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はてなキーワード: キャラ立ちとは

2021-06-17

宗教的プログラム構造解釈』に乗れない人用

新規性

Vtubarは行き過ぎた信者を持つことで割と有名になりつつありますが、この点でVと信仰を掛け、さらAIと要素を追加して完全自立型にした、という打ち出し方はやられてそうでなかったアイディアです。少なくとも教祖系Vとも、アイドルとも違う。

AIだけで作品を作る場合、昨今のVivyのように「人間らしさ」「人間AI区分は?」「AIの反乱」といった題材になりがちであり、そこから逸脱してしまうと成立しにくい印象がありました。例えば産業機械系のAI淡々と開発するスタッフ、という漫画も知りません(あるかもしれませんが)。この作品はありがちAI像を避けながら成功しています

キャラ立ちなど

加えて、作者は新人さん(よく周辺情報探ってないけど、新人さんでいいですよね)であるにも関わらず、構成が非常に上手です。真面目ツッコミ、突っ走り型、ボケという三人を配役してきれいに回しています問題キャラ設定を作り込むことではなく、そのキャラ台詞回しや役割がきれいに回っているということです。この綺麗に、という部位をさらクローズアップすると、きっかけの新規性から途中の無理難題、泣きが入る過去エピソードから笑いのオチ、と起伏も豊かです。というより、かなりこなれていると言っていい。ちょくちょく挟まれる笑いもテンポが良く、キャラへの好感度寄与しています

オチについて

ビットコイン連想させる価値創造による売買など、目の付け所が「今」にあります。かつてのことを参照すれば新規性がない、というツッコミをする人もいましょうが、全てを見たあとで今という時間と照らし合わせると、この作品には総合力としての新規性があることがわかると思いますAIマンネリズムを避けつつ今を切り取り、笑わせる。うまくて新しいのだから褒められて当然です。長々と設定だけゴリ押しするSFよりよほど面白いと思います

いつもは私もシニカルな書き方をしますが、残念ながら今回のブクマ面々の感動は正しいです。

anond:20210616203403

追記総合力でいえば新規性があると書いてあるのに、トラバは目が腐ってんのかな?

2021-05-10

殴られ屋ケンジさんというYouTuber

売れにくい人、殴られ屋

この方、数年前から路上で「数分間のうち顔面殴り放題」という看板を掲げてやってる方です。

来歴は元いじめられっ子の元キックボクシング選手で、タイトルマッチまで上ったという経験を持つ実力派です。

動画では名選手たちを前にくるくるパンチをかわしてみせ、ほとんどクリーンヒットなしでくぐり抜けている。

で、この方の数字の乱高下が激しい。

有名格闘家YouTuber朝倉未来朝倉海とやった際は万超えし、他の著名な格闘家コラボしたときも万超え。しか自分けが出演しているときは200回再生も回らない事が普通、という完全に伸び悩んでるひとです。こうした経緯から有名YouTuberと絡む事自体コンスタント成功しているものの、自分自身コンテンツにした場合一切注目されていないという事実がはっきりと浮かび上がってくる。

ケンジさん自身もかなりきついと思います

いじめられっ子と言っても人懐っこい、笑顔が爽やかな人で、嫌われるような印象はまるでない。

番組自体も他の格闘家YouTubeのように格闘シーンがメインなので、特にコンテンツがまずいというふうでもない。

で、5chとかを見てみると、かわすだけの技術なら誰でも出来る、などと叩かれている。

これはもうマニア意見なのでYouTuber一般で考えると全然参考にならない。

何故なら朝倉未来女性ファンまで獲得して登録者数を伸ばしているから。

売れてる人、売れない人

もちろんケンジさんの動画には問題がある。

上記朝倉未来動画などはスタッフがにぎやかで、彼らのやり取りを見ているだけでも視聴者の中にキャラクター形成されて行き、そのファミリー構成をみているだけでも楽しめてしまう、と言う構造を持っている。

これは朝倉ファミリーだけでなく格闘海外YouTuberにも共通する点。コラボ仲間が常連のおなじみで多彩だったりする点も同じ。

ケンジさんはこの点圧倒的にスタッフがおらず、一名入れたスタッフキャラ立ちが薄い普通の人。

なのでドッキリなんてやる隙間もないし、企画も立てにくい。

しかスタッフ編集はべつにおかしくはないし、コラボ相手も本人もまともだ。

ケンジさんが売れない決定的要因は見つからない。

腰骨の不調

これがかなり悪いらしい。自分の指摘を得てケンジさんの動画を見た人は、こんな過去映像だけで人が集まるか、と思うに違いない。実際最近地方巡業中の映像しか流されていない。これは本来ケンジさんの動画のやり方ではない。こうしたケンジさんの動画クオリティ劣化には理由がある。

腰骨の急激な悪化だ。整体動画が流されたが、その動画以来痛いともいわずコラボを続け、ついには動画が上がらなくなってしまった。彼はやがて渡米して堀口恭司で有名なATTの方々ともコラボする予定だったらしいので、その準備かも知れない。

何れにせよ、ケンジさんの延々と続く再生回数の低迷はみていて気の毒になる。

コンテンツは悪くない。少々スタッフストーリーを作りにくい印象だが、当人キャラも明るい。

なぜこんなに売れないのか、とおもう次第。

2021-04-22

anond:20210422080252

その昔、天気予報が、気象庁が送ってきた天気予報を読むだけだった頃=気象予報士制度ができる前までも、「お天気お姉さん」だけでなく「お天気おじさん」「お天気おばさん」「お天気お兄さん」もいたんだよ。ブコメでも「お天気おじさんもいくらでもおるやろ」とさんざんツッコまれているが、昔から今までずっと老若男女が天気予報を読んできたんだよね。増田の間違いの一つ目がこれ。

気象予報士」という資格があるでしょう。1994年に出来たんだそうで、天気予報災害被害予防のために大事からというお題目と、気象予報事業民営化という目論見もあって、「気象予報士」という国家資格を作って、国家資格がある人しか予報業務はできない、という風に仕切った。これによって、TVなどの天気予報コーナーはそれぞれ多様化し、変化していった。

それまでお天気担当キャスターだった人たちの中から気象予報士資格を取得して「有資格者のお天気キャスター」として独立的な立場を取るようになる人たちが現れた。もともとキャラ立ちしていた森田さんや木原さんなどが最初期の気象予報士持ちのお天気キャスターだ。確か森田さんも木原さんも、一回目の試験には落ちてた記憶がある。

まぁそういう向学心や先見の明にあふれた先人たちがいて、今は主要メディアにおけるメインニュース天気予報キャスターは、気象予報士資格を持っている方が務めるケースが多くなっていて、それぞれ個性を出して予報を伝えている。NHKニュース在京キー局夕方ニュースお天気キャスター現在男性多数派になっている(私は東京在住なので地方局の状況が分からない。ごめんね)。ちなみに、wikipediaによると気象予報士の男女比は圧倒的に男性が多い(男性 88%、女性12%:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E8%B1%A1%E4%BA%88%E5%A0%B1%E5%A3%AB)ので、そういうところをほじくり返して、理系に進む女性の少なさとかメインメディアお天気キャスター男性が多い状況に対して、「女性差別だ」と言うのは、ひょっとしたらあり得るのかもしれない。個人的には詮無いことだなと思う。

要するに、増田の間違いの二つ目がこれ。現状、TV局中心で考える限りではお天気キャスター類似的に気象予報士)は男性が中心だが、気象予報士の男女差を考えたらごくまっとうな比率だ、と言えると思う。

