「NPO法人」を含む日記 RSS

はてなキーワード: NPO法人とは

2014-11-23

NPO法人boku1の事務所がなかなかイケてる

駅徒歩1分驚愕の4SLDKタイプ

9階建ての6~9階を使用した戸建て感覚メゾネットタイプ

内装リフォーム済みの綺麗なお部屋です。

お部屋は外観から想像出来ない空間が広がっております

仕様設備充実♪

ガス3口システムキッチンカウンターキッチン)、リビング床暖房トイレ2ヵ所(ウォシュレット有)、

エアコン独立洗面台、室内洗濯機置場、給湯追焚き機能和室庭園有、サンルー・・・

ちな家賃25万円敷3礼1だって

2014-09-16

StartupWeekendの首都圏では、裏方のオーガナイザー世界で、足の引っ張り

初めまして。裏方のオーガナイザーについて。暴露愚痴です。

スタートアップウィークエンドの「首都圏」での話しです。

過去に、何回かStartupWeekendに参加し、またはオーガナイザーを幾たびも経験しました。

StartupWeekendは素晴らしいイベントで、楽しいです。みなさんに素晴らしさを伝えたいです。

私も過去何回も出て、経験を積み、各種イベントで色々な人と出会って楽しいです。

その楽しさを広げたいと思って、オーガナイザースタッフまでなりましたが、

悲しいことに、裏方のオーガナイザー一部の人は、自分の「利権」「既得権」のごとく、

新規イベントを立ててやろうとする人には「圧力」をかけてくる人がいるんです。

StartupWeekendでの「首都圏」でと、ごまします。

圧力をかけてくる人は、一部・・・というよりずばり「その人」です。言うとばれてしまうので、いいません。

圧力をかけてくる「その人」は表向き、「正論」で攻撃してきて、NPO法人内部では緩やかな組織なのに、変に「コミュニティー」という実態のない世界を笠に着て、自分の影響力を誇示しようとする人です。

「その人」は会社代表にもなっていて、自分会社事業に専念すればいいのに、なぜかこのStartupWeekend界隈に出没して、変な影響力をだそうと躍起です。

見てて滑稽ですが、初めての参加者たちがみると「へーこの人はすごい」という感じです。

「その人」の功績は、素晴らしいです。

過去に、有名な会社での場所確保からスポンサー獲得、各種審査員コーチまでの獲得まで、「その人」はすべて一人で行えます

素晴らしいです。尊敬します。表向きとしてはね。

裏方では、相手の自尊心名誉などを平気でつぶしにかかります

この「その人」がしゃべらせたら正論正攻法で来ます。まずはつぶされます

あなたのやり方・発言は、オーガナイザー全体で問題になります。いやなっています。」

確かに。真摯な人は、私に直接言ってくれますが、「その人」の発言力が大きいばかりに「どの程度全体で問題になっているのか」わかりません。明確にしないんですね。

単に、私が「ルール無視レベルで場を荒らしているのか、「私が強引なまでに民主的なルール無視した暴挙に出ているのか」。

もともとオーガナイザー間はゆるやかな組織感です。決めることも緩やかです。

きっちりとした組織固めしていないために、「オーガナイザー全体」とは、StartupWeekend全体での「正統性」得ていない感があるんです。

正統性:きちんとした各コミュティーでも組織が大きくなったら、「コミュニティー規則」ぐらい明確したいです。)

発言の強さで、「オーガナイザー全体」の総意が決まっていませんか?

「その人」は、その発言の強さが強大。

「その人」を知る人は、適当に相槌をうつか、知らぬ存ぜぬで無視します。

逆にオープンな場にすべきところがクローズドな場になっている印象です。

StartupWeekendのブランド力は、今年に入って開催数とともに、増えてきました。

私は、StartupWeekendが大好きで、このイベントを世の中に広めたいと思いました。

しかし「その人」がいる限りは、私はつぶされることでしょう。

スタッフオーガナイザーとしては、金輪際一緒に仕事したくない人です。

イベントの「参加する」ほうが、まだ楽しいですね。

だってそんなオーガナイザー間で、気を使って仕事するなんてしたくないし。

オーガナイザースタッフがやりたいことにも、この「その人」はしゃしゃり出て、ヘンに関わろうする。

まだ呼んでいない段階なのに「コミュニティー同意」うんぬんと言ってくる。

StartupWeekend各地でコミュニティーがあるのは、分かります。大切です。

地域でのコミュニティーは「多様性」があってこそ、コミュニティーであり楽しさがあります

StartupWeekendの「首都圏」で、その多様性は大切です。

ルールがないのが、ルール

イベントに参加したとき最初に聞かされる言葉です。

オーガナイザーでも「多様な考え」が必要です。

「その人」さん。名前明かしませんが、しゃしゃり出てこないでください。

正論正攻法で、反論がないからと言って自分意見が正しいと思わないでください。

自分の影響力を行使したいために、実態のない「コミュニティー」論を展開するのはやめてください。

あなたの功績は、誰もが認めます歴任オーガナイザーですらできなかった、スポンサーを招きました。偉いです。

イベント開催後は、おしまい。そこまでなんです。「エコシステム」ならしゃしゃり出てこないで、本業のしゃちょー業をやってください。

謙虚さをだしつつ、自分の影響力を虎視眈々と狙っている姿は、丸見えです。

私はこの匿名日記を使って、「その人」を攻撃しました。確かに卑怯です。しかしこれは私だけで済む話し。

「その人」が虎視眈々と狙ってる姿は、日本の歴史に出てくる「藤原家」そのものです。

StartupWeekendを乗っ取るような気配さえします。恐ろしいですね。

天皇家=StartupWeekendのたとえ)

そんなStartupWeekendの裏方オーガナイザーには辟易しました。疲れました。

私は裏方のオーガナイザースタッフ関係からは一切手を引き、イベント参加のみに集中します。

最初最後愚痴と、StartupWeekendの「首都圏」界隈がより楽しい裏方になればいいかなーと思っての書き込みでした。

2014-09-06

ブラック企業大賞】は、共産極左貧困ビジネスマンお祭り

単なる左翼プロパガンダ国民行事みたいに言ってる馬鹿って何なの?

-

-

ブラック企業大賞実行委員

古川琢也(ルポライター

河添 誠(労働運動活動家)…共産

佐々木亮弁護士ブラック企業被害対策弁護団代表)…日共佐々木憲昭の息子

坂倉昇平(NPO法人POSSE理事ブラック企業ユニオン代表)…新左翼党派京大政経研G

松元千枝(ジャーナリスト/『労働情報編集人)…元朝非正規

内田聖子アジア太平洋資料センターPARC事務局長)…共産

須田光照(全国一般東京東部労組書記長)…元朝日新

水島宏明(ジャーナリスト上智大学教授)…共産

竹信三恵子ジャーナリスト和光大学教授)…元朝日新

土屋トカチ(映画監督)…共産

神部紅(ユニオンみえ・オルガナイザー)…共産党除名

www.facebook.com/blackcorpaward/posts/1631936280178047

ブラック企業大賞、赤いメンバーばかりの企画委員会主催

http://b-times.net/back/195/1.html

-

●時給120円?最低賃金以下の手当で働く「共産党」の“赤”字事情

http://www.dailyshincho.jp/article/2015/11190905/?all=1

ブラック企業対策NPOPOSSE」はブラック左翼セクトだった

http://dailycult.blogspot.jp/2016/10/npoposse.html

倉重公太朗(弁護士

 最大の問題点は、雇用が流動化せず、「嫌なら辞める」ことができないことである

仕事が嫌でも辞められない」(転職できない)からこそ、

過重労働によるメンタルヘルス障害健康被害などの根底要因となっており、

また、ブラック企業厚生労働省的に言えば、若者使い捨てが疑われる企業)の温床となっている。

雇用が流動化し、「嫌なら辞める」ことが当たり前の世の中になれば、ブラック企業など存続し得ないであろう。

http://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=61194

2014-08-20

ケチだった親父の話

俺の親父はドケチだった.

とにかくドケチだった.

口を開けば「カネがない」とグチった.

貧乏だった.

お袋は貧乏が嫌で俺を置いて出て行ったらしかった.

食う物と言えばパンの耳,着るものと言えばボロ雑巾みたいな古着だった.

ガキだった俺は友達が持っているスーファミが羨ましくて親父にせがんだ.

帰ってきたのはゲンコツだった.

そんなカネねえ,と.

ケチなクソ親父め.

でも俺はあきらめなかった.

キャラクターテレビの中で自由に動かせるのに,熱中していた.

根負けしたのか,なんとかしてやると言い出した.

俺は興奮で眠れぬ夜を過ごした.

翌週親父が持ってきたのは,中古PC98だった.

どうやら友人から譲ってもらったらしい.

なんだか嫌な予感がしながら電源を入れたら,文字しか出てこねぇし,なにすりゃいいのか分からないし,

まさに「コレジャナイ~」と泣きながら手足をバタバタさせてダダコネたい気持ちになった.

やっぱりクソ親父はクソ親父だった.

曰く,

「これさえあればゲームを作れるらしい.そんなに欲しいなら自分で作れ」

そして俺とPC98とBASIC生活が始まった.

始めはとっつきにくかったが,やってみると面白かった.

ゲーム自分で作れる」という魅力的な言葉に酔っていたのかもしれない.

まだ習ってない漢字の入ったマニュアルも苦にならなかった.

これでいつか俺も,F-ZEROを作ってやるぞと,本気で思っていた.

ゴミ捨て場から拾ってきた古いベーマガを読みながら,小さなゲームを作っては楽しんでいた.

始めてジャンケンができるプログラムを作った時の感動は忘れられない.

グラフィカルなゲームは作れなかったが,友達も一緒になって楽しんでくれた.

だが中学2年に上がるころ,長年連れ添った俺の愛機が突然動かなくなった.

ついに寿命が尽きたのだ.

俺はこの世の終わりのように感じた.

まるで愛犬に死なれたような気持ちだった.

しばらく学校も休んだ.

今思えば前の持ち主から数えて10年近く,よく動き続けたものだと感心する.

ケチな親父は,当然だが新しいPCを買ってくれるわけはなかった.

帰ってきた言葉

「そんなに欲しいなら自分で作れ」

次の日からジャンクめぐりが始まった.

新聞配達で稼いだ金で少しずつパーツを買い集めた.

ゴミ捨て場からまだ使えそうなモニタを拾ってきた.

OS友達Linuxを用意してもらって入れた.

始めて自作PCが立ち上がった時は感動した.

Linuxに移行したのをきっかけに本格的にCを始めた.

親父に本を買ってくれと言ったら,始めは渋っていたが,ボロボロ技術書を何冊か古本屋から調達してくれた.

ヴォルトのアルゴリズムデータ構造と,クヌースのThe Art of Computer Programmingもあった.

難しすぎたし技術的なところが足りないから,遠くの図書館までわざわざ出かけて技術書を借りてきては読みふけった.

