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2020-09-06

底辺から東大に行ったブス女だが、結局ずっと底辺地獄

(一時保存できるかと思って登録ボタン押したら投稿されてしまった。やり直しだけど許してください。匿名ダイアリーよくわからん

一言でまとめると:

東大卒底辺ブス女がこの世の理不尽を嘆いている

だけの文章です。

これを見た人の貴重な時間無駄にしたくもないですし、暇な方、現実逃避したい方、他人の不幸が好きな方、タイトル同族嫌悪を感じた方、高学歴ブスが性癖の方以外は読まないことをお勧めします。ちなみに、私は12時間後に締切が迫っている仕事(持ち帰り無給残業から現実逃避で書いています

あと💩トラバはもう飽きた。

スペック

30歳女

独身彼氏無し ほぼ喪女

東大理系博士卒(学科や専攻は伏せるけど、一応全部ストレート

今はとあるメーカー研究開発職

すんげー不細工

ブスについて(嘆き):

まずは、どのくらいブスかと言うところから説明しておく。この前提を言わない限り、以降のエピソードイメージし難くなるだろうから

小学校中学校の頃の同級生を思い浮かべてほしい。1人くらい、孤立していて、男子から女子からもなんとなく嫌われていて、見た目も挙動不審クラスメイトが居なかっただろうか。そいつが私だ。

目つきがおかしく、滑舌が悪く、コミュニケーションに難がある。鶏が先か卵が先かわからないが、顔の造形も醜かった。目がほぼ見えないくらい細く、前歯が飛び出し過ぎていたため唇は閉じられない。鼻は潰れ、鼻の穴だけが哀れなほど前を向いていた。あとからわかった事だが、先天的な眼瞼下垂と軽度の顎変形症に該当していた。



これまでの人生

吐き気のするほど底辺

地方都市に住む、世帯平均収入を3割ほど下回る両親の下に生まれた。父はモラハラDV、母はメンヘラ、私はブス人外

小〜中時代は、とにかく男子に虐められていた。聞こえよがしの悪口、唾を吐きかけられる、石とかドングリとか投げられる。今思うとドングリ投げるとか可愛いね。女子から芸人枠指定されていた。芸人を目指そうなんて全く思わなかったが、需要に合わせておもしろキャラを演じていた。そこそこウケていたと思う。

テスト全教科常に満点だったが、学校生活の態度を加味したらしい成績はよろしくなく、期末の成績はいつも中の下くらいだった。なぜか担任教師はいつも嫌われていたようだった。それで自分勉強も苦手なんだと思っていたが、中3の模試の成績がよかったのをきっかけに、地元進学校を目指すことになり、受かった。喜ぶ両親を前に、私にも多少は優れた点があるんだと、15年生きて初めて嬉しくなった。

高校県内番手公立進学校だった。自転車で通える範囲で一番偏差値が高かったというだけの理由で選んだ。

ここでも、私はブスだった。クラスの7割を占める男子からずっと嫌われ無視されていた。気持ち悪い、と聞こえよがしに言われた経験も数知れない。女子はいくらか大人だったので、芸人枠からは降りられた。それでも仲良くはなれず、基本的ぼっちだった。テスト前だけノート貸出希望者が大量発生した。レンタル料でも取れば良かった。

そのまま3年間ずっとガリ勉していたら、東大に受かった。天才でも秀才でもない、ただのガリ勉女だ。そのくせ「東大生」になればキラキラ(笑)したキャンパスライフ(笑)が待っていると思い上がり、両親を説得して上京させてもらった。貧乏実家から東京に娘を送り出すのはとんでもなく大変だったらしい。ギリギリまで、地元で進学して公務員になってくれないかと泣かれた。キラキラ(笑)妄想のために、今思うと親不孝なことをした。

18歳で、人生初の東京へ出て、人生初の一人暮らしをして、この先のキラキラ(笑)した大学生活に胸を躍らせていた。実際には、そんな非現実的な夢は入学10日で吹っ飛んだが。当然のことだか、現実直視できない情弱のブス女には、地獄の3年11.5ヶ月が待ち受けていただけだ。


なんか思い出すのも疲れてきたわ。こんな人生に誰も興味ないと思うが、万一反応があったら続き書くかも。この先もさらなる地獄しかないけど。

自分と似たような人も、似たような経験談も、どれだけ探しても見つけられなかったので、吐き出してみただけです。

2020-09-01

結婚子供もいらないと気付いた話

新卒就活の時の希望は「結婚しても出産しても長く働ける会社」だった。

民間企業だと難しい条件だと思ったので、1年かけて公務員試験勉強をして、公務員ではないけどそれに近い団体職員になった。

カレンダー通り休めて、有給消化もばっちりで、子持ちの女性もたくさん働いている希望通りの会社だ。

「あがり」だ。私はそう思った。でもそこはある種の地獄だった。

結婚出産キャリアに影響しずらい分、女性に対する結婚出産圧力がすごい。しか男性からではなく、女性から圧力がすごい。上からからから、私はまるで男と番って子供を産むために存在するかのようだ。職場結婚も多いので、男性職員雑談してるのを目撃されただけで「付き合ってるのでは?」と噂が立つ。

子供を産めば産んだで、旦那子供に対する詮索が始まる。どこに勤めてるの、どこの学校に行ってるの、兄弟構成は、子供恋人は(!)、などなど。しかし詮索する方もされる方も「旦那子供スペック=女の価値」と思ってるので、旦那愚痴と「子供をどうすれば”まとも”に育てることができるか」への執心がすごくて「まともじゃない子なら自分の手で殺したい」という人を見かけた時は戦慄した。

あと家族主義がすごい。すぐ実家に帰るし、実家に帰る頻度を聞かれるし、結婚出産圧力も結局は「ご両親を喜ばせるため」だ。人の親である人が多いので、私に自分の娘息子を重ねてるのかもしれない。やめてほしい。

女性が働きやす職場」の現実を見て、あまり気持ち悪さに転職を考えた。それにあたって、なぜ自分新卒時にこんな職場を目指したのかを考えた。

私は子供の頃から鈍くさくて不器用な子で、人間関係でつまずいて小学校とき不登校になった。「まともじゃない子」だ。

大人仕事をするのが義務子供学校へ行くのが義務義務を果たさな人間に居場所はないんだよ」と両親は言った。唯一勉強が得意だった私は、「学校には行ってないけど、学校に行った子より成績が良いよ」と返した。実際そうだった。

その後学校に行けるようにはなったけど、何度も学校生活につまづいた。頑張っていた甲斐もあって成績は良かったけれど、両親の望むような快活な優等生ではないという自覚があり、彼らの胸先三寸で私の「居場所」はどうにかされるのだといつも思っていた。私に出資する価値はありますよ、不登校にはなったけどあなたたちの求める「まともな子」になれるんですよ、というアピールとして「たくさん勉強して良い大学に入って、女性でも長く働ける職業に就きたい」と主張して、大学に入って就職した。仕事結婚出産介護、娘という存在可能価値の最大化をしてみせないと進学させてもらえないと思ったからだ。

結局私は、サーカスの象がエサのために芸をするように、勉強就職をしていただけにすぎず、それのヴァリエーションとして結婚出産があっただけなのだ

それに気づいたとき、私はなんて荒涼とした価値観で人生を歩んできたのだろうと思った。ここまで頑張ったけど、私は両親のことも、勉強していた学問のことも、仕事も、男性も、まったく好きではない。ただ義務しかない。そしてもう義務感だけで何かを成せるとは思わない。

ということで、私は自分人生から結婚出産と、ついでに両親を外すことにした。

転職先は拘束時間が長いこともあって、家庭を持って働いてる人は非常に少ないし、子持ちの母親はいない。申し訳ないけど、この環境にすごく心の安らぎを感じてしまっている。

しかたらこの先、本当に他人を愛せて、家庭を作りたいと思う時が来るかもしれない。その時は結婚出産のことを考えたい。もう子供を望めない年齢になってるかもしれないけど、昔の自分のような虚無を生み出すよりははるかにましだと、私はそう思う。

2020-08-27

anond:20200827211006

少なくとも皆得体の知れないモンスターだと相互認識して、異性との性的関係話を除いた日々の仕事学校生活やら日常話を同人話の合間に話してた頃は

今より平和だった

2020-08-24

anond:20200824153358

スチューデントアパシー可能性はあるかも。

学校クラブ活動には意義が見いだせないが、好きなことには積極的で苦にならないようなので。

明日は行ってくれると良いのですが。

もう、好きにしたらと突き放しました。

自分土曜日学校があった世代なので、今の学校生活は楽だと思い、簡単に休むことが受容出来ないのだと思います

2020-08-21

大学一年生になって5ヶ月目

今年大学一年生になった。

でもまだ、コロナのせいで一度も大学に行けていない。

なんなら、入試の時から一度も大学へ行っていない。

友だちなんて、本当に一人もいない。

前期はずっとオンライン

後期はどうなるのか分からないが、恐らくオンラインだろう。

高校の友だちの中には、zoomを使って授業をしてるところもあるみたいだが、わたし大学一方的動画を聞いて終わるだけ。最初の頃は、意気込んで聞いていたが、最近はそれも苦痛になってきた。ただ60分以上の動画をひたすら見るだけ。

授業で分からないところがあっても、先生にすぐに確認することができなければ、友だちと相談することもできない。

授業をしてる人の顔がわからない状態で授業を聴いている状況が、もうわけわからない。

どの先生も、家で授業を受けているんだから課題を出しても大丈夫でしょ、と思っているのか、科目ごとにある課題えげつない普通大学生活を送ったことがないから、普通課題の量を知らないが、

もし、今の課題の量のまま、毎日登校して授業受けて、サークルして、バイトして帰宅…をやっていたら、確実に終わらないだろう。

それでも、課題をこなさなきゃ単位をもらえない。他に頼る術もないからやるしかない。

そして、理系科目はだんだんオンライン(動画)でやるのは無理があるのではないかと思い始めた。

本来グループディスカッションでやる授業も、一方的動画を見て終わり。実験も、実験をしてる動画を見て終わり。これになんの意味があるの?

