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2019-12-12

[] #81-8「AIムール」

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「気になったんだが、ムカイさんはどういう経緯でこの部署リーダーに?」

タントウを名乗る人間リーダーを任命された」

イントネーションが独特だが、「タントウ」ってのは俺たちを部署に案内した“あの担当者”のことを言っているのだろうか。

「それって、あの暗そうな人?」

「“あの”と言われても、その情報だけでは分からん

「えーと、活力がないというか、覇気がないというか……」

「ここの社員は皆そうだろう」

どうも、ここで働いている人間は、そのタントウみたいなのばかりのようだ。

まあ、気持ちは分からなくもない。

AIムール』は「AI人間向けのサービスを如何に助けるか」という理念設立されたようだが、この会社自体はむしろ逆だ。

AIが主役で、人間はそれの手助けをしている程度。

ひたすら横でAI作業を見せつけられ、己の職場での必要性を問いたくなってしまうような環境

職場体験で来た俺たちですら精神が磨耗するのだから、ここの正社員は尚更だろう。

「あのタントウさんもクビになるか、自ら退職するか、時間問題じゃないっすか」

カジマがいつもの調子で無神経なことを口にする。

俺はそれを軽く窘めようとするが、今回はタイナイまで話に追従してきた。

「実際、『AIムール』の方針自体、遠まわしに彼らを辞めさせようとしている節があるよね」

「おいおい、滅多なこと言うもんじゃない」

「いや、そこまで破天荒な話でもなかろう」

更にはウサクまで乗っかってきた。

皆どうしたっていうんだ。

「ウサク、何一緒に頷いているんだよ。お前、AI人間仕事を奪うとかいう言説には懐疑的だったじゃないか

別に全面的否定していたわけじゃない。経済における自然淘汰として、そういう側面もあること自体事実からな」

「そうっすよ。機械仕事を奪われるような人間は、その程度しかできないってことの裏返し」

それはAIアンドロイドの優秀さを誉めるというよりは、人間の不甲斐なさを腐しているようだった。

思っていた以上に、『AIムール』は短期間で彼らを疲弊させ、価値観侵食したらしい。

人材は最も買い叩けないものでありながら、不安定で繊細だ。経営者目線で考えれば、それがコストに見合わないとなったときに彼らは金食い虫とみなされ駆除対象にもなりうる」

AI文句を言わないし、個人的理由転職したり、トラブって炎上火種を作るリスクもないもんね」

俺はあわててフォローしようとする。

カジマたちの主張する内容がマズいからというよりは、“今この場で語っている”ということを危惧していた。

「待て待て、そうは言ってもエラーによるミスとかはあるだろ?」

「それはヒトだって同じじゃん。むしろAI予測対策可能な分、ヒューマンエラーより扱いが楽だよ」

だけど俺にマトモに反論できるだけの材料はない。

言ってることは側面的には事実だし、俺もそれ自体否定できないからだ。

「なにより、人間にやったらブラック企業まっしぐら行為も、AI相手なら驚きの白さなのが大きいっすよね」

そして力及ばず、いよいよカジマが口を滑らしてしまう。

俺は歪む口元を左手で覆い隠した。

間内の会話として、やや明け透けにモノを言っているだけなのだろう。

だが、この話の輪の中に“当事者”が居るってことを、もう少し考慮すべきだ。

「さっきから聞いていたが、どういう意味だ。なぜ人間にやったらブラックなのに、ワレワレ相手ならホワイトなんだ?」

とうとうムカイさんが口を開く。

さあ、七面倒くさいことになってきたぞ。

次 ≫

2019-11-03

ソシャゲ会社最初破天荒な人が多かったけど、収益モデルが安定するにつれ、従順な良い子に入れ替えられていったよ。

2019-09-01

破天荒フェニックス感想 星二つ

こないだカンブリア宮殿オンデーズが取り上げられていたのを見て興味を持ち、Amazonprimereadingに入っていたので読んでみた。

率直な感想としては、素材は面白そうなのに料理が下手くそいまいちだった。

作者である現社長倒産寸前のオンデーズという眼鏡屋を買収してから立て直すまでの道のりについての事実を基にしたフィクションという立て付けなのだが、下手くそ池井戸潤風の演出で読んでて辟易とした。

とにかく社長敵対する人物はわかりやすい悪役として描かれ、社長に味方する人は志高い善玉として描かれる。

これ、作者は社長本人ということになってるけど、編集ライターに丸投げなんだと思う。というかこれ自分でこういう感じにしてくれって言ってやってたらナルシストすぎてやばい

この本がどういう経緯で企画され出版されるに到ったか、調べる気力もないが、要するにこれオンデーズという眼鏡屋の宣伝なんだろうなあ。ネットでこの本の感想検索すると、読むまでオンワードを知らなかったという人が多いし。俺もつ最近知ったし。

全体的にとにかく資金繰りが大変だという話の連続で、まあ実際大変だったんだろうけど、がんばったら何とかなったとか協力者が出てきたとかそんなエピソードばっかで段々飽きてくる。

