「鼓舞」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 鼓舞とは

2017-09-24

anond:20170924211041

俺にしてみればネットでひたすら煽るだけの人たちの気持ち理解できない。

いや、人を煽る事で自分鼓舞する事で言語能力を高めようと辞書引いたりさ、

未知の領域に踏み込んで情報収集たり、知識や興味の幅を広げようするのは分かる。

けど、明らかに感情的喧嘩腰になって墓穴掘ってるだけの人がいるんだよな。頭悪いのかなって。

匿名で直接的利害関係にない間柄で少しの暴言が許される場所なんだから

リアルでは中々しずらいディスリスペクトで己を鼓舞して見識広げたり物を熟考したりする機会にすりゃいいのに、

壁殴って血だらけになってる馬鹿が凄く多いなって。

2017-08-25

絶対音感 その2

>言い方が大げさだよな

その通りだと思う、しか神格化のようにもしてる

幼い頃からやってないとできない(年齢制限付)等

ただ周波数が聞き分けられるだけ、きき酒とかそういうのと同じ

チューナーの代わりになれる人

俺は音楽のもの知識がないので楽典から買ってはじめようと思う

すでにどの音符がどの鍵盤に対応してるいるかは独学でなんとかした

問題はどの音がどの鍵盤に対応するかだが、チューナーでも買って

試行錯誤してみようかなとも思う

>2~3ヘルツ

基準オクターブ4のが440HZ その前後が 約415、466だから、約25HZの違い、

ピアノだとどの鍵盤間がもっと周波数の違いが小さいのか調べてるけど、

ざっとみてたとえば

低音のオクターブ1のドとド#の間は2ヘルツくらい

まり半音てことか

なおこれは絶対音感とは関係ないが鍵盤楽器はこれまで弾いたことがない

鍵盤楽器の所持もしていない

小学校とき自分より下の学年は鍵盤ハーモニカだったが俺はただのハーモニカ

以来鍵盤に触れたこともない、楽器店で鍵盤に触れるのもおそれおおいというか

だが、なぜか指変えとかできる

まり訓練をしたか

できねえわけがねえんだよと鼓舞する

いや、音楽業界上から目線がなにか音楽といいう本来楽しむべきものから遠ざけるようでそこがいやという話をしたかった

2017-08-03

[] #32-1「数奇なる英雄 リダイア」

歴史には英雄がつきものだ。

例えば、俺たちの町だとリダイアという人物がそれである

この手の英雄ありがちな像も当然のように作られていて、待ち合わせ場所としても定番となっている。

俺たちの町の象徴存在だ。

ただ、その知名度に反してリダイアという人物が何者か知っている人は少ない。

像がたっているから多分すごい人なんだろう位の認識だ。

もちろん、俺もとある機会が訪れるまで知らなかった。

……いや、やっぱり現在進行形で知らないと言ったほうがいいかもしれない。


俺の通う学校では、授業と同じくらい課題について重視している。

今回は歴史だった。

数人でグループを組み、何らかのテーマについて取り組む方式だ。

俺のグループはというと、タイナイ、カジマ、ウサク、よく連れ立つメンバーたちである

惰性で組んだというのもあるが、円滑にコミュニケーションを取れる相手のほうが、課題達成の作業効率が増すという理由も勿論ある。

俺たちは数分話し合い、リダイアについての経歴をまとめることになった。

この町を代表する有名な英雄だし、簡単だという目論見があったからだ。

だが、この考えは甘かった。

「まとめる」ってのは、ただ情報を抜き出して、それをくっつけるだけでは不十分だ。

物事筋道を立てて、整理しなければならない。

その点で、リダイアの歴史は難解だった。

現在見つかっている文献は、どうも不明瞭な点が多かったんだ。

いや、正確に言うなら、いくつかの文献を照らし合わせる度に整合性が取れない箇所がどんどん出てくるのが問題だった。

たとえば彼の活躍の記録を時系列順に並べると、離れた場所で同時に活躍していることになってしまったり、明らかに平均寿命より遥かに生きていることになってしまう。

他には多芸な万能超人だったり、その時代にいる著名人が大体友達になってしまうこともあった。

虚実入り混じっていることは明らかであったが、どれが虚構事実か調べれば調べるほど区別ができなくなっていく。

「これ、テーマ選びをミスったんじゃないか?」

「……気づくのが遅すぎたね。期限は待ってくれない」

この時点で俺たちはこの課題に多大な時間と労力を要していた。

から別のテーマを選び、先生に判定が貰えるような成果物を作るのは様々な面で難しい状態だった。

「嘆いても仕方がない。確かに我らは困難な道を選んだ。しかし、それでも進むしかないのだ」

ウサクがグループ鼓舞し、俺たちもそれに同調した。

勿論、それはどちらかというと消極的判断からくるものではあったのだが。

次 ≫

2017-07-27

スネ夫のび太友達だろうか

BSテレ朝チャンネルでよく、大山のぶ代さんが声をあてていた頃のドラえもんアニメ再放送されている。

先日たまたま休みだった日にテレビをつけたら、おそらく80〜90年代頃のドラえもん放送されていた。

最近ドラえもんアニメは見ていないため論から外すが、まるで20年以上もドラえもんアニメ漫画に触れてきたと言うのにその時突然、果たしてスネ夫のび太友達と言えるのだろうか?という疑問が湧いて出た。初めて湧いて出た。

私はずっと、そうと意識はしないまでも、ドラえもんの主要キャラクターの中でのび太しずかちゃんスネ夫ジャイアン友達同士だと思い込んできたことに気づいた。

しかし、よく考えてみれば、新しいビデオを入手した時に「このビデオは3人用なんだ」と言いのび太を仲間外れにし、別荘に旅行する時も運転手を含め車が4人乗りだからと言いのび太ハブにし、敢えて3人が楽しそうな写真のび太に送りつける。私が偶然見た再放送の話では、別荘に行くことは伝えてあったが、のび太が届いた写真を見て初めてしずかちゃんジャイアンも一緒に行っていることを知ったようなシーンがあった。こんな行為を、友達だと思っている相手執拗に繰り返すだろうか?

のび太勉強スポーツも出来ない、自宅で射撃あやとりを時々やって自分天才だと鼓舞するだけの冴えない小学生で、ドラえもん世界においても周りにいる人たちからいじめられ面白がられるという"キャラ"であることは理解出来る。

そしてのび太は、いじめられたり騙されたりしてもスネ夫ジャイアンが家に来たら玄関先で追い返したりしないし、時にはドラえもんの道具で遊ぶ時に誘ったりする。("優しいから"なのか?)

のび太にとってのスネ夫ジャイアンは、いつもいじめられバカにされる相手であるが、ドラえもん存在を盾にして見れば、自分ドラえもんの道具の利用によって優位に立てる(あるいは人の役に立てる)状況になった場合に、真っ先に優位に立ちたい相手なのではないかと思う。のび太自分ダメさをわかっているので、ドラえもんの道具を使用してスネ夫ジャイアンに勝つ、あるいは遊び場などを提供する権力の強いもの立場に立つ時が、最も自己肯定出来る瞬間なのではないだろうか。

変わってスネ夫であるが、私は彼がのび太友達だと思っているとは到底思えない。

彼のやり方は小学生高校生にかけての女同士の世界私自身幾度となく体験してきたものに非常に近い。

あいつはそういう"キャラ"だから、と言って相手をイジって面白がるふりをしてハブにする自分から遠ざける。一緒には遊びに行かないし新しいビデオも見せない。これは個人的体感で言えばのび太は確実に嫌われている。それもかなり、相当嫌われている。

スネ夫のび太に何か良い対応をする時、スネ夫目的は大体ドラえもんであるスネ夫ドラえもんだけにのび太の価値見出している。

のび太スネ夫関係はかなり複雑なものであるが、どちらかと言えばのび太側だった私の人生ソースに考えた場合のび太スネ夫友達だと思っているかもしれない。対してスネ夫はそうではないだろう。

