりしたところ、俺は発達障害一種らしいことがわかった。まだ最終診断や手続きはしていないが、そう認定してもらう方向でやっている。

はいよいよ彼らの同類に近くなる。(発達障害障害ではない、という人もいるが)

俺は、狂人応援し続けた自分を、自分なりに誇りに思っている。

会社の別部署の後輩に、俺よりもコミュニケーションがやばそうな人がいる。彼は周囲を疲弊させてるが、俺は彼も応援している。

なんで、所謂健常者の決めたコミュニケーションに、障害者が従わされ続けなければならないのか。なんで、自分排除する社会を愛さなければいけないのか。

みんな、社会への果敢な攻撃、がんばれよ。

2023-05-04

新居の向かい精神異常者が棲んでる


ゴールデンウイークにごめん。ちょっと吐き出させてほしい。

昨年の春から京都の北のエリアに分譲地を買って、家族で住み始めている。

結婚して数年。子どもが大きくなってきて、アパートでは手狭になってきたし、旦那と私の給料も少し上がっていて、そろそろ時期なのではと思っていた。

シミュレーションでは将来が厳しい可能性もあったけど、思い切ってモデルハウス見学会に参加して、分譲予定の土地を見て、空気がおいしそうなところだったので買うことにした。

今では後悔している。

もっと別のエリアにすればよかったと思うし、情報集めが不完全だったとも感じてる。周辺に公共施設があるとか、道路網の充実とか、ショッピングよりも大事なことがあった。わかってなかった。

近所にどんな人が住んでいるか。異常な人間が住んでいることを把握していればよかった。不動産会社に苦情を言ったけど、「重要事項説明書に書くことでもないですし、もし書いたら人権侵害になりますから」とのこと。大手だと思ったから信用してたけど、そんな甘いものでもないよね…。



愚痴らせてほしい。おととしの秋だった。思えばラストチャンスだったかもしれない。新家建築中のこと。不動産会社から連絡があった。「大工さんから情報提供がありまして。夜に、建築中の宅内で翌日の作業準備をしていたところ、ドアがいきなり開いて男が入ってきました」とのこと。男は大工さんと鉢合わせると逃げていったらしい。

まだドアを据え付けたばかりで、電気が通っておらず防犯機能オフになっていた。警察に言っても捜査は進まない。一応家主には連絡すべきということで、不動産会社が連絡してきた。

旦那には当然報告した。不安そうにはしてたけど、「もう契約たから。不吉だけどこういうこともあるよ」と他人事のような反応だった。ちなみに、ほかのお家は大工さんがすでに引き上げており、鍵がかかっていて無事だったらしい。

今の話をしたい。

結論をいうと、おそらく建築中の家に入ってきた男に苦しめられている。去年の春に越してきてすぐ、近隣の家の人が挨拶にきてくれた。京都市の人って冷たいイメ―ジがあったけど、向こうから来てくれて、親切に暮らしの案内をしてくれた。見知らぬ土地だったので正直ありがたかった。

でも、その折、新しくできた新築家屋をずっと見つめてくる男に気が付いていた。向かいに住んでいる和風の家に住んでいる男だった。道路を挟んで男の家の敷地から見詰めてくる。おそらくだけど仕事はしてる。朝の時間茶色ツナギ?ていうのあれ……で出かけていくところを見たことがある。

正直気持ちが悪かったけど、いろんな地域にいろんな人がいるだろうしということで我慢していた。いつかはなくなることを信じて。

でもある時、見てしまった。その時から怖くなった。

日曜日子どもを庭で遊ばせている時だった。向かいの家の二階の窓が開いた。すると、その男がひょっこり身を乗り出した。その男は、ちょっと周りを見渡すと、二階の窓からそのまま……おしっこを始めた。ごく普通に始めた。最初、なにが起きているのかわからなかった。

とにかく、明らかにそれだった。言葉にもしたくない。うちの子どもがそれに目をやっていて、私の方を見て「あれ」と言い始めるところで、手を引っ張って家の中に入った。

なにが起きているのかわからなかった。もう嫌だった。「選択を間違えた」とその時感じた。私は間違えたんだ。なんでもっと、新居を慎重に選ばなかったんだろう。



かにも異常な行動はあるんだけど、あとひとつだけ言わせてもらう。

8月だった。日曜日。夫の同僚が集まって庭先でバーベキューをしていた。私も参加させてもらって、賑やかな雰囲気で楽しんでいた。

あれのことが頭をよぎって、向かいの家の二階を見ることが何度かあった。でも、その気配はなかった。あの男が二階から小便をするところは、この時点で3回は観ている。

もし、あれが出てきたらどうしよう。みんなに観られたらどうしようと不安になっていた。

時間が経って何事もなく、安心した気分でバーベキューを楽しんでいたけど突然だった。「おい、お前ら!!」という声が後ろから聞こえた。

あの男だった。道路を超えてうちの敷地内に入ってきたところで旦那が静止した。覚えてる限りでは、

「なんですか、あなた?」

「あの家に住んでますバーベキューくさいんでやめてくれる?」

別にいいんじゃないですか。匂い届かないでしょ」

「あの家の二階に住んでます。やめてください」

「いや、どう見ても離れてるでしょ。くさくないでしょ」

「ほな警察よぼか!!」

もう辛いので、これくらいにさせてほしい。

その後、本当に警察が来た。あいつが家に引っ込んだ後で通報したみたい。

お巡りさんは、「ご近所トラブル基本的に関わらないが~うまくやらないと刑事事件に発展して~」みたいなやり取りを旦那としていた。

それからも嫌な事が続いた。何度も。何度も。何度も。

あの男がいる、向かい和風の家の世帯主との話だったら、とっくにしてる。まったく効果がなかった。漫画で見るような嫌な京都人の象徴みたいなキャラのおじさんだったよ。あの男があと30年経ったら、ああなるだって感じがした。

どうしようもない状態だ。どうすればいいんだろう。ノイローゼに近くて、仕事の方もうまくいかなくなってきた。

しかも、あいつ以外にも変な人が近所にいる。路線バスの中で自分車掌になったみたいに振る舞う人とか、信号が変わって横断歩道を渡る時に、ちょっとでもフライングすると大声で怒鳴る人とか……。