個人的には語られなかった(語れなかった)ことのほうに興味がある。多分そっちが面白いんじゃないかという気がする。

2019-07-18

現代忍者ニンジャスレイヤー

ニンジャではない忍者だ。

ニンジャスレイヤーこそが現代日本リアル忍者だということを主張したい。

ニンジャスレイヤーは一見奇天烈道化師を装っているがその実徹底してネットユーザー逆鱗に触れぬよう賢く立ち回っている。

たか儀礼チャドーのイエモトがムラハチトラップかいくぐる様のようだ。

ちなみに私は一部とwikiを読んだだけのにわかヘッズなので新章では以下の駄論が否定される展開があるかもしれないことをここに断っておく。

第一朝鮮由来の物を徹底的に排除していること。

私は原作者が本当にアメリカ人かどうか怪しんでいるが、というのも普通欧米人日本の物と朝鮮の物を区別できないからだ。

愛国者の方々からすれば憤懣やるかたないであろうが外国人からアジア諸国区別などつかないし日本人が信じているほど特別扱いしてもいない。

アメリカ人日本について全然知らない。スシ日本車の国でしかない。重要パートナーという思い込み日本人の片思いなのだ

カラテやその他の武術にはあらゆる流派が含まれているがテコンドーだけは省かれている。

テコンドーアメリカではかなりメジャー武術軍隊の教本でも言及されているほどだ。

日本ネット事情をわかっていて意図的に省いたとみるべきだろう。

ちなみに中国の物との混同はそこそこ行われている。

それも有名すぎるほど有名なマジックモンキーとか鉄拳などでおなじみのポンパンチ(崩拳)のような『安牌』に限っている。

日本人がギリギリ許す線をイアイドのタツジンのごとく完全に見切っているのだ。

第二にパチンコの扱い。

パチンコ店が襲撃されるシーンがあるがこれも日本ネットユーザー怨嗟対象を知った上でのことだろう。

ただしパチンコ店を『大企業の手先の搾取者』とした上でだ。

企業批判という大義名分を装うことで差別性がないことを弁明しつつネットユーザーの留飲を下げる展開に持っていくのだ。

ヨゴレ役も我らがニンジャスレイヤーではなくキリステ可能戯画的な共産主義者であるイッキウチコワシに押し付けているという点もワザマエ。

後でイッキウチコワシはデモ批判にも用いられている。

はっきり言えばニンジャスレイヤーは日本ネットユーザーに媚びているのだが、しか差別性はなるべく出さないように注意が払われている。

ただ媚びたいだけなら数多あるヘイトコンテンツの後を追えばよいが、それは客層を狭める上に炎上危険が付きまとうゆえに避けられているのだろう。

ニンジャスレイヤーで悪役を務めるのは大企業だがこれはサイバーパンク伝統というだけでなく『安全批判できる』対象であるという点も大きいのだろう。

一方かませ犬役にはヤクザジョック、無軌道ヤンク、カルトなどのネットユーザーの敵を的確に選んでいる。

ここでも彼らがカチグミまたは横暴であることを強調して差別性を薄れさせる細工を怠らない。

マケグミたちは地の分で同情しつつ弄ぶことで観客の嗜虐心を満たしつつ涙させる感動ポルノ王道を行っている。

日本批判的な文言は少なくないのだがいずれも『効きすぎない』程度の物、日本自身自虐的言及できるものに限っている。

原作者アメリカ人であるという触れ込みももちろん大きいが。

あるヘッズが「ニンジャスレイヤーを楽しめる俺たちは寛容。韓国版があったら大炎上していたことだろう」と言っていた。

彼は完全にジツ中にはめられている。

たか道化師が王が耐えられる程度に嘲ることで王の寛容さを衆目に喧伝するかのようだ。

ニンジャスレイヤーは破天荒な展開と素っ頓狂な忍殺語を吐きつつも『誰も敵に回さないように』綱渡り曲芸師のごとく的確に立ち回っている。

ネオサイタマ炎上させてもニンジャスレイヤーは決して炎上しない。

自身に引火させることなく炎の中を疾走するその姿はまさに忍者である

後年、ファイアプルーフコンテンツ教科書として語られるのではないだろうか?

2019-05-12

anond:20190512065704

これとかこれのブクマとか読んでてふと思ったんだけど

一応「だめなおっさん」というジャンルは愛されていて世の中にある程度あるけど

ダメなおばさんっていうかダメな女がダメなまま楽しそうな作品ってそんなないのかなあ

ダメおっさん作品でも女の人は大抵しっかりしてる感じの描写されてるし

そうでなければものすごく不幸な境遇の中にいるか不幸になって終わりか

ダメだったけど成長して次の段階に進むみたいの多い気する

ダメ女がダメ女なまま楽しそうな作品もあれば知りたい

追記

いじわるばあさんなるほど!

あとこれ書いてから自分であれこれ考えてみたんだけどひとつ思い出したのは佐々木倫子作品女性達かな

世間的なペースに合わなかったり考え方や行動がだいぶ平均と違っていて周囲をものすごく振り回したり

逆に世間についていけなかったりしてるけどどうやっても自分を手放さないいやあなたほんとは強いでしょ!?

って女性が多い気がする(そのまんま強そうな女性も多いが)

菱沼さんもハムテルの母もそうだしそれより以前の過去

(忘却シリーズや「林檎ダイエット」の双子など)の女性たちも概ねそんな感じ

チャンネルはそのまま!」の雪丸なんかが特にいちばんわかりやすいか

でも特に破天荒なのはHeaven?」の黒須仮名子と伊賀くんの母親だな

ものすごく傍若無人だし我の通し方とか締切からの逃げ方とか仕事の仕方とか人の使い方とか

だいぶダメ人間だけど人とは違う理論の上ですごく楽しそうに生きてるなと思う

そのダメさのあまり周囲の方が諦観して馴染んでいく様子は女版寅さん的なところがあるかもしれない

まあこういう描写が成立するのってもちろん作品世界の中にそういう女性敵対する人間存在がないことかもしれないけど、

佐々木倫子作品男性もわりとダメな人も多いし(「Heaven?」の川合君とか、エリートだけど漆原教授とか清原とか)

でもいつも明るい諦観によって許容されてて男女共にダメ人間でも生きていきやす世界が描かれてる気がする

作品世界を支える細部の描写は密だが逆に恋愛的な要素や現実的パワーバランス

まり入りこまないのもこういう描写ができる一因でかつ面白いところなのかもと思った

2019-04-06

本物のサイコパス

本物のサイコパスに会いました。

よく破天荒な人とか冷徹な人をサイコパスって言うけど、あれは違うでね。

・口が上手い

自己中的

・自慢話がすごい

自己評価が異常に高い

・病的な嘘つき

・性に奔放

良心の欠落

自分の非を認めない

・人を操ろうとする

衝動

無責任

サイコパスは笑っちゃうくらいここに全部当てはまる。

猟奇的殺人犯とかじゃなくて、普通に暮らしてるだけなのに出くわすもんね、サイコパスに。

自分はすぐに離れたけれど、

こんな人が親しい人とか家族かにいるって人は、どうしてるの?

2019-03-08

解釈違い

とある作品原作ミュージカルを観た。

もちろん公式ではあるものの、とあるキャラクター原作よりもかなり破天荒というかなんというかもはやお調子者なのかな?というくらい元気なキャラクターになっていた。

役者アドリブなのかな。台本を知らないのでわからないけど。

元気とお調子者は違うと思っていたのでそういったシーンがあるたび「このキャラはこんなことしない……」と辛くなった。他のシーンはとても素晴らしかったと思う。

とても素晴らしかったけれど一部キャラ解釈違いで辛かったという話をしたらあれが公式なんだからと言われた。確かにあれは公式だけれどあの部分はアドリブであると思いたいくらいだった。本当に素晴らしかっただけにその部分がチラついてしまう。

キャラクターイメージ大事にしているところだと思っていた。どうやら私が解釈を間違えていたらしい。もう一度見たい。でももあんなのは見たくない。

2019-02-22

姫ちゃんのリボンと懐かしいつれづれ

姫ちゃんのリボン」、最近アニマックス放送が始まって

な な 懐かしい~~~!!!って気持ちで思わず録画して見ている

最後まで見たような見なかったような結末がどうなったか全然覚えてないんだけど

懐かしさのあまり正確に記述しがたいヘンな気持ちになっている

小学校中学年くらいの頃の放送から記憶がおぼろげでも全然不思議ではないな

コミックス最後まで読んだか読まなかったか覚えてない 結末はいったいどうなったのか

それよりアニメ版姫ちゃん(主人公少女)の憧れの先輩役の声優草薙剛だった

OPEDSMAPだ よく覚えてないけどこれはもしかして森くんがまだ所属している頃のSMAPでは

当時中学生だったねーちゃんが友だち数人と森君の追っかけしてたことを同時にありありと思い出す

SMAPファン向けの映画かなにかでなぜだかメンバーがみんなオオカミ族?みたいな設定で

誰かが鶏生きたまま食べて口元から血が垂れてくるみたいなみたいな描写映像を観た記憶ぼんやり思い出す

(何度思い返してみても設定が特殊すぎるのでこれは疑似記憶かもしれない)

当時この枠の女の子向けアニメって必ずジャニーズアイドルタイアップしてたような記憶がある

赤ずきんチャチャ」も確か香取慎吾声優やってて曲もSMAPだったような気がするし「こどものおもちゃ」はTOKIOだったろうか

思えば夕方6時台のアニメ枠は大抵少女誌「りぼん」の掲載作だったけど、

(「なかよし「ちゃお」も次いで多かった気がするが)

私は「りぼん」には縁のない子供で、というかその頃からコミックス派で素敵な表紙の漫画を買うのが好きで

コミック雑誌を定期的に買って読むという習慣に縁がなくアニメで観る以前は上記作品原作を読んだことがなかった

全部中学生以降に少女漫画オタクになってからはじめて読んであれっ面白いじゃんとなったものだった

りぼん」よりは花とゆめコミックスぶ~けコミックスサンデーコミックス等の方に馴染みのある子供だった

絵やお話の傾向もそれぞれの雑誌でかなり違っていて私は花とゆめ系の絵が好きだった 特に星野架名の絵が好きだった

 