ジャイアンは何も考えていないと思う。バカから

2017-06-24

就活生へのたった一つのアドバイスは、「就活を語る奴を信じるな」だ


就活アドバイスをもらうこと」は限りなく無意味だ。

もし意味があるとするならば、それはそいつがどんなポジショントークをしているか

あるいはどの程度自身客観視する能力があるかを測ることが出来るという程度のものだ。

就活必要なのは誘導性のない客観的情報」と「自分客観視するためのほんの一部の利他的な助言」であり、

必勝云々だの絶対云々だの面接官に響く云々だのには目もくれないことだ。

そして無論、このように聞かれてもいないのにアドバイスを始める胡散臭い輩も冷静に見つめ、

その行動で誰にどんな利潤が生じるのか、その利潤の対価は何なのかを常に意識しておくことだ。


就活というイベントはおおよそ考えられる人間の闇をせっせと集めてくったくたになるまで煮込んだ汚泥のようなもので、

そこに群がり、それを積極的にかき混ぜようとするやつらも当然その汚泥の一部である

自分スタンスをわきまえ、真に学生の力になろうとしているほんの一部の人種はまだいい。

しかしそうした人たちは自分にとっての利得にならない範囲主観客観を切り分けた情報提示してくれる稀有存在であり、

大半の汚泥は耳障りの良い言葉阿呆学生鼓舞し、金払いの良いベンチャーブラック企業にせっせと学生斡旋していくのだ。

そもそも就活というのは大半の学生にとっては今までの人生の中で最も大きな意思決定の場でありながら

今までの人生の中で最も激しい情報の非対称性に投げ出される場でもあるのだから、人の人生斡旋して飯を食う汚泥に捕まるのも無理はない。

「あのおじさんは色々なアドバイスをしてくれるし、企業まで紹介してくれる素晴らしい人なんだよ!」などと

目をキラキラさせる学生のなんと世間知らずなことか。

そうしたイメージを与えておきながら裏で儲けを数えてほくそ笑む汚泥のなんと醜悪なことか。

更に性質が悪いのは就活を終えたのち、こうした立場へ身をやつす学生一定存在することだ。

彼らはそうした資本主義搾取構造理解したうえで、それを再生産するシステムに自ら身を投じていく。

後輩の夢を後押ししたいとか何とか言って一般性に限りなく乏しい成功体験饒舌に語り、承認欲求を満たしていくのだ。

就活恋愛のようなものなどという手垢でべとべとの、しかも的を射てもいない持論をぶちまけ、

自らの利己的な動機にすら気づけないレベル自己分析をもって感覚的なアドバイスを繰り返す。

全ては説明会学生を押しこむことで貰える報酬と、人脈作りという名のセフレ探しのためだということに君は気付いているか

そんな汚泥どもに、利己的でありながらそれをひた隠そうとする汚泥どもに、一度しかない人生ふいにされていいのか?

憧れと好奇心が殺すのは決して猫だけではない。



自分で考えて自分で決めろ。それが君の人生を生きる君の義務だ。

2017-05-29

腹が減っては戦が出来ぬ

弊社はほんのちょーっと忙しくなるだけで昼飯を抜く、

または遅らせて仕事がひと段落してから

あーやっべー昼飯食うのこんな時間だわ」

と振舞うのが日常的になっている。

最早絶滅しかけている寝てない自慢系タイプの奴らだ。

私はそれが本当に嫌で嫌で仕方がない。

私の部署新人がその空気に負けて後から飯を食うアトメシをやろうとしていたら、

「先に食おう」と誘っている。

なぜなら先に飯を食おうが後に食おうが

仕事的になーーーーーーんの支障も無いし結果も変わらないからだ。

繁忙期で本当に昼飯を食う暇も無い時はある。

それは仕方がない。

そうではない特に問題無い時にもそういう

くだらない理由で昼飯を後回しにさせるなと私は

思う。

そして先日、違う部署の奴らが新人に言った。

正確には新人から報告を受けた。

「なんでおまえら先に飯食ってんの?」

そう言われたと。

よろしいならば戦争だ。

今そういう状況。

鼓舞する為に増田に書き込んだ。

2017-05-08

食べられない

どうしよう食べられない困った。

ゴールデンウィーク頭くらいから食欲なくてこの4日ほど固形物はおとといパン一つ食べたきりであります

食べないと頭が動かないし体が冷たくなって動けないし仕事にならない、のでとにかく栄養をとるため

ポカリスエット鉄分入りと煽ってある飲むヨーグルトとウィダインとカロリーメイトゼリーをすすって板チョコをちびちびかじっているけど

当然だけどこれだけでは力がでない。

肉そして炭水化物こそがパワーなのである。つよい。

よわよわの私の胃にはつらい食べ物たちである

どうしよう今週とてもとてもとても忙しいのに(※それが食欲不振の原因でもある)

胃!と精神!がん!ばれ!

と自らを鼓舞しても、うどんおじやですら食べられる気がしない…無理矢理でも詰め込めばよいのだろうか。やだ吐きそう…。

なぜ日本には仙豆がないのでしょう。

2017-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20170424131207

大きな事柄をわざわざ矮小化して表現したい気分なんでしょ

人生とは回転ずしみたいなもんだ といった発言みたく大きい主語のごく一部を日常のより小さい事柄に置き換えることでなんでもないものだと乗り切りたい

しかしその簡単ものにもこだわりはあるのだと逆説的に問い小さな事柄にも気を付けている自分を再発見することでまけない自分鼓舞したいのでしょう

増田には気になる異性がこだわりについて自分以外のなにかと気が合うという話をしていたのを耳にしてしまったりしてしょぼーんとなったことについて自分をなぐさめたいみたいなことがあったのでしょう



大丈夫 Nか少しCよりだよね うん そのほうが気が楽だし やっぱり相性は近いにかぎるよね(大丈夫という第三者肯定意見を反芻)

どうかな?きもちいい?

2017-03-24

うちの子供達は片付けをよくするのだが……

それが生まれつきの性質であるかの様に言われ、他人から羨ましがられる事がとても多い。

それが私はちょっと悲しい。

片付けをちゃんとする様にしつけるの、結構大変だったんだけどな……。

自己満足の為に、ここに私が子供達に片付けをさせる為にした事やしなかった事を書いていく。(超長い)

まり誰かの助けになったり参考になったりはしないのだろうな。

オモチャの沢山ある子育て支援センターに通った。

何故かというと、上の子が生まれたばかりの頃は家にあまり物が無かったから。従って片付ける必要が生じなかった。

支援センターには、自分で使ったもの自分で片付けるというルールがあるから、親の私としても子供が中々やる気出さないからといって妥協する事は出来ないし。

・あまり予定を入れず、時間に余裕のある日々を過ごした。

まり経済的に余裕があるとは言えないのだが、専業主婦となった。時間に追われないで子供相手出来るのって気が楽でいい。

・お片付け習慣開始は子がまだハイハイもしないうちから

まだ腰が据わって間もない子のおててに使った積み木を持たせて「さぁ、お片付けしましょうね~」と声をかけ、抱っこで積み木箱の所まで連れて行き、子の手を取って積み木を箱に入れさせる。という感じ。はたから見れば赤ちゃん使っておままごとをしている様だったろう。

子供の見ている前で子供が使った物を片付けないようにした。

見られたら「ママがやってくれるのが当然」と学習されるだろうからソースはない。

おかたづけのうたを作詞作曲した

既存の歌でも良かった気がする。

私自身が幼稚園児だった時、担任先生が片付けの時間中ずっと「おかたづけおかたづけ~、さぁさみんなでおかたづけ~」とリズミカルに手を叩きながら歌っていたので、それを真似た。

ちなみに小さい子供は「おかたづけ」と発音出来ないし聞き取れもしないっぽかったので私は自作おかたづけのうたを「ナイナイあそびのうた」と呼んでるし、歌詞でも「おかたづけ」という単語代用として「ナイナイ」という単語を使っている。余談だけど中国語で「ナイナイ」といえばおっぱいの事だと聞いた事があるのだが、本当だろうか。

ちょっと恥ずかしいが、支援センター児童館など人前でも自作おかたづけのうたを歌ってた。

ママが「ナイナイあそびのうた」を歌い出したら片付けして帰る合図。

・掛け声手拍子子供鼓舞する

子供が歩ける様になりなり、自分オモチャを持ち運ぶ事が出来る様になると、片付けの最中子供が急にやる気を無くしたり別の事に気を取られたりするということが起こる様になった。なので手拍子と掛け声で子供意識をお片付けに引き戻す必要があった。

ナイナイ!(パンパンパン

ナイナイ!(パンパンパン

ナイナイ!(パンパンパン

( ゚∀゚)o彡°

( ゚∀゚)o彡°

( ゚∀゚)o彡°

「片付けなさい!」と叱ると泣いて愚図るだけだが、こうしてエールを送ると不思議と頑張る子供達。

うそう、初期から「片付けましょうね~」と声かけはしていたのだが、子供達は「片付けをする」という言葉意味を中々覚えなかった。上の子は年中さんになってやっと、「これ片付けてね~」だけでも動く様になった。

・指示は具体的に

繰り返すが子供は「片付けて」と言われてもその意味することがわからない。

「片付ける」という単語意味を覚えて貰う為に、まず子供聞き取り易く発音やすい「ナイナイ(無い無い)」を用い「ナイナイしようね~」と声をかけ、「お片付けしようね~」に移行していったが、それを言っただけでは子供はどうしたらいいのか分からないので、

「○ちゃん(子)がおててに持ってるこの積み木を、この箱にポンしてね」

などと指示する。

(「入れてね」じゃ分からないみたいだったので「ポン!」と投げ入れるのを実演してみせ「ポンする」を覚えさせた)

