2024-09-27

クラムボン」って普通にアメンボだよな

クラムボン」というのは、雪山を登るときに靴に付けるスパイク、いわゆるアイゼンのことだろうと推測するのが自然である

綴りは「Crampon」で、普通に読めば「クラムポン」あるいは「クランポン」だが、まあ濁音と半濁音の表記揺れくらいはよくあることだ。

もちろん現在でも使われている言葉である

https://www.kamoshikasports.com/product-list/113

で、昔のアイゼンって、見るからアメンボの形なんだよな。

https://funq.jp/peaks/article/583188/

というわけで、『やまなし』に登場する「クラムボン」はアメンボのことだと思われる。

東北の雪暮らしクランポンのことを知った子どもアメンボあだ名をつけていたとかなのかもしれない。

それは分からないが、作中の描写はすんなりと理解できる。

まり水面を跳ねるように移動していたアメンボが魚に食べられたのだろう。

このクラムボンアメンボ説は、俺が考えたわけではなく、古くから提唱されていたものだ。

http://yamanasi.yoimikan.com/kuramubon.html

それが今では理由もなく否定されて「答えは人それぞれ」みたいな甘っちょろいことが言われている。

プランクトンくらいならまだわかるが蟹の泡とか母親説とか何なんだよと。

連想ゲームじゃねーんだぞ。

真面目に考えた末に別の考えが出てくるならいいが、ありえそうもない妄想を書き並べるのは作品に対しても不誠実だろ。

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