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2022-07-20

anond:20220720181226

特定出来てんなら相手の元文芸部に「相当迷惑がられてんぞ」って改めて指摘してあげなよ

この人の誤字指摘にブロックするぐらいに迷惑してる人他にもいるみたいなんだし

誤字報告は有難いけど、チェックは頼んでないんだよなぁ…


小説投稿サイト小説家になろう』様には、誤字報告機能っていうのがあります


昔はそういう親切なのなかったんですけどね。

たぶん感想欄に書き込む人が多くて作られた機能なんじゃないかなって。


私は報告したことないので、どういう風に使うかわからないんですけど、

作者の元に届くのは、間違ってる文字に取り消し線が引かれて、すぐ隣に赤文字で訂正指摘された文字が表示される感じです。

その指摘を適用するってやると、公開されてる本文の該当箇所が修正される仕組みになってるみたいです。


私、結構うっかり消しちゃったりしてる脱字が多いんで、報告してもらえると大変助かるんですが、漢字変換ミスってる方の指摘ばっかで…脱字はあんまりもらわないんですよね(笑)

変換ミスってるのって何度チェックしてても見落としてるんで、これもまた有難いものなんですが。


そんな有難くも便利な誤字報告機能

文章を書き直させる勢いで添削してくる人もいるらしいです。

幸いにも私はまだそういう人には巡り合ってないんですけども。書き直させるレベルの指摘ってなかなかすごいですね。自分でも書く人なのかな?


なんで突然こんな話を言い出したかというと、

先日、同じ人から50件以上の誤字指摘を頂くことがありまして……ふふっ(疲)


いや、助かるのは事実なんで有難いんです。有難かったんです。

これは嘘じゃないです。



でもね、

敢えてそっちの字で変換してる部分とか(下と降、上と昇とか)そういうのも全部指摘してきてくれたんですよね。

いや、確かに間違いかも知れないですけど、「一般的にはこっちだけどこっちでもOK」みたいな字にまで指摘入れられてたりしてですね……うん。そういうことよ。


報告通知欄に報告者の名前は出ないんですよ。

登録IDというか、各人に振られた登録番号が表示されてるだけなので(そんなものまでいちいち把握してないし)誰だかわからないもんだから嫌がらせじゃないかと思った次第です。件数件数でしたからね。

指摘はまっとうなものだし、親切心から指摘してくれてるんだろうなってのはわかったんですけど、20件超えたあたりからマジで嫌がらせを疑い始めました(笑)

読んでいる途中で見つけて報告~ってわけでもなく、ページを行ったり来たりして誤字を探しまくってるように見えたし、そこまでしてなにがしたいんよ?ってちょっと恐くなったですよね。

さすがにブロックしようかと思いました(笑)

ID検索してなんとなく知ってる人だって気づいて思い留まりましたけども。


ご本人曰く、別に「わざわざ誤字を探し回っていたわけじゃない」そうなんですけどね。ページを行ったり来たりしてたのに。

誤字チェックしてしまうのは昔からの癖なんだそうです。それで指摘してくださってるそうなんですけども。

それは有難いですし、助かる作者さんはたくさんいらっしゃると思うんで、とてもよいおこないだと思うんです。これからも続けて欲しいと思います


でもね、

私は別に「誤字チェックしてくれ」とは頼んでねぇんだわ…


誤字報告機能ONにしているのは「自分でも定期的に見直してるけどまだまだ見落としてるから、見つけたら教えてくれると嬉しい」って気持ちからなので、報告してもらえるのは本当に有難いんですよ。

でも、探す為に読み直すまではしてくれなくてもいいし、そんなことまではまったく望んでないんです。読んでる途中で気づいたら教えてくれる程度でいいんです。


そのことをお伝えしたのですが、…どうも上手く伝わってないような気がして…。


一度目は面白くて読むのが止まらなくて先に先に…で、誤字報告が出来なかったそうなんですよ。で、読み直してると誤字が気になったから指摘を送ってきてくださったようなんですけど、

なんかもう、途中から読み直すより指摘するのがメインになってないか?って感じでしたけどね。そうでなけりゃページを行ったり来たりしないだろうし、一晩で50件も送ってこないだろ。


ご本人曰く「指摘はあくまでご提案なので、直すのも直さないのも作者様の自由です」とのことですが、

修正するものとしなくてもいいもの確認して何十件もの通知を処理しなければならないこっちの身にもなってくれ…


もう途中からは全部放置してます。悪いですけど。

今も誤字報告一覧に20件ばかりそのままになってます


この誤字報告の所為で、何度かブロック食らっていらっしゃるそうなんですけどね。

そりゃあん件数の指摘送ってきたら嫌がらせ荒らししか受け取られないでしょうよ…。

だって報告者が誰だか確認しなかったらブロックしてましたもん。ブロックする為に入力して出てきたのが見たことある名前だったんで、嫌がらせではないんだろうって判断が出来たから思い留まっただけですし。

作品目の指摘に入ったので、投稿作品全部の報告機能をOFFにしたんでようやく止まったんですけど。


結局2作品合計38万字ばかりに70件近くの指摘を送られてきたんです。そのほとんどが敢えてそっちの字で変換しているどっちの字でもOKってやつの指摘だったんで(件数もかさばって)、またなんともね…(疲)

その指摘も「敢えてじゃなく間違えて覚えてると思った」からしてくださったそうです。曰く「他の作者様は間違えて覚えている人ばかりだったので、指摘したら感謝された」ということで。



なんかもう、この気持ちを上手く言えないんですけどね。小説書きのくせに。


有難迷惑ってこういうこと言うんかなぁ?って感じです。

本当に助かるし有難いのは嘘じゃないんですけど、私が求めてるのは「気づいたときに指摘してくれること」であって、読み直してまで「校正のように誤字チェックをすること」ではないんですよ。



ご本人の誤字チェックが癖になった原因が文芸部所属していたこかららしいんですけど、それって、部員がお互いに誤字チェックし合うことが当たり前な環境からじゃないんですかね。

それは別に悪くないし、小説書きとしてはいい習慣になったんじゃないでしょうか。

でも、それは「お互いに誤字チェックをしてもらうこと」が前提であるわけで、頼んでもいないのに読み返してまで探すのは違うと思うんですよ。そこまでしなくていいわ。

ここまでくるともう「作者さんの為」ではなく、ただの「自己満足」になってしまっているような気がします。


誤字報告機能有効になっている人は「誤字があったら報告して欲しい」とは思っているかも知れないですが(デフォルトONになってるので無効にし忘れてる可能性もあるけど)別に「読み込んで誤字チェックをして欲しい」とまでは思ってないと思うんですよね。

どうにもそこの違いが理解してくれていないような気がする…



誤字チェック習慣自体は悪いことじゃないから止めるつもりもないし、本人がやりたいならやっていればいいと思っているので、なにも言うつもりはないんですけどね。

だったら「またブロックされた」とかブチブチ言うなって話だと思うんですよ。あの報告の仕方されてたら誰だってブロックぐらいしたくなりますもん。



揉めるつもりはないから、こんなことを本人に直接は言わないですけど。

いや、オブラートを何重にもぐるぐる簀巻きにしてここに書いたことをそれなりに伝えはしたんですけど、オブラートが厚過ぎたのか、ご自分の考えに凝り固まっていて聞くつもりがないのか、伝わらなかったみたいなんでした。(だからこんなとこで愚痴ってるんだった)



なんかもう最後捨て台詞みたいに「ご迷惑をおかけしたみたいなので、これからは明らかな誤字を見つけても報告は致しません」というようなことを言われたんですけど(だから別にチェックしてくれとは頼んでねぇって…)

あれを相手迷惑に感じないと思ってた時点でちょっと考え方に相違があるみたいだなって深く思った次第です。



……もぅ、なにを愚痴たかったのかもわからなくなってきたよ。愚痴たかたこと伝わってるかな?

それぐらい疲れちまったんだよ。


取り敢えず、あの「ご迷惑をおかけしたみたいなので云々」の捨て台詞がとても引っかかってます

あの70件誤字報告を見たあとだったので、やってくれなんてこっちは頼んでもいないってのになんだその言い種?って思ってしまいましたよね。

なんかその一言で、やっぱこの人『誤字指摘出来る程言葉に詳しい自分』に酔ってるだけなんじゃないか、と思いましたわ。



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ちょっとだけ追記

全部で70件ばかりの指摘が送られてたわけですけど、同じ文字に対しての重複指摘がそのほとんどだったので、実質的な誤字指摘としては30件なかったぐらいだと思います

一般的にはAだけどBの場合もある、みたいな変換を採用している部分(私はBと書いてるのをAが正しいとしてくる)の指摘も多かったです。だから別に誤字ではないんですよね。

これは私が「間違えて覚えてる」と思ったから指摘してくださったそうです。

プロ校正さんだとこういう場合確認の赤入れしてくれるものなんでやり取りも出来るんですけど、この誤字報告機能には指摘する機能しかないので、こちから説明もなにも出来ないのがネックだったのかな、と思います。そういう機能があればこんな何十件もの指摘を送られることもなかったかなーと。


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コメント読んでちょい追記(7月20日21時)

・誤字報告機能オフに~ →2作品目に突入した時点で(指摘最中に切ったら感じ悪いかと思ってその作品以外の)全作品オフしました。もうやらない宣言頂いたので今はいくつかまたオンに戻してありますけども。

・報告欲しいくせに文句言うな! →そりゃそのとおりなんですけど、まさかこんな重箱の隅をつつく校正者紛いの人が現れるなんて完全に想定外だったんですよ…

そもそも本職校正者の方にお世話になったこともありますけど、AをBに変換している部分に関しては指摘されたことはありませんでした。だからやっぱりあの部分に関しては特に誤字というわけではなかったと思います

あと、この長文すまんかった。モヤモヤ気分をだらだらと取り留めなく綴った結果3000字を軽く超えてしまったんだ。マジすまんかった。最後まで読んでくれてありがとう

2022-06-26

anond:20220626212639

実はワイ増田最初印刷所に頼んだ同人誌なら持ってる。

そんでさらに前に文芸部の部誌(いわば小説合同誌で厚めのコピー本)も卒業後10年くらいの間は在学中発行された12冊くらい全部とってあったんだけど、卒業後いろいろあって全て手元から離れた。