・一人で片付けさせない

一歳位の子供に自主性は期待出来ないと私は思う。なので子供と一緒に私も片付けをした。

子供が途中で嫌がったら、

大丈夫!ぜったいできるよ!」

と言いつつ(子供にというより私自身への言い聞かせである)、手に積み木を握らせて、手を繋いで積み木箱まで子供と行き、子供手を取り積み木を箱に入れさせた。

子供自主性が出てきたら、余計な手出しをするのは止めた。

子供が片付けを頑張っている最中は、

ナイナイ( ゚∀゚)o彡°

ナイナイ( ゚∀゚)o彡°

ナイナイ( ゚∀゚)o彡°

と励ましながら見守っていた。

すると、しばしば面倒見の良い保育士さんやよその子保護者さんが「あっいいですよ~わたしがやります~」と片付けてくれようとする事があるのだけれど、すかさず

ありがとうございます。でも子供やらせて下さい」

とお願いした。相手に怪訝な表情をされたら「うちの子、今、何でも自分でやりたいお年頃なんです~☆ミ」と言うと、皆気持ちよく納得してくれる。

・やりとげたらめっちゃ誉めまくった。

「すごーい!」

「全部出来たね!」

「パーフェクトだよ!」

などなど。

しか

「さすが女の子だね~」

お姉ちゃんだもんね~」

とは言わない。片付けは女がするものだと思われない様にしたいから。

あと「お姉ちゃんだもんね~」と言われると上の子は嫌な顔をする。下の子の姉という立場負担に思うらしい。

でも、

「さすが○ちゃん!もう○歳のお姉さんだもんね!」

というと、逆に誇らしげな顔をして喜ぶ。「大人のお姉さんみたいだね!」も有効な誉め言葉だった。

ありがとう、本当に助かったよ!」

感謝言葉も忘れずに。

2017-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20170321214825

猜疑心が強すぎるのでは。そういう乱れた場もあるのかもしれないが、

おそらく実際としては、現役コスプレの子たちの言っているような健全な場の方がはるかに多いのだと思う。

往々にして、外部の風評というのは特別醜悪な部分だけ抜き出し、誇張され、時に捏造されたものなので、

それをベースに現役の子たちに聞くと、その聞き方によっては自分たちを愚弄していると捉えられ、頑なに反発されるのは当たり前のことだ。それを隠蔽と受け止めてしまったのでは。

というより、そのコスプレイヤーたちもあなた友達だったくらいだから、概ねあなたと同じくらいの知性や倫理観世界で生きてきた人だ。あなたの憂慮するような事に遭遇したなら辞めていたはず。

続けているということはそういう乱れた層の人間とは遭遇していないか、したとしても距離を置いて、真っ当にやっているのだろうと汲んであげ、配慮した上で訊いてほしかった。

 

このような、内側の人と外側の人との乖離を、私も別の件で感じたことがある。

私自身、ラブライブという作品ファンで、その作品性に、キャラクターたちの関係性に、演じる人たちの熱意に、心動かされ感動することしきりだった。今も作品を大切に思っているし、ファンも大半は悪い人ではないと思っている。

なにしろ内容が、多様性を尊び、拙さにも寛容で、思いやりにあふれた優しい世界観でありながらパワフルなベンチャー精神鼓舞するような内容だからだ。

けれども、偏見の目でみられやす美少女ものかつアイドルものでもある。大ヒットしファンを大量に抱える中で、やはり外部の人からは「気持ち悪い」と思われる部分が、ことあるごとに抜き出され続けてきた。

全身にキャラバッチをつけた人や特攻服を来た人が徒党を組んで街を闊歩しているだとか、ファン聖地甘味処で騒いだだとか、あるいは殺人事件を犯した学生ファンだったとか。

そういう悪評に繋がりそうなことを、ネット暇人たちは目ざとくみつけてきて、そのたびに作品ファン呼称であった「ラブライバー」は、ネット上においては蔑称として認知されていった。

実際にそれ単体で迷惑を掛けているとは言い難い「痛ファッション」などについては、私自はいい歳のおっさんでありグッズ収集欲も見せびらかし欲もないとはいえ、

まりに叩かれるのが不憫で擁護していたりもした。もっと暖かい目で見られるくらいでいいとは思うのだが、やはり外部の人は弾圧対象にしたいくら気持ち悪がるものだ。

ネットを見ていると、非ファンの人が触れる情報は、そういう「ラブライバー」を揶揄するものばかりだから、「あの作品クズキモオタヤンキーの集まりなんだな」という印象になってしまっているだろう。

けれども、私が街や劇場などで目にし、触れてきたファン若者たちは、平均的な若者たちと大差なく、基本的礼儀正しく、親切で、真っ当なバランス感覚を持っている人が多かった(あとカップルが多すぎ)。

その乖離は、私が運良くファンの一員として内側に居たからこそ気づけたようなもの

もし2013年のあの時、偶然スクフェスDLせず、ネットに篭ってゆるいアニオタを続けていたら、ラブライバーにいい印象は持っていなかったと思う。

それほどまでに、「理解しがたい奴ら」への「嫌悪感」は容易に人の心へ侵入してくるものだと言うこと。

2ちゃんファンが集う板でも、「前は『ラブライバーwww』って見下してたけど…」という人はよく見かける。

けれどもそうした人は、ラブライバーdisで溢れているメジャーまとめブログコメ欄などには行かなくなるし、可視化されない。

結果として、他人醜態を嘲る卑小な感性の人々の持論ばかりが、ネットの総意になりやすい。

 

同じようなことは、もちろん他作品でもある。○国嫌悪だとか、著名な人、政治家芸能人経営者への態度でも起こりうる。

そういえば私はその前に、堀江貴文さんに関しても同じことを経験していた。

彼がなぜ罪に問われたのかについて興味をもって、ニートで暇はいくらでもあったので、日本司法経済についてWebコラムや本を読み漁った。

いろんな方面有識者の彼に対する見方総合した結果、彼は過剰に批判されていると私は判断した。

そして、むしろ彼の才能や考え方は尊敬に値するものが多いと感じてファンになった。もともと自分思想傾向が彼同様リバタリアンに近かったせいもあるだろう。

もちろん世間感覚とは真逆だ。いつまで経っても彼を「でも犯罪者でしょ」と思考停止して評する人が多いのは、息苦しいがどうしようもない。

ただ、彼が他と違うのは、今でも著名な大学に招かるなど、風評と切り離して是々非々評価する人たちからは求められていること。

彼に限らず、歯に衣着せぬ物言いをする人は、どうしたって悪印象を持たれ、する事なす事マイナス補正が掛けられる。

それでもやってる事が保守的職人キャラなら好かれることもあるが、破壊的急進的な行動様式の持ち主であれば、多くの日本人は嫌う。

でもそういう人も必要だし、正しく評価されるべきだ。

私は「叩かれまくっている人から良さを汲み取れるオレカッコイフェチ」になっているのかもしれない。

ほかにも、極論ばかりと叩かれる池田信夫だが、氏のブログ普通に勉強になることが多い。感化されて『資本主義自由』や丸山真男を読むようになったり。

一種中二病と笑わば笑え、それでも「安易に悪意に染まらない」心という得難いタレントを得たと自分では思っている。

 

話を戻すと、増田が難儀なのはコスプレ世界踏み込みそうなのが彼女だと言う所。

これが自分自身であれば、まだ傷つくのを恐れず飛び込んできちんと判断してやろう、という良い選択肢があるのだが、そうは行かない分、慎重になるのは分かる。

もし、増田があげた彼女のくだりが虚構で、コスプレへの嫌悪感を表明するための方便だったとしたら、この下衆がと罵倒してやりたい所だが、本当にそういう事なら、提案がある。

彼氏彼女の仲なのだから、二人そろってコスプレに参戦してみたらどうか。

彼女を守りつつ虫除けもできるし、彼女にとってもその方が嬉しいし楽しめるだろう。

コスプレ元ネタ作品を一緒に鑑賞する機会などもつくれるし、一石三鳥だ。

それをせずに、彼女コスプレ醜悪な部分ばかり語って忌避するように仕向けるのも手としてはある。

それも彼女保守的性格ならいいが、そうでなければ「了見の狭い男」と取られる可能性もある。

わざわざコスプレしている友人に裏を取りに行こうとしたあたり、後者を恐れているんじゃないかと思う。

それが頓挫した今、残された道はやぱり「二人一緒に」しかないのではと思う。

2017-03-17

オタク映画館SAOを見るよりモアナを見ろ

モアナ伝説の海、とにかく凄かった。

まりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。

もう本当に凄い。

クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。

もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。

何故ならこの映画普段ディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから

そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフル気持ちにもなれるという普段ディズニー看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである

しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。

何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。

なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナ伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。


1.ストーリーがいい

すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。

確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである

そういう面がモアナのわかりやすキャッチー面白であることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽描写を単なるパロディギャグで終わらせない骨太ストーリー展開にある。

序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。

村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女モアナ

しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。

ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。

しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。

・島の命が涸れていく――。

異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。

伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女真実を語る。

・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分運命

・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!

