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2019-01-24

20代OLが好きなアニメ13選を必死に語ってオススメするだけ

アニオタ歴だいたい10年。

サブスクリプションサービスの発達で、毎年どんどん見る本数が増えてく。

外れ作品もある、それもまた風流アニオタって楽しい

バッカーノ!

1930年代禁酒法時代アメリカ舞台にした群像劇。オシャレな雰囲気の絵柄・音楽大人にとってもグッとくるアニメだが、とにかく話が面白くなるまでが長い。ほんと、長い、時系列バラバラストーリー名前を覚えきれない大量の登場人物に、多くの人が挫折するかもしれない。でも、9~10話までは頑張って観ていただきたい。最後にはすべての話が繋がり、「そ、そういうことだったのか~!!!」と納得させられる。そんなジェットコースター級のカタルシスのあるアニメ原作成田良悟は後述する「デュラララ!!」でもこの手法をとっている。OP曲はニコニコ動画手書きパロディ流行した。

SHIROBAKO

働くすべての人に見てほしい、PA WORKSのお仕事アニメの傑作。目指した理想と追いつかない現実、社内や外注先との仕事に対するモチベーションの違い、破綻するスケジュール、板挟みの調整やスランプに陥る焦り……など、誰かがどこかで体験したであろうトラブル共感できるよう描いている。むしろ共感しすぎて胃が痛くなるレベル転職する人や、業界自体を去る人を描くのも印象的。こう……アニメって、強いヒーロー主人公となって大逆転をかますものが多い中、SHIROBAKOは「目立たないけど、仕事にしっかり向き合う、頼れる大人の仲間」がたくさん描かれてる。そこがいい。こういう社会人活躍するアニメもっと増えてほしいよね。

ユーリ!!!on ICE

大ヒットを記録した男子フィギュアスケートスポーツアニメ。なかなか結果が出せない日本代表フィギュアスケーターの勝生勇利は、ひょんなことからロシア伝説的スケーターのヴィクトルコーチに迎え、グランプリファイナル優勝を目指すことになる。作画の美しさも話題となったが、このアニメの良さはストーリー構成にあると思ってる。今後の展開を期待させる導入の1話、3話のライバル対決、各国を舞台に繰り広げられるGPシリーズ、そしてクライマックスのGPF。12話をバランスよく完璧いかしたストーリー構成で、最終回ギリギリまで予想できない展開を引っ張りつつ、最後はきっちりと話をまとめる。アニメのお手本のような構成である。なお、アニメ放送後に現実競技アニメを超えてしまったため、2017年以降に放送していたらイマイチになってただろう奇跡タイミングにも注目。

赤髪の白雪姫

純粋さと爽やかさの心地よい、王子様と薬剤師王道ラブストーリー少女マンガ原作の中でも、花ゆめ系が万人にオススメできる理由は「女の子が芯のあって強い」点だ。ヒロイン白雪は、ゼン王子の隣に立ちたいという目標のために、宮廷に使える薬剤師として試験を乗り越え、人との関わりの中でしっかりと信頼を得ていく。たとえ悪人に囚われても、王子様の助けを待てない、知恵と行動力自力解決ちゃう自立派の強いヒロイン。そんな強さが最高にかわいいくて、かっこいい。少女マンガは、冴えないヒロインになぜかクラス1のイケメンが強引に言い寄る~、といった受け身モテモテ展開が多くみられる。けど、赤髪の白雪姫は「白雪ちゃん堂々としててイケメンすぎて惚れてしまうわ~」とヒロインの魅力に納得させられる、そんな恋愛アニメ

91days

マフィア家族を殺された主人公が、狡猾な作戦駆け引きで繰り広げる91日間の復讐劇。攻勢も陣営もどんどん変化していく息つく暇ない展開な上に、ポンポンと人が死んでいくので、公式サイトの相関図を見ながら視聴すると話がわかりやすい。「ゴットファザー」とか好きな人ならハマるかもしれないちょっと硬派なドラマ。そして、いかついオジサンばっかり出てくる。各話のラストの引きがすごく計算されていて「どうなっちゃうの~?このあとどうなっちゃうの~?」とソワソワさせられる、緊張感あるアニメ。放映時は中盤に総集編が入ったのだが、もともと密度が高いストーリーだったせいで4分おきに登場人物が死んでくすごい総集編になってた。視聴後はなぜかラザニアを見るとドキっとしてしまう。

桜蘭高校ホスト部

お金持ち学校入学した庶民主人公ハルヒが、ひょんなことから学園の女子をもてなすホスト部」に入部してしまうとこから始まる物語個性豊かな部員とど派手な学園生活を過ごすお金持ちラブコメディ。男子制服を着ているが、ハルヒは実のところ女の子タイトルだけ見ると女性向けのアニメに見られがちだが、ストーリー破天荒常識破りなお金持ち達がおりなすコメディが中心。主人公ハルヒボーイッシュな見た目や、無頓着で歯にきぬ着せぬツッコミ、時折見せる女の子らしさにノックアウトされた人は少なくないと思う。リボンの騎士ベルばらも、いつの時代だって女の子男装はぐっとくる。連載が続いていたため、アニメオリジナルラストになりながらも、ほぼ矛盾なくすっきりとまとめあげた傑作。ボンズ作画の美しさや、人気の高いOPも必見。

巌窟王

小説モンテ・クリスト伯」を原作とするSFアニメモンテ・クリスト伯爵の復讐劇を、復讐相手の息子アルベール主人公にして描いた人間ドラマが見所。伯爵の博識で理知的なふるまいと、その不気味な魅力にひかれていった人は多いはず。アルベールの両親達の隠してきた過去が少しづつ暴かれ、伯爵目的と悲しい真実が明かされていく。最後に救済はあるのか、本当の愛と友情をアルベールら子世代体現していく。欠点は、序盤のアルベールがあまり無知純粋すぎて、見てる側が若干イラッとしてしまうところ。また、この作品の特徴は何といっても映像テクスチャをふんだんに使った革新的映像は、最初のうちは見づらいと感じるものの、慣れてくるとその美しさや世界観のとりこになること間違いなし!

デュラララ!!