学校の授業中にも読んでいた.

プログラミング技術はもちろん,画像処理のための数学の道具についても勉強した.

同級生2次方程式因数分解をやっている横で,三角関数行列計算をしていた.

特にアフィン変換には感動させられた.

こんな風に言うと,さぞ数学の成績がよかったのだろうと思うのかもしれないが,テストの点はそこそこだった.

コードを書くのに必要概念として知っているだけで,証明問題は苦手だった.

特に幾何学はさっぱりだった.

それと,古典社会時間は全部すっぽかしてノートコード書いてたから散々だった.

高校に入ったあたりでX windowシステムを使ったグラフィカルなゲームを作れるようになった.

出てきた敵を撃つだけの簡単なインベーダーゲームに始まりオセロブロック崩しウィザードリィみたいな迷宮探索ゲーム,思いつく物何でも作った.

時代はWin95が出たあたりで,パソコンブームだった.

友達の家にもPCがあるところが多くて,Windows移植して簡単なネットワーク型対戦ゲームなんかを作ったりもした.

ここまで本格的にゲームプログラミングをやっていると,さすがにジャンクパーツを集めただけのPCでは性能に不満が出ることが多くなってきた.

ビルドの待ち時間が長くていらいらしたり,友達の家で動くゲーム自分PCで動かなかったりした.

ダメ元で親父に相談してみたら案の定,

自分で稼いで買え」

親父はどこから取ってきたのか,俺でもこなせる程度の仕事を持ってきた.

始めはパソコン教室バイトだったり,ゲームデバッグだったり,まともなバイトだったのが,

ある日学校から帰ってくると,何に使うのかは知らないが,明日までにこういうコードを書けと言われて徹夜プログラミングしたりするようになった.

時々は他人の書いたコードを別環境移植する仕事をやった.

プロの書いたらしいコードを読んで書き直す作業は,かなりの勉強になった.

給料は親父から手渡しで貰ったが,今まで見た事もないような額になった.

その金で新しいマザーボードPentium IIと32MBメモリを何枚かと,自分の開発環境用にWindowsPCを作った.

こんな感じで高校には通っていたものの,勉強らしい勉強ほとんどしないで過ごした.

当然大学入試は全部落ちた.

それでも,手に職はあるわけだし,しばらくは同人ゲームでも作って過ごそうと思っていた.

だけど親父は反対で,大学ぐらい入れと言い出した.

てっきり学費ケチれる分,喜ぶとばかり思っていた.

それでもやる気のなかった俺に,

大学合格できたら最新のMacintoshを買ってやる」

一体何が起こった,このクソ親父,脳の病気にでもかかったかと本気で疑った.

どうやら正気で言っているらしいと分かると,俺も必死勉強を始めた.

そうは言っても,中学時代から受験意識した勉強なんてさっぱりしてこなかった俺には,何をどうしていいのか分からない.

しかも,やっぱり親父はドケチで,塾や予備校なんていく金は無い.

しかたがないから高校時代友達で,頭のいい大学に行ったやつにお世話になることになった.

結局2年かかってしまったが,そいつと同じ大学に入れた.

厚かましくも,キャンパスにまでついていったりしていたから,新入生として入って行くと顔見知りに驚かれた.

親父は約束通りPower Macintosh G3を買ってくれた.

だが,俺の親父はドケチだった.

今回のドケチさはちょっと予想外だった.

「せっかくいいパソコン買ってやったんだからそいつ学費ぐらい稼げ」

さすがにそいつは無いだろうと思った.

自分で遊ぶ分くらいは当然稼ぐつもりだったが,学費丸ごととは.

お前が無理言って入学させた大学なのに,そりゃないだろと.

いくら国立大学とは言え4年分の学費となると200万ほどになる.

しか教科書代やもろもろを考えると300万円は無いと厳しい.

300万円稼ぐために俺ができることと言えば,やはりゲームを作るぐらいだった.

から大学ゲーム開発サークルに入ることにした.

志望動機を聞かれて,

ゲームを作って300万円ほど稼ぐためです」

と言ったら爆笑された.

金が必要理由を言ったら,一瞬でお通夜みたいな空気になったけれど.

先輩が相談に乗ってくれて,成績優秀なら学費免除になったり半額になったりすることを教えてくれた.

それならなんとかできそうな金額だった.

大学生活は楽しかった.

学校の授業でプログラミングをやるということに驚愕した.

プログラミングをしているだけなのに,「お勉強」として扱われるなんて.

情報科学の基礎を作る数学面白かった.

今まで何気なく使ってきた道具に,こんなに深い基礎理論があるなんて,知らなかった.

講義が終わったらサークル棟に入り浸って,入学祝いMacintoshで朝までゲームを作ったりしていた.

学費を稼ぐためのゲームだが,やはりエロゲを作ろうということになった.

ただし,そのためには絵師必要だということで,先輩が漫画研究会から絵師スカウトしてきた.

かわいい女の子だった.

一目惚れした.

彼女の絵は綺麗で,エロかった.

こんなちっこくてクリクリして可愛い女の子が,こんなドエロい絵を描くなんて!

俺の頭はすっかり茹だって,も~だめだ~という感じになった.

それからなんやかんやあって,結果的彼女俺の嫁になった.

詳細は伏せるが,なかなかにこっ恥ずかしい青春を送った.

とにかく,彼女の絵を俺のゲームに入れると,

今まで○とか■とか,ちょっとしたドット絵しかなかったキャラクターに命が吹き込まれるようだった.

作った同人ゲームも,学費がまかなえる程度に売れた.

先輩たちが,売上金を快く俺にカンパしてくれたおかげでもある.

満ち足りた大学生活だった.

就職先には当然ゲーム会社を選んだ.

スーファミはもう時代遅れになったが,自分の作ったゲームが本当に発売されて,ゲーム機の中で動いているのを見た時は嬉しくて泣いた.

娘が生まれた時と,どっちがと思うくらい泣いた.

さて,俺のドケチな親父だが,娘が生まれてほどなくして死んだ.

あんなにドケチに金を惜しんでいたのに,財産も何も残さず死んだ.

遺書を読んだら,葬儀簡素親族だけで行うように,とあった.

最後最後までドケチなまま逝った.

親戚付き合いらしい親戚も居ないし,どうせ誰も来ないだろうと思っていたが,

葬式当日には呼んでもないのに大勢の参列があって,なんだこれは,人違いかなにかかと思った.

なんでも,親父の運営するNPO法人従業員だとか,親父の寄付金で建てた養護施設代表さんだとか,

親父とは無縁の世界の住人だとばかり思っていた,立派な善人ばかりだった.

家に居ないことの多い親父が外で何をしているかなんて興味なかったし,どうせ競馬かなんかで稼いでるんだろうと思っていた.

最後最後さら最後まで,面倒事を運んでくるクソ親父だ.

葬儀が終わって,ちょっとした額になった香典の山を眺めていると,

「さあ自由に使っていいカネだぞ.お前はそれで何をするんだ?」

そんな声が聞こえてくるようだった.

なんだかむかついたので,その金は今まで通った学校プログラミング関係の本を寄付するのに使うことにした.

一銭も残さずに,全部.

それでもなんだか負けた気分だったから,ボーナスをつぎ込んで,倍額にして寄付してやった.

ケチなクソ親父を,見返してやった.

最高の気分だった.

それが6年ほど前の話だ.

ところで最近小学校に上がった娘が,アニメに出てくるようなフリフリなドレスを着て学校に行きたいと言い出した.

うそんなお年ごろになったのか.

女の子の成長は早いものだ.

子供には不自由させたくないと思っていたが,調べてみると我が子の眼鏡にかなう服は,日常的に着る服にしては,ちょっと高い.

悩ましい問題だ.

家の家計は諸事情により逼迫している.

さて,どうやって安上がりにすませようか.

2014-08-04

NPO詐欺事件についてちょっと解説しておきたい

NPO賠償金詐欺容疑詐欺事件が話題になっています増田はあるNPO経営する側の一人であるし、またNPO設立運営を手伝ったりすることもあるので、この問題には関心があります

刑事事件がどのように進展するのかについてはまったく知識がありませんが、NPO法人という視点からこの問題はどのように見えるのかをちょっと書いておきたいと思います。ただ、私は上で書いたように、NPO側の人間なので、そのあたりは考慮していただきたいと思います

まず、NPO法人東日本大震災原子力災害被災者支援協会の概要を見てみます

ホームページ発見できなかったので、こういうときは以下のホームページを参考にします。

http://www.npo.metro.tokyo.jp/

https://www.npo-homepage.go.jp/

上の東京都ホームページ団体名を検索すれば、設立されたのが2011年7月29日代表者久間章生であることがわかります

ちなみに、NPO法人は申請して認証までだいたい4ヶ月ほどかかるので、震災後すぐに申請したというふうに理解できます。また、代表の久間元防衛大臣は、「辞表を出していて、関与はしていない」としています

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000031954.html

ニュースにあるにも関わらず、代表者名前が変わっていないじゃないか、というご指摘もあろうかと思います。これはちょっと微妙なところでして、NPO法人を管轄する行政の所轄庁はだいたい職員数が足りていないため、役員の辞任があって、NPO法人理事会や総会で承認して、それから所轄庁に報告してからも、その事実がこのようなデータベースに反映されるまでに時間がかかることがあります(長い時は半年や1年間変わらないことも)。

また、上記ホームページから事業報告書を見ると、お金が全く動いていないということがわかります。「え、こんなのあり?」ありなんですよ。NPOも休眠状態になることがあって(作ってはみたもの事業計画が甘く、全然活動できないなど)、そのときはこういうふうに活動計算書や貸借対照表がすべてゼロになります

さて、いまニュース名前が上がっているのは次の三人。進藤一聡、根本重子村田博志ですね。それぞれ、自称理事(元社員ともあり)、人材派遣会社役員、元職員となっています関係あるのは、進藤氏村田氏。

さっきの事業報告書を見てもらえればわかるように、理事の名簿の中に進藤という名前はありません。事業報告書平成24年度までしか出されていない(またはデータベース更新が間に合っていない)ので、平成25年度に就任して、その後辞めたということもあり得ます

問題は誰がこの話を具体的に進めたのか、という点かと思います。そもそも、法人代表して契約を進めることは、NPO法人場合理事長しかできません。NPO法人憲法ともいうべき定款は東京都の下記URLフォーマットが落ちていますが、

http://www.npo.metro.tokyo.jp/npo/pages/provide/cmn/link/guidebook/ninshou/02.pdf

理事長以外の理事が、法人の業務について、この法人代表しない。

17ページの第14条の第2項にあります。つまり原則として、平理事や職員が勝手契約を進めるということはできません。

しかし、職員が属する事務局は、理事長が管轄することになっているのが一般的です。さっきのURLの29ページの第54条、第55条あたりにこのようにあります

第54条 事務局長及び職員の任免は、理事長が行う。

第55条 事務局組織及び運営に関し必要な事項は、総会の議決を経て、理事長別に定める。

まり、職員の責任はある一定において理事長責任を持つべきことだろうというふうに読めますしかし、理事長がたんに名前を貸しているだけ、現場には全くタッチしていないというケースも多々あります

