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はてなキーワード: 唐突とは

2016-09-01

モロバレあり「君の名は。感想。主に文句

私は基本的に「細けえこあいいんだよ!」というタイプ人間なので突っ込みどころが多くてもさほど気にしない性質人間だ。

で、本作の評価の多くは(私が見た限りだが)「突っ込みどころは多々あるもの面白かった」という感じになっている。面白い、の熱量も高め。

ぶっちゃけ新海節とか新海が描きたいもんが、今まであんまり自分にしっくりこなかった上に予告を見ても「うへえ」って感じだったんで観るつもりは最初なかった。

でも評価は高い。なら観よう。一般向けに一皮むけた、新たな新海が観られるかもしれん。観に行った。

面白かった、と思う。

が、一晩経って劇場効果が薄れた今、猛烈に文句ばかりが頭に残って、もはや怒りにすらなりかけている。いや、面白かったんだけどね、まあまあ。

以下文句。ちなみにこれは後から湧いた文句というより観ながら気になってて、でも劇場効果でまあいいや、と済ませていたもの

唐突テレビアニメ風オープニングに感情がついていかない。せめて現在進行形出来事をMV風にみせりゃいいのに完全に本筋と独立したMAD風になってて戸惑った。

主人公の男女がそろって名前という記号に異常な執着を見せる心理が分からない。

名前大事ものであるらしいのに男の名前苗字っぽくて最初混乱した。わが弟は最後まで瀧を苗字だと思っていた。

・女の名前が「みつは」でめっちゃ発声しにくい。クライマックス神木きゅん名前連呼するとき「ミツハッミツハッ」ってすごい言いにくそうだった。

 発声するときのことを想定しない名前をつけるとか、新海さんは何年監督やってるのかな?

・町の危機さなかにいるかどうかも分からん女に会うために割と遠いご神体のとこに行く謎判断

名前を忘れないように、という考えで書いた文字が「すきだ」馬鹿かな?

案の定名前を忘れた女が彗星が落ちようとする真っ最中に「彼の名前が思い出せないのー!」とか錯乱する余裕をみせる。馬鹿かな?

・こんな感じのせいで「生まれ育った町、家族友達を守るために頑張るぞ!」という想いをみつはの中に見出せない。

 最悪てめえ一人逃げ延びてタキに会いにいきゃいいじゃん、とか思ってしまう。

 結局町を救うという行為が好きな男との約束を守る、という以上の意味をなしているようにみえない。

 掘り下げれば面白そうな親友二人、土建屋町長なんかも主人公たちの目的を達成するための装置しかなっていない。友人らに対する主人公思い入れを感じない。

・というか、入れ替わり終盤辺りから、この二人には恋愛以外の感情がねえのかよ、とか思ってしまう。

・口噛み酒を「みつはの半分…」とか言ってなんのためらいもなく飲みだすタキ。変態かな?

・ていうか二人とも入れ替わりの途中で三年のラグに気付けよ。普段何をみて、友達家族と何の話してんの?

記憶を失ったタキになんで奥寺先輩も司くんも何も教えてあげないの?ていうかタキもなんで訊かないの?記憶の欠落って結構重大なことじゃない?

・つーかそもそも自分が乗り移った身体の持ち主に惚れるか?

 せめて普段本体が接している友人らから本体の素敵エピソードを聞いて「へーそんな人なんだー…キュン」みたいなのがないと駄目じゃない?

思いついたままに並べたので順番が整理されてないかもだけど、まあ大体こんな感じの文句。以下良かったところ。

キャラデザ田中将賀ー!

 ぽっぽとかここさけの野球部みたいなのとかゆきあつつるこの子どもかな?みたいな司くんとか、結構既視感あるデザイン多かったけど、今まで地味だった新海作品をよく彩ってくれてた。

作画も良かった。特に口噛みガブーから時間逆行する時の演出

・奥寺先輩がすごく可愛かった。長澤まさみのお芝居も素敵だった。

女子力神木きゅんのお芝居も可愛かった。

・よってタキと仲間たちの飛騨紀行も楽しかった。みつはたちの避難作戦立案するくだりもここから楽しくなりそうだなあ!と思わせた。(思っただけだった)

以上。

なんかすげえ偉そうな駄目出しばっかりになったけど、本当にそこそこ楽しめたんです。上記の文句部分に疑問を持ちながらも。

新海がいつもの芸風で(オチも含めて)一般向けのエンタメに仕上げたことはとても評価すべきところだと思います。(何様)

少なくとも「バケモノの子」よりは明快なエンタメをしていたし、この夏のアニメ枠を飾るには十分だったのではないでしょうか。…メイン公開時期が初秋になっちまうけどな!

2016-08-31

アニメ本編よりレビュー面白い

NEW GAME!、第9話もおっさんたちの幻覚が炸裂しております

まだ彼らは過労死して全滅してはいないようです。先に逝った者たちを弔うためにも最終話まで観ましょう。

百合

いつものコウりん。きっともう、おっさんたちは婚期を逃したんだよ。

風邪くらいでりんが早退っていうのも社畜の叶わぬ願望ですが、りんの付き添いでコウも早退という展開は願望を通り越してSFですね。企業社会における物理法則無視しています

フリがありながらりんの着替えシーンがなかったのは、作画コスト(お洋服)が割けなかったからでしょう。唐突に挟まれるコウのシャワーシーンはその埋め合わせ、代償行為です。

銭湯シーン

童貞を殺すひふみんサービスサービスぅ〜

彼女の声、表情、おっぱいエロいのは平常通りですが、今回はシャワーシーンがヤヴァイ。

魔法少女変身バンクみたいに、下から螺旋状に舐め上げるようなカメラワークであのボンキュッボンが撮られるのですよ。

もう普通えっちぃ画ではおっさんたちの神経回路が持たないのだなぁ。

青葉ちゃんおトイレ着替えシーンも斬新なアングルでしたね。コンテ(おっさん)に天才がいる。

あと、お湯がリオ五輪プール並に緑色なんですけど、円盤では適切な透明度になるんでしょうかね?

ひふみんとはじめは良いとして(良くない(いや(・∀・)イイ!!))、青葉ちゃんとゆんが児ポ法Yesタッチ!しちゃいそうです。

随所に垣間見える現実

退社前の打刻、泊まり込み、仕様変更(おいやめろ)、終電があるから帰れる。

誰か早く助けてやれよ。

次回サブタイも魂に"""クル"""

正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴……」

 

幻想文学としての一線を越えた感がありますなぁ。

三六協定裁量労働制あたりが経団連的には最終防衛線なのでしょうが、そのあたりは大人の事情うわなにをするやめ

2016-08-28

[]

今回は少年ジャンプ+

読切祭の残り感想

あと、「金未来玉杯」ってのがやっている模様なので、それに絞って感想を書く。

金未来杯」にはエントリーできないけど面白いギャグ漫画を集め、その1番を決定する企画らしい。

金未来杯」じゃなくて、「金未来『玉』杯」ね。

低劣だけれども、キライじゃないよ、そういうの。

SOCIAL GUARDIAN

読切祭の八つ目。

ふぅむ、流行に乗ったテーマではあるけれども、設定を捻るだけでなく盛り上げる展開も含めつつ、ストーリーもそれなりに面白いと思う。

まあ、まあ色々と粗があることも否めないが。

ストーリー構成からテーマを考えるに、バトル部分が本旨ではないのは分かるんだけれども、あっさり気味なのはやっぱり残念かなあ。

あと、セリフ回しが……個人的にはあんまり

まあ、でも読切祭の中では個人的に上位だよ。

さて、読切祭の総括だが、前回含めて色々と粗探しとかしていたけれども、なんだかんだ全体的にレベル高かったと思うよ(玉石混合な世界漫画を読み続けている身としては)。

総合的な漫画力で「ハトコネコ」、テーマに甘えずストーリー構成で魅せてくれた「SOCIAL GUARDIAN」、キャラクター人格気概を感じた「こっち見て片山先生」、面白いコンセプトの「冬春の仕事」あたりが自分の中で印象深いかな。


キングカイザーエンペラー

未来玉杯 エントリーNo.1

キャラの強い主人公で終始引っ張っていくタイプね。

ギャグマンガとしてはセオリーだな。

破天荒主人公言動が、最終的になんだかん人々を引き付けるという構成は好きだけれども、ギャグレベル普通範疇かな。

たちあがらない勇者テンツ

未来玉杯 エントリーNo.2

設定を活かしたギャグストーリー展開をもう少し期待していただけに、それが残念。

ギャグ方向性ときたまズレているというか偏っているというか、天丼ということを考慮してもワンパターンに感じる箇所もあったり。

まあ、でも軽妙なやり取りはノッてて面白いと思った。

ストロングリリィ

未来玉杯 エントリーNo.3

ギャグマンガから、やるからには過剰な言動キャラクターという自覚の塊を持った「ストロングスタイル」という、まあコンセプト自体は悪くないと思う。

だが、ギャグほとんどが唐突尊大というか、いまいちピンとこない。

テーマ曖昧としていて、コンセプトが機能しているか微妙

ネタ選びや、ギャグ一貫性がないのが、そう感じさせる要因だろうね。

作者自身よく分かっていないというか、扱いきれない状態で描いてしまったという印象を受けた。

吸血童貞タナベ

未来玉杯 エントリーNo.4

ノリと絵柄だけならコロコロとかの小学生向けで連載してそうなタイプだね。

けれど「吸血」の定番ともいえるのか、明らかに「アレ」を髣髴とさせる暗喩的な表現も含まれている。

まあ、それがコンセプトともいえるし、それ自体面白いんだけれども、シチュエーションなり登場人物だったりとかを練って、もっと話を転がしたりして面白く描けたんじゃないかという気がする。

終始テーマに沿っているのは好印象だけれども、舞台というかシチュエーションの都合上イマイチ盛り上がりに欠けるってところが難点か。

大喜利ネタの一つくらいの範疇なんだよね。

人間の達人

未来玉杯 エントリーNo.5

ワー、カワイイー。

……ぐらいしか感想書くことないなあ。

動物擬人化ものだとか、萌えだとかの定番アイテムが、それ以上の役割を果たせていない。

ネタ選びもノリも凡庸で、退屈なものが多い。

設定だとかテーマを踏まえると、むしろ及第点以下だと評価してもいいほど活かせていない。

綾樫くんは飼っている

未来玉杯 エントリーNo.6

面白い、というより楽しい漫画といった感じ。

こういうファンタジー的な要素に、それっぽい理屈を付けるのって楽しいからね。

ちゃんと、前編でネタとして提供される設定が後半の展開で活かされている構成なのがよろしい。

総合的に纏まってて、これといって言いたいことはないんだけれども、強いて言うなら構図とか、コマ割とかかなあ。

あと、1コマに人物が占める割合が多めというか。

さて、金未来玉杯の総括。

ギャグマンガに絞った企画だったのだけれども、当初の私が予想していたのとは趣が異なるマンガが多くて、嬉しさとガッカリ半々って感じ。

投票は~……どうしようかな。

総合的なクオリティならば「綾樫くんは飼っている」だけれども、あくまギャグマンガという土台に乗っけて評価するならば、軽妙なやり取りの「たちあがらない勇者テンツ」とか、テーマで紡がれる内容が一貫している「吸血童貞タナベ」、キャラの濃い主人公ガンガンいくオーソドックスタイプの「キングカイザーエンペラー」も捨てがたい。

