はてなキーワード: 梨園とは
【追記】
こんなただのぼやきがホッテントリに入るとは。みんな気になってはいるのな。
「何の話?」って聞く人も多かったけど、そりゃあもうなんもかんもだよ。最近話題になっているものだと政治家の二世三世であるとか、梨園の市川なんたらの話とか。
個人的な話だと俺は地方都市で事業をやっていて、町おこし的なイベントで他の経営者やお店さんと関わることも多いのね。そういう中で創業者に比べて二代目って意識が低いというか見通しが甘いというか……そういう愚痴まじりのぼやきだったんだけども。
これは俺の書き方が悪かったんだけど、世襲をやる側にメリットがあることはもちろん知ってるよ。ノウハウやスキルと有形無形の資産の継承が容易なことや、一定のブランド力や信頼性を感じさせることとか。そういう要因があるから能力が不足していても世襲できるんだものね。
でもそれはその一族が競争力を持つ理由であって、だからこそ歴史の色々な場面で世襲が見られるんだけど、社会全体のプラスには決してならないよねって話。そういう競争優位性自体が新規の参入障壁になっている面がある。政治で言えば世襲政治家が選挙に勝つ理由ではあるけど、それが日本や地域のためになってるかっていうと疑問符がつくのではないかな。そのあたりを端的に説明してくれてるリプライがこれだと思う。
スポーツとか楽器とか英才教育をしてるジャンルがあるけど、それらが世襲制の世界線で特定の家系しかやってなかったら、今の世界線よりレベルはすごく低くなってると思う。
世襲がまかり通るとレベルが下がるんだよね。スポーツなんかの競技は結果がわかりやすいのでノウハウや資産の点で有利はあれども、能力以上の地位を得ることはできない。楽器というか音楽関係は世襲でレベルが下がっている面はあると思う。楽団のコネクションやファンはどうしても引き継ぐし、それで涙を呑んでいる実力者はいるだろうね。
あとは世襲に関して相反する意見が出ているのが面白いな。と思った。
だれもやりたくない役目を勝手に引き継いでくれる。
もちろんそれぞれ別の人が言ってるんだけど、ちょっと笑っちゃった。政治家の二代目が政治家の道を選ぶことを強いられているなら、それはまあモチベーションも上がらんやろね。世襲強要と世襲禁止とどっちが人権侵害度合が大きいのかしら。
これに関連して「職業選択の自由がある!世襲禁止は人権侵害!」というご意見は本当にごもっともで非の打ち所がないご意見なんだけども、書面上で平等なら平等でしょうというのは貴族的な考えが過ぎるように感じる。何人たりとも橋の下で寝てはいけない、なんて話もあるしね。
限られたポストに生まれによって能力不足の人が就くのは、あぶれた人の権利を侵害していると考えることもできる。そもそも政治家なんて望むべくもない生まれの人もいる。その事実は、差別ではない?
規制って基本的に差別なんだけど、社会をちょっと良くするために必要な場合もある。再エネに補助金出すのも差別。累進課税も差別。生活保護も差別。アメリカ大統領の三選禁止も差別。権力集中防止の観点から言っても、政治家の世襲には何らかの規制があっても良いんじゃないかと現時点ではまだ思う。
そして今回はじめて知ったけど、政治資金管理団体の相続はダメ、ゼッタイ!こんなのズルでしょうが!
ここにメスを入れることを公約に上げる政党があったら投票してやらんこともない(偉そう)
まだまだご意見募集中です!
特に世襲があることによる社会全体へのメリット(人権侵害でない)がうまく説明されてくれるならば、「世襲もいいよね!」と意見を変える準備はありまあす!