アドバイスがほしいとは言わない。私達の問題から自分解決しないといけないんだと思う。

同じ分譲地を買った人も、あいつの言動には腹を据えかねている。今度は行政相談をしてみる。いや、その前に町内会長さんかもしれない。近所の人に相談したら「間を繋いであげる」って言ってた。

近所のお爺さんが言うには、あの男は高校の用務員をしているらしいとも聞いた。あの親も元公務員で。だとしたら、職場を突き止めて役所に苦情を伝える手もあるのかもしれない。

情報提供しても意味は薄いと思うけど、京都市の北の方の、佛教大学立命館大学の間くらいの地域になる。地図を見ながら書いてるわけじゃないので、体感の部分はあるけど。同じ失敗を繰り返す人をゼロにしたい。

先達として注意を呼びかけて終わりにする。立地よりも大事なのは、近所にどんな人が住んでいるかだ。今回の失敗を肝に銘じたい。とはいえ、次回がきてもやり切れる自信がない……。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

意見ありがとうございます

少しずつ読ませていただいてます

ポカミス時系列が変になっていて直しました。住みはじめたのが去年の春先です。

本当読みにくくなってごめんなさい。

2023-05-03

事情を知らない転校生が(略)を見てトラウマスイッチが入った

(※作者・作品アニメスタッフ作品ファン誹謗する意図は一切ありません。)

最近事情を知らない転校生がグイグイくる』というアニメ放送されている。

何の気なしに一話を再生したのだが、その小学校空間におけるいじめが異様なまでに生々しすぎて気分が悪くなった。

なんだろう、表向き平静を保っていながら、その実特定人物への悪意によってそれが保たれているという空気が生々しすぎて吐きそうになった。

まるで日常の延長線のように、何食わぬ顔で徒党を組んで一人の人間攻撃する下劣さの解像度の高さはもはや卒倒ものだ。

 

で、自分幼稚園から中学校卒業までそういう目に合っていた「らしい」。

らしいと伝聞なのはいじめられていた」はずなんだけど、思い出そうとしてもそれがほとんど思い出せないということだ。

もっというなら思い出そうとすると脳みそ本能的に拒絶するというか、脳みそが壊れそうな感覚になるのだ。

高校に進学していじめ主犯格とは若干距離ができたので直接攻撃は若干おさまったが、列車の中で鉢合わせして攻撃されたり嘲笑されるということはあった「らしい」。

そういうこととかが続いて大学以降は出身地とは遠く離れた東京に逃げた。精神はぶっ壊れたが今も実家には帰らず東京に身を隠して細々と生計と立てている。

はっきり言うが自分実家地元という現実が怖くて東京というコクーンに引きこもっている。

そんな人間あん解像度の高いいじめを不意打ちで見せられたら脳みそが壊れそうになるというか、フラッシュバックしそうになって昏倒寸前になった。

その日は昔の同級生が出てきて迫害される夢を見て、叫びながら飛び起きた。結局あのアニメトラウマスイッチを入れたんだろう。

 

別にこれを根拠に「作品規制しろ」とは言わないし、「ファン精神性は云々」と能書きを垂れるつもりはない。

こういう視聴者もいたということは書いておきたかっただけ。見たい人は見ていいし、好きな人は好きでいい。

ただ好きな人円盤買えとまでは言わないけど、原作単行本買うなどしてちゃん公式お金落としてくださいね

2023-04-01

築50年都内マンション様相 身寄りのない高齢者の補足

身寄りのない高齢者 https://anond.hatelabo.jp/20230329152826 を書いた者です。ここ数日は朝晩先生のところに行き、おむつを替えたり水筒にお湯を汲んだりそうめんを茹でて届けたり恨み節を聞いたりしておりました。

 

 コメントで、築50年、1970年代に作られたマンション様相についてイメージしずらい(しづらい)方がいるようなので書いてみようと思いました。

 

 このマンション1970年ごろ、23区内の都心ではない地域に建てられた。8階建て、64戸。間取り3LDK私鉄の駅から続く商店街を徒歩五分といった立地だ。私は昭和55年1980年くらいから住み始めた。幼稚園生だった。

 小学校入学するとなったとき、この地域には集団登校というものがあり、そこに参加することになった。マンションの一階のたまりに50メートル半径くらいに住む小学生が集まり、6年生の班長を先頭に行列して登校していた。下駄屋のせがれ班長レストランせがれが副班長スーパーのむすめにはよくからかわれていた。この集団が30人ほどで、うち15人ほどがこのマンションの子供だった。統計を見るとこの区の当時の小学生の数は今の倍で、同級生が5人いた。幼稚園のころ、鉢合わせるといつもいじわるをしてくる「とおせんぼうのおねえちゃん」と私が呼んでいた子が、入学式で同い年だと判明した時の驚きは今も覚えている。親同士も入学式を機に急激に関係を深めていった。それぞれ多様なルーツと職をもつ家庭同士が「同級生の子育て」という繋がりで協力関係を築きはじめた。地元の零細土建屋社長理工系技術者保育士共産党員福祉従事者、学者など様々な職種の親たちだった。仕事の忙しい時は子供をあずけたり、おかずを分け合ったり、土建屋おやじが釣ってきた魚をさばいて集まってみんなで宴会したり、うちの母が子供たちに勉強を教えたり、醤油砂糖がないときは借りに行ったりというつあいがはじまった。そういう関係性は同級生以外の世帯にも波及し、私が成人するまでは本当に長屋のような雰囲気があった。おばさまたちはたくましいコミュニケーション網で、マンションだけでなく地域情報を過剰に共有していた。マンション商店街に面していたこともあり、町内で起こったことはすぐに衆人の知るところになるような状態だった。救急車が来ればすぐに誰がどうなったか情報が回り、火事が起きたら皆が集まり、私が近隣で悪さしようものなら、すぐに母の耳に入るような、そんな街だった。