まあ、後で決めよう。

2016-08-27

僕をディスるなんて失望しました、會川昇ファンやめます

唐突會川昇(@nishi_ogi)ディスで草生えるwww

03年秋 秋祭りの際に友達の家でハガレンを見る。無自覚ながらオタクっぽいものに、生まれて初めてハマる。

※この時の脚本家會川昇」は始めて覚えたアニメ製作スタッフさんなのだが…まさかあんな形で接触するとは…。(続きは10年後)

123月 ついに、400はてブのバズ(という名の炎上)を果たし、はてなで有名になる。

その際、會川昇さん、ゆうきまさみさんなど名だたるまともな大人から、まともすぎるご批判を頂いて、僕の中で「アニメハガレンおもしろいのは會川昇のおかげだと思ってたけど、荒川弘のおかげ」と評価刷新する。(実際、荒川さん原作作品はハズレがないし…)

ttp://www.tm2501.com/entry/Profile-His_Story

からしてみたらお前が會川昇に影響を受けて會川昇ファンでなくなった、みたいな話びた一文興味ないわけだが

わざわざ書いてるってことはよほどショックだったんだねwww

2016-08-24

発達障害めんどくさい

自分発達障害疑い。専門の外来にかかっている。IQ全検査の値が120前半、言語130ぐらい、動作110くらいで、主治医によると発達障害に特徴的な凹凸はないので「疑い」止まり。ただし主治医主観ではエピソードなどを聞いているとASD強めに感じられるとのこと。自分としては典型的ADHD。締切の段取りうんことか部屋が常に空き巣被害現場とか。

・「ひとの気持ちがわからない」。感情の動きとか、「傷つく」と苦しいとかは経験的に知っていて、それを他人敷衍して考えることは出来るので、「傷つけないように心がけて動く」ことはまあまあできている、と思いたい。ただ、傷ついた人のケアとかが致命的にダメ。泣くときとか一人で泣いて気を落ち着けたい派なので人前で泣くともはや泣いた原因より泣いたこ自体が悔しく、ほっといてもらいたいタイプ

・上記を敷衍して仕事の先輩が隣のデスクで泣いてたのをそっとしといたら「ほっとかれた」「無視された」と思われたらしく、最近無意味にあたりがきつい。雑談一切ふってこなくなったしそれどころか業務にぼちぼち響き始めている。

しかし先輩は先輩でスケジュール詰めすぎて突発でこっちに穴埋め振ってきたりしているので、ぶっちゃけ塩対応していることで自分自分の首絞めてる感があるように見える。(雑談カットは過集中のケがある自分的にはほぼノーダメージ)

・これまでもぼちぼちと悪気なく不快心持ちにさせて下さった方なので(こっちがやってる仕事唐突に「引き継ぐ」宣言しておきながら、「過去メールをほじくり返すのが面倒で時間無駄から」という理由で詳細まとめた資料について口頭説明を求めるなどされる。「都度CC送信しろ」という指示はなんだったのか。こちらの時間無駄にして良いと思ってる的な言動ナチュラルにある)ただでさえ前々から嫌気が差さなくもない状態だったのだが、それがじわじわエスカレートしつつある。ぶっちゃけもうフォローしたくない。

・昨日は残業して作業してるときに、「自分がやりたい仕事があるし増田は今急ぎの仕事とかないはずだから端末空けろ(意訳。物言い自体もっと柔らかかった)」と言われて端末譲って帰ったがなんか納得いかない。先輩がやりたい仕事があるのは良いんだが、私はその時やってた作業以外にルーチンでこなさなきゃならないのがあと二つ残ってた。しかもうち一つは今週木曜までに目処をつけてその先輩に報告せねばならんやつだ。それを「他に仕事ないはずだよね」と来た。それはなくね? それはありえなくね?? 木曜ぐらいまでを目処にしろ言うたのはアンタやで?

・発達あるあるだと信じているのだが、こういう細かいエピソードはだいたい全部覚えている。何なら書き出せるのだが、書き出して提出するとなぜか見た人は大抵ドン引きする。書かれている内容にではなく、「こいつよくこんなに細かくいくつも覚えてんな」というところにである

・覚えていることに引かれるのなら、その都度「それはやめて」と訴えれば良いかというとそうでもない。というかそれやると一発で「反抗的」「ケチ」「不寛容」「自分のやり方に固執しすぎ」などなど悪名高くなること請け合いである(ただでさえ仕事の仕上がりの精度を気にしすぎていると言われているのに!)。何より、経験から「まず相手の言い分をのみ、できるだけそれに沿うように動く」ようにしてトラブル回避を試みるよう行動様式が固まってしまっている。上記の「他に仕事ないよね」への腹立ちを今ごろ言語化しているあたり典型的

・健常者ってこういうときどうしてんの? どう持ち込んだら「自分にも非があった」みたいなことを認めやすいの?? それともアレか、私が神経質すぎるのか? でもこの調子で突発的に作業ペース乱されると、ただでさえ締め切りまでの段取りがアレなのにキャパ超えてまうんで困るんですけど。仕事の成果が出ないという意味でも困るし、この先輩たぶん「締切守れ言うたやん」って指導してくるはずで、それにこっちも内心で「おまいう」ってなってしまって良くないと思うんだよね。

転職とか配置換えは視野に入れない方向で(仕事内容自体は向いてるので辞めたくない&代われる人員居らん)、なにか良い案ないですか健常なるみなさま。あるいは宇宙人仲間たち。

2016-08-22

N高校中国語やるって馬鹿

さっきプロフェッショナル仕事流儀で、川上特集されててさぁ、

N高校差別化どうしようって会議社員がいろいろ考えを出してる時に、唐突に「中国語やろう」って川上が言いだして、

それを受けて社員が本当に中国語を授業にできるか検討して、

英語マーケットの100分の一しか需要がないってわかって、

ニュースでも、中国との取引はすごく多いけど、そこに中国語必要とされてないって出てたのに、

それでも川上がやるってゴリ押ししてんのね。

 

その理屈が「今はダメでも将来は必ず必要になる」だって

 

もうね。あほかと馬鹿かと。

 

中国人だって英語を使うんじゃボケが。

中国語需要なんて今後も増えねーよ。

社員も何も言い返さないの。

馬鹿じゃないの?「じゃあ将来中国語絶対必要になるっていう根拠を示して下さい」とか、いくらでも反論できるだろ。しょーもない。

 

番組の流れが「川上は思いつきを信じない。全て理屈説明する。誰もやってない事をやる時はいつもより慎重にやる」みたいになってて、

中国語ゴリ押しした時も「川上社員の反対に対して、理屈で示した」とか言ってんの。

 

いや、あれはぜんぜん理屈じゃないよ。単に偉い人だから部下が黙っただけだよ。

それか部下が無能反論できなかっただけだよ。

誰もやってない事をやる時はいつもより綿密に進めるんじゃないの?

ドワンゴ社員ってもう無能しか残ってないのか?

シン・ゴジラ後乗り感想

あんまりにも絶賛以外の初期批評ボコボコにされるのを見て恐れをなし増田に投下する所存

ネタバレあります

矢口描写

現実派の赤坂理想家の矢口という対立描写がされていたが、矢口が非常にできる人オーラを出しているのであまり対比が感じられない。

冒頭で矢口が巨大生物云々という空気の読めない発言をするが、観客からすれば「真実」を指摘しているわけで、この時点での矢口の未熟さを感じる人はあまりいないと思われる。

赤坂が「空気を乱すな」とたしなめるが、この時点で赤坂矢口感情移入する観客からすれば嫌な人でしかない。

その後も矢口は周囲のフォローを受けながら巨災対を回していくわけだが、失敗描写殆どないのでやはり矢口は有能に見えてしまう(よく見ると矢口1人では全く回ってないのだけれど)

よりわかりやすく示しても良いと思った。決定的な失敗をするとか、巨災対に陰口言われるけど成長して信頼されるとか。

はいえ、現状の構成にも利点はある。矢口感情移入すれば(そしてそれは容易であるヒーローとして楽しめるし、深読みすれば矢口成長物語としても楽しめるので。

実際この2人と、矢口-松尾コンビのやり取りは楽しく見ることができた。

■カヨコ

さんざん言われているけれど、やはり浮いている。怪獣映画であるとしても浮いている。たまにゴジラが一番リアリティないだとか、ヤシオリに向けたリアリティラインの降下要因だとか言われるが納得できない。

対人物と比較したときにカヨコが浮いているのは紛れもない事実である

人とゴジラ対話してチームでも組むならカヨコの存在違和感いかもしれないが、そんな荒唐無稽なことは起こらない。

ゴジラリアリティがないからカヨコにリアリティがなくても良いという主張は、実質映画の全てを免罪し映画自体評価を下げてしまうのであまりよろしくないと思う。

カヨコがいたかリアリティが感じられなくなりヤシオリを素直に楽しめたか?NO。

あのテンプレアメリカンキャラ付けルー語は勘弁して欲しかった。

個人的には老獪な紳士とかだと良いなぁと思います萌えるので。

ゴジラの生態

これはこの映画最大の魅力ではなかろうか?