そのときうちに自炊セットがあったら全部わら半紙でもスキャンしてたんだけどね。残念。

でもその最初同人誌なりコピー誌をみてもなんの勉強にもならないよ。

我ながら自分でなければつまらない、ただのガキの落書きなんだからネットいくらでもおちてる。

ポーズ定理クリスタかなんなら模写するためのアニメ設定資料集でも買った方がいいとおもうんだけどね。

2022-04-17

僕の妻は感情がない(34話)の感想備忘録

https://www.pixiv.net/artworks/97652638

基本的には色んな作品ネタバレと、ただの連想の垂れ流し

ともかく、今回の話は凄かった

杉浦氏が「34話、うまく描けた気がする」「自分は34話みたいなお話が描きたいんだな」と言うのも良く分かる

ロボットの考えてた事を吐き出せてスッキリしたけど、もう自分の中に何にもないな…そろそろインプットしないとな〜」となるのも良く分かる

これを描いてしまうと、この先に何を表現すればいいのかが見えなくなってくるだろうな、と

とりあえず、私は私が感じたことを書いていくことにする

ネタバレ要素】

ちょびっツブルーピリオド物語シリーズライ麦畑で捕まえて、異世界迷宮の最深部を目指そう、風の谷のナウシカ、余は弁明ス


4コマ目】

「大切な友達自分を壊してくれって言ってるのよ」

真剣に聞かないでどうするの」

これ、本当にたまらないセリフですよね

最後コマセリフを聞いてから読むと、この時の気持ちが、もう伝わってくるようで

【5コマ目】

個人的に好きな所

ロボット」というのをある種の比喩である解釈した時

これは親による教育比喩でもあるなあ、と

【6コマ目】

「何か問題があるとしても家族で乗り越えてきたかったそうです」

ここは難しいところ

家族でやるのが正しいのか、アップデートという名の支援を受けるべきであったのか

答えはない

【7コマ目】

今回のメイン

表情も含めて、本当に苦しい

「ただ ロボットがすごく気持ち悪いの」

「不自然で何も生み出さないくせに 人間みたいな顔をしてる」

ひとつ残らずいなくなればいいのにって思う」

自分が何も生み出せないことを“気持ち悪い”と思い、自分自身の事を“不自然であると感じる

誰しも、同じような気持ちになったことがあるからこそ、このセリフは響く

ある種の特性・特徴を持ち、自分がその特性ネガティブに感じている時、“いなくなればいいのに”と感じるよなあ、と思った

「早く人間になりたい」と何度でも思うのだ

ひとにすがたを 見せられぬ

もののような このから

「早く人間になりたい!!」

――作詞第一動画文芸部 作曲田中正史「妖怪人間ベム



【8コマ目】

「私はずっとロボットを 町から追い出したいと 思っていました」

「追い出すということは その先で壊されることも あります

友達からって特別扱いするわけにはいきません」

後のコマを見てもわかるんですが、これもこれで本心なんですよね

久永先輩の誠実さ(フェアさ)はこういう形なんですよ

自分を偽らない、自分規律に従う

厳しく辛い道である

決して状のない人間ではないから故に

もう一つ言うなら、今回は一人の人間が持ち得る色々な思想・考え・立場をそれぞれの登場人物に振り分けているところが読み応えのある所だな、と

タチコマ会議を思い出す

【9コマ目】

「みんなのことが好きで ホイホイ入っちゃったところがあって…」

ロボットを追い出すって どういうことか 考えてなかったんです」

「あの子たち みんないい子で やさしくて 頑張り屋なんです」

人間と同じくらい… ううん! 人間よりずっと…」

自分(自分たち)と違う相手排除することについて、深く考えてこなかった”という自覚

これを吐露することがどれだけ難しいことなのか

杉浦先生の、本当にフェアな所はこういう台詞に出てきますよね

ロボット“をある種の比喩であるとも捉えている立場としては

この種の「良い子で優しくて頑張り屋で、純粋なんです」というセリフが刺さる

10コマ目】

「そのような社会で うまくいかないことだらけの 人間と深くかかわろうと するでしょうか」

ロボット人間から パートナーを 奪ってしまうんです」

ここが、この話の本質

自分にとって都合の良い存在”を希求する

頑張っていない人より、頑張っている人の方が好きだ

意地悪な人より、優しい人が好きだ

醜い人より、美しい人が好きだ

自分の事を理解してくれない人より、理解してくれる人の方が好きだ

自分を憎む人より、愛してくれる人の方が好きだ

至極当たり前の人だ

自分に害をなす人を、自分にとって“良いこと”がない相手をどうして大切にできるのだろうか

好き嫌いや損得は非常に大事観点

それをなしに、我々は我々を規定できない

その町には 誰もいなかったの

お家もあるし

から明かりも見える

でも 道には誰もいない

から中をのぞいてみた

ヒトがいた でもアレといっしょだった

ほかの家もみた

やっぱりアレといっしょだった

この町も ほかの町とおんなじだった

アレといっしょは楽しいから

ヒトといっしょより楽しいから

みんなはもう外には出てこない

この町には誰もいない

――CLAMPちょびっツ 第1巻」

最初は 好き好き言っててもさ」

パソコンみたく 自分に都合のいい相手が現れたら ぜーんぶ ひっくり返して なかったことにするんじゃないかって」

――CLAMPちょびっツ 第3巻」

これとか、これとか、これとか、これとか、これとかで考えていたことと近いな、と感じる

12コマ目】

自然だとどうして良いんですか

個人繁殖して 種を保存するために いるわけじゃありません

これは根本的な質問

「不自然で何も生み出さないくせに」への反論にもなっている

「裸も」

「裸を飾ろうとする 人間自由さも醜さも 全て愛しいじゃない?」

――山口つばさブルーピリオド 第5巻」

別に幸せになることが、人間の生きる目的じゃあないからな」

幸せになれなくとも、なりたいもんになれりゃいいんだし」

――西尾維新恋物語 第恋話 ひたぎエンド



【14~15コマ目】

いくら努力しても 振り向いて もらえない人は?」

死ぬほど頑張って 恋人友達も 出来ない人は どうするんですか?」

「一生孤独に 生きて行かないと いけないんですか」

「… 振り向いて もらえなくても 努力無駄に ならないはずです」

「久永さん 美人からそんな事 言えるんですよ!」

「頑張って 頑張って 頑張っても 誰ひとり 振り向いて 貰えない人に」

「それでも『成長できてよかったね』って言うんですか?」

「言います…」

「人でなし!」

ここはコミカルに描いているように見えて、凄く鋭い

物語主人公理想を語ることがあるが

皆がその理想に殉じられるわけではないということに通ずるものがある

そうはいっても腹は減るし、金は欲しい。人を憎むことも上昇を望むこともある。すべて人の業である

もとより、私は、こはれる。私は、たゞ、探してゐるだけ。汝、なぜ、探すか。探さずにゐられるほど、偉くないからだよ。面倒くさいと云つて飯も食はずに永眠するほど偉くないです。

私は探す。そして、ともかく、つくるのだ。自分の精いつぱいの物を。然し、必ず、こはれるものを。然し、私だけは、私の力ではこはし得ないギリ/\の物を。それより外に仕方がない。

それが世のジュンプウ良俗に反するカドによつて裁かれるなら、私はジュンプウ良俗に裁かれることを意としない。私が、私自身に裁かれさへしなければ。たぶん、「人間」も私を裁くことはないだらう。

――坂口安吾「余は弁明ス」


【16コマ目】

文明が発達して それをしなくても済む人が 沢山増えました」

お腹を満たす事以外に リソースを割く事が できるようになった代わりに その過程で 無くなった仕事や大切な物が 沢山あったと思います

ロボットが居る事で 私たち必死に苦労しなくても 心を満たせるようになる」

「満たせない事で 苦しまなくて 済むようになる」

「代わりに失うものも たくさんあるでしょう」

「でも私は そうするべきだと 思います

「心が満たされた あとの社会

「その向こう側に 行けると 信じているからです」

ロボットと 一緒ならね」

ここがどうしてもこのエントリを書きたくなった所だ

以前に語ったように、人間は「自分でできることの増加」ではなく、「自分の周り(環境)」を変えることを志向して進化してきた

科学とは再現性学問から

究極的には、全てが自動で行われる「システム」となるかもしれない

その時、我々は、我々の意識は何を希求するのだろうか

その向こう側に行けるのだろうか

「信じているからです」と言いきる、その横顔が眩しい

機械も含めて、全ての存在(生命も含めて)に対する信頼が見える

「…………どの真実をだね?」

「あの時代 どれほどの憎悪絶望世界を満たしていたか想像したことあるかな?」

「数百億の人間が生き残るためにどんなことでもする世界だ」

「有毒の大気 凶暴な太陽光 枯渇した大地 次々と生まれる新しい病気 おびただしい死」

「ありとあらゆる宗教 ありとあらゆる正義 ありとあらゆる利害」

調停のために神まで造ってしまった」

「とるべき道はいくつもなかったのだよ」

――宮崎駿風の谷のナウシカ 第7巻」

自分の罪深さにおののきます

私たちのように凶暴ではなく おだやかで賢い人間となるはずの卵です」

――宮崎駿風の谷のナウシカ 第7巻」

私は私のために生きる。あなたあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えるためにこの世に生きているわけじゃない。

そしてあなたも、私の期待に応えるためにこの世にいるわけじゃない。

私は私。あなたあなた

でも、偶然が私たち出会わせるなら、それは素敵なことだ。

たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。

――フレデリック・S・パールズ「ゲシュタルトの祈り

天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。

旧約聖書「コヘレト言葉




17コマ目】

ロボットが 初めて 二足歩行した時 感動したと 思うんだよね」

「? そうですね」

「で 次は段差を どう乗り越えるか 観たくなるでしょ?」

「歩行コースブロックを 置くでしょ?」

「私 ブロックになりたいの」

全然文脈が違うが、「ライ麦畑で捕まえて」を思い出す言い回し

「ともかく僕は子供たちがみんなこの大きなライ麦畑の中で何かゲームをしているところを思い浮かべるんだ」

「何千という子供たちがいてね、辺りには誰もいないんだ」

大人は誰一人いないんだよ。その僕以外はね」

「そして僕はすごく急な崖の端に立っているんだ」

「僕がしなきゃならないことは、子供たちが崖から落ちそうになると捕まえてやることなんだ」

子供ってのは走っている時には前を見たりしないから、僕がどこからか出て行って捕まえてやらなきゃならないんだ」

「一日中僕はそれだけをしてる」

「僕はライ麦畑の捕らえ人になりたいんだ」

バカみたいだってことは分かってるけど」

――J・D・サリンジャーライ麦畑でつかまえて」



【18コマ目】

「私の意見は 変わりませんが 皆さんの意見も 変えられませんでした」

「今回の件は保留ということにします」

地味に好きポイント

やはりフェア


20コマ目】

「そうだ 『勇さんを壊すべき』と 結論が出たら当然 壊さなければいけない」

「『壊すべきでない』と 結論が出たら 勇さんの内面否定することになる」

「どちらにしても 勇さんは救われない」

「どうすれば…」

やはり誠実だ

そして、ここのテーゼアンチテーゼが次のコマからアウフヘーベン布石となる

24-25コマ目】

あなたが誰かを 傷つけても」

「人やロボットを 殺しちゃっても」

自分を 殺しちゃっても」

「私は そのとき 一緒にいたいの」

あなたの代わりは 世界のどこにもいないから」

「殺していいって言ってます?」

「久永先輩 いいんですか? こんなの」

いいわけ ないでしょ」

「でも その 良くないことで 勇さんは救われたの」

これがジンテーゼとなる

否定肯定も、自分が認めがたいことも含めて、それ自体を受け止めてくれる他者

これが正に尊厳であり愚行権であり、ハーム・リダクション的でもあり、アクセタンである

ただあるがままを受け止めて貰い、その衝動も含めて「(肯定でも否定でもなく)存在承認」してもらうこと

「正しくあれ正しくあれと教えられっ、教えられた通りに正しく生きて正しく生きてっ、最期には正しいまま死んでしまってっ! やっとそれに気づきました! 正しくあれなんてそんな言葉、教えた人の都合でしかありません! ええっ、薄々とわかっていました! 正しい人ほど不幸になるってことくらい!!」