 おそらく80年代はほぼ全世帯が持ち家だった。新築で購入した住人ばかりだった。私の両親も、新築で買った父の弟が海外に赴任になり、譲り受けたものだった。なので高齢者ほとんどいなかった。近所にワンルームマンションというものができたという話が広まり住民がいぶかしがるような時代だった。独身者アパートに住み、地元民は一軒家に住み、新興の移民マンションに住むという構造だったのだと思う。商店街コンビニレンタルビデオ店が出現したのは80年代後半だったか。街が進化しているという雰囲気があった。(しか資料をみるとこの街の全盛期は遥か昔にあり、戦前から駅前には映画館集会場があり、商店街はその枝葉の脇道にまで飲食店や遊興施設にあふれていたらしい。私が知る商店街はメイン通りだけだ。映画館なんて想像もつかない)90年代後半に私が実家を出るまでは、商店街には勢いがあったように思う。オリジン弁当のはしりのような店で私はバイトしていたし、中規模の本屋ができたり、中古ゲーム屋ができたり、インディーズコンビニができたり、まあたらしい店舗が次々に出現した。外国人も増えていった。皆が東京未来を信じていた時代だったのだと思う。

 その後私は実家からそれほど遠くない、もうすこし大きな駅で自立する。歴史も規模も地元とは一味違った。そこではじめて都市生活者としての暮らしがはじまったように感じた。近隣に知り合いなどおらず、非常に個人的で閉鎖的な生活がはじまった。恋人同棲していたのでそんな環境でも寂しさはなく、気楽で自由暮らし謳歌していた。文化的地域だったのでアーティストやら文人やらといった有象無象とのつながりもでき、地元とは違うコミュニティでの生活は心地よかった。新興サッカークラブファンの繋がりなどもあり、自立して新たな人生をこの地域で歩んでいるという満足感もあった。今思うとJR沿線私鉄沿線では街の成り立ちが違っていた。どちらがいいのかはわからない。

 そんな2000年代。わが地元マンションは活気を失っていく。子供たちが出て行って高齢化たからだ。私が実家を見切った大きな動機の一つに衛星放送問題があった。マンション世帯四方にあり、衛星放送アンテナを南西だか南南西に向けられる世帯は限られていて、我が実家はどうしても衛星放送が受信できなかった。90年代後半に普及したCS放送を見るためにどうすればよいのかと苦心していたときマンション理事会が開かれるという。私は屋上衛星アンテナを設置し、各戸に配線することによってどの向きに位置する住人でも衛星放送を視聴できる環境を実現するべきとの議案を提起した。私は住人のおじさまおばさまへ向けてプレゼンしたのだが、投票の結果は否決だった。そのとき長老のひとりのおばさまの「わたし意味がよくわからなかったけど、反対にしちゃった」というつぶやきが耳に入り、ああもうここに住んでいてはいけないと思った。ここは朽ち果てるのだと本気で思った。この街には何の魅力も感じなかった。若い方には意味が分からない話かもしれない。固定電話インターネットに繋いでいた時代の話だ。

 「マンションの向かいの部屋」という記述がわからないというコメントがあったので、マンション構造について記す。我がマンションはいわゆる「内廊下であるエレベーターマンション中央部にあり、廊下も完全に屋内にある。外から各戸のドアは見えない。ホテルのような構造だ。階段も内部にあり、非常階段けが外部に設置されている。一階のロビー(といってもたまりと集合ポストがあるだけなの空間)に受付のようにガラス窓の事務室のような管理人室があり、そこは居住空間にもなっている。管理人住み込み管理会社が雇っている。部屋の所有者は管理会社だった。初代の管理人は私が物心いたころにはおじいちゃんだった。気のいいおじいちゃんで、前述した「先生」もこの管理人とは懇意にしていたそうだ。彼が引退した後、何人か後任が変わり、今の管理人は勤続20年くらいか。気さくな夫婦住民とは打ち解けている。数年前、管理会社方針住み込みでの雇用は打ち切るとなったときマンション自治会自治会費で管理人室を買い取り、管理人雇用することになったとのことだ。そのとき声明文で「高齢者が多くなっているこのマンションにおいて住み込み管理人は不可欠」といった文言があったそうで、先生はそれを根拠管理人介護を強いろうとしているところもある。管理人はそれを個人裁量判断する領域だと主張しており、それに対しては他の住民管理人に同情的な態度でいる。介護するほどの給料は払っていない。

 

 とりとめなくなってしまった。地域先生の話をひとつ

 マンションのふもとには公園がある。サッカーコートくらいの広さに、20メートルほどの高さの木々がぽつぽつとたっている。子供の頃は木々をよけながら野球サッカーをよくした。さして広くない公園なので、子供の打球でもしばしばボールは柵を超える。超えた先は民家や我がマンションの一階世帯だ。植木や窓や壁を破壊することもある。住人としてはたまらない。子供たちをどなりつけにくる。われわれ悪ガキはそんなこと関係なしだ。ホームランを打つと出てくるモンスターしか思っていないので、どうやって攻略してやろうかという遊びの延長としてとらえ、慣れてくるとからかったりする。怒り心頭大人行政に働きかけ、公園には「サッカー野球等の球技禁止です」の看板が立つ。そんなものも我々にはなんの効力もなかった。そんな折、被害にあっていた一階の住人である医師夫人が、先生師範学校の先輩だったそうで、先生に「あなた現役の教員なんだからここらの悪ガキに説教して頂戴」という指令が下った。先生はしかたなしにひきうけ、我が家に集められた子供たち親たちを前に話をすることになった。先生はそのとき野球サッカーだ窓を割るなとかいう話は一切せず、私が教えている学校には、いろいろな子供がいて、それぞれ固有の好奇心があり、自由時間には絵を描いている子もいれば、本を読んでいる子もいる、おしゃべりをしてる子もいるし、折り紙をしている子もいる。子供というのは自由環境があってこそ成長するものであるという話をしたらしい。私は覚えていないのだが、聴いていた父はいたく感心したらしい。先生にはそういう一面もあったようだ。