去年の秋、冬。

大学に入るためにたくさん勉強した。

この大学の授業のココがいいんだよな、このカリキュラムが楽しみだな。

合格したときは嬉しくて、

4月から始まる新しい環境にワクワクしていた。

なのに今。

高校生と大学生の間を彷徨っているような気分だ。

送ってみたかったキャンパスライフ、受けてみたかった授業や実験、参加してみたかったサークル、通ってみたかった大学

それがぜーーーんぶなくなって、

ただのパソコンの画面越しになって、

なんだか大学に裏切られた気分になった。

もちろん、大学が何かをしたわけじゃない。

悪いのはコロナだ。だけど、

もう大学に怒りをぶつけるしかないのだろうか。







私には、高校生の妹と小学生の弟がいる。二人ともコロナ前と同じように登校し始めていた。

最近二人は口をそろえて、「お姉ちゃんはいいよな。毎日家にいられて。」と言う。

もちろん二人はただの羨望から言ったものだとは分かっている。

それでも。

好きで家にいるわけじゃない。

わたしは、毎日学校に行って直接授業を受けて、友だちと会って笑って話して…そんなあんたらが羨ましいよ。

…これがないものねだりってやつか。


先日、母が電話祖父母と話していた。

話題わたしたちの学校生活

わたしのターンになると母は、

「まだ一回も大学に行ってないのよ。あんなにバカ高い学費を払っているのに…。一度も行ってないのはなんだかね。おまけに、もうそろそろ後期の学費請求が来るのよ。」

母と歩いていた時、バッタリと近所に住む叔母と会った。その時も母は、

「まだ一度も大学に行ってないのよね。バカ高い学費払ってるのに…。」

友人の母と会った時も、

施設費くらい割り引いてくれるとかないのかしらね…。バカ高い学費払ってるのに一度も行ってないんだから。」

わたしは、私立理系大学に通っている。

どれだけ学費が高いかも知っているし、奨学金も利用しているし、何より、学費を払ってくれているのは仕事をしてくれている父と母だ。だから学費がどれだけ家計負担になっているかも知っている。「バカ高い学費を払っているのに一度も行っていない」というのは事実だ。

でも、

必ず、

それをいう時に、

母は、わたしの方をチラリと見ながら言う。

わたしが一体何をしたっていうの?

学費を払ってくれているのはお母さんたちだが、わたし別に一回も行かなくなるようなことはしていない。

なのになんで毎回、そんなふうにわたしを見ながら言うの?

一度も登校してないくせに、高すぎる学費を払わなきゃいけない、それに納得できない気持ちはわかる。

それが学費を払ってくれている側なら尚更だ。

でも、

わたしは何もしていない。

でも、

お母さんがそう言うたび、

わたしは肩身の狭い思いというか、

申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

なにもしてないのに。

なにかしたいのに。



大学に行きたいかと問われたら、

即答で行きたいと答える。

でも、

じゃあ、明日からどうぞ登校していいですよ、

と言われたら渋ってしまう。

大学が始まることで、

コロナが増えてしまうのではないかという心配があるのは分かっているし、

今までの小、中、高とは違い、

大学は様々なところから本当にたくさんの人が集まる特殊なところだ。

から

小学校旅行OKでも、大学OKじゃないのだろう。

この状況でどうして旅行OKなのかいくら考えてもわからないことなのだが。

ただ、こんな中でも不幸中の幸いだったこともある。

実家暮らしということと、バイトがあるということだ。

わたしの周りには、とりあえず何かあったら助けを求められる家族がいて、バイトのおかげでどうにかわたし経済は停滞していない。

しかし、上京してきた人や、一人暮らしを始めた人ならどうだろうか。

同い年なら確実に、オンライン授業を受けて、

友達がいなくて…わたしと同じような状況の人もいるはずだ。

周りに大人がいなかったら?バイトがなかったら?

本来頼れるはずの大学も今はこんな感じだ…

から

大学に裏切られた感じがするのだ。(上記に戻る)

大学に登校させてほしい、とかそうじゃなくて、

とにかく、

わたしは、この状況をどうにかして欲しい。

最終的に望むのは、本当の大学生活を送りたい。

鬱になっている人もいる、というニュースを見たが決してそれは他人事ではないと思う。

この生活想像以上に辛い。何のために受験を乗り越えたのか…。そりゃ希望も失うわ。やる気なくすわ。だって先が見えないんだもん、全く。



しかしわたしは、

一周回ってもう開き直った。

もう、大学一年生の間に友達作るのやーーめた。

大学オンラインで授業を展開する気なら、こっちだってとことん家授業を満喫してやる!!!

寝起きのまんま、パジャマのまま授業を聞いてやる!

カメラを使わない授業のため)

アイスを食べながら授業を聞いてやる!

お菓子食べながらレポートやってやる!!!

喋るの遅い先生は、1.5倍の速さで動画再生してやる!

夜中に課題提出してやる!!

休日メール送って、休み明けのメール業務を増やしてやる!!

教授はみんなおじさんでハゲだと思ってやる!!! 

分かんないところをいっぱいメール質問してやる!!!

サーバーダウンしたらその日は授業聞くのやめてやる!(結局週末に授業が溜まることになる)

金髪に髪の毛染めてやる!!!

ネイルバキバキに伸ばしてやる!!!

夜中まで夜更かししてやる!!

自己紹介がしっかりあるまで、教授名前を覚えることをやめてやる!!!

来年の新入生と一緒に、オリエンテーションガイダンス受けてやる!!

これくらいの受け身いかないと、動画を見てる最中に無になってしまい、気がついたら動画が終わってる、ということがあった。

正直、いつまでこれが続くか不安だ。資格を取るための大学なので、こんな動画で学びが身についているのだろうか、とか、自分一人だけだから学びが広げられないんじゃないかとか。

まあ、もう考えても仕方ないことをこの5ヶ月で知った。

いつか終わると思う…から、その時を待つしかない。

そんなこんなで、わたし入学してから5ヶ月目が来ようとしている。

一度も大学に足を踏み入れたことがない大学一年生がどう思っているのかを書いてみた。

でもこれは、あくまわたしの話であって、

登校してる人もいるかもだし、全く違う考えの人もいるかも知れない。なので、あくまでこれはわたしの思い。

そして来月初めに、オンラインテストなるものがある。

教科書を見てもいいテストだ。

テストなのに見ていいのか…。よく分からないが、答えを探す情報探知能力が上がりそうなテストのために、

友だちとテスト勉強もできないまま、

今日も自室で一人、勉強するとしますか。

2020-08-20

anond:20200820110121

かに数学きな子を増やしたいから」みたいな動機で「中高の」教員になるやつは教育者としてクソなのは多い

子供相手にイキリたいだけだけだから、生徒たちの学校生活での問題に関わる気一切無し

塾講でもやってろっての

2020-08-15

大学受験が辛い話

 私は都内高校に通っている高校3年生です。正直大学受験がしんどすぎて死にそうです。私は日本人学校帰国子女なのでAO入試大学受験しようと考えているのですが、いかんせん難しい!!ただただ学校勉強をして、ちょこっと課外活動をしてきた人間が、急にAO入試問題意識高校生活でどんな取り組みをしたかを問われる。えっっこれ普段からいろんな活動できる金持ち有利すぎない!?私の脳みそピーマンすぎるのか、学校生活を過ごしている中で社会問題について色々思うことはあるけど取り組んだりはしてない。そもそも授業は事実ベースから問題発見してもどういう活動しろとか教えてくれない。

 AOの塾に通ってるけどまじみんなレベル高すぎる。本当に高校生か??どんな素晴らしい先生出会えたらそうなれるんだろうと心底羨ましくなる。多分AO入試も成績関係なく熱意を見るよ!!っていうのが売りだけど、結局はお金を持って塾に行ける人が勝つと思う。所詮金かこの世の中。受験課金した者が勝つのね。でもAOで入った人って考えしっかりしてそうだから大学に入ってから戦力にはなりそう。大学からしたらばんばんざいだね。

 てかAOやってたら普通にMARCHも難しい。てか一般でも絶対難しい。なんで日本MARCHかにされてんの??十分すごいと思う。てか日本の56%しか大学行かないんだから私も大学行きたくない。けど周りはみんないってるし、いかないと給料も良くないからできるかぎり高い大学にいきたい…。なんかもう社会大学に行く=すばらしい・当たり前みたいなところ嫌すぎる。てか学歴社会がむり。文明今のままで縄文時代もどりません??

 駄々っ子みたいになってるけど、AO入試対策普通学校でもやってほしい。ていうかもっと学生にタメになること教えてくれ。嫌いな人との関わり方とか。

2020-08-14

anond:20200814115810

別に公立行ったくらいで人生終わりはしないが、地域によっては学校生活難易度が高すぎるんよ。

anond:20200814080500

そうできるくらい、世の中に犯罪に対する処罰の公平さがある程度保たれてるならいいんだろうけどな。 

世の中のある程度以上の常識倫理観の中の位置付けとして基本的殺人は悪いことで、殺人を犯したら世の中の人殺人者を忌み、警察は力を入れて捜査して捕まえるよな。

ところが性犯罪加害者属性被害者属性常識倫理観でも良い悪いの線引きが動きまくる。警察対応もあまりに触れ幅が大きすぎる。いまだ(立場の強い)男性の性欲に忖度しすぎて(その特権に焦がれすぎ否定しきれないで)いる。 

例えば1980年代から90年代まではストレス解消に痴漢指南雑誌特集されるような世の中で、被害を訴える女性が疎まれ被害を訴えたら加害者である男性が気の毒だから我慢しろと諭されたり、被害を訴えることで笑い者にされたりが珍しくなかった。一方では被害者証言のみで証拠集めをろくにせずに裁判にしたりのおざなり捜査があったり。

それは30年経った現在でも、地域や家庭によりまだ生き残っている感性で、警察対応にも現れ被害者を未だに苦しめる原因のひとつであり続けている。

そういうグレー扱いされている犯罪面白おかしく消費することを無邪気に肯定するには、まだ時代が早いのではないか

いじめっ子いじめエンジョイして楽しく学校生活を送ったあと、社会人として自由闊達にパワサラして順調に出世し、折に触れいじめやパワハラした日々を楽しく回想したりしていじめパワハラに対して加害者立場から肯定的な扱いのエンタメ作品が続々出回ってるのを表現の自由涼しい顔で見ていられるものか?

