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はてなキーワード: 記録映画とは

2022-08-13

anond:20220813094100

1970年代くらいまでは芸術家とかが記録映画とか実験映画とか作っていたので、それを知ってる=欧米最先端文化アクセスできるというマウントになっていた。パトロンとなっている人たちや出演している俳優女優モデルその周辺も含めた芸術文化サロン知識ネットビデオが発達する前のYOUTUBERに相当するのかな。映画文化ハリウッド含めて華々しいけど、ビデオ文化ってあんまり聞かないな。ナムジュンパイクがビデオ芸術家だったのだろうか。いまはYOUTUBERの動向を知っていることが教養かといえば、YOUTUBER文化サロン形成しないのであんまり教養と思われていないね

2022-05-25

やっぱさあ、男 vs 女 とかじゃねえんだよ、

権力ある犯罪者 vs 虐げられる一般市民として団結して対抗していこうぜ!

↓これ見たら分かるだろ、犯罪者犯罪者であって性別で雑に分けるようなものじゃないんだ。

「拳で顔面を殴打」東京五輪公式記録映画河瀬直美監督事務所スタッフ暴力 | 文春オンライン

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/54607

雑に 男 vs 女 の構図にするから無駄無罪の男を敵にまわして、男もそれに反論せざるを得ないから、男女同士の消耗戦にしかならない。

フェミニスト言葉に惑わされず、男 vs 女 の構図は捨てて、単に平等観点おかしものおかしいと言っていけばいいんだ。

当然その中には特定の男が特定の女を性搾取してることも取り上げて批判していくこともできる。

もはや雑な 男 vs 女 の構図は捨てる時だ。

2022-04-27

邦画をみている人間人権意識がない

もう、邦画を見るってことは暴力や性加害に対して賛成するという意味になってるよな。

邦画趣味って言ってる人間を見ると人権意識が低いんだろうなと思わざるえない

河瀬直美監督とか見てると

東京五輪公式記録映画河瀬直美監督 撮影中の暴行カメラマン降板

https://bunshun.jp/articles/-/53961

2022-04-13

[]河瀬直美東大入学式祝辞問題

4月12日映画監督河瀬直美東大入学式祝辞で、

ロシア悪者にするのは簡単

一方的な側から意見に左右されて物の本質を見誤ってはいいか

などと、どっちもどっち論とも受け取れる内容の発言をして批判を浴びた。

河瀬直美東京五輪公式記録映画総監督を務めており、

その製作現場撮影したNHKドキュメンタリー番組字幕捏造問題にも巻き込まれている。

2021-09-24

ジョニーデップ主演『MINAMATA-ミナマタ-』を観てきた

テーマは深刻なんだけど、ジョニーデップの持ち味の出た、面白い映画だった。


どうでもいいことだけど、昔からなぜか、

ジョニー・デップのことをしょっちゅうジョニーディップと言い間違えてきた。

これは、バングラデシュのことを、バングラディッシュと言い間違えるより恥ずかしいことだと思っている。

そのジョニーデップが写真家ユージン・スミスを演じる?というのが、

パイレーツオブカリビアンイメージがこびり付いた身には全く想像がつかない。

興味本位で観に行ったら、本人としか思えないユージン・スミスぶりに、おお、と感動してしまった(あったことはないけど)。

ユージン・スミスのことは、というと

この映画を見るまでほとんど何も知らなかったので、どういう背景があって、あの写真が生まれたのか、垣間見られてちょっと感銘を受けたりもした。

映画で描かれているユージン・スミスは、アル中で薬中。過去のいろいろで、メンタルをやられて写真家としてのモチベーションどん底にあった頃のユージン・スミスだ。

一方、フォトジャーナリズムを標ぼうしたものの、売上が上がらず、次第に、魂を売るかのような大衆迎合的な記事広告を載せ始めた、落ち目写真「ライフ」が背景として描かれている。