「だから、わたくしは思うのです。ええ、いまこそ、正直に申します。

 ずっとずっとわたくしは――間違いを犯したかった」

――割内タリサ異世界迷宮の最深部を目指そう 5章.庭師名無しの物語 207.光の理を盗むものとの遭遇」

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。

変えるべきものを変える勇気を、

そして、変えられないものと変えるべきもの区別する賢さを与えてください。

一日一日を生き、

この時をつねに喜びをもって受け入れ、

困難は平穏への道として受け入れさせてください。

これまでの私の考え方を捨て、

イエス・キリストがされたように、

この罪深い世界をそのままに受け入れさせてください。

あなたのご計画にこの身を委ねれば、あなたが全てを正しくされることを信じています

そして、この人生が小さくとも幸福ものとなり、天国あなたのもとで永遠幸福を得ると知っています

アーメン

――ラインホルド・ニーバー「ニーバー祈り

あなたの其の瞳が頷く瞬間に初めて生命の音を聴くのです

天鵞絨の海にも 仕方のないことしか無かったら

あたしはどう致しましょう

――椎名林檎依存症




【27-27コマ目】

「みんなが」

「勇さんが 要らないって 言うまで 無くしたりしない」

大丈夫ですか?」

大丈夫じゃないわ」

「もう少しで友達を 壊さなきゃ いけなかったの」

もう、なんというか

ズルいと思う、このセリフ

これをやられたらもう何も言えない

2022-04-01

VTuber定番ゲーム一過性ゲーム2022年4月更新版)

前回https://anond.hatelabo.jp/20220105113723

定番ゲーム(ずっと誰かしら配信しているレベル

Minecraft

・APEX

・チラズアートのホラゲー(閉店事件など全体として)

・雀魂

TETRIS® 99

・VALORANT

ポケットモンスターシリーズアルセウス

・Vampire Survivors(new)

遊戯王マスターデュエル(new)

・ELDEN RING(new)


やや定番ゲーム

・Among Us(宇宙人狼)(↓)

・Gartic Phone(↓)

・Papers, Please(↓)

プロジェクトセカイ カラフルステージ

ポーカーチェイス

・Unpacking

Golf It

PICO PARK

・SUPER BUNNY MAN

ゼルダの伝説 BotW

オーバークック

・壺おじ(Getting Over It with Bennett Foddy)

マリオパーティ

Untitled Goose Game(イタズラガチョウゲーム

・fall guys(FallAIs2の練習と本番では浮上した)

・あつまれどうぶつの森

もじぴったんアンコール

スプラトゥーン2

シャニマス

・完全爆弾解除マニュアル

リングフィットアドベンチャー

マリオカート

世界のアソビ大全51

ヒューマンフォーフラット

ARK

・Detroit:Become Human

空気読みシリーズ

・おえかきの森

・Va-​11 Hall-A ヴァルハラ

・休むな!8分音符ちゃん

Five Nights at Freddy's

・devour

・Phasmophobia

リズム天国

・Dead by Daylight

・Unrailed!

Jump king

・原神(ガチ配信多し)

・Heave HO(new)

・SurvivalQuizCity(new)

Euro Truck Simulator 2(new)

・7 Days to Die(new)

ゴッドフィールド(↑)

龍が如く(↑)

カービィディスカバリー(new)


まり見かけなくなったゲーム

レインボーシックス シージ

モンスターハンターシリーズ

ダークソウルシリーズ

・SEKIRO

・Project Winter(雪山人狼

バイオハザードシリーズ

パスパルトゥー

クラフトピア

・PUBG

・OW(2が出るらしい)

天鳳

桃太郎電鉄昭和 平成 令和も定番

・GTA5

・どうぶつタワーバトル

パワプロ

サイバーパンク2077

・NKODICE

繰り返しやりにくいが1度はやられるタイプゲームホラーアドベンチャーはここに入りがち

・slither.io(通称ミミズ(実は蛇との説あり))

Surgeon Simulator(手術シミュレーター

・Hand Simulator

・DEEEER Simulator(鹿)

・ドキド文芸部

・彼ピのパチ代稼ぐ配信

青鬼

・PIEN-ぴえん-ならびにPAON-ぱおん-

・ニーア オートマタ

LIMBO/INSIDE

・リトルナトメ

・NEEDY GIRL OVERDOSE(メンヘラ配信者)(new)

・そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!(new)

・There is no game(new)

一部のVがやるゲーム(1発ネタとは言いにくいが流行っているとも言いにくい)

魔女の家

ib

Man Eater(人食い鮫ゲーム

・The Forest

・Subnautica サブノーティカ

The Greatest Penguin Heist of All Time

・深夜廻

・アンダーテイル

LOST JUDGMENT(キムタクが如く)

ママゲームを隠された

・RAFT

・OMORI(new)

案件でやられるゲーム

ロードオブモバイル

・エムホールデム

にじさんじタイプ診断(ある意味で)

ビビッドアーミー(new)

プレイできなくなったゲーム

プニキサービス終了による)

人生オワタの大冒険FLASH終了による)

特定のVがやり続けているゲーム

ウマ娘(ニュイ・ソシエールなど)

ポケモンユナイト(ふぇありすなど)

・GeoGuessr(葉加瀬冬雪など)

FF14(静凛など)

League of Legends渋谷ハジメなど)

・MTGA(来栖夏芽など)

ソーセージレジェンド1,2(大空スバルなど)

カスタムロボ神楽すずなど)

フォーナイト(射貫まといなど)

電脳戦機バーチャロン(大空スバルなど new)

アークナイツ

ストV

ギルティギア

・FIFA22(Vtuberサッカー部 new)

社築がやり続けているゲーム

beatmania IIDX

ロックマンシリーズ

メトロイドシリーズ

キャプテン翼シリーズ

タイトルがあがったが未だに入れる場所がわからないゲーム

・inscryption

やわらかあたま塾

人喰いの大鷲トリコ

it takes two

・OUTLAST

・市松寿ゞ謡のGo Home

風ノ旅ビト

Escape from Tarkov(EFT タルコフ)

・Rocket League

・fallout76

Muse Dash

いただきストリート

・ghostwire(new)

メタルスラッグ(new)

Life is Strange(new)

ダンガンロンパシリーズ(new:ネタバレ防止のため最後までプレイできない)

他には?(被り回避正式名称で言ってもらえると助かります

 300円のVampire Survivors、遊戯王マスターデュエル、ELDEN RINGが大きく浮上。Vampire Survivorsはかなりの中毒性があるようだ。ポケモンアルセウスも一気に配信されたが、昨今はやや落ち着いた。NEEDY GIRL OVERDOSEも前回記事以降に大流行したが旬は過ぎたか

 原神は割とやられていると感じたので、やや定番にあげた。ただしガチ配信が多い?ひきこもり少年主人公にしたRPGのOMORIも地味に注目のゲームであるクイズアクションを組み合わせたゲーム、SurvivalQuizCityが来るとの観測があったが、いまいちハジケきらない。



次回追記メモ

バカ人狼(Feign)

Ibリメイク

Planet Zoo(4/24まで75%OFFによる)

・Ghostwire: Tokyo

体育館天井に挟まったマッチョを助けるゲーム

2022-03-31

修了しました

どうしてこんなことになったんだろう。ここ数年で何度も思ったことだ。

これは奇妙な巡り合わせで出会った私にそっくりの友人が大学卒業時に書いた文章の書き出しである。この鏡合わせの彼が書いた文章を何度も自分事のように反芻してきた私は今年大学院を出る。修了という立場に際して、私も少し自分語りをしてみようと思う。他人自分語りなど興味の無いという方もたくさんいるだろうから、そういう方はこの時点で引き返してほしい。思うままに書き殴っているので読みづらいし長いと思うが、それに我慢できる人だけ読んでもらえればと思う。

・生い立ち

私はごく普通環境で育ったと思っている。地方在住で金持ちでも貧乏でもない家で、両親は優しくて、友達もいた。小中学生のころの自分一言でいうと優等生気質だった。学校勉強はそこまで苦にしなかったし、危ないこともしなかった。先生の言うことには従っていたし、学級委員を務めたりするタイプ人間だった。強いて言えば両親が少し頑固だったくらいだ。

小学校では初めに陸上クラブに入った。運動は苦手かつ嫌いだったし、何よりブラスバンドのようなクラブがありそちらに入りたかった。父が無理にでも私を陸上クラブに入れたのは運動の楽しさを知ってほしかったのだと思っている。運動神経のいい父にしてみれば運動は娯楽だったのかもしれないが、運動神経が壊滅的な私にとっては純粋身体能力を問われる陸上は苦しかった。そのため5年生からブラスバンドやらせてくれと懇願した。タダで許してくれるはずもないので中学では運動部に入ると交換条件を付けた。5年生から始めたトランペットは本当に楽しくて練習した。6年生の途中からは1stトランペットを担うこともできた。

中学では周りの部員吹奏楽部に行くのを横目に約束通り運動部に入った。誤解のないように言っておくと別に部活動自体は楽しかった。ただ音楽から聞こえてくる音を聞くたびに自分もこの中にいたらどうだったろうと思うことは度々あった。中学では同学年内でいじめもあって、被害者ではなかったものの学年中を巻き込みつつも教師黙殺しているそれに優等生気取りの私は心を痛めたものだった。その頃の私はもっぱら公正世界仮説(当時この言葉は知らなかったが)の敬虔信者であり、親や先生にほめられている優等生自分はいつか報われるし、逆にいじめなんぞ加担している人間はその人間からどこかで破綻すると思っていた。

 高校は少し離れた進学校に入った。近隣の学校に行く人が多かったが、いじめの件もあり彼らと距離を置きたい気持ちも大きかった。流石にレベルの高い授業でもあったが、モラル教養を持った人が多く非常に楽しい生活を送った。高校部活軽音部と兼任しようかなと考えていたが、他方の顧問専任希望するような言い方をしたので諦めた。別に悪い人ではないと思うが、他人に機嫌を取らせるタイプ人間だった。高校では成績をぐんぐん落とした。周囲のレベルの高さもそうだが、私には2点の欠陥が見え始めていた。1つは努力中学生まであまり勉学に苦労しなかった私は勉強に労力をかける癖がなかったし。加えて苦手な運動は一向にできなかったし、好きな人アプローチしても付き合えなかったし、理論武装して親に頼み込んだことも結局許されなかったり、努力してできた経験と言えば自転車の補助輪を外すときくらいのものであったように思う。努力の数と成功体験の数なんて鶏と卵かもしれないが、努力をした経験もおそらく人よりは少なく、努力が実った経験もっと少ない人間だったように思う。もう1つは先天的能力限界である。これまでの自分は「丁寧に教えてもらえば理解ができる」という能力を有していたと思っている。中学生までの自分が苦労しなかったのもこれが原因だと思っている。しか高校3年生になると少しそれに陰りが見えているのを人知れず自覚していた。周囲の人間には見えていないようで、親や先生は褒めてくれるし、同級生から勉強ができるという認識をされていた。

