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2021-12-11

映画『フラ・フラダンス』が今年一番の傑作だった

しばらく映画館に通ってなくテレビも持ってないので、公開前日まで存在を知らなかったくらいだが、これがなかなかどうして近年稀に見る出来だった。

個人的には以下に当てはまる人にオススメできると思う。


さて、そんな想いとは裏腹に観客動員数が伸びてない(はてなーが好みそうな作品なのにブクマも少ない)ようなので、なるたけネタバレを伏せた上でここに私見を残すことにした。

キャストやあらすじは公式サイトを見られたし。

オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』絶賛公開中

物語が動き出すまでにひと悶着がない

葛藤したり両親が反対したりすることなく、冒頭の10分くらいで主人公日羽はフラを始めることを決心する。

上記のようなありきたりな展開に陥りがちな経緯があったにもかかわらず、そうならなかったのがよかった。(尺の都合もあろうが。)

ただ、やはり相応の年月が経ってることがなせる業だとも思った。これが5年前であれば、難しかたかもしれない。

悪役がいない

話を途端につまらなくする要因の1つが(絵に描いたような凡庸な)悪役の存在だと思ってる。

そららを主人公サイドがやっつけてメデタシメダタシ……というエンドが大嫌いなもんで。

日羽たちが叱責されるシーンはあるのだが、もっともな理由あってのことなので、不快には感じなかった。

基底に史実がある

不幸な出来事がありました――といわれても、よほどの説得力をもって描かれない限り、どうにも感情移入しかねる。

そこへいくと史実はやはり強い。多くの人達実体験してまだ記憶に新しいのであればなおのこと、だ。

ある意味ではチートだともいえるが、この物語を紡ぐにはこの史実必然だったのだから、まあしょうがない。

鈴懸さんやタクシーの運ちゃんの(何気ない)セリフには感じ入るところがあった。当たり前のように来る明日感謝

境遇が重なる

ここは人によるだろうが、日羽たち5人それぞれの境遇自分に重ねることができた。

1人だけできずに自信をなくしたり、ホームシックになったり、親に反対されたりなどを見て高校時代卒業後に東京へ出てきたころを思い出した。

そんなときに支えになってくれたのは、劇中のようにやはり周りの人たちだった。

背景が美麗

電車の乗り換えで小一時間ほどしか滞在したことはないのだが、いわき自然や道、街並みの再現性が素晴らしかった。

実写よりも色鮮やかに描けたり春夏秋冬を一作で出したりできる、このへんはアニメーションの真骨頂だろう。

エンドロールが秀逸

迎えたエンドロール流れる主題歌スクリーンに映し出される数々の画の調和が実に見事だった。

舞台となったハワイアンズをご存知の人であれば、ことさら感動するのではないだとうか。

地味

最後になるが、(ライブシーンはともかく)ストーリーに派手さはない。地味だという感想散見された。

だが、それがいいアラフォーという齢がそうさせるのか、昔よりも地に足のついた作品を好むようになった。

うまく踊れないのであれば、できることは1つ、ひたすら反復練習するだけだ。学問にもダンスにも近道はないのだ。

(書いてて気づいたが、このあたりのスポ根要素は「ウマ娘」にも通ずるところがあるかも。)

まだまだ語り尽くせないが、続きはぜひ劇場で観たあなたに書いてほしい。

願わくばこのようなテイスト作品が後に続くことを祈念して筆を擱くこととする。

2021-12-10

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん フェイク X本目『ずっと独身でいるつもり? Will I be single forever?』

表紙:

大人っぽい服装の映子

編集部リード「(動画のemoji)何やら様子が…?」

大人映子「…結婚したらライターをやめて欲しいですか?」

焦る部長「なっ、何をお前…汗」

目が覚める部長。まだ寝ぼけている。

「夢か…」

あいつ(池チャンの顔)と話し込んでからろくなことがないな」

マリアvoice-over、V.O.

師匠は…ずっと独身でいるつもり…ですか」

映子voice-over、V.O. 「もちろんでありまする」

ガタッ 慌てる部長

「おまっ」

映子。いつもの姿。

「お目覚めであります部長

マリア「お疲れのご様子でしたので起こさないようにしていたのですが」

映子「ちょうど最近公開になった映画の話をしていたところだったのですよ」

『ずっと独身でいるつもり?』

部長「どんな映画なんだ」

プレゼン開始)

映子「大人作家おかざき真理先生漫画実写化でありまする」

部長:お前の好きなやつ~

マリア「上映時間は94分でした」

部長「お前も見たのか」

マリア「4人の女性恋愛結婚、さまざまな生き方を描いた群像劇なんです」

部長「え?」

映子「主人公母親も描かれるので20代から60歳まで実質5人の女性スポットが当たるのですが」

部長「短いな!ワンクールドラマでもいいくらいだろ。誰だ脚本は」

映子「坪田文さんとおっしゃいます

部長「と言われても」

??「『極上!!めちゃモテ委員長』『プリキュア』など日本代表する女児アニメ脚本家の一人ではないか坪田文先生と言えば。お前はどうやって生きてきたのだ」

部長「お前はシーズン4の第11プリキュア回に出て来てそれっきりの女児アニメ部長早乙女愛(1年)!」

早乙女愛「通りすがったものでな」

マリア「『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』も書いておられます



主人公10年前ベストセラーを出したあと本業鳴かず飛ばずライター本田まみ36歳(演:田中みな実)」

部長ちょっとしんどい設定だな」

映子「『恋のから騒ぎ』によく似た番組からまります

部長:その番組タイトルが「ずっと独身でいるつもり?」なんだな 素人女性本家と違って一人…

マリアMC藤井隆さん」

部長さんまの代わりか…」

マリアトークゲストが”パパ活女子”で、実は主人公の一人松村沙友理さん、田中みな実さんはコメンテーター

部長パパ活て…」

マリア田中みな実さんのベストセラー結婚なんてしなくていい、という主旨のエッセイだったもので、業界の人からはずっと独身でいるつもりだろうと思われているのですが、お母さまからはまだ結婚しないのと電話がかかってくる日常

部長あるあるだな」

映子「ところがひょんなことから、付き合っていた年下の彼氏橋田公平にプロポーズされ魔がさしてOKしてしまます

部長「魔がさして、って」

映子「劇中ご自分でもそういわれているのですよ?」

映子「ところで部長は3Cというのをご存じですか?」

部長「いや知らん」

映子「女性が付き合うと苦労する職業美容師バンドマンバーテンダーを3Bというのだそうですが」

部長「それは聞いたことがある」

映子「カメラマンクリエイターカレースパイスから作る男のことだそうなんであります

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7032c5c4b28f793026f2c244b4db8b421fcc9b

映子「その婚約者カレースパイスから作る男なのです」

部長「わかりやすい暗雲だな」

映子「そんなことはないですよ部長。彼は一流商社マン趣味は、涼風真世さんには負けますhttps://ameblo.jp/suzukaze-mayo/ 雲の写真

父親は順調な企業経営者なのです」

部長 :実家が太い 

映子「一流企業に勤めているだけあって向上心もあるのです。スパイスからカレーを作っている間、待ちぼうけの主人公は公平の読んでいる本を手に取りまする」

部長「どんな本なんだ」

マリア「『スティーブ・ジョブズ』(https://www.amazon.co.jp/dp/4062171260)はちょっとあざといかなと思いました」

部長ベタだけど、いいじゃないか

映子「隣にひろゆきさんの『自分自分バカバカ。』ともう一冊、それから 西野亮廣 さんの本を読まれていたのでがあったのでそれを読んでみたいですね〜」

部長「よく覚えているな」

映子「エンドロールタイトルが出ていましたゆえ~」

部長「ただの小道具じゃなくてキャラ付けするために許可貰って撮影したのか…」

映子「それにフロアを沸かすこともできるようなのです」

映子「婚約披露目に友人のカフェ開業パーティに二人で行くのですが公平の写真掲示されているのですが、陰で心無いモブに”どれも似たような写真ダサい”とダメ出しされてしまうのです」

部長「つらい」

映子「そんなことも知らずに遅れてやってきた公平、婚約ポロっと発表するとパリピでウェイ系の友人たちに祝福されます

マリア教室の真ん中にいるリア充シーズン7第二話 福田雄一論参照)みたいでした」

映子「興が乗った公平、DJを始めます日ペンの美子ちゃんカットイン

ヤンヤンDJやるようには見えない部屋でいきなり”まわしちゃおっかな?まわすぞ?まわせまわせ!”というカラ、暴力シーンが始マルかト思ったゾ」

部長「お前は韓国ノワール映画の見過ぎだ。というかお前も見たのか」

映子「そこで場面転換されてしまったのでわかりませんでしたが、真昼間の白い内装カフェでどんな音楽がかかったんでしょうかね」

部長台詞だけで実際どんな音楽かは不明とは…」 

映子「その『スパイスからカレーを作る男』を知らずにディスるのが市川実和子演じる由紀乃」

マリア10年前のベストセラーにはまっていた過去があるため、宗旨替え婚約番組で発表した本田まみに裏切られたと感じ、番組放送ごとにSNSネガティブなことを書き込みます