前段で書いたこと、これから後段で書くことはあくま映画をそれっぽくするためのオマケ。

ゴジラの設定は最高だった。あのぶるぶるするちょっと残念なサンショウウオが画面に現れたときですら大興奮だった。その後のそれっぽい科学説明科学的に正しいかは問わない)もそれに拍車をかける

絶望感を盛り上げるWho will know (24_bigslow)/悲劇(熱線の時のBGM)もいいが、 Persecution of the masses (1172)/上陸も不気味さと不安感を煽る絶妙音楽だと思う。

日本武力の総力を投入しても基本的にはただ平然と前進し続けるゴジラ。お決まりの「やったか!?」。この古典的台詞ですら場面を盛り上げる。

そして熱線。かっこいいの一言に尽きる。まずガスをはき出してそれに引火し、炎が収束していくあの描写オタク心を存分にくすぐってくれた。ギャレス・エドワーズの熱線描写で大興奮していた自分にとって、あのシーンだけでもこの映画価値がある。

ガメラ2ラストのような火の海の中で暴れ続けるゴジラを遠くから描いたカットも最高。そして全てが終わった後、エネルギー切れのロボットのように眠りにつくゴジラ。1連の流れは”美しい”の一言に尽きる。この場面だからこそWho will knowも生きる。いきなりIf I died~で始まる歌詞無駄示唆的でよい。

その後東京にたたずむゴジラを見たときは少々ギャグっぽいなと思ったが、熱線を掃き終え眠りにつく描写のかっこよさはそれを上回る。

熱線描写までは積極的破壊をしないところも評価したい。サンショウゴジラはただ進んでいるだけだが、それだけで甚大な被害をもたらすという絶望感は心地よかった。それは見慣れたゴジラの姿になっても変わらない。

従来策のように、なんでビルに戦いを挑むのかと思わせられる部分はなかった。

■前半と後半の乖離

前半部分の完成度の高さに比べて、映画後半はどうしても見劣りする。

ゴジラという強大な存在感に支えられていた映画が、外国という相手しかも顔も言葉も見えない!)にその対象を変えたことで一気に魅力が薄れてしまった。

この映画に出てくる外国人は、漫画テンプレか、顔の見えないよくわからない相手である。正しく世相を反映しているのかもしれないが、ずいぶんと内向的な描き方だと感じる。

さて、後半魅力が薄れた理由は核攻撃とそれに対する主人公達の反応に説得力がなかったからだと思う。露悪的な見方かもしれないが、突然嫌悪感を前面に押し出す主人公達の反応があまりにも唐突に感じられる。

攻撃有効性は巨災対の中でも認められている。勿論自分絶対にノーだが、この映画は前半で日本にとって東京いかに大切かを延々としゃべらせているので、地方在住の自分としては「地方だったらここまで抵抗するか?」と穿った見方をしてしまう。

理想化の矢口の反応はわかるが、ここで赤坂感情的になるのも解せない。日本人皆の共通認識と言えばそれまでだが、もっと説得力のある反対理由が欲しかった。ぶっちゃけ核がゴジラにきかないのでは...?という手応えが欲しかった。

既に東京ゴジラにより破壊汚染されているわけだし。

ヤシオリ作戦カタルシスに欠ける。絵のシュールさも勿論、電車爆弾程度でゴジラが転ぶのか?と思ってしまう。脚本の都合上仕方ないかと思うが、観客に仕方ないと思わせている時点で失敗といえる。

地面を爆破してバランスを崩すとか、そういう描写の方が説得力があったかもしれない。

口に散水車で液体を流し込む絵もあまりにもシュール。ヤシオリというかヤケクソ。

前半は素晴らしく没入感のある映画だっただけに、後半冷めてしまったのは本当に残念。とはいえ前半があったが故に後半もまあ許せるかぐらいの気分にはなれるし、この映画を良作たらしめている。

政治云々

初代ゴジラには議会ゴジラ情報を統制したい与党っぽいおじさんと、事実公表しろと迫るおばさんのやり取りがあったりする。

一方シンゴジラでは政治描写殆どない。基本的には現内閣とその下部の各省庁から集められたチームが職務をこなす様であって、あれは行政と呼ぶべきだろう。

ゴジラが海に帰った後、国会でのやり取りがあっても良かったかも知れない。それこそ初代のようなやり取りを。民主主義云々言うのなら国会野党を欠くのは片手落ちである

科学者へ無邪気な信頼を置いているのも気に掛かる。今作はわかりやすいほどに震災モチーフと言われているが、であればあのとき科学がどういう状況だったかを考えるとこの映画は無邪気すぎる。

あのとき間違えたものも正解したものもいた。にも関わらず今作の巨災対の科学への絶対的信頼は怖い。

彼ら・彼女らは行政人間ではあるが同時に科学知識を持つ専門家としても描かれている。そのギーク達が超人のごとき活躍。本当に福島を扱いたいならあまりに呑気ではないか

これは穿った見方をすればギークが有能な指導者に見いだされ日本を救う物語とも取れる。この設定は映画の魅力を損ねるわけではないが、高める訳ではない。

また日米の主役である矢口とカヨコは両者とも世襲政治家で若くして高い地位についている。きっと矢口支持率も高いのだろう。親の七光りも存分に使っている。

これが皮肉なのかどうなのかはわからないが、その上矢口は(危機はいえ)小休止時にシャワーもせずに働きづめで有り、皆もそうであることを賞賛する。

庵野が描いた主人公がこのような仕事人間なのは興味深い。

総評

良作。見て損だと思う事は絶対にない。見た人を必ず楽しませてくれるはず。

一方で気になる欠点存在し、その欠点を吹き飛ばすには後半の尻すぼみもあり傑作とまでは言えないと思う。

2016-08-21

シン・ゴジラそんなに言うほど面白いかあ?? <追記アリ>

最初に「煽りタイトルである事に謝罪しておく。

 

1週間ほど前に話題ゴジラを見に行った。面白かったは面白かった。

が、事前ハードルが上がりすぎていたのか、粗(に私には見えた)の部分が結構気になってしまい、正直世間で言われている程に「大傑作」にはあまり見えなかった。

この一週間ほど感想記事などをいろいろ巡ってはみたが、いくつかの批判記事もあまり共感できる内容でも無かったので、ひとつ増田にでも吐き出してみる。なお、いろいろと確認意味も込めて昨夜もう一度シン・ゴジラは再視聴している。

 

 

という訳で以降シン・ゴジラへの不満点を列記する。

 

 

登場人物ゴジラへの理解度が要所要所で不自然に高い

 まず冒頭の10分か20分くらいで気になった部分。主人公矢口会議中に巨大生物言及するのだが、この時点で矢口がそう判断に至った材料は精々ネット動画程度であり、あそこでアレを「生物」と考えるのはかなり不自然だ。この時点では矢口は単なる夢想レベルである

 演出意図としては「唯一真実リーチしている主人公」のように見えるのだが、それならもっと巨大生物という予測に納得感が無ければ意味が無いように思う。もし矢口をそうした「夢想家」的キャラクターとして描く意図があったのならば納得がいくのだが、以降は基本的に「有能な政治家」然と描かれるのでそれも考えづらい。

 基本的に高いリアリティラインで進む映画のため、このシーンで不自然映画の先を予測した発言があるのは違和感が大きかった。さらにそれに続く、会議室尻尾ニュース映像が流れるシーンがその印象を後押ししていて、あの映像だけであれを「巨大生物尻尾」と判断できるというのもかなり不自然に思う。映画の進行のためにさっさと登場人物全員に対象を「動物」だと認識させたい+ゴジラの全体の姿をここでは見せたくない、という意図からあいったシーンになったのだろうが、やはり不自然は不自然だ。

 比較的序盤のこの2シーンで、「映画の都合で登場人物理解力直感力が劇中で変動する映画では?」という疑念が生まれしまった。

 ゴジラに対する登場人物リアクションとしては、最終形態が現れたシーンでも、あれだけサイズ形態も変化していれば、別個体可能性への言及があっても良かったのではないだろうかと思う。ここでも映画の進行のため、そうした選択肢登場人物に不自然に与えていなかったように感じられた。特に「あらゆる可能性を」と発言していた矢口最後まで同種の別個体存在言及しなかったのが不満として残った。

 

 

・人の死の描き方について

 ネットでは「死がちゃんと描かれていない」「いやアレでちゃんと描かれている」という論争がいくつかあったようだ。

 個人的には全体を通してあくま被害俯瞰的に描いていたのは面白かったと思う。「対策ルームに篭って黙々仕事をする政治家」が主人公という映画なので、むしろ現場被害をことさらクローズアップせずに描いたのは正しい。

 が、むしろそれならその描き方を徹底して欲しかったという不満があり、2,3箇所ほど不自然に急に人死にがクローズアップされたシーンがあり、そこが「ちゃんと死を描いていますよ」というアリバイ作りのシーンに見えて正直気持ち悪かった。

(一つは倒れるマンションから逃げ遅れた家族、一つは溢れた川から逃げる男性、もう一つどこかで同じことを思った気がするが覚えていない)

 この点はあまり大きな不満という程では無いのだが、どうにもモヤモヤとしてしまった部分だ。「全体としては面白いとは思うのだが、細かい不徹底が気になってガッカリしてしまった」というのはシン・ゴジラ全体に対する不満でもあるので、その意味でも言及しておいた。

 

 

石原さとみキャラが明らかに浮いている

 これは褒めている人の中でも言及している人がチラホラ散見されたが、カヨコのキャラクターリアリティラインを高めに設定しているこの映画の中で明らかに一人浮いているように感じられてかなり気持ち悪かった。正直ここまで不自然に浮いたキャラクターをこの映画に投入した作劇意図がよく分からない。

 とある感想で、「カヨコの突飛なキャラクターによりリアリティラインが下がったために、その後のヤシオリ作戦が受入れやすくなっている」という説明があったが、ちょっと納得しづらい。ヤシオリ作戦はかなり無茶な内容の作戦ではあるものの、劇中の他の展開で「これしか残された作戦はない」という納得感は十分作れており、カヨコの存在が無くても十分受け入れられたと思う。そもそも、対ゴジラ作戦リアリティライン登場人物ドラマリアリティラインとは(相関してはいるだろうが)別の話であり、突飛なキャラクターいるからと言って突飛な作戦が受入れやすくなるものだろうか? 単に「不自然に浮いたキャラがいた」というだけに見える。

 全体通して極めて「大人」な登場人物物語が進んでいるだけに「なんでこんなキャラクターを入れて雰囲気ぶち壊すんだろう?」と感じた。

 

 

・ヤシオリ作戦について

 当のヤシオリ作戦についてであるが、例の無人在来線爆弾など独特のケレン味の魅力は確かに素晴らしいとは思うのだが、最後の決着の味気の無さが気になった。有り体に言うと「ショボい」。

 意図自体は分かる。派手な秘密兵器などを使うのでなく、人々の地道な対策奔走による勝利を描きたかったのだろう。だが、結局それと特撮的な絵の盛り上がりとバッティングしてしまっているのは悪手だったのではないかもっと同じ演出意図を満たしながらも、絵的に迫力あって盛り上がる「決着」を描く方法が何か無かったのだろうか、というのがどうしても不満。

 注入量を読み上げる緊迫感あるシーンで、「放水した分を全て飲んだ計算して大丈夫なのか?」「そもそもあの生物「口からモノを飲む」という習性自体あるのか?」などの疑問が脳裏をよぎってしまったが、そうした疑問ももっと絵的な盛り上がりがあれば勢いで誤魔化されていたのにな、と思うので、ここも「悪くは無いんだけど、もう一歩足りないなあ」と感じた部分。

