はてなキーワード: クランポンとは
「クラムボン」というのは、雪山を登るときに靴に付けるスパイク、いわゆるアイゼンのことだろうと推測するのが自然である。
綴りは「Crampon」で、普通に読めば「クラムポン」あるいは「クランポン」だが、まあ濁音と半濁音の表記揺れくらいはよくあることだ。
https://www.kamoshikasports.com/product-list/113
https://funq.jp/peaks/article/583188/
というわけで、『やまなし』に登場する「クラムボン」はアメンボのことだと思われる。
東北の雪暮らしでクランポンのことを知った子どもがアメンボにあだ名をつけていたとかなのかもしれない。
つまり水面を跳ねるように移動していたアメンボが魚に食べられたのだろう。
このクラムボン=アメンボ説は、俺が考えたわけではなく、古くから提唱されていたものだ。
http://yamanasi.yoimikan.com/kuramubon.html
それが今では理由もなく否定されて「答えは人それぞれ」みたいな甘っちょろいことが言われている。
プランクトンくらいならまだわかるが蟹の泡とか母親説とか何なんだよと。
連想ゲームじゃねーんだぞ。
真面目に考えた末に別の考えが出てくるならいいが、ありえそうもない妄想を「両論併記」的に書き並べるのは作品に対しても不誠実だろう。
追記しておくと、作中で子蟹たちは泡のことをちゃんと「泡」と呼んでいるので泡説は否定できる。
ここまで泡説が多いのは、小学生が意味のわからない単語に出会ったとき、とっさにその近くに書かれた単語を当てはめるからだろう。
子蟹たちがクラムボンの話をしているあいだ、地の文では泡の描写がされている、だからクラムボンとは泡のことなんだ、というのは安易な読み方で、想像力だとかの問題ではない。
なんかファッションと全然関係ない会社のアパレルとかも妙に魅力的に見える。
セルマーのクラリネットとか、逆にクランポンのサックスとかもかっこいいと思ってた。フェンダーのアコギも愛したい。たこ焼き屋が出すお好み焼き的なものの魅力はある。
でもファッションブランドの靴や時計はあんまり買おうという気になれない。実際はOEMなりでその手のメーカーが作ってんだろうけど、なんかやだ。
adidasとかの総合スポーツメーカーは靴屋の括りに入るので全然買う。
ホテルとか旅館の飯をありがたがる気持ちもあんまり分からない。飯は宿屋じゃなく飯屋だ。
女だったら化粧品もファッションブランドのやつじゃなくて資生堂みたいなとこのやつしか買ってなかったと思う。
なんだろう。遊びを求めるというか、違和感を楽しめる部分と保守的になる部分との差が謎だ。靴に関しては消耗品たる膝をいたわりたいって意識が明確にあるんだけどね。
インターネットの「専門家」信仰みたいなのってなんか嫌いなんだけど(そもそもインターネットで支持されるような規範が少し逆張りを混ぜた日和見主義的で嫌い)、おれにもそういうとこあるんだなって思う。