一方で、気象予報士制度の制定後でも、天気予報ニュースを読むだけなら別に資格不要なので、「有資格者が行った予報を読むだけの人」という方向に分派していくコンテンツも現れる。「かわいい女の子にかわいく天気を伝えてほしい」というニーズを汲んだ気象予報コンテンツがそれ。めざましテレビとかね。民間に門戸を開放したことによって天気予報多様化市場が作られた。とても豊かなことだと思う。

増田があげているニコニコの天気chは私は見たことがないが、ニコニコ媒体特性などを鑑みると、「かわいい女の子に天気を教えてもらいたい」ニーズを汲んだコンセプトの番組なのかなと邪推する。多様化の結果の企業努力であり単なる市場競争しかいから、いちいち批判する暇なフェミニストがいたならそいつはアホだと思う。いやー多様性って素敵だね。

増田TVを見ないのかなと思うのだが、旧メディアでは男性多数派ながら女性も頑張っている、そしてそのメディア特性に合わせて「かわいい女の子推し」が売りのコンテンツ供給されている。お天気キャスター市場は、ある程度は健全な、成熟した市場形成していると推察できる。

増田がもし「お天気おねえさんが天気予報読まされてるだけ!性差別!」と思ったのなら、それは増田が「かわいい女の子がお天気を教えてくれるのが好き」で、そういうのばっかり見ているから、だと思うよ。

2021-04-01

anond:20210330201854

相手をイジることが、キャラ立ちを助けているって本気で言ってるのか?

相手自発的ボケたらツッコミ入れるのは会話のキャッチボールと言えなくもないけど

もしかして大津いじめ自殺とかも、いじめられてる子がリアクション芸人役で笑いをとってキャラを立ててやったと言いたいのか?

2021-03-30

anond:20210330201134

>割とカジュアルに人に線を引いたりする

そうではない、「相手キャラを見極めて、かつキャラ立ちを手助けしている」のだ。

そこが、「江戸」とかい単一幻想都市への帰属意識かい同調圧力で雁字搦めにされている東京民と違うところやね!

2021-03-16

anond:20210316111517

まず理解して欲しいのは、こちらはそもそも性的搾取論という不公正な土俵に上がる気がないんだよ。

フェミ(及びそのシンパ)の人たちは性的搾取論が公平な議論ルールだと思い込んでるみたいだけどフェミさんたち以外には眉唾だ。

から性的搾取論の上での分類に乗ること自体馬鹿馬鹿しいし勝手類型にあてはめて矮小化されるだけとしか思えない。

それゆえに性的搾取論という枠組みそのもの有効ナンセンスかを検討することになって、

その検討過程において仮に性的搾取論とやらが公正であるとすればどうなるか考えることになるけど、

性的搾取論者の定義セックスシーンなし性器乳首描写なしのキャラ立ち絵でも性的魅力を感じれるようになっていれば性的搾取だ)に従えば1はありえない。

その人たちのツールが仮に公正であるとしたら、BLもまた性的搾取にほかならないので4にならざるを得ない。

そうだとするとフェミの人たちは男向けの美少女ものもBLも包括して規制する何らかの自省的な枠組みを提供すべきだと思うんだけど、

でも性的搾取論者はBLの性的加害や性的消費を難癖つけて否定してるので、何らの公正さも実現できていないことになる。

まり性的搾取論者の言う性的搾取定義のものが間違ってるとしか思えない。

からその問題点を指摘するために、BLやイケメンパラダイス作品をどう考えるのかをフェミの人に問いかけるのには重要な意義がある。

性的消費論という代物が嫌いな相手を叩くためのヘイト投石戦術でしかないときちんと伝えてあげなければいけない。

2021-03-04

anond:20210304110711

例に出てるナルトとかワンピースとくらべても序盤のキャラ立ちはおんなじ位だろ

20年以上続いている漫画しか比べてない時点で、思い込みがめちゃくちゃ入ってると思うわ

anond:20210304105531

キャラパーソナリティの印象の強さこそが「キャラ立ち」では?

「この人だったらこういうことをしそうだ」というイメージの強さが「キャラ立ち」だと思うけど。

anond:20210304093744

横。

個々の能力については良くできていると思うけど、キャラ立ちという点ではそれほどではないと思う。

まあこれは、能力設定の配分が良くできている分、キャラまで立てると煩雑になるので、全体のバランスを考えてそうなっているのかな?とも思えるんだけど。

2020-12-28

anond:20201228143608

上手すぎたら無双プレイとしてキャラ立ちするし、少なくとも大多数の視聴者より上手かったら参考として見る層にも需要あるし、レベルが高くても押し引きは存在するからドラマはある

まり上手いに越したことはない

2020-12-04

中国声優事情がわからない

声優オタクしてるから結構ソシャゲを入れて、ハマらなかったら好きな声優の声だけ聞いて消して、っていう不毛行為をよくしてるんだけど。

最近多くなってきた中国原産で、日本語翻訳してリリースされたスマホゲーム、大体が日本声優のボイスが付いてるんだよな。前までは日本向けにわざわざ声優起用してるのかな、まあ日本ソシャゲってキャラに声ついてて当たり前のとこあるからなあとか思ってたんだけど、どうやら中国版の本家でも、日本声優日本語で声を当てているらしい。

ひとつやふたつじゃなくて、中国原産日本に入ってきたソシャゲって大体がそう。ありがちな美少女量産型予算ギリギリなんだろうなあってアプリからアズールレーンアークナイツなんかの日本でもそこそこ売れてるようなアプリまで、中国版でも日本声優を起用してる。

日本でボイスが中国語のソシャゲが出たら人気が出ないのは簡単に予想できるじゃん。それこそ中国から輸入したゲームでボイスが中国語ならそのままの雰囲気を楽しめってことだと強引に解釈できなくもないけど、日本発でそれやったら疑問しかないよね。ソシャゲってキャラ萌えを売りにするゲームで、キャラが何言ってるか調べないとわからないって致命的だし、調べて意味が分かっても、そのキャラ独自の訛りとか口癖を作ってキャラ立ちさせるのがとても難しくなる。

逆に言えばそのデメリットを全部放り投げてもいいくらいのメリットがありますよってことなんだろうけど、調べてもこれといった答えが出ないのでずっとモヤモヤしている。いかがでしたか?みたいなサイトしか出てこない。

日本声優の方が給料が安い?日本声優の人気がとても高い?どっちもないと思うんだよなあ。日本声優給料ってアニメよりゲームの方が高いらしいし、釘宮さんや花江さんみたいな一線級から最近デビューしたような新人まで起用されてる。

もしかして中国って声優っていう職業がなかったりするんだろうか?それなら俳優ソシャゲのボイス頼むのはちょっと…ってのもわかるし納得できる。でも日本アニメ中国放送されてるとき中国語で声が当てられているだろうし、羅小黒戦記みたいな中国発のアニメ映画にはちゃん中国語で声が当てられている。ってことは中国にもいるんだよな、声優

でもソシャゲにはわざわざ日本声優を起用する。なんでなんだ……。

2020-11-08

anond:20201108225100

今はキャラ立ちしてるアナが人気だから

昔みたいに顔がいいだけじゃダメ

2020-10-09

追記あり】「キャラクター」はリアクション総体

10/10 17:10 追記しました】

二次創作物判例が出たり、現パロ学パロ女体化増田が見えたりしたので、このへんの私の感覚を書き散らさせて。

同人誌漫画小説ほか)二次創作における「キャラクター」って、突き詰めればリアクション集だと思ってるのですよ。抽象が「キャラクター」という概念なら、具体は「リアクション」。

学園パロディ現代パロディ特に服装を置換してしまうし、小説なら顔立ちは一目瞭然ってわけにはいかない。そういう意味では、原作の服も顔さえも、意外と必須ではないんですよね。名前は元の形が残ったほうがわかりやすいけど、アレンジ名つけちゃうことすらありますし。カタカナ名のキャラを無理やり和名にするとかね。