いじめほど裁かれない犯罪もないのは、よく知られていることだろう? 

そういうエンタメが広く受け入れられることには反発する人はかなり多いのではないか

で、あるのに性犯罪に対しては面白おかしく消費する「権利」を臆面もなく振りかざし過ぎではないのか。

どうだろう

2020-08-12

友達と長続きしない

中1のときにできたイツメンクラス替えをしたらほとんど関わらなくなってしまったし、2年のイツメンは私以外の2人は同じ部活なので、放課後も昼休みも土日も切磋琢磨してるその友情には勝てず放課後の遊びもほとんど誘われなかった。一緒にいれる学校行事とかでは二人と間を感じた。

中学3年生でできた趣味が合って本当に仲良くなれたと思った友達卒業後も連絡を取り合う程仲良くなれたと思ったが、私から連絡をしなければ何もないことに気づいた。

高校はあまり気の合う子がいなくてとりあえず学校生活送る上での友達はできたけど、もちろん放課後に遊ぶとかはなかった

一度でいいから私といえば〇〇ちゃん、〇〇ちゃんと言えば私、と周りから言われるような、何かあれば1番に私を誘ってくれるような、本当の友達が1人くらいはほしかったなぁ

2020-08-05

修学旅行必要性

修学旅行必要性を感じない娘の話がツイッターでバズってるので、私の経験を少し。

(ちなみにこの話自体は、「何も修学旅行を楽しみにしている人たちを下に見なくても…」と思った。)

もう15年近く前になるが、私は周りの友達と群れないことをかっこいいと思っている、超絶生意気中学生だった。

そして、元ツイ主の子供と同じように、大勢で泊まる練習をする意味を感じないと親に主張し、修学旅行拒否しようとした。

母は、それを頭ごなしに否定することなくこんな感じのことを言った。(※私が受け取ったメッセージの意訳で、当然細部は異なります。)

「その考えも間違っていないけど、お母さんは、生い立ちや考え方が全く違う人たちと、意見をすり合わせる練習だと思う。将来どんな仕事をしても、嫌な意見をそれとなく回避したり、自分意見をすんなり通したりする場面は出てくる。ゴリ押しだけでは周りも不快にするし、楽しく仕事ができない。私はこれがしたいです!で通用する大物アーティストだっているけどね。」

から、親に甘えられない場所で、旅行の行き先を決めたり、見学中に迷ったり意見割れたりするのも、意味があることだと。

私は、それでもわざわざそんなことを練習するために2泊3日無駄にするのが嫌だと返した。大人になってから仕事をするとき自分の苦労なんか知らないしどうでもいいし、ディズニーランドけが楽しみだったから、我慢しても1泊だと思った。

そこで母に提案されたのが、旅行メモ帳に「楽しいと思ったこと」「つまらないと思ったこと」を書くことだった。

そして、「楽しいと思ったこと」が、「つまらないと思ったこと」を我慢してまで得たいと思わなければ1泊で帰ってきていいと言った。

今思えば、そんなことは無理なのだが、母は私が修学旅行を楽しんでくるという確信があったのだろう。確かにその通りになった。

「つまらない」もたくさん書いた。Aちゃん歯磨きが雑で歯磨き粉が飛んできたとか、Bくんが新幹線で吐いたとか、国会議事堂まらなかったとか。

でも、「楽しい」の方がもっと多かった。楽しいと思ったら直後に書き留めていたので、夕食のマズいコロッケ押し付け合いの話まで書かれていた。

私は、つまらないこともたくさんあるけど、楽しいことのために我慢することを選んで2泊3日を終えた。

たった一度の旅行経験けが社会人になった現在意見のすり合わせの土台になっているとは思わない。旅行以外にも、部活や、習い事や、受験勉強など、色々なことを経てこその今だと思う。

上司への愚痴Twitterに書いたり、命令してくる先輩への愚痴Twitterに書いたりしながら、現実では自分意見も主張しつつ相手意見も取り入れた妥協点を仕事に反映させている。

修学旅行に行く必要はないかもしれないけれど、私はあの時自分の主張通りに修学旅行を不参加にしていたら、その後の部活での話し合いや、学校生活での色んな揉め事を、全て同じように切り捨ててしまったんじゃないかと思う。

切り捨てることが悪いとは思わないけど、切り捨てた場合自分不利益に納得できるような人間でもないから、切り捨てない生き方したことは私にとっては正解だったと思う。

大好きな仕事を大嫌いな人間たちとこなす人生だってあるわけだからね。

元ツイ主の娘がどんな人かは知らないし、あの短いツイート人格を断定することもできないけど、修学旅行意味を付け加えるのは自分自身であって、そういう機会を与えてもらえる機会というのは人生で意外と少ないということは伝えたい。

私はこの就活が終わったら死ぬ

この就活が終わったら死のうと思う。

 私は一地方都市のしがない大学生である私立四年生大学の最高学年であり、連日就職活動に振り回されている。それでもって例の如く就活病み精神的に追い詰められている。これから書くのは端的に言えば弱音であり、備忘録である。たぶん。

 私が死を意識しはじめた時期は小学生くらいだった。きっかけは保育園からの友人と疎遠になったことのように思う。その子と私はもともとタイプが違っていて、成長するにつれてお互い世界が広がって話さなくなる、というある意味典型的パターンだった。 

 ただ、問題だったのは当時の私にはその子達以外に友人がいなかったことだった。その子達は新しい友人を作っていたが、私は新しい友人を作ることが出来なかった。一度でも学生生活経験した人ならわかると思うが、学校という閉鎖社会生活するにはどこかのグループ所属する必要がある。私は友人を失ったことで学校での居場所も失ったのだ。それに加えて元友人は私にとって憧れの存在だった。私はその子のことがまだ好きだったのだ。今なら離れた理由もわかるが、当時はどうして元の友人と疎遠になったのかもわからず、何が悪かったのか折に触れては考えていた。

 なんとなく暗い気持ちで日々を過ごしていたときTVバンジージャンプ映像を見た。芸人タレントか覚えていないが、紐をつけて飛び降り映像を見て「あ、いいな」と思ったのだ。空の中に落ちていくのは、最後に晴れ渡るような青空を視界に焼き付けるのは気持ちがいいだろうな、と。

 恐らく当時の私は友人と疎遠なったことで学校生活不安を持っていた。そこで至った結論が、生きることをやめること、だったのだと思う。だからバンジージャンプをいいなと思ったのだ。もう学校に行かなくて済むから

 これがとんでもない勘違いであることは充分理解している。死ぬことはそんなにいいものじゃない。落ちてる瞬間はきっと凄く怖いし、空なんか見てる余裕もないし、落ちたときなんか死ぬほど痛い。死ぬんだから当然だ。それにそこで死ねればいいが、うっかり生還なんてしたらたまらない。障害を抱えて生きるか、自殺を失敗した人間というレッテルを掲げて生きるか、どっちにしても地獄である

 でも、当時の私には酷く魅力的だった。ここで死ね明日学校に行かなくていい、嫌な発表もしなくていい、最後に綺麗なモノを見て終われる。正直、疎遠になった友人への腹いせのような気持ちもあった。自殺すれば、友人も少しくらい私のことを気にかけてくれるかもしれないという思いもあった。

 小学校に通っている間、何度か四階の音楽室の窓から身を乗り出して晴れ渡る青空コンクリート舗装された地面を見つめた。あんなに熱心に見つめていたのに私は実行には至らなかった。単純に勇気がないから。私には死ぬ勇気がないから。結局私は「死に憧れる自分」に酔っているだけで死ぬ覚悟もなかったのである。そういうところが本当に情けなくて中途半端人間だなと思う。

 だらだらの長く書いたがここまでは前置きであるあくまでここからが本題。だと思う。

 なんとか小中高を抜け、大学にも進学できた。特に留年することもなくなんとか四年生になったが、そこで私は就活という大きな壁にぶち当たっている。

 就活で何が死にたいっておおよそ内定が貰えそうにないことである。今現在エントリーシートを提出した企業が5社でそのうち面接まで行ったのが2社、うち一つは面接遅刻した。まじで馬鹿だと思う。当然、不採用の通知が来た。あと残り5社ほどエントリーシートを提出するつもりだが正直内定が出るとは思えない。となると来年就職浪人非正規雇用の道しかない。

 私は今まで「普通」の人生を目指してきた。高校に行って、大学に行って、正社員になる。ごく一般的な「普通」を目指して懸命に生きてきた。なぜ普通を目指すかというと楽だからだ。これも部活動所属していた理論と近い。「普通」に生きるれば他者に埋没することができる。無駄な注目を浴びなくて済むし、他の人がしないことに労力を割かなくて済む。「普通」というより私は「マジョリティ」に所属したいのだ。常に多数派でありたい。多数派であることはいいことだと私は思う。例えば、何か不幸なことがあっても他の人も体験していれば、よくあることだと納得することができる。困ったことがあっても先人の意見を参考にすることができる。なにより多数決で勝てる。特に多数派であるという安心感は何者にも変えがたい。

