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はてなキーワード: 周波数とは

2020-07-02

オンライン会議ツールを使う人は頼むから音に気を遣ってくれ

新型コロナウイルス感染拡大でオンライン会議ツールを使う人はすごく増えたと思う.

そこでオンライン会議ツールを使う人々に言いたいことがある.

一番言いたいのは, と に か く 有 線 の マ イ ク を 使 っ て く れ ということだ.

ZoomしろLINEしろMS TeamsしろSkypeしろ,その手のソフト残響を除去したり,雑音を除去したり,音量を調節したり,とにかく音を変にする.

そのせいで音が歪みまくる.それを防ぐためのマイクだ.

ノートパソコンにくっついてるマイクダメだ.

自分では気付かないかもしれないがタッチパッドとかキーボードの音がうるさい,残響かかって何言ってるのかわからん

ちょっと顔をパソコンから離すと音量が勝手に調節されて雑音のほうがうるさくなったりする.

こっちが喋った声が返ってきたりしてめっちゃしづらい.シンプルに周りの雑音も拾いすぎる.

iPhone付属してるあの白イヤホンで良い.あれにはマイクが付いている.あれで十分だから

とにかくノートパソコンマイクを使うな.嘘だと思うならZoomの録画機能で比べてみてくれ.もうぜんっぜん違う.

オンライン会議は疲れると思うならそれは音質の悪さが原因かもしれない.いいから黙ってマイクを買え.

たまに無線イヤホンマイクを使う人,良かれと思って使っているかもしれないがあなたは一番罪深い.

無線マイクはだいたいサンプリング周波数が16000Hzだからだ.ガサガサになりすぎて何言ってるのかわかったもんじゃない.

有線マイクならデバイスにもよるが,たいてい44100Hzとか48000Hzだ.もう音質が天と地ほど違う.

もちろん回線によって圧縮されたり色々わからない処理がかかっているかもしれないが元の音質を超えることはない.

ついでに無線マイクパケットロスで音が途切れやすい,最悪.

「おれはちゃんと音に気を遣ってるゼェ」とドヤ顔無線マイク使うのは罪だと自覚してくれ.

とにかく有線のマイクを使え.

聞き取りやすさがかなり改善される.

iPhone持ってる人ならすぐに準備できる.

そうじゃない人も百均ですぐに買えるから今すぐ買ってくれ.


ちなみに僕はSkypeが一番キモい音声処理だなと思いました.

2020-06-25

増田ビッチ思考実験

https://gigazine.net/news/20200624-prove-generate-energy-from-black-hole/

ゼルドビッチ思考実験では、回転する金属柱とねじれた光波が衝突した際に、通常はドップラー効果によってねじれた光波の周波数が低くなるところが、金属柱が十分な回転速度を持った場合にはねじれた光波の周波数が高くなると考えられました。

実験では、まずリング上にスピーカーを配置し、「ねじれた音波」を生成。

生成されたねじれた音波を、回転する吸音材に照射しました。この回転する吸音材が、ゼルドビッチ提唱した高速で回転する金属柱に相当します。

吸音材の回転速度を上げたところ、回転速度の上昇に応じてねじれた音波の周波数と振幅が高くなることが確認され、ゼルドビッチアイデア実証されました。振幅については、吸音材の回転数次第で元の波の30%も大きくなったとのこと。この増幅に使われたエネルギーは、回転する吸音材から得られたものだと研究チームは説明しています

まり声の小さかった増田がよく回転するブクマに大量ブックマークされることで声が大きくなるのだね。

その上捻じくれてくる。ただしい。立証されてるし間違ってない。

2020-06-12

偽物の小堺一機

去年も同じこと書いた気がするけど、2日続けて雨が降ると偽物の小堺一機が床下から浮き出てくるのが辛い。TBSラジオリスナーにだけ聞こえる周波数鈴木大拙の真似をするんだけど、自分世代じゃないからさっぱりわからない。ゆっくり目を閉じて霊性自覚すれば偽物の小堺一機は1つずつ減っていくのだけれども、気を抜くとすぐ分裂してねずみ算式に増えてしまう。