 加えて、ヤシオリ作戦に関しては、矢口の陣頭指揮の部分にも中途半端さに違和感があり、これまで徹底して「対策室で対応する政治家」を描いてきて、結局最後は「主人公現場の陣頭指揮を取りに行く」というのを描くのか、というのに少し落胆した。せめて矢口本人が言うように「自分現場にいる事で出来た微妙判断」が描かれていればスッキリはしたかも知れない。まあそれをやると矢口ヒーローっぽくなりすぎるきらいがあるのでまた違うんだろうなとは思うのだが。

 

 

・「国」のアピール

 別に国威掲揚だ」とか「日本スゴイきめー」だとか言うつもりは無いが、そうでなくても妙に「国」や「日本」のセリフ唐突さというか、無理やり挿入した感があって首を捻った。矢口の「皆休まず熱心に仕事してくれる」から「この国はまだまだやれる」のセリフに繋がるのに飛躍を感じる。前段階として「政治家としてこの国に失望しかけていた矢口」という描写でもあればドラマとして納得しやすくはあったのだが、そういう個人ドラマフォーカスする映画では無かった。「ニッポンゴジラ」というテーマのために無理に接続した感がある。

 また、これも同意見を多少ネットで見られたが、総体としての「日本」とゴジラとの戦いを描くのがテーマであるのであれば、あそこまで「東京」のみの話に終始したというのはどうなのだろうと思う。劇中でモブセリフ地方軽視へのエクスキューズ台詞があったが、正直言い訳程度にしか感じられず、物語として組み入れられてはいなかった。話を2時間にまとめることを考えれば、そこまで舞台拡散させるのは難しいというのは分かるが、映画全体で「日本」や「国」を強くアピールしていた事との整合性がとれていなかったように思う。

 

 

 

 他、細かい部分は置いといて、強く気になったのは以上の点だ。

 「細かい事を気にしすぎ」と言われるかも知れない(というか知人に話したらそう言われた)が、気になってしまったのだから仕方ない。面白かったは面白かったが、改善できそうな部分、徹底されていない部分がチラついてしまった、というのは何度も繰り返す通り。「大傑作」の評に期待して見に行ったため、「ここがクリアされてないのか…」というガッカリが先行してしまったきらいはある。

 リアルの知人と言い合いになっても後味悪いので、増田で一通り吐き出させてもらった。以上。

 

 

<追記>

続きと種明かし

http://anond.hatelabo.jp/20160822181856

[]

今回は少年ジャンプ+

読切祭とかやっていたので、それに絞って感想書いてみた。

追記:漫画タイトルが間違っているという指摘あったんで、修正しとく。

ハトネコ

読切祭の一つ目。

ふむ、キャラクターや設定にリアリティ説得力が欠けるが、嫌いではない。

コマ割や構図がイマイチなのと、後半のアッサリ感はいかんともしがたいが。

あくまで謎ということで終わらせたいのだろうけれども、その上で描けることはあったと思うんだけどなあ。

時代劇で例えるなら殺陣シーンにあたるわけで、最も盛り上がる場面なわけだから

こっち見て片山先生

読切祭の二つ目

主人公である片山を、しっかり魅力的に描こうという意欲がみえるね。

主人公信条が、言動正当性担保しているという構図はよろしいかと。

即物的ではあるが、これは実直かつ目に見えないものしか信じない主人公からこそ言葉の重みが違うってことに、感想書いているときに気づいた。

ただ主人公キャラをしっかり描きすぎた反動というか、幽霊キャラの設定はメタ的に見たときまり必然性を感じなかったかな。

幽霊キャラのためにページ数割いているのがやや蛇足気味に思えた。

私の持論で「メインキャラは加算ではなく、乗算が理想」というのがあって、この幽霊はメインキャラとしては加算でしかないんだよね。

CLOWN

読切祭の三つ目。

フリークス」とか知っている身からすれば、中々にセンセーショナルテーマだ。

……の割に別段語りたいことが出てこないのは、テーマによって紡がれる話や構成演出が大したことないからかな。

フリークス」然り、同サイトの「ファイアパンチ」然り、それらの賞賛批判が強くなるのは、作品バックボーンにそれだけ影響力を持っているからだと思っていて、その点この作品は平易だ。

VRリハビリ少女ちゃん

読切祭の四つ目。

うーん、あんまり響かないなあ。

設定、ストーリーキャラクターギャグ構成するネタの一つ一つが尊大ですらなくて、そのくせ唐突から、ただただ首を傾げるんだよね。

コマ割をもう少し工夫してくれれば、印象も多少変わったかもしれないけどなあ。

まるで4コマ漫画として書いていたのを、無理やり繋げたみたいな構成から、余計にそう思う。

奇抜というほどのアクもなく、正直なところ貶すほどのものでもないけれども、かといって褒める部分もほぼない。

「読切祭か、よし作品全部の感想を書いてやろう」という気持ちじゃなければ、感想を書こうとすら思えない内容だった。

マッチョグルメ

読切祭の五つ目。

マッチョ」という「グルメ」という組み合わせ、そして画力インパクトはそれだけで面白いが、逆に言えば面白かったのは「それだけ」だったともいえる。

まあ、一発ネタですなあ。

冬春の仕事

読切祭の六つ目。

英雄の武具の扱いが難しいので、それを指導する仕事というコンセプトが面白いね。

ただ、面白そうな設定に対して、そこまで盛り上がらなかったかなあ。

結局、やらせてることがほとんど呪文の唱え方ってのがガッカリポイントというか。

あと、ちょっとノリで押し切って欲しくなかった部分があるのも残念。

TELTEL 坊主

読切祭の七つ目。

間違い電話から、それぞれの思惑が交錯し、誤解が生まれコメディになるっていうパターンはありふれているけれども、まあ面白かったかと。

ただ、終盤それら物語がしっかり集約されないのが不完全燃焼感あるなあ。

噛み合っていないものが噛み合っているように見えるから面白いのであって、それが噛み合わないままだと話としては中途半端

例えば、誘拐犯は縁のない、あくま身代金目的で動く人物として描いてみる。

更には父親も終始登場させる。

子供誘拐犯、坊主父親といった登場人物たちが、それぞれ違う目的で動く部分を掘り下げて描写する。

勘違いした坊主が、誘拐犯ではなく子供父親電話して~とかいう展開も挟み、誤解が更なる誤解を生むスパイラルを~、とかだったら面白くなると思うのだが、些か願望入りすぎだろうか。

2016-08-19

飛田新地童貞を捨てた男の末路

飛田新地童貞を捨てた俺の哀れな末路を語ってみる。

  

20歳まで童貞だった。ほんとに辛かった。

中学時代ほとんど童貞で、学年のほんの数名が非童貞

彼らはヒエラルキーの頂点に立っている。

 

高校になると状況が変わってくる。

自分場合は共学だが進学校だったので、そこまで男女交際は活発ではなかった。

しか高校2年くらいから非童貞が増えてきた。

焦りを感じつつも、まだ大丈夫自分を納得させる。

部活勉強言い訳恋愛から逃げていた。

 

だが部活勉強も真面目にやっていたわけではない。

ずっと補欠で一度も公式戦に出たことはなかったし、第一志望の大学には落ちた。

そして彼女を作ることすらできず、いや女の子デートをすることすらできず高校卒業した。

 

大学入学

はじめて恋をした。アルバイトの同僚だった。福田沙紀に似た可愛い子だった。 

慣れないながらも一緒にバイトから帰ったり、メールでやりとりをしたり。

ほんとに楽しかった。

ある日、一緒に帰っている最中、思い切って告白した。

  

めちゃくちゃ引いていた。

告白タイミング唐突だったし、自分アプローチもウザかったのだろう。

「友だちとしてしか見てない」と言われ、あっさりフラれた。

死にたいと思った。

それが19歳の冬。

  

さすがに19歳になると、周りから童貞が減っていく。

辛かった。コンプレックスしかなかった。

自分より年下のやつが、どんどん童貞卒業していく。

一方自分童貞で付き合ったこともない。

やがて20歳を迎えた。

 

「とにかくSEXをしたい。SEXをすれば変われるかもしれない。」

 

その一心だった。

もうプライドもなかったので、風俗童貞を捨てようと決めた。

ネットでいろいろと調べた。

ソープならSEXができ、デリヘルホテヘルSEX禁止らしい。

SEXができないと意味がない。ではソープにしよう。

いざ予約をしようとするが、ヘタレ自分はなかなか電話ができない。

何よりパネルマジックが怖かった。

せっかくの童貞卒業なので、やっぱり可愛い子とSEXしたい。

さらに調べたところ、楽園を見つけた。

 

そう、飛田新地だ。

20分1万6千円、顔を見て選べる、SEXあり、予約不要モデル並みがゴロゴロ

これだ。

 

覚悟を決めた俺はバイト代を下ろし、飛田へ向かった。

そこはまさに楽園だった。

モデル風、アイドル風、ギャル風が軒並み揃っていた。

今まで縁のなかった、こんな可愛い女の子とたった1万6千円でSEXできるというのが、童貞には信じられなかった。

迷った末、篠田麻里子の子童貞を捨てることに決めた。

 

金を渡し、服を脱ぎ、フェラ

そして、騎乗位での挿入。

一瞬だった。

 

こんなものか、と思った。

だが同時に、達成感を覚えた。ようやく男になれた気がした。

 

そして俺は風俗にハマった。

金さえ出せば、どんなタイプの女でも抱ける。

当時、サークルもしておらず、友だちも彼女もロクにいなかった俺はバイトばかりしていた。

趣味特になかったので、バイト代が100万円近く貯まっていた。それを全部風俗に突っ込んだ。

飛田モデル系やギャル系といったタイプを一通り抱くと、次は松島新地信田山新地にも行った。

新地に飽きると、ピンサロホテヘルデリヘルソープ・M性感。

それにも飽きたらず、シンガポールゲイランと香港の141に行った。

長かった童貞時代反動

そうとしか言いようがないくら風俗にハマった。

そんな豪遊の前に、100万の貯金なんぞあっという間に飛んだ。

 

だがいくら風俗で遊んでも、自分素人童貞であるという事実からは逃れられなかった。

素人童貞を捨てたい。

 

実は風俗にハマりながらも恋はしていた。

何人かの素人女の子とご飯にいき、セオリーにならって3回目のデートで付き合ってほしいと告げた。

だが全てフラれた。

たぶん自分には人として、男として、魅力がないのだと思う。

何か大事ものが欠落しているのだと思う。

から普通に女の子と付き合って、素人童貞を捨てるという考えは諦めた。

 

次に目をつけたのが出会い系だ。

ありとあらゆるナンパ本、ブログ、商材に目を通し、トークエスコート術を学んだ。

なんかの商材に書いてあった通り、愚直にジムに行き、体を鍛えた。

はじめこそ不発だったものの、徐々に成果が出始めた。

素人初体験相手は年下のOLだった。

OLといっても高卒就職してるので、19歳だった。

当時俺は22歳だった。20歳飛田新地童貞を捨て、2年かけて素人童貞を捨てた。

 

その後も続々と出会い系経験を重ねていった。

ナース保育士JD......