 内定が貰えなかったら、新卒就職できなかったら、私の思い描いている「普通とはいえない。普通でないなら死ぬしかない。

 突き詰めれば私は明日の不幸が怖いのだ。小学校とき明日学校行きたくないと思ったのと同じように、明日明後日自分生活が続くことが怖い。

 これを言うと多くの人が人生は年々楽しくなるとか、いいことも沢山あるんだよとか言うのだが、そう言うことではない。楽しいことがあっても悲しい事は帳消しにならない。別々に積もっていくだけ。それに本当に悲しいことや辛いことがあったときに私を生かした人は責任とってくれない。自分の生に責任を取れるのは自分だけである

 本当は漫然と生きることが不安で、その不安が今回の就職活動きっかけに大きく燃え上がっている。だから私にとって自殺とはこの不安を解消するための手段なんだと思う。

 ネットの海を眺めていると私だけではなく、みんな本当は漫然と生きることに対する不安を抱えているような気がする。本当はみんな理想自殺の種類があるんじゃないのか。みんなそうだって言って欲しい。私は「普通だって言って欲しい。

 一方で安易理解は欲しくない、こんなに苦しいのに誰かに判られてたまるかって気持ちもある。みんなが打ち勝っている不安に私だけ負けている事実が怖くもある。

 私のこの漫然とした不安鬱病とかなにか名前の付くものでは恐らくない。だから病院に行って薬を貰うことは出来ないし、病院先生に話を聞いてもらったところで将来なんてみんな不安ものですよ、とかなんとか宥められて帰されるだけだろう。

 私は卒業後は就職するつもりだった。それ以外の選択肢は何も考えていない。就職出来なかった場合については何も考えたくない。

 小学生自分死ぬことに憧れているだけだったが、今の私はきちんと実行できるだろうか。死ぬことを考えるのは正直に言えば怖い。もしかしたら、まだ私は死にたくないのかもしれない。でも死ぬしかない。明日の私を苦しませないために今死ぬしかないんだ。あそこで死んでおけば、と後悔するのだけは絶対に嫌だ。それなら今きっぱり死なないといけない。もうこれ以上苦しまなくていいように、つらい思いをしないように。

 だから私はこの就活が終わったら死ぬ

2020-07-31

anond:20200731162227

この問題は、日常生活に支障があるほどの障碍を持つのに、無理やり普通学級に押し込まれる生徒の話とも似ている。

親が良いことだと信じ込んで押し込むけれど、本人は全く理解できない授業を一日中聞いて過ごすことになる。

しか学校生活一挙一動クラスメイトが難なくできる作業自分だけ出来ないシチュエーションに何度も何度も直面する。

出来ないことばかり意識させられ、生徒の自尊心が折れるのも時間問題

健常者と同じことを障碍者やらせるのが真の平等だとする信仰日本根付いているがゆえの悲劇

れい新選組あたりが、この問題真剣に取り上げてくれないだろうか。

何も健常者と同じ環境で授業を受けさせられたり、地域仕事をやらされたり、同じ基準国会議事堂に出勤させられることだけが平等ではない。

2020-07-29

増田にいるほとんどの人頭いいよな


なんかこう、普通生活ではあんまり聞かない話題議論してるっていうかさ。


まだ学生から視野狭いし、普通学校生活だけでいっぱいいっぱいになってるけど、将来は皆みたいに色んな話題議論できるような知識を持ちたいな。



出来るかなあ。努力します。

2020-07-22

私立女子校の思い出語り(支離滅裂で長くてつまらない)

私は某私立女子校卒業生である。身元を特定されたくないので、入学卒業年度はフェイクにした。

これを書いたのは、学校自体にそれほど恨みはないが、中学校口コミを集めるサイト誹謗中傷判定されているのか自分体験談が載せられないことに違和感を覚え、とりあえずどこかに載せたいと思ったからだ。

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入学1週間で始まったいじめ

北の大地に建つ某私立女子校(以下、S校)が私の通っていた中学校である。これだけで候補がだいぶ絞られただろうと思う。

S校には、各地から生徒を集めるため、寮が付属しており、2010年頃、私は関東の親元を離れて入学・入寮した。

入学式の日は今まで訪れたこともなかった土地での親元を離れた生活に心を躍らせていた。この先6年間、新しくできるはずの友達と一緒に楽しい寮生活を送る自分想像していた。

しかし、私のその期待は叶えられなかった。というのも、入学してから1週間が経過すると、たちまちいじめが始まったかである


いじめっ子は入学してわずかな期間でスクールカーストの上層に地位を築き上げた“かわいい子”(以下、H)とその取り巻きである

Hは外国の血が混ざっているとかで目鼻立ちがくっきりしており、明るい色のくるくるした地毛が愛らしい子だった。そのかわいさとハキハキと物を言う性格から成るカリスマ性を発揮し、あっという間にクラスの内外で忠実な部下をこしらえた。

いじめ理由は大したことではなくて、要約すると「気に入らないから」。気に入ってもらえなかった原因はさっぱり分からない。

(Hとは入学式の前にあるガイダンスで知り合ってはいたが、「綺麗な髪だね」「これ地毛だよ」「そうなんだ」と会話したのち、すぐに別れた。綺麗な髪だねという言葉彼女の気に障っていたのだろうか)


Hもその取り巻きも中1女子だったので殴る蹴るなどの暴行はなく、主にシカトハブ掃除の押しつけ・呼び出しての暴言が主だった。

同じ寮生のみならず、自宅から通う生徒(以下、自宅生)にもHの影響力が及んでいたようで、友達は一切できなかった。

教室でも廊下でも校庭でも教師の目がないところでは常に陰口をたたかれていた(らしい)。

テストの点数が良ければカンニングだと根も葉もない噂を立てられ、点数が悪いとき知的障害者だと笑われた。よく分からん噂で教員説教されるよりも、バカだ、知恵遅れだと言われるほうが楽だったので、テスト時間いっぱい寝るようになった。もともと授業態度が良い方ではなかったのでなんら不自然ではなかったと思う。

彼女らの寮則破りはすべて私の責任になって、しょっちゅう先輩や寮母に怒られていた。生徒間では私に友達がいないことはほとんど周知の事実だったのに、部屋のお菓子パーティーの声がうるさいとか片付けがなってないとか怒られた。

在室時は部屋の前にスリッパを並べるのが規則なのだが、毎日、知らぬ間にスリッパ廊下の端と端に飛び散っていた。寮則違反なので怒られる。

乾燥室に干した衣類はぜんぶ床に落とされ、足跡が残されていた。何度だって洗濯する。1回100円、中1には痛い出費だった。

洗濯機を回している時に目を離すと止められるので、洗濯中は見張る必要があった。トイレに行った一瞬で止められたとき相手気合の入れように驚いた。

週末の昼は寮の洗面所に呼び出され、4~5人に囲まれて1時間から、長いときは3時間くらいひたすら悪口を聞かされることが多かった。負けず嫌いだったのでいじめっ子たちの前では絶対に泣くまいと歯を食いしばって聞いていた。慣れると聞き流すようになった。

避難訓練の際、自分スリッパが見つからず、裸足で外に出る羽目になった。「ガラス片が落ちていたら危ないでしょ? ケガしたいの?」と寮母に怒られた。スリッパ洗面所ゴミ箱から見つかった。汚くなっていたので買い替えた。

一番ダメージが大きかったのは、いじめが始まる前までは口をきいてくれていた子たちが、Hの「増田と喋ったらハブるよ」の一言で口をきいてくれなくなったことだ(寮生活を始めたばかりの13歳の女の子たちにとって同級生からハブられることは何よりの脅威だった)。

いじめが始まる直前まで仲良くしてくれていた子に「増田のことは嫌いじゃないし、増田は何も悪くないと思うけど、私もいじめられたくないから……ごめんね」と言われたときは、さすがに堪えて、1日中ベッドのなかで泣き続けた。(断っておくが私のケースでは、こうして私から離れた子、私と話さなくなった子は何も悪くないと思っているし、今も彼女らを責める気はない)

泣き続けるかたわらで、いじめっ子のひとりが同室の子と楽しそうに喋っているのが心底ムカついた。単純に、死ね、と思った。

家族悪口を言われたこともあった。両親に申し訳なく思った。


両親は私がいじめられていることを知ると、高い入学費や学費を払ったのにもかかわらず、すぐに「いつでも戻ってきていいんだよ」とか「退学したくなったら言いなさい、退学手続の準備はできてるから」とか「がんばって通い続ける必要はまったくない」とか「退学していじめを避けることは逃げでもないし格好悪いことでもない」と何度も何度も私に言い聞かせて、自分たちが味方であること、逃げ道があることを教えてくれた。

逃げ場を提示するという両親のサポートのおかげで私はいじめを乗り越えることができたのだと思う。

※決していじめは乗り越えるものではない。むしろ逃げるほうが最善・最適である。周囲に何と言われようといじめられている子供いじめを乗り越えようと努力する必要はないし、何より周囲は彼・彼女いじめを乗り越えさせようとするべきではない。


表立ったいじめ中学2年生の夏頃まで続いたが、寮生ほど影響力を及ぼしづらい自宅生の子たちが喋りかけてくれるようになったのをかわぎりに、いじめっ子集団以外からハブりやシカトはなくなった。中2の夏休みが終わった後にようやく友人がひとりできた。

相変わらず掃除の押しつけやパシリ悪口・陰口は続いていたが、私自身も慣れてしまったのでほとんど気にしないで学校生活を送っていた。


いじめられている後輩の退学時期を予想して遊ぶ私たち

中学3年生になった頃にはいじめっ子集団を除いた同級生とはおおむね仲良くしていた。

スクールカーストトップグループとはいえ彼女たちを嫌う生徒も出てきたからだ。そういう子たちは彼女らの前で嫌悪感をあらわにはしなかったが、それまで避けていた私との交流を持つようになった。

そうして心に余裕が出てくると、2学年下の中1の間にも同じようないじめが起きていることに気づいた。話を聞くと、1年前(私が中2の時)も新1年生の間でいじめは起きていたらしい。さらに毎年、1年生は誰かしらひとりがいじめられると聞いた。

