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はてなキーワード: 学問とは

2019-05-11

文系って凄いよな。根拠もなく学問するとか

ペガサス同士で「新作カードでーす」と言い合いながらデュエルモンスターズするようなもんだろ。

言ったもん勝ちじゃん。

文系学問における注と参考文献の話、補遺

文系学問において資料実在証明するものとは何か」(anond:20190510230425)についたブコメに応答&補足説明します。

参考文献と注は違うよ!

Wikipediaですら参考文献を求められるので、参考文献(ここで言っている注)のない本はある意味Wikipedia以下の信頼性と考えられても仕方がないことを多くの人に知らせるべきだと思う。

参考文献と注は違います! ぜんぜん別です! 参考にした本を並べてあるのが参考文献(厳密にはこの場合「参考文献一覧」)で、本文中の記述の出典を直接明らかにするのが注です!

参考文献と注については、以下の4つの組み合わせが考えられます

  • a)参考文献も注も揃っている
  • b)参考文献はあるが、注はない
  • c)参考文献はないが、注はある
  • d)参考文献も注もない

このうち、研究書として許されるのはaとcだけです。ここで問題にしているのはbとdで、多くの学術的な新書はbであり(中公新書とかでよくあるやつ)、ごくまれにdみたいな本があります最近だと、岩波新書の『ロシア革命』)。

えっ、cも許されるの? はい、許されます。なぜなら、個々の注でしっかりと典拠を示してある場合は、参考文献リスト存在せずとも出典の表示に不自由はないからです。

これだとわかりづらいかもしれないので、架空の例で説明してみます(わかりづらいかと思ったので書き直しました)。

a)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

b)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

c)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

d)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

cでも十分に出典表示として問題のないことはご理解いただけるでしょうか? 実際、英語圏でもcのような本はたまにあります。そして、著書ではなく論文レベルだと、cのようなやり方を採用している雑誌はとても多いのです(日本語圏でも英語圏でも)。いや、もちろん理想を言えばaみたいな本であるべきなんです。でも、紙幅の都合というものがあり、印刷費が嵩むからどこかを削りたい、となった場合には、真っ先に参考文献が削られてしまうのは致し方ないと思います

日本出版問題は、そこで「参考文献ではなく、注を削ろう!」という話になってしまうことです。違います注か参考文献、ページ数の関係上どちらかを削らないといけないのなら参考文献を削るべきなんです。

もし注がしっかりとつけられていれば、参考文献の欠如は「どんな文献があるかひと目でわかりづらい」程度の問題しかなりません。しかいくら参考文献があったところで、注がなければ「ではこの記述典拠はいったい何なのか」という根本的な問題惹起します(bの例から正しい出典を復元できるでしょうか?)。参考文献は省いても構いません。しかし注を省いてはダメなのです!(学術的な新規性のある本ではなく、学界の定説初心者向けにわかやす纏める本でなら、読みやすさを優先して逆の判断になっても構わないのですが)

もちろん、これはauthor-date方式やMLA styleの注をつける場合には適用できません。どういう方式かというと、次のような方式です。

author-date方式

増田うんこを漏らした(はてな 2019: 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 2019: 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. 2019. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies.

はてな太郎.2019.『増田研究Hatelabo

MLA style:

増田うんこを漏らした(はてな 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

こういう方式の注をつける場合には参考文献が絶対必要です。当たり前ですね(author-date方式についてはanond:20190511230117も参照)。

2種類の「参考文献」

自分実験室の試験管”イメージ偏ってるなー(´・_・`)理系論文での引用たことないんかな。普通に出典書いてるし、それを叩き台に積み上げたり、否定したりするんだが。博士論文なんか引用文献沢山乗るしね

理系学問についてのイメージが偏っている点についてはごめんなさい。でも引用については、申し訳ないけれどそちらが勘違いされていると思います(もちろん私は理系論文ちょっとしか読んだことないので、私に事実誤認があれば教えてほしいのですが)。

文系学問において、参考文献には2種類あります

このうち、理系論文で文献として挙げられるのは「先行研究」だけですよね? でも、文系では「一次文献」も参考文献に含まれ、そこへの参照が論文重要な核を占めているのです。

たとえば上皇陛下が書かれた論文(※1)を見てみると、確かに末尾にずらずらっと先行研究が並んでいますが、論文の核となる部分はあくまハゼ遺伝子を解析した部分にあって、それは当然ながら実験室で採られたデータであり、何らかの文献によって引証される類のものではないわけです。

しかし、皇族つながりで天皇陛下が書かれた論文(※2)を例に出すと、この論文において著者の主張の裏付けとなっているのは古文書における記述であって、その原本研究施設が所蔵していたり史料集として公刊されていたりするわけです(史料集って何ぞや、という点については後述)。

私が最初増田で言ったのは、この「一次文献」の問題です。多くの場合理系ではこういう資料引用しないですよね(最近だと古天文学歴史的史料引用するとかあるのかな?)。しかし今回の研究不正がなされたような分野においては、そのような資料こそが研究の核心にあるという話です。

もちろん、慌てて言いますが「なにをデータにするか」は研究対象によって異なります文化人類学のような分野では、ヨソの土地まで出かけていって住人たちとの会話を書き取ったもの資料です(この分野だと「インタビュー」とかいう生易しいものじゃなくて、ヨソの土地に住み込んでその土地言語習得して日常生活を過ごす中で遭遇した会話や出来事を持ち歩いてるノートに書き付ける、という調査方法が採られます。これを参与観察というわけですが、私にゃ無理ですわ)。記述言語学だと研究対象の言語話者にその言語を口に出してもらって記録する(「これを○○語でなんといいますか?」と聞くこともあれば、話者どうしで会話してもらってそれを横で聞くパターンもあり)、というやり方になるんだろうと思います。なので私が言っているのは、あくまでも近現代史やその隣接領域での話だと思ってください。

一次史料からといって信憑性が高いとは限らない

文系生データは出典となる書籍だったり、原典資料がある場所と。原典原典って、どんどん辿っていけるブロックチェーンみたいな形式理想ってわけか。一時情報当事者証言なら信憑性高いって判断にはなるし

違います! 当事者証言からといって必ずしも信憑性が高いわけではありません! たとえば戦争犯罪裁判にかけられた人の証言のことを考えてみてください。彼もしくは彼女証言をそのまま「信憑性が高い」として扱ってしまってよいか? そんなわけはない。

歴史学において一次史料が重視されるのは、それが「生データ」だからです。それはひょっとしたら当事者の保身によって捻じ曲げられているかもしれないし、当事者が間違えているかもしれないし、当事者が見ても聞いてもいないことは書かれていないかもしれない(たとえば「沖縄返還をめぐる日米交渉」を研究しようと思ったとき日本側の史料は「日本側の政策決定過程」を教えてはくれますが、アメリカ外交官たちがどういう考えを持って交渉に臨んでいたかを教えてはくれないのです。それを知りたければアメリカ側の史料を見るしかありません)。けれども新しい研究は必ず一次史料から出発する必要があるのです。何故ならそれは昔の人によって直接書き記されたものから

なので歴史学では「史料批判」というものを重視します。これは説明すると長くなるので詳しくは歴史学入門書とかを読んでほしいんですが、要するに史料に書かれていることはどのくらい信用できるのか、みたいなことを分析するわけですね。あれれ~? おっかしいぞ~? この人、自分は後方にいたか虐殺行為に関わってなかったって言ってるけど、部隊の記録では後方にいたなんてどこにも書いてないよ~?

(「なにが一次史料か」というのも研究対象によって変わります特に科学史史学史といった分野では「他の研究において先行研究とされている文献が一次史料である」という状況がしばしば発生するのですが、この理屈はわかっていただけますよね)

デジタルアーカイブ史料

図書館ScanSnap SV600を完備し研究する皆の熱意でデジタルライブラリが出来るといいな… P2Pで共有されればノード消滅にも耐えられる。しか日本ではプリウスミサイル上級国民は不逮捕で、P2Pプログラマ逮捕なので

出来るといいな、じゃなくて、既にあります

たとえば国立国会図書館デジタルライブラリーには幕末以降の古書が多く登録されていて、PDFで落とすことができます。archive.orgや、フランス国立図書館デジタルライブラリー「Gallica」も有名ですね。こういうところに所蔵されている文献については、わざわざ現地の図書館まで行かなくともPDFダウンロードすればそれでよいわけです。デジタル化によって歴史学者の仕事は格段にやりやすくなりました。18世紀ドイツ語の本をコタツに入ったままで入手できるんだもんなぁ。

しかし、当たり前ですが全ての史料電子化されているわけではありません。国によってデジタルライブラリーの整備状況に違いがありますし、そもそも現代以降に出版された印刷物の数を考えたら全部をデジタル化するなんて人手も時間も足りない、という場合もあるでしょうし、身も蓋もない話をすれば著作権問題もあるでしょう(とある国では、その国の図書館に直接行かないとデジタル化された史料アクセスできなかったりします。てっきりPDFはないと思っていたのですが、著作権上の問題で館内からしかアクセスできないようになっているだけだそうです)。

また、多くの国では、公文書館史料まではデジタル化は及んでいません。元増田でも書きましたが、お役所ちょっとした書き付けなんかも史料になるわけで、それ全部デジタル化しようとしたらとんでもない数になります(これについて、日本戦前外交文書のかなりの数をウェブで読めるので恵まれていますね……アジア歴史資料センター様には足を向けて寝られません)。なので未だに、現地に行って史料を直接見てくる、というのが重要になるわけです。

さらに言うと、史料が必ずしも公的機関によって保存されているとは限らず、貴族武士の子孫のおうちに保管されていて、読みたい人はご当主様の許可を得て読ませてもらう、という場合もあり、当然デジタル化の波は及んでいません。イギリスだと由緒ある大貴族屋敷には私設の文書館付属している場合もあり、日本歴史学者でもソールズベリ侯爵のお屋敷であるハットフィールドハウスに赴いて史料収集している人もいます。謝辞で「史料を閲覧させてくれた当代のソールズベリ侯に感謝する」みたいなこと書いてあって「すごい……」って思いました)

ただ、「みんなが読みたがる重要史料」については、史料をまとめた本を出すとか、史料を集めたマイクロフィルムを作るとか、そういう形で広く公開されている場合があります(たとえば第一次世界大戦の勃発に関しては、イギリスオーストリアなどの当事国が何十巻にも及ぶ史料集を出版していて、東京大学などの国内研究機関にも所蔵されています)。けれどそういうのを購入するのはお金がかかるし、何より発行から何十年も経ってしまうと入手自体が難しくなってしまう(でも著作権は残っているためデジタル化も遅々として進まない)ので、あんまりお金がなかったり新設されたばかりだったりする大学研究者は結局それらを所蔵している大学図書館に行く必要が……

「注があると読者に嫌われる」は本当か?