Aというキャラクターをあるシチュエーションに落とし込むと、どう反応するか? 二次創作中のその反応が、原作から醸成された「キャラクター」の共通イメージから離れていなければ、二次創作として十分成立するように思える。

から二次創作においては、極端なシチュエーションのほうがぶっちゃけ簡単なんですよねえ。キャラクターごとの反応がイメージやすいし、共通イメージとの(ロジック的な)距離もひらきやすいから、いわゆる「解釈違い」案件とも距離があけやすかったりもするし。

学園パロや現代パロ、女体化などが延々と流行るのは、それがリアクションを取らせる上で簡単から。閉じ込めてみた系とかも同じ構造だと思いますよ。

と、このように、少なくとも二次創作で扱う「キャラクター」とは、すなわちリアクションコードだと私は思っています、という一意見でした。

傍証として、ノベルゲーム選択肢システムをあげておきます。あれは、プレイヤーの行動に対して、キャラクターの反応を変えることによって、キャラクターの反応コレクションとして機能しているんですよね。特定シチュエーションにおける微差へのリアクションが豊かであることが、キャラクターを細かく立体的にすることに寄与する、というわけで、こと人格を描きたい恋愛ものとの相性が良いのだなと思います

追記

思ったより反応あって嬉しいので、ちょこちょこ反応しま

>「行動様式の束」って言い方のほうが好き

リアクション集なら二次じゃなくて一次ですればいいのに

やはり私個人としては「同人活動二次創作においては『反応』様式」という言葉のほうがしっくりきます能動的行動を含む場合、それはオリジナリティ成分の比重が高いと感じるためです。そして、一次創作でやるなら「リアクション集」では足りないんです。

いわゆる同人誌一冊全体を眺めた場合、設定流用という意味での二次成分と、アイデアの発露としてのオリジナリティ成分は混ざり合っていて、ある程度グラデーションを成すと思いますそもそも、作中において能動的行動と受動的反応を峻別することは困難です)。

一方で、例えば与えられたシチュエーション(例・学園、現代)の枠組みそのもの破壊するようなレベル能動的行動は、学園パロや現代パロを描く二次創作界隈では通常要求されません。言い換えれば、「所詮は反応」でおさまるレベルの簡易な反応様式描写であっても、二次創作裾野においては十分主流たりえると思います

トラバの「関数みたいだな」を受けて式に例えれば、シチュエーション×キャラ計算結果を描写する、と言い換えもできます。そこには

  1. シチュエーション変数として、キャラの反応を描き続ける視界
  2. キャラ変数とみなして、定型シチュエーション再利用する視界

が並走しているため、シチュエーション部に代入するのは手垢のついたもので構わない、むしろ式がシンプル理解やすくて良いとさえ言えるわけですね。

また、複数ブコメで「キャラが立つ」という表現が見受けられたので、さらに参考として、公式二次創作物における「キャラ立ち」特化作品『おそ松さんから

おそ松さんEDテーマ曲 「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~楽曲解説

https://togetter.com/li/913575

を参考に挙げます

このまとめ内に

今回は只でさえ個性かに変貌した『おそ松さん』たち6つ子を「誰が誰でもおんなじざんす』に落とし込むという作業です。

今作では、かなり個性的な台詞が、切り出して繋げたら同じことを言ってる的な内容にしたかったのです

というくだりがあります(その方法論も面白いんですが、それはまとめ内で読んでください)。この楽曲は、ミクロの「キャラ」が実質的に口調(声や芝居を含む)であり、マクロの「キャラ」が思考行動様式であることが端的に現れている事例だと考えてます

さらに関連補足として、初音ミクというキャラクターも考えると面白いですよね。彼女自身の「キャラクター」としてある種の〈空-くう、empty〉を獲得していると思いますが、その〈空〉っぷりは、(私から見れば)リアクションコード=反応様式の束がコンセンサスを獲得できないことから来ているように思えます

2020-10-02

anond:20201002111019

逆じゃね?蘭学やら坂やらキャラ立ち過ぎナガサキ(滅ぼされかけてたキリスト殉教者末裔教会アメリカさんがホンマに滅ぼしてもうて裏取り引きで爆心地から離れた場所に新品を建て替えてもらったヤバ濃いい話も!)に比べたら喰えば無くなるような喰いモンの話題しかねえじゃん?唐揚げだったっけ?

2020-08-17

スーパー戦隊VSシリーズみたいなの(VTuber編)(追記あり)

昔こういう企画Vシネマしか見かけなかったのに、時代は変わるもんだ。

という冗談はさておき。


今や2大VTuber事務所に成長したにじさんじホロライブが、奇しくも同時期に新人女性VTuber5人組をデビューさせた。

で、このご時世どこにも行けずヒマなこともあり、10人全員の初配信を見てみた。

感想は…これはもうホロライブ圧勝だろう。

双方の戦隊()の方向性の違い以前に、配信者のポテンシャルや画作りの質で圧倒されてしまう。

それくらい、今のホロライブ採用プロデュースが、神懸り的に噛み合っているというか。

特に採用については、正直google並にエグいと思う。

それこそ尾丸ポルカなんて「お前今度こそ天下取れよ」と言わずはいられないわけで。


まあ、世界中キモオタからスパチャを毟り取る野望を持つホロライブのことだから、これくらいは先行投資として当然なんだろう。

だって結構なカネ取るわけだから、払うだけの付加価値がないとっていう。

そんなこんなで目的がどうあれ、結果的に色々クリエイティブなことやれていると。


とはいえにじさんじの子らも「ギャルチンピラ寄合所帯」みたいな現状に対する新風にはなりそうだけど。


追記

ブコメ

なお、ホロライブ5期生デビューから情報漏洩しまくった模様

実際、Live2Dデビュー前に漏洩させた件で謝罪来てるし、しかも、お子様が不自然な内容の原稿読んでる+舌足らず感が酷すぎるし。

某所に上がってた、去年のツイキャスと思しき配信の録音でも、社会人経験皆無としか思えない発言バンバン出てたし、引退したにじさんじ所属VTuberのこともベラベラ喋ってたりと非常識まりなかったので、こうなったのは無理ないかな。

正直、即解雇ヘタすりゃ損害賠償請求来てもおかしくないのが、ここまで甘々な処分で済んだのが奇跡しろこんな奴残しといて大丈夫か?ってくらいの話なので、これから心入れ替えて頑張ってというか、マジで今後絶対他所迷惑かけんなよって感じ。

まあ、誰にでも若い時期はあるし、採用したカバー側もガバ過ぎる(google並にエグそうな反面、とんでもなく迂闊なところもある)と言えるし。


ほろふぁいぶさんのほうはまだあまり見ることができてないので避けますが、せれ女のほうはヒスピさんがクリティカルでした。同期コラボも始まるみたいでたのしみ。

こっちは逆にせれ女の方をあんまり見れていないのだが、確かに北小路さんは歌つよつよなうえに器用万能感がヤバいね。

歌もミュージカル出身ぽいのが個人的に好み?昼小路/夜小路も用意がいい・センスがいい。

それにしても同期コラボまだー?という感じではある。自分も早くコラボ見たいわ。

まあまずはピンでじっくりキャラ立ちさせてって流れなのかもしれんし、「てぇてぇ」を売りにしているホロライブコラボとは色々違うんだろうなーと。

ほろふぁいぶは、ねねちゃんオタクでありつつも人懐っこくてニュートラル感性がツボだったかな。何より本人が雑談で心底楽しそうに配信していたのがgood。


どちらもまだちゃんとは見てないけど、(大物)転生者がそれぞれのリーダー格っぽいのが面白いなと思った。尾丸ポルカならワンチャン魔乃アロエを救えるかもしれない。知らんけど。