首なしライダーセルティと、一癖ある池袋の人々との群像劇。散りばめられた伏線やそれぞれ登場人物の行動が、物語終盤に一気に収束していくさまが、なんともスカッとするアニメである主人公セルティ妖精デュラハンで、首がない。首がなくても、その人間味あふれるしぐさと時折見せる乙女発言(?)に、「頭なんてもんはな、飾りなんだよ」という新たな発見私たちに与えてくれた。登場人物には、主人公が首なしライダーであることが気にならない、ED曲もこれまたニコ動でパロが大ヒットした。

TIGER & BUNNY

オジサンベテランヒーローと、若手のイケメンヒーローが街の平和を守るバディものヒーローアニメスポンサー企業がつき広告を背負いながら戦うヒーローは、働く中年の歯がゆさも共感できるよう描かれる。メインコンビの虎徹バーナビーのかっこよさもさることながら、濃すぎる各ヒーロー達のキャラクター性が素晴らしい。王道アメコミな要素、まっすぐなストーリーで老若男女問わず楽しめるアニメだったと思う。アニメ放送時は、ルナティックさんの決めセリフからタナトスの声を聞け」が私の観測範囲でよく聞かれたと記憶している。

ハイキュー!!

ジャンプ原作高校バレーボールアニメ。低身長ながら驚異の運動神経を持つ主人公と、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターコンビを中心に、チームメンバーの成長と情熱を描く。テニプリのようなトンデモ展開はほとんどなく、ギリギリ人間的な試合が行われるのでご安心を。このアニメライバルチームの描き方もすごく丁寧で、主人公のチームが勝っても負けても複雑な感情になる。どっちにも勝ってほしいと願っちゃう特に好きなのが山口。目立たないキャラなんだけど、とても努力家。同級生たちの活躍に影響され、サーブに特化した猛練習をするんだけど、強靭メンタリティ選手が多い中、山口は弱さも逃げも見せてしまう。自分に対するふがいなさに涙をためる姿に、グッと共感したくなる。ストーリーでは、練習伏線の回収のしかたも優秀で、技のインフレや、突然のスーパープレイが少ないのもよい。あくま練習で学んだことをベース試合が進んでいくところ。

魔法少女まどか☆マギカ

説明不要の大ヒット魔法少女アニメ魔法少女アニメの定石を覆し、すべてのマスコット動物に不信感を植え付けるきっかけになった作品個人の感想)。衝撃の3話の噂を聞いて見始めたクチだが、10話の真実が明かされた時にはもう号泣しすぎて目パッサパサにしてしまった。すべてがFになるもびっくりの叙述トリックアニメだと思っている。2010年代アニオタ共通認識的な作品として、広く根強いファンを持つ。

響け!ユーフォニアム

コンクール全国出場を目指す北宇治高校吹奏楽部青春を描いた部活アニメ演奏シーンの作画の美しさ、音へのこだわりが前面に出ていて、最高クラスの質のアニメになっている。人間関係もリアリティファンタジーのバランスがちょうど良い。吹奏楽部って強豪校は実力主義だけど、人数も多いかトラブルもあったりして。先輩を退けて合格する居心地の悪さとか、部員間の噂で不信感が広がるとか、ソロパートオーディションでは部員達は実力差を感じながらもどちらにも拍手できない描写とか、揺れ動く高校生のリアルな反応がすごく良い。そういった衝突やさまざまな想いを経て、ラストコンクールへ。演奏シーンでは色んな感情が詰まって大号泣します。

スタミュ

ミュージカル学科舞台に繰り広げられる青春男子ミュージカルアニメうたプリ的な突然に歌いだす展開+ジャンプポコン的熱血要素+アイドル性を全部混ぜ合わせて昇華させたようなトンデモ内容。最初のうちはギャグ的なツッコミを入れながら楽しんでたら、いつの間にかデコボコなチームメンバーひとつになって目標に向かう姿に涙してた、そんなアニメ。注目したいのは、物語中盤のミュージカルダンス作画演出優等生完璧なチーム柊、それと対照的主人公チーム鳳の「荒削りで伸びしろだらけだけど、オリジナリティがあって、引き込まれダンス」が、ちゃん作画でわかる。これだけ細かい演出は、ダンス作画だと難しいところ、こだわりが光っていた。そして、主人公・星谷くんがメンタル鋼すぎてすごい。どんなに相手に冷たくされてもめげない圧倒的コミュ力でばったばたと反発キャラを懐柔していくところも見所。

かにもいっぱいあったけど、書きたいことありすぎて今回はここまで。冷静に見ると有名タイトルばっかになってしまった。

2018-11-06

異形の女性普通男性恋愛を描いた作品

あるときツイッターでこんな意見を見た。

「異形の男性を愛する普通女性を描いた作品では真実の愛と評価される」

「異形の女性を愛する普通男性を描いた作品では歪んだ愛と評価される」

「その為か前者の作品と比べて後者作品はとても少ない。ここでも無意識のうちの性差別が表れているのではないか

と。

性に関する問題は今回は関係ない。

本当に少ないのか、歪んだ愛と評価されているのだろうかと考えてみた。


異形の男性を愛する女性作品と言われれば、真っ先に思いつくのが美女と野獣だろう。

千と千尋の神隠しハウルの動く城等のジブリ作品が思いつくが、こちらは人間の形をとることもでき、実際作中の大半を人間の姿で過ごしているので、今回は少し違うと思う。

千尋は龍の姿のハクを愛したわけではないし、ソフィーハウル魔物の姿を愛したわけでもない。

しかし異形の姿をとっても愛を失ったわけではないから同じことか。鎌爺なんか作中ではっきりと「愛だ、愛」と言っているし。

ゲーム世界だとピーチ姫を攫う大王クッパが思いつくが、こちらはピーチ姫好意を寄せているわけじゃないので除外。

しか作品テーマ、もしくはキャラクターの設定としてよく見かけるものではあるといえるだろう。

異形の女性が登場する作品となると、一番に思いつくのは人魚姫だろうか。

しか彼女王子に会うために声を失い、激痛を受け入れながらも人間の姿になっている。

それにそもそもその恋が叶わず泡となって消える悲恋物語である

また古くからある日本物語で思いつくのは妖怪、とりわけ雪女だろうか。

しかこちらも姿は人間であり、氷柱雪だるまの姿で登場するという話は聞いたことが無い。さらにこれも人魚姫と同じく、結ばれることのない悲恋物語

ファンタジーに登場する魔物のラミアやケンタウロスなど、上半身のみ人間女性の形を取り、下半身動物または魔物の体をしているキャラクターもいる。

デュラハンろくろ首のように首から上だけ異形の形を持つ者もいる。

それらと恋愛関係になる作品はいくらか思いつくが、特殊性癖だとの扱いを受けることは否めない。

暴論になるかもしれないが、ジブリのように子供も見る場所においても問題いかと言われると、微妙なところだともう。

やはり歪んだ愛という評価からは逃れられないのだろうか。

余談だが格闘ゲームGuilty Gearシリーズにはジャスティスというキャラクターが居る。

作中用語ギア素体と呼ばれるが見た目は完全にロボであるが、独立した思考女性人格を持っています

まり異形の女性というわけです。娘もいます

ただ恋愛関係にあったか、といわれると、正直微妙なところかと。


長々と書きましたが、特定作品批評しようという意図はありません。

タイトルにあるような作品に興味があるだけです。

そもそも真実の愛も歪んだ愛もその個人の感想範疇しかないわけで、不毛な話ではあるのですが。

2018-05-03

見てくれがよかったらデュラハンになりたいとすら思わなかったのに

2018-02-15

anond:20180215220823

出でよデュラハン!って感じ?