 たまに実家に帰るたびに衰退し活気を失っていったわがマンションも、2020年代から変化が訪れた。年寄りが死んで子育て世代が移り住んでくるようになった。私の幼少期とは数が違うが、小さい子供をよく見かけるようになった。外国人も増えた。賃貸の住人も増えた。私は離婚しひとり身になっていたところに、父の介護必要になり再びこのマンションに戻ってきた。父を自宅で看取り、そのまま母との二人暮らしがはじまった。職場も近いし、近隣にはなじみの人々がいて、それなりに快適に暮らしている。スーパーのむすめも今となってはわたしいじめないし、買い物に行けば談笑くらいはする。先生最近どうなのという話題は常にあがる。先生スーパー下駄屋の軒先で店主をつかまえて延々と話し込むのが日常だったし、出歩けなくなってからは困るとスーパーにも電話してきて助けを請うので、みな戦々恐々としているのだ。なぜ先生のことをそんなに詳細に知っているのかというコメントもありましたが、こんな地域では先生の詳細なくらしぶりなど、個人情報というより災害情報のように扱われているのです。ケアマネもすぐにその輪の中に取り込まれる。そんな地域なのです。

2023-03-31

歩道の段差や縁石は無駄

自転車で走ってるとき歩道が狭いうえに平気でその脇に電柱立ててるようなところだとちょっとしたはずみで歩道から落ちてしまう。

そういうときに限ってマジ装備の自転車乗りと鉢合わせになって、車道を逆走するなとマジ切れされるのはこっちなんだよなあ。

縁石や段差がなければすぐ復帰できて鉢合わせ回避できるのに、それがあるせいで回避できないということがある。

あんなん金の無駄からつけてくれなくていいよ。

2023-03-19

anond:20230319044544

たまにラブホテルから歩いて出てくるカップル鉢合わせになることがあるけれど、

その時の女さんの満足しきって自然と微笑を浮かべるような表情になっているのを見ると、

セックスって決して男の性欲のためだけに存在するのではないのだと少しだけ安心する。

2023-03-09

anond:20190113165005

いち当事者として便乗して同じ形で書いてみる。最近で似たような内容を見たことがある人がいたら多分自分なので覚えがある方は申し訳ない。

プロフィール

20代後半

現在隔週で女性ホルモン注射のみ(男性ホルモンは十分に低い値なのは定期検査確認)

 ・20代中盤~診断を受けてからガイドラインに沿ってホルモン治療を開始した

 ・自然な胸のふくらみが出て身体ライン女性に近づいたので満足している

・将来的な睾丸摘出、性別適合手術は考えていない

 ・同様に他人自分局部を見せることは日常に無く、自分で納得できているし、リスクも取れない

日常生活では100%女性として生活

 ・見た目はほぼパスしている(と思っている、骨格はあれど胸のおかげで過食後に妊婦に間違われたりする)

 ・多くの女性と同じくすっぴんのほうが幼く見えるため、化粧している時のほうが若干気を遣う。

トイレについて

職場では、カミングアウト済み。そもそも入社時に診断から治療までの経緯を全て説明している。

 そのため女子トイレ使用できるようにしてもらっているが、リモートも多く実質使う機会は多くない。

職場以外の場所では自分も同じ、基本的に声を出すことも無いし、一時的になら声を作ることも出来る(ずっとやると疲れる)ので、女子トイレに行っている。

女子トイレに出入りするようになったのも同じで、(トラブルが発生してからの最終的な保険として)性同一性障害診断書を貰ってから

 ・且つそれまでは職場でも外でも多目的を使っていたが、無い場合のみガラガラに空いている男子トイレを探して使ってた。

  ・多目的トイレを使うこと自体は混む施設だと申し訳なさはあった。たった一度だけど車いすの方を待たせてしまたことがあったので。

 ・使いだしてから女子トイレトラブルが起こったことは無い。

 ・自分も同じく診断とホルモン治療後の時期に、最後男子トイレに入ったとき鉢合わせ男性が慌てて女子トイレに向かってしまったため、使用しないようになった。

女子トイレに関する見解はほぼ当事者元増田さんと同じ。ルッキズムがある以上みんなパスを目指す。それは自然に溶け込むということ。

直見た目ドラグクィーンを目指すMtFさんはあったことがない。高齢だったり悩み途中や移行初期の方なら迷走してしまうことはあるとは思う。

TGじゃないのに高身長ガタイが良く貧乳で顔立ちがはっきりしている女性がいたらきっと似た悩みをもっていると思う。それこそマイノリティだけど。

銭湯について

・同じく性別適合手術を受けるまでは女子風呂に行くわけない。

 ・どうしてもサウナに行ってみたい気持ち男子風呂に入る抵抗感に勝ったら男湯に行くと思う。その場合オールバックにしてかなりワイルド振る舞うとは思う。何かあっても戸籍上は男性なので言い訳はできると思っている。値段は上がっても個室や湯着着用の施設もあるとは聞くので。

・これも同じく、「(仮に)銭湯でも性別適合手術未手術のMtFトランスジェンダーを受け入れないと差別であり、そのような排除禁止」みたいな法律が出来たとしても、行かない。

 ・個人的には元はクリトリスなわけだしペニスがある女性を嫌がる気持ち100%はわからないけれど、それを求めるには時代が早すぎるとは思ってる。

  ・FtMさんのクリトリスペニス扱いして手術要件クリアできるのに対して逆はダメなのか・・・ちょっと不満にも思ってしまうから

   精子を作る値がほぼなかったり睾丸がなければ妊娠させるリスクは皆無だし、それに対して恐れるのはペニスフォビアだよなって思ってしまう。当然性被害はなくなるべきという立場です。