 3年生になると嫌でも受験を考えなければならなくなる。私はどこに行って何をするのだろう。勉強は好きではない。高校では文芸部の本に部外から投稿してすごく評判が良かったし、文化祭の劇の脚本演出担当して最優秀賞を取れた。そのあたりの活動は楽しかったしクリエイティブなことがしたいかな、あと音楽。それとなく親に専門学校の打診してみたけど、4年制大学に行けといわれた。「いい大学に行けばいい企業に行けるからね」と言われてきていたし、親心としてはそんなもんだよねと理解した。自分としてもレールを外れることに恐怖はあったし、レールに従うことで周りと同じように大学に行って、就職して、結婚して子供を作って、今の家族のような生活が送れるならそれでいいと思っていたのでじゃあ普通大学に行くねとなった。

 問題になるのは何がやりたいかである。私がやりたいことって何だったんだろう。結局見つからなかった。そこで親がアドバイスをくれた。

「まだやりたいことが見つかっていないなら、ここに行けばいいんじゃない?」

親が指し示した大学は、入学時に専攻を決めなくてよいという特殊制度もつ大学だった。みなさん名前ぐらいはご存じの都内大学である。幸か不幸か、私にはそこを目指せるだけの能力はあった。

長くなったが、これが地獄の幕開けである

大学という場所

1浪しなんとか2年目で合格して大学1年目。はじめに学んだ格言がある。

大学では勉強サークル恋愛バイトのうち2つしかできない」

勉強は好きではないので、サークルバイトをやるんだろう、恋愛もあるのかななどと入学後の私は胸を躍らせていた。憧れのバンドサークルにも入った。周りは経験者なので食らいつこうと頑張った。大学から帰って仮眠を取り深夜の安いパック料金で明け方までスタジオ個人練、シャワーを浴びて大学へ。その生活をしていたら資金ショートした。親にバイト禁止されていたため練習交流のためのお金が足りず、実力もつかず人脈もできずにフェードアウトした。

 大学の授業はひどく不親切であった。大学レベルも相まって何をやっているのか理解できなかった。高校の時に疑問を持っていた内容が解決されるかと期待していたが、それらは大体1,2回目の講義解決してしまものか、もしくは深くがっつり専攻しないと理解できないようなもののどちらかで、学ぶモチベーションにはつながらなかった。教える側も教科書も「説明してはいる」「書いてはある」という感じで、高校までのようにわかやすくとはいかなかったから、「丁寧に教えてもらえば理解できる」タイプの私では太刀打ちできなかった。つまらないし時間無駄に思えて次第に講義休みがちになった。

 それでも、とりあえず大学を出れば何とかなると思っていた。ここで耐えている自分はきっと報われると思っていた。好きなもの大学で見つかればいいし、そうでなかったら高校までの勉強ができるから教師になればいい。これが1年目の私であった。

崩壊

 初めてショックを受けたのは成人式のことだった。新成人代表として何人かの陽キャ集団が壇上にあがった。式の前後に彼らと会ったがある人はバツが悪そうに私から目をそらし、ある人は肩を組んで話しかけてきた。どちらもいい気はしなかった。彼らはいじめの関係者である。なんで彼らの方が人生謳歌しているんだろうか。その時にふと思った。「結局彼らは世渡りがうまかったんだ」と。くだらない正義なんて捨ててその場で空気を読んで得なほうに回るっていうのが正解で、黙殺していた奴らもそうだったんだ、なんて自分は愚かだったのかと。そう考えてみると社会に明確な悪役はいなくて、したがって明確な正義存在しない。正義道徳立脚した自尊心のなんと脆いことかと思い知らされた。

 そして、もう一つ。親や教師というのもまた所詮人間だとこの年になって気づいた。この中の何人かが数年のうちに教師になって、親になる。はっきり言って話の通じない人だっているが、そんな人も年さえ取ればいつかは親や教師になりうる。だから黙殺した教師も、話の出来ない親もおかしくはない。じゃあ私が優等生してきた、私が正しさの根拠としてきたものは何だったんだろう。優等生であることを数字で示してくれるものは成績くらいしかない。世渡りが下手で運動などの技能も持たず、それでも私が公正世界仮説を信じてこれたのは、案外「勉強ができること」に依存していたのかもしれない。勉強しかできないやつだけど勉強ができるから何とかなる、そんな風に自分無能さを騙して生きていたのかもしれない。

 さらに拠り所の勉学さえ崩れ落ちた。留年が確定したのだ。受験でも足を引っ張った物理がとことん苦手で何も理解できなかった。2年目は学費負担を減らすべくバイトをさせてもらった。サークル活動事実上全部やめ、バイト勉強の日々が始まった。バイト先は学生が割と多かったため、みんなと仲良くなれた半面、繁忙期が重なった。私は試験前はむしろシフトが増加し、結果的に致命的な必修単位だけ落としてしまった。2留である。親に電話して事情説明した。単位くらい取れとストレートに怒られるかと思った。代わってあげる優しさを評価しつつもやりすぎだと注意されるかもとも思った。

あんた人にいいように使われてるだけでしょうが

人にやさしく優等生してきた自分生き方への批判自分が仲良くしている人たちへの非難ダブルパンチで頭に血が上った。怒りで何も言葉が出ずに何秒か無言の後電話を切って、壁を殴った。

数日すると気分が落ち込んできた。親はそれを「単位を落としたから」と解釈したようであるが、全く違う。私は他の人が当たり前のようにサークルバイト恋愛を掛け持ちして進級している中で、バイトしながら進級できなかった。私は当たり前のことすら満足にできない無能であると、薄々感じていた自分無能が隠せなくなってしまったのである

 3年目は再びバイト禁止した。クラスでの試験対策仕事もやり、その科目の勉強をしなければいけない状況を作った。サークルとしては冒頭の彼の紹介で新しいサークルに入った。サークルでできた友人とは本当に仲が良く、勉強を助けてもらったり、サークル関係なしに遊んだ大学での生活の基盤になった。助けてもらえる人も増え、自分学習するようになり、この年の上半期では単位の取得ができた。しかし、私が感じていたことは決してポジティブなことではなかった。私がこの年の経験でわかったことは「お前はやればできるが、環境サポートがあって自分勉強してもちゃんとできるのは2単位」ということである。私は2年で70単位以上取得する想定のカリキュラムを、半年で2単位しか取れない脳みそでやっている。無能すぎてもはや卒業が無理なのではないかと思った。

公正世界仮説評価軸としてきた大人たちへの信頼、自身の実力への評価の3つが音を立てて崩れて、この時私は確かに一度死んでしまった。このことに気づく前の自分に戻れなくなってしまった。中学いじめがらみで「死にたいけど死ぬ勇気もない」って言ったときに「死ぬのなんて勇気って言わねえ」って怒鳴りつけてくれた友人がいた。

・専攻決定

4年目にして2年生。この年は諸々の事情クラスから孤立した。喧嘩別れのようなものである。私としても仲良くする気はなかったので1人でどこまでできるかやってみようと思った。結果は惨敗だった。単位取得こそぎりぎりできたものの私はこの大学では人に寄生しないとやっていけないと気づかされた。

そして、4年前に選択先延ばしにしたツケの返済期限が来ていた。専攻の決定である。結局4年間でやりたいことは見つからなかった。勉強面白くないし、勉強以外の何かを思い切って始める余裕もなかった。教員になろうかとも思ったが、それもかなわないと思った。教職卒業単位には含まれないため、追加でいくつも講義を取る必要がある。通常のカリキュラムすらまともにできない私にそれは無理だろう。ちなみに私と同じく成績の芳しくなかった冒頭の彼は教職を志して単位を取得しに行ったが、弊学では満足に教職まで取り切れなかった。教職を目指した世界線の私もきっとこんなものだろうと思ってしまった。

理系科目はわからなかったので、唯一興味がわいた心理学を専攻しようと思った。しかし、成績が足りなくて進むことが絶望的だった。ここで初めて間違いに気が付いた。この大学システムは何をやりたいか不明瞭な人間を救済するシステムではなく、やりたいことや才能が複数ある人間選択肢を与えるシステムなのだと。私などがこの大学には来てはいけなかったんだと激しく後悔した。

このシステムでは通常、成績が足りなければ次の年に再挑戦することができる。しかし、私は4年目であったがために在学年限が迫っており、この年で専攻を決定しなければならなかった。そのため、当時人気の低かった化学を選んだ。化学は苦手で高校化学すらわからないが「とりあえず大学を出れば何とかなる」のであれば、と苦渋の選択をした。

実験異変

5年目、3年生。1限からの授業と週3回の実験があり、9時-18時のような生活になる。実験には予習とレポートがあるため、実際の拘束時間はこれより長い。何とか4月を乗り切ったところで、レポートを1つ残してしまった。GWに入ってレポートをやらなければと思って毎日机に向かおうとした。いや、向かったこともあった。だが、ペンを持っても何も書けない。そのまま時間が過ぎてごはん時になり席を外してご飯を食べる。そんな日が続いてGWの最終日、床にへたり込んで泣いた。書かなきゃいけないと思いつつも1文字も書けなかった。

 3年生の必修は実験だけだったので、他の単位犠牲にしてでも取ろうと考えた。1時間だけ講義を休んで...その1時間を何も書けずに終えた。これを繰り返してほぼ全ての講義を欠席した。次第にいろいろおかしくなっていった。頭痛もちでもないのに頭が痛みだした。文字が読めなくなり、教科書はおろかネットニュースくらいの簡単文章でも字が滑るようになった。1日にできることがゴミ出しと洗濯くらいになり、起きて寝る以外に食事、入浴、ソシャゲの周回くらいしかしてない生活になった。

 溜まりに溜まったレポート夏休み前に呼び出しを食らったことで、無理やり夏休みを使って消化した。歯を食いしばりながら全部消化したことは覚えているが、歯を食いしばればできたことがなぜここまでできなかったのかこの時は疑問だった。

 4年生になり、大学院へ進学することになったが、大学院の手続き入試勉強、足りなかった単位試験勉強などでタスクが溜まった瞬間、この症状は再発した。友人の勧めを受けて学生相談所に通うことになった。

能力環境

学生相談所のカウンセラーはいい人だった。いろいろお話をして気持ちは和らいだ。専門的なこととしてはWAISの検査を受けた。結果は処理速度だけが異様にへこんでいる格好になった。別に数値は低くないので大丈夫と言われたが、「問題の有無は環境によって決まりませんか?能力の高い人が集まる環境ではそれなりの能力要求されますよね?」という質問には満足のいく回答は得られなかった。

 親にも何度か愚痴を言ったことがある。そのたびに「あなた世間一般には優秀だから大丈夫」と返されるのである。何が大丈夫なんだろうか。”今の環境”が辛いと言っているのに”世間一般”という別の集団を持ち出して何の救いになるんだろうか。これ自体も言ってみたことがあるが「なんでそんなこと言うの」と言わんばかりの困惑した顔をするだけだったのでやめた。別に親以外でも同様のことを言う人はいる。世間一般評価邪魔をして、まともに助けを求めることすらままならない。内部の人間から見て無能で、外部の人間から見て有能な私は、共感を得られる対象がとても限られていて苦しかった。大学ブランドという呪いにかけられて苦しかった。