しろ最後の注を見て次の本を決めたりするので、注があると読まなくなる人というのがいるのにびっくり…

注なんて読みたくなければ飛ばせばいいのに注があると売れない……? やべえな世の中。/ みんな本当に自己防衛意識が弱いよね。優しい世界生きてるんだろうな

注があると読まない人が居るという話、ただ気持ちよくなるために情報摂取してる層には、正確性の担保なんてむしろ邪魔なんだろね。ワイドショー視聴者と同質。

これ、実際に「注があるから読まない」読者が本当にいるのか、と疑ってみるべき案件だと思うんですよね……。「編集から言われて注を外した」という話は学者あいから漏れ聞こえてきますが、「注があるから読んでいて苦痛だった」という話ってなかなか聞かなくないです? いやもちろん編集者のところにはそういう苦情のお便りが届いているのかもしれませんが……。「注があると売れない」という都市伝説が生き長らえているだけのような……(一般読者からしてみれば、注の存在に気づいてなかった、とか、なんか数字が振ってあるけど気にしてなかった、という場合も多いでしょうし)

注は別に読まなくてもいいです

ちゃんと注まで読んでるのね。今まで気にしたことも無かった…我ながら知的レベル低い…

注がついている本を読んでいる段階で十分かと思いますので安心してください。注は、もし興味がないならさらっと読み飛ばしても別に大丈夫ですよ。というか、注で典拠が示されていても、アラビア語とかギリシャ語とか朝鮮語とかロシア語とかで書かれている場合も多々あるわけで、そんなの普通の読者さんにチェックできるわけないですし。ただ、注を見てみると、おっ、ここはちゃんと原史料を読んで書いてるのか、なーんだ、ここは英語二次文献に頼って書いてるんだ、みたいなことがわかっちゃったりするので、学者仕事の裏側を垣間見ることができて面白いですし、どんな情報源を使って書かれているのか? をチェックしてみることは学術書だけでなく普通ニュースとかを読むときにも重要なことだと思いますよ。

ブコメ

物理分野では「参考文献」の意味増田とは異なる。参考文献は本文記述の直接の引用を表す。あとあまり明確に決まってないけど、注は捕捉説明を指す。「参考にした文献一覧」は存在しない。読書案内なら見かける。

誰がReferences(Bibliography)を参考文献と訳したのか。"refer"した文献のリストであって、本文の著述に紐づけられるものだけリストアップすればよく、逆に、何でもかんでも列挙して博識をひけらかすところではない。

や、まあ、文系でもたいていの場合は「引用文献」ってことですよ。それを「参考文献」と呼んでるだけ。参考にはなったけど言及してない文献は、私なら入れない(でも入れる人もいるかも)。

いま史学科にいる人間全員読んでリアルブクマしとけ。懇切丁寧な論文の"文法書"だぞ。

あなたがこの増田に感心してくれたことは嬉しいけれど、史学科の学生上から目線アドバイスしないでください。こんなの初歩の初歩で、史学科の学生さんならとっくに理解してます史学出身じゃない人たちが「そうだったのか~!」って言ってるだけ。別に史学科の常識を知らないのは悪いことじゃないけれど(私も他学科常識とかわかんないし)、自分が知らなかったある分野の初歩の初歩を解説されて、そこで聞きかじった内容をその分野を学んでいる人の前で「お前らこういうのよく読んどけよ~」って言えちゃうの、ちょっと傲慢すぎません?

2019-05-10

文系学問において資料実在証明するものとは何か

久々にビッグ研究不正ニュースktkr

ということでキリスト教思想史研究やってた人が研究不正で懲戒解雇された件について、報告書に目を通した上でちょっと書きます

今回調査委員会被告発者に求めたのは、以下の項目でした。

この「写し」というのはどういうことでしょうか? 資料のもの調査委員会が求めなかったのはどういうわけでしょうか?

歴史学者にとっては常識なのですが、他の分野の人にとってはどうかわからないので、解説してみます

そもそも文系はどんな材料を使って研究してるのか

これは人というか研究分野によるので、安易なことは言えません。文学哲学社会学人類学歴史学言語学とでは使う資料がぜんぜん違います

で、この被告発者の研究手法は、近現代を扱う歴史家の多くが採用している手法だと思います近現代史を扱う人たちは、

を主に史料として使います(「史料」ってのは、歴史を記録したナマの資料のこと。「資料」と呼ぶと後世に書かれた二次文献なんかも含む)。あるいは、上に書いたようなものをまとめて出版した本とかを使います

これらの史料の特色とは何か……それは、

ことです。

公文書館というのは、「お役所の書いた書類を保管しておく施設」のことです。これはどのくらいかというと半永久的にです。普通文明国ならどんなに細かな書類でも公文書館に保管されていて、(民主国家場合は)数十年して機密解除されたり(独裁国家場合は)体制崩壊して民主化したりすることによって「申し込めば誰でも読める」状態に置かれます。これによって我々はソ連時代領収書なんかをロシア公文書館で読むことができるわけです。ソ連ですら公文書を保管して後世の我々に見せてくれているというのに……いや、これは余談でした。

当たり前ですが、それらはその国(あるいは地方)の公的な記録であって、自分のものにして持ち帰ったりすることはできません。ではどうするか。多くの歴史学者

などの手段史料を入手して研究しています(ちなみに写真撮影もカネを取る公文書館結構ありますね。日本だとどうなんでしょ)。

昔の人が書いたものも、本とかなら古本屋さんとかで流通しているのを買うことができるかもしれませんが、稀覯書でなかなか手に入らなかったり、古雑誌バックナンバーとか揃えるの無理ゲーだったりするので、図書館に所蔵されているのを使うことが多いです。近場の図書館に置いてない? 相互貸借もさせてくれない? そういう場合は当たり前ですが所蔵している図書館がある街まで行きます。その図書館がある街というのが新幹線必要距離だったりパスポート航空券がないと行けない距離だったりすることも稀によくある(歴史学者研究費は旅費と本代に消えていく運命なのです……)。そして、辿り着いた図書館カメラをパシャパシャやったりコピーを黙々と取ったりするわけです(最近スキャナーが普及してくれてマジ嬉しい)。

なので、調査委員会は「一次資料の写し」を求めたわけですね。たとえ彼が清廉潔白研究者であったとしても、一次史料原本なんてふつうは手元にないわけですから

しかし、本来、彼は「一次資料の写し」を提出する必要などありませんでした。自分論文を黙って調査委員会に提出すればよかったのです。なぜでしょうか?

ここで、もう1つの大事な話をします。

文系に「実験ノート」はない

もちろん分野によります心理学みたいに人を対象とした研究だとしっかり実験ノートつけるように言われるかもしれないし、考古学とかは発掘時の状況を克明に記録しておくことが重要だったりするかもしれない。でも、少なくとも近現代史みたいな分野では、実験ノートをつける、という習慣はありません。

私は一度も、理系で求められるような意味での実験ノートを書いたことはないし、書けと言われたこともないし、書いていないことを理由に責められたこともありません。もちろん史料ノートに筆写したりはしていますが、そのノートだって別に厳密なものではない。普通研究においてノートは使いますが、それは高校までのノートと一緒で、鉛筆で書いてもいいし、好き勝手なやり方で書いていいし、なんなら途中で破ったりしてもいいごく普通ノートです。最近ノートじゃなくてパソコンとかを使って研究上のノートを取ってる人も多いんじゃないかな(手書き疲れるもんね……)。

なぜか? と言われれば、

です。

まり、「もとになった資料」というのは、理系のように自分実験室の試験管の中にしかないものではなく、別の誰かが保管してくれているものなのです。

理系学問において標準化された改竄不可能な形で実験ノートをつけなければならないのは、自分実験室の試験管の中にしかオリジナル資料がないからですよね? しか文系場合は、少なくともここまで説明した近現代史場合は、オリジナル資料はどこかの政府管理している公文書館とかどこかの大学図書館かに保管してあるわけで、そこに辿り着くまでの情報さえ明記してあればそれで十分なのです。これはドイツ連邦共和国ベルリン連邦文書館の何々というファイルに保管してある何というタイトル史料だ、とわかれば、チェックのためにはそこに見に行けばよいし、これは19世紀に書かれたほにゃららという新聞に載っていた記事である、と書いてあれば、その新聞が所蔵されている図書館を探して読んでくればいいわけです。

なので、別にどんな方法ノートを取ろうが自由なわけですね。最終的に読者がその元になったデータを見つけられるようにしておけばいいわけから

ゆえに、歴史学論文や著書には膨大な注がつけられます引用した史料のそれぞれについて「どこに保管されている史料なのか」「なんという本の何ページに書いてあることなのか」ということを書かないといけません。

なかには、史料自分の手元にある場合もあります。多くの場合それは「昔の人が出版した商業出版物」なので(たとえば、極端な例ですが『わが闘争』)、他の誰かも持っていることが多いです。もしそういう史料捏造とかしちゃうと「俺もこの本持ってるんだけど、お前が引用してる箇所見つからなかったよ?」という怒られが発生します(なお、捏造ではないですが誤訳指摘は受けたことがあります。コワイ! でも覆面査読なのにこの文献の誤訳を指摘できるってことはあの人しかいないじゃん……ってわかっちゃう! 文系世界基本的に狭い!)。「むっちゃ少数しか発行されなかった自費出版の本」とかが典拠になっている場合もあります。こういう史料典拠にするのも仕方ない場合があるんですよ……典型的には、そこまで有力ではなかった政治家とか在野の知識人とかを研究したい場合、彼らが出してる本は全部自費出版というのがありえます(あと、言語学とかだと、たとえば与那国島方言研究したい場合に一番の参考資料になるのは与那国島のお年寄り自費出版した方言辞典だ、みたいな例がありまして……与那国町が進めてる辞書出版プロジェクトむっちゃ楽しみ)。ごくごく稀に、古本屋歴史上の人物が書いた手紙の山をまるごと購入できた、みたいな奇跡があって、モノホンの一次史料研究個人の所蔵になっている場合があります。これはねえ……もう本当に個々の研究者の良心を信じるほかないよね……若手研究者だと色んな大学を移り歩くこともあるだろうから所属してる大学図書館寄付しろとも言えないしね……原史料出せって言われたときにすぐに見せられるようにしておいてね、定年退職するときは勤務校の図書館に置いていってよ、とお願いするくらいしかできない感じはあるよな……