映子「番組ネット配信なんですが、なぜかリアルタイム視聴者ばかりなんですよね~」

マリアいいねに反応してさら書き込みを続けます

部長「うわ~」

映子「大丈夫ですよ部長最後反省して直接主人公謝罪しまから~」

部長「ただの視聴者だったはずなのに直接?!」

マリア「そして結婚して幸せ主婦生活の様子をアップして多数のフォロワーにちやほやされているものの、実際はなんちゃってイクメンな夫に虐げられている徳永えり演ずる彩佳」

部長結婚してもしてなくてもダメという映画なのか」

マリア「後に、この二人が実は大学の元同級生だったとわかるのは群像劇って感じで素敵でしたね」

部長ちょっと待て、市川実和子徳永えりって10歳以上年が離れているぞ」(欧米ではキャンパスに30歳40歳学生がいるのは普通らしいが…)

映子「いいではありませぬか部長~ 主人公は36歳という設定ですが俳優さんは34歳ですから~」

部長「いやそれは!」

https://news.yahoo.co.jp/articles/47c3f05302794b35341a727ad884264ea6e2d427

(”脚本では田中さんと同じ34歳に引き下げられていたまみの年齢設定が、田中さんの進言によって36歳に戻された”)

マリア松村沙友理さんについては残りのページがなくなってしまいましたね」

映子「ジル・スチュアート商品企業案件自撮りしてSNSに載せたりする20歳代後半の女性役でしたがファンにはたまらない熱演だったでございまするね」

映子「結局つもりつもったすれ違いこまごまとした男サイド(両親含む)の無神経エピソードを経て主人公と公平は婚約破棄することになるのであります

部長「当然そうなるだろうな。」胃が痛い

マリア「厭な描写わんこそば状態でおなか一杯になりました」

映子「婚約破棄発表シーンで主人公の片方の目の周りにあざがあったのはちょっとパンダ🐼みたいでしたね」

部長婚約者暴力男だったと」

映子「なんと、そうだったのですか。矢口史靖監督ばりの妄想ウェディングドレスドライブシーンで婚約破棄を切り出し口論になった後、婚約者さまは一切登場されませんでしたので、パンクメイクかと思っておりました」

部長ひろゆき西野亮廣自己啓発本を読み女性暴力を振るいカレーを作って馬鹿にされる男の役…誰だかよく知らないが俳優さんも大変だな」

御影マッハ!」

部長「はあ?」

御影仮面ライダードライブに出てくる仮面ライダーマッハを演じた稲葉友氏だよ橋田公平役の俳優さんは。いつになったら常識を身に着けるんだお前は」

マネージャー主人公婚約者新幹線のぞみに乗って挨拶に行く実家にいた母親標準語)役は筒井真理子実写版美少女戦士セーラムーン』のセーラーマーキュリー母親役っス」

部長「知らん!」

映子「それは映画の中で藤井隆さんが答えてくれています

映子「”僕たちは与えられた役柄を、仕事として演じるだけです”と」

部長「そんなメタ台詞があったのか本当に」

映子「うろ覚えですが」

映子「無理に結婚しなくてもいい、とすっきり着地した主人公、実は身近なところにロールモデルがいたんです」

マリア独身で好きなことをやっている叔父さんですよね。あの人は清涼剤のようでしたね。スナフキンぽいというか」

御影橋爪淳さんだ!ゴジラvsスペースゴジラ1994年) の主役だぞ! 」ゴジラFINAL WARSにも出ているのは3rdシーズンでやったから知ってるだろお前ら!」

マネージャーウルトラマンZ(2020年)でもレギュラーっス」

部長「まだいたのかお前ら」(への字口)