 やりたいことをやれていればよかったのだろうか。サークル作曲体験させてもらう機会があった。でも続かなかった。結局忙しいとかいろいろ言ってインプットから逃げている自分がいる。クリエイターにはなれなかっただろうなと思った。好きなことも頑張れない自分に「自分が勉学を頑張れなかったのは勉強が嫌いだからじゃない、努力が嫌いなんだ」という事実を突きつけられてまた悲しくなった。あれほどに信じてきた公正世界仮説は「お前が苦しいのはお前が間違ってきたからだ」と自分に牙をむき始めていた。

・進学と私

大学院へ進学することにした私だが、実は私は望んでいなかった。学部時代夜遅くまで研究に勤しむ先輩たちを見ていて「私にこれは無理だ」と実感していたかである研究への熱意はおろか、化学への意欲も知識もないのである。ただでさえ病む人が多く出る大学院という環境にこんな人間が行くのは自殺行為に他ならない。そのため、私は就職を強く希望した。しかし、親にそれを伝えると「今のお前に就職はできない」と言われた。就活を終えた今だから言えるが、これは正しかったように思う。議論は「就職はできないから進学しろ」「院でやっていけないか就職させろ」の平行線で、就職も進学もろくにできない無能をぼこぼこにリンチするだけで生産性はなく、結局「とりあえず進学はするがいつでも辞めてよい」という落としどころになった。

 私は院試に落ちるのが最適解だと思った。学力もないので真面目に受けても受からないだろう。院試を受けたけど落ちましたというのが親にも研究室にも一番角が立たない。しかし、筆記試験が思ったより点数が低かったのか通ってしまった。面接をすっぽかすことも考えたが、会場に研究室の先生方がいるかもしれないことを考えると気が引けた。面接では辞退の意思を伝えるつもりだった。面接官と私だけの秘密である。私は院試を受けて落ちたのだと周りに言えばよい。

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2022-02-04

エロゲをやりたいけど時間がないので教えてくれ

時間ぐらいで大作エロゲをやったあとみたいな気持ちになれるものをさ。

先に言っておくけど文芸部及第点だったよ。

ビックリさせたら勝ちじゃないんだよ。

心の奥底に真人間じゃなくてオタクであり続けたいと思わせてしま呪いを残せるかなんだよ

2022-01-05

VTuber定番ゲーム一過性ゲーム2022年1月更新版)

観測範囲が偏っているがトラバブコメ意見を取り込んで何とかバランスを……前回(https://anond.hatelabo.jp/20210625093912

定番ゲーム(ずっと誰かしら配信しているレベル

Minecraft

・APEX

・チラズアートのホラゲー:(夜勤事件深夜放送など全体として)

・雀魂

・Among Us(宇宙人狼)

TETRIS® 99

・Gartic Phone

・Papers, Please(↑)

・VALORANT(new:1プレイ時間が長く配信向きではないとも言われる)

ポケットモンスターシリーズ(↑新作により浮上:ユナイトとポケスナは見なくなった。追記ユナイト特定Vがやっているゲーム記載


やや定番ゲーム

プロジェクトセカイ カラフルステージ!(追記

ポーカーチェイス追記

・Unpacking追記

Golf It追記

PICO PARK(new:多人数コラボ定番

・SUPER BUNNY MAN(new:2人コラボ定番

ゼルダの伝説 BotW(new:ゲーム人気投票により浮上?)

オーバークック(new)

・壺おじ(Getting Over It with Bennett Foddy)

マリオパーティー(new)

Untitled Goose Game(イタズラガチョウゲーム

・fall guys(↓)

・あつまれどうぶつの森

もじぴったんアンコール

スプラトゥーン2

シャニマス

・完全爆弾解除マニュアル

リングフィットアドベンチャー

マリオカート

世界のアソビ大全51

ヒューマンフォーフラット

ARK

・Detroit:Become Human

空気読みシリーズ

・おえかきの森

・Va-​11 Hall-A ヴァルハラ

・休むな!8分音符ちゃん

Five Nights at Freddy's

・devour

・Phasmophobia

リズム天国

・Dead by Daylight

・Unrailed!

Jump king(↑)


まり見かけなくなったゲーム

レインボーシックス シージ(追記

モンスターハンターシリーズ(↓)

ダークソウルシリーズ(↓)

・SEKIRO(↓)

・Project Winter(雪山人狼)(↓)

バイオハザードシリーズ(↓)

パスパルトゥー

クラフトピア

・PUBG

・OW(そもそも栄華を誇ったことはないとのコメントあり)

天鳳

桃太郎電鉄昭和 平成 令和も定番

龍が如く

・GTA5

・どうぶつタワーバトル

パワプロ

サイバーパンク2077

・NKODICE(↓)

繰り返しやりにくいが1度はやられるタイプゲーム(壺おじがここに入らないのは解せぬ…)/ホラーアドベンチャーはここに入りがち

・slither.io(通称ミミズ(実は蛇との説あり))

Surgeon Simulator(手術シミュレーター

・Hand Simulator

・DEEEER Simulator(鹿)

・ドキド文芸部

・彼ピのパチ代稼ぐ配信

青鬼

・PIEN-ぴえん-ならびにPAON-ぱおん-

一部のVがやるゲーム(新設:1発ネタとは言いにくいが流行っているとも言いにくい)

魔女の家

ib

Man Eater(人食い鮫ゲーム

・The Forest

・Subnautica サブノーティカ

The Greatest Penguin Heist of All Time

・深夜廻

・アンダーテイル(追記

LOST JUDGMENT(追記キムタクが如く)

ママゲームを隠された(追記

・RAFT(追記

案件でやられるゲーム

ロードオブモバイル

・エムホールデムポーカーチェイス案件出しで張り合っていたがポーカーチェイスに押し負けた)

にじさんじタイプ診断(追記ある意味で)

プレイできなくなったゲーム

プニキサービス終了による)

人生オワタの大冒険FLASH終了による)

特定のVがやり続けているゲーム

ウマ娘(ニュイ・ソシエールなど)

ポケモンユナイト(ふぇありすなど)

・GeoGuessr(葉加瀬冬雪など)

FF14(静凛など):兎田ぺこらのプレイで観客が多すぎて話題になった

・原神(リゼ・ヘルエスタ、海外Vなど)

League of Legends渋谷ハジメなど)

・MTGA(来栖夏芽など)

ソーセージレジェンド(大空スバルなど)

・バトルオペレーション2(姫熊りぼんなど)

カスタムロボ神楽すずなど)

フォーナイト(射貫まといなど)

アーマードコア(天川はのなど)

・QWOP(八重なとり引退)など)

魔界村シリーズ(鈴原るる(引退)など)

アークナイツ追記

ゴッドフィールドラプラス・ダークネスなど:追記

社築がやり続けているゲーム(新設)

beatmania IIDX

ロックマンシリーズ

メトロイドシリーズ

キャプテン翼シリーズ

タイトルがあがったが未だに入れる場所がわからないゲーム

・inscryption(追記:じわ流行りってどれくらいやねん)

やわらかあたま塾追記

人喰いの大鷲トリコ追記

it takes two(追記

・OUTLAST(追記

・市松寿ゞ謡のGo Home追記

・ニーア オートマタ

LIMBO/INSIDE

風ノ旅ビト

・リトルナトメ

ストV

・タルコフ

・Rocket League

・fallout76

Muse Dash

ギルティギア

いただきストリート

他には?

壺おじとフォーガイズを下げた。Gartic PhoneとPapers, Pleaseに甘めかもしれない。ウマ娘は見なくなってしまった(ニュイ・ソシエールさんが続けているとのコメントを受け移動)。コラボファン交流に使えるゲームは息が長く、純粋に完結するストーリーゲームはどうしても旬がある。Papers, Pleaseはやや異色かもしれない(本質的には「繰り返しやりにくいが1度はやられるタイプゲーム」に近いがマルチエンドのために複数回配信は期待できるタイプ?)

次回追記メモ

・OMORI

遊戯王マスターデュエル

・NEEDY GIRL OVERDOSE(メンヘラ配信者)

・そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!

・Vampire Survivors

2021-11-11

anond:20211111112659

まぁ世界のことはしらんので、日本的に。

ここ最近ストーリー評価されて話題になったのって、

インディーズの「Undertale」「ドキド文芸部」とか、

CSの「ラスアス」とか「Life is Strange」、「デトロイト」も洋ゲーだけど。

 

国産だと「オクトラ」とか「ドラクエ11」、「ニーアオートマタ」あたり?

でも、そんなにストーリーがいいよーって感じでもないよな。

そういう温度感だとマジでシュタゲ」とか「クラナド」くらいの頃まで遡るんじゃない。

2021-07-15

anond:20210715113901

そういやファック文芸部っていまどうなってるん?

2021-07-12

anond:20210712230856

高校文芸部で賞を取る人間は進路や企業で重宝されるやで

人間的に逸脱しておらず理路整然と論理展開する能力評価されるんや

高校文芸部で賞を取るとプロになれない。

中学高校文芸部の「大会」や「コンクール」で賞を取ってしまうような人は、基本、プロの物書きになれない。

大学より下の学校評価される創作物では、いか教育視点から健全であるかが重要視されている。

文芸部で好き勝手に書いている人や、友人同士で面白作品を回し読みしている人たちは別にいいのだが、

コンクールで賞を取るには、健全高校生が書いた健全作品であることが要求される。

そういう作品は、先生には褒められても、本屋で金を出してでも買いたいと思われるようなものとは真逆だ。

コンクールで賞を取るには、高校生の夢とかそういう綺麗で健全な話を書けばいい。

でも、そんなものを金を出して買いたい人はいない。

高校生でも出版社がやっている小説新人賞を取ってプロデビューする人がときどきいるが、

そういう人たちは、端的にセックス暴力かを書いている。

綿矢りさデビュー作は女子高生風俗チャットで一儲けする話だったし、前回の文藝賞を取った女子高生も、援助交際している噂のある同級生の話とかだった。

そういう話を書かないとプロにはなれないが、逆にプロになれる様な人は、学校コンクールで賞は取れない。

吹奏楽コンクールもそうだが、プロ世界学校単位で参加するコンクールとの審査基準があまりにかけ離れていて、将来のキャリアに繋がっていない現実がある。

第35回全国高等学校文芸コンクール

https://info.yomiuri.co.jp/contest/edu/5246.html

このページの下に入賞作が載っている。

2021-06-25

VTuber定番ゲーム一過性ゲーム

観測範囲が偏っているが


定番ゲーム(ずっと誰かしら配信しているレベル

Minecraft

・APEX

・壺おじ

・チラズアートのホラゲー:(夜勤事件終焉介護・犬鳴トンネル例外配達など全体として)

・雀魂

・Among Us(宇宙人狼)

TETRIS® 99

・fall guys(やや勢い落ちるか?)