これである。これがモアナの真の姿なのである

そう、もう完全に少年漫画なのだジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである

何だったら船をロボットに置き換えても通じる。

飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋運命。島に封印された兵器世界を救う旅に出る少女

まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。

俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである

そう、冒険活劇。まさしくモアナとはそれである

この時代ガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることな王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。

それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。


2.ラブストーリーじゃないバディものである

そして二つ目ポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。

そうは言ってもディズニーで、一応プリンセス主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。

しかし、安心して欲しい。

自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまファンの受け取り方次第である)

前年度のディズニー映画ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。

一応に一応を重ねて今作のプリンス立ち位置であるマウイというキャラクター存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流存在しない。

しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。

そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである

恋愛感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。

そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプル恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれキャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。

独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点である個人的には考えている。


3.単純な悪役のいる物語ではない

これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイント独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。

さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である

時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様ヴィランディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語最後には主人公達に打倒されるものでもある。

単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。

それをして作品に奥行きと考察余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。

それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。

しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。

単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというもの存在しないのである

確かにモアナ冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。

しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。

そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。

からと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。

作品テーマ最後まで一本筋の通ったもの存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである

モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。

そして、この世界におけるこれまでのようなヴィラン体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。

モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。

からこそ、明確なヴィラン存在しない物語というもの存在し得るのである

そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。

何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである

単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品大事だし、素晴らしいこともわかる。

しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか

さらに加えてこの作品プリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。

物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなである

からこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。

そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。

そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。

作為的な悪というもの存在しない点。それもまたこの作品における重要オススメポイントとさせていただきたい。


4.ディズニー渾身の映像

これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。

南洋の島々の楽園のような景色雰囲気

そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーション可能なのかと驚愕しきりの海の表現

愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。

そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻美術設定によって作られた変態改造船舶

もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョモアナ世界スクリーンの向こうには広がっているのだ。

なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。

そのマッチョマッハアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。

特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対劇場で見て欲しい。

そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。


5.挿入歌の使い方が最高

これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。

とにかくこのモアナという作品劇中歌が強い。

劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。

その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。

アナ雪で一番有名かつ作品テーマソングともなっている「Let It Goであるが、実は劇中での使用は一度のみなのである

それもエルサが城から逃げ出して自身能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。

対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。

そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。

この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。

そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。

作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。

そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。

切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。

更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。

そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。

特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。

とまあ、とにかくモアナ劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。

そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。


さて、以上が自分モアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである

いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品面白かったのだ。

なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。

というか今すぐ観よう、今日レイトショーで観よう、明日レイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。

自分もあと三回くらいは観るつもりである

誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。

ただただあの優しくも熱い冒険世界をまた味わいに行きたいかである

そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。

純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。

いや、やはり最後にもう一度。

オタクよ、モアナを観よう。絶対にハマるから



……

………

…………

……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。




6.特殊性

それは巨女巨女だ。

ディズニー渾身の映像クオリティで作られた巨女

巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!

これこそまさしく地母神信仰の姿!!!

この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。

そう、巨女一般性癖!

みんなでモアナを観て巨女の素晴らしさを知ろう!

2017-01-25

日本漫画文化での、友達とか仲間至上主義ってなんなの?

なぜサトシは戦わないか?ってエントリ読んで思った

http://news.denfaminicogamer.jp/column01/pokemon-contribute

例えば、子供ケンカ大人がしゃしゃり出るのは変だし、スポーツ監督試合乱入するのも変でしょう

乱入して一緒に戦わないからって、それは決して、仲間を見捨てるとか安全圏で好き勝手言うとかではないのは理解できるはず

大人監督プレイヤーと、それぞれの役割分担があるだけだ


なのに、ポケモンを戦わせるだけで自分は戦わないからってサトシ卑怯だとか奇異だとか、はあ?って感じ

自分ポケモンが負けそうになったからって、トレーナーが殴りにいっちゃおかしいでしょうが

仲間と共闘してるというより、ポケモンバトルをしている、という大前提を忘れちゃいか

自分も殴りに行かず鼓舞するだけ、という行動に対して卑怯だとか思ってしまうのって、やっぱり友達至上主義文化に犯されてると思う

何よりも仲間が大切とか、仲間を切り捨てるのは鬼畜所業とか、ああい刷り込みってどこから始まったんだ?

それぞれがそれぞれの責任役割を果たすことが集団利益になるというのも、またひとつの正しいあり方だと俺は思う

その過程で仲間を直接的に助けないことがあっても、それはそれでひとつ正義だろう、と俺は思うのだが、日本漫画文化では、これは絶対悪とされている気がする

この刷り込み教育によって、従順社畜が量産されているような気もする

最近の、仲間に溶け込まないゆとり新人みたいに言われる人って、こういう仲間至上主義少年漫画を読まず、無気力省エネ主人公ラノベで育ったんじゃないかって思う

これはこれで問題もあるのかもしれないが、仲間至上主義一色よりは絶対にいい

いや、色んな考えがあって世の中は良くなると思う

少なくとも戦わないサトシを奇異に思う感性作品作りする人は、もうちょっと考えを深めてもいいと思う

2016-12-03

最も生きづらい原因

「男(女)だから~べきだ(~でなければおかしい)」

「○歳にもなったら~でなければ恥ずかしい」

「XXならYYでなければZZ

固定観念

よく聞くことだけど、これに該当しないもの攻撃してくるようだと、生きづらさしか感じない。

性別、年齢、学歴、色々なものネタにこの手の発言はいくらでも登場するが、いくら自分の中で整理できていても、攻撃性を帯びていると、鼓舞叱咤激励ではなく単なるハラスメントしか受け取れない。

コンプレックスがあるのだろうか。

2016-12-01

「よし、いくぞ!全ての希望を力に変えて!」

クソだるくて何もやる気が起きないときアニメっぽい台詞自分鼓舞する

2016-10-26

「1000年以上前の本で」ってエントリ建てた者ですが

ブクマたくさんついてて驚きました。ありがとうございます

更新するたびにコメントを書き直してる人とかも居て、みんな真心から勧めてくれてるんだなぁ、と。

ちなみに、1000年以上前の本で何かあるかなと考えたら、老荘三国志しかかばなくて、そういや西洋だとどんなんがあるんだろう、と思ってエントリを建てました。中国の本を除いて~ってのはそんな理由です。

んで建てた後に、そういやあの書き方だと中東の本とかも来そうだな~と思ってたら、まさかヒンドゥー教の本が並んで笑った。

仕方ないんで岩波の『バガヴァッド・ギーター』とその訳者による解説(『バガヴァッド・ギーターの世界』)を買ってきて今読んでます

戦争を前にして悩む勇士を、神が鼓舞するって設定からして面白い

あと聖書を挙げてる人が多くて驚きました。聖書はそれ自体面白いんだけど、理解できると西洋小説哲学がぐっと分かりやすくなるのがいいところ。

ドストエフスキー星の王子さまカミュなどなど...。

あと興味を引いたのはキケロ老年について』。じじいになる前にに読んでおけとのことなので読みます

『自省録』は何だか難しそう・・・。

2016-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20161009130305

わかる気がする。

私は、仕事をする際にすぐネガティブになってしまうんだけど、そうすると仕事を続けられなくなるので、

「いやいやこのネガティブ気持ちだけの問題で、実際には困ったことは起きてない、大丈夫大丈夫、落ち着いてやれば問題ない大丈夫OK」

という風に必死自分に言い聞かせながらその場を乗り切っている。

気持ち問題だというのはたぶん本当だから、嘘で自分を誤魔化しているわけではないんだけれども、

何というかそうやって自分鼓舞することにもエネルギーをかなり消費してしまって、とても疲れる。

大丈夫だと自分に言い聞かせる必要がない人に比べたら、きっとエネルギー効率が著しく悪いだろうと思う。

この低燃費仕事を一日やりきるためには、あらかじめ入念に食べたり寝たりして回復しておかないといけない。

そうすると、食べるのも寝るのも仕事のためみたいな感じになって、何のために生きてるんだろうな…とか考え始めてしまう。

生きるって疲れるよね。疲れない生き方なんてこの世に存在するのだろうか。

[]

今回は少年ジャンプ+

i・ショウジョ+ Ver49.01

子供のころ、「何でもできるからって、何でもさせてはいけない」みたいなことを言われたことがあるのを思い出す。

何を対象に、誰に言われたかも思い出せないが、スマホってのもそれに当てはまるよなあ。

使いたいときに使えなくなるのが一番困るのに、それが往々にしてあるアイテムであるという認識が薄い。

本編の話は、シビれることで充電可能に、なら電気あんまなら電気ってつくくらいだからシビれるだろうっていう馬鹿な発想に不覚にもやられた。

しっかり酷いオチもついて、前回のぶっ飛んだエピソードよりは、これくらいの方が私的には丁度いいかなあ。

名前をつけるときは、その場のノリでつけると大抵あとで頭をかきむしりたくなるのに、その愚行を犯す人間は後をたたないよなあ。

ラブデスター No.76

様々な人物の思いが錯綜したり、色々な要因が重なった結果とはいえ、ミクニ自身責任が全くないかといえばウソになるしなあ。

これだけカオスなことになっているのに、それらがミクニに集約されるってのが面白い

まあ、かなり強引な展開だと思うが。

そんな中、敵役のささやかな激励ともとれる発言が、ミクニを鼓舞するっていうのはいいね

オニマダラ 4話

私に露悪趣味はないんだよね。

それでも、総体的評価にはしないから読んでいるわけだけれども、ちょっと雲行きが怪しくなってきたな。

露悪趣味が、ストーリー構成まで巻き込みつつある。

そういうトーチャーポルノ的な部分もコンセプトに含めているのだろうけれども、メタ的にみて過剰ともいえる演出には眉をひそめたくなるなあ。

今後も露悪趣味全開でやり続けるならそれはそれで結構だけれども、メタ的に犠牲にしなくてもいいものまで犠牲にするのは、「ファイアパンチ」の作者と似たような悪癖を感じる。