市川猿之助さんを追い詰めたのは誰か。
もちろん未だにゲイを面白おかしく報道する日本のマスメディアとそれに扇動され好奇の目で芸を消費する日本社会それ自体だろう。
猿之助さんは独身の成人であり、どのような恋愛や性愛を楽しんだとて余人に後ろ指を指される筋合いはない。
共に舞台芸術を作り上げる人の輪というものは一種独特の熱をはらむもので
稽古上がりや打ち上げの際にアルコールも入れば一般人には馴染みのない関係性も生まれる。
もちろんそれが嫌だったという人の声は聴かれなければならないが
殊更に猿之助さんだけ悪辣な加害者として面白おかしく書かれる必要があったか。
猿之助さんが痛ましい自死を図った原因は遺書を読むまでもないし
何度不倫をし家族を裏切っても社会から許され続ける人間が梨園にはいくらでもいる。
中年になっても老人になってもセックスの相手に事欠かない理由はきっと肉体的魅力だけではない。
彼等のケースでも明らかに知名度や社会的パワーや金銭が背景になっているのに、
それをハラスメントと呼ぶかどうかは暗黙の社会合意によって極めて恣意的に運用されている。
未だに同性婚を認めるの認めないのという地点で議論をしているような日本だ。
伝統芸能を背負って立つ猿之助さんは特定の相手と会いを育むことも家庭を持つことも出来なかった。
寂しさに負けず仕事の場にパッションをぶつけたりクローズドな営みを持ったりしていても結局はこのように晒され自死を決意するところまで追い込まれてしまう。
「〇〇ハラスメント」だ「加害者」だ「被害者」だという口実は沢山作るが、
つまりは男が男を愛したというその一点を問題としていることは誰の目にも明らかだろう。
今日の答え
・02 愛知(県
・03 カナッペ
・05 プラ
・06 梨園 りえん
・07 [全て]セオドア・ルーズベルト ウッドロー・ウィルソン ジミー・カーター バラク・オバマ
・08 東京スカパラダイスオーケストラ
・09 サバンナ
・13 『コボちゃん』
・14 [2択]エ チルアルコール
・15 6(体
・16 リットル
・18 伊藤博文 いとうひろぶみ
・19 モリアオ(ガエル
・21 [択]蒸留 酒
・22 144(本
・25 高知(県
・26 晴れたら金の)鈴(あげよ
・27 5
・29 [択]上新 粉
・30e B(リーグ
平日の昼間に遊園地行くと、全体的に人が少ない。その反面そこに来ている人の属性の多様さは休みの日に引けを取らない。明らかに仕事中のスーツ姿のサラリーマン、妙に歳の離れたカップルや、子供そっちのけで熊に算数を教える母親たち。休みの遊園地とは別の意味での非日常を味わえる。常に非日常の世界を生きるマスコットキャラクターと違い、彼ら/彼女らは非日常と対となる日常も当然ながら持っている。裏面を見て表の姿を想像するというのもなかなか暇つぶしになる。例えばチューリップの形をした止まった時計に向かって怒鳴っているこの男性にも、少なくとも親はいる。ひょっとしたら妻や子供もいるかも知れないし、梨園で繋がりを絶った同級生がいるかも知れない。顔に現れる小さな皺や笑いかたの癖で残りの人生も概ね予想がつく。地獄の寿司屋でメニューに載ってないネタを注文する心境に近いかも知れない。どの社会からも受容されないのが分かってるから目隠しして鼻を摘んで食べるしかない。
ちょっと前にTwitterで話題になってるのをみて、コミックスで0~7巻まで読みました。
※なんで7巻までなのかは後述。あと7巻までのネタバレ含みます。
どのキャラクタも少女漫画らしい理想的魅力と程よい泥臭さがあって、掛け合いもエピソードもよく練られた面白い漫画です。
主人公をとりまく関係者も個性があって推しに事欠かないし。扉絵の主役二人のポージングも楽しい。
しかしタイトルの通り、主人公である渡辺さらさの主人公補正がえぐすぎる。血統、身長、身体能力、完コピというチート能力、周囲の人間関係、要職にある大人からの気に入られイベント(多数)。
他の才能や努力に裏打ちされた同級生たちがすべからく凡庸になるのも無理なからぬ無双ぶり。これで天然キャラというのも個人的には嫌味さが増すというか...
ここまでさらさが圧倒的だと皆気にならないもんなのか??
主人公なんだしと思いたくても、他のメンバーの並ならぬ努力が毎巻番外エピソードで語られるのでさらさの異常性が巻を追うごとに引き立つ。才能だけならまだしも、頻発する気に入られイベントもなあ...
「オスカル様になる」というさらさの夢はわかるけど、6歳で歌舞伎の稽古もやめてるし、紅華の入学のためにバレエの練習を始めたのって入試の半年前(たしか)とからしいし、
6歳以降特になにもやってないのに、演技完コピとか体幹の強さとかどうやって獲得したんだろう…生まれつきって言ったって体幹とかトレーニング積まないと鍛えられないんじゃないの...?
梨園の血筋の子供って何もしなくても体幹超つよいの..?ほんとに何もやってなくてあのポテンシャルなら生まれたときからバレエと紅華一筋だった杉本とか一生立ち直れなくない??