・Gartic Phone(勢い上昇中):追記


やや定番ゲーム(大流行したが、今は配信が落ち着いているレベル

・あつまれどうぶつの森

モンスターハンターシリーズ

ダークソウルシリーズ

・SEKIRO

・Project Winter(雪山人狼

バイオハザードシリーズ

もじぴったんアンコール

スプラトゥーン2

ウマ娘

シャニマス(注:許諾困難)

・完全爆弾解除マニュアル

・Papers, Please

リングフィットアドベンチャー

マリオカート

世界のアソビ大全51

ヒューマンフォーフラット

ARK(もう一段下かも)

・Detroit:Become Human追記

空気読みシリーズ追記

・おえかきの森:追記

・Va-​11 Hall-A ヴァルハラ追記

・休むな!8分音符ちゃん追記

Five Nights at Freddy's:追記(分類は自信なし)

ポケモンシリーズ追記

・devour phasmophobia:追記

リズム天国追記

・Dead by Daylight(一過性から移動)

・SUPER BUNNY MAN追記

・Unrailed!:追記

一過性だったゲーム(かつては栄華を誇ったが希少に)

クラフトピア

・PUBG

・OW(栄華を誇ったことはないとのコメントあり)

天鳳

桃太郎電鉄昭和 平成 令和も定番

龍が如く追記最初からそれほどの広がりはなかったが)

・GTA5:追記評価厳しめかも)

パスパルトゥー:追記

・どうぶつタワーバトル:追記(ここでいいのか?)

パワプロ追記(たぶんここ)

サイバーパンク2077:追記

明らかに一発ネタゲーム(壺おじがここに入らないのは解せぬ…)/この分類だとホラーアドベンチャーはここに入りがち。追記に切りがないか

・NKODICE

Surgeon Simulator

・Hand Simulator

・DEEEER Simulator

・ドキド文芸部追記

・彼ピのパチ代稼ぐ配信追記

青鬼追記

・PIEN-ぴえん-ならびにPAON-ぱおん-:追記

案件でもなきゃの時のみやられるゲーム

ロードオブモバイル

プレイできなくなったゲーム

プニキサービス終了による)

人生オワタの大冒険FLASH終了による)

特定のVがやり続けているゲーム追記

FF14(静凛など)

beatmania IIDX(社築など、エリー・コニファーも?):タイトル間違えました。すみません

・原神(リゼ・ヘルエスタ、海外Vなど):一過性から移動。電脳少女シロもbilibiliでやっている?

Jump king(叶など:やや定番ではないかとのトラバあり)

魔界村シリーズ(鈴原るるなど)

League of Legends渋谷ハジメなど)

・MTGA(来栖夏芽など)

ソーセージレジェンド(大空スバルなど):一発ネタから移動

・バトルオペレーション2(すたーべあ!など)

カスタムロボ神楽すずなど)

・QWOP(八重なとり引退)など)

フォーナイト(射貫まといなど)

ブームが来なかったゲーム追記

牧場物語 オリーブタウンと希望の大地

サクラ革命

タイトルがあがったが入れる場所がわからないゲーム追記

・ニーア オートマタ

LIMBO/INSIDE

風ノ旅ビト

魔女の家

・深夜廻

・リトルナトメ

ストV

・VALORANT

・タルコフ

・Rocket

League

・slither.io

・fallout76

Muse Dash

ギルティギア

いただきストリート

他には?

2021-04-15

3ヶ月で英語力を大幅に上げた

仕事英語を使う機会が増えたことが学習を始めるきっかけ。

2021年1月から熱心に学習を始めた。

TOEICスコアはもともと高かったがスピーキングはろくにできない状態スタート地点。

短期間で上達したいという一心で、考えられる限りあらゆる方法英語学習した。

TOEICスコア向上を目的としたわけではないが3ヶ月間でスコアが850から950へと上がった。

スピーキングに関しては、レアジョブ登録していると無償で受けられるスピーキングテストにおいて

CEFR準拠レベル B2, RareJobレベル 8 (High Intermediate) となっている。

たぶん去年受けたらレベル6くらいだったと思う。

英語話者との会議でたどたどしくもやりとりできる程度になった。

実感としてリスニングリーディングスピーキングいずれも上達している。

学習のコツとして、個別スキルを一つずつ伸ばしていくのではなく全体を一気にやるのが少なくとも自分には向いていた。

単語帳で学んだことが読書英会話の中で登場して一気に記憶に定着したり、

リスニングで新しいフレーズを聞いたときに「次のレアジョブ英会話で使ってみよう」というふうに覚えたり、

相乗効果が生まれたように感じる。

それぞれの施策を以下に列挙するが、Youtubeでの多聴, Language Exchangeでの英会話、好きな本を読むこと、

このあたりが楽しくてモチベーション維持に繋がっているように思う。

発音

英語耳を学習初期に読んだ。

特に母音がろくにわかっていなかったので学んでよかった(her, car, forの母音部分の発音の違いなど)。

こういった知識を入れてから気をつけて聞くと違いがわかるようになり、リスニング力向上につながったと思う。

というか発音記号と合わせて中学生ときに知っておきたかった。

レアジョブ講師に「今回は発音をチェックしてください」とお願いして客観的に見てもらうこともたまにしている。

ただしこういうことはネイティブにお願いした方がいいかもしれない。

英会話
レアジョブ英会話

週2でレッスンを受けている。

レアジョブ側で用意してくれている教材(今日ニュースなど)を選ぶこともできるが基本的にFree Conversationでお願いしている。

最初の2, 3回は緊張したがすぐに慣れ、ちょっとした気分転換がてら楽しく会話させてもらっている。

講師によって自分に合う、合わないは明らかにあるのでお気に入りを見つけてリピートするのがいいと思われる。

Language Exchange

日本語を学びたい英語話者と友だちになり互いに教え合うという方法

https://www.mylanguageexchange.com/Default_jpn.asp

こちらのプラットフォーム相手を探した。

有償登録して趣味の合いそうな人に何人かHiを送り、うまくマッチした人と連絡先を交換して会話をする。

初期は2名の方と週一回会話していたが、途中で1名から応答がなくなった。

もうひとりの方とは続いていて、毎週3時間英語趣味の話などをしている。

お互いに教え合うので多少うまく喋れなくてもお互い様という気楽さがある。

自分場合は運良く協力的な相手を見つけられたが、運と状況によってはかなり探さないといけないかもしれない。

から知ったがtandemのほうがアクティブユーザが多そうである。その代わりスパムも多そう。

単語

単語に関してはいろいろ試していてあまり定まっていない。

金のフレーズ

ここで学んだ単語が実際TOEICバンバン出てきて楽しい

Anki

忘却曲線意識してしばらく間を開けて思い出させてくれるSpaced Repetitionを取り入れたツール

SVLの辞書データを購入して取り込んでみたがちょっとストイックすぎるというか楽しめなくて途中でやめてしまった。

WordUp

同じくSpaced Repetitionのツール

例文が多くてよいし、Ankiと違って楽しくやれる。しばらく続けている。

Webアプリが無くPCからは使えないのが残念。

csvなどから一斉に単語登録できればいいのだが。

単語を覚えるのは英語学習で一番つまらない作業の一つだが、

単語帳で学んだ単語に別の場所出会って意味がわかる瞬間は非常に楽しい

本を読む中で出てきた単語を各種ツール登録して覚える方法も取った。

リーディング

適切な難易度の文を多く読むことが読む速度を上げるし、単語力にもつながる。そしていいコンテンツを選べば楽しい

英語接触機会を増やすためにスマホPCの設定言語英語にした

英語ニュース記事コンスタントに読んだ。CNNHacker Newsなどで面白そうな記事を拾ってきて一緒に勉強している知り合いと感想英語で書きあったりもした。

LingQという英語学習プラットフォームでのReadingも試し始めている。知らない単語管理もできて非常にできが良さそうである

Book Walker海外サイト英語翻訳されたラノベを購入して読んだ。一部のコンテンツ日本で買えないのが残念。

現代舞台としたやさしい文章のものを選べばすんなりと読める。

狼と香辛料を読んでみたがちょっと言葉遣いが古い。

その他には中国SF三体の作者のThe Wandering Earthを読み始めている。

ゲーム

キド文芸部英語プレイした。非常にいいゲームだった。

(少なくとも前半は)日常会話が多く読みやすい。

ゲームの鍵となる詩も、比べてみると日本語訳と英語原文で少しニュアンスが違っていたりするのに気付けて楽しい

リスニング

英語音声に触れる機会を最大化した。

英語映画を選んで頻繁に見た。(英語勉強モチベが高すぎて邦画を見るのがもったいないと感じるほどだった)

暇な時間Youtubeで常に英語コンテンツを聞いていた。

あるとき英語VTuber(Hololive EN)を発見してからはメインのコンテンツとして聞いている。

「あまり何言っているかからない」状態だったのが、あるときふと気づくと「だいたいわかる」状態になっており、その瞬間が非常に嬉しかった。

今は「それほど集中しなくてもだいたいわかる」状態になっている。話し手の癖に慣れたのも大きいだろうが。

わかるようになると英語勉強としてではなく純粋に楽しめるし、無限供給があるからよい。

全体について言えることだが英語学習目的とするというよりは、英語で楽しめるコンテンツを見つけられると楽である

2021-01-27

anond:20210127175952

ゲームだけどドキド文芸部とアンダーテールだな。

メタ的な要素が多いけどどちらもゲームをやり込むことの残酷さというか、その先の展開を見たいという好奇心の是非を問うてくる作品だと思った。好奇心のために払う犠牲に耐えられるか?みたいな。心がピュアな人ほど傷つくゲームよな。

ドキ文はまぁストーリーギミックとかより最早イースターエッグのほうが話題なっちゃってるけど

2021-01-12

中学生の頃、詩を書いて2ch投稿していた

 中学の頃、2chの専門板である「詩・ポエム板(以下詩板)」に俺は入り浸っていた。今から十六年ほど昔の話になる。というか高校三年間を含めて四年以上俺は詩板に入り浸っていた。高校時代には文芸部に入っていたんだけど、自分の書いた詩について発表するのは年に二回刷られる部誌が発行される時に限られていたから、専ら俺は2ch自分の詩情を解き放っていた。

 当時詩板で有名だったコテハンの数人は覚えている。underbar。アルファ。後誰だっけかな。やっぱあんまり覚えてねーわ。とにかく、詩板には詩情においてセンスを認められた何人かのコテハンがいて、そいつらが話題の中心になっていた。特に人気だったのが上記二名だ。underは毒舌他人の詩をバッサリ切って捨てる芸で人気だったし、一方でアルファは丁寧に他人の詩を読んで論評を上げるので人気だった。

 当時2chの詩板で人気だったスレは、「君のセンスを五段階+αで評価するよ」ってスレだ。

 簡単に言えば、自作の詩を発表して、不特定多数の有志によってE-からA+の十五段階に短文を添え評価してもらうというスレだ。当時は凄まじい人気で、とにかくポエジーリビドーを腐らせた何人もの人間がひたすら詩をスレに書き連ねていた。つまりは俺もそんな連中の内の一人だった。スレの主旨は評価漏れゼロにすることで、投稿した詩は必ず一回は評価される。未評価の詩はテンプレ欄に随時更新されていた。

 どちらかと言えば詩を評価するよりも詩を投稿する方が人気で、評価する作業は詩板の中でも勤勉で責任感の強い連中が持ち回りでやっていた。

 まあ御託を並べたんだけど、何で俺がこんな文章を書いているかと言えば、つまり、当時と同じことをやろうとしているってわけだ。

 俺は今から、俺が十五歳の頃に書いた詩を以下に載っけるので、是非それを増田たちに、E-~A+のアルファベットと、短文によって評価してほしいってことなんだ。

 ついさっき、スマホをいじってたら何故か当時のスレ過去ログスクショした写真が見つかったもんで、その写真の中に、当時書いた詩が収められてたんだね。

 参考までにテンプレを載せておきます

1名前はいらない2007/03/26(日) 21:50:08.32ID:gXbMg/db

ランクを目指して詩を書き込もう。

皆さん、ガンガン評価しましょう!