なんとなく子供心に「王道」に通ずる要素を好きになれなくて毛嫌いしていたところもあったと今となっては思うけど

アニメになるとなんでだか普通に見ていた アニメになると何かが急にキャッチーになって受け取りやすくなる気がする

そんな感じで全体的に好みじゃないな~と当時思っていた作品でも

こんなに懐かしくてこんなに愛しい気持ちになるのがなんだかふしぎだし面白い

単に懐古や感傷だけじゃなくて色んな作品のそれぞれの魅力が今やっとわかるようになったのかなという気がする

花とゆめ」や「ぶ~け作品りぼんよりは対象年齢が高かったのかあまりアニメにはならなかった印象

少女にとっての「りぼん」は少年にとっての「少年ジャンプ」のような王道立ち位置雑誌だったのだと思うけど

それにしてもたまに岡田あーみんとか彩花みんとか破天荒作家も堂々掲載している結構ヘンな雑誌

でも「ジャンプ」にもうすた京介とか漫☆画太郎かいることを思えば別におかしくはないのか

ちょうど鏡写しのようではないだろうかと最近思う アニメ化される頻度の高さという点に置いても

姫ちゃんのリボン、当時のおぼろげな記憶の中で唯一鮮明に残ってるのが

主人公ライバル?役ともいえる高飛車エキセントリック少女日比野ひかるの事である

茶色くるくる髪にヘアバンドの女の子空気読めない意地悪な女の子だけどかわいくてなんだか好きで

今見てもやっぱりかわいい女の子じゃんってなる 昔っからライバル役の女の子の方をすごく好きになってしま

子どもの頃「らんま」も見ていてシャンプー!なんてかわいいんだろう!!!って思っていた

今でもラブコメに出てくる女の子の造形でいちばんかわいいのはシャンプーだなって思ってる 声も動作も服も全部かわいい

もう何度目だよという再々再々再々再放送くらいのものを見て「らんま」だとうっちゃんかわいいしなびきは昔から大好きだし

とにかく気の強そうな暗い髪色の女の子が好きなんだな~というどうでもいい好みを発見したりするのだが

太刀は前髪も好きじゃないし性格も嫌いだったんだけど今見たら か か かわいいじゃねえかよ~~ってなってしまって

アニメのだいぶ空気読めない性格に難のある(と設定されている)女の子ってなんだかわからない普遍的な魅力があるなと思った

そんな感じで日々野ひかるもやっぱりかわいいなーと思いながら懐かしいアニメを見ている 時々名状しがたく泣きたい気分になる

そして90年代アニメを見ているとファッショントレンドが今の感覚に近いというか

今のファッション90年代トレンドを模しているのかなという感じなのでキャラクターが着ている服が普通にかわいい

過去のもの大人になってから見るとあれこれ楽しいフックがあってというか見る側の自分の方にできていて

懐かしむ以外の楽しみ方が増えたことがなんだかすごく面白い

はー姫ちゃんかわいい 当時リボンを模したグッズとかも発売されてたのかな こういうのリアルタイムで買ってみたかった

 

2019-01-24

20代OLが好きなアニメ13選を必死に語ってオススメするだけ

アニオタ歴だいたい10年。

サブスクリプションサービスの発達で、毎年どんどん見る本数が増えてく。

外れ作品もある、それもまた風流アニオタって楽しい

バッカーノ!

1930年代禁酒法時代アメリカ舞台にした群像劇。オシャレな雰囲気の絵柄・音楽大人にとってもグッとくるアニメだが、とにかく話が面白くなるまでが長い。ほんと、長い、時系列バラバラストーリー名前を覚えきれない大量の登場人物に、多くの人が挫折するかもしれない。でも、9~10話までは頑張って観ていただきたい。最後にはすべての話が繋がり、「そ、そういうことだったのか~!!!」と納得させられる。そんなジェットコースター級のカタルシスのあるアニメ原作成田良悟は後述する「デュラララ!!」でもこの手法をとっている。OP曲はニコニコ動画手書きパロディ流行した。

SHIROBAKO

働くすべての人に見てほしい、PA WORKSのお仕事アニメの傑作。目指した理想と追いつかない現実、社内や外注先との仕事に対するモチベーションの違い、破綻するスケジュール、板挟みの調整やスランプに陥る焦り……など、誰かがどこかで体験したであろうトラブル共感できるよう描いている。むしろ共感しすぎて胃が痛くなるレベル転職する人や、業界自体を去る人を描くのも印象的。こう……アニメって、強いヒーロー主人公となって大逆転をかますものが多い中、SHIROBAKOは「目立たないけど、仕事にしっかり向き合う、頼れる大人の仲間」がたくさん描かれてる。そこがいい。こういう社会人活躍するアニメもっと増えてほしいよね。

ユーリ!!!on ICE

大ヒットを記録した男子フィギュアスケートスポーツアニメ。なかなか結果が出せない日本代表フィギュアスケーターの勝生勇利は、ひょんなことからロシア伝説的スケーターのヴィクトルコーチに迎え、グランプリファイナル優勝を目指すことになる。作画の美しさも話題となったが、このアニメの良さはストーリー構成にあると思ってる。今後の展開を期待させる導入の1話、3話のライバル対決、各国を舞台に繰り広げられるGPシリーズ、そしてクライマックスのGPF。12話をバランスよく完璧いかしたストーリー構成で、最終回ギリギリまで予想できない展開を引っ張りつつ、最後はきっちりと話をまとめる。アニメのお手本のような構成である。なお、アニメ放送後に現実競技アニメを超えてしまったため、2017年以降に放送していたらイマイチになってただろう奇跡タイミングにも注目。

赤髪の白雪姫

純粋さと爽やかさの心地よい、王子様と薬剤師王道ラブストーリー少女マンガ原作の中でも、花ゆめ系が万人にオススメできる理由は「女の子が芯のあって強い」点だ。ヒロイン白雪は、ゼン王子の隣に立ちたいという目標のために、宮廷に使える薬剤師として試験を乗り越え、人との関わりの中でしっかりと信頼を得ていく。たとえ悪人に囚われても、王子様の助けを待てない、知恵と行動力自力解決ちゃう自立派の強いヒロイン。そんな強さが最高にかわいいくて、かっこいい。少女マンガは、冴えないヒロインになぜかクラス1のイケメンが強引に言い寄る~、といった受け身モテモテ展開が多くみられる。けど、赤髪の白雪姫は「白雪ちゃん堂々としててイケメンすぎて惚れてしまうわ~」とヒロインの魅力に納得させられる、そんな恋愛アニメ

91days

マフィア家族を殺された主人公が、狡猾な作戦駆け引きで繰り広げる91日間の復讐劇。攻勢も陣営もどんどん変化していく息つく暇ない展開な上に、ポンポンと人が死んでいくので、公式サイトの相関図を見ながら視聴すると話がわかりやすい。「ゴットファザー」とか好きな人ならハマるかもしれないちょっと硬派なドラマ。そして、いかついオジサンばっかり出てくる。各話のラストの引きがすごく計算されていて「どうなっちゃうの~?このあとどうなっちゃうの~?」とソワソワさせられる、緊張感あるアニメ。放映時は中盤に総集編が入ったのだが、もともと密度が高いストーリーだったせいで4分おきに登場人物が死んでくすごい総集編になってた。視聴後はなぜかラザニアを見るとドキっとしてしまう。