2020-06-11

anond:20200611103845

電圧もそろそろ230Vとか普及させてもいいよな。

周波数もいい加減統一しろよ、と思うよ。

2020-05-30

anond:20200530094945

周波数問題があるから集団飛行は難しいかもね

あと何に対して曲芸飛行やんのって問題

ミサイルとかで撃墜されてもいいやって開発されたのがドローンだし

どちらかといえば民間企業がやりそう

2020-05-29

anond:20200529162958

わかる。

自分場合は女の叫び声と子供の奇声(嬌声?キーッ!!てやつ)がダメだ。甲高い声でキーキー言ってると本当にダメだ。

以下自分ダメだったもの

カメラを止めるな

女がひっきりなしに叫び続けてて本当にダメだった。テレビで見てたので音量を最低レベルにしてがんばったけど、小さい音量でも、キェー!て声の周波数ダメだった。

波よ聞いてくれ

アマプラNetflixおすすめに上がってきたので見てみたが、まさに甲高い声で女がキーキー言い続けててだめだった。

まえだまえだ

最近はわからないが、洗剤のCMのこの子供の声が自分ダメ子供の声の要素を濃縮したような周波数だった。

2020-05-25

anond:20200525072057

もう2-3年になるから突発性が慢性化して、聴力が恒久的におかしいということもある。

とくに人間の声の周波数帯を中心に狂ったらしくてとにかくひどい。

2020-05-22

anond:20200522041710

今は完全に違法になったからね

昔ってパソコンソフトレンタルがあったんだぜ

そこではなぜかそれをピーコするソフトも一緒に販売されていて...

フロッピーディスクメディアレーザーで穴開けたり、書き込み周波数をイジってあるプロテクトまであって

ここにこんな話にうなずいてくれる人居るのかな?

2020-04-29

あなたの声の周波数が、たまたま私の耳に敗退のとか

匂いがとか

歯がとか

なにがひとをきずつけるかなんて、わからいからな

最低限の教育は受けてもそこはおたがいさまじゃないと

2020-04-23

anond:20200423120054

この現象って、老化に伴う心拍数の低下に依るものだと思うんよ。

だって人間心拍数って、PCにとっては「クロック」に当たる概念じゃん。クロックが小さければPCの処理能力も低下するわけで、人間心拍数の低下で、時間に対する認識能力が低下すると思うんよ。つまり認識できるものが減るから時間スカスカで早く感じるというわけ。

一言で言うなら、理由は「心拍数認識サンプリング周波数でもあるから」だと思ってる。

2020-04-15

anond:20200415113416

割と真面目に物理破壊スキームみたいなのは通用せんのか?とは思うわな。

ウイルスの外皮にだけ通用する周波数マイクロウェーブを数秒間照射すれば実質ウイルス全部死ぬ、みたいなのは物理的にはあり得るはずだし。

2020-03-30

今日増田くん 4日目

今日はたくさん歩きました。コロナが怖いので出来るだけ人通りの少ない土手の遊歩道を2時間くらい。自分は歩くことが好きで、なぜ好きなのか?と聞かれたらそれはたぶん、脚を前に出すだけだからと応えるつもり。

最近寝付きが悪いので、瞑想に興味がある。

マインドフルネスインナーチャイルド癒し波動神聖周波数前世誘導

YouTube検索してみると宗教みたいなタイトル動画がたくさん出てきた。

これは楽しみだ、早速今晩試してみよう。

2020-03-01

半導体スケーリングしなくなった後、ソフトはどうするのか

CPU周波数が伸びないと言われ、フリーランチも終わると言われていたが、

モバイルというジャンルが変わることで生き残ってきた。


AMDの性能が伸びているニュースはあるが、チップの面積を大きくしているから増えているところがある。

記憶デバイスHDDも数テラとなり、個人レベルでは問題はなくなったが、CPU頭打ちだ。

AIで盛り上がっているが、半導体の処理能力が今後上がらなくなるにも関わらず、AI演算必要な処理能力が爆発的に増えており、

研究レベルで作ったはいいが、実世界ではコストが高すぎて使えない。


ソフトウェア抽象度の高い言語に移り、クラウドが普及したこともあって、多少の処理能力犠牲にしてきた。

パソコンだけでなく、スマホタブレットなど複数の機種に対応するため、より処理能力犠牲にしている。

2020-02-28

anond:20200228010204

チャンネルというのは周波数物理チャンネル)のことではなく、リモコンキーIDのことを指すらしい。

このIDが決められた経緯はwikipedia的にはここに少しだけ書かれている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BCID#%E6%97%A5%E6%9C%AC