双方のリーダー格とも、5人の中では抜きん出た配信力で甲乙つけがたいわ。まさしく東西横綱級の「強くてニューゲーム」系。

このうち尾丸ポルカは、先に初配信だった西園チグサの配信内容を踏まえて、自身配信内容を変えるとか、よく行き届いていると感心したよ。

以降、両者ともあの手この手ネタを繰り出して、既にそれぞれの箱のファンの間でレジェンドになりつつあるし、大物っぷりがマジで凄い。

魔乃アロエは…歌つよつよという見込みだけはあるので、ワンチャンあるならという感じかな、知らんけど。

2020-07-24

文アルアニメとか見てるとつくづく思う。

作家物語キャラクターになってる」作品が増えてきたなって。

それは作家達が「物語中の人物足り得るほど十二分に変人」だからなんだろう。

キャラ立ち過ぎてる人達

あと「なんでもかんでも(無機物でも)キャラに仕立て上げないとネタが無い」のかもしれん。

なんかもう、手紙×ポストとかやる腐界隈の発想と変わらん気がする。

でもこうやって超有名作家達を「誰だお前」というくらいデフォルメして見せてくれれば

全く興味を持っていない人間名前くらいは覚えるだろう

(自分としてはこういったアニメ等で取り上げられても、読まない作家は読まないままだけど。オダサクとか読まん)

そしてみんな、実際の作家写真とか見て腰抜かすんだろう。

大丈夫なのは中也くらいなもんだろうか…。他にも顔が綺麗系の作家誰か居た気がするけど。

2020-07-16

anond:20200716012131

ジェーン・スー姐サンみたくキャラ立ちするか、

はあちゅう みたく金持ちのオラオラ系に穴目当て対価でくっつくか

2020-06-01

え、皆コメントしてる人の名前みてスターつけてたの、、、?

認識してるブクマカ」みたいなスレ見て衝撃うけた、、、

今までずっとコメントの内容だけで勝負してるかと思ったわ、、、

結局ここも個人ブランド主義なんだな、、、

わかりやすくて印象に残る名前アイコンキャラ立ちした語調、長時間はりついて即コメつける暇人力、、、

はぁ~~~~あっ、、、!

2020-05-22

アニメキャラ白人説とレイシズム

segawashin メドベージェワのセラムンコスプレに大喜びしていたときの反応を思い起こせば興味深い。造形的な理想白人っぽいナニカに求めてしまう傾向は日本表現蔓延してると思うので、今さらキレ散らかすのもなんだかな。

2020/05/22

全くまとめの話が通じてないうえに典型的ななにかがあらわになっている。

 

 

1.「アニメキャラ白人説」について

まず、このまとめは「東洋人的」に描かれたセーラームーンにどうこう言ってるのではなく

そのイラストを起点にしたアニメキャラ白人である」という雑な論考が興ってることについて違和感を呈してるわけ。

 

アニメキャラ白人説」っていうのは長年繰り返し提起されてる議論

一部では顔の作画整形外科みたいな線引いたりまでして

アニメキャラ人種は何か?」って大真面目に議論されてきてる。ジョークじゃなくて大マジな議論なの。

 

ただ

今では一部の人が何度も繰り返してるというだけで大勢的には笑いもののような評価になってる。

論拠を突き詰めれば突き詰めるほど、白人による優越主義他人種へのレイシズムを前提にしない限り論陣を支えることが出来ないから

言ってるののほとんどが白人だし、今では他の多くの白人ですらこの説の提唱者に批判的なスタンスで、

おかし人種主義者・現実アニメが混ざっちゃう残念な人・ポリコレさんとして扱ってる。

 

(なんでポリコレさんかというと、勝手キャラ人種を決め付けたうえで

 実写化の時に「ホワイトウォッシュだ!」と騒ぐ人たちがアニメキャラ人種主義議論に合流したから。

 たとえば草薙素子義体なんだから人種なんかなんでもいいのに白人女優が演じたら「ホワイトウォッシュ!」とか。

 コンテンツへの理解リスペクトがなんにもなくて、人種問題に取り組んでる風で実は自分達の方がレイシストっていう。)

 

 

2.アニメキャラ人種議論レイシズム

簡単に言えば、アニメキャラは「日本人に似てない」と同じぐらい「白人にも似てない」。

あえて白人に似てると言い張る人は、要するにアニメキャラの捨象や理想化の部分を全部白人に結び付けるという謎の雑思考をしてるだけ。

それは言ってる人の中の「白人は美しくて日本人は醜い」という価値判断を出してるだけでしょ?

反論があれば是非承りたい特に瀬川氏)

 

 

アニメキャラ白人である」のようなアホらしい主張は本当に冗談ですまないレイシズムに直結してて、

現に人種差別的クソリプイジメに発展してる例がたくさんあるのね。

 

アニメキャラ人種主義者いわく、

日本人がアニメキャラコスプレをするのはいい。設定的に多くが日本人だから。」

白人アニメキャラコスプレをするのはいい。だって見た目的にはどう見てもアニメキャラ白人から

「だけど黒人アニメキャラコスプレをするのは変。どう見たってお前らは違う。」

 

完全に論理破綻した主張なのは殆どの健常な脳の持ち主には一目でわかる。(瀬川深さん達にはどうかわからない。)

でもこういう滅茶苦茶な論理の下でいじめは実際に起きてる。

黒人少女鬼滅の刃キャラコスプレをしたところ「貴方がやるなら黒い肌のキャラじゃないと」

https://togetter.com/li/1437917

とか読んでみてほしい。昔の話じゃなくて鬼滅の刃に関するごく最近の話。

日本人設定の人気少女キャラ白人コスプレしても怒られないのに黒人少女だと意地悪を言われる。

日本オタクはこういう時だいたい「人種なんかどうでもいいじゃん」「何この議論・・・?」という反応。

 

であるのに「いや、お前らはアニメキャラ白人的に描いてるだろ!」「とぼけるな!」と

レイシズム陣営に追求されてびっくりするっていう構図で結構長くやってる。

差別的人種主義的めんたまなのはアニメポンチ絵人種幻視してる方だよね。

 

 

3.日本にもいる人種主義同調

からいまさらアニメキャラ白人説」を支持するつもりらしい瀬川深さんは

医者様としての見識も生かしつつ奮って答えてみてほしい。

https://img.animanch.com/2019/07/c2e093e6.jpg

例えばこのキャラはどう白人に見えるの?

 

このキャラもかつて海外フォーラムで「中国人なのに白人として描かれている!」という言い掛かり根拠に使われて、

「こんな顔面のどこが白人なんだ、こんな顔をした白人はいない」

そもそもこいつは中国人ではなく宇宙人だがお前はほんとにこの作品を見てるのか」

反論されたら言い出しっぺが何も言い返せなくなって終わった。

 

このキャラが例として気に入らないなら他のキャラでもよい。

アニメキャラが「白人的」であるというご自身の主張を是非具体例挙げて説明してみてほしい。

 

   

4.瀬川深さんの攻撃

予言しておくと瀬川さんは捨て台詞を吐いて逃げるか無言で逃げる。 

だっておそらくこんな話なんか深く考えたこともないだろうし。

 

瀬川さんが深く考えずにこんな暴論に乗ったのは

日本人は心身とも醜い」「オタク特に醜い」という普段から自分感情欲望に沿ってたからというだけだよね。

  

でも上で見たようにアニメキャラ白人説はレイシズムを濃厚に含んでるし

瀬川さん自身の日頃からの一部日本人やオタク全般に対する異常な蔑視憎悪といら立ちも

人間皆が持つヘイト差別の回路を回さずには成り立たないものだと思う。

 

「これは政治的批判である」と言って自分言い訳してるうちに

どんどん発言が醜くなって思考が醜くなって差別攻撃欲望で一杯の人になっちゃうのはオタク憎悪医者おっさんだけじゃない。

保守韓国人への差別で一杯になるし、革新日本人への差別で一杯になる。

 

メドベージェワのセラムンコスプレに大喜びしていたときの反応を思い起こせば興味深い

というのも意味不明な当て擦りで、フィギュアスター選手セラムンコスプレファンが喜んでたことがこの話とどう関係あるのだろう?