一級以前に、それって……。

2017-11-12

幻想芸術集団Les Miroirs公演『アルラウネの滴り -改訂版-』

ダス! イスト! デア! トロプフェン! デス! アルラウネ!

アイネ! クライネ! ナハト! フランケンシュタイン

イッヒ! リーベ! ナツィオナル! ソシアリスティッシェあわわわわわ! この辺で。

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“幻想芸術集団 Les Miroirs(レ・ミロワール)” という豪快な源氏名を名乗っているが、つまりは都内の小劇団だ。

んーむ、どういうことなんだろ、また芝居を観に来てしまった。

これまでの人生で演劇なんて片手の指にあまるくらいしか行ったことないのに。

ひょんなことから、とある小劇団の芝居に行ったのが先月。

劇場でダバっと大量のフライヤー(チラシ)を渡されるので、眺めているうちに妙に気になって今回はこの劇団の演目『アルラウネの滴り -改訂版-』を観に行ってきた。

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観劇後の印象がなかなか良くて、それで妙に語りたくなったので記録の意味でレビューを残しておくことにする。

当方、舞台観劇はズブの素人なので、マニアから見たら噴飯モノの印象がバンバン飛び出すことと思われるが、そこはヌルく見逃してほしい。

あと、上演も終わっていることだし、ネタバレ上等で書くので、そこは4649!

それでは、行ってみよー!

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■全体として

先入観が無かったといえばウソになるわけで。

幻想芸術集団という大迎なプレフィックス

おフランス語の劇団名でミロワール(鏡たち)というのは、つまりキャスト達のことだろう。

豪奢な近世ヨーロッパ風衣装。

小洒落たサロンで撮った宣材写真

キレイどころの若い女性を中心に固めたキャスト

中央には男装の麗人

「これはきっと、『ベルばら』風にお嬢様たちがキラッキラにやりたいことだけをやりたおした豪華絢爛、欧州絵巻だろうな」と。

それで、「どれ、どれだけ背中とオシリが痒くなるか、いっちょ見てやろう」くらいの気持ちで足を運んだのだが。

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これが。

開始10分で背筋を伸ばして、

脳を総動員して、

つまりは本気でストーリーを追いかけることになった。

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近世ドイツを舞台にしたバリバリに骨太なサスペンススリラーになってる。

そりゃそうだよな。

単なるキラキラ少女漫画ワールドだけで、旗揚げから10年以上も劇団が存続できるワケないもんな。

幻想的な要素は “アルラウネ(マンドラゴラ)の美女を集めた娼館” というキー・ガジェット一点のみ。

あとは細部まできっちりと整合したダークなクライムストーリーで。

(このへん、『スリーピー・ホロウ』(ティム・バートン)に通じるものがあるな。

 あれも超現実はデュラハン首無し騎士)の一点だけで、あとはストレートな推理モノだった)

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そして、今さらながら。

自分がなんで演劇を面白いと感じるか、分かった。

ミニチュアジオラマを見ているのと同じだ。

右から左から、見ても見ても、どこまで見ても情報量が尽きることがない。

これはフレームで切り取られた映画にはない楽しみであって。

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この舞台にしても。

ブリンケン伯爵が実に俗物らしくロゼマリー嬢を相手に大笑しているときに、うしろでフローラ嫌悪感をまる出しにしていたり。

カスパルが客前で気取った口上を並べているときに、後ろでオリヴィアペトラクスクス笑っていたり。

ふとカスパルが来歴をほのめかすときに、バックでアルマアラベスクをキメていたり。

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どこに視線を固定しても、漏れる情報がある。

これが脳にすごい負担がかかる。

決して不快ではない負担が。

これが自分的な芝居の楽しみだと、劇場を出るときに気がついた。

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作劇について、もうちょっと書くと。

衣装がキラッキラなのは舞台が娼家だからであって、ここを誤解していた。

実際の登場人物はというと、全員が第三身分。

(脇役の伯爵、伯爵夫人、王様の3人をのぞく

それも、ドラマにしやすい貧民でもなければブルジョアでもなく、中間層知識人というのがニクい。

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そしてデカダンス

スパイス程度の頽廃なんてもんじゃない。超頽廃。超デカダンス

なにせ純愛がまったく出てこない。

娼館。

仮面夫婦

父を求めて得られなかった少年は長じて若いツバメ(愛人)となる。

例外はアルマカスパル気持ちが通じるところ、それにヘタレ青年が主人公に想いを寄せるところだが、どちらも一方通行に近い。

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さらに設定考証がすげぇ。

神聖ローマ帝国時代のバイエルンの片隅にある架空の歓楽街、というか売春窟を中心に時代と風俗をガチガチに作り込んである。

おそらく、俺の気が付かないところもガチガチだろう。

唯一、気になったのは

「あれ、ドイツ語圏ならネーデルランドじゃなくてニーダーランドじゃね?」

ってところくらいで、これも観客のアタマへの入りやすさを選択した結果だろう。

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うん。正直に言うと、作り込みすぎじゃね? っていうところもあった。

具体的に言うと、ダイアログが文語中心で、若干だけど苦しい。

当方、語彙力にはそこそこ自信があるオッサンだが、それでも、

「じい(侍医)」とか、

「せんていこう(選帝侯)」とか、

会話をトレースして理解するのにアタマを総動員する必要があった。

かと言ってなぁ。

そこを「侍医」→「お付きの医者」とか、「選帝侯」→「偉大なる領主さま」とか言いかえるとテイストがどんどんボヤけるしなぁ。

時代のフレーバーとして、いたしかたなしか。

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ほかにも上に書いた「若いツバメ」とか、娼館ではロウソクがタイムチャージに使われていたりとか。

ともかく文学的で含みのある表現を多用していて、ターゲット年齢が高いか、あるいはマニアックな層か、ともあれコレくらいのレベル普通なのかな?