マリア「結局この映画幸せ結婚をしているのは独身で行こうかなと思っていた初期の主人公に『婚活体験レポ』を連載しませんか?持ちかけた男性編集者だけなんですよね」

部長「人の心がないのかそいつは」

映子「藤井隆さんも幸せそうでありましたが?」

ヤンヤン回想シーンで一瞬だけだったけどナ」

部長「実際藤井隆アイドル結婚して幸せそうだから、的役でもあるな」

映子「そうなのでありますか?」

部長お笑い芸人さんは美人女優結婚したりするよな。最近で言うと南海キャンディーズ山ちゃん蒼井優とか」

映子「蒼井優さんと、まんがの実写映画ラブ★コン』に出演されていた山崎静代さまは存じ上げておりまする」

部長「おまえはまったく…」

~~~~~

部長御影ヤンヤンも帰ったし静かになったな」

部長「と、ところでおまえ、本当に独身でいるつもりなのか?」

映子「何の話ですか?」

部長「俺が寝ている間にマリアとそんな話をしていたんじゃないかと」

映子「あれは…」

(回想)

マリア師匠映画『ずっと独身でいるつもり?』ご覧になりましたか?」

映子「もちろんでありまする」

という会話だったのですが…

部長「そ、そうか」

映子「私たちはまだ学生でありますゆえ、そんな未来のことはまだまだ決められないであまする」

部長「そうだな」(にやけ顔)

映子「部長ちょっと変でありまする」

(飽きたので終わる)

2021-11-17

俺に唯一彼女ができる可能性があったときの話

高校の時に、クラスメイト女子に「増田映画好きやんな?今一番面白そうな映画って何なん?」って聞かれて、めちゃくちゃ見たかったホラー映画タイトルを伝えると「よかったら一緒に行かん?」って言われたので、別に断る理由もないので一緒に行くことにした。

映画館で待ち合わせて、当時は指定席って制度がなかったので入り口で「じゃあ、別行動で」って別れたのね。

これは間違ってるって後にいろんな人から言われたんだけど、ちょっと言い訳させてほしい。

 

うちの父親映画好きで小学校に上がったくらいからいろんな映画に連れて行ってくれたんだけど、父親は「映画中に話しかけてくる人間」が宇宙で一番嫌いだったので基本映画館では離れた席に座ってそれぞれで鑑賞するスタイルをとってたんだよね。で、終わった後、近くのマクドナルドでその映画の話をするのがならいだった。

母親ちょっと厳しい人間だったので、父親と二人で外食するときくらいしかファストフード店に入ることができなくて、マックシェイクが美味しかったのは今でもいい思い出なんだよな。

 

そういうわけで、俺の中で映画は「一人で見るもの」だったんだよね。

父親と行かない映画もよく一人で見にいってた。近所に国際劇場っていう、旧作落ちした映画を2~3本立てで1000円で見られる映画館があって、ラインナップが変わるたびに見に行ってた。

 

今考えると父親以外と映画を見に行くのもその女子が初めてだったので、俺の中でもその子のことがきっと好きなんだったんだろうとは思うんだけど、隣に座って見るって想定はマジで切なかっただって映画だよ?一人で集中して見たいじゃん。

俺は一人静かに一番見たかった映画を心置きなくエンドロール最後最後まで満喫して、外に出てその子を待ってたんだけどいつまで経っても出てこないワケ。当時はまだ携帯なんか持ってなかったし30分くらい待ってて出てこないから仕方なくマクドナルド食って帰ったのね。

で、次の月曜にその子友達に「ありえへん」ってめちゃくちゃ怒られて、その子ともそれっきり。

 

あの時ちゃんと事前にそういう話をしておくか、一緒に並んで映画を見てたら俺に彼女がいた瞬間があったかもしれないのかなと思わんでもない。もしかしたら彼女がめちゃくちゃ話しかけてくるタイプで俺がブチ切れてた可能性もあるんだけどさ。

なんにせよ、そうはならなかったしその後、俺が仕事以外で女子と出かけることもなかったので俺に彼女がいた瞬間はゼロなわけだけど。

2021-11-04

Inscryptionが評価されてるのクソイライラするわ

デモ版部分はたしか面白いし、演出が良かったので100点あげられる

ストーリーが展開されていくにつれ変わるゲームもまあまあ良かったから80点あげよう

ただ終盤の展開はなんだ?崩壊していくゲーム 消え去っていくキャラ 銃殺される主人公 エンドロール

????????????????????????

そんで続き存在しないのか調べたら現実世界も絡んだ謎解きゲームが開始されてると来た

俺は謎解きゲーのチケットを買ったんじゃなくてSteamでゲームソフトウェアを購入したんだが

続きはWebで!じゃなくゲーム単体で完結させろよ せめてゲーム概要にそういう要素があるって書けよ

プレイヤー思考裏切りたかったのかもしれないけど裏切られたのは期待なんだわ

更にイライラするのは評価が圧倒的好評なこと ほんとにゲーム最後までクリアしたのか?

レビュー見ずに買えだの考察しがいがあるだの

メインシナリオゲーム内で完結してないのを考察させるのは未完成ゲームの続きを考えろ!っていうのと同義なんだわ

お前らみたいなやつが被害者を増やすんだろうな

マジで死んでくれ

2021-10-23

燃えよ剣観た

原作は未読

イベントつまみ食いでじゃんじゃん進むけど、一本でよくまとめたなって思う

いつもの新撰組メンツも初登場時に名前呼んで紹介終わりなので、そこで覚えきれないと大変

源さんさすがに老けすぎじゃねえかな!?

でもエンドロールで役名と役者名をきっちり載せてくれたので満点です

ゲーム感想]Celeste(セレステ)

人にオススメされたセレステ、とりあえずエピローグまで終わった。

エンドロールを見ているときの満足感がすごかった。やっぱこういうティーンエイジャーが悩みを超えていく物語洋ゲーによくみる(※自分プレイした中では)ストーリーでかなり好きだ。セレステ主人公デリンはうつパニック障害といった心因性の症状に苦しんでいて、自分を映し出す鏡であるセレステ山でこの悩みに立ち向かっていくことになる。

アクション

ゲームシステム自体ジャンプステップを利用してステージクリアしていくアクションゲーム。かなり死ぬけどすぐ手前から復活できて全くイライラは感じなかった。アクション自体は終盤まで対して変化しないけど、チャプターごとに独特のギミック存在するので最後まで飽きもこなかったなあ。ステージ攻略には2段階あると思っていて、1段階目が解法をつくること。ここでジャンプして壁掴んでからステップを斜め上に入力・・・みたいな方針が立てば、後はそれを達成できるまで何度もプレイする。この考え方はAtCoder競技プログラミング)みたいだな、とか感じたり。適切に解法を立てて攻略できたときに正解(AC)として認められる感じが。区切りの間隔が短いから途中まではできるのにどうしても最後のここで失敗する・・・みたいなことも無く、サクサクと集中してプレイできた。

ステージは一本道ではなく、高難度の寄り道があってクリアすると♡をもらえる。ただこの♡、集めてもあんまり意味がないみたいだからステージをしらみつぶしに探すのが嫌で積極的には集めなかった。そしたらチャプター8(エピローグの後の章)!!!!♡が無いとプレイできないっぽくね???特別集める必要はないんとちゃうかい!!!!!!それだけ思いました。

ストーリー

ストーリーはざっくり言うとセレステ山の山頂を目指していくというもの山登りは頂上っていうゴールが明確にあるからゲームストーリーの柱として相性がいいなと思った。というのもストーリーだけで見ると「A Short Hike 」によく似ていたから。どちらも山頂に行くことで悩みを克服するんだけど、その悩みというのがA Short Hikeなら母親の手術、Celesteならパニック障害。どちらもなんかリアルで嫌な不安感でそれが山頂での景色を見たときの達成感を演出するためにものすごく効いてると思った。

エンドロールは山頂に到達した後のその後がずっと後ろに流れていて雰囲気がとてもよかった。ちょっと置いて行かれそうになった”もう一人の自分”が慌ててマデリンに走って追いつくところとかは、近付く別れを惜しんでるのかなとか考えてしまって悲しかった。エンドロールにこういったその後を描くのは「洞窟物語」と似ているな。自分攻略したステージを背景に各NPCが思い思いに過ごしている様子はNPCとしてではなくそ世界の住人として生きているようでなんか嬉しい。

チャプター8以降はやるか分からないけど、アクションストーリーどちらもかなり好きなゲームだった。

プレイ時間:8時間弱くらい

Epic Games Storeの無料配布でプレイ

2021-10-11

障碍者さまに遭遇した話

映画を観てきた

その映画が始まる直前にやたらゆっくりと歩く男を見かけた

映画を観てたら「ドン」と背中に衝撃が

一度なら足を組み替えた時に間違って当たる事もあるだろう

しかし、その後も何度か背中に衝撃が響く、さすがにいい加減にしろよと後ろを見た

ゆっくり歩いてたあの男だった

  

ちなみに映画を観る人ならわかるだろうが、前の椅子を蹴るなってのは上映前に必ず流れる映画館のマナー

みんながお金を払って観てる以上、みんなが気を付けないといけない事だ

  

そいつだって見てたハズだ。

足に障害があって、なにかの拍子に足が前の席にぶつかる事があるのかも知れないが

からってマナーの一部が守れない事を知りながら、映画館で映画を観るか?

チケットを買う時に座席指定するんだから前に人がいない座席を選んだりしないか

館内では通路として席の間が広くなってる列を選ぶ方法もある。

そういう事を考えずに(そいつの考える)見やすい席を取って、その前方にいる俺みたいなのに迷惑をかけている。

  