共通するのは全てワンナイトで終わったということだ。

恋愛に発展することも、セフレになることもなかった。

 

1人だけ、合コンで知り合って彼女ができたが「つまんない」と言われ1.5ヶ月でフラれた。

やっぱり恋愛に向いていないのだと悟った。

今、俺はアラサーだが、たぶんこのまま彼女を作ることも、結婚をすることもなく、一生を終えるのだと思う。

 

飛田新地童貞を捨てたことは後悔していない。

多少の自信になったし、何なら飛田に行ってなかったらアラサーの今でも童貞だったかもしれない。

ウジウジと童貞であることに悩んでいるくらいなら、飛田なりソープなりで童貞を捨てた方がよいと思う。

童貞であることにメリットはない。

だが、それと引き換えに、何か大事ものを失った気がするのだ。

 

[]

今回は裏サンデー

市場クロガネは稼ぎたい 91時限目

ある意味で核心的な部分をついたな。

市場クロガネの人を見る目は確かだけれども、相手がそれを分かることはできない。

境遇が、現在立ち位置が、相手の見る目の邪魔をする。

から、そう見える相手からすれば「分かっていない」という印象になる。

その時点で、いくら歩み寄ったところで、本質的相互理解不可能

まり大事なのは相手を知ろうとすること」よりも、「相手に知ってもらうこと」だったと。

アプローチ方向性としては正しかったと思う。

さて、後半。

投票も終わり、いよいよ開票

だが、クロガネの反応を見る限り、キースが何かを仕組んだ模様。

しかも敵役のシロガネに対して「なぜ気づかない」ということから何だか双方にとってよろしくないことが起きているようだ。

棲家(すみか) 1話

うーん、何だろう。

全然、響かないなあ。

背景の絵と、キャラクターの絵の画力に差がありすぎて浮いているし。

今日び、この程度のホラー漫画にありがたみなんて感じない。

演出とか絵とか構図とか構成もろもろ陳腐だしさあ。

少女漫画雑誌に載っているホラーとかのほうが、遥かに創意工夫を凝らしていて面白いよ。


秋月さんは大人になれない 第28

作品に影響されやす人格は如何にも子供なのに、すぐに実行に移す行動力経済力大人ならではって感じだな。

一日かけて、キャラもがっちり作ってきているときた。

しかも知り合いまで自分空間に巻き込むとか。

なんか今回の話は、トップクラスに可笑しくて、好きだな。

マギ シンドバッドの冒険 116話

シンドバッドが加勢せずに、二人だけで解決した展開なのはよかったかと。

八神将たちの掘り下げもやってほしいから、いくら主人公からってでしゃばられてもナンだし。

シャルルカーンのハジケっぷりは、ギャグとしてみれば面白いけれども、唐突すぎるよなあ。

シンドバッドたちと触れ合っていくなかで、徐々に軟化していくならまだしも、今まで宮廷暮らしばかりで言動も穏やかなキャラが、こうも激変するのは強引。

仮にも、スピンオフ元の「マギ」にも登場するキャラクターなのだから人格形成は慎重にやってほしかった。

ヘビのたまご 8話

心情描写がやや陳腐になったキライはあるが、まあ悪くない展開かと。

ただ、まあちょっと話の進みが早すぎる気もするなあ。

それが余計にメインキャラ同士の信頼関係が浅く見えてしまう要因でもあるのだが。

最終回

終わるの早いな。

いや、まあ、そんな長々と見せられても不愉快気持ちのほうが強くなりやす作風から間延びしなかったのはいいけれども。

私にトーチャーポルノ趣味がないからということもあるが、総括としてはイマイチだったかなあ。

ただ人が無惨に殺されるところ位しか見所がないし、それだってまれ創作ジャンルはいえない。

仮にそのジャンルを真面目に評価するにしても、大したことがないレベルだといえるし。

最近の「SAWシリーズだって海外とかではトーチャポルノだなんていわれることもあるが、それだってゲームという要素と惨殺シーンに創意工夫を凝らすことで魅せているわけで。

この漫画が扱うテーマに対して、そのテーマで語られる内容がとても陳腐だったり退屈なのが原因だろうね。

ホラー漫画雑誌とかなら読み切りで、しっかり纏められる内容だぞ。

数話かけて、キャラクター物語設定とかもまるで掘り下げられないで、あの程度のオチとか。

ほんと、裏サンデーという場でトーチャーポルノというジャンルを取り扱ったという点以外は、ほとんど評価できない漫画だったな。

当然、そういう評価になるということはトーチャポルノというジャンルを取り扱える漫画家であれば誰でもよかったということになるわけで、この漫画の作者自身の手柄ではない。

いや、アクの強いテーマ作風は大いに結構だよ。

ただ、アクの強さに見合ったもの提供できていないなら、それは不快感の方が強くなりやすいということ。

2016-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20160817164435

「見えるよ。」

じゃなくて誰もお前に向かって話してないのに何で割り込んできてるんだ?

オタク特有の会話に入る流れじゃないのに急に自分が興味ある話してたら

唐突に割り込んできて眼鏡クイクイ上げながら鼻息荒くして急に早口になって話に入ってくるアレをネットでも再現?してる?

増田本人じゃないならマジで滑稽で面白すぎるからやめてくれる?光回線を通って臭いにおいしてくるから

 

あと答え合わせも一人でしてくれ

別にこっちは問題出してるわけじゃねえからクッサイ息吐きかけてくんな

2016-08-14

一橋ゲイ自殺で、同性に告白された過去を思い出した。

もう随分昔のことになる。大学時代、同性の「友達だと思っていた相手」に告白された。以下その彼を「A」と呼ぶことにする。Aと俺はサークルの同期で、まあ普通に仲が良かった。サークル仲間複数で遊びに行くことも、Aと二人でメシを食ったり映画を見たりすることもあった。俺にとってAは数ある男友達の一人で、特別感情は全くなかったし、向こうにそう思われていることも全く気付いていなかった。

ある日、唐突にAに呼び出されて、「好きだ」と言われた。その時自分は何故か冷静だった。淡々と「自分同性愛者じゃないし、その気持ちに答えることはできない」と言った。Aも「わかった」と言い、その場は普通に別れて家に帰った。

帰りの電車の中で、さっき起きたことを思い出していたら、なんだか「嫌悪感」としか言いようがない感情が湧きあがってきた。そういえばAはあのときあんなことをした、こんなことを言っていた。あれもこれも全部、俺に対する性的関心が裏にあったのか?なんだか裏切られたような気持ちがあった。

家に帰ってから、当時付き合っていた彼女電話して、告白された話をした(彼女はAと接点がなく、Aのことは知らなかった)。彼女は「裏切られたような気持ちはわかる」と言った。彼女自身、全くそういう対象として見ていなかった先輩(彼女持ち)にいきなりキスを迫られて、ひどく傷ついたことがあったと言う。でもその男と比べたら、手を出してくる前にちゃんと告白したAはまともだ、今後も普通に友達として付き合えるんじゃない?と。そうかもしれない、とその時は思った。

その後しばらくの間は、俺もAも何事もなかったかのように過ごしていた。サークルメンバーも、そんなことがあったとは誰も気付いていなかったと思う。しか告白から何週間か経った頃、ある事件が起きた。

サークルイベントで皆で出かけることになり、「○○駅前で待ち合わせて行こう」となった(まだ誰も携帯電話を持ってない時代である)。するとその前日の夜に、Aから電話がかかってきた。Aは「明日二人で直接会場に行こう」と言うのだ。俺は「いや、皆で行こうって待ち合わせてるじゃん」と言った。するとAは、

「いいじゃん〜、二人で行こうよ〜」

と、甘えるような声で言ったのだ。この時の「虫唾が走った」感覚をはっきり覚えている。俺はお前に、「そういう関係」には決してならないとはっきり言ったではないか。なのにお前は俺を性的に消費しようとするのか。俺の気持ちも都合も御構い無しか。ふざけるな。「いやだ」と強い口調で言って電話を叩き切った。

それ以降、俺はAと距離をとった。ほとんど「無視」していたに近い(向こうからしかけられた時は、必要最低限の返答はしていたけど)。するとAは、サークルに出てこなくなった。他の友達に聞くと、なんか大学にも来ていないらしい。Aは結局、その年の単位が取れず、留年した。

次の四月、大学に戻ってきたAは、俺以外のサークルメンバーカムアウトを始めた。そしてその時、「僕が実はゲイなんだ。去年増田告白したんだけどフラれちゃった」と言っていたらしいのだ。俺はとても悔しかった。あいつは、自分留年が俺のせいだとほのめかしてるのか?俺は告白されたことを、サークル内の誰にも言っていなかった。なのに、なんであいつは自分カムアウトに勝手に俺を絡めているのだ?

俺はそのままサークル引退し、Aともそれ以来全く会っていない。この経験記憶の中に沈んでいたけど、最近一橋ゲイ自殺関連ニュースで、ものすごくありありと思い出した。怖いのは、ひとつ間違ったら俺は「加害者」とされていたんだろうなあ、ということだ。Aには留年という実害があって、その「原因」は結局のところ俺にある。俺はサークル内でアウティングはしなかったけど、それはどちらかというと偶然みたいなもので、もしあの時期にサークルメンバーに「最近Aと何かあったの?」とでも聞かれていたら、たぶん喋ってしまっていたと思う。今回のアウティング舞台になったグループLINEだって、当時はなかったわけだし。

俺は一橋大事件で告白された/アウティングした側の「Z」の話を聞いてみたいと思う。例のグループLINE上の文面を見ても、Zが面白半分でバラしているようには思えない。彼には彼の深刻な思いがあったのではないか。いずれにしても、現時点で手に入る情報だけに基づいて、Zが一方的悪者であるかのように語ることはできないし、すべきではないと思う。

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.「しげたか」って何ですか。

一時期このサイト流行った、とある筆者の通称だな。

個の判別として、自身ネームを「しげたか」と称したことからきている。

ネット初心者、老人、陳腐政治世間に対する価値観、どこか間の抜けた文体

お礼の手段がなぜか高級肉を振舞うという設定だ(いくつかの要素は元ネタというか、モチーフらしきものがある模様)。

それら要素が他のユーザーにウケて、一時期ネタとしてこのサイト流行した。

実在の人物にしてはあまりにも香ばしかったので、そういう設定のキャラクターという扱いが周囲の主な認識だ(まあ、真に受けること前提の方が面白いという人もいるだろうけれども)。

流行はいっても、それから当人と思わしきユーザーからネタ提供ほとんどなく、「しげたかネタを取り扱ったエントリ話題になるほどのものも出なかったから、すぐに廃れてしまったな。

元のエントリからしてブクマも大した規模でもなく、一過性のものだったので知らない人も多い。

知る人ぞ知るってネタで、私も静観していた身なので実のところあまり知らないんだ。

Q.「アナルパーーーーーーーーーーーーール」って何ですか。

とあるユーザー布教した、ナンセンスギャグ一種だな。

芸人とかが一発ネタで、単語を大声で言ったりするのがあるだろう?