 ・自分でも全身脱毛して育毛して豊胸手術してボディメイクして美容に気を使っているシスジェンダー男性と何が違うのかと言われたら匂いくらいかなと回答に困る。

  そこまでして女子風呂に入ってでも犯罪を犯したいという人がいる可能性を議論するのはナンセンスだとも思うけど。

  ・自分議論されてる理由大事だとは思うが藁人形論法しかないとも思う。

最後銭湯(男湯)に入ったのはホルモン治療直後、まだ胸が十分に成長していなかったときに、当時はシャワーしか物件になく湯船に漬かりたい気持ちがあったから。

他の方の反応でもあるように銭湯施設は限られるし、旅行旅館醍醐味ともいえるのでそれが失われる辛さは大きい。

でも未手術やパス度が低めな当事者の中では、自分と同じく我慢ができるならば男湯を使用するという考えもあるとは思う。

世の中の常識が進んでここ最近は、10代を中心に若年層の早期に親に相談できたりカミングアウトができたりする当事者は早くにホルモン治療含めて自身男性化を食い止めているという現実はあると思う。

もちろんそれを妨げる古い価値観の親や社会がいまだに存在するのも事実

男性化を20代半ばまで止めることができなかった当事者として思う唯一のことは、女子トイレ銭湯問題なんかよりも、保険適用もそうだけどホルモン治療や診断へのアクセス問題や、ジェンダー性同一性障害知識の手に入りやすさ、カミングアウトをしても生活不都合がない社会の実現を本当に望んでいます

同じ形にして同意見は変えてない部分もあって逆に読みづらかったら申し訳ない。

2023年トランス女性トイレ議論について、当事者から。[追記あり]

トイレ問題は「見た目」に起因する問題である、という認識を避けてはいけない

トイレでは、他人性器を見る機会なんて無いので、見た目でしか心理的恐怖は発生しない。

トラブル(通報)が発生するかどうかは、現実としてその性別典型的容姿に見えるかどうか。

・恐怖やトラブルは、性器有無ではなく容姿に起因するものだが、法律では容姿規定することは難しい。

・仮に「戸籍性で利用可能トイレ制限する」や「性器の外観で利用可能トイレ制限する」という法律が出来たとしても、容姿規定されない以上、シス女性の恐怖は払拭されない。

 →そういう法律が出来たとして、「髭モジャで喉仏が出ている、どう見ても男性しか見えない人」が女子トイレに入ってきた時、その人は実際にはFtMの人かも知れないけど、「きっとFtMなんだね」って思って恐怖心を抱かずに通報されない世界になるかというと、そうはならない。「違法に入ってきた男がいる」という通報トラブルが発生する。その後、誤解は解けるかもしれないが、その後もそのFtMは何度もそのような通報トラブルに遭う。

現実としてパス度が高いMtF性別適合手術前や戸籍変更前であっても日常的に女子トイレ使用している。この現実認識していないで「LGBT法というのを認めることで、MtFが初めて女子トイレに入ってくる」かのような考えをしている人がいる。既に普通に「そこにいる」ということに気付いていないだけなのに。

パス度の高いMtF女子トイレを利用してもトラブルは起こらない一方、男子トイレを利用することで暴言を受けたり性的被害を受けたりもすることがある。

 →男子トイレを使っていた時代には、実際に「ここ男子トイレだよ」と言われて「あ、男です」と言ったら「なんだよオカマかよキメェな」みたいな暴言を言われたりもした。

戸籍/性器の性でトランス女性を一律排除する言説をする人は、「パス度高いトランス女性女子トイレを利用しており、そういう人のトラブルは起きていない」という"現実"を踏まえた上で、その人達にも「今後は女性トイレから出ていけ、男子トイレでは毎回トラブルが起きるだろうが受け入れろ」と言うんだろうか。髭モジャで筋骨隆々FtM女子トイレに来ても恐怖心感じずに受け入れるんだろうか。

法律容姿規定できない以上、この問題立法で「一気に解決」なんてできない。

法律がどうなろうと、パス度に自信がある人はトランス先の性別トイレを使う。

ルッキズム問題があることは事実だけど、現実として、今はそうなっている。

使用制限方向の法律でも、権利認定方向の法律でも、どっちにしろ実際には現実ほとんど変わらない。

パス度が低いトランス女性の話

現実を踏まえた上で何かしら議論するなら、例えば「パス度が低い性別適合手術前のトランス女性トイレ利用はどうあるべきか」というような、もう少し対象を絞って議論をするべき。今行われているような(バズっているような)、トランス女性をひとまとめにした議論はあまりにも雑。

・「パス度が低いトランス女性」は性別適合手術前だろうと後だろうとめっちゃ苦しむ。「相手に恐怖心を抱かせてしまうのではないかという恐怖」に常に怯えながら生きている。

・「性自認さえ女性であればどんな容姿でも女性トイレを使ってOK」って法律が出来たとしても、「やったー!これで堂々とトイレ入れる!」なんて単純に喜べないよ。女子トイレを使う度に「恐怖心を与えてしまっていること」に対する申し訳無さと苦しさは、法律がどうなろうとずっと感じ続ける。

パス度が低いトランス女性は、立法ではなく、「世の中の感覚がどう変わるか」でしか救われない。ルッキズム世界から脱却することは立法では難しい。

・「女性みんなが他人容姿を気にしなくなった世界」なら安心してトイレに行くことは出来るようになるだろうけど、他人が感じる恐怖心の発生をいますぐ無くすことは、現実的にはできない。ゆっくりゆっくり、何十年も掛けて世の中の感覚が変わっていくのを待つことになるんだろうと思う。(20年前と今を比較すると、トランス女性というものを受け入れてくれている人も増えていることは実感している。)

・そういう意味では、トランス女性もっと身近にいるということが可視化されれば良いのだけれども、トランス女性は埋没嗜好の人が多く、カミングアウトもしたがらない人が多い。なかなか難しい。

銭湯に入りたいなんて思わねーよ

性別適合手術をしていないトランス女性は、性器部分にコンプレックスがある状態なのにそれを見せつけて女湯に入りたいなんてことはまず思わない。

銭湯については、権利問題象徴として議論されているに過ぎない。立法がどうなろうが現実性別適合手術をしていないトランス女性ほとんどは女湯に入らない。

銭湯については、当事者としてはどうでもいい議論やってんなーって感じ。性別適合手術前で銭湯に入れろなんて求めてないし、その議論トランス女性に対するイメージが悪くなるなら、むしろ権利主張側の言及すらやめてくれって思う。