A:プロ並み。出版社にもってけ。

B:言葉狩人

C:光るモノを感じる。

D:素人

E:まずは日本語勉強を。

 では早速ですが書きますタイトルは。


 ◇


マグロブルース


走って行く

離れてくんだ

必死に追いかけてるけど

走ってるから


仕方ない、って、言い訳はしない

でも、死んじゃうんだ

歩くとさ

走ってないとさ

腹をてらてら光らせて

仰向けになるわけにはいかないのさ


あぁ走って

離れてく

もう声は聞こえない


2020-08-24

同人1年ちょいくらいやったね

ぐだぐだ自分語り

小説を描くのが好きでちょっとくらいは書けないでもないので、思い切って小説賞に応募した。轟沈2018年11月頃の話です。

鼻っ柱が天を突いてて、前年の受賞者の作品を見て読みながら「これ 勝てるんじゃね…?」とか思ってしまった〜。全然勝ててない! 今読み返すとどうして勝てそうだと思ったのかまったくわからん鼻っ柱が綺麗に折れた。

ヴォーン次何に応募しよっかな〜〜いや凹むな〜なんて思いながらTwitter巡回していたら、友人が冬コミに発行するアンソロ書き手募集していた。小説でもなんでもいいからとにかく人手が欲しい風だったので、あと好きな組み合わせでもあった、ダメなら別にお断りされてもいいかと思って、気分転換がてら手を挙げた。微妙映画見ながらネカフェ原稿してみたり、やったことないことをいくつかやった。

結果、そこそこ喜んでくれた。いやわからん相手は何かが気に食わなくてもあからさまに不満を出すような人ではないので……。人の本音を気にしすぎるとメンタルが爆発するので、割とボロの時に受け入れてくれたお礼に当日ちょっと良いプレゼントを渡したりした。本人には入れてくれたお礼兼クリスマスプレゼントです、とか言った。当日の話をするとCPの近いジャンル者ならほぼ特定できちゃうので伏せるが、面白いハプニングなんかもあって楽しかった。帰り風邪ひいた

話の流れで○○も本出そうぜ、みたいなことを言われた。この年の夏、ちょっとおかしくなるくらい好きな推しができてしまって1人だけのCPで暴れていたので、それでなんか出してみるのも悪くないな〜、と思った。この年の夏コミの申し込みセットを譲ってくれたのもその友人である

それで出たのが年明けて5月。インテです。

この時はSTARBOOKSさんに大変お世話になりました。もう本当何から何まで教えてもらって……。ホワイト印刷という概念を知らなかった。白のインクだって普通に他の色と同じように使えるもんだと思ってた。高くついた。

ミランダの黒に、同じく黒でタイトルを箔押ししただけの表紙であるホワイト印刷はR18マークに使った。勢いだなと思う

当日、机にデスノートけがまれている。ポスターはあるが、知り合いなんかいないし、誰も来ないだろうな〜と思った。作ると決めたら作るほかなく、売るときのことはあんまり考えてなかった。有名でもなんでもないし、その時売れたのは2冊。ありがとうございました。うち1冊は隣のサークルさんである。気を遣わせてしまって申し訳ない。長文感想送っときました。

しかけにくる人は結構いたな……ジャンルを知らないようで、何度か自ジャンル説明していた。聞きやすく見えたのか寂しそうに見えたのか。机の内側で、座ってダラダラ本を読んでいる時間が長かった。閑古鳥の鳴く古本屋の主人になったような気分で、目の前を通り過ぎる人を横目で眺めるだけでなんとなく楽しかった。帰る頃には3ヶ月後の夏コミが楽しみになっていた。

夏コミ。前回がデスノートだったので、ちょっくら自分で明るい表紙を描くか、と思った。こんなことを言っているが別に絵描きから転向したんでもない。まともに絵を描いていたのなんか中学生の頃までである小説は遠目じゃ書いてても誰にもバレやしないが、絵はバレる。放課後教室で「目から描いてるような人はうまくならない」「もっと毎日真剣デッサンしなきゃ描いたことにならない」等々ありがたいアドバイスをいろいろもらい、面倒くさくなった。小説は楽である。完成するまで誰にもバレない。いや本当は絵もそうなんだけど…なんか身構えちゃうんだよね なんでだろ。当時は個人サイト夢小説なんて書いていた。サイトに遊びにくる人たちは基本褒めてくれるから、楽な方に逃げてそのままなのかもしれない。

htr表紙とデスノートを並べる。まあ人の入りは大阪と似たようなもんだろと思ってタカを括っていたが、こっちは少し違った。前の冬にアンソロ寄稿をさせてくれた友人は「やっぱり一番売れるのは東京よ」なんて言っていたが、結構その通りかもしれない。

5月よりちょっとは知り合いが増えていた。これが互助会なのかはよくわからないが、Twitterちょっと喋った人と現実で話すのは楽しかった。会えて良かった〜、なんて思いながら、思い出に1冊買って回った。私の本を買ってくれた島の人たちも、近いことを少しだけ考えてくれていたら嬉しいな〜と思う。通りすがりの人がどちらもください! と言ってくれた時はちょっと踊りたくなった。踊らなかった。踊っても良かったかもれない。

1万円札を持ってきた人もいた。私の本は1冊500円なので、いい両替になる。釣り銭がなきゃ謝るだけだし、あったし、買ってくれたのは事実だし、どこにも悲しむ要素はない。

フォロワーさんも遊びに来てくれた。暇なサークルなので隣サークルの人も交えてだらだら喋ったりしていただけだが、なんか楽しそうにしてくれていたので安心した。冬は遊びに行くだけに徹しようかなと思ったが、そうもいかなかった。

あの何から何まで世話してくれてしまってる友人に、「このCP書こうぜ、表紙と挿絵描くから」と言われてしまった。2回くらいいや〜悪いしウンタラカンタラ…と断った気がする。気がつけば本文を作っていて、打ち合わせなんかしつつ全てが現実味を帯びていた。表紙挿絵合わせて6枚くらい描いてもらってるな…。今でもちょくちょく頁を捲る。今まで自分の本がそんなに売れなくてもなんとも思わなかったが、これは売れてくれ〜〜と思う……牛歩ではあるもの通販は出ている、とらのあな価格が下がるたびちょび…ちょび…と。カートにだけ入れておいて、セールになったら買ってるのだろうか? 覚えていてくれてありがとう〜。

通販の話に飛んでしまった。当日はサークルスペースを取っていなかったので、絵を描いてくれた友人のスペースに委託させてもらった。お使いしたり自分フォロワーさんとこにご挨拶に行ったり、なんだかんだと忙しく、あと普通に歩き疲れた。なんかバッグが重いな…と思ったら、未開封ストロングゼロが出てきた。前の晩に買って突っ込んで忘れたものだった。流石にコミケ会場でカシュッとやる訳にはいかないので、泣く泣く捨てた。

委託先のスペースにいると、友人のフォロワーさんが絵を描いていたりする。人が来ると売り子して、特に誰も来ない時は耳に鉛筆が紙を擦る音がさりさり入る。遠くに聞こえる人のざわめきと奇妙に響き合って面白かった。打合せにまで呼んでもらってしまい、Twitterを知ることとなった。互いにいいねをするくらいだが、それでいいか〜と思う。御縁があれば喋ることもあるでしょう。

同時進行で実は漫画を描いていた。当然ドヘタクソであるiPadクリスタダウンロードして、まずなんなんだこの用語は、というところからやっていた。先の友人とはまた違う人で、学生時代から一次創作を主戦場にしている人である。好きが高じてその一次創作オンリーを年明け1月に開くと決めたと言っていたから、ちょっと何か引っ提げて持っていくことにしたのである冬コミ原稿を早めに終えていたので、なんとか何が描いてあるかは伝わりますように……と祈った。祈ってたりなかったら、コマの中に文章を突っ込んだ。

私はおだてられると結構なんでもやってしまうので、漫画も随分褒めてもらってだいぶ調子に乗ってしまった。調子に乗った結果が8月の本につながっていく。

しかしこう書いてみると流されてばかりだ。自分意思でしっかり本を作っているつもりだったが、人におんぶにだっこですね。

1月の身内オンリーの少し前。推しジャンルオンリー開催が伝えられた。開催は2020/08/22。当時はこんなことになるとは露も思っておらず、またこジャンルオンリーをやってくれることももうないと思っていた。なのでというかなんというか、自分同人トロフィー解放も兼ねて、前々から気になっていたテーマを据えてアンソロジーを作ることにした。

私は高校時代文芸部にいた。年に何度か部員原稿を取りまとめて本を作り、大会に出ていた。別に中心人物でもなかったが、アンソロジーの作り方の概要くらいは知っているつもりでいたのだ。

対応できた部分もあったし、甘かった部分もあった。いろんな人に助けてもらいながら作った本はやっぱりきらきら光って見えた。箔も押したし。

当日は推しコス売り子さんも来てくれることになっていて、もうこのオンリー終わったら死んでもいいかもな…なんで思っていた。

コロナコロナコロナ

これでもう全部めちゃくちゃである6月くらいまでは現地に行くつもりだったが、もう諦めた。通販がメインになるのかな、壁でもなんでもないのでとんでもなくきついが。

いつかコロナが落ち着いた時、以前と同じような形でのイベントはできるんだろうか? そもそも落ち着くってなんだろう。観るつもりだった演劇が次々払戻しとなる。行き帰りの感染を警戒して自分からキャンセルする。舞台クラスターなんて単語を見た瞬間、ふーっと心が沈む心地がした。

本当は、もう少し賑やかなところに置いて、もう少し多くの人の手にとってもらえる筈だった。せめてもの罪滅ぼしに、アンソロ参加者には予定していたより多めの謝礼を出した。でも同人って別に謝礼が楽しみでやる訳じゃないんだよな…オマケが本番みたいになってしまった、ただただ申し訳ない。

1年に小説本2冊、漫画本1冊出せたらいいな〜、なんて思っていた。まあ未来は誰にもわからないものです。せっかくだし、もう1度小説賞に挑戦してみようか。どうせ遠出なんてできないし。

しかしやっぱりこう書いてみると彼女にはすごく世話になってるな。次東京に行けたら、ちょっとお酒でも奢ろうかな! と思います

おわり

2020-07-27

次回の「ますだぶっ!」 7/27放送

3年副部長増田です。

増田全国大会はなくなったが新たに現れた世界増田の猛者達の「世界増田化」計画を食い止める事になった私たち

増田高校増田部と増田工業文芸部増田大学附属高校増田部で作られた「日本総合増田連盟

3校で力を合わせないといけない時に仲間割れ

そんな時に一回戦の相手の「米国の暴れパンティー」と恐れられるアメリカ増田大会総合優勝者が視察に来た!