フードファイターベル 45話

前回とほぼ同じパターン

まああからさまに意図的だが。

でも、厄介なピザ対策にやっていることは前回と違って明らかに無茶苦茶だっていうのが面白いね。

まあ、展開そのものは同じパターンなので、構成面での面白みは薄いが。

次回もなんか変なピザ出てくるようだけれども、これでまた同じパターンだったら、さすがに多少違っていてもウンザリするかもしれない。

2016-09-05

松本大洋ピンポン』って良い作品だよな

大抵のスポ根モノの漫画って、『SLAM DUNK』の「諦めたらそこで試合終了だよ」って言葉でこちらを鼓舞するんだよな。

でも、それは大間違いで早々に諦めた方が良いことなんて幾らでもある。というかそっちの方が多い。それを見極めるのが人生

ピンポン』は、才能のない人間がきちんと夢を諦めるところまで描き切っているんだよな。だから深い。

2016-08-13

ラノベ作家養成専門学校が酷い ~3rd Season

ラノベ作家漫画家ゲームクリエーターなどを養成する専門学校体験入学に参加してきました。

入るつもりは全くないのですけど、後学と言います社会の闇を見たくなって突撃した次第です。

別に自分より程度の低い人たちを見て優越感に浸りたかったわけではありません。

有吉弘行仕事がなかった頃、お年寄りが集まる場所に行って「まだ自分はやれる」と自分鼓舞していたそうですけど、私の人間性はそこまで低くありません。信じてください。

もう三年近く専門学校を襲撃していなかったので、ムラムラしていたのですよ(本音)。

三年前の顛末は『ラノベ作家養成専門学校が酷い ~2nd Seasonhttp://anond.hatelabo.jp/20130901102804 )』にまとめてあります

この過去エントリー読まなくても本エントリーは楽しく読めるので安心してください

話は横道に逸れないのですが、『〜2nd Season~』をアップした直後からGoogle先生が『ラノベ 専門学校 実態』をサジェストするようになったのはここだけの秘密です。

ちなみに『ラノベ 専門学校』でググると『〜2nd Season~』がトップに表示されます

あと、このエントリーは若干長いです。3行にまとめると……

 ・学生超頭(・∀・)イイ!!

 ・講師陣優秀!

 ・うっしゃああ! ラノベ作家になるぜ!

です。

深淵その一: 公式サイト

事前にサイト情報を集めたのですよ。

まずはラノベ専攻科について。

卒業生の“掲載作品数”が多いと謳われていて、あっ(察し)ってなりましたね。

刊行数ではないのだなぁ。どんな媒体なのかなぁ。

作品掲載されて“デビュー”した人は累計二百人弱。

単行本を出せた卒業生ゼロというわけではないようです。

その証拠に現役ラノベ作家として活躍する卒業生の声が載っていました。一人。

新人賞取ってなかったり、密林レビューが一番多く付いている作品でもたったの8レビューだったり、3巻前後打ち切りになっている作品がやたら多かったりと、香ばしいキャリアを詰まれて、もとい積まれております

次、講師陣。

ハイローミックスですなぁ。

著名クリエーターが数人いる他は無名

ジョージ・バーナード・ショーが「行動できるものは行動する。できないものが師になる」と言い残していますけど、まぁそうだよね。

それとなぜか名誉職なるポストがあって、まぁそこそこネームバリューのある人が収まっています仕事しているの?

作家関係講師ですと、昨年留置場にブチ込まれた方がいらっしゃいます

すっかり名前を聞かなくなったと思っていたら、こんなところで働いていたのですね。くいぶち!

講師ではないんですけど、コスプレして剣を振り回していたイラストレーターさんや絶対に許さな声優さんが以前講演しに来たようです。

過去イベント履歴を見ますと、いわゆる業界関係者が間歇的に小金を稼ぎに来ています低学歴からどんどん搾取していこうな。

次、入試

多いです。

サイトに載っているだけでも二十六回あります

一人の受験者が複数回筆記や面接試験受けるとかじゃなくて、正味入試が二十六回あるんですよ。ふ、ふぇええ……

その上まだサイト掲載されていない入試もあるようで、詳細日程は学校にTELすれば教えてくれるらしいYO!

あと、AO入試は既に九回行われた(過去形)といいます

なんで随時受け付けにしないのでしょうかね? 文科省に怒られるから

次、各種イベントについて。

体験入学学校説明会入試説明会保護者説明会個別相談会、学費相談 etc.

大学オープンキャンパスの比ではなくて、盆なんて関係なしに毎週行われています

さら学校までの無料送迎バス首都圏六県と長野静岡福島から出ていますイベントによって発地は若干変わるよ)。

それと東京にある本校だけでなく、地方への出張説明会もあるようです。商魂、逞しい。

最後留学生

留学生向けのページが過剰に充実しています

たぶんアレがアレしてアレなんでしょうけど、詳述するとPCに触れそうなので、リベラルを自認する私としてはお口にチャックでミッフィーしようと思います。ごめんチャイナ

深淵その二: 体験入学

夏休みで土曜にも関わらず、校舎内にはスタッフばかり。

学科体験入学学校説明会が開催されているのに、来校している見学者は数えるほど。

在校生と思しき若い人も少なかったです。本気でクリエイターになるなら休みも来ましょうよ……

あの手の業界休みなんてあってないようなもんだぞい。

受付を済ませると、『見学者様控室』に通されました。

見学者は私のほかは一人だけ。ガイジっぽい、専門学校ではなくお医者さんに行った方が良い感じの子が一人。

の子イラストレーター養成講座の見学なのに、絵は描けないとか言ってる。人生大丈夫か?

2-1=1だからまりそのひょっとすると私は一人でラノベ講座を受けるのまさかそんなわけ……うっほほ~い!

パソコンが置いてある、謎の部屋に案内されました。

謎というのは、その部屋にあるパソコンホワイトボードも何も使わなかったからです。

部屋にはラノベレーベル編集者自称するオッサンと、作家自称するオッサンがいて、あぁ来たのといった感じで私を迎えてくれました。

編集者所属している出版社名とか言いませんでしたね。専門学校講師やりながら、激務で知られる編集者ってできるの?

自称作家おっさん最後に本を出したのは一年上前。既刊で密林レビューが付いているのは半分くらい。全く知らない人ですね。

この二人、公式サイトの『講師紹介』には名前がなくて、学校側としては内緒にしておきたいご両人なのでしょうか? まさか講師ですらないというミラクルを私としては期待しております(切り込み隊長感)。

前説明では小説を二作、ゲームプロットを一つ書く予定だったんですけど、そんなもの全く書かかない。

私はノートPC持参してきて書く気まんまんだし、二人の発言タイプしてるのに、オッサン二人は椅子にふんぞり返っているだけ。メモくらい取れや。

結局、自称業界人のオッサン二人と雑談しただけで“体験入学”は終わりました。

オッサン二人との会話が有意義だったらまだ救われたんですけど、話の内容も酷い。

自称作家は分からないこと聞かれると「作家は魂が重要なんです」みたいな精神論説いて逃げる。

自称編集者は『電撃にいた三木』も知らない、ユーザーが何に可処分時間を使っているかにも関心がない。

お二方とも物事構造的に見られなくて、アンテナが低くて、社会人としての根本的な能力が疑われます

社会通用する人は学校に出戻って来ないか

深淵その三: 紙の資料

三年前、専門学校体験入学に応募したときは、頼んでもないのにどっさり資料が送りつけられて来たのですよ。

でも、今回はなかったですね……

仕方がないので帰り際に「くれ」って頼んで手に入れました。

あーあーなるほど、はいはい

公式サイトとのすみ分け戦略を採っているようです。

サイトでは学校生活の楽しさをアピール

ガキ、失敬、入学希望者がスマホで見ることを念頭に置いてるんでしょうかね。

一方、紙の資料保護者向けかと思われます

活字びっしりで、内容は学校企業パイプいかに太いか就職実績はどれだけあるかというもの

社会の厳しさを知っている親はお花畑スクールライフ見せられたら不愉快ですし、子ども学校で遊ぶことしか考えていないので、この二方面作戦賢明だと思います

あと、学費

学費、なんと紙の資料しか記載がないのですよ。

サイトには載っていなくて、紙の募集要項に小さく書いてあるだけ。

年額約百五十万円。

専門学校にも関わらず三〜四年制だから、トータルで(卒倒)

専門学校の闇は異常、ちげぇ、以上Death.

むちゃんこ入学したくなってきたでしょ? ほ〜れ(札ビラを燃やして足元を照らす成金)。

2016-08-08

[]映画モスラゴジラ(1964)」

おもろかった!

初代ゴジラにつづいて見たけど当たりだな!