・少なくとも、トイレ銭湯現実的な問題レベルがぜんっぜん違うから分けて議論してくれ

以下愚痴とか

・雑に「体の性に従って~」という表現をしている人を見かけるけど、「体の性」と言う場合に「生殖器の外観」「生殖機能の有無」「染色体」等の軸があり、トランス過程で変化するものもあれば、変化しないものもある。(性別適合手術を行い、戸籍女性になってすら、染色体性別は変えられない)

・「体の性」という表現をしている時点で、「分かっていない人」なんだなと絶望を感じてしまう。

トランス女性特定の人を指して「LGBTの人」と言ったり、「私LGBTかも知れない」みたいな表現が増えたことについて、昔に較べて表現粒度が粗くなったように感じる。昔は「性同一性障害の人」とか言ってたのに、特定の人に対してLやGやBやTではなく、LGBTという総称が使われるのは違和感特定秋田県民の人に対して東北県民というような気持ち悪さを感じる。

リモートMTGが多い時代になって、これまでパスが容易だった人がパスしづらくなった。(オフラインでは、容姿パス度が高ければ多少声のレベルが低くてもパスやすかったけど、映像なしのリモート通話だとパス度を上げるのは別方向の難しさがある)

トランス女性という概念について、「見た目おっさんバレバレ女装性器を見せつけながら女湯に入れろと無神経に騒いでいるモンスター」みたいなイメージ議論されているのは、本当に、本当にとても悲しい。(TERFが出す事件例や、エンターテイメントにおける古典的な「オカマ表現の影響はかなりありそうに思う)

女子トイレにいる時に「目の前にいる特定の人から恐怖を感じるか」はパス度で決まる話だ、というのは最初の方で書いたけど、「トランス女性が実は既に女子トイレを使っているなんて、怖い」「自分がその場に鉢合わせるかもしれない、怖い」という漠然とした恐怖心を、この記事を読んだことで(事実を知ったことで)感じた人はいるかもしれない。そういう人に対しては申し訳ないと思います。ごめんなさい。

現行のトイレ使用に関する法律の話

・異性のトイレに通常のトイレ使用目的で入ることを罪とする場合、その根拠現在では基本的建造物侵入罪になるんだけど、これは「管理者意志に反しているか」が基準であって、「性器形状」や「戸籍」が基準であるとは書かれていない。「性同一性障害の診断が下されている人であっても戸籍あるいは性器形状基準制限すると管理者は考えている」とは一概に言えない。

経産省職員の事例では「性同一性障害の診断がされていても性別適合手術を受けていなければ女子トイレ使用を明示的に制限したのが違法かどうか」という点で争われて、地裁では制限違法高裁では制限合法となったが、そのような明示的な制限が無い場合にどのように扱われるのかはケースバイケースの判断になりそう。

トランス女性では、通報トラブルがあった時の「万一のための御守り」として、性同一性障害診断書スキャンデータ携帯電話に入れているという人は多い。

ブコメ等の反応に対して

・この文章で「私と、私が知るトランス女性当事者の振る舞いや考え方」を書いているが、「トランス女性トランス先の性別トイレに入る権利法律で認められるべきだ」とかそういう話はしていない。むしろ現実はこうなっていて、法律がどうなろうとトランス女性現実ほとんど変わらない」ということが論旨。

「体の性」という表現をしている時点で、「分かっていない人」なんだなと絶望"これはちょっと厳しすぎるんじゃないかなぁ。単純に、外観から判断される性別生殖器の有無って意味なのは自明では?

はい、「おおよそそういう意図なんだろうな」というのはもちろん読み取れます。ただ、ちゃん議論をしようとする場合「体の性」という雑な表現にならないので、「問題の複雑さを認識意識していないんだな」と無力感を覚えるというただの愚痴です。

n=1でしかなくない?悪意の有無を別として、正直フェミ女性代表面するのと印象が大きく変わらない。だって、こういうのは「そうじゃない人」が一人でもいれば覆る。そう思ってる人は「でも…」と聞かないでしょ。

トランスの人は一応100人ぐらいは話したりしています。そこから主流だと感じたトランス女性の振る舞いや考え方と、私個人実体験に基づくものを書いた。そうではない人も一部いるだろうとは思います。「n=1でしかなくない?」と言っても、1を知らない状態よりは参考になると思います

女性みんなが他人容姿を気にしなくなった世界とあるけど見た目を1番気にしてるのトランスじゃん。パス度とか言ってさ。

そうですね。トランス女性パス度を気にする要因は複数あって、その主な一つは「一般の人に恐怖を与える存在でいたくないから」ですが、いつかみんながトランス女性に恐怖を感じないんだなという認識になって、当事者もそういう認識になったらパス度を気にしなくなる人も出てくるかもですね。

米のアスリートの話とかどう思っているのだろう

・私はアスリートじゃないので当事者性を持って語ることは出来ない。「自分アスリートじゃないか関係無いけど、そのことが話題になってトランス女性に対する恐怖が増幅されるなら嫌だなあ」ぐらいの感覚の人が多いんじゃないかな。

男性ホルモン量でトランス女性の出場可否を規定するスポーツもあるみたいだけど、第二次性徴期に作られた「骨格」はその後にホルモン療法や性別適合手術をしても変わらないので、骨格の有利不利があるスポーツでは万事解決とはならないだろうなと思う。

リモートMTGについてはメタバース()が救いになると思うんだけどどうも界隈がな…。

・幾つか試したりしたけど、世の中のボイチェン品質があまり足りてないように思うので、今のところ救いにはあんまりならないですね、、、、

T向けのお手洗い新設しろっていうのはそれはそれで困難な話で、多目的トイレの利用といい、アウティング的な感じになってしまうので埋没したい人間には避けたい選択肢になる

・「(相手心理的負荷を与えたくないから)多目的トイレでいい」という人もいれば、「出来れば多目的トイレじゃなくて女性トイレの方を使いたい」という人もいます

・「男性トイレ」「女性トイレ」「多目的トイレ」という形の設置として、トランス女性多目的トイレを使うようにというルールとすると、埋没したいトランス女性にとっては「なんであの人毎回多目的トイレに言ってるんだろ」と思われることになり、「一般女性の振る舞い」が出来なくなるので、それを苦痛に感じる人はいます