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あと、要求水準の高い批判をすると。

階級社会不条理に対する怒り” というのを冒頭に打ち出した割には、通底するというほど通底していない。

21世紀の今から見て付け足した感じ。

フレーム全体の仇役としてエーヴェルス先生を立てて、カール殿下の誅殺を5分のエピローグとしてサラっと流したので余計にそんな感じがする。

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もう1つ細かいことを言うと、カスパルとエーヴェルス先生がクライマックスに対峙するまでハチあわせしないのは、苦しくないか?

それを言うのはヤボというものか。

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ま、ともかく。

全体として、チケット代以上に大いに楽しみ、没入し、満足した。

見て損はなかった。

ほかの演目については保証しかねるけど、再演のときには是非とも足を運んでみてください。(繰り返すけど、俺は関係者じゃないよ)

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以下は、キャストと演出について

※普段は「役者は顔じゃない」というのがポリシーなんだけど、ここまでビジュアルにこだわった劇団と演目に対しては、しゃーない、キャストビジュアルについても言及させてもらいます。あしからずぅ。

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■男優3人

劇団と演目を全体として俯瞰すれば。

耽美で退廃的なテイスト

きらびやかな衣装と意匠。

おそらく女性中心の運営で女性中心の企画立案で女性中心のキャスティングをしている集団だと推察するけど。

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自分にウソはつけない。正直に言う。

観劇後の印象は男優三人組が大部分かっさらって行った。

全員が客演。

おそらく、3人が3人とも、キャスティング担当者が選びに選んで一本釣りで連れてきたのだろう、と、思う。

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 エーヴェルス先生の狂気、

 フランツの怯懦と勇気、

 ブリンケン伯爵の俗物さ。

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多分それは、つまりこういうことだろう。

女性陣、主人公2トップをふくめ、大部分のキャラクターは何らかの葛藤や二面性を抱えていて、心理に微妙な綾があるのに対して、男性陣3人は完全にバイプレイヤーとしてストーリーの進行装置以上のキャラクターが割り振られていない。

あとはそれを渾身のパワーで演じれば良いだけで、結果としてものすごい強烈でシンプルな印象をこっちに叩きつけてくることになる。

これが観劇初心者の俺みたいな人種にはビンビン来るのよ。

ある意味三者三様にヨゴレで良い役をもらってるとも言えるわけで。

こればっかりは、しょうがない。

こういう観客もいるということで、ひとつ

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■高山タツヤ(エーヴェルス先生)

いやしかし、悪役ってオイシイよな。

自分的には今回の演目でこの人がNo.1。

最初はシャーロック・ホームズ的な近代合理精神の尖兵として事件に切り込んでいくのかと思いきや。

途中からどんどんマッドサイエンティストの素顔が出てきて、終盤すべての黒幕という正体が明らかになって、最後はムスカ大佐みたいに天誅がくだる。

宣伝スチルでは “生に倦み疲れた貴族” みたいな立ち位置かなーと思っていたら、もっとパワフルだった。

理性的で狂人、策謀家で紳士、もうテンコ盛り。

唯一の難としては、演技とキャラクター作りが設定より若干、若く感じた。

そのせいでカスパルとの対比が弱い。

しかし、それにしても、実験体のときにカスパル13歳、エーヴェルス24歳。

最後に対峙した時点でカスパル31歳、エーヴェルス42歳か。

これまた描写の難しい年齢差を持ってきたな、とは思う。

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■谷英樹(フランツ

普段は剣戟主体のアクション俳優さんらしい。もったいない(と言ったら失礼か)。

ねぇねぇ、性格俳優やりましょーよ。

できますって絶対。実際できてたし。

高い鼻筋、シュッとした輪郭ともあいまってヨーロッパダメダメ青年を完全に演じきっていた。

迷い、失敗し、バカにされ、それでもフローラへの思い一徹。

というか、この劇中、唯一の未熟者役で、これは配役としてよいポジション

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■杉山洋介(ブリンケン伯爵)

たぶん、この人はただの色ボケ爺ぃじゃないよ。

宮廷の権謀術数

複雑な典礼プロトコルの知悉、

家門の切り盛り。

そういったシンドイ大事や雑事を乗り越えて、やっとこさトレッフェン通りで馴染みの嬢を片手に思いっきりハジけているところに腹上死。

涙を禁じえません。

そういう想像が働くところが、杉山氏のキャラクター作りのなせる技かと。

いや、たんなる家門だよりのアーパー伯爵っていう設定かもしれないけどさ。

ともかく、そんな感じがした。

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■武川美聡(オリヴィア)・小川麻里奈(ペトラ

ストーリーも半ばを過ぎたところで、ハタと気がついた。

カスパルフローラが客から評価をもぎとってくるフォワードだとしたら、オリヴィアペトラ役のこの2人が失点を防ぐディフェンダーなのね」

アルラウネだけじゃない、葬儀の席のゴシップ婦人、伯爵家の侍女と、早着替えをしながら、縦横無尽に八面六臂。

よほどの高能力者じゃないと、こうはいかない。

逆に言えば。

ストーリースケールに比してジャスト10人という少数精鋭のセッションで。

もしもこの2人が「私たちモブよ、モブよ、モブなのよ~」と手を抜いたり段取りが悪かったりしたら?

それこそ目も当てられないほど悲惨なことになるのは想像できる。

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この芝居を観た人がいたら聞きたいのだが。

ストーリー展開のつなぎが悪かったところがあったか?

会話のリズムと展開がギクシャクしたところがあったか?

状況の説明が足りないと感じたところがあったか?