カラーになってたのがすごく新鮮だった

でも戦闘機ミサイルは相変わらずロケット花火だったけどw

とりあえず感想に書いときたいと思ったのは、庵野秀明が嬉ションしそうな描写があったところ

具体的には、ゴジラを倒すために高圧電流を流す、っていう作戦のために、鉄塔の仕組みがウィーンガシャンウィーンガシャンって動く描写めっちゃ接写でうつされるカットがあって、

エヴァのシーンとクリソツだなwww庵野秀明フェチのツボ押しまくりだなwwwwと俺も興奮してしまったwww

カメラワークっつーか戦車うつカット割りもかなり似てるなあ、影響受けてるんだなあと、一作目につづいてしみじみ思った

肝心の作品について

ストーリー

なんかでっかい卵が外海にあらわれた

漁師興行仕掛け人二束三文で売る

興行仕掛け人万博っぽい会場つくって人寄せてもうけようとたくらむ

興行仕掛け人のところの小美人がきて、島から流されたものから卵を返してくださいという

でも興行仕掛け人はいうことを聞かず、小美人も捕まえて見世物にしようとしたため、小美人は逃げた

新聞記者(初代ゴジラで隊員やってた人だった。初代のときよりちょっとふっくらしてた)が小美人と会う

正義感から新聞に書いて卵を返すように仕向けようとするけど、宣伝になるだけで全然ダメージくらってないことからやけくそになる

美人も島へ帰ってしま

そこへ上司一喝

おまえのジャーナリスト魂はそんなものか、と

(この上司がめちゃくちゃ良い上司で、みててすごく気持ちよかった

(たいていこういうのって現場はいろんなことやりたいけど上司はわかってくれないパターンだけど、むしろ投げやりになる主人公鼓舞してた

その後、ゴジラがきて日本パニックになる

そんなときふとした会話に「モスラに倒してもらえばいいんじゃないか」というアイデアが出てくる

主人公新聞記者たちは小美人モスラがいる島へお願いしにいく

(ここの島の先住民描写インディージョーンズ魔宮伝説とそっくりだった

最初ダメっていわれたけど、これからがんばるからねがいっつってどうにか約束とりつける

戻ってゴジラモスラが戦うけど、モスラ寿命と羽にゴジラの熱線くらったのとで死ぬ

その後島の先住民の祈りと小美人の祈り、歌で卵が孵化する

双子がうまれ

ゴジラはまだ逃げ遅れた人がいる島へ向かう

逃げるための時間稼ぎをするために幼虫がよいしょよいしょって島へ助けに行く

めっちゃかわいかった

島では幼虫とゴジラが熱戦をくりひろげる

幼虫は二手に分かれて糸吐き攻撃をする

ゴジラも熱戦で対抗するけど、幼虫はたくみに岩陰に隠れながら糸を吐くため、そのうちゴジラはすっかり糸に包まれて何もできなくなってしま

逃げ遅れは避難完了

ゴジラはそのまま海に落ちた

終了

えっ!?あれでおわり?ふつうに糸やぶってゴジラ復活してくるんじゃないの?と思ったけど、

あんだけ包まれて熱線もはけない状態からもうゴジラの負けってことなのかなー

初代ゴジラの圧倒的なまでの勝ちと違ってちょっと物足りなかったけど、まあ幼虫ができることとかたかが知れてるよなあ

あと目立ったのはゴジラコミカル

こわいっていうよりかはかわいかったw

しっぽが鉄塔にひっかかってぎゃーぎゃーさわぐ姿とか、溝に足取られてすっ転ぶところとか、それいる?(笑)っていうコミカルさが随所にあった

でも逃げてるじーさんとか子どもエキストラが笑ってたのもちょっといただけなかったなあ

思いがけずいい人だったと言えば、議員もいい人だった

干拓地について自分利権とか評判ばっか気にしいかとおもいきや、ゴジラがきてるけどまだ逃げ遅れがいるんだ!船をだしてくれ!私には責任があるんだ!って熱くなるところとか、なんだおまえいいやつだったのかと気持ちよかった

全体的に悪人興行仕掛け人+バックのやくざ?だけで、それ以外はみんないい人だった

しか悪人ふたりとも死ぬ

勧善懲悪、出てくる人も気持ちいい、ゴジラもこみかるだけど、ゴジラ人間ゴジラモスラ(+幼虫)の2戦がボリュームたっぷりに入って90分ってのは、すごく密度高くて、めちゃくちゃおもしろかった

感想調べたら評価ものきなみ高くてそりゃそうだわなと納得

2016-08-02

シン・ゴジラ池井戸潤小説って似ている。

○中堅のサラリーマン公務員)が主人公

○一応、主人公はいるが、主人公のみが凄いのではなく、主人公周りのチーム力が重視される。

ものづくりとか公務員とか日本人がなんとなく信頼しているところが舞台

○悪しき官僚制前例・慣例主義を打破しようとする。

問題解決する手段メカニズムについては”それっぽい”説明があるだけ。

○見終わると”日本も捨てたもんじゃない!!”と鼓舞されるが、現実日本もっとグズグズ。

2016-07-13

マクロスデルタ、頑張ってるのは伝わってくるけどいまひとつ話が魅力に乏しい感じあるのなんでだろうって呟き。


SF要素。ディティール、日常破壊世界の謎とか。

日常破壊はあったけれども。楽園のような場所破壊されてもあまり感情移入できないし思い出にひたってもくれなかったし、戻る為に?か海が赤くなったりとか海猫が浮かんでたりとかそういうのもなかったし…分かり合うために敵をガチの敵にしないため?

世界の謎には一応まだ期待してる。敵の本拠地やら船やらはすごく好き。仁王立ちは当然好き。遺跡うんぬんには期待してる。

あと宇宙であまり戦ってないのもSFっぽくなくなってる一因ではあるとは思う後半に期待。

キャラ個性描写

キャラは出番の少なさ故に逆に個性あって描写も絞られているけど、メイン3人が何が譲れなくて何を一番大切にしている人なのか今ひとつ共感できてない。

…とはいえ話が面白ければそれはっていうのもあるから今のところ保留。

強いて言うなら、ミラージュさんは実力コンプレックスもちならマックスと比べられたからって理由付け入れた方が楽しいのにって思う。

あとカナメさんが縁の下支えすぎ問題人足りてないの?ワルキューレ慰問っていうよりは完全に人員扱いだったのも驚いた。

■歌エネルギーっぽい。

7と似た設定だなって思ってます。長々と時間使ってじわじわと話入れてった7と比べるのも如何な物かと思うのである程度は流すとして。

強制ゾンビ設定なのにいまひとつ怖くないのなんでだろう。最初から対抗手段があるからだろうか。

戦場使用される歌。

歌で異文化交流シリーズテーマから戦場鼓舞の歌って基本的シリーズ否定的に描かれている印象がある。歌が好きだから戦争への「使用」を拒む。歌は異界との繋がりとして描かれて、味方以上に敵に向けられる。…って考え出したら、ワルキューレの歌に対する考えがよく分からなくなってきた。治癒を伴うとはいえ、応援歌の側面が今回は強い。というか異文化交流以前に、敵に対してあまり主人公陣が興味もってない印象がある。いっそフレイヤの幼馴染とか過去話とか入れといて欲しかった。

あと今回対抗手段に立てられていく過程すっ飛ばしてるからアイドル格好してる説得力が薄いね…。

…あと、シリーズ共通の「バルキリー」があるのに「ワルキューレ」と名づけたのは、気持ちは分かるにしてもどうかと思う。


いろいろ書いたけど、戦闘描写ものっすごく格好いいので楽しんではいます

ほんと戦闘機バルキリー格好いい。ガウォークの扱いも格好いい。マクロスはやっぱりミサイルだよ格好いい!

2016-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20160622100234

こういう問題オタク承認欲求で括らないで欲しい。

不幸の原因はこの人の計画性の無さ・目標も無いか他人管理される人生に対して文句をいうお門違いな姿勢・使える金が無いと何も出来ない創造性の無さ。この辺だと思う。

旦那感謝言葉を伝えて、日々の仕事も前向きに取り組んで(取り組めないなら仕事を変える)、自分目標を立てて絵を描く。

十分幸せじゃないかな?これしてたら暇な時間なんて無いし、他人家族に不平不満ぶつけるだけの人生よりマシでは。

オタクじゃなくてもこういう思考の人は多いし、オタクが誤解されていくからやめてほしいわと思った。

承認欲求本来自分を高めたり鼓舞してくれるもの子供から振り回されてるだけ。

2016-06-14

頑張って出したうんこの話

頑張って出したうんこの話です。

====

元々便秘症だったが、初めて明確にいぼ痔になってしまった。

内も外もじんわり痛く、あまりにも血がボッタボタ出るため、

なんか怖くてここ数日積極的な排便をできずにいたのだが、

流石に出さないと色々ヤベェなと思い、便意が来た際、思い切って踏ん張りにトイレに入った。

絶対にまたケツ切れるな~嫌だな~~とかのんきに考えていた。

全然出てこない。

そこまで来てる感じはあるのに、全く出てこない。

おそるおそるトイレットペーパー越しに肛門を触ってみると、

拳?という固さと圧。

流石にケツのキャパオーバーを感じるも、ここまで来ていて出さないわけにはいかないので

力を込めて踏ん張ってみるも、うんともすんとも言わない。うんこだけに。

これは今はちょっと無理だわと思い、一旦ケツの力を抜くことにした。

(ケツから力を抜くと、空気が読めるうんこはスッと肛門からどいてくれるものだ)