さらさの生い立ちまだ完全に明かされてないし安心して読み続ければいいのかな。
教えて詳しい人(直球ネタバレはなしで)。「助六にはなれません!」は子供には辛いエピソードかもしれんけどそういうのじゃなくて..
あと自分の大好きなキャラがいたんですけど、7巻(リサ先輩の番外エピソード)を読み終わってもう続きに手が伸びませんでした。
(以下自粛
ストーリーも主人公以外のキャラクタも絵柄もとても好きなので続きが読みたいんだけど、さらさの無双ぶりがしんどくて(それに伴って相対的に他キャラクタが冷遇みたいになるのとかがきつい)とりあえず保留中。
でもアニメで盛り上がったら読みたくなるんだろうなあ...
GoToキャンペーンで地元のバス屋が「地域再発見プラン」なるものをやっており
で、参加してみたら最高だった。
初日朝は7時に集合すると、バスに乗って移動5分もしない内にまず地元の梨園に連れて行かれる。
ここ俺の通勤経路の途中なんだけど……とか思っても、実際に入ったのは初めてだった。
観光なし園の広々とした芝生の上で地元の料理店が作った弁当と梨で朝食。
弁当は炊き込みご飯と天ぷらとかシンプルだったけどうまい。好きなとこで座ってくって良いということで、控えめに言ってこれだけでもう最高。
そして梨狩り。その場で喰うなら食い放題、持ち帰りは5個まで料金内という贅沢。綺麗に観光用に整備された果樹園で好きに散策できると言うだけで最高。
地元民みんな直売価格知ってるから追加価格ちょっと高めだとわかっていてもテンション上がってその場で買って親戚に発送する奴多発(俺とか)
その後、地元の史跡が公園になっている場所に案内。たぶんそれより前に行ったのは小学生の遠足とかそれぐらいぶり。
顔見知りのオッちゃんが案内役で出てきて、お、おう、ってなったけどおっちゃん観光ガイドボランティアだったらしく、楽しく歴史を勉強しつつ、リフレッシュしてしまう。
昼飯は併設のバーベキューサイトに移動して、コンロを1グループ1つ占有という贅沢な条件でバーベキュー。
飲み物はアルコールはこの後の工程上でなかったけど、生搾りジュースとか出てきてもう最高。別料金で酒より高いのに追加してパカパカ飲む奴多発(俺とか)
午後はこの日のメインイベントであるボートによる川下り体験 or 美術館博物館巡り 俺は美術館は行けるので川下りにした。
川下りもソーシャルディスタンス対応で定員が半分で運行。ほどよく水量もあって、バスから川辺に降りたらもうそれだけで最高。
簡単な訓練をやって、装備をかためて、結構な距離を川下りで下って、ざっぱーん、きゃー、つめたーい☆とか野太い声を上げる奴多発(俺とか)
ドローン撮影された写真に死にかけた野武士みたいなツラで写っても最高だったので、1000円出して追加で写真買ってしまう奴多発(俺とか)
美術館博物館巡りのほうも後で聞いたら、学芸員の方の案内はもちろん、なんと芸術家の方のLIVEパフォーマンスなどもあったそうで、なんで選択式なのか?後で恨む。
田舎だから知れてると思ったら、もうね、季節の野菜を使った料理に、川魚、フルーツ、最高以外有り得ない。
温泉もあるし。別料金なのに高い酒を追加で頼む奴おそらく多数(俺とか)
そして翌朝、希望者向けに日の出ツアー。眠い目をこすって参加した。地元のちょっと高い山に連れて行かれて、ご来光を拝む。
なんかすげえ神秘的で、無駄に涙が(たぶんあくび)知らなかったが、この場所でのご来光は、昔から修行僧などが大切にしてきた者らしい。へー。
その後旅館に戻って朝食。
ビッフェスタイルだったけど、食べ物は全部小鉢にとられていて、旅館の人が手渡ししてくれる方式。
正統派旅館の朝食で、卵かけご飯用の醤油が4種類くらい出てきて最高。
噂は聞いたことあったけど実際に来たのは初めてで、このコロナ下でも活気があって驚く。
農家の朝市のはずなのに何故かソフトクリーム屋とか。北海道ソフトとかいやここ北海道じゃねえし、って感じだけどテンション上がって喰いながら散策とかしちゃったりして。
その後、朝市をやっている近くの地元で一番大きな神社にお参り。ここは毎年初詣とお祭りに来てるけど、それ以外で来たのはたぶん遠足とかそれぐらいぶりというパターン。
神主さん?だかが出てきて中まで入れてくれる。
何事かと恐れ慄いていると、なんと知っているアニメの聖地だったことが判明。
マジで? もう最高という他ない。
声優さんがプライベートで訪れた時のサイン色紙と写真の前で自撮りしちゃうやつ奴多発……はしてない。たぶん俺だけ。たぶん神様相手より拝んだ。
実はここは俺のお気に入りのお店で、エネルギーをためなきゃ行けないときによく来る。
顔見知りの店員さんに、馴染みの味、そして美味しいお酒(別料金)。最高という他にない。
午後は施設に併設している観光農場で、かご一杯取り放題で自由時間。
トウモロコシとか美味しそうでもいでしまうが、よく考えるとトマトとかもっと単価の高い物を取った方がよかったのか?