まあ、結論としてはよく分からん

2020-02-16

音感についてまとめてみたのでφ(..)メモメモしておく

絶対音感 ある音の高さを他の音と比較せずに識別する能力

相対音感 ある音の高さを他の音との関係において識別する能力

出典:デジタル大辞泉小学館

国語辞典には載っていますが、楽典には音感は載っていません。

識別方法音楽の分野では心理学の分野だからです。

ヒトには音の高さを感じる能力があります内耳蝸牛聴覚細胞が並んでいて、周波数によって興奮して信号を発する部位が違っています。これが脳の聴覚野で処理されて音の高さとして認識される。

長さに例えると長短は比較できますが「ものさし」がありません。何㎝と分かるには、単位を決めて物差しを作らないといけません。作成したものさしを基準点に合わせて長さを測ります

音の高さはラ=440Hzの基準を決めます周波数が2倍の880Hzの音を人間は「同じ音」に感じます。この音程・音の高さの間隔を1オクターブといいます。合成された波形の周期が元の周期と一致します。音の高さには「トーハイト」と「トーンクロマ」という2つの考え方があり、トーハイトオクターブ単位で違う音はトーンクロマが同じと感じられます

返信を取り消す

周波数が2:3の音程は美しく響き合うと感じられます。合成された波形が単純な繰り返しになります音楽ではこの音程を完全五度と名付けています

2:3の関係で音の高さを決め、1オクターブ範囲を超えたら周波数を半分にして折り返します。こうしてできる12音の音列を半音階といいます。この方法ピタゴラス音律と呼びますピタゴラス音律では13音目が最初のラと「ほぼ同じ」なのですが、このために和音の響きが濁ります不快な「うなり」が発生します。この音程の誤差をピタゴラスコンマと呼びます

これを補正するために、様々な音律半音階の周波数比が考案されてきました。ピタゴラスコンマ分散させています

ピタゴラスコンマを均等に割り振ったのが平均律。きんとうに和声が濁ります

これで、音の高さのものさしが完成しました。

ラ=440Hz と 平均律音程 を 覚えて、半音階上位置を判定します。これが相対音感。ラの周波数は可変です。半音階の音高に「音名」をつけます。が、ドレミファソラシは7音・全音階に命名されていて、半音階は♯♭をつけて表されます

絶対音感は訓練によって、半音階の音の高さを記憶して、絶対的ものさしとして使います記憶には短期間で忘却する短期記憶長期間保持し続けることのできる長期記憶があります短期記憶を繰り返すことで、長期記憶として定着すると考えられています絶対音感・音の高さの長期記憶は、幼児期でないとできないとされています。脳の発達により能力が失われる。相対的な音の高さを思考できるようになると、単純な記憶をする訓練が妨げられる。諸説あります

色覚はたくさんの色を認識することができます。これは光の周波数・波長を感じています日本の文化では、赤橙黄緑青藍紫が波長の順に命名されています

絶対色覚……という用語はありません。緑と青の間にも無数の色があり、これを明確に区別することができないから。

絶対音感は、ドレミファソラシの周波数を固定的に記憶しています

ドとド♯の間の音は「わからない」 精度が低ければ近い方に誤認します。ドに近い・ド♯に近いと分かるために、相対音感で補間をします。

赤~紫の光は、赤・緑・青の3つの合成で作ることができます。0~256の強さで表すと256*256*256の色を表現できます

音には1秒間の振動数で表すHzという単位の他に、音楽では1オクターブを1200分割して1セントとする単位があります

可視光を7分割するのは、日本の文化文化によって色名の数は異なります

半音階12音の音程感を覚えて、相対音感習得しましょう。

絶対音感があると、音がすべて「ドレミに聞こえる」という誤解があります音感があると音の高さが「ドレミで分かる」だけです。もし「ドレミファソラシ~♪」という音声が聞こえていたら、それは脳が作り出したもの生活に支障があるならばそれは「幻聴」という病気

絶対音感記憶している半音階に拘りがありすぎると、強迫性障害発症します。長さが1cm刻みぴったりでないと許せないと言い出したら病気ですね。

人には聴覚から入ってくる情報を取捨選択して無視できる能力が備わっています。これを「カクテルパーティー効果」といいます言語の音声を多数同時に処理できるほうが稀な能力ですし。雑踏の話し声がすべて頭に流れ込んでくるとか、どこからか話し声が聞こえてくるとか言い出したら病院

音感があっても複数パートを同時に処理し記憶することは容易ではありません。そのような優れた音感記憶力は「絶対音感」と誤解されていますが、音感の種類である絶対・相対とは関係ありません。