それも「白人選手から喜んだのだ」「インド人選手だったら喜ばなかったに違いない」という意味だろうか?

自明のこととしての白人崇拝がこびりついてるのはあなた自身じゃない?

 

もしこれらが勘違いであり

瀬川さんは「アニメキャラ白人説」について日本ヘイトオタクヘイト欲望で無考えに乗ったのではなく

当該説について深い考察覚悟を持って発言したということなら失礼をお詫びして撤回するけれども

その時は「アニメキャラがどう白人的なのか」具体的にまとめてnoteにでも発表してほしい。

 

さらキレ散らかすのもなんだかな。

まとめ内で特に「キレ散らか」してる人はおらず、冷静に論じられている。

しろ瀬川さんのtwitterはてブの方が年がら年中キレ散らかしていて血圧心配になるレベルなんだけど

政治系にはまってる人は自分心理状態を「敵」や「差別していいサンドバッグ」に投影しがち。

 

 

その他

nowa_s 日本だと、日本人と白人ほとんど区別なく「普通」に描き、日本以外のアジア人黒人は特徴を強調して描くのとかあるね。男キャラは「普通」(無徴)、女キャラは睫毛やリボンで有徴とか。デフォルメ意識の反映。 representation

2020/05/22

アニメキャラの造形に関する大家レベル発言だと思う。

きっとベテランキャラデザイナーか氷川竜介レベル研究者の方に違いない。

 

キャラデフォルメ概観についてここまで断言するほど造詣の深いnowa_sさんに異議を呈するのは気が引けるけど

個人的には「日本人と違い特徴を強調されたアジア人キャラ」というのが何のことかさっぱりわからない。

 

タイとか南の方のアジア人に色黒トーンがつくぐらいじゃない?

(あとは中国人キャラキャラ立てのためにチャイナ服とか拳法・道術ネタ多めになるのは確かだけどここでは顔面の造形の話だから関係ないのだろうし。)

  

しろ白人は鼻が高くなったりむやみに金髪にされたり「異人」としての特徴を付されることも多い印象があるが。

アジア人は「特徴を強調」されて、白人は「普通に描かれる」?

キャラ描写に滅茶苦茶詳しい泰斗であるnowa_sさんなのだから是非具体的に作品名やキャラ名を挙げてほしい。

お返しにその3倍の「普通」に描かれたアジア人キャラを挙げられると思う。

 

あとこれだけ女性クリエイターが増えてる日本コンテンツに対して

「男キャラは”普通”で女キャラは睫毛とリボン」というのも色々ぶったまげるんだけど

この人70代ぐらいの方なの?

 

 

 

追記

kinkcity 瀬川や社虫太郎あたりの奴が異常なぐらいオタを憎悪している原因が何なのか気になる。どんな情報を見てもいかにオタを批判し、皮肉り、嘲笑してやるかということしか考えてない。何もそこまで、という気持ちになる

2020/05/22

単に世代だと思う。

その2人とも若くても40後半ぐらいなのでは。

彼等の若い頃は「オタク蔑視していじめていいものだしオタクがそれに逆らったりするのは言語道断」ぐらいの風潮があって

今とはかなり隔絶した空気があったし、そういう若い頃の身体価値観更新できない人もいる。

 

 1.政治的な話でネットで戦ってる戦士憎悪気持ち高まる

 2.戦士低学歴なら外国人とか部落とか叩くようになる。

 3.戦士高学歴ならそういう差別バレバレになるものは避けて

   当人なりの「叩いてもいいはずのもの」を叩く。

 

高学歴戦士は「差別でしょ」と叱られずに差別を楽しむために「オタク」とか「ジャップ」とか「男」とかをターゲットにしがち。

近年はそういう従来見逃されてた領域についても差別ヘイト性が見逃されず指摘されるようになっちゃったので高学歴戦士は苦しい。

差別表出をやめて禁欲に苦しむか、先鋭化して「オタクジャップが憎くてたまらないおじさん(おばさん)」でキャラ立ちするかに二分してる。

 

彼等の「なにがなんでもオタクが憎い」という執着心は、ある種の人達の「なにもかもチョーセン人が悪い」と同じ形の脳波を出してると思う。

2020-05-10

anond:20200509180607

・鬼滅はヘタレ味がいい味だからでは

大人とはいえ子供向けジャンル普段の成人向けフォロワーからすると読んだことない人もいるだろう。ジャンル内でのキャラ立ち位置さえ全くわからんのにイイネするのも知ったかぶり信者みたいでいやだということでは。

2020-03-26

ドラえもんママキャラの登場頻度

主人公のび太ママは別格として

ジャイアンママ

スネ夫ママ

は思い出せるくらいキャラ立ちしてるのに

しずかとか出来杉ママってそもそも殆どでてこない気がする

2019-12-09

原作読者によるアニメ夜明けのブギーポップメモ2(11話)

(前)

https://anond.hatelabo.jp/20191209210158

11話 「夜明けのブギーポップ 2」

STORY|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

脚本鈴木智

絵コンテ:中園真登

演出:Park Myung Hwan

作画監督Lee Gwan Woo、Min Hyun Sook、Yuu Seung Hee、Lee Jung Hun

総作画監督筱雅律

全ての始まりはあのときだった。不治の病を患い、入院していた凪の病室で見つけた薬剤の入ったアンプル。

精神科医の来生真紀子は、実験を繰り返し、この薬剤を投与された者が不死身とも言える驚異的な再生能力を得ることを知る。

まるで人類進化ともいえる効果に、患者に投与したらどうなるのだろうと逡巡する来生。

そんな中、テレビからまた連続殺人事件被害者発見されたというニュース流れる

被害者はすでに5名にのぼっており、犯人はいまだ捕まっていないというが……。

原作3話目の「天より他に知る者もなく」に相当。

原作2話の「霧間凪スタイル」はほぼ丸々カット。もしも再現されていれば「VSイマジネーター」編のヒロインである織機綺が再登場したり、アニメ化されなかった『パンドラ』の代わりに羽原健太郎の顔見せになったり(原作刊行順は『パンドラ』→『歪曲王』→『夜明け』)していたはず。

残念ではあるが、「スタイル」は『夜明け』の中で唯一「現在」の霧間凪を描いており、エピソードのメインとなる来生真紀子=フィアグールの事件との関連も比較的薄いため、省略するならここだろうとは思う。

また、原作では間に二巻挟んでいるのでそれほど唐突でもないが、アニメ場合、最速放送では「イマジネーター」最終回の翌日に、別人のように明るくなった織機を見せられることになるわけで、余韻を残すという意味でもカットは正解かもしれない。

アバン

「殺してやる」を連呼しながら、篠北の病室に向かう来生。原作では昼間だが、深夜のシーンになっている。篠北の「恐怖」を味わう部分は後半に移動。

来生真紀子

原作夜明け』では比較的はっきりとイラスト化されているキャラクターだが、引き継いでいる部分はあまりない。「新米医師」にも見えにくいが、これは年齢設定自体が変更されているかもしれない。

カウンセリング(1:56)

患者セリフには、原作の他の患者のものと、典型的被害妄想が追加されている。原作ではモブの一人に過ぎないが、こちらは淡々とした口調が妙に印象に残るキャラクターになっている。

退院後の凪との再会(2:55)