桜蘭高校ホスト部

お金持ち学校入学した庶民主人公ハルヒが、ひょんなことから学園の女子をもてなすホスト部」に入部してしまうとこから始まる物語個性豊かな部員とど派手な学園生活を過ごすお金持ちラブコメディ。男子制服を着ているが、ハルヒは実のところ女の子タイトルだけ見ると女性向けのアニメに見られがちだが、ストーリー破天荒常識破りなお金持ち達がおりなすコメディが中心。主人公ハルヒボーイッシュな見た目や、無頓着で歯にきぬ着せぬツッコミ、時折見せる女の子らしさにノックアウトされた人は少なくないと思う。リボンの騎士ベルばらも、いつの時代だって女の子男装はぐっとくる。連載が続いていたため、アニメオリジナルラストになりながらも、ほぼ矛盾なくすっきりとまとめあげた傑作。ボンズ作画の美しさや、人気の高いOPも必見。

巌窟王

小説モンテ・クリスト伯」を原作とするSFアニメモンテ・クリスト伯爵の復讐劇を、復讐相手の息子アルベール主人公にして描いた人間ドラマが見所。伯爵の博識で理知的なふるまいと、その不気味な魅力にひかれていった人は多いはず。アルベールの両親達の隠してきた過去が少しづつ暴かれ、伯爵目的と悲しい真実が明かされていく。最後に救済はあるのか、本当の愛と友情をアルベールら子世代体現していく。欠点は、序盤のアルベールがあまり無知純粋すぎて、見てる側が若干イラッとしてしまうところ。また、この作品の特徴は何といっても映像テクスチャをふんだんに使った革新的映像は、最初のうちは見づらいと感じるものの、慣れてくるとその美しさや世界観のとりこになること間違いなし!

デュラララ!!

首なしライダーセルティと、一癖ある池袋の人々との群像劇。散りばめられた伏線やそれぞれ登場人物の行動が、物語終盤に一気に収束していくさまが、なんともスカッとするアニメである主人公セルティ妖精デュラハンで、首がない。首がなくても、その人間味あふれるしぐさと時折見せる乙女発言(?)に、「頭なんてもんはな、飾りなんだよ」という新たな発見私たちに与えてくれた。登場人物には、主人公が首なしライダーであることが気にならない、ED曲もこれまたニコ動でパロが大ヒットした。

TIGER & BUNNY

オジサンベテランヒーローと、若手のイケメンヒーローが街の平和を守るバディものヒーローアニメスポンサー企業がつき広告を背負いながら戦うヒーローは、働く中年の歯がゆさも共感できるよう描かれる。メインコンビの虎徹バーナビーのかっこよさもさることながら、濃すぎる各ヒーロー達のキャラクター性が素晴らしい。王道アメコミな要素、まっすぐなストーリーで老若男女問わず楽しめるアニメだったと思う。アニメ放送時は、ルナティックさんの決めセリフからタナトスの声を聞け」が私の観測範囲でよく聞かれたと記憶している。

ハイキュー!!

ジャンプ原作高校バレーボールアニメ。低身長ながら驚異の運動神経を持つ主人公と、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターコンビを中心に、チームメンバーの成長と情熱を描く。テニプリのようなトンデモ展開はほとんどなく、ギリギリ人間的な試合が行われるのでご安心を。このアニメライバルチームの描き方もすごく丁寧で、主人公のチームが勝っても負けても複雑な感情になる。どっちにも勝ってほしいと願っちゃう特に好きなのが山口。目立たないキャラなんだけど、とても努力家。同級生たちの活躍に影響され、サーブに特化した猛練習をするんだけど、強靭メンタリティ選手が多い中、山口は弱さも逃げも見せてしまう。自分に対するふがいなさに涙をためる姿に、グッと共感したくなる。ストーリーでは、練習伏線の回収のしかたも優秀で、技のインフレや、突然のスーパープレイが少ないのもよい。あくま練習で学んだことをベース試合が進んでいくところ。

魔法少女まどか☆マギカ

説明不要の大ヒット魔法少女アニメ魔法少女アニメの定石を覆し、すべてのマスコット動物に不信感を植え付けるきっかけになった作品個人の感想)。衝撃の3話の噂を聞いて見始めたクチだが、10話の真実が明かされた時にはもう号泣しすぎて目パッサパサにしてしまった。すべてがFになるもびっくりの叙述トリックアニメだと思っている。2010年代アニオタ共通認識的な作品として、広く根強いファンを持つ。

響け!ユーフォニアム

コンクール全国出場を目指す北宇治高校吹奏楽部青春を描いた部活アニメ演奏シーンの作画の美しさ、音へのこだわりが前面に出ていて、最高クラスの質のアニメになっている。人間関係もリアリティファンタジーのバランスがちょうど良い。吹奏楽部って強豪校は実力主義だけど、人数も多いかトラブルもあったりして。先輩を退けて合格する居心地の悪さとか、部員間の噂で不信感が広がるとか、ソロパートオーディションでは部員達は実力差を感じながらもどちらにも拍手できない描写とか、揺れ動く高校生のリアルな反応がすごく良い。そういった衝突やさまざまな想いを経て、ラストコンクールへ。演奏シーンでは色んな感情が詰まって大号泣します。

スタミュ

ミュージカル学科舞台に繰り広げられる青春男子ミュージカルアニメうたプリ的な突然に歌いだす展開+ジャンプポコン的熱血要素+アイドル性を全部混ぜ合わせて昇華させたようなトンデモ内容。最初のうちはギャグ的なツッコミを入れながら楽しんでたら、いつの間にかデコボコなチームメンバーひとつになって目標に向かう姿に涙してた、そんなアニメ。注目したいのは、物語中盤のミュージカルダンス作画演出優等生完璧なチーム柊、それと対照的主人公チーム鳳の「荒削りで伸びしろだらけだけど、オリジナリティがあって、引き込まれダンス」が、ちゃん作画でわかる。これだけ細かい演出は、ダンス作画だと難しいところ、こだわりが光っていた。そして、主人公・星谷くんがメンタル鋼すぎてすごい。どんなに相手に冷たくされてもめげない圧倒的コミュ力でばったばたと反発キャラを懐柔していくところも見所。

かにもいっぱいあったけど、書きたいことありすぎて今回はここまで。冷静に見ると有名タイトルばっかになってしまった。

2019-01-06

匿名ラジオ

匿名ラジオは、オモコロライターでお馴染みのARuFa目線の人)とダ・ヴィンチ・恐山仮面の人)がトークするラジオ

youtube公式チャンネルであがっている。

これがすごく面白かったので魅力を紹介したい。

個人的には数多の面白記事で有名なARuFa目当てで聞き始めたのだが、実は、オモコロ記事だけでは計り知れなかったダ・ヴィンチ・恐山の天然の魅力やトーク能力もすごいラジオだった。