ピューリッツァ賞を夢見て起死回生を図るべく、次の目標に選んだテーマが、当時、世界のあちこち問題化し始めた公害だった。

当時、すでにMINAMATAの名は世界でも、

日本辺境の地で奇病だの猫踊り病だのと言われ、長い間、対応がなされず蓋をされ続けてきた公害として知られていた。

この映画は、写真家として再起を図るユージン・スミスと逆転ホームランを狙う写真誌が、水俣病に目を付けるところから始まる。

いやー、こういう不純な動機、構図。なかなか良いと思う。

水俣の記録ドキュメンタリは、これまでも土本典昭NHK、いくつかみたことがあったけれども、この目線はいままでなかった。

外国人制作するとこうなのか。

この映画の見どころはなんといっても、ユージン・スミス写真家として、親としての葛藤を描くジョニーデップの演技。

日本にきたものの、途中でやる気をなくして投げ出してしまい、大切なはずのカメラまで現地の少年にあげてしまうシーンとか。

ジョニーデップは、本当にクズっぽいシーンがよく似合う。

ただ、残念でならないのは、ロケ地

違和感があったのでググったら、なんと日本ではない。観終わったあとに読んだ町山智浩コメントによると、セルビア・モンテネグロなのだという。

どうりで、海のシーンが逆光でぼんやりしているものが多かったわけだ。

漁民も、漁民たちが扱う魚も、明らかに違和感ありまくりで、端的に貧相だった。違うだろ。。もっと豊かな海を描いてほしかった。

あと、土本作品へのリスペクト、というのもひそかに注目していたのだけど、

まあ特にないのかな、という印象だった。

映画のなかで、アコーディオン少年が出てきた。

過去記録映画を観ていれば、モデルが誰なのか、すぐにピンとくる。

ここはやはり、あれだろう、船頭小唄だろう、と思ったのだけど

アコーディオン少年交流するシーンはなかった。

そのかわり、ユージン・スミスなついて、カメラに興味を示し、撮って遊ぶ天真爛漫な少年が描かれている。

しかし、考えてみれば、船頭小唄なんぞ奏でようものなら、そのメッセージ性が強烈すぎて、

物語邪魔してしまうだろうから日本の観客向けにはむしろないほうがいい、ということかもしれない。






映画クライマックスは、水俣病歴史で欠かすことのできない、大きな事件であるチッソ株主総会

そこからの流れはとてもテンポがよく、裁判によりチッソ補償を決定するまでの激動の動きが、

ユージン・スミスもっとも有名な写真である、「入浴する智子と母」の撮影シーンを織り込んで進んでゆく。

國村隼演じるチッソ社長人間味があって、いい味を出していた。土本作品など過去のドキュメンタリ映画ではなかなか見ることのできなかった加害者視点被害者と向き合い補償決断するチッソ社長の描かれ方は映画ならではであり、圧巻と言わざるを得ない。

見事な演出だと思う。

NHKアーカイブスでも視聴できる有名なチッソ株主総会は、1970年

スミス乱闘に巻き込まれて負傷した事件は翌年の東京本社での事件なので史実とはちょっと違うが、

そのようなリミックスにさして大きな違和感はなかった。


映画は、1973年チッソ補償決断し、川本輝夫映画では真田広之演じるミツオ)が裁判での勝訴をかみしめるところで終わる。

その後の水俣病の動きはわずかにエンドロールで触れられているに過ぎない。


この映画は、ベースの設定が雑誌ライフの復活とユージン・スミスの再起というテーマを背負っていたため、

チッソ責任を認め、補償に応じる、という、ここで終わりになるのは、それはそれでエンタメ的な収まりどころ、なのかもしれない。


しかし、現実水俣病歴史は、ある意味、まさにこの裁判勝訴と、それに続くチッソ補償協定とを契機に、

チッソVS被害者団体という構図から経済優先で被害を黙認する行政VS被害者という構図に大きく変化してゆく。

この映画が第2幕の終わりだとすれば、第3幕はスーパーヒーロー不在の、果てしなき国との闘いだ。

チッソ社長が除去された水をコップで飲んで見せたことで有名な、有機水銀除去サーキュレーター

効果がないのを知りつつ黙認してきた通産省を筆頭に、高度経済成長を錦の御旗に被害に蓋をし続けてきた行政悪業が明らかにされてゆく。

最終的に国の規制権限行使しなかった責任最高裁で認められたのは、それから四半世紀後の2004年


さらに一方で、1973年被害者の勝訴判決は、チッソ患者への補償の契機となったものの、その補償協定のものが、地域社会の新たな分断の出発点ともなった。

補償をするためには、患者が症状によって定義される必要があるのは自明の理だが、補償協定の1600万円を受け取るに値する症状という形で定義・整理されてしまったのだ。

当然、要件を満たない被害者足切りが始まるわけだ。

そして、さらに、さらに、さら問題は複雑化する。

そこに絡んでくるのが厚生省と当時の環境庁だ。国の定める、公健法上の患者認定基準が、チッソ患者団体との補償協定要件に連動してしまったのだ。

どういうことかというと、国は広範囲患者認定を推進するため、公害健康被害補償法により水俣病被害者認定制度を創設したが、

そこで認定された被害者は、73年に本来は一部の患者団体と締結した補償協定適用を受けることが認められ、1600万円を受け取ることができるようになる、という仕組みだった。

しかし、1600万という高額の補償が、結果的に、チッソ補償能力を超え、被害者認定の足かせとなってしまう。取りこぼされた多くの被害者今日に至るまで苦しんでいる、というのが、

映画のその後の世界なのだ2004年最高裁被害者要件を国の認定基準より緩く認定した、にもかかわらず、だ。

そして国の重要産業である化学工業、そしてチッソ賠償破産を食い止めるため国や県が金融支援をし続ける、という構図がこの映画の後に待ち構えている世界だ。

国は当然、実態調査疫学調査消極的で、というか一度もなされたことがない。

その意味では、映画エンディングシーンである勝訴判決は、実は新たな闘いの出発点ともいえるのが水俣病歴史だ。


そのことを思い返しながら、映画の話に戻ると、この映画の残念なところは、以下の点。

風景日本でない、不知火海が見えない、漁民がいまひとつリアリティがない

写真家出版社、一部の被害者闘争リーダーという限られた構図で、実態解明に尽力した熊大や問題放置した行政が出てこない

・だから、なぜ原因企業が折れて補償に応じたのに問題解決しないかみえてこない→多分世界中の公害類似のことが起きているだろう。

エンドロールで見せている世界公害リアリティを与えるためにはやはり行政視点をどこかに織り込まなければならなかったのでは。

ただ、だからといってつまらない映画では決してなかったし、満足感は高かった。みようによっては、セルビア・モンテネグロにしちゃあ頑張って日本漁村を描いた、ともいえる。

ジョニーデップのクズっぽいキャラは最高に楽しめたし、撮影に至るまでの信頼関係の醸成など背景がみえたのは、この映画の見どころだ。

(追記

https://anond.hatelabo.jp/20210929124437

2021-07-24

レニ・リーフェンシュタール民族の祭典」

1936年ベルリンオリンピック記録映画ナチスプロパガンダ映画でもある。

でも映画評論家は絶賛してた。戦後ナチスは悪だったのにもかかわらず。

そんな映画評論家達は右翼というわけではなく、ソ連映画だって絶賛してた。

しろどっちかというと左寄りだったと思う。

今はこの映画どういう位置づけなのか、あんまり触れてる文化人いなそうなのでわからない

芸術として優れているのだからナチスとは切り離して評価するという考え方もあれば

切り離すことはできないという考え方もあるだろう

そして自分としては、この相反する考えのどっちも尤もだと思ってしまう。

2021-04-20

萌の朱雀

河瀬直美監督の「萌の朱雀」をいまさらながら観たんだけど、

なんか予想に反してギャルゲーみたいな内容だった。いや、マジでエロはないけど。

ともあれ、オリンピック記録映画への期待が爆上がりしています

2019-11-22

anond:20191122091657

ドキュメンタリーでもましてや記録映画でもない(あっ過去にはディズニー制作でも確かあったな)から、ええやんなんでも、できるだけたくさんのひとがいやなきぶんにならんかったら。

2016-08-03

[]映画ゴジラ(1954)」

デジタルリマスターされたのがBS放送されてたの録画して見た

終戦から10年立たずに撮られたせいか(よくこんな映画取る余裕あったなあ)、各所に戦争記録映画?と思わせる描写がたくさんあった

平成ゴジラしか見たことなかった自分としては結構ショッキングなシーンも多かった

ゴジラが外洋に出現して船を沈没させる

その後孤島にくる

その後東京にきて暴れる 電車くわえたりとか

戦闘機からミサイルで海に逃げる

芹沢博士オキシジェンデストロイヤーゴジラを骨にする

でもまた水爆があれば別のゴジラはいくらもでいるんだ・・・END

避難所で怪我した人がうんうんうなってるシーンとか、避難(というより疎開)シーンは、もろに戦時中を髣髴とさせる描写の仕方だった

あとはもろに反水爆映画だなあとも

特撮ミニチュアとかオモチャ丸出し、ミサイルロケット花火丸出しだったのは愛嬌だったけど

福部さんのゴジラゴジラゴジラがやってきた♪のBGMゴジラの声が最初からこれだったんだなあと思ってちょっと感動した

オキシジェンデストロイヤーっていう言葉が、時代に似合わずめちゃくちゃ進んだSF用語に聞こえた

なんとなくゴジラデストロイアで初出のイメージだったから、初代から出てきてたのかーと驚いた

でもミニチュアのちゃちさとかに目をつぶれば(つーか時代かんがみればしょうがないよね)、映画としては80、90年台のゴジラよりも面白く見れた気がした

単純にエンタメを重視するのもいいとは思うけど、たまにはこういう市井の人々について描いてるのもいいね

あとはエヴァシンゴジのオマージュがたくさん言われてるけど、初代ゴジラで海からやってくるゴジラに対して戦車順次出動して海岸際で迎え撃つシーンとかは、エヴァ1話(序の最初)とそっくりだなあと思った

ゴジラエヴァシネヴァ→エンゴリラって感じかな

 
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