アニメでは分かりにくいし原作を読み返してもはっきりとはしないが、このパートは来生がまだ自分進化薬を投与していない時点、と思われる。あくまで薬の出所の手がかりを得るための接触

凪「親父だったらなんて言うかな」(4:10

来生は一応、霧間誠一の読者。

来生の自宅の実験室(5: 29)

死んだ医学博士父親から受け継いだ、という説明が無いので、原作未読だとなぜ個人宅にこんな設備がと首をかしげるかもしれない。

来生「ラットは不死身とも言える再生能力を〜」(5:52)

原作では再生能力の他に、「行動速が倍加」し「通常のラットの、およそ三倍近い反射神経と判断力」も発揮。ネタかどうかは微妙ラインだが、削って正解だろう。

来生の被害者(6:38)

マンガ登場人物が「頭の大きさほどにまで大口を開けている」ようにしか見えない死体」になっているだろうか。暗くてはっきりしない。

ジョギング中の男性発見するくだりはオリジナル

ニューステロップ(6:47)

「ひのき第2公園」というオリジナルの具体的な名前

また被害者が「都内女子高生」となっており、アニメ原作地方都市とは異なり、明確に東京舞台であることが確定した。

来生の顔(8:25)

このシーンでは後ろ姿や口元のみだった来生の顔が、ここで初めてはっきり映る。表情が自信に満ちたものになっていることが分かり、「蛇の巣を〜」以降は口調も本性を滲ませている。

パスタフォークでかき混ぜる来生(8:38)

「弱点」である蛇の話を持ち出してインターンなぶる場面に、蛇を連想させる料理を重ねている。音もニチャニチャと陰湿さを煽っていて素晴らしい。

来生「蛇ってたしか男性自身を〜」(8:48)

男根」、はマズいのか。

来生「急にベテラン看護師さんを解雇したり」(9:35)

院長の弱みを握って来生が解雇させたというのは原作通りだが、来生が看護師たちからナメられていた、という設定が残っているか微妙なところ。院内での弱い立場に関する鬱屈はなさそう?

篠北の病室に向かう来生(9:50)

セリフは「足りない足りない……」だが、実質的アバンの続きとなるシーン。

原作では章冒頭のこのシーンをここに持ってきたのは、時系列を重視というより、来生の変化・異常性が徐々に高まりここで爆発する構成か。

来生の目のアップ(9:55)

瞳孔が縦長。肉体的にも大きく変化していることの表現

篠北の病室のドアをノック10:00)

原作は「ノックもせずにいきなり入った」だが、絶対的な優位に立ちながら敢えてノックする方が逆にいやらしいかもしれない。

来生「親身になってくれた看護師さん、退職されたそうですね」(10:18)

看護師を辞めさせた動機原作私怨から、篠北を追い詰めるために変更した、ということでいいだろうか。

来生「傷病手当が切れたら〜」(10:47)

保険が切れてしまったら」から変更。細かい

来生「あのお薬、篠北さんに投与したら〜」(10:53)

これを含め「このところ派手にやっちゃって〜」「お薬のおかげ」など興奮と邪悪さが強調されたオリジナル台詞がいくつかあり、声優の熱演もあって、怪人としての来生のキャラが立つシーンになっている。

来生「正気を失ってしまったら〜」(11:48)

「狂ってしまったら」はマズいのか。

ファミレスHoney's」(12:17

末真和子(中学生

元々ファッションにそれほど気を使う方ではないだろうし、中学時代ならなおさらではあるのだが、想像の三割増しぐらい野暮ったくて驚いた。

末真と友人の会話(12:27)

原作で、男にフラれた友人を慰めていた(「安易彼女だけを可哀想だと言うでもなく〜」)と書かれている部分のオリジナル台詞。なんとなくおもしろいので全文メモしておく。

友人「○○○○○(聞き取れない)分かるけど……でも」

末真「だってそういうのはさ、両方に責任があるでしょ」

友人「だって相手大学生だし……」

末真「そんなの関係ないって。だから直接話しに行こう?」

末真「大丈夫から

失恋というより、妊娠か何かの話に聞こえるのは気のせいか

来生の母(12:57)

原作の来生にある、母親への複雑な感情はほぼ省略されている。

カウンセリング2(14:12

前回と同じく、淡々とした語り口の患者原作でこの位置にあったシーンを分割して二度のカウンセリングしたことで、結果的に出番が増えている。印象に残るのはそのせいもあるだろう。

世界危機を語りながらむしろそれを期待している、あるいは本心からは信じていない凡庸人間をここに置くことで、その後のブギーポップが語る「本当の世界危機」を際立たせる、というのが原作構成なので、患者キャラ立ちによりその効果が薄くなっているのが問題といえば問題

原作ではビーチボーイズの「Surf's Up」が流れていることになっているが、さすがに使われてない。

宮下藤花の母親(15:06)

原作ではヒステリックな面ばかり強調されていたので、こう言ってはなんだが思いがけず美人デザイン

宮下藤花(中学生

顔立ちも幼くなっているが、高校生時との声の演じ分けが絶妙

BGM

原作では「クラシックの〝タンホイザー〟」が流れているが、これがそうなのかちょっとからない。媒体は「カセットからさすがにデータパソコン)に変更。

左右から藤花に取りすがる両親の幻(16:01)

藤花の「弱点」。『笑わない』で語られていた(アニメではカット)、両親が離婚しかけている状況の反映。

原作での藤花の「弱点」は、「昔自分を怖い顔で叱った、死んだおじさん」(前話で火葬されていた人物?)だが、絵だけでは分かりにくいだろう。

来生「ま、なんとも言えないわよね」(16:04)

表情と口調に、多少の同情が感じられる。離婚ではないが、自分母子家庭からか。

藤花「え?」(16:19)

「もう一人の人格」を演じてみようという来生の提案に、本気で困惑する声と顔が生っぽい。

首を傾げる藤花(16:41)

かわいい。 

藤花「わ、わかったぜ」(16:47)

かわいい

マイスタージンガー(16:59)

マイスタージンガー

ここからしばらく、藤花・ブギーポップの目が画面から隠され、口元や後ろ姿のみの状態が続く。

ブギーポップ?「男でも女でも〜」(17:04)

まだ完全にブギーポップになりきっておらず、ここから声色が徐々に変化していく。

ブギー「あなたこそが、世界の敵だからだ」(18:13)

ここで初めてブギーの顔が正面から映り、来生を見据える。

来生「それって正常性バイアスの類かしら?」(19:33

オリジナル台詞原作当時には無かった、もしくはあまり知られていなかった概念用語を適度に投入して、現代物語アップデートしようという意図が感じられる。

ブギー「殺す」(20:52)

なんでもないことのような言い切り方が絶妙

来生「死ぬ時はこういう曲に〜」(22:02)

宮下母娘を見送った後に、もう一度マイスタージンガー再生するシーンを追加。原作ではブギー対面時のものであるセリフを、独り言としてここに回している。

世界危機は至る所にあれど〜」という地の文で締められるラノベに対し、アニメキャラセリフの方が収まりがいいと判断したのだろう。ブギーとの約束の曲という意味合いはやや薄れるが。

(次)

https://anond.hatelabo.jp/20191209211700

原作読者によるアニメ夜明けのブギーポップメモ1(10話)