もっとクールで冷めたタイプかと思っていたら、ノリノリで話を盛り上げてくれる温和な変人だった。

匿名ラジオ芸人ラジオのようなガツガツ感とは違い、なんとも言えないユルさがいかにもwebラジオで、まったりと聴いていられる心地よさがある。

このユルさを許容できるかどうかで、結構好き嫌いは分かれるかもしれない。

ARuFaの話し方は、意外にリア充系というかテンションが高めの勢い重視系で、意味がわからない面白ネタをノリだけでボンボンぶつけてくる。

普段記事スタイルから話を丁寧に組み立てて進めるタイプなのかと思ったら、ものすごく適当なことを放言していくスタイルだった。

頭がブッ飛んでいるのは各方面証言からも本当のようで、急に突飛なことを言いだして恐山が引きながら突っ込みを入れるのがお馴染みのパターン

ARuFa単体でも面白いのは間違いないのだが、ラジオ番組としては適切なパートナーがいないと成立しないタイプかも。

恐山は、知識が広く言葉選びのセンスが抜群で、与えられたお題の中で面白い展開を探っていくタイプ

小説家でもあるため想像力も豊かで、視聴者がついて行ける範囲で話を膨らませていくのが非常に上手い。

ラジオ的なことを言えば滑舌にほんの少し難はあるが、ARuFa破天荒暴走を的確にいなしたり、コンビとして物凄くうまくラジオをまわしている。

あと叫び声をあげるとよくタンが絡む。

恐山独特の才能が良くわかるのが、

#34「この世で一番かっこいいアルファベットを決めよう!」の回。

比較的地味な回だが、アルファベットだけでこんなに笑える話を展開できるのかとビックリする、ザ・文化系と呼ぶにふさわしい傑作だと思う。

持ち込み企画なので冷静に理論武装してくるのかと思えば、「第五位、J。一角で書ける割に、かっこよさがすごい」「Uは正直恋人としては、無い」などユルめながら変幻自在コメントをしてくる。

文字にすると伝わりづらいのだが、音声で聞くとそのおっとりした口調もあいまってわず笑ってしまう下らなさ。

こんなしょうもない話に同じ温度で付き合い、ランキング結果に本気で一喜一憂してはしゃでるARuFaも流石。

といっても、基本はアニオタ思考ラジオなので、オタク文化に親しみがない人にはいまいち良さがわからいかも知れない。

逆にいうと、アニメ系に親しんだ人なら抱腹絶倒できるトークスタイルである

#101「世間知らずのお嬢様になりきれば、つまらない夏も楽しくなる!」」の回では、お嬢様視点を実演する恐山が、独特のたどたどしい口調でチョコバナナを「ショコラバナーヌ・・?」と呼んでみたり、さらっと「花火が見えないのであの公園を買収いたします」「ベトコンの再来ですわ!」というセンテンスを挟む「お嬢様ネタ」がオタクのツボで面白い。

また、#109「それは決して叶わぬ夢、お姉ちゃんが欲しい!!」の回では、

ARuFaの出した「ガサツな姉」「甘々な姉」などの欲しいお姉ちゃんパターンの他に、恐山が速攻でギャルねえ。」という回答を出していて、その的確すぎる言葉選びには感動すら覚える。

二人の掛け合いのテンポ感は是非実際にラジオを聞いていただきたい。

#29「理想的な将来のビジョンさらけ出そう」披露した、「将来は探偵事務所を開き、猫を探していた女子中学生意気投合して彼女助手として雇い、二人で解決した事件顛末小説にまとめて暮らしたい」というボンヤリ妄想も、オタク濃度が高すぎて天才かと思った。

匿名ラジオは、あるあるネタシチュエーションネタを語るパターンが多いので、恐山が女役を演じる機会もやたらあるのだが、これが妙にしっくりくるのも個人的にツボ。

#65「子ども質問にすぐさま適当に答えよう!」の謎の女児「すぎやまみ小学三年生」は、恐山のふにゃふにゃした喋り方がぴったりハマっていて、最強の当たり役だと思う。

の子に対して急に「泣いてみて。」と言い放つARuFaも頭がおかしくて好き。

二人のトークはどれを聞いても笑えるのだが、ラジオの初期ではまだお互いに探り合っていて当意即妙の掛け合いにはなっていないので、はじめは#20以降を聞いた方がいいと思う。

月ノ美兎(!)などのゲストを呼ぶ回もたまにあるが、二人だけでグダグダと話をしているときの方が特有安心感があって面白いので、最初に聞くのはあまりオススメしない。

(※この回では恐山がまったく発言せず、女性ゲストが出るから緊張したんだね~とコメント欄でからかわれていたのだが、あれは口内炎のせいで喋れなかったんですよ!と大声でブチ切れる次週のトーク面白い。怒った恐山は貴重である

個人的初見の人にすすめるなら、アニメあるある話を展開する、#32「ラストバトルでOPテーマ流れる演出は最高」が聞きやすいかと思う。

アニメ好きの人だったら誰もが「あるある!」と共感しつつ、二人の空気感に親近感を覚えるはず。

オタク話なので趣味が合う人には親しみやすく、かといってトガり過ぎてもいなくて、入り口としては結構いい回だと思う。

#39「もし自分主人公になったら、きちんと物語を回せるのか?」も、話してる内容はまさに痛いオタクの会話なのだが、動画演出が異様なほど凝っていて痛さが芸に昇華されている回。コンテンツを作れるオタク底力を堪能できる。

こちらは少しオタク濃度が高めなことは注意しておく。

萌えアニメに特化した回なら、

#93「アパート管理人になったら、どの部屋にどんな萌えキャラが住んでほしい?」がツボを突いている。

ARuFa妄想の完成度が研ぎ澄まされていて、自分で考えた幼馴染の名前が「ひなた あおい」、酒飲みのお姉さんが二階に住んでいて、ロリ双子が部屋に押しかけてくるなどのダメ暴走っぷりに、オタクならば「俺もこの会話に参加して~!」と悶絶するはずだ。

同じアニメ系統だと、

#13「一度は言いたいセリフ『とにかく服を着てくれ~!』」

#89「さえないオタク眼力だけで不良をビビらせろ!『殺す眼』のコーナー!」

などがある。

さらに、二人のトーク関係性がわかってきたところで聞くと最高に気持ち悪くて面白いのが、

#127「モテモテになるために『俺様キャラ』になってみよう!」なので、これは後の楽しみに取っておくことをオススメしたい。

既存作品商品から妄想を拡げる形式の、

#75「ちびまる子のクラスメートサバイバルした時の必勝法とは?」

#86マリオ主催する立食パーティに誘われたらどうすればいいの?」

#44「エナジードリンク、どれも同じ味じゃない?」

#35「決定!野原しんのすけ達と飲み会をする時に最適な席順」などは、それぞれの作品を知っているほど「こんな語り方もありなのか!」と興奮する面白さだと思う。

マックグリドルソーセージエッグショタキャラっぽい」という話からARuFaが「レースのきん○ま袋」を想像して一人で勝手爆笑してる#103「マクドナルドハンバーガー友達になるならどれ!?も、マクドナルドに行ったら思い出し笑いしてしまう傑作。

オタク系以外のトークももちろんオススメ

二人の愛すべきダメさがよくわかる、

#31女子高生集団、後ろから追い抜くの怖過ぎ問題

#108「行かない旅行の予定だけを立てるとすごい楽しいね!」は、放課後友達グダグダ話を聞いている雰囲気楽しい

いい歳した大人2人が「理想友達」について延々と話し合う様がシュールな、#63「全人類から好かれる『最強の友達』を作り上げよう!」も傑作。

妄想で作り上げた恐山の友人に、ARuFaまでもが徐々に惹かれていく流れが楽しいしよく考えると異常だしで、とても素晴らしい。

妄想友達と4人で遊びに行くオチの部分で、恐山が見せるリアクションの巧みさにも笑った。

仲の良い友人が楽しんでいる空気が満載、ついでに二人の演技力も満載の、#52「祝一周年!忘れもしない、あの日起きた大事件を振り返ろう!」も、webラジオという舞台で二人が真剣にふざけ合っていてとても面白い。

オモコロ記事に親しんでいる人なら、

マンスーンがゲストで登場する、#118「モテるために自分の『ヤバい部分』を他人から指摘してもらおう!」が聞きやすいかもしれない。

ARuFaモテない理由を知人にアンケートし、その調査結果を元にARuFaをイジる内容。勝手にこんなことをすると恐山が「ARuFaビンタでビン殺される」可能性があるため、年長者のマンスーンが参戦。オタク属性が強いためか、二人のトークスタイルにも一番馴染んでいるゲストで、この回もいい味を出している。