そういう事もあって一言言ってらなきゃ気が済まんと、とりあえずは映画に集中して終わるのを待っていたんだが、そいつエンドロールになった途端に帰りやがった。

まだ照明が落とされた館内をヨタヨタと歩いて帰る障碍者

  

本人が障碍者からと一部のマナー意図的無視してるのかはわからないけど

上映後の混雑を気にしてエンドロールの中帰ったせいで、その後のちょっとしたカットを見逃した事を考えると、障碍者なんだから許してやるか。なんて考えてしま自分になんかモヤモヤする

  

というかまさか名前の無い少女が途中で終わるとは思ってなかったよ

2021-09-24

ジョニーデップ主演『MINAMATA-ミナマタ-』を観てきた

テーマは深刻なんだけど、ジョニーデップの持ち味の出た、面白い映画だった。


どうでもいいことだけど、昔からなぜか、

ジョニー・デップのことをしょっちゅうジョニーディップと言い間違えてきた。

これは、バングラデシュのことを、バングラディッシュと言い間違えるより恥ずかしいことだと思っている。

そのジョニーデップが写真家ユージン・スミスを演じる?というのが、

パイレーツオブカリビアンイメージがこびり付いた身には全く想像がつかない。

興味本位で観に行ったら、本人としか思えないユージン・スミスぶりに、おお、と感動してしまった(あったことはないけど)。

ユージン・スミスのことは、というと

この映画を見るまでほとんど何も知らなかったので、どういう背景があって、あの写真が生まれたのか、垣間見られてちょっと感銘を受けたりもした。

映画で描かれているユージン・スミスは、アル中で薬中。過去のいろいろで、メンタルをやられて写真家としてのモチベーションどん底にあった頃のユージン・スミスだ。

一方、フォトジャーナリズムを標ぼうしたものの、売上が上がらず、次第に、魂を売るかのような大衆迎合的な記事広告を載せ始めた、落ち目写真「ライフ」が背景として描かれている。

ピューリッツァ賞を夢見て起死回生を図るべく、次の目標に選んだテーマが、当時、世界のあちこち問題化し始めた公害だった。

当時、すでにMINAMATAの名は世界でも、

日本辺境の地で奇病だの猫踊り病だのと言われ、長い間、対応がなされず蓋をされ続けてきた公害として知られていた。

この映画は、写真家として再起を図るユージン・スミスと逆転ホームランを狙う写真誌が、水俣病に目を付けるところから始まる。

いやー、こういう不純な動機、構図。なかなか良いと思う。

水俣の記録ドキュメンタリは、これまでも土本典昭NHK、いくつかみたことがあったけれども、この目線はいままでなかった。

外国人制作するとこうなのか。

この映画の見どころはなんといっても、ユージン・スミス写真家として、親としての葛藤を描くジョニーデップの演技。

日本にきたものの、途中でやる気をなくして投げ出してしまい、大切なはずのカメラまで現地の少年にあげてしまうシーンとか。

ジョニーデップは、本当にクズっぽいシーンがよく似合う。

ただ、残念でならないのは、ロケ地

違和感があったのでググったら、なんと日本ではない。観終わったあとに読んだ町山智浩コメントによると、セルビア・モンテネグロなのだという。

どうりで、海のシーンが逆光でぼんやりしているものが多かったわけだ。

漁民も、漁民たちが扱う魚も、明らかに違和感ありまくりで、端的に貧相だった。違うだろ。。もっと豊かな海を描いてほしかった。

あと、土本作品へのリスペクト、というのもひそかに注目していたのだけど、

まあ特にないのかな、という印象だった。

映画のなかで、アコーディオン少年が出てきた。

過去記録映画を観ていれば、モデルが誰なのか、すぐにピンとくる。

ここはやはり、あれだろう、船頭小唄だろう、と思ったのだけど

アコーディオン少年交流するシーンはなかった。

そのかわり、ユージン・スミスなついて、カメラに興味を示し、撮って遊ぶ天真爛漫な少年が描かれている。

しかし、考えてみれば、船頭小唄なんぞ奏でようものなら、そのメッセージ性が強烈すぎて、

物語邪魔してしまうだろうから日本の観客向けにはむしろないほうがいい、ということかもしれない。






映画クライマックスは、水俣病歴史で欠かすことのできない、大きな事件であるチッソ株主総会

そこからの流れはとてもテンポがよく、裁判によりチッソ補償を決定するまでの激動の動きが、

ユージン・スミスもっとも有名な写真である、「入浴する智子と母」の撮影シーンを織り込んで進んでゆく。

國村隼演じるチッソ社長人間味があって、いい味を出していた。土本作品など過去のドキュメンタリ映画ではなかなか見ることのできなかった加害者視点被害者と向き合い補償決断するチッソ社長の描かれ方は映画ならではであり、圧巻と言わざるを得ない。

見事な演出だと思う。

NHKアーカイブスでも視聴できる有名なチッソ株主総会は、1970年

スミス乱闘に巻き込まれて負傷した事件は翌年の東京本社での事件なので史実とはちょっと違うが、

そのようなリミックスにさして大きな違和感はなかった。


映画は、1973年チッソ補償決断し、川本輝夫映画では真田広之演じるミツオ)が裁判での勝訴をかみしめるところで終わる。

その後の水俣病の動きはわずかにエンドロールで触れられているに過ぎない。


この映画は、ベースの設定が雑誌ライフの復活とユージン・スミスの再起というテーマを背負っていたため、

チッソ責任を認め、補償に応じる、という、ここで終わりになるのは、それはそれでエンタメ的な収まりどころ、なのかもしれない。


しかし、現実水俣病歴史は、ある意味、まさにこの裁判勝訴と、それに続くチッソ補償協定とを契機に、

チッソVS被害者団体という構図から経済優先で被害を黙認する行政VS被害者という構図に大きく変化してゆく。

この映画が第2幕の終わりだとすれば、第3幕はスーパーヒーロー不在の、果てしなき国との闘いだ。

チッソ社長が除去された水をコップで飲んで見せたことで有名な、有機水銀除去サーキュレーター

効果がないのを知りつつ黙認してきた通産省を筆頭に、高度経済成長を錦の御旗に被害に蓋をし続けてきた行政悪業が明らかにされてゆく。

最終的に国の規制権限行使しなかった責任最高裁で認められたのは、それから四半世紀後の2004年


さらに一方で、1973年被害者の勝訴判決は、チッソ患者への補償の契機となったものの、その補償協定のものが、地域社会の新たな分断の出発点ともなった。

補償をするためには、患者が症状によって定義される必要があるのは自明の理だが、補償協定の1600万円を受け取るに値する症状という形で定義・整理されてしまったのだ。

当然、要件を満たない被害者足切りが始まるわけだ。

そして、さらに、さらに、さら問題は複雑化する。

そこに絡んでくるのが厚生省と当時の環境庁だ。国の定める、公健法上の患者認定基準が、チッソ患者団体との補償協定要件に連動してしまったのだ。

どういうことかというと、国は広範囲患者認定を推進するため、公害健康被害補償法により水俣病被害者認定制度を創設したが、

そこで認定された被害者は、73年に本来は一部の患者団体と締結した補償協定適用を受けることが認められ、1600万円を受け取ることができるようになる、という仕組みだった。

しかし、1600万という高額の補償が、結果的に、チッソ補償能力を超え、被害者認定の足かせとなってしまう。取りこぼされた多くの被害者今日に至るまで苦しんでいる、というのが、

映画のその後の世界なのだ2004年最高裁被害者要件を国の認定基準より緩く認定した、にもかかわらず、だ。

そして国の重要産業である化学工業、そしてチッソ賠償破産を食い止めるため国や県が金融支援をし続ける、という構図がこの映画の後に待ち構えている世界だ。

国は当然、実態調査疫学調査消極的で、というか一度もなされたことがない。

その意味では、映画エンディングシーンである勝訴判決は、実は新たな闘いの出発点ともいえるのが水俣病歴史だ。


そのことを思い返しながら、映画の話に戻ると、この映画の残念なところは、以下の点。

風景日本でない、不知火海が見えない、漁民がいまひとつリアリティがない

写真家出版社、一部の被害者闘争リーダーという限られた構図で、実態解明に尽力した熊大や問題放置した行政が出てこない

・だから、なぜ原因企業が折れて補償に応じたのに問題解決しないかみえてこない→多分世界中の公害類似のことが起きているだろう。

エンドロールで見せている世界公害リアリティを与えるためにはやはり行政視点をどこかに織り込まなければならなかったのでは。

ただ、だからといってつまらない映画では決してなかったし、満足感は高かった。みようによっては、セルビア・モンテネグロにしちゃあ頑張って日本漁村を描いた、ともいえる。

ジョニーデップのクズっぽいキャラは最高に楽しめたし、撮影に至るまでの信頼関係の醸成など背景がみえたのは、この映画の見どころだ。

(追記

https://anond.hatelabo.jp/20210929124437

2021-09-14

洋画吹き替え

吹き替え芸能人を起用することがよく叩かれる。ちゃんとした声優使えって

別に声優さんじゃなくても、上手だったり、その役にハマってれば問題ないんだよな

でも起用された芸能人は下手なことが多いから叩かれる

下手な吹き替えをするのはその作品に対する侮辱だと思ってる

そもそも、大物芸能人とかアイドル吹き替え初挑戦!みたいなのを見て、「この人が吹き替えやるんじゃ見てみよう」って思うものなのかな

その人のファンならそれでもいいのかな

下手くそな演技聞かされても「声が聞けて幸せ」とか?

あと吹き替え限定主題歌っていうのも嫌い

こっちは意味がわからない

吹き替え音声はわかる。英語がわかる人は少ないし、字幕だと追いきれない人も多いだろうから日本語吹き替えてるんだろうと思う

でも主題歌を変える必要ってあるの?

歌ってるグループファンに対する集客目的だとしても、「この人たちが主題歌やってるなら見に行こう」ってなるものなの?

わざわざ映画館まで行って、エンドロールの時に流れる曲を聴くためだけに観に行ったりするの?

書いてて思ったけど、こうでもしないと映画に興味持ってもらえないってことなのかな

作品面白さだけじゃ足りないんだろうな

2021-09-06

ゲーム感想 テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

#ゲーム感想

TOV テイルズオブヴェスペリア REMASTER版終わり

なっげえええええええ〜〜〜〜〜〜EEEE~~のこのゲーム

もうとにかく終わってすぐ思うこと。というか2日前くらいからずっと思ってた。というか2日前にもうクリアすると思ってたら、永遠に終わらんかった。

雑魚モンス蔓延ダンジョンボスの流れを永遠に繰り返す感じ。

最初ちょっとした理由で町を出てから場当たり的にいろいろな事件を追っていくことになる。んだけどまじでずっと場当たり的に動いていてずっと最終的にしたいことが見えてこなかった。結局最後の敵誰なのかな〜〜とか思ってたら30時間経ってた。なげえって。それでもまだプレイアブルキャラが増えていく段階のうちはまだまだ新鮮で楽しかったよ。でも全員揃ってからはずっとおんなじことの繰り返しでほんとに辛かった。

 

戦闘

戦闘も楽しくないんだって自分が動かすキャラはともかく、オートの仲間たちはみんな馬鹿から術技ばっか使ってすぐTP素寒貧にしちゃう。でTP無くなったら、杖でモンスター殴ってんの。4人でモンスターを殴ってるわけ。画が地味すぎるでしょ。え?TP回復できるグミ買えって!?そのグミは高いのよ。全然常用できるような価格じゃないから。でもって買ったところでパーティのみんなが猛烈に馬鹿からボス戦に到達するまでに食い尽くしちゃう。後半になってようやくグミ買えるような経済状態になった瞬間、TP消費軽減とかTP回復アクセサリみたいなやつ出してくるわけ。やってらんないでしょ。

戦闘についてはまだ言いたいことあった。ターゲティングが終わってんですよ。例を挙げるとAの敵を倒した後すぐ近くの敵Bにターゲットを向けるとするでしょ!?そのまま攻撃するとBじゃなくてかつてAがいた場所攻撃するわけ。馬鹿かて。これが地味ながらすんげーーーーーストレスだった。ターゲットロックをしてからスティックを敵側に倒してわざわざ向かないといけない。じゃあターゲットなんてシステムいれんな!!!!!!!!!!成立してないんだから顧客(おれ)が想像するターゲティングシステムじゃないんだから。この怒り伝わってないか???ストリートファイターで例えるとリュウが画面の奥方向に波動拳打つ感じ。すぐ横に敵いるのに。そんなんされたらキれるでしょ皆も。黒い紙に黒いインクで印字されてるプリント渡されたみたいな理不尽さを感じたわけ。

 

スキルシステム

スキルに関しても嫌だったな。武器を使い続けることで武器固有のスキルが手に入るシステムスキルバックステップができるようになるとかのテクニカルものもあるけど基本的には特定攻撃が少し強くなるみたいな地味なやつで、それを覚えるためにおんなじような戦闘TP全員0、棒で殴る)を繰り返し行う。あ、たくさん繰り返したかスキル1個憶えた。別の武器に変えて、戦闘を繰り返し…繰り返し…

頭狂っちゃうって。ほんでもってスキルを得るための武器は購入と合成で手に入れるんだけど、合成では2,3つ前のダンジョンの敵の素材とか要求される。無いって。あるわけねーじゃんそんな後出しで言われても。ストーリー後半までは移動が結構制限されていて、もう手に入らないような素材がたくさんあって、「この武器作れねーから後々作ってスキル憶えなきゃな…」みたいなストレスが進むに連れて山積されていってもうぶっ壊れてしまった。自分が。移動が開放された後半はもうそんな気力ないかスキル覚えてない武器がどんどん積まれていってそれがまた宿題貯めてるみたいな嫌なもったりとした圧迫感としてやってくる。

ダンジョン攻略も見た目だけ違って中身ほぼ同じだから後半はしんどかったな。一度倒した敵は湧いてこないダンジョンもあれば、部屋の出入りするたびにリセットされるダンジョンもあった。しかテイルズは敵にぶつかる度にダンジョンとは違う戦闘ステージにいちいち遷移するシステム。もう億劫億劫で後半はひたすらホーリィボトル(敵に接触しなくなるアイテム)使ってた。でもしっかり敵は強くて、どんどん開いていくレベル差はREMASTER版の特典のレベル上げるアイテムで埋めた。これなかったらまじであと30時間くらいかかってたかも。

 

キャラクター

悪いところしかないのかといったらそんなことはなく、キャラクターがとにかく素晴らしかった。女性キャラクターだ。これがあったから、最後までプレーできたし、このキャラたちがヴェスペリアを名作とする理由なんだろう。

まずエステル。どこか天然でいいよねこれは。特にスキットの「ラピード〜〜♡」って言ってるときの顔が好き。

リタ・・・これは以前テイルズお祭りゲーやってたときから存じ上げていたんだけど、めちゃくちゃ好き。パーティに入ってきたときはすごく嬉しかったし、ストーリー終盤までずっとパーティに入れてた。後半にいくにつれて典型的ツンデレキャラの振る舞いを要求されていて可哀想だなと思った。

ジュディス・・・特になし。エステルにだけマジレスしまくる。

ティ・・・魅力的すぎた。戦闘システムも一人だけ違うし、やっぱ特別感あった。変わってはいものの芯が通っていて、このキャラきじゃない人いるんか???ってくらい魅力しかなかった。

反対に男キャラちょっと脳みそ不快感をもたらすやつが多かった。

ユーリ・・・ユーリ自分正義を割と押し付けるやつで、わかりやすい例が同じ世界を救いたいという志を持つデューク最後の場面で説教垂れるところとか。俺自身が「ん?」と感じるところで無理やり線路のレールを曲げられる感じが不快だったな。

カロル・・・第一印象で嫌いでした。うわっ嫌いだな・・・ついてくんなよ。。。と思ったら最後までついてきた羽虫。やりたいことにすべてのステータスの水準が足りていない感じがしんどかった。ヴェスペリア舞台から降りてくれ。

レイヴン・・・特になし。よくあるセクハラ親父キャラなんだけど結構不快に思ってしまって、10年前と今では明確にその分野の価値観が違うということに気がついた。

フレン・・・こいつは顔がきちい。言葉にするのが難しいんだけど、強いて言うなら「精子したことがない顔」してる。気になった人は検索してみてほしい。特にスキットのときの顔とか。ずっと「なに…?」っていう何となく嫌な感じを与えてくるキャラ

ピー・・・男前やね。なんかパーティに入れとくとすげーよく死んだ。

 

その他

他に良かったのはテーマ曲かな。耳馴染みがよくて、最後エンドロールに流れたときに「ああ、いい曲だな…」てしみじみ思った。あと3Dモデルムービーの出来がかなり良かった。その分アニメムービーはかなり陳腐に見えてしまった。

ストーリーに関しては特にいかな。あいつを倒すための場所に行くまでのダンジョンに行くためのアイテムがあるダンジョンがある場所を知る人がいる街を目指す。みたいな目的にたどり着くまでにダンジョンボスがいくつも挟まってくるのがとにかくしんどかった。あと最初から最後までの一貫した敵キャラがいないか必然的ラスボスもそんなに関係が深くないやつで「え、そいつ…?」みたいな感じはあった。

結局この戦闘システムだと敵キャラに仰け反り耐性をつけることでしか難易度が上がらなくて、こっちはひたすら薬で耐えるみたいな大味な戦闘になってしまうなと感じた。ラスボスの全員HP1だけ残す攻撃とか、本当にゲームを成立させるためだけの攻撃じゃんとか。

 

おわり

10年以上前ゲームということでシステム面でのストレスが半端なくて愚痴ばかりになってしまった。

プレイ時間はちょうど50時間。ニーアオートマタより長くてこの内容ってどういうことですか。

Xbox game passでプレイ

2021-09-04

シン・エヴァエンドロールで昔の彼女名字が目につく

という現象自分の中で突然おこった

家に帰ってきてからみんなの感想文を色々と読んでいると

なんやかんやで若い頃好きだったツンデレ彼女でなく今の奥さん結婚している自分がここにいて

久しぶりになんとも言えないフワフワした気持ちになれて 観れてよかったなと思った

2021-09-01

アニメ映画ぼくらの7日間戦争」が面白かった

君の名は。フォロワー映画として視聴前の期待は低かったけど見てみたら悪くなかった。むしろ面白かった。

メンバー全員に表と裏のエピソードがありキャラ立ちされてる

・反抗する大人入国管理局でイマ的(メンバー外国人労働者の子供と知り合って守るために『戦争』になる)

実習生問題ネットでの誹謗中傷等、現代社会情勢がシナリオに盛り込まれてるがシナリオアクセントとして取り入れられてるのであって決してそれらの問題解決しようとキャラが動くのではなく、邪魔になってない

・前作となる宮沢りえ実写版ぼくらの七日間戦争」の戦車に対比するクライマックス脱出法は夢があって良かった

・偽RADWIMPSアーティストさんには失礼だけどこの挿入歌が「君の名は。フォロワーと呼んでしま所以)の挿入歌は笑ってしまった

ジュブナイルアニメとして満足な出来

 

もうちょっとな点

作画が凄いというシーンはない。「君の名は。」は無理だとしてもクライマックスシーンだけでも超絶作画で見たかった

エンドロール流れるキャラ後日談ヒロインしかないのが不満。メンバー7人全員の後日談を描こうよ!立てこもった炭鉱がその後どうなったかも気になる

・このシナリオならキャラ設定は高校生ではなく中学生で良かったと思う。高校生が「子供舐めんな」とか「大人勝手」とか言うのは違和感

批判意見として「現実一生懸命仕事してる入国管理局の人たちを悪く描くな」みたいなものがあったと思うが、それは気にならない。

 

今ならGYAO無料配信中よ

アニメ映画ローマ数字で「7日間」だったのね。修正しました。

2021-07-22

おいオタク拍手にはタイミングってもんがあんだよ

映画館拍手するのはいいけどよ、そんで過剰感激拍手発生報告ツイートすんのもいいけどよ

拍手しちゃいけねぇタイミングってのがあんだわ

オタクには場の空気ってのがわかんねえのかもしんねぇけどよ

エンドロールが流れ始めたら拍手するオタク→こっちはOne Last Kissリズム絶妙リズムに身を任せてんだわ

総監督 庵野秀明 が流れてきたら拍手するオタク→こっちはBeautiful World静謐アウトロに浸ってんだわ

総監督 庵野秀明 が消えたら拍手するオタク→こっちはしーーんとした世界の中で突然まっしろな光に包まれて終劇するのを待ってんだわ

終劇 で拍手するオタク→こっちはエンドロールの暗闇から真っ白な光(=現実メタファー)に包まれて終わるエヴァにしんみりしてんだわ

いかオタク

映画で誰からも許される拍手していいタイミングは、会場の電気がついたタイミングだけだ

それ以外でのタイミングでする拍手ってのは、場の空気が一体になったときのみ許されるんだ

もう一度いう

会場の電気がついたタイミング

覚えとけオタク

2021-07-19

お前らの中で『京アニ放火事件』ってそんなに大事なの?

ルックバック -藤本タツキ

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355

京アニだけじゃなく他の事件も含んでいるだろうが、公開日的に京アニ放火事件に対しての作品だと思う。

で本題だが、お前らの中で京アニ放火事件ってそんなに大事だったのか?

もちろん家族・親類・友人を失った人にとっては忘れられない事件だと思うが、大多数の人にとっては秋葉原無差別殺傷ややまゆり園やコロンバイン高校銃乱射事件みたいな無差別殺人と同じだと思うし自分そもそも事件の事とか風化してた。日付も覚えていなかった。

献花台とか現地で泣いている人って大半は関係者だと思うけど、たまに居る無関係の人は何に泣いているの?アニメED映画エンドロールに書いてある人名共感して泣けてるの?もう優しさとか通り過ぎて気持ち悪いんだけど。

自分にとっては近所の火事と同じで正直忘れていく記憶と同じなんだよね。京アニ放火事件

2021-07-13

バケモン」(鶴瓶)観てきた

内容は「生前葬」ならぬ「生前追悼番組」といった趣。内容そのままで鶴瓶の死去後1年以内に公開したら多分観客は終始感涙、エンドロール号泣スタンディングオベーション間違い無しのドキュメンタリー映画

でも実際には笑福亭鶴瓶は「存命」どころか「現役」バリバリなのである葬儀遺影を前に本人が軽快なトークをしていたら参列者は困惑するか苦笑いするしかないわけです。その「寒さ」と「腰の据わらなさ」に、

それでも2時間耐え続けられるのは、もっぱら被写体鶴瓶からである他ありません。OFFにハワイゴルフみたいな芸能人全然珍しくないですが、ゴルフ場で偶然前の組がオバマ大統領(当時)という人間

なろうと思っても、どれだけ生前徳を積んだとしてもなれるものではありません。惜しむらくは「俺が死ぬまで世に出したらあかん」シーンは一切入ってない事。なのでこれは「追悼番組予告編」です。予告編で既に

情熱大陸2時間分よりも満足度が上回ります。何と比べてるのかという話ですが、「家族に乾杯」が全てのロケ番組面白さを上回っているのと一緒でこれはしょうが無い事なのです。あと細かい事を挙げると

すれば、「らくだ(落語演目)」の謎を追うパートはそれこそEテレの1時間枠でじっくり観せるべきで、その教養を踏まえて「鶴瓶らくだ」を見た方がいいと思ってしまいました。本来混ぜて見せない方がいい2つの

事が同時進行で見せられている感があるのが「正直良く分からない」という感想に繋がってしまっているのだろうと思うのです。

2021-07-12

ラブパトリーナの映画感想

ネタバレします。

娘が見たいと言うので連れて行った。

EXILE系列の事務所女の子達がガール戦士になって戦うシリーズ物だ。日曜の朝にテレ東放送している。

女の子達のダンスを見るのは好きだがストーリー子供向けなので全く興味は無い。

映画も5分の1くらいはダンスミュージックビデオみたいになっててそこは好きだったんだけど、元々おそらく演劇志望の子達ではない&幼児向けなので演技がまぁ酷いのだ。おかあさんといっしょのお兄さんお姉さんくらい大袈裟というかなんというか、演出自体がそんな風に付けてあるので演技力問題ではないのかもしれない。

かに驚く場面では全員が綺麗に斜めに並んで一斉に同じポーズで「え〜!!」と叫ぶような、そんな演出がされている。

会話の合間にいちいち決めポーズしながら決め台詞挟むし。「完っ全にラブってる!」とか1人1人決め台詞がある。

で、映画なんだけど、ゲストキャラとしてインターポール刑事役に柳沢慎吾ともう1人イケメン?風の若い男の子が出てきた。ラブパトと一緒に悪役を捕まえようとする役。

柳沢慎吾はいもの1人パトカー&無線芸で保護者を笑わせ、大袈裟芝居もなんだか上手いことこなしていて流石だった。

話の途中で若い男の子は悪役に操られてラブパトと戦うことになってしまう。

その後ラブパトが守っていたレインボーダイヤその男の子が食べてしまい、呻きながらレインボーダイヤ脱糞する場面が大写しになる。ズボンは履いたままだけど肛門付近からキラキラしたウンコ状の物がメリメリ音を立てて出てくるのだ。

イケメン?がしゃがんできばって「う〜ん!う〜ん!」とか言ってて見てらんない感じだった。FUJIWARAの原西とかがやったら笑えたかもしれない。

他にも臭い靴下を振り回してラブパト撃退するとかほんとクレヨンしんちゃんみたいなことを実写でやるから見てらんない。

このイケメン?役の子はどういう気持ちでこの役をやることになったんだろう、とか思いつつ途中で寝ちゃったりしたんだけど。

で、エンドロール見てたら、あの若い男の子加藤清史郎君だったから仰天した。

しかによく見たらそんな顔だった。

加藤清史郎君だと知って見てたら良くやるもんだと感心してたかもしれないけど、後から知ったもんでとにかくびっくりしてしまった。

2021-07-02

○○○○ー○

アイスバーン

アイソトープ

アウトコース

アウトバーン

アジアニーズ

アストナージ

アドバルーン

アドリアーノ

アネクドート

アピトベール

アフタヌーン

アメリカーナ

アラビアータ

アリエノール

アリギエーリ

アルスラーン

アルダシール

アルパチーノ

アロエリー

アンチテーゼ

アントラーズ

アントワープ

イオンモール

インカコーラ

インクボール

インストール

エアグルーヴ

エイトビート

エカテリーナ

エキスパート

エクスポート

エゴシーレ

エスカレート

エルマリート

エレクトーン

エングレーブ

エンドノート

エンドロール

オウンゴール

オキシドール

オメガルーラ

オンパレード

カスタマー

カストラート

カナダグース

カマンベール

カメラワーク

カルベローナ

カルボナーラ

カンタロープ

カンピオーネ

ガルフポート

キシリトール

キリスパート

キルケゴール

キングデール

キンタマーニ

ギネスビール

クアドラード

クセノポー

クミンシード

クラスルーム

クリアベース

クリアベール

ロウカード

クロスシート

クロスロード

クロムハーツ

クングラード

クンダリーニ

グインサーガ

グランゾート

レゴワール

ケルナグール

コインパーク

コダクローム

コパカバーナ

コルコバート

コルチゾール

コルトレーン

コンクラーベ

コンクリート

コンサドーレ

コンジローマ

コンタドール

コントロール

コンビナート

コンプリート

ゴスペラーズ

サザンビーク

ボナローラ

サラダボール

サルトー

サルドール

サロメチール

サンクレール

サンタローズ

サンパギータ

サンマリーノ

ザミンダーリ

シエラザード

シコンコート

シナモロール

シルクロード

シロガネーゼ

シロノワール

シンガポール

シンクレール

シンジケート

シンドローム

アスター

スカイマーク

スカイラーク

スカルボーズ

スクラロース

スコアボード

スタンダード

スタンダール

スパイゲート

スパムメール

スピリトー

スピルバーグ

スリムハーポ

スレイヤーズ

スワンボート

センコロール

ソウルフード

ソステヌート

ラムナード

エトロープ

タイトロープ

タイムセール

タイムリープ

タウンページ

タラベール

タンガニーカ

タンジマー

タンアール

ダイスダーグ

ウンコート

ダウンロード

ダクトテープ

ダブルリー

ダブルリー

ダンスホール

バクローム

チンチコール

ツインターボ

ツインテール

ツバメノート

ツルナゴーラ

テニスコート

テルパドール

テルミドール

レスコープ

テレタボーズ

デスタムーア

デストラーデ

デスペラード

デビルロード

デフレパード

デルダール

トスカニーニ

トトトツート

トマトソース

トリコロール

トルクカーブ

トロピカーナ

トロンボーン

トンデミーナ

ドボルザーク

ドルトー

ドンキホーテ

ナイシトー

ナイトプール

ハイドレート

ハズキルーペ

ハンカチーフ

ハンドソープ

ハンドボール

バトルドーム

バブルソート

バリアリー

バロンドール

バンガロール

パズルゲーム

パリダカール

パルムドール

パンチパーマ

ヒメノアール

ビエンナーレ

ビオサバール

ビスクドール

ビデオテープ

ピラメキーノ

フジクローム

フラゴナール

フラペチーノ

フランセーズ

フレイザー

フレグモーネ

フロンターレ

ブイヤベース

プライベート

プラズマート

プリマベーラ

プレイアード

プレパラート

プロテアーゼ

プロムナード

ヘルプマーク

ベイスターズ

ベオグラード

べレロポー

ベンザエース

ベンチシート

ベンチマーク

ペスカトーレ

ペプシコーラ

ペプチターゼ

ペルグリー

ホセリサール

ボアソナード

ボラギノール

ボンピアーニ

ポポラマーマ

ポリメラー

ポルトキー

ポンドガール

ポンパドール

エストー

キラドーラ

マグコロール

マスカレード

マデサゴーラ

ハブフーラ

マリオカート

マルガリータ

マルコポーロ

マンマミーア

ドルラー

ミナカトー

ミルクセーキ

ミルクボーイ

ミルクレープ

ムシコナー

インコース

メトロノーム

リンガー

メルクマーク

モザンビーク

モノクローム

マンドール

モンロワール

ヤクトドーガ

ユルスナール

ヨクアタール

ライフワーク

ラブラドール

ランドマーク

ランペルール

リズムゲーム

リブルアーチ

リムルダール

リングノート

リンチバー

リンドバーグ

ルバイヤート

レイストーム

レトロゲーム

レンズフード

ロトスコープ

ロマンサーズ

ロングシート

ロングボード

ワンパターン

2021-06-29

ファスト映画

ファスト映画を叩くついでにエンドロール中に立ち上がる奴も悪だって風潮になってほしいわ

2021-06-27

シンエヴァ2週目感想薄い本に釣られてー

薄い本に釣られて、もう一度見てきた。

誰かのコメント受け売りだけど、卒業式に何度も行かないよな、という気分で正直行くのに気が重かったんだけど、結果的大分楽しめた。

わかりやすく言うなら、金曜ロードショーでやる度に見ちゃうだろうな、という感じ。

初回は、「俺のエヴァ青春)があと数十分で終わってしまうのに、こんな映像見させられてていいのか!?」という気持ちで、鑑賞中にそわそわしてたんだけど、今回は落ち着いて見れた。

村シーンも良い。大変に良い。

ホクホクするとか、初回は狙いすぎだろと思ったけど、何故か2回目のほうがしっくりきた。

ヤシマ作戦綾波と親しくなる流れは何度見てもいいわ。

Qも衝撃的過ぎて、最初はなんであんなもん作ったん。。。?っていうトラウマ気味だったけど金曜ロードショーでやると見ちゃうもんな。

宇多田の曲とともに流れるエンドロールも良いわー。

何なんこのエヴァとの親和性。毎回エンディングだけだし、何なら序の前には「なぜ宇多田?」と思ってたんだが。

相変わらずメインシナリオ理解はできてないんだけど、エヴァの終わりは感じた。

何が終わったって、謎が謎を呼んで、きっとその答えはエヴァの中にあるはず、という構造が終わったんだよね。

意図的メタ的な部分を見せたり、明確な答えが示されたり(カップリング含む)。逆に難しい専門用語みたいなのは、これまでの「自分理解力が足りないか意味が分からないのかな」、と思わせる演出から、明らかに無理だろwwwってレベル用語オンパレードになってるから、「別にこれ以上深堀りしなくていいよ」っていうメッセージを感じた。槍もその場の工夫で新しく作れちゃうし。無限考察の沼から、引き上げられた気がする。一方で、相変わらず伏線小ネタは埋まりまくってるから、何度見ても新しい発見があるっていうね。

敵味方問わずキャラ兵器デザインには何か意味がありそうだったけど、今回はただの庵野さんの趣味だろうなっていうのを隠してない。

宇宙戦艦ミサイルにすんなやww

あと、群れが集まるの好きよね。シンゴジラでもあったけど。

重要勝手勘違いしてたけど、薄い本って加持さんとカヲル君が活躍する話じゃないのね!!

空白の14年間とかの話かと思ってたわ!

以下、上記以外に今回気になった点

下半身の震えからエネルギーが集まって、脈動とともに射精される陽電子

無理やりレーション食わせるアスカは3Dモデルだな

壁の外を無垢巨人徘徊しているのは逆輸入感ある

戦艦で平手打ち

ゲンドウ、目からプロトンビーム

3D綾波は相変わらずキモい

シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーの前に、シン・宇宙戦艦ヤマトをクリア

神木隆之介はい仕事をした

2021-06-22

家で映画「だけ」見られない

Twitterでファスト映画話題見てて、画像動画無断転載は別として、ストーリー10分くらいで簡潔に知って終わりにしちゃう気持ちはなんとなくわかるな、と思ったしこれから自分もそうなるのかな、と思った。

自分映画好きを名乗れるほど映画を見ているのかはわからないが、アマプラで気になったのを適当に週に二本くらいは見る。でも映画「だけ」に時間は使えていない。見ながらTwitterしてたり飯食ったり洗濯物畳んだり移動中だったりオート放置ソシャゲの周回してたりする。これ言って映画好き名乗ったら怒られそうだな。まあとにかく趣味映画をよく見るが、映画だけに集中して二時間使えた試しがない。ながらだけど画面は見てるし音も聞いてるので話は理解してるし、わからなくなったこともないので今の所はこれでいいか〜と思ってる。

でも映画館では途中で飽きたりスマホ弄りたくなったりエンドロール前に出たりしないんだよな。当たり前だけど普通に時間ちゃんと見られる。自分人生史上一番つまらなかった映画でもそうだったので、たぶん内容じゃなくて環境問題だ。家っていう他の行動の選択肢が山ある環境映画一本に絞り続けるのができないのかもしれない。

今はちゃんと観たい映画映画館に行って観るようにしてるし(上記の通り家だとながら見する自覚があるので)、倍速とかもしてないけど、この先怠惰が進んだら「なんとなくオススメに出てきた面白いかどうかわからん映画」とか「気になってる程度の興味であんまり時間がないとき」とかは倍速にしたり内容ググって終わりにするかもな〜〜〜とも思う。だからファスト映画を観る層の気持ちが若干わかるしそれについて若干の罪悪感を感じてしまった。逆に自宅で他のことは一切せずに映画だけを見れてます!って人はもうそれは才能というか相当の集中力の持ち主だと思うんだけど、コツとかあったりするんだろうか。教えてほしい。

NieR:Automata 2周目(Bルート

https://anond.hatelabo.jp/20210622175415

NieR:Automata 2周目(Bルート

2周目(Bルート?)終わった。いややっぱ最後さあ!???????いやまずはシステムから行こう。2週目は基本的ストーリーは変わらないが9S視点で進むので1週目とは少し違った目線で楽しめる。ここでこうなっていたのか!と2B視点ではわからなかったことがわかるのは楽しい

一番違うのが戦闘システム9S2Bとは違って戦闘型ではないので基本的に「ハッキング」を使う。これは簡単にいうと相手思考が読めるようになるので、2周目ではヨルハ部隊の敵である機械生命体の考えやストーリーフォーカスされる。序盤の遊園地での歌姫は、好きな人に振り向いてほしいがゆえに美しさを追求し続けた成れの果てであるというストーリー。ありきたりっちゃありきたりだけどこういう純粋な望みが報われない、というのに俺は弱い。普通に泣きそうになっちゃった人類の敵が異星人でありその尖兵であるアンドロイド機械生命体はある意味鏡写しでどちらも使われる存在なんだよね。2周目ではサブクエストをかなり埋めたけど出会機械生命体はどれも最後に多くのアンドロイドを殺した罪の意識機械生命体というものの虚しさに絶望して自らの命を断っていった。2B9Sはそうした機械生命体に自分たちの将来を重ねたんじゃないかな。

ストーリー的には特に分岐とかはなく普通に1周目で描かれていない視点が補完されているだけだったな。同じボスと戦うときに「ハッキング」のおかげでかなり時間と手間が短縮されているのはありがたかった。ただ、結局森の国編では何がやりたいのかわからなかった。明らかに今回のアダムイヴ関係の話からは外れているし、A2に関しても少ししか掘り下げられなかった。

9S視点ストーリー的に重要なのは人類がもう存在しないという事実が判明したこと。じゃあもうアダムイヴぶっ殺してパスカルを筆頭とする機械生命体とアンドロイドが仲良く過ごせばええやん…とか思ったけどどうもそう簡単には行かない様子。

で、最後。やっぱりまじで2B最後あそこまで取り乱す理由がわからなかったし、9Sへの2B介錯が相変わらずキモすぎた。普通機械とかの破壊ってなんかコア的なものがあってそれを勢い良く粉砕する、とかが定番じゃん。実際機械生命体の多くは爆破によって破壊するし。ただ例外があって人型の機械生命体のアダムイヴは腹や顔に刀を突き刺して殺していた。それはまあ…最後爆発してるからよしとするんだけど。問題9Sの殺し方ですよ。みた???首締めだってアンドロイドの殺し方、首締めだって。そりゃないでしょ。しかも1周目に書いた通り完全にヤッてんのよ。騎乗位で首締めで殺すわけ。本当に気持ち悪いと思った。アンドロイド首締めで殺さないだろ。もう殺し方が完全にセックスから来てんだよね。セックスありきの殺害方法でほんとにスクエニのちんぽ汁ダラダラデザイナーがまじでキモいと思った。しかもその後秒で9S生きてるのわかるのな。なに!?!?!?!?!?なぜ!?!?!?おまえ(2B)が流した涙もわからんし、あんだけ泣かれておいてしれっと生き返る9Sわからん。もう俺以外のすべての登場人物が急にサイコパスに思えてきちゃった。俺だけ合唱部に紛れ込んじゃったみたいな(全然思考体系が違って分かり合えないから怖い、みたいなことを言いたい)。

で、エンドロール9Sからなにかもらって2Bの自室に戻るところで終わるんだけど、ここはまじでヒヤヒヤした。敵の脅威が消えた今、2Bのような戦闘アンドロイド必要いから薬的なもの飲んで自殺するのかと思った。だってほら、機械生命体たちが自害してたからさ。で、そわそわしながら画面見てたら急にエヴァみたいな画面がとともに「予告」の二文字。急に次回作みたいなムービー始まっちゃった。なに?????もうだめだ。スクエニサイコパスなっちゃった。のっぺらぼうから逃げてきたら目の前にいるやつものっぺらぼう。2B9Sサイコパスから逃げてきたらスクエニサイコパス

いや2作目って普通1作目が好評でつくるもんじゃん。2作目ありきの1作目ってなに????1周目終わった時点でめちゃくちゃ消化不良だったから、「このゲームは周回前提です」みたいなこと聞いたとき安心したのよ。ああちゃんとやりきれば全部分かるのか。納得させてくれるのか。と。大野智主演のドラマ「魔王」最終回で続きはDVD!!!みたいなことやったんだけど十数年越しにその気持ち思い出した。続き確定してんならハリーポッターみたいにNieR:Automata(上)とか書いとけ!!!!!!

・・・いや違うみたいじゃん。ちゃんとNieR:Automataに全部入ってるみたいじゃん。まだまだルートあるんだね?今ちょろって調べたときにいくつも何ルートみたいな記載見えたから信用していいんだよね???

よし、3周目 いきます。(ここまでプレイ時間33時間

映画大好きポンポさん(多分ネタバレあり

の話の前に、俺の故郷増田県の話から始めよう。俺が増田県を出て埼玉一人暮らしを始めてもう干支が一回りした。今年も甲子園には私立増田清栄高校が出る。7年連続18回目。わかってる、あのクソ高校野球部ときたら関西下りガイジン部隊巣窟で、クズ高校だった清栄の偏差値を上げるためのコマセでしかない(しかちゃん偏差値は上がったから見え透いたコマセも効くものである)。スポーツ特待生一般生徒は校舎すら別、ありゃ、2つの高校に強引に看板を掛けてるだけだ。地の人間なんか3年に1度ぐらいアリバイのように3塁コーチに立つぐらい。それでもまあ、甲子園が始まれば俺も増田県で産湯を遣った人間である、なんだかんだで結果ぐらいは気になる・・・

同じような感覚が、俺の中で「ネット発」というやつにある。いや何、原作は初っ端だけ商業の網に運悪く引っかからなかったけれど、彼は創作エリートで、こんな場末でぶつぶつ言うぐらいしかできない俺とはくらべものにはならない。でも増田清栄の連中に感じる数倍ぐらいは「俺たちの」感がある。ならばその夢の晴れやかだか無惨だか知らない終わりを見に行かなければならない、という訳だ。

しかし、こういう状況だと作る側はしんどい。少なくとも原作からは言った連中からすれば、動画になったとはいえ結局その2時創作にならざるを得ず何をしても「解釈違い」と叩かれる可能性はある。その中であえて新キャラをぶっ混んで1エピソード(と言えばいいんですかね)を敢えて入れてきた勇気はその成否は別として褒めておきたい。入れてきたとしても、全体に通じる「足を引っ張る悪人はいない」という守るべき最低限の線はキチンと踏んでいる。某ネトラボはその点を激しく排撃していたが、もとからそういう「おかゆである。その点を看過してわざわざ「おかゆじゃん」というのは明らかにお前は黙ってろ案件ではあるまいか。こういうのでいいんだよこういうので。おまえは試写室で硬くて暗い映画でもメモ取りながら見てろ。

さらにいえば、追加エピソードは極めて現在的で、かつ意表の付き方はなかなかいい。そして作中ジーンの言を借りて”俺がこれが必要だと思ったから足したんだよお前がどう思ったとしても”と開き直る。下手な言い訳より余程好感できるというものだ。この追加によってこの映画ちゃんと、そして最大の眼目でもある「90分にする」という目的も達している。この映画もう一つの興味は、ちゃんと予定の尺を作れるかという点だ。その曲芸破綻なくこなし通した、というのは十分に称賛に値しよう。

もう一つ、この追加でプラスになったのはミスティア描写だろう。原作(但し1巻のみ)では単なる後背の完璧超人であったが(初見の時いつ裏切るかと思っていた)、削られた部分を考えてもそれを超えてきた。

ただし、原作寄りの見方をすれば時系列の切り替えはあまり映画的にしたいという欲が見えすぎる。原作的な同時並行でもよかったのではあるまいか

一番気になったのは、編集シーン。あれ、全盛期にそれをメタ皮肉った「num1000って大体こんな感じ」というフラッシュ動画に見えてしょうがなかった。PC上のる編集シーンなんてどうしたって絵にはならないけどね。これを頂点に、随所に「あと一歩でありがちなダメ邦画」に陥る剣ガ峰に立っている感が目立つ。

もう一つは、アニメ描写なのか「ココすごいシーン」というのを絵だけで何とかできず、記号的に処理した(のか、記号自体がありうるリアリティラインなのかが微妙ではあるが)のはあまり頂けない。原作はうまく黒澤したけどあれをアニメでやるわけにもいかなかった。

とはいえ、その致命的な一歩を誤って踏み出さなかったバランス感覚があって本当に良かった。綱渡り師はちゃんと彼のロープ渡り切った。ここらじゃしばしば綱渡りは失敗する。中にはハッパ決めすぎてロープからテメェが落ちたことにも気づかない莫迦までいるからな。

気楽に前向きハッピーに、ってのは悪くないし、その目的にほんのちょっと我意を混ぜ込んだにしては手際よく90分にまとまってる。エンドロールも含めて、こまめにくすぐるサービス精神も旺盛。郷土出世頭を仰ぎ見るこちとらとしては、拍手喝采大団円だ。それでいいじゃないですか。こういうのでいいんだよこういうので。

まあ、佳作と言っていいんじゃないでしょうか。

総評パンツが見えたので星3つです

2021-06-16

[] カムバック・トゥ・ハリウッド!!

ヒットした作品にはエピゴーネンが現れる。

「アレみたいだけどアレじゃない新作を{見たい|見せろ|作れ}」という声は観客からスポンサーからも上がるものです。

ある程度以上たくさん作られると”西部劇”「ジャンル」になり、数が少なくて類似度が高いと「パクリ」と言われたり。

ジョーズ然り、スターウォーズ然り。ゴジラ然り。PUBG然り。ドラクエ然り。 

吸血鬼を狩るアニメも鬼滅のヒットを受けてきっと企画が走っているでしょう。

で、本作は「ワンスアポアタイムインハリウッドものと言えます。実際はそれよりずっと前から企画だったようですが。

(「ヘイル・シーザー!」「プロデューサーズ」という作品もありました)

1974年ハリウッド舞台にした、人間の屑映画プロデューサー主人公の、映画作りを舞台にしたコメディ

特徴的なのが、今どきの映画だってことで。

主たる劇中劇マッチョ映画代表ともいえる西部劇作品なんですけど、女性監督立候補する。え?西部劇だよ?無理無理、って反対する主人公プロデューサー)らがちょっと間抜けに描かれます。逆にマッチョ体現者(ジョンウェインを思わせる)老俳優がその女性監督を抜擢させます

映画の内容も、ざっくり言うとインディアンアメリカンネイティブ)を敵として生きてきた主人公が老人となって最後インディアンアメリカンネイティブ)の味方になるというもの。これもステレオタイプではない、「新しい」西部劇っぽいですよね。

BLM時代を反映する黒人差別ギャグもありますメインキャラクターの一人、モーガン・フリーマン映画オタクで部下のチンピラを引き連れて主人公映画製作邪魔をしたりする悪役なんですけど美味しい役どころ。

部下も当然黒人

親分が「ここで○○(作品名)がShotされたんだ」って言うと

子分は「〇〇?そいつ誰?なんで撃たれたんですか?」と。

撮影のことをShootっていうのが掛け言葉になってるんですね。(ツーショット写真のShotと散弾銃ショットガンのShot)

という感じで映画のことは親分ほどは全然詳しくない。

でも最後には「これから黒人主演の黒人のための映画を作るぜ」ってなっちゃう。(タランティーノも好きな「ブラックエクスプロイテーション」ってやつを反映してるんだと思う)

これは字幕で訳出されていないんですけど、新進気鋭の女性監督リアルを追及して地味な色調のまま画を撮ろうとする。インディアンの服も、橋も、建物もみんな茶色

頭が古そうなベテランスタッフは「カラーが足りない…」とボヤく。

で、撮影中に上記黒人ヤクザの子分が派手な服装で現れたのを見てそのスタッフ一言

「ああ、やっとカラーが来た」とつぶやく

これ、服の色だけじゃなく、Colored People =有色人種 というネタですね。

英辞郎でいうと”1.色のついた、色付きの、着色[彩色]された、有色の、色づいた

2.有色人種の ◆特に黒人の」という意味で用いられた時期もあったが、今日ではblackを用いるのが一般的。”

って二つの意味をかけています

また、若き日の俳優黒人女性と愛し合っており、結婚たかったのですが、キャリアのためにそれを断念したー断念させられたという過去が明かされます。ここも現代風ですね。

現代社会視点の盛沢山の中に、最後にLGBネタまでもぶち込んでくるのはサービスしすぎかな?


多幸感に満ちた、「これぞ大団円」って感じで終わるので、多少のツッコミどころはありますが、おおらかな気持ちで楽しめる、良い作品でした。

エンドロールが始まってから、冒頭の屑プロデューサーの作ったクソ映画の嘘予告編が流れて、これもタランティーノ連想する要素でした。

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