批評でもレビューでもなくメモです。

原作ラノベ

ブギーポップは笑わない(電撃文庫) - カクヨム

10話 「夜明けのブギーポップ 1」

STORY|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

脚本鈴木智

絵コンテ:久貝典史

演出:重原克也 

作画監督:久貝典史

総作画監督土屋

私立探偵を営む黒田慎平の正体、それは統和機構という巨大な秘密組織によって作られた合成人間スケアクロウである

任務はMPLSの探索。MPLSとは人類を超えた能力を持つ存在のことだ。

そんな黒田のもとに、同じく統和機構の合成人間であるピジョン任務を持って現れる。

その任務は稀代の実業家として名を知られる寺月恭一郎の身辺を調べるというもの

もう幾度目かになるその任務に、黒田は疑問を持ちつつも、寺月の調査を開始し、寺月がかつて寄付をしたというとある病院に目をつけるのだが……。

原作プロローグ夜明けの口笛吹き」および一話(話数表記は無し)「ブギーポップ誕生」に相当。

夜明け」に限らず、今回のアニメでの各話サブタイトルは「○○○○○(エピソード名)X(話数)」のシンプル形式統一されている。原作構成を完全に踏襲しているわけでもなく、「VSイマジネーター」や「歪曲王」のようにもともと番号等で章分けしている巻もあるため仕方ないが、「笑わない」や「夜明け」ではどうにかして原作の章タイトルを活かしてほしかった。

また、予告編存在せず、各話タイトルテロップ等で表示されることもないため、アニメ本編を見ているだけではエピソード名すら分からないという問題も。ネットでの情報収集を前提にしたスタイルだろうか。

アバンタイトル

夜明けの口笛吹き」相当部分。

他のエピソードではアバンタイトルはあったりなかったりだが、「夜明け」編では4話全てにアバン存在している。

この赤黒い空と廃墟の謎空間を、原作ではブギーポップが「〝壊されたあとの世界〟」と呼んでいる。この空の描き方は、原作イラストブギーポップマントの内側によく描かれる赤い星雲のエフェクトと似ている。

口笛(0:17

ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

これまで「笑わない」では全カット、「VSイマジネーター」では5話のスプーキーE戦で初めて流れるものの冒頭のごく短い部分のみ(9話でも「マイスタージンガー自体は使われているが口笛ではない)、と控えめな扱いをされてきた。そのため、このシーンがブギーポップの口笛の本格的な初披露と言ってもいいかもしれない。

エコーズ

原作では「笑わない」のエコーズのものではなく、「影」「反響」を自称しており、だからこそかつてとは異なり言葉を喋ることができるとされている。こういった、複製や偽物のアイデンティティをめぐる話は原作によく出てくるテーマだが、ここでは煩雑になるのでカットで正解と思う。

ブギーポップ「ほう、君がエコーズか」 エコーズ「私を、知っているのですか?」(0:54)

「笑わない」1話で面識があるはずの二人が、なぜか初対面のような会話をしている。不自然だがこれは原作通り。そちらも、単なるミスなのか何らかの意図があるのかは不明

せっかくなので修正しても良かった気はするが、オリジナルセリフを多数追加して雰囲気を壊すリスクを避けたのだろうか。また、ブギーポップが「君は誰だい?」と訊ねる時にはエコーズがフードで顔を隠しているなど、なんとか筋の通る解釈可能なように演出を工夫している節もある。

ブギー「君の方が詩的な響きがある」(1:26)

シュッ、と効果音付きで指を差す動作が印象的。

ブギーポップ案山子さ。カラスよけの、道化だよ」(1:57)

日の出=「夜明け」を背にして、両手を広げて小首を傾げたカカシ(=スケアクロウ)のポーズという、「夜明けのブギーポップ」の始まりにふさわしい画になっている。この時のブギーの顔は左右非対称。

探偵事務所前(3:22)

原作の、黒田満員電車乗客の顔を見ただけで、その生活態度や健康状態を見抜くくだりはカット。探索型合成人間としての性質を端的に表現しており、次話に登場する入院患者の篠北らしき人物も顔見せしている部分なので残念だが、尺の都合があるので仕方ない。

黒田慎平=スケアクロウ

原作イラストや旧作アニメ「Boogiepop Phantom」では青年に近いイメージだったが、今回はより年配(イケオジ)風の外見にデザインされた。これにより、霧間凪との関係性が更に恋愛色の薄いものになった、気がする。

ピジョン

原作ではイラスト無し。本編の外見描写

見た目は十七かそこらの少女であるジーパンジージャンラフスタイルだ。

程度だが、アニメでは黄色ピンクカラフルな髪色で登場。ピジョン=鳩なのでアオバトの色を参考にしているのでは、といった意見もある。

ピジョンペットの鳩がいなくなったんだけどぉ、探してもらえる?」(3:55)

オリジナル台詞。客を装っているというより、からかっているニュアンスが強い。ニヤニヤ笑うピジョンと、嫌そうな黒田対照的でいい。

原作では、黒田事務所に入ると、鍵がかかっていたはずの室内で既にピジョンが待っている、という流れ。合成人間らしさではそちらが上だが、関係性やキャラ立ちの点でこの改変も悪くない。

異常に火力の強いガスコンロ(4:04)

原作通りなら、大家に無断で改造済み。ここが再現されているのは嬉しい。

転職情報誌を読むピジョン(4:12

統和機構以外に行き場の無い合成人間境遇を考えると皮肉。あるいは、後の裏切りの暗示だろうか。

ピジョン「でも、任務撤回されないわよ」(5:23

急に口調と表情を改めるピジョン。直前の、「あれっ?擁ぉ護ぉ?」という煽りと、反応を確かめるような、ん?という無邪気を装った顔との落差でカッコかわいい

コーヒー香りをかぐピジョン(5:34)

原作では「いい香りよね」と台詞になっている部分を、動きと音で見せるアニメらしい表現

原作の、訪れた依頼人を室内に招き入れた時にはピジョンの姿は既に消えている、というくだりはカット黒田と違って、これで合成人間らしさを発揮する機会がほぼ消えてしまったのは残念。

また、原作の「案山子と鳩が〜」「案山子相手は〜」というやり取りも、「夜明け4」での回想のみとなっている。

黒田スケアクロウ、それが統和機構の合成人間である〜」(5:49)

この回のモノローグはおおむね、原作での三人称地の文黒田自身言葉に変換している内容。

花の蕾に止まる蜂(6:07)

黒田の「探すのは、まだこの世に存在していない可能性を秘めた〜」というモノローグからすると、MPLS探索のメタファー

寺月恭一郎の記事が載っている週刊誌(6:24

「週間亞鋤(あすき)」。電撃文庫の発行元(KADOKAWAブランド)はアスキー・メディアワークス実在する現在の「週刊アスキー」はパソコン雑誌だが、かつて同名の一般雑誌存在したらしい。

黒田パソコン(6:47)

ブラウン管モニター。これもこだわりの一つか。

六角形の病院(7:12

原作では八角形。どういう変更だろう。

霧間凪がいる東屋(8:12

原作ではただの「ベンチ」。屋根で影ができて雰囲気が出ている。

凪「見舞客なら複数の階を〜」(8:34)

原作では「淡々と」となっているが、表情も声もどちらかといえば得意げ。

凪「どんなことがあっても揺るがない心を持て!とかいうことらしい」(9:05)

腕を突き上げる凪。12話を見た後だと、誠一は絶対にやらなそうなジェスチャーに見える。

凪「言葉にできないほど」(9:52)

凪のセリフに合わせてBGMが止まり、緊張を高める。このアニメでは、こういった音の演出がよく使われている。

凪を呼ぶ声(10:20

来生真希子の初登場(声のみ)

黒田花束10:34)

原作では、牡丹女郎花かすみ草という組み合わせだが、少なくともそれとは違うらしい。検索してみた感じでは、黄色オレンジの花なのでキバナコスモス?が近い、ように見える。情報求む。

花に止まる蜂(11:01)

MPLS(凪)の発見、を意味しているのだろう。

黒田を睨む中学生の紙木城直子(11:50)