少なくとも、俺にとっては無かった。

これ全部、彼女たちの仕事であって。

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こうも言える。

「観客を40人と仮定して、80個の目玉とその批評眼の猛攻を、2時間近くの上演中、ゼロ失点でしのぎきった」と。

しかも、それだけじゃない。

「それじゃ、ここはカスパルを見ていよう」と視線を切ったままにしておくと、いつの間にか “弱気なオリヴィア” と “地味に辛辣なペトラ” がシャドーストライカーとしてヌッっと認知の前景に割り込んでくるから油断がならない。

専属キャストスポットを浴びて歌い踊る後ろで、 “舞台成立請負人” として劇団を渡り歩くって、ックーッ! シビれるっすねぇ(想像のしすぎか)。

特にオリヴィア役の武川さんはホームチーム無しのフリーランサー

次にどこで会えるかもわからないという、この西部劇カウボーイ感。

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■マリコ(伯爵夫人クロリス)

政略結婚で異国に嫁ぎ、政治のあおりで幽閉状態。

夫に先立たれ、あとは家門を守る化石となりつつある中、若いツバメとともにふと訪れた春。

でも心の底では彼が自分を利用しているだけと気がついていて、寂しさがつのる人生の晩秋。

っていうメロドラマ的挿入話を、たった1人でゴリゴリ成立させてしまった。

オフショットを見たら、周囲に負けず劣らずの美人さんなのに、哀切よろめき婦人にサクッと変身するあたり、地味にスゴいよ、この人。

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■中村ナツ子(ロゼマリー)

加東大介(『用心棒』)といい、中村梅雀(『八代将軍吉宗』)といい、馬鹿キャラってオイシイよな。

と、思いつつ、可愛い子チャンで馬鹿キャラってのは失敗例が山ほどあるワケで。

美人馬鹿キャラ、厳密に言うと “短慮と衝動、それに浅知恵で状況を悪化させるキャラ” っていうのは、全世界のホラーパニック映画ファンが怒りまくってることからも分かるとおり劇薬であって、書くのも演るのも本当に難しくて大変で。

フィクションで最近の成功例だと、『デスノート』の弥海砂とか。自分の中では『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のネルシルタとか)

その中でも彼女ロゼマリーの配役と演技は大成功と言っていい。

シナリオ、人物造形、演技の巧みさ、3つが合体して、ストーリーを停滞どころかグイグイ展開させる存在として実に効いている。

アルラウネたちが、それぞれどこか華美な中にもダークさを感じさせる装いの中、ひとり明るい髪色でキャるるンッとしたバービー人形のような出で立ちも良い。

彼女を舞台で見るのは実はこれが初めてではなくて、かなりの美形なことは知っていたけど、作りようによっては、なんというか、 “こういう美人” にもなるのか、と今さら驚く。

(彼女の第一印象については、

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

 の中村ナツ子の項を参照のこと)

というあたりで。

最後に。

あー、業務連絡、業務連絡。中村さん、編集者やってみる気はありませんか? 原稿ライティングができてAdobe製品が使える最強のマルチ編集者になれますよ。その気になったら、いつでも当方に声をかけてください。

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■麻生ウラ(アルマ

うー、うーうーうー。モゴモゴ、わかった、言う。

えー、強烈な声優声なのは、演出上の要請か、それともそれ以外の発声メソッドを持っていないのか。前者だと信じたい。

さて。

最古参のアルラウネ、そしてカスパルの右腕として気持ちを交わし、動き、嘆き、そして踊る。

ちょうどキャプテン・ハーロックにおけるミーメみたいな立ち位置

ただし彼女の場合は愛と忠誠心一方通行気味なのが哀しい。

キレイどころ揃いのキャストの中でもアタマ1つ抜けているビジュアルダンスを買われての登板か。

(「ビジュアル充実で演技とダンスが良いなら文句ねーだろ」という方は、この項の2行目を参照のこと)

休眠状態の彼女のポーズを見て、開場のときに舞台においてあったオブジェの意味がやっとわかった。

それにしても。

アイライン抜きでもアニメキャラ級の大きなお眼々。

とんでもなく整ったマスク

スレンダーで柔軟な身体は恐ろしく妖艶に動く。

世を忍ぶ仮の姿バンドヴォーカル兼ヨガ・インストラクターとのこと。

ドュフフフフ、オジサンに勤務先教えてくれないかなぁ。

(この6行、後でカット)

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■乃々雅ゆう(フローラ

アイライナー(と、おそらくカラコン)を差し引いても深い情熱的な眼、意志の強そうな頬からおとがいライン

なんというか、豪華欧州絵巻を演るために生まれてきたような。

実際、ブルボン王朝の末席にいて、ベラスケスが肖像を描いてそうだ。

(なぜブルボン王朝(スペイン)かというと、黒髪だから)

その意味では、この劇団の申し子みたいな雰囲気。

立ち上げからのメンバーかと思った。

そのくらいピッタリの所属先を見つけたと言えるんじゃなかろうか。

宣材写真を見たときはもっと毒のある雰囲気で、「ふむ、このヒトが超々々毒婦をやったら面白そうだ」と思って劇場に行ったんだけど。

なんというか、キャラクターもご本人も想像より瑞々しい感じの人だった。

“運命と戦うヒロイン” という、もう本人の雰囲気そのままの役回りを手堅く好演。

娼館の女主人のときはもっと毒々しくても良かった気がする。

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■朝霞ルイ(カスパル

どんなに声のトーンを落としても客席まで声が届いていたのは彼女だけだった。

ベテランの風格。

打ち棄てられた実験体児がどこでどうやって成長すれば、こんな艶やかでピカレスクトリックスターに育つのか、そこを見てみたかった気もするが、そこを書いたらタダでさえ2時間ちかくある上演時間がさらに伸びるので、いたしかたなし。

この俳優さん、眉頭にいい感じに険が出ていて、男装の麗人からリアル美丈夫への過渡期にある感じがする。

男役としては、これからが一番いい時期なんじゃなかろうか。

ダークヒーローカスパルを好演。

カスパルがどんな人物かというと。

ん。

待てよ……整理すると!

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1)娼館の影のNo.1として女主人をウラからあやつり、朗々と艶やかな口上を述べるトリックスターで、

2)火災その他のカタストロフから巧みにサバイバルし、言葉巧みに未亡人の情夫におさまる冷徹ピカレスクで、

3)非人道的な実験の結果として対アルラウネ耐性を有する厨二病キャラで、

4)それでいて不幸な幼少期から、どこかはりつめた脆さを感じさせ、

 (それは例えて言うならば、ラインハルト・V・ローエングラム的な)

5)そして、こころ疲れた時には情を交わす女アルマが影に寄り添い。

.

なんてこったい! 男装女子の演りたいこと、全部入りじゃねーか!

どうなってるんだ朝霞さん! アナタの配役が一番オイシイよ!

旗揚げメンバー特権か!?