2020-02-10

anond:20200210093129

ベース必要性について物理的にいうと、

高音の中にはかならず低音が含まれている、

これはどの楽器も逃れられない物理真実

バンバン鳴らしまくった高音をとめてようやく

ハモってベースが鳴ってたことにきづく(それまで意識にのぼらない)こともよく有るし

ライブの客席や雑踏だとあらゆるざわめきが全部足されて

結局低音のようなブーンとかゴーという唸りしか残らないのも経験的に知ってるだろ

でも無音からの低音には高音が居ないという意味だけじゃなく

力強さや鼓動、原始的などの意味あいが生じる

から貴重なんだよ

全部の色を混ぜると黒になるからこそ

真っ白な紙に黒い線があることが衝撃的に感じる

包含関係について詳しく説明すると

ノーマルのドと高音のドは高音のドの周波数が低音のドの整数倍だね

http://hikaen2.hatenablog.com/entry/20150612/1434127268

低音のドは高音のドの波を1つ飛ばしにしたようなものなんだ

高音をバンバンならすとオクターブ低音の音符は含まれてかき消されてしまうよ

2020-01-31

あれがメカゴリラか!

なんというパワーだ!

われわれはなすすべがない

このままでは東京の街は壊滅してしまうぞ

いやひとつだけ方法がある

メカキングコングAI知能をジャックしてこちらでコンロールするのだ

そんなことができるのか?

つのAI知能につながる周波数

なんとかわしがジャックしてみよう

頼むぞ

お前にこの星の運命がかかってる

物体にはエネルギーを受けて加熱する固有の周波数があるわけじゃん?

細胞とかを加熱すると活動が活発になるじゃん?

エストロゲンとかのホルモンを分泌する内臓が活発化すれば女性男性と恋に落ちやすくなる()じゃん?

そういう内臓特定の部位だけをほんのり加熱できる電磁砲みたいなのってないの?

いやべつに指向性無くても女子高の教室全体に放射する奴でもいいんだけど。

2020-01-28

anond:20200128093815

他人とたくさん話す、遊ぶことで元気な声を出すための身体感覚模索して身につける。

運動や柔軟、整体などで体を健康にする。

おすすめ瞑想。意外だがあれは体内の姿勢筋をほぐす。

こういうのは技能といっても良いと思うが、どんな志で相手と接しているのかが声の強度や周波数、粗さ、リズムに影響してくる。

これらの要素によって相手を快にも不快にもできる。

傾聴して相手の話を聞こうとする姿勢相手気遣いながらも自分意見を言う姿勢大事

要素がたくさんあって煩雑なんだが、結局のところ失敗と成功をたくさんして身体感覚必要な志を模索、身に付けていくしかない。

健闘を祈る。

2020-01-24

エロ漫画におけるおっぱいの揺れ

エロ漫画は当然ながらフィクションであり、作品の中での表現は誇張されていることも多い。例えば男性性器の形や大きさ、女性おっぱいの大きさ、性行為での体位、内容、回数、挙げ始めたらキリがない。これらは読者を引き込み興奮させるための表現であり、読者もそれを理解したうえで楽しんでいる。

しかし一方で、過剰に誇張された表現は読者を現実に戻してしま懸念がある。私は騎乗位で女性が腰を振ってるシーンが好きだが、その際おっぱいが揺れる表現について非常に気になってしまう。

まずダメなのが、上下に揺れていることを表現するためにおっぱいが上がった状態と下がった状態を重ねている表現である意図理解できるが、左右のおっぱいの2つの状態(上がってる&下がっている)が描かれているので、絵だけで見るとおっぱいが4つ描かれていることになる。これは美しくない。それまでどんなにエロい流れ・表現で描かれていてもその一コマ萎えしまう。

また、揺れを表現するために片方のおっぱいが上がった状態で反対側のおっぱいが下がった状態で描かれることがある。先述のものに比べるとかなりマシだが、これも美しくない。そして、美しさも問題ではあるがもう一つの問題がこの表現にはある。それは、通常の騎乗位の上下運動では左右のおっぱい位相がズレることはまずないことである