いじめられているのは、少し太っていて、自室のベッドに引きこもり、お風呂に行かなくなってしまった女の子(以下、K)だった。

わが寮では、「いじめられる側にも非がある」という考えが徹底していた。

いじめられっ子にはいじめられるような理由があるのだからいじめられたくなければ自ら改善しなければならない。改善努力がないならいじめられても仕方がない』

こう考えることで、私たちは後輩間のいじめを黙認し、いじめを止められない自分たちを擁護していた。

実際、Kちゃんは「汚い」「くさい」って言われているのに風呂に入らないんだから、まあ仕方ないよね、とかなんとか話した記憶がある。

風呂では当然、全員が裸になる。私も経験があったが、風呂場では普段見えないところの悪口を言われる。私も体毛が濃いことをさんざんバカにされた。勝手憶測だが、Kもおそらく風呂場で太っていることを笑われたのだと思う。それで風呂に入れなくなってしまったのだろう。彼女は何も悪くなかった。

さて、入学から2ヶ月経つと、Kは夕食の場にも出てこなくなった。その頃合いか上級生の間では彼女が退学する時期を予想するのが流行りだった。

「去年の▼▼ちゃん夏休みが終わったら帰ってこなかったんだよね」

「Kちゃん夏休みじゃない? ぜったい帰ってこないよ」

「いや、夏休み前にやめそう」

「Kちゃん電話で『やめたい』って言ってるの聞いた子がいるから、私も夏休み前だと思う」

みんなで休日お菓子を食べてカードゲームをしながら、その話題で盛り上がっていた。

私も、「増田はどう思う?」と聞かれて、「1回親元帰ったらもう学校には戻らないんじゃない」と答えていた。

賭ける? という言葉もチラホラ出てきた。お菓子を賭けて遊ぶのだ、いじめられている子がいつ耐えきれなくなって退学するかを。

後輩間のいじめを止めようともせず、いじめられる人に非があるという考えに迎合している時点で手遅れだが、賭けへの参加は固辞した。

結局、Kは夏休み開始と同時に退寮・退学した。親御さんも来て片付けをし、最後、寮の玄関で寮母に「ありがとうございました」と頭を下げていた。

食堂の窓から退寮する彼女を見かけた。入学時は小太りだけど小綺麗な女の子だったのに、たった半年も経たずにずんぐりと太り、髪もボサボサで、みすぼらしくなっていた。

弁当箱を洗いながら、2学年下のKと同室だった後輩の「やっと部屋の空気が綺麗になる」という言葉を聞いていた。


ちなみに私の代では、中2になってから同時進行でいじめられるようになった他の子が2人ほど中途退学した。

入学時の人数が最多だった私たちの代は、卒業までの間に減った生徒数も最多だった。


あなた中学しか卒業していないので卒業生ではありません」

2年間をいじめ無駄にしたものの、私は卒業まで在籍し続けた。

だが、付属高校エスカレーターで進学する気にはなれなかったし、それ以上在籍する価値がある学校じゃないという親のアドバイスもあり、外部へ進学した。

そして、高校2年になる直前くらいに、かつて仲良くしていた自宅生の子から久しぶりに遊ばないかという誘いを受けた。

私が3年間過ごした寮は卒業生なら無料宿泊できることを知っていたから、快諾した。卒業生の先輩が泊まっていたのを見たこともある。

念のために、電話で寮に問い合わせ、確かにまれることも確認した。

しかし、事はそう簡単に運ばなかった。

いざ荷物を持って寮まで行ってみると、問い合わせたときとは別の寮母(当然顔見知り)が、

増田さんはね、中学しか卒業してないから、ウチの卒業生扱いはできないのよ」

と言ったのだ。

おもしろすぎて笑った。いや、中学卒業してるんですけど。今あんたも言ったけど、中学卒業生なんですけど。

なんとまあ、中学のみだと卒業生認定してもらえないらしい。

心の底から、くだらねえ学校だな、と思った。


いじめてきたやつはせいぜい一生苦しめ。そんで死ね

あースッキリ

2020-07-19

ただのひとりごと

幼少期、かくれんぼで一緒に隠れた親戚のお兄ちゃん股間を触らせられた。訳がわからなかったけど、嫌だった。

小学生の時、一つ下の学年の女の子たちからいじめを受けた。脛に向けて傘をフルスイングされた時はあまりに痛くて泣いた。

中学生の時は同級生からいじめを受けた。無視無視無視。机に書かれた死ね修学旅行旅行先で撒かれた。そして従兄弟が家に泊まりに来た時に執拗に迫られた。触る手が気持ち悪かった。膨らんだ何かも気持ち悪かった。

三年生の時に集会か何かで急に過呼吸となり、その後不登校になった。選べる高校が減った。そのおかげで良い高校を選べたのだろう。まともな学校生活を送れた。

友達ができて嬉しかった。

社会人となり、性的嫌がらせというか、相手気持ちは違うのだろうけれど、そういうことが増えた。

取引先に言われたので担当を変えて欲しいと上司相談すると「お前が悪い」と言われた。そしてその数ヶ月後、この上司は私をホテルに誘ってきた。もう無理だった。転職した。

私の何が悪かったのだろう。媚びることも、媚びた格好もしていない。常にパンツスタイルだし、胸も顔も平均値以下。化粧はマスカラさえしていない。髪も巻くどころかひっつめだし、業務外のことを私からしかけることはなく、仕事終わりに飲みに行くこともない。飲み会も極力行かない。そもそも日頃指先すら接触しないように生きてる。

それでも起こるのは、きっと私の生き方が悪いんだと思う。

何を間違えたんだろう。

満員電車毎日痴漢が起こるように私のこの出来事特別な訳ではなく、世の中の人間はみなこのような体験をしているんだろうか。

だったら辛いな。死にたくなるよな。

なんでこんな嫌な思い出積み重ねているんだろう。社会人になって、心療内科に通いながら生きてる今、なおのこと思う。

こんな人生歴、主治医に言えるわけもなく、というか死にたいとか消えたいとか、そういう気持ちを伝える勇気すらなくて、ただなんとなく眠れなくて落ち込むと伝えることしかできない。

嫌だな。辞めたいな。私の人生、何なんだろう。

何か起こったら、またお前が悪いって言われるのかな。嫌だな。何を治せば私が思う普通になれるんだろう。

おかしいんだろうな、私のどこかがおかしいからこういう事が起こっているんだろうな。嫌だな。


普通になりたい。

2020-07-17

初めて自分が立ち止まった時

深夜1時、携帯も見ずにカーテンから溢れる光だけをみ見つめていると急に過去自分対峙する時がある。

20歳を過ぎ1人暮らしを初めて毎日夜遅く帰宅し、寝床につく生活が当たり前になってその時間は徐々に無くなっていったが、今これを書いている瞬間、今まさに久しぶりのこの感情

歳を取ると感覚というか、感情の起伏が鈍くなる。

それは自己防衛の為の故なのか、それとも単純に衰えなのか。よく歳を重ねると涙脆くなると言うが今のところ全くの逆で、泣ける。感動する。映画ドラマを見ても別に自分関係ないしと思って冷めてしまう。

ペットが死んだ時も、そりゃ生物はいずれ死ぬよなって思ったりしていよいよ自分大丈夫かな?と思ったりもする。ところで話は大分脱線してしまったが本題に入るとしよう。

俺が小学1年生に上がった時期だった。保育園卒業した俺は当たり前のように地元小学校に入学した。

そこがどんなところで何を学ぶ場所なのか分からなかった俺は登校日初日に通学途中、怖くなって不安になって

母親の待つ家に帰りたくなってそのまま泣きながら帰宅した。それから母に連れられ登校を試みるも俺は小学校のクラスの部屋という存在が怖かった。

まずきちんと揃えられた机に椅子時間割、科目、授業

チョークの音、テスト時間、何もかもが嫌だった。

今まで保育園では、時間割など無くて好きなことして好きなように時間が過ぎて、夕方になれば母親が来て帰って弟や父親と遊んで祖母が作った美味しい夕飯を見てふざけてみんなが笑ってくれてそれで良かったのに。

それなのに突然、勉強学校生活上級生の存在に戸惑ったし、なぜ友達先生はそれを認めてくれなくて共感しないのだろうと不思議に思った。

そんなわけで俺は小学1年生2年生とほぼ登校を拒否した

時にはクラス友達先生が強引に俺を連れ出そうとした。訳が分からなかった。行きたくないと言うのに。

その時俺はおかし存在として扱われているのを初めて自覚した。

多分この経験死ぬまで心に刻まれているだろう。

俺が初めて感じた。社会という壁なのだから

大人になった今でも皆が普通常識と言われることに疑問を持ちながら生きている。

会社に入って飲み会でお酌の意味が分からないこと。

した方が怒られないからするけど、内心そんなに呑みたきゃ自分でつげよじじい。俺が注いでやってんだぞお礼ぐらい言えないのか?と思っていること。

上座下座も意味が分からない。好きな場所座ればいいじゃん。と思うこと。

結婚して子供を持つことが幸せだと皆言うこと。

親を見る限り幸せそうには見えなかったし、子供を育てて行くことの大変さや結婚して家族を支えていくことがいかに困難だということ。別にしなくてもいいと思うし

したい人はすればいいじゃんって思うこと。

芸能ニュースが心底どうでもいいと思うこと。

顔は知られてるけど結局、他人だし話したこともないしましてや会ったこともない人のことなんて興味が湧かないこと。

主にネット掲示板を見ていると皆自分を大きく見せようとしたりいきなり見ず知らずの人を煽ったり嘲笑したりしていること。自分はその人がそう思うならそれはその人の考えや生き方なので口出しはしたくないし好きにしたらいいと思うので、アドバイスを求められない限り余計なことは言わない主義だし、逆に自分にとっても相手が何言おうが、最終的には自分がどう思うかだからどうでもいいかな。真に受けないようにしてる。

もう最後にするけど、幽霊神様なんていないのに

なんで皆いると思ってんだろうってこと。

いるわけないじゃん。冷静に考えて。

俺が小学校に行きたくなかった理由よりも明らかにおかしいでしょ幽霊神様がいるなんて。

でも世間自身のために動いてないことも知っているから、好きにすればいい、けど他人強要するなよ何事も。

みんな好きに生きたらいい。他人迷惑NG

そして誰も他人生き方批評したり馬鹿にしたりしなくなればいい。

俺は個人が思う好きで多様な生き方を受け入れてしているし、好きにしたらいいと思う。

おやすみ

寝るわ。

眠いし。

2020-07-15

今年は商業BLばかり読んでいるので、読んだ作品のことを淡々と書く。

何故商業BLなのか?