さて、長々と書いてきましたが、要するに、捏造を疑われた研究者がきちんと注で出典を書いていれば、彼は論文調査委員会の人たちの前に突きつけて「ここに出典書いといたから、見に行って確かめてこい」と言えばそれで済んでいたのです(それが生データにあたるものなので。実際、今回の調査委員会ドイツに問い合わせたりしていますね)。もっと言えば、彼本人から話を聞く前に、調査委員たちはまず典拠との照合作業を行って、彼が誠実に引用したこと、つまり彼が研究不正に手を染めてはいないことを確認してくれていたでしょう――もしも彼が潔白であったならば。

しかし今回の件では、注に不備があったので調査委員たちは注から出典を辿ることができませんでした。そこで被告発者に「写し」を求めた結果、元となる史料そもそも存在しない、捏造されたものであることが判明したわけです。

注をしっかりつけろよ! まことにごもっとも。特に今回のケースは注の多い学術書であり、注の不備は申し開きができません。しかし、しかしです、この背景には、日本出版事情が絡んでいるのです。

「注がない本」問題

今回の被告発者は、学術書のほかに新書も書いていました。多くの新書には、参考文献リストはありますが注はありません。そして日本には、「研究者が書いた真面目な学問に関する本だが、注がない」というのが一定数あります(一応言っておくと、ここではauthor-date方式みたいな「厳密な意味での注じゃないけど、ともかくも出典を示す機能を担っているもの」も含めて注と呼んでいます)。実はこれ、文系あいだでも問題視されていることなのです。

文系学者が書いた学問に関する著書には、明白に書誌情報として区分されているわけではないですが、いくつかの区分があります第一にいわゆる狭義の「学術書」。むっちゃ小難しい語彙で書かれてて、先行研究とか新規性かに一言及して、参考文献を何十ページも載せてたりするやつです。読者は同じ学者、あるいはその卵。これで注を省くのは論外です。第二に「教科書」。これは学生さんとか初学者向けに易しく書き、内容には特に新規性を求められておらず、包括的な参考文献はなくとも読書案内がついていればそれでよし、という感じでしょう。注は別になくたっていい。

そしてこの2つのあいだには、「一般向け」という広大なグレーゾーンが広がっています

あなた読書好きで、少々お硬い本にも興味があるのなら、中公新書とか講談社選書メチエとかそういったレーベルを聞いたことがあるでしょう。岩波書店青弓社社会評論社といった出版社の名前を聞いたことがあるでしょう。実はこの辺、色々な種類の本が入り交じるグレーゾーンなのです。

これらのレーベルで真面目な学術書出版する人もいます講談社選書メチエでも、末尾にビッチリ注がついてたり参考文献リストがあったりするやつあるでしょ? ああいうやつ。一方で、こういうレーベル一般向けの概説書・入門書を書くことに使う人もいます。よく中公新書で、包括的タイトルで薄めの本を見ることがあるでしょ? 今回の『プロテスタンティズム』もそれですね。そして、一般向けの解説を書きながら、さり気なくその中で新しい見方提唱したりする人もいます学術的な新規性のある内容を、一般受けしそうだという理由で限りなく一般向けの本の体裁で書く人もいます最近のやつだと『姦通裁判』マジお勧め)。

さて、こういう本を出す上では、内容は著者の完全な自由にはなりません。編集者は、もちろん学術的に正しい内容を求めているのでしょうが、彼らにとって重要なのは「売れること」です。そのために「一般向けにもうちょっと柔らかい言葉遣いで書いてください」とか色々と内容に介入してくるわけです。文体くらいなら別に構わないかもしれませんが、彼らの中にはこんな要求をしてくる人もいます「注なんてつけたら一般読者に嫌がられます、注は省きましょう」

こうして生まれるのが、「学術的に新規性が高く面白い内容を扱っているのだが、注がない」という一般書の群れです。

もちろんこういった本にも参考文献はあり、「注はないけど、典拠を探しながら読めば典拠がわかるような書き方になっている」本もそれなりにあります(たとえば、はてな太郎の説によれば、と本文中に書いてあれば、注がなくても参考文献リストはてな太郎が書いた『増田研究』という本を探し出せる)。ただ、やっぱりそれは注がある文献の出典表示の厳密さに比べれば一段劣るわけです。

これに関しては、研究者も出版社もそれぞれに問題があります研究者サイドは簡単に「注を省け」なんて要求妥協すべきじゃないし、そもそも「著書を出版する」ことが、博士論文を見るためにはわざわざ学位を授与した大学国会図書館に行くほかなく出版して書店流通させることが最も良い研究成果の流通のさせ方だった時代であればともかく、各大学リポジトリを持っていていくらでもディジタル研究成果を公表できる時代にあって本当に重視されるべきか考え直す必要があるでしょう(でも、欧米出版社でも学術出版は盛んなので、これは日本だけの問題じゃないんですよねぇ。今でもオックスフォードケンブリッジハーバードコーネルといった有名どころのUniversity Press学術書出版しまくってます学術書研究業績として重視されるのは人文系では割と世界標準なので……)。

一方で、出版社は注をもっと重視するべきです。というよりも、日本出版社やジャーナリストノンフィクション作家は注をつけなさすぎます。先日、ボブ・ウッドワードトランプ大統領についてのルポルタージュ出版しましたが、体裁も内容もおおよそ学術的とは呼べない一般書そのものの本なのに、きちんと出典を示す注がついていました。出版社は、学者に注を削れと言うべきではなく、ノンフィクションを書く作家記者たちに注をつけろと言うべきでしょう。

とはいえこれは一朝一夕はいきません。そもそも知の折り詰めである新書」という形態が割と日本独自のもので、そういう一般学術を橋渡しするレーベルが広く一般読者に読まれていることの重要性というもの鑑みると、簡単になくせとか言えません。私も色々お世話になってるし。人口1億人ちょいの書籍市場ではどうしたって限界があり、色々な本を出すのではなく折衷的な本を1冊出すのが経済学的には最も合理的という考え方だってあるでしょう。ただ、やっぱり一般書にも(それこそ講談社ブルーバックス岩波新書レベルにも)注を入れるようにする、というのは必要だと思うのですよね。

さてここまで「注がない本」問題について解説してきました。でも何が一番言いたいかというと、

注はあなたの身を守るためにある

これ。これに尽きます。注はちゃんとつけよう。もしもあなた捏造者でなくとも、研究不正をしていなくとも、実験ノートをつけない我々の業界において潔白を証明してくれるのは注だけなのだから。注だけが資料実在証明してくれるのだから。本の売上よりも、あなたの保身のことを考えよう。あなたが、部屋が汚いとかハードディスクがお亡くなりになったとかパソコンの買い替え時に行方不明になったとかの色々な理由で、史料の「写し」を紛失する日はきっと訪れる。そのときに、これまでのあなた研究の誠実性を証明できるのは、人文系学問においては、注だけなのだ

以上です。駄文に長々と付き合ってくださりありがとうございました。続きはanond:20190511125053で。

anond:20190510125348

まあそれいいかえると「理系大学卒業してない大多数の日本人バカ」ってなっちゃうんですけどね。

 

理系最先端科学では再現条件がわからん現象が多々ある(それでこそ研究のしがいがある)から宗教をかつぐ文系を敵視したりはしないよ。

STAPおぼかたさんもたまたま文系勝馬投票券しかみとめない魔女裁判に引っかかった部分もあると思ってる。本当の研究指導者自殺してしまえばヤブの中だけど。

 

祈りで世の中を改善する」といいながら「世の中」がくりかえさないため再現性のない宗教なんか

信用できないしいらないのではっていうのは、いかにも文系らしい疑問だ。

(繰り返さない世の中を相手再現性をもとめた経済理論学者は半分以上数学に主軸をおいた理系だ)

 

そして文系があれだけ信じることのちから学問信頼度)だけを主軸に学問として長い間やってるんだから

文系の力で反論できないとおかしいよね。

文系の説得って、結局「実利があるかどうか」に還元した議論しか最近たことないけど、

天皇制だって皇室外交という実利はあるんだよな。

2019-05-09

anond:20190509230521

30代じゃまだ精々小学生だろ

学問とか語りたがるような意識高い親なら中学受験必死だよ

そこでいい中学入れられれば夢や学問語れるかもしれないけどな

anond:20190509230412

子どももそろそろ手がかからなくなってきて、むしろ一緒に夢や学問を語り合えて盛り上がれる頃では

2019-05-08

奨学金を借りておいて勉強しない奴は今すぐ大学を辞めろ

MARCH商学系専攻に所属しているが、4年生になっても何も学んでない奴が多すぎる。そんな有象無象勉強してない奴らの中には、500万円近く奨学金を借りている者も多い。

奨学金を借りているのに、「えー? マーケティング? 全然わかんなーい!」とか甘ったるい声で友達と談笑してるアホヅラ女を見ているとハラワタが煮えくり返ってくる。よくそんな空っぽの頭で「奨学金の返済つらーい!」とか言えたものだなぁ。まず勉強しろよ。

奨学金に関する問題を見かけると、こいつらの顔が浮かんで「ざまあみろ」とさえ思う。正直、奨学金で苦しんでいる人を見てもノータイムで「でも、勉強してこなかったんじゃないの?」と思うところまで来ている。勉学に励んでいる人も多いことは理解しているが、自分の視界に映る奨学金を借りている人は、全員バカばっかりだ。

ここまで怒りを噴出させておいて何だが、私は奨学金を借りていない。それでも、授業料を払っている両親への感謝を忘れたことがないし、食い扶持を得るために1年生の頃からコツコツと会計マーケティング勉強を続けている。就活もそのおかげで好調だ。

大学入学する前は、「奨学金を借りている人たちは自分よりもっと必死勉強するんだろうなぁ。俺も頑張らなきゃ」と考えていたが、蓋を開けてみればこの惨状だ。マジでこいつら、何のために大学入学してきたの? 

しかも、サークルで回ってきた過去問の答えをテスト前に丸ごと暗記したり、先輩のレポート剽窃がバレないように部分を弄って、それを提出して単位を貰ったりしている。それで卒業していくのか? 無意味すぎるだろ。何のための大学だよ。

そんな奴らがいざ就活シーズンに入って、「将来なにをしたいか全然わかんなーい」とか言ってるのを見てると本当に腹がたつ。それも1人や2人ではなく、数十人、いや百人単位でそういうバカを見かける。実際はもっといかもしれない。

大学就職予備校」なんて揶揄されているが、実態はそれ以下。学問どころか、就職すら意識せずにボーッと生きてる奴らがほとんど。3年間も薄っぺら活動サークルでうわべだけの関係を築いて、気が付けば手元には何のスキルも残らず500万円の借金を抱える。そんなんで、本当に良いのか? 