騎乗位での上下運動周波数などはたかだか2Hz程度ではないだろうか。おっぱい固有振動数がどの程度かは知らないが(※1)、2Hz程度では1時固有振動モードにすら至らないと推測される。左右でおっぱい位相が逆になるのは2次かそれ以上のモードであり、当然そのモードが現れる周波数はより高くなる。彼女らはそんなに高周波数での騎乗位をできるのだろうか。その際男性気持ちよくなれるのだろうか。痛くならないのだろうか。左右逆位相おっぱいを見るとそんなことを考えてしまい、私の息子は萎えしまう。

エロに限らずフィクションというのはいかに読者を物語から現実に戻らせないかというのが重要だと思うので、作家の方々には凝った内容・過激な内容だけでなくそういった点についても気にして頂きたい。

※1.おっぱい固有振動数は当然個人差があるはずだが、サイズが大きく老齢の(張りが無くなった)おっぱいの方が固有振動数は低くなる傾向になるはずである

2020-01-17

anond:20200116183221

念仏って気持ちよく瞑想やす周波数の声でやってるからな。

トランスするための声って意味では確かに共通項がある。

2019-12-11

お空の上から選びました・前(短編小説)

「またやっちゃった…」

ヒロコは苛立ちと罪悪感でいっぱいになった胸を抑えて深く溜め息を付いた。

間も無く3歳になる娘のユウが赤くなったあどけない頬をめいっぱい歪ませて泣きじゃくっている。

嫌な周波数の泣き声がヒロコの脳に刺さり容赦なくさぶる。

片付けても片付けてもおもちゃを散らかし、いたずらばかりするユウをきつく叱りつけたのだ。

手をあげる必要などなかったことはわかっている。

同じことを何度繰り返せばいいのか、また抑えきれない怒りを発してしまった。

掌がヒリヒリと痺れている。

我に返った時には遅く、ユウは火が付いたように泣き出した。

それでもヒロコはすぐには動けなかった。

その様子を他人事のように見詰め、抱き寄せる事も出来ず、これを宥めるのも自分仕事かとうんざりし、またそう考えてしま自分が嫌だった。

夫の帰りは今日も遅いのだろう。

激務の為、終電になることがほとんどだ。最後に娘が起きている時間に帰ってきたのはいつの事だったろうか。

日が傾き始めた窓の外に目をやり、逃れられない娘の泣き声と孤独感にヒロコはまた溜め息をついた。

──

「こんなはずじゃなかったのに」

ヒロコはサキの家のリビングクッキーを齧りながら言った。

「イヤイヤ期は大変よね」

サキは応じる。

ヒロコの学生時代の友人だ。

サキの子供はユウの2つ上の男の子で、サキ企業勤めのいわゆるワーママである

ヒロコにとっては気の置けない親友であり、育児の先輩だ。

最近は忙しくて会う機会も減っていたがサキが2人目の出産を間近にして産休に入った為、久しぶりにお茶でもどうかと招待を受けたのだ。

「可愛くない訳じゃないんだけどね、時々イライラが止まらないの。本当にひどいんだよ。なんで何回言ってもわからないんだろう」

自分の家にはない、物珍しいおもちゃの数々に目を輝かせているユウを横目に、ヒロコはまた溜め息をつく。

「片付けは出来ないし、気付いたらすぐ散らかすし、昨日もリビングに水をぶちまけるし、トイレットペーパーは全部出しちゃうし…。毎日毎日片付けに追われてる…!すぐにビービー泣いてうるさくて頭おかしくなりそう。この子、私のこと嫌いなのかなって本気で思う事がある」