 久しぶりに時間的金銭的に若干余裕が出来たとき、ふと何か読みたいと思ったら文学サブカル世界が途方もなく広大で、何から手を着けていいかからない! と思った時、ちょうど商業BLレビューを載せてるサイトが目に留まったとかが切欠だったような気がする。もしもなろう小説分野とかでいいレビューサイトを見つけていたとしたら、今頃なろう小説ばかり読む日々だったんじゃないかなと思う。

 腐女子腐男子BL読みである前に本読みや漫画読みなわけで、やっぱり面白いもの面白がる。当たり前だけど。だから読む範囲商業BLだけに区切っても、レビューサイトで探せばそれなり面白い作品を見つけることができる。

 さて、以下はこれまで読んだ商業BLのざっくりとした紹介文とか感想とか。読んだものの全部じゃないし、オススメかどうかは別だけど。

カッコウの夢』(ためこう)

 主人公片想い相手セフレの魂が入れ替わってしまう、という話。身体の相性抜群の相手に想い人の心が搭載されるだなんて、主人公にしてみれば俺得しかない!! という浮わついた設定のわりに内容はどシリアスである主人公がかなりクズい。特に改心するわけでもなく話が進むとこがすごい。受けが健気で可愛いがかなり病んでいる。ハッピーエンドっぽく見えるが、こんなに互いに病みまくった二人が一緒になってもなぁ……なんて思ってしまった。エロシーンのエロ度高め。

ララ結婚』(ためこう)

 双子の妹ララの代わりに兄のラムダン女装して富豪御曹司ウルジのもとに嫁ぐ。のっけからラムダン媚薬を盛られて、ドロドロのどエロ展開に! ラムダン性格がこざっぱりしているため、古の昼ドラみたいなどす黒いストーリーさらっと読めてしまう。最初ラムダンの太眉可愛いと思って読んでいたが、徐々にウルジの狂気肉体美を見るために読んでる感じになっていった。とにかくウルジのスパダリ過ぎる表の顔と偏執狂の裏の顔(ラムダンにしてみれば表が裏で裏が表だが)のギャップ面白い。こんなに大真面目で真剣なド変態たことない!(と思ったら危ないド攻め様にも上には上がいるということを後に知る私であった↓)

『箱の中』(木原音瀬

 主人公はごく普通公務員だったが、ある日電車内で痴漢冤罪に遭い、懲役刑に処されて刑務所に入れられてしまう。そして収容された雑居房の中で一番ヤバそうな囚人になつかれてしまい、何か色々ある。

 カップリングの萌を楽しむというよりは、不遇な攻の人生を見守る感じの小説かな。BLレーベルだけではなく一般レーベルでも出版されている。ただし一般書の方には攻の後日談が載っていない。うっかり一般書を買ってしまい、損した気分。攻めにはとにかく幸せになって欲しい。

 作中での女性の扱いが大変酷く、出てくる女性キャラは極めつけのクズである。作者はミソジニーを拗らせているのだろうか……こわい……。

『美しい彼』シリーズ(凪良ゆう)

 『美しい彼』『憎らしい彼』『悩ましい彼』の三作が刊行されている。

 持病の吃音のせいで学校生活に馴染むことに失敗し、スクールカースト最下位として虐げられる主人公視点から物語スタートする。ちょっと風変わりだがいじめられっ子である主人公の内心は、なかなかわかりみが深い。主人公は、クラスカースト最上位のとても美しい受けに惹かれていき、虐げられるも従順下僕として仕えていき、やがて受けのストーカーになっていく。

 という文学っぽい序盤から、受け視点の章になるといきなり物語の印象がガラリと変わる。受け視点だとめちゃめちゃ少女漫画、そして攻めが理解し難い宇宙人に見える。攻めと受けの視界や内心の温度差のギャップが大変面白い文体コミカルテンポがよく、つい時間を忘れて読んでしまう。

 なお、本作は「ちるちるBLアワード2020」小説部門第一位になった。

オールドファッションカップケーキ』(佐岸左岸

 アラフォー突入した主人公は、仕事能力といい容姿といいハイスペックであるのに、人生を楽しむのを諦めて平坦な日々を送っていた。だが、ある時十歳年下の部下からそれじゃだめです! アンチエイジングしましょう! と、強制的アンチエイジングさせられることに。部下と男二人で若い女の子が行くようなカフェなどへ行き、スイーツを食べたり自撮りしてみたりするなかで、徐々に部下の自分への気持ちに気づくも、見てみないふりを続ける。

 数ページに一回くらいの頻度で攻めが受けにさらりと告白している。攻めの手を変え品を変えの告白セリフ面白い。画面の書き込みも細かく、心情描写が丁寧。ガッツリ恋愛ものといった感じだが、やっぱりBLなのでエロシーンは思いきっている。正直エロひとつもなくても面白いけどな。

 主人公のお勤め先が都内大企業風味なのに、主人公のお住まいはどっか広々とした感じの郊外の一軒家で、一体この人何時間かけて通勤してるんだ? と地味に謎だった。

『にいちゃん』(はらだ)

 幼い頃に「にいちゃんから性的虐待を受けそうになり、あわやという所で逃げた主人公だったが、大きくなっても「にいちゃん」への未練を捨てきれずにいた。暇を見ては子供時代に住んでいた街を徘徊し「にいちゃん」を探していた主人公は、ある日とうとう「にいちゃん」と再会する。

 児童虐待被害者から加害者への愛という、タブーに踏み込んだ怪作。何かもう、凄かった……色々と……。

 未成年への禍禍しい性的虐待シーンがある。全然萌えない、こわい。

ワンルームエンジェル』(はらだ)

 三十代フリーター貯金なし何も取り柄なしの主人公は、ある晩バイト中にチンピラに絡まれ刺されてしまう。血の海のなかに倒れ、死に際に見たものは、空から舞い降りてくる愛らしい天使の姿だった。ところが案外あっさり生き延びた主人公退院して自分アパートに帰ると、あの天使勝手に部屋に上がり込んでいた。

 とにかく泣いた! めちゃめちゃ泣いた! ギャグと切なさの落差がいい。何この作者天才なのかな……神なのかな……。登場人物それぞれが癖があって魅力的。BLには珍しく、エロ主人公のチン毛がチラリズムするのと天使可愛い顔で「チン毛が落ちてる!」と言うとこ留まり主人公天使関係性がただただ尊い恋愛というよりはなんだろう、家族愛的な何か? そういうところも普段BL読まない人でも読めるだろうと思うポイント

 「ちるちるBLアワード2020」コミック作品部門ぶっちぎりの第一位。ここまで紹介した作品の中で、これだけは強くオススメできる。

追記 番外編

魔道祖師』(墨香銅臭)

 厳密にいえば商業ではなく中国発のWeb小説東アジアで人気を博し、アニメドラマ化された。この秋、ついにアニメ日本上陸予定。

 主人公の魏無羨はかつて夷陵老祖と呼ばれた若き天才仙師だったが、邪道を極め、四大仙家に仇をなして討伐された。十三年後、魏無羨は莫玄羽によりこの世に呼び戻され復活する。そしてかつて共に学んだ仲間だった藍忘機と再会し、協力して数々の怪奇事件解決していくうちに、前世での己の死の真相に近づいていく。

 原作小説の序盤辺りが有志によって日本語訳されていて、私はそれを読んだ。アニメ版が先月辺りまでYouTube無料公開されていたのでそれも視聴。アニメめちゃめちゃクオリティ高くてやばい

 原作ガッツリBLとのことだが、私が読んだ範囲ではエロは「アッーーー(暗転)」くらいのもんで、直接的なシーンはなかった。主人公視点で軽快に進む、冒険小説ホラーサスペンスについでに学園もの要素も添加、みたいな感じのストーリーで、さして恋愛要素があるようには見えない。日本の九十年代アニメのような懐かしい香りがする。とにかくストーリーがとても面白い原作小説日本語版早く出て欲しい。

追記② 今後読みたいもの

『百と卍』『親愛なるジーンへ』『あなたを殺す旅』『エンドランド』『初恋カタルシス。』『やたもも』『さよならのない国で』

 漫画ばっかりになっちゃったな。小説分野ももっと開拓したいぞぉ。

 

2020-07-10

H先生、お元気ですか

1992年埼玉にて小学校3年生の担任を受け持っていたH先生

お元気ですか。

先生の授業は楽しくて、毎日学校へ行くのが好きでした。先生は絵が上手で、かわいいイラスト入りの手書きの学級通信を読むのが楽しみでした。

暗くて辛い学校生活の中で、先生担任だった小3の頃が一番楽しかった。

4年の時の担任はいじめを見て見ぬふり。

5.6年の時の担任ヒステリックで、気に入らないことが起こると生徒を吊し上げて暴力を振るい、暴言を吐く、人生で一番最悪な先生でした。

あの頃、私は無知で、先生非正規臨時採用だとは知らなかった。

先生がたった1年で学校を辞めたのは、言葉通り「夢を追いかけるため」だとずっと思っていました。まさか、その夢が、先生になることだとは考えてもいませんでした。

H先生、お元気ですか。

私には今、あの頃の私と同い年の子供がいます子供学校先生と会うたび、先生を思い出しています。一番素敵な先生でした。

2020-07-09

パイこわい

人間誰でも怖いものってぇものがあるもんなんですが、それは何故かってえと、中学時代オナニーするだろう?その時に出会った恐ろしい上級性癖そいつの怖いものなっちまうもんなんだ。