そのときは、その職員のやったことを理事長が知っていたかどうか。善管注意義務ですね。または、ほかの理事や監事が知っていたことを立証できるかどうかです。もちろん、まったく関与せずに、理事や職員がやったことであれば、少なくとも法律的には理事責任をとる必要がないと考えられます倫理的にどうかは別として)。

ちなみに、この事件があったときに、理事長の職にあったかどうかは立証が難しいです。NPO法人役員が変わった時は、東京都に対して遅滞なく提出するとなっていますが(29ページ)、

http://www.npo.metro.tokyo.jp/npo/pages/provide/cmn/link/guidebook/ninshou/03.pdf

この事件ときにまだ理事長をやっていたとしても、「実はすでに退任していたのだが、書類を出し忘れていてね」ということで切り抜けられます

このように、理事や職員が勝手にやったこと、そのことは理事長含めほかの理事は全く知らなかったとなれば、法律的には全く問題ないというふうになるかと思います。ただ、そのようなNPO法人実態を見抜けずに、名前を出しっぱなしにしており、まったくガバナンスを働かせなかった(これはほかの理事や監事もそうですが)のは批判されるべきでしょう。

ちなみに、今後の流れとしては、このような法令違反があったNPO法人認証取り消しとなるでしょう。

http://www.npo.metro.tokyo.jp/npo/pages/provide/cmn/link/guidebook/ninshou/06.pdf

ただ、NPO法人というのは、社会福祉法人のような「認可」ではなく、「認証」なので、すぐに解散せよとなるわけではありません(ちなみに、株式会社は準則主義)。しっかりと体制を整え直し、聴聞クリアすれば、復活することは可能というわけです。

2014-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20140316145437

日本の外の方がベジタリアンに対する理解はあるよ。行ったことある国でしか説明できないけど、カナダとかベジタリアン向けの食事が用意されているし、ベジタリアンレストランチャイナタウンなら素食って呼び方をする。)も多い。

日本ベジタリアンになるのはコストでも時間的意味でもすごく難しいことだけれども、NPO法人なんかもあるみたいだしチェックしてみることをオススメする。

畜産については、日本北米の超工業的で動物苦痛を与えうるやり方は欧州をはじめとする国々から批判されることも多いと聞いた。実際に北欧の食肉加工場南米の食肉加工場だと衛生さも動物飼育から屠殺までの苦痛も(あくまで人間からみた尺度だけど)北欧映像の方がよい(あるいは軽い)。北米の食肉事情については映画フード・インク」が詳しくやってくれていると思う。(作られた動機が「息子が肉食べたら食中毒おこして亡くなった」ってことなので、大分プロパガンダ的要素も入ってると思うのでそこは留意しておいたほうがいい。あとは血が出るから苦手な人は見ないほうがいいかも)

そして、日本で捌かれる畜産動物はまだ衛生的な環境で、苦痛もなるべくないように考慮されている方だから、一度お近くの食肉加工場見学に行かれてみてはどうかなと思う。ちょっと勇気いるけど。

動物福祉では、これは一説に過ぎないけれど、日本人が好む「霜降り」は実はかなり牛に負担を掛けているということで、動物健康を考えるならば、日本穀物牛よりもオセアニア産の牧草牛のほうが良いらしい。

血が苦手な人、動物との初めてのふれあいペットの人はかなり苦しいけれども、畜産動物ペットとは違うのでどうしても工業的になってしまうのはしょうがないにせよ、パック肉しか目にしない今日からこそ一度捌かれ方を知りたいと思う。

2014-01-25

ホームレス炊き出しに行ってみた

炊き出し経験について以下にまとめたいと思います

タイトルナントカ生放送意識した結果、まるで数日前とかに初参加したかのような響きになってしまいましたが、何年間でのできごとです。(・∀・)

並ぶ側…ではなく主催側を経験しました。

きっか

幼い頃から郊外に住んでいる自分は、ホームレスなんて全然身近な存在ではなく、

ダンボールで寝てる人、ビニールシートのおうちは、たまに親に連れられ都市部に出てきたときにだけ目にしていました。

親に見ちゃだめと言われて手を引かれるため、すました顔で通り過ぎるようにはしていましたが、心の中では興味津々、見ちゃだめなんて言われたらもうより関心が…

そして小学6年生になった私はある日、駅ビルオムそばを買ったのですが(唐突

それが思ったより口に合わなかったため半分くらいを残して駅のゴミ箱に捨てたということがありました。

すると…しばらくして知らないおばさんがゴミ箱を物色し始め、私のオムそばやその他の食べ物ゴミを持ち去ったのでした…

自分のきたない食べ残しを持って行かれた…それはそれは子供ながらにショックな出来事でした。

そんな物を食べないと暮らしていけない人がいるということへの実感も湧きましたが、正直、自分食べ残しを人に食べられるという生理的嫌悪感が大きかったです。

その感情を払拭するため、小学生の私が行ったことは、路上で寝ている人に、コンビニおにぎりを配るという妄想でした。小学生らしい意味不明さです。

それはもちろん妄想に留まり、私の第一次ホームレスへの関心期は終了したのですが、時を経て人生モラトリアム突入したときたまたまボランティア募集のビラに巡り合い、珍しい物見たさもあって

炊き出しに参加してみようと思い立ったのでした。

現場の状況と第一印象 

NPO法人主催、週1で公園にて実施。(公園使用の許可は得ている。)

・200人前後の人が食べに来る。9割8分が男性で年配者が多い。(小学生経済力ではコンビニおにぎりを行き渡らせるのは無理だったと改めて感じた。)

若者は目立つため、列に並びにくいかも知れない。

・配るのはカレーライス福神漬け。容器は使い捨てではない給食風のお皿。

調理組と配膳組に分かれている。お昼に調理組が作ったカレーを、夜に配膳組が搬出して公園盛る。(私はいつも後者。)

食品に対しての衛生管理は頑張っている。三角巾マスク手袋の装備と消毒液が必ず準備されている。

ホームレスホームレスに見えない。ぼろぼろでロン毛の異臭を放つホームレスらしきホームレスというのはほんのひと握りで、小奇麗な服装をしているし、ひどい臭いもしない。

主催者が「憲法第9条を守ろう」って背中に書いてあるジャンパーを着ている。(なんかいるよねそういう人たち。うん、たしか憲法9条大事だね。)

・ただのNPO法人運営かと思ったらキリスト教関係者がやっていた。キリスト教NPO法人だった。しかし、聖職者信仰者がボランティアをしている事実だけで、現場宗教色は一切なし。

ボランティアも残ったカレーが食べれる。炊き出しが終わったあとにボランティアのみんなで食べた。(ホームレスと同じ食器だったから本当はいやだtt…)

・立つ鳥跡を濁さず。公園を借り続けるためにも現場ゴミ拾いには徹底している。

てんやわんや場所を借りる時間が定まっているのか、単に現場の人がせっかちなのか、準備から片付けまでがとても慌ただしい。(理由は今も不明。)

・行き当たりばったり。主催者による事前説明やミーティングなどの、本来組織機能する上で執り行われるべきやりとりがされない。目が合った人同士などでの軽い自己紹介などはあれど、

全体的な挨拶などもないために誰がどういう立場ボランティアに参加しているのか判断できない。その日に何か変更がある場合は、配膳開始直前などの慌ただしい中で伝達され、

初心者は、わからない点どころか行う作業の一から十までを経験者に聞かなければならない。

不便だと思うのですが、何らかの意図があるのでしょうか。(問いかけ)

参加するうちにだんだん見えてきたこと、知ったこと 

・並ぶのはホームレスだけじゃない。無料洗濯や入浴できる施設や理容サービス存在していて、これが小奇麗なホームレスのたち真相だが、列の中には普通に家のある生活保護年金受給者も多い。

その結果、受給日前の月末にかけて列が長くなり、配膳数は1.2~1.5倍になる。

なぜ彼らはその取り分で生活できないかは謎であるアルコールギャンブルに使い果たしてしまうのも一つの理由でしょうが、慎ましく生活していても足りていないのでしょうか。わかりません。

また、高齢者にとっての病院みたいに一つの社交場として実際そんなに困ってないのに遊びに来ている人もいるかと思われます(笑)

・並ぶ人の中には、身体的、知的精神的に問題ある人が多い。声をかけてもうまく意思疎通ができない人が多い。

識字率100%ではない。掲示物や配布されるお便りなどの全文がひらがな表記だったり全ての漢字にルビが打ってあったりする。

空気的に身の上話は聞きにくい。彼らが今に至った経緯は貧困問題を理解する上で貴重な情報ですが現場が明るい雰囲気のために深刻な事情踏み込むのは難しい。

・年配ゆえに少食な人がいる。わざわざ並んでたったそれだけでいいの、、、ってなる。

・ご飯をもらう側の人がボランティアを手伝ってくれる(笑)。多分本人が勝手にやってるんだけど並ぶ人の中にご飯を食べる傍ら車の荷物を運び出したりなど積極的に働かれる方がいます

働いて飯を得る。社会構造の縮図ですね。

・使った食器は公園水道で各自が洗う。

食器洗って返すまでが炊き出しで、食べ終わったお皿は公園水道で汚れを落としてから返却します。カレー配りに専念していると、こういった周りの状況をすぐに知ることができませんでした。

・後始末の方法が汚い。

残飯処理や公園内の清掃時などに、若干ですが素手で汚物に触れなければならないタイミングがあります。触ったあとに手を消毒できるのであれば良いのですが、そのような環境は用意されていません。

いつもその作業を行っている方は気にしないのか効率を求めて割り切っているのかわかりませんが、私は基本違う作業に徹します。

食品に対しての衛生管理は頑張っている。その2。一度でも外に運び出した食器類は、未使用でも全て洗う。

・お鍋に残ったカレー冷凍して次の週に使う。

・年間の予算は約400万円。

・一番近くの路上生活者は並ばない。長く参加している間にだんだん常連さんなどの顔を覚えていくわけですが、なんとその中に、その公園周辺の路上に住まう方々の姿がないことに気づきました。スッテーン。

おうちを訪問してお話を聞くと、彼らは何らかの形で収入を得ており、「炊き出し福祉のお世話にはならない」という強い自立心が養われているようでした。

中には安定した収入貯金もあるにもかかわらず路上生活している方も…。……。なぜ炊き出し必要としない人ばかりがそこに集結しているのかはわかりませんが、いつも列に並ぶ人々は