とはいえ、私個人としては「多目的トイレでいい」派なので多目的トイレが増えると嬉しい。

“見た目おっさんバレバレ女装性器を見せつけながら女湯に入れろと無神経に騒いでいるモンスター”これがトランス女性だと思ってるのではなく、こういう「自称トランス女性にたいしてなす術がないのが怖いのよ

一番悪用された場合のケースを避けたいから仕方なくやってる制度に対して一番都合のいい場合だと大丈夫だよ!って主張しても何の意味もないっていい加減に気付かんのかねぇ

・この記事では「トランス女性」にフォーカスして当事者性を持った話を書いたつもりなので、そうではなく、「女装シス男性トランス言い訳にしてトイレの通常の使用目的外の目的で入ってくるケース」については、そういう人の気持ち当事者性を持って話すことはできないので言及しなかった。

・そういう恐怖が生まれることは分かる。

・私の考えとしては、トイレに関しては特に現状(基準規定なし)のまま、世の中の認識ゆっくり変わっていくことを期待しているので、「理解増進法案」でトイレ権利について規定することを希望しない。

・「理解増進法案」が仮に通ったとしても、トイレ権利について個別に明記されない限りは、実際にトイレで何か問題が発生したり通報がされた際には「それが実際に差別と言えるような行為なのか」がケースバイケースで判断され、「何らかの犯罪被害を受ける蓋然性がある」と判断されるなら、通報してもちゃん犯罪として裁かれるはずだと思う。

2023-03-06

anond:20230306092154

前に仕事会社女子トイレに入ったんだけど、「作業中・立ち入り禁止」の看板まで出してたのに、作業終わって出た瞬間にたまたまトイレに来た同僚女子鉢合わせめっちゃ詰問されて辟易したことを思い出したわ

2023-02-28

ソープランドっていうお風呂屋さんに行ったら綺麗な女の人と鉢合わせした

恥ずかしかったし覗きと間違えられたら困るから慌てて逃げてきたわ

2023-02-26

占い師なので外野から特定人物記事ブクマしない」の破滅予言しますじゃ

特定人物記事のみブクマしない」という合意形成は、以下のパターンによって崩れ再燃する可能性がありますじゃ

二階パターン

特定人物記事ブコメがつく

そのブコメから2階が伸びる

そこにコメントをする

ロンダリングだ!」

戦争勃発。大統領が元コメディアンであることが世界ニュースになる

他者言及パターン

特定人物に対して誰かが話題にする

そこにブクマをする

「俺(について)の記事からこれもうアウトだろ!」

戦争勃発。NATOジャベリン寄付する。

鉢合わせパターン

適当記事ブコメする

同じタイミング相手ブコメしていて偶然意見が食い違う

「俺に対して喧嘩売ってるだろ!」

戦争勃発。MBT主力戦車)が寄付される。

追っかけパターン

適当記事ブコメする

その話題にあとから特定人物が乗っかってくる

時系列はともかく結果的に俺への反論になってるから消すべきだよなぁ!?

戦争勃発。「ジャベリンありがとうね」が四回目の流行語になる

予言しますじゃ。

当たるも八卦当たらぬも八卦ですじゃ。

2023-02-12

anond:20230212072345

もう既に詳しく説明してくれてる人がいるけど体験として。

追記した、言葉足らずですまない)

結論駅メモはゆるくプレイするなら楽しいガチでやろうとすると生活圏が近しい人間と争うため状況によっては狂いやすゲームだと思う。

全国飛び回ることが多かったので駅メモスタンプラリー感覚プレイしてたが、自宅付近の駅に粘着するプレイヤーが凄まじくそこで冷めて引退した。

駅を占拠する相手攻撃できるのは5分おきなんだが最寄り駅を奪うと相手は即座に奪い返す動きを見せ、タイマーでもしてるのかと思うほど正確に5分おきで殴り駅を取り返される。それが朝昼夜どんな時間でも続いていた。自分は不規則生活をしていたので各時間満遍なく殴ってみたが常に殴り返され、相手を不気味に思った。いっそツーラーであって欲しいと思うほど常に相手は張り付いていた。相手が今までに訪れたことのある駅数を確認出来る機能があり、それを眺めてみたがそいつは本当に近所の僅かな駅しか訪れておらず地元の数駅にだけ粘着するプレイヤーのようだった。

主な目的は旅先のスタンプラリーだが手持ちのキャラクターを育成したりイベントポイントを稼ぐには日々の生活(最寄り駅や職場付近)でのプレイ必要になる。それが先述したような粘着するプレイヤー(ゲーム内では地主と呼ばれている)がいると途端に難しくなるのだ。

もちろん課金して長年プレイしている人間に利があるのは当然だが、それが顕著かつ新規が追いつくことが難しいゲーム性だと思った。都心など多くの人が駅を奪い合う環境なら良いが地方では地主が幅を利かせているので他のユーザーゲームにならない。(それを改善するための強制リンク解除アイテムフットバースなどもあるがそれを使うと烈火のごとく怒りローカルルールを翳して粘着するプレイヤーもいるので結果その環境に慣れた人達鉄道趣味とする者だけが残り煮詰まっていく。)

別に駅を奪わなくても良いと割り切って楽しめるのであれば問題ないが、ゲーム構造上、人間心理上、奪うと楽しいしのめり込んでしまう。まして上記のように粘着するプレイヤーから駅を奪った時なんかは相手の悔しがる顔が目に浮かぶようで嬉しくてたまらなかった。5分おきに攻撃を繰り返す姿を見て顔真っ赤だなあと歓喜していた。思えばこの時点でおかしくなっていたんだ。

自分はこのゲームへのめり込み、相手への憎悪を抑えきれず暴れる前に辞めようという決断に達した。

Twitterなどで試しに駅メモ 地主 などで検索するとこの現象に取り憑かれている人が観測できるだろう。(自分もそうなっていたかもしれない)