と思いつつ、太陽に輝くトウモロコシの魅力には勝てない奴多発(俺とか)
本当は子どもらに混ざってアスレチックで冒険してやろうかと思っていたがもう歳ですね。
そして夕方は、たぶんツアー全体のメインイベントである、ナイトツアーへ。
この季節は花畑営業をやっている山奥のスキー場へ。実はコロナが来る直前の地元の観光の呼び物はこの星見ツアーだったりした。
スターガイドさんがは解説をやっていて混ざりたかったけど、なんかちっちゃい子ばかりみたいだったのでちょっと自重。
広い広い園内で、草を押しつぶしてごろんと寝っ転がる。
寝っ転がって星を眺める。もうそれだけで、虫も、近くでカップルがいちゃいちゃし始めても気にならないくらい最高。
と言うかこんなに星があったんだね。星の光にあまりに浄化されすぎて消えかかった。
誰かが花火を持ち込んで花火大会を始めていたのも、いいBGMだった。
そして、家の近くまで送り届けてくれて、もう最高だった。
その他にも
地元では評判が評判を呼んで、もう現在実施する分は予約一杯になっている模様。
検索してみるといろんな地方で地元民対象のツアーをやっているようだ。
たぶん今だけだと思うので、お前らもよかったら参加して欲しい。
数年前の事、
ほぼ根元から。
なぜなんだろうと思っていたが、
或る日畑の持ち主らしき老人が作業していたので話しかけてみた。
増:「こんにちはー。」
老:「はーい。」
増:「もったいないですねー、病気か何かで切っちゃったんですかー?」
老:「いやー、やるやつがいねーんだよ。」
増:「そーなんですか。もったいないですねー。」
老:「しょうがねーんだよ。」
その程度の会話でその場を後にしてきたが、
もしこの梨園を借りられるのならば、借りて梨生産を行いたいという人は居たのではないかと思った。
ただ、この梨園での年間の売上高がどれほどのものだったのか、分かりはしない。
一般的なサラリーマン以上の収入が有るのであれば、継ぐ人は居たんだろうな。
あの頃就職先が見つからなくて、できるものならやってみても良かったか?等と考えてみたが、
木が切られた後ではどうにもならない。
あの時と同じ季節にふと思い出した。
梨園の妻みたいなもんだよ
小林麻央さんが亡くなってからというもの、TVでは毎日のように彼女の報道がなされている。
でも、正直何がそんなに大変かって、元女子アナの綺麗なお嬢さんが夫と子供を残し若くして死んでしまったことよりも、あの成田屋の若奥さんが亡くなってしまったことだ。
歌舞伎を知らない人はわからないかもしれないが、とにかく成田屋は300年以上続いていて、歌舞伎の家の中でも名門だ。上手いこと例えられないが、日本の車メーカーで置き換えてトヨタとしておく。
で、海老蔵はそこの社長になるわけだ。それで、梨園の妻って何してるかって、世間は悠々自適な主婦生活じゃなくて、劇場に挨拶回りして、チケット売りさばいて、お茶だの花だの着付けだの、江戸か明治のお嫁さんかいなって言うくらいの芸事を覚えて、夫に栄養のいいもの食べさせて、不祥事があれば謝り、跡継ぎを生んで育てるって、まぁとんでもない量の仕事がある。非常に言い方が悪いが、夫は商品で、妻は、営業、総務、アフターケアから新人研修まで一人でやってるってことだ。
つまり、歌舞伎界のトヨタの営業、総務、教育係がいなくなってしまったと言うことになる。
だからと言って、「はい、もう続けられません。成田屋は廃業です。お疲れ!」とは言えない。
成田屋は、前述の通り300年以上続く老舗の歌舞伎の一門であり、最近は成田屋は不祥事が多くて、中村屋が結構真面目に頑張ってたから霞んでる部分もあったが、家の格で言えば一番である。
その証拠に、麻央さんの力があったとはいえ、あの遊び人の海老蔵が、先代の團十郎が死んでから熱心に稽古に励んでいると言うではないか。
あのヤンキーが恐れおののいて真面目になるだけのお家だと言えばわかりやすいかもしれない。