みんな遠方からやって来ていたのでした。

主催者がコミュ障…。主催者は、組織を束ねることができていることが驚きの器の持ち主。おそらくある一つの思想の下に人が集まってことが運ばれている。

・大半のボランティア郊外出身。やはり同じ界隈に住んでいる都市部人間は彼らの存在うんざりしている模様。

主催者が「脱原発」も掲げている。最初憲法9条という言葉を見たときにいろいろ気づくべきでした。

炊き出しに直接関係ないイベント…。主催からフェミニズム的な会合へ半強制的に参加を求められる。ターゲットにされています。私が社会人ではないため、暇だと思われてるんでしょうか。

無償労働に対して直接感謝や労いの言葉は貰えない。例えば幼稚園病院なんかへのボランティアではそこにいる方々から何かお言葉が頂けたりするが、

この現場ではそれがほとんどないと言える。周りの大人もみんなボランティアの括りで参加しているため、みんなが同じ立場であるからでしょうか。

並ぶ人たちにはそんな気配りはないし(笑)、もしかしたらお金をもらってやっていると思われているかもしれない。

そのためやり甲斐はその場では見つからないかもしれない。震災被災地でのボランティアも一部はそんな感じみたいですね。

「気持ち」というささやかな見返りすら求められない究極のボランティアである

エピソード 

カレーをもとめて数…里。食べ物を求めてすごく遠くから来たという方がいらっしゃいました。ずっと歩いていたため、真冬にもかかわらず全く寒さを感じないと言っていた。

・育たない自立心。「ただボタンを押すだけ」のような単純な操作をお願いされることがあり、たとえ押し方やどのボタンを押せばいいかを伝えても学習しようとしない。

彼らの場合、決して能力がないわけではないと思われるが…これが炊き出しには並ばない意識高い(笑)ホームレスとの違いでもあるのかなと思ったりする。


ホームレス炊き出しに行ってみて



最終的にこの組織への参加によって私が学んだこと、それは、

共〇的思想本質でしたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

はい、まず日本での炊き出しというシステムが主に人権第一の共〇主義の思想から成り立っていることがわかりました!

何せ、こういった主義主張の下に生きている人々との出会いは初めてで、彼らもそれを強く表に出すわけではないので気づくのにとても時間がかかりました。

私の関わった団体は宗教社会的思想を融合させた団体でした。

そして、調べてみると私の住んでいる地域では他にも様々な団体が炊き出しを行っているのですが、ほとんどの団体が、キリスト教系およびそっち系のいずれか、または両者でした。

全国的にも、そのようですね。本当に無知でした。炊き出しというものが、そういった思想に基づいているとは…。

気づいたときにはもう、この現場思い入れを抱いてしまっていたのでそれは割り切ることにしました。

それに、自分の中のいろんな考えを刺激してくれた良いものであったとも思います。それがどんなものであったか割愛します。

私はこれから資本主義残酷な点を見直しつつも、天皇陛下を敬うし、今の日本に期待したいものです。

以上、笑えない冗談でした。

以下、私の「炊き出し」に対する今の見解です。

そもそも、炊き出しですが、お腹が空いて死にそうな時に駆け込んだり、無職の間に炊き出しで食いつないその期間に新しい道に歩み始めてもらったりなど

短期的な支援として行っているものとしていますが、もう何十年も来ているという人が多かったりで、なんなのよってなります。ヽ(・∀・)ノ

でも彼ら、精神的、身体的、知的な問題、年の取りすぎなんかにより、社会復帰が絶望的という事情があったりで、生活保護受けていたり、福祉の世話になりたくないプライドがあったり、

単純に外が好きだったり、いろいろな人がいますがいますがそんな人たちみんなひっくるめて、彼らはこの世がこういう世であるために発生した社会不適合者であると考えることもできます

(※思想的にではなく、社会学的に基づいた考えです( ;∀;))

あと人間にはどんなに努力しても元々素質がなければ困難なことがあると思いますが、彼らの場合、この世を渡り歩くための素質を持たない、もしくは失ったのだと見ることもできます

そのような目線でいくと、彼らにとって炊き出しは、死ぬまで面倒をみてやろうというターミナルケアとしての機能果たしていると言えます

私が炊き出しに参加することに対して、「炊き出し存在路上生活者を生んでいるのでは?」と直球を飛ばされることもあります

しか炊き出し存在は、「働かなきゃごはんが食べれない」という人間労働へのモチベーションが生まれる流れを遮っているかもしれません。

それに、収入のある人が炊き出しに頼ることで本来食費に充てるべきお金が遊興費に回されるなんていう現状もあるでしょう。

厚労省ホームレスの数は調査は今のところ減少傾向に見られますhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000027ptf.html目視調査のため数字は不確実)

そして、現在炊き出し来場者が200人前後と記しましたが、過去は今の2倍以上が通常であったとのことから炊き出し来場者も同様に減少しているように伺えます

やむを得ず路上生活する人々への支援という当初の目的需要が減る中で、炊き出しというものが、一人歩きしてしまってる面があることは否めないと思います、、、

しかし私個人としては、食事は誰もが必要とすることであり、古代だったらそのへんの植物生物で食いつなげたろうけど現代人はそんなの食べれる免疫持ってない

っていうか今はそんな時代でもないし、ということで、

お腹が空いた時に誰でも無料でご飯が食べれるサービスがあっても良いんじゃないでしょうか

というシンプルな結論に落ち着きたいです。

そういうわけで、日本においての炊き出しにまつわる背景は別として(笑)

今後も炊き出しのものに関しては応援していきたい所存であるヽ(・∀・)ノ

2014-01-24

あなたみたいな人、知ってる。こうして逃げ出せ。

自分あなたみたいな状況の人を何人か見てきた。今のあなた必要なことを箇条書きにするよ。

■1 あなたの状況を適切に位置づけるための言葉を獲得すること

言葉意図的あなたを傷つけ、あなた自身の自尊感情を損ない、抵抗力を奪うことも、無視したり軽んじたりすることも、夜中に望まないセックス強要することも、そして一転優しくなって懐柔しようとするところも、すべて典型的DVドメスティック・バイオレンス)のパターンなんだ。DVカップルの間では、殴る蹴るというかたちの身体的暴力よりも、こうした非身体的暴力が中心となるケースのほうが多い。そして、こういう攻撃と懐柔の繰り返しは、あなたから正常な思考力・判断力と、主体的な行動力を奪ってゆく。それに抵抗するために、まずは今の状況を正しく位置づけるための言葉概念)を持つことが必要

まずはネットDVについての情報をいろいろ見て、理解して、自分が置かれている状況が決して特殊ものではないこと、それが100%夫の側の問題であること、それがあなたにどんな影響を及ぼしているのか、などなどを確認してほしい。たとえば以下のサイトを読んでみて。

女性のためのDV相談室 by NPO法人 全国女性シェルターネット

精神的/肉体的虐待

言葉暴力を振るわれたあと、人にもよるけど、数時間も数日も、無力感自暴自棄感覚におそわれる。旦那のいうことは理不尽だと思っていても、抵抗の意志と気力が削がれる。でも、それは自分の弱さとか相手の言う欠点のせいではなくて、DV対象になった人は誰でもそうなるんだということをわかってほしい。殴られたらしばらく痛い、というのと同じ。その手に乗ってはいけない。

■2 しっかり寝て、しっかり食べること

たぶん、いまの状況では極度の睡眠不足だし食欲もないと思う。でも、血糖値が下がっているとまともな判断力が働かないし、睡眠不足ときには記憶力も大幅に損なわれる(自分経験ある)。コンディションが悪いと、現状を脱出するための正しいルートを見つけることが困難になる。「食べたくないから、食べない」「寝られないから、寝ない」ではなく、今の状況と戦って改善するために、寝て、食べてほしい。

■3 物理的距離を置き、安全を確保すること

あなたのいる家庭は、そして旦那親族は、価値観が歪んでいる。そこにはあなたの味方はいない。その歪んだ世界の引力圏にあるうちは、あなたがどんなに頑張って話し合ったところで、いずれ相手の言うように自分の側の問題点を探して、「自分にも悪いところがあるのかもしれない」と思ってしま危険性が高い。

そうならないためには、その家を離れて、子供を連れて、実家シェルター避難すべきだ。そうして物理的・心理的な安全を確保することで、あなたは初めて恐怖や脅えを感じずに、旦那と対等に話をすることができる。

旦那がもしあなたのことを旦那なりに愛しているのであれば、あなたがいなくなるという現実的可能性を理解し、妥協点を探ろうとするかもしれない。個人的な経験だと、DV夫が心底改心して関係が回復したケースは、一旦は改心したように見せておいて結局は元の木阿弥になるというケースよりはるかに少ないので、その方向はおすすめしないけども。


だいたいこんな感じ。

自分は、DV被害者が元の環境から安全な距離を確保して数週間足らずで、まさしく『甦る』のを何回も見てきた。みんなそこから自分自身の人生を再スタートさせた。

あなたも早く狂った世界から逃げ出してほしい。DVから逃げるのは卑怯や弱さじゃない。それは勇気と、生きる意志の証だ。

http://anond.hatelabo.jp/20140124021630

2014-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20131228145139

今野晴貴新左翼NPO法人POSSE(ポッセ)に注意!【ブラック企業

http://matome.naver.jp/odai/2136367280864865401

>その「クリーンNPO」に見える団体は、実は、公安マークもついたカルト的な新左翼・「過激派」の一党派だった。

池田信夫

@ikedanob

京大政経グループ」という革マル系。こんなのをNHKが出していいのか。

RT @NPOPOSSE20: 事実じゃないよ。現在極左からw党派性隠して学生騙すのはやめたまえ。

RT @konno_haruki これが事実でないなら名誉毀損の疑いもありますRT 今野晴貴は元極左

https://twitter.com/ikedanob/status/388132217362595840

渡邉正裕

@masa_mynews

うちにもなりすましメール来てたな。実際にPOSSEに取材に行った記者によると、あれは明らかに革マルだ、

要注意だ、と。だいたいそのあたりの背景は知れ渡ってて、普通の人は相手にしないわけで。

常見陽平なりすまし祭開催から津田大介ネタ

https://twitter.com/masa_mynews/status/330708796915740672

騎射政治botだべ

@Xseijikisha_bot

今夜、朝生に出演してる今野晴貴氏のNPO法人POSSEなんだが革マルカバー団体なんだがや(T ^ T) コッソリ

https://twitter.com/Xseijikisha_bot/status/383634345623179264

2013-12-28

POSSE坂倉昇平氏による自民党ブラック企業公約削除疑惑検証する

今年は流行語大賞の年間大賞(ノミネートベストテン、年間大賞とランクがあるらしい。初めて知った。)が4つも選ばれた。

自分なんかはどれも興味がないのだが(ただし「あまちゃん」は例外だ)、ノミネートを見てたらある言葉が目に入った。

ブラック企業

あーなんか厚生労働省も対策に乗り出したくらいだからな。2ch発で行政採用したって画期的なことだよね(そこじゃない)。

でもブラック企業ってワタミとかユニクロとか餃子の王将代表格だろ?誰が授賞してるのかと思ったらNPO法人POSSE代表今野晴貴氏。『ブラック企業』を書いた人だ。若い

ブラック企業なんて2chで有名になったんだからひろゆきにでもくれてやれよ。映画版に敬意を表して小池徹平でも可(あの映画小池徹平田辺誠一を愛でるBL映画だったという説を自分提唱している。同意求む。)。

とか思いながら、ひろゆきブラック企業になんて言ってるのかと思って検索したら、いきなりグーグル先生トップでこんなのみつけた。

ブラック企業とは何か ひろゆき

http://www.youtube.com/watch?v=xNjeicZAr7g

2010年動画らしい。古っ。3年も前じゃん。

どうやら、ひろゆきはおまけで(まあここでも脱線しまくってたから彼がメインじゃ放送が成り立たないことは察します)、

メインは特徴的な話し方とヘアスタイル濱口桂一郎センセイと、眼鏡の坂倉昇平という人。なお後半から被害者さんたちが大勢登場します。

で、問題はこの坂倉という人で、この人も今野氏と同じNPO法人POSSEの人らしい。

一応、この人たちはだいぶ前からブラック企業を問題にしてたのね。

ここで自分は思い出した。この坂倉昇平って人、この夏に実名ツイッターワタミ叩きまくってた人じゃね?