このゲーム何が怖いって、この敵プレイヤーと最寄り駅が一緒のことなんだよな。生活範囲が一緒だと電車駅メモを起動して遊んでるとき、万が一、毎夜殴りあってるプレイヤーと鉢合わせたらリアルファイトになりそうだといつも思う。

昔はアプリ起動時に「夢中になりすぎないでください」と表示されていて遠回しに運営が警告してたけど、今もあるのかな。

2023-02-10

すっぴん朝一番に出社して会社で化粧してんだけど

今朝なぜか営業の後輩男が早出してて鉢合わせ

こっちはすっぴんなのすっかり忘れて普通におはようございます」って言ったら

「あ、えっ増田さんなんですか!?!?目どうなってんすか!?化粧めちゃくちゃ上手くないすか?あっ化粧上手いって失礼なんですよね…でも俺もこういう薄い顔なんで本当に…」

みたいな事言って焦っててアホやな〜って思ったけどなんか悪い気はしなかった

2023-02-02

罪を犯した

俺は小学校の頃親の都合で転校したことがあって、言葉の訛りが発端になって転向後しばらくいじめられていた

悪口言われるとか無視されるとかなら別にどうということはなかったのだが、隣のクラスの多動系クズ行為エスカレートして、そいつ休み時間のたびに物差しで頭を殴りにくるという状況になっていた

最初は怒鳴り返すくらいだったが、あまりに頭にきて一度そいつの腕をカッターで切りつけてしまった

ちょっと血が出たくらいで大怪我させたわけでもないのだが、校内で問題になって「友だちと刃物でふざけていて怪我をさせた」ということで親も呼び出され、治療費も払わされた

俺は納得がいかず「相手は友だちでもないし、遊んでいたのではなくて自分の身を守るためにやったことだ」と何度も訴えたが、聞く耳は持ってもらえなかった

それ以来そいついじめはなくなった

しか担任から問題児として見られるようになってしまった

まあ学年が変わると担任も話のわかる人に変わって学校生活は安定したのだが、俺はその多動クソ野郎のことは許してなかったしいつか絶対に償いをさせてやると思っていた

それが30年前の話だ

小学校卒業してから、そのクソ野郎とは大学生の頃一度だけ顔を合わせた

正月帰省したらサティを女連れで歩いていた

あんな男に彼女が居ると思うと許せなくて、こっそり後をつけた

すると二人はクズ男の両親と合流して、女は彼女じゃなくて妹だということがわかった

ほっとしただけじゃなく、あの妹をめちゃくちゃに犯されたらあいつはどう感じるかなとか考えてしまった

次の日から俺は卒業アルバムからそいつの住所を調べて周辺をうろつくようになった

そいつの家は低所得者向けの市営住宅で、便所も汲取式のみすぼらしいものだった

庭では年老いた犬がいつも寝ていた

別になにかしようと思っていたわけじゃない

実際、そいつ一家鉢合わせたことはなかったし、正月休みが終わると俺はそのまま東京へ戻ってきた

それから実家に帰ると俺はなんだかんだと理由をつけて家を抜け出し、自転車そいつの家の周りをぶらついた

習慣になってしまってそれを10年以上続けた

俺は先日40歳になった

ちょうどその誕生日かぶる日程で父親海外に出かけることになり、見送りにいった

空港のゲートへ向かう父の背中は間違いなく老人のそれだった

時が流れたんだなと思った

自身もも子供でも若者でも青年でもない

いい歳してあんなことはもうやめようと思った

そう固く決意して実家へ戻ったが、いつも使ってたママチャリが目に入った瞬間に決意が溶けて消えた

何も考えずにまたあいつの家に向かってしまった

ただ、本当にこれで最後にしようという気はあった

いつものように何事もなく、周囲をふらついて、あいつが出てきたら殺してやるのに、妹が出てきたら犯してやるのにという呪詛を内心で唱えて、ただ帰ってくる

そのつもりだったのに、その日は奴の妹と鉢合わせしまった

鉢合わせと言うか、すれ違っただけだ

妹は小さい男の子の手を引いて自宅に向かって歩いていた

喪服姿だった

俺は数十メートル走ってから自転車を停め、徒歩で背後から妹を追った

俺のリュックにはたまたま鎖が入っていた

原付用のチェーンロック

それを取り出して右手に持った

不思議なことに興奮も緊張もなかった

何度もシミュレーションしてきたからかもしれない

俺は歩調を速めながら、幼児の速度でのんびり歩く妹との距離を少しずつ詰めた

息を潜め、チェーンを握り直す

しかし俺は妹に追いつくことはなく、彼女はあのみすぼらしい長屋に入っていった

薄そうな木製の玄関ドアを俺はしばらく見つめていた

妹が残したものか、それとも家の中からなのか、線香のにおいが漂っていた

犬はまだ生きていた

薄汚れて毛並みも悪く目も濁っており、どこからどう見ても老犬だ

まり散歩に連れて行ってもらえていないのか庭の済に放尿した跡があった

俺はチェーンを振り上げ、その一端を汚い犬の頭に振り下ろした

「あふっ」とかなんとか声を出したので、やばいと思ってもう一度、思いきり殴りつけた

急に怖くなって周囲を見回した

かに見られてはいないようだった

かになった犬がどうなっているか見るのも怖かった

俺は早足で現場を離れ自転車に飛び乗り、投げるように実家自転車を乗り捨ててタクシーで駅に向かった

新幹線東京に向かう間、ついにやってやったぞと思うとにやけ顔が抑えられなかった

遅れて来た興奮で震えるほどだった

東京に戻ってからは体調を崩して高熱を出し何日も寝て過ごした

それが良くなると同時に犬に申し訳ないことをしたという罪の意識が俺を支配した

多分俺はおかしいんだろう、おかしいかいじめられたんだと思う

俺はこれから自首する

死ぬ勇気もないか

2022-12-16

anond:20221216094826

親族控え室からチャペル(系)結婚式会場移動する段で、出席者と鉢合わせないための謎の小部屋とかあるしな。

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