観劇前はフローラカスパルが互いのカウンターパートをつとめるセッティングかと思ったら、終わってみれば伯爵から先生からアルラウネ達からフローラから、もうもう全員が彼との関係性を軸に話が展開するという、まさにザ・主人公・オブ・ザ・主人公

しかし考えてみれば、そのぶん舞台上でも舞台裏でも負荷は並大抵では無かったはずで、本当にご苦労さまでした。

良かったっす。

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■a-m.Lully

あの役がオイシイ、この役がオイシイ、と書いていて気が付いたが、

全者全様にオイシイ役ばかり。

調べたら当然のごとく、当て書き脚本だった。

この辺が座付き作家、というか作家が率いる劇団の最っ高のアドバンテージだよなぁ。

と、同時に。

「このストーリー、映像化してもイケるんじゃね?

 というか、ヨーロッパあたりに売り込んでもいいんじゃね?」

と思ったのだが。

脚本、キャスト、演出のケミストリー化学反応)による名演と脚本単体のポテンシャルの見分けがつくほど、俺は観劇に強いわけではないので、この印象は保留しておく。

.

大道具・セット

背景と大道具がすごい。なんてったって “何もない” んだから。

物理的に必要な長椅子が脇においてあるだけ。

これ、大英断だと思う。

.

メインの舞台となるのは近世ヨーロッパの娼館で。

自分がイメージできるのは『ジェヴォーダンの獣』(クリストフ・ガンズ)くらいだけど、あれを雰囲気だけでも匂わせるには1千万円あっても足りない。

その後の場面展開を考えたら、そこはバッサリ切り落として、そのかわり衣装と装飾品にガッツリリソース(金と時間と手間)をかける。

キャストこそが情景の担い手という戦略。これ大正解

少なくとも自分はそう思った。

.

で、板の上には何もない代わりに、ステージ背面全体を三分割して並んだ3つのセル(部屋)。

ライティング次第で中のキャストを浮かび上がらせて、複数のストーリーラインを同時に進行できる空間なんだけど、これが実に効いてる。

回想、視点の移動、娼館の部屋それぞれ。もう大活躍。

.

白眉はエーヴェルス先生が娼館に潜入するシーン。

ライティングを目まぐるしく切り替えて、それこそ『ミッションインポッシブル』か『オーシャンズ11』かっていう高速カットバックを実現している。

(いや実際、照明さんは胃に穴が空いたんじゃなかろうか?)

実を言うとアタマのスミでは「それをやりたいなら映画でやったら?」と思わないでも無かったけど、映像作品と舞台の良いとこ取りをした意図は買うし、実際、効果的だった。

.

と、同時に。

こうも思った。

「ああ、そういうことか。エイゼンシュテイン以降の変革は舞台にも及んで、自分はいま変革後の作品を見てるのね」と。

MTV以降、ライブコンサートに巨大モニターが導入されて各種フレーミングが可能になったように、舞台も律儀に単一フレーム(場の一致)なんて守ってる場合じゃないよね。

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■最後に、気がついたこと、気になったことをまとめて

・会場の音響が悪すぎ!

 卓かアンプが、どこかでバチバチに歪んでる。

 せっかく古典派の交響曲ストイックなまでにかためた選曲が台無し。

 客席横では四六時中、空調がプシュープシュー鳴ってるし。

.

キャパ、狭すぎ!

 ねえねえ、次はもっと大きい小屋でやりましょーよ。

 大丈夫。大丈夫だって

 連日満員でエクストラシート用意するくらいなんだから。

 ぜったい大丈夫だって!(←無責任

.

・ハッキリとした開演ベルが欲しかったところ。

 カスパルがおもむろに登場してアルラウネのオブジェを撤去して暗転ってのは、演出としてどうかと思った

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プログラムの誤植。

 コーヒー愛飲の習慣のところ、 “嫌遠” は “嫌厭” の間違い。 

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・余談だけど、今回の上演『改訂版』の前の上演回をみんな『祈念』と呼んでいる。

 理由を調べようと思ったけど、まーいーか。

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キャスティングの軽重に関係なく、みんな多かれ少なかれセリフが飛んだり、噛んだりしていた。

 最終日の最終回、疲労のピーク。

 ステージハイっていったって、限度があるわね。

 その中でもディフェンダー2人(武川、小川)は、自分が見る限り

 挙動とセリフに一切のミスがなかったことを記録しておく。

.

.

……んー、こんな感じか。

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ともかく、まとめとして言うならば。

幻想芸術集団レ・ミロワールの『アルラウネの滴り -改訂版-』良かったっす。

次もタイミングが合えば観に行こうと思いつつ、このテキストを終わる。

2017-10-29

打ち首になったのに気づいてない人

デュラハンなんだろうか

教えてあげたほうがいいのだろうか


anond:20171028222213

2017-04-04

アニメ亜人ちゃんは語りたい感想

遅ればせながら、「亜人ちゃんは語りたい」を全話見終わった。

物語として大オチはなく、単なる日常ものとして「これからも続く――」として終わったのは、悪くなかったものの、別段いいものでもなかった。

個人的最初に頭に浮かぶ感想は、3人のデミちゃん生徒達よりも、サッキー先生幸せになってほしい、と思う気持ちが一番強い。

宇垣の回想でサッキー学生だったころのシーンが挿入されるが、恋愛経験のないサキュバス学生時代から自己抑制を続けて来た女性、という2つの意味で、他のデミちゃんたちよりも境遇がよくなかった、と感じる。

中の人・日笠さんにはこれまで、よくもわるくも印象に残るキャラを(寡聞にして)知らなかったので、今回このサッキーで少し見方が変わった。気軽に鉄男に話しかけ親密になるデミ生徒ちゃんたちを羨む演技など、違和感なくすんなり受け入れられたし、このアニメでは一番グッときたのがメインの3人ではなくサッキーだった。

各種ヒロイン(というより主要女性キャラ)について。

1.ヴァンパイアひかり。この中の人、たぶん俺は初めて(今期けもフレで改めて自分の中でアニメ熱が再燃した)。失礼だろうが、平野綾っぽいね。元気キャラなので叫ぶシーンが多かったようだが、なんら違和感なく観ていられた。

ただ単純に高校生としては、芯があまりに通り過ぎていて、アニメ中つまづくことすらなかった(あくま物語主題になるようなツマヅキとして)ので、そこはデキスギテル感が強かったかな。