奨学金を借りてるくせに勉強しない奴は今すぐ大学を辞めて専門学校スキルを身につけるか、改心して勉強を始めるか、大人しく国に帰ったほうがいい。親が汗水垂らして稼いだ金で、酒を一気飲みしたりS◯Xしたりする生活楽しいか? 

2019-05-07

anond:20190506232817

結果が出た後から都合のいい解釈を組み立ててるだけの詐欺学問だろ 地政学と同じ

anond:20190507094624

しろルールのはっきりした体力より学問芸術の方がいくらでもごまかしようもあるしな

はてなーって高学歴多いと思ってた

始めたばかりは、高学歴でこじらせている人のイメージだった

みんな英語プログラミングが出来て、専門の得意学問分野があり(医学工学文学経済学政治学などいずれか)、業務専門職コンサルなども含む)

ただちょっと変な人

ダイアリーしてた時そういう人が多かったので勝手勘違いしていた

2019-05-06

自由研究ができない子だった

小学校中学校夏休み、どこの学校でも自由研究宿題に課されていたと思う。

私はそれがひときわ苦手だった。

まず、テーマが出てこない。自分が何をやりたいかが出てこないのだ。

出てきたとしても、それは既存実験やら本に記載されたアイデアの焼き直し。

小学校の頃は、親に渋々手伝ってもらって、テーマを一つに固定して行ったことを覚えている。

中学の頃は、統計のような資料を基にしてある種あたりまえのようなことを述べるだけだった。

そしてそのどちらも、テーマに関する考察や疑問が設定できず頭を抱えたものだった。


今になって思えば、ああい課題子供発達障害(の一部)を見分けるために出しているのかもしれないと邪推している。

紋切りや媚びた文章で覆い隠されがちな読書感想文よりも、よっぽど自己発露が試されるからだ。

ちゃん自発的に考えられるか、きちんと疑問を持ち、それに対して解決できる小柱や実験計画できるか。

そういったことを見定めるある種のファクターとして活用できる、もしくはされていると思う。


現在の私は理系の院をなんとか卒業し、企業に勤めている。

ただそれは、研究室時代子供の頃から矯正放棄されていた考え方を改善されたから。

教授や先輩にミッチリしごかれたからこそ、無事論文を提出し、就職できたと思っている。

今でこそ研究テーマ自分から持っていき、質疑や討論を出来るようになったものの、

(たまに重箱の隅をつつくような意味なし質問をしていまうこともあるけれど)

配属当初はアウトプットボロボロすぎて「君はなんのために研究をして学問を学ぶのか」と詰問された程だ。


矯正すれば治るけれど、それに気付かない大人子供も多い。

それを発見するツールとして、自由研究有用だと思える。

私のように大人になって直すよりも、早い内から矯正していけば、本人にとっても周囲にとっても楽だろうし。

本来課題目的に削ぐわない副次的な考えではあるものの、是非ともこの様な活用法をして頂きたいと切に思う。

2019-05-05

anond:20190430183415

何をいまさら

日本人みんな神(の子孫)やで(という公式ファンタジー)

系譜とか残してるのは皇室神社宮司くらいだろうけど

そうでなくても菅原道真とか徳川家康も神になるし

学問の神、恋愛の神、安産の神とか、神の元の性質おいといて後世にマスコミならぬクチコミこじつけられ信じられる

2019-05-04

三度の春

 京都大学に進学してから、何にも目標を持たずに、シューティングゲームにのめり込み、思い出したかのようにDTMをやり、それが生き甲斐であるかのように自身に思い込ませながら生きてきた僕ですが、ここ京都大学にやってきてから3度目の春を迎え、また違った感情を抱くに至ったので、これまでの人生への懺悔も兼ねてここに記しておきたいと思います。書いてはみたものの、恥ずかしくて特に見返したりもしない雑文となることをお許しください。

一度目の春。

 僕が京都大学に進学しようと思ったのは、高校3年生の時だった。親族に会う序でに京都観光に行き、銀閣寺など見物したそのまた序でに、京都大学へ足を運んだのだった。

 そこで僕が目にしたのは、混沌と洗練が入り混じった新鮮な光景だった。

 立て看板はどれも、その存在自体がお手本となりうるようなものではなかったが、ベニヤ板に塗られた厚さ数ミリもないような塗料から感じられる深い熱意に、この大学学生が持ちうる矜持のようなもの自然と感じ取っていた。

 そんな単純な理由から受験し、何とか合格を得て入学した。真新しいスーツに身を包んだ出来立てほやほやの京大生達と、入学式、ガイダンス、授業を経て交流した。人生の中でも最高に刺激的な春だったと思う。

二度目の春。

 交流を重ねるごとに自ずと分かることだが、実際の京都大学生皆が独特の熱意を抱えているわけではなかった。その多くは、勉強が出来たから、学問への熱意があったから、親が教育熱心だったから、そこにいるのだった。

 さらに言えば、京都大学理学部では、3回生次に振り分けがあり、それまでは学生として勉強をやりつつ自身学問的興味の対象を絞っていかねばならなかった。

 元々真面目に勉強をやるようなタイプではなかった僕は、秋あたりから、徐々に学校に行くことをやめてしまった。行かなくたって単位くらい取れるというちょっとした甘えのつもりだった。でもそんなことの積み重ねが、毎日授業に出ているクラスメイトと顔を合わせることへの罪悪感、恐怖心へと変わり、ついには眩しい大学生達に紛れること自体への恐怖心に成長してしまった。

 朝起きて、時計を見る。そろそろ行かなきゃな…とは思う。う~ん、今から風呂入って行くのしんどいな…とも思う。今日くらいいっか…。といった調子に、クズ人間をやっていた。

 そんなこんなで、無い能力に甘え、拾える単位すら落とし、どんどん自分の進路を狭めてしまった僕は、「せめて毎日大学に行っていれば」という自責の念と、「やっぱ自分大学生なんて向いていないんだよ」という開き直った感情のどちらも捨てきれないまま、2度目の春を迎えてしまった。

三度目の春。

 葛藤はあったものの、そんな堕落した生活を覆すことは出来ず、状況は悪化していくばかりで、2回生は家からも出ないような生活が続いた。それは自暴自棄のようでもあったが、ただ将来のことを考えていないだけというのが正しそうだった。それでも、決して裕福ではないのに、「教育財産と金銭面を負担してくれている親に対する罪悪感は常にあった。連絡を取るのもしんどくなっていった。一方で、知り合いに対しては、自身生き方と辻褄を合わせるかのように開き直って、人間性を疑われてもおかしくないような言動を繰り返した。

 しかしそんな生活にも必然というか幸いというか、終わりは来る。2回生後期も終わり頃というころ、僕はこれ以上、親にも、そして将来の自分にも甘えることが出来なくなった。

 親の元に単位数不足の通知が行って、親と担任を交えた三者面談をやったのだ。

 そこで、自分のこれまで2年間の過ちについてすべてを話した。それだけなのに、あれだけ怖くて見ることさえ出来なかった京大学生サイト(KULASIS)も見ることが出来た。最後の数週間ではあったが授業に出た。人と同じ、当たり前のことをすることの清々しさといったらなかった。そして、罪悪感に埋もれていた、僕の周りのすべての人に対する、申し訳ないという気持ちを取り戻した。

 丸々一年大学に行っていない自分学生をやる能力が残っているか、まだまだ不安はあったものの、ようやく谷底から抜け出せたと思えた3回目の春だった。

追伸。

 この2年間、僕という存在のもの批判されても文句は言えない甘えた生き方をしてしまった。たった2年で、僕は自分のこれまでの人生否定してしまった。

 ゼロから始める、ではないが、原点に戻ったつもりで頑張りたいと思う。

 最後まで読んでくれた真面目な方には、感謝申し訳ない気持ちでいっぱいです。

2019-05-03

anond:20190503062210

フェミニズム学問的側面とは?

結果論だけで男に恨み言ぶつけるのが学問

結果もないのに他人表現の自由侵害するのが学問

フェミニストセクシャルマイノリティーに言及することが多いけど、結局シスヘテロを中心にした同心円状の広がりしか語れないんでしょ?偉い人がグローバル化なんて言ってるけど、結局自国を中心に考えてるみたいに。

それは別に悪いことだとは思わない。人は結局自身身体リアリティ帰着させることでしか物事理解できない。それは人間として当たり前のこと。また様々な立場から物事を考える上で、「フェミニズムという立場から物事を考えることも大切だろう。

しかしいい加減、「私たちマイノリティ差別に敏感なので、セクシャルマイノリティのこともよくわかっている」という顔をするのはやめてほしい。「わかる」わけないじゃん。でもそれでいいじゃん。あなた達はあなた達で、私達は私達だ。でもまずそれを認めようよ。セクシャルマイノリティの痛みを綴る言葉簒奪しないでよ。

私はフェミニズムが嫌いなんじゃなくて、フェミニストが嫌いなのかな。フェミニズムには学問としての側面があるけど、フェミニスト所詮アジテーターしか見えない。「フェミニズム共感します」って何やねん。フェミニズム立場から物事を考えられる癖がついていれば十分でしょ。フェミニズムを中心に考える必要はないし、それに凝り固まるのは危ない。

2019-05-02

anond:20190502202319

理性的な考えを身に着けられなかった人たちが

なんとか自分価値を保ちたくて寄り集まって互いに肯定あい

理知の範囲外の知識があってほしいという願望のもと作り上げた砂上の学問

2019-04-30

医学部中退する

まだ手続き自体はしていないのだがまずはそこに至るまでの経緯を

学年があがる毎にテスト意識すると机に向かう時間けが延びて頭には何も入ってこない残らないようになっていった

今までは気合いで乗り越えたり気晴らししたりでなんとかやり過ごしてきたが今回は日頃の生活趣味に至るまで何にも気力が湧かずいわゆる鬱の状態になってしまった

留年になって休学して実家にいるが戻って同じ内容をまたやろうなんて気持ちにはさらさらなれない

学問だけでもそんな感じなのだ職業としても医者をやっていける気がしない

先輩に将来の話を聞く度に嫌になった

勉強勉強勉強労働労働労働毎日とてもじゃないがやっていけそうもない

たいした志もなく、やりたいこともなく、ただ高校までの勉強がそれなりに出来て周りの期待に調子にのった結果がこれだ


普通に進級して、卒業して、医者になっていくやつらはすげぇよ

なんなんだよあいつら

なんであんな量を覚えられるんだよ

それでいてサークル趣味も異性との時間ちゃんととっててまじですげぇよ


周りには人間ができすぎてるのが1割、普通なのが3割、どっかしら頭おかしいやつが6割なんだが留年するのは学年の多くて1割2割

性格モラルが終わってるやつでも勉強が出来れば認められる

なんでこんな人の気持ちを考えられない、寄り添えないやつらが自分よりも優秀な医学生なんだろうって胸くそ悪くなってしまった

でも当たり前だ

患者からすればいくら性格が終わっていようが勤勉で優秀な先生の方がいいだろうし、いくら性格がよかろうとスタートラインに立てないならクソの役にも立たない

自分後者だと思ってる時点で自分も大概クソ野郎だが


愚痴を散々吐いているが今のところ中退選択に迷いはない

精一杯頑張った結果、単に自分能力がなかっただけなのだから

ただ問題なのは自分能力というものに全くの自信がなくなってしまたことだ

高校までの勉強も大嫌いで遊んでばかりだった

それでも卒業して大学に進めたのは好き嫌いとは別に向いていただけだったのではないか

自分が嫌だやりたくない向いていないと思ったことでも必要となればやり遂げる、そういったことへの耐性が他者より著しく低いのではないか

それはつまりこの社会で生きていくことに向いていないということではないだろうか


少し回復してきて元々の趣味であった歌がまた楽しめるようになり、そういった好きなことで生きていく道もあるんじゃないかと考える一方で、どんな道でもやりたくないこと向いていないことはあるだろうしそれらを乗り越えていく自信がない