#77「ごめん!ARuFaお腹壊しちゃった!」も、お腹を壊したARuFa恐山トイレ越しに4、5分会話するだけのラジオで、いかにも昔のオモコロっぽいテイストかも。

「なんなんですか本当に!もう帰りますよ」「いや帰んないで帰んないで、近くにいてくれ」「気持ちわる」等のやり取りが聞ける。

ARuFa作曲能力の異常な高さが後半で判明する、#88「確信はないけど『恐らく自分が得意なこと』に挑戦してみよう!」オススメ

「ちょうどアイス」という本来存在しない「けいおん!」の曲を即興で作って披露するのだが、まず普通にクオリティが高すぎるのが逆に面白い。繰り返し聞いてもやっぱり良い曲だし、アカペラなのに曲のアレンジすら想像できるレベルで、その作曲センスに驚かされること間違いなし。

お題として出された「エロエロバナー広告」が爽やかな少女漫画原作アニメ主題歌っぽくなっているのは腹を抱えて笑った。

(いまさらだが、「ちょうどアイス」を豊崎愛生カバーしていた

他にも、回によってはループものアニメ演出を活かした動画なんかもあったりして、ARuFaの器用さや芸達者ぶりがよくわかる。

ARuFa母親が弟の○○○をARuFaランドセルに入れた話をヘラヘラと話してるのも気が狂いすぎててやばい

これがタダで聞けるのは本当にすごいことだと思う。

(面倒くさくてARuFaが設定していないため)広告も入らないので途中で邪魔される事はなく、1本あたり10分~30分程度で楽しみやすいので、是非聞いていただきたい。

2018-12-11

anond:20181211225325

必須条件ではないと思う

例えば前澤友作みたいに破天荒キャラでもメディアは盛り上げるぞ

鈴木その子みたいな色白オバケアパホテル社長政治家片山さつきのような、むしろ強烈なアクの強さのほうが大事な気すらする

だって美人政治家って何人覚えてるよ。俺佐藤ゆかりの顔ぼんやりして思い出せんよ

一方で片山さつき小池百合子辻元清美森ゆうこなどアクの強いキャラは嫌でも印象にこびりつくし、やはりリーダーシップとるのに向いてる

2018-11-16

DEATH RESPECT at 左翼vsオタク

「全員纏めてアタマのの病院にぶち込んでやるよ」

「笑わすな。パヨ如きでは私に届かない」


最終決戦

お前はベストフレンズじゃない

know your enemy

置き去りの当事者

てっぺんから見下ろせ

さぁ 堂々とコキオロ

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

憲法9条 in the place to be.

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

表現の自由 in the place to be.

職質以来のひさしぶりかな

透けて見えるぞ その萌え絵Tシャツ

突然キレるタイプ危険

しばき隊(こっち)の基本は理詰め

Hey!

ネゴシエーション投降しなさい

矢鱈早口トークはは所詮マスターベーション

法律は通じません

私には馬耳東風 軽くふるいにかける

ああそうかいアンタらしいな

後悔なんて気持ちはないんだろうな その脳内

権力に逆らってる活動家

玉乗りピエロにゃ解らんさ

うまくやって炎上炎上され

俺には確かにその器量はねぇ

わかるかい

褒めてんじゃねぇんだ

ダブスタ野郎をおちょくってんだ こんにゃろー

無理して外出 寝癖な頭

入浴もなく流れていくアブラ

その止められないダウントレンド

サヨク圧勝の確かな感触

CrazyNの前に敵前逃亡するか

ヤワオタクに叩き込むリリック

左翼はいつでも二つの基準

オタクも保て品格

わっわーくさいね 中二臭い

見た目の通りギャップなど無いね

うそあなたはそれで良い

だが少し現実しかと見てみ

ずらっとフィギュアおけばクール

welcome ロリからバブみまで夢中

になれるオタク スキルは一流

勝手に言ってろお前の言い分

最終決戦

お前はベストフレンズじゃない

know your enemy

置き去りの当事者

てっぺんから見下ろせ

さぁ 堂々とコキオロ

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

平和主義 in the place to be.

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

表現の自由 in the place to be.

Mr.マンソク 大久保 BAD BOY

貴様にlock onしてるぜ サクラ

俺のthug life 要はダークサイド

しばくかしばかれるか そう甘くない

貴様ネット 俺様は行動

とっくに暴いてる個人情報

その職場電凸

行き場のないニートにみなブーイング

そうさ君はそんな男

だがすでに張り巡らされたインターネット

聞いてない ポリコレ言う単細胞

その浅い綺麗事無視しよう

人を束ね更に動いてご苦労

私は板を建て釣り板へ導こう

ひろゆき哲学で展開するストーリー

オタクが手にするグローリー

哲学なら負けてねぇぜロジックにゃ辟易

デモ隊カウンター撃破

裏をめくりゃウヨク臭い

お前らをツイッター特定

君等の闇とは質が違う

いや次元の違う理性を保つ

国会にも破天荒麻生太郎

天まで伸びる俺らが万世ビル

最終決戦

お前はベストフレンズじゃない

know your enemy

置き去りの当事者

てっぺんから見下ろせ

さぁ 堂々とコキオロ

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

憲法9条 in the place to be.

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

表現の自由 in the place to be.

しばき隊が勝ち上がる

ボコボコ キモオタににクリティカル

そう場違いさこの場を去りな

「くたばれ」

「眠っとけ」

しばくぞ!」

そうくればこう返す 叩きのめす崩壊

無抵抗になって東シナ海を揺蕩え

「沈んどけ」

「これで最後だ」

「終了ぉぉおおお」

最終決戦

お前はベストフレンズじゃない

know your enemy

置き去りの当事者

てっぺんから見下ろせ

さぁ 堂々とコキオロ

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

憲法9条 in the place to be.

ラストバトル ポリティカル

痺れさすマイク

表現の自由 in the place to be.

2018-11-13

安易スピンオフとそうじゃない作品の違いって何だ

そんなもの主観面白いと感じるか、原作ファンが受け入れて売れてるかの数値でしか判断できないけど、

個人的に思ってる良いスピンオフとそうじゃないスピンオフの違いを書いてく。

作者本人が話を考え描いてるスピンオフ

実質的外伝だし、原作が好きなら面白さは保証されてる。

「天→アカギ」みたいに原作を超えるほど人気が出たら大成功

とある魔術→科学」のように違うファン層を開拓できるパターンもある。

修羅の門は今見ると格闘技知識が古くきつい所もあるが、修羅の刻歴史物にすることで総合格闘技の要素が無くなり古さが消えた結果本編より良かった。

ただし作者が同じはずなのに「ばらかもんはんだくん」みたいになんじゃこりゃ化するパターンもあるし「キン肉マン闘将!!拉麺男」みたいにキャラだけ引っ張ってきて別物化しなんじゃこりゃ化する事もあるので油断はできない。

別人が作ってるけど原作への理解が深くリスペクトを忘れていない作品

原作エッセンス理解して作ってるスピンオフなら原作者じゃなくても面白い事が多い。

それは絵がすげー似てて原作と並べても違和感が無いとか、キャラクターや世界観大事にしているとか。お仕事でやっているんじゃなく原作ファン目線を感じられると最高。

読者が納得できる範囲でならキャラ世界観崩壊してても良い。面白ければ許される。

ここから嫌いなスピンオフ

タイトルがぷち/みに/ちび○○みたいなギャグパロディ

2頭身のデフォルメキャラになったギャグ4コマとかショートアニメね。

ちょっと原作流行るとすぐ始まるこれ系。キャラや設定だけ拝借して別物化させ、公式なら絶対言わない事を言わせたり行動を過激化してギャグ化する。公式看板を背負ってるくせに公式にはないファンネタネットミームを堂々と取り入れる。