2.デュラハンマッチー亜人というモン娘に近いジャンル(ちなみにどちらも個人的には忌避感皆無で受け入れられる)をする上では、たしかデュラハンビジュアルアドバンテージはあったのだろう、だが終盤の大学での講義はあまりいらなかったように思う、あと男が女の子デュラハンの頭を抱えるという行為は、少なくともイチ視聴者でありモン娘系にある程度なれてる俺だとフェ○チ○が即想起されるので、下ネタありとしてもちょっとうーんと思わされた(小鳥遊家ハウスハズバンドの親父さんがマッチーの頭を抱えるシーンがあったが、むむむという忌避感は実際少しあった)。巨乳キャラというのはまったくもってけしからんぐらいにイイのだが、逆にいえばそういう追加要素を加えねば独り立ちできないという判断だったのだろう。

3.雪女・雪。この子マッチーと同じく「ギャグ好き」というアディションなしには独り立ちできないと思われてたのだろうと勝手に察知している。そもそもデミちゃんとしての能力視覚的にもパワー的にも乏しいので、単にデミちゃん3人衆としてまとまる上では問題ないが、必要だったか自己内部で考えてみると答えはNOと返ってくるくらいのデミちゃん(あくま物語構成する上で。別に嫌いなキャラではない)。

4.サキュバスサッチー

上にある通りなので省略。

基本的マンガエロゲもいわゆる「ハーレムものは好きなのだが、このアニメは珍しく主人公である鉄男の中の人諏訪部の声のよさに惚れ惚れし、笑わされた(3話だったかの「セックス…(セックスセックス…)」のエコーとか)。女性向けって俺は男だから「演らされる男声優は大変だなー」ぐらいに思ってたが、こういう声の使い方できるのはある種の積み重ねなのかもしれんね。

宇垣とクルツは、あまり必要なかったと思う。とくにクルツは1話分しか登場しないし、原作みてる人向けのサービスなんだろうね。

日常ものライトな「亜人(≒モン娘)」系としては、個人的に79/100くらいのアタリだったと思う。

あと自分語りもアレなので最後にしたが、どれくらいモン娘系に慣れてるかというと、Vanadisのゲームはいくつか知ってるぐらいです。

お粗末様でした。

2017-03-20

Perfect Human のこのすばテーマ替え歌

1年くらい前に Perfect Human のこのすばテーマ替え歌思いついてMAD動画作り出したけどダラダラ作ってて出すタイミング完全に失った感じなので替え歌歌詞だけここに書いて供養しておく。


世界行くけど馬小屋寝泊り土木作業の日々 ペケポン


彼女言った世界は必ずしもみんな平和だとは限らない
彼女言った世の中には日本とは異なる世界存在する
彼女言った死後案内するのが自分自身 goddess of the world
彼女をオマケに転生を決めるすぐさま異なる世界Warp
連れてきた彼女役に立たないが
だけどそれを選んだのはカズマ
怠惰言葉 彼女乱射
信者 みんな 避ける立場
カズマよ養う準備はいいか
自分の高すぎ運を使いな
さあカズマ手を敵にかかげ
そしてパンツを掴め
恐れるな おののくな
生きろ 蘇ろ
第二の人生を今ささげろ

「私は高貴な女神
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神
We live in horse house.
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神
What a wonderful world.
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神

大地ボッカーン城もボッカーン
気取ってるデュラハンかいうやつもボッカーン
そんなになるならやめてくれよ
ペコペコするな…っておい冬将軍
女神ならそう規定くつがえす
彼女がすなわち bad goddess

A to the Q to the U to the A
S to the A to the M to the A

ありがたきこの名を呼んでみよう
ア ク シ ズ
Say 天才!(天才!)
まさに天災!(天災!)
Say 天才!(天才!)
まさに天災!(天災!)
She’s 変態!(変態!)

ほんとほんとやめてー!

恐れるな おののくな
生きろ 蘇ろ
第二の人生を今ささげろ

「私は高貴な女神
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神
We live in horse house.
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神
What a wonderful world.
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神

a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
a,qu,a aqua
「私は高貴な女神

2017-03-05

亜人ちゃんは語りたいデュラハンちゃんについてちょっと考えたこと

電話無線発明されていない時代戦争などでデュラハン

一瞬で何十キロ、何百キロ先に正確な情報を届けることができるという

反則的な能力を持った伝令として大活躍した時代もあったのではないか想像する。

 

ただ頭と身体をバラすと、とくに頭側は自力でなにも行動ができなくなるので、

その絶対数が少なく換えが効かない人材であることも合わせて

デュラハンには世話役を持てるような貴族として、裕福な暮らし約束されていたりしたのではないだろうか。

(そのへん、伝承デュラハンの姿が騎士鎧を纏った姿で描かれることにも合致しておもしろい)

亜人ちゃんがしっくりこないわけがわかった

期待してみてたけど、最近切った。

だって亜人ならではのエピソードがないんだもん。雪女が悪口言われた話は、彼女性格から来てるものだったし、バンパイアも強烈に血が吸いたいって衝動もなさそうだし、デュラハンほとんど生活に困ってなさそうだし、サキュバス自意識過剰なだけだし。

なんか亜人特質もっと出してほしかったな。

2017-01-30

世界に三人しかいないはずのデュラハン認知度高すぎない? 生首を持ってうろついてる男を見ても繁華街の誰も気にしてなかったけど

http://anond.hatelabo.jp/20170129150657

http://anond.hatelabo.jp/20170129203448

2017-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20170129150657

小さい所ではデュラハンが常に頭を手に持っているところも不満

普通固定するんじゃないですかね

固定せずにフリー状態にしている利点が全く描かれないのでアホにしか見えない

なるほど、作品を見ずに批判してるんですね。アホにしか見えないですよ。

 

まり(本来あり得ないことだが)胴体に頭を固定すると……

体の揺れを直に受けてしま

ゆえに町は頭を腕に持つの

腕もまた訓練によって非情に細やかな調節のできる優秀な部位である

町にとっての首は腕なのだ……!