あれに近いと考えてくれていい。

真面目な話を書きつつ、脈絡なく唐突に使われたり、エントリの〆として使われることも多いようだ。

前文から、余白を大きく空けて(いわば貯めや間を作って)用いられるケースも少なくないね

ナンセンスギャグを挟むことで「自分の書いたエントリは取るに足らないものですよ」という意図を含ませるらしい。

稀に、そのままネタテーマとして使う人もいるようだ(本気というわけではなく、あくまでクダラナイものという範疇でのネタだが)。

語感のよさ、低俗から、このサイトではポピュラーナンセンスギャグだな。

ナンセンスギャグから白けやすいので、もし君がこのネタを使うなら本当に自分にとっても取るに足らない内容のエントリときオススメする。

もちろん、使いたくないなら使う必要もないが。

2016-08-12

[]

今回はガンガンオンライン

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 第7話

所々気になる点はあったが、まあ言いたいこともやりたいことも伝わってくる(実際のところはともかくとして)。

話がとんとん拍子すぎる気もするが、他にもスポットを当てないといけないキャラクターは設定上たくさんいるから、これ位テンポよくいかないとダレそうだし、いいんじゃないかな。

ゴブリンスレイヤー 第3話

とってつけたような主役ディス描写は、このテの作品にありがちだよなあ。

まあ、傍目から見れば、たいしたことのない人物だっていうのは分かるんだがヘキエキする。

なぜゴブリン退治を初心者冒険者がよくやって、なのに死亡率が高いのかという理由も語れられたのはよかったと思う。

あと、ゴブリン自分原動力ダブルミーニングで語る部分は中々いい。

かぶりの池ヶ谷くん かぶる

最終話

まあ、テーマ自体は悪くないと思っていたんだけどね。

やっぱり、そのテーマによって紡がれる内容が陳腐だったのが残念だったなあ。

妖怪賃貸事情 最終話

おわっ、唐突に終わったな。

エピソード最終話からといって代わり映えしないというか、むしろ弱いとすら思えるほどだったが。

やっぱりネタ切れってやつなんかね。

総括としては楽しく読ませてもらったよ。

前作もそうだけれども、設定やテーマの時点で面白くて、ギャグのキレも安定感があるし。

ただ、その漫画の設定やキャラクターに伸び代があるように描けないから、そのテーマキャラクターである程度やれそうなことを描ききると息切れするキライがあって、長期連載向きではないんだよね。

まあ、短編ギャグマンガとして割り切るなら、十分に実力のある作家なので、次回作も期待したいな。

2016-08-08

[]軍事マニアに絡まれ

寝過ごしたせいで見知らぬ街に来てしまい、家に戻るべく旅をしていた。

案内図を見ると、大阪(という認識だったが、地形からするとたぶん神戸が正しい)の沿岸部にいるらしい。

地下のエスカレーター動く歩道のようなものを進んでいると、唐突軍事マニアの一団に出くわした。

そこにあった伝言板らしきもの私物化し、意味不明専門用語で埋め尽くしている。

不気味なので関わらないでおこうと思ったが、何が彼らの気に障ったのか、絡まれしまった。

リーダーらしき一人が、シミュレーションゲームマップのようなものを取り出し、こちらに迫ってきた。

「この2つの画像を見て、その違いを答えろ!」とのことだが、画像は一面雪で、全く区別がつかない。

仕方ないので、「これは北緯がどうのこうの……」と適当に答える私。

ところが、「なるほど、そこに気付いたか……」「これは結構筋がいいんじゃないか?」などと、

妙に感心されてしまった。どうやら想定していた解答は別にあったようで、ヒントを出してもらい、

どうにか正解にたどり着くことができた。

私「はい! 北に野犬のようなものがいます!」

軍「『野犬のようなもの』ではない! 野犬だッ!」

というやり取りだけは覚えているが、いったいどういう状況だったのだろう。

つの間にか私たちは地上に上がっていた。軍事マニアの皆さんは、去り際に割引券のようなものをくれた。

意外といい人たちなのかもしれない。

現実軍オタとは、たぶん全く関係ありません。

2016-08-07

ジャーナリスト勉強会みたいな場で

講師役を務める某ジャーナリストがこの件を取り上げた。

http://www.asahi.com/articles/ASJ864J9CJ86UTQP01D.html

参加者に思い思いの感想意見自由に言ってもらったあと、講師役は「この記事には大きな欠陥があります。それは何だと思いますか?」と唐突に問いかけた。

一瞬困惑する参加者達に、講師役は間髪入れず答えた。

「なぜ、日本選手団役員達が先頭になったのか。この記事を書いた記者JOCなり何なり関係者にその理由を直接問い合わせるべきでした。何かやむを得ない、もしくは合理的理由があってのことだったのかも知れませんし、速報性が求められる内容ではないのですから、多少日数を要しても最低限の取材はするべきでした。しか記事を読む限りではそういった形跡は見られません。ただただ、役員達が先頭を歩いたという、見たままの事象と、記者個人の感想だけです。『何故そうなったのか?』『いつ誰がそれを決めたのか?』『異論の声はなかったのか?』そういう所まで丁寧に調べてあげて、初めて『お給料』が貰える記事になるんです。テレビを見てただ感想や願望を書くだけなら、今の時代なら誰にだって出来ますからね」

2016-08-06

ゲイ以前に人の秘密暴露ちゃう人は…

http://anond.hatelabo.jp/20160806101421

どうやって暴露LGBT団体が止めるんだ?暴露自体はZ君の性格からなる行動が引き起こしたことだろ?

LGBT団体ゲイであることを知ってしまったら、隠しておいてあげましょうって啓蒙するのか?

ちがうよ、ただZ君はA君のあまり公にしたくない事実をばら撒いてしまった。(しかも本人の視野の中で)

本当に済まないと思ってバラすにしても本人に断りもなく言うか?

唐突にバラされて、ごめんと書いていても、バラされた側はたまったもんじゃないな。

今回の件は、少し要素を取り除いて言えば、Z君本人が人の秘密勝手にバラして当人自殺に追いやった。対人関係問題だな。

反論として、Z君は本当に秘密の共有が苦しかったのだと言うのなら、やはり本人に断りなく勝手に喋ったという行動が問題となる。

そして、そこにLGBT問題やら、もしかすると将来弁護士になるような人間が友人一人の秘密を守れるほどの芯の強さもないって言われて批判されてんだ

司法試験で忙しくても友達が死んじゃってるんだから家族謝罪しにいってあげなよ…

2016-08-04

ハイスクール増田のための理系大学生入門

やったーーーーーーーーーーー!!!大学生活最初の夏休み!!!!!!!!!!!

ということで、国立大学で理系学生ライフはじめた人の感想として、高校生のうちからこんなところ見てる人に向けて心得ておくといいことを色々書いてみます。今大人増田さんにも昨今の大学生の一例として見て欲しいです。

これから書くことは個人の感想だし、高校時代の友人や先輩からの受け売りもあるし、さらにすべての大学に対してうまく当てはまるものではないことをお断りしておきます。というか高校生に向けた話なら今書かずに3月にでも書いたほうがいいとか、具体的な勉強方法については例えば"シケプリ"制度のある東大や横市医には全く当てはまらないとか、まあだめな所いろいろあると思います。ごめんなさい。

大前提:大学合格=ゴールではないし、入試直前=一番つらいでもない

これ分かってないとだいぶやばいので一応書いておきます。大学入った瞬間すでに真っ白に燃え尽きてしまっててこの半期でリタイアしかけてる人を実際に見てしまってるので・・・

1日が勉強と(睡眠OR風呂OR飯)で終わる日が何度もあります。受験の時は一応飯と睡眠は毎日とってたはずなんだけどなぁ。

スマホ買おう

これは失敗談なのですが、スマホ(もしくはSIMの刺さるスマートデバイス)は買いましょう。必須です。あなたがまだガラケーで親の承認得られないようでしたら合格直後に量販店に駆け込んでSIMフリー端末とプリペイドSIM買いましょう。ハイエンドである必要はないです。

今の大学生コミュニケーションツールはほぼLINE一人勝ちで、あとは若干のtwitterです。メールの時代は終わりました。私は頑なに(親の意向もあったのですが)ガラケー、しかも通話とSMSのみの契約だったのですが、そのせいでLINEを全くと言って良いほど使ってなく(一応PC上のAndroid仮想マシンガラケーのSMSを使ってアカウントは作ってましたけど)入学直後の友達作りに完全に乗り遅れました。というわけで(別にスマホ持ってなかったのが主原因ではないですけど)今私には同学科の友人がいません。ココ重要。

もちろん友達作りだけでなく、「いつでもどこでもすぐググれる環境」を作っておくことはとても良い勉強の見方になります。もちろん重要な情報は本読んだほうがいいですけど、ちょっとしたことを最小の時間で解決できるという点において本当に便利です。

履修相談で大学処世術を学ぼう

これも失敗談です。新学期が始まった直後は、サークルを宣伝するのを主目的とした(と今となっては感じます・・・)"履修相談テント"がキャンパスにたくさん並びます。履修相談とは読んで字のごとく履修について相談をすることで、例えば学内で使うwebサービスの使い方とか、要項に載ってない暗黙の了解とか、どの授業はテストが難しいだとかこの時間はこの授業をうけるといいとか、そういうことを先輩が教えてくれるらしいです。

しかし入学当初の私は、忙しいはずの先輩たちがそんな自らの時間を割いて後輩のためにいろいろ教えてくれるなんて虫のいい話があるわけ無い、全部宗教勧誘だと勝手に思って近づきもしなかったのですが、本当にいろいろ教えてくれるそうです。さらにメインの目的であるサークルの宣伝もそこまで押し売りみたいなものではないらしいです。

私は理想的時間割を作ることに失敗し、本来1回生で終わるはずの第2外国語を2回生でもやるはめになったようです。あの時履修相談テントに行っていれば・・・!と常々思います。どうにかまだ留年条件は満たしてないと思います・・・