ガンを付けている、という表現がふさわしい警戒のしかた。原作の「ちょっと顔をしかめた。」というレベルではない。第2話以来、8話ぶりの登場でこれ。

白と紫の花束12:13)

原作にはない二度目の花束。この花にも何か意味がありそうだが、特定できなかった。情報求む。

花瓶を持つ直子(12:51)

前回の花と今回の花がさされている。花束差し出したカットの直後に、黒田と直子が作業したらしい。

夕空を背景にした花瓶(12:57)

原作の、

それから三人はどうでもいい世間話で盛り上がった。しばらくして、直子がそろそろ帰らなければならない時間になった。

という時間経過を、そのまま表したような画。

凪「あんたはどうなんだよ」(13:55)

裸足のつま先で、黒田に話を振るジェスチャー。年齢相応の子供らしさを強調する表現がやや多い。

凪「クロダさんならいーよ」(14:36)

満面の笑み。中学生とはいえ、凪にしては少しかわいすぎる気もするが、直後の苦痛に耐えながら黒田必死で訴えかける表情とセットで、対照的に描いているのだろう。

黒田の手の甲に残る手型(15:03)

凪の能力原作設定では厳密には違う)による火傷。細かい部分だが、原作では焼けたのは手の平。

病院廊下での黒田と直子の会話(15:15)

前述の、花瓶に花をさした時のものらしい。原作では直子が帰る時に交わした会話で、時系列そのままで記述されているが、アニメでは報告書?を作成する黒田のシーンにフラッシュバックで挿入。

佐々木政則=モ・マーダー

銀縁眼鏡スーツ姿の普通サラリーマン、という原作描写に素直なデザイン。細い三白眼いかにもな暗殺者らしさ(?)がある。

電話の声『D3進行中。モ・マーダー、指令を受理せよ』(15:42)

原作では、ハンガリー語での指示という設定。加えて、指令そのもの電話ではなく、指定ファミレスで受け取っている。

余談だが、コミカライズではファミレスのシーンも描かれており、おしぼりで顔を拭く佐々木一見価値がある。

電話の声『対象施設RS22TTUを破壊し〜』(15:51)

直後に佐々木の「何かの薬品でも狙ったのか」というセリフがあるため混同しそうになるが、RS22TTUは凪のいる病院とは別の研究施設

巡回中の来生真希子(16:11

この時点ではただの怖がりな精神科医なので、声にも表情にも初々しさがある。特に佐々木黒田が立てる物音に怯える半泣きの顔は印象的。

逃げる黒田を追う佐々木(16:32)

公道人間には不可能な速度で疾走する佐々木。街灯を踏み砕きながら次々に飛び渡る黒田原作にはないシーンだが、合成人間というもの社会に紛れて存在するならこうであろうというイメージ通り、且つ中二心をくすぐる映像になっている。

個人的には、このエピソードの、というよりこのアニメベストシーンの一つ。

黒田佐々木の病室での戦闘(16:48)

フラッシュバックで挿入。前述の来生のシーンとほぼ同じ時間を別サイドから

原作では、「霧間誠一」の名前に動揺して物音を立て、来生に声を上げられたために黒田に逃げられた、という状況が佐々木の回想で語られている程度だが、アクションを追加し大きく膨らませていれる。

独自戦闘シーンではあるが、黒田帽子に仕込まれた装甲?で振動波による切断能力を防がれた佐々木が、逆に指を折られナイフを砕かれる、という展開は原作における病院脱出した後の流れを踏襲している。装甲や能力についての説明特に無いため原作未読では分かりにくいかもしれないが、同じ合成人間ではあっても基本的戦闘力には差があり(戦闘型と探索型)、劣っている側が奥の手で一矢報いた、という状況は伝わる映像になっている。

原作では帽子に仕込まれていた装甲でナイフを防いだ結果だが、アニメでは黒田の側から何か積極的攻撃(電撃?衝撃波?)を仕掛けているようにも見える。後述する外見も含めて、何らかのアレンジがあった可能性はある。

その後の、折れた刃を投げつけて追い撃ちをかける黒田、それを難なく指で挟んで防ぐ佐々木も、人外同士の戦いとして説得力十分。直前の追跡シーン同様、原作には存在しないが原作読者が見たかった光景と言える。

路上に残る大量の血(17:23

佐々木が既に落ち着いているのは、もはや黒田に十分なダメージを与えたと判断したためか。

進化薬のアンプルを拾う来生(17:31

原作では駆けつけた警備員になんでもないと誤魔化すくだりがあるのだが、こちらでは黒田の逃走時にガラスが割られているため難しいのでは。

立ち込める朝もや?(17:36)

早朝なので不自然ではないが、原作では「青空」となっており、後の展開を考えると、瀕死黒田の視界を表現している可能性もある。

黒田「薬は体内でその可能性を相殺するはず」(17:45)

原作では「あの薬はその体内の可能性に対する〝ワクチン〟として機能するのだ」と説明されているが、「ワクチン」の意味として不適当なため妥当な変更。

破れた帽子からのぞく機械?(17:59)

やはり単なる「装甲」と言うには複雑な見た目になっており、何らかの機能を持った装置の方が納得できる。帽子ではなく黒田の頭部自体機械的に改造されていたのでは、という声もあり、原作未読ならその解釈の方が自然な画ではある。

ブギーポップは死に際の黒田を外見上のモデルにしたわけだが、大小の円が並んだ形状は、ブギーポップ帽子の飾りに似ている。

黒田に声をかける少女宮下藤花(18:03)

中学生原作では直前に「宮下家のご葬儀に参列されるかたは〜」という火葬からアナウンスがある。服装は「黒い影」としか描写されていないが、このアニメのように喪服代わりの制服という解釈妥当だろう。

原作口絵では、中学生だとしてもやや幼いブギーポップ(既にコスチュームも身に着けている)が描かれているが、これはイメージか。

「それなら……それならなんでそんなに落ち着いているんだい」(18:19)

藤花からブギーポップ(まだ名前は無い)への変化。

火葬場の煙突を背にしたブギーポップ(18:28

原作では、

空に一本の筒が伸びていて、そこから煙が出ている

と、

人というより地面から一本の筒が伸びているようにも見えた

がそれぞれ別々に描写されていたため気付かなかったが、恐らくこれこそが本来イメージ通りの絵面なのではないか

黒田「ところがな、この俺は、この土壇場で〜」(19:21)

自嘲的な表情がいい。

地面を掻く黒田の手(19:35)

凪の手形場所を甲にしたことにより、それを見せつつ悔しさを表現

ブギー「君が最も美しい心を持てた、その瞬間に」(20:18)

凪に薬を投与する直前のシーンが挿入。花瓶に、アンプルを握りしめる左手(凪の手形)と、「美しい心」の象徴が詰まった画。

黒田「泡みたいにすぐに弾けて消える」(20:32)

朦朧とする視界の中で藤花(ブギーポップ)と煙突が入り交じり、後のブギーポップコスチュームを思わせるシルエットが見え隠れする。

ブギー「君は」(20:56)

ここで画面がクリアに戻る演出意図ちょっとからない。質問に答える前に死ぬことを許さなブギーの厳しさ?

黒田の笑い(21:09)

左右非対称。

黒田モノローグ(21:15)

黒田の残したレポート? 中身はやはり原作地の文の設定説からだが、もとの位置はだいぶ序盤。

モニターに映るピジョンの顔(21:34)

事務所の後処理。直後の椅子を映したカットで、既にその場から消えている?

試験管を振る佐々木(21:57)

原作では「死体を処理するための薬品」とだけ書かれているが、やはり溶かすのだろうか。

佐々木「どうしてこんな顔で死ぬことができたんだ」(22:04)

「こんな顔」は実際には見せない。定番演出だがうまくハマっている。

(次)

https://anond.hatelabo.jp/20191209210931

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