愚痴は次から次と溢れ出す。

サキは時折自身体験を交えながらヒロコの言葉にうんうんと耳を傾ける。

ヒロコがアドバイスなどを求めていないことはよくわかっている。

ただただ言葉を吐き出したいだけなのだ

まだ意思の疎通もままならない子供と一日過ごしているだけでどれだけ気力と体力が削られるかサキもよく覚えている。

久しぶりに人と話をしている高揚感と充実感に夢中になるヒロコの気持ちはよくわかった。

「…そろそろ保育園のお迎えに行かないと」

サキカップを置いた。

時間が過ぎるのはあっという間だ。

長居してごめんね」

ヒロコも席を立ち、ユウの散らかしたおもちゃを片付ける。

「帰るよ」

その一言でユウの顔がぷうと膨れた。

「やだ」

ヒロコの目が吊り上がった。

「また始まった…!ワガママ言わないで!!」

「やあぁー!あそぶ!あそぶの!!」

ユウはおもちゃギュッと握りいやいやと首を振る。

「もう時間なの!これ以上いたら迷惑でしょ!」

さなから乱暴おもちゃを取り上げると、ユウはわぁっと泣き声を上げた。

「はぁ…。もううるさい!泣かないでよ!行くよ!」

ヒロコはユウを抱き上げようとしたが、ユウは泣いて暴れ、その手から逃がれようとする。

カァッと目の前が赤くなるような感覚に襲われ、反射的にヒロコの右手にグッと力が入ったが視界にサキの姿が入り、ヒロコは震わせた拳を抑えた。

その分声はヒートアップする。

「泣いたって時間から仕方ないの!暴れないで!」

強引にユウを引き寄せ、そのまま引きずるようにして玄関へ向かう。

「みっともない所見せてごめんね。いつもこんなで…ホントごめん」

辛そうに頭を下げるヒロコにサキは困ったような笑顔を返すと、本棚から一冊の本を取り出してヒロコに渡した。

「ね、良かったらこれ、読んでみて」

──

ヒロコは疲れていた。

「こんなはずじゃなかったのに」

もっと育児って楽しいものだと思ってたのに。

お母さんだからメイクもお洒落ちゃんと出来なくて、髪を振り乱して鬼の形相で子供に怒鳴り、お母さんだから子供の為に我慢ばかりで辛い事ばかり。

ユウの寝顔を見て愛しいと思っても、朝になればまたあの1日が始まると思うと恐怖すら感じた。

の子を産んでいなければ…考えても仕方のないifが頭の中を駆け巡る。

夫は今夜も終電での帰宅になると連絡があった。

めしい。子供の事など考えず、仕事だけしていればいい夫が恨めしかった。

独りの時間はとても長く、虚無で満たされていた。

ふとヒロコはサキに渡された絵本の事を思い出す。

(絵本か…)

本屋へは何度か行ったが子供に何を選べばいいのかわからず、無難そうな物を数冊買ったきりだ。

読み聞かせをしてもユウはすぐに飽きてしま最後まで読み切れた事もなく、読んでいる最中絵本を破かれて怒って以来、開くのをやめた。

サキは何故、絵本なんかを渡して来たのだろう。

から取り出し、表紙を撫ぜた。

『この子は、ママをおこらせるためにいきています

絵本はそんな一文から始まった。

「えぇ…どういうこと?」

口の端に自然と笑みが浮かんだ。

静かなリビングにページをめくる乾いた音が響く。

いたずらで母親を困らせる可愛くない子供が、デフォルメされた絵柄で描かれていた。

(そう、毎日こうよ。嫌になる。この子ユウみたい)

嫌な感情が胸を巡る。

気分が悪くなり、一度は絵本を閉じようかと思った。

しかし、めくるごとにヒロコの手が震えだした。

(あ、このママ…)

絵本の中の母親自分が重なっていく。

(私だ…私がいる…)

『はっきり言って、おこらないママなんかダメだと思う!

あたしがあんたをうんだんだもん!

大好きすぎるからおこるのよ!あんたにはママよりしあわせになってほしいの!!

それがおこるってことなのよ!』

絵本の中のママは涙と鼻水で顔を汚しなから子供に叫んでいた。

ヒロコの目から知らずに涙がこぼれた。

(うん、私、怒りたいんじゃない。ユウが大好き。大好きだから怒ってしまうんだ…!私、間違ってなかったんだ…!)