それが見る人によっては面白いというのは理解できるし、このキャラがこんなこと言うわけねーだろなんて野暮なツッコミはしない。

しかし内輪受け狙いが強く寒すぎる。はいはい原作知ってると分かるネタねって感じで冷めた目で見てしまう。

見るのも買うのも元作品を知っているファンなんだから内輪受けでもいいんだけどね。

○○学園、○○中学校みたいな現代パロディ

「もしもあのキャラ達が現代学生だったら…?」……だから何だよ。

原作の出生も環境世界観も全部めちゃくちゃにしお決まり行事イベント恋愛部活、先輩後輩、生徒会長校長など分かりやすポジションにあのキャラを配置して…ってもうね。安易すぎて引く。ファン二次創作でやるなら別に良いけど、公式自ら作ってるアレとかさ。

特にやべーと思ったのはカップヌードルCM。旧作アニメ新海誠風の絵にしてキャラ現代風にして声は人気男性声優にして…。寒気が止まらなかったわ。

何がアオハルかよだよ化学調味料の取りすぎで頭がおかしくなったんじゃねーか?

そのキャラでやる意味あるのかってスピンオフ

グルメ漫画ブームスピンオフブームに便乗し作られたが別物すぎると話題になり「自分を野原ひろしと思い込んでいる一般人」というミームまで生まれたアレとか

巴マミが死なずにアラサーおばさんになってる同人誌公式化してしまったアレとか

全身がスピンオフのものガンダムエースでも特にやべーと感じる機動戦士ガンダムさんとか

長門有希ちゃんの消失」は涼宮ハルヒの消失連想させるタイトルなのにこの漫画長門ゲーム趣味普通に喋れるおとなしい女の子で、朝倉涼子母性溢れる常識人で、ハルヒも友人達青春満喫している破天荒さの無くなった女子高生で、当然そこには不思議も無く平凡な日常の中でイチャラブするだけ。原作消失関係あるのか読んでいて疑問だらけだった。

2ちゃんねる投稿されるSS漫画化したような内容で、ハルヒの登場人物を借りて私物化性格まで改変した闇鍋のような漫画

ただこれは「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」というスピンオフ漫画に登場した長門ベースにした孫スピンオフという経緯に原因があるのだが。

原作厨なので原作からかけ離れすぎたスピンオフ存在のもの拒否反応が出てしまう。

結論として、俺はこういう物を安易スピンオフと感じるらしい

2018-11-02

anond:20181102113754

らも?らもは破天荒すぎて作風と女の好みが合致してなさすぎるだろ・・・

夫人もよく分からんし、若木えふとの不倫理解不能だったぞ

2018-10-10

破天荒という言葉が似合うカグヤルナ沈黙を守ってるのが、

中に大人が入ってるのがよくわかるよな。

2018-09-18

梨園の妻になったけど結局離婚した三つ葉だか四つ葉って名前破天荒女性芸能人誰だっけ?

2018-06-10

anond:20180609100359

ネトフリ限定公開の「ジム&アンディ」が面白かった。

でもこれは「マンオンザムーン 」と2つセットで見ないと面白くなかったと思う。

マンオンザムーン 」はアンディカウフマンという実在したコメディアンの伝記映画で、「ジム&アンディ」はマンオンザムーンメイキング映像と、主演だったジムキャリーへのインタビューを基にしたドキュメンタリー

アンディカウフマンはとても破天荒芸人だったんだけど、ジムキャリーは憧れも相まってどんどん役にのめり込んでいってしまう。

ややこしいことにジムキャリーはカウフマンが扮装したキャラクターであるトニークリフトンにもなりきるため、現場はどんどん混沌の渦に飲まれていく。

まず「マンオンザムーン 」を観てからジム&アンディ」を観て、そして再び「マンオンザムーン 」を観ることを薦めたい。

マンオンザムーン 」を観ていないと「ジム&アンディ」は理解できないし、「ジム&アンディ」を観ていないと「マンオンザムーン 」は特別面白作品だとは感じないと思う。

ジム&アンディ」はジムキャリーの人となりだったりメソッド演技がどういうもの考察する上でも面白かった、映画好きは観て損はない。

ネトフリはドキュメンタリー関連で当たり多いわ

2018-06-06

面倒くせえなぁ…

抗日ドラマはもはや「フィクション」で「パロディー」だ=中国報道

https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171112/Searchina_20171112021.html

 中国では過去歴史を扱ったドラマが非常に多く放送されており、こうしたドラマの人気は高い。特に多く放送されているのは、中国共産党の存在意義正当化し、強調する意味もあると言われる「抗日ドラマ」だ。だが、近年は抗日ドラマはあまり現実離れした描写が多いため、中国国内でも「抗日神撃」と揶揄(やゆ)する声も少なくない。

 中国メディアの今日頭条は8日、「誇張された抗日ドラマはい終焉を迎えるのか」と疑問を投げかける記事掲載し、中国放送されている抗日ドラマの多くが「脚色され、事実と大きく異なっている」と指摘している。

 記事はまず、中国では抗日を題材にしたテレビドラマが非常に多く放送されているが、その質は「玉石混交」と言わざるを得ないと指摘。しかも内容は誇張されているケースが多く、歴史を忠実に描いていないことを伝え、歴史尊重せず、エンタメと化した抗日ドラマを通じて、多くの中国人は正確ではない歴史を植えつけられていることを指摘した。

 続けて、中国放送されている抗日ドラマはもともと抗日戦争が基になっているが、現在は内容が脚色されて時代錯誤武器が登場したり、侠客化されたりして、もはやフィクションドラマになっていると指摘し、破天荒描写が含まれ抗日ドラマは「抗日神劇」と揶揄されていることを嘆いた。

 中国には毎日のように抗日ドラマ放送されており、当然、中国の子どもたちの目にも触れることだろう。では、子どもたちはこのドラマを見た時に、戦争に対する嫌悪感を抱くだろうか。むしろパロディーとして楽しさすら感じてしまい、戦争残酷さや悲惨さに対する理解のない大人になってしまうのではないだろうか。(編集担当村山健二)

どんな荒唐無稽な設定にされていても日本人の多くは抗議してないのにね。

別に中国投資家投資を控えても、中国販売を止めてくれても何でもいいし、原作者アニメ製作者が損してもどうでもいいんだけど。この話題でドヤっている人たちは好きじゃない。

2018-05-30

真面目か?