ノートパソコン買おう

自分用のノートパソコン持ってないなら買いましょう。必須です。入学直後ガイダンスで偉い人に「学内備え付けのパソコンが沢山あるから買わなくてもいい」みたいなこと言われましたが嘘でした。学内パソコンはたくさんあります基本的に自分のパソコンを毎日持ち運んで毎日使います。授業の内容まとめたりレポート書いたりとかちょっとした空き時間にできます。後述するコンデジICレコーダー母艦としても大活躍します

個人的にはB5サイズ程度でキーボードが打ちやすい、(自宅にデスクトップ機があるので)CPUは最重要というわけでもない、みたいな基準でアウトレットの型落ちThinkPad X250買いました。

別途PC用の手持ちバッグ持ち運ぶのが手間でなければB4サイズでもアリですし、生協で20万円とかするLet'snoteとか売ってますが、Let'snoteに期待されるであろう軽さ電池持ち頑丈さに加えて生協の手厚い補償とかを考えて価値があると思うならそれもアリだと思います。今のところ非Windowsで困る場面もあまり無い感じなので、Macでドヤリングも悪くないです(でもUSB typeCしか付いてないアレはどうなんでしょうかね)。surface持ってる人意外といますが、大学の机は得てして特に前後方向に狭いのでキックスタンドのせいであまり奥に置けないことを考えたほうがいいです。高い買い物なので、よく悩んで、量販店で実機触って、満足できるもの買いましょう。

なおOffice付属のものを買う必要はありません。まっとうな大学ならDreamsparkもしくは何らかの包括契約とかで実質タダみたいにOffice使えます

コンデジ買おう

これは私が文字書くのがすごい遅いせいでもあり、またノート写してくれる友だちがいないせいでもあり、また大学の授業というのはまあ本当に教授によって様々なので一概には言えないのですが、スライドをぱっぱっと切り替える人とか速記みたいなスピードで(でも読める)文字書いてすぐ消す人とかいるので、ノート取るの追いつきません。ただただ文章書く・話すだけの人ならパソコンポメラメモ取ればいいのですが、図とか数式とかいっぱい出てくるとそうも行きません。そういうとき現代の学生はすぐスマホ写真撮ったりするのですが、運悪く後ろの席にしか座れなかったりするとデジタルズームしかできないスマホカメラだとどうしても文字が潰れて読めないことがあります光学ズームのあるデジカメはそういう時の強い味方です。1万円前半くらいのでもいいので持ってると便利です。もちろんシャッター音は消しましょう・・・

ICレコーダー買おう

教授はとんでもなく重要なことを唐突にしゃべります。そういう時ちょっとでも眠くなったりボーッとしてるとアウトなので、授業中は常にICレコーダーで録音してます。万一なにか聞き逃しても後で確認すればいい、というのは精神的な余裕も生まれるので良いです。スマホ代用もできなくはないとは思いますが、専用ハードウェアは便利ですよ。PCと接続してデータ移せる機能は必須だと思いますが、外部ストレージが刺さるとかマイクが動いて指向性変わるとか電池交換が可能とか薄いとか、そこらへんは個人の好みで。

この手のものは操作感が命なので、ソフトの作り込みが良い主要3社(オリンパスパナソニックソニー)が鉄板です。

資料はどんどん電子化&プリントアウト

紙で配られた資料スキャン(してOCR)しましょう。電子データで配られた資料プリントアウトしましょう。紙には紙の(直接書き込んでメモやすい/切り取ってノートに貼れる)、電子データには電子データの(なんといっても検索性)良さがあります

スキャナー持ってない場合、Office Lensなどのアプリ代用もできます。これはなかなかの優れもので、カメラで四角いもの撮ると自動で四角いもの検出して正面から撮ったように伸縮してコントラスト調整して読みやすくする、まで自動で行ってくれますMicrosoft純正アプリだけあってOneDriveへのアップロードもできますし、そうすればOCRも行ってくれます、これがスマホで完結する時代になったのですから恐ろしいものです。ただ自分の場合はハードオフジャンクコーナーから動きそうなフラットヘッドスキャナ見極めて500円くらいで買いました。

プリントアウトコンビニでもいいですが、最近は新品のレーザープリンタでもローエンドは1万円しないとかとんでもない安さになってるので、突然レポートプリントアウトしなきゃいけなくなったりする時とかに備えて1つ家においているとほんとうに便利です。ただしこの手のローエンド品はドラムが交換できないようになっているので、つまりドラムの寿命が来たらその時点でプリンタの寿命なわけです。でもそれでも何万枚かはプリントアウトできるらしいので大学生が一人で使うぶんには全く困りません。交換用トナーもリサイクル品なら高くありません。レーザープリンタおすすめです。

英語やろう

理系と言ったら英語です(誰でも英語必須だと思いますが)。英語は何世紀にもわたって世界的なブームが続いてるので、絶対色んな場面で英語使います。東工(予定)や横国などみたいに院の授業は全部英語というのは極端な事例ですが、英語しか資料がないという場面はこれから何度も出くわすと思います

授業で教えられるものだけでは足りないと思ったので、自ら英語に触れていくことにしました。これは私が個人的に合っていると思うやり方で、効率性とかよりも楽しさ・挫折しにくさ・"英語が嫌いにならないこと"が重点です。ちなみに海外渡航経験ゼロです。

リーディングは自分の興味ある物のネット記事とか読み漁るといいです。googleニュース検索の中から適当にチョイスして読むとかいい感じです。

google:news:hatsune miku

日常的に英語に触れる、という点ではブラウザスマホゲームやPCの言語設定を英語にするのが最高です。

つい最近ですが、持て余してるパソコンUbuntuを英語設定でインストールしてみました。変なことするとエラーメッセージとかが英語でバンバン出るのでLinuxと英語が一挙に勉強できてヤバいです。Reboot even if system utterly broken!!

リスニングラジオのAFN。あっBGMほしいな~といった時にちょくちょくかけます。AMの放送局とかありますネットで聞けます。英語の冗談で笑えた時本当に嬉しいですよ。

ライティングはたまに海外掲示板にチョロっとなにか書いたりとか、スピーキングスマホにOKGoogleしたりとか、その程度です。

私は以上4つの定番ingに加えて、基本的英単語について瞬間的にイメージをするというのも大事だと思ってて、P-Study systemをやっています。簡単な単語集を制限時間1.5秒とかで4択からパッパッと答えていくのが好きです。

これはおすすめするか迷ったのですが、Wikipediaの「Unicode6.0の携帯電話絵文字の一覧」をぼーっと眺めることもあります。これも基本的英単語を瞬間的にイメージする練習です。

Unicode6.0の携帯電話の絵文字の一覧 - Wikipedia

センター本番の英語は8割とか散々な結果で辛かったのですが、今の成績を見る限りどうにか帰国子女グループの次くらいにはできるようになってるみたいです。

魔剤飲むな

レッドブルとかモンスターエナジーとか、エナジードリンクキメると本当に目が冴えますよね。でもただでさえ生活バランス崩れるのにそこにさらに追い打ちをかけるようなことはこれからはやめたほうがいいと思いますエナジードリンクは体力が増えるのではなく体力を前借りしてるだけです。生活リズム・体調が一番大事。18過ぎたら老化始まりますよ。野菜食べましょう。

少しでも運動

運動しましょう。ネタではないです。ポケモン捕まえるためにランニングとかでもいいと思います。北大とか筑波とかだだっ広いところだとキャンパス内の散策だけでもいい運動になりそうです。体動かさない日が何日も続くと結構ダウナーになったりします

個人的経験になるのですが、体動かした後というのは疲れるというのよりも先に学業が捗るというのが来ます。高校までは通学に1時間とかかけてそれがそこそこの運動になってたわけで、大学のすぐ近くで一人暮らし始めて一気に運動量減ってたんですね。それで今まで運動不足という状況に陥らなかったわけです。

理系リア充ウェイ系パーティーピーポーは少ないが確実に存在する

残念な話なのですが、学部学科にかぎらずチャラチャラした見た目・生き方学生が存在します。ウェイはみんな早慶に行って国立のましてや理系の道に進めばもはやそういったのに出くわすことはないかと思ったのですが、大きな教室に1~2グループとか、ウェイは存在します。これは個人的にすごいカルチャーショックで大学に入ってからの悲しみランキング堂々トップなのですが、そういった生き方の人間はどこにでも一定数存在するということを高校生のうちに知っておけば、もう少しショックは減らせたのかなという思いです。

結局は過去問を持っているか否かで決まる

多くの講義は最後の日に試験があるわけですが、過去問を持っていると本当に捗ります。もちろん試験対策にもなるわけですが、普段の授業でも過去問を見ながら授業を受けるとどこが重要なポイントかがよくわかります過去問なんて受験までの話だと思ってたのですがどうやらそうではないようです。

過去問の入手方法ですが、もうこれは同じ学科の知っている友人や先輩に頼むのが一番だと思います。残念ながらわたしにはそういった頼れる人がいないので、次点の手段であるインターネットを使います

なんたるインターネットリテラシー欠如の無頓着かという話なのですが、例えばtwitterで鍵もかけずに学内でしか知り得ない情報を話すような学生というのが若干数いるので(プロフィールに大学のことが書かれてなくても、学内で起こったちょっとした出来事とかをキーワードに検索すると釣れます。教室内での出来事なら確実に同じ授業を受けている人になります。もちろんそこからフォロワーを芋づる式にたどっていくこともします)、そういったアカウント監視して何か試験に関する情報をつぶやかないかどうか待つわけです。

ごく一部に限りますが、試験問題をアップロードしている非公式サイトなども存在したりします。むしろtwitterではそういうサイトの情報を得ることのほうが多いかも。

レポートテンプレート

実験したらレポート書きます。おそらく(あなた高校生ならあなたが思っている以上に)大学生活のうち大部分をレポート書くのが占めると思います

学生実験 レポート」とかググると章立ての仕方とか出てくるのでそれに従います。もしかしたら教授からなにか指定されるかもしれませんがその場合はそっちを優先します

多くの場合目的原理→手順→実験結果→考察→参考文献みたいな章立てで書いていくのですが、最初から順番に愚直に書いていくのはお勧めできません。実験が終わった段階で手順と実験結果は終わっているようなものですし、多くの場合教授が最重要視するのは考察です。まず原理を書いて自分が実験でなにをしたかったのかを再確認し、適当な関連しそうな事項が載っていそうな本を図書館で探して参考文献リストを埋め、本をパラパラめくりながら考察を考えていきます。次に自分が原理や考察を書いて何を学んだのかを目的の項でさもこれから学ぶかのように書き、最後に手順と実験結果を適当に埋めます