八五郎「何だいその上級性癖ってのは?」

三吉「お前が家庭生活学校生活でえられなかった性癖よ。それで、八ちゃんは何が怖えぇ?」

八五郎「おれはリョナが怖えぇ」

三吉「じゃ、お前ぇが昔、両親がやってたボテばら殴りセックスたまたまのぞいちまった記憶。あるいは偽の記憶がコエェんだよ。半ちゃんは何が怖えぇ?」

半介「俺はスカトロだ。 糞はけつ穴をほじくるってぇと出てきやがって、くせぇしでかいし、テラテラ光る表面を見るだけで怖気がとまらねぇ。俺はスカトロスカトロ好きな神絵師が大嫌えだ。三ちゃんは何が怖えぇ?」

三吉「俺かい。俺はふたなりがいやだ。 女にあんデカチンコがあったらどうしよう? ふたなり同人を読んでも何役の誰に感情移入したらいいかからねぇ。ふたなり射精狂い女騎士にだけはなりたくねぇ。ところで、正ちゃん、お前さっきから黙っているけど、お前ぇの怖いものはなんだい?」

正一「怖い性癖?そんなものはこの俺様にはあるわけねぇーだろ?ガハハッ!俺様はなぁ、オタクの頂点ってぇくれぇのものだ。同人界の中で一番偉ぇんだ。その買い専様に怖いものがあってたまるかい。俺には怖いものも嫌いなもの断じて無ぇ。」

三吉「しゃくにさわる野郎だねぇ、嫌いなものひとつも無ぇなんてよぉ。 何かあるだろうよ!! たとえばBOREなんかどうだい?」

正一「嘔吐系?吐瀉物なんかシコシコだね!吐瀉女なんか、あとで俺が全部ズーッ!ズズーってすすってやんだ!小五ロリ宿泊研修バスはいエマージェンシー袋なんて大好物だね!」

三吉「じゃ、ハイレグとか、石造なんかどうだい?」

正一「ハイレグ洗脳石像化?あんもの俺は時間停止ものにして食っちゃうんだ。寝取られなんかも人妻浮気ものに客体化してくっちまうんだ!母親寝取られなんていいね〰︎!うちの婆さんがヒイヒイ言ってるの想像すると勃っちまうよ!」

三吉「本当に癪にさわるやつだな。じゃ、いいよ、ドラゴンカーセックスやなんかじゃなくてもいいから嫌いなものは無いかい?」

正一「そうかい、それまで聞いてくれるかい? それなら言うよ。俺はねぇ、巨パイが怖いんだ!!」

三吉「なに、巨パイ??巨パイってデカパイとか巨乳っていわれてるやつかい業界で一番売れてる巨乳かい??」

正一「そうなんだ、俺は本当はねぇ、情けねぇ人間なんだ。みんなが好きな巨パイがこわくて、見ただけで心の臓が震えだすんだよ。そのままいるときっと死んでしまうと思うんだ。だから、街で巨パイの前を通るときなんど足がすくんでしまって歩けなくなるから、どんなに遠回りでもそこを避けて歩いているんだよ。江戸は近頃馬鹿に巨パイデカパイが増えたので、俺は困っているんだ。ああ、こうやって巨パイのことを思い出したら、もうだめだ、立っていられねぇ。そこへ寝かしておくれよ。」

八五郎、三吉と半介の三人は、正一が寝ている間に茶屋デカパイ小町を呼んできてそれを枕元に置いて、正一が起きたらそれを見て恐怖のあまり死んでしまうようにしようと衆議一決。)

「「かまうもんか、あの野郎が死んだって、殺したのはデカパイであって俺たちじゃねぇ」」

三吉「おい、奥でごそごそいい出したぜ。野郎起きたんじゃねぇかい。障子に穴を開けてそっと見てみようじゃねえかい

八五郎「おい、大変だ!! 野郎泣きながら、巨パイをちうちうすってやがるぜ!デカパイが怖いってのは嘘じゃぁないかい!!?

(障子を開けて)

「「おい、正ちゃんよぉ!! お前、俺たちに饅頭が怖いって嘘をついたなぁ。太てぇ野郎だ。本当は何が怖いんだい???」」

正一「ごめんごめん、いま巨パイがまぶたに当たってに苦しいんだ。本当は、俺は「巨パイとのゴムなし本気セックス」が怖えぇんだ」

以上。

2020-07-02

つまんない話です。自己満で書いてます

愚痴すみません。私は高校三年生なんですが

、今のクラス友達がいません。友達居ないどころか浮きまくってます。いままでの私の行いにも色々問題があることはわかってます。そういう諸々が今の状況を引き起こします

でも辛いです友達がいる時は、いなくても大丈夫、いてもいなくても一緒と思っていたのが、いなくなったらいきなり学校生活がきつくなりました。

最近はどこにいても悪口言われてるような気がしてなりません。

実際言われているのは分かってるんですが、明らかに自分の事じゃなくても悪口っぽいワードが聞こえてくると反応しちゃいます

今まで、自分も今の自分がされているようなことを無意識したことがあります

意識的したこともあります

けど自分がされるまでことの残酷さに気づけませんでした。本当に終わってると思います

親にも悪口言われてるみたいなのはフワッと言ったんですが、結局心配されたくないため強がってしまい逆にまた気が重くなってしまいました。

他校とかに友達がいましたが、自分で切ってしまって連絡も取れないし、

前まで食い気味というか積極的に関わってくれてた友達も私があからさまにぼっちになったのに気づいたらよそよそしくなってしまいました。

それは普通にしかったです。

そういう感じで今気が許せる人もいないし、何となく全然キツくないはずのことがものすごくきつく感じるようになってきました。

今まで、自分で乗り越えられると思ってたことが、全く自分に何かを乗り越えたりする精神力なんてないと分かって(薄々知ってはいたのですが)

下らない自意識ばかり肥大してて割と限界です。

そして周りの人を憎む悪循環になってますが、周りの人は別に悪くないし、私が興味持ちすぎなだけで、誰も私に興味無いことはわかってます

全て私が悪いことだし、自分でどうにかしなきゃいけないとおもいます

でも、私自身はもう性根腐ってるので治らないと思います

学校生活あとわずかですがギリギリで耐えられるように頑張ります

耐えた後に何があるか分からないけど頑張ります

色々と親にも申し訳ないし、頑張ります

2020-06-21

anond:20200621221913

いや、増田は優秀だと思う。

私は京都大よりは下の旧帝大卒だけど、性同一性障害社会で生きられなくて、

風俗で働いてもあまり稼げなくて、なけなしのお金で手術して、それでも不具合が出たか引きこもりをして、

ようやく働き出して3年だけどもう33歳だ。年収は300万程度。

学部生のころはそれなりに就活内定も得たし、学校生活にも不自由はしなかったけど、性別問題1つで底辺。。

なんだか羨ましいよ。

周りを見ても低学歴ばかりだし、引きこもってたからこんな話をできる相手がいなくて思わず書き込んでしまった。

増田が私みたいに転落したらどうやって這い上がる?

私は今の環境から抜け出したいよ。

2020-06-18

僕ヤバ:小ネタメモ

小ネタメモ

例のティッシュ

裏に「ご自由にお使いください」と書かれてるのは多分1つだけなんだけど、山田開封済みのそれをず~~~っと使わずに持ち続けていたのだろうか?

それを karte.43 で満を持して使用したのだろうか??

案1:中身を補充して使っていた
案2:市川と一緒にいる事で山田が涙を流す機会はほとんどなかった

案2だと美しいなー。でもちぃナンパイセンに利用されたとき泣いてたよな確か。

不快感の正体?

karte.29で、市川はどうして足立山田への好意に「初めて感じる不快感」を抱いたのだろう??

山田の外面ばかりを見て好きになった事が気に入らなかった」

というのは文脈的にはわかりやすいのだが、ちょっと良い子すぎるし、それならむしろ市川足立優越感を覚えてもよさそう。

いわゆるアイドルヲタクの「同担拒否」的な事だろうか(同担拒否自体よく理解していないのだが)。

要するに自分以外の男が、例え部分的にでも、山田について自分よりも理解がある、という事への嫉妬不快感の原因では??

より理解がある部分というのがエロ方面(太ももの魅力について)というのも中二らしくて好ましいので、この説を推していきます

山田の鼻

山田の鼻といえば、整った鼻梁を表す側面のハイライト

昔はそういう描き方ではなかったと思うのだが、どうだったかな?確認(どうでもいい)。

最初期は顔全体の描き方が全然違った

なんか福満しげゆきっぽいテイストで、鼻は長めの縦線。

可愛さよりは美形さを表している感じ。

・鼻梁の線がなくなる

1巻中盤、プロローグが終わった7話あたりから鼻梁の線は短く目立たなくなっていき、鼻下の陰だけで描かれるように。

普通可愛い顔という感じ。

・2巻中盤からハイライトが付く

初めて鼻梁のハイライトが付いたのは karte.19 マックで遭遇回。このときはやや上を向いた際の1コマだけ。

その後 karte.27 あたりまで毎回1~3コマ程度鼻梁にハイライトが入るようになり、

職業見学が終わった後の karte.28 あたりから今と同じような感じに。

山田以外は?

萌子やにゃあもごくたまに鼻のハイライトが付く。主に顔アップの時。

市川足立さえもハイライトが付く時があるが、これは男のゴツイ鼻だからハイライトが付きやすいだけと想像特に足立)。

山田は変わらない」

"ミルクティ問題" のコメントの中に「山田は変わらない(反語)だよ」というのがあってハッとした。

え!!もしかして重要な変化がある場面では必ず「山田は変わらない」的メッセージ・・・!?