全然動かない。

殺すぞと思った。

普段は温厚なケツも流石に「早く出るか戻るかしろよ」といった感じで不穏な違和感を放ち続ける。

特に痛くはないけどやたらと苦しくて、

脂汗がダラダラ出てきて、眩暈クラクラしてくる。

このままトイレに籠って気長にいたすのも手なのだが、

以前うんこに踏ん張り過ぎて貧血を起こしてぶっ倒れたことがあるため、

まり時間踏ん張るのは憚られる。トイレだけに。

それに、時刻は12時。

そう、ネットスーパー配送時間だ。

配送担当のおじちゃん達がやたら時間に正確なので、

12~14時でお願いすると大体12前後に来る。

このままだと応対ができないため、ケツにはんぱない違和感を抱えつつも

なんとか応急処置トイレットペーパーでケツをグッとおさえてその上からパンツをはく)をしてトイレを出る。

今日に限って全然来ない。

5分10分と時間が過ぎるが、

12~14時指定からなんの文句も言えない。

(そもそもお世話になっている身なので文句もないのだけど)

絶えず「おっ今なら出そうですよ?」みたいな雰囲気の便意が襲ってくるも、

どうせ出ないし、トイレに入ってるうちに来られたら応対できないので

ケツほっぺを優しく揉んだり腰をほんのり回したりなどして必死にケツを鼓舞する。

気分はお産である。私はケツの夫だ。

トイレを出て15分程が過ぎた頃、ようやくおじちゃんが来てくれた。

御礼を申し上げつつ、失礼ながらドアを即閉めしてトイレに駆け込む。

ケツはもう完全に排便したがってる。

私もひり出して早く楽になりたい。

しかうんこは頑として動かない。

マジで殺すぞと思った。

この時点で最初に気張り始めてから40分以上が経過していた。

仕事(在宅)もやらねばならないので本気で焦る。

仕方なく、最終手段に乗り出すことにした。

作業によるうんこほじり出しである

長い便秘歴を持つ私だので、摘便をするのは初めてではない。

数年前、カロリ○ットに頼りまくっていた時期、

多分油が足りなくてうんこがかつてない程カッチカチに詰まり排便困難になった際に一度だけやっていた。

当時は出口付近を軽くほじったら後はすんなり出た印象だったので、

摘便さんへの信頼感は抜群だった。

今回もよろしくお願いいたしますと念を込め、

ビニル袋を被せた手をうんこにあてる。

なんか思っていた以上に固い。

数年前のはちょっとこねた油粘土くらいの固さだったのだが、

今回のはこねる前の油粘土といった感じだ。

格段に強くなっている。

とりあえず塊の真ん中らへんをほじってみるも、

小石みたいなのがポコ……ポコ………と取れるだけで

周囲のうんこはギチギチに詰まっていてびくともしない。

こんなのってない。

踏ん張り開始から既に一時間以上経っていた。

数分粘ってみるも、流石の摘便パワーでも無計画では勝てないと悟り

ケツをうまい事揉み、外側からうんこの形状を整えてからほじることにした。

今更心配しても一緒な気もするが、痔の事もあるため慎重に揉む。

この作戦はなかなかうまくいった。

小石状のうんこが一つまた一つと落ちていく。

しばらく掘った奥の方に少しやわらかい部分を見つけ、そこを中心に掘り出す。

これが良い判断だったらしく、ケツがにわかに目の光を取り戻す。

出せる!!!!!

渾身の力を込めフン!!!!!!!!!と踏ん張る。

なんか腕みたいなの出てきた。

アメリカハンバーガーショップもびっくりのラーサイズうんこがそこにいた。

体重も1kg以上減った。

これは流したら流したで便器詰まって第二戦突入か?と身構えるも、

サイズのわりに詰まることなく流れていってくれた。

完全な勝利である

ボタボタにかいた脂汗を拭いつつ、

熱気のこもったトイレから出る。

ああ、そういえば今日は涼しかったんだ、と思い出す。

トイレに入る前に作った麦茶は完全に良い色になっていた。

こうして、1時間半以上にも及ぶ死闘は幕を下ろした。

冷えた麦茶をすすりつつ、

もう痔とか排便痛とか出血とか全部無視して、今後はうんこは極力毎日出すと誓った。

---

誰かに話したくて仕事ほっぽいてアカウント作ってまで書きに来てみたものの、

いざ書いてみたらしょうもなさすぎて震えている。

うんこだけに、お目汚し大変失礼いたしました。

読んでくださった貴方様はどうか善い排便ライフをお過ごしください。

2016-06-12

オタク向け婚活パーティもったいない男性ポイント5つ

オタク向け婚活パーティというものにこの1年で10回くらい通って、カップル成立4回、その後継続して会う人も絞れてきたので参加終了にしたアラサー女です。世話になったぜありがとうア○○ラ。

区切りがついたので、婚活パーティのあとの女子飲み(カップル成立しなかった子達で飲んで帰った)(何回かあったけど実のところこれが一番楽しかった)で話題になった「こうすればもっとモテそうなのにもったいなかった男性ポイント」を挙げてみたいと思います

 

個人的感想ですが、人見知りの引きこもり自分鼓舞してパーティに参加するのめちゃめちゃハードル高かったです。

料金や会話のシステム女性は座りっぱなしで男性席替えする)的に比較優遇されてる雰囲気女性側でもびびりまくるので、男性側はもっと気が重いんじゃないだろうか。

がんばって戦っている男性の参考になればうれしいです。

 

  1. 好きな作品の欄がもったいない
  2. 記入例をそのまま書いてくるのがもったいない
  3. つっこまれたらすぐボロが出ることを書くのがもったいない
  4. 自己アピールが気が早すぎ&重すぎでもったいない
  5. そもそもそれほどオタクじゃないのに来ててもったいない時間が)
  6. おまけ1. 相手好感度を下げない小技
  7. おまけ2. 相手好感度を上げる小技
  8. 最後パーティ婚活メリットデメリット

 

ちなみにパーティによって差はありますが、大まかな流れは

会話1周目(5分)

 ↓(休憩)

会話2周目(5分) or フリータイム

 ↓(休憩)

カップル成立 or 解散

って感じです。

1. 好きな作品の欄がもったいない

最初相手に見せるプロフィールシートというものがあります

いろいろありますが、会話のきっかけとして最重要な項目は「好きな作品もの」です。ここをろくに埋めてない男性があまりにも多い!もったいない

記入欄は10個ぶんあるので、とにかく埋めたほうがいいです。フックは多ければ多いほどいい。

オタク向けとは言ってもそれこそ幅広いジャンルがあるので、作品名10個みっちり書いても相手と1個も合わないこともザラです。そういう時に少しでも「あっそれ知ってます」と言えると会話のきっかけになります

 

小手先テクニックとして、参加するパーティのwebページに女性男性参加者の好きなもの一覧(誰が何を好きかはわからないようになっている)が掲載されるので、そこを見ながら合わせて記入すると確実に1人の相手とはマッチするため、会話のきっかけが恣意的に作れます。もちろん作品を知ってること前提でな!

 

2. 記入例をそのまま書いてくるのがもったいない

たぶんプロフィールシートの記入例にあるから女性受けすると思ってそのまま書いてくる人が多いと思うんですが、

BL理解があります」と「最近ハマっていることはお菓子作りです」は見飽きました。山ほど見た。毎回10人中5人くらい書いてくる。

女性の「得意料理肉じゃがです☆」くらい、「これ書いときゃウケんだろ」っていう雑な意図があまりにも明らかなのでむしろ印象よくない。

ここで自分言葉に変換して「BLは詳しくないですがそこそこ大丈夫だと思います」とか書いてくれたら、好感度が跳ね上がります

 

個人的には「BL理解があります」って書いててまたか…と思った人が「ロイアイが好きだったんですがロイエドもいけることに気がつきました」って話をしてくれてめちゃめちゃ盛り上がったので、BLしろいけるよって人は「理解があります」じゃなくて具体的に「ショタけが好きです」とか書いたほうが絶対キャッチー

ただし相手が逆CPだった場合は一気に険悪になる可能性があるので、CP名までは書かずに探り探り会話していくのが安全です。何の話だ。

 

3. つっこまれたらすぐボロが出ることを書くのがもったいない

上の項でも書いたとおり「最近ハマっていることはお菓子作りです」って書いてくる人が非常に多い。

ので、会話を弾ませよう「お菓子作りお好きなんですか!どんなお菓子作られるんですかー?」とか尋ねるじゃないですか。そうすると目が泳いで「ああ……あの……クッキーとか……(ボソボソ)」って言う。会話終了。ワンバウンドすら弾まない。

あんまり多いんで一度ちょっと意地悪で「アイスボックスですか?型抜きですか?」って聞いてみたことがあるんですけど、相手の人が先生指名されて答えられない生徒みたいな絶望顔をしたので大変申し訳ないことをしたと思いました。反省しています

 

しかし言いたい。

ハマってるって書くくらいなら1回は実践しとけ!すぐにメッキの剥がれること書いてくるんじゃねえ!