胸が、身体中がカァッと熱くなった。

堰を切ったようにとめどなく涙が溢れてくる。

ヒロコは絵本を抱き締めて嗚咽を上げた。

ヒロコは昨夜泣き腫らしてむくんだ瞼をこすりながらも、穏やかな気持ちでいた。

今朝も早くからユウは冷蔵庫野菜室に積み木を放り込むいたずらをしていた。

いつものように怒鳴り付けたヒロコだったが、泣いているユウを自然に抱き締める事が出来た。

「あのね、ママはユウが好きだから怒ったんだよ。わかる?ユウの事がどうでもよかったら、怒ったりもしないの。だからユウが悪い事をしたら怒るのよ」

そう。こうやって子供に素直な気持ちを伝えれば良かったのだ。

今はまだ全ては伝わらないかも知れない、けれどきっとわかってくれるはず。

心持ちが違うだけでこんなにも余裕を持っていられるなんて。ヒロコは晴れやかさすら感じていた。

──

もしもしサキ?昨日はありがとう絵本、読んだよ」

追い詰められていた自分気持ち理解し、黙って絵本を渡してくれたサキ感謝を伝えようとヒロコは電話を掛けた。

「何て言うか、助けられた気持ち。私、いっぱいいっぱいだったんだと思う…」

「私もそうだよ」

サキの声は安堵したような響きがあった。

「いい絵本だったでしょう?私も辛いときに読んでるんだ。怒るのは悪いことじゃない、子供の為だって思えると気が楽になるよね」

「うん。ユウにちゃんと向き合えた気がする」

しばらく話を続けたあと、あぁそうだとサキは言った。

「あの絵本を書いた作家さんの講演会が再来週あるんだけど行ってみない?」

講演会?」

そんな堅苦しいのはちょっと…とヒロコは尻込みした。

「ユウも騒ぐしそんな所に連れていけない…」

大丈夫子供連れでも安心して行ける講演会なの。作家さんが子供と遊んでくれたり、絵本読み聞かせをしてくれたりするんだ。親も子供も楽しめていい息抜きになるよ」

本を一冊読んだだけ、どんな人かもわからない絵本作家講演会に3000円も出すのは専業主婦のヒロコにとっては少し高いなと思う金額だった。

だが、子供も沢山来ると言う話だし、ユウにもいい刺激になるかも知れない。

熱心に勧めてくれるサキに押され、せっかくだからと参加を決めた。

講演会と聞いて構えていたが、会場に入って拍子抜けした。

椅子も置かれていないホールブルーシートが敷かれているだけ。

子供大人もその上で体育座りをして待っている。

「なんなの、これ?」

わず口をついて出た言葉サキが拾った。

「知らないとちょっと驚くよね。まぁ座って座って」

サキに促されるまま、ブルーシートの端にそっと腰を降ろした。

キョトキョトと辺りを見回しているユウにサキが声を掛ける。

「ユウちゃん、これから楽しいお兄さんが来て遊んでくれるよ。ご本も読んで貰おうね」

サキの息子ケンタは場馴れしているのか、サキに寄り掛かるようにして静かに座っていた。

ケンタくん、お利口さんだね。ユウとは大違い」

「そんなことないよ。全っ然ダメな子なんだから今日はユウちゃんいるから良い子のフリしてるだけ。もうすぐ赤ちゃんも産まれるんだからもっとお兄ちゃんらしくして貰わないと困っちゃう。ね?ケンタ?…あ、ほら始まるよ!」

それはヒロコが想像していた作家講演会とは全くかけ離れたものだった。

絵本作家と聞いてかなり年配なのだろうと勝手に思っていたヒロコは、40半ばに見える気取らない格好をしたこ男性絵本作家その人であることも驚いた。

作家本人が壇上を降りて子供と触れ合い、子供達が楽しめるように趣向を凝らした様々な遊びが繰り広げられた。

時には大人も一緒に歓声をあげるような賑やかなもので、気付けばユウもキャッキャと声を上げて遊びの輪の中で満面の笑みを浮かべていた。

(凄い…)

今まで自分が知らなかった世界が広がっている。

絵本作家って本当に子供好きなんだね」

そっと囁くとサキ悪戯っぽく笑う。

「この人は特別だよ。こんなに子供の為に自分からやってくれる作家さんなんて聞いたことないもの。生の意見を聞きたいって日本中回って年に何本も講演会開くんだよ。絵本も発売前に講演会読み聞かせして、感想を聞いて手直しするの。凄いでしょ?」

サキ、詳しいね

「前にね、仕事でこの人のイベントに関わった事があって。妥協しないでこだわりを貫く姿勢とか、誰に対してもフランクで、作家なのに偉ぶらない所とか、凄く温かみがあって純粋な人だからファンなっちゃったんだ。しかも、ちょっとかっこいいじゃない?」

作家の事を語るサキの瞳はキラキラと輝いていた。

絵本読み聞かせもなんて上手なんだろう、とヒロコは思った。

子供達は食い入るように作家の手元を見詰め、声を上げて笑っている。

(これがプロ読み聞かせ…!ユウなんて私が読んでも最後まで聞かないのに、こんなに子供の心を掴むなんて。やっぱりプロは違うのね。私もあんな風に感情を込めて読んでみたらいいのかな)