(亜人ちゃんは語りたい 3巻 125ページ)

2016-06-10

2サス事件簿

佐藤藍子放置事件(山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ14)

終盤で真犯人に殴打され昏倒した佐藤藍子にその後一切触れないまま物語が終了してしまった事件

クライマックスの場面である神社真犯人に殴打され倒れた佐藤藍子(事件重要関係者役)。

主人公警察も集まり2サスおなじみの犯人独白が始まるもののその場に倒れているはずの佐藤藍子が助け起こされるような描写は一切なく、画面にもまったく映らず。

視聴者心配をよそに佐藤藍子には一切触れられることなく、きわめて不自然なまま物語は終了。2サス民の間では未だ神社境内放置されてるという噂である



宍戸開色黒過ぎ事件(看護師 戸田鮎子の推理カルテ2)

宍戸開の顔の色が黒過ぎてまったく話に集中できなかった事件

初登場時やや暗がりから現れたため顔が影と同化してデュラハンみたいなのが出て来たのかと驚く人多数。

その後も「黒いものの前に立つと同化してしまう」「引きの絵だと表情がよくわからない」などあまりの黒さで視聴者困惑させ続けた。


・崖の上風強すぎ事件(西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官14)

2サス名物クライマックスの崖において吹き荒れる強風が気になってまったく話に集中できなかった事件

近年では少なくなってきた崖上で犯人を追いつめるシーンにて、ロケ日の天候が悪かったのか吹き荒れる強風

服ははためき、髪は乱れる必死に踏ん張って演技を続ける出演者

中でも主演の沢口靖子人一倍細身のため立っているのも辛いのかフラフラと揺れ続ける。

沢口さんが風で飛んでいってしまわないかと気が気でなく犯人告白などまったく頭に入らないまま物語は終了した。

2015-08-29

モンスターもの漫画比較

タイトルモンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたいふだつきのキョーコちゃん
作者オカヤド村山慶鮭夫トス山本崇一朗
人間は?いるいないいるいるいる
モンスター種族種族思春期発症突然変異不明
モンスター対象法律種族交流形態差別禁止法((思想強制所あり))-亜人生活保証制度((バンパイア血液支給))-
モンスター存在は?オープンオープン((人間がいない))オープンオープン秘密
登場モンスターラミア人馬単眼バンパイアキョンシー
ハーピー翼人不死身デュラハン
ケンタウロス竜人透明人間サキュバス
スライム角人雪女
人魚長耳人
ソンビ南極蛇人
単眼
オーガ
ドッペルゲンガー
アラクネ
デュラハン

いくつか漫画を読んでいて、モンスターものっぽい漫画が溜まってきたので、それぞれの要素を比較してみた。

取り上げている漫画は、モンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたい、ふだつきのキョーコちゃんの5作品

全部、連作中の作品。((だと思う。))

人間はいる?

ほとんどの作品人間はいる。

あるいは、人間の中の一部にモンスター的な人間が生まれるという設定。

唯一、セントールの悩みのみ人間がでてこない。

全て、人馬(セントール、ケンタウロス)、竜人などのモンスター的な外観を持っている。

モンスター娘のいる日常は、基本的にお色気系モンスター萌え漫画から読者を投影する対象として主人公人間必要なのだろうなという気はするが、セントールの悩みに、何故人間が出てこないのか。

モンスターは別種族

モンスター娘のいる日常と、セントールの悩みでは完全に別種族

その他3作品思春期発症したり、突然変異人間の中からまれたりするので基本的人間なのだと思う。その割にデュラハンかいて、首が外れるのは突然変異でどうにかなるレベルじゃ無かろうという気もする。

モンスター対象法律は?

モンスター娘の日常では、他種族交流法ができて、人間モンスター交流するようになったところから話は始まる。

具体的な条文は出てこないが、人間からモンスターへの攻撃が禁じられていたり、モンスター人間の家にホームステイする制度などがある。

ただ、「他」種族という名称は、人間中心主義的で差別的だという批判がありそう。多種族交流法くらいに法改正しておいたほうが良さそうだが。

セントールの悩みでは、形態差別禁止法があって、思想強制所もある。

ただ、思想強制所の存在は言外に匂わせる程度で、基本的にこの漫画はほのぼの思春期日常もの漫画なわけだが、微妙ディストピアっぽい世界である

なんだかんだで、この作品が一番社会派ではある。

亜人ちゃんは語りたいでは、亜人生活保証制度バンパイア血液支給されている。

現金支給される訳ではないので、生活保護制度よりも、義手義足保険適応されるようなイメージだろう。

デュラハンは首が取れるという、外観上の大きな差異があるが、この外観の差異に対して亜人生活保証制度適応されていない。

外観を「普通」にするための、義手義足的な義首が開発されていてもおかしくはないのではないかと思うのだが、この世界ではデュラハンは全世界で3人しかいないようなので義首はあまり普及はしていないのだろう。

個人的に気になるのは、人間モンスター共存する社会におて、年金などの社会保障制度がどうなっているのかなのであるが、そのような制度言及する作品はない。

例えば、人間よりも極端に長寿命や、人間よりも極端に多産な種族と共同の社会保障制度構成することができるのか?という疑問があるが、それを描く作品は見たことがない。

おそらく北欧型の税金を投入して全国民対象にした制度を構築するのは政治的に難しいので、ドイツフランス型の職能集団別の制度になるであろうけれど、それを漫画にして面白くなるとも思えないので別に既存作品社会保障制度言及が無いことに不満が有る訳でもない。

ここでは取り上げていないけれども、まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」とか、ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりみたいな専門知識+異世界もの作品流行ってるっぽいので、社会保障制度に詳しい人の書いた異世界もの小説漫画があれば読んでみたい。

モンスター存在オープン

ほとんどの作品オープン人間モンスターの後流や軋轢を描く作品が多いのでオープンでないと作品が成立しないためと思われる。

ここで取り上げた中では、ふだつきのキョーコちゃんのみ妹がキョンシーであることが秘密にされている。その点でふだつきのキョーコちゃんモンスターものというよりは、コメディ要素の方が強い。

登場モンスター

登場するモンスターの種類は圧倒的にモンスター娘のいる日常が多い。

表に挙げたのは実は、主要なキャラクターのみでゲスト的に1回だけ登場したモンスターも入れればもっと増える。

亜人ちゃんは語りたいも種類は少ないが、バンパイアデュラハン、雪女、サキュバス既存モンスターが登場する。

一方で、ヒトミ先生の保健室では、モンスター状態に名前がついてない。

舌が超なが~くなる、体が極端に大きく、小さくなる、体がバラバラになっても死なない、などではあっても、それには名前がついてない。

記号のついてない生の状態とでも言えばよいのか。そういう描かれ方をしている。

ふだつきのキョーコちゃん|ではキョンシーということになっているけれども、それほどキョンシーキョンシーしたキョンシーではない。札じゃなくてリボンでいいことになってるし、ぴょんぴょん飛び跳ねたりもしない。怪力で血を飲むと言った程度。正直、キョンシーじゃなくてもコメディとして成立すると思うので、モンスターものと呼ぶのはやや無理があるのだが、「チノアジガー。」のセリフがカワ(・∀・)イイ!!のでつい入れてしまった。

 
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