圧倒的なアメリカ特有のパワーを見せつけられて怯む連盟メンバー達…

新入り増田…?その力はいったい!?

次回!

米国の暴れパンティー死す 脱糞パンティーにかけた26年」

お楽しみに

2020-07-22

次回の「ますだぶっ!」 7/22放送

やっほー増田部2年コンビ レスバが弱い方の増田だよ!

後輩くんのために霊水を取りにいった山で増田副部長が川に落下…

なんとか霊水を持ち帰り後輩くんは完全復活

夏の大会はもう明日に迫ってる!

一回戦の相手増田工業文芸部

増田なんて文芸のお遊び」ですってぇ~!?

私達の全力ぶつけよう!

本物増田を見せつけてあげるんだから

次回「ますだぶっ!」

増田全国大会死す 68年の歴史に幕を下ろす」

お楽しみに!

有言不実行な友人の話

ある友人に我慢できず、他の友達に話すのも気が引けるので筆を執ることにした。

私の自分語りを多分に含んだ愚痴のような物なので、肩の力を抜いて読んでいただければ幸いだ。

私はしがない字書きの大学生である中学生の頃には仲の良い友人二人と、自分たちを模したキャラクター架空世界の中活躍させる創作を交換ノートの中でやっていた。元々絵を描くことも好きだったが、どう足掻いても上手く描けないことに諦めを感じ、気付けば文章ばかりを書いていた。

高校に入ると文芸部に入った。入部届けを提出するまで、入ったことは親には黙っていた。シンプルにそれまでやっていた吹奏楽に嫌気が差しただけなのだが、高い楽器(丁度自分の貯めていたお年玉やらお小遣いやらの全額程度だった)を買ったというのに吹奏楽を続けなかったので、父親は後にも先にも無いほど激怒した。当時の私は相当にショックを受けたが、まあこれは関係の無い話なのでやめておく。

とにかく文芸部に入ったのだ。正直本当に楽しかった。気の合う友人もできた。文学という架け橋が無かったら話すことも無かったような、私とは系統の違った部員一冊の本を作るのは刺激的だった。空が白んできても何も浮かば空虚日の出を見たり、締切の為に定期テストそっちのけで徹夜をしてキーボードを叩いて編集をしたり、高校生なりの熱量部活を、書くことを、“創作”を、楽しんでいた。

恐らく想像がついている方もいらっしゃると思うが、私はオタクであるとはいえ二次創作イラスト等の投稿や閲覧が楽しめるSNS投稿を始めたのはつい最近で、それまでは内輪のオリキャラでの創作小説を書いたり、時には友人を主体にした夢小説を書くこともあった。

そんなこんなでここの所二次創作を楽しんでいる私であるが、どうにも腑に落ちないことがある。

端的に言ってしまうと、あまり好かない友人がいるのだ。彼女高校1年生の頃からの友人で、ありがちな書き方ではあるが彼女をAと呼ぼうと思う。(A以外にアルファベットは出てこないので、特に気に留めて置く必要はない。)

Aは自信家だった。帰国子女のAは英語を始めとして成績優秀で教員にも好かれる模範的な生徒だった。本人はそれを隠すこともなく、「私は天才から」「と言うより、努力型の秀才なんだけどね」と言ってのけていた。努力を惜しまない姿勢は素晴らしいし、怠惰な私は純粋尊敬したが、その努力をひけらかす行為はいただけなかった。受験期にはキーワードをページいっぱいに書き連ねたノートボロボロになった単語帳を常に持ち歩き、志望校赤本まで隠さず机の上に置いてあった。私は「落ちたら恥ずかしくないのかな」とぼんやり思っていたし、本番当日にもAは「Twitterしてる場合じゃないけど不安 報われなかったらどうしよう」だの「爆死」だの呟いていたが、最終的にAは無事合格し、その大学へと進学した。

思うに、Aはオープン性格なのだ。未だにTwitterの鍵垢同士で繋がっているのだが、課題の進捗やらをよく呟いている。「自称天才から(オンデマンド)授業明日の分全部受けてレポートまで書いた」「虚しいから労って(レポート画像)」などなど。活きの良い大学生である

さて、本題から離れてしまったが、私がお話たかったのはAの創作についての話である

実はAは高校在学中から一次創作を嗜んでいた。Aはもう一人の友人とタッグを組んで自作ゲームを作ろうとしているようだった。所謂ファンタジー物で、次々とキャラクターを生み出してはストーリーの核となる部分を練ったり、キャラクター自身の掘り下げをしていた。

なぜ私がそれを知っているのか。それは彼女が片っ端からTwitterに放流するからである。興味が無いので完全にスルーしていたが、AやAの周りの友人はいつもAの生み出したキャラクターの話をしていた。

彼女ゲームシナリオとなるその“創作”の本筋を書いて、もう一人の友人は立ち絵や背景を書いていた。

書籍化しないかな」

Aのそんな旨の呟きをよく見かけた。

そのうち、Aの周りにいる友人は、そのキャラクターイラストを描き出した。漫画にせよ小説にせよ映画にせよ、ストーリーを追ううちにキャラクター個性を見出す私にとっては、設定や性格が書き連ねられた一枚絵を見せられても特に何も思わなかったが、友人たちは違ったようだ。確かに毎日それらのキャラクターの話を聞いていれば興味を持つの自然だろう。

最初こそAは大いに喜んでいたが、そのうちさして大きなリアクションをとらなくなっていった。そのうち、「おまえらファンアート15溜まったら本編まじで進めるわ、ケツ叩いてもらわないと無理かも」といった旨をツイートしていた。

Aとタッグを組んでいた友人は、徐々にTwitterに浮上しなくなっていった。その代わり、Aは自分のことを“字書き”と自称することが増えて、ゲーム制作の話は一切しなくなっていった。

Aはよく産みの苦しみの類いのツイートをする。

「一話が上手くいかいから先に進めない」

「予定の字数より多くなっちゃったw」

キャラには自信あるけど文に自信ないから〜」

「(とある児童文学タイトル)の後釜狙ってます

そう言って一通り喚き散らした後、「やっぱり今日は書けないから寝よう」と言って日付の変わる前には就寝している。

なるほど、AもAなりに書くことを楽しんでいるようだ。いつか自分創作を完成させて、それが大々的に二次創作される日を夢見ているらしい。丁度今、絵の上手い他の友人に描いてもらっているように。

私は一言言いたかった。

四の五の言わずに書けよ。

一発当てたいなら本気で完成させろよ。

甘えてんのか。

もちろん私は今の文壇リードするような大作家でもなければ、新進気鋭の小説家でもなんでもない。しかし、Aよりも文字を書くことは数こなしてきた。適切な表現が思い浮かばなかったり、心苦しくても大部分を削除してエンディングを書き直したり、寝食を忘れて夢中になって書いていたこともある。もちろんそれが重要なことでないこともわかっている。

Aは昔、高校生だった頃に私にこう話したことがある。

わたし、○○(私の本名)ちゃんのことすごいと思うよ。文芸部に入ったら、締め切りとかそういう重圧で死んじゃいそうだもん。自分好きな物上手く書けなそうじゃない?」

私はこれに何と返したかは覚えていない。しかし、文芸部は私に書き終えることの大切さを教えてくれた。

オープン彼女は書いている最中の苦しみを漏らすことを抑えていられない。しかもそれをやたらと文学的に表現しようとする。浮かんでこない、降ってこない、突然書けなくなる……、そういったありきたりの表現で。Aはやたらと“創作”や“小説”という言葉を使いたがった。自分が今しているのは“創作”で、“小説”を書いている。その行為に酔っているように見えた。けれど言葉が固くなってはいけないと思っているのか、進捗状況が載ったスクリーンショットに映る文はなろう系を模したような劣化させたような文体なのである

「私の文幼稚なのはわかってるんだけど、かっこつけた描写はしたくないな。児童書目指してるし」

子供が読みやすい文、単純に砕けた文、そして口語ばかりで仮名遣いの怪しい文。難解な表現を使うことと、状況を説明するために上手く言葉を組み立てること。これらは明確に分けられていると思う。斜に構えた描写を、子供には解しがたいと思っているのだろうか。私は自身の素の書き方がかなり固いこともあり、まるで自分が“かっこつけた描写”をしているような気がしたこともあり、なんだか頭にきてしまった。

また、数日後にはこんなツイートもあった。

承認欲求足りな過ぎて手っ取り早く誰かに褒められたいけど、二次創作は書けないからなぁ」

この発言は私の逆鱗に触れた。

私は、自分の書いた二次創作を「承認欲求を得るための行動だ」と言われたように感じたのだ。書いた物を貶されるのは嫌だけれど、書く動機をAのようにあからさまに「誰かから評価されるため」にすり替えられるのが耐えられなかったのだ。ネットに公開している以上、何らかの反応があることはもちろん嬉しい。しかしそれ以上に、頭に浮かんできたシチュエーションを練ってひとつの話を作ることが楽しいのだ。

今思うとAはそこまで考えて発言したように思えない。恐らく私の考えすぎだ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いし、何を言ったかより誰が言ったかが気になる質なのかもしれない。

SNS上でのAとの繋がりを消そうにも、そのアカウントには共通の友人が多く、彼女たちが気を利かせて私の転生後のアカウントをAに伝えてしまうことは想像に難くない。かと言って「繋げないでくれ」とあからさまに嫌う素振りを見せて友人関係にヒビを入れたくもないし、ログアウトしてしまうと他の友人の呟きまで見れなくなるのも寂しい。そういうわけで今でもAとはFF内で、表向きは仲良くやっているわけである

さほど苦ではない。しかし確実に自分ストレスを感じていることはわかるので、いつか縁を切ろうと思っている。

結局これはさして大きな問題ではなく、周りからチヤホヤされている人間を妬ましく思っている私の醜さが露呈しただけなような気がしたので、この辺で筆を置いておこう。自分の“創作”のスタンスに口を挟まれて気分を悪くするのは、私自身もそうだから

2020-07-17

anond:20200717124512

この問題あちこちで見るけど

根本原因のひとつ

変換での「…」がポンと出ないor出し方を知らん人が多いからと思われ

以下はまったく一個人的な慣習である

自分は便宜的に「…」に「つ」と読みを当てて変換できるようにし

「つ」と打てば「…」が出るようにし、

長音記号ではなくダッシュ棒線の「―」には「あ」と音を当てて変換している

無論、文末に「津津」「筒」と付けてしまったりするような誤変換が時々起こるが

誤変換自体は別の語句でも度々あるから

普通のよくある誤変換と同じように注意すればいいだけだと思っている

何が言いたいかというと

ウェブ小説執筆でも何でも、自分がよく使う記号、めずらしい単語造語などは

辞書登録しておくのが結局は楽、ということ

これを怠ったまま何年も続けていると

途中でふと「辞書登録しといたら楽かも……」などと思うことがあっても

それまでの自分の習慣に対する妙なプライドのため変えられない人がいる

実際、俺の先輩でSS書きを続けてる人は、元文芸部部長なのに

俺が何度指摘しても「……」を「。。。。。。」にしたり

「……。」。と、カギ括弧前後句読点を付ける謎習慣を変えない

まあ、プロ作家とかでも書き方に妙な癖のある人はおるけど

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