実家が太ければそのハードルは低くなるんだろうが現実はそう甘くない

こんなつらいことを続けるなら死んだ方がましだ、という逃げが幸いにも親の庇護下では許してもらえる

しかしまた同じような状況になったとしたらまた逃げてしまうのではないか

そのたびに思い悩んで苦しむような自分にとってマイナスの大きい人生意味はあるのだろうかと

そう思ってしま


ちょっと話がそれるが恋人のような人がいれば愚痴を聞いてもらおうとかその人のために生きようとか考えられるかもしれない

でもそういった存在を求めること自体反吐が出る冷めた自分がいる

これまで出来た恋人は始まり方こそ様々だがいつも自分が振られて終わった

デートも何もしていないのに、いや何もしなかったかなのだろう

勉強部活言い訳にして、ほとんど恋人らしいことをせずに関係が終わる

自分の中での相手への愛情は本物であるはずだが、だから何かをしたいとはならなかった

たまに会って話してお互いが好きであることが確認できれば良かった

振られて大きく引きずって、でも同じ失敗をして次第に自分彼女がいるというステータスが欲しかっただけなのではないかと思ってしまった

本当に相手を人として必要とするのではなく、自分必要としてくれるものが欲しかっただけなのではないか

他人を慮ろうとする気持ち人一倍あると自負があるが、一方で他人気持ちなんて分かりっこないし自分への好意なんて誰にもないのではないかと疑ってしま

そう考えている自分も嫌いで異性に恋愛感情を持つことがなくなってしまった


閑話休題

自分が生きているのは一度自殺未遂をして、生きて帰ってしまって家族の悲しむ姿を見て、死を選ぶことは何があってもダメだと諭されたかである

20歳超えてこんなところまで親の意見に縋っている自分が本当に惨めだ

小難しいことばかり考えて、生きることから目をそらしてばかりの毎日で、カウンセラー医者に診てもらっているがこんな考え方の根本から変わる気がしない


自分語りをしまくったが結局、今この世の中で自分意志で生きている人々はすべからくすごい人たちであり、その意味で本当は底辺であるのに変なプライドを持ってしまった自分は生きていく意味手段を見つけられるだろうかという不安に苛まれ続けている

今のままでは親がこの世を去るとき自分も後を追うだけである

2019-04-29

zyzyにネトウヨ判定されてるブクマカ その5

b:id:pomutsuka

被害者こそが加害者なのだ」的なところへいっちゃってる差別主義者さん。ミソジニーがメインだけどそのうちレイシズムもやりそう。

 

b:id:karma_tengu

これはネトウヨ格下げるためのネトウヨパロディかな、と思ったら非公開って、おいガチかよ。金貰ってるにしては流石に自爆芸すぎるしなぁ。

 

b:id:winter_love

ネトウヨミソジニーの誰かが、自分自分に星打つための赤かなこれは。となると本赤の候補が何人か……

 

b:id:mczkanako

コピペ量産型ネトウヨ。というか、マジで金貰ってコピペしてるだけなんじゃ感すらある

 

b:id:sbedit1234

典型的ネトウヨと近いんだけど微妙に違うなぁ、と思ってたがこれnekoraの転生か。納得……。

 

b:id:keepclock

ネトウヨさんのスターセルフ打ちするためのサブ垢アリバイ作りでひたすら雑で被害者への罵倒しかしてない差別コメントを多少、かな、って感じ。何人か星連打対象で本アカ候補はあるがさて……?

 

b:id:ounce

ネトウヨミソジニーでかつ自己感情を敵と看做した相手投影して鏡に吼え続けるといういわゆる役満さん。自分が言ってることを相手が行ったんだと言い出すあたり、自己境界線曖昧になる典型の病を患い中。

 

b:id:singed

典型的ミソジニー様。暴言吐きまくって停止になったアカウントの転生かな、と思うんだけどさて誰だろう?

 

b:id:xes4

なんていうかこう「差別させろ!! 一方的に人を殴らせろ!! でも被害者が殴り返すのは悪だ!!」っていうことを延々叫び続けてるタイプ差別主義者さん。溺れる犬に石を投げろってタイプ

 

b:id:sigeharucom

もともと色々おかしい感じのネトウヨさんだったけど、最近かいよいよ知性を放棄した感じ。botだったら凄いが。

 

b:id:yum1271

理論武装が足りないタイプネトウヨかつミソジニーも併発っていう典型的なお方。

 

b:id:hanyan0401

ミソジニーありがちな、本気で国家社会に生きることが向いてないタイプの人なので、檻に入るか国家のないジャングルあたりへ帰った方がよさそう。国家自体否定しないと成立しない意見ばかり言う犯罪主義者しか

 

b:id:keidge

自称中立ネトウヨミソジニーで鏡に吠えまくるという典型的役満様。多分差別さえできればなんでもよくて、ある意味正直

 

b:id:os1o3

ミソジニーの彼方へ行ってしまわれている方。しかし分かりやすいくら自分相手投影して鏡に吼えておられるな。典型的

 

b:id:slkby

差別されるのは嫌なのでその差別行為を辞めろ」に対して「俺の行為キモいって言いやがったので差別されてるぅぅぅ」って返す差別主義っぽい言動が……

 

b:id:civic800

あー、薄々あれだったけど要は「差別させてくれないなんて俺たち差別主義者は反差別主義者差別されてので、差別主義こそ反差別で、反差別こそ差別ー」と言い出すアレだった。

 

b:id:zenkamono

「女は嫌だと言っても本当はして欲しいに違いないから、女への嫌がらせ絶対にやめない!!」という典型的現実言葉フィクション扱いする系のミソジニー様。そりゃ表現規制にもなるわさ。現実虚構区別がない

 

b:id:zm_nouveau

これはまた香ばしいというか、ダブスタを延々繰り返し続ける、思考停滞起こしてるタイプのわりと救いようがないタイプネトウヨさん。

 

b:id:hinbass

流石にこれも雑すぎて量産型複垢感のネトウヨ様。ミソジニーも併発発覚……というよりただひたすら「差別させろぉぉぉぉぉぉ」としか言ってない感じなのがいっそ清々しいレベル

 

b:id:kjkw

これはネトウヨというよりは自民から金貰ってるか親戚にいるかしそうなタイプだなぁ、と。

 

b:id:sharia

ネトウヨの人たちでも流石に駄目だと思ったかなかなか言わない「共謀罪必要!!」を言い切っていたある意味歴史的な記録になるかもしれない人。

 

b:id:inSilico

ネトウヨさんというより、犯罪思考の持ち主がそれに合った所にいきついたらネトウヨだった感。

 

b:id:terlen0

これは流石にネトウヨのメインではなくサブ赤っぽい。言ってる事が雑すぎるので、なんなら金もらって書いてるだけかもしれないが。

 

b:id:doroyamada

すんごいセカンドレイバーだなぁ、と。多分この人基準ではどんなに相手が嫌がっている証拠が挙がっていても合意合法セックス、って言い出すよね。もはや実際にやらかしてないかホラーの域

 

b:id:tsutsumi154

性欲がとまらないタイプミソジニー様っぽい。ある意味物凄く分かりやすいすっぱいぶどう系。

 

b:id:cha16

ネトウヨと呼ぶのはさすがにちょっと他のネトウヨの人らに失礼かもな、というくらい、理屈けが出来てない人。雑すぎてサブ垢かどこかから金貰って作った垢感もちょっとある。

 

b:id:maracay22

ミソジニーで、鏡に向かって吼え続けるお方という典型的な感じの人。自分コンプレックス相手コンプレックスに見えてるっぽい言動が多い。

 

b:id:mumero

いわゆるジャングルに帰った方がいいタイプミソジニーさん。司法判断をゆだねるシステムを受け入れられない時点で、そもそも国家に生きること自体向いてないよね、この人。

 

b:id:yosukegatz

おっと絵に描いたようなネトウヨ様。いじめを繰り返しながら、自分はいじめられっ子からいじめられてるいじめられっ子なんだと主張する系の。敵味方思想に陥り切ってて妄想もなかなか凄いことに。

 

b:id:rider250

うわぁ、いまだに日韓合意がー、言ってるのか。5年くらい時間が止まった感じのネトウヨ様。

 

b:id:tincast

あ、ネトウヨさんでしたか差別を辞めさせるなんて差別ぅぅぅぅ、というタイプ小宮氏との対話で露呈した青識の支離滅裂話法を見てなお「言語がされてる」と思って要る辺り、論理性も学問思考不可能対話不能

 

b:id:Akimbo

自分が執着しまくっているものがばれるような言動をして、無関心なんだと言い張るような典型的タイプネトウヨさん。

 

b:id:Hiz22J

まぁ判で捺したタイプ差別主義者のセリフを繰り返すロボット、って感じ。

 

b:id:mouseion

10年前のネトウヨデマと嘘の思考をまだ引き続けて持ってるタイプ。そろそろこういうのをオールネトウヨって呼びたい段階。

 

b:id:rub73

最近レイシズムを隠したり転嫁したりしようとするネトウヨが多い中、レイシズムもろだしという色々とあれなタイプネトウヨさん。

 

b:id:tokage3

あー、未だに日本の姿をカンコクガーと投影してる大分古いタイプネトウヨ様。なんというか、まぁネトウヨの中でも大分周回遅れ。

 

b:id:jSFeDlT5

粛々と電波を放つ何か。多分ネトウヨには分類できるんだろうけども……

 

b:id:PerolineLuv

さて、ここからどう悪化していくのか、それともすでに悪化済みの人の副垢か、って感じのネトウヨアカウント

 

b:id:aceraceae

典型的国家システムがあるところでは生きていけないタイプネトウヨさん。犯罪の取り締まりがある法治国家では生きていけない論法を繰り返し、鏡に向かって今日も吠え続ける感じ。

 

b:id:natsumi_step

ネトウヨ様が自分アカウントと星つけあうために作ったサブ垢っぽい。というかたった4記事でいきなりハテサガーというワード普通出てこないので、メイン垢ではないと思われる。色々と必死感が漂う。

 

b:id:aquos12345

量産型ネトウヨ様過ぎて、流石にbotなんじゃないか疑惑が……

 

b:id:ermanarich

2ch系ネトウヨの間だけで成立している妄想ソースに更なる差別肯定する妄想を積み上げていく、ネトウヨ世界の彼方へ行ってしまっているお方。多分現実は何も見えない状態で日々を暮らしておられるのだろうが。

 

b:id:onnagomi

あー、またサブ垢作ってる。というか、ミソジニーユダヤ陰謀論ミックスして、次々垢作って消す、って行動パターン分かりやすい。あと、共産主義がどうこう言いながら、日本水産庁擁護あたりの新ネタも来てた。

 

b:id:sadn

ネトウヨ発言は目立つけど、色々とテキトウ感があって、金貰ってやってるタイプっぽくみえる。

 

b:id:kurokawada

差別脳が止められない止まらないタイプコメに星つけまくっているけども、晒し上げなのか、同意なのかちょっとまだ掴みきれてない。

 

b:id:songe

まぁ、自己紹介は正直でよろしかったのではないかと。

 

b:id:eroyama

差別できないなんて、逆差別!! 差別者されてる人を差別する人から引きはがして守るなんて泥棒!! その労力は本来俺たち差別者をもっと差別できるよう救うためのものなのに盗られた!!」という典型的なアレ。

 

b:id:udon-muscle

流石にネトウヨ言動をかきあつめたbotなんじゃないか疑惑が……

 

b:id:lettuce0831

男性優遇であるというデータを前に「そんなデータを見せるなんて、女性差別される方が得だからであることに縋りついてる!! ゆえに女性優遇がいっぱいある!!」という幻覚見出すしゅんごい脳の回路のお方

 

b:id:gremor

差別脳こじらせたネトウヨ様の中では、典型的な「10年前の2ch系列」のお方。同じネトウヨの中でも脳みそアップデートできないタイプなあたり、色々と救われなさそう……。

 

b:id:mandam111

中国では著作権周りの法律機能してないに等しい状況であることを理由に、宇宙開発技術日本中国に勝っている、というトンデモ論法をご披露なさってたネトウヨ様。ホントこじらせると思考回路に悪影響だよなぁ

 

b:id:mouseion

10年前の2chデマ世界でいまだに生きておられるタイプネトウヨ様。レイシズム方向性最近の子たちについて行けていない感ある。まぁ、ついていけてもあれだが……。

 

b:id:anschluss

自民=トランプ政権=Brexit=レイシスト」を認める、結構珍しいネトウヨさん。/なおオタナチ自分ナチスだと気づいているので鏡に吼える/あー、とうとう低能先生みたいな事を言い出した。語彙がかなり減りつつある

 

b:id:decimal

性犯罪者思考っぽいタイプミソジニーの人。鏡に向かって吠えるところまでが様式美だがさて……。/消すまでのペースが最近早くなってる?

 

b:id:dongdeng

いわゆる鏡に向かって吠える論法の使い手さん。存在しない言葉を読み取り、それを理由相手存在しない言葉を読み取ってるんだと訴え、以下略。やっぱり主客の境界曖昧なまま育ってしまったのかな、と。

 

b:id:sthya

絵にかいたようなネトウヨ様。しか10年前の今のネトウヨなら「こんなこと言ってたのは左翼の方ーーーー」と嘘つきだすくらいネタ割れてるデマを、延々繰り返している。

 

b:id:KoshianX

有名すぎてブクマ忘れてた。「女がレイプされるのを嫌がるのは、レイプされたがって男にたかってる証拠!! レイプさせてくれないなんて男はたかられていてるんだ!!」をやらかす典型的ソシオパスオタク様。

 

b:id:greenT

この人はミソジニーではなくただのレイピストだな、と普通犯罪思考で、ちょっと洒落にならない。性暴力が性行為だと思い込んでいて、それがおかしい事に気づくための基本的思考すらかけてる。

 

b:id:hazime2914

「それが被害かどうかは主観が決めるんだから被害にあったと思うのが悪い!!」論法を駆使する、いわゆる「法治国家に住めないタイプ差別主義者」。ジャングルへ還るしか生きる道なさそう……。

 

b:id:locust0138

サヨクは○○だ!!」→「○○を成立させる理屈がこれこれこうで間違ってますね」→「左翼自分で○○だと言い出したぞ馬鹿だ―――!!」という手のひらクルクルを延々やって、手首がプロペラになって飛んでる人

 

b:id:nagabow

性差別的な表現の自由大事だけど、女子という名乗りや夫婦別姓のような性差別から逃れる表現をする自由はない、ってあたりに、自称表現の自由好きさんの正体が見えてしまう感じ。

 

b:id:kapiyvachang

ミソジニーオタクネトウヨのいつものパターンのお方だが、全てにおいて雑すぎるせいで、身内含めた全方面敵に回しまくっとる……。

 

b:id:kisugix

11コマ目にして最近来たばかりの人はまず知らない古めの単語ハテサを使うネトウヨ様という、サブ垢もろばれ感。多分相互に星つけている誰かが元垢なんだろうな、さてさて……。

 

b:id:sugiyamasigemaru

電波ネトウヨさんなんだけども、電波の持ち方が、ちょっと独特感はある。2ch系とも違っていて、わりと本気で意思疎通難しそうな感じ。

 

b:id:altar

あ、この人まだメタブしてなかったの意外。かなり電波ネトウヨ差別言動ピンポイントで星つけてる割に、あん自分でのコメが見当たらない人。ブクマ見るとそれ系してるのになんかそっちは目立たない。

 

b:id:Gabriel-herby

はてなミソジニスト新人さんかな? と思ったが、どちらかというと2ch系っぽい。男が女を殴り倒しているのを見て、女の敵は女―みたいなタイプは、あんまりはてな系ではないタイプ

 

b:id:supu6000

なかなかに濃ゆいミソジニー新人候補さん

 

b:id:gideon134

またなかなかにこゆいネトウヨさんですな……と

 

b:id:komamix

あ、もう一人のばってんの人とごっちゃになってて放置してしまってた。ネトウヨ差別主義者様ではあるけど、言ってることが支離滅裂すぎて、むしろこの人に星つける人がやばいとわかるリトマス試験紙タイプの人

 

b:id:tyouaniki

トチ狂ったネトウヨ意見スター乱舞で晒しあげ、みたいな感じ。手打ちならやばいが、できなくはないレベルちょっとどっちなのか判別しづらくて怖い

 

b:id:Outfielder

思想があるというよりは、単純に差別脳がやめられない止まらないタイプ。こういうのはもう、自分では制御できないレベルなのかもなぁ、という感じ。

 

b:id:littleumbrellas

おうむ返しにさよきゅさよきゅと言い続けるだけのネトウヨbotという感じ。最近ならTwitter連携のあれこれで多分一日でできる。中の人がいるのならその脳みそは……。

 

b:id:yamigome

絵に描いた様なネトウヨ様。とりあえずどうしてここまで論理に反する思考をもてるのか、位置から十までしゅんいかんじでやばい

 

b:id:donpo0920

ネトウヨの人のサブ赤っぽい立ち回りをしてるけどさて……

 

b:id:kana-kana_ceo

まぁ、ネトウヨの亜種っぽい言動がちらほら……。

 

b:id:miitocha6

ストライク香ばしいネトウヨ様なんだけども、最近見かけない気がする……

 

zyzyにネトウヨ判定されてるブクマカ つづき

b:id:tomita_yuuta

nekora(今のid忘れた)と同類っぽいという珍しいお方。マジョリティの醜い自己投影したマイノリティ像を、更に茶化す感じでばら撒くタイプ。すべてにおいて逆張りなのは多分わざとなんだろう。

 

b:id:pandaporn

これまた鏡に向かって吠える系レイシストさん。10年前の2chのノリのまま生きておられるまとめサイト

 

b:id:dokatta

鏡に向かって吠える系差別主義者さんかな、と

 

b:id:SweetGiraffe

多分5chから流れてきたミソジニーさん。元から大勢いたが「こういう人がいるよね」とフェミが言うと「嘘まつがあぁぁねもうそうがぁぁぁぁ」と言う人がいるので、証拠として

 

b:id:cia62872

鏡に向かって吠える系ミソジニーだなぁ、と/出来る差別は全部する系のお方でしたとさ。しかし鏡に向かって吠える系と言う点だけは安定しているな

 

b:id:eqphol437

黒人人間として尊重しなきゃいけないけど、女を人間として尊重するのは「理想論!! 女が男に性的嫌がらせさせてくれないなんて男が人間として尊重されてない!!」的な事をおっしゃっていて、色々とあーあー……

 

b:id:gimonfu_usr

この人も大分息が長いネトウヨミソジニー差別主義者さんだよなぁ……

 

b:id:sleepyhedgehog

多分都合の悪い事を何かで指摘されたか、BAN食らって赤作り直したんだろうなぁ……という感じの、鏡に向かって吠える系ミソジニーアカウント

 

b:id:kakaku01

「俺の矛盾を指摘するという事はつまりお前が矛盾しているんだ」と言う典型的な鏡に向かって吼える系ネトウヨミソジニーさん。

 

b:id:bocola

ネトウヨミソジニーで中身読まずに条件反射コメつけるbotって感じの典型。というか本当にマジで何を言っているのか意味が分からないレベルの事を書いていて、何をどう読み取ったら良いのかが難しい。

 

b:id:aseial

支離滅裂ミソジニーさん。「A=BというのはつまりB=¬Aだ」位の事を平気で書いておられてくらくらする

 

b:id:fut573

殺人して被害者は俺で被害者こそが加害者と叫ぶサイコパスでしたか

 

b:id:barubari2955

性犯罪加害者加害者でつまり弱者なので被害者は黙ってレイプされてろと叫ぶお方

 

b:id:obalowk

ネトウヨ量産系アカウントっぽく

 

b:id:zmk99

「女をレイプしてはいけないなんて男性差別だぁぁぁぁ」という露骨なアレの人

 

b:id:falkbeer

すっかり忘れてたネトウヨさん。まぁ言わずもがなすぎるので。自身価値観が揺らぐ現実に出くわすと聖教新聞botのように「つまり我らの勝利なのだ」と言い出すという、色々と可哀想な感じの奴

 

b:id:ivory105

まぁやれる差別は全部やる的な感じではあるお方。判で押したようにアカデミズムとは真逆へ走っていかれる。

 

b:id:Kil

鏡に向かって叫ぶ典型的なお方。なんでこうネトウヨミソジニーは併発するのかと。

 

b:id:afurikamaimai

フェミと言う宗教に捕らわれ「フェミガー」と鏡に向かって叫び続ける感じの人。相手自分の手足の延長だと思ってるので主客が転倒していくんだろうな。

 

b:id:dot

ネトウヨミソジニーで鏡に向かって吼えるアレというトリプル揃ってる案件

 

b:id:HakkaLeicha

鏡に向かって吠える系の典型的ネトウヨさん。/ネトウヨのみならず出来る差別ならなんでもする系だったっぽい

 

b:id:buggypop

赤停止食らったか、もしくは使い捨てサブ垢として作ったんだろうけど、いきなりミソジニー全開なidコール飛ばすせいで、新規でない事がバレバレという……。

 

b:id:timpotoolf

ゲスデマ信じ込んだ挙句、嘘だと晒されると「デマこそが真実でない方が間違ってる」と言い出してるあたり、そうとう末期的なネトウヨ

 

b:id:migrant777

これまた古臭いタイプネトウヨさんだな……。もう小林よしのりにも尻尾切りで捨てられたタイプ

 

b:id:yujimi-daifuku-2222

丁寧語なだけで議論は出来ない人だとは見え隠れしていたが「揶揄有効手段だ」と言い出して語るに落ちた感。議論の台にそもそも乗れないし乗せてはいけない人だ。

 

b:id:k-takahashi

見えない左と戦っておられるお方

 

b:id:djent44

実在女児写真を載せた親にハイエースしたいとリプつけても脅迫にはならないと思っておられるらしいお方。まぁどこかで犯罪踏んでも仕方ないわな/これが嫌だと仰るのならいつでも消して差し上げますけど?

 

b:id:goturu

多分罵りのための量産ミソジニー垢。一人でこれ全部回してるとなると面白いが。典型的な「警察犯人を捕まえなければ殺人罪は成立しなかったので、被害者を殺したのは警察!!」論法をご使用

 

b:id:ponyoponyokun

なんか色々電波感漂ってる……。

 

b:id:anod3019

いきなり3ブクマ目でメタブで噛みついてきた辺り、多分以前にミソジニー有名で繰り返してBAN食らった人の転生垢っぽい。この調子だと次のBANもすぐだろうな

 

b:id:kakuseizaikiyohara

まぁ妖怪どっちもどっち自称中立さんが差別主義者側じゃなかったことは一度たりとてないよなぁ……という実例さん。

 

b:id:versatile

いわゆる「MeTooはエンザイガー、アイドル批判するフェミ職業を奪う女の敵!!」で実際にアイドル被害が起きると「ふぇみはだんまりぃぃぃ」する典型的歴史修正パターンを踏んでおられる人

 

b:id:zigzag1900

狐の人系列レイシストミソジニーかな……と。自称中立だけど、しれっとやれる差別全部やるタイプ/よく見ると鏡に向かって吠える系もやってた。典型的だな

 

b:id:mutinomuti

うわ、平成も終わろうと言うのにまだ「かんこくのねつぞうがー」言ってる……。流石にアップデートできてなさ過ぎる。

 

b:id:superperoperotime

うーん……どっちかというとミソジニー言動コピペするネタっぽいかな、と思う。雑な論旨の割りに、変なところで自分の非論理性・自他が反転していて自己他者境界が壊れているというミソジニーの特徴に自覚的

 

b:id:Jackpot_fishing

罵倒系のブコメにひたすら星連打して回ってるヤバ気なお方。自身ブコメは延々身内で回している感じ。なかなかの珍生物

 

b:id:tekop

大分香ばしい感じのネタにばかり星を付けているようだが、ネトウヨミソジニーのサブ垢かさて……。

 

b:id:onigiri-chan

単純なミソジニーというよりは、どうも色々と拗らせてる感じの方。何かと懸命に戦っておられるようなのだが、言ってる内容がイマイチ判然としない。

 

b:id:kanekoshinichiro

ネトウヨミソジニー併発組という典型的なアレ。鏡に向かって吠えるタイプなので分かりやすい。

 

b:id:t-oblate

まぁ言われて悔しかった単語条件反射的に支離滅裂に返すという、典型的に鏡に向かって吠えていらっしゃるタイプミソジニーさんだなぁ、と。最近は多分セレクティブエネミーと言われて悔しかったのだろうな。

 

b:id:Bosheit

ミソジニーという以前にアレな人だった……色々とそれ以前の所に問題抱えていた。

 

b:id:yen4Q

鏡に向かって吠える系ミソジニーさん……なんだけど、どうも相当色々おかしいらしく、発想が支離滅裂

 

b:id:inferio

鏡に映った自分と戦う系ミソジニーさん。中立ぶろうと頑張ってはいるが、いかんせん中身がもろなので色々とバレバレという

 

b:id:mamezou_plus2

ネトウヨミソジニーではあるんだが、煽りか抜きで割りと真剣に何を言っているのかがわからない。理路の狂い方がある程度この手の人たちは一貫してるんだけど、それらとも少し違う狂い方してる。よりbot的というか

 

b:id:digits_sa

鏡に向かって吼える系ネトウヨミソジニーさん。ここまで露骨脊髄反射で鏡写しにしている分かりやすいケースは同類の中でも珍しいかも。

 

b:id:togusa5

Metoo憎悪レイプ思考っぽい候補で似たようなidの人と同じアレなのか、別人なのかちょっと判別つかない。

 

b:id:fukken

ネトウヨミソジニー言動電波解説に更なる積み重ねてどや、って説明したつもりになってる人。これはもう手が付けられない。

 

b:id:gatorera

ネトウヨさんのなかでもハーケンクロイツ日章旗を別だと言う派。どちらも等しくOK派ならともかくなぁ……。

 

b:id:fujifavoric

自分に都合の悪い相手意見は01で「あいつの意見は○○だ!!」と断定解釈するのに、自分意見が都合が悪いと「01で判断するのは難しいんです!!」と言い出す、選択的懐疑脳をやらかす典型だな、と。

 

b:id:gibe-on

差別を嫌がる被差別者差別されるだけの魅力がない嫉妬してるだけだ!!」という典型的論法を使っておられるお人。

 

b:id:moeyonkomadaisuki

いわゆるまとめサイト脳の人。

 

b:id:gomez_se

ネトウヨミソジニーの中でも「都合の悪い意見嘘松ぅぅぅ、え、俺に都合のにいい意見が嘘という証拠? とにかく真実なんですぅぅぅ」してらっしゃる分かりやすい方

 

b:id:totoronoki

ネトウヨミソジニーで鏡に向かって吠える系という、量産型さん。

 

b:id:strow0343

ネトウヨありがちな言動コピペで延々量産しているかのようなタイプ。ただこれ系でミソジニー兼ねてるのは珍しいかも。単語だけ拾ってパターンで返す系。

 

b:id:kgkaaz

ミソジニーとしては鏡に向かって吠える系。フェミ投影した姿がこの人自身感情なので、ある意味色々と駄々洩れというか、自分感情に正直ではある。

 

b:id:mobile_neko

まぁネトウヨミソジニー量産型という感じ

 

b:id:a1ue0

ネトウヨのサブ垢かな、と。

 

b:id:Ta-nishi

「Aと言ってるという事はつまり¬Aと言ってるんだ!!」式の論理の組み立て方をするネトウヨミソジニーさん。理解が難しすぎるが多分論理構造普通とは違うのかと思われる。

 

b:id:fishpaste1214

いわゆる「警察こそが犯人拉致監禁する犯罪者」式のネトウヨミソジニーさん。加害と被害が反転するタイプ

 

b:id:otoan52

絵に描いたようなネトウヨミソジニーさん。

 

b:id:hamacheese

まぁいわゆる「れいぷがはんざいなんてはんにちひこくみんだー」してる方。こんなの檻に入っていただく以外なさそうな。

 

b:id:a1101501j

すっかり忘れていたネトウヨミソジニーアカウントだけど、そう言えば最近まり見ない気もする。

 

b:id:zzzbbb

ミソジニーと言うかもうこれただのレイプ魔だな。そのくせ鏡に映った自分を女と叫んで発狂している感じ。

 

b:id:YoshiCiv

所謂ネトウヨミソジニーさん。しか自民教崇拝するとあらゆる差別に手を付けなければならなくなる経典でもあるのかね……。

 

b:id:metamix

ネトウヨパロディボットでないなら、なかなか酷い脳停止ぶりだとは思う。

 

b:id:hogeaegxa

お仲間が黙って逃げ回っている時にうっかり要らん口きいてドツボに嵌るタイプネトウヨミソジニーさん。

 

b:id:Ratty

ミソジニー差別主義者の中にちらほらいる、世界中全部敵と思っていくタイプ

 

b:id:marumann

ミソジニー晒しあげる星連打さんかな? 多分……

 

b:id:nemuiumen

絵に描いたようなダブスタ表現の自由戦士様。俺が気に入らないものは加害で、逆は加害じゃないもんと駄々をこね続けるだけという。

 

b:id:kai-suke

これまたネトウヨミソジニー兼任案件量産型

 

b:id:mikiz

ネトウヨミソジニーさんだけど、これまた大分臭いタイプ

 

b:id:uhiroid

差別差別というのはダブスタだ―」系の差別主義者さんっぽい。鏡に吠える系。

 

b:id:tomemo508

この人も、ネトウヨとしても大分古いタイプになってしまったな……。

 

b:id:tarume

ミソジニーのサブ垢っぽい挙動ミソジニーコピペボットみたいな感じ。「男が女を加害しているということは、加害していないと言うことだ」を延々と繰り返すという

 

b:id:danseikinametaro

あれ? こいつ転生した?

 

b:id:YukeSkywalker

こんな典型的ネトウヨを見逃していたとは案件20年前から脳みそ更新されてないっぽい。

 

b:id:whiteskunk

男性女性に逃げられたり嫌がられたり捨てられたりすることが耐えられない系のミソジニーっぽい。

 

b:id:nirgjger

書いてる事は消して回ってるっぽいけど、よりによってDV脳丸出しの奴だけ残してしまってる。DVする人なんだろうなぁ……。

 

b:id:ais4

出た「女がレイプから逃れたがるのは、性的魅力がより高い別の女に嫉妬してるからぁぁぁぁ」論者。要するに女に性的に捨てられる自己を女に投影している。多分「女が男を捨てるタイプ離婚嘘松ぅぅ」もやりそう。

 

b:id:zu-ra

まとめサイト脳っぽく。

 

b:id:homarara

こんな香ばしい案件を見逃していたとは。

 

b:id:TMCNE

典型的な鏡に向かって吠える系差別主義垢。加害と被害が綺麗に反転させて認識する症例が出ている。

 

b:id:obsidianswd

罵倒ネトウヨミソジニーだけど、わきが甘いというか罵倒露骨すぎて何回か垢停止食らってそうだし、転生垢かな……

 

b:id:lli

ネトウヨミソジニー嘘松病(自分に都合の悪い事は全部嘘だぁする)を罹患している例かと。まぁ自分が嘘つきまくるから鏡に映してこうなるんだろうけど。

 

b:id:KoyaM

ネトウヨミソジニーの中でも多分2ch時代のまま脳みそが止まってる系のタイプ

 

b:id:soranowataru

ミソジニーさんの複垢かな、と。割と露骨だがさて誰のか

 

b:id:kazu111

典型的ネトウヨミソジニーさん。Aという資料を見て「つまり¬Aだ」と言い切るタイプの、鏡の国の住人さん。自説に不利な資料をどやっと持ち出してくるこの手の人の法則なんなんだろう?

 

b:id:hatahata_chan

ネトサポかな? という案件。割と雑

 

b:id:kangiren

表現規制のわりにスレイヤーズへの言及がしっかり流れ追ってたらそういう意見にはならんやろ、な雑さがあって、オタとしても紛い物っぽいけど、表現の自由戦士って大体こんな感じよな。

 

b:id:yonmaikasanari

小宮氏と青識氏の論争見て「小宮は家父長制だ」と言い出した、もう何から何までおかしい方。ただ他のコメ見てるとそもそも脊髄反射で書いてるので書いてる事を理解する事すらできなかったのかもしれない。

 

b:id:hahiho

あの青識の論理絶対通用しない理路崩壊答弁を「これこそ論理的だ!!」って思われているらしい発言があったので、ガチ論理通用理解もしないタイプ。この人と論理で会話する事は多分不可能だろうな。

 

b:id:teto2645

方面逆張りマンしかしよりによって青識擁護へ行くあたりがまた……。

 

b:id:KAN3

Walk awayの奴は割とガチロシア工作ぽいんだけども、まぁこの人は多分受け入れないだろうなぁ。というか他の発言見てると絵に描いたようなネトウヨミソジニーでしたか

 

b:id:Mu_KuP

よりによって小宮氏とのあの酷い議論の後に青識を神輿に担いでしまった人。対話不可能性と論理思考の致命的なまでの欠如をここまで示す事態もそうない。

 

b:id:whkr

わりと面白い人だと思ってたんだけど、まさか小宮氏と青識氏の論争を経て青識を神輿に担ぐくらい物を考える機能が致命的に欠けた所がある人だったとはなぁ……。

 

b:id:Androtest

フェミは誰が言ったかではなく何を言ったか判断するからダブスタ!!」というしゅんごいこと仰られていた方。立場に左右されず言論をきちんと精査するって事は、まともな学問を積んだ人間からすれば誉め言葉やん。

 

b:id:hobo_king

「全ての記事に何か言わないとダブスタだぁぁぁ」論者さんっぽく。無から意味を読み取って憎しみを持ってしまうのは、なかなか生きづらかろうて。

 

b:id:marilyn-yasu

ネトウヨミソジニーの中でも一番自爆に近いネタを唱えまくってる人。「下着売り場はエロだ」とかそれ言い出したら「エロ表紙のラノベを読むとそんな布切れまでエロいと思い始めるのでラノベ禁止ですね」で終わるな

 

b:id:shigekazusan

方面逆張りという感じのお方。とにかく現実を嘘と叫び嘘を現実と叫ぶタイプ。右も左もなくある意味節操がない。

 

b:id:HatoNarde

ネトウヨミソジニーの転生垢っぽいなぁ、と。ちょっと突くと発狂モードになって、内容は言われて悔しかたことを鸚鵡返しにしてるだけの奴なので候補結構いるが。

 

b:id:GluttonousSeals

鏡に向かって吠えるミソジニーネトウヨ案件典型的な主客反転・因果反転・帰属のの反転の傾向がある。要するにこの人が言うフェミのしたことは全部男オタがフェミにしてきた事で、男オタの立場フェミ立場よな

 

b:id:olicht

10年前で時間が止まってネトウヨとしても更新できていないタイプネトウヨさん。

anond:20190429002320

ところでいい加減、人の心はわかりましたか

からないなら分からないなりに黙ってる程度の謙虚さは持ち合わせたらどうですか?

あなたもそれなりの専門教育を受けた経験のある身ならわかるでしょ。

人の心すら解き明かせない"自然科学"をつかって人文を断罪するエセ自然科学徒には無理な相談しょうが

人文に敬意を払ってくださる大多数の自然科学徒が持つ真摯学問姿勢をも侮辱するような、横柄な態度をとる方ですものね。

2019-04-28

anond:20190428133129

全員が東大とかの有名大に入れないんだから

貧困層東大に入れないことよりも

名大を出ない人が貧困層になりやすいこと自体是正すべきなんだけどな

大学金持ちになりたい人が行くところじゃなくて

金持ちになれなくてもいいか学問やりたい人が行くようにしないと

2019-04-27

アメリカプログラマ理系大学出て~っての見てて思ったこ

アメリカ人バクマンっていう、主人公漫画家を目指す漫画を見て

主人公大学アート勉強してないのに何で絵が描けるの?って言ってた。

アメリカ人は絵も学問学校で教えてもらわないとできないものだと思ってるけど

日本人は、そんなこと自力でできない奴は才能がないから止めろとか言う。

おそらく、漫画家の例を見てもわかるように日本人のほうが正しくて

単にPG自分でできるってだけだと思う。

2019-04-26

東大生の母が上野千鶴子祝辞を読んで思ったこと。

我が子はいわゆる発達障害児だった。小さい頃から東大を目指してがんばってきたわけではない。周りの子供と同じように田舎公立中学校へ通ったし通塾などはしたことがない。本人が「自分と話が合う人が多そうだから」と希望したので高校私立へ進んだが、受験直前も夜10時には寝ていた。彼にとって、中学までの学校生活はつらいことも多かったと思う。けっこうトラブルもあった。高校では水を得た魚のようで、本当にほっとした。同級生我が家より裕福な家庭の子弟が多かったが、特に疎外感をもつほどではなかったようだ。

夫はサラリーマン、私はパート主婦で、東大へは「行かせてやれないことはないが余裕はない」レベル経済状況だ。本人が東大を志望し合格した時は、もちろんうれしかったが不安も大きかった。彼に一人暮らしができるレベル生活能力があるとは思えなかったし、十分なサポートをするだけの時間的経済的余裕が我々夫婦にはなかった。危惧したとおり様々なことがあった。今も、このまま無事社会にでて自立してくれればと祈るような気持ちだ。

実は、私自身も今なら発達障害者と言われていただろう人間だ。親や周りからぼこぼこにされながら生きてきた、という恨みのようなものも抱えている。反面、「出来が悪い普通の人」として生きてこられた自分は「恵まれている」という思いもある。我が子は、東大に入ったことで、かえって生きる道を狭めてしまったのではとすら考えることがある。

彼は「東大なら自分能力が生かせる」「自分と同じような人、もっとすごい人と出会える」という希望を抱いて東大入学したのではないだろうか。しかし、本当にそうだったのか。上野氏の祝辞は、彼に響いただろうか。東大にあの言葉が響く「恵まれた」学生が多いのなら、私は失望しかない。「恵まれた」とカッコ書きにするのは、彼らを恵まれていると思えないからだ。肥大化したエリート意識を持ち想像力が乏しく、東大合格によって自分の将来が約束されたと誇らしく思う人々、上野氏の祝辞言及された社会の諸問題や「恵まれない人」のことを今まで考えたこともなく、「初めて考えた、心に響いた」と思うほど無知で愚かな人々…彼らは本当に「恵まれている」のか?

いわゆる裕福な家庭で小さなから学力を高める教育を受けてきた子、そういう子に負けずに「エリート」へのパスポートを得ようとがんばってきた裕福ではない家庭の子東大にはその二者しかいないのか? いってみれば「東大くらいしか行き道がなかった」子は少数なのだろうか。学問の道ならば自分の生きるすべがあると希望を抱いて入学する人々は、この大学には数少ないのだろうか。

上野氏の祝辞は少なくとも私には響かなかった。全体に雑で学者なのか疑わしく思う。「自閉症マザコンのせい」といったとんでも発言で名を馳せた人らしいですね、と皮肉をいいたくなった。「弱くダメな人、他者からまれないとみなされがちな人」を社会にどう包摂していくか、そもそも「弱くてダメ」「恵まれない」とみなしていることに間違いはないのか、そこに価値がないのかを考えることが学者仕事では。

人選をした東大もどうかと思う。コミュ力が高くてはったりが効く外部の人間を人寄せパンダのように登用するのはやめて、大学でしっかりと研究をして実績を積んだ人々を縁故世間受けなどと関係なく登用していくほうが(されていないとはいっていない。実態を知らないので)、長い目で見れば大学価値を高めていくのではないだろうか。

2019-04-25

喫煙者排除の動き

人権侵害だ!と勇ましく発言してる人がいるけどおそらく裁判では人権侵害と認めてくれない。

というのも今問題になっているのは採用をするか否かという場面で、非喫煙者を優先的に採用するとか喫煙者採用しないとか。

そもそもタバコをする権利というのは憲法上で保障されるものでは無い。判例で認められた例はない。憲法の明文で保障されていない権利は、憲法13条の守備範囲になる。ただ何でもかんでも憲法13条で保障しているとするといわゆる人権インフレが起こってしまう。そのため最高裁は割と高いハードルを掲げている(学問的な用語で言うならば「人格生存必要不可欠な権利」という。)。過去に認められたのは、みだりに容貌撮影されない権利指紋押捺強制されない権利等、かなり重要な法的利益だけなのだ

喫煙権(タバコを吸う権利)というのはあくま嗜好品を嗜むというものに過ぎず、それが人格生存必要不可欠な権利とは認めれないだろう。

そんなわけで喫煙権は認められないと思うよ。

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