検索したらでるわでるわ。個人的にヒットしたのはこれ。ワタミカルト社員テストスクープしてる。

週刊誌でもテレビでもなくツイッター暴露。さすがツイッター時代()

https://twitter.com/magazine_posse/status/352357117874802688

ガジェット通信でも記事になってた。ワタミから逆襲のスラップ訴訟をされていないことを祈ろう。

http://getnews.jp/archives/374128

そしたら同じ坂倉昇平氏のこんなツイートも見つけた。これもガジェット通信で記事になってる。これも自分のTLに流れてきた記憶がある。

https://twitter.com/magazine_posse/status/352382794774761472

http://getnews.jp/archives/374059

で、このエントリで問題にしたいのはこれだ。

要は、自民党が4月の政策提言ブラック企業対策を掲げていたのに、夏の参院選公約&サブ的な位置づけの政策からも削除されてしまっていたらしい。

確かにすっぽりと抜け落ちている。自民党ワタミ会長(もう社長じゃないばかりか会長でもなく、建前上は会長から退いていたらしい。知らなかった。)を当選させるためにそこまでアコギなことをしていたのである。と思ったが、ちょっと待て。自分は気付いてしまった。

サービス残業など法違反が疑われる企業などに対しては、労働基準監督署が立入調査等を行うとともに、重大・悪質な違反をする企業に対しては、司法処分により厳密に対処し、公表を行う。さらに、法違反により過労死などの重大な労働災害を繰り返して発生させた企業事務所名の公表について検討を行う。」(自民党の4月の政策提言より)

厚労省(現職の大臣自民党議員)のブラック企業対策って、この消えたはずの自民党ブラック企業対策じゃね?

厚労省ブラック企業対策はこちら。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000014323.html

驚くほど似てる。ていうかほとんど同じじゃないか自民党さんはブラック企業対策をあきらめてなかったんだ!さすが!

坂倉昇平氏。嘘を言っちゃいけねーよ。

といいたいところだが(別にいいたくもないが)、自民党公約から選挙で消えていたのは事実だ。

あきらめてなかったのなら、その説明がつかない。(br)

ここで考えられる仮説は二つだ。

1、自民党は春ごろからずっとブラック企業対策をやる気があったにも関わらず、参院選では隠蔽していた。

2、自民党ブラック企業対策をやる気はあまりなかったけれど、参院選後に復活した。

さあどちらか。

正直、自分にはわからない。だけど、ワタミ候補者に出したことでブラック企業の議論が高揚したのは間違いないと自分は見ている。

2だと考える余地は十分にあると思う。ネットで叩かれたから、やばいと思って復活させたってことね。

1は1で、ワタミを受からせるための戦術だったってこと。

ただここで自分は、驚愕の仮説を立てた(なお検証する予定はない模様)。

結果的自民党ワタミを公認することによって、ブラック企業対策を盛り上げた。

まり、彼らは「泣いた赤鬼戦略をとったといえる考察が成り立つのではないか

「泣いた赤鬼」は童話の名作だ。仲良しの赤鬼青鬼がいて、人間と仲良くしたい赤鬼のために、青鬼があえて人間を襲うふりをして、それを赤鬼が成敗する茶番を演じることで、赤鬼人間と仲良くなるも、青鬼茶番がバレないように赤鬼のもとを離れ、遠くへ旅立ってしまった・・・ってあれだ。あってますよね?

まりワタミ青鬼だった説!自民党ブラック企業対策という赤鬼のために、犠牲になったのだ・・・結果的には。

と思ったがワタミ会長自民党議員にまんまと当選してるじゃないか青鬼赤鬼が仲良くしてるなんてありか。

おいワタミ議員青鬼なんだからちゃんと消えてくれよ!

まずは議員資格を剥奪させてくれ。頼むから。な?

2013-11-16

NPO特定非営利活動法人)って何?

震災支援を目的に掲げるNPO請負契約の相手らしいのでNPOが何かを調べてみた。

世の中には一般的NPOと事業型のNPOがある。法律的には区別はされない。運営のやり方次第。

事業型のNPOは、起業の手段のひとつ株式会社を作るかNPOを作るかの2択と考えることもできる。

NPO一言でいうと17のきめられたジャンルの活動を主に行う法人で、余ったお金を山分けしなければ、事業活動ができる。活動メンバーには給料を支払うことができる。別にボランティアではない。

設立趣旨合致する事業であれば、お金を稼ぐこともほぼ無制限。その他の事業(収益事業)は、本来の目的の規模を越えてはいけない。

17ジャンル合致するように約款を申請して認可されれば、パソコン教室とかでもNPOが作れそうな気がする。商店街入り口お土産販売所を兼ねたまちおこしセンターとか漫画書き支援所みたいなのでも作れそうな按配である

震災支援を目的としたラーメン屋なんていうのも炊き出し設備トラックを持っていたらできそうな気がするけどどうなんだろう。

パトロンがいれば、資金はもらうことで解決、ボランティア無償で使えば、労働力も最小限の経費で運営ということもできそうな気配である

現実は、ほいほいお金をくれる人や労働力無償提供するひとが現れるわけでもなく、その他の事業へ手を出すことになるらしい。その他の事業が本来の活動より大きくなったとき是正を求められる。

法人格を作るための選択肢ひとつ

個人ではなく法人として活動したいときに取れる選択肢は大きく分けて2つある。

株式会社を作ることと特定非営利活動法人を作ることだ。

株式会社

 利益出資者で分配できる。違法でなければ事業内容は問わない。

特定非営利活動法人

 残金を分配しない。事業分野が17に限定される。その他の事業も趣旨目的の事業を越えなければOK。

 

 

特定非営利活動法人と認められる17の事業

特定非営利活動

次に掲げる活動に該当する活動であって、不特定かつ多数のもの利益の増進に寄与することを目的とするものをいう。

1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動

2. 社会教育の推進を図る活動

3. まちづくりの推進を図る活動

4. 学術、文化芸術又はスポーツの振興を図る活動

5. 環境保全を図る活動

6. 災害救援活動

7. 地域安全活動

8. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動

9. 国際協力の活動

10. 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動

11. 子ども健全育成を図る活動

12. 情報化社会の発展を図る活動

13. 科学技術の振興を図る活動

14. 経済活動の活性化を図る活動

15. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動

16. 消費者保護を図る活動

17. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

行ってはいけない活動は、宗教的・政治的活動、選挙運動

特定非営利活動法人の作り方

認証基準に合致していることを積極的都道府県政令指定都市・国にアピールする書面を提出し、認証を得る。個人でも提出できるが面倒なので、行政書士にお手伝いしてもらうことも可能。

設立条件

法律により法人格を取得することが可能な団体は、「特定非営利活動」を行うことを主な目的とし、次の要件を満たす団体である(2条、12条)。

営利目的としないこと。

社員(正会員など総会で議決権を有する者)の資格について、不当な条件をつけないこと。

報酬を受ける役員数が、役員総数の1/3以下であること。

宗教活動や政治活動を主目的としないこと。

特定の候補者政党を推薦、支持、反対することを目的としないこと。

暴力団暴力団又は暴力団の構成員、若しくは暴力団の構成員でなくなった日から、5年を経過しない者の統制下にある団体でないこと。

10人以上の社員がいること。



調べた感想

公益活動をしたい場合NPO法人を作らずに活動する選択肢もある。そういう団体ももちろん多い。

起業方法の一つになっていることに驚いた。NPOという看板をゲットしても半分は収益事業をしても構わないし、活動目的内の事業もOKだ。起業の内容が17項目に合致していれば、個人事業や株式会社でやるよりも初期のみかけの信頼値が高いかもしれない。

株式会社を作って、その収益で特定非営利活動にあたることをするという選択肢もあるので、常設でどちらの看板をメインに掲げるのかといった点で、考え方の違いがあらわれるということなのだろうか。

2013-06-13

経済政治問題中二病

日本オワコン化がとまらないということは何度でも確認しておこう、見せかけの希望に騙されないために

http://sencha77.blog.fc2.com/blog-entry-282.html

↑こういうの

いや、こう言いたくなるのは分かるんだけどさあ、10年くらい前からずっと言われてるんだよ、これ。

日本に色々問題があるのは分かるんだよ、でもね、そういう問題をパッと解決する必殺技なんてないんだよ。

言っておくけど格差化は日本よりアメリカの方が酷い事になっているぜ。ノーベル賞経済学者スティグリッツが言ってるじゃない、アメリカ1%の富者と99%の貧者の社会だと。

ユーロユーロ失業率絶望的に高い。若年者失業率20%とか30%とか、仕事を学ぶのに重要年代失業して過ごさなきゃならない人間がそれだけいるって事だ。ユーロ10年後に良質な労働者になる可能性のある人材無駄にしている、そしてそれはユーロ圏の長期的な成長力を弱める事になるだろう。

もちろん俺は「他の国の方がよほど酷い」なんて言うつもりはない。

この手の話ってのはネット社会のそこら中にあふれている。

でも、たとえば反貧困活動をしている湯浅誠氏や病児保育NPO法人フローレンス駒崎弘樹氏のように、よし、俺がやってやると活動している人はどれくらいいる?

せめて政治家と話をしたり嘆願書くらいは書いているのか?

重要なのは、よし、問題は分かった、で、君はどうするのか、という事だ。

2013-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20130515113002

NPO法人に駆け込めば金は用立ててくれるよ。

どっちかっていうと一時的な費用よりも職がやばいんじゃね?

2013-05-14

募金活動に勤しむNPO法人求人

給料はどこから出るか?

募金から出るんですか?

それって詐欺じゃないんですか?