同僚に結構豪遊したりギャンブルしたりするけど毎月の貯金を6万というルールだけは断固として曲げない奴がいる。

それなりに遊んでる男だしパチンコやら競馬で熱くなることもあって給料日まであと3週間という時点で残金1万とかだとそっから給料日まで2日で1食で会社水道で水を汲んで帰るとかやり始める。

来月7万貯金して今月少し楽すれば?と言っても頑として譲らない、利子も取らないし返すのがいつになってもいいから金を貸すといっても絶対に受け取らない。

1週間で貯金にする分以外の給料ほとんど溶かすような破天荒なところがある割になぜそういうところだけ真面目なのだろう。

遊ぶという部分とそれには金がかかるという部分で脳が切り離されてるのだろうか。

2018-04-04

anond:20180404221619

すごく面白かった。

めっちゃ興奮した。

久しぶりに感動した。

いまいちだった。

かなり微妙だった。

・・みたいな小学生レベル感想しか言えない人は、脳内インタビューアを想像して、

脳内インタビューアに質問させると良いよ。

もっとも気になったキャラクターは誰ですか?」

「そのキャラクター言動についてどう感じましたか?」

ストーリー構成についてはどう思いましたか?」

「背景映像についてはどんな印象を持ちましたか?」

…みたいな定番質問を暇な時に大量に考えてストックしておくのね。

感想を聞かれたら、

この作品で一番気になったキャラクターは○○で、主人公と比べると行動パターン破天荒過ぎて・・・

みたいに、すらすらとしゃべれるようになる。

2018-02-24

eスポーツに注目を集める為には

私はeスポーツが好きだ。好きだからこそ書き殴りたい想いがある。

e-Sportsスポーツ?→「問題外だ」 頑な視聴者反応に「日本後進国な原因」 : J-CASTニュース

というエントリはてブを見てほしい

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2018/02/22321803.html

とてもみんな素晴らしい意見を表明している。

eスポーツスポーツだと。

他のエントリでもプロゲーマーに関するエントリは昨今様々な形で盛り上がりを見せている。

まり世界ゲーム事情に興味関心が無い人でさえも、ゲーム競技大会には盛り上がってほしいしジャマされずに発展してほしいという感想がある事が多い。

はてなーゲーマーの味方なんだなって思った

しかしだ

しか

実際に国内外で開催されているゲーム大会競技内容そのものに対するコメント全然白熱していない。

4gamerが告知やレポートを出しているが、それに注目するのは参加者ガチ勢と呼ばれる層だけだ。

参加者だけで盛り上がってもそれは今までとなんら変わらないだろう

では、どうすれば注目されるのか?

ちょっと考えてみた

1.情報番組を作る

大会開催情報や結果の情報にみんなが疎い理由簡単だ。

能動的に情報アクセスしたいと思うほどの興味は無いからだ。

それが悪いと言うつもりは無い。だから、みんなが当たり前のように視聴する情報番組を作るべきだ。

テレビ放送した内容を、ゲーム機でもディレクターズ・カット版で視聴できるようにして

ゲームが好きならプレイしてなくても観て当然って空気を作ってほしい。

2.種目を増やす

今、eスポーツ主催コミュニティにやる気があるタイトルに偏りすぎている。

しかし、eスポーツ無限可能性を秘めている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19040179

こちらは2012年の【第7回裏塔劇】宇宙大作戦チョコベーダー 決勝戦 の動画だ。

蠱毒のように様々な参加者ごった煮してトーナメントを行った結果、大会を開催しているのにもかかわらず奇跡の結果が出てしまった

最高のゲーム大会の1つだ。時間が許すならパートから観てほしい。感動して涙が出るレベル大会だった。

(3位はEVOjapanで最も話題になったらんま格ゲーの人です)

この動画を観ればわかるとおり、ゲーム大会格ゲーだけのものではない。

しかし、大会を開催できる体力は誰しもがあるわけではない。

から多種多様大会を年間スケジュールを組んで毎週のように実施してほしい。

例えば、カルドセプトシリーズカードヒーローシリーズ大会が2018年に開かれたとしたら、どんなカード採用されるのか興味がわかないだろうか?

今もなおサトロークを楽しんでいるカルネージハートEXAの住人にスポットを当てる事はできないだろうか?

競技として成立しないようなガチャフォースのような破天荒ゲームレギュレーションを設けて大会を開催したらどうなるだろうか?

30分以内で終わるアクションゲームRTA大会なんかも観てみたい。

私の個人的要望はここまでにして、みんな、様々な推しタイトルがあるハズだ。

その大会スポンサーをつけて主催できるマルチ運営を行ってくれたら、興味関心を持つ層は広がるのではないだろうか?

このタイトルなら俺だって優勝を狙える!という人が増えて、eスポーツ業界を活気づけてくれるハズだ。

年間の日曜日は52日あるなら年52タイトル大会を行っていただきたい!

3.賞品と旅費宿泊費を出す

賞金だからなんかごちゃごちゃした話になっていかんのだ。

東京フレンドパークを思い出してほしい。

金のコインを持ち帰ろうとした人にはブーイングが出たハズだ。パジェロを狙う姿勢と、出場者ごとに異なる賞品があの番組の魅力であった。

スポンサー提供できる賞品から1種を持ち帰る権利にしてはどうだろうか?

そして、東京は遠い。

しかし、ゲーマー日本各地にいる。

なんとかして、ゲーマーの往復費用をeスポーツ運営から出す事ができないだろうか?

1回の大会に500万円の賞金が出せるとして、5万円を100人に分配したら100人遠征勢を迎え入れる事ができるだろう。

賞金ではなく、交通費を出す事に問題があるとは思えない。

何故なら、各種ゲーム大会地方予選はラスベガス東京で行われる本戦出場の為の旅費を運営が出す権利等が普通に与えられている。

コストをかけるなら、参加者を増やす事にこそかけていただきたい。




私の考える事は結局絵空事だ。

だが、今のままeスポーツプロゲーマーについての議論が進んでも

競技のものに関心を持つ人は少ないままだろう。

それがいい事だと私には思えない。

牽引する組織絶対必要で、今それを行ってくれているメディアには申し訳ないが、一般層を取り込めるだけの魅力が足りていないのだ。

2018-02-22

日本すごい論争の馬鹿馬鹿しさ

日本すごいじゃなくて選手すごいとかの論争だがマウント取り合ってるやつら全員まとめてバカじゃねーの?

日本すごいには狭義の国家だけではなく、選手個人とかナショナルチームとかメディアとか見てるだけのやつとか全部包含して日本すごいなの

五輪自体の成り立ちや文脈からすると日の丸ブンブン振ってニッポンニッポン騒ぐことすら健全なのだ

それをヨコに置いといても本大会は明らかに日本総合力がレベルアップしてる

ほんの1020年前を思い出してみろよ

期待と報道過熱したあとにはメダルラインを超えられずに失速するのが常だった

五輪魔物」とかいって2~3個で大会終了していた

ジャパンマネー物理で殴った?20年前の方が全然カネはあったよ

メディアネットヒステリーに苛め殺された韓国パシュート選手空っぽの目をみたか

民族性の違い?そんなことない。あれは少し前までの日本の姿だ

水泳千葉すずを思い出したよ

スターシステム祭り上げられた千葉すず生放送で「メダルキチ●イ」と言い放った

最後は楽しんでやります」と言いながらおっさん宴会芸のようなアフロかぶって登場した

ネットもない時代だった。痛々しさに寄り添うコメント共感も届かなかったことだろう

大会選手インタビューをみると隔世の感がある。10代半ばにしてこの完成度

そつがなくでつまらんとかもっと破天荒でいいとか思ってるじじいはバカだな

トップアスリートには知性も社会性も求められることを彼らが証明している

4位と3位の厚い壁を超えてくるのもメンタル重要性をわかっているからだ

先達の経験に学び、失敗を論理的分析し、根性論科学ねじ伏せてきた結果だろう

少し前まで風物詩のようだった協会上層部の内紛が見えないのも良かった

ディレクターの指示に対して機転をきかせて選手プライドを優先する局アナもいた

全部見ているわけではないがワイドショーにしても過剰な物語演出が今回少なめでいい感じだ

視聴者の求めるものが反映するとすれば見てるだけの立場の俺たちのレベルも上がったということかもしれない

これらいろいろ考えると「日本すごい(すごくなった)」に国家VS個人ウヨサヨ論争を投影する無意味さが際立つ

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