つまり、今まで通りにお家を存続させるためには、妻かその代わりになる人の力が必要と言うことだ。
今までは海老蔵の母親が、麻央さんの代わりにその仕事をやっていた。でも、誰でもわかることだが、お母さんだっていつまでも元気なわけではなので、その代わりにも限りがある。
でも、息子には未来の團十郎になるための一種の帝王学を教え、娘には梨園の女としての教養を身につけさせる役割は誰がやるのだろうか。
もし海老蔵がやるならば、彼は團十郎になるための時間はとれるのだろうか。
もし再婚するとするならば、そして、その女がエゴイズムの塊で跡継ぎを生むことに執着したなら、そして生まれてしまったら、成田屋にお家騒動が勃発するかもしれない。
そうであるなら再婚は避けるだろうが、あの成田屋の團十郎に妻がいないこともそれはそれで問題ではないか。
ただの俳優ならこの純愛を貫き通すのが粋なのかもしれない。なぜ歌舞伎はそれが出来ないのか。そんなの理屈なんてない。
海老蔵もきっとわかっているだろう。
だからこその、あの涙の会見だったのだろう。
きっと、海老蔵は麻央さんをこれからも大事にし続けていくだろう。それと同時に、麻央さんが大事にしてきた成田屋を守っていくためにも、新しい奥さんをもらわなくてはいけない…。
世間はもしそうなっても海老蔵を(もしかしたら團十郎になっているかもしれないが)叩かないでほしい。
それが、一般人には理解できない、成田屋の当主としての務めになるのだから。
できることなら、麻央さんに海老蔵が團十郎になって、息子が海老蔵になって、夫がまたちょっとした不祥事を起こして麻央さんが謝ってるのを見て、おい旦那、ふざけるな、とか言いたかった。
普通に考えれば、不倫自体が悪い。誰がやっても悪い。当たり前だ。
しかし、ゲス以降の騒動を鑑みるに、どうも不倫した人間が「優等生ポジションの芸能人」だったり、
「わざわざ育児休暇を取るような意識高い系議員」だったから、余計に叩かれた印象がある。
どうも、運動部の奴らが好き勝手するのはしょうがないけど、陰キャラが同じことをするのは許されない、
ベッキーはあれから番組下ろされたり、違約金を払うハメになったり散々らしいが、
例えばプロ野球の監督があれだけ不倫しといて、そのせいで辞めることになった人は何人いただろうか。
角界や梨園なんかその辺乱れに乱れまくっていると聞くが、みんな見てないふりをしている。
育児休暇を取った議員が辞める一方、どこぞのコスプレポピュリストは涼しい顔だった。
サラリーマンなら、不倫が社長にばれれば降格や退職といった罰は免れないだろうが、
不倫の社会的制裁というのは思った以上にガバガバである。一部の世界(の男)に甘すぎる。
ちなみに乙武氏については、叩きたい人は普通の人みたいに叩いていいんじゃないかと思う。
というのも、そもそも彼は「障碍者だからといって固定観念で見てほしくない」という主義でデビューしている。
むしろ望むところだろう。
いろいろ考えられるだろうが、とりあえず最大公約数的に言えるのは、夫が妻子を平気で捨てたり、
誰が親かもわからない子がそこら中にあふれたりという環境は、大多数の人間にとって望ましくないと思われる。
かつての武士階級では、不貞がわかれば重ねて四つに斬るという時代もあったらしいし、
近代までは姦通罪というものもあったが、現代の日本では民法上のみ制裁の対象となる。
ただ、慰謝料の相場は、ケースにもよるが数百万円というのが大半だと聞く。
上で挙げたように、ある程度収入のある立場の人間には、むしろ社会的制裁の方が痛い。
ただ、社会的制裁はどうも命中率が悪いし、かといって金は今の相場だと払える奴にはそこまで痛くない。
それ以外、何に頼って不倫が抑止できるのだろう。そもそも、そこまでしてでも抑止すべきという合意があるのか。
殺されるまでもない、刑法で罰するまでもないから、そういう決まりはなくなったのではないか。
なんだかわからなくなってきた。