もしWordレポートを書く場合、"スタイル"を用意しましょう。スタイルとは段落や文字列などに個別にフォントなどを一括設定できる機能です。例えば「目的」と打ったあとその行にカーソル合わせたまま「見出し(自作)」とかいったスタイル選択するとその行がMSゴシック12ptで「1. 目的」となってそこで改行するとスタイル自動的に「本文(自作)」とかになってフォントMS明朝10.5ptに変更されたりします。めちゃくちゃ便利。またページ番号も自動で入力されるように設定します実験ごとに指定される書式とかあると思うので、それにそってスタイル自作してテンプレートとして保存しましょう。スタイル機能、Wordにおける超超超重要機能なので絶対使いましょう。

また、とにかく何かしら文章を書いてページを埋めてレポートを書いた気分に浸りたい場合、"=rand()"と打ってみましょう。数段落の文章が自動で挿入されます。自分の場合何も書く文章が思いつかない時にこれをすると、なんだか自分がすごく文章をかける人間なんじゃないか錯覚して結構書く文章を思いついたりします

趣味を捨てないで

明るい青春楽しいキャンパスライフなどというのは理系学部生には無縁の話です。実験レポート課題・自習の毎日です。もちろん自分が専門にしたいことを中心に学べるのはとても良いことなのですが。

そんな中でも趣味が1つあると、誇張でなく「生きる希望」になります。私は受験勉強に本腰を入れてから一切の趣味活動(上のリンクバレバレです)を控えて、いざ合格した時に解禁してみると随分とそれを取り巻く環境が変わっていたのを知って戸惑ったのですが、それでも学業とは切り離して好きなものを持っていることに大きな大きな安心感を持っています

以上、こんな感じです。まだまだ効率化しなくちゃいけないところはいろいろあると思いますが、どうにかほとんど単位は取れそうです。

2016-08-03

すぐに人が嫌になってしまJKの話

すぐに人を嫌いになってしまう。わかる人いるかなーと思いながらこれを書いている。

とは言っても嫌いになったままじゃない。逆に唐突にすごく好きになってその子とたくさん遊びたくなったり、おそろいのものが欲しくなったり、大好き!という気持ちが爆発しそうに(ほんとにそんな感じ)なったりもする。でもその一方で、例えばずっと幼稚園から一緒でお互いに親友と思っている子でもときどき鬱陶しくなる。ひどいときは今ならこの子が死んでもたぶんなんとも思わないな(実際そんなケースないからほんとにそのとき死んでしまったらどう思うかはわからない)なんてひどすぎることを考えたりしてしまう。

気分屋?情緒不安定?とも違う気がする。ほんとに唐突にそれはやってくる。その子に嫌なことをされたとか、自分に嫌なことがあってイライラしてるとか、逆に相手イライラしてるとか、そんなことは関係なく、突然やってきて、気持ちがめちゃくちゃに冷めてイライラして、殴りたくなったりする。

16年間生きてきて、何度も何度もこの感覚?は何人にもあったけど、やっぱりときどき唐突で、規則性がない。この子に対してはないな、って子もいる。でもその子たちにもどれだけ考えても共通性とかないし、そういう子は少なすぎる。じゃああんまりさない子は大丈夫じゃない?っていうとそんなこともなくて、話さなくても存在を知っていれば、面と向かって話したことのないクラスメイトとかでも、いきなり嫌いになったり、逆にすごく話してみたくなったり、友だちになってみたくなったりする。これはなんなんだろうか?男女も関係ない。同性の女の子のほうが若干多め?でもそれは女の子の知り合いの方が多いからな気がする。

嫌いな人はもちろんいる。好きな人ももちろんいる。嫌いな人はもちろん嫌いな人のままだ。好きな人ときどき尋常じゃないくらい嫌いになってしまう。尋常じゃないくらさらに好きになったりもする。ほかの人はこんなことないのだろうか?

スキンシップ自分から取りに行っているほど好きだった子も、ある日その子からハグしてくれたらなんだか気持ち悪くて、あ、これ来たな、って思ったけど一緒に行動している子だから離れられない、なんてこともあった。嫌いな時はとことん嫌いなので一緒に行動するのも苦痛だ。なんだこれ。どこかに同じような人いないかな。

NEW GAME! Ep. 5 大反省会

今回はNEW GAME!史上稀に見る激おこ回でしたね。

ストーリーぶれ杉内。ピントぼけぼけのトイカメラクオリティーですよ。

ワンテーマに絞るのは作劇の基本じゃないですか。

A・Bパートそれぞれで別の対象フォーカスすることはあっても、物語構成要素を4つも5つも盛り込むのは瑕疵というほかありません。

冒頭ははじめと青葉がWelcome to ヨドゥバシカメラする話です。

ボーイッシュなはじめの可愛らしさが中心に描かれるかと思いきや、アニオタ媚び媚びの青葉のあざと可愛いカットが何度も挟まれます

どちらかのキャラを中心に据えるべきでしたね。

というか、あまりにも青葉が父性くすぐる幼女キャラ全開なので、はじめが噛ませ犬化してて号泣してしまいました。

はじめ&青葉の掛け合いのあとは、ゆんのお話に移るような移らないような。

コウとはじめが職場エアコンの温度を乱高下させるなか、唐突にゆんが「痩せなきゃ」とか言い出すのですよ。

むっちゃ腰くびれてるし、ぷにぷに二の腕が気になると言われても長袖で隠れて見えないので豚さんたちとしてはリアクションに困りますおすし

で、何をとち狂ったのか「エアコンの設定温度を上げれば汗かいて痩せられる」と思い温度を上げ、コウに怒られます

二の腕より知性の方を心配すべきでしょう。

次に続くのはコウにまつわる話。

コウがかつては寡黙だったこと、以前から仕事に全力で取り組んでいることが主としてりんの口から説明されます

仕事熱心な点は前回までで提示されています

寡黙だったことは初出ですが、だから何という感じで他のエピソードに繋がるような展開にはなりません。

何らかの伏線、あるいはキャラ設定小出説明でしょうか。

しかし上述のように各キャラネタてんこ盛りで、この場面でもりんの惚気が発動したり、直後からひふみんの快進撃が始まったりでコウのキャラクターが印象的に表現できているとは言えません。

最後リーサル・ウェポンひふみんです。

今回、彼女の出番はほとんどないのですが、ラスト数分でアフターバーナーを最大出力で吹かし、いきなり中心的な存在になります

コウの知られざる(知ってるよ)人となりが明かされたあと、私も(?)イメチェンしようかなとひふみんが逡巡し始めます

自身キャラ作りについて宗次郎に相談するひふみん

それだけです。他のことはしません。

この手の超展開に疑問を感じてはいけません。

何度でも声を大にして言いますが、日常系空気系と呼ばれるジャンル作品はとにかくおにゃの子が可愛く描ければそれでいいのです。まんがタイムきらら空間というのはそういうものです。

短い尺の中で赤面困惑笑顔、驚き、長門的無表情というふうに、ひふみん好きの前立腺を十六連射するようなサービスカットサブリミナルされます

出せば必ずオタクが喜ぶキャラなので、今後もストーリーとは全く関係なしにバシバしこしこ登場するでしょう。円盤を売るぞい。

第5話の猛省箇所は以上です。

ええと、すばらしい場面が一つだけありました。

はじめと青葉がヨドゥバシでお買い物するシーンですよ。

背景が必要以上に書き込まれてまして、誰か特定人物の執念を感じます

観る人は常に視線が背景に吸い込まれ、時折りアグレッシブに攻めてくる青葉の可愛らしさに気を取られているうちに、いつの間にかお買い物が終わってるのではないでしょうか。

やっぱりはじめは当て馬だったんだよ南無南無。

2016-08-02

[]謎のゲーム

おそらくゲーセンであろう場所から唐突に始まる。

目の前にあるのは4人用の筐体。ミニゲームを選んで遊ぶという、ビシバシチャンプ的な何かのようだ。

その中で自分が挑むのは、車に乗ってサイコロを振り、出た目の数だけ進みながら、

直線上にあるゴールを目指すというものだった。

すごろくのようだが、ゴールにはピッタリの目で到達する必要があり、オーバーすればその時点でミスとなる。

どうやらチキンレースでもあるらしい。

また、道中ではランダムで敵とエンカウントし、なぜかクイズで戦うことになる。

戦闘に勝つと、1~6いずれかの目のサイコロを入手する。これをサイコロを振る代わりに使えるようだ。

自分プレイでは、敵を撃破したものの、手に入れたサイコロは役に立たず、結局運に頼るハメになる。

しかし、これが大当たり。

店内ハイスコアの9位(7位だったかも)に入り、なぜか賞品に食べ物をもらって帰ってきたのだった。

2016-08-01

シンゴジラ期待しすぎた

シンゴジラ面白かった!

ただ、事前に皆の絶賛ツイートやらを見ていて期待しすぎた。

あの展開から唐突に人型決戦兵器が出て第九流れながらフルボッコにするくらいの展開ないと満足できなかった。

俺は序ではなく破を勝手に期待してしまっていたんだな。

エヴァも見て、日本のいちばん長い日を見ていると、上手くまとめたなぁというのが第一の感想であった。

http://anond.hatelabo.jp/20160801093728

聞く気がないわけでも、反抗しているわけでも、わざとでもなく、能力がない。

その通りなんだよなあ。いやホントに。能力のない子側だった人間としてそう思う。

のれんに腕押しとか、ぬかに釘とか、覇気がないとか、無機物に喋ってる気分になるとか、散々言われてきた。

俺の場合は原因が発達障害だったけど、「知ってる」けど「わからない」ことだらけのまま、表面上だけ誤魔化しながら生きてる。

経験上、直後~十年以上とかのスパン時間が経ってから特に何のきっかけもなく不意に「あの時のアレはこういうことか!」と

唐突にピンときて「わかる」ことがあって、それ以降はその周辺に関しては今までがウソみたいに問題がなくなる。

まあ、当たり前だけど遅きに失してるし、失敗を何度もした後なんだけどね。

何度も失敗して何度も言われて記憶に強く残ってることの方がピンときやすいのかな?と思うけど、

失敗したこと自体綺麗さっぱり忘れてることも沢山ありそうだからどこまで影響があるのかは正直自分ではわからない。

周りが中学生ぐらいで普通に到達してたっぽいことに30手前でようやく到達したりして、「発達が遅い」ってこういうことか……と納得したりとか。

ちょっとずつちょっとずつ、できることやわかることは増えていくんだけど、生活しているとそれ以上の速さで新しいダメなことが積みあがっていくし、

いくら丁寧に説明してもらっても、いつ「ピンとくる」かわからいから周りもこちらのペースになんか合わせてられないので迷惑をかけ通しになる。

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