確認してみた

karte.15:お菓子を食べてニヤつける山田はやっぱりいつも通りだ

karte.30:やっぱり山田は何も変わらない

2か所。

「出たら重要場面」ではあるけど、「重要場面で必ず」ではなかった。。。

時間経過

物語開始時点では夏服で、作中に夏休み描写はなく、karte.13 で冬服に衣替え(10月)の、3巻終わりが二学期末。

という事は karte.1 は二学期開始直後くらいで、3巻までで最長でも4か月程度しか経過していない。

文化祭9月なんだ??

12/23 が月曜なので 2019年

3巻までの44話中、休日本屋マックの2回。

同一日が複数話にまたがったのは

職業見学当日(3)と持久走の日(2)、仲直りの日(2)、

逆に1話の中で日をまたいだのはLINE交換の1回だけ。

ということは学校での出来事が 44 - 2 - 4 + 1 = 39 で39日分。

9~12月の登校日はカレンダー確認したところ76日だから学校生活は50%以上の日がマンガになっているわけだ。

※おまけやツイヤバも合わせればほとんど毎日??

市川は言うほど身長低くない

特装版の小冊子に市川山田プロフィールカード自筆)が載っていて、市川誕生日が3月26日と判明。

上位(?)2%以内のスーパー早生まれだった!?

という事は今市川は13歳8か月といったところ。

13歳の平均身長は 158.0cm、市川身長156.5cm で、実は言うほど身長低くないのかも。

ちなみに14歳の平均は 165.4cm だから来年の今頃は 7.4cm 伸びて 163.9cmを期待できるぞ!!

山田が伸びなければあと 8cm!!

おねえGPS

おねえ、いくら何でもタイミングよく同じ服屋に来すぎだろ。

これ GPS で京ちゃんの行動張ってるよね??

おねえはすでに風邪のお見舞いに来た「山田」なる一人称が「私」の級友?の存在を把握している。

さらデート前日京ちゃんが「やまだ あんな」と暗号LINEしている事も見ている。

そしてEテレなど見なさそうな京ちゃんが視聴した「コロ学」のキャスト情報から、すでに「あんな」の正体に気付いているか・・・!!

2020-06-08

日本人ブルマーイギリス人ブルマー

初めに

自分は幼いころにイギリスに住んでいた。そこで現地の少女たちのブルマー姿を見た記憶があるのだが、wikipedia日本語版英語版の「ブルマー」の記事確認しても、初期のだぼだぼしたブルマーしか写真がなくて、ぴっちりしたショーツ型のブルマー画像が見当たらない。これはどうしてなのだろうか。そもそも欧米ブルマーがあったのは僕の記憶違いだったのだろうか。そのことについて探求したい。

記事構成

日本におけるブルマー普及の通説

ブルマー社会史」によれば、従来の通説である東京オリンピックで放映された、ソ連バレーボールのチームのブルマー姿がかっこよくて、少女たちが憧れた」という説が否定され、「むしろ衣料品メーカーの都合や教師意見採用されたもので、少女たちとしては恥ずかしがる者も多かった」らしい。言い換えるなら「提灯ブルマーからショーツ型のブルマーへの進化は、日本男性が幾分無神経であったからだ」ということになる。この内容が正しいのだとしたら、欧米ではショーツ型のブルマーはそれほど広がっていないはずだ。しかし、今でもバレーボールのチームはブルマーとまではいわないまでも短パンが多いし、過去オリンピックを見れば間違いなくブルマーを着用している。現代女性陸上選手も、ビキニタイプ運動している。なのに、画像検索をしても、ブルマー姿の女子生徒の姿がうまく見つからない。「bloomers」「gym knickers」と探しても、コスプレサイトが引っかかるばかりだし、「gym shorts」ではブルマーとは似ても似つかない現代ジョギング用の短パンしか出てこないのだ。イギリス少女ブルマーは、僕の記憶違いだったのだろうか?

ソ連ブルマー

真偽はともかく、少女たちがソ連ブルマーに憧れたのなら、ソ連ブルマーを探すべきだろう。そういうわけで「soviet union physical education」(ソ連 体育)で検索したところ、確かにあった。ソ連少女たちのブルマーが!

https://www.rbth.com/history/331873-physical-education-in-soviet-schools

https://galinabulakh.wordpress.com/2013/11/02/my-soviet-education/

(それぞれの記事の下までドラッグしていただきたい)

結論ショーツブルマーを身に着けたヨーロッパ人少女は僕の記憶違いでいはない。

イギリスブルマー

僕は数時間をかけて、イギリスブルマー画像も見つけ出すことに成功した。

http://www.historyworld.co.uk/photo.php?id=1608

http://www.elyhighschoolforgirls.org.uk/ehs-photo-album.htm

https://www.deviantart.com/sudo5348/journal/Regulation-knickers-in-Europe-725319871

記事を読んでみるとイギリスでは「bloomers」のほかに「regulation knickers」「navy school knickers」それと、少し素材が違うかもしれないが「spandex bottoms」という呼び方があるようである。それによれば、ヨーロッパでは五十年代から七十年代にかけてを中心にこうしたブルマー使用されていたらしい。日本と同じように、紺色をはじめとした地味な色であったようである日本ショーツブルマー全盛期とは年代がずれているのが興味深い。実際、日本アニメを見た西洋人が「どうして日本女の子は体育の授業のときパンツ一丁なの?」という疑問を持つそうで、アニメを鑑賞している世代と、欧米ブルマー世代とのずれを感じさせる。もっとも、最近漫画アニメは、ブルマー姿の女子を見ながら育った世代によって作られていないから、普通の短パンに代わっているようだが。

東欧諸国ブルマー少女女性たち

https://www.youtube.com/watch?v=g_WZwt_cKjs

https://www.youtube.com/watch?v=NV-wG_I3ioc (真ん中あたりから

この動画で見ても、やはりポーランドチェコなど、東欧にもブルマー存在していたらしい。

歴史修正主義? 表現規制

ここで一つの疑問がわいてくる。どうしてのどかな体育の授業の画像検索するためだけに、数日を費やさなければならなかったのか。シンプル単語選択がまずかっただけのだろうか。

僕は疑問に思う。ただの体育の授業の風景を「わいせつ」だと断じてオンライン掲載しなかったのではないか、と。それとも、検索エンジンにバイアスがかかっているのか。それは杞憂・誤解かもしれない。日本人のブルマーフェチとして育った世代デジタル機器になじみがあるが、欧米ブルマーフェチ世代はなじみがない、それだけのことかもしれない。Wikipedia記事に細かいことが書かれていないのもそれが理由可能性がある。事実、探せば少ないとはいえイギリス少女ブルマー姿での運動会の動画youtubeで見つかるし、上の画像のいくつかは歴史ある学校サイトだ。また、日本人のブルマー姿を見つけやすかったのは、日本では盗撮された運動会の画像が平気でネットをただよっているのも原因かもしれない。ブルマーかわいいけれど、盗撮はいかがなものかと思う。

レオタード時代、あるいはブルマーミニスカート

女性ファッション歴史は興味深い。スカートの長さだけを取ってみても、足をきれいに見せたいとミニスカート流行たかと思えば、恥ずかしいから長くしたいという逆の流れが起こる。これは、どっちが正しいとかそういう問題ではないだろう。ファッションは身に着ける人が楽しければいいのだ。「男性を魅了したい」「見られるのは恥ずかしい」、いずれも筋の通った意見であり、どっちが正しいというよりも気分を反映したものに近い。エアロビ流行った頃、たとえば「うる星やつら」のアニメの頃なんかだと、レオタードエアロビなんかの運動をしているのだけれど、今なんかだと短パンのほうがおしゃれだとされる。

そういうわけで、ブルマー廃止陸上選手衣装の軽量化には矛盾は感じない。結局、何を身に着けて運動するかは選手本人が決めればいいことで、自分のような外野が口を出す筋合いのことではない。たとえ素っ裸で走ったところで、鍛えられた身体から放たれるオーラによって、下品さはほとんど感じないだろう。

「どうしてブルマーは嫌なの? ミニスカートや短パンと肌を見せる量は同じじゃん?」という疑問に対しては、「肌を見せることよりも、強制されるのが嫌」的なことなのだろう。僕も学校生活は楽しかったが、制服を身に着けていると落ち着かなかった。どこでもその学校の一員であることを要求されるからだ。何かを強制されるのは面倒なことが多く、だから昨今の女子生徒が制服パンスタイルスカートから選択できる流れは、大いに歓迎している。

今後の研究

今回は、日本のみならずイギリス共産圏にもショーツブルマー存在していたことを示した。すなわち、だぼだぼの提灯ブルマーからショーツ型のぴっちりブルマーへの進化は、日本だけではなく、世界的に存在していた流れであった。今後は、アメリカ西ヨーロッパ諸国、あるいは中国韓国にもブルマー存在していたかどうかを調べたく思う(上の記事には日本以外のアジアブルマーはないとしているものもあるが……)。

そして、スクール水着レオタード海外における普及についても知りたい。

おまけ

英語だが、「どうしてバレーボールパンツはあんなに短いの?」と題した記事がある。ブルマー問題に一石を投じるかもしれない。

https://howtheyplay.com/team-sports/Why-are-Volleyball-Shorts-so-Short-and-Tight

夕方追記

アメコミヒーロースーパーマンバットマン相棒ロビンなどのコスチュームショーツ型の部分がある。男性のこうした短パンショーツ型の衣装歴史についても研究必要だろう。

夜の追記

https://www.youtube.com/watch?v=ybSMEPBhCxw

1930年イギリス。おそらく、この提灯ブルマーイギリスショーツブルマーへと変化していったのだろう。

続き→

anond:20200608193419

2020-06-04

anond:20200604113102

7歳までだぞ

7歳までの生活が、その後の学校生活を形作るぞ

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