作家は、二冊の本を読み終わり、次が最後読み聞かせだと告げた。

講演会も佳境である

もう終わってしまうのか…と残念な気持ちになるヒロコは気付かないうちにもうこの作家ファンになっているのだ。

新作だと言うそ黄色い表紙の絵本は、作家が渾身の思いを注いで全国のママ達の為に描き上げたのだそうだ。

この明るくて楽しい、優しさに溢れた人が私達ママの為に描いてくれた絵本とは一体どんなものなのだろう。

ヒロコの胸は期待に掻き立てられた。

世界中でママにしたい人はたったひとりでした』

読み上げられた一文にヒロコは頭を殴られたような気がした。

何故子供を産んでしまったのかと後悔が過る事もあった。

周りを見れば大人しい子供もいるのに何故ユウのようないたずらばかりする子だったのかと妬ましい気持ちになることもあった。

子供が親を選んで産まれてきただなんて考えたこともなかったのだ。

作家感情を溢れさせた独特の声音絵本を読み進め、ページを捲っていく。

空の上から下界を覗き、ママになる人を探す沢山の赤ちゃん達。

ひとりぼっちで寂しそうなママを喜ばせたいんだと飛び込んでいく魂。

ヒロコの心は激しく揺さぶられた。

気付けば茫沱たる涙が頬を濡らしていく。

子供は空の上で己の人生を決めてから母の胎内に降りてくる。

母に喜びを与える為に産まれるのだ。

ヒロコは肩を震わせしゃくり上げて泣いた。

その背中を優しくさするサキの頬にも涙が伝う。

そこかしこから鼻をすする音が聞こえる。

作家の声もいつの間にか涙声に変わっていた。

作家を中心に会場の空気が一つになったような感覚をヒロコとサキは味わった。

同じように感じる来場者は他にもいたのではないだろうか。

(自分絵本を読みながら泣くなんて、とても繊細な人なんだ…)

作家自分に寄り添ってくれるような気持ちになり、ヒロコはその涙が温かく感じた。

ママ…?」

ヒロコが泣いている事に気付いたユウが、どうしたの?と母の頬に手を伸ばす。

ヒロコは反射的にその小さな体をギュウと抱き締めた。

「ユウ、ありがとう

何故かはわからない。無性にそう言いたくなった。

「私の為に産まれてきてくれたんだね。ありがとう

講演後に開かれた即売会でヒロコは迷わず黄色い表紙の絵本を買った。

そのまま作家サインが貰えると言う。

感動と感謝を伝えているとまた涙が溢れてきた。

作家はにこにこしながら『ユウひめ、ヒロコひめへ』と言う宛名の下に2人の似顔絵を描いて手渡してくれた。

──

翌日からヒロコはユウに、そのサインの入った絵本積極的読み聞かせた。

講演会で見た絵本作家の姿を脳裏に思い浮かべ、それと同じように読み聞かせをしたのだ。

冗談を言うシーンでユウは笑う。

もう一度ここを読んでとヒロコにせがむ。

こんなこと今まで一度だってなかったのに。

この絵本はまるで魔法のようだと思った。

「ユウもこんな風にお空の上からママを選んだんだって。覚えてる?」

「うん。おじいちゃん

ユウは絵本の中の神様を指差す。

「このおじいちゃんにユウも会ったの?」

「うん」

幾人もの子供たちから聞いた話を元に絵本を描いたとあの作家は言っていた。

本当だ、ユウも産まれる前の記憶を持っているんだ、とヒロコは確信した。

「どこが良くてママを選んだの?」

「うーん…ママかわいい

照れたように小首を傾げながら舌足らずに答えるユウをヒロコはきゅっと抱き締める。

ママ嬉しい~!ユウも可愛いよ!可愛いママを選んだんだからユウが可愛いのも当たり前だよね~!」

ヒロコは幸せ気持ちで満たされていた。

子供からこんなにも愛を貰えると気付かせてくれたこ絵本は、ヒロコにとって正にバイブルとなったのだ。

後半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112403

2019-12-07

左耳が突然難聴

今、左耳が低い周波数の音が聞こえにくく、いわば右に寄ってる音を1週間ぐらい聞いている。

病院先生からは「治るまで様子見てみましょうね〜」と、思っているよりもライト対応されている。

生きていて聞こえ方がおかしくなることなんてなかったので、結構焦っていたりする。


結構このライトな感じに対応されていることにはギャップを感じていて、この聞こえなくなる事象がどのぐらい「よくあること」なんだろうか。

教えて増田さん。

2019-12-04

anond:20191204172338

CPUクロックで言ったら2GHzとかでしょ 周波数よりスレッド数が効くゲームってほぼないんで

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