はてなキーワード: バングラディッシュとは
テーマは深刻なんだけど、ジョニーデップの持ち味の出た、面白い映画だった。
どうでもいいことだけど、昔からなぜか、
ジョニー・デップのことをしょっちゅう、ジョニー・ディップと言い間違えてきた。
これは、バングラデシュのことを、バングラディッシュと言い間違えるより恥ずかしいことだと思っている。
そのジョニーデップが写真家ユージン・スミスを演じる?というのが、
パイレーツオブカリビアンのイメージがこびり付いた身には全く想像がつかない。
興味本位で観に行ったら、本人としか思えないユージン・スミスぶりに、おお、と感動してしまった(あったことはないけど)。
ユージン・スミスのことは、というと
この映画を見るまでほとんど何も知らなかったので、どういう背景があって、あの写真が生まれたのか、垣間見られてちょっと感銘を受けたりもした。
映画で描かれているユージン・スミスは、アル中で薬中。過去のいろいろで、メンタルをやられて写真家としてのモチベーションがどん底にあった頃のユージン・スミスだ。
一方、フォトジャーナリズムを標ぼうしたものの、売上が上がらず、次第に、魂を売るかのような大衆迎合的な記事や広告を載せ始めた、落ち目の写真誌「ライフ」が背景として描かれている。
ピューリッツァ賞を夢見て起死回生を図るべく、次の目標に選んだテーマが、当時、世界のあちこちで問題化し始めた公害だった。
当時、すでにMINAMATAの名は世界でも、
日本の辺境の地で奇病だの猫踊り病だのと言われ、長い間、対応がなされず蓋をされ続けてきた公害として知られていた。
この映画は、写真家として再起を図るユージン・スミスと逆転ホームランを狙う写真誌が、水俣病に目を付けるところから始まる。
いやー、こういう不純な動機、構図。なかなか良いと思う。
水俣の記録ドキュメンタリは、これまでも土本典昭やNHK、いくつかみたことがあったけれども、この目線はいままでなかった。
この映画の見どころはなんといっても、ユージン・スミスの写真家として、親としての葛藤を描くジョニーデップの演技。
日本にきたものの、途中でやる気をなくして投げ出してしまい、大切なはずのカメラまで現地の少年にあげてしまうシーンとか。
ただ、残念でならないのは、ロケ地。
違和感があったのでググったら、なんと日本ではない。観終わったあとに読んだ町山智浩のコメントによると、セルビア・モンテネグロなのだという。
どうりで、海のシーンが逆光でぼんやりしているものが多かったわけだ。
漁民も、漁民たちが扱う魚も、明らかに違和感ありまくりで、端的に貧相だった。違うだろ。。もっと豊かな海を描いてほしかった。
あと、土本作品へのリスペクト、というのもひそかに注目していたのだけど、
まあ特にないのかな、という印象だった。
過去の記録映画を観ていれば、モデルが誰なのか、すぐにピンとくる。
ここはやはり、あれだろう、船頭小唄だろう、と思ったのだけど
そのかわり、ユージン・スミスになついて、カメラに興味を示し、撮って遊ぶ天真爛漫な少年が描かれている。
しかし、考えてみれば、船頭小唄なんぞ奏でようものなら、そのメッセージ性が強烈すぎて、
物語を邪魔してしまうだろうから、日本の観客向けにはむしろないほうがいい、ということかもしれない。
映画のクライマックスは、水俣病の歴史で欠かすことのできない、大きな事件である、チッソ株主総会。
そこからの流れはとてもテンポがよく、裁判によりチッソが補償を決定するまでの激動の動きが、
ユージン・スミスのもっとも有名な写真である、「入浴する智子と母」の撮影シーンを織り込んで進んでゆく。
國村隼演じるチッソ社長が人間味があって、いい味を出していた。土本作品など過去のドキュメンタリ映画ではなかなか見ることのできなかった加害者の視点、被害者と向き合い補償を決断するチッソ社長の描かれ方は映画ならではであり、圧巻と言わざるを得ない。
見事な演出だと思う。
NHKアーカイブスでも視聴できる有名なチッソ株主総会は、1970年。
スミスが乱闘に巻き込まれて負傷した事件は翌年の東京本社での事件なので史実とはちょっと違うが、
映画は、1973年、チッソが補償を決断し、川本輝夫(映画では真田広之演じるミツオ)が裁判での勝訴をかみしめるところで終わる。
その後の水俣病の動きはわずかにエンドロールで触れられているに過ぎない。
この映画は、ベースの設定が雑誌ライフの復活とユージン・スミスの再起というテーマを背負っていたため、
チッソが責任を認め、補償に応じる、という、ここで終わりになるのは、それはそれでエンタメ的な収まりどころ、なのかもしれない。
しかし、現実の水俣病の歴史は、ある意味、まさにこの裁判勝訴と、それに続くチッソの補償協定とを契機に、
チッソVS被害者団体という構図から、経済優先で被害を黙認する行政VS被害者という構図に大きく変化してゆく。
この映画が第2幕の終わりだとすれば、第3幕はスーパーヒーロー不在の、果てしなき国との闘いだ。
チッソの社長が除去された水をコップで飲んで見せたことで有名な、有機水銀除去サーキュレーター。
効果がないのを知りつつ黙認してきた通産省を筆頭に、高度経済成長を錦の御旗に被害に蓋をし続けてきた行政の悪業が明らかにされてゆく。
最終的に国の規制権限を行使しなかった責任が最高裁で認められたのは、それから四半世紀後の2004年。
さらに一方で、1973年の被害者の勝訴判決は、チッソの患者への補償の契機となったものの、その補償協定そのものが、地域社会の新たな分断の出発点ともなった。
補償をするためには、患者が症状によって定義される必要があるのは自明の理だが、補償協定の1600万円を受け取るに値する症状という形で定義・整理されてしまったのだ。
そこに絡んでくるのが厚生省と当時の環境庁だ。国の定める、公健法上の患者認定基準が、チッソと患者団体との補償協定の要件に連動してしまったのだ。
どういうことかというと、国は広範囲に患者認定を推進するため、公害健康被害補償法により水俣病被害者の認定制度を創設したが、
そこで認定された被害者は、73年に本来は一部の患者団体と締結した補償協定の適用を受けることが認められ、1600万円を受け取ることができるようになる、という仕組みだった。
しかし、1600万という高額の補償が、結果的に、チッソの補償能力を超え、被害者認定の足かせとなってしまう。取りこぼされた多くの被害者が今日に至るまで苦しんでいる、というのが、
映画のその後の世界なのだ。2004年に最高裁が被害者の要件を国の認定基準より緩く認定した、にもかかわらず、だ。
そして国の重要産業である化学工業、そしてチッソの賠償破産を食い止めるため国や県が金融支援をし続ける、という構図がこの映画の後に待ち構えている世界だ。
国は当然、実態調査、疫学的調査に消極的で、というか一度もなされたことがない。
その意味では、映画のエンディングシーンである勝訴判決は、実は新たな闘いの出発点ともいえるのが水俣病の歴史だ。
そのことを思い返しながら、映画の話に戻ると、この映画の残念なところは、以下の点。
・風景が日本でない、不知火海が見えない、漁民がいまひとつリアリティがない
・写真家、出版社、一部の被害者闘争のリーダーという限られた構図で、実態解明に尽力した熊大や問題を放置した行政が出てこない
・だから、なぜ原因企業が折れて補償に応じたのに問題が解決しないか、みえてこない→多分世界中の公害で類似のことが起きているだろう。
・エンドロールで見せている世界の公害にリアリティを与えるためにはやはり行政の視点をどこかに織り込まなければならなかったのでは。
ただ、だからといってつまらない映画では決してなかったし、満足感は高かった。みようによっては、セルビア・モンテネグロにしちゃあ頑張って日本の漁村を描いた、ともいえる。
ジョニーデップのクズっぽいキャラは最高に楽しめたし、撮影に至るまでの信頼関係の醸成など背景がみえたのは、この映画の見どころだ。
(追記)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASN6N54S3N6HUPQJ006.html
ソース:https://www.worldometers.info/coronavirus/
6/21現在
*1位 13,277 インド
*2位 *9,507 イラン
*3位 *4,927 トルコ
*4位 *4,634 中国
*5位 *3,382 パキスタン
*6位 *2,429 インドネシア
*7位 *1,425 バングラディッシュ
*8位 *1,230 サウジアラビア
*9位 *1,150 フィリピン
現在、11番目。しかし、今日時点でも日本の重体者数は61名いるためまだまだ予断は許さない状況。
「10万人あたりの死者数なら2位だ」という人もいるだろうから、以下に書いておきます。
*3位 *7.5人 クウェート
*4位 *5.8人 トルコ
*5位 *3.5人 サウジアラビア
*6位 *3.5人 バーレーン
*7位 *3.3人 イスラエル
*8位 *3.3人 カタール
*9位 *3.0人 UAE
:
13位 *1.5人 パキスタン
:
18位 *1.0人 フィリピン
:
:
22位 *0.8人 日本
:
25位 *0.5人 韓国
:
32位 *0.3人 中国
致死率=死者数/感染者数
1位 27.6% イエメン
2位 *5.6% 中国
3位 *5.4% インドネシア
4位 *5.4% 日本
5位 *4.7% イラン
http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2018
Country | 日本(2017) | 日本 | アメリカ | ドイツ | フランス | イギリス | イタリア | カナダ | 韓国 | アイスランド | スウェーデン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
score(rank) | 0.657(114) | 0.662(110) | 0.72(51) | 0.776(14) | 0.779(12) | 0.774(15) | 0.706(70) | 0.771(16) | 0.657(115) | 0.858(1) | 0.822(3) |
Economic | 0.58(114) | 0.595(117) | 0.782(19) | 0.734(36) | 0.685(63) | 0.705(52) | 0.592(118) | 0.748(27) | 0.549(124) | 0.793(16) | 0.808(9) |
Labour force participation | 0.781(79) | 0.799(79) | 0.854(59) | 0.897(40) | 0.895(42) | 0.876(51) | 0.737(93) | 0.912(31) | 0.75(88) | 0.939(20) | 0.956(13) |
Wage equality for similar work (survey) | 0.672(52) | 0.696(45) | 0.796(8) | 0.717(33) | 0.488(133) | 0.654(64) | 0.512(126) | 0.69(50) | 0.532(121) | 0.82(1) | 0.735(25) |
Estimated earned income (PPP, US$) | 0.524(100) | 0.527(103) | 0.648(60) | 0.684(38) | 0.724(24) | 0.555(96) | 0.57(91) | 0.675(42) | 0.457(121) | 0.722(26) | 0.785(14) |
Legislators, senior officials and managers | 0.142(116) | 0.152(129) | 0.681(24) | 0.413(87) | 0.501(63) | 0.567(46) | 0.379(92) | 0.551(50) | 0.141(133) | 0.479(68) | 0.637(31) |
Professional and technical workers | 0.654(101) | 0.671(108) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.996(68) | 0.859(92) | 1(1) | 0.927(86) | 1(1) | 1(1) |
Educational attainment | 0.991(74) | 0.994(65) | 0.998(46) | 0.976(97) | 1(1) | 0.999(38) | 0.995(61) | 1(1) | 0.973(100) | 0.999(39) | 0.998(52) |
Literacy rate | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.994(60) | 1(1) | () | 1(1) | 1(1) |
Enrolment in primary education | 1(1) | 1(1) | 0.996(82) | () | 1(1) | 0.999(72) | 0.993(91) | () | 1(1) | 0.998(73) | 0.996(77) |
Enrolment in secondary education | 1(1) | 1(1) | 1(103) | 0.944(128) | 1(1) | 1(1) | 0.999(104) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.996(109) |
Enrolment in tertiary education | 0.926(101) | 0.952(103) | 1(1) | 0.999(100) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | () | 0.78(113) | 1(1) | 1(1) |
Health and survival | 0.98(1) | 0.979(41) | 0.976(71) | 0.973(85) | 0.978(78) | 0.97(110) | 0.969(116) | 0.971(104) | 0.973(87) | 0.968(121) | 0.969(115) |
Sex ratio at birth | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.941(131) | 0.944(1) | 0.935(137) | 0.944(1) | 0.943(114) |
Healthy life expectancy | 1.06(1) | 1.059(57) | 1.048(79) | 1.04(95) | 1.043(87) | 1.028(119) | 1.032(111) | 1.032(111) | 1.06(1) | 1.021(129) | 1.027(123) |
Political empowerment | 0.078(123) | 0.081(125) | 0.125(98) | 0.481(12) | 0.458(10) | 0.421(11) | 0.267(38) | 0.365(21) | 0.134(92) | 0.674(1) | 0.512(7) |
Women in parliament | 0.102(129) | 0.112(130) | 0.244(88) | 0.444(41) | 0.655(14) | 0.474(36) | 0.556(27) | 0.37(52) | 0.205(102) | 0.615(20) | 0.856(6) |
Women in ministerial positions | 0.188(88) | 0.188(89) | 0.2(85) | 0.5(22) | 1(1) | 0.444(23) | 0.385(29) | 1(1) | 0.1(119) | 0.667(10) | 1(1) |
Years with female head of state (last 50) | 0(69) | 0(71) | 0(71) | 0.355(9) | 0.018(53) | 0.371(7) | 0(71) | 0.007(61) | 0.104(28) | 0.718(2) | 0(71) |
Global Gender Gap Indexは発展途上国が高めに出ることがあるなど、問題点もあり、それゆえ他の性差に関する指標が作られてたりする。
例えば極端な例として内戦の激しい国があると女性の労働参加率が高くなり、男子は早くから兵に取られ学校に通えず、長生きできない。
レイプなどが多発するような状況でもランキングには影響を与えない。
このデータは多分ジェンダーギャップのための調査でなく、既存の調査のなかからそれっぽいものをまとめたものだと思われる。
総合ランキングよりかはそれぞれの項目を見たほうが良いかもしれない。
例えばバングラディッシュは総合46位だが、女性の首相の在任期間が1位というだけで、経済133位、教育116位、健康117位である。
イスラム教ということもあってなのか日本とくらべ女性の地位はかなり低い。
全体の中の大まかなポジションを見るのには良いが、議論をするなら詳細を見ておくべきだろう。
Estimated earned income を労働時間で調整してみる。
Balancing paid work, unpaid work and leisure
http://www.oecd.org/gender/data/balancingpaidworkunpaidworkandleisure.htm
Country | 日本 | アメリカ | ドイツ | フランス | イギリス | イタリア | カナダ | 韓国 | スウェーデン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Estimated earned income | 0.527 | 0.648 | 0.684 | 0.724 | 0.555 | 0.57 | 0.675 | 0.457 | 0.785 |
paid work time | 0.602 | 0.734 | 0.707 | 0.745 | 0.699 | 0.602 | 0.786 | 0.647 | 0.835 |
0.875 | 0.932 | 0.967 | 0.972 | 0.794 | 0.947 | 0.859 | 0.706 | 0.940 |
女性のフルタイム / パートタイム 比率を見てみるとドイツは日本と同じぐらいパートが多いのに、男女の労働時間比は英米に近い。
女性の労働参加率の高さとともに、男性の労働時間の短さもあるのだろう。
FTPT employment based on a common definition
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=FTPTC_D
女性 full / part 比
日1.724 独1.714 仏3.514 英2.563 伊2.083 加2.821 韓4.900 スウェーデン4.712 ノルウェー2.748 フィンランド4.738
といっても
スパイス取り寄せてテンパリングして遊んでるわけではないのよ。
まだいろいろなお店を食べ歩いているレヴェル。
ちょっと脂がモッタリしてる感じだと思ったけど、
慣れると美味しいわ。
ご存じジャポニカ米とは違ってパサパサしてるけど私は好きだわ。
でもその分、
お米がサラサラしてるからスパイスの香りを良くお米にまとえるような気がして
例えで言うと、
なにを付けて夜寝ますか?ってシャネルの5番よ!ってマリリンモンローが言っちゃうぐらいな感じ。
ふーん、よく分からないけど。
でも、インドの料理とはまた違うスパイスの使い方なのかしら?って思ったわ。
お店の人パキスタン人だと思うんだけど、
シェフ曰く、
バングラデシュに行って食べてみると良いよって教えてくれたわ。
謎解き冒険アドベンチャーゲームでは村人が重要な台詞を言ってくれるんだけど、
まさにそういった感じだったわ。
食べてみたい気持が強まってくるわ!
興味津々よ。
流石に現地にはすぐに行けないので、
お料理食べ歩きと言えども
うふふ。
今日のBGMはサザンオールスターズさんで
これでションテンあげるわよ~!
ふんふんふん♪
スイカももうマーケットの売り場に数少なくなってきてちょっと寂しいけど、
梨はみずみずしいから、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
奨学金が充実してるというけど一流大学は基本私立だし学費は年間500万円、公立でも200万円する
奨学金のこと言う人はなぜかもらえる前提だけど、みんなもらえるなら学生ローンで苦しんでるアメリカの学生の事情がニュースにならないわけで
ちょっと都合よすぎる話だと思うんだよね、知らないならアメリカ 学生ローンで検索してみたらいいと思う
参考:http://toyokeizai.net/articles/-/167691
参考:https://cdn.statista.com/chart/15235/outstanding-student-loans-in-the-us/
あと、奨学金じゃなく学生ローンに名前変えろっていう小細工系の意見もアメリカを例に考えれば意味がないってのが分かるよね
ドイツの国立大学は学費が無料だ!と思うかもしれないがその犠牲が進路選択に出る。
なんとドイツは小4で進路が決まるんだよ!小4!ドイツも義務教育は9年なんだけど、小学校は4年までで、その時の成績で進路が決まる
成績の悪い人が行く職業訓練校みたいなMittelschule(昔はHauptschuleと言われてた)
中くらいの成績の人がいく専門学校みたいなRealschule
そして大学へ行く人向けの予備校みたいなGymnasiumに振り分けられる
最近は多少緩和はされてMittelschuleやRealschuleから大学行くこともできなくもないけど、基本は小4で決まるんだよ
たしかに学費は無料かもしれないけど、言ってみれば実りが小さそうなやつを選定するという結構きついことやってるわけ。ほぼ優生学だよ
日本の奨学金の話だけど、いってみればグラミン銀行みたいなもんだよ
グラミン銀行ってしってる?はてなの人は知ってるかもしれんが、ノーベル平和賞をとるくらい世界的な評価されたバングラディッシュの銀行
この銀行が面白いのは金利の低い銀行では借りられない人に、高利で貸してあげたのよ
なんで高利貸しなのに評価されたのかというと、そもそも普通の銀行で低金利で借りれる条件は信用できる肩書でなければいけない
だから本当にお金に困ってる貧しい人はお金を借りる立場にすらなれなかった。
それを金利は高いかもしれないけど審査基準を下げる高利貸しなマイクロファイナンスを作ったら、お金に困ってる人が助かるんじゃないかってことだった。それが評価されたわけよ
女性の自立にもつながったりとか、その辺が評価されたからノーベル賞を受賞したんだと思うよ。高利貸しが弱者を救った面白い話だよねこれ
給付型の奨学金は聞こえはいいけど、それがもらえるのは限られた人で成績上位な優秀な人に集中するのが目に見えている
そりゃそうだよね、給付の奨学金なんて成績優秀な人以外にもあげたらパンクしちゃうもん
本当に助けなければいけないのはそこから漏れる、微妙なラインの人たちじゃないのかって話なのよ
だって給付型にして奨学金もらえそうな頭のいい子って、裕福な家庭だったりするんじゃないの?
たとえば東大生の親の年収は1000万超えてるのが普通だったりするわけで
たとえばそもそも働いて返せないっておかしいじゃんとか、そもそも大学多すぎない?とか、そういう方向で議論するべきだよね
ドイツの小4は極端だけど、高卒でも食っていける国造りのほうがまっとうな気がしますよ僕は
学歴別の給与差のグラフをバーンと張り付けて、大卒と高卒でこんなに違います!とか煽って、大学進学させようって躍起になるけどさ
なのにはてなは学歴エリートが多いからさ、もっと大学行けって思ってる連中の巣窟なわけで、そういう発想はできないよね。
給与格差って学歴じゃなくてある程度は相対的なもんだから、みんなが大学行ったら大学いっても食えない人出てくるよねそりゃ