2013-04-19

家入一真ネット乞食をしてるので通報した。

https://twitter.com/hbkr/status/324924310101831680

軽犯罪法1条22号は「乞食をし、又は乞食をさせる行為を禁ずる」

NPO法人でも無い個人が、不特定多数から寄付を募ってはいけません。

2012-12-24

ふくしまFMEM菌番組やってる……だと……!?

http://www.fmf.co.jp/timetable/

"13:48 [月] うつしまEMパラダイス (NPO法人地球環境共生ネットワーク)"

番組では使用歴17年のおばちゃんの話紹介してた。除染の話は匂わす程度だったかな。

あと冒頭で「EMとは日本語で『有用微生物群』と言い(中略)世界中で使われているもののようです」とか言っててワロタ

2012-12-16

理想現実

 すべて憶測で書く。

http://komazaki.seesaa.net/article/307791379.html (若い女性へ「選挙に行かない男は子供のことを考えてないから交際するな」って訴える形で、色んな人へ投票を促すエントリ)

に対して

http://blog.yuco.net/2012/12/election_gender/ (若い女性に向けてのメッセージだったら「女性の各自に投票しろ」って言えば済むだけじゃないの? 選挙は男だけのものなの?って突っ込んでるエントリ)

こんな反応が出てた。

 そのツッコミについては、なるほど、と思うところはあった。しかしおそらく元エントリを書いた駒崎氏は「『読者モデル』で『女子大生』だったりする、男はよりどりみどりであろう女子本人の政治参加」については(そんなの当たり前すぎて)わざわざコメントをする必要を感じていないでしょうし、また「(若い女性は)社会に関心があり政治にも参加している男はきっと仕事もできて頼もしいか結婚して守ってもらいましょう」とは考えていないと思われる。

 駒崎氏は病児保育のNPO法人の代表である。氏はおそらく「現在日本における子育て現実」を痛感している。仕事が何よりも優先となってしまっている父親が多すぎるという現実が元エントリから読み取れる。

15分以内のところに休日行くのが面倒くさかったら、おそらく彼氏は君の子どもをどこにも連れて行きはしないだろう。そんなやつとは結婚しない方が良い。別れよう。

 理由の1番目、真っ先に挙げているこれである。1番目の理由だけ2〜5番目の理由とは毛色が違う。

 おそらく、病児保育の利用者のほとんどは女性/母親であり、現場から浮かんでくる問題の大きなひとつが「父親の育児不参加/あるいは不十分参加」であろう。今の日本において子供を持つ家庭は(特に子育ての分野において)『男女の性別役割分業』となりがちであり、また、それを強いられている。

 例えば子供が急に熱を出したとき、その当日仕事を休んで対応に回りやすいのは大体の場合女性の側である。既婚男性ほとんどは、子供が理由となるトラブルによって急な休みが許されない現実がある。

 この前提を受け入れないことには話が進まない、言い換えると、『男女の性別役割分業』とならないために、この程度の低レベルなところから話を進めていかないと社会男性意識が変わりようがないのだ。今現在が「おじさんが社会を動かす国ニッポンであるため、社会的性差云々以前に「おじさん向けの書き方」となってしまうのである。「日本の一般的な男性ジェンダー"観"」という所まで達していない。まず「分かってもらう」ために、このような表現をとるしかない。「子育て仕事の両立が当然の社会を創ろう」とか言っている人に「こういう表現をさせてしまっている」のである

 この国でストレートに「社会に興味を持ち選挙に行きましょう。それがあなた自身と将来の子どもを守ることになります」と「20代女子の皆さんに忠告」しなくても、そんなのは言われなくても分かるし、それだけでは彼女ら自身と将来の彼女の子供を守ることにはならない。非常に残念なことに、それとあわせて「選挙に行かない男と付き合ってはならない」と言う必要がある。国や社会の構成要素において、どうしても男性主体になってしまう(あるいは男であった方が話の通りが早い)という現実を受け止めなければならない。

 理想的にはツッコミの方が正しい。しかし、まだその正しさが伝わる社会ではない。そもそも「子育て仕事の両立が当然の社会を創ろう」って目標自体が笑い話となるべきなのに。

 育児をしている現実からアプローチとしては、未婚の女性に対して「その男大丈夫なの?」って言うしかない。それは「社会に関心があり政治にも参加している男はきっと仕事もできて頼もしいか結婚して守ってもらいましょう」ではなく「社会政治を軽視する男なんかとくっついたら苦労するの自分子供であって、そんな男から自分を守るためにも相手を選びましょう」という、全く逆の意図である

2012-08-31

武雄市長は誤解されているだけだ。日本のためにがんばってほしい。

最近の状況はあまりにも酷い。

意見を表明すると、自分も叩かれてしまうのではないかと、躊躇してしまう状況である

これが民主主義国家なのであろうか。

こんな状況では匿名で声を上げざるをえない。

この場を借りて私の意見を表明することで、全力で応援したい。

本質を見抜き誤解を解かなくてはならない

都会の人にはピンとこないかもしれないが、武雄市長の取り組みは、全国の地方自治体関係者にとって明るい光であり、まさにイノベーションである


武雄市長は先進的な取り組みを数多く実践している。

もちろん批判も多いが、多くは既得権益を守ろうとする人々が、騒いでいるだけにすぎない。

批判の多くは、法解釈がわかれる部分や技術的な問題点を指摘するもので、取り組みそのものの意義についての問題提起は皆無に近い。

指摘は具体的かもしれないが、あくまでも枝葉であり本質を見抜いていないのだ。


もちろん、武雄市長を応援する人々も多く、本質を正しく理解した上で、新たな企画やこれから地方のあり方を中心とした、有意義な議論が行なわれている。

だが、残念なことに武雄市長の取り組みを具体的に示すことで、批判する人々の理解を促そうとする人は少ない。

これは支援者が反省すべきところで、市長が今までどんな取り組みを行なってきたのか、もっと世間に示していく必要があるだろう。

武雄市長はあくまでも武雄市首長なのだから武雄市ロールモデルとする人々が世に知らしめ、誤解を解いていかなければならない。

イノベーションの具体例を示そう

武雄市自治体ホームページfacebookに全面移行し大きな話題となったが、それだけでは終わらせなかった。

FB良品というfacebookを活用したインターネット通販の仕組みを作ったのだ。

これは、まさに現代楽市楽座と呼ぶのがふさわしい仕組みで、なんと店舗が支払う出店料が無料なのだ

しかも、武雄市で培った運営ノウハウを極めて安価費用で利用できるため、高いITスキルを持った職員を確保できない自治体でも、世界を相手に地元の商品を販売できるのである

すでに、岩手県陸前高田市福岡県大刀洗町鹿児島県薩摩川内市と、北から南までFB良品のネットワークがつながっている。

これだけ短期間に導入が進んでいるのは、FB良品の「仕組み」が秀逸であることはもちろんだが、武雄市FB良品ホールディングスと称する強力なチームを組み、導入自治体を協力にバックアップしていることが大きい。

地方自治体は、facebookのような先進的なITサービスを自ら企画して活用することは難しい。

外部に委託するにしても、ノウハウを持った企業出会うことは極めて困難である

しかし、FB良品の仕組みを利用すれば、すべてをパッケージで導入できるのだ。

すでに数多くの自治体に導入されていれば、前例主義の役所や議会でも話が前に進めやすい。

地方自治体にとってこれほどありがたい仕組みはなく、まさにイノベーションである

超一流のチームによって作りあげられる平成楽市楽座

(9/2 追記)

私の拙い文章を武雄市長にもお読みいただいたようで、twitter

いろんな意見があっていいと思うよ。批判も賛成も風。風が無いよりあったほうがまし。特に地方ではね。

とのコメントをいただいた。

にもかかわらず、インターネットでの反応をみると、武雄市長の取り組みがいかに素晴らしいか、まだ理解していただけないようだ。

まだまだ説明が不足しているのであろう。より理解を深めるために、イノベーションを実現する超一流のチームについて紹介しよう。

武雄市長は、最先端IT技術を活用するだけではなく、googlefacebookEvernoteなどを訪ね直接アドバイスするなど、新しい風を生み出していることは議論の余地がないだろう。

もちろん、誰もが武雄市長のようになれるわけではない。

だが、諦める必要はない。超一流のチームによるサポートを受けることで、日本中の、いや世界中どこでも武雄市のようにイノベーションを起こすことができるのである

最初心配は、facebookの導入だろう。

facebookページの作成は、なんと、武雄市facebookページと同じ会社が構築してくれる。

から参加したからといって劣化版になるわけではなく、武雄市と同じものを手に入れられるのだ。

この会社社長は、武雄市の市政アドバイザーに就任しており、市長の講演や海外出張にも同行するなど、武雄市武雄市長をおそらく誰よりも深く理解していると言えるだろう。

また、本社は驚くなかれ福岡県の庁舎内にある上、社長自治体や有力企業が支援するIT関連NPO法人理事も努めているなど、幅広い信頼を得ていることがうかがえる。

しかも、流行語大賞を受賞したスーパー高校生顧問として名を連ねており、ソーシャルメディア業界に大きな影響力をもっている。

全国に通用する実績と実力をもっているが、最近では武雄に営業所を開設し、社長も武雄に転居するなど、公私共に武雄市コミットしているといえよう。


いまあるホームページを、facebookに全面移行するのは躊躇するかもしれない。

だがこれも心配する必要はない。facebookに市のページを作り、現在ホームページからリンクするだけでいいのだ。

すでに導入している自治体も、従来のホームページを残し、新たにfacebookページを作成している。

なぜなら、武雄市facebookに従来のホームページを埋め込むことで表示しており、仕組み上は従来のホームページを残しているからだ。


残る心配運用である

いざネット通販を始めるとなれば、顧客からの問い合わせ対応や出店する店舗とのやり取り、商品情報管理など、日々の細々した仕事対応する必要がある。

自治体が主体となる通販サイトからといって、このような民間の仕事公務員がやるわけにはいかないだろうし、できないだろう。

武雄市では、武雄名産レモングラス佐賀のがばいばあちゃんグッズのインターネット販売など、市の施策連携した商品を手がけてきた地元企業委託することで見事に解決している。


地元ノウハウを持っている企業があれば、委託すればいいのだが、ノウハウを持つ企業が見当たらない自治体のほうが多いだろう。

この点もFB良品ではケアされており心強い。

FB良品ホールディングスには、顧客対応などを専門とした会社設立されており、業務を請け負ってくれる。

すでに開始している自治体も、通販ノウハウは全くないが、この会社委託することで課題を解決しているのだ。

この会社取締役武雄市長とともにフルマラソンを走る仲であり、市長blogにも何度も登場するなど、良好な関係がうかがわれ委託する側としても信頼できる。

また、この会社本社所在地facebookページを構築してくれる会社の武雄営業所と同じ住所であることからも、密接な連携を予感させてくれる。


このように、武雄市とそれを取り巻く多くの人々がタッグを組んで、FB良品を導入する地方自治体を強力にサポートする体制が整っているのだ。

自分で考えることのできない地方自治体にとっては、まさに 100いいね! といった所だろうか。


超一流のチームによって、全世界に広がるFB良品。

これぞ平成楽市楽座として1000年先の未来までも語り継がれることだろう。

(追記ここまで)

日本のためにこの動きを止めてはいけない


全国の自治体が抱える共通の課題は、低迷する地元経済をどう活性化するのか。

武雄市長はその答えをすでに導き、全国の自治体へ広めようとしているのだ。

しかも、自らが考え、実践し、既得権益からの批判を自らがすべて受け止めた上で、そのノウハウを各自治体に惜しみなく提供しようとしている。

twitter学会facebook学会FB良品はもちろんのこと、新図書館へのTカード導入も然りである


武雄市長は、武雄市の事を考えながら、日本全体のことを考えて動いている。

しかし、武雄市長の取り組みに対して反対する動きがある。

決定のプロセスプライバシーに関わる問題など、反対する人々から指摘されている項目は多岐にわたるが、その多くに武雄市長は答えていない。

そして、住民は無関心で、議会は何も決められず淡々と進んでいく。

武雄市長がやっていることは、道路工場facebookスターバックスに変わっただけで、その構造昭和政治と何一つ変わらない。

そのことをいちばんわかっているのは市長のはずだ。


武雄市モデルが全国に広がっていくことを阻止するための動きが必要だ。

この動きを止めることは、地域の衰退、すなわち日本の衰退を招くこととなるのだ。


しかし、非難されるべきなのは武雄市長だけではない。

より非難されるべきなのは武雄市長を利用して、自らの利益を追求し続ける周辺の業者たちと、

自らは何も考えず、激しい批判も受けずして、武雄市モデルを単純導入し評価されようとする地方自治体公務員である



そう。武雄市長は誤解されているだけなのだ








びっくり。これって褒め殺しか

なんておっしゃってますけど、褒める言葉なんて、

言ってない、言ってない。もう一度見て。

9/2 18:45 編集済み

2012-07-03

NPO法人とかやってる学生の卑しさ

ワタミ渡邉美樹的な卑しさ。社員バイトを酷使して儲けた金でカンボジア学校建てる、そういう卑しさ。

社員バイト大事にしても、経営者労働者大事にすんのは義務だろ?と言われて感謝されない。

でも縁もゆかりも無いカンボジア学校建てれば、カンボジアから純粋感謝される。すげー卑しい発想。

NPO法人とかやってる若者は、縁もゆかりもない可哀相な人たちを救うために立ち上がる。

あいつらは縁やゆかりがある人間を全く大事にしない。

親とか兄弟とか恋人とか先輩後輩とか友達搾取・利用対象でしかなく、平気で迷惑をかけまくる。

縁やゆかりのある人間大事にしても、社会から「すごいね」と言ってもらえないからだ。

あいつらは感謝コスパを上げることだけ考えている。とてつもなく卑しい感謝せびり野郎ども。

2012-06-08

メモ

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:rIL4g9SN2z0J:fmcent.exblog.jp/16000462/+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-a

武雄市図書館についての雑惑(とりあえず)。

例によって、かなり長めの文章を書くつもりでいたのだが、どうしても途中から筆が進まなくなってしまった。よって方針を変更し、ちょっと短めの文を書いてみたいと思う。…と思っていたが、最終的に書き上がった文章はそれなりに長いものとなった。覚悟して読んでいただきたい。

まずはじめに断っておくが、私は武雄市在住のれっきとした武雄市民であり、もちろん住民税等も武雄市に納めている。よって今回の問題については一市民として堂々と意見を物申すことが出来る資格があると考えている。

なぜそんな回りくどいことをここで書くのかといえば、ネット上での一部で、「武雄市民以外の人間武雄市のことにごちゃごちゃ口をだすな」的な発言が多用されているためである(誰がどういったかは言った言わないの話になるので、各自検索していただきたい)。よって私がここで発言することには、武雄市民でないからなどという屁理屈は一切言わせないぞ、と一応宣言しておくこととする。

これで拒否されるなら、来年から住民税ふるさと納税制度を利用し合法的に武雄市以外の他都市に支払う覚悟であるので、念のため申し添えておく。

さて、全国ニュースにも取り上げられるようになった武雄市図書館歴史資料館(エポカル武雄)のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)への業務委託の件である

5月4日記者会見以来、その内容をめぐって「健全な」論戦が繰り広げられている(と少なくとも私は思っている。そう思ってない方もいるようだが…)。

気の変わらないうちに先に書いておくが、今回の件で私は武雄市長には一つだけ感謝していることがある。それはなぜか。

ふだん私もエポカル武雄は利用している。今年も既に数回は本をかりている。勉強にも行っている。何しろ近くにあるので便利なのだ。ただ行けるのは土日くらいのものだが。

で、だ。私はこれまで生きてきた中で、図書館は「あって当たり前のもの」だと思っていた。武雄市も「市」だが、以前いた土地も「市」だ。法律で「市」には図書館を設置すること、となっているので、図書館があるのが当たり前の環境だったわけだ。これがもし「町」や「村」だったら、図書館がなかったかもしれない(もちろん図書館が設置されている素晴らしい「町」「村」もちゃんとあります。念のため)。

そんな環境で過ごしてきたせいか図書館はあって当たり前、無料で本が読めて借りることもできる、快適な環境で静かに勉強ができる、くらいのイメージであった。

よもやその裏側で、司書さんを始めとするスタッフいかに苦労をされていたのか、選書だったりリファレンスだったり、もちろん貸し出し返却や蔵書整理、はては郷土資料の収集保存など、様々な業務を行なって下さっていたことを、今の今まで恥ずかしながら知らなかったし、考えたこともなかった。また、「図書館の自由に関する宣言」の存在も知らなかったであろうし、その歴史的な背景について知り考えることもなかっただろう。

おそらく、今回の件がなかったら、もしかしたら死ぬまで図書館の裏側については知ることもなく考えることもなかったかもしれない。

そう考えると、今回の件で、改めて図書館に関わるすべての方に感謝すべきだと気づくことができたし、図書館無料で使えることのありがたさ、私たち市民の「知る権利」や「読書の自由(貸出履歴の秘密保持)」があることの大切さに気づくことができた。この点では武雄市長には感謝以外の何物でもない。改めてこの場でお礼を申し上げる。

忘れないうちに、この件についての私の考えを簡単に述べておこう。文句もたくさんあるが、それは後になってくるに連れて出てくるだろう。

まず、指定管理者制度のものの導入については、絶対反対とは言わない。というのも、それこそ最近エポカル武雄で借りてきた本の中に、「私たち図書館やってます」という本がある。興味のある方はぜひ読んでいただきたいのだが、これにはとあるNPO法人図書館委託運営を行なっている事例が事細かに載っている。彼らは市民視点から市民必要図書館のあり方を常に考え運営しており、市民行政参加という面からも評価できるものである。ただ、最近佐賀市指定管理者で運営していた図書館の分館が、直営に戻されるという事例も起きており、どういった形が望ましいのかはよほど慎重に考える必要があるのではないかと思われる。

開館時間の延長についても、概ねは賛成である。私もしがないサラリーマンである以上、図書館に行くことのできる日は決まっている。夜7時でも普通に仕事をしていることも少なくないので、開館時間が延長できたら夜家に帰る前に寄るなど、自由度は格段に向上する。

ただ、便利になる反面、運営費が上がることは覚悟しておかなければならないと思う。市長は1割減という発表をされていたが、本当にそれは可能なのか。民間に委託するから安くする、という簡単な理論ではあるまい。事務の人間を減らせばいいというものでもあるまい。図書館は貸出返却の業務だけではない。TSUTAYAアルバイト店員のような感覚で務まると思ったら大間違いだ。そこはよく精査する必要がある。

それと、蔵書の整理や虫対策の燻蒸など(市長書籍には燻蒸しないと思っているようだが、武雄の場合書籍にも燻蒸を行なっている。過去ホームページに掲載した履歴がある)、どうしても休館日が必要な可能性が出てくるのだが、それはどうするつもりなのか。まぁ蔵書を並べるくらいなら、書店のように利用者のじゃまにならないように随時行うことで、ある程度の作業量をこなすことはできるかもしれない。また、ある村では自動機を利用して無人で24時間貸出を行なっているところもあるので、それも導入の参考にはなるかもしれない(さすがに防犯上すべての本ではないと思うが)。

20万冊の本をすべて開架にするとのことだが、それはそれで結構な話だが、物理的にどうなのか?という疑問は残る。私も通っているのでよくわかっているつもりだが、記者会見スライドで出ていたパースはどう見ても壁の部分にも本がズラリと並べられていた。となれば、かなりの部分を改修する必要が出るだろう。果たしてその費用はどこから出てくるのか。委託費用の削減分と簡単に言うが、前項の理由で本当に削減できるのかは正直怪しいと思う。せめて議会にはきちんと積算根拠が提出されることを望む。でなければ納得はできない。

また、現在開架部分もよほど高い本棚にし、かつ本棚の間隔を狭めないことにはまずそれだけの冊数の収納は難しいだろう。ブックオフのように背伸びしても届かないくらいの高さになってしまうのか。利用者の利便性としては後退しそうな気もする。また逆に貸出不可のため大事しまっておくためにわざと閉架にしておく資料だってあるだろう。そういったものの区別はきちんと付けるべきである

次にカフェダイニングの件だ。

図書館でたしかに喉が渇くこともあるだろう。今の図書館は、入って左側にカフェコーナーと称した空間があり、水を飲んだりジュースを飲んだりすることができるようになっている。あれではダメなのか。そんなにスタバがほしいのか。よくわからない。

第一、市議会1日目での演説を聞いていて私は愕然とした。図書館教育施設というのなら給食はどうなるのか、というあの発言だ。何を言っているのだ。学校は確かに教育施設だ。しかし、そこでは子供たちにきちんと教育をする。給食時間は皆一斉に机の上を片付けて給食の準備をし、盛りつけて皆同時に食事をする。その時に、おしゃべりこそすれ誰が本を取り出して読み始めるというのだ。普通そういうシチュエーションならば、先生が「食べているときは行儀が悪いから本を読まないように」と注意するだろう。もちろん家でも同じようなことがあれば「行儀が悪い」と怒られるだろう。それと図書館コーヒーを飲みながら本を読むのと一緒にしてどうする。それは躾の問題とは言わない。TPOをわきまえろといっているだけだ。

飲み物を飲むなとは言わない。例えばペットボトルのように蓋が閉められるものであれば持ち込み可、ただしこぼして汚したら弁償、とするだけでも市民の利便性は上がるし、こぼしても自分のせいとあきらめも付くだろう。実際にその方式をとっている図書館もあるようだが、調べてみるとよいだろう。

あとは文具を売ったり雑誌を売ったりするということだったが。

まぁ最近は、例えば水族館などの観光施設で、来館記念にと施設のオリジナルグッズを製作販売しているところも確かにある。ゆえに、そういったノリでの文具販売という形なら無くはないかもしれない。エポカル武雄もオリジナルマークがあったはずだ。そのマークが入った筆記具など、オリジナルの物を売ってみるのはありかもしれない。

ただ、それ以外のもの特に雑誌あたりを売り始めるとなるとちょっと話は変わってくる。文具にしろ雑誌にしろ、既に市内にある商店ともろに競合する話になってくるからだ。これは図書館での説明会に言った方から聞いた話だが、とある書店の方が雑誌販売について尋ねたところ、既存書店競争してもらいたい、という旨の話が出たという。

ちょっと待て。競合ということは、つまりTSUTAYA競争しろということか。かたや巨人、かたや零細となってはどこにフェアな競争条件があるというのか。もっと言わせてもらえば、首長というものはそもそもその自治体経済的発展のために力を注ぐのもひとつ重要仕事であろう。そりゃ工業団地を作り企業を誘致することで雇用も生まれ市には税収が入ってくるかもしれん。だがそれだけではなく、雇用された人が市内に住み、消費行動を起こすことで地域経済が回っていくのではないか。では地元商店はどうか。ゆめタウンなど大型店舗が増え、自家用車で買い物に行く人が特に若い人を中心に増えた。そうすると旧来の商店街からは客足が遠のき、もはや青息吐息となってしまっている。そんな中でさら巨人首長自ら引っ張ってきて、競争をせよというその信念が理解できない。むしろ地元書店や文具店等にスペースを有償で貸し出し、ここで商売をして儲けてぜひ市に税金をたくさん納めてくれ、というのが地元自治体のあり方ではないのか。何か根本的なところから間違っていると言わざるをえない。

だんだん疲れてきた。ここから文章崩れます中の人も崩れてます。ごめんなさい。

まず、映画音楽の充実でTSUTAYAレンタルをする、と。それでその内容は既存の武雄店と被らないような品揃えにする、という話だったように思う。

…で?

もう隣接地に別にTSUTAYAを作ったらいいじゃないか。なんで図書館内でやるの?図書館同様無償で貸し出すならともかくとして、有償で貸し出すのだったら単なるTSUTAYAだよね?

むしろ近くにあるレンタル屋(SQUARE)がどう思っているか聞きたいよ。多分本屋さんと同じ事を言い出すと思うけど。

えっと、あと電子端末を使った検索サービスと。

iPadでもWebは見られるよね?今の図書館でもWebで蔵書検索はできるよね?私は結構利用しているのだけど。まぁメリルというちょっと危ないシステムではあるから(岡崎図書館事件でぐぐってくれ)、変えられるなら変えたほうがいいけど、それ以上に何がご不満なの?むしろMy図書館青空文庫化をどうにかして欲しいのだが。

それから?…あぁ、代官山か。

これもエポカル武雄にあった、増田社長の本「代官山オトナTSUTAYA計画」と「情報楽園会社」両方を借りて読んでみた。が、特に武雄に持ってきて嬉しそうな話は何もなし。むしろ確かにカンブリア宮殿でも見たほうがよっぽどマシかもしれん。ただね、テレビを見ただけで簡単に全国で同じ物が実現できると思ったら、大間違いだと思うだけど。代官山はむしろTSUTAYAでは採算度外視番組内でも明言しているわけで、そんないくら掛かるかわからないようなシロモノを丈夫に作って、コスト削減ができるとはとても思えないのだが。コストとコンセプトが見合うという根拠を示してもらう必要がある。

極めつけはTカードだ。

ポイントを付けるためには日時を記録しておく必要が有る(あとで訂正する必要があるかもしれないからね)。貸出日時が全く同じ、ということはまずありえないから(カウンター2台での確率を考えてみればすぐわかる)、その時点で名前が直接わからなくても、特定の人間を判別することは容易だということだ。

もう高木浩光先生はじめ、ネットセキュリティ関係者のみならず、少々データベースが分かる人は総ツッコミしているわけだが、これはもう誰かセキュリティに詳しい人が進言してもらうしかないんじゃないかな。市議会でもそこまで詳しそうな人はいないと思うし。

一つだけ書いておくと、今のコンピュータ舐めるな、と。というか人間を甘く見るな、ということだ。たとえシステムが別々に分かれていても、それを管理する人間が同じであれば、簡単に両方のシステムから共通する情報を抜き出すことはわけないということだ。データさえどうにかしてシステムから取り出せれば、名寄せくらいなら多分私でもできるぞ。世の中には便利なソフトがあるからね。

Tカード規約を知らない人は(カードを作ったけど、あの小さい字なんか読んだことないというそこのアナタだ)、ぜひ一度読み返してもらいたい。ネットにはちゃんと大きな字で書いてある。何故か色は薄いけど。そこには、ポイントプログラム参加企業で個人に関する様々な情報を共通利用できる旨のことがちゃんと書いてある。個人情報法律上は住所とか名前とかだが、個人に関するセンシティブ情報だってたくさんある。家族のこと、買い物の履歴(例えばファミマで何を買ったとかガストで何を食べたとかエネオス石油を入れたとか蔦屋で何のビデオレンタルしたとか…いろいろだ)など、人によってはそんなの他人に知られたくない、といった情報もひとまとめになっているのがこのTカードと呼ばれるシステムだ。ビデオを借りたらポイントが付いて便利じゃんとか簡単に思っているかもしれないが、つまりわれわれは個人情報ポイントと引換に売り渡しているようなものだと思ったらいい。

それと図書館に何の関係が?と思うだろう。図書館歴史的に個人の貸出履歴は秘密にしておきますよ、という宣言をしている(図書館の自由に関する宣言でググってほしい)。今のような平和な世の中ならそうでもないが、以前図書館の貸出履歴がお上の思想調査の材料として使われたという苦い経験があったのだ。それでその反省を踏まえてこの宣言ができ、図書館員は(たとえ民間委託であろうが)この考えを守る、ということで一致している。しかし、CCCがいくら情報を使いませんよーといっても、物理的に別々のシステムから一致する情報を探し出せる条件がそろっているのなら、コソッとされても我々利用者にはわからない。それをしません、とどうやって担保するのか。そこが今だ不明なところだ。

ちなみに、図書館ポイント、というのも実は既に別の図書館で事例がある。図書館独自のポイントではあるが、利用者を増やすというインセンティブだけの目的であれば、それでも十分客寄せの用は果たすだろう。

というわけで、ひと通り書いてみたが、時間がもしとれたら改めて順序立てて書いてみたいと思う。

まぁ、今回の一件については、1ヶ月以上の時間が過ぎたこともあり、twitterなどの議論に参加していても、徐々に話が散漫になってきているような気もしなくもない。それは主に以下の様な理由がある。

(1) この期に及んでもなお、話の全体像はともかく詳細が全く見えてこない。

市長は「議会で説明する」の一点張りで(それはそれでわからなくはないが)、そうかと思えば市民団体から要望でと、当日になって急に説明会を行ったり、5月4日から記者会見で話した内容と、後にブログに記載した内容に一貫性がなかったり、市民に対してきちんとした情報は全くといって良いほど出ていない。その割には市民からの反応が云々とブログに書くなど、何が本当なのかさっぱりわからない。

からの公式な発表といえば、あの不便な顔本(Facebook、ね)にほんの数行書いているのみで、あとはCCCのりリースを見るしかない。と思っていたらさらにその抜粋が今月号の市報に1段だけ掲載されていたという…。なんじゃそりゃ。

市民の多くは、新聞テレビなどの報道を見て初めて知った人も少なくないだろう。なにせ、ITに詳しい人だけが市民なのではないのだからネットが見られないとほとんど情報を知りえないという人も少なくはなかろう。そもそも、図書館存在する理由の一つとしては、経済的な理由で書籍の購入が困難な市民でも、知る権利保証するためという一面がある。とすれば、図書館の話はそういったITと縁遠い人にもきちんと説明責任を負う必要があるのではないか

(2) メリットばかりで、デメリットに触れない

CCCと組むとこんな良いことがありますよ、というのは記者会見でもニュースリリースでも述べられており、基本的にその論調でしか正式な話は伝わってこない。

対して、ネット一部報道などでは、CCCと組むことでこんなことも考えられるのではないか、と専門家(図書館協会やセキュリティ専門家など)の視点も交えて指摘をしているにもかかわらず、やれ荒唐無稽だの、対案を出せだのと明後日の方向でしか返答が帰ってこない。

指摘する方は、「今発表されている計画のままだと、こんなリスクがあり、そのままにしておくとこんな結果になりますがどうですか?」と指摘しているにすぎない。普通対案を考えるのはむしろ指摘されたほうだろう。「そういう問題点なら、これこれこういう方法を取ることで回避できると思います」といった返答をするのが常識だろう。それを蹴散らした挙句暴言まで吐くとは何事か。嘘だと思うならネット上で検索してみるがよい。

…さすがに疲れてきた。まだ書きたいことは山のようにあるのだが、今日のところはそろそろやめることにする。

とにかく今は議会が全て、という話なので、我々としては一般質問の内容をよく精査した上で、地区議員諸氏を説得していくよりほかないかとは思う。議員諸氏が闇雲に条例案に賛成すること無く、上記に挙げたような問題点を今一度理解していただき、よりよい武雄市図書館を作るために全力を尽くしていただきたいと切に願うものである

2012-03-20

がん患者支援団体

一個人では影響力がないので、支援のブクマツイートなどお力添えしていただけると、うれしいです

NPO法人 キャンサーネットジャパン」(http://www.cancernet.jp/)はどういう団体なのでしょうか。

というのも

友人が、ボランティアをしているというので、何をしているのかと聞いたところ

1)フェイスブックツイッターアカウントを取るよう指導される。

2)キャンサーネットジャパンや、かるてぽすと、キャンサーチャンネルツイートには公式リツイートをする。

2)同じく上記のフェイスブックのページにいいね!を押しまくる。

のが社会貢献だとして作業させられているというのです。

さぼっていると怒られるというのです。

公式リツイートや、いいねは、本人がそう思うから行う行為であり、ボランティアとして命令されて仕事としてやることではないと思うのです。

それが社会貢献だと信じて行っている、がん患者である友人は、ある種の洗脳を受けているのではないか心配になります

そうしたら

http://anond.hatelabo.jp/20101030222916

の書き込みを見つけました。

大きな活動をしている団体のような気がしますが、これだけの活動をしている患者支援団体に

我々が日頃、新聞雑誌で目にするような有名な患者会の人たちが参加していないのも気になります

【関連リンク

キャンサーネットジャパン : http://www.cancernet.jp/

キャンサーチャンネル : http://www.cancerchannel.jp/

かるてぽすと : http://www.kartepost.info/jp/

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん