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2024-11-26

『冠を持つ神の手』史上最も重要なエンド11

リメイクが決まった15年前のゲーム『冠を持つ神の手』。

大まかにはこういう設定だ

国王は、オデコに生まれつき緑色に光るアザを持って生まれた者が血筋関係なく就く。

・アザは神が授けたものだとされ、アザ持ちは実際、あらゆる天賦に恵まれた傑物に育つ。

現国王は、祖父も甥もアザ持ちの、神に愛された一族に生まれた。14歳の甥が15歳になり成人したら譲位する段取り

主人公辺境の村で育ち王制度をよく知らなかったが、実はアザ持ちで、史上初の「同時代に生まれた次の王候補」で、王都連行される。

・初期は全能力ゼロの薄汚い文盲主人公でも、ときメモみたいにパラメーター上げていけばもう一人の王候補者に勝って次の王になれる。

・無性別で生まれて15歳で成人したら性別が生えてくる種族で、14歳主人公は男女どちらとも恋ができて最終日に成人して結ばれることができる。同性愛は禁じられている。

愛情エンドの他、友情憎悪・裏切・殺害などのエンドもある。


サニャ愛情A(メイド王妃エンド)

サニャは16歳女性王城へ引っ張り出され戸惑う主人公の世話係になったメイドさんだ。

田舎者主人公が気後れしないよう、サニャも田舎出身そばかすのある純朴な子で、敬語が下手くそドジっ子だ。

ときメモなど世のギャルゲー乙女ゲーでは、大抵主人公パラメーターを上げれば上げるほどキャラの好感を稼げる。

しかしサニャは、主人公が才覚を見せるとビビって去ってしまう。

主人公が取り柄のないぼんくらな時は、田舎者同士としてのほのぼの恋愛をやってくれるが、

頭角を現すと「立場をわきまえず申し訳なかったです」と、身を引く。

ろくな教育を受けず文字の読み書きすら不得手なサニャは、主人公が成長すると気後れしてしまう。

ちょっと優秀」ぐらいの能力に抑えて王以外の一般職に就いて結婚するか、王になった上でサニャには日陰者の愛人になってもらうかのエンドの方が簡単だ。

サニャを王妃にするのは非常に難しい。だからこそ達成できた際の満足感が大きくドラマチックだ。

ヴァイル憎悪B(ヤンデレ監禁エンド)

ヴァイルはもう一人の王候補者で、帝王学を学んできた正当な後継者であり、まだ14歳の無性別

成人したら男になると宣言しているが、主人公恋愛関係になった場合主人公が男になると合わせて女になってくれる。主人公が女になれば、当初の望み通り男になる。

「無邪気な男児」っぽい振る舞いを意識的にしつつも、特殊立場に生まれいたことで厭世的な部分を持つヴァイルは、主人公と関わらない多くのエンドでは「一族は彼にて断絶した」と表記され、誰とも結ばれずに敢えて「王が多く生まれ家系」を途絶えさせたことがわかる。

何故か、憎悪監禁エンドにおいても「断絶した」の表記はなく、また通常は男性になっているところを憎悪エンドでも主人公性別に合わせてくるので、男女どちらにせよ主人公に子作りを強いているようだ。

ヴァイルは主人公と一度恋愛関係になった上で、主人公にある行動を起こされ地雷を踏まれると愛情が反転して憎悪に変わり、他にいろいろ条件が重なると、王位を継ぎ、王の強権により主人公自分の部屋のそばの一室に監禁するようになる。

一定の条件により、「強い感情」が全く逆の方向に「反転」するのはこのゲームの特徴の一つだ。

記憶リセットされるわけではないので、愛情経由の憎悪エンドでは愛憎入り混じりながら主人公と子作りする。

また、このゲームは「最終日」に誰かに会いに行って告白すると愛情エンド、殺害すると殺害エンド、という流れになるのだが、ヴァイル憎悪は最終日の翌日のイベント経由で発生するので、他キャラエンドとの並行が可能である

主人公監禁された場合に、神官と友人関係だと「神殿が王と対立」となるし、アウトサイダー恋愛関係だと「監禁された主人公さらって逃げた」となり、他キャラとの組み合わせによるバリエーションの豊かさもヴァイル憎悪エンドの魅力だ。


タナッセ愛情A(王配エンド)

17歳のタナッセは現在の王の息子で、王子という立場でありながらこの世界特殊な王制から彼には継承権がない。

親とイトコと曾祖父が王なのに、自分は神に選ばれなかったという立ち位置が彼を屈折させている。

突然現れたアザ持ちである主人公に初対面時から憎悪度高めだが、主人公がひたすら好意的に接していると次第にデレる。

しかし、態度が和らぎはしても、途中で愛情度にキャップがかかりそれ以上なにをやっても上がらず、正攻法では愛情エンドには到達できない。

そこで生かされるのが感情の反転システムである

タナッセと結ばれたい場合には、ひたすら彼に悪態をつき、タナッセの私物を奪い取ったり、タナッセを池に引きずり込んで溺れさせたり、そうやって互いに憎みあい、命を奪われかける域に達した後での反転でこそ、ようやく愛情エンドを迎えられる。

お互いのクソさと弱さを知り尽くした上で与える赦しこそがタナッセの心を真に開くことができる。

システムストーリーが噛み合ったドラマチックなエンドだ。

ルージョ愛情B(百合エンド)

18歳のルージョンは、魔術師である

魔法の類はお伽噺のような扱いの世界で、本当に各種の魔術を操れる。

ある目的のために警備の厳しい王城にも魔術を使って侵入を繰り返しており、親しくなれば主人公彼女から魔術を学べる。

14歳まで性別のないこの世界では同性愛も発生しやすそうだが、同性愛者ばかりでは国が立ち行かないため法律倫理同性愛を禁じる。

15歳になった時に恋愛相手と同性を選択するのは、強い拒絶の意思表明のような扱いだ。

他のキャラ主人公が同性を選択すると「裏切られた」とショックを受けて関係破綻し「裏切エンド」になってしまう。

しかルージョンは闇に隠れて生きるアウトサイダーなので通常の倫理は持ち合わせず、主人公が同性になっても恋愛関係を保つことができる稀有存在だ。

神の寵愛を受けたとされるアザ持ちの主人公と、神に背いたとされる魔術師ルージョンが、誰にも知られず森の中でひっそり共依存気味に百合百合するエンドだ。

気を張ってツンデレしているルージョンは男主人公にはツンデレのままだが、女主人公には幼児帰り気味に弱さを見せてくれる。

トッズ憎悪A

トッズ年齢不詳の怪しげな商人の男で、およそ恋愛ゲーム攻略対象キャラとは思えないモブのような風貌だ。

彼はただの商人ではなく裏の顔を持つアウトローで、正体が割れ場合、展開によっては極刑にすらなる。

許されて取り立てられた場合主人公を愛し仕えるようになるが、ルージョン同様に到底公的結婚が認められる立場ではない。

このゲームにはキャラから主人公への好感度だけでなく、プレイヤーが各キャラに対して割り振る「印象度」がある。

トッズ恋愛展開になった場合、「お前が他の誰かとめあわされても立場上仕方ないが、心だけは俺を一番に思ってほしい」と重い愛を告白してくる。

主人公愛情印象度が、トッズより他の相手に対して1ポイントでも高いとトッズ愛情は反転して憎悪と化しヤンデレエンドを迎える。

印象度で主人公が好き好き状態だと釣られて愛情度が上がっていくキャラもいれば、主人公の心情に全く気付けず釣られないキャラもいるのだが、1ポイントの違いで反転してくる敏感さはトッズだけだ、

モゼーラ愛情A(革命烈士王妃エンド)

モゼーラは王城内の図書館に仕える文官だ。識字率が低く書物が貴重な世界で、平民出身ながらエリートバリキャリだ。

地味顔の22歳で、恋愛遍歴は多いが思想が強いせいで結婚に至らず、この世界では行き遅れなことを気にする清楚ビッチ婚活女子だ。

恋愛面においてはちょっと優しくされるとチョロく惚れてくる彼女だが、その本質革命烈士である

王とは人民のためにあるもの、そうでなければ滅ぶべきだとの強烈な思想を持ちルートによっては現王暗殺ですら成し遂げる。

血筋関係なく神が選ぶはずの王が、実際には一つの貴族家系に偏って生まれるここ数代の流れに不満を持つ彼女は、14歳まで平民として育った主人公にこそ希望を見出す。

彼女のチョロさと思想の強さ両方を汲み取り、二人で腐敗した貴族たちをぶっ倒してこの国を変えるぜエンドだ。

他の平民キャラ王妃にするのが難しかったり、立場性格的に完全に結婚は無理で内縁しかなれない中で、モゼーラは王の傍で国を改革するという強い意思があるのですんなり王妃になってくれる。

ティントア裏切C(強制女体化エンド)

ティントアは王城内の神殿に仕える18歳の神官だ。

魔術師ルージョンとは生き別れの双子で、妹ルージョンと瓜二つの女性的な美貌を持つ男性だ。

アウトサイドへ堕ちた妹との関係修復を最大の願いにしてきた彼だが、主人公恋愛関係になった場合には主人公最愛の人として妹のことは諦める。

最愛の妹を永遠に失うことになった彼は、次の相手絶対に手放さないという決意があり、最終日に主人公ティントアではなく別の人に会いに行きその人エンドを迎えようとすると、横入りして主人公の行動をキャンセルさせ強引にティントアエンドにしてしまう。

また、最終日の後で主人公は成人後の性別選択するが、「男」を選ぼうとしても、ティントアに勝手に「女」にされ、進路もティントアと同じ神官にされ強制的に結婚させられる。

選択肢を選ぼうとしたらティントアが勝手に選んで消去してしま下りゲームならではの恐怖がある。

レオニー殺害

レオニーは王城を守る19歳の護衛剣士だ。

体格が良く実力がある反面、上がり症などメンタル問題によって出世の場である御前試合で勝てず、辞めて地元に帰ろうかと悩んでいる。

ときめきメモリアルシリーズでは、陸上部の女を落としたいなら陸上部に入って活躍美術部の男を落としたいなら美術部に入って活躍、が定石である

そのノリで、剣士レオニーと仲良くなるため剣術を鍛えると、すぐに御前試合でグレオニーを超える活躍を見せてしまい好かれるどころか嫉妬され憎悪度がガンガン上がってしまうという罠がある。

肉体派成人男性の戦いの場に、二次性徴も迎えていないクソガキが出てきてチート無双したら反感を買うのは当たり前だ。

真剣部活やってるのに高校から始めたようなぽっと出の主人公に抜かれて嫉妬しないときメモの奴らは人間が出来ている。

アザ持ちチートいかに異常で持たざる者の心をかき乱すかを示す展開の末に、主人公を殺めかけたグレオニーが処刑されるエンドだ。

リリア憎悪B

リリアノは現在の王であり、タナッセの母、ヴァイルの叔母にあたる36歳バツイチ

いかめしい言葉遣いで王らしい王として振る舞いあまり感情的にはならないが、立場上息子の育児をあまりやれなかったこと、息子がものすごい捻くれたクソガキに育ったことが心残りである

主人公が幼く無垢に甘えて見せるだけで母性を持て余すリリアノの好感度はぎゅんぎゅん高まり恋愛エンドは容易だが、憎悪エンドは難しい。

田舎から出てきたクソガキに憎まれ口を言われたぐらいでは彼女は憎み返してくれないし、物理的な嫌がらせをするには警備が固い。

そこで使えるのが彼女最愛の息子であり、アザコンプレックスを持つ息子を焚き付け破滅させ死に追い込むことで、ようやくリリアノは主人公仇敵と見做してくれる。

厭世的なリリアノは多くのエンドでは権力者故に命を狙われ、譲位後は抗わずにあっさり死んでいるのだが、憎悪エンドでは次代の国王となった主人公をぶっ潰すため生命エネルギーに満ち溢れ死亡を回避してくれる。

ローニカ憎悪

ローニカは主人公に使える侍従であり、攻略対象中最年長52歳の老翁である

優しく穏やかな好々爺に見えるローニカだが、王に命じられるまま政敵を葬る暗殺者としての姿を持ち、それこそが本業である

彼の本性を見抜いた上で38歳の年の差も超えて結ばれる恋愛エンドも難しいが、憎悪エンドはゲームトップクラス難易度

主人公名前デフォルトでは「レハト」で、マスダでもなんでも好きな名前をつけられる。

ローニカは基本的には過去を隠して優しいじいちゃんとして振る舞うので初期好感度愛情(許容)も友情共感)も高いのだが、

彼が深い因縁を持つ今は亡き人物と同じ名を名乗ると、序盤で大幅に愛情度を削れるというギミックがある。

必ずしもその名にしなくても憎悪エンドへは辿り着けるが、その名にしていると「やはり貴方は彼の再来だ」とたびたび同じ名の人を思い出し、ローニカは暗殺者全盛期の過去トラウマに苦しめられ、主人公を憎むようになる。

このゲーム好感度は「愛情憎悪」と「友情嫌悪」の二軸なのだが、憎悪エンドのローニカの心情は複雑であり憎悪友情が突出し、感情名が「離れていく写し身」「その憎悪友情の上を」などあまり見ない名称になってかっこいい。

ユリリエ裏切(百合エンド)

ユリリエは17歳貴族令嬢で、華やかで優雅な物腰の美少女だ。

誰一人にも唇すら許していないが、多数の男の間で浮名を流す愛の求道者処女ビッチである

貴族界の底辺の家柄だったが、親族現国リリアノと玉の輿結婚したことで家格が上げられ、しかし離縁したため家格は維持されたが社交界では日陰者である

ユリリエは無性別の頃は男性的な気質であったが、玉の輿をもう一度夢見る一族により、「将来男になる」と宣言しているヴァイルと結婚させるため本人に選択権がないまま女にさせられた過去を持つ。

神に誓って決める自身性別結婚すらままならないユリリエと恋をした上で、主人公が成人後の性を「女」にすると、「愛を試し、敢えて茨の道を行くのか」とユリリエは感銘を受け、スキャンダラス同性愛の道を受け入れてくれる。

ルージョ百合エンドが愛情エンドと形容され、ユリリエは裏切エンドなのは何故か意見が分かれるところだが、主人公常識を裏切っておもしれー女であることを示したからではないか

次点

【逃亡エンド】ルージョンに魔術を習い、それを駆使して一人で王城から逃亡し自由を得るエンド。

地方貴族エンド】故郷の村への印象度が良い場合故郷へ帰りその地を治める領主になるエンド。

【ヴァイル愛情A】ヴァイルと結ばれ、主人公が王、ヴァイルがその配偶者となるエンド。告白シーンでは唯一歌詞付きのBGMが流れメインヒロイン特別感がある。

【ヴァイル裏切】ヴァイルに告白し将来を誓いあい大人になってからの互いの性別約束するも、裏切って同性になることを選択するエンド。敢えて同性を選ぶのは最大の拒絶であるため、ヴァイルは激しいショックを受け上手く性別分化を起こせず死亡する。

【タナッセ友情A】初登場時から主人公への憎悪嫌悪一方的に高いタナッセを徐々に軟化させ友情を築くエンド。恋愛エンドはお互いに頭がバグったどさくさに恋愛感情が発生したような展開なので、友情の方が正統派な親睦が描かれる。

【タナッセ憎悪A】タナッセが女になったヴァイルと結婚するエンド。主人公がヴァイルと恋仲になり将来まで誓い合ったのに何故か放置していると、それでも諦めきれないヴァイルが男を選んだ主人公に合わせて女になり、タナッセに拾われてしまう。

リリアノ・モゼーラ友情A】現国リリアノと革命烈士モゼーラという相容れない二人の架け橋となるエンド。リリアノの前代王の死の真相を巡る話となる。

【ローニカ愛情A】年齢差38歳の爺さんを落とすためには命もかけないといけないエンド。

【サニャ憎悪A】結ばれた後に何故か主人公憎悪反転し、サニャの故郷を焼き討ちにするエンド。

【サニャ憎悪B】サニャをいびり倒しつつ権力を得て、逃げたらお前の家族故郷ごと滅ぼすと脅して支配するエンド。愛情友情などポジティブ系エンドでは普通にいい子なサニャが追い詰められてダークサイドを見せてくれる。

【モゼーラ裏切B】裏切りエンドの多くは「愛の告白したくせに同性を選んだ」エンドであり、その場合相手は大抵ひどく悲しみ打ちひしがれる。しかしモゼーラはさっさと見切りをつけて他の男と結婚してしまう強メンタルを見せる。

ティント愛情A】タイトル回収セリフのあるエンド。「神の印を持つ者は政治ではなく宗教世界にこそ進むべき」という考えが神殿側にはあり、主人公 Permalink | 記事への反応(0) | 01:45

2024-11-21

anond:20241121185528

初心者美術予備校の本すすめてるやついるけどそれこそ薦めるレベルおかしいだろ

anond:20241121004956

仕事で伝わる程度の絵(10代半ばのまあまあ上手い子くらい)になりたいなら

お茶美(美術予備校)が出してる一般向け初心者用の美術教本『ロジカルデッサンシリーズ買って勉強しな

鉛筆と紙でちゃんと手を動かせって意味だぞ、読むだけじゃ駄目だ

継続しろよ、スポーツと同じで描き続けないとすぐ力が落ちる(特に大人から始めた奴は)

 

増田の到達したい「上手い」のレベルが明確に書かれていないから、これくらいしか言えん

ちなみに俺のレベルは、幼稚園の頃からコンクールは常に金賞か最高賞、学校で一番上手い枠を経て藝大(説得力根拠として書いておく)

2024-11-20

学校かくれんぼ

最近よくテレビ番組を見るんだけど、偶然「学校かくれんぼ」というゲーム存在を知った



何年も前からやっていたそうなんだけど、自分の家は未就学児しかいないのでその手の話が入ってこなかった

けど、一度見ると結構楽しい自分の子供にやらせてあげたいと思う

ただこの企画、たぶん5年以内に破綻するだろう

隠れるためにふんだんな予算を使って様々な趣向を凝らしているのだが、たぶん今後何らかの形でエスカレートして学校備品破壊するなどに至りそうだ

また生徒側もこの企画のために事前に仕込みを用意したりするなど不正を行っていくだろうから収集がつかないことが予想される

なにより事故が起きて破綻する方が早いと思う

例えば美術が崩れて中の俳優等が生き埋めになったり、生徒が暴力をふるったり、過剰な捜索で周囲に迷惑をかけたりなど

そしてもう一つはマンネリ

現段階で隠れる要素は学校ごとに違うものの、似たような隠れ方が横行して視聴者が飽きる可能性もある

まあ子供が楽しむのが一番なので長く続いてほしいけど

2024-11-19

anond:20241119101114

ひとの増田を『みんなおまんこ』みたいな紹介するんじゃねぇよ😠

𓂺という文字は、古代エジプト表記法に由来する象形文字です。具体的には、この象形文字は座っている人物を表し、人間や神をさまざまな姿勢役割表現することが多い一連の記号の一部です。

主な詳細:

1.形式解釈

一般的には、膝の上に手を置いて座っている人物が描かれています

テキストに応じて、人間の姿、特定個人、または座っている存在に関連する抽象的な概念(安定性や存在など)を象徴する場合があります

2.言語での使用法:

古代エジプト象形文字では、このような数字は決定詞(単語意味を明確にする記号)または表意文字(考えを直接表す)として機能します。

単語の中での使用法によっては音韻的な意味を持つこともあります

3.文化的テキスト:​

このような座像は、畏敬の念、安定、落ち着きなどと結び付けられることが多く、エジプト美術における人間や神々の描写を反映しています

これらは、特に形式的または敬意を持って人間罵倒するときに、人の名前タイトル、または役割説明使用されることがあります

この象形文字をどこで見たか(例えば、芸術作品テキスト象徴的なテキストなど)についての詳しい情報があれば、その解釈についてより正確な情報提供できます

anond:20241119025451

複雑なことは心理的ブロックがかかってフリーズする。美術館で絵は見ても、美術史は複雑で脳が受け入れ拒否してしま美術教師

2024-11-18

AI推進派vs反AI、結局は発達障害同士の争いだった

11/15のX利用規約改訂における「AI学習」にまつわる問題で、ここ1ヶ月ほどずっと

の争いや混乱を眺めてきた。

ただクオリティの高い絵が流れてくるTLを見て時々イラスト投稿たかっただけなのに、そんな宗教戦争(もうこう形容するしかない)に巻き込まれてきた。

そこで気づいたことがある。


こいつら全員発達障害悪人だ。

だって定型インターネットお絵描きにもAIが抱える問題にもクソほど興味ないんだからTikTokとかmeituとかchatGPTで無邪気に遊んでるぐらいだし。

程よい距離を取れずネットに張り付いてる奴はもれなく精神に何かしら障害を抱えてると言わざるを得ない。

今回の件でも比較的冷静に判断して対処してた勢力はみんな売れてるし、コミュニケーションも取れて業界内外の人脈形成にも成功していて、事務作業能力コンプラ意識もある、定型寄りの人たちだ。

結局ガイジにはネットにもリアルにも居場所はない。


まず、私もASD自閉スペクトラム症である

障害年金を受給してるレベルだ。

一応ファンアート程度は描く絵描きだと自分のことを思っている。

そして最初絵師応援たかったし、AIイラストは疎ましかったが今は登場人物全員憎い状態になっている。

もはや反AIでも反反AIでもなく人間だ。

人間という生き物の醜悪さを今回嫌というほど再認識させられた。


元々私はレスバの空気精神を影響されやすい。自分メンタル管理できない。だから診断が下るのだ。

最近のXのおすすめタブもそうだ。

ASDHSP気質のINFP(たまにINTPになる)の人間に対戦型SNSは向いてなかった。だが、怒りには中毒性があり無意識時間を取られて追ってしまう。

目を離してる隙に議論が進み、公開アカウントを叩かれてたらどうしようと気になって仕方なくなり、14〜17日は風呂キャンキャン寝落ち生活余儀なく続いた。お陰でこの数日間で1.5キロ体重が落ちた。

他責思考だが、自分で絵を描くモチベーションもこいつらに食われてしまった。

自分で認めるものではないが、もはや鬱とも言えるだろう。


今回特に目立ったのは「前々から危惧されていた絵師社会性なさ」「技術職のサイコパス加減」「AIを頭ごなしに非難してインプを稼いだりファンネル飛ばしてくる反AIの厄介さ」「全勢力におけるとにかくただ乗りしたい乞食精神である

これのせいで、どんな絵を見ても「ウォーターマークノイズ如きで対策できた気になってるの馬鹿じゃないの」「逃げるな卑怯者」「対策の一つもしないなんて随分呑気に危機感も持たずご自身作品蔑ろにしてるんですね」「結局こいつらも身内から村八分にされたくないだけだろ」「お前は3D素材とか使わないんか?なんならこっそりAI補正してんだろ」という感情が同時に発生するようになってしまった。

いわばイラスト好きの絵師嫌い状態になってしまっている。

自分権利侵害二次創作とそれによる収益発生、画像リプ、MAD視聴、クソコラ否認可のスクショ掲載他)をしておきながら自分権利だけ振り翳す絵師軍団ダブスタと罵っていたが、私も変わらないじゃないか

まぁ、そもそもこれらはAI関係なく人の手によって昔から起きてた問題でもあるんだから、結局人間が悪いんだが。

先ほども言ったが、この状態は軽く鬱に片足突っ込んでる気がする。非常に良くない。


技術職にはASDが多い。

人の心がわからない。

なんでも正論で返して人を傷つける。

技術の発展のためには何を犠牲にしてもいいと思っている。

何をしたら人が傷つくかわからない。

パターンから外れたことを人や周りがしてくると混乱して発狂する。

脳死作業しかできない。

コミュニケーションが取れず孤立する。

対人関係自体に乏しいのにトラブルを起こす。

プライドが高くてごめんなさいが言えない。

エナドリで体を破壊する。

よく夜職女にチー牛と揶揄されてる人間性の正体はこれだ。


なお、エンジニアには調整能力交渉能力のような営業職じみたスキルが求められるため、キラキラ陽キャ定型の方が向いている。ここで指す技術屋(反曰くテックカス)はプログラマーのことを言う。

かにプログラマーの人間なら人脈がなくてもクリエイターごっこできる、ポチポチプロンプトを入力する作業が肌に合ってるんだから生成AIにハマるよな。


そして絵師、というかクリエイターにはADHDが多い。

まず事務作業ができない。

約束納期契約)が守れない。

その場の衝動ですぐに行動していつも後悔する。

それ故の対人トラブルが多い。

ODで体と心を破壊する。

都合に合わせて主張をコロコロ変える。

泣けば誰か助けてくれると思ってる。

プライドが高くてごめんなさいが言えない。

すぐファンネル飛ばし信者コミュニティを作り上げる。

そのわりに統率が取れてないのですぐ瓦解する。

まるで美術部や漫研に属する中学生女子みたいなメンタリティだ。そのまま大人になってしまったのが哀れで仕方ない。


どっちも社会性に欠けており、わがまま自分の思うように事が動かないと癇癪を起こしてしまうのは共通している。

そしてリアルの友人や家族よりフォロワーになってる。フォロワーなんてただ見てるだけの存在で内心何考えてるかわからないんなんだから信じること自体野暮だろう。

きっと現実世界で愛されなかったからここにいるんだね。居場所、奪われたくないもんね

あとこれは推測だが家庭環境に恵まれていない人がTwitterにハマり、ネットで絵を上げることにハマりやすい傾向にある気がする。今回の登場人物、育ちの時点でロクでもないのでは?

毒親が毒子を育てた典型なのでは?

ASDADHD相互補完で良ペアになるかと思いきや、相互特性干渉してうまくいかないことが多い。

今回もそれなのではないか


私は絵垢とは別のでこれらのことをやんわりと、時には感情の赴くままダイレクト中立寄りとして言及してきた。

そして反AI過激勢力(赤枠アイコン系)に集団ブロックされたり、時には本垢やblueskyにまで追いかけられたり、5ちゃんねるのヲチスレに晒されたりした。話を聞く限り赤アイコン連中のブロック監視リストに入れられてるらしい。

曰く、中立派は多少たりとも現行のAI悪感情を持ってないようであればいくらでも叩き潰していいし、どちらの味方もしないクソコウモリ野郎から話を聞く価値もないとのことで反AI勢力誹謗中傷しまくってるがお前ら目的間違えてないか

倒すべき相手違法に取り入れたデータ学習し生成させているAI企業であって、その辺でなんか喚いてる一般人ではない。分かってるのに何故根本解決に動くよりも、何も得られないレスバに力を注ぐんだ。


ここを見れば各々がどんな主張をしているか嫌でもわかると思う。

正直、両者の主張も理解できるし言い過ぎだと思う。


AIイラスト 愚痴アンチ、賛美スレ part206

https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/illustrator/1731757051/

【Nore more 生成AI画像生成AI信者ヲチスレ_130【AI○○】

https://itest.5ch.net/lavender/test/read.cgi/net/1731727015/

(いずれも2024/11/18時点)

人間丸ごと嫌いだ。

どいつもこいつも自分のことしか考えてなくて、他人のこと踏み台にして、都合のいい解釈をして、根本的な解決よりも気に入らない人間を叩き潰すことの方に本能的に精が出てしまう。

ダブスタ連中め、絶滅しろ

AIAIさえなければこんなことにはならなかったと言うが、そもそも人間さえいなければ争いは起こらなかったのではないか


まどろっこしい。

早く絶滅しろ人類

こんな醜悪な生き物をこれ以上この世に解き放つな。

そんなことを人間が作った建物の中で、人間契約した賃貸で、人間が作った服を着て、人間が作ったスマホを介して、人間が繋いだネットワークを利用して、人間が作ったコミュニケーションサービスイラストのことを考えながら一応人間が思って書き込んだりする。

これら、やろうと思えば全部機械代替できるじゃん。

どの派閥においても、人間の汚い部分が見え隠れしてて嫌になる。

だったら全員死んでくれ。推進派も反AIリテラシー皆無なクリエイターもまともなことやってるつもりの一般人も何もかも全員。

こんな自分が嫌になる。

から今すぐ安楽死合法化してください。

死ぬときぐらい楽になりたいよ

2024-11-17

anond:20241117140103

美術系の大学女性が異常に多いのと同じなんだよね

男で社会的に役に立ってなさそうなことをのほほんとやってると、よっぽど成功していなければ社会的抑圧がすごい

俺の妻とかも大学で役に立たないことをのんびりと楽しんでて彼女としては良かったし、結果として今も俺と結婚して専業主婦やってるわけだが、

特に業界で目立っていたレベルでもなんでもなく、あれを男がやってたら誰も寄り付かず親も援助せず、食うに困ってフリーターになってたのが関の山だろうな

多くの場合、女にだけ足きりがない

2024-11-16

anond:20241116195927

あのさ、こういう話って確かに「好みは人それぞれ」っていう前提で語るのはわかるけど、少し甘すぎるんじゃない?歴史を見てみろよ。例えば、古代ギリシャ哲学者アリストテレスが言っていた「人間本質的社会的動物である」って言葉。つまり人間孤立することにあまり意味を見いだせないってことだよ。だからこそ、進化した技術を使うことで、リアル感情や反応を再現することが大事なんだ。

それに、無表情や無反応が「いい」っていうのは、ある意味人間性を放棄してるんじゃないか?例えば、20世紀初頭のドイツ表現主義映画を見てみなよ。映画の中で人物が無表情だったり、感情を押し殺していたのは、逆にその無表情が物語感情を強調するためなんだ。無反応が一番っていうのは、ただの逃げ道だと思わない?

そして、「進化には選択肢が広がる」というけど、選択肢が広がるのはいいことでもあるけど、どれを選ぶかは、最終的には歴史哲学に裏打ちされた価値観が関わってくるんだよ。だから、「これが絶対」と言わないまでも、歴史文化に根ざした理解をもって選ばないと、ただの「好み」で終わってしまう。それは進化とは言えない。

大体、例えば20世紀近代美術では、リアルさより抽象的な表現評価されたけど、それだって無表情や無反応に意味を与えたからこそなんだよ。ピカソダリ作品を見て、それがただの「好み」だと片付けるのは浅い。真剣に向き合ってみろよ。

進化を語るなら、感情表現の「深さ」をもっと大切にしないと、技術進化にただ流されるだけになっちゃうぞ。

美術部の油絵って絵の具自費なの?

2024-11-15

百合好き女オタク人生絶望した話

私は百合好きの女オタクで、自分でも百合作品を描いてXやpixiv最近だとBlueskyやXfolio)に投稿している。私は昔から男に興味を持てず、ずっと肩身の狭さや生きづらさを感じてきた。

子供の頃

私は子供の頃から女の子を描くのが好きで、毎日のようにコピー用紙オリジナル衣装女の子を描いてたのを覚えている。たまに母や妹を描いてプレゼントしたりしていた。その頃は絵が下手で、必ず片目をウィンクさせてホームベースみたいな輪郭を気に入って描いていた(そして最近、昔プレゼントした絵を妹から見せられて下手すぎて悶絶した)。

そして小学校高学年になって、なぜか今更プリキュアにハマる。子供の頃から逆張り気質があったようで、みんなが好きなものを好きなのはダサいプリキュアが好きなんて子供っぽいと子供のくせに思っていた。でも高学年になったら一周回って恥ずかしくなくなったのだ。そしてそのとき、初めて二次創作し始める。高学年とはいえ小学生なのでプリキュアキャラのしょうもないわちゃわちゃを描いたゴミ漫画だったが、この頃から自分百合好きは始まったのだと思う。

地獄中学

そして中学生に上がり、美術部に入ったのだがそこは地獄だった。美術部には大きく分けて二種類の人間がいる。真剣に絵を描きたい子たち、そしてただ騒ぎたいだけのオタク女(腐女子)。私は前者だったが、うちの学校美術部は数人を除きほぼ後者だったのだ。私や他の真面目な生徒が真剣デッサンしたりコンクールイラストを描いてる中、腐女子たちはノート二次元イケメンキャラを描いてぎゃあぎゃあ大騒ぎ。クラスオタクグループにも腐女子や夢女子はいれど、百合好きはいなかったので孤独だった。オタク以外の女子K-POPアイドルジャニーズに夢中で、“イケメン”というコンテンツを介してじゃないと同性と仲良くできない、そんな空気があった。当時の私はこれがすごく辛かった。中学生になっても男に興味が持てず、昔からずっと可愛い女の子が好きだったからだ。昔は一緒に自由帳で女の子の絵を描いていたあの子も、いつしかキャラの絵ばかりようになっていた。保健の授業では、異性に興味を持つことが成長の証かのように教えられる。じゃあ私は成長してないってこと?と聞きたくなった。

そして今

今はSNSを通じて百合が好きな女性と繋がることができたので、孤独感は大分薄れた。でも、創作関連のサイトを見ていると同人女性はBL、男女、夢のいずれかに当てはまるという決めつけを感じてモヤっとしてしまう。やっぱり自分みたいに男に興味のない女は居場所がないのか…。子供の頃は男の子だと戦隊モノ仮面ライダーみたいなカッコイイ男が好きで、女の子だとプリキュアディズニープリンセスみたいな可愛くてキレイ女性が好きで、同性を好きなのがむしろ普通なのに、思春期になったらそれが逆転して男は可愛い女性が、女性はカッコイイ男を好きになってしまう。こう考えると生殖本能本来好きなものが歪められているように感じるのは私だけだろうか?

それと私みたいに“イケメン”というコンテンツを介してじゃないと同性と仲良くなれない空気迎合して、本当は大して男が好きじゃないのに、男が好きなふりをしているという女性も多いんじゃないかと思う。そういう人には、別に男が嫌いでもいいんだよと言いたい。私は自分人生に男は必要ないと思ってるし、それをおかしいとも思わない。

女性のための百合

同時に、百合というジャンルは男が性欲を満たすための道具ではなく、女性のためのものであってほしいと思ってる。最近SNSでも少しずつ百合作品投稿する女性が増えてきているのを感じる。でも、まだまだ「百合男性向け」というイメージは根強くて、性的なシーンを求めるコメントが付くこともある。実際、男作家女性キャラに男の性欲を投影したり、場合によっては男性器も生やして男女の恋愛セックスの真似事をさせている作品も多い。私が描きたいのは、女の子同士の純粋愛情や絆なのに…(もちろん性的百合を好きなレズビアンの方のことは否定しない)。

これから希望

最近は、SNSで「私も実は百合が好きでした」という告白を見かけることが増えた。そういう投稿を見るたびに、心の中でそっと手を振りたくなる。きっと私と同じように、周りに合わせて自分気持ちを隠してきた人たちなんだと思う。

これからは、もっと女性による女性のための百合作品が増えていってほしい。恋愛だけじゃなく、友情姉妹愛など、女性同士の絆を描いた作品ももっと見たい。そして何より「男が好きじゃない」という理由自分を責める必要なんてないということを、もっと多くの女性に知ってほしい。私は今でも可愛い女の子を描くことが大好きだ。そして、それは間違ったことじゃないと胸を張って言える。これは、あの頃の私に教えてあげたかった言葉でもある。

生成AI友達をなくしそうな話

自分創作メイン、絵師未満くらいの人間。1ヶ月に2枚くらい描いて満足している。漫画は描かない。実は仕事AIを使っている。

・友人:二次創作メイン絵師。きちんと計画的に動ける人。ちょっと真面目すぎるきらいがある。毎回二次創作オンリーイベントの度に50Pくらいの漫画本を出していて凄い。どんなXアカウントを作ってもフォロワーが5000人以上行く(流行ジャンルだと1万人以上行く)。生成AI反対派。

上記の友人とは学生の頃に知り合い、もう10年以上の仲になる。

昨今「生成AIアンチ絵師」が騒いでいる様がよく見られるが、友人もそのひとりだ。

反・生成AI絵師たちへの想いを綴ったエントリーは他にもあるから

自分はそれ以外の部分も含めて考えていること、を綴ろうと思う。

上記の友人だが、no more生成AIを掲げている。

昨日、Xのあらゆるアカウントメディア欄にある画像動画をすべて削除したらしい。

自分と一緒に行ったコラボカフェでの写真リクエストして描いてもらった絵なんかも、すべて。

思い出の中にはあっても、友人のXアカウントの記録の中には無くなってしまったらしい。

自分もたまに絵を描くし、トレパクしたもの自分が考えて描いたものとして世に出す人にはマイナス感情を抱いている。

トレースした、と明記するのはOKだと思う。長く美術部だったため、見て描く、トレースして描く、みたいなことは練習実践わず沢山やってきたからそれ自体には嫌悪感が全く無い。)

画像生成AIは他のAIと異なり「補助ツール」ではなく「完成品を出力するツール」といった扱いになってしまっていることから、トレパクのようなものだと捉え、嫌悪感を抱いている者も沢山いるのだろう。

特に二次創作絵師であれば「自分たちがグレーな範囲内の同人誌無償ファンアートスルーしてもらっているデータが、商用で使われたり、悪用されたりするかもしれない」と考え、それはマズイと感じ、そして最近の反AI活動に繋がってしまっている、という流れも理解はできる。

ただ、自分はもう出力されたものに関しては、「生成AIを使った人」自体に委ねるほかないと思っている。

ナイフだって、「果物を切る便利な道具」として使えば問題ないのだ。それを「人を無差別に切りつける道具」として使ってしまえば、一気に凶器になる。

人間は、全員が全員「いわゆる善」の行動だけをする機械にはなり得ない。だから、私は法の整備だとか、そっちのほうに考えをシフトしていったほうがよいと考えている。

そして上記の友人だが、もうAI自体に対してのアレルギーが凄い。

画像生成AI以外の機能に関しても言及し始めてしまったのだ。

「神絵師と繋がったけど、翻訳アプリ(Papago)を使って韓国土産翻訳をしている写真を載せてたかミュートした」

「(ChatGPTで会社会議内容の要点をまとめた、と呟いていた別の友人に対してのリプライで)ChatGPTもAIだよ? なるべく使わないで?」

「よく考えたらCLIP STUDIO PAINT補正機能AIじゃね? と思ってOFFにした。不便だけど実力アップのためと思って頑張る」←もうアナログで描けば?と思ってしまった

などなど、もうリア垢のほうで連日そういったヘイトツイートをしている。ほとほと疲れた

私は反応しないようにしている。友人がそういった呟きで浮上をしているとき自分は他の人へのいいねだけはするが、呟かない。

そして別に今日からXの情報収集がなされるようになったのではなく、あくま規約にも追加されただけだというのに、

今日の時点で画像を削除してない人は云々、なんて言い始めたので自分今日何も呟けていない。

なお、自分仕事AIをちょこちょこ使っている。

海外広告系の仕事をしているのだが、まず翻訳の時点で会社が導入した翻訳AIを一次翻訳として活用し、ネイティブスピーカーがそれを整える形で文章を作っている。

広告画像でも、レタッチやらトリミングやらをするのだが、その際にPhotoshop自動生成機能を使うことがある。

あくまで補助ツールとして、道具として「人の生活を便利にするために」使えばいいとも思っている。

きっとこの話を友人にしたら、嫌悪感を抱かれるのだろう、ということはわかっている。

から、何も言わない。

友人はXのアカウントもどうするか決めあぐねているらしい。

削除してしまうのだろうか。

メディア欄にはもう無いが、DM欄には「自分が疲れていたときや、誕生日に描いてくれた絵」などがまだ残っている。

友人がアカウントを消したら、そのやり取りも消えてしまうのだろう。

綴っていたら涙が出てきた。

素性を知らない絵師なら「残念だな……」くらいで終わるけれど、本当に大切な時間を過ごした人だから、涙が止まらない。

自分アップロードした画像は、インターネット上に数多ある画像のうちの宇宙の塵にも等しいと思っているし、今更すぎるので消す気は全くないけれど、

昨今の流れによってきっと色んな人の「思い出」が記録上から消えてしまうのだろうね。

それがすごく悲しい。自分自分の塵のような画像を消去することより、友人たちとの楽しかった日々を記録に残したい派だから

それにしても、画像生成AI以外にも言及し始めてそれを活用している人に噛みつく友人を、どうすればいいのだろう。

どうしようもできないのはわかっているけれど。

そんなことを言ったら、インターネット検索機能計算機、車の自動運転や前の車との距離を測ってくれる検知機能アレクサのような音声アシスタント補正しながら撮ってくれるカメラアプリ無人レジ、などなどあらゆるものを拒絶することになると思うのだが……

もう、山にこもって自給自足生活したらいいんじゃないかな、とすら思えてしまう。

なお友人には、数ヶ月後にある同人イベントで手伝いをしてくれない?(遠方なので宿泊込み)とも誘われた。

たまたま行きたいアーティストライブと被っているため断ったが、宿泊をするくらいのイベントに誘われるくらいには、自分のことは好きだと思ってくれているのだろう。

からこそ、自分一方的に悲しんでいる、というのがまた悲しい。

どうしようもないか匿名ダイアリーに吐き出してしまった。

以上。

2024-11-14

anond:20241111174206

こんな書き込みレスしてくれて、ありがとう自己レスでまとめる。

水道ゲーム

こいつは古典的ゲームだが、そこまで古いゲームじゃない。

アメリカパーカーブラザーズが発売したのが、1976年だ。

 

だが、パイプを繋ぐゲーム、として元ネタがあるかどうかは分からなかった。

 

それで思いついたが、似たようなゲームジャンルで、15パズルで有名なスライディング・パズルというのがある。

15パズルは、1874年にノイス・チャップマン原案を出したというが、このジャンルカードゲームか、と問われると、さすがに違うんじゃないか、と感じる。

かるた

小倉百人一首は、藤原定家13世紀の前半に選定したものだが、元々は色紙に書かれた美術品で、ゲームに使われたものではない。ゲームとしては、かるたの登場を待つことになる。

かるたは、16世紀末頃、現在福岡県大牟田市発祥と言われるので、カードゲームとしては、こちらに着目すべきだろう。

 

ただ、かるたの原型として、貝合わせ(貝覆い)という遊びがあったことを忘れてはいけない。

 「貝はカードと言っていいのか?」という疑問もあるが、12世紀には「カードのようなものを使う遊び」が日本にあった、ということだけ整理しておけば充分だろう。

麻雀

 「麻雀牌は、カード一種とみなしていいのではないか」と言う意見も出ていたが。

その麻雀起源は、葉子と牌九と言われていて、葉子の方は紛れもなくカードゲームだ。しかトランプ起源という説もある。

麻雀よりも、トランプよりも、葉子の方がより古いカードゲーム、という点に異論はないだろう。

 

麻雀トランプ血筋となった「葉子」は、明の時代 15世紀に遊ばれていたという。

しかし、更にその前。唐の時代9世紀には「葉子」という遊びがあったらしい。唐の葉子は11世紀には完全に滅んでいるらしく、明の葉子とは別ゲームらしい。

同名でややこしい。おかんの「みんなファミコン現象」か?

 

明の葉子はトリックテイキング系のカードゲームとして遊ばれていたようだが、唐の葉子はカードをマスとして使って、ダイスを振って駒を進める双六風のボードゲームだったらしい。

手札にならないカードレギュレーションに則しているのか、と疑問も感じたが、点数計算表も葉子に記載していたそうなので、これは、今でいう小箱ゲームみたいなものと言っていいだろう。

一応、9世紀までは遡れた

双六だとタブラだの、セネトだのまで遡れるが、カードゲームであれば、唐の葉子が始祖なんかな、という気がする。

一度、血筋が断絶してるので、始祖と言っていいのか、という議論余地は残るが。

  

余談だが、現在は、トランプ起源タロットという説よりも、タロット起源トランプという説の方が有力らしい。知らなんだ。

生成AIの拡大でイラストレーターの行く末ってほんとうに危ういの?

結論から言うが、生成AIが広まることによってイラストレーターを含めた絵を描く人間(面倒なので以降まとめて絵師と略す)の需要価値も損なわれることは決してないし、恐らく寧ろ向上する。ただし一部の層のみ。

最近話題の生成AI、いわゆるクリエイター界隈ではあっちらこっちらで話が広がって、しかも誤解や間違いもどんどん広まって、いったいどうしたことかと混迷を極めている。見る人が見れば本当に面白い状況だろう。加えてXの唐突規約変更(と誤解されている)で投稿画像が無断学習されると騒ぎになり、SNSは今や群雄割拠戦国時代みたいになっている。自分もXのフォロワーがやれブルースカイクロスフォリオに移行するやら、今後のイラストはすべてポイぴくを挟むやら、創意工夫をもってAI学習の手から逃れようとしているのを眺めていた。

これらの行為率直に言って、無駄だなと思う。無駄ではないがあんまり成果の出る行動ではないな、と思う。むしろAI学習から逃れられない上にインプレッションが下がるだけなのでどちらかというと損失の方が大きいだろう(人はURLタップして新規ページにアクセスするという一手間をとんでもなく惜しむ、自分画像直貼りなら見る絵も、URLクリックになった場合サムネが余程好みでない限りほぼ100%見ない。これについては論文出てるから興味ある人は読んでみるのをお勧めする)

まずこの情報社会インターネットという大きな箱において、データ収集されないで済むものの方が少ない。基本インターネットに上げた時点ですべて情報社会の餌になると考えた方が逆に健全だ。デジタルタトゥーとか言うだろ、使い方も意味も違うが、構造自体はほぼそれと同じだ。原則として「セキュリティ保護パスワード認証)のないデータはすべて学習対象となる」と考えた方が良い。これはインターネットという性質を考えれば自明の理だ。AIスクレイピングを阻害するプラットフォームに上げたとて、基本人が自由アクセス出来るのにAI学習出来んわけなかろう。人間自由に見れるものAI自由に見れる。これが基本原則であることを分かってない人が多すぎる。勿論サーバーAI学習を阻害する設定を相当しっかりやっていればだいぶ軽減はされるが、まあ最終的にアクセス出来れば学習は出来る。これは変わらんと考えておいた方がいい。むしろXはAPI制限などをbot対策などを相当労力掛けてやったので(ユーザーからは不満たらたらだったが)そういう意味ではAI学習対策がなされている方だとも言う考え方もあるようだ。X自体学習は防げなくても、X外から学習は防げるからなあ。こればっかりは何を良しとするかだけど。

話がそれた。


まあそうやって他SNSに移行しようとどうしようと基本的に生成AIから学習は逃れられないし、それはインターネットという情報社会性質上仕方のないことだといえる。まあ仕方ないという理由で諦められないか絵師の一部はみんな怒ってるのかもしれないが。ただひとつ間違えないでほしいんだが、そもそも学習して誰しもクオリティの高い画像が出力出来るようになるのは悪いことじゃない。これは学習が法的権利として制限されていないからだとかそういう小難しい話をしたいのではなく、単純な社会全体としての話だ。



「”一部の人しか出来なかったもの”が、簡単ちょっとの手間で”皆が出来るようになる”のはいいことだ」



というのが人間社会基本的原理原則からだ。

レトルト時短料理なんて最たるものだろう。ホテルシェフ時間かけて、時には数日かけて作っていた料理が、かつて圧力鍋、今では自動調理鍋なんてもので似たようなクオリティが一瞬で誰でも出来る。材料入れてボタン押すだけ。シェフ監修がいわゆる偏向学習LoRAだとするなら、自動調理鍋や圧力鍋が生成AIに当たる部分だ。この例えに色々モノ申すところはあるだろうが、細かいところが問題なのではなく、論旨は「誰にでも出来るようになるのは社会にとって絶対的”正”だ」ということだ。

この視点において、この先も生成AIが大きく制限されることは恐らくない。だって社会にとって悪いことではないからだ。かつて裕福な家庭しか画家を雇い自画像を残せなかった時代が、技術の発展でカメラが生まれカメラも高価で専門職に頼む必要があったものが、インスタントカメラになって世間の多くに普及し、絵の具や鉛筆がなきゃ美術を成しえなかった人たちが、パソコンペンタブという十万程度の投資無料Youtubeを見て誰もが絵を描ける環境を整えられるようになった。お金が無くても、技術が無くても、環境が無くても、苦労が無くても「出来る」ということは、社会にとってはその社会技術熟成した証拠でありその結実でもある。人間はそういう歴史を積み重ねて文化を発展させてきたのだ。そういう意味において、生成AIの在り方は正しいと言える。

ただし、ただしだ。

ただ、それでは絵師たちは自分たちの努力が無価値と感じ、自分たちの成果が使い潰されていると感じるだろう。仕事は取られ、搾取されるだけ搾取され捨てられてしまうんだ、と。もうここまでの文を読んで反AI人間は多くが読むのをやめたと思うが続ける。本当にそうだろうか。本当に絵師たちはそんな無価値ものなのだろうか、と思う。

結論を言う。そんなことはない。

だってみんな圧力鍋で美味しいビーフストロガノフを作れるようになったらお店で出るビーフストロガノフは売れなくなるのか。みんな簡単に手軽にスマホ写真が撮れるようになったら、写真家の仕事は無くなるのか。無くならないだろう? 無くならないんです。写真という技術が生まれてなお、未だに筆を執ってキャンバスに写実風風景画を描き続けてる画家がいてその作品が売れているように、どれだけ高精度の生成AIによって高クオリティの絵が乱立しようと絵師と呼ばれる人たちの生み出すオリジナルイラスト価値が損なわれることはないんです。

ただ、弱肉強食とも言える淘汰は発生するだろう。「淘汰」とは即ち、プロとしてのクオリティレベルの向上を指す。単純に言えば、これまでのようにちょっと絵を描いてお小遣い稼ぎみたいのは出来なくなる。なぜならそのレベルなら生成AIいくらでも個人作成出来るようになるからだ。写真家が普通風景写真を売ろうとしても売れないように、イラストもただ絵がちょっとうまいだけでは売れなくなる。プロに頼むからにはプロクオリティを求められる。

ここまで読んで気付いた方もいるかもしれない、特にプロとして第一線で働いているイラストレーターの方。

別に普通に……これまでもそうだったのではないだろうか?

そうなのだプロであり技術があるほど、生成AIがあろうとこれまでと変わらないのだ。

生成AIは少し見れば分かる通り、とにかくコンセプトアートに弱い。「猫耳娘」とか「セーラー服美少女」とか汎用的なお題ならいくらでも出力出来るが、「猫耳娘のイヤリング彼女が猫の頃を彷彿とさせる飼い主の想い出の品がモチーフになってる」とか「セーラー服美少女の足元には好きな人との思い出の公演が映っており、画面に添えられた花言葉ふたりのこれから関係を暗示している」などといった、「一枚絵でドラマを読み解かせる」という構造がとにかく不得意だ。生成AI構造と成り立ちを考えればそれは至極当然だ。AIにとってイラストドット単位の色の集合体であり、そこに意味はない。そこに意味を感じるのは人間であり、読み取るのが観客であり、読み取りやす指向的にドラマを仕込むのがイラストレーターと呼ばれる絵を描く人間仕事だ。

からこそむしろイラストレーターはより重宝され、求められることになる。人間ドラマストーリーに魅力を感じる生き物だ。そういう意味で、どれだけクオリティが高かろうと、重要な場面でのイラストは現状絶対AIに任せられない。色んなジャンルでよくある「周年絵」であれば、これまでのドラマや記念コンセプトをふんだんにあしらいたいだろう。こういうものこそイラストレーターに任せていくようになる。

もちろん、そういったコンセプトを生成AI表現できないのは「現状」の話だ。時代は変わる。コンピューターの普及、スマートフォンの普及で情報社会レベルが格段に変わったように、やがて生成AIもコンセプトアートをきちんと表現していく時代も生まれるだろう。もう十年は先の話だろうが、ただ十年後はそうなるかもしれない。それにはもう少し時間が掛かる。それまでに絵師としてのポジションをどう確立させていくかは、今現在絵を描いている人間に求められている課題だ。そんな課題と向き合うことなくこれまで通りの世界イラストを描き続けたいというのは、残念ながらただの停滞思考に過ぎない。時代は変わる。どう足掻いても。それに適応していかなければ廃れるだけだ。それに適応しなかったものから、絵を描いて仕事をする、というポジションから脱落することになってしまう。




ちなみにAI生成なんかじゃなくて絵を描く楽しみを知るべきだ! というのはお門違いである。

自動調理鍋を使わずじっくり数時間かけて煮込んでこその料理だ!」「一瞬の風景を何時間も掛けて描くことに意味があり、写真なんて偽物だ!」「ピアノを習ったことないやつがデジタルで曲を作るな!」とは誰も言わないだろう。求めてるものそもそも違うのだ。じっくり料理をすることに、じっくり観察して絵を描くことに、楽しみを見出す人がその手段を選べばいい。生成AIで絵を出力することが「絵を楽しんでいない」とイコールにはならない。もちろん主張したい気持ちも伝えたいことも一定の理解はある。だがこれを読む貴方だって音楽とはホール生演奏を聴いてこそすべてだ」と言われても困るだろう。そうじゃない、手軽なものはいくらだってあっていいのだ。そうやって多くの人間が手軽に楽しめるようになることが文化の発展であり、先人たちが作ってきた成果なのだ

から生成AIイラストレーター仕事が奪われるとか、そういうデマは少し落ち着いた方が良い。もしこれからも絵を描く仕事を続けていきたいなら、どうやって生成AI共存していくか、それを考えてみてほしいと思うよ。学習を「無断学習」とか「窃盗」とかいうのも、考え直した方がいい。情報社会データの集積で成り立つ社会である以上、収集されるのは貴方たちのイラストに限らない。すべてだ。検索履歴ワードすら貴方たちのデータデータベースに集積されている。それが嫌なら電子世界から手を切れ。ネット回線を閉ざした山奥に籠れ。便利な通販があるのも、いつでも繋がれるSNSアプリがあるのも、そういう情報解析の技術の末のもので、我々がいるのはそういう社会なんだよ。

とはいえ、生成AIによる成果物の取り扱いについては早く文化庁が結論を出してある程度法規制してほしいとも思うよ。悪用する人間はどんな技術に対してもどこにでもいるからね。あと、生成AIイラスト声優業界の生成AIボイスの問題は別物だと思ってるぞ。あれは声という一個人尊厳侵害に障る部分が多いからな。言った言わないは千年前から現在に至るまで人間問題になる議論から慎重に取り扱わなければいけないと思う。刑事犯罪立証に関わることもある部分だからね。ただ声帯を失くした人への補助AIとかはどんどん発展してほしいね


以上、11/15を前にした人間ぼやきでした。

2024-11-13

結局は美術なんかといっしょで、そこに人間が美を感じればそれは芸術になるように、それが意識を持っていると錯覚し始めるところからAI自意識を持ったと見なされるのだろう

まり自室の愛玩物と会話しているのと同じ

2024-11-09

顔面が下の上から中の下って感じで中学生高校生の頃には全くモテなかったけど

大学進学したら告白されるようになって人生最大のモテ期は26歳でした

大学偏差値が高くて学部的にもやや男子率が高く、就職先も結構難関で総合職には男性が多く、「偏差値を上げれば上げるほどオタサー姫化する」が要因だと思われる

あと恋愛相手よりも結婚相手として、稼いでくる女は手堅いというボーナスポイントが入る

職場の華的なモチベ上げガール役割じゃなくて、話を深く理解して傾聴してほしいタイプから好かれやすかったのも結果として良かった(華をやれるツラじゃないしな)

男性場合工業高校みたいなところは男子ばかりだし高偏差値のところも男子ばかりで、商業高校文学部なんかが女性率高いんじゃないでしょうか

しかしそういう女性率高い進学先選択すると、就職がね…美術系も女性多いけど、実家が太くない場合は、うん…

女の場合勉強を頑張り就活を頑張れば頑張っただけ丸儲けでトレードオフがないです

体力勝負ではあるか

2024-11-08

オタクの描く萌え絵は、邪道」みたいなことをいうやつは、美術史のことをわかってない。

https://anond.hatelabo.jp/20241107130348

絵を勉強して自分運命を切り開くと決めてから絵の勉強毎日コツコツ続けているが

絵の勉強がてら、美術史勉強もしている。

勉強をしてて気づいたけど、「オタクの描く萌え絵は、邪道」みたいな考えそのものが、美術史わかってない

「やっぱ日本美術教育間違ってるじゃん」って確信を持って言えるようになってきてる。

何のことかっていうと私の中学でやらされた「クロッキー帳を筆ペンで描くやつ」とか宗教画思想のそれね。

美術史って

古代壁画→特徴と輪郭を捉えよう

宗教画キャラキレイに、真ん中に書こう

近代絵画比率と遠近感を意識しよう。

アニメマンガ広告→特徴を捉えたデフォルメOK

現代アートメッセージ性を込めよう

という順番で進化してるの! ここ抑えると理解が早まるわけ。

この歴史の順番を理解してたら「萌え絵なんて邪道」なんて言うわけ無いの。

こういうこと言うてる人は、まずデフォルメ絵が発明される以前のところで、美術史理解が止まってる!

こういう人が00年代までいっぱいいたことを考えると「美術教育の敗北ですよね」「芸術的近代絵画を賛美するだけの学問じゃね?」と正直思えてしまう。…割とマジで

同時に、よく勘違いされるんだけど…萌え絵を描くのに、美術史的な知識はいらない」ってわけじゃない

しろ美術史的なことに興味のない人間って「宗教画みたいなのっぺりした絵ができてしっくりこない」「二次創作キャラがなんか似てない」という壁に一度ぶち当たる。

そこで、オタクっぽい絵を書いてる人でも近代絵画で言われてるような

ダヴィンチ「遠近感大事よ」

葛飾北斎比率通り描かないと」

みたいなことを学ぶことになる。

こういうことは本来美術の授業で教える&一般教養であるべきはずなのよ。だが、一般教養じゃないか的外れ批判が出る。

から日本美術教育って敗北しまくってるわけだけれど、本来知っておくべき大切なこと実践の中で学んで、作品という形で教えてくれるのが神絵師

彼ら彼女らはただ絵がうまいとか、その素晴らしい絵で我々を幸せにしてくれるだけじゃなく、我々に足りてない教養を間接的に与えてくれる教師でもあるってこと。

そんな神絵師攻撃する輩なんて、許せるわけ無いよね。

私が今まで絵が上手に描けなかったのは間違った美術の授業のせい。真理を悟った私はこれから絵がどんどん上達していくはず

私は「クロッキー帳に筆ペン一筆書き」みたいな虚無虚無しい美術の授業を中学3年間受け続けた。

このせいで美術への興味もセンスもないと思い込んでた時期が長くて…

あの中学美術の授業本当に無駄だった。

今になってから知識解決できることばかりだったとわかってからマジであの授業なんだったの?」とやや怒り心頭だよ!

高校で習ってよかったものが、世界史数学しかない。

世界史習っとくと、国際情勢のニュース見て「まぁ、あのへんの国の人ならそういう行動取るでしょ」と理解早まる。

数学には確率や数列が濃く出てくるから「仮説や傾向を掴む時に、とても便利」になりやすい。 そんぐらい。それ以外は別に…

私くらいになると、インターネット必要知識を取捨選択して本当に大事知識を学べる。

から、これから絵も上達していくはず。 

から美緒48歳にはならない、絶対に!

数学的、美術的にとても工夫されている弁当容器で天下を取るラノベ

5個くらいありそう

悪目立ちする芋オタクで叩かれるケースって減ってるよね

はてなには氷河期世代が非常に多いかバブル世代当事者的なエピソード特に女性によるもの)って出てこない印象がある。

母の話によると赤文字系ピンクハウス馬鹿にするようなノリはあったみたい。

(上位赤文字ピンクハウス存在が視界に入ってない。下位赤文字ピンクハウスを目の敵にする)

 

ピンクハウスは装飾的で手入れが必要な高級ブランド服なんだけど、

・体型管理をせず肥満体系

・髪の手入れなしノーセット(ボサボサの、腰まであるようなロングヘア)

ノーメイク、ボサ眉

ピンクハウス広告モデルは瘦せていてメイクもしっかりしているのに、実際に着ている人が太っていてノーメイクで髪がボサボサだと「広告とのギャップが凄まじい」ということで嘲笑されていたのかもしれない。

赤文字系ではメイクヘアスタイルが非常に重要な要素として度々特集されていたのに、ピンクハウス族はフル無視していて全く文化が違った。

ピンクハウス族は「洋服から降りた人」ではなく、服には執着していたからなんともいえない人たちだった。

 

それから時間が経って、原宿ロリータファッションの人たちがいた時期。2000年代かな。

ロリータ服のモデル下妻物語深キョンに寄せようと髪、メイク、体型管理を徹底、非現実的世界観を追求している完璧派と、

ピンクハウス族の系譜

・体型管理をしない(ピンクハウス族の露骨肥満よりはましで、体脂肪率が高そうなインドア特有のゆるんだ体型で必ず足が太い程度)

・髪の手入れなしノーセット(ボサボサではあるけど、ロングヘアは腰までクラスではなく肩下くらい)

ノーメイク、ボサ眉

こういう子たちが3~4人で原宿に来て、お互いを可愛い可愛いと褒めあったりしていた。

完璧派のロリータ族に「デブロリ」とか言われていた。「デブに着られるなんて可愛い洋服可哀想可愛い洋服デザインした人が可哀想」などのイタコ芸もしっかり観測できた。

 

2010年代がアクシーズファム期かなと思う。

デブロリ、芋ロリ系譜ノーメイクアクシーズ同人女としてネットで叩かれるようになったのを記憶してる。

Twitter流行とも一致するかな、「ノーメイクアクシーズあるあるイラスト」みたいなものバズるようになった。

ピンクハウスより、デブロリより、クセが強い要素はかなり薄まったけど、それでもやっぱ芋として叩かれてたな。

同人イベントで芋同士可愛いと褒めあう駄サイクルは相変わらずやってたのかなと思う。

 

2020年代の装飾的ファッションは、ノーメイクアクシーズを叩くバズイラスト等の流れもあって芋がかなり消えたように思う。

装飾的で女性モチーフをガン盛りした服装ジャンルについては、

量産型ジャニオタ

・ぴえん系

・ホス狂系

など、髪・メイク・体型が管理されている人が目立つようになった。

以前のピンクハウスデブロリノーメイクアクシーズのような「アンバランス層」の行き先は、

・完全撤退無印良品ユニクロなど、シンプル服装選択

・鑑賞者への転向容姿に全体的にコストをかけない選択をしてバランスを調整、美術展などで見られる

 

結論としては装飾的な服と手つかずのその他というバランスが極端に悪い層は現在では減少傾向にあり(原因はTwitter揶揄イラスト)、

特にノーメイクアクシーズ以降、そうした層は姿を消しつつあるんじゃないかと思う。

全女性がバブル赤文字系完璧ロリータみたいに全部に気合を入れるなんてことは不可能なので、

コストバランスを取る派と、低コストバランスを取る派に分かれ、その間はグラデーションになっているのでは。

あと男性オタクの状況になってくると、バランス問題どころではないんだよね。

基本的な衛生管理問題(洗っていないギトギト髪、衣服臭い)、あとは撮り鉄迷惑行為とか、他害について言われるようになってきてレイヤーが下がる。

2010年代に「木こり」と揶揄された男子大学生量産型ファッション2020年代コムドットのコピペみたいな若い男性が増えたことなど、

男性へのファッション揶揄もあるといえばある。

しか撮り鉄カードショップ激臭オタクみたいな話題のほうが、どうもネット上では人気を獲得しやすいように思う。

量産型ファッション男性TikTokやインスタなど視覚優位SNSにいて、はてなにいる人には存在が見えていないんじゃないかと思う。

多分、量産型男子ファッションブランド具体例とか出しても誰も分からないだろうね。

「成人の初デートサイゼちょっと…」で炎上したり、激臭オタクを嫌がるのも「いじめ」扱いするくらい男性ハードルが低くてこう、驚く。

文字系のインターネットに居ついている男性の多くは、服・髪・体型のすべての水準が最底辺レベルバランスが保たれており、それを「資本主義への勝利」と認識しているのだろうなと思う。

教養とはRGBである

世界を知るための 理術(自然科学とその応用、調理含む)

外へ訴え関与、感知するための 芸術美術や化粧のみならず文芸含む)

心身社会性を鍛える 武術個人技、チームワーク、人体の知識をも含む)

これらを総合的に伸ばすことが教育である

2024-11-06

anond:20241106152957

ほならワイも便乗して昔語りしたろ♪

…89年の晩冬~初春にかけて、ピースボートという団体事務局?が当時最高で最後流行を示そうとしていた「反原発」を掲げて、日本列島原子力発電所の立地場所を海から視察するという名目で「日本一周反原発ピースボートツアーを敢行した

大学入学直前の高校卒業旅行としてワイくん厚顔の美少年(18)は乗り込んだ

ところでこのツアー乗客は船内のイベント下働き積極的に参加してこなすことが奨励されており、そこでワイちゃん(18)はまだ『カイジ』を描く以前の作者と出逢ったんや

船内では随時いろんな所でいろんな勉強会というイベントが行われており、彼は美術スタッフとしてそれらの会場に貼り出されるポスターを白の模造紙に「チェルノブイリには行きたくねェ~♪」と忌野清志郎(だよな)を口ずさみながらポスターカラーで描きまくってた

ワイちゃん(18)も何をおもったか彼といっしょの美術スタッフだったので数回ほど世間話することがあった

ツアーが終わって下船したあと、彼から自作といって手紙と『ワニの初恋』っていう人情話のマンガ単行本が届いた

追記ランキン・タクシーも乗ってた

船内での著名人うしの対談イベントレゲエ爆音BGMに流すというMC?みたいなことやってたが、対談の途中でいきなり席を立ってレゲエの音量を調整してまた戻るっていうことしてたのが印象的だった

2024-11-05

国民の皆さん ワシはあんたが好きです

ワシが総理大臣就任したら

マネ文部科学省設立小学校カリキュラムを変更しま

ワシの政策わかってください

1限目 体育(灘・真・神影流)

2限目 国語(語録輪読)

3限目 美術(GOKUSAIのお師さんに学ぶ

4限目 保健(人体の仕組みを学ぶ)

給食 宮沢家特製スペシャルライス

5限目 社会(プレ・ボ輪読)

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