 

経験豊富に見せなくてもいいんです。実体験で話してください。受けようと思って水増しした内容書いても話すとすぐばれるからかえって印象よくないです。面接官みたいなこと言ってすまん。

たとえば「すみません!ウケがいいかと思ってお菓子作りって書いたけどあんまりやったことないです!クックパッド見てブラウニー作ろうとしたらすごく薄べったくなっちゃって、あれ何が悪かったんですかね?」って笑いながら失敗談を披露してくれた人は会話うめえなあ!と感心しました。

 

4. 自己アピールが気が早すぎ&重すぎでもったいない

自己アピールで「お付き合い」の要素すっとばして「結婚」の要素しか書いてない人がちょくちょくいるんだけどあれ本当にもったいない

 

婚活パーティはほぼ全員初対面だと思います。(あの人前のパーティで見た、みたいな人もちらほらいますが)

最終的に結婚を見据えているとはいえ、その前段階として「お付き合い」があり、そもそも本日の到達目標は「このあと2人でお茶でも飲みたい」と思ってもらい、カップリングシートに自分の番号を書いてもらうことなわけです。

 

それなのに初対面の相手に向かって

「穏やかで明るい家庭を築いて行きたいです」とか

笑顔の絶えない家庭が理想です」とか、ふわっふわした抽象的な理想しか書いてない人が多い。気が早すぎるし、いきなりだいぶ重い。

そういう人に限って好きな作品も2つ3つしか書いてなかったりする。何ひとつ相手に印象付けられないので、スルーされる可能性大です。

 

映画が好きなので一緒に見に行ってくれると嬉しいです」とか

バイクが好きであちこちツーリングに行きます旅行先のおすすめあります」みたいに、

自分と一緒にいるとどんな事が起きるのか具体的に書いてくれると、お付き合いのイメージが掴みやすいです。

 

あとは「趣味が高じて工業機械を操縦する仕事をしています」みたいに、興味を引く内容が書かれていると話が弾みますクレーン動かしてますっていう人の話すごい面白かった。

ここで話が弾む→フリータイムでももっと話したいと思って追加会話に発展→ラストカップリング成立、という流れが多かったので、ほんと自己アピールのつかみは重要です。

 

5. そもそもそれほどオタクじゃないのに来ててもったいない時間が)

これ、ほんとこれ。

 

アフター女子飲みでも毎度話題になったんですけど、オタク婚活と銘打たれたパーティに来ておきながら

「お好きなものはなんですか?」

特にないです……」

って会話終了する人いったい何なんですか。割といる。

ぬるオタ向けパーティならいいですけど、それでもせめて「○○が好きで~」くらい言ってくれよ、何も会話ができないよ!

 

参加を重ねるうちに男女の参加層に結構差があることが分かってきたんですが、女性オタク婚活に来てる層はもうわりとがっつりオタクです。

オタクを伏せて付き合ってみたけど無理だった!せめて理解のある相手を見つけたい!欲を言えばこっちがオタクコンテンツに没頭している間向こうも同じくらい他のコンテンツに夢中になってくれてるオタクがいい!

っていう人が多いです。

 

それに比べて、男性オタク婚活パーティに来る層はそれほどオタクじゃない人が多い気がする。

そもそもアニメ漫画ゲームあんまり見てなくて、かといって鉄とか他ジャンルのオタでもなくて、ただ華やかな層の合コンには馴染めないからこっちに来ましたみたいな人が時々います

オタクにもなりきれてないので大体会話が弾まなくてカップリング成立してないです。

楽しいことがないっていう人と積極的にお付き合いしたいとはあまり思いませんよね。

婚活ネタづくりのためにでも、パーティに出る前に最近アニメひとつふたつはチェックしてみてはどうでしょうか。

今期だと甲鉄城のカバネリめちゃくちゃ面白いんでおすすめです。

 

おまけ1. 相手好感度を下げない小技

これをすると失点するかもしれないので避けたほうがいいポイント

私が相手から敬遠されたゆえの事かもしれないので、苦手な相手に好かれそうなときに遠ざけるという小技としても使えます(つらい)。

 

プロフィールシートに草を生やさな

ネットリアル区別ができない印象。ひどい人はほぼ全部の項目が大草原になってた。こわい。

 

相手の好きなものdisらない

これは……オタクとか関係ないもはや人間性の問題だと思うんですけど、とあるアニメタイトルを挙げたら「あ、あのクソ脚本の!あれ制作側揉めたんですよねー知ってます?」ってその揉めた内容とやらを披露されて真顔になりました。

知ってることをアピールしたいのはオタクの性としても、それが悪い内容だったら当然相手にはマイナス印象になるよ!

 

他の女性disらない

これもそもそも人間性の問題ですが、「今まで普通婚活もしたんですけど、ほんと参加者にろくなのがいなくて」って言った人がいました。

他を貶めることが相手を褒めることだと思ったら大間違いです。

ちなみにアフター女子飲みで判明したんですけど全員に言ってたっぽい。アホか。

 

パーティに知った顔がいてもすっとぼけない

短いスパンで参加を繰り返してると、あっあの人、前にもいたな……っていう人が出てきます

交流タイムでその人と会話になって、

お疲れ様です、どうですかその後」

「いやーがんばってるんですけど」

「こっちもですよ」

「お互いにいい出会いがありますように」

って小声で苦笑いし合った時には、別の戦場で見かけた奴と再会して「よう、まだ生きてたか」ってスキットルを回し飲みしたくらいの連帯感が生まれました。カップルは成立しなかったけどな!達者でな!

 

だが「またお会いしましたね」ってそっと声を掛けたら「えっそうですか?」ってすっとぼけた奴、おめーは何がしたいんだ。

お前会場入ってきた瞬間目が合って気まずそうな顔したろ!土日続けて参加だったから昨日のことだよ!

何回参加しても「あんまり婚活とかしたことなくて今日が初回です!」って言うための演技なのかもしれませんが、「こいつ都合の悪いときはこういう誤魔化し方するんだな」というのが如実にわかるのでやめた方がいいんじゃないだろうか。

あと休憩タイムで男女別にトークするときに大抵そういうの全部ばらされてます

 

おまけ2. 相手好感度を上げる小技

失点を防ぐだけでなく、できたら加点も狙っていこうぜというポイント

今までパーティ交流した相手でいいなと思ったところなど。

 

相手を気遣う具体的な行動をする

交流タイムは5分間×10人で約1時間を2セットくらい話し続けるので、もう喉カラッカラです。一応飲み物はあるんですが、なかなか飲むタイミングが難しいこともあります

そんなわんこそばトークの後半に回ってきた人が「大丈夫ですか、喉渇きませんか、よかったらちょっと一息ついてください。その間にプロフィールシート拝見しますね」と自分時間を削って飲み物休憩を提案してくれたのは大変すてきでした。

自己アピールに「気遣いのできるほうです」って書くより100倍説得力あった。

 

去り際に印象付ける

1周目の会話はほんとに最低限の自己紹介だけで終わるんで、その後の交流タイム相手から指名を取ろうと思ったら「もっとあなたと話したい」ということをアピールしておくといいです。

席移動の合図の後に「楽しくて全然話し足りなかったですね、よかったらまた後で」的な声掛けをしてくれる人は、その後の追加会話タイムでもご一緒する確率が高かったです。

 

決めたら迷わない

フリータイムがあるパーティ場合スタッフの合図で男女それぞれ1回ずつ、話したい相手に一斉に向かっていくという一種恐怖の追加会話タイムがあります

 

ここでぐずぐずしていると、マジで、一瞬で余ります

 

立ち尽くして途方に暮れているとスタッフさりげなく誘導してくれて相手側の余った人とペアになったりするんですが、お互い仕方なく座っているのでまあ会話も盛り上がらない。

これという相手を決めておいて、合図の時点で目線もまっすぐ向けて迷わず相手に進んでいくと「君に決めてました」感がアピールできてかなりいいと思います

男性から進んでいくときはこれで1回は意中の相手と追加会話を確保できる。(相手がすごい人気で複数人たかられるタイプだったら競歩がんばってください)

すごくモテ慣れてる相手だと効果が薄いかもしれませんが、一番に自分を選んでまっすぐ来てくれたという事実はわりとときめき度高いです。

 

最後パーティ婚活メリットデメリット

 

自分マッチングサイト形式ではなくパーティ形式婚活の主な手段に選んだのは、どんなにメールチャットで感じが良くても会って話すと印象がだいぶ違うことが多いのと、あとは単純に短い時間でたくさんの人と顔を合わせるほうが手間がないなと思ったからです。

サイトでのやりとり→待ち合わせてデート」だと少なくとも休日の半分は潰れるし会える相手は1人ですが、パーティ場合は長くても3時間くらいなので仕事帰りにも行けるし一度で10人くらいまとめて会えるので効率がいいです!とんだ効率厨ですね!すみません

最初は「カップル成立しなかったら帰るとき惨めな気持ちになりそうだな……」と尻込みしましたが、だいたいカップル成立するのは毎回半分かそれ以下です。成立しなくて帰る人も多いので大した落胆はありません。

前述したとおり、その後の女子飲みのほうがめちゃくちゃ楽しくてみんなで「これイベアフターだよ……これが楽しいダメだよ……」と言い合ったけど楽しかった。

同じような内容と年齢層のパーティでも、参加する回によって指名したい相手が多くて困るくらいの時もあれば、逆に誰一人ピンとこなくて指名カードに何も書かず帰ってきたこともあるので、ほんと巡り合わせです。

うまくいかなくても自分のせいだけではなくて、巡り合わせもあると思ってあまり落ち込まないでください。

 

それではどうか豊かなオタ婚活ライフを!

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん